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2013年01月哲学124: 永井均 8 【独在性】 (508) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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永井均 8 【独在性】


1 :2011/09/15 〜 最終レス :2013/01/04
前スレ
永井均 7 【独在性】
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/philo/1299379464/l50
前スレが落ちたので立てておきました。

2 :
著作リスト的なもの
単独著書
『〈私〉のメタフィジックス』 勁草書房 1986年
『〈魂〉に対する態度』 勁草書房 1991年
『ウィトゲンシュタイン入門』 ちくま新書 1995年
『翔太と猫のインサイトの夏休み―哲学的諸問題へのいざない―』 ナカニシヤ出版 1995年
(ちくま学芸文庫版 2007年)
『〈子ども〉のための哲学』 講談社現代新書 1996年
『ルサンチマンの哲学』 河出書房新社 1997年(河出文庫版 2009年)
『子どものための哲学対話 人間は遊ぶために生きている!』 講談社 1997年
(講談社文庫版 2009年)
『〈私〉の存在の比類なさ』 勁草書房 1998年
(講談社学術文庫版 2010年)
『これがニーチェだ』 講談社現代新書 1998年
『マンガは哲学する』 講談社 2000年
(講談社+α文庫版 2004年 岩波現代文庫版 2009年)
『転校生とブラック・ジャック―独在性をめぐるセミナー―』 岩波書店 2001年
(岩波現代文庫版 2010年)
『倫理とは何か 猫のアインジヒトの挑戦』 産業図書 2003年
(ちくま学芸文庫版 2011年)
『私・今・そして神―開闢の哲学』 講談社現代新書 2004年
『西田幾多朗 〈絶対無〉とは何か』 NHK出版 2006年
『なぜ意識は実在しないのか』 岩波書店 2007年

3 :
続きで共著など
『なぜ人を殺してはいけないのか?』 河出書房新社 1998年
(河出文庫版 2010年)
『なぜ悪いことをしてはいけないのか Why be moral?』 ナカニシヤ出版 2000年
『事典 哲学の木』 講談社 2002年
『岩波講座哲学2 形而上学の現在』 岩波書店 2008年
『〈私〉の哲学 を哲学する』 講談社 2010年
『KAWADE道の手帖 〈哲学入門〉 ウィトゲンシュタイン』 河出書房新社 2011年

4 :
改めて見ると、単独著書がもう4年ほど出てないけど、これは結構空いてることになるんですな。

5 :
素朴な疑問として、「存在はレアールな述語ではない」という話について出てくる
「概念」とか「可能性」というものは、どういうものなのでしょう。

6 :
転校生とブラックジャック読んでみたけどいいねこれ。
こういうSF的な思考実験が扱われている本で他にお勧めあるかな。

7 :
たくさん思考実験が書かれているという点では、その本が一番だと思うけど。
あとは漫画に引っかけていろいろ書かれている『マンガは哲学する』がいいかなあ。
あるいは『私・今・そして神』とか『翔太と猫のインサイトの夏休み』とかにも、
それなりには出てくる。

8 :
ttp://www21.atwiki.jp/p_mind/pages/97.html
ここの遍在転生観について。
もし仮に遍在転生観とライプニッツ原理が正しいとすると、
他者とは過去や未来における<私>だ、ということになる。
その場合、なぜこの地点が現に<今>か、という問いが
なぜこいつが現に<私>か、という問いと同じ意味になる、
ような気がするんですけどどうなんですかね。

9 :
>その場合、なぜこの地点が現に<今>か、という問いが
>なぜこいつが現に<私>か、という問いと同じ意味になる、
>ような気がするんですけどどうなんですかね。
その場合じゃないと同じ意味にならないの?


10 :
永井スレッド新参者がこのスレッドに参加するための最低限の基礎知識
1:永井の主張は自己言及のパラドクスである。
2:竹田はえらい。

11 :
>>5
「可能性」は論理的可能性のこと。
「aはPである」が、真である世界も、偽である世界も、ともに成り立つとき、
「可能」であると言われる。
さらに補足的に言うと、どの世界でも真であるのがトートロジーであり、
どの世界でも偽であるのが矛盾。真偽の中間にあるのが「可能」だな。
「概念」というのは、誤解を恐れつつ言えば、
述語論理で述語記号として翻訳できる文の内容をさす。
概念の意味とは、その記号同士の関係だな。
語に対して、頭の中で抱かれるイメージのことではない、ということが重要。

12 :
(永井の好きな哲学者)
デカルト
ライプニッツ
ニーチェ
ウィトゲンシュタイン
ルイス
ネーゲル
ローティ
クリプキ
西田幾多郎
大森荘蔵
(永井の嫌いな哲学者)
ルソー
カント
ヘーゲル
フッサール
ハイデガー
メルロ=ポンティ
ラッセル
ストローソン
チザム
木村敏

13 :
>>3
チョwワロタ。
なぜ人とか私哲とか、この板でしょっちゅう立ってるスレとまったく同じじゃねーか。
なるほどね、そういうことか。
自分が気になって哲学したいから立ててるわけではなくて、この長居ってやつの本を読んで
それを他人に教えてやりたいから立てまくってるんだな。あほらし。

14 :
それじゃ、機械的唯物論の元ネタとか哲学ゾンビとかいうのの元ネタの著書って何なのだろう?

15 :
哲学的ゾンビは普通に心の哲学でしょ。
永井はチャーマーズ批判しているけれども、
なにも永井だけがチャーマーズ批判をしているわけではない。
あと、機械はネタだろw

16 :
>>9
他の場合はどうか知らんけどw。
この場合には、そうならないか?って永井の本読んでる人に聞いてんのよ。

17 :
>>12
ん、永井はカント評価してなかったか?
まぁ永井の好みなんてどうでもいいけどさw。

18 :
てか自己言及くんはまだ粘着してんのかw。
前スレのと同じ奴かな。恨みがあるのだろうね。

19 :
永井の本だとカントは基本的に悪者のような気がするな。
悪者というか、存在への驚きをねじまげた戦犯みたいな扱いじゃないか。

20 :
とんでもない!
カント原理こそが実在世界を構成する原理そのものだと言ってる。

21 :
>>7
ありがとう。
「私、今、そして神」買ってみるわ。

22 :
>>8
そもそも、同時代にいる他人たちも実は私である、ということの意味が分かる?
私には何のことだかよく分からない。

23 :
>>11
素人の疑問ですみませんが、そのような説明の「可能性」あるいは「概念」と、
「存在はレアールな述語ではない」「あることが現実に存在する場合と可能的に
存在する場合では、内容は同じである」といった話についての「可能性」などとは、
どういう関係にあるんでしょうか…

24 :
>>22
妙な設定かも知れないけど、死んだ瞬間に過去現在未来のべつなくタイムスリップして他者に永遠に転生し続けるとしたらどうだ?
だとしたら今現在はたまたまこの「この私」を生きているだけで、この私を生きて死んだあとは、べつの「この私」に転生するのかも知れない。
こう考えたら、同時代に居る他人たちもまたじつは私であるという想定も意味のないものではない。
要は、人生(「この私」)を内側から生きるということが、物事の「意味」そのものなのだから。

25 :
あ、ちなみに自分は8の人じゃないです。

26 :
>>24
とりあえず適当に考えてみるとして、例えば、世界にはA、B、C…という人間たちがいるが、
なぜか私は馬鹿のK君だったとする。そして、普通なら、西暦2100年にはまず間違いなく死んで、
それでお終い。
しかし、実は私はずっと転生していくとして、その転生の時間経過を(よく分からんけど)
「転生歴」とでも呼ぶとして、転生歴1〜100年には私はAであり、転生歴101〜200年には
私はBであり…で、今は転生歴1001〜1100年の間だから、私はKである、とする。
もちろん同時代だけでなく、例えば転生歴3500年ころには西暦400年ころの人物Xであったり、
転生歴5000年ころには西暦6000年ころの人物Yであったり、以下略。
このようなことがもし考えられるとすれば、「なぜKが私なのか」という問いには、
「それは今が転生歴1100年ころだからであって、別の時にはA、B、C…でもある」と
答えられることになって、あとは「なぜ今は西暦2011年(転生歴1100年ころ)なのか」という問い
だけが残る、とでもいうことになる?
しかし、このようなことを考えてみるにしても、普通の時間経過と違う「転生歴」みたいなものが
あり得るのか、あるとして普通の時間経過との関係はどうなるのか、などが説明されないと、
やはり何のことか分からないんじゃないかと思うけど。
いや、「転生歴」というのは私が勝手に作ったものだから、他にちゃんとした考え方が
できるのか知りませんが。

27 :
というか、用語を使うとすれば(少なくともここで使おうとする限度で誤解がないとすれば)、
そんなことはカント原理により不可能だ、ということになるんじゃないですかね。

28 :
そのカント原理って具体的にどういうこと?

29 :
>>28
『私・今・そして神』と『転校生とブラック・ジャック』を読んでみてください。
と言うだけでは何だし、きちんと理解しきっていない用語を適当に使うのはよくないので、
やはり一応は自分で書いた>>26の内容に戻るとすると。
まず、そもそも、Kが私なのに、同時代に存在するA、B、…も実は私である、
ということの意味が分かる?
そんなことが整合的に考えられるのか、考え方が思い付かない。
そのために「転生歴」というものを無理やり考えてはみたけど、仮にそんなものを考えてみたって、
西暦2011年にKが私であるのに、同じ西暦2011年にA、B、…も実は私である、なんてことが
不整合なのは、変わらないのでは。
何か考える余地があるのかなあ?

30 :
魂だけが転生しても記憶が繋がってない以上
それはもう私ではない、と考えることはできる

31 :
そういう具体性じゃなくて、カントが書いた具体的な著作名と原理原則論の具体的な概要。
>>29の具体性って、永井の文章・文脈内容ですよね? それがカントのどんな考え方に
似ているのか、適用して説明できるのかが知りたい。というか「カント原理」と一言で言われたって
わかんないよと言いたい。>>29の文章の意味はわからなくもないけど、カントってそんなこと考えていたっけ?
と思ってしまう。

32 :
横から失礼。
それは永井の解釈ではないか。
『私・今・そして神』で直接引かれているのは「観念論論駁」だが、
演繹論や原則論の客観的世界の超越論的構成の議論一般を、
独在性が客観的世界内に決して直接現れない超越論的論拠と解釈したのだろう。
『純理』全体を(バークリと合体した)デカルト批判の書とみなせば、その解釈は成り立つだろう。
超越論的観念論が何をターゲットにしているかの問題だが、
ともあれ『純理』で批判されたものが『実理』で生き返るという構造も共通だろう。
中身は随分違うが。

33 :
カント原理=超越論的論理。限定なら話は単純だが、定言命法とか
他にもカントってイパーイあるじゃん。明細分けてきちんと指摘すべきでは?

34 :
>>30
なにも死ななくても、高次脳機能障害とか認知症とか

35 :
永井スレ伸びなくなったな
やっぱオワコンか?

36 :
哲学と「オワコン」に如何なる関係があるので?

37 :
永井の本が大衆受けしている状況の方がおかしい
哲学オタが陰でこっそり読んでるぐらいの方が良い

38 :
え?
大衆受けしてんの?

39 :
新山喜嗣 『ソシアの錯覚』が一冊まるまる永井均論になってるっぽいな。
勝守真や入不二基義等の永井批判も比較検討してて、
かなり詳しく扱ってる感じ。

40 :
>>39
前書き部分と目次と、目次の項目だけからみて直接永井について扱っていそうなところを
ちょっと眺めてみた限りだけど、精神科の症例で、他人について「姿形も性格も
まったくそっくりだが、あの人ではなく偽物だ」と信じてしまうことがある、という話は
なんか面白そうではあるんだけど、直接引用・言及している永井の本は、基本的に
『私の存在の比類なさ』以前のもののように見受けられたので、とりあえず買うのは
パスしてしまった。
全体を読んだら、もっと後の本も扱ってるのかなあ。

41 :
だれか「自己という概念に含まれている矛盾」読んだ人いる?

42 :
それは一体何だ?
論文?
どこに掲載されてるの?

43 :
7月にあった朝日カルチャーセンターの公開講座で配られていたものは知ってるけど。
「精神科学」(日大の哲学科で出している雑誌?)に載せる予定のもの、という説明だったので、
>>41はそれが正式に載ったという趣旨?
いや、私は素人なので、そんな正式な雑誌はちょっと確かめようがありませんが。

44 :
『精神科学』第49号。他に飯田隆や佐々木健一なども論文を載せていますね。

45 :
どうすれば入手できますか?

46 :
馬鹿www

47 :
>>45
現物が欲しいなら日大の文理学部哲学科に直接申し込むしかない

48 :
日本ホラー小説大賞の長編賞を取った「なまづま」という小説を
読んだら、作者にそんなつもりはないのだろうが(選者たちもそんなことは
誰も言っていなかったが)、ある意味「永井的問題意識」につながるような
内容だった。
ちなみに、小説としてはあまり面白くはなかった。

49 :
本人宣伝臭いけど積ん読するわw

50 :
永井的な問題意識の小説というと…
例えばカフカの『変身』みたいのとか?
全然違いますか、そうですか。

51 :
>>49
本人が「小説としてはあまり面白くはなかった」とは言わんだろうw
>>50
例えば『涼宮ハルヒの消失』みたいのでは?

52 :
>>49
本人って作者ってこと? そんなわけあるか。作者に悪いわw
ageたのは単なるミス。
>>50-51
『変身』も『涼宮ハルヒ』も読んだことないのでわからん。
変身はザムザが虫になるとかいう話だっけ。そっちに近いかも。
永井的問題意識って倫理じゃなくて「私」の方ね。
別にそれがテーマというわけでは全く無い(というか、テーマがよくわからない)
小説なのだが、読んでいてそういう風にも読めるなあと思った。
あと、新人なので文章がこなれていないのと、かなり気持ち悪い話なので念のため。

53 :

大森荘蔵セレクション
大森荘蔵 (著), 飯田隆 (編集), 丹治信春 (編集), 野家啓一 (編集), 野矢茂樹 (編集)
戦後日本を代表する哲学者のエッセンス。ものも過去もじかに立ち現れている! 問いと思考の変遷を鮮明に示す論考を、衣鉢を継ぐ4人がセレクト・編集する。大森哲学を知る最良の入門書。解説は4人の共同討議。
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4582767486

54 :
座談会の野矢&野家による
「大森哲学はおそらく独我論なんだけれど、
 何が独我論なのかということを言うことができない」
という評言が印象深かったな。

55 :
永井が後期ウィトゲンシュタインについて、
「語られもしなければ示されもしない独我論」というのもそういう意味なの?

56 :
「わたしの知っている痛みとか赤色とかはただ私自身が感じ、私自身に見えるものとしてものである。
それを他人に移植する、つまり他人がそれを感じたり見たりすると想像することは実は不可能なの
ではないか。実数の間の大小を複素数の間に移植したり、将棋の王手や成り駒を碁に移植するこ
とが不可能なように。私は他人が私の経験に似た経験をしていると想像しているつもりでも実は想
像しているのはその他人に成り代わった私自身なのではあるまいか。そして想像の中であっても私
は終始私であって彼ではない。私に想像可能なのは、彼の立場にある私の痛みであって彼の痛み
ではない。私に出来るのは私の自作自演の想像だけではあるまいか。だれこれは何とも奇妙な状
況である。」(pp.70)大森荘蔵「流れとよどみ」

57 :
>>56
このような話は、永井の議論とどのくらい関係あるのかなあ?
(全然ないとまで言ってもいいのかなあ)
私も昔はあまりうまく区別できなかったけど。
> 私は他人が私の経験に似た経験をしていると想像しているつもりでも実は想
> 像しているのはその他人に成り代わった私自身なのではあるまいか。
例えばこのあたり、特に「似た」経験をしていると「想像」、というあたり。
最近の本で言えば、似ている・いないではなく、「同じ」経験をしているのであり、
また想像という問題ではなく、現実かどうかという問題、ということになるのでは。

58 :
しかし、あまり関係ないけど、座談会は「独我論」もいろいろ話題に上っていたりして
面白いですな。(いやまだ熟読はしてないので「面白そうですな」が正確か)

59 :
つまらんよ。
大森荘蔵自身つまらんし。

60 :
そりゃお前の才能がないだけだよw

61 :
たしかに大森は意外につまらないな。
立ち現れ一元論とか言っておきながら、すぐに見透かし線とか言って、ちっとも一元論じゃないし。

62 :
直観主義論理は考えなきゃいけないから直観じゃないみたいな批判だな。

63 :
直観主義論理は考えなきゃいけなくても直観主義ではあるけど、
立ち現れ一元論は見透かし線を前提にしてしまったらもう立ち現れ一元論じゃないだろう。
立ち現れに側面図があることを認めてしまっているわけだから。
今度はその側面図はだれにどう立ち現れるのかをさらに論じていかないと駄目なのに、肝心なそれをやってないんだな大森は。

64 :
何を読んでそう思ったのかよくわからないけど、
立ち現れ一元論は対象の一元論であって、
新カント派の現象主義のような立場(?)とは異なるので、としか。

65 :
ネットのあちこちで拾った情報によると、昨日、野矢茂樹『語りえぬものを語る』を扱って
野矢、永井、入不二の三氏が発表したシンポジウムがあったらしいですな。
どこかで出版されないんだろうか。
少なくとも、国会図書館に所蔵される雑誌に収録されれば、そのうち
コピーを手に入れることが可能なはずだけど。

66 :
どんなシンポジウムだったのかなぁ。
見た人は、ぜひ、よろしく。

67 :
普通の学会シンポジウムなので、
どこかで出版されるなんてことはないだろう。

68 :
『語りえぬものを語る』331頁以下では『私・今・そして神』の私的言語が
扱われているけど、そこに関しての話なんですかね。

69 :
>おい、それも脅迫なんだよ投稿者:津原泰水 投稿日:2011年 1月29日(土)02時01分51秒 編集済
> 【中立】スレッド
>606 :名無し草:2011/01/29(土) 01:53:05
>今日の烏賊ちゃんのカキコ、もし万が一そういう事態になったら、結構重要な証拠になると思う。
>教祖はのらりくらりと書いているのにね。
>
>   *
>
> なんねえよ。馬鹿か。
> RH=“ふぐすまソネット”=ランドール、佃煮マニア=吹雪饅頭、ミニス=マグナ=カシス、
>質問者、文学の良心、菊田若菜が、「川上未映子本人にしか見えない」
>誹謗中傷を病的にやってきたってだけだろ?
> 烏賊ちゃんの「誤解」はむしろ情状酌量の対象で、とける「誤解」をとこうとしなかった
>ほうは社会的に糾弾される。小沢一郎が糾弾されているようにね。
> ブログを持って俺のBBSにもリンクしている川上さんが、「なにも知らなかった」
>ことを立証せざるをえないだけの話さ。
>
> 誰か、貼っといてください。

70 :
津原泰水も有名になれてよかったなw

71 :
前に名前が出ていた『ソシアの錯覚』という本を読み始めてみた。
他人について、全ての属性が同一であると言いながら、「あの人は偽者になってしまった」
などと言い出す妄想?について、その他人の〈私〉が入れ替わってしまったことにより
その人の同一性が失われてしまった(と、患者は信じている)という考え方ができるのではないか、
というようなことが論じられているようだけど…
他人の〈私〉などというものを認めてしまって、しかもそれが入れ替わるとか何とかいうことが
同じ世界の中で起こり得るというような議論だとすれば、永井のもとの議論とはまるで離れて
しまっているような。
著者自身も、永井のもとの議論とは違うと、自ら断ってはいるので、まあ断った上で
応用、借用を試みるのは別にいいのかもしれないけど。
しかし、私がこのように唯一であるということからまるで離れてしまって、同じ世界に
いる他人についてその他人の〈私〉なるものが入れ替わるなどという事実があり得る
かのように言うと、それではまるで意味不明というか、怪しげな話になってしまうのでは。
まあ、まだ半分以下しか読んでないので、決めつけてしまうのは不適切かもしれませんが。

72 :
たぶん永井の用語法に従うとそれは<私>というか<魂>だよね。

73 :
どちらでもないだろう。

74 :
みんな知ってるか?ジェイコブってブロガーがいるんだけど、
永井のクラスに通ってた作家の川上未映子のストーカーをして、永井が激怒してジェイコブをクラスから締め出したそうだ
ジェイコブはブログでさんざん永井を誹謗中傷して、まだ川上のストーカーしてて警察ざたになってる

75 :
>>72
〈魂〉でもなく、永井が論じてないような話になると思うんだけど。
ちょっと具体的にするために、患者Pが他人Aについて、「あの人は属性は変わっていないけど偽者になってしまった」
と言っているとする。
そして、Pが〈私〉であるとする。
Pのみが唯一世界を開いており、唯一の〈私〉である。
はずが、なぜだか「唯一の〈私〉」ということが他人たちにも言えてしまい、
それでAが〈私〉であるということも考えられはする。
ここまでは、永井も論じていると思う。
しかし、Aが〈私〉であることにつき考える際には、Aのみが唯一世界を開いていると
考えるのだから、その際にはPも、その他の他人も、世界を開いていない
ただの人間にすぎないことになるはず。
だから、Pが〈私〉であるときに、そのままPが開いている世界を考えたままで、
Aも〈私〉であってそれが入れ替わるとか何とか考えるのは無理であって、
そんなことを考えるのは、永井と違うことを考えることになると思うんだけど。
永井のいう〈魂〉は、そんな話ではないんでは。

76 :
シュリックも自分のとこの馬鹿学生に撃たれて死んだんだっけ
そういう意味で心配な話だな

77 :
同一性という考え方が間違っているように思います
“私”は全ての属性を内包し得る、
から始まれば、そんな結論には至らないはず


78 :
>>71宛てです


79 :
久しぶりに会ったてみたら、全く別人のようになってしまった人って
同じ人なんだろうかねえ?

80 :
>>54
「言うことができない」という、共通認識では結ばれているわけかw

81 :
一般的な考え方で言えば、
靴屋のニクソンも大統領のニクソンも同じ「人」だよ。

82 :
>>77
〈私〉については、他のものとの区別とか同一性とかが、そもそも問題にならない、
というのは、そのとおりでしょうな。
『ソシアの錯覚』の著者は、自覚的にそれに反対して、他のものとの区別とか同一性とかが
問題になるようにわざと考えようとしてるようだけど、そうなると、率直に言って、
著者はそもそも〈私〉という表現で何を意味しようとしているのか、分からなくなる。
まだ全体を熟読したわけではなくて、そのへんの説明は「追補1」という部分を
読み進めれば出てくるのかもしれないけど、正直、あまり頑張って読む気がしなくなってきた。
まあ、永井の議論そのものに忠実でなくても、それと別に患者の治療に役立ったり
生産的な議論になっているのなら、それはそれでいいことなんだろうけど。
どこに忠実でないのかも、それなりに明示されているわけだし。

83 :
>>79
例えばどんな風に?


84 :
>>82
その本は横に置いて、永井均のいう同一性を一文で定義してみるんだ


85 :
71ではないが、永井の言う同一性?というよりも、
たんに同一性というのが、固有名や述語について成り立つ関係だから、
固有名や述語を限界づける<私>については、
その関係そのものが成り立たないということなのでは。

86 :
論理形式は語りえない
無茶ぶりするなよw

87 :
>>84
>>82で、<私>については他のものとの区別や同一性は問題にならないと書いているのに、
なぜ「永井の言う同一性を定義」などということをしなきゃならないの?

88 :
そもそも同一性って、誰が判断するんだろうね

89 :
そりゃ判断するのは発話者だろう

90 :
>>88-89
そこも注意したほうがいいか。
そもそも<私>について他のものとの区別が問題にならないと言う時には「誰が」も
「誰を」もへったくれもなく、端的に分かるとしか言いようがないだろう。
ただ、同じことが、なぜだか誰にとっても言えてしまうことにはなる。
それとは別に、他人について、その人物の同一性を判断する時には、よく知らんけど、
多分、身体によって区別、判断するんじゃないの?
そこで>>75の具体例を使いまわすと、Pが<私>であるとしてAについて同一性を
問題にするときに<私>を持ち出すのは、そもそも<私>について同一性は問題にならない
のではないか、という点と、他人の同一性については身体によって判断するのでは
ないか、という点の2点で疑問がある、ということになるか。
ところでしかし、<私>について端的に分かる(ということが誰でも言える)ということとは
全く別に、発話者がその発話者自身を他人から区別しようとしたら、それもやはり
身体によって区別するしかないのかなあ?
(関連することが「自己という概念に含まれている矛盾」(の朝日カルチャーセンターで
配布された版)に書かれているように思うけど)

91 :
その時その瞬間に表に現われているものを全てだと考えるからこうなる


92 :
永井に師事する川上ってw レベル低www

93 :
ジェイコブ乙

94 :
>>89
発話者が「同一だ」と考えられれば、同一と言えるならば
同一性の基準は、無いも同然ということになるが

95 :
判断するのは発話者だけど、
判断の意味(真理値)までは発話者によらないでしょ。
発話者は同一性の関係を判断する。
それは真なる判断でも偽なる判断でもありうる。

96 :
真理値が存在すると仮定するならば
判断によらず同一性は確定してると思うけど

97 :
>>88はちょっと言葉不足だった。
「どうでもいい判断」なら誰でもできるが
「真なる判断」は誰がするのか、そもそも存在するのかってこと。

98 :
言葉が世界と結びく規則みたいなものは語りえぬものだよ。
検証を満たす水準は暗黙のうちに約されている。

99 :
日本人が「神は死んだ」とか「語り得ぬものについては、沈黙しなくてはならない」とか言っても
なんか違和感あるのよね

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