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2012年11月エロパロ156: 実況パワフルプロ野球のSS Part13 (297) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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実況パワフルプロ野球のSS Part13


1 :2011/03/28 〜 最終レス :2012/10/29
ここはパワプロシリーズの萌えSSやエロSSを投稿するスレです
シリーズは一切問いません、SS職人さんは常時大歓迎
age進行 sage進行どちらでも結構です。強制はしないこと。 ←new!

【理想系】
スレが落ちそうな時はage進行で保守をして
いつもスレが上のほうにある時は少し自重してsage進行

■実況パワフルプロ野球シリーズ@2chエロパロ板まとめwiki
ttp://www11.atwiki.jp/pawaparo573/
■2chエロパロ板SS保管庫
ttp://sslibrary.gozaru.jp/
■前スレ 実況パワフルプロ野球のSS Part12
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1235395864/

2 :
■過去スレ
wikiに過去のスレ乗せてくれると過去スレ乗せなくてすむのだが・・・
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1235395864/(Part12)
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1221961737/(Part11)
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1195389653/ (Part10)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1173191471/ (Part9)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156257166/ (Part8)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1153770331/ (実質Part7)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1132728262/ (実質Part6)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1123129951/ (Part5)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1107074116/ (Part4)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091349304/ (Part3)
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1066819061/ (Part2)
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1028/10280/1028039386.html (Part1)
■関連スレ
実況パワフルプロ野球・Part25(半角二次元)
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1254047854/
パワポケでエロパロ20(エロパロ)
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1296373778/

3 :
■読み手へ…
・ キボンキボン騒がない。
・ 作品の批判は基本的に避ける。気に入らないならスルーしとこう、な!。
・ 他者の意見に不必要に食って掛からない。荒れる元です。
・ 「GJ!」とかだけじゃなく、具体的な感想があった方が書き手は喜びます。
■書き手へ…
・ リアルタイム投下は避ける(ローカルでまとめて一気に投稿すること)
・ 感想が無いからと言って文句言わない。
・ 書く前にあれこれ聞くより、まず投下しる!
■基本注意点
・基本的に、評価の対象になるのは著者ではなく作品。これ重要。
・「自分下手だけど書いたら叩かれないかな?」
 「こんなSS書こうと思うんだが需要あります?」
 といったの誘い受けレスはただウザいだけでなく流れも切るのでムード×。
 特に(´・ω・`)などの顔文字を使うと余計に構ってちゃん度が上がって評価マイナス。
・過疎ってる時ならともかく、SSの投下直後に雑談をするとチームプレイ×。
 上の誘い受けと重なると相乗効果で評価マイナス。
 ここはあくまでSSスレなのでTPOはわきまえましょう。
・どんなに面白いと思っても、レスをしないと気持ちは作者に伝わらない。
 ちゃんと読んでくれる人がいるとわかるのが作者にとって最高の報償。
 GJレスにちょっとでもいいから感想をつけるとセンス○、いいやつ。
・もし気に入らない作品であっても、ただ叩くだけのレスはしない。
 このスレを見ているということは、貴方にとっても
 作者さんにとって投稿しやすい雰囲気のスレになることが望ましいはず。
 書き込む前に、そのレスが本当に書き込むべきものなのかどうか、
 30…いや60秒考えましょう。

4 :
俺の仕事はここまでだ・・・
パワポタの作品もここに合同させていいと思うんだ。
というわけで誰かほむらちゃん書いてくださいお願いします。

5 :
>>1

6 :
>>1

7 :
>>1
絵久ちゃんとのイチャイチャを…

8 :
>>1
即だけは回避しないと

9 :
おお復活したか

10 :
即回避は30だったか

11 :
長い間ss書かれてないッスね

12 :
正直、今発売されてる正規パワプロのサクセスでのストーリーがどーなってるのか全然わからん
あおいちゃんの子供でも出てきた?

13 :
>>12
逆にまたあおいちゃんが同世代になった

14 :
>>13
なにそれ最高じゃん

15 :
はやくプロ野球もパワプロも開幕しないかな
あおいちゃんも開膜してほしいよね

16 :
パワポタどうすんのさ・・・

17 :
即回避
原点回帰ってのもいいかもしんない

18 :
回避

19 :
即だけは回避
景気付けになんか作品投下を期待したいところだけど

20 :
保守

21 :
今を耐えさえすればきっと流れがくる

22 :
今年も出るのかな…

23 :
では、とりあえず景気付けに。
パワポタ4マイライフの御影きずなさんです。

24 :
パシィッ!
「ナイスキャッチー!」
「どうもー!」
歓声に返事をかえしながら、次の打球に気を配る。
俺は小波。読み方は言わずもがな、「コナミ」だ。
九番・ショートで、何度もチームのピンチを救ってきた。
「よーし、もう一球いくぞ!」
「はい、お願いします!」
今は守備練習中。いわゆるノックというやつだ。
カキィン!という快音を残し、勢いよく俺の方に打球が迫る。
俺はそれを受け止め、一塁に投げる。
うまくファーストが受け止めたところで、終了の合図。
「よーし。今日はここまでだ!ゆっくり体を休めておけよ!」
『はいっ!』
こうして、今日のすべての練習が終わった。

25 :
「おつかれ、小波。」
「あ、お疲れ様です。」
「お疲れさま、小波先輩。」
「うん、おつかれ。」
…こんな感じでどんどんと人がいなくなる。
寮に戻るもの。
家に帰るもの。
俺の場合は後者。四年目に買った一軒家が、俺の帰りを待っている。
買うのは大変だった。ほしいものも我慢し、食費もできるだけ抑え、
やっと購入したのだった。ローンって、何の事なんだろう。
「よう、小波。おつかれだぜ〜。」
「やあ、奥居。おつかれ。」
こいつは俺と同期の奥居というやつ。
ゆるい話し方とは裏腹に、試合になるととても頼れる四番になる。
「なあ、せっかく時間あるんだし、このあと飯にでも行こうぜ〜。」
「悪い、今日は予定があるんだ。また今度な。」
「そうか。それじゃな〜。」
「うん、また。」
そう言い残し、俺は一度荷物を取るため、家に向かった。

26 :
「えーと、財布に、携帯、バット…はいらないか。」
家に戻った俺は、このあとの予定のための準備を始めた。
…といっても、おしゃれ用の服はひとつしかないし、これと言って用意するものもほとんどない。
もういいかな、と思って、ふと机の上に置いてあるものを思い出す。
「危ない危ない。これは持っていなきゃ…」
そう言いながら、ポケットにそれを突っ込んだ。そして左手の腕時計を見る。
「…って、まずい!あと五分しかないじゃないか…」
あの人は結構時間にうるさいからなあ、そんなことを考える。
そして、鍵をかけたことを確認して、俺は待ち合わせ場所へと急ぐのだった。

27 :
俺が全速力でそこにたどりつくと、紫の髪を持つ彼女がそこにいた。
「…遅いぞ、小波。」
「ごめん…用意に手間取っちゃって…」
彼女は、御影きずな。千葉に住んでいる、警察官だ。
性格はいわゆるクールで、たまにデレたりもする。
「…まあいい。それより、今日はどこへ行くんだ?」
「うーん。じゃあ、パスタ屋なんてどうだろう?」
「パスタ屋か。よし、行こう。」
と、彼女はニコッと笑って、歩き出す。
俺はその笑顔を見て、不覚にもドキッとしてしまっていた。

28 :
せっかくだから、彼女と知り合った時のことも話そう。
俺はある日、自慢のスポーツカーで山に出かけた。
途中までは順調だったのだが、途中で車がガス欠を起こし、動けなくなってしまった。
電話もつながらず、困っていたところに、ちょうどよく彼女の車が通りかかったのだ。
そして、助けを待つ間、雑談に花が咲いた…というところか。
ともかくそれが、交友関係になった時のことだ。
それよりも前に、何度か会ったことはあるのだが、話をしたのはそれが初めてだった。

29 :
「ふう。おなかいっぱい。」
「うむ。やはりあそこのパスタはおいしいな。」
「そうだね。」
食事も終わって、さっきの所に戻ろう、というところ。
いつもなら、ここで終わるところ。夜も遅いし。
けれど、ここで四年前位に奥居が言っていたことを思い出す。
いわく、「延長デートだぜ〜」だった気がする。
へえそうなんだ、くらいであの時は聞き流していた。
そう言えば、一度も誘ったことがなかったなあ、と思う。
まあ、一度くらいは誘ってみよう。そう思った。
「ねえ、きずなさん。このあと、俺の家に来ない?」
「えっ?」
あれ?俺、なんか変なこと言ったかな?
「…ま、まあ、たまにはいいかもな…」
そう言って、彼女は歩き出す。
「ほら、どこにあるんだ?速くしろ。」
「あ、うん。こっちだよ。」
そう言って、俺も後を追いかける。
…顔が赤く見えたのは、勘違いかな?

30 :
しばらく歩いて、俺の家につく。
「さ、遠慮せずにどうぞ。」
「…お邪魔します…」
「俺達しかいないんだから、そんなに緊張しなくても大丈夫だよ。」
「う…うむ…」
うーん。緊張しすぎじゃないかな。
俺の家はまあまあな大きさで、普通って言葉がよく似合う感じ。
置いてあるものは見事に野球関連のものばかり。
「まあ、とりあえずはベッドにでも座りなよ。俺は床でいいから。」
「…分かった…」
少しでも気を楽にするために、俺はテレビをつける。
やっていたのは、みんなご存じパワスポだ。
「今月のMVP予想」だそうだ。セリーグの方なので、当然ながら俺の名前はない。
その後は今月の珍プレー・好プレーがやっていた。
奥居の三打席連続ホームランとか、俺の深い位置からのゲッツーとか。
そういうのを見ていて緊張も少し緩んだのか、彼女が俺に話しかけてきた。
「あ、あの…コホン!…話があるんだ。」
「うん?」
テレビがひと段落したところで、電源を消す。ぽちっとな。
「あの…その…」
珍しいな。クールな彼女がここまで慌てるなんて。
「落ち着いて。深呼吸、深呼吸。」
「う、うむ。すぅー、はぁー、すぅー、はぁー…ふぅ。」
そして、彼女はこんなことを言った。
「わ…私と、その…付き合って、くれないか?」
「…え?」

31 :
「私は最近、仕事に集中できていないんだ。
 いや、ほかのことにもだ。
 何をしてても、雑念が入る。」
真剣な表情で彼女が話す。
俺もその空気にのまれ、しゃべれなくなっていた。
「いくらそれに集中しようとしても、どうしても気になる。
 …お前のことだ。」
「えっ…」
「いま、何をしているのか。どこにいるのか。
 怪我をしていないか。落ち込んではいないか。
 そんなことばかりが、頭に浮かんでは消え、また浮かんでは消え。
 ここ最近、ずっとそうなんだ。」
「・・・」
意外だった。驚いて、言葉も出ないほどに。
「そして、ようやく気付いた。私はお前が…その、好き、なんだと…。
 だから…私と、付き合ってくれないか?」
言い終わると、彼女はうつむいてしまった。きっと、緊張していたのもそのせいなのだろう。
そして、俺が言うべき言葉は、たった一つ。
「もちろん。」
「えっ…」
「俺も、君が好きだった。あの時から、ずっと。
 …だから、俺も言うよ。」
そして、俺は彼女の顔をあげて、言った。
「俺と、付き合って下さい。」
と。

32 :
と、突然彼女が泣きだした。俺の胸に顔をうずめて、静かに。
「だっ、大丈夫?」
「う、うむ…
 その、嬉しいんだ…」
「そう…」
ほっとした。変なこと言ったんじゃないかと。
「そっ、その…」
「なに?」
「頼みが…あるんだが…」
「うん。俺にできることなら何でも。」
そして、彼女は呟くように言った。
「私を、お前のものにしてくれ…」

33 :
その意味が理解できるまで、俺は数分はかかったと思う。
理解した瞬間、俺は顔を真っ赤にした。
「…ダメか?」
「ええっと、その…
 本当に、俺なんかでいいの?」
「…お前じゃないと、ダメなんだ…」
「…分かった。」
そう言って、俺は彼女をベッドに寝かせる。
そして、電気を消して、彼女の上に覆いかぶさる。
「じゃあ、まずは…」
そう言いながら、彼女の服を脱がしていく。
シャツのボタンを一つ一つ丁寧に外し、下着を露わにさせる。
彼女の胸は、大きくも小さくもないちょうどいいサイズで、形もきれいだ。
まずは下着の上から胸を揉む。
「んんっ…はぁ…っ」
緩急をつけ、時には激しく、時にはゆっくり、胸を揉みしだく。
「ふっ…んっ、もっと、頼む…」
その言葉に頷きながら、ブラをはずし、直に揉む。
「んんっ…!ふぅ…っ」
さらにスカートをはずし、下着のみの姿にする。
彼女のパンツはすでにびしょびしょで、下着としての役割を果たしていない。
右手を彼女の秘所にもっていき、あいた右の乳房を口に含む。
「うんっ、はぅんっ!はぁっ、ふぅっ!」
彼女の息遣いもだんだんと荒くなってくる。
とどめとばかりに、彼女の秘所に指を入れ、掻き回す。
「ふぁっ!いやっ、ふっ、んっ!ふぁぁぁぁぁっ!!」
ひときわ大きな声をあげ、彼女が痙攣しながら、ぐったりとする。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ…」
相当疲れたのだろう、起き上がるのも辛そうだった。

34 :
彼女の快感を感じている姿を見ていて、俺の股間のモノも限界まではれ上がっていた。
俺はズボンのジッパーをおろし、パンツを少し下げてそれを取り出す。
「きずなさん、そろそろ…」
「う、うむ…いいぞ、来てくれ…それと」
「え?」
「わ、私のことは、きずな、と呼んでくれ…」
「…分かったよ、きずな。」
そして、俺はそれを彼女の秘所にあてがう。
「…いくよ!」
そして、一気に挿入した。
「うぐっ!うううっ!うあぁぁっ!」
相当痛いのだろう、彼女は身をよじらせ、ベッドのシーツに思いっきり爪を立てている。
こういう時の対処法は、きちんと奥居から学んでいる。
彼女の唇を奪い、同時に左右の胸を揉む。
そして舌を入れ、彼女の口内を犯していく。
「んんっ、んんんっ…はぁっ…」
息を吸うために口を離すと、彼女と俺の間に銀色の橋ができる。
「…大丈夫?」
「…はぁっ、はぁっ…ああ、少し…気持ち、良くなってきた…」
「…良かった。それじゃ、もっと気持ち良くしてあげる」
そういって、俺は腰を振り始める。
「んっ!はっ!もっと、もっと…!はぁっ、ううんっ!」
「はっ、はっ、うん、分かってる…!」
そう言いながら、俺はさらに腰の振りを速める。
部屋中に卑猥な音が響く。シーツにもどんどん染みが作られていく。
「んぁっ!はぁっ!わ、私っ、もう…っ!」
「俺も…そろそろ…限界だっ…!」
中に出すわけにはいかないと、抜こうとする。
しかし、彼女ががっちりつかんでいるため、離れようにも離れられない。
「いいから…っ!このまま…中にぃっ…!」
「でもっ…子供が…!」
「いい…!お前の…子供なら…!」
「…っ、分かったっ…!」
そして、俺はさらに腰の動きを速め、限界に近づいていく。
「ふぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「くっ、くぁっ!!」
俺たちは、二人同時に果てた。

35 :
次の日。
よくある朝チュンで、俺は目を覚ます。
「う〜ん…ふぁぁっ…」
「お、やっと目が覚めたか。」
聞きなれた声がキッチンの方から聞こえる。
「やあ、おはようきずなさ…きずな。」
「うん、おはよう。」
眩しい笑顔で挨拶を返してくる。
「…とりあえず、風呂に入ってこい。」
「え?…あ。そうだね…」
そして、ポケットにあるものが入っていたのを思い出す。
心配したが、どうやらつぶれてはいないようだった。とりあえずほっとした。
「その…きずな。」
「なんだ?」
そして俺は、ポケットからあるものを取り出し、差し出す。
「…これって…」
「…中に出しちゃったしね。責任はとるよ。」
そして、俺はそのあるもの…結婚指輪を見せながら、言った。
「俺と、結婚して下さい。」
「…もちろんだ」
そして、それが彼女からの返事だった。
おしまい。

36 :
終わりましたー。
これが景気付けになればいいかなと思ったり。
では、おやすみなさい。

37 :
>>36
乙乙

38 :
>>36
乙ですとも!

39 :
いとうつとむ

40 :
今からSSの予告を投下します。
ヒロインは12の2代目アナの愛です。
それはプロに入って5年目のこと。
新人の時に知り合ったアナウンサーが寿退社と言う形で辞め、新しいアナウンサーが自分に電話をかけてきた。
自分は在京球団ではなかったためあまりアナウンサーとは関わりがなかったので、内心渋々電話に応じた。
電話に応じて開口一番、威勢のいい声が飛んできた。
「初めまして!パワフルスポーツの佐倉です!」
ニュースキャスターはおとなしめの人が多いと思っていたのでその時はすごく驚いた。
一通りやり取りを終え、電話と切ったときに、頭に浮かんだのはなんで自分に電話をかけてきたんだろうという疑問だった。
不思議だった。去年ようやく1軍で左相手のワンポイントとして置いてもらえた程度の存在なのにわざわざかけてきたのだろう。
そんな不思議な気持ちを持ちながら、彼女と知り合った。

41 :
支援

42 :
俺が書き込んだ時間の秒数一の桁で頑張って完結させるネタ決定?
0 ハズレ
1 9主×舞ちゃん
2 ハズレ
3 ハズレ
4 9主×澄香ちゃん
5 ハズレ
6 ハズレ
7 六本木先輩×澄香ちゃん
8 ハズレ
9 ハズレ

43 :


44 :
>>42
ハズレ多すぎだろwww

45 :
ほage

46 :
>>42
そしてキッチリ当てるというwww

待つぞ、俺は待つからな!

47 :
>>46
残念ながら>>42の秒数一の桁は9だぞ。
4は秒数の小数第二位だ。

48 :
あれ…‥母ペニスと妹ペニスで上下の口から貫かれる兄を見ようとパンツを脱いでいた俺の立場は…

49 :
>>48
弾道が1になった。
絶不調になった。
虫歯になってしまった。

50 :
母なんて出演しないから誤爆だと思ってた。

51 :
F理香
E京子
Dパワ子
Cあおい
B聖
Aみずき

52 :
絵久ちゃんを

53 :
13の彼女にはあまりいい思い出がない
奮発して高いアイテム買った瞬間に振られた時とかもうね
という訳で振られた恨みから13彼女をパワプロ君が調教するようなSSを読みたい

54 :
5.6年ぶりに来たら昔書いてたの思い出して懐かしくなった
とりあえず最近のパワプロやってくる

55 :
保守

56 :
捕手。
いや、保守。

57 :
ほし

58 :
ほしゅ

59 :
パワメジャは無しなんだっけ?

60 :
シリーズ問わないって書いてあるから、ありじゃないかなぁ

61 :
俺も澄香ちゃん好きなんだが、澄香ちゃん好きって人あんま居ないね

62 :
澄香ちゃんかわいいじゃない
兄さんにはそれが分からないんだよ

63 :
澄香ちゃんはいい素直クール。

64 :
澄香ちゃん大好きだけどお付き合いが難しすぎて・・・
ああまた4番×・・・

65 :
いや、澄香ちゃんはツンデレクールだ。そこがいいのだ
あのクールな澄香ちゃんが付き合い始めて2年目のクリスマスのバッティングセンターであられもない痴態を晒したのだと思うと胸熱

66 :
いや、どう考えてもツンデレではないだろう

67 :
好意がなけりゃツンじゃなくてただの無愛想だもんな。
澄香ちゃんはクーデレって言ったほうがいいのかね。
ところでポケ13の冴花も属性的には似てると思う。
もちろんいろいろ違うけど。

68 :
適当に書き殴ってみたけど
みずきちゃんである必要性がどこにも無かったよ……

69 :
とりあえず投下するんだ、話はそれからだ

70 :
とりあえず投下しろ

71 :
それじゃあ投下
何度も言う様にみずきちゃんである必要性はどこにも無かった
 XX年、一月下旬。
 あたしこと橘みずきは今、アメリカの空の下にいた。
 そう、あたしは女性のプロ野球選手として初のメジャー行きを決めたのだった。
 矢部君や聖からは色々餞別も貰った。そしてアイツからも……。
 正直、一人で行くということに不安はあった。でもそれ以上に自分の力を試してみたかった。
「ようやく着いたわね」
 ここがあたしのチーム、パラダイスコナミーズがあるアメリカ南部の町。
 日差しがキツく日本より暑い。だけど綺麗な海岸と爽やかな海風が匂ってきた。
 海岸端を歩くと砂浜には多数の水着を着た人たちがいた。まだ1月だというのに海には入れるみたい。
 あたしはカバンを背負うとスタジアムへと向かった。
 広い……日本のドーム球場が小さく感じられる。下手に打たれたらヒットは確定ね。
 でも辺りには練習をしている人はいなかった。どこからもバットの音やボールを投げる音は聞こえてこない。
 一体どうしたんだろう、もしかして潰れたとか?
 まあ、ここでじっとしててもしかたがないのでGMの部屋と向かう。
「ゴメンください」
 あたしはGMの部屋の前にやってくると扉を叩いた。だが、ドアからは返事がない。
 おかしい、向こうには連絡が伝わってるはずなのに……
 もう一度意を決してドアをたたこうとした瞬間。
「おや、お前さんGM室に何のようだい?」
 横を向くとそこには一人のおじいさんがいた。どうやら球場の管理人みたい。
「私、日本から来た橘みずきです。今日はここのGMに挨拶をしに来たんですけど……」
「ああ、あんたが橘みずきさんだね。話は聞いてるよ」
 あたしはおじいさんに連れられて、寮の部屋へと案内された。
 部屋は思ったよりも綺麗だ。
「ここがあんたの部屋さ。女の子だからかなり気を使ったんだけど…」
「いえ、大丈夫です」
 ドアには鍵がついている。寝込みを襲われる事はほとんど無いってことね。
「それじゃ、模様替えが済んだら声をかけてくれ」
「はい、ところでGMは?」
「ああ、夕方には帰ってくるさ。今日は休みだからみんな練習をやめているんだ。それじゃあ」
「そうなんですか」
 あたしがそう言うとおじいさんは足早に出て行った。そして、早速部屋を自分の色に染め始めた。
 やるべき事を一通り終えるとあたしは早速出かけようとする。
「おや、お出かけかい?」
「ええ」
「折角、パラダイスに来たんだ。レインボービーチで泳いでくるといい」
 海かぁ……、日本にいた時はほとんど泳がなかったわね。
 それに今年はやたら日差しが強すぎて冬でも30℃越えは当たり前ってニュースでも言ってたっけ。
「そうね、そうします」
 海に来ると早速、水着に着替えた。今まで着ることがなかったビキニだ。
「うわぁ、きっつぅ……」
 焼けるような日差しを受けて目を細めた。海外だからと言って代わり映えは全くしない。でも、あえて言うなら……。
「うわぁ……」
 目の前を通った女性の水着に目を奪われてしまう。
 スリングショット。あのブイの形をしたハイレグだ。高校の頃に罰ゲームとして聖に着させた事はあるけど……。
「ゴクリ……」
 あまりの色っぽさに思わず生唾を飲み込んでしまった。
 いかんいかん、こんなところで人を見ているだけじゃ駄目だわ。
 あたしは気を取り直してこのパラダイスの海を泳ぎ始めた。
 辺りを見渡すとおかしな形の岩場を見つけた。人も少なそうでゆっくり休めそう。
 あたしはそこに向かって泳ぎだした。

72 :
 私はパラダイスコナミーズのGMアシスタント。
 最初はほんのやる気を挙げさせるための方便だった。
「もしも、ワールドシリーズで優勝出来たら私を好きにしてかまいませんよ」
 ふざけた約束だと思っていた。しかし、彼は見事にチームを引っ張った。そして今は――。
「GM! 早く! 早く私を犯して!」
 完全に彼のモノに夢中になってしまった。
 今もこの暑いレインボービーチの近くのお楽しみの真っ最中だ。
 ウェーブがかかった自慢の髪にキスをしてくる。
 だが、私はそれだけでは満足しない。逆にこちらから荒々しく唇を奪う。
 ヌチョヌチョとした唾液交換。舌を絡ませさらに中身を吸おうとする。
 だが、GMも反撃をしてくる。キスをしながら私の膣に指を伸ばすと荒々しく指し込んできた。
 まだそんなに濡れていない膣からほんの少し痛みを感じ取れたが返って私に火をつけてきた。
 そして何度もかき回してきた。膣肉を指先でこねくり回されると甘い刺激が襲い掛かってきた。
 そしてすかさず空いたほうの手を胸にやるとそのまま握りつぶすかのように揉んで来た。
 痛い、でも気持ちいい……。
 その考えを読んだのか、さらに動きが激しくなってきた。
 私の乳房は大きく変形し、下からは保護なのか感じているのか分からないが愛液が垂れていく。
 そして、一度指を引き抜くとクリトリスを指先でいじり始めた。
 その際、お互いの口が離れ、彼の口は私の乳首へと向かった。
 空いたほうの手で乳首とクリトリスを摘まむと身体中に電流が走ったような感覚になる。
「濡れてきたな」
 GMはそういうとますます乱暴に私の体を貪り始めた。
 手でクリトリスを思いつねった。
「アァァァォォォ!!」
 あまりの事に私は絶叫をあげる。無論、痛みなんかじゃない。快楽の雄叫びだ。
 そして乳首も同じように力一杯前へと引っ張った。そして口に含んだもう片方の乳首を思い切り噛んだ。
 千切れる………いや、千切って!
「GM! COME ON!」
 私がそう言うとGMは私の股を思い切り開かせる。二人の股間は既に準備完了していた。
 そして、彼の太いものが私の体を貫いた。入れるよ、何て聞かない。ただのオナホールのように突っ込んでくる。
 初めは痛かった。バージンでもないくせに裂けると思ったほどだ。正確に言えば本当に裂けていた。
 しかし、それが私のマゾの快楽に落ちた瞬間でもあった。
「Ohhhh!」
 太くて固いのがガンガンと子宮を突いて来る。動くたびに鈍い感覚が体を突き動かした。
 私には分かる、GMは私の膣肉を味わいたいのだ。
 腰が動くたびに私のジュースが飛び散り、獣のような喘ぎ声をあげた。 
「GM! ラスト!」
 そう言うとGMはクリトリスをつねりながら止めとばかりに私の子宮を突き上げた。
「ああああああ!!」
 GMの液が私の体を汚した。そして同じように私の液がGMの体を汚していった。
  
 す、すごい。
 あたしは完全に目を奪われていた、金髪女性と男性の情事に。
「あんなのが入っちゃうんだ……」
 正直、アイツよりも太くてたくましいアレ。
 それが肉壁を掻き分け行ったり来たりしている。
「ohhhhhh!」
 女性が声をあげるたびに岩陰に隠れてしまうがすぐに視線を二人に送る。
 男の人の方はまだやり足りないらしく、今度は仰向けにして両手足を固定した。
 一種のプロレス技っぽい体勢で腰を回しだした。
 グチュグチュと音を立てながら女性の膣から精液と愛液が飛び出していく。
 そして手足を解放すると女性の手足を掴んで下から思い切り突き上げた。
 あれは……痛いだろうな……。子宮を直接殴るようなものだし……。
 だがよっぽど気持ち良かったのか女性はおしっこを噴出しながらそのまま男性の方へ倒れこんだ。
 イったんだ……。あんなに気持ち良さそうな顔でイクなんて……。
 だが、男性は満足していないのかおチンチンを引き抜くと三度、彼女の体を貪り始めた。
 今度は身体中を舐め始めた。あっ、良く見たらお尻の穴に指を入れようとしてる。
 でも流石にこれ以上居ると二人に気づかれるかも。
 そう思いあたしは岩場から離れた。

73 :
 その後……
「ようこそ、パラダイスコナミーズへ」
 先ほどの女性、海辺で男性と青姦をしていた金髪の女性がにこやかに言った。
 ピンクのスーツを身にまとった彼女はとても綺麗で先ほどとは違ってGMの秘書っていう感じだった。
 そして、GMの男性。
「これからよろしく頼みますよ、ミズキ・タチバナ君」
 正直言って、あいつそっくりだった。あたしの好きなあいつに……ね。
「こちらこそ、よろしくお願いします」
 そう言ってあたしはGMに握手を求めた。
終わり

74 :
以上
今度はもう少し考えて書きたい

75 :
いいんでないの

76 :
てst

77 :
>>40だけど完成したので投下します。

78 :

シーズン開幕。去年Bクラスだった自分のチームはCS出場が当面の目標だった。
しかし開幕からズルズル負けが込み、お世辞にもチームはうまく機能しているとはいえない状況だった。
また今年も無理かなぁ…そんなことを思っていた。
ビハインドでの登板が自然と増えてきつつあったので、自分のモチベーションも高く保てなかった。
投げても投げてもそんなに大した結果がつくわけじゃない…だからついつい手を抜き、たまに点を取られる。そんなことが悪い循環として成り立っていた。
そしてとある日、試合後に自分のチームの番記者の松尾が飲みに誘ってきた。
ここ最近気分が乗らないこともあっていい気分転換になるだろうと思って飲みに行こうと思った。

79 :
酒を飲みながら松尾がこんなことを口にした。
「お前、トレード要員に上がっているぞ。」
一瞬、何を言っているのか分からなかった。自分が?まさか。
でもそんな気持ちも半分あったが、納得している気持ちも半分あった。
今自分のチームは打線がうまく繋がっていない。だから、6,7番で率を残せる打者が欲しいとのことだ。
春先からあと一本という状況が続いていたチームにはうってつけの人材だろう。
自分も防御率は4点台後半とそんなにいいわけではない。左投手がまあまあ不足しているチームなら十分トレード要員になるだろう。
急に自然と飲んでいた酒が妙に後味が悪くなったのはきっと気のせいだろう。
まあでもトレードのうわさはよく耳にするので、成立はないだろうと考えていた。

80 :
しかし、そんな考えは1週間もたたないうちに崩される。
西武とオリックスのトレードに自分の名前があった。
石井義←→自分というトレードだった。
まさか成立はしないだろうと思っていたからすごく驚いた。
そして、なんだかチームに対して裏切られたという思いも生まれた。
その裏切られたという気持ちをばねにして、自分は精一杯のピッチングを続けた。
最初はビハインドやワンポイントだけの起用が、徐々にリード時の起用が増えいつしかチームに欠かせない存在になりあがっていた。
必で必で3連戦で3連投なんてことはざらだった。でも不思議と疲れは感じなかった。
集中すると疲れが消えていくってことが実感できた。

81 :
CS出場がほぼ手中に見えてきたとき、試合前にチームメイトがこんなことを言った。
「おい、今日勝てばマジックが点灯するぞ」
あれ、まだ点いていなかったのかと言う感覚だった。流石に4位には落ちないだろう。
「あれ?もうCSマジックは点灯していますよ」
すると相手はきょとんとした顔をしてこういった。
「バカ、優勝マジックのことだよ」
一瞬何を言っているのかわからなかったが、恥ずかしさと同時に嬉しさがこみ上げてきた。
Bクラス慣れしていた自分は、優勝なんて全く縁のなかった人間だったので、狙えるのならぜひ勝ちとりたい。そう思ってグラウンドへ駆け上がった。
中継ぎである故に日の目を浴びることは少ない。ましては自分には150kmのストレートもなければ切れ味抜群の変化球もない。
でも打たれる気はしなかった。優勝したいと思えば何連投でもできたし、何イニングでも投げれた気がした。一種のランナーズハイのような感覚だったのかもしれない。

82 :
そこから優勝へはそんなに時間はかからなかった。
自分の野球人生の中で初めての優勝。
嬉しくないはずがなかった。
初めて味わうビールがけ、普段そんなに飲まない自分だったが、今日ばかりは羽目をはずしてはしゃごう、そう思った。
ビールがけが終わり、自宅に帰ろうとした時、自分の携帯が鳴った。

83 :
「お疲れ様ですっ! パワフルスポーツの佐山です!」
電話の相手は愛だった。
「優勝おめでとうございますっ!」
「あ…えっと…その…ありがとうございます」
愛と話すのはほとんど初めてだ。ポジションが中継ぎということもあってヒーローインタビューにはなかなか呼ばれない。
初めて会ったときから元気な人だとは思っていたが、実際に話してみると矢継ぎ早に話が飛んでくる感じだった。
「中継ぎで投げている姿かっこよかったですっ!」
「…どうも」
お世辞だったとしてもすごくうれしかった。月並みなセリフだけど注目されることが少なかったからこういう言葉をかけられるのはめったになかったからだ。
「私って思っていることをすぐに口にするタイプの人間なんでもういっちゃいますっ!」
「あたし、小波さんのことが好きですっ!」
「それじゃ、おやすみなさいっ!」
自分が言う暇もなく、電話が切れた。
あーはいはい小波さんのことが好きでs…って!?うぉいあいつすごいこと言ってなかったか!?
まあビールがけで酔ったんだr…でももし本当なら…ぃよっしゃっ!
その日は眠るまでニヤニヤが止まらなかった。

84 :
そして日本シリーズが始まった。
しかしチームは不調。打線がかみ合わず、投手も踏ん張りが利かない。
一つ、また一つと星を落としていくうちに、もう落とせないところまできた。
ベンチのムードは最悪だった。投手と野手とのコミュニケーションは皆無だし、それぞれバラバラになって調整を行っていた。自分もビハインドでの登板1イニングだけだった。
そんな調子で勝てるわけでもなく、チームは4敗目を喫してしまった。完敗だった。
もう投手と野手の間に生まれた確執は取り返しのつかないレベルまで広がっていた。
いつもなら仲のいい先輩とも話さなくなった。食事にも行かなくなった。
こんなんじゃシーズンBクラス落ちは自分の中ではある程度予想できた。
もうどうでもいい…自暴自棄になりかけていた。

85 :
オフが過ぎ春季キャンプに入ろうとしていたが自分のモチベーションは全く上がらなかった。
何のために俺やっているんだろう…そんな考えが螺旋のようにぐるぐる回っていた。
そんな気持ちがプレーにも表れる。キレも、コントロールも、球威も全くなかった。
ブルペンでいくら投げても一向に回復の兆しが見えなかった
もうダメかもしれない…そんな矢先にパワスポに取材が訪れた
あの威勢のいい声が聞こえてきた
「それでは今日はブルペンを取材してみようと思います!」
ああ、愛だ。もうこんな自分の投球はとてもじゃないけど見せられるレベルじゃない。練習を切り上げて別の練習に変えようと思ったときに、取材陣がこっちにやってきた。
「こんにちは小波選手!仕上がりはどれぐらいですかっ?」
できるなら来ないでほしかった。そんな質問に応えられるような仕上がりじゃない。
「…まあまあです。これからもっと調子を上げていきたいと思います。」
月並みのセリフしか残せなかった。でもこれが自分の精一杯の答えだった。
もうこれでOK…だと思っていたが、また愛が質問を向けてきた
「今回のキャンプのテーマはズバリ!どんなところですかっ!」
もうこれ以上質問に応えられる自信がない。早く終わってくれ…だが取材である以上答えなければいけない。
「…全体のレベルアップです」
「そうですか!ありがとうございますっ!」

86 :
もうようやくこれで終わり…そう思っていた時だった。
愛が一人でこっちに駆け寄ってきて、こう言った。
「今晩空いていますか?食事しましょうよっ!」
…え?いやそれはまずいんじゃ…
「おいおいなんだ〜?デートか?」
「おっ、熱愛発覚か?」
「若いっていいねーウラヤマシー」
隣で練習をしていた先輩たちが続々と集まってきた。

87 :
「え…え…あっと…その・・・」
「どうせ予定無えだろ?行っちゃえよ!」
「そうだぜ〜こういう出会いを大切にしなきゃ駄目だぜ〜」
自分が答えあぐねているときに、先輩たちが勝手に話を進めてきた。
「じゃあ今晩7時に待ち合わせでいいですねっ!よろしくですっ!」
そう言うと報道陣の元へ戻って行った。


88 :
「うわあーお前愛ちゃんゲットとか運良すぎだろー」
「羨ましいぜ〜」
「いいないいなー」
…何が起こったんだ?訳がわからん…
7時にどこに行けばいいんだよ俺は…どうしよう…
会話と言うより、一方的に用件を伝えられただけだった。

89 :
何処に行くにも見当がわかず、とりあえずホテルを出て店に出てみよう。そんなことを思っていた時、ホテルのロビーに彼女がいた。
「あっ!いたいた!さあ早く行きましょうよ!」
…腕時計で時間を確認してみた。まだ6時半にもなっていない。
「まだ約束の時間まではずいぶんあるけど…」
「いや〜小波さんと食事できるとなるとうれしくて興奮して早く来ちゃいましたっ!」
…理由なのか理由じゃないのかもうわかんないや
そんなこんなで少し歩いたところの店に入った。

90 :
「ここ、何年か前に初めて沖縄に来た時に先輩に連れられてきたお店なんですよっ!だからここに来たくって」
あいにくここらの店は知らなかったので自分でみつけるとなると候補がなかったから正直助かった。
「いらっしゃい〜って愛ちゃんか、そちらの方は…小波選手じゃないか!付き合ってるのかい?」
やっぱり聞かれた…なんて言おうか考えていたとき、愛が先に言った。
「はいっ!皆には秘密ですよっ!」
「ハハハ、そうだなあ。じゃあ今日は特別にサービスしてあげよう」
「ホントですかっ?ありがとうございますっ!」
…お父さん、お母さん。自分からまだ返事していなかったのにどうやら僕は恋人のようです嬉しいんだか、悲しいんだか…

91 :
店員に連れられ特等席と題された場所へ連れて行かれた。常連のみ招待されるあまり見えない特別な場所らしい。
「小波さんは何を注文しますか?私は…あれ?チューハイがない?去年まであったはずなのに…ちょっとお店の人に聞いてみますねっ!」
そう言うと店員の元へ駆けて行った。
店員とのやり取りはこのような内容だった。
「すいませんっ!チューハイがないようなんですけどっ!」
「だってあれ頼むのって愛ちゃんぐらいだったからもう無いよ〜」
「ええー、あれしかお酒飲めませんよっ!どうしてくれるんですかっ!」
「まあまあ…もう普通にお酒飲んでみてもいいんじゃないかなあ?二十歳過ぎてから何ねn」
「あーっ!女の子の歳はあまり聞いちゃいけないんですよっ!もう!普通のお酒頼みますよっ!」
頬を膨らませながらこっちのテーブルへ戻ってきた。

92 :
「チューハイ消すなんてひどいです…」
「はいはいごめんねごめんね。で、注文決まったかい?」
店員が注文を訪ねてきた。
「…ウーロン茶とタコワサ、あとラフテーで」
「じゃあ私は…ビールと厚焼き卵でっ!」
「ビールなんて頼んで大丈夫かい?」
「いいですっ!チャレンジですっ!」
そう言うと店員は厨房へ消えていった。
不安しかない気持ちで愛に尋ねてみた。
「…ビール飲んだことあるの?」
「何回かありますが、苦くてほとんど飲めませんっ!」
…うわあ、ビンとかで出てきたらどうしよう
しかし、どうも神様は今日は不機嫌らしく悪い予想が的中してしまった。

93 :
ドンっと言う音とともに銀色のラベルが巻かれた茶色の瓶が置かれる。
「これ量多くありません!?」
そりゃあ初めての人には多いよなあ…
「ま、まあとりあえず飲んでみましょう!」
コップに琥珀色の液体が注がれる。
そしてそのグラスを口元に運ぶが、味が気になるのか躊躇う。
「あ…無理しなくてもいいんじゃない?」
「む、無理なんかしていないですよっ!」
そう言って一気にグラスの中の飲み物を飲みほした。
その瞬間、彼女が顔を一気にしかめた。
「うっ、やっぱりにがいですっ!」
そりゃあそうだろう。おそらく飲み慣れていないならなおさらだ。
「あ…お水貰おうか?」
「?いや、ここにあるじゃないですかっ!」
そう言って、彼女は自分のウーロン茶を大きく一口飲み干した。
「あっ、それ俺のやつ!」
「へへへ、ごちそうさまですっ!」

94 :
まあ一口ぐらいならいいか…そう思って自分もウーロン茶を飲もうとした時にふと気付いた。
(…これって間接キスじゃね?)
そう考えると急に恥ずかしくなって自分でも顔が真っ赤になって飲もうとしたグラスをテーブルに戻した。
「あれ、飲まないんですか?」
愛が少々怪訝そうに尋ねてくる
「…あ、もしかしてっ!」
ある事に気づいたようでハッとした後してやったのように
「間接キスとか、気にしています?」
「…ええっと…その…まあ…」
…図星だった
そう答えると愛は幸せそうな目でこう言った。
「小波さんもかなり可愛い所あるんですねっ!」
「か、可愛いって言われてもうれしくないよっ!」
「でも、そういうところも好きですよっ」
「す、好きってそんな簡単に使うもんじゃないでしょうが!」
「あれ?好きな人に好きって言うのは変じゃないですよっ」
「っ!…いや、まあ…そうだけど…」

95 :
「はいはい、ストップ。二人の惚気っぷりは分かったから、他にもお客さんがいるんだから声のボリューム落としてね」
…一瞬フリーズした。そして、何が起こっているのかが分かった。
店にいる人たちが自分たちに注目している。
さっきの会話での興奮とは違った理由で顔が赤くなった。
「あとこれ、注文されたやつ。少し時間かかりすぎちゃったかなあ?」
そう言って、頼んだ料理がテーブルに出された。
「ど、どうも…」
恥ずかしくてまともに話せなかった。
その恥ずかしさのおかげで注文した料理を頂いた後はそそくさと会計を済ませてホテルに戻ろうとした。
「早いけどそろそろお開きにs…」
テーブルの方を見ると愛は顔をテーブルにうっぷせてすやすやとまではいかないにしろ眠っていそうだった。
「ちょ、まずいって!起きて、愛ちゃん!」
「ん、う…ん……こな……み…さん…?」
半分寝ぼけた様子の愛がこっちを向く
(…なんかお酒の所為で顔がほんのり赤くなっていつにもまして可愛いなぁ…)
心の中でドキッっとして、少し間をおいて話した。
「もうそろそろ戻った方が…」
「…ふぇ?もうそんな時間ですか?」
「まあ時間って言うかその…」
言葉に詰まってしまった。
きちんとモノを言えないとこういう場面で困ってしまう。

96 :
「…だいぶ疲れているようだし、今日はこれでお開きにしませんか?」
そういうと、愛は寝ぼけた顔が一気にすごく申し訳なさそうな顔になった。
「す、すみませんでしたっ!わ、私が寝ちゃったばかりに…」
店内の視線がまた集まる。
「そ、そんな気にしなくてもいいから!」
「で、でも…」
「と、とりあえず会計済ませようか、」
「え、は、はい」
誘われた身だけど、男としてはある程度多めに払わないと立場がない。
そうして、財布の中から一番大きい金額のお札を出そうとした。
「い、いいですっ!今日は私が出しますからっ!」
「全部出させるのは申し訳ないよ、」
「でもっ!今日は私が寝ちゃったから…その、お詫びとして…」
「お詫びだなんていいよ」
「でも…」
やはり愛は相当責任を感じているようだ。
なんか上手い解決方法ないかな…そんなことを考えていたら一つうまい方法が浮かんだ。
「じゃあ…割り勘にしようか。」
「…えっ?」
「それなら、二人同じでしょ?」
「でも…」
「…なら俺が払っちゃうよ?」
「えっ?」
愛に対して少し笑って意地悪なことを言ってみた。
「そ、それはだめですっ!」
「じゃあ割り勘にしようか」
「うぅ…申し訳ないです…」
「いいって、気にしないでよ」
そう言って、二人で3000円ずつ出して会計を済ませた。

97 :
店を出た後、開口一番愛がこう言った。
「…すみませんでした、勝手に寝ちゃったり、お会計負担してもらったりして…」
普段は元気な愛がとてもしおらしくなっていた。
「いいって、連日の取材じゃ疲れて当然だよ。逆にこっちが無理させちゃったみたいで…」
「そ、そんなことありませんっ!」
愛は必に否定した。
「今日…自分から誘ったのに…ずっと小波さんに迷惑かけっぱなしで…申し訳無くって…情けなくって…」
「…」
徐々に言葉の最後が擦れてきていた。
「…大丈夫だよ、気にしないで。」
この言葉しか、自分は言えなかった。
少し歩いたところで愛はタクシーに乗って帰って行った。
その後ろ姿が普段とは違って小さい体がさらに小さく見えた。
それから1週間ぐらい、愛のことが頭の中をぐるぐると廻った。
(どうすればいいのかなあ…また元気になってくれるかなあ…)
こんなことがずっと続いていた。

98 :
クールが第3から第4へと移っていくにつれてシート投球や紅白戦などが増えてきた。
ある日、またパワスポの取材がやってきた。
そこには以前と何ら変わりのない愛の姿があった。
「こんにちはっ!パワフルスポーツの佐倉ですっ!」
ホッとした。あの笑顔がまた見られると思うとやはりうれしい。
自分の中で廻っていたことが、解決したような気がした。
今日一日の練習が終わり、ホテルに戻ろうとした時だった。
紅白戦の後、ブルペンに出向いて変化球のリリースのチェックをしていて帰るときにはほぼ一人だった。
突然後ろから呼び止められた。
声の主は愛だった。
「あのっ、小波さん!」
「あ、佐倉さん」
「もうっ、呼び名は愛でいいですよっ!」
愛は少し頬を膨らませた。
(この表情も可愛いなぁ…)
するといきなり愛は少し思いつめた表情になった。
「あの…この前はすみませんでした。私…」
「いいって、気にしなくって」
「…ありがとうございます。」
「うん、やっぱりニコニコしてる愛ちゃんが一番可愛いよ」
「えっ!そ、そうですか…///」
思いつめて表情が一気に明るくなった。
「こ、これからもっ!ずっとニコニコできるように頑張りますっ!」
「うん、頑張ろうね」
「じ、じゃあ今日はこれで失礼しますっ!」
愛ちゃんの笑顔を見たのはなんか久々だった。

99 :
やがて、オープン戦を経てリーグが開幕した。
しかし、去年リーグを制したものとは思えないような試合を重ねていた。
先発は序盤に大量失点、繋がらない打線、ミスが目立つ守備、リードを守れない中継ぎ陣…昨年の日本シリーズからの悪い流れを断ち切れずにいた。
ベンチの空気はもうどうにもならない雰囲気が漂っていた。
自分は登板するもビハインドが主になっていた。
つかないホールド、徐々に異常でもなくなってゆくイニング跨ぎ、連投…自分のモチベーションも上がらなかった。
たまに来る新聞の取材も月並みのセリフしか喋れなくなっていた。
「チームのためなら苦しくても我慢するしかない。」
ホントは結果が欲しい。ホールドが欲しい。救援勝利が欲しい…このことを求めるのは贅沢なのだろうか。
去年まで大して願わなくてもよかったことが遥か先のことに思えた。
負けが込むにつれて自分の自由時間も奪われつつあった。
最初はいつもより1時間早く来て練習、そこから2時間、3時間…しまいには朝から晩まで野球漬けになった。
もちろんこんな状況で選手たちが勝てるわけでもなく、疲労のみがたまっていった。


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