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2013年06月世界史238: 教育の世界史 (140)
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なぜ歴史を学ぶの? (108)
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教育の世界史
- 1 :2012/11/17 〜 最終レス :2013/04/27
- 教育、教育機関、教育制度について広く語るスレです。
具体的には、以下のような内容を話せればいいかと思います。
●教育(・研究)機関
大学、教授会、大学自治、教会、修道院、その他の宗教的教育機関
(足利大学・比叡山)、道場、相撲部屋、寺子屋、私塾、藩校
●教育の方法
講義・教室での授業(板書スタイル)、試験、(学習修了者に対する)資格授与、
ブレーンストーミング、OJT
●試験のタイプ
科挙、官吏登用試験、国家試験
●教育の内容・身につけるべき教養の変遷
読み書きそろばん、古典の暗誦、語学、雄弁術(&弁証法・修辞学)、体育
●教育制度
学位授与制度、公教育、郷中教育、若者組、スパルタの教育制度、一子相伝、
弟子入り、インターン、徒弟制度、マイスター制度、社内教育、職業訓練
●教育としてのイニシエーション
元服式、会社の入社式・新人教育、未開社会の通過儀礼(バンジージャンプ等)
●その他、教育に付属する文化等
学生(教育者)の社会的地位・生活、寄宿舎・学生寮、カンニング、いじめ
- 2 :
- 神田が学生街なのは、幕末に三大道場があって
それが一種の巨大教育機関として機能していて、
それで学生の街を形作る元になったのかな?
- 3 :
- >会社の入社式・新人教育
確かに、現代日本のイニシエーションだな。
会社に入って社会人教育を受けることでやっと、いわゆる「日本人」としての特質が完全に身につく。
- 4 :
- 関連スレ
修道会の歴史
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/whis/1321629135/l50
- 5 :
- 先生が板書して、それを生徒が聴講する、というスタイルはいつから始まったんだろうね?
- 6 :
- >>5
一斉授業の原理的な背景はコメニウスによる『大教授学』以後だけど。
”先生が板書して、それを生徒が聴講する”ていうのは、
ざっくり言えばいわゆる公教育の概念以降の手法だから、知りたい国の公教育普及の流れを洗えばだいたい推測が付くと思うよ。
あんまり長文書いてもつまらない悪寒がするので、このくらいで・・・。
- 7 :
- 徴兵が抜けている。
- 8 :
- 宗教関係で言うと、イエズス会も当初からかなり教育に力を入れていたようだけど、
かれらが設立していた学校の授業ってどんな感じだったんでしょうか?
なかなかそういうことが分かる資料って無いですよね。
- 9 :
- >6
>あんまり長文書いてもつまらない悪寒がするので、このくらいで・・・。
いや面白いよ。
良かったらもっと続けてよ。
コメニウスなんて不勉強にして全然知らなかった。
>5
そもそも黒板(or 塗板)が発明される前って、板書が難しい気がするんだけど。
それ以前ってどうしていたんだろうね?
- 10 :
- >(足利大学・比叡山)、
大学じゃなくて足利学校だね。
明治5年まで続いていたのは驚異的。
- 11 :
- 近代以前の日本の重要教育機関というと、足利学校の他には、
延暦寺、コレジオ(臼杵、有馬)、ノビシアド(臼杵)、セミナリオ(安土、有馬)、
鳴滝塾、適々斉塾、昌平坂学問所の他ってなにがあるっけ?
- 12 :
- 過去スレ
科挙を研究するスレ
http://desktop2ch.org/whis/1117132126/
- 13 :
- 宗教道場がごっちゃになってるが、
藩校レベルの学校なら無数にあるのでは。
ほとんどが現在の大学や高校の前身として存続してるけど。
- 14 :
- >>7
徴兵についてkwsk
>>9
アメリカ教育史をかじってた時期があるだけで、そう詳しいわけじゃないんだ、なので専門家の意見ではないということを念頭に。
板書してみんなでそれを学ぶっていうのかな?、そういう形式ってごく最近のものなんです。日本で言えば、明治以降。
一斉にみんなで、先生の板書をみながら授業を受けるスタイル(我々が小学校から経験しているような)に至るまでに、けっこう試行錯誤があって、
例に出したコメニウスの一斉授業の原理というか思想から、かなり期間を置いてイギリスの19世紀初めくらいに、
モニトリアル・システムっていう教授法が編み出されるんです。
モニトリアル・システムっていうのは、簡単に言えば大教室に子供を鮨詰めにして、先生はでっかい黒板で授業。
教室には上級生を配置して、先生の補佐をさせるっていう感じです。大学の大講義室のティーチング・アシスタントみたいな感じです。
これが一時期、一斉授業の始まりだと考えられていたんですが、
後々調べてみると、同じ教室にいるだけで授業を受けてる子供たちは、それぞれ学習進度がバラバラで、
教室を共有しているだけで、ぜんぜん一斉授業になっていなかったんです。でかいだけの寺子屋状態です。
いまある”一斉にみんなで同じ授業を受ける”スタイルは、
ヘルバルトっていうおっさんの考えた原理が基礎になってできていると言われています。
- 15 :
- >>9
追記。黒板発明以前は石版を使っていたわけですが、
そもそも、一斉授業の普及以前から大きな黒板のようなツールの需要があったかというとけっこう疑問かもしれません。
一斉授業が試みられていたときに、授業の中で石版さえ使われていなかった例もありますから。
- 16 :
- >13
確かに藩校が抜けてるね。
>宗教道場がごっちゃになってるが、
大学の大きな源流の一つは、神学部だから、
宗教理論の教育機関は当然含めていいんじゃね?
- 17 :
- >>14
>ヘルバルトっていうおっさんの考えた原理が基礎になってできていると言われています。
それだけじゃちょっとぐぐりようも無いので、いつの時代のどこの国の人か
だけでも書いてくれると助かる。
- 18 :
- >>17
サーセン
「ヨハン・フリードリヒ・ヘルバルト」でぐぐると一番上にWikiがくると思うので、その人です
この人自体が何かしたわけではなくて、
この人の提示した考えに共鳴した人たちが、一斉授業の枠組みを実践していったっていう流れです。
- 19 :
- >>13
>藩校レベルの学校なら無数にあるのでは。
寺子屋じゃないから、無数には無いぞ。
数10校だよ。
- 20 :
- 無数という言葉の意味に「百個を超えること」なんて定義は無い。
寺子屋は文字通り寺の学校だが。
修行道場ならば一定段階までは宗門大学があるから、
その前身は古くからあるだろ。
高校でも京都あたりの私立校なら、ほぼどこかの宗派に所属があるし。
徴兵は学生以上社会人未満という年齢の性質上、
教育機関を兼ねる部分がある。イジメ問題とかも大変だったり。
徴兵学校というものがあるらしい。
- 21 :
- 例えばOJTというのは給料貰って行う教育となる。
現在の派遣社会人はこのような教育は受けられない。
あくまで私見だが正社員でも派遣するから実質変わりなかったりする。
- 22 :
- >20
>無数という言葉の意味に「百個を超えること」なんて定義は無い。
定義と来たか。
日常語に定義なんて無いんだよ。
国語の問題。
そして数十個は無数とは言わない。
単純に日本語の間違いなんだから、変に開き直ると恥かくだけだよ。
- 23 :
- >21
>現在の派遣社会人はこのような教育は受けられない。
そりゃ、単純事務要員の話だろ。
コンピュータ業界なら、派遣でもOJT教育なんて常にやってるよ。
- 24 :
- くだらないことに食ってかかること自体が
レベルの低さをもの語っている。
お前本当に頭悪いんだな。教育を語る資格なし。
- 25 :
- 派遣のOJTは費用を払いながら教育までするのかよ。
バカか。
コンピュータ業界w 立派な単純作業じゃん
- 26 :
- 世間を知らない学生の煽りはいいから。
大手のコンピュータ会社って、ソフトウェア関係はほとんど自社の人間いないんだよ。
9割方、外の人間を使ってるのが現状。
なんで、実際に会社の中で働いているのはほとんど派遣。
ある意味、そこまで空洞化してるんだよ。
中小はまたちょっと事情が違うけどね。
- 27 :
- >>24-25は、最近ちょくちょくあちこちのスレで
基地外キャラを演じているやつだと思われ。
相手すると、延々と噛み合わない内容レスしてくるから、最初から取り合わない方がいい。
- 28 :
- >>20
>徴兵は学生以上社会人未満という年齢の性質上、教育機関を兼ねる部分がある。
まあ日本の場合、学校教育自体が軍隊式だけどね。
運動会、遠足、というのは明治末期に軍隊の形式を使って体力増強、組織だった行動を
学習させるために取り入れられたもの。
欧米の学校では、ハイキングはあっても、遠足のような行進を伴うものは無いし。
前に習い、気を付け、などの号令もそうだね。
こういうのは、なぜか戦後の民主化時代になっても残り続けた。
- 29 :
- >>26
派遣の職種ってのは単純労働か専門職種に限られる。
お前頭の悪い人間だな。
最初から21はお前みたいな頭の悪い派遣プログラマのことを指して言ってるんだよ。
わからねえのか。こんな奴に社会の飯を食わせるなよ。
学生のアルバイトの方がまだ社会性があるわ。
- 30 :
- >>27 無数の定義に食ってかかる煽りがあなたですね。自作自演はやめて下さい。
- 31 :
- >14
>板書してみんなでそれを学ぶっていうのかな?、そういう形式ってごく最近のものなんです。
以前、18世紀の数学者ガウスの子供の頃の逸話を、なんかで読んだことがある。
先生が算数の問題を出した直後、ガウスが「出来ました!」
と手を上げた。
先生がガウスの蝋板を見ると、彼独自の計算が書かれて、正解が導き出されていた。
こういう時代って、少なくとも講義形式にはなっていたんだろうね。
で、黒板のように、先生が事前にまとめたものを、視覚的に披露する方式が
いつからか、ってことだけど、大きい蝋板みたいなものってなかったのかな。
- 32 :
- >26
な、言った通り、下の方に基地外レスしていただろ。
一切取り合うなよ。
こんな感じで延々ゴミレス続けてくるから。
- 33 :
- >>32
31はキチガイレスというほどひどくはないが、
まあ確かに変だな。
- 34 :
- >>22
日常語に定義が無いのだから文脈で読むべきでしょ。
その定義の無い言葉を否定するときには、
一体何に基づいて否定しているのだろうか。
自分の言ってることの矛盾に気づいていない残念な人間。
- 35 :
- >>31
先生が席を外すので、その間、1+2+3+・・・・+100を計算しているように
問題を出した。ガウスは、すぐにできたという、並び順を逆にして
1 +2+3+・・・・・・+100
100+99+98+・・・・・+3+2+1
上下を各項目ごと足す。
101+101+101+・・・・・+101(101が100個)
故に
101*100/2が答えだとした。
ガウスが日本人なら、足し算なのにかけ算と割り算を使用しているので怒られてお仕舞い。
しかし、理解ある先生で、既に級数の概念に自力で到達していることに気がついたので、自分の数学書を貸してあげるんだよね。
級数や数列の有名な逸話。
- 36 :
- 明治時代の新聞に漢字に全てふりがなが振ってあるのは、
字が読めるといっても、ひらがな・カタカナレベルが多いから?
- 37 :
- ふりがなをつけた新聞はお子様向けを売りにしたからだよ。
今の小学生新聞とスポーツ新聞と女性誌の合いの子のような扱い。
政治面中心の新聞にはふりがなはなかった。
- 38 :
- >36
総ルビは、戦後廃止されるまでずっと続いたいたよ。
日本語の漢字の読みは不規則だから、今でも総ルビ復活の意見は根強い。
- 39 :
- >37
>ふりがなをつけた新聞はお子様向けを売りにしたからだよ。
新聞に限らず、書籍は基本的にみなルビが振ってあったんだが。
- 40 :
- >>39
書籍って、要は小説だろ。「小」となぜ付いているのかと不思議に思ったことはないのかね。
- 41 :
- 小説じゃないよ。
- 42 :
- >>40
例外はあったかもしれんが、大抵の出版物にはルビが振ってあった。
- 43 :
- >40
子供向けと言いたいのだろうが、ルビ自体は大衆向け以外の書籍、新聞にも基本的に振ってあった。
その場合、「総ルビ」では無かったが。
- 44 :
- .>>31
蝋板と鉄筆の組み合わせは、ポンペイの壁画でも描かれているぐらいだから、
かなり古そうだね。
- 45 :
- 蝋板が下書き用というのは分かるんだけど、面積が限られているから
ノートを取るみたいな使い方はできないよね?
先生が口頭で話したことを、メモに取ることができるようになったのって
いつ頃からなんだろう?
それまでは皆暗記?
- 46 :
- >>18
ありがとう。
19世紀初頭のドイツか。
いかにもって感じだな。
- 47 :
- 過去スレ
大学と知の歴史
http://logsoku.com/thread/academy3.2ch.net/whis/1105360193/
- 48 :
- 168 名前:世界@名無史さん 投稿日:2008/02/21(木) 01:05:31 0
欧米では神学がないとuniversityと名乗ることができない。
その他をいくら入れてもcollege
- 49 :
- 2,3年前の不景気で自社教育能力の無い中小ITは、
入社3年以内を撫で斬りに切っていったのだが。
自分がそうなわけではないが、
このド不況の中で拱手傍観丸出しの他人事視点は腹立たしい。
- 50 :
- >>31
身も蓋もない話なんですが、
学習用具の世界史(当時の教授形態やその他諸々を推測するための)って調査にすごくお金がかかるもので、
なかなか誰もやりたがらないんです。わざわざ現地まで行って何も収穫がなければ論文一本すら書けずまるまる損するわけで・・・。
ガウスが使っていたような蝋板とかそういった当時の道具に断片的に言及している研究はありましたが、
あまり詳しい物はちょっと思い当たらないですね、知っている方がいれば教えて欲しい。
- 51 :
- フランス百科全書の膨大な挿絵は見た?翻訳があるよ。
- 52 :
- 識字率って、言語による影響を受けるんじゃないか?
日本語の場合、識字といってもひらがなや・カタカナがあるから数値は上がりやすい。
日本がヨーロッパの言語の国だったらこうはいかない。
- 53 :
- 識字率という概念自体が、古代フェニキア文字から来る
音素文字文化圏での発想で、
漢字文化圏に適用するのが本来間違い。
- 54 :
- >>11
千葉周作の玄武館は、剣術の教え方を科学的と言えるほどに分析し、
改革したと言う意味で、歴史的に重要な教育機関だと言える。
>>13
11が言いたいのは、日本の教育の歴史において、どれぐらい画期的で
あったかとか、そういう意味での重要度でしょ。
なんで藩校も、10数校は挙げてもいいかもしれんが、他の後追い的な
ものは意義が低いので、無視していいかと思う。
>ほとんどが現在の大学や高校の前身として存続してるけど。
大学として残ってるもの以外は、あまり特筆してもしょうがないような。
ほとんどでは無いし。
小学校になったり、廃校になってるものも多数。
>>19
wikipediaを信じれば255校だな。
無数というと大げさだけど、まあでたらめではない。
>>20
>無数という言葉の意味に「百個を超えること」なんて定義は無い。
100を超えてるみたいだよ。
で、言うのなら定義じゃなくて、「語義」ね。
- 55 :
- 関連スレ
【政治体制】近世における先進国とその条件【技術】
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/whis/1324996634/l50
- 56 :
- >>11、>>54
日本の音楽教育史の観点で言うと、セミナリオ、コレジオは確かにかなり重要だな。
- 57 :
- 遍歴学生について、誰か語れる人いない?
- 58 :
- >>14
>なので専門家の意見ではないということを念頭に。
みんな匿名で知ってることを書いているだけだから、そこまで身構えなくても。
>板書してみんなでそれを学ぶ
それ以前って、口頭で述べていただけなのかな?
- 59 :
- 教育史って旧帝の教育学部で学ぶの?
- 60 :
- >>58
紀元前100年頃の話になってしまいますが、
そのころはソクラテスの産婆術の流れをくむ問答学校なんてのがローマ帝国にありましたね。
>>59
日本教育史なら大概の教育学部で教えられる先生がいるかとおもいますが、
西洋教育史となると、なにせ範囲が膨大なので、全部そつなく学べる場所っていうのは少ないかもしれないですね。
- 61 :
- 『チェーザレ』の2巻で、大学での講義のシーンが描かれているね。
あの漫画のことだから、監修者が時代考証きっちりやってるかと思うが。
黒板的なものは一切無く、教授が正面に立って、本を参照しながら講義。
学生は左右の席に座り、発言したり、意見を述べ合ったり。
学生の手元にも、本のようなものがあるが、筆記用具等は無し。
- 62 :
- 生徒がここに小さなタブレット(黒板)を持って勉強するのは11世紀から始まるが、、
エジンバラの王立ハイスクールの校長であるジェームズ・ピランズ(1778-1864)が地理を教えるために色のついたチョークで使用したことが現代の黒板の創始。
blackboardの単語の導入は、1815から25年。
アメリカに黒板が導入されたのは1801年。
- 63 :
- >明治時代の新聞に漢字に全てふりがなが振ってあるのは
先年、日本史板にもこういうデマが書き込まれていたが、何にこんな嘘が書いてあるんだろうか
「明治時代 新聞」で画像検索すれば事実でないことが簡単に確認できるというのに
- 64 :
- >>61
>学生の手元にも、本のようなものがあるが、筆記用具等は無し。
やっぱり重要ポイントは、全部暗記なのかなぁ。
>>62
>生徒がここに小さなタブレット(黒板)を持って勉強するのは11世紀から始まるが、、
その後、どの程度普及していたか、何か情報ありませんか?
英語のページとか本でも構わないのですが。
- 65 :
- 漫画と同じだろ、漫画はふりがなを振ってあるイメージが強いが、ふってない漫画もある。
でも基本はふってある。明治期の新聞は大衆向けには漢字がふっていない。
日本の識字率が高いのはかなをワンセット覚えれば済むということも大きく貢献している。
- 66 :
- >明治期の新聞は大衆向けには漢字がふっていない。
意味不明な字の羅列を書くのはやめてくれ。
- 67 :
- 明治時代に大衆向けではない新聞って何新聞?
- 68 :
- 関連スレ
☆【装丁】書物の歴史【印刷】
http://unkar.org/r/whis/1098109346
- 69 :
- 近日、北京では“農村教育高峰論壇”が開かれ、調査報告書を発表。
それによると、中国の農村部では毎日平均小学校63校、教学スポット30箇所、中学校3校が閉鎖。1時間ごとに4校の農村学校が消えている計算になります。
人口過密の都市部と裏腹に農村部では過疎問題が深刻化し、子供たちの通学問題は早急な解決を待っています。
報告書によると、2000年から2010年までの10年間、中国の農村部の小学校は半減し、中学校は25%減少、教学スポットは6割減っています。
10年間で農村部の小学生は3000万人減少し、中学生は1600万人減少しています。
2001年より、いわゆる“教育資源の節約”と“地方政府の財政圧力軽減”のため、当局は農村学校の閉鎖と合併を始め、名目上は“農村教育の現代化実現”を謳(うた)っています。
その結果、農村部では多くの学校がなくなり、複数の村に学校がひとつしかなく、子供たちは数十キロ離れたところの学校に通うはめになりました。
各地では定員オーバーの“ブラック・スクールバス”が現れ、交通事故による死亡事件が頻発しています。
安全のため、多くの親は子供を寄宿学校に入れるしかありませんが、費用が負担できない多くの農村家庭は子供を退学させるしかありません。
報告書はまた、子供たちの学校が遠い、費用が高い、学校に行けないなどの問題の主な原因は、学校の過度な閉鎖と合併だと指摘しています。
北京の教師 楊賀民さん「学校の閉鎖と合併の後、スクールバスが間に合わず、通学が不便になりました。これは政府の問題です。政府は承諾だけして行動はありません。矛盾を造りだしたのも政府で、解決できないのも政府です」
湖北省麻城市順河鎮林店村 陳さん
「(寄宿舎の)条件も悪いです。夜になってもお湯もなく、飲み水さえない時もあります。教室にはミネラルウォーターが1日1本しかなく、飲み終わったらもうないのです。子供たちも大変で勉強などできません。みな苦しいのに授業なんかできますか」
過去10年間、中国では毎日平均63校の小学校、30箇所の教学スポット、3校の中学校が消えています。
1時間ごとに4校の農村学校がなくなっている計算になります。ある教師は、農村の子供たちの学校に行けない問題も解決できない中国が、農村教育の現代化の実現なんて、まったく論外だと嘆きます。
- 70 :
- >>66
>明治期の新聞は大衆向け以外だけ漢字がふっていない。
- 71 :
- ローレンス・ストーンの「教育改革」は、大きな批判無く受け入れられているでいいよね。
- 72 :
- 村の寺子屋がなくなっちゃって、遠くの小学校に行かなくちゃいけなくなった明治時代みたいだね。
- 73 :
- >>62
>地理を教えるために色のついたチョークで
国を、色分けして図示したってこと?
- 74 :
- 明治の製糸工場は、勤務後に、1週間に2時間程度の授業で、3年間で漢字1000文字を覚え、
3年たてば、普通の手紙も書けるようになるとしていた。明治時代の人は、みんな頭がいいんだね。
- 75 :
- 紙の発明者は「蔡倫」といった場合、本当に世界初の紙の発明者が蔡倫という意味ではなく、
無名人が発明したものを世間に流布させた個人名が分かる最初の人という意味合いである。
それと同様に、壁に掛ける黒板の登場は、ヨーロッパでは、16世紀に始まり、19世紀に
普及した。個人名が分かるのは普及のきっかけはピランズ。研究が進めば、もっと前に遡る
かもしれない。米国は、ウェストポイントの教師が数学の授業で採用。いずれにしても
図式や図のために導入したようである。
黒板は通常チョークとセットになっている。
少なくともピランズは色つきチョークを使用していた。
それ以前の教師も採用していたのかもしれないが。
- 76 :
- 548 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/11/23(金) 12:20:08.70 0
多分「宦官」の本だったと思うけど、
ある青年が勉強の最中にどうしても股間がうずいて集中できない。
それで意を決して自宮した。
無事科挙に合格すると日頃蔑まされている宦官達が「我々のエースだ!」
と喜んだとか。
- 77 :
- 今なら学校に年間通うことが普通であるが、
昔は、農村地帯だと、夏に生徒数が減って、冬に生徒数が増える。
- 78 :
- 世界史じゃないけど、日本の初期の大学の原点は比叡山にあると思うんだ。
理系の要素はバッサリ切られてるし、出家しないといけないので大学とは言えないが、蔵書もハンパなく、写本も修行の一環で行われた。
当時の世界(もちろん中華だけど)の最新かつ重要な漢文や詩歌、行事作法を学ぶために出家した人が全国から集まり、全国に散って行った。
比叡山に限らず、禅宗では提唱と呼ばれる一種の講演+勉強会で雲水たちが集まる行事が全国いたる所で定期的に行われていた(もちろん今もあるが)。
- 79 :
- >日本の初期の大学の原点は比叡山にあると思うんだ。
というか、それってごく一般的な見解じゃ?
>理系の要素はバッサリ切られてるし、出家しないといけないので大学とは言えないが、
理系の要素なんて、大学の要件に無いし。
世界的に見ても、古い時代は基本的にそんなもの無くて、神学から始まってることが多いから。
- 80 :
- 中国圏で毛筆を使っていた時代、上流の子弟は字の練習として何に書いていたのですか?
紙は少しもったいないから別のものですか?木とか石の板に書いて洗うんですかね?
- 81 :
- 以前、まんがにほん昔話で、字がものすごくうまい和尚さんの話があった。
その和尚さんの達筆は、そこら一帯に知られていて、
多くの村の人が、一筆書いてもらうために、お礼の品を用意して、
寺をひっきりなしに訪れていた。
そこに、一人のひねくれ者がいた。
最初は字なんて、と思っていたが、みんながあまりにありがたがるので、
ある日一日がかりで山芋を掘り、それを寺に持っていって、和尚さんに
一筆書いてもらった。
和尚さんがさらさらっと字を書き上げたのを見て、男は、それと一日がかりで
掘った山芋では、労力が釣り合わないと不満を言った。
そこで和尚さんは、男を物置になっている部屋に連れて行った。
戸を開くと、左右に棚があり、棚にはびっちり紙が積み重ねられていた。
男が紙をつまんでみると、どれも習字の練習でびっしりと文字が書かれていた。
で、さらさらと書いているように見えて、実は背後にはこういう努力があるんだよ、
と諭す話。
日本昔話は、大半が江戸期に成立したものと思われる。
(創作が入っている可能性もあるが)
物語の肝である、棚にびっしりと積み重ねられていたなんらかのものがあった
という箇所は、話の発生当初からあまり手が加えられていない可能性が
高いから、信じてもいいのではないかと考えられる。
とすると、字の練習には、藁半紙的なものを使ってたんじゃないだろうか。
少なくとも、石や木では無いと思う。
- 82 :
- とりあえず読売新聞の場合:
明治7年11月2日(創刊号、全2頁):ほぼ全ての記事に振り仮名が振ってある。
振り仮名が振っていないのは、日付、布告の番号、題名、住所、一部の会社名、肩書と氏名など
明治17年11月2日(全4頁):1頁から3頁までのほぼ全ての記事に振り仮名が振ってある。
振り仮名が振っていないのは、日付、布告の番号、題名、住所、一部の会社名、肩書と氏名など
また4頁目の東京府の禀告や広告等には振り仮名が振ってない。
明治27年11月2日(全6頁):1頁から3頁、5頁目のほぼ全ての記事に振り仮名が振ってある。
振り仮名が振っていないのは、日付、布告の番号、題名、住所、一部の会社名、肩書と氏名など
4頁目の商況、汽船の到着など、6頁目の広告欄などは、余り振り仮名が振っていない。
明治37年11月2日(全6頁):1頁から3頁、5頁目のほぼ全ての記事に振り仮名が振ってある。
振り仮名が振っていないのは、日付、布告の番号、題名、住所、一部の会社名、肩書と氏名など
また4頁目の商況欄、6頁目の広告欄などは振り仮名が余り振っていないし、
1頁目の他社の論説の比較の部分や、5頁目の株式の部分などの
フォントが小さくなっている箇所は振り仮名が振られていない。
まとめると、明治期の読売新聞の場合は、記者が書いた主要記事は、フォントが大きくなっていて
ほぼ全てに振り仮名が振ってあるが、
株式ニュース、商況ニュース、寄港ニュース、読者投書欄等はフォントが小さくなっており、
振り仮名が振っていない。
また広告も振り仮名が振ってある方が少ない。
- 83 :
- 尋常小学校が、3,4年、1900年に4年、1907年に6年と
伸びていくのは、学力不足のため?
- 84 :
- 神戸大学経済経営研究所によって作成された「新聞記事文庫」によるデータベースです。
明治末から1970(昭和45)年までの60年にわたる新聞切抜資料で、「新聞切抜文庫」とも呼ばれています。
[Web] http://www.lib.kobe-u.ac.jp/sinbun/index.html
日米開戦で検索
1 鴉片密輸外人 英米人果して之を行えるか (大阪毎日新聞) 総ルビ
2 資源獲得にも凱歌 唯一最大の弱点は商船輸送路(日本産業経済新聞) 一部ルビ
3 米国の絹織物関税引上 (万朝報) 総ルビ
4 米国のゴム不足 重大政治経済問題化 (中外商業新報) 一部ルビ
5 (中外商業新報)
6 船腹不足深刻化 我が海軍の猛攻に怯ゆ (日本工業新聞) 一部ルビ
7 南遊記 / 稲田昌植:貴族院議員男爵 (国民新聞) ホボルビ
8 比島 : 装甲車に軽機を据え山から金塊を運ぶ (大阪朝日新聞) 一部ルビ
9 (大阪毎日新聞)
10 (日本工業新聞)
- 85 :
- ん?
1 鴉片密輸外人 英米人果して之を行えるか (大阪毎日新聞) 総ルビ
2 資源獲得にも凱歌 唯一最大の弱点は商船輸送路(日本産業経済新聞) 一部ルビ
3 米国の絹織物関税引上 (万朝報) 総ルビ
4 米国のゴム不足 重大政治経済問題化 (中外商業新報) 一部ルビ
5 (中外商業新報)
6 船腹不足深刻化 我が海軍の猛攻に怯ゆ (日本工業新聞) 一部ルビ
7 南遊記 / 稲田昌植:貴族院議員男爵 (国民新聞) ホボルビ
8 比島 : 装甲車に軽機を据え山から金塊を運ぶ (大阪朝日新聞) 一部ルビ
9 (大阪毎日新聞)
10 (日本工業新聞)
- 86 :
- >>83
違う。最初から6年でいきたかったが、反発が多くて段階的な導入を迫られたから。
後は、単に設備的な問題。
- 87 :
- http://seiji.yahoo.co.jp/vote/result/201211270001/
- 88 :
- >>79
> 理系の要素なんて、大学の要件に無いし。
> 世界的に見ても、古い時代は基本的にそんなもの無くて、神学から始まってることが多いから。
ヨーロッパの大学は元々神学部、法学部、医学部で構成されてたんだっけか?
- 89 :
- >>79
ギリシアでは幾何学が……
- 90 :
- それって大学か?
- 91 :
- 浅野 啓子著『教育の社会史―ヨーロッパ中・近世』ってどんな感じですかね?
このスレ的に
- 92 :
- 教育史ではない
- 93 :
- 編著で、各章分担の執筆で執筆陣は10人ぐらいいる。
各章がヨーロッパのそれぞれの国に分かれゆるやかに中世初期から
18世紀まで記載している。
従来、教育史の本は、教育水準に関心があり、それを簡単に把握するための
指標として識字率があり、そのため識字率についての言及ばかりの本が多いが、
宗教教育、多様な教育組織などにも力点を置いている。
- 94 :
- >>92
は?
- 95 :
- 確かに、識字率の話なんて聞いてて全く面白くないからな。
なんか日本の識字率の話になると、異様に食いついてくるやつらもいるが。。
- 96 :
- >>91
確かその本、>>61の参考文献にも挙げられていた。
- 97 :
- >>54
小さな学校こそ存続してることに意義がある。
千年前の学校が近所の小学校として残ってたら凄いこと。
普通はそんな存在。
またあれですか、明治文明開化が全ての出発点で、
欧米文化の浸透度で先進性を競おうという話ですか。
日本は古来から普通に教育制度が存在しますし連続性もあります。
- 98 :
- 誰も知らないキリスト教修練所ばかり書いてあって、
知識の歪み過ぎにもほどがあるから。
- 99 :
- >誰も知らないキリスト教修練所ばかり書いてあって、
知らないのは、それはそれで問題だぞ
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