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2013年10エロパロ246: 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ15【総合】 (176)
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【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ15【総合】
1 :2012/11/02 〜 最終レス :2013/09/22 ワードナ率いるヴァンパイア軍団や、ローグ、オークその他のモンスターに凌辱される女冒険者たち。 プリーステス、ウィッチ、サキュバス、獣人などの女モンスターやNPCを凌辱する冒険者たち。 ここはそんな小説を読みたい人、書きたい人のメイルシュトローム。 凌辱・強姦に限らず、だだ甘な和姦や、(警告お断りの上でなら)特殊な属性などもどうぞ。 過去スレその他は、>>2-10 辺り。
2 : ●扱うシリーズ 正伝#1〜#8、外伝、ディンギル、エンパイア、エクス、BUSINと、WIZ関連なら全般的にOKです。 ●前スレ 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ#14【総合】 http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1318669881/ ●過去スレ 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ#13【総合】 http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1292767242/ 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ#12【総合】 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1271756113/ 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ#11【総合】 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1263728976/ 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ#10【総合】 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1246497898/ 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ#9【総合】 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1235652838/ 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ8【総合】 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1216043768/ 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ7【総合】 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1206095953/ 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ6【総合】 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1187618281/ 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ5【総合】 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1163762212/ 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ4【総合】 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1139934785/ 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ3【総合】 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1124884172/ ウィザードリィのエロパロ2 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1114358381/ ウィザードリィのエロパロ http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1093861447/ ●保管庫 http://ascii2d.orz.hm/user/wiz/wizsstop.html http://succubusx.x.fc2.com/wizsstop.html (ミラー)
3 : ** スレたておめでとう ** >>1 は 新スレを立て トレボーの試験に合格した 誇りを持って 続きを投下してください
4 : テンプレ貼りありがとうございます。 続きといっても1レスです。おまけですな。
5 : 翌日。馬小屋から起きた俺は酒場に向かった。 朝の酒場には鑑定さんが先にテーブルに着いていた。 「おはよう、鑑定さん」 「おはようルース…」 他愛のない挨拶を交わし、俺は他の仲間が来るのを待つ。 しばらくして鑑定さんが話しかけてきた。 「ねぇルース、一つ聞いていいかしら…?」 「…何だい?」 なんか昨日と似たようなやりとりだな〜、と思いつつ鑑定さんが話すのを待つ。 「あなたたち、あの塔の上で何やってたの?」 「え…?」 「あなたたちがいるのを確かめてから入口でずっと待ってたけどなかなか降りてこないし、そのうち 何人か塔に入ろうとするし、追い返すのに苦労したわ」 「そ、そうなんだ…」 「フィニィの手前、あの時は言わなかったけど……」 鑑定さんの言葉が途中で切れる。 「けど…なに?」 「……する時は人の来ないところでやりなさいよ…」 「え??」 「あんたたちが黙ってても私にはわかってるんだからね、これからは気をつけなさいよ!!」 鑑定さんは思いっきり恥ずかしそうな顔で叫ぶと、そのまま黙ってしまった。 「ごめんなさい鑑定さん、もうしません…」 俺はフィニィの分まで鑑定さんに謝ったのだった。
6 : 今回はこれで一区切りとさせていただきます。スレを占領してすみませんでした。 この後、数年後に鑑定さんの過去にまつわる話になるのですが、時間がかかると思います。 それでは失礼します。
7 : 投下&スレ建ておっつ〜 ルースがなんかカワイイなw
8 : 誠に勝手ながら、前スレの>>614-623 を再投下します。内容は全く変わっていません。
9 : *** *** 「ルース……テメエ一体どういうつもりだ…?」 「………」 「おい、何か言えよ!!今日のアレはなんなんだよ!?真面目にやる気あんのかよ!!」 酒場の席でベインが怒りも露わに俺にくってかかる。みんなは何も言わないが、内心はベインと同じ思いだろう。 俺がみんなに迷惑をかけたのはまぎれもない事実だ。だがなぜこんなことになったかは言えない、言えるわけがない。 すべては俺自身の心が招いたことなのだから。 俺がフィニィを抱いた翌日、俺たちパーティーはワードナの迷宮に挑んだ。 しかし、結果はさんざんだった。その理由は俺だった。 戦いの最中や探索中にありえないミスやドジをやらかしたのだ。 おかげでたちまち危機的状況に陥った俺たちは予定より早めに冒険から引き上げたのだ。 みんな不満げだったが特に腹を立てていたのがベインだった。 日頃なにかと俺と張り合い、くってかかるこの男がこんな時に黙っているはずがない。当然、激しい罵倒の嵐になった。 俺は何も言わなかった。ただ黙ってベインの言い放題にさせていた。 しかしそれも気にくわないのか、奴はさらに激しい暴言を吐いてくる。 “とっとと謝ればいいのに……” 俺を見るみんなの目が告げている。 確かに謝ればその場はそれなりに収まるだろう。だが、ベインをなだめるために謝る気にはなれなかった。 「もう、そのへんにしときなよ」 一方的な状況を見かねてか、フィニィが割って入ってきた。 「何だよ、そのヘタレ野郎をかばうのかよ!?」 「ベイン、アンタが怒るのもわかるけど少し調子乗り過ぎしゃないの?」 「ハァ?コイツが反省も謝りもしないシカトしてるから俺がみんなの代わりに言ってんじゃねぇか!!」 「アンタがウルサいからかえって言いづらいんじゃないの?少し落ちついたらどう?」 「オマエ何エラそうに俺に指図してんだよ、ルースに気に入られたからってオマエもリーダー気取りか?」 「なに、それ…?」 ベインの言葉にフィニィの表情がやや険しくなった。 「いいか、俺はオマエを仲間にするつもりはなかったのに、それをルースのヤツが勝手に決めてみんなが なあなあで見逃していたから冒険に連れてやってたんだ、でなけりゃオマエみたいな自惚れ女こっちから願い下げだ!!」 「おい、ベイン!!」 「なんてこと言うんだよ!!」 ベインの暴言に仲間たちがたまらず声を上げる。
10 : 「彼女のおかげで冒険ができるようになったんじゃないか!なのにその言いぐさはないだろ!」 「そ、そうですよ、僕たちこれまでずっと彼女に助けてもらってたんですよ!」 「なぁーにが助けられただ、バカバカしい、」 フィニィを擁護する仲間たちをベインは鼻で笑った。 「まともに戦うのはいつも前衛で後ろは魔法で援護だろ。で、ソイツは何をしてたんだ?何もしてないじゃないか」 ベインの言う通り、戦闘中盗賊はアイテムを使うか、何らかのアクシデントで前衛が戦えなくなった時以外は戦いに参加することはない。 「宝箱を手に入れたときくらい働くのは当たり前じゃないか、そうでなけりゃこんな女ただのお荷物さ」 「!!……」 俺を罵倒していたはずが、いつしか矛先はフィニィに向いていた。 それを聞きながらフィニィの顔が怒りで次第に強張っていく。 “いけない!” 俺の中で嫌な予感がざわめきだす。 「だいたい最初に会ったときのこの女の格好覚えてるか?ありゃあ冒険者っていうより連れ込み宿の…」 「やめろ!!!!」 次の瞬間、ベインのセリフをさえぎって俺は叫んでいた。 「!?」 「ルース…!」 頑なに黙っていた俺が突然叫んだことに、ベインもフィニィも仲間たちも皆一様に驚いた。 「な、なんだよいきなり!!もうシカトは終わりかよ!?」 「ベイン、俺が悪かった。本当にすまない。みんなにも迷惑をかけた、今日みたいなことはもうしないから許してくれ、頼む…!」 俺はベインに、みんなに頭を下げ許しを乞うた。もとは俺のせいなのだから当然なのだが。 「まあそう謝られちゃ仕方ないね」 「ホント、しっかりしてくれよルース」 「まったく一時はどうなるかと思ったよ」 「ああ、今日はもう寝たいよ」 みんなは俺の謝罪を受け入れた。このままベインの暴言を聞かされるより早くこの場を収めたかったのだろう。 もっとも、ベインはその気などなかったのだが、足早に立ち去ったみんなを見て意気を削がれたらしく、舌打ちながら 自分も酒場を後にした。 「よく言ったね、ルース」 フィニィが声をかける。 「ホントあたしまでどうなるかと思ったわ〜〜、せっかくだからあたしと一杯付き合わない?」 「いい…ひとりにしてくれ…」 「え?…ルース?」 フィニィの誘いを振り払った俺は酒場を出て、あてもなくさまよい歩きだした。
11 : いったいどこをどう歩いたものか、俺はいつしか街を見下ろす塔の上で一人泣きじゃくっていた。 大の男がこんな風に泣いているなんて、とても恥ずかしくて見せられるものではない。 朝、鑑定さんから言われたことが、ベインが吐いた暴言が、心をさいなみ、とめどなく涙を流させる。 自分がとてもたまらなく惨めで情けなかった。 俺はベインを口うるさいウザい男と内心小馬鹿にしていたが、俺自身はどうだったのか。 冒険者になりたかった女の子を娼婦みたいに抱き、本当のことを言い当てられ動揺したせいで仲間を危険にさらした。 俺はどうしようもない最低のクズ野郎だ、そう思うと涙が溢れかえり、嗚咽をまた繰り返してしまう。 そうして俺はただただ泣き続けていた。 どれくらい時間が経っただろうか。 「ルース、ルース、」女の声が俺を呼んでいる。 顔を上げると、横でフィニィが心配そうに俺を見ていた。 「フィニィ!なんでここに…!」 「ちょっと様子が変だったから気になったのよ。アンタたちより街には詳しいからすぐ見つかったけどね」 「そうか……じゃあ見られていたのか…ほんと情けないな……」 「ううん、あたしが来たときには泣き疲れて眠ってた。でも、そんなことはどうでもいいの」 そう言ってフィニィは俺の手を取り、握った。 「鑑定さんから今朝のこと聞いたよ。彼女に相当言われてヘコんでたんだね」 「………」 「鑑定さんはあたしの事情を知ってるし、彼女も色々あったから思わずあんなキツいこと言っちゃったけど、あんなに 気にしてたなんて鑑定さんも意外だったみたい」 「フィニィ、俺は…」 「ルース、アンタあたしから誘ったこと言わなかったのね。それにあたしの裸を見て何て言ったのかも」 「そ、それは…その…」 「あたしね、本気でルースとしたかったから自分から誘ったし、ルースにキレイだって言われてとても嬉しかったんだよ。 だからルースが自分を責めることなんかないの、それに……」 「それに…?」 「ベインがあたしを娼婦みたいって言いかけたのを止めたよね。あれ、あたしのためにしてくれたんでしょ?」 「さあ、それはどうかな……正直言うと俺もベインと同じこと考えていたから…」 「それでもね、あんなボロクソに言われても頭を下げてちゃんと詫びるなんて、やはりルースは優しくて立派な男だよ」
12 : 「お、俺が?優しくて立派??冗談だろ!?」 フィニィの歯の浮くような言葉に俺はまたしてもみっともなく動揺してしまう。 ありえない、俺はフィニィが言うようなそんな男じゃない。だがフィニィはなおも言い続けた。 「ルース、あんたは信じられないかもしれないけど、みんなアンタのこと頼りにしてるんだよ。なぜだかわかる?」 「そんなのわからないよ」 「あんたが優しくて強い男だからよ。いつも仲間のことを考えて自分から真っ先に動いて決断してきたから、 みんなあんたを信頼してあんたをリーダーのように思ってるの。ベインも態度はあんなだけど、本当は アンタをリーダーとして認めてるからあんなにアンタに突っかかるのよ」 「ああフィニィ、俺を慰めるためにわざわざそんなお世辞を言わないでくれ、俺がそんな男じゃないのは 俺がよくわかってるんだ、だからもう俺のことはほっといてくれ!」 取り乱した俺はフィニィの手を払いのけた。 (嘘だ、ウソだウソだ、フィニィは俺を慰めるためにこんなことを言ってるんだ、きっとそうだ!) 俺はすぐにでも目と耳をふさぎ、床にうずくまろうとしていた。が、しかし─── 払いのけた手がすかさず俺の肩をつかむ。 そして次の瞬間、フィニィの唇が俺の唇と重なった。 「ッッ…!!」 突然の出来事に俺は目を白黒させたまま何もできなかった。 フィニィは俺の頭に手を回し、さらに深い口づけをしてくる。 彼女の吐息に、柔らかい唇の感触に、俺の中のかたくなな気持ちが、次第にほぐれてゆく。 やがて俺が力無くへたり込むと、フィニィは唇を離した。 「ねぇ、落ちついた?」 「……ああ」 フィニィが並んで俺の横に座る。彼女の肌とぬくもりが腕に触れた。 「なんでだよ…」 「ん?」 「なんでそんなに俺に構うんだよ」 「おかしい?」 「だって冒険者のくせに、男のくせに、クヨクヨしてこっそり泣いてたんだぜ?そんなのの面倒を見なきゃいけない 理由でもあるのか?」 「あるよ」 俺の疑問にフィニィは真顔できっぱり答えた。 「だって、あたしのことを思って悩んでたんでしょ。そんなのほっとけるわけないじゃない」 「いや…それは…」 「普通なら娼婦だった女と寝ても気になんかしないのに、ルースはそのことをすまないって思ってたんだよね。 ルースにはツラい思いさせたけど、あたしそれがとても嬉しかったの、」
13 : そう語るフィニィの顔はなんだか照れくさそうだった。 「嬉しかった…?」 「そのせいでルースやみんなが迷惑したのはわかってる……けど、ルースは娼婦だったあたしを冒険者として 仲間として認めてくれてた、それがわかって嬉しかったの、だからルース、もう自分を責めないで。 いつものルースに戻って」 「フィニィ…」 「あたしは金のためでもイヤイヤ仕方なくあんたに抱かれたわけじゃないの、わかるでしょ…?」 俺を見つめるフィニィの目の端に何かが光っている。 涙だ。フィニィは本気で俺を心配している。 そうだ、俺が抱いたのは娼婦ではなくフィニィという女の子なんだ、彼女が求めたから俺は彼女と一つになれたんだ。 娼婦だと知らされても、驚きこそしたが軽蔑できなかった。フィニィは俺たちの仲間で立派な冒険者だったからだ。 それにフィニィみたいな女の子とエッチしたいのは俺たち若い男にとって夢であり憧れでもある。 フィニィに選ばれた俺がそのことで悩んでクヨクヨするなんて、それこそ彼女に失礼なんじゃないのか? そう思った瞬間、俺の中のわだかまりがみるみる解けていくのを感じた。 「ありがとう、フィニィ」 指でフィニィの涙をぬぐいながら彼女に告げた。 「ルース…」 「まさか一晩エッチしただけの男にここまでするなんて思ってもみなかった。本当にありがとう」 「礼なんていいよ、ルースが立ち直ってくれたらそれでいいの」 「でもさ、俺、あの晩のことがまるで夢のようだったんだ。君と本当にあんなことをしたのか信じられなかったんだ」 「そうなの…?」 「今まで女の子とエッチするのがあんなに気持ち良いなんて知らなかったから、まるで夢を見ていた気分だったんだ。 そこに鑑定さんにあれこれ言われて混乱して勝手に落ち込んで……いや、本当に心配かけて悪かった」 「ふふ、ルースはホント正直だね」 俺の告白を聞きながらフィニィが微笑む。可愛い笑顔だった。 「さあ、もう気を取り直して明日から頑張らないとな」 そう言って俺は立ち上がった。 「もう大丈夫なの、ルース?」 「ああ、大丈夫さ」 気づかうフィニィに応えてみせた、その時だった 「そう……じゃあエッチしようか!」 「……はい…?」 俺は一瞬耳を疑った。 「大丈夫だって言うんならエッチしよ、今すぐここで♪」 そう言うフィニィは屈託のない、満面の笑顔だった。
14 : 「ちょっと待てフィニィ、」 突然の誘いに俺はためらった。 「なんでそうなる!?立ち直ったからってなんでエッチしなきゃならないんだ!?」 「ん〜、だってルースが落ち込んだのはあたしとエッチしたからでしょ? だけどそれってルースの思い込み違いからだよね? もし立ち直ったなら今あたしとエッチしても問題ないよね?」 「まあそうかもしれないけど……けど、さっきの今で言うことか!? それにここをどこだと思ってるんだ、いつ人が来るかわからないんだぞ!?」 そう、ここは街を見下ろす展望塔の真上、いつ誰かが来てもおかしくないのだ。 ていうか、さっきまで真面目に俺に諭して涙まで見せていた、アレはなんだったんだ!? 「えへへ、じゃあ早くしなきゃないといけないよね、見つかる前にね♪」 「ホントにやるのかよ!?」 「やっちゃうよ、だってあたしは娼婦じゃないんだしね♪」 フィニィが慣れた手つきでたちまち俺のズボンを下ろし、イチモツをさらけ出す。 そして俺の了解もないまま、イチモツを手に取り、しごき始めた。 「ッッ…!!」 「うふふ、ルースはこうすると勃つんだよね〜〜、ほらどんどんビンビンになっちゃうよ〜?」 柔らかい手の中で刺激されるイチモツが、みるみる硬くみなぎり反りたってゆく。 娼婦は辞めても、この手際の良さは間違いなく娼婦だ。 「あはっ、勃った勃った、ゆうべも見たけどやっぱルースのモノってスゴくイイよね〜〜」 「そりゃどうも……」 限界まで勃ち上がったイチモツをトロンとした目でフィニィが眺める。 興奮で顔を赤らめ、唇を舌でしきりに舐め回すその様子は、まさにエッチ大好きな女の子そのものだった。 「じゃあいただきまぁ〜す、ふぁ…」 「っく…!!」 熱く濡れた舌がイチモツに触れる。 スジを、竿を、丹念に味わうようにフィニィの舌が舐め上げる。 たちまち快楽の刺激が俺の背筋を電流のように駆け上がった。 「うふふ、気持ちいい?気持ちいいのルース?」 「なんの、これくらい…!」 「ならもっと気持ちよくしてあげる♪」 その直後、敏感な先端にフィニィの舌が襲いかかった。 張り詰めた先やカリ首に絶妙な舌使いを受け、俺の中の快感が一気に跳ね上がる。 「お、お、おおお、」 「ふふふ、どう、ルース、イキそう?イキそう?どうなの?どうなの?」 昨晩まで童貞だったイチモツは怒涛の快感に今にも暴発しかけていた。
15 : 「ふふ、もうギンギン〜、もう少しで出ちゃいそう〜〜」 鈴口からにじみ出た先走りをネトネト舌先にからめ、前歯で張り詰めた先端をカリカリなぞる。 もはや俺は達する直前だった。 「フ、フィニィ、俺もう…」 たまらず限界を訴える。だがそれを聞いてフィニィは意外な行動に出た。 「だぁ〜め、ルースにはもっと気持ちよくなってもらうんだから♪」 そう言うと、フィニィは上着の裾に手をかけ、一気にまくり上げた。 ブルンと弾みながらたわわな乳房がまろび出る。 ゆうべ存分に揉みまくり、ねぶり回し、吸いまくった魅惑的な乳房だ。 ゴクリと喉を鳴らす俺の前で、フィニィが乳房の間にイチモツを挟み込んだ。 「お…ぉおおぉおッ…!」 「えへへ、これは初めてだよね?おっぱいにはこんな使い方もあるんだよ?」 柔らかく、それでいてムッチリとした乳肉が、イチモツをギュウギュウと包み込む。 アソコとも口の中とも違う未知の快感に、たまらず声を上げ、のけ反った。 「くぅぅッッ!!うおおおー!!」 「ねぇルース、あたしのおっぱい気持ちいい?どう、気持ちいい?」 「ああッ、いいよッ!フィニィのおっぱいは最高だッッ!!」 「あははっ、ホントにぃ?」 「本当だッ!!本当に最高だッッ!!」 「ふふふっ、そう言われるともっとしたくなっちゃう〜!」 乳房を抱える手が更に動きを増す。フィニィの乳房はより甘美な快感で俺のイチモツを包み、責め立てた。 「ああ、フィニィ、フィニィ、俺もうダメだ、ガマンできない、」 「もうイッちゃうの?うふふ、いいよ、あたしのおっぱいでイッて、ルース!」 乳房の間から出たイチモツの先にフィニィがキスをする。その刺激が呼び水となり、俺の快感が弾けた。 「うおおおおおおお━━━ッッッ!!!!」 雄叫びとともにイチモツが脈打ち、熱いほとばしりを吹き上げる。 ビュッ、ビュッ、と放たれる精液がフィニィの顔や乳房にぶちまけられ、白い肌はネットリとした白濁に汚されていく。 射精がようやく治まると、フィニィはすっかり精液まみれになっていた。 「うわあ……ちょっと出しすぎたかな……」 自分の出しっぷりに我ながら驚いてしまう。他人はどうなのかはあえて知りたくはないが。 しかしフィニィの反応は違っていた。 彼女は顔や乳房にかかった俺の精液を指ですくい、口元に寄せて舐めていたのだ。
16 : 「ふああ……こんなにいっぱい……ステキ……ああん…!」 指に絡む白濁をしゃぶり、濃厚に臭いを嗅いで感嘆の声を上げるフィニィ。 床にへたり込み、ウットリとした表情で精液を味わう彼女はすごく淫らで、そしてキレイだった。 (本当にエッチが大好きなんだな……) 娼婦は嫌だが、エッチは大好きというフィニィの言葉は本当なんだとつくづく実感してしまう。 誰も誘ってこなくて待ちくたびれたとも言っていたが、もし誘われてたら誰でもよかったのだろうか。 ラルフ、デイル、クレイ、カイル、こいつらならまだしもベインでもよかったのか。 恋人でもないフィニィが誰としようと構わないのだが、もしベインが俺より先にフィニィとやっていたらと 思うと、頭が痛くなりそうになった。どう良い方に考えても今より10倍はウザくなるのは間違いないからだ。 もっとも、俺たちにフィニィを誘う度胸がなかったおかげで俺はフィニィとエッチすることができたわけで、 彼女に選ばれたのはラッキー以外のなにものでもない。 この時もこうして俺はフィニィとエッチをしているが、これで俺とフィニィが恋人同士になったかと言われると、 なんか違うとしか言いようがなかった。 部屋に誘ってもらって、筆下ろしをしてもらって、落ち込んだ自分を励ましてもらってその上またエッチしてくれたのに 恋人じゃないというのは自分でもおかしい気がするが、そういうのは俺とフィニィには当てはまらない、そんな気がしてならなかった。 いささか身勝手な考えとも思えるが、それは後になって正しかったと俺は知ることになる。 「ねぇ、ルース…」 精液を堪能し、オンナに火のついたフィニィが俺に迫ってくる。 「アタシももう我慢できないの…こっちにも熱いのちょうだい…」 フィニィは下半身の着衣を脱ぎ捨て、指でアソコをいじくりだした。 クチュクチュと卑猥な音を鳴らし、内股にタラリと淫らな汁が垂れる。 「ああ、わかってるよフィニィ、今すぐ入れるから尻をこっちに向けてくれ」 「うん、はやく入れて入れて♪」 後ろを向いたフィニィが尻を突き出す。乳房に負けず劣らず白い肌にムッチリとしてまろやかないい尻だった。 「入れるぞフィニィ…」 「ああん、じらさないでぇ…はやくぅ、はやくぅ…」 再び反り返ったイチモツを手にし、俺はフィニィのアソコに狙いを定めた。
17 : ひくつく肛門の下で、フィニィのアソコが顔をのぞかせる。 ぷっくりと肉厚の会陰を開くと、真っ赤に充血した花びらが濡れて艶をおびていた。 秘所の中心には上から膣口とオシッコの穴、そしてフィニィが“お豆”と呼ぶ敏感な部分が並んでいた。 膣口はイチモツが入るのを待ちわびてヒクヒクわななきながら淫らな汁を垂らしている。 ゆうべ、フィニィがベッドの上で自ら広げて俺に見せたとおりだ。 俺のイチモツの先が膣口に触れる。ヌチャリと熱く濡れた感触を先端に感じる。 「ああ、はやくぅ、ルース、ルースぅぅ!」 「ほらよ!」 腰を突き出すとイチモツが膣口にズブズブ入ってゆく。最後まで入る寸前で腰を引くと、思いっきり腰を打ちつけた。 「はぅゔゔゔゔゔゔ〜〜!!!!」 歓喜の声を上げ、フィニィが仰け反る。 俺は更に腰を使い、イチモツの先で膣奥の行き止まりを小突くと、フィニィはおうおうと叫びながら首を振り、床をひっ掻いた。 「あああああいい、おくいい、ガチガチチンポでもっと突いてえええええ〜〜!!!!」 火照った肌に浮かぶ玉の汗が周りに飛び散り、フィニィの身体がイチモツを求めて打ち震える。 フィニィの腰を抱え、角度をつける。そして俺はひたすら腰を使った。 ジュブジュブと濡れた肉をえぐる音と腰と尻とがパンパン打ち合う音が鳴り響く。 フィニィの中は深く突くとギュッと締まり、イチモツを引けば惜しむようにイチモツを食い締め、突く時には緩くなる。 フィニィしか女を知らなかった俺だったが、これは極上のアソコだと確信していた。 「うああああルースぅ、気持ちいいよぉ、このままアタシを犯してよおおおお、チンポキチガイにしてええええ!!」 イチモツを突き立てるほど、フィニィは卑猥に、淫らに泣き叫ぶ。 快楽に酔い、メスの悦びを露わにするフィニィの恥態は俺の中の欲情をいたく刺激し、更に激しい交わりをうながした。 「そんなにチンポが好きか、この淫乱!だらしない顔しやがって、恥ずかしくないのか!?」 「あああ、だって好きなんだもん、チンポで突かれるとアソコがキュンってして気持ちいいんだもん、」 「へえ、そうかい、チンポぶち込めば誰にでも腰を振るんだな、この淫売!ほら、大好きなチンポだぞ、奥まで味わえ!!」 「ふあああッッ!!ヒドいいいい、でもうれしいよおおおおお!!!!」
18 : 俺とフィニィは互いに卑猥な言葉を吐きながらひたすら交わり続ける。 そして俺たちが達する時が来た。 「うおおおおお、イクぞフィニィ、ぶちまけてやるぞおおお!!」 「うん、イッてルース、アタシの中でイッてええええ!!」 「おう、イクぞイクぞ、うううううう〜〜〜ッッ!!!!」 「来て、来て来て来てえええええ〜〜〜はヒィイイイイ〜〜ッッ!!!!」 激しい腰使いから深い一突きの直後、俺のイチモツはフィニィの中で弾けた。 力強く脈打つイチモツを膣肉が締め、さらなる射精をうながす。 フィニィの乳房でイッた時よりイチモツは精液を放ち、フィニィの奥を満たしていった。 「ハァ…ハァ……」 「はぅん…ん…んん…」 一戦終えた俺とフィニィは床に横たわり、絶頂の余韻にひたっていた。 「……すっごく興奮したね、ルース」 「ああ…何だかんだ言って最後までやっちまったな……」 「でももう元気になったよね。よかった♪」 「そうだな。まさかエッチまでするとは思わなかったが……」 「もういいじゃない、あたしもルースも気持ちよかったならそれでいいんだから」 「そうか、そうだな……」 「じゃあ今日はもう帰ろ帰ろ、」 俺とフィニィは乱れた着衣を直し、何事もなかったかのように塔から降りた。 「あ…フィニィ…ルース……」 俺たちが塔から出てくると、入口の前で鑑定さんが待っていた。 「鑑定さん、どうしてここに…」 「ルース、あなたに謝りたくて待ってたの」 「謝る?俺に?」 「今朝はひどいこと言ってごめんなさい……私、あなたとフィニィとのこと思い違いしてて、それでつい…… フィニィが話してくれなかったら私あなたをもっと責めてたかもしれない。本当にごめんなさい…」 鑑定さんは申し訳なさそうに深々と頭を下げた。 「もういいよ、やましいと思ってたからあんなことになったんだ。君が悪いわけじゃないさ」 「でも…」 「もう俺の中では終わったことだ。鑑定さんも気にしなくていいよ」 「………」 鑑定さんは納得しきれないようだったが、俺にこう言われてはどうしようもなかった。 しかし、まさか鑑定さんがこんなに気にしているとは思ってもみなかった。 俺はこのとき、自分のことでヘコんでいる俺を嬉しく思ったフィニィの気持ちがわかるような気がした。
19 : それから>>5 に続くわけで。 前スレが読まれる前に落ちたらどうしようという心配から再投下したのですが、保管庫に入れられれば問題なかったですね。 スレ汚し失礼しました。
20 : おつおつ 大変えろくてよろしかったですよ
21 : これだけの長編久しぶりです いいものを読ませてくださりありがとうございました
22 : 釘宮か、かなえか、千葉千恵巳か、それが問題だ。
23 : 悪いが俺はかかずゆみで……って何の話だよ?
24 : 勿論ウィザードリィシリーズはオススメRPGですよ!?♪。
25 : 保管庫のぞいたら保管されてた。ありがとう管理人さん。 しかし前スレ落ちないね。
26 : >>25 どういたしまして! 前スレはちょっと前まで500KBギリギリラインで頑張っていたので、落ちるとしたら今夜以降ですね。 >>626 以降は容量を超過させるために書き込まれたものと思われますし、保管庫的に全文入っても特に問題なかったです。
27 : 保管庫管理人さんに少し質問があるのですが、仮にUploaderにHTML形式でupするとして、 文字色を保管庫準拠にしたい場合、文字のカラーコードは何番になるのでしょうか? 差し支えなければお教え寝返ると有り難いです。
28 : 寝返ってどうするというのか 「願える」ですね
29 : >>26 保管庫と文字色・背景色を同一にする場合は、bodyタグに以下にご指定下さい。 <body text=#CC6600 bgcolor=#000000> その他、文中の文字色は主に red green gray silver などカラーネームを用いたり、 簡単な拡大縮小は big や small で指定したりしてます。 各HTMLなどのソースを参照していただけるとわかりやすいです。 (ミラーサイトのソースにはFc2側が挿入するスクリプトも含まれます)
30 : 失礼アンカーミス…>>29 は>>27 宛てのレスです。
31 : >>29 早速のご返答、痛み入ります。 なるほど。右クリックでソースを参照すれば全て見られたんですね。 しかし、不慣れだとHTML化もなかなか手間がかかりそうなので、 Uploaderにupする時でも素直にtxt文書で落とした方が無難かな。 ともあれ今後、HTMLでupすることがあれば参考にさせて頂きます。 お手数をお掛けいたしましたが、どうもありがとうございました。
32 : 久々にFC版を遊んでみたらやたら妄想が止まらないので なにか書いてみようかと意欲はあるのだけどゲームも面白い… ウィザードリィは妄想癖のある人間には本当ご飯何杯でもいけるエロゲやで
33 : SS書くうえでの最大の敵は面白すぎる原作ゲームだよ フルプリーストpt回復縛りプレイとか レベル1ptで宿屋禁止どこまで行けるかプレイとか RoW全裸で地雷原ダメージ測定マッピングとか ニンジャ使用禁止装備禁止でカエルや熊の置物、ブルーリボン、各種鍵のみ携帯可なプレイとか ネタ探しの名目ではじめたプレイが面白すぎて 全然筆が進まない
34 : 3Dダンジョンだからこそ妄想を掻き立てられるんだよね 忍者が全裸なのも必要最小限の情報しか与えられてない事からはじまってるし どんな小説になるかわかりませんが新作楽しみにお待ちしてますので頑張ってください
35 : 保管庫にリンクのあるAxfc Uploaderを用いてtxt形式でSSを上げようと思ったのですが、 規約を読むとあそこって猥褻物のupは禁止事項に入っているんですね。 エロパートがほぼ壊滅なので、スレへの直接投下も躊躇われるところ。 そこまで杓子定規に気にすることは無いかとも思いますが、 18禁のこの板を通して、pass付きupの場合はどうなるものか。 18禁投下ありのUploaderで使い勝手のいいところってあるでしょうか? ttp://u4.getuploader.com/wlc18/の18禁うpろだあたりかな。
36 : * おおっと * と、思ったら上記のUploaderは数年も前から動いていなかった。 失礼いたしました。
37 : 猥褻物ってエッチなもの全部ってことじゃなくて モロマンとかモロチンの画像データのことじゃないの?
38 : あ、確かに。 次のすべてを満たす場合との項目内に「画像又は映像」とありますね。 お騒がせいたしましてすみません。 では、注意書き等々。 パロはともかくエロの分量が非常に少なくスレの趣旨とは逸れますので、Uploaderを 用いての投下とさせていただきます。形式はzip内にtxtファイル。 軽い内容の話のため、重厚なものをお望みの方の趣向に沿うかはわかりかねます。 * NGワードは異種姦 * ttp://www1.axfc.net/uploader/so/2691901.zip DLkeyは Wiz * 保管庫管理人さんへ * お疲れ様です。ネット上での投下時に必要な行毎の文字数調整を行っていないため、 勝手ながら保管は無しでお願いいたします。文字数調整を施すか、小ネタとしてまとめ 直す機会があれば、お世話になることと思います。
39 : 乙でした こりゃまたマニアニックな
40 : GJです 次の作品も期待してます
41 : 耳とがって白と黒って鉄板で乙
42 : 業界最低価格 取引安全! 10万G=13円=14wm rm*top.jp/hb_content.php?id=252 *をぬけてください
43 : 久々の投下?乙でした オチまでまとまってて面白かったんですが も、もうちょっと普通のからみ書いてもいいんですよ?
44 : なんでもドンと来い!ですよ。職人さんGJ!
45 : 今年になってSSは何本あったかなとなんとなく思ってまとめてみた 1月 ・FCの日(前スレ続き) ・寝取られドワーフ♀ 2月 リルガミン・初めての夜(未完) ・爆発しろ ・小ネタ全裸忍者 ・小ネタ全裸ネタ 3月 ・奇跡2(マイルファック) 4月 ・奇跡3(マイルファック) 9月 ・ノーム魔除け倉庫 10月 ・ルースの回想より(前編) 11月 ・ルースの回想より(後編) ・巡り会い 続き物は一つとすると合計は小ネタ込みで10本か まだ年内に投下はあるのかな
46 : 年末になれば去年よりかマシな休み日数な企業系にいる職人たちが開放されて 頑張って書いてくれると期待してみる。 コミケなにそれおいしいの
47 : エロさに欠けますが、おそらく5レス程度の小ネタなど一つ。 注意点は * 直接的なエロ描写無し 一部に変態的な単語の羅列 * では、以下、小ネタ『TAXi』投下開始いたします。
48 : 濃密な暗黒の霧の中、彼らは危機に瀕していた。 「やれやれだぜ。呪文封じにダークゾーンと落とし穴の連携、こいつはなかなかに厄介だな」 「さすがに脱出を考えねばなるまい。私も、もう体力が持ちそうにない。アブドルのタクシーを 使うか?」 「魔術師が言ってんのって、あの親父かぁ? でもよ。あの髭、なーんか胡散臭いんだよな。 それによお。前にも一回乗ったけど、おれはどうもあの浮遊感は好きになれないんだよなぁ」 「まあ、魔法も使えん状況では背に腹は代えられん。わしもそろそろ限界じゃ。さっきあやつ と会ったのは、どの辺りじゃったかの?」 「確か、一旦、回れ右してから三ブロックほど先を左ですよ」 「じゃあ、案内は僧侶に任せるわ。行きましょう」 「ようこそアブドルタクシーへ」 ダークゾーンの中、そこだけが急に闇が途切れた空間の中。冒険者たちの視界に映ったの は、引き馬のいない馬車、とでも形容すべきだろうか? 黄色く塗られ、丸みをおびた形をした 奇妙な箱形の四輪車だった。そして、その脇に立つのは、黒いフードを被り口元をフェイスベー ルで覆い隠した一人の女。 濃いアイラインで縁取られた大きな目がエキゾチックな印象を与えるその女は、黒地に金の 刺繍の入った衣装を纏っていた。その乳房のみを覆うホルターのトップスは見事な胸の谷間 を殊更に強調し、深く腰までスリットの開いたスカートは腰から膝の辺りまでピッタリとフィット して、その美しい脚のラインを惜しげもなく晒している。 しばらく前にここで会ったアブドルとは似ても似つかない、どころか、性別すら異なる褐色の 美女。だが、その女からは、どこかしら彼と同じ異国の空気のようなものが感じられた。 「てめえは誰だ。なぜここにいる」 「ですから、アブドルタクシーでございます」 予想していなかった光景に、思わず身構える冒険者たち。だが、そんな彼らの様子をよそに、 女はあくまで礼儀正しく返事を返す。 「ああ、いやそれはわかったが。しかし、これは……」 「うむ。グンバツな脚をしておるの」 「いや、そうじゃなくってですね」 「さっきここで会った時には、確かに髭面のターバンを巻いた男だったはず」 「ああ。それに、あれがタクシー? 前に乗ったのとは随分違うようだが」 女には聞こえないように呟いた戦士に魔術師が同意した。 彼らは以前、迷宮の第三層を探索している時に、一度だけ、アブドルのタクシーを利用した ことがある。二人のやり取りを聞き、仲間たちはそれぞれにその時のことを思い出していた。 アブドルのタクシー。その外観は、リルガミンより遙か南の地方ではリキシャとも呼ばれて いる、いわゆる一つの人力車である。ただ、最大六人の冒険者を乗せるため、その大きさは 大型の二輪馬車ほどもあった。 料金を支払って六人全員がタクシーに乗り込むと、アブドルとは別の痩せた男が、それを軽 々と引っ張って走り出した。しかし、その向かう先は迷宮の石壁。慌てる彼らを尻目に、猛然 と壁を目掛けて走るタクシーは勢いもそのままに石壁に激突し、全てが木っ端微塵に砕け散 った―― ――そう思った瞬間。彼らは空の上にいた。 空中を走るタクシーは、緩い放物線を描いて下降しつつ進んでいく。後ろを振り返ると、天 にそびえ立つ梯子山の岩壁が凄まじい速度でどんどんと遠ざかっていくのが見えた。 どれぐらいの時間、タクシーに乗って空中遊泳をしていただろうか。しだいに速度を緩めた リキシャは、ふわりと地上に着陸すると、軽く横滑りをしながら停車した。そこは、ニルダの杖 が作り出すリルガミンの結界のすぐ外。草原の中、そこだけ草一つ生えていない円形の空き 地の中心だった。
49 : 「あー。やっぱり、おれ、あの感覚駄目だわ」 「そう? 私は凄く楽しかったけど」 以前使ったタクシーを思い出し、その感想を改めて口にする冒険者たち。そして、記憶の中 のそれと、目の前にあるものを見比べて、再び首を傾げるのだった。 「確かに、前に乗ったのとは全く違うもののようだ」 「まあ、どうでもいいじゃないですか。タクシーはタクシーでしょう」 「そうだぜ。あんな髭のおっさんよりは、こっちの方がよっぽどいい」 「タクシーも使う者が少ないから、サービスの向上を計っとるんじゃないかの」 「女性になっても私は別に嬉しくないけどね。まあいいわ。ともかく送ってもらいましょうか」 そう言って、君主は懐から金貨を入れた革袋を取り出した。 「では、六名様で四万八千ゴールドになります」 ベールの女の言葉に、一同全員が耳を疑った。 「はァッ!? いくらなんでもボリ過ぎだろ! さっきは五千ゴールドって言ってたぞ?」 「いえ、正規料金でございますが?」 戦士の抗議に対し、しれっとした顔で女は返事をする。 「また、随分と足下を見た値段設定ですね」 「くそっ。だが万一があって全滅でもしては意味が無い。おい、みんな。今いくら持っとる?」 彼らが迷宮に入る際には、その万一を考えて、パーティー資金のほとんどをギルガメッシュ の酒場で待つ司教に預けている。そのため、一人一人が数万もの金を持ち歩くことなどはほ とんどない。 だが、今回の探索では財宝に金貨ばかりが多かったことが逆に幸いした。仲間全員の持ち 金を集めてみると、合計で六万四千を少し越える十分な額が手元に揃っていたのである。 「じゃあ、これでいい?」 「少しお待ちを……確かに、頂戴いたしました」 女が、受け取った金貨を車に付いた箱に入れると、その上に付いた数字の板がクルクルと回 転して、その合計金額をはじき出す。 「ほう。これは、どんな原理で動いてるんだ?」 「高く付いたわい。全く、いい商売をするのう」 四万八千ゴールドを料金として支払い、男五人が千五百ずつ、残り全てを君主が預かって、 冒険者たちは金の分配を終えた。 「じゃあ、送ってもらいましょうか」 「では、お一人ずつ順にお送りしますので、行き先をお選び下さい」 「は?」 その女の言葉に、一同は困惑の表情を浮かべる。 「いや、お前さん、なにを言っとるんだ? わしらはリルガミンに戻りたいんだが。それに、一人 ずつとはどういうことかな?」 さすがになにかが妙だと思い始めた一行は、一斉に武器を抜き放つと、女を警戒して身構え た。だが、それでも女はその冷静な態度を崩すことはなく、そこで初めて気が付いたかのように、 ポンと一つ手を打った。 「ああ、わかりました。お客様方、勘違いなさっているようですが、私どもはアブドルのタクシーで はなく、アブドルタクシーでございます」 「え?」 「ですから、私どもは『ABNORMAL DREAM WORLD TAXI SERVICE』略してアブドルタクシー。 つまりは『ABDUL'S ETHEREAL TAXI SERVICE』であるアブドル“の”タクシーとは違います」 「ハァッ!? それって、名前を語った詐欺じゃねえのか? なんだよ“の”って!」 「その前に、アブノーマルってなんなのよ。アブノーマルって」 「私たちは街に帰りたいだけなんだ。そんな、いかがわし気なサービスはいいから、払った料 金を返してもらおう」 「はあ。詐欺とは聞き捨てなりませんが、まあ、仕方ありませんね。私どもはきちんとした商 売をしておりますので、お間違いになられたというのなら、お受け取りした料金はお返しいた します」 「当然だ」
50 : 「でも、本当によろしいのですか?」 「なにがだ?」 「私どもは、不定期に無作為な場所でしかお客様を拾わないので、遭遇する機会は滅多にご ざいませんよ。いくら私どものサービスを望んでも、その機会を得られぬまま一生を終えられる 方々も大勢いらっしゃるというのに」 「いや、だからおれたちは今それどころじゃ――」 「折角、どんなアブノーマルなプレイでも楽しめる環境をご用意しているのですが。勿論、夢と 銘打ってはいても、決して幻術の類ではございません。この現実の世界に於いて、如何様な アブノーマルな夢の世界にでもご案内するのが、アブドルタクシーの売りでございますから」 「……」 「……」 「……その。それは、どんなアブノーマルなプレイ内容でも?」 「ちょっと、なに聞いてるの戦士」 「はい。社会的にはとても大っぴらにできないような性癖にも対応しております」 「例えばどんな?」 「ちょ、盗賊も乗らない!」 「そうですね。軽いところなら、目隠し愛好・猥褻語多用癖・疑似獣姦・体臭愛好・露出願望・ 臀部愛好・無毛嗜好・少――」 「いや、十分だ」 女の言葉を遮った魔術師にホッとした表情を浮かべた君主だが、その表情は一瞬にして崩 れ去ることになる。 「もっと、アブノーマルな……とりあえず中級あたりを聞かせてくれ」 「なにを言ってるのあなたまで!」 「中級なら、そうですね……眼球愛好・矮人嗜好・幼児性愛・妊娠性愛・母乳愛好・毛髪性愛・ 浣腸愛好・嗜尿症・睡眠愛好・処女凌辱症――」 「も、もう止め――フグゥッ!?」 「もう一つ上を聞かせてもらいたい」 叫ぼうとする君主の両腕を戦士二人が押さえ、彼女の口を塞いだ盗賊が、その更に先を促す。 「さすがに、私の口から言うのは憚られますが……まあ、これも仕事です。仕方ありませんね」 「それで?」 むしろ、その女の口からそれを聞きたいとばかりに、僧侶が身を乗り出した。 「では。肉体欠損嗜好・埋葬愛好・低酸素愛好・嗜糞症・吸血症・体性愛・食――」 * プツン * 「いい加減にしろぉッ! この変態のビチグソ野郎どもッ!!!」 これまでその口から発せられたことの無い口汚い言葉を発しながら、君主が男二人を壁に叩 き付けた。彼女はそのままツカツカと女の方に詰め寄り、その胸ぐらを掴んだ。女のホルターが 捲れ上がり、その美しい形をした乳房が露わになる。 「あなたもあなたよ。仕事だからって、女がそんな、そんな言葉を次々と並べ立てて!!」 だが女は、そんな君主の剣幕にも臆することなく、腰帯に挟んでいた一枚の羊皮紙を取り出 し、それを君主の顔の前にスッと差し出した。 「女性の方向けには、このようなメニューもございますが?」 「なにが女性向けのメニューよ! こんなも……のッ……え? 本当に…………嘘ォ!?」 女の胸ぐらを掴んだ手を離して羊皮紙を受け取ると、君主は目を瞬かせながら、その文面を 食い入るようにして読んでいる。そんな君主を尻目に、女は乱れた着衣を整えて男たちの方に 向き直った。 「ちなみに、お時間は四時間のコースとなっております。さて、いかがいたしましょうか。お・きゃ・ く・さ・ま?」 「よろしくお願いします!」 君主も含めた六人全員が、異口同音に同意の言葉を叫んだ。 「ご利用、ありがとうございます」 タクシーの扉がゆっくりと開き、ベールの隙間から覗く目を弓形に細めて、女は初めての微笑 みを見せるのだった。
51 : * * * アブドルタクシーから最後に出てきた君主は、ポーッと熱に浮かされたような夢見心地の表 情を浮かべていた。すでに車の外で待っていた男たちも、一様に心ここにあらずといった様子 で、思い思いの場所に座り込んでいる。 順に一人ずつが車の中に入り、中で待つ女に行き先を告げると、アブドルタクシーは走り出 す。そして到着地点で、乗った時とは逆の扉を開くと、そこはもう自分の望んだ夢のような現 実世界。四時間の間なら、どんなアブノーマルなプレイでも思うがまま。追加料金として、一 時間につき一人千五百ゴールドを支払うことで、三時間までなら延長も可能である。 「では、今回のご利用、真にありがとうございました。お客様方に幸運があれば、また、お会 いすることもあるでしょう」 ベールの女は指を揃えて深々と頭を下げる。 「ところで、あんたとのプレイはできないのか?」 「私はあくまで案内役ですので」 「おれも彼女となら、すぐにでもお願いしたいんだけどな」 誘いをかける戦士を軽くあしらう女を眺めて、もう一人の戦士が残念そうに言う。 「そもそも、もう料金が払えないだろう。それに私は今すぐにはちょっと無理だ」 「一体、どんな激しい変態プレイをしたんですか魔術師?」 「それを言うなら僧侶もじゃろ。多分、お前さんが一番、普通じゃないわい」 「それはあなたも一緒でしょう。ちなみにぼくは霊――」 「やめて、聞きたくない。それより、早くアブドル“の”タクシーを見つけて帰りましょう?」 「そうだな。とりあえず宿に帰って寝たいわい」 君主の言葉に同意して、男たちも重い腰を上げる。 「じゃあ、行くか。あ、でも、実はおれ、延長したからすっからかんなんだよな」 「帰ってきた時間がほとんど一緒なんですから、みんなわかってますよ。最初に戻ってきた人 がどうだったかはわかりませんが」 「最初はわしだ。しかし、わしも延長したから、文無しだな」 「と、なると全員が延長したのか。最後に戻ってきたということは、なにげに君主も延長したん だな。まあ、君主には八千五百ほどは預けてあるから問題あるまい」 「あ。その、えっとぉ。私……さ……間」 なぜだか、後ろめたそうな様子で、もごもごと言葉を濁す君主。 「ん、どうした君主?」 「だから。……私、三時間、延長しちゃったからぁ、もう四千ゴールドちょっとしかお金が残って 無いの!」 「はい? え、お前、あんだけ言っててそんなに楽しんできたのかぁッ!?」 「だって! しょうがないじゃない、あんな、あんなこと」 自分のしてきたプレイの内容を思い出したのか、君主は顔を真っ赤にして顔を隠した。 「今更、恥じらうなよ!」 「せめて、二時間までにしとけば、最低限必要な五千ゴールドは残っただろうに」 「だって、誰か一人ぐらいは延長せずに戻ってくるかと思ったから!」 「いや、それ以前におかしくないですか? 君主が戻ってくるのに、我々とそれ程に時間の差 があったわけじゃありませんよ」 「あ、それなのですが」 と、まだその場に留まっていたタクシーの窓からベールの女が顔を出す。 「タクシーの行き先で起こったことは、紛れもなく全て現実なのですが、あの空間そのものは 魔法的な空間ですので、ここと時間の流れは違いますよ」 「もしや、あちらで過ごした時間と、こちらで経過する時間には食い違いが出る。と、いうこと なのかな?」 瞬時に女の言いたいことを理解した魔術師が質問をする。 「ええ。といっても、ご安心下さい。向こうでの一時間がこちらの一年などということはございま せんから。むしろその逆で、あちらの一時間はここでの五分に過ぎません。特に問題は無い だろうと思って、事前にはお伝えしなかったのですが」
52 : 「な、じゃあ。君主は本当に三時間延長したってえのか。羨ましいィィィィーッ! 俺も、あとた った三千ゴールドあれば、もう二時間あんなことやこんなことができたのに!」 「いや、そんなこといってる場合じゃないでしょう」 「では、ごきげんよう皆様。またのご利用の機会があることを願っております」 と言うやいなや。女が乗り込んだタクシーはダークゾーンの中を、どこへともなく走り去って いった。そして、辺りは再び重苦しい闇に包まれた。 「さて、ぼくたちはどうします?」 「どうするもなにも、足らずの千ゴールドを稼ぐしかないじゃろうな」 「私も盗賊も運が悪ければマハリト一発でねますね」 「なあ、君主。いきなりだが、お前に一つ頼みがある」 「え? 頼みって……それ、今じゃなきゃいけないわけ?」 突然、深刻な声音で語りかけてきた戦士に、君主が怪訝そうに返事をする。 「ああ。今、言えなかったら悔いが残るかも知れないからな」 「なによ。とりあえず聞いてあげる」 「もしおれたちが無事に街に帰れたら――」 男は手探りで君主の両肩に手を置いて、彼女の体をグッと自分の方に引き寄せる。 「帰れたら?」 いつになく真剣な戦士の声に、思いがけず胸が高鳴る君主。 「――お前がしたプレイの内容を事細かに聞かせてくれ」 「…………。ば、馬鹿じゃないの!? そんなこと言えるわけないでしょう!!」 「いいじゃんかよぉ。お前だけ、おれたちより二時間も延長したんだろ? タクシー代が無いの も、言ってみればお前のせいじゃないか」 「まあ、それもそうじゃの。それに、それぐらいの目標があれば、これからの戦闘にもやりがい が出るってもんじゃ」 「ぼくも君主がどんなアブノーマルな性癖を持っているのか気になりますね」 「それが我々で実現可能なことなら、なんならもう一度体験させてあげるのもいいだろう」 「異存はない」 「ハッハッハッ。そりゃいい。それなら君主も文句は無いじゃろ」 「おい。なんだか君主がプルプルしてるぞ。また怒らせたんじゃないか?」 実際、彼女は拳を握りしめて、全身を小刻みに振るわせていた。擦れ合う鎧の金属がカタ カタと鳴る音が暗闇に響いている。 マズい、これは調子に乗りすぎたか。と、男五人がそう思った時だった。 「……き……ろ」 呻くような声で君主がなにごとかを呟いた。 「どうした? ごにょごにょと君主らしくもない」 「せ……え……ぶろ」 「だから、なんだと言うんじゃ?」 「精液風呂ッ! せ・い・え・き・の・お・ふ・ろ!!! それが私のしてきたプレイ!」 「ハアァァァァアァァ〜〜〜〜〜ッ!?」 「い、言ったからには、みんなで無事に帰って、絶対に実現してもらうわよ! ほら、なにをボ サッとしてんの! 残り千ゴールド、どうやってでも稼ぐんだから!!」 「オ、オイ。引っ張んなって」 「あやつ。なんか、フッ切れたの」 「ああ。完全にフッ切れたな」 「よし、やるぞ。なんだか生き残れそうな気がしてきた」 「ぼくもですよ。彼女をどろどろにせずに“R.I.P”なんてんでもに切れませんからね」 意気を上げて二人の後を追う四人。その前方ではすでに剣戟の火花が散り、君主の発する 甲高い気合いの声が闇を裂いて響き渡るのであった。 〜 了 〜 以上、投下終了です。
53 : >……え? 本当に…………嘘ォ!? ビチグソ野郎共から一気にエッチなことに興味津々な君主ちゃんかわいいGJ
54 : 乙でしたー 口調の書き分けでなんとなく誰が喋ってるかわかるのが上手いな こんなアブドルなら帰りはマロール使わずにタクシー安定
55 : 投下乙 LoLネタってなにげに珍しいねw 君主ちゃんかわいい
56 : 乙でした
57 : ここしばらく保管庫を時々見てただけでスレは見てなかったけど 1ヶ月ぶりぐらいに投下きたんだと思ってスレ覗いたら間にも投下があったんですね どちらもいい出来だったし折角だから勿体ぶらずに保管ありにしてほしいなーと思ったり
58 : ごめんsage忘れた
59 : 規制なのでロダから上げます 人♂とホビ♀のゆるい内容です 外伝1ベースですがあまり意味がないかもしれません。パスはWiz ttp://www1.axfc.net/uploader/so/2736527
60 : 年末忙しいのに乙でした
61 : おお。暮れのこんな時期に投下が 外からなんでろだから落とせないけど、年が明けてから読ませてもらお 来年は投下がたくさんありますように
62 : 2012年最後の作品投下お疲れ様でした
63 : ぬぅ、BUSIN0の双子エルフ陵辱物書いてくれる作家さんはおらんもんか… もう何年も願ってるけどあの双子そんな人気ないのかな?
64 : ぶっちゃけそんな可愛く(ry
65 : あのシャイニング姉妹最初見た時びびったな
66 : マイルフィックのモデルのパズズ神像は股間から蛇が生えてるらしいな 夢があるよな
67 : 玄室の封印を破って這い込んできた盗賊たちは、ランプの照らし出す室内の様子に息を飲んだ。 一見しておびただしい黄金の輝き。光の差す先はいずれも金または銀器のきらめきに満ちていた。 あるいはエメラルドの微光。宝器を捧げ持つのは等身大の陶製人形たち。その彩色にも朽ちた様子がない。 明らかに外気に触れたことがない、ここは手付かずの室だった。盗賊たちの眼前に開かれて。 玄室の四方は五、六メートルばかり。整然と収められた宝物に、盗賊たちは興奮を抑えて息をす。 手前から奥へ並ぶ埴輪は宮女を象り、それぞれが乳香、肉桂、サフランなどの香料を捧げていた。 朱や青の鮮やかな衣装、身を飾る玉の櫛、緑石の指輪やネックレス。 人形たちは、彼女たち自身が祭壇となって、玄室の奥なる何者かを礼拝する形をとっていた。 ここは貴人の住まいだった――だが、皇帝その人の室ではあるまい。 魔道皇帝ハルギスの墓所は、広漠たる砂海に突如口を開いた地下都市だった。 皇帝ハルギス、かつてこの地に栄えた古代帝国の一代の主。しかし歴史にその名は知られていない。 陥没によって発見された遺跡は周囲数キロ、とつてもない規模を持ち、何層にも連なる地下構造があった。 刻まれた碑銘はハルギスの名を語っているものの、皇帝の墓室は地下深くにあっていまだ発見されない。 現在発掘の及んでいる部分は、皇帝に殉した数千とも言われる人々の墓室群。 皇帝がんだとき、彼の宮廷に使える人々は強制か、あるいは自ら望んでか、自して墓所に赴いた。 それらミイラの収められた石棺と、石棺を収めた墓室が数知れず地下から発見される。 墓室と、墓室の間に張り巡らされた通路は蜘蛛の巣状に広がり、遺跡の地下構造はひとつの迷宮をなす。 巨大な合同墓所だった。せる皇帝は生前の宮廷を後にそっくり移したのだ。 墓室の配置は生前の宮廷における厳格な序列に従い、高貴な者ほど深い層に収められた。 数多い下吏は地上に近く浅い層へ。これらは一部屋に棺を並べて合葬される。 墓所建設に携わった人夫たちさえ、くびりされ、個々の棺もなく土壁に塗り込められていた。 殉者のさらなる殉者として。貴人らの後の奴隷として。あたかも者の都ネクロポリス。 そして都には、古代帝国の集めた富が、千年を経て損なわれずに保存されていた。 遺跡の迷宮に踏み込む者たちは、凄まじいまでの者の数を目の当たりにしておぞ気を震う。 通路に散乱せんばかりの白骨は千年昔の虐を伝え、地下は者の怨念で満ちているかのようだ。 だが、玄室の封を破って内部に押し入るとき、盗掘の魅惑は恐怖さえ忘れさせた。 財宝はあった。それは古代の信念によって、貴人たちの後の生活のために蓄えられたもの。 黄金器、宝珠、宝石細工。手に取って帰るばかりで一財産は容易、選り取りは自由。 ――発見される黄金の噂は、墓から墓へ、古代の墓穴をあばき続け、副葬品を漁り歩く者たちを生む。 それは遺跡発掘を指揮するアルマール領主ウディーンの目論むところ。
68 : ザファル、と誰かが名を呼ばわる。ザファル、お頭よ。 六人の盗賊はあらかた玄室を調べ終え、副葬品の財宝類に存分に目を楽しませた頃、 これからひとまとめに荷造りにかかろうというところ――その前に、いや、その最後に もうひとつ確かめなければならない品がある。すなわち玄室の最奥なる、重い石棺そのものを。 ザファルよ、財宝へのあんたの嗅覚は確かなものだ。こうして、手付かずの墓室を探し当てる目利きは。 見よ、この部屋いっぱいの一財産を。誰もまだこの部屋にたどり着いた者はいない。 あんたは他の人間の目には止まらない隠し扉を見分け、手下の俺たちに存分のいい目を見せてくれる。 この地底のハルギスの墓所で、あんたはまるで自分の庭のように振る舞うのだ。 扉に刻まれた恐ろしげな呪いの文句を気にもかけない、玄室を守る妖怪どもを恐れたこともない。 あんたときたらまったく腕利きだ。だからザファル、お頭よ。このお宝もあんたに第一の権利がある。 五人の手下に推され、盗賊の頭ザファルは、浮彫の施された棺を薄笑いして見下ろす。 玄室に並ぶ陶製の人形たちは、皆、一様にこの棺を向いて供物を捧げているのだ。 この棺こそ小さな石室の主。いにしえの貴人であろう。さて、その顔を拝まないではいられない。 なんと言っても、墓に収められる財宝の最も高価な品は、他ならぬ者が身につけて棺の内にあるもの。 ザファルと五人の盗賊は棺に手をかけ、重い石の蓋を滑らせていった。 ゴゴ、ゴゴゴと、鈍い音を立てて蓋が動いていく。開ききるより先に、内部にランプが差し込まれた。 棺の内に横たわるもの、それはおよそ干涸らびてミイラ化した遺体であろう。古代の貴人の残骸。 経験上ザファルの予期したのもそんなものだったし、盗賊たちもミイラなら見慣れていた。 地上のアルマールの街では、遺跡から運び出されるミイラの欠片が薬品として捌かれるくらいだ。 ――しかし、これは、なんだ? 光の中に、白い装束の絹が広がる。布地はたっぷりと膨らんで棺いっぱいに溢れていた。 千年のあいだ外気に触れぬまま、腐朽も褪色もなく、純粋な艶やかな白銀のいろ。 ふっくらと膨らんだ胸の上に置かれた両手。細い指は繊細で、爪に施された染料さえ鮮やかだった。 そしてその顔――まるで眠っているかのように、目を閉じて安らかに憩う者には、 乾燥したひび割れも、醜い皺もない。つい今しがた眠りについたかのような、生きているかのような みずみずしく若々しい、少女の寝顔だった。
69 : 醜くおぞましいものを想像し、待ち受けていたところに、思いがけず出くわした優美可憐な姿―― それもまたこの地下墓所の暗がりでは、ある種の恐慌を招いた。「こりゃあ、いったい…?」 盗賊のひとりが呟く。「まるで生きているみてえだ。どういうことなんだ?」 者の顔、その娘の顔が、それほどに美しく、愛らしくなければ、かえって恐ろしくもなかっただろう。 「以前、耳にしたことがある」 盗賊の仲間の一人、悪の戒律に仕える僧侶が言う。 「はるか東方では、貴人の埋葬に水銀を用いる。水銀は遺体の腐敗を防ぎ、瑞々しいままに保つと」 「温かい。体温があるようだ」 者の頬に触れ、あごを伝って、指先は喉元へ這った。それは一味の頭、ザファルの手だった。 「皮膚には張りがあり、柔らかい。千年も棺の中に眠っていたとは信じられんな。 ――お前たち、何をそんなに怯える? この程度の怪異、ハルギスの墓所では怪異の内でもあるまいが」 手下の五人の盗賊を見渡し、ザファルはうっすらと口元に微笑を浮かべた。 「俺たちはこの地下迷宮で、武装した霊の兵士と剣を交え、幽霊と魔術を競って争うではないか。 たかが棺の中にひとり、生きた女が眠っていたところで、俺には今さら驚くにも及ばん。 おい、お前も触ってみろ。この娘の肌の細やかなこと、手に吸いつくようだぞ」 盗賊たちは戦慄して後ずさった。ザファルはせせら笑った。 棺の中、少女の胸のふくらみの間に、重たげな金のペンダントが置かれている。 表面は鈍く光を反射し、首からは細い鎖が繋がっている。文様装飾の施されたそれは、 古代の貴人が身につけた守り札、してのちは遺体を守る護符ともなった。彼女の名が刻まれている。 手に首飾りを取り上げると、かすかに衣服が滑り落ち、胸元が緩んだ。 ザファルは唇を歪め、合わせた襟を広げて手を差し入れる。手が動くと、絹はさらさらと音を立てた。 押し開かれた衣服のあいだに、少女の肌がこぼれた。 美しいまるみが露わになった。火灯りに浮いた、つんと尖った乳首。者のものとは思えない、 ぞっとするほど艶めかしい色に、盗賊たちは身をこわばらせた。 よく見えるように折り広げる。少女のあらわな胸を撫で、手のひらに包んだ。それは柔らかくはずむ。
70 : ザファルは棺に腕を入れた。者の背に手を入れて抱き起こすと、 肩まで開かれた衣は肌を滑って二の腕まで落ちた。両肩をあらわし、ふたつの乳房を指に弄ぶ。 傾いた首から下がって、ちょうど乳房の間にペンダントが落ちた。 衣服の合わせをかき分けていく。愛らしい胸の間から、鳩尾を伝いくぼんだ臍まで、なめらかな曲線。 肌は体の色ではない。ランプの暗い光にも血色を感じさせる。 棺から抱き上げて、石床にじかに下ろす。盗賊たちが後ずさった。 小さな尻を床に落ち着けると、びぃっと音をたてて腰までの絹を引き裂いた。 スカートになった下身は乱れて、腿さえもしどけなくあらわす。 長い髪の重さに、頭はかくんとうつむいて、うつむけに睫毛を伏せる。人形のように力なく、 男の手にされるままに床に座る。ザファルの腕は、長い黒髪に埋もれるように少女の背を支えた。 ザファルの大胆さに飲まれて、五人の盗賊たちは声もなかった。 なにを怯えることがある? さあ、よく見ているがいい。 つややかな両脚が開かれ、絹の断片を払いのけると、付け根まできれいにあらわした。 腰に残った金糸の飾り帯。その下に無垢な肌の色、ふっくらと愛らしい丘のふくらみ。 みずみずしい頭髪と比べて、その部分はやや脱色して見えた。淡い金色をおびた体毛を分ける。 ザファルの指先はなんの躊躇もなく、無遠慮に、者の体をさらけ出した。 いま、少女はザファルの肩にもたれて、眠るように安らかな顔を見せている。 ランプの火の下、手下たちにも見えるように示した秘所は、少女の穏やかな寝顔と対照的に 乾燥しきった石室に、異様なほど潤んだ艶をおびてみえる。 男たちはごくりと唾をのんだ。 目を吸われる五人になおはっきりと示すように、指で体毛を分け、少女のひと筋を下からなぞっていく。 尖端に指をつけて、爪の先に力をこめる。弾力のある肉は、かすかに震えて抗った。 二本の指で押し開く。朱に塗ったような内側を見せて、そうっと爪先を差していく。 そのとき少女の身体が――体が、痛みにふるえたようにみえた。 「か、顔が」 人形のようだった少女の顔が、かすかに眉を寄せて変わりつつあった。 下身をくすぐる指の動きに応えて、ひくん、ひくんと顎が持ちあがる。
71 : 少女はザファルの腕に抱かれ、揺られていた。裸の胸に金鎖を揺らし、少女の体はゆるやかに上下した。 ザファルの指に翻弄される。引き裂かれた衣服はくびれた腰を巻いて、いまは残骸でしかない。 者が、いまやはっきりと、苦しげにあごを反らした。 「んっ」 音もない石室に、か細く、澄んだ声を聞いた。 「は……っ」 半開きの口から息が漏れ、それは息をした。 投げ出された両脚がぎこちなく動いて、閉じようとする。身を守ろうとする。 ザファルはその間に自分の足をはさんで、強引に動きを封じた。足と足とが絡みあい、争う。 膝に抱きかかえ、抱き寄せる。意識なく拒みつづける。半身をそらし、者が左右に身をくねらす。 誰ひとり、声もない。乾いた石室に、者の吐息だけが響いた。 ザファルの指はすでに深く節を潜らせ、掻くように、くり返し執拗に刺激を与えていた。 くちゅっと湿った音がまじった。 盗賊たちは見た。少女の黒い瞳が宙を泳いで、一瞬、大きく見開いた。 ぐんと大きく体がのびる。暴れる身体を、ザファルは押さえ込んだ。 指に侵されたまま、少女は足をもがく。足首の銀環が鳴った。 「あっ……!」 悲鳴がほとばしる直前、ぐいとねじむけ、ザファルは少女の顔を胸に押し付けた。 盗賊たちの前に尻を向け、開かれた秘所に、ねじるように指を埋めていく。 奥まで埋め込まれとき、少女は頭を押さえられたまま、懸命に体をよじった。 一度抜き、ゆっくりと差し通す。眠りの間に責め立てられた体は、二度目には濡れて指を受け入れた。
72 : 盗賊の五人は目をむいて、眼前の妖異に見入っていた。 苦悩に喘ぐ息に涙がまじり、少女はひどい混乱におちて、幾度も幾度も首を振った。 いま一度指は離れ、少女の背に置かれた。 それはすでに者ではあるまい。彼女は確かに息づいていた。 ちぎれた絹の断片を体にまといつかせ、激しく背を起伏させる。 愛撫を続ける男の腕の中に、もがく上半身、両肩と、下身の震えが不調和に混じって波うつ。 押しした悲鳴とともに、ひとりでに痙攣がはじまった。 唇を吸う。吸いながら愛撫する。腰に残った屍衣の残りが落ちた。 手はまるい尻をもてあそんでいた。 唇が離れたとき、黒い瞳は見開かれて、思考を失ったまま、さまよっていた。 身体は熱く、確かに息づいていた。しかし、いまだ人のように。 * * * この価値ある戦利品について、盗賊仲間たちは、ザファルの優先権を認めただろう。 盗賊たちは地上に帰還し、稀代の珍しい捕虜として、少女をハルギスの墓所より連れ帰ったかもしれない。 それとも若く美しい娘の体を、楽しみ、弄んだすえ、その場に打ち捨てて行ったのかもしれない。 一筋の光も差さぬ闇の中で、少女は横たわっていた。 盗賊たちは、彼女の持ち物の取れるものは全て剥ぎ取って行ってしまった。 彼女の身分を表す衣服、彼女の黄金と彼女の財産、彼女の名を刻んだ守り札さえも持ち去っていった。 彼女には記憶がなかった。彼女が誰だったのかさえ、もはや誰にも分からなくなった。 彼女には帰る場所がなかった。墓穴に埋葬され、千年後に目覚めて、行く場所があろうとも思えない。 この身さえ盗賊の手から手へ渡り、彼らの手垢に汚れてしまった。 嗚咽を耳にする者もいない。涙は水にひとしい。 正気など最初からありはしなかったろう。何にせよ、千年前は魔道皇帝に仕える身だったのだ。 ぼろ布をまとい、裸足で玄室を迷い出す。 闇に見る者の目があれば、そんな姿にもある種の美しさ、白痴美とでもいうものがあったかもしれない。 あてもなく迷宮を徘徊するうちに、闇に住む魔神や女魔神《ジンニー》の仲間入りをしたかもしれない。
73 : これでおしまいですか? 乙でした
74 : 乙 確かにこれはよく分からない終わり方 かもしれない
75 : 久々に良い物読ませてもらえたよ ありがとう
76 : GJです これからもこのような名作を楽しみにお待ちしてます
77 : いいね。陰鬱な雰囲気でWiz満喫できた。
78 : さすがに少し笑いが
79 : 暗いの読んだ後は明るい話を読んでみたいな
80 : ロミルワ!
81 : 〜を読んでみたいな(建前) ⇒ 〜以外は投下すんじゃねぇ(ミエミエの本音) ただでさえ供給が細いのに更に絞ってどうすんだよw
82 : ただの一感想に捻くれた解釈してないで大人らしく流しなさいって そんな事だとこの先感想も何も書き込めなくなるよ
83 : 感想についてはそこまで指摘せずにもっと大らかでもいいかと。 あまり神経質になりすぎるのもどうかと思いますし。 それにしても皆様話を書けて羨ましいです。 私は話が書けないので他の職人さんにリクエストするぐらいの事しかできません。 でも、ただ希望だけを述べるのもどうかと思い、代わりに絵を描く事にしました。 モデルは鑑定士のお話に登場するエルフのくノ一さんです。 装備については恋人の鑑定士からプレゼントされた村正を装備しているという設定です。 村正の切れ味を試そうと迷宮の敵に挑もうとする、というシチュの絵です。 pass付きで、passは wiz ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3983918.bmp.html くノ一さんですが外見的特長はエルフ耳以外は銀髪で藍色の瞳で間違ってないですよね? また村正の長さがおかしいと思うかもしれませんがその辺はご了承ください。 RDYlohdf2Q様の作品の中でも鑑定士の話が一番お気に入りとなっています。 中でも鑑定士と裸くノ一さんの組み合わせが大好きです。 今でも連載復活して二人のSEX話が投下されるのを心待ちにしています。 今回の絵もRDYlohdf2Q様の応援という目的で描きました。 この絵を見て創作意欲が湧いてもらえれば幸いです。 また他にもこれを機に女裸忍者の話が増えてくれればという願いも含まれています。 絵についてはエロパロ保管庫への保存の方向でよろしくお願いします。 保管する前に消えてしまった場合言ってくださればまた再upしますから。 感想の方もお待ちしておりますので。 これからも職人の皆様を応援しているので頑張ってください。 特に女裸忍者の話が投下された時には真っ先に感想書かせていただきます。
84 : 裸の忍者が武器を装備? それも村正? ああ、なんということでしょう。
85 : MURAMASA KATANAなら忍者も使用可だな ACは悲惨なことになるが まぁ紅松も手裏剣ならOKとか謎のオリジナル設定入れてたし、なんでもええねん
86 : 鑑定士の話は狂王の試練場じゃなかったかな 書き手さんってのは設定大外しされたら逆に萎えるんじゃね そして裸の忍者以外のものを書いてる書き手さんがいたら確実に萎えただろ 裸忍者以外の話でも暗くても明るくても投下があるってんなら大歓迎だ
87 : 折角数少ない絵描いてもらったのにそのコメントはいくらなんでもないわ 忍者が無装備で無敵なのは本当に全裸なのかそれとも服だけ着ているのか意見分かれてる 紅松のケースの他に鑑定士本編小ネタでもくノ一は常に全裸じゃなかったし設定厨も考え物 投下してくれた人何はともあれ乙でした ああだこうだといちゃもんつけてくる人もいますが気にしないでください
88 : どちらも落ち着けば? 絵の投下が少ないのはこの板は画像貼り自体が禁止事項だからだよ。 まあuploaderのurlを貼る分には問題は無いと思うけれど。
89 : GJ! 俺は特に気にしないで楽しめたよ pixivのwiz忍者のイラ見てるとクナイとか刀とか持ってる絵結構あるしね
90 : 俺の中では男忍者は裸に覆面が基本 葉っぱで隠すのは赦す 褌は禁止
91 : 昔は裸忍者は定番ネタだったのに、ぷつりと途絶えたよな 「何が萎えるかってこのぐだぐだ言い争いが始まるのが萎えるんだよ!」 ってな感じで、避けられるようになったんだろうなあと推測
92 : ってな感じで、書き手から避けられるようになったんだろうなあと推測 と訂正
93 : >>83 絵を見て思った事 ふう…(賢者モード) これに尽きる乙 武器については持ってないとただの裸のエルフにしか見えないから気にならなかった
94 : 素のBMP形式で落ちてきたんで、おっ?と思ったが、何のツールで書いたのかが気になるなー BMPで落ちてくるのを見ると絵師さんたちがペイントで競い合って描いた往年の時代が思い出すは… ハイライトの使い方に迷いがないから描き慣れてるとは思うけど、 思いつきでさくっと描いてうpったんなら光る原石だと思う。 絵柄は個人的に好みかな、でもニンジャの二刀流は後ろ手に脇差じゃなかったっけ
95 : 村正、別名千字村正は、室町末期から江戸初期まで伊勢から東海道に至る広範囲で 活動を行っておりました赤坂千手院鍛冶の流れをくむ刀鍛冶の一派でございます。 『実用本位の数打ちの「脇物」刀工集団である』とwikiの記載にもあるとおり、 戦国時代に広く需要のあった片手打ちの刀、脇差、寸延び短刀、槍等を製造しておりました。 上野にあります国立博物館には村正銘の太刀も所蔵されておりますが、 戦国時代ではすでに戦の武具の要は太刀から鉄砲、長槍へと移行しており 村正といえば脇物の名工というイメージがあったものと思われます。 商人(あきんど)の真似はせず、安く最高の品を作り続ける それが伊勢国桑名の刀鍛冶師たちのモットーであり、 安価でありながら折れず、曲がらず、鋭く、毀れずと四拍子そろい踏みの村正は、 戦国時代いたるところで使われ、当然ながら切腹の介錯用にも使用されました。 それゆえ、徳川家に忌諱されたという伝承が残っておりますが、 後世に作られた後付伝承ではないかとの説もあります。 村正が妖刀といわれた伝説についてもですが、先述したとおり村正は脇物の名品、 そして江戸時代殿中で帯刀をゆるされたのは脇差のみということもあり 城内に持ち込みやすく、そのため刃傷沙汰の被疑者がわりと村正を使用していた といったことが多かったことも、その一端を担っていたのではないかと思われます。 閑話休題いたしまして、村正銘をもつ武具の多くは脇物、槍刀等であり 村正の名を冠する刀という時点で脇差を指している、ということが言えるのではないでしょうか。 またカタナの持ち方についてですが、wizardryの世界はmadoverlordとevilwizardの作り出した クレジットカードと全自動エレベーターと携帯型ハンドミキサーが混交する混沌とした世界であります。 この世界の住人です。どうせ細かいことは気にしませんし、日本のことを盛大に誤解しているでしょう。 三年くらい書くのサボっている某似非書き手の話に出てくる某くノ一も自称超親日派ですが、 彼女の日本に関する知識の99%は誤解であり、 残りの1%は最終的にはあっている気がしなくも無いといったものであるらしいです。 話が大きくそれましたが、このように、ネットスペースで得た俄か知識を、 あたかも最初から知っていたかのようになんとなくそれっぽい文章を捏造できりゃ SSぐらいわりと簡単に書けるんじゃないでしょうか。 近年最もよくかけた絵画がフリチンコエルフの抽象画な僕からすれば絵描けるほうがすげえと思うんですが。 あとついでに話の続きですが、もしあなたが国会議員ならばいますぐ雄杉専用のコンドーム開発を国会で討論し、 来年度予算に盛り込んでいただけるのならば大喜びで一晩で仕上げて見せます。 うそですごめんなさい一晩は無理ですでも可能な限りがんばります。あと絵見れなかったです。
96 : RDYlohdf2Q様感想ありがとうございます。 先程絵の再upしました。 passは前回と同じ wiz です。 ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3992902.bmp.html
97 : ゲイシャ フジヤマ ムラマーサくらいの気分でもおかしくないよなあ、確かに。
98 : >>90 顔がエルフみたいな美形だったり可愛いショタ系なら隠すの勿体無い サッキュバスやビューティのような女の子モンスターを戦わず魅了できそうだし 同じ裸繋がりで相性良さそうだと思った
99 : 裸に覆面って女の裸忍者でも結構行ける 頭全体を隠す、口だけ隠す、頭部だけ完全に隠す、髪の毛をはみ出しつつ頭部を隠す この微妙な差だけで首から下は全裸でも結構印象が違ってくる サッキュバスだがWizardry Onlineの解説で意外な事実が判明してる 『世の中には世俗に慣れてしまい、 悪魔としての本分を忘れて人と同じように暮らし、 天職ともいえる娼婦宿で働いているサッキュバスもいるという』 最後の一文の抜粋だがこれだけでも妄想を駆り立てられるな
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