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2013年10エロパロ121: FFシリーズ総合エロパロスレ 8 (128)
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FFシリーズ総合エロパロスレ 8
- 1 :2012/10/07 〜 最終レス :2013/09/28
- 落ちてたので立てました。
FF7のスレも落ちてたので、こちらに統合してもおk?
該当タイトル
11以外のナンバリングシリーズ(X-2、XIII-2、FF4TA、FF4AY含む)
CC(クリスタルクロニクル)シリーズ
ディシディア、デュオデシム
・基本sage進行
・荒らし・煽り・板違い・基地外は完全スルーで。
・801・百合は該当板へお願いします。
・女体化他、特殊系統はTSスレへお願いします。
・作品投下前にはカップリングを明記、もしくは名前欄に入れると良い感じです。
・>>970越えたら次スレ立てる事。
前スレ
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1273935472/
過去スレ
1スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1084643139/
http://ff1to3.cute.bz/test/read.cgi/kako/1084643139/l50
2スレ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1129822592/
http://ff1to3.cute.bz/test/read.cgi/kako/1129822592/l50
3スレ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1160480047/
4スレ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1204533571/
5スレ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1227715127/
6スレ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1258013531/
保管庫(休止中?)
http://ff12ep.s1.x-beat.com/index.php
関連スレ
【FF】FINAL FANTASY Z 総合スレ3【7】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1250056950/l50
【FFXI】ミスラとまんこしたい14夜目【エロ総合】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1221385189/l50
【イヴァリース】ファイナルファンタジータクティクス 第5章【FFT】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1239357175/l50
- 2 :
- エロ無しの場合はこっち
FFの恋する小説スレPart12
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/ff/1324059320/
- 3 :
- 7は7で独立してた方がいい
単純に、過去スレからの流れでという理由
- 4 :
- まあ、何はともあれ乙です。
- 5 :
- ほ
- 6 :
- もう勃たないかと思った>>1乙
- 7 :
- 保管庫?
ttp://w.livedoor.jp/fferoparo/
- 8 :
- 1でつ
トリテストがてら投下(FF10-2EDより後)
タイトルは適当に。
----------------
〜相談事(1)〜
午後の昼下がり、ルールーはすやすやと眠るイナミを抱きながら、一息吐いた。
ワッカは、ユウナと一緒に寺院に出かけている。面会だ。
予定ではそろそろ終わるはず。
ティーダは海岸で、ビサイド・オーラカのメンバーと一緒にブリッツボールの練習をしている。
彼が復活して1ヶ月ほど経過した。
ユウナと一緒に暮らし、今ではすっかり村の皆とも打ち解けている。
ルールーはふっと笑った。
ユウナは二度もスピラを救った。普通なら、もう少し威張ってもいい所だ。
だが彼女は、相変わらず優しくて素直で、暇が有るとティーダの近くに居る。
「ま、それがあの子のいい所…かしらね」
呟きながら、今朝の事を思い出した―。
今日はユウナ、ティーダと一緒に朝ごはんを食べた。
食べ終わると、ワッカは今日の予定を確認し始めた。
ティーダはブリッツボールの練習に出かけた。
ルールーが皿を洗っていると、ユウナが傍にやってきた。
「ねぇ、ルールー」
「ん?何だい?」
「ちょっと、あの…相談したい事が、有るん、だ、けど…」
おや珍しい。向こうから切り出してくるとは。
気のせいか、顔が赤いように見える。
「私で良ければ構わないけど?」
「あ、うん…」
ユウナは、そう言いつつ周りを見回す。
「もしかして、二人きりの方がいいかい?」
顔を近づけ、声を落とす。
「えと…できれ、ば」
その時、ワッカが割り込んできた。
「おいユウナ、そろそろ行くか?」
「え、あ…う、うん」
やれやれ。少しは空気を読んでくれてもいいものを。
「ごめん、帰ってから、で、いい?」
「ああ、良いけど…」
結局二人はそのまま行ってしまった―。
- 9 :
- 〜相談事(2)〜
昼は昼でユウナに子供たちが群がり、相談を聞けていない。
イナミを抱いて外に出る。そろそろ戻ってくる頃だ。
近くの木陰で休んでいると、案の定、森から二人が帰って来た。
「やっと終わったぜ」
「ありがと、ワッカさん♪」
イナミと二人で迎えると、真っ先にワッカが走り寄ってきた。
「おう、ただいま〜…でへへへ」
ルールーからイナミを受け取ると、相好を崩す。
「そのまま散歩にでも行ったらどうだい?」
「それ名案だねぇ。ワッカさん、最近ぷにぷにだもん」
ルールーとユウナに言われ、ワッカは自分の腹を見る。
「確かになぁ……よっしゃ!あいつらの様子でも見に行くか」
ルールーからおむつとミルクを貰い、わが子を抱きながら、彼は海岸に向かった。
「で?」
二人で家に戻り、ルールーが聞く。
「え?」
「えって、相談が有るんじゃないのかい」
「あっ」
どうやら忘れていたらしい。
「まあいいけどさ」
そう言いつつベッドに腰を掛ける。ユウナも隣に座った。
「で、あの、相談なんだけど…」
ユウナが話すのを待つ。
「その…つ、つまり、よ、夜の事、なんだ、け、どぉ…」
見る見るうちに顔が赤くなっていく。
「夜?もしかして…子作り?」
耳元に顔を近づけて訊いてみた。
「ああああの、いや、えっと、そのぉ…」
図星らしい。耳まで真っ赤になって俯いてしまった。
「まあ、あたしもそんなに経験豊富じゃ無いけどさ、相談には乗るよ」
そう言いながらユウナの肩に手を回し、抱き寄せる。
少し落ち着いてきたらしい。ユウナは少しずつ話し出した。
- 10 :
- 〜相談事(3)〜
「あのさ、ほ、本番の前に、い、色々、するでしょ」
「そりゃまあ、時々はね」
大抵はするだろう。
「うん…でね、えっと…く…」
話すのが恥ずかしいのか、俯いて一瞬躊躇った。
「く?」
「く…く…く、口でする時って、あ、ある?」
ルールーの方に顔を向け、捲し立てるように言葉を発した。
ユウナにとっては、勇気を振り絞った感じなのだろう。
「まぁ一応有るけど」
「うん…で…さぁ、本番に移るタイミングって…どこら辺なのかなって…思って…」
また途中から俯き、もじもじする。そんな事で悩んでいたのか。
「まあ…自分たちのタイミングでいいんじゃない?」
「うん…まあ…そうなんだけど、さぁ…」
声が小さくなって、もにょもにょしていく。
埒が明かないので、試しに訊いてみた。
「あんた達のタイミングは何時なのさ?」
「え!?…え〜っとぉ…に、二回目…ぐらい…?」
ユウナがもじもじしながら答える。
予想外の返答に、思わずユウナの顔を凝視した。
「ちょっと待って…二回目って、何?」
きょとんとした顔でユウナが見返してくる。
「え?あの、うんとぉ…先走って出て来るの、有るでしょ」
「うん、それで?」
「でね、綺麗にしてあげようと思って一生懸命してたら、どんどん溢れてきて…」
ルールーは苦笑した。それは止まらないだろう。
「本番用のも出て来るんでしょ」
「うん…でさぁ、零したらいけないと思って…」
「まさかあんた」
「の、飲み干しちゃう…っす…」
申し訳なさそうに話し、上目使いでルールーの顔をちらちらと見る。
怒られるのを覚悟した子供のようだ。
「飲み干すって…全部?」
「うん…全部…」
どう反応したらいいのか分からず、ルールーは沈黙してしまった。
ユウナは話を続ける。
「最初は全部とか無理だったから、顔に掛かったりとかしたんだけど」
必になっているのか、早口で説明している。
「あ、今はちゃんと零さずに出来るから、顔に掛かったりしないんだけど」
「あぁ…そうなの…」
ようやく相槌を打ったルールーと、一通り話して黙り込むユウナ。
もうすぐ夕食の支度をする頃だが、二人は暫く動けずに居た…。
〜fin〜
- 11 :
- ていうか、5年半ぶりに2ch来てみたらスレが落ちてるっていうねw
- 12 :
- 一年以上書き込めない状態が続いてるので>>7のウィキに直接アップしといた
タイトル別のその他から
- 13 :
- X-2エンディングで一つ思いついた。
ザナルカンドED直後ぐらい
---------
ビサイド島に帰還
ティーダ「ただいまっす♪」
ユウナ「ただいま」
ワッカ「おう、お帰り!」
ルールー「どうだった?」
ティーダ「めちゃくちゃ楽しかったよ、へへへ」
ワッカ「おう、そりゃ良かったな」
ルールー「処であんた、何処に住むつもりだい」
ティーダ「え…あ!」
ワッカ「お前…考えて無かったのか」
ティーダ「ど、どうしよう」
ユウナ「え…どうするの」
ワッカ「わりぃが空き家はねぇぞ」
ルールー「そうねぇ…一つだけ、方法が有るけど」
ティーダ「な、なんすか!」
ルールー「あんた達、一緒に住めばいいんじゃない?」
ティーダ「えっ!?」
ユウナ「いいいい一緒に!?」
ワッカ「おう、名案だなそれ」
ルールー「ユウナはどう?」
ユウナ「え…えっとぉ……い、いい…よ…」
ティーダ「い、いいの?」
ユウナ「う、うん…」
ワッカ「そうと決まれば、さっさとベッド運ぶぞ」
〜fin〜
------------------
何だこれ(^^;
因みに、ワッカとルールーは、二人を見てニヤニヤとw
- 14 :
- ブレフォはここでよい?
- 15 :
- >>14おk
- 16 :
- まさかスレが復活してるとは
>>1乙!
でもテンプレに入ってないFFTはどうするんだろう?
- 17 :
- 前スレと同じく、ここでいいじゃない。
- 18 :
- >14
専スレアッタヨー
っhttp://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1350819883/l50
からーのほしゅほしゅ
- 19 :
- しかし>>14みたいな輩もともかく、
スレ立てる奴ぐらいは関連スレが生きてるかんでるかぐらい事前確認しとけよ
手抜き反射で前スレまるコピペで済まさねえでよう
- 20 :
- >>19
申し訳ない
んでるかどうかは調べたんだが、文章変えるの忘れてた
零式も貼って無いしな
これ↓
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1320580155/l50
- 21 :
- 需要あるのかどうか全くわからないが
今FF4TAのカイン×イザヨイ構想していてる
セシル×ローザ←カイン
イザヨイ→エッジ×リディア前提
ドロドロじゃなく大団円なのが好みなんで・・
この二人が失恋経験ですらもお互いプラスになれるような恋が出来たらいいな、と
- 22 :
- >>21待ってまつ
- 23 :
- >>22
前に言ってた通り、カイン×イザヨイの文は出来ましたが・・・
初めてなもんで文章が汚く、エロ描写適当で最後凄く乱雑orz
長くなったし、カイン相手は○○以外認めん!!って方はスルー推奨です
カインもイザヨイもキャラ崩壊気味かも・・・
- 24 :
- 今はエブラーナの宿にいる。ここには俺と・・・あと一人。
エッジに頼まれて、奴の部下である黒髪の美女の面倒を見ている。
どうやら酷い高熱のようだ。名前はイザヨイといってたかな?
いつもの藍色の装束ではなく、簡単な部屋着(浴衣)姿で布団に包まってる。
結っていた髪は今は解かれていた。
「はぁはぁ・・・」
「大丈夫か?」
「お・・お館様・・・」
まだ苦しそうにうなされている。お館様とはエッジのことだな。
こんなときにまで呼びかけるということは、もしかしてこの女はあいつのことを・・・
俺は女の手を静かに握った。その想いはきっと届かない。俺は知っている。
あいつはリディアを心から愛しているということを。
俺だって今でもローザを愛してる。でも・・・・今の俺には失いたくないものが多すぎる。
ローザの笑顔や信頼だけではない。セシルもセオドアも・・誰の幸せも壊したくはないのだ。
だから、このままの気持ちでは駄目であるということを俺は自覚している。
「あ・・あなたは?」
女は目を覚ました。篭った感情が女を握った手に行き過ぎたようだ。
「すまん、手痛かったか?」
「い・・いいえ・・う、ゴホゴホっ!」
女はまだ苦しそうだ。俺はまだゆっくり休むように上半身を起こしかけた女を
再びベッドに寝かしつけた。
「俺の名前はカイン・ハイウインドだ。」
「知ってます・・・赤き・・翼の・・でも、どうしてあなたが・・・」
「エッジに頼まれた。あいつが戻るまで少しの間、お前の面倒を見てくれと」
女はその説明を聞いて美しい目を伏せた。何やら物憂げだ。
「戻ってはきません・・・お館様は・・・」
- 25 :
- 女はカインに背を向け、顔を半分布団で隠し辛そうな表情で答えた。
「なんだと?」
「今日はリディア様のお母様のご命日らしいのです・・・。
だから・・・今夜は二人でお墓参りをしたい・・・と・・ゴホゴホッ」
リディアの母親の命日か・・・。エッジの奴俺にはそんなこと言わなかったな。
俺がリディアの母の仇だとわかっててこの女の面倒だけを押し付けたんだな。
それにしても、この女、尋常じゃないくらいに辛そうだ。
きっと高熱のせいだけではないのだろう。
「わかった!わかったからまだ寝ていろ!心配するな、俺はここにいる。」
「いえ・・・私は一人で大丈夫です。どうかお帰り下さい。で、ないとバロン兵にご迷惑が・・」
カインは首を横に振った。一人になれば、きっとエッジとリディアの関係を思い起こしたまま
自分は高熱の苦しさに苛まれるのだろう。
そんなの辛すぎるはずだ。今この女にそんな思いはさせたくない。
「イザヨイと言ったな・・・今精神を集中するからな。じっとしていろ。」
カインはこれまでないくらいに白魔法に集中していた。イザヨイはそのカインに視線を注いだ。
カインもセシルもセオドアも白魔法は使える。
だが、誰一人本業の白魔道士であるローザにはかなわない。
今、カインは女神のように微笑むそのローザをイメージしながら白魔法を唱えた。
「エスナ!」
カインは魔法を唱え、次の瞬間、優しい光がイザヨイを包んだ。
吐き気や気だるさも心の苦しみさえも何もかも癒すような優しい感覚がイザヨイの体に染み込んできた。
「体が・・・」
さっきまでの全身の嫌悪感が嘘のように軽くなったことにイザヨイは驚いた。
どうやらさっきまでの高熱は治ったらしい。
- 26 :
- イザヨイはベッドから起き上がり出て、早速地面に降りてカインに土下座をした。
「カイン様こんな私のために・・・なんと申し上げたらいいのか・・・
本当にありがとうございました!」
土下座したまま顔を上げないイザヨイにカインは居心地のわるさを感じた。不快なわけじゃないが、
こうやって大げさに感謝されるとなんか馴れなくて照れくさい。
「もういい!いいから顔を上げろ!!」「はっ」
言われた通りにイザヨイは顔を上げる。上目遣いの顔はベッドの中で魘されてた表情よりもあどけなく見えた。
「このお礼はいつか必ず・・・」イザヨイはカインに向けて呟いた。
「礼などはどうでもいい。とりあえず、腰掛けたらどうだ?」
カインはベッドの端を指差し、とりあえず座るように足した
「では、失礼いたします。」それに習ってイザヨイも腰掛ける。
二人、ベッドの淵に座り込む形となった。
「一つ聞いてもいいか?」「ええ。何なりとお聞きください。」
「お前はエッジのことが好きなのか」
イザヨイはこの問いかけにハッとした表情でカインの顔を見た。なぜそんなことを知られたのだろう?
カインの表情は真剣そのものだ。この男の前では何も誤魔化せない、そう思った。
とりあえずカインの顔から目を逸らしたが、イザヨイは何もかも包み隠さずに話すことにした。
「ええ、幼い頃からずっとエッジ様の背中を見続けていました。
熱くなるとどんなことでも見境が無くなるくらい情熱家で情がお厚い方でした。
真っ直ぐで、何事にも一生懸命で、決して飾ろうとはしない、そんなお館様が大好きでした。」
カインの目をまともに見れないままイザヨイは続けた。
「でも、どんなに想ったところで・・・あの方の心にはもう・・・」
「どんなに想っても届かない。そういうことか?」
「ええ・・・でも関係ありません。私は女として生きることよりエブラーナの忍として生きる道を選びました。」
そう強い口調で言い放つイザヨイは再びカインの目を見た。
そのイザヨイの表情は決意に満ちていて気丈そうに見えたが、
目はどこか覚束ない迷いや寂しさに満ち溢れているようだった。
やっぱりこの女は無理をしているんだ・・・。カインは心からそう思った。
カインは何も言わず、そっとイザヨイの前髪を撫でた。その反応にイザヨイはビクッと反応した。
「な・・・何を・・?」
問いかけられてようやくカインは手を引っ込めた。
恩人の機嫌を損ねたかもしれない・・・とイザヨイはなんだか気まずくなり、話題を変えることにした。
「あの・・カイン様には想い人の女性は・・・?」
- 27 :
- カインはじっとイザヨイの顔を見つめながら答えた。
「いる・・。」
「でしたら、その女性はとても幸せでしょうね。」
微笑んでイザヨイはカインを見たが、一方でカインは表情に暗い影を落とした。
確かにあいつは幸せだ。でも、それは俺に愛されてることには全く関係なくて・・・
「もうとっくに結婚している。俺の親友とな。」
なんてことだ!彼が愛した女性は彼の恋人か伴侶ではなかったのか・・。彼が愛する人は別の人と愛し合ってるのか。
その言葉にイザヨイは何てことを聞いてしまったんだろう・・・と後悔した。間髪入れずカインは言った。
「気にするな。お互い様だろう、違うか?」
再びカインはイザヨイの髪を撫でる。こうしていると落ち着くような気がする。
そうか・・・似た者同士なんだ。自分達は。そう確信する。
「そ・・・そうですね・・・で・・でも私は・・・」
イザヨイにとっては髪に触れられて見つめられてるだけで妙に緊張する。
不快とかそんなんじゃない。けれど・・・
「私は・・・好きなんです。お館様だけじゃない!その・・リディア様達のことも。だから・・・」
「俺も同じ気持ちだ。ローザを愛している。それにセシルもその二人の子のセオドアも大事だ・・」
「・・・・」
もう何かを考える余裕など二人にはなかった。見つめあい、沈黙が流れる。
気のせいか心臓の音がやけに大きいような感じがする。
イザヨイは堪えきれずに顔を逸らした。カインが赤き翼の部隊長であることはよく知っていたが、
間近で見ると、まさかこんなに顔整った人だとは思わなかった。
いや、今はそんな感情を抱いてはいけない気がする。
イザヨイは急に立ち上がり、とりあえずその場から離れることにした。
「エブラーナのお茶をお入れしますね・・・。どうかそこでお待ち下さい。」
立ち上がったイザヨイを追うようにカインも立ち上がり、咄嗟に手を掴んだ。
「!!」
イザヨイは驚いて振り返った。そんな様子に構わず、カインは強引にイザヨイの体を引き寄せた。
カインはイザヨイを自分の胸に引き寄せた後は彼女の背中に手を回し、力強く抱き寄せた。
彼女の豊かな胸の感触がさらに情欲を呼び起こす。
「な・・・何故?」イザヨイが短く問いかける。
「しばらくこうさせてくれ・・・。」カインの腕に力が篭る。
- 28 :
- 俺はたった今、この女を愛したわけじゃない。でもこうでもしないと行き場のないローザへの想いを
どう発散したらいいかわからなかった。最低だ。聖竜騎士になったというのに・・・俺は今でも
セシルへの劣等感もローザへの想いも何もかも捨てきれずにいる。
更に自分の苦悩とは全く関係ない女まで巻き込んで・・
カインはハッと正気に戻ったかのように女を体から離した。俺は一体なにを・・
カインは一瞬の気の迷いを後悔した。女の顔をまともに見れない・・。
だが、イザヨイは決意してしまった。彼は自分につきっきりで病気を治してくれた恩人だ。
彼とどうこうなった所で誰かを傷つけるわけではない。それならば・・・
「わかりました・・・貴方が望むのでしたら・・」
イザヨイはそっとカインの手を取り、自分の胸を触れさせた。カインの心拍数はどんどん上がる。
「本当に・・・いいのか?」
「貴方は恩人に御座います。一時の過ちとしてこのことは心に仕舞います故・・・」
「後悔はしないな?お前がそのつもりなら俺は一切拒まないぞ」
イザヨイは顔を上げ、合図のようにそっと目を閉じた。
その反応に答えるようにカインは口付けをした。
唇は思ったよりも柔らかかった。そのままカインは舌を入れる。
舌先で彼女の舌を探し、何度も執拗に舐めた。
「んんっ!!」
あまりにも馴れない行為にイザヨイは抵抗の声を上げた。
カインは唇を離すとそのままベッドへと乱暴に押し倒した。
そして浴衣の帯に手をかけ、ゆっくりと解く。大きな胸も細い腰も露わになる。
乳房の先の色は淡い桜色・・・いままで本で女の胸を何度も見たりはしたが、
カインにとってこんな綺麗な胸を生で見るのは初めてだ。ずっと見ていたいのに
女はカインの視線に咄嗟に恥ずかしがって両腕で胸を隠した。
「ひょっとして初めてとか・・?」
イザヨイは恥ずかしがってた顔をますます赤くさせ、うつむきながら小さく頷いた。
その仕草がますます愛おしくなり、カインは女の体の上に覆い被さった。
帯も浴衣も投げ捨てる。残るは女性器を覆う下着だけになった。
「カ・・カイン様もお脱ぎなさいませ!」
これ以上されるがままは正直恥ずかしくてしょうがない。イザヨイは声を上げた
カインは一旦起き上がり言われるがままに鎧を脱いだ。その早さときたら、
その男の発情っぷりを表しているようだった。
「お前も早く脱げ。たった一枚の布きれだろう・・・」
恥ずかしさにカインの方から体をそむけながら、
イザヨイも最後に覆ってた下着をゆっくりと脱いだ。
- 29 :
- たちまち一糸纏わぬ姿になったカインは再びイザヨイの上に覆い被さった。
「準備はいいか?じゃあ、いくぞ・・・」
早速男性器を女性の茂みと密着させ、入れようとするが、イザヨイはそれを拒んだ。
「あ、あの・・・こういうのはもっとゆっくり・・・」
「む・・・そ、そうか初めてだからな」
カインは一旦男性器を遠ざけると代わりに指で女性器に触れた。
ちょっと触れるだけでも全身ビクンっと反応する。
「感じているのだな・・・顔をみるだけでもわかる」
「ん・・い、いや・・・そんなに見ないで。恥ずかしい・・・」
「そっちの方がいい」
「ん、え?何を?」
「俺の前ではその堅苦しい敬語止めろ。呼び名もカインでいい・・。」
「カ・・カイン・・?」
目を見開き、イザヨイはカインを見る。普段見せないであろう無防備な表情がたまらなく可愛らしかった。
「よし、いい子だイザヨイ。」
カインはイザヨイにもう一度口付けをした。どうやら気持ちいいらしく、
イザヨイもカインの頭に腕を回して優しく抱き寄せていた。
「ありがとう・・カイン。もう・・・大丈夫。だから・・・」
イザヨイは微笑んでカインの顔を見た。
「ああ・・いくぞ・・・」
今度はゆっくりと挿入をする。イザヨイは痛そうに顔を歪めたが、腕はカインの背中に回したままだった。
一つに重なり合った体は上に下に軋む。お互いに快楽を貪り合った。
「ああっ・・」「ううっ・・・」出る声はもはや呻き声だけだった。
白い感覚がイザヨイを襲う・・・
「カイン・・・私・・・もう・・」
「ああ・・・俺も・・・・」
カインはさらに腰を激しく動かし、二人で絶頂を迎えた。
「終わった・・んだよね?」繋がってた体から少し離れて距離をおいてイザヨイは尋ねた。
「ああ・・・。」二人は見つめあい静かに微笑んだ。
- 30 :
- 事後・・・。二人はいつもの服装に戻っている。
「カインさ・・カイン・・・これで良ろし・・良かった?」
イザヨイは心配そうにカインの顔を覗き込んだ。
どうやらことが終わるとまた元の口調に戻りそうになるみたいだ。
「何がだ?」
「セシル様とローザ様のこと・・まだお辛い気持ちでしょうか」
「その前にその口調は止めろと言ったはずだ。」
カインは口付けた。イザヨイもカインを抱き寄せた。
体を離し、カインはイザヨイの顔を覗き込んだ。
「付き合うか・・・?俺ら・・」
抱き合った状態のままイザヨイは静かに首を振った。
「いいえ。無理強いだけはさせられません・・・」
「俺はお前のこと可愛いと思うぞ。それに・・・」
カインはイザヨイを見つめながらこう続けた。
「誰かを好きで、その誰かが好きな奴は別の人でそこで嫉妬もして・・・でも・・・
そんな俺は一人じゃなかったってことをお前は教えてくれた。
俺はお前のためなら全てを受け入れられる気がするんだ。」
イザヨイはじっとカインを見つめ、目に涙を溜めた。
「ありがとうカイン。私も同じ気持ちでいた・・・。私も貴方のために強くなります。」
こうして二人は強く結ばれた。
- 31 :
- >>30
激しくGJ!
- 32 :
- GJ!
- 33 :
- >>31-32
GJありがとうございます
また職人さんが降臨するといいですね
- 34 :
- カインって自分に好意を寄せてくる女より
別の男にとことん一途な女に弱そうだなw
ローザはその相手と両思いだったが、イザヨイは・・・
- 35 :
- >>34
あ〜、なんか切ないなそれ
FF7の専スレ立ててみた
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1352389483/l50
誰も立てなかったから落ちるかな(^^;
- 36 :
- やっと書けたorz
X-2EDより、復活〜ザナルカンドの間の空白時間を埋めてみた(エロパロ的に)
--------------
(1)
「コイツか」
「そっ、ユウナのカ・レ・シ♪」
パインとリュックがブリッジで話している。
二人の視線の先には、照れてモジモジするユウナと、ニコニコと笑うティーダが居た。
さっき、外の海岸で抱き合ったところだ。
「聞いた事無いし」
横に居たシンラが、やれやれと言った仕草で首を振る。
一度んだ人間が復活するなど有り得ない。通常は、異界送りされるか、人になるか、魔物になるか、だ。
尤も、ティーダだけは経緯が違うため、こうして復活出来た訳だが。
パインは、意地悪な笑みを浮かべて言った。
「で?何処までいってるんだ?」
「え?何がっすか?」
ティーダがきょとんとした顔で首を傾げる。
「二人の関係に決まってるし」
横からシンラに茶々を入れられた。
「ぶっ!おまっ、まだガキだろ!」
「意味ぐらい分かるし」
シンラは呆れたように返答した。
ユウナが顔に両手を当てて俯いてしまう。
「おおっ!その反応はなんか有ったね♪」
ユウナの反応を見たリュックがテンションを上げた。
「吐け。吐かないと…シメる」
パインに詰め寄られ、ティーダがユウナの方を見た。
「うっ…に、逃げるっす!」
そう言うと、ティーダの手を取って走り出した。
ブリッジを出て、エレベーターに乗り込む。
ドアが閉まる直前、リュックとパインのニヤニヤ顔が見えた気がした―。
取り敢えず、ユウナはティーダを動力室に連れて行った。
「あ〜、ビックリしたぁ」
落ち着くと、ユウナが溜息を吐いた
「俺も、いきなり引っ張られてビックリしたっつーの」
「あっ…ごめんなさい」
二人で苦笑いを浮かべる。
手を繋いだまま、階段を降りた。
「ここが動力室だよ」
そう言って、ユウナがティーダを案内する。
「へぇ、この向こうか」
「うん」
確かに、壁のすぐ向こう側から振動と音を感じる。
ゴーっと言う音が力強く、絶え間なく響ている。
「こいつも千年前のヤツ?」
「うん、掘り起こしたんだって」
海底に眠っていた物を見つけたらしい。
- 37 :
- (2)
素直に感心すると、ティーダは壁にもたれた。
「あぁ、そう言えばさ」
「なあに?」
ユウナも同じように壁にもたれてティーダの方を向く。
「さっき、何か思い出してたみたいだけど…」
「…あっ」
「結局なんだったの?」
ユウナはしどろもどろになって、また顔を赤くしていた。
「……」
何やらボソッと呟いたみたいだが、ティーダには聞こえなかった。
「えっ、何すか?」
ちゃんと聞こうと顔を近づける。
「…ま、マカラーニャの、森…」
やっと聞こえた言葉に、ティーダの記憶が呼び覚まされた。
泉のほとりでユウナを抱きしめ、キスを交わした思い出だ。
「あっ…あ〜あ〜…」
ティーダも少し赤くなった。握った手が少し汗ばんでくる。
「あっ、そうだ…あの時さぁ、苦しく無かった?ちょっと潜るの長かったかなぁ…って今思ったんだけど」
「ううん、大丈夫だったよ」
ユウナが、えへへと照れたように笑う。
その笑顔を見て、ティーダの胸が高鳴った。
無意識の内に体が動く。握っていた手を引き寄せ、ユウナを抱きしめた。
「あ、え?…あの…」
不意の事で、頭が混乱する。ユウナの顔が真っ赤になった。
「いや…なんか今さぁ…可愛いなぁって、思ったっつーか…惚れ直したっつーか…」
「…うん…」
背中に腕を回し、胸板に顔を埋めて、ティーダの言葉を聞く。
「そんな顔…反則だっつーの」
「…自分じゃぁ…分からないっす」
ユウナはふふっと笑い、顔を上げた。目が合い、一緒に微笑む。
自然に顔を近づけ―唇を重ねた―。
- 38 :
- (3)
二人は、甲板を経由して居住区へとやってきた。
「へぇ〜、バーにベッドルームかぁ」
ダーリンに挨拶をした二人は、ベッドに腰掛けた。
ぴったりと寄り添いあって、楽しそうに会話を交わす。
ユウナはティーダにもたれ、ティーダの腕はユウナの背中から脇の方に回っている。
「…それでねぇ…」
「…ははっ…それじゃあ、幾つ有っても足りないな」
話が盛り上がっているようだ。
「ふ〜ん…祈り子が俺を…」
「うん…『約束は出来ないけどやってみる』って…言ってくれたの」
穏やかな顔で自分の体を眺めるティーダを、ユウナは優しい眼差しで見つめる。
ふっと笑ったティーダは、ユウナの方に顔を向けた。
「祈り子にお礼言っとかないとな…」
そう言うと、ユウナの耳元に口を近づけてボソッと呟く。
「またキス出来たし」
「!?…ば、ばかぁ!」
耳まで真っ赤にしてポカポカとティーダの胸を殴った。
「痛い、痛いっす、ユウナ、ゴメンってば」
「ばかっ!うぅ〜…もう…」
手を止めて、彼の胸に顔を埋める。抱きしめられ、体温と幸せを感じる。
傍から見ると、じゃれ合っているようにしか見えない。
ユウナの頭を撫で、ティーダが穏やかに笑う。
「許して」
「ダメ」
ユウナも笑いながら即答する。
「そこを何とか」
う〜ん、と少し考え、一つ思い付いた。
「じゃあ…条件が有るっす」
「何?」
おもむろに顔を上げてティーダを見上げた。少し顔が赤い。
「また…して」
「…うん」
再び抱き合い、キスを交わす。
さっきよりも激しく舌を絡め、濃厚な唾を互いに流し込む。
口の端から唾液が垂れてきたが、二人とも気づいてない様子だ。
相手の感触を確かめるようにお互いの口を貪った。
やがて二人は顔を離す。
ちゅぱっと音がして、お互いの口の間を一瞬糸が繋ぎ、ぷつっと切れた。
ティーダはユウナを見つめると、もう一度抱きしめ、耳元で囁く。
「あぁ…ユウナ」
「なぁ、に」
「…ちょっと…コーフンしてきた…かも…」
「えっ?…あっ…うぅ…」
言葉の意味に気づいたユウナは赤面してしまった。
「いや…ゴメン…我慢、するっす」
黙りこくってしまったユウナに、ティーダは引いたと思ったらしい。
「あ…えと……い、いい…よ」
「えっ?」
思わず聞き返すと、ティーダの背中に回していた腕に力が籠った。
「キミなら…いい、よ…」
「……分かった…」
頷くと、そのまま体重を掛け、ゆっくりとベッドに押し倒す。
ユウナは抵抗せず、ベッドに仰向けに寝そべった。
- 39 :
- (4)
両手の指を絡ませながら、ティーダが顔を近づける。
ユウナは目を瞑り…また唇を重ねた。
頭の奥が痺れる感覚がする。理性が蕩けそうだ。
足を絡ませ、体を密着させ、体温を感じ合う。
ある程度堪能した所で、ティーダが口を離した。
ユウナが目を開ける。瞳がしっとりと潤んでいる。
妖艶な輝きを湛え、蠱惑的な視線を投げかけた。
その誘惑に応えるように、ティーダが頬や耳にキスマークを付けていく。
耳たぶや首筋、うなじに刺激を与えられ、ユウナの口からくぐもった声が聞こえる。
ティーダが手を離すと、ユウナは両手を顔の横に移動させ、シーツを握った。
顔を横に向け、恥ずかしさを堪えているようだ。
胸元にキスの雨が移動すると、ユウナの反応が少し大きくなってきた。
「んっ…はぁっ…」
堪えきれずに吐息が漏れる。何となく熱を持っているように聞こえる。
服の上から胸の膨らみを触ると、ユウナの体がぴくっと震えた。
ティーダは、胸の谷間にキスを落としながら、服越しに双丘を揉み続ける。
「あっ…んんっ」
与えられる刺激に、ユウナの意識が白く染まっていく。発する声が艶っぽくなってきた。
「ユウナ…もっと…声、聴きたいっす」
「えっ?」
ユウナの返事を待たずに服の紐を外して前をはだけさせ、直接乳房を触った。
「あっ、ぅんっ!」
硬くなった突起に手が当たり、ユウナの体が仰け反る。
掌で山肌を揉み、指で屹立した先端を突っつくと、それに合わせてユウナが身悶えた。
少し上気した柔肌を啄み、徐々に丘の頂上に近づく。ユウナの声が、ティーダの理性を麻痺させていく。
急かす本能を辛うじて抑え込み、乳首を口に含んだ。
「やっ、あんっ!」
チロチロと舌でくすぐると、ビクッとユウナの体が反り返り、声が反響する。
頭が痺れ、力が抜けていくようだ。
ティーダの口が吸い付き、舌が転がし、突っついて舐め回す。
「あっ、んふっ、ゃっ、はぁあ…」
ユウナは眉根を寄せ、悩ましい様子で息を吐いた。
この感覚をどうしていいか分からず、不安と期待がないまぜになっているようだ。
その吐息と反応が、ティーダの興奮を加速させる。
片手を下の方に移動させ、ユウナの腰に巻き付いているベルトを緩めていく。
ホットパンツを下ろし、ショーツの中に手を入れると、ユウナがティーダの首に腕を回した。
ティーダの指が秘所を弄ると、ユウナの息が荒くなってきた。
目的の場所を探す手つきは焦らすような動きになっている。
ユウナの肌が赤みを帯び、熱が籠る。時々小刻みに震え、堪えるように、くぐもった声が口の端から漏れる。
ふと見ると、ティーダと目が合った。
「んっ…な、なぁ、に…?」
「あ…いや、なんか…やらしい、な…って」
照れながらへへっと笑う。
「やっ、ば、ばk」
ユウナの抗議は、入り口を探し当てたティーダの指で封された。
指が膣に潜り込む。中は既に湿り気を帯びている。
「ひゃんっ!」
冷たい指の感触がぞわりと背中を伝い、ユウナは思わず首を上に反らした。
「あっ、はんっ、あくっ、あんっ」
指の動きに連動して、ユウナの体が跳ねる。
ティーダは体でそれを抑え、内部を刺激し続けた。
力が抜け、手がシーツの上に落ちる。頭が真っ白になり、そのまま声を出す。
割れ目の隙間から、卑猥な音を立てて愛液が漏れてきた。下着とシーツに染みを作っていく。
- 40 :
- (5)
やがて、ティーダの体が少しずつ下に移動してきた。
へその近くや下腹部にキスをすると、指を止め、もう片方の手で最後の布を剥ぎ取る。
「んっ…はぁっ…」
敏感な所が外気に晒され、冷やされた刺激にユウナの体が少し震えた。
ユウナに開足させ、顔を隙間にねじ込む。
指で蓋をした穴と、自己主張をするように充血したクリトリスが、その視界に入った。
「あっ…み、見ないで」
「…何で?」
ティーダが少し意地悪な笑みを浮かべて訊くと、ユウナは恥ずかしそうに目を瞑って顔を背ける。
流石に自分でも意地悪だったかと苦笑し、行為を再開した。
膣内の指を動かし、ぷっくりと膨らんだ陰核を口に含む。
「あっ、きたな、あぁんっ!」
今まで感じた事の無い快感が全身を突き抜け、体が飛び跳ねた。
ティーダの腕が、辛うじて腰を抑える。
「わっ!一杯出てきた」
トプトプと蜜が溢れ、手の甲とお尻を伝い、シーツに零れる。
掻き出すように指を引き抜き、指に付いた液体を舐め取って行く。
それが終わると直に吸い付き、舌を中に入れた。
同時に鼻を突起に当て、押しつぶす。
「あんっ、やっ、はぁっ、んっ」
舌と鼻の動きに合わせてユウナが体を揺らし、悶える。
それがティーダのオスを刺激し、舌の動きを激しくさせた。
掻き出したジュースを飲み干し、一気に吸い出す。
「ひゃあああっ!」
軽くイッたらしい。ユウナの体がくたっと横たわった。
ティーダは、顔を離すと苦笑いを浮かべる。
「あぁ…ユウナ」
「…なぁ…に…?」
見つめ返すユウナに、覆い被さるように軽く口づけをし、少し申し訳無さそうに言った。
「ゴメン…もしかしたら、優しく出来ないかも…」
「ぅん…だいじょー、ぶ…」
頭を撫でてもう一度唇を重ねると、体を離し、服を脱いだ。
一糸纏わぬ姿になると、そそり立つ男根が、抑え付けていた興奮を持ち主に再認識させた。
「じゃ、じゃあ…入れるっす」
「う、うん…」
腰を両手で支え、ペニスを入り口に宛がった。
「あっ…んっ」
「うっ…あぁっ」
先端を入れると、今までに無い感覚が二人を襲う。
ティーダの意識から理性が剥がされ、ブレーキが緩められる。オスの本能が射精を要求してくる。
襞を掻き分け奥へ進むと、彼の脳裏に火花が散った。
ユウナの目が蕩け、熱い溜息を漏らす。意識が混濁し、最早ティーダ以外は見えない。
少し進んだ所で、内部の抵抗が大きくなった。
「ひぁっ!…あっ、つぅっ…」
ユウナがビクッと震え、体を強張らせる。
「うあっ…ゆ…ユウナ…」
力が入り、内壁がティーダをがっちりと捕まえてしまった。焦った拍子に、少し中に出してしまう。
「あっ…あつ、い…」
「う…ご、ゴメン…」
気を取り直し、奥へ進もうとするが、内部の捕獲がまだ続いていた。
数秒逡巡するが、ふと思いついたティーダは、腰をそのままにしてユウナに覆い被さった。
「あっ、んむぅ」
キスをして頭を撫でると、ユウナが背中に腕を回してくる。
片手で胸を愛撫し、舌を絡め、頭を撫でると、ユウナの体から力みが取れてきた。
一気に突っ込みたい衝動を何とか抑え、ゆっくりと腰を動かす。
- 41 :
- (6)
背中の圧迫感が少し強くなった。ユウナの指に力が籠ったようだ。
痛みに耐え、息を荒くして、それでも愛撫のお蔭か、先ほどよりは解れてきた。
「ユウ、ナぁ…」
顔を離し、耳元で名前を呼ぶ。若干声が上擦っている。
「はぁっ…ぅんっ…」
ユウナは苦しそうに息を吐き、ティーダの体にしがみ付いた。
破瓜の痛みと愛撫の快感がごちゃまぜになり、頭が混乱する。
ギュッと腕に力を込めると、呼応するようにティーダが抱き寄せ、うなじにキスをした。
やがて二人の腰がくっつく。全て入ったようだ。
「あっ…はあぁっ…」
「うっ…くはっ…ユ…ユウ、ナ…」
暫らく抱きしめ合い、お互いの体温を感じる。
繋がった感触が馴染んできた所で、ティーダが腰を動かし始めた。
高まる獣性と快楽が、理性とせめぎ合う。
加速したい欲求をギリギリで振り払い、ゆっくりと出し入れを続けた。
「はっ…ぁくっ…」
「うっ…あっ…ぐぅっ…」
結合部から鮮血が垂れる。蜜と入り混じり、少しずつ薄まる。
「あぁっ…うんっ…ふぁっ」
ユウナの声に、苦痛とは別の感覚が入り込んできた。ちょっとずつ、確実に。
襞と肉壁がティーダの理性を絡め取り、本能を呼び覚ます。
ユウナの熱い吐息が耳に掛かり、加速を促す。
「はあ、はあ…うぁっ…ユウナぁ…」
「あっ、はん、うくっ…」
無意識の内に往復運動が速くなってきた。
ユウナは快楽と痛みの渦に呑まれ、溺れまいと足を絡める。
その行為がティーダを奥へと誘い、衝動を増幅させた。
「あっ、ぐっ、ユ、ユウ、ナぁ」
「んぁっ、はぅっ、な、な、に…」
「げ、げん…かい、っす…で、出る、か、も…うぅ…」
切羽詰まった声で話すと、ユウナは更に足に力を込める。
「はあ、はあ…き…き、て…あっ、はぁっ」
「で…で、も…うっ、ぐっ」
「キミ、の…ぜ…んぶ、ちょ、だい…」
それを聞いた途端、ティーダの中で何かが切り替わった。
競り上がる衝動に身を任せ、動きを加速させる。
突き上げられるユウナの声が、少しずつ喘ぎに変わっていく。
それが更にティーダの性欲を刺激し、脳を支配する。
やがて、限界に達した欲望がユウナの中に爆ぜた。
「うああっ、ぐっ…」
「あはぁっ、あ、ついぃ…はぁぁっ…」
その衝撃に、二人とも絶頂に達し、果てた―。
- 42 :
- (7)
シーツにくるまり、心地良い気怠さに微睡む。
ユウナに腕枕をして、ティーダが口を開いた。
「あぁ…ユウナ…」
「ん…なぁに…?」
枕にした腕に後頭部を撫でられながら、ユウナが返事をする。
顔を耳元に近づけ、ボソッと囁いた。
「乱れたユウナ、可愛かったな」
「!!!ばっ、ばかぁっ!」
ドンと一発ティーダの胸を殴ると、寝返りを打つように反対側を向いてむくれた。
真っ赤になった顔を隠そうとシーツを被り、プルプルと体を震わせている。
「げふっ…い、痛いっす」
「し、知らない!もう!」
それでも、腕枕からは逃げない。寧ろ、シーツと一緒にくるまっているようだ。
何となく愛おしく思えたティーダは、そっと腕を回し、背中から抱きしめた。
無言でユウナの体温を感じていると、ユウナがティーダの腕を握りしめる。
背中と腕から暖かい幸せを感じ、ユウナの顔が綻んだ。
「…しょーがないなぁ、キミは」
「…あのさぁ…」
「うん?」
「俺、今なんか…幸せ感じたっす」
「奇遇だねぇ…私も…感じたよ」
二人でくすっと笑い合う。
暫らく和んだ後、ティーダが腕を外し、起き上がった。
不意の喪失感に、ユウナがティーダの方を向く。
少し不安げな表情だったが、存在を確認すると、穏やかな笑顔に変わった。
「さてと…ユウナ、そろそろ服着ようか」
ユウナの方に振り返り、微笑む。
そこにティーダが居る事が嬉しくなり、無意識に満面の笑みになった。
「うん♪」
服を整え、二人ともベッドから立ち上がる。
抱き合い、軽く口づけを交わすと、手を繋いで階段を降りた。
「あ、そうだ」
思い出したようにティーダが呟く。
「ん?どうかした?」
「ちょっと甲板に行きたいんだけど」
「いいけど…何か有るの?」
火照った体を冷やしたいらしい。
エレベーターを操作し、甲板に降り立った。
手を離し、先端まで歩いていく。目を瞑り、両手を広げ、風を全身で受け止める。
流れ去る風が熱を奪い、髪を撫でて行った。
快い感触に暫し酔いしれる。
目を開けると、指で輪を作り、口元に持って行った。
そして、すうっと息を吸い―
ピーーーー!
甲高い澄んだ音が、ファンファーレの様にスピラの空に鳴り響く。
ユウナの心臓がどくんと跳ねた。
やはりこの音色だ。ずっと生で聞きたかった。自分では、ここまで綺麗な音はまだ出せない。
吹き終わると、ティーダはくるっと振り向き、ユウナに向かって笑った。
「じゃっ、戻るっす!」
「…うん!」
二人は手を繋いでエレベーターに乗り込んだ。
この後、リュック達にまた冷やかされるのだが―
―それはまた、別の話―。
〜fin〜
- 43 :
- はい、パターンB(エロ有り)投下完了w
パターンA(寸止め)は某所に投稿しますたよ( ̄∀ ̄)
二人に萌えてくれれば狙い通りなんだが・・・(^^;
しかしアレだな
この二人は、事前と事後はじゃれ合ってるイメージがするw
- 44 :
- ho
- 45 :
- 久しぶりに保守投下
念のため異種姦注意
うん、いつもの人なんだ。すまないね(´・ω・`)
/////
何時から走り続けているのか、それすらも思い出せなくなっていた。
吹きつける雪片は鋭く、無数の矢尻の如く突き刺さってくるが、それでも立ち留まることなく走り続けた。
延々と続く瓦礫の谷。
少しでも速度を落とせば、自身も廃材の波に埋もれてしまう気がした。
焦りから足並みが早くなる。
残骸を蹴散らし、廃油の泥濘を踏み潰し、吹雪の只中を突き進んでいく。
主のいない鞍の冷たさが、重く被さってくる。
霞む遠景にその姿を探し、強風の中に薄れた匂いを求めた。
四つの蹄がひび割れようとも、前へと踏み出すことを止めはしなかった。
失いたくない。
追い駆けねば。
渇望ばかりが沸き立ち、吹雪の只中で燃え上がる。
凍てついた関節が、氷塊を弾き、砕ける音がした。
身体の中心で、何かか急速に温度を失っていくのを感じていた。
苦しい。
冷たく鋭いものが、内部から身体を引き裂こうとしている。
極寒の闇に、温もりの記憶が霞んでいく。
そして、遂には、何もわからなくなった。
常宵のヴァルハラ。
目覚めた世界は、見慣れた平常の姿を保っていた。
黄昏の海までを見渡す神殿の見張り場に立ち、オーディンは、眼下の世界を見据えていた。
先刻まで己を苦しめていた極寒の悪夢は、名残一つ残すことなく消え失せていた。
海岸線に打ち寄せる波も、曇天に漂う雲も、全て不変のままであった。
ただ、オーディンの心中には、今もなお酷く焦がれ、深く掻き毟った傷跡のようなものが刻まれていた。
激情の正体が何であったのか、最早それを知る術はない。
「……オーディン様?」
思考の狭間から呼び戻され、オーディンは声の方を見やった。
右手側の足元に、丸々とした白い物体が、背中の翼を羽ばたかせながら、落ち着きなく宙を浮遊していた。
「ラ、ライトニング様の様子を見に行ってきて欲しいクポ、そろそろ起きる時間なのに、今日に限って遅いクポ」
モーグリはそう言い、ぎこちなく言葉を続けた。
「申し訳ないクポ、モグは寝室に入るなと言われているクポ……ご無礼、お許しくださいクポ……」
騎士王の顎飾りが静かに揺れるのを見たモーグリは、そのまま頭を下に一回転しそうな角度で一礼し、神殿内
へ踵を返していくオーディンの背中を見送った。
主であるライトニングの寝室は、宮殿の奥まった場所にあった。
純白の天蓋に覆われた広間。
オーディンは身を屈め、張り渡された薄絹の下を潜り抜けるようにして、部屋の中心に向かった。
半円を柔らかく歪めた形の寝台の中、幾重もの薄布で包まれて眠る主の姿があった。
ライトニングは身体を横に崩し、薄紅色の髪をクッションの上にたなびかせている。敷布の端からは、小さく
整った指先が覗いていた。
寝台の前で膝を着き、オーディンは寝息を確かめるように、顔を近付けた。
連日の戦いの疲れだろうか、少しばかり薄くなった頬に、血の気の色は少ない。
肩を隠している薄布を除ける。現れた素肌に、余計な付属物は一切触れていなかった。
「あ……」
唇が動き、瞼が震えた。
- 46 :
- 微睡の彼岸から戻ってきたばかりのライトニングは、身体を反転させ、迎えに現れた使者の顔を見上げる。
「……オーディン」
色の薄い唇が、騎士の名を呼んだ。
差し伸ばされたライトニングの手を、黒鋼の指が受け入れた。
「どうして」
オーディンの指に触れながら、ライトニングは言葉を続けた。
「どうして、来てくれなかった?」
待っていたのに。
会いたかった。
ライトニングは指を引き寄せ、自身の頬に当てがった。
底の方から、滲み出るように現れる感情があった。
主の唇が言葉を紡ぐ度に、オーディンの胸に残された傷の正体が、混沌とした激情の姿が、はっきりと浮かび
上がってきたのだった。
身構える隙もなかった。
ライトニングは、巨大な手に両肩を押さえ込まれていた。
二の腕を掴み、上半身を拘束する。
少しでも指に力が入れば、人間の骨など、簡単にへし折られてしまうはずだ。
「……っ! は、放せ!」
圧力で寝台が深くたわみ、ライトニングは、その底に沈められた。
腕に食い込む黒鋼の指は冷たく、突然の仕打ちに、自分が何をされているのかも確認出来なかった。
「よせっ! 何をするん……! うぅ……っ!」
オーディンの手は、主の腕を掴んだまま、力を緩めようとしなかった。
巨体の影が、ライトニングの視界を塞いだ。
肢体に押し当てられる熱塊の感触。
彼がしようとしていることを理解した瞬間、衝撃がライトニングの心臓を凍りつかせた。
指戯もなしに突き付けられた怒張が、固く閉じた内股を割って、窄まったままの陰裂をえぐろうとのたうって
いる。
行為の後、肌に痣の一つさえ残すことを嫌っていた彼が、理不尽な欲望を振りかざし、主人を辱めようとして
いるのだ。
冷たい恐怖が、鋭く胸を貫いた。
「やめろぉっ!!」
ライトニングは、拳を騎士の胸に叩き込んでいた。
腕を逆流する衝撃に、軽い痺れを覚えた。
オーディンの動きが止まった。
それと同時に、乱れた呼吸のせいで、上下を繰り返すライトニングの腹に、体温とは別の熱がじわりと広がっ
ていく。
半ば力尽きたように、彼は吐精していた。
両膝の間で力なく頭を垂れる、萎みかけた巨茎から漏れ出た白濁には、半透明の固形物が混じり、より汚物
めいて見えた。
その様を目にした瞬間、全ての恐怖は怒りに変換された。
「退け! オーディン!」
両腕で騎士の胸を突き離し、裸体のまま寝台を飛び下りた。
臍から下へ垂れ落ちる濁液を敷布で拭い、足元に叩き付けた。
「お前は……! お前は何を……何をしようとした!」
床に膝を着き、深く首を下げるオーディンの前に立ち、ライトニングは、立て続けに怒声を上げた。
血流が沸騰し、顔が鍋底のように熱くなっているのを感じた。
「この……はっ、恥知らずがっ!」
振り上げた右手で、俯いた騎士の頬を打つ。
兜飾りが僅かに音を立てたが、オーディンは面を伏せたまま、身動ぎひとつ起こさなかった。
ライトニングの守護者となって以来、彼に攻撃の手を向けるのは、初めてのことだった。
「……どうしてだ」
全身を駆け巡っていた怒りの熱は、何時しか滴の形になって、ライトニングの頬を伝い落ちていった。
「どうして……あんなこと……」
絆を裏切られた悲しみが、拭った傍から込み上げてきた。
嗚咽に言葉がかすれる。
- 47 :
- 「……オーディン」
瞼裏に蘇るのは、寝台で彼の訪れを待ち望んでいた、自身の姿。
望んでいたのは、力尽くで穢されることではなかった。
ただ、傍らに居て欲しかっただけだった。
唯一の、最愛の存在から受けた悪夢の如き仕打ちは、孤独を抱えた心を深く傷付けるのに十分なものだった。
不意に、ライトニングの視界が暗くなった。
肩に触れる布の感触。重みと肌触りから、それが彼のマントであることは、直ぐにわかった。
オーディンは主の頭上にマントを広げ、そのままライトニングの身体を包み込んだ。
引き寄せられた腕の中で、ライトニングは、何度も剥き出しになった騎士の胸を殴り続け、腕を蹴り上げて抵抗
した。
「やめろっ! 放せ! わからないのか!?」
彼の胸は、大きくて、温かくて、心地良い場所だった。
だが、今は、そうではなかった。
逃げ出すべき、冷たい絶望の場所だった。
「オーディン!!」
打ち下ろした腕が震え出し、それ以上、ライトニングがオーディンを責めることはなかった。
「……怖かった」
つかえたものを吐き出すように、ライトニングは言葉を口にした。
「お前が、急にあんなこと……するから……」
まだ、涙が止まらない。
嗚咽を堪え、身を縮ませるライトニングを抱きながら、オーディンは寝台を背に座り込んだ。
肩を縮こませて震える主を、オーディンは胸元に引き寄せ、振り乱した髪を指で整え始めた。
涙が静まるのを見計らって、緩く円を描く髪の上に、ゆっくりと唇を重ねる。
主人への情愛と忠誠を示す、最も単純な感情表現の方法だった。
ライトニングは、自らも頬に触れる騎士の指に唇を寄せ、オーディンの謝罪に答えた。
「……済まない。私も、少し取り乱し過ぎた」
漸く、互いの間に漂う空気が緩み始めていた。
張り詰めた緊張は徐々に解け、重ね合った手にも、かつての温もりを覚えるようになった。
「それに……お前も男だ。たまには、そういうこともある……」
常に冷徹なはずのオーディンが、今日に限って我を忘れるほど乱されたのには、自分にも原因があるはずだ。
少なからず、ライトニングは、そう考えていた。
無自覚に彼を刺激していたに違いない、と。
「さっきのでは、まだ足りないのだろう?」
視線を下げ気味に、彼を促す。
実際、視野の隅に見え隠れしているそれは、確実に力を取り戻しつつある状態になっていた。
ライトニングは、抱擁の腕を緩めようとしない騎士をいなし、床に背を着けさせるよう促した。
上体を起こして唇を重ね合い、オーディンに背を向けて腰の上に座り直した。
「やはり、大きいな……」
目の前には、脈動に首を揺らしながら、角度を上げつつある青黒い豪槍があった。
少しは慣れたつもりではいたが、光のある場所で見るのは初めてで、やはり緊張してしまう。
自らの下腹にそれを引き寄せ、濁液の名残に濡れた胴を撫でてやると、繰り返し触れる毎に膨張し、熱が増して
いくのを感じた。
「これは、私からの償いだ……」
そう呟いた唇は、僅かに蜜の艶やかさを帯びていた。
- 48 :
- 誰一人として、神殿の静寂を乱す乱入者を止めることが出来なかった。
喉笛目掛けて躍り掛かったゴルゴノプスは、携えた大剣の一薙ぎで落ち葉の如く払い除けられ、必の覚悟で
立ち塞がったアーリマンが、哀れ蹴り飛ばされて壁に激突する。
暗雲にも似た黒髪をなびかせ、紫紺の影は奥へと歩みを早めるばかりだった。
混沌の剣士――カイアスは、群がる護衛の獣らを打ち倒し、目的の存在を求めて神殿を探索し続けた。
神殿を守護する女神の力により、在る筈の気配は空に掻き消されていた。
迷宮の回廊を彷徨い続けていたが、遂に最も奥の間へと辿り着き、カイアスは、確信を持って足を踏み入れた。
「女神の騎士よ、決着をつけよう!」
天蓋を切り捨て、踏み込んで行った先で目にしたものは、およそ女神の騎士とは掛け離れた姿だった。
カイアスは、己の視界に映るものを見て、暫し直立し、沈黙した。
「ぁっ……馬鹿っ、止めろっ……!」
白羽の甲冑を纏った戦乙女――ライトニングの薄紅色の髪から覗き見える頬は更に赤く染まり、辛うじて剣を
構えるものの、その動きは熱病に浮かされているかのようだった。
ぎこちなく膝立ちで身構える騎士の両脚を、巨体の僕、オーディンが手で持ち支えている。そのように見え
たが、違っていた。
ライトニングは巨人の腰を跨ぐ格好で尻を浮かせ、横へ流れる前垂れの奥では、女の腕程もあるオーディンの
肉茎が直立し、見え隠れする暗部の亀裂に切っ先を突き立てていたからだ。
「んぅ……! は、離せ! 敵の前だぞ! うっ、あうぅ……ん!」
身を捩じらせ、ライトニングは巨人の手を振り解こうとするが、オーディンは力を緩めるどころか、両の太腿
を一層強く掴み、逸物を最奥に向けて突き入れていた。
下から揺さ振られる度に、濡れ滴る淫蜜の音と、抑えられぬ愉悦の声が広間に響いた。
「駄目っ! 駄目ぇっ! オーディっ! 駄目えええぇっ!!」
絶叫の瞬間、オーディンは主の身体を抱え上げた。
秘部から引き抜かれた巨茎が跳ね上がり、脈動と共に圧縮された欲望を放出した。
白濁の飛沫の一つが、粘性のある音を立てて、カイアスの足元に落下した。
「あっ! あ、あぁ……っ!」
絶頂に傘の開き切った、青黒い馬根から吐き出された濁液は、虚脱しながらも手を伸ばし、それを止めようと
するライトニングの甲冑と髪にも降り掛かり、強かに汚した。
僕の手によって広げられた両膝の奥では、今し方まで咥え込んでいたものの巨大さを物語るかの如く、淡緋色
の秘裂が丸く大きな口を開き、白く濁った涎を花弁の端から垂れ流していた。
欲望を解き放ったばかりだというのに、オーディンは従うべき主人であるライトニングの抵抗を無視し、次の
行為に向けて余韻に震える肌を愛撫し始めていた。
美しき戦神は、最早、巨人の愛玩人形でしかなかった。
「み、見るなぁ……!」
敵に痴態を晒してなお、快楽の行為から逃れられずにいるライトニングの姿に、カイアスは、沈黙から一転し、
堰を切ったように笑い出した。
艶劇に劣情を覚えるよりも、ことの馬鹿馬鹿しさの方が勝っていたのだ。
「無様だな! 女神の騎士よ!」
「く……っ!」
羞恥に顔を紅潮させ、食いしばる歯を見せて口元を歪めるライトニングに、カイアスは背を向けた。
「……興が削がれた。出直すことにする」
「ま……待て! んぅ……馬鹿っ! 放せっ!」
背後では、まだ僕の巨人と取っ組み合う声が聞こえる。
「いい加減にしろ……っ! ……この、……馬鹿種馬がぁ!」
上擦った叫び声の後に、金属質の殴打音が続いた。
カイアスは、振り返ることなく、広間を後にした。
- 49 :
- それじゃあまた失礼しますね
あとこれ昨日作ったカッテージチーズケーキなんですけど、いっぱいあるので皆さんで食べてください
∧_∧
( ´・ω・) ダークチェリーのフィリング入りだよ
( つ且O
と_)_) 且且且且且且且且且且且且且且
- 50 :
- >>49乙GJ!さすが馬だw
一つ頂きます(ノ^ω^)ノ
- 51 :
- おでんの季節だな……
- 52 :
- 熱々のコンニャク(意味深)でライトさんをぺちぺちするんですね
- 53 :
- >>52え、ちくわ(意味深)じゃないのw
- 54 :
- FF7のスレが落ちたw
- 55 :
- ho
- 56 :
- 前スレで宣言したソール×セーラの人は
投下するのやめてしまったのか…
- 57 :
- やっぱりライトニング良いなぁ
序盤のサッズとの絡みも好きだ
- 58 :
- ジタンのイケメソな言動はどうにかなりませんか
そら姫様も惚れるわ
- 59 :
- ho
- 60 :
- ほ
- 61 :
- 大人しく神を待つべし
- 62 :
- ロックとセリスと会ったのはあの地下室なんだか、分岐点とか妄想してみると…
. /助けてやるか /ここでやめるの?
・このまま眺めてるのもいいか〈. / |
. \少しくらい触ってみてもいいか〈. ↓ /そろそろ助けるか
\一発やっとく?〈
\あともう一回〈
. \タマンネ。もう一回だけ
- 63 :
- レイープから始まる純愛
ロックセリスイイヨー
- 64 :
- ほ
- 65 :
- 感じたりしないと強がるセリスを
じっくりと追い込むロックですね、分かります
- 66 :
- その後陥落しておねだりするんですね分かります
- 67 :
- >>62
しかし前も出てたが捕まってるセリスを前にして寝てる見張り(カレーライスの奴)は紳士だなと思ったww
- 68 :
- ほ
- 69 :
- ほしゅ
- 70 :
- ho
- 71 :
- そういや7どうすんだ?
part4落ちたし
もうこっちに統合するか?
- 72 :
- >>71
そして2人はひとつになるわけですね分かります
RiRiKoを見るとファングを思い出す罠
誰か肉食姉さんが素敵なわけを教えてくれ…
- 73 :
- >>72
お前がMだからだろw
- 74 :
- hs
- 75 :
- 濃厚なロック×セリス読みたい
- 76 :
- ほ
- 77 :
- し
- 78 :
- ゅ
- 79 :
- ほ
- 80 :
- ho
- 81 :
- 保守ついでに
DFFのWOL×コスモスって需要あるかねぇ…
コスモスのおっぱい大好きなWOLのssがもう少しで書けそうな気がする
- 82 :
- 待ってる
- 83 :
- わかった、遅くなったらすまない
- 84 :
- すみません、WOLコス宣言しましたがやっぱり無理そうです…
- 85 :
- 時間掛かってもいいから何とか書き上げてくれ
スレは全力で保守するから(>人<;)ナムナム
- 86 :
- 深夜のテンションで書き上げた
DDFFでぼんやりさん(WoL)×コスモス
WoLにオリジナルの名前が付いてます
微エロだが挿入はなしだ、すまん
- 87 :
- ―――――――――――――――
神々の戦いも初期の頃。
今回の輪廻では秩序の戦士プリッシュがいつものように世界を散策している道中、一人の青年を発見した。
神々しく輝き舞い降りて来た青年の瞳は虚ろで意思がほとんど感じられず、プリッシュが問いかけてもただ言葉をおうむ返しするだけであった。
そこへ混沌の戦士ガーランドが現れ、戦いを仕掛けられるが、プリッシュは難なく彼を倒し、コスモスへの“土産”を聖域へ連れ帰った。
そして、青年はコスモスから力を与えられ、秩序の戦士となる。
新たに仲間を迎え、青年は戦力としても頼もしかった。ただ他の戦士と違い、青年には名がなかった。
感情に乏しく、自分の名も過去の記憶も一切持たないことに不安を抱く青年をプリッシュが勇気付け、そして彼に名前を与えた。
そして、その名は秩序の女神コスモスにも伝えられた。
青年の名は「レイ」、“希望の光”の意味を持つ。
コスモスが青年の名を呼ぶと、レイはコスモスの方を振り向き彼女をじっと見つめる。
コスモスがふっ、とやわらかな笑みを送っても視線はただ真っ直ぐ彼女へ向けられるだけであった。
コスモスから見たその時のレイの瞳は、虚ろを湛えながらも何かに飢えているような、哀しげな眼差しだった。
―――――――――――――――
- 88 :
- ある日、コスモスが聖域の玉座に座っているとレイがやってきた。
「コスモス……」
「レイ、どうかしましたか?」
「以前から尋ねたいことがあったのだが、いいだろうか?」
「ええ、構いませんよ。何でしょう?」
レイは少々の間を置き、その重い唇を開いた。
「……貴女は何故そのような体つきをしているのだ?」
「えっ……?」
女神は目を見開きレイの顔を見る。すると続けてレイが、
「貴女と私、何故こうも体格が違うのだ?」
「あの……レイ、ごめんなさい。貴方が何を言いたいのか私には、わからないです」
「その身体の膨らみは?」レイの視線が白い薄布に覆われたコスモスの胸元に落とされる。
「胸、のことですか?」
「むね、と言うのか。何故私には膨らみがなくてコスモスにはあるのだ?」
コスモスは戸惑いながらも、冷静に丁寧に、レイの問いに答える。
「私は、女ですから」
「おんな……なら私は何だ?」
「男……、男性ですね」
「その胸という部位の膨らみは女だけが持つものなのか?」
レイの止まぬ問いかけにコスモスはたじろぐ。
レイはある研究者によって創られた生命体で、その創り手以外には父も母もいない。
記憶の移植も不十分だった為に意思のない状態で生まれ、己の正体にも気づいていない。それ故、性別というものも理解していなかったようだ。
- 89 :
- 「レイ……」
コスモスは家族もなく、母親の愛も知らずに生まれ育ったレイを不憫に思った。
コスモスは自らの記憶の中の“あの子”を思い出す。
自分のことを「ママ」と呼び無邪気な笑顔で抱きついてきた“あの子”のことを……。
「レイ、こちらに来て」
コスモスは玉座に座る自分の膝をぽんぽんと叩き、レイを招く。
「コスモス……?」
レイは一瞬どうしたらいいのか迷ったが、素直にコスモスの元へ歩みを進めた。
「さあ、ここに膝を付いて」
レイは言われるまま、玉座の段差に膝を着き、コスモスと向かい合った。ほんの少し、コスモスがレイを見下ろす形となる。
「いい子ね、レイ」
コスモスは優しく甘い声でレイに囁き、そのままレイを自分の元に抱き寄せ、レイはコスモスの懐にすっぽり収まる形となった。
「コスモス……これは……!?」
「こうしていると、温かいでしょう?」
混乱して目が泳ぐレイの背中に手を回し、瞳を閉じながらコスモスが言う。
「……ああ、温かい……」
女神の慈愛溢れる抱擁にうっとりと蕩けた瞳で、レイはコスモスの胸に顔をうずめる。
その彼の表情は、立派な青年の容姿からは想像も出来ぬほど幼く、穏やかであった。
- 90 :
- しばらくの抱擁が続いた後、
「レイ、ちょっといいですか?」
コスモスは一度、優しくレイを引き離した。まだ名残惜しそうなレイの頭をそっと撫で、コスモスは女神の衣の留めを解き、乳房を露にした。
コスモスの乳房は透き通るように白く、上品な大きさでピンと上向きに張り、乳首は可憐な桃の色だ。
「レイ、私の胸に触れてみて」
「あ、コスモス……」
「さあ」
レイは震える手を伸ばし、コスモスの乳房を己の掌に収めた。
「レイ……あの、両手で」ですか?」
「あっ……、すまないコスモス……」
慌てて手を離そうとするレイの手首を掴み、コスモスは言う。
「ふふ、いいの……レイ、これが胸よ」
「女の胸というのは……とても柔らかいのだな」
瞳はぼんやりとしつつも興味深そうに乳房を揉むレイの姿に“あの子”重ね、コスモスは一つ提案をする。
「吸ってみますか?」
「吸う?」
「ごめんなさい、母乳は出ないのですが……」
「胸を、吸う?ぼにゅう?」
レイは解らないことだらけだった。
「大丈夫、難しくはありません。まずはそっと、唇を当ててみて」
「わかった」
レイはコスモスが座る場所に手を着き、乳房に恐る恐る唇を近づけた。
- 91 :
- ―――――――――――――――
「レイ……」
自分の乳房にむさぶりつくレイの頭を抱え、あやすように撫でながら、母親のような瞳でレイを見つめるコスモス。
レイが乳首の先を吸うと、ちゅっ、ちゅっという音が広い聖域内に響き渡る。
「レ、あ……っ、んん」
普段の虚ろ目のまま赤ん坊のように無心で乳首を吸うレイ。だが、やはりまだどこか不器用だ。
ちゅぱちゅぱ吸われる度に、コスモスは声を抑えられずに漏らしてしまう。赤ん坊と違い、ほぼ大人同様といえるレイの吸う力はかなり強かったからだ。
「レイ、ああっ……!」
レイの頭を抱える手にも自然と力が入り、くしゃっと蒼銀の髪を掻き回す。
「レイ、あの……もう少し、口にたくさん含んで吸って、みて……?」
「んう、」
乳首を口に含んだままレイは頷き、今度は乳輪ごとしゃぶりつく。先ほどと違い、広範囲を口に含み、空気が漏れずにいるので高い吸引音は出ない。
母乳は出なくとも、んくっ、んくっ、と懸命に乳を吸うレイをコスモスはとても愛しく思った。
「ああ、レイ……貴方は私が守りますからね……」
乱れてしまったレイの髪をしなやかな指先でとかし、また抱きしめ直すと、コスモスはレイに愛の言葉を囁く。それを聴き、レイはそっと唇を離した。
レイは生まれて初めて母の愛に触れ、幸せだった。
そして、このまま穏やかな時が続くことを願いながら静かに目を瞑り、女神の腕に抱かれ眠りについた。
女神と光の戦士と仲間達、そしてこの世界に平和が訪れることを、切に願う――。
―――――――――――――――
お待たせしてごめんなさいorz
そしてあまりエロくもなくてごめんなさい
WoL(ぼんやりさん)コスだと純愛ぽいのが一番好きだなぁ、この二人はなかなか複雑な関係だけど
愛を知らないWoLにコスモスが手取り足取り教えていくパターンもいい
もちろん、いつかはセックスの仕方も…
読んでくれた人ありがとうございました
- 92 :
- GJ!GJ!
なんか泣けて来るな
純愛もイイネ(T∀T)
- 93 :
- ライトニングリターンズのライトさんの衣装狙いすぎ
- 94 :
- デシムのカイン×ライトさん見たい
- 95 :
- WOLカイン×ライトで3Pがいい
- 96 :
- ヴェルサス13が15に改称だってさ保守
- 97 :
- DDでユウナ×ヴァン・ラグナとかw
- 98 :
- ほ
- 99 :
- ho
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