2013年10エロパロ694: 【妖精】ちっちゃい女の子でエロパロ【小人】4 (76) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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【妖精】ちっちゃい女の子でエロパロ【小人】4


1 :2012/02/03 〜 最終レス :2013/09/04
妖精さんをはじめとする普通の女の子より身体の小さな女の子で
エロ妄想・萌え談義・小説創作を行うエロパロスレです。
妖精だけでなく、精霊、小人、人形、etc…。
身体が小さいという特徴を持っている女の子が出てくればOKです。
オリジナル、二次創作、エロ、ほんわか、鬼畜、何でもアリ!
てのひらサイズの小さな女の子を、愛でたり弄ったり嬲ったり苛めたり
色んな意味で可愛がってみませんか?

2 :
前スレ
【妖精】ちっちゃい女の子でエロパロ【小人】3
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1244467934/l50
過去スレ
【妖精】ちっちゃい女の子でエロパロ【小人】2
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1205155004/
関連スレ
妖精・精霊総合スレ\
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1273234334/
【小女子】縮小女性を愛でるスレ【5人目】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1286544759/
他に御存知の方、補完お願いします。

3 :
堕ちたので復活させてみた。
立てられないと思ってたら立てられたので驚いた…

4 :
何で立てちゃうかねぇ…。
もう書き手が一人しかいないし、その人も自分のHP持っててそこで連載してるだろうしで
必要ないじゃん

5 :
>4なんで一人と言い切れるかかわらないんだが。3人は居ると思う。
それに自分のHPを持っている? ここで誘導されたか?
アンチはお引き取り下さい。

6 :
>>5
そう言えばそういう話しは聞いた事があるモノの、
誘導された事は無いなぁ。

7 :
おお立ったか

8 :
投下します

9 :
一尺三寸福ノ神
第47話 防寒服

 日の光が差し込む室内。
 透明な窓ガラスに手を触れさせ、鈴音が窓の外を見ていた。昼の十時半。暖房の効い
た部屋は暖かいが、それでも肌を撫でる冷たさがある。
「外は寒そうなのです」
 身長四十センチほどの小さな女の子だった。見た目の年齢は十四、五歳くらい。腰まで
伸びた長い黒髪、気の強そうな顔立ちと黒い瞳。服装は白衣に緋袴という巫女装束、足に
は足袋と草履を履いていた。神霊と書かれたお守りを首から下げている。
 一樹はクローゼットから取り出したコートに袖を通しながら、
「日は高くなったけど、まだ寒いみたいだね。一年で一番冷え込む時期だから。しばらく気
温の低い日が続くみたいだし。毎年の事だけど、この時期は辛いよ」
 澄んだ青空を見つめ、苦笑いをした。これから近くの本屋まで本を買いに行く。外に出る
には、とにかく暖かい恰好をしないとけない。
 琴音は身体の前後を入れ換え、一樹を眺めた。
「一樹サマ……いつもながら、服装がもっさりしてるのです」
「僕には寒さを防ぐ脂肪が無いんだよ……」
 あまり脂肪が無いため寒さに弱い。コートを含めて着ている服は五枚。身体が一回り太
くなっていた。冬場はいつもこの調子である。
「もう少し、栄養ある者食べるといいのです。食事は全ての基本なのです」
 人差し指を持ち上げ、真面目な顔で言ってくる。
 食べる量が少ないのは元からだった。食が細く肉は苦手で、野菜を多く食べる。健康的
とは言えるが、限度があるだろう。
 空笑いとともに一樹は吐息してから、
「そうだ、鈴音」
 机の上に置いてある紙箱を持ち上げた。
「仙治さんから荷物が届いてたんだ」
 両手で持てるほどの小さい紙箱。今朝方郵便受けを見たら入っていた。神社から送って
きたものらしく、神社の住所と仙治の名前が記されている。

10 :
「主さまからなのです? それは、何なのです?」
 不思議そうに首を傾げながら、鈴音が歩いてきた。床を蹴って跳び上がってから、机の
縁を手で掴み、机の上へと身体を持ち上げる。猫のように身軽な動きだ。
 一樹は蓋を開けながら、
「防寒用の帽子とマントとマフラー。前に鈴音たちが寒そうだからどうすればいいかって手
紙で尋ねたんだよ。そしたらこれ送ってきてくれたんだ。鈴音たちには防寒の術があるっ
て言っても、限度があるだろうし」
 と、中身を指で閉める。
 丁寧に折り畳まれた赤い布が入っている。
「これは、暖かそうなのです」
 嬉しそうに笑いながら、鈴音は中身を取り出した。
 赤いマントである。生地はウールに似ている。装飾は無く、首元をボタンで留める簡素な
構造だった。人形の衣装にも見えるが、その考えは大きく間違っていないだろう。
「これがあればこの寒さも怖くないのです。さっそく着てみるのです」
 そう言うなり、琴音はマントを手に取り、羽織った。赤い生地が揺れる。まるで元からそ
のような衣装だったかのように、マントは鈴音の姿に馴染んでいる。
 首元のボタンを留め、鈴音は次のお宝を探し始めた。
「次は何なのです?」
 嬉しそうに笑いながら、鈴音はマフラーを取り出す。鈴音サイズに調整された、白いマフ
ラーだった。鈴音はそのマフラーを首に巻き、満足げに頷いている。
 最後に帽子をひとつ取り出した。
「格好いい帽子なのです」
 円筒形の帽子で色は白。材質は毛皮らしい。ロシアの帽子に似ている。
 上機嫌に微笑みがら鈴音は帽子を頭に乗せ、得意げに胸を張った。
「装着完了なのです!」
「よく似合ってるよ」
 一樹はそう感想を言った。
 白い帽子とマフラー、赤いマント。色遣いのせいか、クリスマスを思わせる。人間の服装
に比べると、生地が薄いようだが、同時に防寒の術が掛けられているようだった。これを
着ていれば、鈴音が寒がることはないだろう。

11 :
 鈴音は興奮した様子で、マントやマフラーを撫でている。
「思った以上に暖かいのです。これは凄いのです」
「それはよかった」
 のんびりと笑って頷き。
 一樹はふと思いついた。些細な疑問である。分からなくとも困ることはない。しかし、気に
なる。幸いその疑問を解消するのは簡単なことだった。
「ところで、鈴音」
「何なのですか?」
 きょとんとする鈴音に、一樹は声を書けた。
「琴音、呼べるか?」
「オレに何か用なのだ?」
 鈴音の黒い瞳が赤く染まり、黒髪の半分が白く染まる。
 琴音だった。身体を共有していることもあり、身体の支配権を一部相手に譲ることができ
る。必要なときは無理矢理出てくる事も可能なようだった。あくまでも優先順位はその時の
表人格だが。
 一樹は疑問の答えを得るため、
「鈴音、今のまま、琴音に身体全部貸せる?」
「……? 貸せるのです」、
 訝りながらも鈴音が頷く。
 と、鈴音の身体が変化を始めた。少し背が伸び、身体に凹凸ができる。袴の色が赤から
黒に変り、髪の毛が黒から白へと変っていく。目の色も黒から赤へと変化した。
 と同時に、帽子とマフラーの色が黒へと変る。マントの色は変らずだった。
「やっぱり色変るのか。すごいな……」
 黒い帽子に白い髪、黒いマフラー。赤いマントと、マントの裾から見える黒い袴。独特の
禍々しさが感じ取れる色合いだった。仙治も色々と考えて作ったのだろう。
 マントや帽子に込められた仕組みに、一樹は単純に感心していた。
「一樹サマ……」
「小森一樹……」
 目蓋を下ろし、鈴音と琴音が呆れ声で呟く。

12 :
以上です

13 :
キター!

14 :
保守

15 :
投下します

16 :
一尺三寸福ノ神
第48話 見つけた小さな女の子

 一樹は自転車に乗って、道路を走っていた。
 青い空と白い雲。よく晴れて気温は下がる、関東地方の平均的な冬の天気だった。冷た
い空気が、着込んだコートの隙間から肌を撫でる。
「さすが主さまの作った防寒服なのです。本当に暖かいのです。全然寒くないのです。これ
なら、どこにでも行けるのです」
 自転車のカゴに入っている鈴音が、楽しそうに笑っていた。普段の巫女装束に仙治から
送られた帽子とマントとマフラーを身に付けている。
 風に吹かれて、大きくなびくマント。これでは着ている意味が薄いように見えるが、これら
の服に込められた防寒術が、鈴音に触れる寒さを防いでいるらしい。元々の防寒術も使っ
ているので、この寒さはほぼ遮断できているようだった。
 ふと鈴音が横を向いた。
「一樹サマ。ちょっと止まるのです」
「ん。どうかした?」
 ブレーキを掴み、一樹は一度自転車を止める。
 小さな公園の横だった。休日の昼前という時間帯だが、寒いせいか人の姿は無い。公園
の入り口近くには、自動販売機が二台並んでいる。少し奥に行ったところには、ベンチがあ
った。遊具はあまり置いていない。
 鈴音はその自動販売機を指差す。
「誰か詰まってるのです」
 一樹は自転車から降り、鈴音を胸に抱え上げた。
 自動販売機に近付いてみる。
「……?」
 自動販売機の下の隙間から、誰かの下半身が生えていた。
 紺色の袴と細い脚が見える。女だろう。男の体格ではない。近くに小さな下駄が落ちてい
た。右足には下駄を履いているので、左足を動かした時に脱げてしまったのだろう。そして、
その大きさ。幼児よりも小さい。まるで人形のような小ささだった。
「これって……」
「人間じゃないようなのです。力はそんなに強くないと思うのです」
 一樹の呟きに、鈴音が続ける。

17 :
 人間ではない。今、この自動販売機に詰まっているのは、妖怪か神など人外の類だろう。
鈴音たちと一緒に暮らすようになってから、一樹はそういうものが見えるようになっていた。
鈴音たちの影響らしい。
 一度息を吸ってから、一樹は声をかけた。
「君、何してるの?」
「むっ」
 足が動いた。
 次いで自動販売機の下から声が聞こえてくる。
「そこに誰かいるのか? 落とした百円を拾おうとしたら引っかかって、抜けなくなってしまっ
た。すまないが、引っ張り出して欲しい」
 ぱたぱたと足を動かす。足を引っ張れということらしい。
 一樹は抱えている鈴音に眼を向けた。
「困っている人は助けてあげるべきなのです。情けは人のためならずなのです」
「分かった」
 一樹は見えている足を掴み、それを手前に引っ張った。小さい抵抗とともに、女の子が一
人、隙間から外へと引っ張り出される。
「いやはや助かった。ありがとう」
 少女は立ち上がり、落ちていた下駄に足を通して、一樹に向き直った。
「小さな女の子なのです」
 鈴音が口を開いた。
 その言葉通り、少女は小さかった。身長は五十センチより少し大きいくらいだろう。
 見た目は十代半ばくらい。植物の葉を思わせる長い黒髪、落ち着いた光を映す瞳。紺色
の縁取りのなされた白衣に、紺色の袴という出立である。色合いは違うものの、巫女服を
思わせるような衣装だった。足は裸足に下駄穿きである。
 しかし、少女は鈴音を見上げ、苦笑いとともに言った。
「多分、アタシの方がお前よりも少し大きいぞ?」
 鈴音は身長約四十センチで、およそ人間の四分の一の大きさである。対して、この少女
は五十センチ強、人間の三分の一くらいの大きさだ。身長が違うのではなく、身体の縮尺
自体が違う。鈴音を見慣れている一樹には違和感があった。
「あなた何者なのです? 多分どこかの神様だと思うのですけど、こんな所で何をしていた
のです?」

18 :
 鈴音の問いに、少女は背筋を伸ばして、自分の胸に手を当てた。堂々とした微笑みを浮
かべ、鈴音を一樹を順番に見つめる。
「アタシは沙雨。神殿所属の雨神だ。日本中を旅しながら、その土地土地の空の気の流れ
を記録している。地味だけど、大事な仕事だ」
 言い終えてから、自販機の隙間を指差した。
「あと、そこにいた理由は単純、ジュースを買おうとして百円落として、取り出そうと思ったら、
腰が引っかかった。そんなつまらない事だ」
 と、乾いた笑みを見せる。
 沙雨は一樹に抱えられた鈴音を見上げた。
「そういうお前こそ何者だ? アタシと同じような人工神のようだが」
「ワタシは鈴音なのです」
 鈴音はそう答え、胸元に下げているお守りを見せた。神霊と書かれた白いお守り袋。それ
を赤い紐で首から下げている。鈴音曰く依代であり、非常に大事なものらしい。
「憑喪神型の福神なのです。あと、一樹サマの守り神でもあるのです」
 と、得意げに微笑む。鈴音は福神の力を使って、一樹に小さな幸運を運び、災厄を遠ざ
ける。それを守り神と言っているのだろう。
 沙雨が一樹に眼を向けた。
「で、そこの細っこいのは誰だ?」
「細っこいって。ぼくは小森一樹。えっと、何て言ったらいいかな?」
 眉を寄せながら、一樹は考える。問われたのは、鈴音との関係だろう。それをどう言えば
いいのかが分からない。説明すると長くなりすぎる。
 鈴音が代わりに口を開いた。得意げに宣言する。
「ワタシの未来のお婿さんなのです」
「ほほう」
 深々と頷く沙雨に、一樹は眼を逸らした。

19 :
以上です
続きはそのうち

20 :
クロスオーバーキター!!

21 :
投下します

22 :
一尺三寸福ノ神
第49話 出会った理由

「あー。美味い」
 ベンチに座った沙雨が、紅茶を飲んでいる。自動販売機で買った紅茶だ。横には袖から
取り出したクッキーが置かれていた。おやつらしい。クッキーをひとつ掴み、ぽりぽりと食べ
ながら紅茶を飲む。
 人間用のジュース缶とクッキーだが、慣れた様子で食べていた。
 一樹は鈴音と一緒にベンチに座り、沙雨を眺めていた。不思議な気分である。
「お前も食べるか? 少し懐には余裕があるから、一枚くらいいぞ?」
 横に座った鈴音にクッキーを一枚差し出す沙雨。
 鈴音は差し出されたクッキーを見つめ、首を振った。
「遠慮しておくのです。ワタシは食事をする機能を持っていないのです。そんなに力も使わ
ないので、十分足りているのです」
 鈴音は食事をしない。何も食べず何も飲まず、普通に動いている。自然エネルギーを吸
収しているので、事足りるらしい。
「なるほど。なら仕方がない」
 沙雨はクッキーを引っ込め、口に咥えた。乾いた音を立てて噛み砕いていく。両足を揺ら
しながら、紅茶を一口飲んだ。裸足に引っかけた下駄が揺れている。
「袖からものを取り出すのは、そういう術なの?」
 眼鏡を動かし、一樹は尋ねた。袖からものを取り出す。払い棒や札など、鈴音も時々見
せてていた。見た限り、沙雨は鈴音よりも大きなものがしまえるらしい。
「まあ、そんなところだ」
 沙雨が頷く。
 それから四枚目のクッキーを手に取り、食べ始めた。冷たい風が肌を撫でる。沙雨も防
寒の術を纏っているようだ。鈴音が使う防寒術と同じかは分からないが、効果は大きいの
だろう。空気は冷たいのに、その仕草から寒さを感じさせない。
 鈴音に目をやり、探るように目蓋を下ろす。
「ところで鈴音。お前はもう一人いるようだな」
「ああ。お前は目がいいのだ」
 鈴音の口からそんな声が出た。鈴音と同じ声だが、どこか唸るような声である。

23 :
 黒い髪が白く変化し、黒い目が赤く染まる。頭に乗せていた赤い帽子と、首に巻いた赤い
マフラーが、黒く変化していった。赤いマントだけは変らない。身体が少しだけ大きくなる。
滑らかに組み変っていく小さな身体。
「これは、凄い……」
 驚いたような感心したような、そんな顔で沙雨が鈴音の変化を眺めている。
 入れ替わった琴音が自分に親指を向けた。
「オレは厄神の琴音だ。鈴音とは身体を共有しているのだ」
「ひとつの身体にふたつの人格。福神と厄神を纏めてしまうのは、確かに効率がいいかもし
れない。しかも人格交換に合わせて姿まで変るのか。無駄に凄い技術だ……。だが、こう
いう事に使うものではないだろう?」
 半眼でそう言う沙雨に、琴音は頷いた。
「技術の無駄遣いとは、オレも思うのだ。でも、これはこれで色々ありがたいのだ」
 そして、鈴音から琴音へと身体が戻る。
「ただいまなのです」
「おかえり」
 一樹は呟く。今は鈴音の時間なので、特別な理由が無いかぎり琴音が表に出続けること
はない。今も、言うことを言ったら戻ってしまった。
 沙雨は鈴音と一樹を交互に見てから、口を開く。
「さきほど未来のお婿さんと言っていたが。どこまで進んだのだ?」
 薄く笑う。
 一樹と鈴音は顔を赤くして、目を逸らした。
「……それは秘密なのです」
「キスくらいまでだな。その様子だと」
 納得したように沙雨が頷いている。
 一樹は言葉も無く、眼鏡を持ち上げた。クリスマスの日に、鈴音と琴音とキスをした。その
場の流れだったこともあるが、思い出すとさすがに気恥ずかしい。
「冗談はさておき、あたしが気になるのは、そこじゃない」
 沙雨が言葉を続ける。その口調が全く別のものへと変っていた。真剣な口調。息を呑む
ような気迫が、沙雨から立ち上っている。

24 :
「鈴音、お前は神だ。小森一樹と言ったか。お前は人間だ。身体の大きさも違うし、そもそ
も生きている場所が違う。普通に考えて、結ばれる道理がない。お前たちの間にある壁は、
お前たちが考えているよりも遙かに大きいぞ。それをどうするつもりだ」
 黒い瞳が一樹と鈴音を見据えた。その目に映る、微かな悔しさ。もしかしたら同じような事
があったのかもしれない。本来結ばれない相手との恋。
「ワタシが人間になるのです」
 その問いに答えたのは、鈴音だった。自分の胸に手を当て、きっぱりと。
「人間に――」
 沙雨が瞬きをする。まるで予想外の答えを聞いたように。
 まっすぐに沙雨を見つめ、鈴音が続ける。
「主様がワタシと琴音を一緒に一人の人間にしてくれるそうなのです。神格や術の力は無く
なっちゃうと思うのです。でも、一樹サマと一緒にいられるなら、構わないのです」
「しかし、神が人間になるなど……」
 言いかけてから、沙雨は口元を押えた。
「いや、待てよ……」
 目を閉じて考え込む。
 一樹と鈴音は目を見合わせた。
 眉間にしわを寄せ、小声で呟いている。真剣な面持ちで何かを考えているようだった。何
を考えているかまでは、分からない。
 しばらくして、沙雨が鈴音に向き直った。
「ひとつ訊きたい。さっきから言っている主様とは、誰だ? 人工の神だからお前を作った
ヤツとは思うが。このような」
「狼神の大前仙治サマなのです」
 鈴音が笑顔で答える。
 鈴音を作った大前仙治。茨城の山奥で山の神を勤めているらしい。運が悪い事が悩みで、
厄払いのために鈴音を作ったが、酔った流れで結局一樹に渡してしまった。そんな抜けた
人である。軽率な行動を取ってしまう気質のようだった。
「大前仙治……? どこかで聞いた事がある」
 沙雨が目を閉じる。
 一樹の記憶にある仙治は、人の好さそうな男だった。風格などは感じられなかった。しか
し、沙雨の様子を見るに、どこかの分野では有名なのかもしれない。

25 :
 それから沙雨がぽんと手を打った。
「あれか……。なるほど、そういう方法があったか……」
 得心したように、呟いている。
 おもむろに両手を持ち上げ、鈴音の手を掴んだ。会心の笑みが、その顔に浮かぶ。
「ありがとう、鈴音。お前のおかげで、何とかなりそうだ!」
「よくわからないけど、どういたしましてなのです……」
 曖昧に微笑みながら、鈴音が答えた。

26 :
以上です

27 :
>>26
乙です。
一寸前スレを読み直さないと駄目かな?
spモード規制で思う様に書き込めないから困るわ。
自宅でwifi経由なら書けるかな?

28 :
保守

29 :
投下〜

  どこかの遠い国のお話です。
 ある山奥に魔術師の若い青年がいました、その魔術師は一人で
静かに暮らしていましたが……

「お兄ちゃん〜今日も遊ぼうよ〜」
「お兄様〜朝ご飯出来たよ〜早く起きて〜」
早朝、緑や赤や青、様々な髪の色服の色をしている妖精が、ベッドでまだ起きていない
青年の布団の上に到します。
彼女達の大きさは青年と比べると明らかに小さく、……おそらく50〜60cmくらいでしょうか?
こんな妖精達が何匹も乗っているのですから普通は起きそうなものですが、
まだ青年は安らかに寝息をたてていました。
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『ある日魔物に襲われていた可愛い一匹の妖精を助けてからは
その家は前よりもずっと騒がしくなりました。
なぜなら、助けた妖精が友達を何匹も連れて遊びにきたからです。
彼女達を見てその青年は、とくに嫌な顔一つせず彼女達を笑って迎え入れました。
それからというものの、毎日毎日助けられた妖精は友達を連れて来ては
青年と妖精達は楽しく楽しく遊びました。
そうしているうちに、青年の家には妖精達が居座るようになりました』
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「あっ、お兄ちゃん朝勃ちしてるー」
青年の股間の上に乗っていた妖精が、青年の物のある場所が盛り上がっているのに気がつきました。
「仕方ないなー私達が処理してあげるね」
妖精達は眠っている青年を尻目に、魔法でシーツや下着を脱がしていきます。
「わっ、大きいー」
青年の起立している物を見て、妖精達は頬赤くしながら目を妖しく輝かせます。
青年の物を囲みながらじっと見つめる彼女達の様子はさながら儀式のようです。
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『妖精達にとって青年の家はなによりも安全で安らげる場所でした。
彼女達妖精は、その非力さと性格ゆえに魔物に捕食されることもあれば、
彼女達を材料にして作られる薬の為に捕まえられたりもしました。
唯一の武器は魔法ですが彼女達自身が争い事を好まないので、
使う前に魔法自体を封印されたり攻撃用の魔法を覚えていない妖精も多くいたのです。
その点、青年は妖精達を襲う事もなければ、魔物の様に食べる事もなく、
魔法で魔物を撃退して守ってくれたこともありました。
……彼女達がこの家に身を寄せるのも当然のことでした』
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

30 :
「「「いっただっきまーす!」」」
妖精達が舌を出しながら青年の物に一斉にしゃぶりつきます。
ある妖精は小さい口で先っぽに吸い付き。
ある妖精は睾丸を手で優しくもみしだきながら舐め。
ある妖精はアイスキャンディーを舐めるように青年の物の側面を上下に舐めます。
「ちゅう……ちゅう……」
「んんっ…あっついよう……」
「ふふっ……ちゃんとお尻も舐めてあげないと、ぺろっ…」
どの妖精もとても楽しそうです。
「じゅる…あ、おはよー」
さすがの青年もどうやら目が覚めたようです。
「動かなくてもいーよ、すぐ終わるからね」
一匹の妖精はにっこり笑うと、青年の物の奉仕に戻りました。
どうやら彼女達にとってはいつもヤっていることのようです。
「んー? あ、出るの?」
一匹の妖精が青年の物変化に気づいたのか、青年の方を見ます。
青年は少し苦しそうに黙って首を縦に振りました。
「じゃあ楽になろうね」
「射精して射精してっ!」
これを皮切りに妖精達の奉仕が更に激しさを増して行きます。
「……んっ…んぐっ!」
青年の物がビクビクと震え、先に吸い付いている妖精の口の中に
精液を放ちました。
「ぷはっ、ああん…お口の中いっぱいだよぅ」
全部飲みきれなかったのか、その妖精は口を離しベットの上に倒れこみました。
「あははーお兄ちゃんのせーしおいしい……」
体中にかかった精液に恍惚としながら、その妖精は空ろな目で虚空をじっと見つめています。
「お掃除お掃除♪」
「こんなにいっぱいもったいないよー」
他の妖精はというと、射精を終えた青年の物に群がりながら、残った精子を一心不乱に舐め取っていました。
「う〜んまだおっきい、ねえもっと僕達にシテほしい?」
一匹の妖精が青年の顔の近くまで飛び寄って聞きます。
青年は少し喘ぎながら、はいと言いました。
「ふっふーん、そんな顔で言われちゃ引き下がれないねー」
青年の返答を聞いたその妖精はとても嬉しそうです。
「みんなーどいてどいてー、今から僕がお兄ちゃんを気持ちよくするんだから!」
「あっ、ずるいよ私も!」
「私だって!」

31 :
「……みんなそれよりもいい考えがあるんだけど」
喧嘩になった妖精達を見て一匹の妖精がある提案をします。
「……で……するのはどう?」
小さい声で話し合っているのでどんな内容かさっぱり分かりません。
「ちょっと不公平じゃない?」
何匹かの妖精は納得していないようです。
「でもこのままじゃお兄様が可哀想よ」
勃起した物を外気に晒しながら、青年は物欲しげに彼女達を見ています。
「……そうだね、ごめんねお兄ちゃん」
不満を漏らしていた妖精達はしゅんとなりながら青年に謝ります。
それに対して青年はいいよいいよと言いながら手を軽く振ります。
「謝るより早く気持ちよくしてあげたほうが……」
「あっ、そうだよね。よし! じゃあみんな持ち場につけー!」
一匹の妖精が手を上げで叫ぶと同時に、妖精達が青年の体のいたるところに張り付きます。
顔・胸・手・足・腹・……もちろん股間の物にも。
「開始ー!」
青年の物に張り付いていた妖精の号令と共に、体の各場所にいる妖精達が
様々な場所を一斉に舐めまわし始めます。
「僕達はお兄ちゃんのお○んちんをお○んこには入れられないけと
こーゆー事は出来るんだよ?」
股間にいる妖精は座りながらそう言うと、青年の物を足で挟み自分の愛液で濡れた割れ目に擦りつけます。
「それにこうやって……お股でスリスリしながら……
僕のお手で先っぽを刺激したりして……んっ」
青年の物を手と割れ目で刺激しながらも、自分も快楽を感じてしまうのか、
その妖精はかわいらしい喘ぎ声を上げます。
「あんっ……僕のお豆が…擦れて…ひゃう!
……負け…ないもん!」
快楽で喘ぎながらもその妖精は負けじと続けます。
両手で亀頭全体を握りグニュグニュと揉みしだき、股で擦る速度もだんだんと速くなっていきます。
青年の方も妖精達に自分の物と体を責められ、奉仕と合わさって
そろそろ限界が近いようです。
「んんっ……あはっ!」
青年の物は激しく震えながら、股に挟まれたまま妖精の手の中に精液を大量に漏らしました。
青年は快楽に呻き、妖精はその反応を楽しむように手で亀頭を弄びます。
「…ふ…ふふ……ぼ、僕の勝ち……――ひぁっ!?」
股の上の妖精は勝ち誇った顔をしていましたが、青年を射精させて油断してしまったのでしょうか、
妖精はクリトリスから送られる快楽に耐え切れず体を震わせながらイってしまいました。
「ぁ……ぅぅ……立てない……よう…」
そのまま妖精は後ろに倒れこみ、小さく振動しながらオシッコを漏らしました。
「よーし、ご奉仕完了! さ、ご飯だよ〜」
「……二人とも大丈夫?」
「お兄ちゃんのお○んちんやっと萎えました……うふふ」
青年との行為を終えた各々の妖精は、朝食の後青年と一緒に何をしようか考えているようです。
一方シーツの上に倒れている二匹の妖精はどうやら気絶してしまったようです。
青年はその倒れた妖精を優しく持ち上げて、ベットのまだ汚れていない
綺麗な部分に横たえ、妖精達が作った朝食を楽しみに思いながら居間へ向かいました。

32 :
投下終了
ちょっと妖精達が大きい気がしないでもない

33 :


34 :
投下します。

35 :
ネジまくラセン
第1話 ゼンマイ仕掛けの

 開け放たれた窓から風が流れ込み、部屋に漂う埃を押し流していく。
「これで終わり、と」
 オーキは手を叩いて部屋を眺めた。
 元々は物置のような部屋だが、数日掃除したおかげで普通に住める形になっていた。
自治都キリュウの街外れにある一軒家。その二階の部屋である。春から大学に通うため
に親戚の家に居候することとなった。
「ようやく一息付ける……。片付けって大変だ……」
 ベッドに腰掛け、大きく息を吐く。
 黒髪の青年だった。年は十八。身長や体格は普通。目に留まるような特徴は無い。前
をボタンで留めた青い上着と白いズボンという恰好をしている。
 ベッドと机しかない部屋を見回し、オーキは髪を撫でた。
「まだ終わりじゃないけど、あと少し」
 部屋の隅に置かれた五つの箱を眺め、ベッドから立ち上がる。
 箱の前まで行き、オーキは腰を屈めた。
 箱を開け中身を確認していく。壊れたおもちゃや機械の部品のようなもの。中身は大抵
不要なものだ。それらは大きめの箱にまとめて詰めてゴミとして出してしまう。
「これが真打ちだ」
 最後の箱。両手で持ち上げられるくらいの大きさ。中身が少ないのなら残りの箱の中身
も詰めてしまおうと考え、蓋を開けた。
「うん?」
 手が止まる。
 箱の中に小さな少女が収まっていた。
「人形?」
 両手で人形を持ち上げてみる。
 精巧な人形だった。背丈は五十センチくらいだろう。六十センチには届かない。オーキ
よりも一回り幼いくらいの顔立ち。腰の辺りまである黄色の長い髪の毛が、光を受けて薄
く輝いていた。ゆったりした作りの白い上着をまとい、足元まである赤いスカートを穿いて
いる。頭には三角形の耳が生え、腰の辺りから尻尾が生えていた。狐の耳と尻尾。
 背中に銀色のゼンマイが刺さっている。
 スカートの裾に書かれた名前に目を留めた。

36 :
「ナナ・フリアル……。クリムさんのオヤジさんか」
 この家に住むオーキの親戚である女性。今はもういないが、その父がフリアルという名
だった。技術系の魔術師であり、色々なものを作っていたらしい。
「動くかな?」
 単純な好奇心だった。
 左手で人形を抱え、右手でゼンマイを掴み回す。きりきりとバネの巻き取られる感触が
腕にかえってきた。何が起るのか何も起らないのか。小さな高揚感が胸に湧き上がる。
 オーキは人形を床に置いた。
 両足を伸ばして両腕を垂らし、前に項垂れている。
「…………」
 人形が目を開けた。鮮やかな赤い瞳。
 身体を起こしてから、右手を持ち上げ、左手を持ち上げる。
 持ち上げた手を目の前に移し、五指を握り閉めた。それから手を開き、もう一度閉じ、
もう一度開く。人形とは思えない滑らかな動きだ。
 人形が跳ねる。
 座った姿勢から立った姿勢へと。萎れていた狐耳と尻尾がぴんと立った。
「動く。身体が動く! ついに目覚めたぞ。長かった。よくわからないけど長かった。これで
アタシを止めるものはいない! ふははは、ついにアタシの天下がやってきた!」
 右手を握り締め、元気に叫ぶ。
 人差し指をオーキに向けた。勝ち誇った顔で宣言する。
「というわけでそこの人間、お前は今日からアタシの下僕一号だ」
「えっと」
 頭をかいてから。
 オーキは人形の襟首を掴んで、持ち上げた。
「よくできた人形だな。魔術人形の類か?」
 魔術でまるで生きているように動くものは存在する。作るのに特殊な技術が必要なので
滅多に見かけるものではない。実物を見るのは初めてだった。
「あっ、コラ放せ、無礼者!」
 手足を振り回しながら、人形が声を上げる。小さい割に声は大きく騒がしい。
「襟を掴むな吊るすな持ち上げるな! アタシは猫じゃないぞ!」

37 :
 その頭の前に丸めた指を突き出す。
 ぺしっ。
 軽いデコピンが人形の額を叩いた。
「うー。痛い……」
 両手で額を押え目を瞑る。
 オーキは人形を床に下ろして、腕組みをした。
「何だ、お前は?」
「人に名を尋ねる前には、自分から名乗るものだ」
 胸を張って腕組みをし、人形はオーキを見上げた。狐耳と尻尾をぴんと立てている。赤
い瞳に熱い意志を灯していた。威嚇する小動物にしか見えないが。
 指をデコピンの形にして、額の前に差し出す。
「ひっ」
 頭の前で腕を交差させ、防御態勢を取った。
 とりあえず大人しくなったと確認し、手を引っ込める。
「で、何なんだ?」
 人間の三分の一くらいの身体。狐耳と尻尾。背中に取り付けられたゼンマイ。おそらく
ゼンマイ動力式の魔術人形だろう。物置の隅に置いてあるものではないが、この家なら
あり得ない話ではない。
 人形は左手を腰に当て、右手を自分の胸に当てた。
「アタシはラセン。かつて夜狐の女王と恐れられたバケモノよ」
 眉を内側に傾け、自身満々な口調で言い切る。
 オーキは眉を寄せた。夜狐の女王。バケモノ。単語は仰々しいものの説得力が無い。
名前はそれっぽいかもしれない。
「さあ名乗ったぞ。お前の名前を聞かせてもらおう」
「オレはオーキ。見ての通りの学生だ」
 ラセンの問いにそう答える。

38 :
以上です
続きはそのうち

39 :
はよ

40 :
投下します

41 :
ネジまくラセン!
第2話 夜狐の女王
「むー」
 テーブルの上にラセンが腕組みをして立っている。眉を内側に傾け、威嚇するように赤
い瞳に力を込めていた。狐耳と尻尾を立て、髪の毛を少し逆立てている。
「なるほど。大体話はわかった」
 ラセンを眺めながら、クリムが頷いた。
 赤い上着に灰色のスカートという恰好をしている。年齢は五十過ぎ。赤い髪をポニーテ
イルに縛って、ラセンを眺めていた。魔術博士ナナ・クリム。ラセンのスカートに書かれて
いるフリアルの娘である。
 オーキの親戚であり、この家の夫人でもあった。
「確かにこれは父の作ったものだね。本業じゃなくて趣味の方だけど。この癖のある術式
は早々真似できるもんじゃないし、する人間がいるとも思えない」
「これからどうしましょう?」
 ラセンを目で示し訊く。
 魔術人形の仕組みはよく分からないが、詳しい人間は身近にいる。作り手であるフリア
ルの娘なら適任だろう。家にいたクリムにラセンを見せ、オーキは事情を話した。その結
果が先の台詞である。
「あんたが貰っていいよ。あんたが見つけなければ箱詰めのままだったろうし、私が預か
っていても使い道がない。それに術式の癖が強すぎて人に売れるものじゃないし、分解す
るのももったいないし」
「待て、コラ」
 ラセンが声を上げた。
 ふっと鼻息を吐き、オーキとクリムを順番に見上げる。
「黙って聞いていれば好き勝手な事を言って。勝手にアタシをそいつの持ち物にするな。
アタシはアタシのものだ。他人の指図など受けん!」
「あんた一人でどうやって暮らす気だい?」
 苦笑いとともに、クリムが背中に付いたネジを指差す。
「へ?」
 今まで強気だったラセンの目に不安が写る。
 かちり、と小さな音を立ててネジが一回転した。

42 :
「一日ゼンマイを巻かずにいれば、それだけで動けなくなるぞ? 色々と機能は付いてる
けど、あんたの基点は背中のゼンマイだからね。それに、あんたの身体は小さいし力も
弱いし、一人だと色々苦労するぞ?」
 ラセンは背中に手をやりゼンマイに触れる。背中に直接刺さった銀色のネジ。上着はそ
こまで切れ込みがあり、下を留める構造のようだ。自分で回そうと手を動かすが、自分で
は回せないらしい。
 ネジから手を放し、ラセンはオーキに向き直った。
「よし、お前にアタシの世話をさせてやる。光栄に思え!」
 得意顔で言い切る。
 オーキは無言でラセンの頭に手を置き、指に力を込めた。
「待てっ、潰れる! 潰れるっ!」
 慌てて手を掴み返すラセンだが、力が弱いので引き剥がすには至らない。
 もっとも本気で潰すような力は込めていない。それでもラセンにとっては頭を握り潰され
るような恐怖があるようだった。
 数秒怖がらせてから、手を放す。
「うぅ」
 両手をテーブルについて肩で息をしているラセン。その目元に薄く涙が浮かんでいた。
どういう仕組みか涙は出るらしい。
 ジト眼でクリムが見つめてくる。
「あんたも結構な趣味しているね」
「いえ」
 視線を逸らすオーキ。
 そうしているうちにラセンが復活した。汗を拭うように袖で額を擦る。
「くそ。夜狐の女王たるものが、こんなザマとは――無念」
 悔しげに手を握り締め、歯を噛み締めた。ラセンの理想の自分は、非常に強く逞しいも
のらしい。今の姿はその理想とは正反対である。
「最初にも言ってたけど、夜狐の女王って何だ? 初めて聞くぞ」
 夜狐。意味をそのまま考えるなら夜の狐だろう。初めて聞く単語である。何かを意味す
る換喩なのかもしれない。その女王。立派な肩書きだった。
 偉そうに腕を組み、ラセンが口端を上げる。
「ふむ、知らぬか。ならば教えてやろう。かつて北の大山脈より地に下り、暴れ回った怪
物よ。いくつもの街を壊し、幾千もの人をめ――白銀の剣を持った人間に討たれた……。
しかし気がつけばこんな身体にされて――」

43 :
 右手を握り閉め悔しげに首を振った。
 この大陸の北には氷と雪に閉ざされた大山脈がある。そこには人智の及ばぬバケモノ
が住んでいると言われていた。外界と隔絶した場所なので詳しい事は知らない。事実とも
創作とも分からぬ話は時々耳にする。
「そういう小説があった」
 クリムが付け足す。あっさりと。
「小説?」
 話が理解できずにオーキは首を捻った。
「かなり昔の小説だよ。それに夜狐の女王という敵が出てくる。設定がこの子の言った感
じだ。性格は随分違うけどね。多分、この子はそれを元に人格設定をしたんだろう。北か
ら怪物が下りてきて暴れたという話は聞いた事がない」
「なるほど……」
 大体の経緯を理解する。
「小説ではない。事実だー!」
 両手を振り上げラセンが叫んだ。

44 :
以上です。
続きはそのうち

45 :
ミニ戦乙女「人の子よ、君は大変戦いのセンスがありそうだ」
ミニ戦乙女「私と共に来ないか?」
男「疑う訳じゃないけどさ、君ホントに戦乙女な訳?」
ミニ戦乙女「何を言う、当たり前だ」
男「猫にすらボロ負けして俺に助けられて現在に至るのに?」
ミニ戦乙女「・・・!」

46 :
投下します

47 :
ネジまくラセン!
第3話 その趣味は

「小僧。ひとつ言いたい事がある」
 ラセンがそう言った。台所から自分の部屋まで戻る道のり。一軒家の中なのでそう遠く
はない。もっとも普通の家よりは大きいだろう。
 階段を上りながら、オーキは応える。
「何だ?」
「アタシは荷物じゃないんだから、こういう持ち方はやめろ」
 オーキの脇に抱えられたまま、ラセンが眉を傾けた。胴体に腕を回し、お腹の辺りを手
首で押える体勢。中に機械が入っているせいか、見た目よりも重い。
「コレが一番持ちやすいから。文句言うなら自分で歩け」
「せめてもう少し大事に扱え」
 自分で歩くとは言わないらしい。
 そうしているうちに、部屋に着く。
 オーキはドアを開けた。
「しかし、改めて風景な部屋だな」
 ラセンが部屋を眺める。
 部屋は広く、オーキの実家の自室よりも大きかった。窓は南と西向きにひとつづつ。置
いてあるものはベッドと机だけだ。空箱が三個、隅に転がっている。窓にはカーテンも付
いていない。元々物置だったので仕方ないだろう。
「まだ引っ越したばかりだし。これから増えていく予定だ」
 机に歩いていき、ラセンを上に置いた。
 改めて見ると人形のようである。手で持てるくらいの大きさであること、背中にネジが付
いていること、狐耳と尻尾が生えていることを除けば、ただの女の子だろう。
 ラセンが机に置いてある箱に気付いた。
「それは何だ?」
 両手で持てるほどの大きさで、材質はケヤキ。箱の上側は左右に開くようになっていて、
下には引き出しが付いている。十年以上使っているので、表面は滑らかだ。
「裁縫箱だ」
 オーキは蓋を開ける。

48 :
 中には針と糸、糸通しや指貫などの裁縫道具が入っていた。下の引き出しには裁ち鋏
や色鉛筆などの長いものが収められている。
「ほほう」
 腰に手を当て頷きながら、ラセンは裁縫箱を観察していた。ぱたぱたと尻尾を振り、
「男のくせに手芸が趣味とは珍しいやつだな」
「昔からよく言われるよ」
 苦笑いをしながら手を振る。裁縫が趣味の男は珍しい。そう言われることはもう慣れてし
まった。祖母が縫い物をしているのを見て真似をして始めたのが最初である。自分の手
で布が服へと変わっていく様子を見るのが面白い。
 ラセンは左手を腰に当て、右手で自分を指差した。
「ではさっそくだが、アタシに似合うドレスを作れ」
 オーキは丸めた人差し指をラセンの顔の前に持ってくる。デコピンの形。
「ひっ」
 額の前で両手を交差させ、尻尾を伏せるラセン。防御態勢らしい。顔の前に腕を持って
きているせいで、視界が完全に閉ざされている。目も閉じているので何も見えない。防御
しているはずが完全に無防備になっていいる。
 オーキは手を引っ込め、ラセンの頭に付いた狐耳を指で摘んだ。
「あぅ」
 ラセンが手を下ろす。ぴんと尻尾が立った。
 赤い目を見開き、口をぱくぱくさせている。
「あっ……」
 三角形の耳で、先端が黒い。狐耳の手触りは硬い布のようだった。本物に似ているか
はわからない。昔、猫の耳を触った時の記憶を引っ張り出し、ラセンの狐耳と比べてみる。
似たような手触りだろう。
 手を放すと、ラセンが前のめりに倒れた。
「勝手に、耳を触るな……!」
 目元に涙を浮かべ、ラセンが睨み付けてくる。腰が抜けてしまったようで、うつ伏せにな
ったまま動けないようだった。耳は弱点らしい。
 オーキは腰から伸びる尻尾を摘んだ。
「お――ぉぉ……」
 ラセンの動きが一瞬止まる。目を点にして口を丸くする。

49 :
 もこもことした手触りだった。しっかりと芯があり、それを包むように黄色い毛が生えてい
る。先端は白い。狐の尻尾は触ったことがないが、本物に近いのだろう。
 尻尾から手を放すと、ラセンが机に突っ伏した。
 顔を上げることもできず、ひくひくと痙攣している。
「面白いな」
「アタシはおもちゃじゃなーい!」
 叫びながら顔を上げる。
「ドレスか……」
 さきほどラセンが口にした言葉を思い返しながら、ラセンのスカートを見る。折り目が見
えないかと思うほど滑らかな生地だ。高級品である。尻尾の部分は
「よさそうな生地が入ったら作ってやるよ」
「ふむ。それはよい心がけだ」
 うつ伏せのまま、満足げにラセンが頷いた。
 オーキは続ける。
「デザインは俺が決めるけどな。そもそもドレスを作るとも限らないし、作ったものはとりあ
えず着てもらうけど」
「………。もしかして、アタシのことを着せ替え人形の類と考えていないか?」
 両手を机につき、ラセンは身体を持ち上げる。
「うん」
 あっさりとオーキは肯定した。

50 :
以上です
続きはそのうち

51 :
投下します

52 :
ネジまくラセン!
第4話 夜が来る

「これでいいかな」
 椅子に座って机に向かい、オーキは満足げに頷いた。
 夕方の五時過ぎである。空は茜色に染まり、窓から見える街の景色は薄く影をまとっ
ていた。春分を過ぎ夏至に近付いているため、日の入りは大分遅くなっている。
「何だコレは?」
 机に立ったラセンが聞いてきた。
 オーキが作ったもの。厚紙の空き箱をナイフで半分くらいに切ってから、中にタオルを
敷いた簡単なベッドだった。布を丸めて中に綿を詰めた枕が一緒に入っている。
「お前の寝床だ。不満か?」
 箱を持ち上げながら、オーキはラセンを眺めた。
 尻尾を左右に動かしながら、ラセンは腕組みをする。
「猫か犬の寝床にしか見えんが。お前のベッドを寄越せとは言わん。だが、もう少し気の
効いたものを作ってもいいだろう? 手抜きすぎるぞ」
「イヤなら床で寝ろ」
 床を指差し、オーキは迷わず告げた。
 掃き掃除をして雑巾掛けもしたので、掃除をしてあるので埃は落ちていない。寝る気に
なれば寝られる。板張りなので寝づらいだろうが。
「……うー」
 尻尾を下ろし、ラセンが肩を落とす。
 この即席ベッドで寝る以外に選択肢はない。
 ふと思いつき、オーキはラセンの頭に手を置いた。
「抱えて寝たら、寝心地いいかな? 抱き枕みたいで」
 そんな事を口にする。単純な出来心だった。身長五十センチ強の大きさ。小さめの抱
き枕と考えれば、丁度いいかもしれない。
「ほほう。アタシと臥所を共にするというのか? なかなか度胸のある男だ。お前の性格
は気に食わんが、そういう所は嫌いではないぞ?」
 目を細め、薄く微笑むラセン。小さな顔に映る妖艶さ。

53 :
「撫でるくらいなら構わん」
 手で上着の襟元を引っ張り、首元をはだける。見えたのは肌ではなく、首元まで覆うハ
イネックの黒い肌着だった。黒いレオタードのようなものを着ているらしい。
 小さな身体とは裏腹に妙な妖艶さが、そこにあった。
「………」
 オーキは目蓋を下げて手を引っ込める。
「怖じ気づいたか」
 ラセンが勝ち誇ったように尻尾を左右に動かしている。頬が赤く染まり、口元が緩んで
いた。オーキを退けたことが嬉しいらしい。その辺りは子供っぽい。
 今更ながら違和感を覚え、オーキは呟いた。
「一応、お前って人形なんだよな?」
「身体はな」
 ラセンが答えた。
「その割には随分とよくできてるな」
 呟きながら、オーキはラセンの手を掴む。
 小さな手。赤ん坊の手よりも小さいだろう。肌は滑らからで、ほのかに暖かい。魔術人
形と思っていたが、改めて観察してみると背中のネジを除いてラセンはおよそ人形らしく
はない。異様に精巧なのだ。
「手とかも人間とそう変わらないんじゃないか? 小さいけど、しわや指紋まできっちり作
ってあるし……。まるで本物のみたいだ」
「言われてみれば、そうだな」
 自分の手を眺め、ラセンが今更ならがそんな事を言う。
 瞬きをして、手を一度握り締め、開いた。それらの動作に機械的な部分は無い。素人
目にも生物と変わらぬ滑らかさを持っているように見える。
「アタシもこの身体のことはよく知らないんだ」
 身体を捻り背中を見た。
 背中の中程にあ鈍い色のネジ。今もゆっくりと回っている。ゼンマイで内部の魔術機
構の始点を動かしているらしい。その辺りはオーキには分からなかった。
「元は生身だったしな」
 遠い目で窓の外を眺める。
 夜狐の女王。ラセンは自分をそう称している。本人の話では北の大山脈から人里に下
り、色々あって退治され、気がついたらフリアルにこの身体に押し込められていた。一応
話に大きな矛盾や不自然な点は無い。
「それはただの設定だろ」
「設定ではない。事実だー!」



54 :

「うむぅ」
 寝床に横になったラセンが唸る。
 夜の九時。寝間着に着替えたオーキはベッドに座って、ラセンを見下ろしていた。そろ
そろ寝る時間である。あまり夜遅くまで起きていないのは、昔からの習慣だ。
「困った……」
 ラセンは白い上着と赤いスカートのまま寝床に入っていた。着替えは持っていないの
でこの恰好のままである。後で寝間着を作ろうと、オーキはこっそりと決めた。
 横向きに寝ているラセンだが、その顔は不満げだった。
「ネジが邪魔だ。これでは仰向けになれないぞ……」
 背中のネジに手を触れ、眉を寄せている。
 横向きから仰向けになるには、ネジが邪魔だった。無理矢理仰向けになると、大きく
仰け反った姿勢になってしまう。それでは意味がない。
「箱を二重底にして、ネジがある部分に溝作れば、一応仰向けに眠れるようになるんじ
ゃないか? お腹の辺りに違和感はあると思うけど」
「改造してくれるのか?」
「面倒くさい」
 ラセンの問いに、オーキは即答した。
「言うと思った」

55 :
以上です
続きはそのうち

56 :
保守っ

57 :
妖精さんを瓶詰めして飼いたい

58 :
てす

59 :
…誰かいる?

60 :
ここにいるぞ

61 :
\ここにいるぞ!/

62 :
/どこにいるの!\

63 :
みんなどこへいった

64 :
みおくられることもなく

65 :
hosu

66 :
hosyu

67 :
男「あんまりうるさいと精液大量噴射でぶっかけて溺させるぞこの野郎」
妖精「ひぃぃ…」

68 :
洗濯物の影や家具のすき間に隠れているのです。
なんせちっちゃいですから。
でも誰かがエッチなこと(SS投下)し始めたらコッソリ覗きに現れるのです。
ちっちゃくてもエッチ大好きですから。
だから誰かエッチなことしてくれないかな?

69 :
フィフニルさんはBlog再開しないかなぁ
かなーり待ってるのに

70 :
夜中に物音で目が覚めた。
キッチンからガチャガチャと食器の触れ合う音がする。
電気を付けて音の出どころを探す。
コップの後ろにそれはしゃがんで隠れていた。
無造作に掴み上げる。
体長20センチ強、豊かな薄桃色の髪の毛に凹凸の無い体躯、細い手足。
体に張り付く様なクリーム色のワンピース様の服を着ており、背中には羽。
妖精はガタガタ震えながら手の中にいる。
「なにしにきた?」
日本語が通じるものか、話しかけてみる。
妖精の体温は非常に温かく、握っている手が汗ばむ。
「なにしにきた?おい」
もう一度問うてみる。
「めし…ほしい…」
文字通り蚊の鳴くような声で妖精が答えた。
手を付けずに置いておいた大福を思い出し、部屋に戻る。
念のため妖精の足にはタコ糸を結んでおく。
大福の包みをあけ、妖精をテーブルに放すと、甘い匂いに惹かれたか
ゆっくりだが着実に大福に近づき、顔を寄せた。
表面を触り、驚いた顔で「おーきい」と漏らした。
「それ欲しいか?」
妖精はコクコクうなづく。
「じゃあ、遊んでくれたらやるよ。俺が満足したら、な」
「遊ぶ!」
妖精は無邪気に笑った。真意も知らずに。

71 :
割り箸とタコ糸を使って腕を真横に伸ばした状態で固定する。
妖精は不安な顔を見せたがもう遅い。
まずは服をカッターで裂く。
平らな胸があらわになった。下着はつけていないようだ。
妖精がうるさく泣くので口に絆創膏の粘着部分を切った物を貼った。
足を開かせると、幼女のような筋マンと肛門が見えた。
小さいが、いたずらできそうだ。
綿棒を唾で濡らし、割れ目に刺し込む。
妖精は嫌がって身をよじらすが、押さえつけて綿棒攻撃。
全く入る気配がないので、矛先を肛門に変えた。
オナニー用ローションを綿棒に垂らし、肛門にアタック。
「くぉっ!!!」
口を塞がれていても喉を鳴らし叫ぼうとする妖精。
一層力を込めた瞬間、綿棒の頭がずむりと肛門に埋まった。
「!!」
妖精は体をビクつかせ、尿を噴射して白目を剥いている。
どこまで入るのか、ぐりぐりと進めて行くと、二センチ程で止まった。
綿棒を引き抜くと、続いて糞が出て来た。
緑色のベタついた糞。
面白くて腹と臀部を挟んで押すと、糞がまたミリミリと垂れた。
口の絆創膏を外してやる。
妖精は暫く荒い息をしていたが、正気を取り戻すと
「苦しい…いやだ…」
と泣き言をほざいた。
「満足したら、やめてやる」
口を再び封じ、綿棒の綿を取ったものを性器に押し当てた。
そのまま一気に貫く。
「!!!!」
妖精の体が跳ね、尿と糞を同時に噴射させたが気にしない。
内部はもちもちしているように感じる。
つつき回していると更に深みへ刺さり込んだ。
妖精はもうたまに痙攣するだけだ。涙を流しているが糞尿は漏らさない。
リアクションに飽きて綿棒を引き抜くと、めくれた子宮がひっついてきた。
ピンクのナマコが綿棒に食らいついているようだ。
取れないので無理にはがしたら子宮口がちょっと裂けた。
妖精は気を失っていて反応がないので気にしない。
出た物は一応戻そう。
手足を解放し、揺さぶっても起きない。
そろそろ帰ってほしいのだが…
翌朝、妖精はテーブルの上で大福に寄り添ってないていた。
「もうかたい…」
数時間前弾力のあった大福は、すっかり乾いて硬化していた。
「あ、そ。それが欲しかったんだろ?持って帰れば?」
妖精は泣くばかりで帰らない。
面倒なので放置して二度寝しよう。

72 :
ほしゆ

73 :
ちりん
部屋のどこからか鈴の音がする。猫もいないしおかしいな…と思ったら妖精がいた
ふわふわした水色の長い髪、生意気そうな目つきにぽちゃっとした唇、透明な羽根
前に見つけた妖精と大きさは大差ない。申し訳程度に身体を隠すビキニのようなものを着ている
妖精はホバリングしながら目の前の俺を指差し、
「お前、にんげだな!私が怖かったら食い物よこせ!」
とほざいてきた
「にんげとは愚かなものと聞いている。私は
バチン
話し中の妖精を叩き落とした。妖精は目を白黒させて横倒しになっている。馬鹿め
そのまま意識を失った妖精をつまみ上げ、まずはビキニを脱がせた

74 :
「……う」
妖精が目を覚ます。右足にはタコ糸がきつく巻かれ、その先はテーブルの足に繋がっている
裸にされていることに気づくと、妖精は身体を隠す仕草をした。可愛い
「人間さまを舐めやがって」
俺が手を近づけると妖精はビクッとして立ち上がった
逃れようとする。が、糸が突っ張って転ぶ
「痛い…取って…」
妖精が懇願するが、勿論無視
四つん這いになるように命じる。妖精は恨みがましい目で動かない。腕をつねりあげる。ようやっと動く
ガチガチと歯噛みが聞こえる。何をされるのか怯えているんだろう
妖精が寝ている間に、唐辛子をたっぷり混ぜたローションを小型注射器に詰めておいた。しかも二本
頭を左側にして四つん這いにになっている妖精に注射器をくわえさせる
怯えて涙を流している
肛門にも注射器の先をあてがう。気にして後ろを見ようとしたので注射器を外して頭を叩いてやった
「じゃあ始めるぞ。ちゃーんと飲めよ」
同時に中身を押し込む
「ぶっ!んぶううう!がぼぁ!」
甘い蜜しか口にしたことがない妖精の口中を唐辛子が焼いていく
甘い蜜しか排泄しない妖精の直腸を唐辛子が駆け抜ける
頭をふり、手で注射器を口から離そうとしたため、喉の奥まで注射器をねじ込んだ
口と肛門にガムテープを細く切った蓋を貼り、完了
妖精は涙と鼻水を流している。腹が奇妙に膨れて可愛い

75 :
手を拘束して10分ほど鑑賞。妖精は身体中脂汗にまみれて痙攣している
口のガムテープだけ外した
「あぼぁ!れろろろ…」
顔を真っ赤にして唐辛子ローションを吐く。咳き込み、身をよじる
「蜜カス穴も…蜜カス穴も取って…」
肛門のことだろうか?しかし無視。また10分置く
真っ赤だった顔は蒼白になり、息も浅くなってきた
腹に響くからか、咳き込みや嘔吐を我慢しているように見える
だらしなく舌を出して目がうつろになってきたところで肛門の蓋を外す
「ぎ!!…んう…う……う…」
ぷしゃあと音を立て、小さな小さなつぼみから唐辛子ローションが噴射される
続いて断続的にぶっ…ぶしっ…と糞が噴出した。緑色の甘い匂いの糞
手の拘束をといてやり、身体をおしぼりでふいてやる
妖精は安堵の表情を見せた
「ほら、二回めだ。四つん這いになれ」
妖精の顔が絶望しきったものに変わる。誰が一回きりと言った?
イヤだ!暴れる妖精の腕をひねりあげる
「お前の紐付きの足見てみろ。色がおかしいぞ?感覚あるか?」
妖精はビクリとして首をふる
「時間かかると腐って落ちるぞ?早く注射を済ませてしまわないとまずい」
紫色の足先を見て妖精がまた歯噛みする
「わかったな?言うこと聞いて早く帰るしかないんだよ?」
妖精は何度もうなづく
「四つん這いになれ」
二度めの注入後、妖精に綿棒を渡し、膣を突くように言った
それだけは!と言いたげだったが、すぐ観念したようになって膣に綿棒をあてがった
入口を撫でている
しかし俺が睨みつけると、慌てて中に入れようと動かし始めた
悔しげに、苦しげに、妖精は綿棒の頭を膣を突くに埋めた

76 :2013/09/04
ビク…ビク…
身体をそらしながら妖精が膣を掘る
だが俺は知ってる。もっと入るだろ?
身体をひょいと持ち上げ、綿棒をめり込ませた
小賢しい馬鹿め。お前なんかこうだ、こうだ、こうだ!
乱暴に中を抉る。綿棒に血が滲む
妖精は白目をむいて鼻からローションを吹いている
そのまま手を離してテーブルに落とし、ガムテープを剥がす。口と肛門から唐辛子ローションが垂れ流れる
タコ糸を巻いた右足は黒くなってきている。糸を切ってやった
妖精を叩き起こし「帰らないのか?」と問う
妖精はヨロヨロ起き出し、立ち上がろうとした
が、右足首がぐんにゃり曲がり転ぶ
壊が始まったのかも知れない。妖精はなおも立ち上がろうとしたが、再び倒れた
飛ぶために羽根を動かした妖精はあることに気づく
いつもと違う…
そう、羽根の輪郭だけ残して中をくり抜いておいたからね
スカスカで飛べないね
さあどうするのかな。希望としては違う妖精が迎えにきてほしい…
二匹まとめて可愛がりたいからさ
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