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2012年11月エロパロ320: 魔法少女まどか☆マギカでエロパロ4 (939) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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魔法少女まどか☆マギカでエロパロ4


1 :2011/08/11 〜 最終レス :2012/11/05
ここは魔法少女まどか☆マギカのエロパロ総合スレです
百合、レズ、男キャラとのエロ、スカ、凌辱などなど何でもお待ちしております

このスレのお約束
 ・sage進行でお願いします。
 ・書き手の方は名前欄に作品タイトル、長編になる場合は見分けやすくするためトリップ使用などをオススメします。また、投下前にカプ、趣向の表記をお願いします。中には苦手な人がいるかもしれません
・書き手の方はなるべく直書きは避けて、ある程度テキストファイルなどに書き溜めてから投下してください
・クロスオーバーネタは自重してください
・苦手なネタやジャンル、カプとの不一致等はスルーやNG指定でご自衛下さい。
・過剰な雑談、ネタ振りは自重しましょう
・「〜はやめろ」「他スレでやれ」などの書き込みは禁止します。また、そのような書き込みに対しては、荒らし行為として、スルーやNG指定を行ってください


保管庫
http://w.livedoor.jp/madoka-magika/
前スレ
魔法少女まどか☆マギカでエロパロ3
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1301524575/

2 :
>>1 スレ立てはとっても嬉しいなって
あと、480k超過か>>970過ぎたら次スレ立てましょうという感じで

3 :
乙!
ほむほむの武器窃盗がヤクザにばれて
報復にまどかが誘拐されて
梶●一騎の娘みたいな監禁、拷問、陵辱を加えられた上
害されるSSキボンヌw

4 :
もう少しラブラブチュッチュッな百合ものも投下してくれ

5 :
変態ほむほむは、まどかが入った後の便所の個室をくんかくんか
便座ペロペロ、汚物入れの使用済みナプキンを舐めしゃぶるくらいはするよな?

6 :
まどか脱糞の瞬間時間停止発動
肛門直食い&タッパ詰め
お持ち帰りくらいはするw

7 :
>>1
スレ建て乙〜

8 :
直接的アッハーン描写だけでなく、その前のそれとない仕草でどれだけ色気をかもし出せるかに最近こだわっている。


9 :
直接的な残虐行為の前に、ちょっとしたやりとりで
どれだけの絶望感が描写出来るか
こだわるなw
希望は絶望の最高のスパイスだしな!

10 :
個人的魔法少女うんこの臭さランキング
一位 さやか
二位 杏子
三位 まどか
四位 マミさん
五位 ほむほむ
どうだろう?

11 :
ほむほむは飯は錠剤とミネラルウォーターだけとかなんで無臭
あとは全員臭いよ

12 :
個人的魔法少女まんこの臭さランキング
一位 杏子・・・風呂に入ってないので恥垢が溜まってて据えた臭いがしそう
二位 まどか・・・おぼこ娘のまんこは臭い
三位 さやか・・・腋臭と制汗剤の入り交じった体育会系の汗臭さ
四位 ほむほむ・・・あまり風呂に入らないが、まんこ磨きはしてるのであまり臭わなそう
五位 マミさん・・・お風呂で毎日まんこ磨きをしているのでフローラルのいい匂いがします
どうだろう?

13 :
臭いものほど旨いしなw
便所の匂いのする豆腐とか珍味らしいし
さやかと杏子のマンカスミックスチーズで一杯やりたいぜw

14 :
このスレ夏厨に占領されて一気に寂れたな

15 :
実際まどマギは中堅以下程度のヒットを見込んでたと思うんだが
思わぬ大ヒットで、社会現象になって、幅広いユーザー層に認識されたわけだが
本来のニトロの作風が根底にある以上、万人向けではないんだよな
シリアス・グロ描写はまあいいとして、魔法少女が犯罪者という時点で一般向けからはアウトなわけで
萌え視点からは無視されがちだけど、杏子の不法侵入、万引き、窃盗、恐喝、間接人
さやかの残虐人、ほむほむの窃盗常習犯&人とかな
せっかく重厚なテーマがあるのに、表層的な萌えを商品にしてるのは商業的には当然なんだろうが
昔のエヴァブーム時のガイナの粗製濫造っぷりを思い出して気分が悪いわw
厨房の娘に売春させてるようなものだしなw
まあ、それはそれとして、厨房のおまんこって
例外なく臭くていいよなw

16 :
高確率でおしっこのシミかウンスジついてるよ
もしくはオリモノ付きだったな

17 :
前々スレから真っ赤にしていたヤツと同じだろうな。手を変えたってか

18 :
自分が嫌いな話題は全て同一人物のせいって妄想はスレのためにならないぞ
ここはほむほむが魔獣に触手レイプされ快楽のあまり堕ちきってまどかなんてどうでもよくなり
魔獣の一部として延々と嬲られるという妄想を展開するんだ

19 :
別に嫌いって訳じゃないけどねぇ
少し加減ってかさ

20 :
スレ違いみたいな明確な問題ならともかく加減とかそれこそ口出すことじゃないだろ・・・
ましてや手を変えたかとか煽っといて
そんな暇があったら手を動かせ

21 :
おしっこは許容できても、うんこは許容出来ないやつ多いよなw
別に二次のうんこは臭ってくるわけでも無し
恥垢だろうが吐瀉物だろうがまずは楽しめと言いたい
美少女の汚物とか最高じゃねぇかw

22 :
学園ソドムで少女同士を69の形でふん縛って、然る後にコーラで浣腸をして
脱糞を我慢させる嬲り方があったな、アレを
・まどか×ほむほむ
・杏子×さやか
でやってみたいな
それぞれどちらが先にぶちまけるかが見ものだw
マミさんがあぶれるのは仕方ないが
・マミさん×まどか・・・はじめてのお友達コンビ
・マミさん×さやか・・・あこがれコンビ
・マミさん×ほむほむ・・・険悪コンビ
・マミさん×杏子・・・ベテランコンビ
でオールラウンドの組み合わせでもいかもなw
特に、まどほむとマミほむはメーンイベントかもしれん

23 :
僕の肛門もティロ・フィナーレしそうです

24 :
流れをボルテッカしつつ。
マミさんって身長どんくらいだったっけ?

25 :
ほむほむは我慢するけど、謝りながら結局まどかより先にぶちまけそうw

26 :
マミほむだと、マミさんが先にティロ・フィナーレw

27 :
なんだかんだで、マミさんが一番ぶっとくて長いうんこをひねりだしそうなんだよなぁ・・・
ムリムリムリってなw

28 :
国会議員なみのうんこ量でティロ・フィナーレするマミさんw
魔女も倒せるなw

29 :
もう21世紀なんだし、日本語しゃべってくれないかな

30 :
浦安読めwwwww

31 :
ワルプルギスの夜というと
どうしてもバイブルブラックが思い浮かぶなw
ループし過ぎて発狂したほむほむが、教室でまどかの頭をデザートイーグルで吹っ飛ばす展開キボンw

32 :
これで別人を装えていると思っているんだから恐れ入る

33 :
魔法少女を拷問するとしたら、机に縛り付けて
ハンマーで顔面を殴りまくって鼻骨やら歯やらを粉々に砕いてやりたい
そのあと焼けた鉄棒を肛門と性器にねじ込んでやるな
最後はセメント用の大型の粉砕機にぶち込んで粉々にして魚の餌にするのがいい

34 :
SAWの拷問器具かCUBEのトラップに魔法少女をかけてみるのもイイかもなw
目の奥に外科手術で即トラップの解除鍵を埋め込むのと、酸のトラップがえぐくていいかもしれん
鋼鉄製のワイヤーでサイコロステーキにするのも派手でいいけど

35 :
>>32
夏だからかor真っ赤なあいつが手口変えたでおk

36 :
ただでさえ暑いのに暑苦しいレス書いてるバカが熱中症で倒れますように

37 :
トラップとか言うなら、影牢とかがなんで出てこないんだよ
犬カレー空間で逃げる魔女を追いつめているつもりが、魔女の仕掛けた
トラップに自分がはまってるってオチ
HP回復できる敵とか瞬間移動系を魔法少女に置き換えれば結構妄想広がりまくりんぐ
脱出しようとする敵を先回りしてすステージもあるし

38 :
倒し方に合わせたエロシーンが見れるのか

39 :
PSP版QBのように、破壊された箇所によってイベントCGが発生するように
四肢の欠損部位によって猟奇CGイベントが発生します
・眼にガラスの粉を刷り込まれる、針を突き刺される、抉り出される
・爪の間に針を刺される、指先をハンマーで叩き潰される、腕を圧搾機に巻き込まれる
・足を足先から輪切りにされる、ミンチマシーンに少しづつ投入される
・口内に針とガラス片を詰め込まれて殴り飛ばされる、舌を切り取られる、歯を叩きおられる、鼻を潰される
・乳首を噛みちぎられる、おっばいを削ぎ落される
・液体窒素をぶっかけられる、硫酸をかけられる、焼けた鉄板の上に放り出される
魔法少女は一定回数は回復可能だが、まどかは通常の人間なので欠損部位の復活はしません

40 :
もうお前がそのグロSS書いてよ
俺結構グロ好きだから

41 :
ちゃんとグロ注意って注意書きしとくんだぞ。

42 :
まどかの手足をぶった切って、一斗缶に詰めて駐車場に放置したいw

43 :

..     /   /    /  /  /|  !     ヽ    ∨  Vハ ∧   
      /    |   ′ /!  ′   |     |  ハ   |   | Vハ   大物ぶるなっ・・・・・・・!
.      ′      | | /|/  |: |     |   {   ! |   |/》 i  
        |   ハ  l|l\l.′ |l |     |\ 斗z―||   |/i  |  魔法の庇護のない 裸の自分を想像してみろ・・・・・・!
     | |     ′| || |\__八丶i 、  レヘ |ハ l、|   |/》 |  
     | | | | l W ,x乞ミ     ヽ\ | rテ乞x、V||   |/l  |  ねじ曲がった性格の・・・・・
     | | | 人 | |/fう..ハ       ヽ! fう..ハ 刈|   !V , | 
     ′|  |  介{  !.;...;..j           |..;...;..i   !  「 V 八   誰からも相手にされない・・・・
.     } |     |  弋zヅ         乂zツ   !   |/八.′ \
     ノイ | | ||  , , , , , 、   ′   , , , , , 、 |   |イ ,     出来の悪い根暗なニートが・・・・
     八 | | l八          .へ         ,.| | レ! /
      `l  |  l 价       〈_ _〉       イ j l | j/     ただ一人いるばかり・・・・・・・・!
         l    { '  {> ...         .. r介  イ 八{/       
        , |  い , 八_≧=‐---‐=≦_ノ/' }/ }/  !
       人 l、 ト ∨乂{Fミー―┬r─‐=彳   /
          ヽ| \{     ]    ̄||| ̄  [


44 :
蛸壺屋の同人誌でも買ったら?

45 :
俺が拷問したいのはまどマギキャラであって、蛸壺に人格改変されたオリキャラじゃない

46 :
だから自分で書けよ。納得するやつをさ

47 :
ここでも蛸壺か、もうその話はウンザリだ

48 :
俺、明日の夕方になったらまどっち、ほむほむ、マミさん、さやか、杏子がグチャグチャにミンチプレスされるSSを書くんだ…

49 :
(;^ω^) …。

50 :
大丈夫、お前の宿題は上条くんの制服よりも真っ白のままさ

51 :
実際、魔法少女がそういう目に遭いそうになったらQBはどうするんだろうね
絶望して魔女化するなら別にいっかって放置しそうだけど
ソウルジェムごとプレスってなったらさすがにどうにかするのかな

52 :
>>51
マミさんがキレた時に出て来なかったからなぁ
おりこ☆マギカでも出しぬかれてたわけだし
本編ルートのまどかクラスでない場合は基本放置じゃね?
まどかが魔法少女じゃない場合は、
「彼女たちを助けられるのはキミだけだ」と言って勧誘しそうだけど

53 :
フツーの独身社会人が、飢えで行き倒れたあんこちゃんを拾って共同生活とかアリでしょうか!

54 :
それすげえ読みたい。
別時間軸なら何でもアリだし、鬼畜にもラブラブにもできそうだな。
原作の設定がアレな以上、純愛ルートだと結末は悲恋になりそうだが。

55 :
魔女が最近出てこなくて、魔力消費は極力抑えたいから
ATM荒らしとか出来ない感じ?

56 :
>>54
あんこちゃんは犬ッコロ属性だから一度甘えてくるとあっという間にゾッコンになるタイプと見た

57 :
>>56
でも尽くすタイプじゃないんだよな
逆に依存しきって「やってやってお願いー」になるタイプ

58 :
>>57
そうか?出来る範囲では尽くしてくれると思うぞ
だから、家に帰ると芸術的な晩ご飯が待ってるパターンw

59 :
>>58
それはさやかだと思う
あんことさやか根っこは同じでありながら方向性は正反対
だから反発もするし共感もするってことだと思うな


60 :
食費節約の為に自分の肉を切り取って喰わせたりしてそうw

61 :
>>60
一体どんなイメージだ....
マミさんは一件良妻だけど、実は何も出来なければ離れていってしまうんじゃ的な強迫観念持ってそう
で、そこを指摘して上手いことやると一気にデレ(ry

62 :
>>61
いつもの奴だよ触れないのが吉

63 :
しかし、まさか杏子が……だったとはなあ
新世界じゃ仲直りしてんのかな

64 :
ほむほむが時間いじりすぎた結果、生まれてしまったイレギュラーとか妄想
ほむほむの周りの魔法少女の憧れとか妄想とかから生まれた各々に都合の良い存在
まどかのことが恋愛感情抜きで大好きな、さやかの幼馴染で
先輩のマミさんにちょっと憧れていて、たまにご飯を作ってあげてる杏子とは悪友関係
それで、ほむらの能力を理解し協力するような男主人公キャラがいるギャルゲみたいな周回もあったらとっても嬉しいなって

65 :
>>64
気づくフラグはいくつもあるとはいえ、仮面ライダーWのフィリップみたいな推理・考察大好きな奴じゃないと気づかない予感

66 :
本来、杏子の家族が一家心中で杏子だけが生き残ったというのは
実は杏子の妄想で、真実は杏子が実父にレイプされた際に錯乱して皆しにしたのが正解
都合の悪い記憶は脳内で改竄され、もっともらしい記憶にすり替えられてる
これは無意識のうちに自分の能力を自分に対して使った結果であり
本人も気付いていない
代償として本来の能力を失っているという設定らしい

67 :
>>64
ハウス・オブ・Mかいw
…最後はみんな真相に気付いて泣きながら「理想の世界」を否定するエンドか。

68 :
ほむらのまどかへの視点は男性が女性を見る視点と同じ
とか虚淵が語ってたな

69 :
それどこのインタビュー?
関連書籍全部フォローしてるわけじゃないから知りたい。

70 :
>>64
「灼眼のシャナ」のU時みたいなので一本

71 :
杏子×サラリーマンのオッサン(オリキャラ)で投下。
苦手な方はスルーしてください。

72 :
私は一人で生きていく。
自分の事だけを考えて自業自得にしちゃえばいいのさ。
「いってて…あのクソオヤジ、しこたま殴りやがって…魔法少女じゃなかったらんでっぞ」
その日、私はとあるネグラを追い出された。
私みたいな若い娘が住む家もなくフラフラしてるのは、小金を稼いで寂しさをもて余すオッサンたちには受けが良い。
「キミの事が心配だから」
初めは誰だって人当たりもよく優しいさ。
私だって鬼じゃない。雨風を凌ぐネグラの代わりに
寂しさを紛らわしてやってんだ。
まぁ、財布から時々無断で諭吉をちょろまかしたりしたけどイーブンだろ?
私がトチったのはオッサンにバレたこと。
献身的な奴程、信頼の見返りがないと壊れちまう。それを誰よりわかっていた筈なのに、油断してトチっちまった。
「恩を仇で返しやがって…!
出てけ、クズが!」
灰皿で殴りながら言ったオッサンの捨て台詞が親父とダブる。
悪いとは思ってんだ。だから黙って殴られてやったんだ。
これでも一応魔法少女の端くれだからな。



73 :
私は足をよろめかせながら街中を適当に流した。
若い娘が顔を腫らせて歩ってんだ、新しい保護者(カモ)はすぐ見つかるだろ。
そう思っていたが甘かった。
私が思ってる以上に、この腫らした顔は無力な一般人にはドン引きするらしい。
どいつもこいつも、遠巻きに視線を合わせない「同情」をしてくれる。おまけに雨まで降ってきやがる。
ウゼェ。超ウゼェ。
こんな時に魔女に遭遇したら終わりだな、
私は自嘲しながら何度目かもわからないお腹の鳴る音を聞いた。
財布を取る暇もなく着の身着のまま追い出されたからな。
久し振りにATMでもぶっ壊そうか…なんて考えていると。
「おい?!大丈夫か?」
寒さと空腹で朦朧する意識の中、カモの声がした。

74 :
「ふーっ、ごっそーさん」
スーパーの惣菜を平らげ横になる。
あれから、私は新しいカモの部屋をネグラにしていた。
ワンルームの風景な部屋だが贅沢は言わない。所詮、ただの繋ぎだ。
「なぁ、何かゲームとかねーの?テレビもアナログだしさぁ、暇なんだよ」
部屋のすみで小難しい小説を読んでるオッサンに声をかけた。
見たとこ20代後半〜30代前半ってとこか。
「…DVD の映画ならたくさんあるだろ」
「眠くなるのばっかだろ」
私が口を尖らせると、沈黙が訪れる。
なんなんだよ、やりにくいな、チキショウ。
同居して三日。
オッサンは今までのオヤジたちと何か違った。
私の事情をアレコレ詮索しないし、親身になったお節介も、したり顔の説教もしない。
あるのは居心地の悪い無関心だけだ。
「あぁ、悪い。コッチのお礼がまだだったな。
一本抜くかい?」
そう言ってシャツを脱いだら、乱暴にタオルケットを投げつけられた。
「…次やったら追い出すからな」
「はぁ?何マジ切れしてんだ。こんなの挨拶みてーなもんだろ?!」
オッサンはしたり顔の説教はしないと思ってた分、余計にムカついた。

75 :
「…お前みたいな子供に誘われて男が全員喜ぶって訳じゃないぞ」
今までの綺麗事を並べるオヤジたちは軒並み飛びついたってのに
私に女として魅力が無いとでも?ふざけんな。
「じゃあ何か?
オッサンは見返りがないのにホームレスな小娘の面倒みるって?!ねーから!
まさか、自分を大切にしろ、とか寒い説教しないよな?!」
「俺はそんな大層な聖人君子じゃない、お前を拾った理由も思いま出せないし
仕事で疲れてるから眠いんだよ…
発情してんなら余所の男に相手して貰え、俺は寝る」
そう言ってオッサンは私に背を向けて、一瞬で子供みたいな寝息を立てた。
「っ、ふ、ふっ、ふざけんなっ!」
私は全力でオッサンの背中を蹴り、夜の街に飛び出した。

76 :
「…お前みたいな子供に誘われて男が全員喜ぶって訳じゃないぞ」
今までの綺麗事を並べるオヤジたちは軒並み飛びついたってのに
私に女として魅力が無いとでも?ふざけんな。
「じゃあ何か?
オッサンは見返りがないのにホームレスな小娘の面倒みるって?!ねーから!
まさか、自分を大切にしろ、とか寒い説教しないよな?!」
「俺はそんな大層な聖人君子じゃない、お前を拾った理由も思いま出せないし
仕事で疲れてるから眠いんだよ…
発情してんなら余所の男に相手して貰え、俺は寝る」
そう言ってオッサンは私に背を向けて、一瞬で子供みたいな寝息を立てた。
「っ、ふ、ふっ、ふざけんなっ!」
私は全力でオッサンの背中を蹴り、夜の街に飛び出した。

77 :
すみません、二重投下してしまった。
とりあえず一先ずこの辺で。
失礼しました。


78 :
>>77
いい感じです。続き期待してます。GJ!

79 :
>>77

猫みたいで可愛いなぁ杏子
それはそうと神っちのあの強い金色の瞳で見つめられながら手袋で強制連続射精させられる想像したらかなりイケることに気付いた

80 :
いかん続きが読みたすぎる。GJ!

81 :
>>77
続き期待wktk
投下乙です!

82 :
>>77
そろそろ今の時期で全裸待機は辛いんだがw

83 :
中沢くんは貴重なチンコ要員だが、相手が早乙女先生くらいしかいない

84 :
上條をゲスにしてもいいけどやっぱり接点が弱いのは間違いないな

85 :
蛸壺の上条はかなりゲスだったなw

86 :
げすじょうさんか

87 :
蛸壺にゲスじゃない男なんて出てこないだろ

88 :
蛸壺の話は辞めろ

89 :
たこふらい先生はけいおん以外微妙

90 :
鮹のけいおんの話はもっとするな

91 :
投下させていただきます。
・舞台はループ二週目、主人公はゴルフクラブ装備メガほむ(かってに改蔵特別編にも登場)
・ストーリーは田丸浩史の同人誌そのまんま。
・エロ無し、ただし若干下ネタにつき注意。
コブラネタが出てきますが、あくまでこの作品の舞台と登場人物はまどマギです。
クロスオーバーではございませんので、コブラが出てきて欝フラグクラッシュするという事はありません。

92 :
 魔法少女となった暁美ほむらちゃんは、同じく魔法少女で中学校の先輩でもある巴マミさんの
リビングで、昨夜自分が見た夢の話をしていました。
 半ばは灰塵と化し、残る半ばも廃墟となりつつある見滝原の市街地。灰色の空に浮かぶのは、
人類史上未だ誰も目にしたことのない巨大で強力な歯車。
 史上最大の魔女・ワルプルギスの夜から見滝原を守るのは――
 左腕に銃を仕込んだ少女、暁美ほむらただ一人だけでした。
 ほむらは四角い乗り物を橋梁のアーチ上に走らせ、宙を駆けて乗り物を魔女に特攻させます。
 衝突寸前で乗り物から飛び降りるほむら。地に転がって着地の衝撃を緩和すると、すぐに立ち
上がって四角い乗り物を見上げます。
 予め乗り物に仕掛けておいた榴弾が、積載してあった数十トンもの燃料に引火誘爆します。
ビルのワンフロアを丸ごと焼き払う火力の、そのまた三十倍にも及ぶだろう強烈な大爆炎が、
巨大な魔女の全貌を飲み込みました。
 しかし直撃を受けたにも関わらず、巨大な魔女はびくともしません。
 あれほど頼りになる百戦錬磨の兵<<つはもの>>マミさんも、いかなる絶望的な状況でも決して
諦めなかった鹿目まどかもいない。
 彼女はたった一人。けれどほむらは歩みを止めることはできません。ほむらにとって、歩みを
止めることすなわち絶望なのです。
 ほむらの扱う武器は、火薬を用いたプリミティブなシロモノでした。やくざや自衛隊が好んで
用いる、要するに魔法少女でなくとも扱える普通の銃にすぎません。
 マミさんが召喚するマスケット銃や、まどかちゃんが繰り出す光の矢のように、強力な魔力を
宿しているわけでもない。一応魔女にも効く事は効きますが、効果の程はどうしても魔法少女の
武器には一歩及びません。まして先ほどの爆発に比べたら、ほむらの持つ銃など、文字通り豆鉄
砲程度の威力でしかありませんでした。
 とうていワルプルギスの夜にダメージを与えられるとは考えられない。それでも、
 ――左腕の銃は心で撃つのよ!
 決して心折れることなく、ほむらは左腕から取り出した銃身を空に向けるのでした。

93 :
「――なるほどね」
 見滝原中学校の制服に身を包んだ巴マミさんは、気弱な三つ編み眼鏡娘と向き合ったままで、
ティーカップを口元に運びます。
 ほむらちゃんは自分の隣に座ったまどかちゃん同様、先輩の大人っぽくて優雅な動作に思わず
見惚れてしまっておりましたが、先輩が自分に微笑みかけていたことに気付くと、顔を真っ赤に
して俯きます。
「ほむらちゃん、顔を上げなよ。別にマミさん怒ってるわけじゃないから。ほらマミさんの作った
シフォンケーキ食べよう。おいしいよ」
「は、はい……」
 まどかちゃんのフォローを受けて、ほむらちゃんはフォークを手に再びマミさんと向き合いました。
 何かある度に目を背けようとするこの眼鏡っ子。引っ込み思案ゆえに一見従順なようでいて、
実はかなり警戒心が強くて扱い難いのがほむらちゃんの本質です。
 そういう娘と会話をするには、心を開いてもらうのが先決。まどかちゃんがそうしたように、
食べ物で釣ってほむらちゃんの警戒心を解くのも有効な手段です。
「おいしいね、ほむらちゃん」
「うん」
 隣のまどかちゃんを見つめ、笑顔を浮かべたほむらちゃん。緊張が解れた頃合いを見計らって、
マミさんが話を進めようとします。
「それで暁美さん、その夢のことなんだけど」
 ケーキを咀嚼しているところ、いきなり先輩から声をかけられたほむらちゃん。
 口の中身を慌てて飲み込もうとしてむせ返り、まどかちゃんが咄嗟に差しだしたティーカップを受け取ります。
 部屋の主であるマミさんの動作とは似ても似つかぬ、優雅さの欠片もない慌ただしい仕草で
紅茶の薫りを味わう暇もなく一気飲みして、ほむらちゃんはようやく落ち着きを取り戻しました。
「何でしょうか、巴さん」
「夢というのが、潜在意識の発露であることはよく聞いてるわよね?」
「せんざいいしきのはつろ、って何ですか?」
 マミさんは言葉づかいが難しすぎた、と一瞬の内に反省し、ほむらちゃんにも通じるように
易しい言い方に直しました。
「こんな人になりたい、こんなことがしたい。あるいはその逆に、こんな人になりたくない、
こんなことはしたくない。普段は意識しないものだけど、人間はいつも心のどこかでそんな事を
考えている生き物なの。暁美さんもそうでしょう?」
「……う、うん」
 ほむらちゃんは話に取り残されまいと思うあまり、つい敬語を忘れてしまいました。マミさんは
気にすることなく続けます。
「そういう考えがイメージをともなって現れたのが夢なの。だからね暁美さん。あなたの見た夢には、
暁美さん自身の願いが込められてるとも考えられるわけね」
「そんな、そんな事ないです。巴さんも鹿目さんもいない世界なんて、私そんなの……イヤです」
 まさか先輩たちを無意識の内に疎ましく思っている、などという誤解を受けたのだろうか。
マミさんは怒っているのだろうか。
 自分は決してそんな事を望んではいないのに。巴さんと鹿目さんと、ずっと一緒にいたいのに。
また先輩から目を背けた眼鏡っ子にフォローを入れるべく、まどかちゃんはほむらちゃんに呼び
かけました。
「でもその夢の中のほむらちゃんって、すごくかっこよかったんでしょ? つまりほむらちゃんは、
かっこよくなりたいんだよね?」
「え? そ、そういうこと、なのかな……」
 可愛らしくいじらしいものです。俯いて両手の人差し指どうしを叩く三つ編みの眼鏡っ子とは。
 ほむらちゃんは上目づかいの視線をまどかちゃんに送ります。自分に自信がないほむらちゃん
にとって、自信家であるまどかちゃんの後押しは何よりも必要とするものでした。
「そうだよほむらちゃん!せっかく『燃え上がれ〜!』って感じの素敵な名前なんだから、
ほむらちゃん自身がもっともっとかっこよくなっちゃえばいいんだよ!」
 かつて彼女の口から聞いた言葉が、ほむらちゃんの脳裏に蘇りました。
 一カ月後にワルプルギスの夜と戦い、そして命を落とした魔法少女まどか。その彼女が遺したのと
同じ言葉が、目の前のまどかちゃんの口を突いて出たのです。
 まどかちゃんを救うために契約した魔法少女ほむら、それが今のほむらちゃんなのです。
 鹿目まどかがんでしまった世界をやり直すためにも、自分はかっこよくなりたい。

94 :
――かっこよくなって、今度こそ鹿目さんを助けたい。
 小動物のように臆病な眼鏡っ子だったはずのほむらちゃんが、雛を捕食者から守るために闘う
親鳥のように鋭い眼差しで頷きます。
「うん、わたしかっこよくなる!巴さんみたいに、そして鹿目さん、あなたみたいに!」
「……そ、そうだね」
 まどかちゃんの両手を乱暴に掴むほむらちゃん。豹変したほむらちゃんの積極的な態度に戸惑
ったのか、まどかちゃんは少し身を引きました。
 そんな二人に割り込むように、マミさんが口を開きました。
「そうね。暁美さん、コブラって知ってる?」
 まるでたった今マミさんの存在を思い出したかのように、ほむらちゃんは慌ててまどかちゃんの
手を離しました。正座してマミさんと向き合います。
「コブラ、ですか?……毒蛇の?」
 マミさんは静かに首を振ります。
「古いマンガに出てきた宇宙海賊の名前よ。そのマンガが、暁美さんの語ってくれた夢の内容と
そっくりなの。空飛ぶ四角い乗り物とか、心で撃つ左腕の仕込み銃とか……」
「つまりほむらちゃんの理想の姿を追い求めると、その海賊コブラになるってことだよね。
そうでしょマミさん」
「え、その……」
 話の展開に違和感を覚えたのか、ほむらちゃんは反論を試みようと考えました。
 宇宙海賊コブラなんて、ほむらちゃんは今日この瞬間まで知りませんでした。コブラを読んだ
影響で左腕の銃夢を見た、などという事は決してありえません。
 しかし空飛ぶ四角い乗り物も、左腕に仕込んだ銃も、ほむらちゃんの夢に登場しています。
それらがコブラに登場した乗り物であり銃であったのはおそらく偶然の一致でしょうが、果たして
単なる偶然だとマミさんが素直に認めてくれるだろうか。
 考えが上手くまとまってくれません。
 頭の中でぐるぐる思考を回し続けるほむらちゃんを差し置いて、まどかちゃんは先輩へと身を
乗り出しました。
「マミさん、コブラってどんな奴なの?」
 マミさんは人差し指で自分の唇を触りながら、天を仰いで断片的な記憶を辿ります。
「えっと確か――左腕の仕込み銃でしょ、それから――あ、パートナーのレディって人がいたわ」
 まどかちゃんは魔法少女の設定を記したノートを開き、新しいページにマミさんがつぶやいた
キーワードを書きこみます。想像した姿を絵にしようと思ったところで、
マミさんがまどかちゃんを押し留めてノートを閉じました。
「実物を見た方が早いと思うの。私は今コブラのマンガを持っていないから、鹿目さんが調べて
描いてくれる?」
「わかったわマミさん。ほむらちゃんのこと、私に任せて!」
「あの……その……」
「ほむらちゃん、私がほむらちゃんをかっこよくしてあげるね! その海賊コブラみたいに!」
「あ……は、はい……」
 当事者であるほむらちゃんの意思を置き去りにしたまま、魔法少女たちの作戦会議(という
名目で催されたマミさんのお茶会)は終了しました。

95 :
 翌日の夕刻。昨日の作戦会議と同時刻といったところでしょうか。
 二人の魔法少女が、ふたたびマミさんのマンションに集結しておりました。
 一人は当然のことながら、部屋の主であるマミさん。そしてもう一人は、ほむらちゃんでした。
 まどかちゃんは保健委員の会合があったため、残念ながら今日のほむらちゃんドレスアップ会
(もとい魔法少女の作戦会議)は欠席です。
 ――巴さんと差し向いでの着替え、か。
 ほむらちゃんは心ここにあらずといった様子で、小刻みに震え続けておりました。
 ほむらちゃんが心酔しているそのまどかちゃんが、さらに尊敬しているベテランの魔法少女。
加えて実生活でも、新しく通い出した見滝原中学の先輩でもあります。
 ただでさえ気安くは口を利きにくい相手なのに、二人のクッションとなってくれるはずだった
まどかちゃんは不在ときています。
 ほむらちゃんは只戸惑うばかり。
 マミさんに失礼のないように、マミさんの気分を害さないように、できれば怒らせないように。
 ほむらちゃんはマミさんの寝室に足を踏み入れてからも、そんな気弱なことばかり考えておりました。
「ねえ暁美さん」
「ひっ」
 マミさんに声を掛けられると、どうしても身じろぎしてしまうほむらちゃんでした。
 小心を通り越して卑屈ささえ感じられるほむらちゃんの態度に、マミさんは小さく溜息を吐きます。
「そろそろ私にも心を開いて欲しいところなんだけどね」
「……す、すみません」
「ほら謝らないの。謝るのは悪い事したときだけ。暁美さん、あなた何か悪い事したの?」
 首を勢いよく振って否定するほむらちゃん。心臓の病気でずっと入院していた引っ込み思案な
娘としては、十分に元気で強固な意思表示と見るべきでしょう。そんなほむらちゃんの態度に、
マミさんは頷きました。
「よし。じゃあ本題に入りましょうか」
 マミさんは通学カバンを床に置くと、中からノートを取り出します。その正体に気付くや否や、
ほむらちゃんの頬にほのかな紅が差しました。
 まどかちゃんが魔法少女の設定を書き込んだノート。
 念のため申しておきますが、決してポドリムス人が落したドリムノートではありません。
 閑話休題。
 ノートの一番真新しいページに、陽気でマッチョなオッサンのラフスケッチが、まどかちゃん
らしく可愛いタッチで描かれていました。
「かっこいい、のかな……どうなんでしょう巴さん?」
「うーん……」
 マミさんは少しばかり首を傾げて、
「でも小さい頃に見た海賊コブラと大体同じような気がする。これでいいんじゃない?」
「それにしてもすごく絵が上手ですね、鹿目さんって」
「そうよね。あの子私よりずっと絵心があるから、こういうのつい頼んじゃうのよ。絵の描ける
人って羨ましいわ。ねえ暁美さん、そう思わない?」
「はい、……私も羨ましいです」
 珍しく打ち解けた様子のほむらちゃんとマミさん。元々二人とも、まどかちゃんが大好きです。
ですからまどかちゃんの話題だと場が持つのですね。
 その場に居合わせずして仲介役を果たす辺り、さすがまどかちゃん。まさに面目躍如ですね。
「このノートを書いてきてくれた鹿目さんのためにも、頑張ってコブラを目指しましょう、ね。
暁美さん」
「は、はい!」
 マミさんから改めて言われるまでもなく、ほむらちゃんは目を皿にして、まどかちゃんの研究
成果を目に焼き付けます。
 中でも彼女の注意を引いたのは、まどかちゃんが書き記したコブラとしての必須条件でした。
『これを忘れちゃダメ!コブラじゃなくなっちゃうよ!』と一際大きく書かれた赤のサインペン
文字の下に列挙されています。
 少し読んでみましょう。
・左腕のサイコガン。
・パートナーのアーマロイド・レディ。
・ピッチリとした全身タイツ。
・トレードマークの咥え葉巻。

96 :
「つまりこの四点を抑えれば、完璧なコブラになれるって訳ね」
マミさんの説明口調に、ほむらちゃんは力強く頷きました。
「じゃあさっそくサイコガンを!」
「慌てないの。まず銃なんてどこで手に入れるのよ?」
 日頃からマスケット銃を乱射しているとは思えない、マミさんにしてはえらく常識的な意見を前に、
ほむらちゃんは返答に窮しました。
「えっと、やくざさんに貸してもらうとか……」
 心臓病で長い間入院していた引っ込み思案な娘にしては、えらく斜め上にぶっ飛んだ発想です。
さすがのマミさんもこれは慌てて止めました。
「ダメダメ!それは暁美さんが危険な目に遭いすぎるでしょう?」
「じゃあ、巴さんの銃を……」
「せっかく仕込み武器として使うのに、単発銃じゃ使い勝手が悪すぎるでしょう?」
 マミさんはそういいますが、仕込み銃の本質は不意打ち狙いの一撃必にあります。ですから
たとえ単発式でも十分強力だとは思われます。
 とはいえ仕込み銃が単発式では、コブラっぽさが微妙に足りなくなってしまうのは事実でした。
単発銃ではサイコガンの連射性能には遠く及びません。
 何か方法はないものか。マミさんは伏し目がちな三つ編み眼鏡っ子にアイデアを出してみます。
「暁美さんの魔法で銃を召喚できないの? あるいはロックバスターとか空気砲みたいな魔法は
使えないの?」
「それは……」
 魔法少女とはいえ、ほむらちゃんは時間を止めることしかできません。マミさんのような回復
魔法も、まどかちゃんのような攻撃魔法も使えないのです。
 それはほむらちゃんの能力を確かめた時にマミさんも知ったはずの事実でした。最初の契約内
容で魔法の性質が決まる以上、今更ほむらちゃんの魔法の性質を変えることなどできません。
 打つ手無し。重い空気が流れたのを感じ取り、マミさんは疲れをほむらちゃんに見せないよう
わざと明るい声で宣言しました。
「少し考える時間が必要ね、お互いに。暁美さん、私お茶を淹れてくるわ」
「……すみません」
「ほらまた謝った。悪いことしてないんだから、謝る必要なんてないのよ。こういう時はどう言
えばいいのかしら?」
「あ……ありがとうございます」
「よろしい。よくできました」
 マミさんはそう言い残してキッチンへ向かい、寝室にはほむらちゃんが一人取り残されました。
 ほむらちゃんがその物体に気付いたのは、まったくの偶然でした。
 マミさんの寝室でひとり、まどかちゃんのノートを一文字一文字舐め取るように熟読していた
のですが、コブラっぽくなれそうなヒントは何一つ見つけることができませんでした。
 半ば諦め気味にノートから顔を上げたその時、マミさんのベッドの枕元にそれが置いてあった
のを見てしまったのです。
 すぐさま駆け寄って、ほむらちゃんはその奇妙な物体を手に取りました。
 ピンク色で少し変わった形状をした、プラスティックの円筒です。ほむらちゃんが見たことも
ないような、けれどどこか既視感を覚えるような細工が施してあります。
「……マツタケ? それともハニワかな?」
 ほむらちゃんは棒の全体を三百六十度俯瞰して、その特殊な棒を左手に握ってみました。
 全体的な形状は、隻腕のハニワに近いかもしれません。けど頭にマツタケのような笠を被った
ハニワなんて実在したのでしょうか。
 仮にこの棒がハニワではなくマツタケを模したものだとしても、こんな左右非対称な形状をした
マツタケなんてあるのでしょうか。それになぜ、根元にも小さなマツタケが生えているのでしょう。
 いずれにしても、ほむらちゃんはこのピンクの棒の正体を知りませんでした。棒の用途も皆目
見当が付きません。
 さらによく調べてみると、棒の根元付近にスイッチと思しき突起が見つかりました。
 ほむらちゃんは突き動かされるものを感じて、スイッチをオンに切り替えてみます。

97 :
 ピンクの棒が不規則にうねる様は、隻腕のハニワが首を振って踊っているようにしか喩えようが
ありませんでした。
 ――なんなの?! ホントに一体なんなの、この棒は?!
 三つ編みの頭を掻き毟って苦悩します。
 なぜこんな棒がマミさんの寝室に置いてあったのか、どう頭を働かせてもほむらちゃんはその
理由を想像できません。
 その時ほむらちゃんは、変な棒を左手に持っている自分の鏡像を偶然見てしまいました。
 ――左手のサイコガン。
 そうです。
 本来ほむらちゃんがこの部屋に足を踏み入れたのは、コブラっぽさを追求するためなのです。
決して変な棒が存在する理由やその用途について悩むためではありません。むしろ変な棒だって、
コブラっぽくなるために利用してやればいい。
 眼鏡の奥で、ほむらちゃんの固い決意が光ります。
 ほむらちゃんは全身鏡の前で、まどかちゃんのラフ画をまねるように、サイコガンで天を撃つ
コブラのポーズを取ってみました。
 意外としっくり来るような気がしました。謎多き棒の正体も、本当に弾が撃てるかどうかも、
コブラっぽく見えるかどうかに比べれば些細な問題です。
 ではもう一度。
 こんどは仁王立ちの姿勢から左手の棒をを真正面に突き出し、右手で左前腕を支えつつ、
宇宙戦艦や惑星クラスの巨大な的を狙い撃つコブラのポーズを取って……
「暁美さん、お茶が入ったからリビングにいらっしゃ…」
 寝室のドアを開けたマミさんの視界に、決して他人が触れてはならない道具を左手に構えた、
三つ編み眼鏡な下級生の姿が飛び込みました。
 マミさんが血相を変えてほむらちゃんに駆け寄り、左手の棒を取り上げようとします。
「暁美さん! これどこで見つけたの?!」
 いつになく取り乱したマミさんの見幕にほむらちゃんは怯え、手に持った棒を絶対に離すまいと
握り締めたまま、心ここに在らずといった様子で答えます。
「え……そ、その、ベッドの枕元に……」
「枕の下を探したの?!」
「ちがいます巴さん! 枕元にこれが置いてあったのが見えたんです!」
「……!!」
 自分の失態を認め、マミさんは素早くほむらちゃんを離します。
 体調不良のままフルマラソンを走り終えたランナーのように膝を着き、荒げた息を整えるマミさん。
ほむらちゃんは恐る恐る尋ねました。
「あの、巴さん? この棒って何に使う道具なんですか?」
 顔を上げたマミさんの瞳に映るのは、あどけない顔立ちの眼鏡っ子が見下ろす無垢な眼差し。
ほむらちゃんが何も知らない事を、マミさんは瞳の光から理解しました。
「それはね暁美さん、どうしようもなく寂しい夜に使う道具なの。寂しくて切なくて狂いそうな夜は、
それを使って心とカラダを鎮めるのよ」
 マミさんはいつにも増してお姉さんぶった、したり顔で説明します。
 ほむらちゃんは先輩が頬を赤らめているのに気付いたものの、その理由は解りませんでした。
「巴さんでも寂しくなることがあるんですか? いつも鹿目さんと一緒に行動してるのに?」
「そういうのとはちょっと違うんだけど……」
 マミさんは顔を赤らめたまま、答えにくそうに目を逸らしました。

98 :
 これは珍しい。
 相手と目を合わせられずに伏してしまうのは、本来ほむらちゃんの専売特許であるはずなのに。
いつも自信に満ち溢れたマミさんが、ほむらちゃんみたいに相手の顔色を伺う態度を取るなんて。
「まあいいわ。暁美さんも女の子だから、いつか解る日が来るから」
「今じゃダメなんですか? それにこの棒って、どう使えば寂しさを鎮められるんですか?」
「女の子ならいつか解る日が来るからっ!!」
 質問に一切答えず強引に話を切り上げるマミさんの見幕に、ほむらちゃんは怖気づいてそれ以上
話を続けることができませんでした。
「暁美さん、ちょっとさっきの構えを取ってみてくれる?」
 ほむらちゃんは怯えた目で無言のまま頷きます。ではもう一度。
 仁王立ちの姿勢から左手の棒を真正面に突き出し、右手で左前腕を支えつつ、宇宙戦艦や惑星
クラスの巨大な的を狙い撃つコブラのポーズ。
 やたら素早く首肯するマミさんのアピールが、非常にわざとらしく大げさに見えたのですが、
ほむらちゃんはその事を指摘しませんでした。
「今のポーズ、とてもコブラっぽく見えて良かったわ。これでサイコガンの問題は解決したから、
次はパートナーのアーマロイド・レディね」
 強引に話をまとめ上げると、マミさんは黄色いソウルジェムを取り出して何やら祈ります。
魔法を使ってマミさんが呼び出した道具は、果たして――
 ヘルメットにも似た、真黒なフルフェイスのマスクでした。
「ウォーズマンのマスクじゃないですか! どうして巴さんがそんなモノを持ってるんですか?」
 コブラを知らないのにウォーズマンを知っている辺り、ほむらちゃんの知識も偏っております。
どこでキン肉マン読んだんだ。
「これはね、いざって時に頭を守るための防具よ。頭は大事にしなきゃ、ね?」
 その後マミさんが辿るだろう運命を思うと、シャレにもならないセリフです。が、今は敢えて
突っ込まないでおきましょう。
「ウォーズマンのマスクを被ったぐらいで、アーマロイド・レディになれるのかな……?」
 当然の疑問を呟いたほむらちゃんですが、
「しゃらっぷ!!」
「ひぃっ!!」
 ほむらちゃんは黄色いリボンでムチ打たれました。
 ウォーズマンマスクを被ったマミさんが鬼コーチよろしく、しなを作って床に倒れて涙ぐんだ
ほむらちゃんを叱責します。
「たとえマスクがレディじゃなくてウォーズマンでも、気の持ちようでいくらでもコブラになれ
るのよ! 暁美さん、じゃなくてコブラ!」
「は、はい! 巴さん!」
 再びマミさんが黄色いリボンでほむらちゃんを打ちます。ウォーズマンというよりロビンマスクだな。
「今の私は巴マミじゃないわ。コブラのパートナー、アーマロイド・マミィよ」
 コーホー。
 マミさん、もといマミィはマスクに内蔵された変声器を通して、機械じみた呼吸音を発します。
 コーホー。
「さあ暁美さん」
「コブラ、ですけど?」
「……もといコブラ、これでパートナーの問題は解決したわ」
「その、私、できればパートナーは鹿目さんがいいです」
 オドオドしながらも図々しいほむらちゃんを、黄色いリボンが再びムチ打ちました。
「パートナーの問題は解決したわコブラ。次はピッチリとした全身タイツの番ね」
 マミさん、もといマミィはすっかりコブラの世界に入り込んでしまったようです。
 それにしてもマミィの呼吸が苦しそうです。ウォーズマンのマスクなんか被ってたら、普通は
窒息してんでしまいます。
 マミィの思考がどこか狂いはじめているのは、ひょっとして既に彼女が酸素欠乏症に罹患して
いるからでしょうか。

99 :
 二人で協力してマミさんのクローゼットを探し回っても、ほむらちゃんの体形に合うサイズの
全身タイツなんてありませんでした。
 さにあらん。ほむらちゃんにとってピッチリとしたサイズの服なんて、マミさんが着ることは
できません。特に胸周りが小さすぎて。
 着られない服など元々持っているはずがない。そんな物をマミさんの部屋で探すのが間違って
いたのです。
「暁美さん!」
「は、はい!」
 マミさんのおかしなテンションを前に、ほむらちゃんは「今の私はコブラじゃないんですか?」
と突っ込みを入れるのも忘れてしまっておりました。
「全身タイツは仕方ないにしても、何かピッチリした服は持ってないの?」
「ま、前の学校で使ってた水着とかじゃダメですか?」
「それよ!今すぐ着替えなさい! ああピッチリしてるわ、これで全身タイツの問題も解決よね、
次は葉巻だけど……」
「あの、巴さん。私たち中学生だから、葉巻はダメなんじゃ……」
「葉巻の代わりに咥えるものぐらいあるでしょう! そうよ、これだったらイケるんじゃない?」
「そんな! ねえ巴さん、ロッキーとかうんまい棒とかじゃ咥えちゃダメなんですか?!」
「ダメよ! ロッキーじゃ細すぎるし、うんまい棒みたいなジャンクフードは体に良くないわ!
だいたい咥えロッキーだなんて、隣町のあの娘とキャラが被るじゃない!」
「だからって、だからってそんなモノを口に咥えるなんて……ほむぅ?!」
 こうして、ほむらちゃん改造計画は一応完了しました。
 それでは気弱だった三つ編み眼鏡っ子が、どれほど宇宙海賊コブラに近づいたのか。
 ひとつひとつコブラらしい要素を検証してみましょう。
・左腕のサイコガン――のつもりで持った、用途不明なピンク色の棒。
・パートナーのアーマロイド・レディ――っぽくウォーズマンマスクを被ったマミさん。
・ピッチリとした全身タイツ――は無かったので、代わりに前の学校のスクール水着。
・咥え葉巻――は犯罪なので、代わりに咥えたのは脱ぎたてのほむらちゃんパンツ。
 完璧です。
 まどかちゃんが調べてくれた情報を完璧に再現したはずなのです。
 なのに鏡に映った二人の姿を見ていると、自分たちが致命的な間違いを幾つも犯しているかの
ように思えてくるではありませんか。
 二人の異様な格好が醸し出すイヤな空気が、寝室の壁や床を鳴らします。
 地響きにも似た不気味な重低音が、一帯を支配しているような気がします。
 煉獄ほどに重苦しい空気の中、ほむらちゃんもマミさんも一瞬言葉を失ってしまいました。
「と、巴さぁん……」
 パンツを咥えたスクール水着姿のほむらちゃんが、泣きそうな目でマミさんに助けを求めます。
ウォーズマンマスクに隠れて、マミさんがどんな表情を浮かべているのかは伺い知れません。
ですがマミさんが平静を失っていることだけは、ほむらちゃんにも察することができました。
「決めゼリフよ暁美さん! かっこいいセリフが決まれば、少しはコブラっぽくなるかも!」
 動揺のあまりすっかりマミィのキャラクターも忘れたマミさんが、上ずった声で助言します。
「『銃を向けられるたびに五セントもらっていたら、今頃大金持ちだぜ』みたいなセリフですね?
わかりました!」
 ほむらちゃんはマミさんに同意して、まどかちゃんのノートを拾い上げました。
 書き込みの一つに、コブラがここ一番の名場面で使った決めゼリフが色々と並んであります。
それら決めゼリフを纏めた項目に、まどかちゃんの似顔絵がアドバイスを付け加えておりました。
『とにかく短くてわかりやすいセリフが肝心! ちょっと相手をからかってみること!』と。
 ――鹿目さん、私がんばる!最後まであきらめない!
 
 ほむらちゃんは決意を込めた視線をマミさんに送り、鏡の前に立ちます。
 目に映るのは、パンツを咥えたスクール水着姿の貧相な眼鏡っ娘。
 短くて解りやすいセリフで、ほむらちゃんは鏡の中の小娘をコブラっぽくからかってみます。

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