2013年07月オリキャラ148: 愁目の内に魔は嗤い来るや (90) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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愁目の内に魔は嗤い来るや


1 :2010/05/23 〜 最終レス :2012/11/06
 中華、丹。千年に一度の名君と呼ばれた永世帝(元ネタは乾髓驕jの治世。十三姫こと端静公主は父・永世帝の溺愛を恣にし、自由気ままに淫虐の日々を過ごすのでした。
ところが世には賢奸多く、また十三姫に躰で取り入ろうとする野心家もちらほらと。十三姫を諫める忠臣に、煽てる奸臣。
頭を悩ます兄弟姉妹に、手中の珠の如く溺愛する永世帝に十三姫を政略の道具として所望する異民族――。さてさて、丹の命運や如何に。
忠臣になるもよし、奸臣になるもよし、皇族になるもよし、宦官や市井の民、異民族になるもよし、仮想中華なりきり(18禁ネタあり)です。
時代背景、官位は明〜清(アバウトに考えていただければ)首都は北京で、それに次ぐ都市が南京というのも同じです。
以下参加テンプレです。
【姓】
【名】
【字】
【俗称】
【身分】
【身長・体重など】
【官職・品階】
【党派(ある場合)】
【NG(ある場合)】
【備考】

2 :
【姓】華
【名】婉
【字】
【年齢】十五
【俗称】十三姫・端静公主
【身分】 公主
【身長・体重など】150センチ、38キロ
【官職・品階】
【党派(ある場合)】
【NG(ある場合)】極端な人体改造系、妊娠
【備考】 永世帝の末娘。十三番目の姫なので十三姫と呼ばれる。母の李妃は元歌姫であり、躰の柔らかいのを武器に様々な体位で皇帝を虜にし続けている。
享楽家で少し嗜虐趣味がある。
子供の手よりも小さいとされる纏足の持ち主で別名『金蓮公主』。
容姿は細腰雪膚型。華奢で何かあればすぐに仮病を使い、切り抜ける。弱々しくも公主としての気品溢れ、その容姿からは淫蕩のかけらも見出す事ができない。
一度枕を共にした相手も気に入らなければ豚に食わせただとか、人豚に仕立て上げただとか……。

3 :
(玉鉤、金鏡。幽冥の詩人は中天に懸る月をそのように表現したものだ。)
(墨を流したような夜に、一際光を放つ月のような花顔が、地上にもいた。)
(…端静公主)
…俺のような小吏に手の届かぬ公主なら。
せめて紙の上に再現したいものよ。

4 :
>>3
(まぁ、如何にも真面目そうな青臭い小吏ね。ちょうどいいわ。暇なんだもの。からかってやろうかしら)
(端静公主、柳眉を僅かに顰め苦しげに小さな胸を押さえながら)
……胸が苦しいわ。ねぇ、そこの貴方さすってくださる?
【普通の歴史なりきりに18禁要素が入るだけのスレなので、男性キャラハンでも普通に名乗っていただいて結構です】
【皇帝その他自由に各参加者演じてくださって結構です】

5 :
>>4
…幽蘭。
はっ、いいや、失礼つかまつりまして─
(…幽冥の境に咲く蘭と見紛うばかり。斯様な女人が、宮中にいるなんて。)
(人でないかもしれぬ。)
(…構うものか。)
橘は是柚也、とは少々口上が古いかもしれませぬ。
そのむ、胸の苦しかるは、たいそういたましいこと。お役に立てますなら…
(さわ、と手を触れれば、なんと折れてしまいそうに華奢なことか。)

【姓】李
【名】沈
【字】玉兎
【俗称】別浦星君
【身分】下級官吏
【身長・体重など】七尺,痩せ型
【官職・品階】従九品上,奉礼郎
【党派(ある場合)】なし
【NG(ある場合)】なし
【備考】丹帝国八旗所属の有力貴族の子弟。二十歳。殿試を経て官途を目指すが、
人を寄せ付けぬ人格が災いして恣意的に落第させられる。
出自に対する温情で微官を拝することになったため鬱屈し、失意の最中にいる。

6 :
>>5
(雲髷に銀鼠の衣、紅い布に金糸の刺繍の靴の端静公主。李沈にしなだれかかるように)
大丈夫。誰も、見ていませんわ……。
(誰かが見ていたほうが面白いんだけれども。それも『皇上』とか。くすっ…)
(胸の病の為か、端静公主の首筋と胸元にはうっすらと汗が浮き出。李沈がさする度に、梨の花を思わせる貌は朱く上気するようだ)
(李沈の掌の中、端静公主の小さな胸は衣の絹のせいであろうか。それとも端静公主の膚のせいだろうか吸い付いて離れることがない)
(端静公主の唇から、吐息が漏れた)
(苦痛から来るものではない吐息が)
そう、あなた李沈というの……。
ここにはどうしていらしたの?

7 :
【あと十分くらいで落ちます】
【長文ネタも歓迎です】
【規制にならない限り次回は月曜に来る予定です】
【来られない場合は一言書きます】
【普通に気軽に参加してくれれば幸いです。よろしくお願い致します】

8 :
>>6
(九品の小吏の纏う衣冠は絲の具合も悪しく、浅沓の漆はところどころ剥げている。)
(俺にしなだれかかるこの方に比べ、何と見劣りすることか)
(知らず、李沈の眉根には皺が寄り、恥と鬱屈に胸が詰まるようだ。)
(胸が痛い、と!?)
(分かるまい。この李沈が今にも臓腑から病を発し胸破れそうな事を。)
(何故此処に来た、と!?)
(いっそ清夜の内に魔に魅入られ幽境に誘われれば、今の身の上よりどんなにか良いか─)
ぎぅぅ…
(情を昂ぶらせれば、掌に力が込もり、吸い付いて離れない小ぶりの、若い林檎のような胸を圧し)
(彼女の首筋と胸元に一、二の珠が浮かび、美貌の上気する様を見て、自分の所為だと勘違いして)
(まるで己の形振り構わない鬱屈が、際高い姫君を苦しめているような錯覚に陥り)
(的外れの嗜虐心と、愚かな陶酔が、端静公主の纏った淫靡な芳香と共に五体を侵食してゆく)
なぜ、此処に来たか、なぜ、貴女が此処にいらしたか─
そんなことは、どうでもいいではありませんか。
誰も見ていないのだから─
(公主の紅の口から漏れる吐息は、李沈の吐息と交わり)
(視線を絡ませ、尚も指の一本一本は白蛇のように公主の胸を這い、痛みを和らげるためのそれは)
(いつしか情を帯びた愛撫へと変わっていた)

9 :
そう、李沈─
(李沈! 今や、誰がこの名を知ろう?…)
それが俺の名です。
官は従九品の奉礼郎。
(捨鉢な昂ぶりと、欲情に熱を帯びた声で端静公主に語りかける。)
この夜が明けたら、最早貴女様にお逢いするも叶わぬ身。
せめて、今宵にては─
「────
(百千の媚をたたえた公主の唇に、自らの唇を重ねた。)
(…後の事がどうなろうと、知ったことか)
しゅるしゅり─
(やがて衣裳の内に這入る白く細い手を、公主は如何に受け止めたろうか)

10 :
>>7
【ありがとうございます。】
【こちらこそ、よろしくお願いいたします。】
【こちらはNGなどありませんので、どんな類の拷問でも、】
【最後にんでしまうことがあっても、】
【はたまた生きて公主と関わり続けることになっても】
【どんな結果だろうと流れ次第でOKです。】

11 :
http://www.youtube.com/watch?v=dq3AmQw4-s0
http://www.youtube.com/watch?v=yI8XRVMk0RA
http://www.youtube.com/watch?v=28bKO_McsGY

12 :
>>8
>>9
(細身の李沈のどこにこんな力が隠されていたのだろう)
(李沈の掌は荒々しく端静公主の丸みを見せ始めた胸を鷲掴みにしたまま、夢中に動かしている)
(その動きが端静公主に痛みを与えているということ察するには、まだ李沈の女性経験は浅いようだった)
(熟れた桃が溶けるように囓られるのと同じく、未熟な桃は人間の歯に抵抗を見せる)
(揺れるほど脂のついていない端静公主の未熟な胸は、李沈の愛撫に悲鳴をあげる)
(「さすって」とお願いしたのに…困った人ね……)
(もしかして、生身の女に触ったことがないのかしら? それとも見かけによらず、「こういうの」が好きなのかしら)
(弱々しくも艶めかしい公主。自分の外見と存在が男たちの本人たちも意識していない欲望を扇情することを端静公主は知っていた)
い…
(「痛い」と口にする前に李沈の唇が端静公主の朱く濡れる唇を塞いだ)
(衣裳の内に這入る細く長い腕は、端静公主を紅い靴だけの姿にした)
(童貞かと思ったら、なんて素早いのかしら……いいえ。焦っているとも云えるわね)
んっ……
(さっと李沈から身を離すと、裸に紅い靴だけの姿で庭園の岩に腰掛け)
(長く真っ直ぐな左脚をすっと上げると組んで見せる)
(その鷹揚とした態度はまるで豪奢な衣裳を身に纏っているかのようで、裸ではないようにさえ見えた)
(組み重なった脚の上で華奢な手を乗せ、右人差し指と親指で腰下まである黒髪を遊ばせながら)

13 :
ねぇ、あなたさっき詩を詠んでいたでしょう?
幽蘭の露、啼ける眼の如し。
物の同心を結ぶ無く、煙花は剪るに堪えず。
草は茵の如く、松は蓋の如し。
風は裳と為り、水は珮と為る。
油壁車、久しく相い待つ。
冷ややかなる翠き燭も、光彩を労す。
西陵の下、風雨晦し。
(鈴のような声で先ほど耳にした詩を暗唱してみせる)
(詩の余韻を楽しむかのように、目を閉じ月光が瞼を撫でるのに任せたままゆっくりと潤んだ瞳を開き)
どの時代のどなたのものかしら。
暗くて陰気な雰囲気もあるけれど、妖しい響きも素敵。
まるであなたのようね。玉兎。
(雲に隠れていた月がさっと、姿を顕わし端静公主の美貌を浮き彫りにした)
(涼やかで清らかな丸い額。どこか人なつっこさを感じさせる杏型の黒目勝ちな瞳。鋭ささえ感じる鎖骨。
淡紅色の乳首だけが目立ってしまいそうな隆起し始めた胸の双丘。そして――)
(李沈の目が次第に下に降りるのを感じながら、端静公主は左脚を下げ、両脚を斜め前に揃えた)
(両脚の奥底で月光のように冷ややかな光を湛え、李沈を待つそこは影にしか見えぬ陰毛が僅かに内の肉を隠すだけだった)
人をそんなにまで想うことができるって羨ましくもあるわね。
そこまでの相手に巡り会えた詩の作り手は、幸せだわ。
…月に帰らないでね。玉兔。
(くすりと笑う)
(ほの青い月光の下、端静公主の白い膚、黒い瞳と髪、紅い靴と唇が李沈を誘った)

14 :
>>10
【お気遣いありがとうございます】
【オリキャラ板初めてなので、様子を見つつ流れに任せて勉強しようと思います】
【こちらもプロフのNG以外はなんでもOKなので、上手い流れを作って好きなようにやっていただければと】

15 :
【また夜に来ると思います】

16 :
>>12-13
ああ……
俺はな、今日己が寸での所で、料簡の狭さ故に大事を誤り、若干にして幽鬼の如く
腐り果てるべき存在であった事を思い知ったぞ。
『論語』も『孝経』も糞喰らえだ。
目の前の、俺の手の内で熱く悶える女の躰の芯にこそ、全てがある。
今此処には全てがあるのだ。
俺は愚かだ。何と愚かだったのだ。
おお、李部(吏部)の腐れ儒者め!俺をよくも落としてくれた。今こそお前達に篤く礼を申し述べたい。
(李沈は、生身の女を知らなかった。)
(かれが今日までかれの生理的肉体的欲求を喚起するものを不逞な外物として近づけなかったのは)
(ひとえに科挙の門を潜って李家の名を成さしめ、官途と倶に栄誉を掴み取らんとの一念からだった。)
(故に女の柔肌に触れた時の心地も、吐息とともに漏れ出る低く淫蕩な声音も、)
(今の李沈をして夢中にせしめ、眼前の快楽を貪るように仕向けるに充分だった。)
(要は偏執的なまでの官人としての成功への欲求が、一度に「女」へと向いたのだ。)
…今宵にては、貴女を高貴な身とは思わぬぞ。
淫蕩な、淫売の女と同じだ。何と愛らしい。愛おしい。倶に昇ってゆくには
これ以上ない「ひと」だ。
(玉鉤の照らす岩に、珠のような裸体で座す公主の姿。)
(その著き白を彩る紅も、秦羅敷が機を織るが如く黒髪を弄ぶ様子も、全てが完成されているといっていい。)
(李沈は吸い寄せられるように貪りついた)
……そうだ。李昌谷。俺の心底尊敬する唐詩人の詩だ。
蘇小小と彼の愛する人の「同心を結ぶ無く」、一体何を贈ろうというのか?
その詩と同じだ。
昌谷と俺を結びつけるものは何も無い。何もだ。
昌谷の座すは幽庭の宮殿、彼の湧き上がる「鬼才絶」なる詩才は宮殿の柱、どこまでも果てぬ暗き空は天蓋。
彼の貌を照らす翠燭は、俺の望むべくもない。
この凡人はただ憧憬するのみだ。
だが、おお、まるで俺のようだと言ってくれるのか。
そなたもだぞ、公主──いや、小婉。
そなたが俺をあの冷玉へと誘ってくれるのだ。
(李沈は、完璧なまでに演出された、崩された公主の足元に跪く)
(淫靡な形状を以て男を引き寄せる内の肉にそっと舌を寄せると、やがて庭園に水音のみが聴える。)
(月に行くときは、ああ、そなたを伴いたいとは分を弁えぬ願いか。)

17 :
【訂正、もとい描写の付加】

……(李沈は、完璧なまでに演出された、崩された公主の足元に跪く。)
(かれの眼前に投げ出されたのは、紅と金に飾られた、子供の手よりも小さいと云われる纏足。)
(端静公主が俗に金蓮公主と呼ばれる所以。)
(人の生長の、あるべき流れを否定し、妨げた姿。これ程に歪で醜悪な美質が、あるだろうか。)
(先ず、紅をそっと女の足から外し、岩の下に揃えて並べた。)

はむっ、ん、ん……
(李沈の、その纏足を貪る有り様は、偏執的なまでに執拗だった。)
(豆粒ほどの指の、一本一本を口に含んで舌で転がす。)
(すぅ……、と鼻腔に香を吸い込み、今度は指の間を啄むようにして愛撫する。)
(つ… と舌を這わせ、足の裏の、爪先から踵に向かって路を描く。)
(踵にちゅっと一度接吻。)
(その後のかれの有り様を、いったいどう表現しよう?)
(指先に、爪との境に、指と指の間に、足の甲に、裏に、あらゆる角度から)
(啄木鳥もかくやと云わんばかりに接吻の雨を降らせた。)
(口唇での愛撫が一段落ついた時、最後に丁重に接吻をすると、名残惜しそうに放した。)
はぁ、っ……
(次いで、李沈は足から公主の桃の果肉のように白く、すべすべとした脚を口唇で伝った。)
(脹ら脛を舌で渡り、両の脚の狭間、太股の内側に至っては、何度も接吻をしながら。)
(終に、かれは「その部分」に至った。)
(其処は生娘のそれのような特徴を、今だに残していた。)
(未だ閉じられたような、半ば開きかけたような、秘裂に唇を宛がい。)
(双眸を閉じて、童貞の、ぎこちない所作で愛撫を始めた。)

(月に行くときは、ああ、そなたを伴いたいとは分を弁えぬ願いか。)

18 :

…ほぉ。これは、面白い事になっておるわ。
(物陰から様子を窺い、「彼」は嗜虐の灯を腹の内に宿して口の端を歪めた。)
(彼の名は華弘暦。中華に唯一人君臨し、古つ国より時間と空間の総てを支配する皇帝の位にあった。)
(彼は、中華に数多出た凡百の皇帝とは訳が違う。)
(「十全武功」により丹の最大版図を実現し、最盛期の国力国威を実現した千年に一人の大君主。)
(四海に生きとし生ける者、誰とて、彼に逆らう事は許されない。)
(しかし、長きに亘る宮廷生活の、退屈と、謀略、暗闘、疑念、淫蕩、そういったものは)
(彼の心を完全に蝕み歪めてしまった。)
(この大君主は非常に冷酷で、残忍で、嗜虐を己の悦びとし、精力的な執政で社稷を治める裏で)
(数々の暴挙を喜び恣にしていた。)
(彼はよく云った。)
(「此の世の贅を尽くしても、尚飽きたらぬ。この渇きを潤すのは、心に適うように
 政を動かし、また時に人を罰し懲らしめてやる以外にないのだ」……)
(…今もまた、柱の影に体を隠して皇帝は一人ごちた。)

…娘の淫行は、朕もよく知っておる。
やはり血は争えぬものよな。あれの母親に、よう似ておる。
さて、蛇の巣穴に這入ったあの愚かな男を、どうしてくれよう。
今ここで出て行くのは興が冷める。先ずは存分に眺め愉しんでくれよう。
事が終るまでは、手も足も出さぬし娘に気取られもすまい。

【姓】華
【名】弘暦
【字】
【俗称】(後世に)永世帝、十全老人
【身分】皇帝
【身長・体重など】190cm、80kg程
【官職・品階】
【党派(ある場合)】
【NG(ある場合)】
【備考】

19 :
(「おお、李部(吏部)の腐れ儒者め!」と李沈が云った)
吏部が苦手なの? ふふっ…私と同じね。
(脳裏に吏部尚書・荀頌の貌が浮かんだ。忌々しいほど美しい荀子の子孫。前王朝の譜代。皇上がずっと欲しがっていてようやく手に入れた吏僚。
李昌谷の蘇小小墓。荀頌は先ほどの詩をどう思うのだろう)
(私を見た男は、欲しがるか、ひたすら平伏するか、それだけ。なのに荀頌だけは私を懼れず、欲しがりもしない。
頭に来たから荀頌の息子と寝たこともある。容姿だけが似た親子。
「似ている」だけであって本人ではない。
荀頌を手に入れたようで得意気になったこともある。それだけ。
荀頌の息子は嫉妬に怒り狂った第二皇子にされた。
狩りで鹿と間違ってと。「よくあること」で処理され、悲劇の吏部尚書はますます皇上のお気に入りとなった。
馬鹿な兄上。私と寝たいのなら、寝ればいいのに……)
(高貴な身分とは思わぬ、か。そういうのがお好きなのね。いいわ。演じてあげましょう。
男に懼れ戦き、快楽に奉仕し、精を搾り取るだけの「ひと」に。そして存分においきなさい)

20 :
>>16
>>17
(そうよ。大人しく跪きなさい。私に会うと男は皆そうするわ。
李沈、あなたが男であるなら皆と同じく跪くべきだわ)
(跪き、そして、衣裳の下の下、隠れた小さな纏足が間違いで見えないものかと目が泳ぐ。
そうした男の反応の一つ一つで、端静公主は己の女のとしての価値を確認し、満足する。彼女が淫蕩に身を置くのは、まさにそれであると云っても
過言ではない。永世帝に溺愛され、富も美貌も持ち合わせた「お姫様」はそれでもなお貪欲に貪欲に……)
(金糸を撒き散らした紅い靴と靴下を脱がすと、李沈は端静公主の「金蓮」をじっと見つめた)
(女の纏足を見るのも初めてなのかしら?)
(纏足は、よろめく様が美しいだけでなく、閨で珍重された。第二の性器そのものであり、靴下は下着と同様で女の靴下を
なめ回したりするのは決して倒錯した者だけではなく、ごくごく普通のことであった。端静公主の柔らかで小さな纏足は
本来の匂いと炊き込めた香の香が混じり、李沈の官能を刺激した)
(素足の纏足が夜風に心地よい。夜風を感じる間もなく、李沈の接吻が始まる)
(接吻は愛撫へと変わり、偏執的で執拗で、どこか崇拝めいたものも感じられた)
(李沈の忙しない愛撫に端静公主は、長い睫をゆっくりと動かし、生娘のように不安げな表情で李沈を見上げた。
足から脚へ脚から……李沈の下は上へ上へと移動する)

21 :
(李沈の熱くざらついた舌が端静公主の秘所に寄せられた。柔らかな和毛は秘肉を守り隠すには不十分で、
李沈の熱い吐息や舌の形状までが直接感じられた)
や……
ん…ふっぅ……
(まるで豚が餌を貪るようね。下ばかり攻めないで上もやってほしいのだけれど……
童貞にそこまで求めるのは無理なお話かしら?)

(端静公主の胸にある淡紅色の突起は、先ほどより紅く固くなっていた)
(李沈の舌が何度も往復する度に滑りが良くなり、ぴちゃぴちゃと湿度の高い音がする)
(愛液の出てくるのはここかと李沈が探るように、舌を敏感な場所に移動させた)
ひぃ…ぁっ……っ!
(故意か無意識か、李沈の高い鼻梁が陰核に当たった)
(童貞ってたまに予想もしないことをするわよね。……童貞の癖に生意気だわ)
(疼く衝動を抑えようと左人差し指を軽く唇で噛み、腰をくねらしそっと岩に横たわると
男のしっかりとした両の腕が端静公主の瑞々しい白い太ももを押さえつけ、李沈がさらに顔を埋めてきた)

22 :
…荀頌と、申します。
今日は、皆様に詰まらない話をお聞かせしましょう。
先日、私の息子が亡くなりました。
あまりにも突然のことで。今でも、息子がひょっこり顔を出すような気さえしているのです。
ある日の事でした。
いつも落ち着いて穏やかな息子が、浮かぬ顔で帰宅したのです。
その夜、息子の室から聞こえた破裂音。今でも白昼夢のように脳裏に去来します。
彼は大切にしていた白磁の碗を割ってしまいました。
家具をひき倒し、頭を抱えて床にのたうち回り……
ともかく、私は息子の話を聞きました。
端静公主に懸想したというのです。
微笑みかけられた、あの笑顔が忘れられぬと。
…私は、やめておけ、と言いました。
公主はお前だけを見てはくれないよ。お前が傷付くだけなのだから、と。
彼は言いました。
私は彼女を本当に愛しているのです。彼女と結ばれるなら、どんな苦衷も享ける。
其が為に命を落とそうと、一向に構いませぬと。
儒の徒としては、息子を処罰すべきだったでしょうか?
…私は皆様がおっしゃるような、聖人君子ではないのです。
そんなに好きなのならば、と引き下がってしまった。
初めて私に逆らった、息子の前途を期待する気持が勝った。
端静公主が私にも幾度か気を見せていたのを知っていながら。
それがいけなかった!!
何としても、諦めさせていればよかった。
息子は、巻狩りの最中に亡くなりました。
気の優しい、馬鹿で可愛い私の息子。
公主が憎いかですと?
息子が愛したひとを憎む父親がいるものですか。
息子が亡くなったのは、公主の所為ではありません。
私は、彼女を許します。許して、思いやろうと思います。
…翌日、いつものように参内すると、ばったり彼女に会いました。
私の様子はいつも通りだったでしょう。彼女はどう思ったか。
せめて、貴女を愛してんだ息子の気持ちを慮ってやってください。それが私の願いだ。
さて、人は私が公主に靡かぬことをさもありなんと言います。
聖人君子の姿であると。
先程も申しましたが、私はそのようなものではないのですよ。
女人の裸を見れば「固く」もなるし、情も生まれます……
これを言えば彼女を傷付けるでしょうが、たった十五歳の公主を「女」としてみることができないのです。
それに、何より息子の愛した人ですから。
それでは、皆様ごきげんよう。宮中にてお会いしましょう。

23 :
【姓】荀
【名】頌
【字】倩
【俗称】
【身分】
【身長・体重など】165p,53kg程度
【官職・品階】正二品、守吏部尚書
【党派(ある場合)】
【NG(ある場合)】
【備考】荀子の子孫にあたり、前王朝の譜代の臣。50歳。
邸宅に蟄居していた所を幾度も皇帝自身の訪問を受け、遂に出仕する。
清廉潔白にして、一切の汚職に手を染めず、一切人を陥れずして尚書に至ったある意味での超人。
宮廷では党争から距離を置き、官人との私的な交際もしない。
にも関わらず、官人達から畏怖と尊敬をもって「清風」と綽名されている。
荀頌が通ればその場にはぴんと張り詰めた清い朝のような緊張感が生じ、
穏やかに笑えば荒んだ場も和む。

24 :
【基本的に荀倩を担当し、流れを作ったり「これがやりたい!」と思った時に】
【他の人物も出そうかと】
【IDがあると自演wもままなりませぬ】

25 :
【自演大歓迎です】
【IDがなければ自演だとばれない自演は、なりきりだと認識していますので】
【ありがとうございます】
【あまりがんばりすぎて疲れないように、末永く滞在していただければと】

26 :
>>19-21
ん、んっぅ…
(端静公主の柔らかい太腿に、さらに顔をうずめる。公主の温もりが、太腿の柔らかい感触が、伝わってくる。)
(もっと舐めさせてもらえる……)
(俺はこのひとに、もっと奉仕することができる……)
(汗でしっとりと湿った太腿の間には、公主の匂いがふんわりと立ちこめ、俺はその芳香に酔いながら)
(屹立をさらに硬くする。)
ぴちゃ、ぴちゃ… (顔を躰をぴったりと密着させて、彼の心髄は既に公主を崇拝しており)
(その高い鼻梁を甘えるように擦り付けた……)

「ひぃ…ぁっ……っ!」
(公主の声には、はっきりと快感を感じ取れた)
(成る程、此処が弱いんだな。)
どうしたのだ?
(李沈は、童貞の虚勢で、可笑しさを噛んで問うた)
(そのまま、細長い手を陰核の包皮に添え、それを両唇で挟むと、ちゅ、ちゅと舌を宛てて。)
(今、李沈の世界には、公主しかなかった。)
(目の前の秘所と、陰核は、それを始めて見る李沈にとっては自身の体を圧し潰してしまいそうに巨大に映り)
(のめりこむまま、淫靡な水音を立て、これはどうか、それではこれはと様々に愛撫を試みた。)

27 :
… (李沈が秘所から口唇を離したとき、改めて公主の姿が目に入った)
(岩にそっと白い躰を横たえている。)
(自身も岩に乗り、端静公主を見下げれば、ああ、もうはっきりと分かった。俺はこのひとから逃れられない。)
俺は、もうそなたのものだ。
そなたも俺のものだ。決して離さぬ。
俺はそなたの瞳の中で踊ろう。
ああ、どうか、夜よ、明けるな…!
(長い睫毛に被われた眼を見つめ、視線を交わし、そのまま熱い熱い、長い接吻を。)
(李沈の手は端静公主の胸にある淡紅色の突起を探り当て)
(指の腹で触れるか触れないか、たとえば柔らかい羽毛を愛撫するようにそっと擦り)
(手全体は公主の丸い乳房を包んで……)
こっち、も……
(李沈は空いた手で端静公主のしなやかな御手を取ると、服越しの自身の秘所へと導いた)

28 :
【また夜来ます】
【希望などありましたら、随時ご意見ください】

29 :
>>26
>>27
(瞳をとろんと潤ませながら切なげに)
ぁ…玉兔……
(陰核の包皮を回転させ、直に唇と舌で与えられる刺激に白い裸体を震わせながら)
いやぁ……もう許して……
(これじゃあ、まるで私が李沈に襲われているみたい……。
この光景を皇上が、第二皇子が、荀頌が見たならどうなるかしら。第二皇子はまたきっと李沈のことをすわね。
皇上はどうかしら。皇上は……荀頌は……)
(されるかもしれない李沈の命が急に愛しくなり)
(生きている姿を焼き付けようと目を合わせ、頬骨と端静公主の愛液で光る鼻梁へ軽く唇をつけ、赤い舌で己の愛液を舐め取る)
(激しい交わりに李沈の衣冠は乱れ、冠は地面に転がっていた)
(鼻梁から唇へ端静公主の愛らしい唇は移動し、李沈の唇の形を確かめるかのように舌を這わすと、李沈の熱く太い
舌が唇を割って這入ってきた)
(李沈の舌は端静公主の歯の一枚一枚をじっくりと確認し、奥へ奥へと構わず這入ってくる)
ん……けふっ……
(あまり奥に入れられたので咳き込み、右目から涙が零れ、李沈のものか端静公主のものかわからない透明の糸が二人の唇を
繋いだ)
(赤い唇から出る透明の糸がなんだか必要以上に淫靡なものに見えて、急いで口を拭う)
(目の前の詩人はこの涙をどう解釈するのかしら……)
(胸を捏ね、乳首を摘む李沈の手が興奮の為か汗ばんでいるのを愛しく思い、再び気持ちが昂ぶる。
李沈の指の中、乳首は痛いくらいに固く屹立し、李沈を欲しがっている)
ハァっ…ぁっ……
(漏れ出た声を聞き、李沈が端静公主の手を己の秘所へと導いた。既に衣越しに存在を示していた陰茎は
はちきれんばかり)
(端静公主が白く細い指でそっと触れると、それは自身が意志を持った生物であるかのように反応を見せた)
きゃっ……
(小さな手の中で波打つそれは、月明かりに晒すと血管が浮き出、細身の躰からは想像もつかない太さと固さを誇り、先端は柔らかく湿っていた)
(童貞は焦って秘所を貪り、爺どもは威信にかけて私の気を遣ろうとする……)
これをどうしてほしいの?
(衣よりさらけ出した李沈の陰茎の先端を右人差し指と親指の腹で焦らすように撫でながら)
(李沈を岩の上に座らせ、正面に乗り、白く柔らかな左腕を李沈の首に絡ませる)
(互いの恥骨を擦り合うように、腰を揺らし端静公主の長い黒髪が李沈の顔に首筋にかかる)
どうしてほしい?
それとも、ここで出してしまったほうがいいのかしら?
(確認するかのように、端静公主は微笑んだ。月夜に光る紅い愛らしい唇で)
(荀頌の息子には見せることがなかった淫猥な笑みを)

30 :
>>29
小婉…
(落ちた冠のことなど、つまりは官人の虚栄心を象徴する素材の一つのことなど、気にならなかった。)
(鼻梁から、唇へ。端静公主の桜桃のような唇は、柔らかながらも確かに李沈の唇に迫り、)
(その舌になぞられると、李沈はあぁ…と吐息を漏らした)
(おかしくなる。)
(欲しい。もっと欲しい。一つになって、混ざり合いたい。溶け合うように。)
(何も分からぬまま。一つに。一つに。一つに…)
ん、ふぅっ、んん……っ
(鼻腔から悩ましげに息を押し漏らしながら、俺の舌は小婉の口の中へ這入っていく。)
(歯の感触… 舌…ぁっ、 …歯の裏に、口腔の壁に、舌の先で、横腹で……)
(求めて、求めて、奥へと侵入を続けた。)
「ん……けふっ……」
(すると、小婉は咳き込み、李沈から口を離して…)
(繋がった透明の糸を見た彼女が口を拭うと、俺は口をそっと近づけて、まだ彼女の唇に残ったそれを求めた。)
(李沈はつつ、と流れた、端静公主の一条の涙を舌でそっと、遠慮がちに舐め取り)
(涙に濡れた睫毛、潤んで赤くなった眼を見て。懐から絹の手拭いを取り出して、今度はその唾液を拭い取った)
(官服は粗末なものでも、手拭いは李家の郎君が持つに相応しい上質な品で)
(肌触りは柔らかく、拭う手付きも、最初の荒々しさとは打って変わったものであった)
悪かった、小婉。
それでも、そんな貌をされては余計に愛しくなってしまうよ。
(裸身となった小婉は、夜の風に巻かれているが、火照った躰に寒さは感じないようだ。)
(それでも、岩に腰掛ける自分に乗ってくる躰は、内側こそとろとろに蕩けていたが、皮膚の外は冷たかった。)

31 :
……
(互いの恥骨を擦り合うように。小婉の躰は、すぐそこにあった。)
(下腹の感触に気が遠くなりそうだ。陰茎はひくひくと震えて、擦られる度に存在を彼女の秘所に伝える。)
(くちゅ、ちゅく、と小さな水音も大きく聞える程、辺りはひそやかに静まっていて)
これ、を…
(絹のように艶やかな黒髪が顔や首筋にまつわりつくほど、小婉と俺は互いの顔を近付けていた。)
(恥ずかしい。目を合わせていられず、一旦目を逸らす、が、もう一度しかと吸い込まれそうな目を見つめると)
(小婉の貌。柳眉に、とろんと潤んだ瞳、すっと高く通った鼻梁、桜桃の唇、笑窪…)
(彼女の生きている姿が、息遣いが、香が、全てがそこにあった。)
(それを焼き付けるように、薄墨で線を引いたような切れ長の目を見張り、見つめて)
これを、ここで…
ここに、欲しくて。
入れたい…
(下腹を少し突き上げ、濡れそぼった秘裂と尚も人差し指と親指とで挑発される陰茎をぴたりと合せた)
(しっとりと柔らかな左腕が、頸に絡みつく。)
(芳香が、いよいよ脳を犯す。)
良いだろう?
(小婉の、四海の媚態を独り占めにしたようなかわいらしい微笑みを、)
(淫猥な笑みを正面から受け止めた。)
(右の手で陰茎の根元をしっかりと支え、狙い定めてず、ずず、とそこに這入ってゆく。)
(先程指で触れられていたときよりも、さらに熱く、硬く。)
(怒張は肉の薄い裂け目に、少しずつ飲み込まれていった。)
(腕でしっかりと小婉の背を抱きしめて。)
(欲望につんと屹立した乳首は、李沈の胸に触れ、圧されて、その感触は李沈に伝わり。)
(もう一度、唇を合せた。)
(尚も口内には小婉の愛液の味がする……互いに愛液を味わいながら、深く、深くそれを沈めていった)

32 :
ここは置きレススレ?
>>1の個スレってことでオケ?

33 :
【姓】 趙
【名】 均
【字】 朗厳
【俗称】 魔禍将
【身分】 武官
【身長・体重など】 身長175 体重72
【官職・品階】 鎮嶺将軍(雑号)
【NG(ある場合)】 男色、拷問、排泄その他特殊な内容のもの。
【備考】 もとは弧顎嶺(架空の山)にて800ほどの配下を従えていた山賊の頭。41歳。
国軍の討伐を5度にわたって撃退し、これ以上兵力を無駄にできないと招安され、それを受ける。
将軍位もその時に授かったもの。
「腕っぷしだけでは人はついてこない」が信条で、余暇は兵法書を読むことに費やしている。
剣、槍、弓、馬術は並み程度だが、兵の指揮統率・作戦立案は国軍の並み居る将軍を
手玉に取るほど。
酒はあまり強くないが、性に関しては豪傑であり、襲った村の女性全てを妊娠させたとか、
後宮に忍び込んで100人以上の寵姫を一晩で満足させた等の噂が流れている。
雰囲気としては、蒋敬(水滸伝)をやや筋肉質にした感じ。ハッタリも兼ねて、
鎧の肩当には白虎の頭を意匠化している。
【こういったキャラでも参加していいのか?】

34 :
>>30
>>31
(李沈に涙を舐め取られた右下瞼が、冷たい)
(くすぐったさの後に来たひんやりとした余韻。李沈の残した唾液が夜気を孕んで体温を奪っていくみたい)
(たしかに、李沈の舌がそこを這ったという証。火照った躰の中、そこだけが冷えた)
(背筋に寒気が走り、肩を震えた)
(李沈がそれを悟ってか絹の手巾で唾液をそっと拭った)
(あなた…優しい人なのね。玉兔。
手巾の扱い方、拭い方一つででわかるわ。それに上等な手巾を持ってるのね。手巾一枚からあなたの一族からの期待、
あなた自身が京師に抱いた未来、いろいろなものが見えてくるよう。それなのに殿試で落されてしまうなんて……
吏部は、皇上はあなたのどこを見て判断されたのかしら)
「これを、ここで…
ここに、欲しくて。
入れたい…」
(これ以上簡潔にはできない李沈の欲望が途切れ途切れに、しかしはっきりと意志を持って告げられた)
「良いだろう?」
(端静公主の承諾を聞く間も待たず、李沈は無遠慮に端静公主の密を塗りたくったように濡れそぼっている秘所へと突き入れた)
(そこには、先ほど端静公主の涙を手巾で拭ってやった貴公子の姿はどこにもなく、ただ、外れた箍のまま渇きを求める雄の姿があるだけだった)
やぁ……玉兔っ……!! そんな…急に……
(端静公主の秘口は李沈を求め、控えめながらも涎の糸を岩の上に描いていた)
(入り口に鉄塊のように熱く屹立した陰茎を押しつけられ、端静公主の秘口はひくひくと小刻みに反応した)
(李沈がほしい。だけれど……)
(李沈の二十年分の欲望が、白濁を見せる液が私の中に……?)
(突然怖くなり、笑みが強張り腰を浮かせようとすると下から李沈が這入ってくる)
(逃げようにも背を抱きかかえられ、動きを押さえつけられている)
(胸がどきどきして、おかしくなりそう)
(背を僅かに丸めると、李沈の汗ばんだ腕と手がさらに端静公主の背と肩を締め付けてきた)
(胸の隆起よりも目立つ端静公主の紅く充血した乳首が李沈の上腹と胸の境目に当たる)
(李沈の陰茎は、二三度端静公主の固い膣への侵入を試み、最後に端静公主の秘肉が抵抗らしい抵抗を見せなくなると
一気にするりと、狐が巣穴に潜り込むように膣壁まで行き着いた)

35 :
ぁあぁ……
(短い、諦めに似た吐息が端静公主の唇から漏れた)
(同時に李沈が低い呻きを漏らす)
(李沈の先端が何度も端静公主の膣壁を求めた)
(李沈の腕の力は弱まることなく、端静公主を拘束したままだ)
(李沈は端静公主の中、ますます硬度を高めていく)
(李沈に躰の自由を奪われたまま、突かれ端静公主は被虐的な喜びさえ享受しようとしていた)
(顔の上で李沈の湿った息遣いが聞こえ、秘穴は熱く心臓がそこにあるかのように)
(唇が渇きを訴え、李沈の唇を欲求する)
(紅い舌で唇を舐めて見せると李沈が唇を合わせてきた)
(初めての「女」に興奮しているのかしら……)
(李沈の口中は乾いていて、端静公主の愛液の味しかしなかった)
(ちゅ…チュク…ジュブッ……月夜に淫靡な一定の律動が響き渡る)
(それは次第に大きな音になり、耳にする端静公主さえ耳を赤らめるほどになっていた)
(もっと自分で動きたいんだけれど……玉兔は初めての女に夢中で動きを止めそうにないわ)
(ジュ…ジュブ……)
(やけに玉兔が当たるわ……そろそろ、かしら?)
(無意識に自分の膣が男を締めるとき、男のものが近くに当たってくるのを端静公主は知っていた)
(クスッ…これまで女を知らなかった童貞が、私の締め上げにどこまで持つものか見物ね……)
(隠していた嗜虐心が再び鎌首をもたげてきた)
(端静公主は両腕を李沈に絡め、黒髪で李沈の躰を撫でながら短く幼い膣で李沈の陰茎を「拷問」した)
(その締まりは快楽を超え、受ける男には苦痛さえ感じさせる)
(端静公主の冷たい黒髪は、李沈の膚にさらなる刺激を与え……)

(さぁ、玉兔。どっちが上かたっぷり教えてあげなきゃ……ねぇ?)

36 :
>>32
【たぶん置きレスが殆どのスレだと思います。置きレスじゃない方が少ないかも】
>>33
【普通の仮想中華なりきりに18禁要素を入れるだけなので、戦争や戦略いろいろ遊んでみてください】
【参加大歓迎】

37 :
【明日はもしかすると来られないかもしれません】
【また来たときレスします】

38 :
【なぜ>>35の内容で書いてみたかというと李沈が童貞だという設定をそのままにしたからです】
【童貞が初めて挿入すればどんなに小難しいことを頭で考えても持たないだろうと】
【李沈さん、お気を悪くされたらごめんなさい】

39 :
>>34-35
(これが、これが女の感触…?)
「そんな…急に……」
(…か細く困惑を口にして伝える小婉の声が、李沈の耳に届かないわけではないが、)
(李沈はあまりにもこの方面の経験に乏しかったのだ。)
(頭で理解していても体が付いていかなければ、抽迭の動きを相手と合わせられない。)
(それは、万巻の書を読破した学者が、経世経国に長じた宰相と同義ではないのと同じこと。)
(女と一つに繋がり、肌を密着させている。)
(このまま、ずっとこうしていたい。)
(そんな思いでの抱擁は、動きを抑制する緊縛となって表れる。)
(感慨は、男の箍を外し大胆にした。)
(外からとも内からとも分からぬ刺激にくすぐったい感覚を得て、李沈の陰茎は更に肥大し、)
(鬱血した先端は潤い、また乱暴に膣壁を擦り抉った。)
(目を開けていることもできない。)
(全ての神経が、結合部に向いてしまったようだった。)
(単調な抽迭を、思考もできず繰り返している間に、女の方は李沈には察せぬ思考を巡らせていた。)
(困惑から恐怖、快楽、そして彼女が李沈の動きを捉えて反撃に転ずるのにそう長くはかからなかった。)

40 :
きゅっ…
(不意に、秘口がその幅を狭め、李沈の陰茎を捕えた。)
(締め付けは止まらず、常に刺激を与え続ける、それはさながら拷問のような……)

あ、あぁぁ… 痛い、小婉、いたい…
小婉、い…
(するり… 小婉は細い両腕を俺の躰に絡めてきた。か細い、弱弱しい筈なのに。)
(熱に火照った躰、しっとりと濡らす汗が密着し、さらりと流れる冷たい黒髪に撫でられると、)
(俺の躰のあちこちが悲鳴を上げる。)
…怒っているの…?
(いや、違う。このひとは愉しんでいるのだ。)
(つい先程、両の腕と手で、小婉の動きを許さず締め付けて、ただ思うままにそれを侵入させた意趣返し。)
(秘所と艶の髪だけで、牢獄と拷問を完成させてしまった…)
(月の冷たい光に照らされて、小婉の貌は妖しくまた背筋が凍るほど美しかった。)
(笑みが、陰影が、俺をとらえる。)
(被食者と、捕食者。その立場が、決定した。)
ぁぁぁ…
(地に届かぬ脚を、虚しく宙にばたつかせている。小婉を締め付けていた腕はそのままにしていられず、)
(やはり宙を泳がせ、右手は慈悲を乞うように小婉の左腕に宛てた。)
(目を見開き、あらん限りの力で首をぶんぶんと振った……つもりだった。)
(実際には、首を振ることなどできていない。)
(きゅ、きゅ……と締め付けられた陰茎は、さらに充血していくのがわかる。)
(少しでも緩めてもらえるときを、まるで溺れた人がしがみつく物を求めるように切望して─)
(しかし、そう簡単に赦しては、興が冷める。)
(小婉は嗜虐的な笑みを浮かべて、李沈の必な様子を眺め愉しんでいる。)
(なんだか、悪くないな。)
(…突然、そんな思いが去来した。)
(勿論、今も必だ。辺りの音を奪われ、自由を奪われ、まるで溺れている子供のように……)
(ただ、十五歳の少女にいたぶられ、為す術もない己の有様に被虐的な快感を覚え、)
(誇り高い性質は倒錯した悦楽ゆえにそれを粉々に砕かれることを望み、)
(このような言葉が口を衝いて出ていた)
…ぁぁ……このまま、されてもいい。
雲楼に這入って帰れなくなるよう。
夢中に舟で漕ぎ出で降りられなくなるよう。
目の前には貴女の貌。
でも、いたい、いた……(その声は、月で着飾った夜空に吸い込まれていく)
(つ、つ── 李沈の双眸から、細く涙が溢れた)

41 :
>>38
【まさか!】
【NG欄に「なし」と書いたのは、本当になんでもありだからなのですよ。】
【むしろ不安にさせてしまってあいすみませぬ】

42 :
>>40
ふ…ふふふ…っ
(李沈の口から出た「…ぁぁ……このまま、されてもいい。 雲楼に這入って帰れなくなるよう。
夢中に舟で漕ぎ出で降りられなくなるよう。 目の前には貴女の貌。 でも、いたい、いた……」。
痛みを訴え、端静公主の機嫌を伺い、命をも捧げ、哀れみを乞う……)
かわいいわね。玉兔
そうよ。わかればいいわ
あなたの涙で許してあげる
私の許しなしに私の中に這入るなんて……
…私の中で許しを乞わない男なんて傲慢よ
(「お願いです。もう…」「……頼む……ちぎれる…」言葉は違っても、男は私の中で許しを乞うの。
玉兔、あなたの許しは新鮮だから覚えておいてあげるわ)

傲慢な男はきらいなの。私が傲慢な性格だからきっと同じような性格は合わないのね
あなたが素直でかわいい性格でよかったわ
私、あなたのことをもっと愛せるかもしれないわ……
(端静公主は膣の動きを止め李沈の右腕を取り、頬ずりすると李沈のしっかりとした中指に軽く口づけし、指の先端、爪と指肉の間を舌で
優しく舐めその様子を李沈に見せた。李沈の爪は長い
(李沈の長い爪に驚いてみせる)
…まぁ……あなたの爪って長いのね
どうして?
女を絶って学問に身を打ち込む決意の証なの?

43 :
(唾液に光る紅唇を見せつけるように)
必に許しを乞うその姿、悪くないわ。鏡があったら見せてあげたいくらい。
あなたの全身を映すなら八尺くらいの鏡が必要でしょうけれど……
(誇り高く学問しか知らない自分より年上の李沈が、今、二十年培ってきた価値観を変えようとしてきた。
変えたのは端静公主で今の彼は端静公主の掌に握られた一頭の蝶に過ぎない。羽を震わせることしか許されず、
羽をもぎ取ろうが握り潰されようが、可憐な纏足で踏みつぶされようが、彼に選択肢は用意されていないのだ。
ただ、許されているのは端静公主の快楽につきあい精を迸らせることのみ。
その迸らせる場所も、時期も端静公主の許しがなければならないと察するのは童貞だった李沈には殿試よりも
難しいことかもしれない)
(ちろりと端静公主は李沈の中指全体も一舐めし、満足げな笑みを浮かべた唇の中に李沈の中指をゆっくり挿入していった。
李沈の指は少しずつ焦らされるように端静公主の柔らかく温かな口の中に埋もれていく――。中指が根元まで這入ったかと思うと、
端静公主は口をすぼめ、舌を使い李沈の中指を刺激する。二人の結合部は、お互いの動きが止み、静かに繋がっているだけだ。
そっと左手を下ろし、李沈の袋の部分を触ると既に端静公主の愛液で霖雨のように濡れていた。
端静公主の舌の動きに合わせ、動きを止めたはずの李沈の陰茎がひくりひくりと脈打つ)
ちゅ…くちゅ……
(控えめな音の後に続く大胆な音)
(音を立てて、端静公主が李沈の指を吸い上げる)
(舌と口を使い、李沈の中指を前後させ、先端の部分を何度も唇でやわやわと吸い、舌で撫でる)
いかが? 指は筆を握るだけじゃなく、こんな使い方もあるだなんて四書五経には書いてなかったでしょう?
(挑発するような蠱惑的な笑みを浮かべ、端静公主は李沈を見下ろした。身長差で云えば李沈を端静公主が「見上げる」状態なのだが、
端静公主は既に李沈の支配を確信していた)
(一旦指を口中から出し、李沈の汗に濡れた背中にそっと躰を埋める。李沈の指はふやけたように湿っていた)
すきよ…玉兔……

44 :
>>41
【オリキャラ初めてで不安で…ありがとうございます】

45 :
>>42-43
…「かわいいわね。玉兎。」
(その言葉を、微熱を孕み潤んだ眼で拝受した。何物をも差し出して必に憐憫を乞う内に)
(李沈の潜在意識の内では倒錯した恋慕に似た情が芽生え、自身に痛みを与えている小婉の言葉も)
(既に李憑の弾琴の音色にもまさる音曲となっていた。)
こく、こく…
(先刻欲望に血走らせた眼は糸のように細く、一切の障壁を解いて情を溢れさせ)
(先刻心の求むるままに小婉の唇を、舌を貪った口は精神的な悦楽に半開きとなり、舌は口蓋の内に秘めて)
(発される言葉の一つ一つに、虚心で頷き返す。)
(吐息の声で)恥かしくて、あの玉砌のような夜天の、星の浦の中に隠れてしまいたい。
…っっ……這入った時から、なにが、なんだか、わからなかった。
小婉は傲慢なんかじゃない……
(…「あなたのことをもっと愛せるかもしれないわ……」 その言葉を、これ以上ない倖せとして目を細め聞いた)
(あっ…)
(公主が膣壁の締め付けと蠕動を止めると、陰茎から脳髄にまで伝わった痛みが徐々に引いてゆく)
(再びやわやわと温かい心地が浸透するまで、長い時間はかからなかった。)
(包まれる感覚に酔いしれながら、右の手への頬ずりを受ける)
(細く長い指は、どこか性的な比喩性を持つもので、先端から爪と指肉の狭間まで)
(見せ付けるように丹念に愛撫する小婉の貌は、とても淫靡だった。)
ぁ、ぁぁ…
そこは、くすぐったいな。 この爪は、ある時から爪を切ることがたまらなく怖くなって伸ばしているんだ…。
夏至の夜に燈籠の灯を頼りに爪を切っていると、背後からしゃりしゃりと得体の知れない音がした。
背筋が凍るようだった。
音がどこまでも追ってくる。
振り向くと、大きな鋏が俺の首を捻じ切ろうとしてきた。
咄嗟に花瓶に挿した紅い花を斬らせてやると、そいつは天井と壁の間の影へと消えていった……
世の人は、俺が俗人と違うことをひけらかすために爪を伸ばしていると言いふらしている。
馬鹿な! そんなことが、何の自慢になるというのか。
(李沈の突拍子もない話を、小婉はただ黙って聞いていた。)
(錯乱の結果か。それとも、夏至の夢に人ならぬ者と逢ってしまったのか。)
でも、これじゃあ…
小婉の躰には触れない…
愛おしくて 側に寄れば寄るほど、相手を傷つけてしまう。
思えば、俺の官吏を目指した生はそのようなものであったかもしれない。

46 :
そんな、今の自分の姿を見たら、俺は恥かしさのあまりどうなるかわからない。
む、そんな姿を今人に見せていて平気なのか、って?
それは……それは……
(思わず口ごもる李沈。結論を言えば、「いい」も「悪い」もないのだ。)
(今の李沈は、その生与奪の権すら小婉に握られている。どんな痴態を晒すも、痴言を吐くも、)
(それは李沈が自らそうするように望むよう、小婉は望むままに操ることができてしまっている。)
(時に耐えがたい恥を与え、次の瞬間にはそんな思考など蓬莱よりも遠くへ吹き飛ばしてしまう。)
んっ…っっ………
(端静公主の口内は、それ自体が何か別の空間のような錯覚さえ抱かせる愛撫を見せた。)
(唇が、舌先が、先ず爪と指肉の間に触れた。それだけで、鉄棍で脳天を打たれたような衝撃が走る。)
(柔らかく温かな舌は李沈の中指を暗がりの奥へ奥へと導き、時折当たる固さは白く形の揃った歯だろうか。)
(そうして指が根元まで埋もれるや、公主はその口をすぼめ、口内は徐に蠕動する。)
くちゅ、ちゅ、ちゅぷ…っ……
(ゆっくりと、しかし確かに中指は弄ばれ、目を向ければ彼女の双眸は逃げる隙も与えず李沈の眼を)
(嗜虐的な光を帯びて捉えていた。)
実は…
よく、自分の指は、こうして慰みに咥えていた、ことも、あるんだ。
でも知らなかった。
こんなに心地良いものだったなんて。
(まるで男根を吸引するように、頬をすぼめて大胆な水音を立て、中指を弄ぶ小婉を見ているだけで、)
(再び下腹部が熱を帯びてくる)
う、あぁっ……!…?
(すると、予期もせぬ内に小婉の小さな手が、そっと自身の袋の部分に触れてきた。)
(その感覚がくすぐったくて、気持ち良くて、耐えられなくて、もう一度反射的に腰を突き上げてしまう。)
(しかし、それは恭順の誓いを破る行為。)
(自身の無意識の反射に、恐れて捕食される草食獣の目で、公主の双眸を見つめ─)

ぁぁ…
(次に公主がそっと指を口内から出し、背中に躰をうずめてきた時、低い溜息を漏らしてしまった。)

「すきよ…玉兎……」
(吐息とともに、伝わる小婉の艶やかな囁き。)
(自身の鼓動がやけに大きく聞こえる。)
うん… (ふやけた指を丸め、自身の手を軽く握った)
(生きた人が、俺にこんな言葉をかけてくれる日が来るなんて)
きゅ…
(李沈は、今度は動きを妨げぬよう、小婉の肌を軽く両の腕で包み、肩から背、背から腰、尻と撫ぜた)

47 :
>>46
(端静公主の口から発せられるものは、その全てが仄甘く優しく李沈の全てを支配した)
(言葉に吐息、ちろりちろりとうねる赤い舌……)
(完全に李沈を支配下においた端静公主は己が始皇帝よりも、永世帝よりも強大な権力を握ったかのような錯覚にさえ陥った)
(「小婉は傲慢なんかじゃない……」と玉兔は否定した。端静公主、十三姫、金蓮公主、小婉、妹妹……。
人はいろんな名前で私を呼ぶわ。ふふっ…ありがとう。玉兔。その素直な言葉の裏には「傲慢であってはほしくない」って
願望も見え隠れするけれど……私を崇める者の言葉として受け取っておくわ)
(爪の話をする李沈を黙って慈愛に満ちたような瞳で見つめ)
あら、玉兔。そんな恥ずかしい姿をこんな目の前で私に見せて平気なの?
鏡なんて必要ないわ。私の二つの目には、あなたの七尺の躰が羞恥に身を火照らせる有様がずっと映っているのだけれど……
見せつけるあなたが悪いのよ。何なら、目を閉じようかしら
(端静公主の意地の悪い追求に口ごもる李沈を眺め楽しむ)
そうよ。あなたに否定なんて、拒むなんて選択肢はないのよ。ただ全てを受け入れるしかないのだわ
ようやくわかったのね。玉兔
あなた、頭もいいのね。利口な人もきらいじゃないわ
(指を慰みに咥えていたという李沈の告白に)
学問だけに身を捧げていたような顔をして、本当はこんな淫らなことが好きだったのね
…でも……自分で咥えるより、いいでしょう?
(挑発するかのような視線で李沈を捉え、李沈の中指を弄び続ける)

48 :
…っん…っ……!
(袋に与えられた刺激に李沈の腰が面白いように反応し、恭順の誓いを破った)
(だが、端静公主は己の躰の火照りを鎮めたいだけで、李沈の行為を咎める余裕が無くなっていた)
(たった今、李沈の袋に触れた左手を噛み、快楽の声を奥歯に留めた)
(左手の指先はどれもぬらぬらと愛液に濡れていた)
(しばらく動きを止めていた端静公主の膣に、李沈の陰茎の形がくっきりと記憶される)
(躰の芯が蕩けたように李沈を欲しがり、紅唇はだらしなく半開きになり、何かを求める)
(「すきよ…玉兔……」の言葉に李沈は、「うん」と答え引き締まった両の腕で端静公主を包み、肩から背、背から腰、尻と撫ぜた。
李沈の腕は先ほどのように端静公主を締め付けるものではなかった)
(「どうぞお好きに、小婉のお気の召すまま動いてください」そう端静公主には受け取ることができた)
くすっ……クスクス……
(李沈の腕の中、小さな笑い声をあげる)
(悪戯を思いついた子供のように生意気に上がった口角は、李沈の無防備な喉仏に軽い接吻を浴びせた)
(李沈が低い呻きをあげるのを確認すると、喉仏の形状を舌で確かめるようにゆっくりと、嬲るように舌を這わせる)
(李沈の首が弓なりに曲がるのを眺めながら、柔らかな両腕を李沈の首に回し、李沈の胸の中に黒髪に包まれた裸体を埋める)
ねぇ、玉兔、私、本当に胸が苦しくなってしまったわ
わかるでしょう?
ほら、こんなに
(両腕を李沈の首に回したまま、これ以上ないほど固く充血した真っ赤になった乳首を李沈の胸板に擦りつける。
白い胸からはみ出た赤い突起物は、李沈にひどく淫靡な印象を与えた)
ん…はぁっ……
(端静公主は乳首も弱く、悩ましげな吐息が李沈の胸にかかる)
おねがい…玉兔……
早く…楽にさせて……

49 :
(目を潤ませ、切なげに形の良い眉を顰め李沈を見上げる)
(李沈の首が縦に落ちたのを見届けると、絡ませた両腕をほどき、すっと立ち上がる)
(急に端静公主から解放された李沈の陰茎は勢いよく李沈の腹を打った)
私より先に気を放ったら承知しないわよ
どうしてもそこから青臭い奔馬が漏れ出そうになったら、
吏部尚書の顰め面と殿試で出された難問と味い続けた屈辱を思い出してやり過ごすことね
(岩上に座ったままの李沈を見下ろす)
(さっと風が舞い上がり、端静公主の黒髪が端静公主の肢体を隠した)
(ごつごつとした暗い岩の上に投げ出された端静公主の二本の脚は、どこまでも白く曲がることを知らず……)
(すっと右脚を上げると、端静公主の淡紅色を帯びた柔らかな纏足が李沈の淫らに濡れた陰茎を滑った)
(端静公主の太股の内側は蛞蝓のように光っていた)
返事は?
(柔らかな纏足に隠された固い爪が李沈の尿道を抉るように返事を促した)
(反抗の言葉ではない、順いの返答を――)
(立ったまま李沈に返事を促す端静公主の貌は、月の光を浴び、淫猥さに凄みが混じっていた)
(それは十五の小娘が見せるような目の色ではなく、「ああ、やはり永世帝の血をひくお方なのだ」と李沈に思わせた)

(天にそそり立つように聳える李沈の陰茎に右手を添え)
……そう
いい子ね…
(静かな笑みを見せる)
(立ったまま左人差し指と中指で赤く充血した肉唇を開いて見せる。
閉じたはずの肉の唇はつぅっと水晶のように透明な一条の糸を垂らした)
(端静公主は己の左指で秘唇を開いたまま、右手は李沈の陽物をしっかり掴み、そのまま腰を落していった)
ちゅ…ず……ぬぷぷぷっ……

(李沈の目の前で李沈の固く反った物は端静公主に捕食されるかのように、飲み込まれていった)

50 :
ぅ、ぁ、ぅぅぅ……っっ
(まさか、無防備に晒した喉仏が、責めに晒されるとは思ってもみなかったのだろう。)
(李沈は低く吐息を漏らし、小さく呻いてされるがままに口戯を受け入れる。)
(知らず、首をうんと伸ばして弓なりの形を為し、快感に悶えていると、公主は両腕を首に回してきた。)
わかる… わかっ、た……
今… 今、楽にする……
(李沈の胸板に擦り付けられた乳首は、さらに快感を求めて泣いているようだ。)
(切なくしなだれかかるような様子を見せ、かと思えばすっと身を離した公主。)
(腫上がり、赤黒く充血して天を衝く陰茎の先端に、公主の固い爪が宛がわれる)
(それが折り曲げられると、尿道に鈍痛が走った…)
(何者をも、何物をも従える強大な「力」をもって、彼女は李沈に云った。)
「返事は?」
是 <はい> ……
(畏れ、掠れる声でやっと口にして頷く。)
(その時には、それが残酷な拷問の宣告であることなど、李沈は気付いていなかった。)
(玲玲と照り輝く月の下、端静公主の紅唇が、淫猥に笑んだ。)
(少し油断をすれば、すぐにも絶頂に達してしまいそうな快感が侵食してくる。)
(もしも、押し流されてしまえば…)
(そうならないためには、李沈がこれまでに味わった屈辱や、吏部尚書・荀頌の顔をこの甘い一時に)
(思い出さねばならない。)
(どちらにせよ、これは「拷問」なのだ。)
…れろり…
(李沈も李沈で、懇願され、否、命じられるままに公主の乳首に奉仕した。)
(れろれろと舌を絡め、唾液を絡め… そして充血した乳首に接吻の雨を降らせる)
(軽く唇を当て、ちゅっ……と吸い付き──、そして少し音を立てて唇から離す。)
(時には強めにちゅぅぅ、と吸い、敏感な箇所に舌をまつわりつかせる。)
ちゅっ、くちゅ、くちゅ、 ちゅ、ぱ……
(そうしている間にも、端静公主の襞の蠕動は確実に李沈の快感を高めていった。)
(ああ… 早く、早く…)
(許して…)
れろ、れろ、れろ…
(そうでなければ、俺は保たない。失望されてしまう…)
さわさわ…
(手と口を精一杯に使って尽くし、鼻梁や、頬ずりも試してみる。)
(最早、思考ではなかった。電気的に脳裏に浮かぶこと、全てを試した。)
(それでもなお、公主の責めは続いた。)

51 :

(…快楽に押し流されて公主より先に絶頂に達すまいと、李沈は、まずかつて賦試にて自作した詩を思い浮かべた。)
   …暁は涼しく 暮は涼しく 樹は蓋の如し
   千山濃緑 雲外に生ず……
(忽ち、脳裏には夜明けと暮れ方の涼気が肌をかすめるのが思い起こされる。)
(見渡す限りの山々には、いよいよ濃く繁った緑が、雲の上に届かんばかりに盛り上がり……)
きゅっ…とくん、とくん、ちゅぷ、ちゅぷ…… とくん、とくん……
(その間にも、端静公主の熱く濡れそぼった蜜壷が、今にも李沈の白い法悦を導くように陰茎を嬲り犯し)
(思考の中、木々の梢の間から、百も千もの端静公主が貌を覗かせ、自身の紅唇に扇情的に舌を這わせた…)
   …依微たる香雨 青 氛 [气+囚+皿]
   膩葉蟠花 曲門を照らす……
ぬちゅ……、ぬちゅ、ちゅ……
(ごくかすかに地を濡らした香り高い雨によって、青くもやが立ちこめ…)
(…そこには端静公主の艶ある黒髪の芳香がふわり、ふわりと漂い……)
(…分厚い葉、盛り上がる花は、庭の片隅の門に火と燃えて…)
(花と花の間には、敷物も敷かず端静公主が秘裂を見せ付けるように寝転び、二本の指で熱を帯びた紅いそこを)
(押し開く……つつぅ…と垂れた透明の滴は地面に染みを作った……)

ん、んっ、っぅぅ、ぅぁぁぁ…
(低く上げたのは、快感に悶えるというよりも、寧ろ苦痛に呻く声であった。)
(先程の、痛みを与えられる苦痛とは性質が違う。)
(絶えず快楽を与え続けられながら、絶頂に達することが許されない。)
(李沈は気が狂ったように首を振りたくり、歯を食いしばって吐息を漏らす)
(口の端からは唾液が流れ、首筋に伝った)
(これでは、だめなのだ。)
(自身の詩では、支配的な快感から逃れるには不十分だ。)
(李沈はあれほど憎んだ荀頌の美しい顔を、すがるような思いで浮かべた)
(やっとのことで思い浮かべた顔は、荀頌の顔をしていなかった。)
(そこにいたのすら、月光の夜に玉座に裸で座し、躰に蛇を巻き付けている端静公主の姿だった。)
(お願いだ… 早く…っ、許して……)
(気付けば、快感に押し流されて、端静公主への奉仕が疎かになっていた。)
(はっとして公主の貌を見る。…ぞっとするほど、美しい。)
(そして、その美しさの中に危険を孕んでいる様子は、先程にも増していたようだ。)
かり… くぷっ…、ちゅ、ちゅっ、ねろり…
(李沈は、突き出された乳房の、先端のその部分を口に含み、甘噛みしたり、)
(唇で挟んで圧したり、吸ったり、舌で転がしたり……)
(およそ思いつく限りの愛撫をもって奉仕した。)
(それで足りなければと、左手では同時にもう片方の胸を懇願するように、やわやわと責めた。)
…はぁっ、っ、はぁっ……

52 :
(「わかる… わかっ、た…… 今… 今、楽にする…… 」「是……」)
(詩や己を語るときの饒舌さは影を潜め、李沈は肯定の言葉だけを口にした)
(詩や己を語るときのような熱っぽさとは違う被虐的な喜びに濡れた瞳は快楽の為焦点を失っている)
(隷属する者から発せられる言葉は、どこまでも簡潔で明瞭だった)
(その言葉を構築するはずの脳も端静公主に支配されつつあるのだと気が付くときは李沈に来るのだろうか)
(どうせこの男から出るのは「是」「是」「是」…「是」だけ。耳を傾けるまでもないわ。
それよりも、早く達したい……他のものではなく、目の前に待つ従順な詩人で。どうして、こんなにこの男が愛おしいのかしら?
どこにでもいる小吏なのに……もうすぐ無くなる命だから? 私が愛したことでされる命だから?)
ひっ…っ! ひゃっ……ぅんっ!!
(思考を逡巡する間も与えようとすまいと続く李沈の懸命な奉仕に端静公主は喘いだ)
(もう、指を噛んで紛らわせたり奥歯に隠す必要はなかった)
(長年の願望の体現か)
(生物としての本能か)
(ちゅっ、くちゅ、くちゅ、 ちゅ、ぱ…… きゅっ…とくん、とくん、ちゅぷ、ちゅぷ…… とくん、とくん……)
(李沈の奉仕は淫らな匂いと音と共に端静公主を快楽の極限にまで送りだそうとしていた)
はぁっ…んっ…やだ…なによ。玉兔……っ! 教えてもないのに……この乳首の扱いは…… 
 っ……あなた…本当に童貞だったの?
(童貞にここまでにされるなんて……こんなの嘘よ…こんなの私じゃない……。そんな――
私に戸惑いの声だなんて演技以外似合わないし、必要じゃないわ……)
(李沈に対する愛おしさと共に、童貞に乳首を攻められ想像以上に感じてしまった端静公主は羞恥と屈辱と快楽に身を淡紅色に捩らせた)
(達するときを今か今かと待ち構え充血した秘唇がひくつきながら李沈を捕らえたまま離さない)
(鼠径部はもう誰のなにだかわからぬまま淫らに濡れて、少しでも気を抜けばそのまま滑って抜けてしまいそうな濡れようだ)
(興奮のため乾いた李沈のざらついた舌は、端静公主の乳首の形を再現するかのように這っている。ざらついた李沈の舌は涎を垂らした
理知的だった唇から生え、端静公主にひたすら赦しを乞うかのように奉仕する)

53 :
ぁっ…んっ……っ、もうだめ……
(端静公主は苦しげに熱い息を吐き出すと、李沈の手首を握り、動きを止めさせた)
(そして苦しげな息と共に、公主の誇りと余裕を取り戻し李沈を優しく岩に押し倒しながら云った)
……いいこと……玉兔?
あなたは下から私を見上げていればそれでいいわ
私と同じ目線で…いいえ、私を見下ろそうだなんて許されることじゃないのよ
(再びぬめり光る秘部を押し広げ、李沈に見せつけ)
ほら…ね…
(薄い和毛が僅かに生えるばかりの割れ目は、寝かされた李沈にも丸見えで端静公主がそのまま白く丸い小さな尻を上下させるたびに
己の分身が淫らな粘膜に押し入る様子が見えた)
(端静公主の柔らかな奥の襞が李沈の先端を刺激し、長い部分は出される度にちりちりと魚鱗のように愛撫した。
指に与えられたものとは違う刺激に李沈は苦しげな呻きを漏らした)
玉兔…ほら、目を背けないで……
私たちが繋がっているのがちゃんと見えるでしょう?
私の中にあなたが出たり這入ったりしているわっ……っ…
……どうして小娘のように躰を震わせているの?
私、李奉礼郎と寝た覚えはあっても小娘と寝た覚えはないわ
(淫らに歪んだ美しい端静公主の貌は毒気を孕んだかのような、日頃の清楚な容姿とはなにか違う印象を与えた)
(押さえつけられ寝たままの李沈に顔を近づけ)
まさか、私より先に達しようというの?
(湿った熱気と端静公主の芳香が李沈の脳髄を蝕む)
(そのまま李沈の頬骨を唾液のたっぷり乗った赤い舌でなぞり、舌を耳まで移動させ耳の軟骨を柔らかい果実のような唇で挟む)
(そのまま軟骨に舌と唇を這わせながら、甘く囁く)

54 :
意地悪を云う私が嫌いになった?
ふふっ…玉兔が好きだから意地悪したくなるのよ……
ほら、わかるでしょう?
「玉兔」の名前を呼ぶ度に、私の中がねっとりとあなたにしがみついて離さないのを……
私もわかるわ
名前を呼ぶ度にあなたが私の中で固く震えるのが……
……ぢゅぷっ……ぢゅ…
あと、数回あなたが出入りしたら私きっと果ててしまうわ……
(耳から紅唇を離し、端静公主の右親指と人差し指はふいに李沈の乳首を挟み擦り合うように)
はぁっ…っん……あなたもつらいのね……っ!
(右指で李沈の乳首を刺激しながら、騎乗位のまま李沈を見下ろし腰を上下させるのを一旦止め)
…一緒に……、いく?
玉兔?
(端静公主の胸の僅かな谷間で真珠のような汗が鳩尾を伝わり、臍、さらに剥き出しの結合部へと裸体を伝っていく――)
(残酷とも云えるその言動とは違い、李沈に意思を問うその貌は童女のようにあどけない様子に変化を見せ、
それが魔物のようなこの世のものではないような印象を李沈に与えた)

55 :
(李沈は一切の思考を許されないまま、自身の唾液でぬらぬらと光る公主の乳首へ奉仕を続けた。)
(彼にできることは、それを置いて他に無かった。)
(ここまで、自分を隷属せしめるものが嘗てあったろうか?)
(永世帝の前に出たとしても、内心の独立は揺らぐまい。)
(そのことに快感を感じる余裕すら、今の李沈には手の届かないものであった。)

…んっ、ちゅっ、ちゅ… っふぅ、れろ……
(懸命な奉仕に、公主が堪えることなく喘ぐのにも気付かない)
(それ程身を襲う快感は壮絶で、李沈にとっては耐える事だけで精一杯だった)
(口の中で時折上げる低い声は、掠れて今にも消え入りそうで、聞き取ることもままならないだろう。)
(唾液の掻き立てる淫らな音と、交わる二人の匂いはあらゆる感覚を刺激し、公主と同じく、)
(李沈の辛抱もすでに窮まりつつある。)
(既に睾丸に溜めた精は、管を伝って外界へ飛び出るのを時や遅しと待ちわびていた。)
「ぁっ…んっ……っ、もうだめ……」
(ふと、端静公主は悩ましげに声を絞るや、李沈の動きを制する。)
(手首を握り岩に押し倒す所作は優しく、殆ど力を入れていないのに、今の李沈には抵抗することができない。)
(…こくり、と頷いた。わかっている。)…貴女といる時に、貴女のことを考えるときに、
俺に許されていること。それは…
(下から見上げる、公主が細い指で押し広げた秘裂に、全てが示されていた。)
ぅぅ…っ、ぅぅん……
(公主の淡紅色に燃える躰と、やや日に焼けた李沈の躰が合わさると、粘膜が淫らに絡み付く。)
(抽迭の度に与えられる膣内での愛撫に、鮮烈に伝えられる視覚的な官能美。)
(「私たちが繋がっている」…その言葉に、乱れた息遣いの中でも気を奮って、苦悶に閉じた目を開いた)
(今、李沈を支配している感覚)
(それは、端静公主への崇拝と、そして恐怖だった)
(やや、恐怖の度合いが伸張していたといっていい。)
(初めての強烈な快楽に対する恐怖心ゆえに、その快楽と恐怖を与えている端静公主に縋ってしまうこと)
(その事に対する倒錯的な快感と、さらに深まる恐怖。そして循環…)
(頑張る、から…)
(小娘のようでは、いないから…)
(そうして、また何時の間にか閉じてしまった双眸を努めて開けた)
(その恐怖心が変化したのは、公主が李沈にその貌を近づけたとき)
(濡れて熱い言葉と芳香ととに伝えられた言葉が、李沈にある変化を齎した)

56 :
「…一緒に……、いく?   …玉兔?」
(端静公主は李沈の躰に跨ったまま、腰を止めて見下ろしながら)
(その耳の敏感なところに紅く熱い舌と唇を這わせ、問いかけた。)
(甘い声音と熱い吐息に宿る問いに、李沈は思う)
(…今になって、俺の意思に問い掛けられる?)
(このひとにとって、一顧だにする価値もないものだと思っていたのに、)
(こうして、訊ねて呉れるとは…)
(小婉。俺の意思をここまで腐蝕させたのが貴女なら、今蘇らせて呉れたのも、また……)
(焦点を失った瞳孔に些かの光彩が戻った。)
(脳髄に、澄み渡る清水が潺湲と流れ込むように、まとまりを保った言葉が去来する。)
(それは間違いなく李沈の言葉であったが、より大きなものが働きかけたようでもあった。)
(親指と人差し指が、蟲惑的に乳首の上を這う感触が心地良い。)
嫌いになど、なるものか。
ああ、好きだ、小婉。 生涯、俺が身を捧げるのは小婉だけだ。
(俺は文人。口上に巧言を弄する術は持たないけれど、)
…ふたりで、互いの躰の芯を感じ取れる、いまを共有していられる…
それだけで千言もの意味がある…
いこう、一緒に。
それが叶わずば、俺は俺を恨むぞ。恨みのこもった我が血潮は、千年後まで、地中の碧玉となって残ろう。
(端静公主の胸から、一滴の泪が落ちるように、明珠の汗が伝ってゆく……)
(それが結合部に至るや、止まった二人の時は動き出した)

…はぁっ、…ん、んんっ……ちゅ、ぢゅっ、ぢゅぷっ……
はぁっ、はぁっ…  ぅぅっ…
(互いの結合部を貪るように、陰と陽はその腰を揺すり合った)
(女と男は、躰を愛液と汗に光らせて、ただ一つになろうと欲求する。)
(巫山の夢。ふたりは巫山に懸かる霞のように、互いの境界も明らかならぬほど身を一つにし、)
(男の陰茎が固くして浸入すれば、女の膣壁はそれを深く迎え入れて震えた)
ぴちゃ、ぴちゃっ……ん、っふぅ……じゅっ、じゅっ、じゅっ……、はぁっ……
きゅ… (上になりながらも自身にしなだれかかる女の躰を、男は優しく抱いた)
…今、小婉の奥が。
ぁぁ……
俺も、もう──
(奥にまで至った管を伝って、奔流が、今にも吹き出ようと昇ってきた)
(…まだ、まだだ。あと少しの所まで届きながら、届かなかった。そんなことは、もうあの殿試で充分だ。)
(一緒に。一緒にいこう、小婉っ──)
(ぴと… と、男は頬を女の頬に合わせ、首筋に女の吐息を感じながら、静かに目を閉じた)
(低く漏らした自身の吐息もまた、女の体にかかる)
ぅ、ぅぅっ……   (彼の胤は尿道の先から顔を出し、そして今にも…)
…っはぁっ、はぁ……
(そして何度かの抽迭の後、端静公主と李沈は、時を同じくして……)

57 :
あ…ふぅっ……玉兔
っん……くっ……
(端静公主の流れるように豊かな黒髪は、李沈の動きと自身の動きに合わせて孔雀が羽を広げるかのように、
水中で藻が揺れるようにゆらゆらと揺れた)
(二人の情動は互いを、互いの存在自体を貪るかのように激しく、離れることがなかった)
(端静公主の桃色の膣は、柔らかな繊毛であやしながらも吸い付くように「きゅっ…きゅっ…」と李沈を程良く締め付ける)
(李沈に絡みついてくるのは端静公主の膣だけではない。端静公主自身も込み上げてくる快楽の極限にすすり泣くような声を
洩らしながら李沈に躰をあずけた)
(「…今、小婉の奥が。 ぁぁ…… 俺も、もう──」李沈の熱い言葉が阿片のように端静公主の嗜虐心と自尊心を蕩かした)
(躰そのものが性感帯になったように、躰を包む空気さえ、頬を撫でる夜風さえ端静公主に奉仕しているようだ)
(「ぅ、ぅぅっ…… …っはぁっ、はぁ…… 」李沈の湿った吐息が端静公主の躰にかかる)
(李沈の貪るような動きに深奥を突かれ、端静公主は李沈の動きと同じく激しい律動で人形のように白い裸体を揺さぶられてゆく)
……っぁぁあっ……っ!!
(そこにはもう「公主として」の高い自尊心もなにもない。ただ、一人の女として……いや、生物として理性を捨て真っ白い
強い光の中へ走ってゆく……。端静公主の尾てい骨から首筋まで一気に悦楽の炎は駆け抜けた。端静公主が気を放ったのと
時を同じくして李沈も快楽の絶頂に達し、端静公主の子宮に白濁の昂ぶりを吐き出した)
…ひぃぅっ!!
(李沈の精液を桃色に息づく子宮に叩きつけられ、両肩をびくりと痙攣させ纏足をひきつらせる)
…とくっ…どく…どく…どくっ…
(李沈の陰茎から子宮に送り込まれる熱い液体は数度にわけられ、端静公主の子宮を満たした。小さな子宮に入りきらない
精液は二人の結合部から淫らな光を呈していた)
玉兔
(淫蕩に潤んでいたはずの端静公主の瞳は、清らかに男の名を呼んだ)
(ぷっくりと膨らんだ唇には控えめな恥じらいを含んだ笑みを浮かべ……)
ふふっ……
(端静公主は李沈と繋がったまま、李沈の唇に軽く一回接吻しそのままきゅっと李沈を労るように抱きしめた。
達したせいだろうか。二人を撫でる夜風は爽やかなほど清々しかった)

58 :
>>291
「まあ、雨だわ」
早起きの習慣が身に付いた螺春は、起きるなり窓越しの東の空を見て呟いた。
後宮に在る寮の一室。
未だ太陽は上らずとも、夜明けともなれば空が赤く染まり、太陽の存在を確かに
教えてくれる。だが、今日はどんよりとした暗い空が、降りだした雨に煙っている。
くぅわああぁあんん
大きな欠伸をして、螺春の枕元に丸まっていた陽雲が宙に浮かび出す。
眠たげな瞳を窓の外に向けると、そちらに向かってふわふわと移動し始める。
そのまま外へ抜け出そうとする陽雲の尻尾を螺春がぱっと掴む。小さな声で、
「陽雲!外は雨よ…きゃっ!」
螺春は思わず手を放してしまった。
ぴかああああああっ
鋭い稲光だ。次の瞬間、
がらがらどっしゃああああん!!!!
凄まじい轟音が耳を貫いた。同時に激しい地鳴りが彼女のいる寮を襲い、何事かと飛び起きた同室の
二人と螺春は目を見合わせる。
その隙に陽雲は、なに食わぬ様子でふわふわと外へ飛んで行ってしまった…。
春雷。
今の様子では、宮殿の何処かにある巨木にでも雷が落ちたに違いない。

59 :
>>58は誤爆です。大変失礼しました…】

60 :
>>57
「玉兔」
(端静公主の声音は二人を取り巻く風にもまして清くさざめき、絶頂に達した男の名を呼ぶ)
(その言葉が、その言葉を発するひとが、たまらなく愛おしい)
「ふふっ……」 「ふふふ……」
(繋がったまま目線を交わし、自然と笑みを漏らす時もまた二人揃った)
(ただ溢れる歓びを貌に浮かべ、ちゅっと無垢な接吻を交わし)
(その後には、言葉を交わすよりも多くを伝える抱擁。)
(繋がったまま、李沈は細く長い五本の指が生える右手を小婉の頭に回し)
(少しとて離れていないふたりの距離を確かめるように、ゆっくりと、慈しむ想いを込めて髪を撫ぜる)
(柔らかな公主の髪は、李沈の手が動く通りに形を変え、そこからふわりと芳香が生じ、)
(ますます愛おしくて、涙さえ滲み、その手を止めることがなかった)
小婉?
(李沈の目が、何かを伝えた)
(二十年に亘って欲をしてきた李沈は、昂揚が収まることなく、再び求める気も沸き起こったが、)
(それを察した小婉はやんわりと優しく李沈の動きを止めて、人差し指を李沈の唇に当て、微笑む。)
(李沈もその気持を察して、首を擡げた欲望は霧消し)
(もう一度目を細めて笑い、語る)
…奉礼は官卑しく、何の益もないと腐っていたが、今はそうは思わない。
小婉、祭儀を見ることがあったら、その段取りと進行をみて
この玉兔を思い出して呉れ。
(そうして、かれは今度はこちらから、公主のぷっくりと形の良い唇を軽くついばむ)

61 :
…そろそろ、好かろう。
想像した以上に愉しませてもらった。
娘のああした性行を見咎める者もいるが、朕にはそれを止めるつもりは毛頭ない。
あれには望みうるものを全て与えてやるのが朕の生甲斐なのだからな。
あの小吏も良い遊び相手にはなっただろう。
さあ、どう始末を付けようか?

(皇帝は、黄の竜袍の裾を風に靡かせ、二人の臥す岩に歩み寄った)

…何をしておるのか?
(皇帝は、まるで今初めてこの光景を見たような顔を取り繕い、険しく竜顔を顰めて)
(押しした声で凄んだ)

62 :
(美しい彫刻の施された琵琶を抱き、窓辺に佇むは永世帝の第八姫。)
(長い黒髪を流れるに任せ、中空に浮かぶ月を眺めるその眼は憂いに満ちて)
ご覧、好友…今宵も月が綺麗
地上の俗事など全て捨てて、お前と月を眺めていられたらいいのに
(白く細い指が弦を弾く、琵琶が嫋と鳴る。)
(主の言葉に、あたかも是と答えるように――)

【姓】華
【名】咏
【字】
【年齢】十九
【俗称】八姫・藍滝公主
【身分】公主
【身長・体重など】163p 51s
【官職・品階】
【党派(ある場合)】なし
【NG(ある場合)】人体改造・猟奇
【備考】永世帝の第八の姫。十三姫とは腹違いの姉妹にあたる。
    政事には殆ど興味を示さず、故に母違いの兄弟姉妹を忌み嫌うことはしない。
    白磁の膚・藍がかった黒髪と瞳を持ち、麗しくも芯の強さを感じさせる顔立ち。
    宮中に渦巻く人々の思惑に辟易しており、時には気性の激しい一面も垣間見せるが
    本来は音楽を愛する繊細な性格。
    愛用の五弦琵琶を手に、気の置けない臣下と曲を奏することもしばしば。
【私も参加させていただけますか】
【妹妹をはじめとする皆様、どうぞよろしく】

63 :
>>61
(淫らな疲労感に浸った姿態を青白い月光に晒しながら、端静公主は聞き覚えのある声のするほうへ振り返った。
そこには竜顔を険しく顰めた端静公主の父親・華弘暦が凄んでいた。父親の声には怒りが押しされ、目の前で
繋がる娘と小吏に己の目に映った光景の説明を求めた)
(淫靡な汗にしっとりと光る黒髪を重たげに揺らし、ゆっくりと皇帝のほうへ振り返る。
たった今まで李沈と微笑みあっていた愛らしい頬は凍り付き、丸みを帯びた黒目勝ちの瞳は人形のようになり……)
お父様……
(なんの感慨もなく唇から漏れ出た音は、『お父様』と声を作った。成熟しきっていない躰に不釣り合いな
赤い唇は瞬時にして不健康な薄紅色に変化した。沢山の皇子、公主の中で華弘暦を『お父様』と呼ぶ子は一人もいなかった。
端静公主ただ一人を除いては――。『お父様』そう呼ぶ度に華弘暦は目尻を下げ、端静公主の望むものを与えた。
だが、父親にひた隠しにしていた性行を見せてしまったのは端静公主の誤算であった。『余興』としては面白いと
考えたものの、現実として起こってしまった今に端静公主は震撼した。日頃から白いと云われる膚がさらに白く見えるのは
なにも妖しく光る月のせいだけではないだろう)
(「何をしているのか」ですって? 答えを求められているのは、私と李沈、どっち?)
(頭の中で荀頌のんだ息子のことが思い出された。あのときは情事の最中だった。第二皇子は光景を目の前に
怒りで唇から血色を消し、「十三姫」とだけ云った。何も考えず私は「兄上」と応え、第二皇子を見つめたまま静かに涙を流した。
私を『清浄な乙女』だと信じたい兄上は私を『強制的な姦淫を強いられた哀れなお姫様』だと思い込もうとし、思い込み、
荀頌の息子を狩りの最中に消した。「清らかなお姫様は穢れたお姫様」だったという事実を拭い消そうとするかのように。
多くの妾を侍らせながら、妾には淫らであることを望み、私には「穢れない」ことを望む。
自分が乗れないものだからと他人を乗せまいとする。本当に勝手な兄上。「妹妹」と優しく呼ぶ声の下では、邪な衝動が燻っていうというのに……。
荀頌の息子との現場を見た兄上の衣は、陰部の部分で悲しい光沢を放っていた。兄上は固くしていた)
(考えるよりも先に躰が動いた。皇帝の前で人間がとるべき行動)
(わかることはただ一つ。玉兔をしたくはないということだけ。私の衣をずらしただけで溜息を漏らし、恐る恐る抱いてきた荀頌の息子。
縋り付くように抱擁する手は熱く、荀頌とは違う笑顔を見せた……失いたくはなかった。玉兔を失いたくはない。荀頌の息子のような悲劇は
もういらないの)
(繋がったままの李沈を軽く、三本の指で制し、今もなお銀鼠の衣を纏っているかのように、つと立ち上がり、端静公主はしなを作りながら皇帝に挨拶をした。
先ほどまで淫らな詠唱を歌っていた果実のような唇には笑みを浮かべ。躰の中に納めた男の白濁が白い内股から伝うのも気にせず)
ごきげんよう。お父様。

64 :
>>62
(視線の隅に入っていた藍滝公主の姿を今初めて見つけたように)
あら、お姉様。…いい月ね……
(凝脂に実るたわわな二つの果実を持ちながら、まだ『清らかな』私の姉上。十九にもなって、いじるのが琵琶だけだなんて……。
その白い指が男にどんな悦楽を与えるのかもご存じないだなんて)
(多くの臣下、李姫、永世帝、兄、姉たちが天使だと信じてやまない極上の笑みで)
お姉様は本当に琵琶が好きね……
お姉様の琵琶が久しぶりに聞きたいわ。
(藍滝公主に甘えながら、演奏をねだる)
(ふふふ……まだ生娘のお姉様が閨でどんな演奏をなさるか、琵琶の上で舞う右指を鑑賞しながら想像でもしようかしら)
【参加ありがとうございます。置きレスですが、どうぞよろしくおねがいします。お姉様】

65 :
>>61>>63
(嗚呼、南無三。終ぞ、山と積もる想いを遂げたというのに)
(九品の鼠のちっぽけな命が今日終わるのは宮廷にあって珍しい事でもないが)
(だが小婉を罰させてなるものか)
(必ずや小婉は生きねばならぬ)
(こんなにも愛しきひとが、俺なんぞを抱いたために昏き牢を抱いて良いものか?)
(──良い道理が無い!)

(…小婉)
(ああ、畜生、この因業の老害め! この李玉兔に何を思わせる!?)
(俺は貴様を憎み、かつ心中で哀願しているのだ。)
(どうか、情けをかけて呉れるお積りなら、小婉と俺を生かしてください)
(俺は今まで、こんなにも誰かの生を冀い、そのひとの為に自らの生を冀った事はないのだ!)
(天帝陛下。俺は隠さずこの俺の真心を見せて差し上げたい)
(それを慮り叶えて呉れぬならば、俺の悲痛は地の底で千年の後まで叫び、)
(天界までも届いて諸神の眠りを妨げる事でせう)

『…そうして、何をしているのかとお問いになるから
至極当然の事でも敢えてご説明差し上げる。』

(李沈は、このような言葉を喉元まで昇らせた)

『臣は臣の心に適う振る舞いをしたので御座います。それを世上では不忠とか不道理とか不逞とかいうなら、
それは確かな事でございますから臣は大不忠にして大不埒者という事で結構……』

(言葉が、先程は淫靡な夜の帳の内で情愛をついばんでいた口から迸れば、それは止まらず次いで
このように続けていたことだろう)
(そして、それは皇帝の憫笑とともに李沈の命を軽々と絶ったに違いない)

(ふと)
(…先程抱いた女の細い指が、愛しい小婉の三本の指がすっと突き出された)
(『じっとしていて』──そう告げているのだ)

(浮かんでいた大胆不敵な言の葉が、一瞬にしてどこへやら消え去ってしまった)
(李沈の双眸は今、眼前で起こっていることをただ映し)
(時は止まったようであった)

66 :
>>64
…貴女もそう思う、小婉?
(頬を緩め、視線を向ける前に声の主を呼ぶ。)
(可憐で無邪気な十三姫。何の打算もなく自分を慕ってくれる、まだあどけなく愛くるしい末妹は)
(音楽と並び、咏の心を慰めてくれる数少ない存在だった。)
えぇ。楽を奏でるものは美しい、それに……
(人を裏切らないもの…と続く筈だった言葉は飲み込む。可愛い妹に醜い音は似つかわしくない。)
(代わりに穏やかな微笑みを浮かべ、端静公主を手招く。)
さ、妹妹、此方へおいで
(華奢な造りの手が弦を撫でる。絹糸は歓喜に震えて其れに応える。)
(ほろりと零れ落ちた最初の一音を繋ごうと、指は次を求めて奔り始めた。)
(想い人を慰めるように優しく、時に躰を引き裂こうとするように荒々しく。)
(舞を思わせる愛撫に任せ、琵琶が謳う。共に楽を奏し高みへ登らんとする様は、。)
…小婉?そんなに見詰められては恥ずかしいわ
(熱の籠った妹の視線にふと気が逸れ、音の奔流は途絶える。)
あぁ…また、どこか苦しいの?
少し休んだら、もうお戻り。それとも迎えを呼びましょうか
(疎い姉姫は視線の意味を悟ることは出来ず、瞳を杞憂に曇らせながら尋ねた。)
【レスありがとうございます。此方こそよろしくお願いしますね】
【時間があるので、しばらく此方にお邪魔しております】
【気軽にお声を掛けて下さいますよう】

67 :
【そろそろお暇いたしましょう。晩安】

68 :
【長いこと留守してしまいすみません】

69 :
お帰りんこ

70 :
皇帝の元ネタからして異民王朝?

71 :
>>67せっかく書いて下さったのに留守してしまい、すみません。少しずつですが、また書いて行きたいと考えています。
最近、時間が取れないので本当にゆっくりになってしまうかもしれません。晩安】
>>69ありがとうございます】
>>70当初は漢民族を想定していましたが、今は殆ど清と同じ状態なのかもとも。
そこら辺も含め臨機応変に皆さんと作って行ければと思います。ちなみに漢民族独自の文化が幅をきかせている点は
清と同じ状態です】

72 :
揚げ

73 :


74 :
なんでまた、こんなスレを上げるのかな。
いや、中華モノは嫌いじゃないんだが。
誰か来ないかなぁ。

75 :


76 :


77 :
このスレ好きですわー。誰か来てほしいですわー。

78 :
あげますわー。

79 :
誰かいるの?

80 :
いなーい

81 :


82 :
誰かこないかな。

83 :
ここにいるぞ!

84 :
テス

85 :
保守。

86 :
このスレ好きだから保守

87 :


88 :
てすと

89 :
テスト

90 :2012/11/06
まああれだ、武侠モノでもヤラナイカ?
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