http://japan.cnet.com/news/service/35016771/ Microsoftは米国時間5月3日、「『Windows 8』でも『Windows Media Center』を利用可能にする」と発表した。しかし、実際は一部だけが真実になるようだ。 Microsoftは、「Windows 7」と同様に、Windows 8でもMedia Centerを確実にサポートできるようにするため、いくつかの手段を講じる。ただし、Media Center をWindowsに統合する形態は変更される。過去の2バージョンのWindowsで実施されたように、Media CenterをWindows 8本体とセットにして出荷するのでは なく、ユーザーはアップグレードとしてMedia Centerを別個に購入しなければならない。 Microsoftは3日付けのブログ投稿で、「環境の変化やデコーダのライセンシングに伴うコスト、シンプルなエディションプランの重要性を考慮し、われわれは 『Add Features to Windows 8』コントロールパネル(以前は『Windows Anytime Upgrade』と呼ばれていた)を通じて、Windows Media CenterをWindows 8 ユーザーに提供することを決定した」と述べた。「『Windows Media Player』は引き続きすべてのエディションで利用できるが、DVD再生サポートは含まれない」 (Microsoft) Media Centerに興味のあるユーザーには、いくつかの選択肢が用意されている。「Windows 8 Pro」を購入する場合、「Windows 8 Media Center Pack」を購入 することで、DVD再生機能、TV番組の録画と再生機能、VOBファイル再生機能を統合した完全バージョンにすることができる。単なるWindows 8を入手する 場合は、「Windows 8 Pro Pack」を購入するとMedia Centerを手に入れることができる。Microsoftはまだ、Windows 8の価格とアップグレード価格を発表していない が、Media Center Packの価格は「限界費用と一致させる」と述べている。 別々の価格設定について以外にもMicrosoftはこの日、同社がMedia Centerをもって「開発者が魅力的で差別化されたアプリケーションを作成できるようにする ための動画とオーディオの包括的なプラットフォーム」にフォーカスしていくことを明らかにした。アプリケーションはシステムの信頼性、バッテリー持続時間、 性能に特化したデコーダを利用することになる。