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2013年06月エヴァ138: 【明城学院】シンジとアスカの学生生活【LAS】 (142)
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【明城学院】シンジとアスカの学生生活【LAS】
- 1 :2013/06/07 〜 最終レス :2013/06/20
- アスカとシンジの学生生活を想像してどんどん書き込んでください
- 2 :
- シンジアスカおめでとう!
- 3 :
- この世界でなら潜在的に好きあってる仲だしもう大丈夫だろう。
シンジはアスカ覚えてるし
- 4 :
- >>1乙
- 5 :
- >>1以外もSS投下おkなんかね?このスレは
合格発表の人込みで、駅と同じように人込みに飲まれて
いたいいたいと言うアスカ。それを引っ張って助けたのはまたシンジ。
入学式の日にこれまたラッシュで同じシチュエーションで引っ張って助ける。
一度目は偶然、二度目は必然、三度続けばそれは運命とかそういうネタはどうだ?
- 6 :
- >>1スレ建ておつ
やっとシンジとアスカが笑ってる所が公式で見れた…18年長かったよ
- 7 :
- >>5
LASなら良いんじゃない?
むしろ俺は見たいから頼むw
- 8 :
- >>1
スレ立て代行ありがとうございます。
>>5
勿論です。SSでも単発ネタでも思うがままに書き込んでいきましょう
- 9 :
- シンジ「***番、***番……」
シンジ「あった!」パァッ
アスカ「………」
シンジ「あれ?あの娘…」ジー…
アスカ「ん?何見てんのよ?」
アスカ「って、あんたあの時の変態じゃない!」
シンジ「ちょっ!へ、変態じゃないよ!」
アスカ「冗談よ」プフッ
アスカ「あんたもここ受けてたのね?」
シンジ「うん…君もだったんだ?」
アスカ「まぁね〜、で、あんた受かったの?」
シンジ「受かったよ、君は?」
アスカ「あんたバカぁ?高校の入試なんて楽勝〜よ楽勝〜♪」
シンジ「そ、そうなんだ…はは…」
- 10 :
- いいぞ…!
- 11 :
- 例の遺跡にデートに向かう二人
遺跡を見上げるとなぜか不安になってシンジの腕を掴むアスカさん
アスカのことを守らなくちゃという使命感がなぜか頭によぎるシンジくん
- 12 :
- んじゃ>>5のネタちょっと練ってくる
日曜夜にでも投下するわー
>>9
イイヨイイヨー
- 13 :
- このスレ最高じゃん!
やべぇ楽しみが増えた、書き手さんたち頑張ってください!!
- 14 :
- >>9
アスカ「わたし、惣流・アスカ・ラングレー、あんたは?」
シンジ「僕は碇シンジ、よろしく」
アスカ「これも何かの縁ね!友達になりましょ!」スッ
シンジ「う、うん!」ギュッ
シンジ(ずいぶん積極的な娘だなぁ…それに…)
アスカ「わたしは日本人とドイツ人とのクォーターなの、あんたその辺聞きたかったんでしょ?」
シンジ「すごい、どうして分かったの?」
- 15 :
- >>14
アスカ「大体パターンが決まってんのよね〜、初めて会った人って二言目にはハーフなの?だもん」
シンジ「なるほど…」
アスカ「さて、あんた合格記念にわたしにお茶でもご馳走しなさい!」ビシッ!
シンジ「ええっ!?」
アスカ「何よ?わたしと喫茶店入るのイヤだってーの?」ジロッ
シンジ「わ、わかったよ…」
アスカ「素直でよろしい!」ニコニコ
シンジ(まいったな…でもなんか懐かしいような気がする、こう言うの…)
- 16 :
- 混ざらないようにアンカーあるのは有り難い。
それにしても癒されるw
- 17 :
- レタケ
- 18 :
- >>15
アスカ「わたしコーヒーで良いわ」
シンジ「じ、じゃあ僕も…」
アスカ「コーヒー二つね、あとチョコパフェ一つ」
店員「かしこまりました、少々お待ちくださいませ」
- 19 :
- ついに貞シンジ×貞アスカスレが立ったか
- 20 :
- コーヒーで良いと言ってるのにチョコパフェとか流石にアスカだw
- 21 :
- >>18
店員「お待たせしました…」コトッ コトッ…
アスカ「来たきた♪いただきま〜す♪」パクッ
アスカ「ん〜美味しい♪」
シンジ「ちょっと聞いて良いかな…」
アスカ「ん?な〜に」パクッ
シンジ「僕さ、なんだか君と初めて会った気がしないんだ、どこかで会ってないかな?」
アスカ「それは無いと思うわよ、わたし日本に来たばっかだし」
シンジ「え?そうなんだ…それにしては日本語上手いよね?」
- 22 :
- >>21
アスカ「ママが日本語ペラペラのハーフだからね、いつも日本語のレッスンしてるような物だったもん」パクッ
アスカ「仕事で行ったり来たりしてたけど、本格的に日本に腰を据える事になってね〜」
シンジ「へぇ、そうなんだ…」
アスカ「て言うかさ〜、実はわたしも思ってた事があるのよ」
シンジ「え?何を?」
アスカ「あんた、なぜか懐かしい感じがすんのよね…」
アスカ「思い出そうとしても出てこなくて、モヤモヤするのよ」
シンジ「はは、なんか不思議だね…」ガチャ!バシャ
シンジ「あっ!あちち!」
- 23 :
- スレ支援投下準備完了
割りこみたくないから終わったら教えてくれ
- 24 :
- 可愛い
- 25 :
- 長期に渡るSSは無しにしないか?
終わるまでの間、空気を読んで他の職人さんが投下しにくくなりそう
仕切り屋みたいでスマン
- 26 :
- >>22
アスカ「ちょっとバカシンジ!何やってんのよ!大丈夫!?」
シンジ「!?」
アスカ「!?」
シンジ「い、今のセリフ…」
アスカ「異様にシックリ来るわね…」
店員「お、お客様!大丈夫ですか!?」
シンジ「え?あ、はい…」
アスカ「ちょっとそれかして!」フキフキ
シンジ「あ、ありがと…///」
アスカ「ちょっとシミになっちゃうかもしんないけど…」
シンジ「大丈夫だよ、後でクリーニング出すから」
アスカ「そう、それじゃ大丈夫ね」
- 27 :
- 「長期」って1日に1〜2レス程度で一ヶ月くらいかかってようやく完結するようなSSってことな
1日や2日で完結するならいいけど
- 28 :
- >>26
アスカ「あっ!いっけな〜いもうこんな時間、ママに報告しに行かなきゃ!」
シンジ「電話すれば良いのに」
アスカ「直接会って報告する事にしてたの!じゃぁわたし行くから、ごちそうさま!またね♪」フリフリ
シンジ「うん…じゃあまた…」フリフリ
シンジ(アスカか…可愛かったな…)
シンジ(ここから何かが始まったりして…///)
シンジ(なんてね、そんなの有るわけ無いか…)
シンジ(僕も帰ろう…)カタン
終わり
- 29 :
- やがてシンジに包帯アスカが見える展開きぼん
「ふ…いい気なものね」
- 30 :
- 長くなりそうならその日の分投下分終了時に宣言でいいんじゃないかなw
雑談交じりで小ネタだけ落としたい人だっているだろうし
色んな人が投下しやすい空気が大事だと思うんだw
>>28
乙
>>29
それなんてRe=TAKE
- 31 :
- 四コマ漫画的な超短編にしようかと思ったのに、
思いの外長くなってしもた…
拙いSSでスレ汚し失礼しますた(*_ _)ペコリ
- 32 :
- >>28
乙〜
俺も>>30の意見に賛成です
- 33 :
- >>21
貞の新しいアスカは元々日本暮らしじゃないの?
- 34 :
- ヒカリ「そういえばアスカってどんな人が好みなの?」
アスカ「……笑わないでよ?」
ヒカリ「うん」
アスカ「王子様」
ヒカリ「え」
アスカ「紫の馬に乗った王子様。私がピンチになった時に紫の馬で駆けつけてくれそうな人がいい」
ヒカリ「白馬じゃないんだ?」
- 35 :
- >>33
そうなの?こりゃうっかりしてたわ。
まあ小ネタとして生暖かく見守ってくださいまし。
- 36 :
- アスカ「うん。紫」
ヒカリ「なんで紫なの?」
アスカ「……わかんない。でもなんかそういう夢を昔見た気がするの」
ヒカリ「でもアスカが王子様願望って意外ね」
アスカ「自分でもなんでかわかんないんだけどね……高校生にもなって王子様とか恥ずかしいからぜぇぇぇぇぇったい誰にも言わないでよ?」
ヒカリ「はいはい。見つかるといいよね。王子様」
アスカ「気のせい程度ならその夢で見たのと似てる気がするやついるんだけどね」
ヒカリ「わ、いるんだ!誰のこと?」
アスカ「それはさすがに内緒!見た気がする夢のさらに似てる気がする程度だしね」
アスカ(ナンパじゃなかったのがむかついたのはそのせいだったのかな……)
- 37 :
- ケンスケ「碇ってどんな子が好みなんだ?」
シンジ「んー……好みって言うか理想像ならある……かな」
ケンスケ「へぇー、どんな?」
シンジ「言ったら笑われるから言わないよ」
ケンスケ「笑わないって。で、どんなのなんだ?聞かせろよ」
シンジ「赤い鎧を着たお姫様みたいな子」
ケンスケ「ぶっ…お姫様って、高校生にもなって結構夢見がちだな」
- 38 :
- ケンスケ「お姫様願望はいいとしてもだ、碇。お姫様ならそこは普通ドレスじゃないのか?」
シンジ「鎧でないとダメなんだよね。ドレスって言うよりも鎧」
ケンスケ「………変わってんな、お前。ゲームかアニメの影響なのか?」
シンジ「そんなんじゃないんだ。ただ……そういう夢を昔見た気がするんだ」
ケンスケ「夢見がちどころか夢そのものかよ。でもそんな女の子いるものかな?」
シンジ「気のせい程度でなら夢で見た人に似た子はいるんだけどね」
ケンスケ「お、誰のことだよ、教えろよ!」
シンジ「言えるわけないだろ!恥ずかしい!それに見た気がする夢のさらに似てる気がするってだけだよ」
シンジ(どこかで会った気がしたのはそのせいなのかな……)
- 39 :
- >>33 >>35
ダンケシェ〜ンって言ってたからドイツに住んでたと思うよ
テレビ版学園エヴァだと名前が惣流明日香で日本人だけど。
新アスカは帰国子女なのかも?
- 40 :
- 親がドイツ人だから日本育ちでもドイツ語が堪能なんでしょ
- 41 :
- アスカは秋田出身だな。美人だし(適当)
- 42 :
- シンジ(言えないよね。その子がクラスにいるなんて)チラッ
アスカ(言えないわよね。そいつがクラスにいるなんて)チラッ
シンジ「ぶっ……!?(目が合っちゃった!?)」
アスカ「ぶっ……!?(なんでこっち見てんのよ!)」
二人の距離が縮まるのはまだ少しだけ先のお話。
〜終〜
- 43 :
- >>41
乙!イイヨイイヨー
- 44 :
- 失礼安価ミス。
>>43は>>42へ
- 45 :
- 盛り上がるな〜♪
もっと燃料を!
- 46 :
- JRAのCMを思い出しながら書いた。
ヒカリも出しちまった。
でも反省はしない。
貞版最終回アスカの出身は明言されてないし職人次第でいいんじゃないのw
ドイツでも九州でも神戸でもw
- 47 :
- 手違いで入寮できず途方にくれてるシンジ
一足先に入寮したアスカが「しょうがないわね」 と同居に
ちなみにアスカはシンジのことを「きもシンジ」と呼んでいます
- 48 :
- 異性をホイホイ同居させるとかそれなんてエロゲ
いいと思います!
- 49 :
- >>48
元々貞アスカはミサトにシンジと一緒に住まわせろって押しかけてきてるからなw
あんまり違和感ないわw
- 50 :
- シンジは男だから寮一人ぐらしでいいとしてアスカは保護者がいると思う
実家が都内かも
- 51 :
- でも満員電車に乗り慣れて感じだったよ
心配する両親の反対を押し切って上京してきたのかもしれん
- 52 :
- 乗り慣れてない、だった訂正
- 53 :
- アスカは寮暮らしなのかそれともマンション一人暮らしか
寮だとしても男女別か男女混合か
妄想は広がるな
- 54 :
- 職人さんたち必死こいて書き溜めてんのかな〜?
- 55 :
- 教室の窓から真っ白な空を見上げているシンジ
アスカ「バカシンジ、またボーッと空眺めてんの?」
シンジ「あ、うん。なんか…雪が降り注いでいるのを見ると落ち着くんだ。この真っ白な空が僕を包んでくれてるような気がして」
アスカ「ふーん……あんた前にも似たようなこと言ってなかった?」
シンジ「あ、バッグについてるロザリオのことかな?これを握ってると…すごく安心するんだ。だから緊張した時とかはこれを…」
アスカ「バカシンジ!あんたはあたしだけ見てればいいの!」
シンジ「えっ?い、いま…アスカなんて?//」
アスカ「…二度は言ってあげない///」
シンジ「…///(聞き間違えじゃないよな//)」
ケンスケ「かーっ!!二人して頬赤らめてイヤ〜ンな感じ!!」
クラスメイト「ひゅ〜ひゅ〜熱いね〜!」
アスカ・シンジ「ち、ちがう(わ)よ///」
- 56 :
- 上手だな
- 57 :
- >>26
ここ凄く良い
- 58 :
- 前世の記憶の片隅が少し残ってるやり取りがええな
- 59 :
- 付き合ってしばらくしたある日
アスカ「ねぇ、キス……しよっか?」
シンジ「……ごめん」
アスカ「もう!アンタずっとそればっかり!女の子に何回恥かかすのよ!」
シンジ「ご、ごめん。でもキスが怖いんだ……」
アスカ「??」
シンジ「なんか、キスすると……アスカがいなくなってしまうような気がして……」
アスカ「はぁ?」
シンジ「う、上手く言えないんだけど!僕とキスした人はみんな……僕の前から消えてしまうような気がするんだ」
アスカ「アンタ……誰かとキスしたことあんの?」(私も無いのに!)
シンジ「い、いや無いよ!でもそんな気がするんだ……なぜか」
- 60 :
- シンジ「だからごめん……今は」
アスカ「ダメ」
シンジ「あの、アスカ?」
アスカ「動くな」
シンジ「あっ」
ちゅぅ
シンジ「!!!」
アスカ「ふんっ。なんかムカついた。……誰か知らないけど、アンタの唇奪われた気がした」
シンジ「なっ、あっ……!///」
アスカ「私に消えてほしくなかったら、私を全力で愛しなさい!守りなさい!だったら私は消えない!絶対にアンタのそばにいる!」
シンジ「……絶対に?」
アスカ「絶対に」
シンジ「たとえ……」
アスカ「たとえ生まれかわっても。絶対に、ね?」
- 61 :
- おまけ
シンジ「ありがとう……アスカ///」(ドキドキドキドキドキドキ)
アスカ「ふんっ///」(ドキドキドキドキイライライライラ)
アスカ「あれ……?」(イライライライライライライライラ)
シンジ「どうしたの?」
アスカ「……奪われた気がしてきた。アンタの舌も、唾液も、口内粘膜も」
シンジ「こ、コウナイネンマク……?」
アスカ「あ、あ!ムカつく。ムカつく!!全部私の物なのに!!私に出撃させてる間に、勝手にあの女ぁ!!」
がばっ!!ぐいっ!!ぎゅぅ!!
シンジ「あ、アスカ…!!///」
アスカ「奪い返す奪い返す奪い返す!!大人のキスするぅ!!」
シンジ「んむにゅぅぅぅぅぅぅ!!///…………くちゅっ」
- 62 :
- 派手だなwww
- 63 :
- >>61
独占欲全開www
- 64 :
- 体育でダンス
誰とやっても息が合わないアスカ
先生「惣流は少しは他人と合わせることができればいいんだがな」
アスカ「ちっ、なんであたしが低レベルに合わせないといけないのよ」
シンジ「今度は僕と組んでもらえないかな?多分合わせられる……そんな気がするんだ」
アスカ「あんたが?にっぶそうなのに……でもいいわ。ちゃんとついてきなさいよ!」
シンジ「わかってるよ」
62秒のその曲に完璧なユニゾンを見せる二人。
アスカ「やるじゃない。最後のとこ、今度はちゃんと決めたわね」
シンジ「うん。またおほめにあずかって光栄だよ」
アスカ「……今度は?」
シンジ「……また?」
シンジ・アスカ「「あれ?」」
- 65 :
- 記憶が戻ることはないだろうけど、そこがいい
- 66 :
- 貞シンジって実は男前だよな
TV・旧劇・新劇シンジにはなかったアスカの内面の弱さを指摘して受け止めるシーンがある
(これが恐らくアスカが押し掛け同居してくる決定打なのか?)
毎日アスカのお見舞いに行くとかもあるしな
他にも内心の言葉がちょっと荒かったりで面白いよね
アスカが入院して毎日見舞いに行くシンジ
起きないんじゃないかと寝ているアスカを見てデジャヴを感じつつも
目を覚ましたアスカを見て一安心
そんな高1の夏
- 67 :
- 見た目も好みなんだろ、じゃないと同居はしない
- 68 :
- アスカ「いちご美味しい〜」パクパク
シンジ「うん」パクパク
アスカ「シンジほら見て?似合う?」
シンジ「…あっ。懐かしいね」
アスカ「懐かしい??」
シンジ「うん。なんか懐かしい……なんでだろ」
アスカ「ふぅん。ま、アンタが気に入ったなら、これからはこういうの付けてもいいかな」
シンジ「うん。似合うと思うよ」
アスカ「ふふっ///」パクパク
頭に乗せていた2つのイチゴを食べるアスカさん
アスカ(赤い髪飾りかぁ)
- 69 :
- 記憶あるなしに関わらず
こちらでは普通の高校生でシンジ×アスカも幸せに結婚するんだろね
- 70 :
- >>68
癒されました。乙
- 71 :
- 4巻のアスカ見ると風呂でのエピソードはやっぱ気に入ってたんだなw
- 72 :
- マリ「ひめ〜!姫も同じ高校受かったんだね!ひゃほい!」
アスカ「げっ」
シンジ「誰……?」
アスカ「家が近いだけの眼鏡!!」
マリ「ヒドいにゃ〜。長い付き合いの、おさにゃにゃじみにぃ」
アスカ「うっさいストーカー!ほんとはもっと上の高校行けたくせに!」
マリ「姫と一緒にいたくてさぁ。で、こちらのワンコは?」
シンジ「ワンコ……」
アスカ「たまたま受験の日に世話になって知り合ったのよ」
マリ「ふぅ〜ん。やっと王・子・さ・ま、見つけたんだ」
アスカ「ーっ!!!!」
シンジ「おうじさま……?」
- 73 :
- シンジ「あ、あの。おうじさまって」
アスカ「聞かんでいい!!」
マリ「あのねぇ」
アスカ「言わんでいい!!」
マリ「にゅふふっ。幼少期に姫が、ウナギの化け物に襲われてるのを王子さまに助けてもらう夢見たらしいの」
シンジ「ウナギですか」
マリ「ウナギです。そのことをなぜか幼稚園で自慢気に語っててさぁ〜。なんかそれからずっと王子さまみたいな人を待ってたみたいなのよぅ」
アスカ「べ、別に待ってない!もういつまでもそんなこと、ほじくらないでよ!」
マリ「ま、それから私は姫を姫と呼ぶことにしたのよ!だって王子が助けるのは姫だもんね!」
シンジ「ふぅん」
アスカ「ああああ、もう!!変なエピソードをベラベラと言いふらさないでよ!!」
- 74 :
- マリ「じゃ、そろそろ帰ろっか姫」
アスカ「うっさい!私は先に帰る!付いてくんな眼鏡!」すたたた
マリ「あはは、行っちゃった。……じゃあワンコくん、姫と仲良くしてね。王子さまなんだからさ」
シンジ「な、仲良くするのはいいですけど……。でも僕は王子じゃないですよ」
マリ「いやいや、王子を読み替えたらワンコでしょ?そう思ったら、ワンコも王子様に大変身だよ」
シンジ「まず僕はワンコじゃありません!」
マリ「にゃはは。じゃあまた会おう!」すたたた
シンジ「はぁ……。」
シンジ(ウナギの化け物か……。あんなシュールな夢見る人が他にもいたなんて……)
シンジ「惣流さん……僕が王子さまだと嫌がるかなぁ」
- 75 :
- 乙です
アスカの恋を応援するマリさん頼もしいw
アスカとカラオケやゲーセン行ったりするんだろうな〜
- 76 :
- 良スレ
- 77 :
- なぜここにも猫が
- 78 :
- 続き楽しみにしてます
- 79 :
- あの日 あの時 あの場所で君に会えてなかったら僕らはいつでも見知らぬ2人のまま
ラブストーリーは突然にを聴いて干渉に浸るシンアス
- 80 :
- そのまんまのRだよね
- 81 :
- (あの子かわいかったな。明城前で降りたってことはあの子も受験だったのかな?)
明城学院付属高校入学試験合格発表当日。学院への道のりを、ゆっくりとした足取りで歩く少年。
碇シンジ。それが彼の名前だった。
(また会えるといいんだけど)
シンジは受験当日満員電車から助け出した少女を思い出していていた。あの時感じた既視感はなんだったのだろうか。
さっき電車から降りるときに同じ偶然を期待しなかったと言えば嘘になる。
(ま、そうそううまくはいかないよな。でも……)
試験会場では生憎と見つけることは出来なかった。それでも同じ学校に通っていれば会うこともあるのかもしれない。
もう一度会えれば既視感の正体もわかるかもしれない。だが、それも全て合格していればの話だ。
(大丈夫。きっと受かってるさ。僕もあの子もね)
ついでにあの日声をかけてきたメガネのことも思い出した。気さくそうな奴だった。
もしかしたらいい友人になれるかもしれない。
朝の雑踏の中、シンジの歩みは少しずつ早くなり、人ごみを抜けた頃には軽く駆け出していた。
- 82 :
- 「うわ……こんなに受けた人いるのか……」
張り出された合格者番号の前の人だかりは、シンジが想像していたよりもはるかに多かった。
名門校であり、また寮が完備されている明城は全国から受験者が集まる。
だが受験当日はそれぞれ別の教室で一か所には集まっていなかったこともあり、シンジは受験者の人数を意識はしていなかったのだ。
「はは……ほんとに受かってるかな……」
喜びの声を上げる者。肩を落とす者。友人と一緒に受けたのだろうか?笑顔で手を叩き合っている者もいる。
シンジは人をかき分けるようにして前へ進んでいった。
「ああ、もう!前に進めないじゃない!」
どこかで聞いたような声に振りかえる。
「通してって言ってるじゃない!」
あの日聞いた少女の声。
「って……いたいいたいたい!」
白い小さな手が人と人の間から顔を出している。
「大丈夫?つかまって」
あの日のようにそう声をかけ、手を掴む。
右手で彼女の手を握り、左手で彼女が進めるスペースを作っていく。
「え、ちょっとなに?」
とまどいの声をあげながらも彼女はシンジの作った道を進んでいった。
- 83 :
- 「ふう、やっと前に出れたよ」
押され、かき分けと進んできたせいか、まだ肌寒い日ではあっても軽く汗をかいてしまった。
「あ、ありがと……ってまたあんたなの?ナンパ男」
「ナンパ男はひどいな。助けてあげたのにさ」
抗議の声を上げつつも、目は彼女に引きつけられてしまう。
「……お礼は言っとくわ。ありがと。あんたもここ受けてたのね」
「うん」
(やっぱりどっかであった気はするんだよな……って今はそれよりも)
少女から目をそらし、臨時設置の掲示板の中の番号をチェック。自分の番号があるのか、ないのか。期待と不安が心の中で渦巻く。
少女もまた同様に自分の番号を探し始めたようだ。
(よし、あった!)
軽く息を吐き出すのと同時に体の緊張が解けていくのが解る。
(この子はどうだったのかな)
ちらりと少女の方を盗み見る。
まだ見つからないのだろうか。その青い瞳は不安げな色をたたえている。
彼女からギュウッと音がするほどに手を握り締められ、初めてお互い手を握ったままであることをシンジは思い出した。
柔らかい手だな、と感じると同時に少し震えてることにも気がつき、思わず握り返してしまう。
振り払われるかな?シンジがそう思っていると、一瞬驚いた表情を浮かべ彼女は
「ありがと……」
小さな声で呟いた。
- 84 :
- 「あったああああああああ!ま、このあたしが落ちるわけないのはわかってたけど嬉しいものよね!」
少し大袈裟なくらいに少女は喜びを露わにしている。白い頬は歓喜の色に染まり、青い瞳はきらきらと輝いていた。
両手を振り上げたため、シンジの手も一緒に空へと突き出される。
「おめでとう、よかったね」
「あ、ありがとう。あんたは……ってその顔じゃ受かってそうね、おめでと」
懐かしい笑顔だ。そう感じた。どこで会ったんだろう?でもこんなに目立つ子を忘れるとは思えない。
彼女は容姿だけならアイドル顔負けの少女なのだ。目が合うとどうしても照れてしまう。
「あ、う、うん。ありがとう。で……いつまで握っててくれてるのかな?」
シンジは照れ隠しにちょっと意地悪に受験当日の少女の言葉をそのまま返してみた。
少女の白い肌が見るみるうちに赤く染まっていく。
- 85 :
- 「バ、バカ!やっぱナンパ目的だったんじゃないの?」
「だ、だから違うってば!」
「どーだか!」
「なんだよ、その言い方!」
「なによ!ケンカ売ってんの!」
なぜだろう。女の子とこんな風に口論なんてしたことないのに。
なんだろう。この懐かしさは。
「ケンカ売ってるのはそっちだろ!」
なぜだろう。男の子と口論するのは初めてではないけど。
なんだろう。初めて喧嘩してる相手なのにこの懐かしさ。
「お二人さんさー、仲がいいのはわかったから、そろそろどいてくれないかな?」
当たり前だが周囲の注目を一気に集めていたらしい。
誰からかかけられた声で我に返る。
「誰が!」
「こんなのと!」
「「仲がいいわけないよ(わ)!」」
ふんっ、と同時にそっぽを向くとそのまま別々の方向に歩いていく姿はどう見てもシンクロしているのだが。
「あいつらあの時の2人だよな。なんだか息ぴったりでいや〜んな感じ」
一部始終を見ていたメガネの少年は、思わずそう呟いたのであった。
- 86 :
- 明日か明後日にでも続き投下して完結
おやすみなさい
- 87 :
- 乙です。
- 88 :
- 続き死ぬほど楽しみにしてます
- 89 :
- 積極的な感じが貞っぽいね
続き待ってるよー
- 90 :
- ええやんええやん
- 91 :
- 入学式の日、通学中の碇シンジはラッシュアワーの満員電車の中で嘆いていた。
本来ならばこの日のラッシュは味合うはずがなかったのだ。
(寮の設備不良ってなんだよ……)
入寮日前日に寮のガス、水道、電気が全て設備の故障で止まってしまったとの連絡があったのだ。
入寮してからでないのが不幸中の幸いだったと言えるのかもしれない。
ともあれシンジたち新入生の多くは必要な荷物だけ送り、今日まで入寮しないものが多かったのだ。
シンジもその一人だ。入学式が終わったら初めて寮に入ることになる。
学園前駅につくにはまだ時間がある。シンジはあの少女のことを考え始めた―――
(あの懐かしい感じ……なんなんだろうな)
どこかで会ったことがある気がする。2度目に出会ったときからその感覚は強くなる一方だ。
だが、会ったことはないはずだ。近くで顔を見てはっきりしたがもし出会っていたら忘れているはずがない。
しかし、懐かしい何かを感じていることも事実だ。あの時カッとなってはいたがどこか安心感もあった。
そう、安心感。まるで離れていた故郷に帰ったような、そんな感覚。
欠けていたものが満たされるような錯覚さえあった。
(でももう会っても話してくれないかもしれないよな。ケンカしちゃったし……
って、そういえば合格発表の日に悪目立ちしちゃったのか……不安になってきたな)
ガタンッ、カーブに差し掛かった時に電車が大きく揺れ、シンジの思考は現実に引き戻される。
(考えててもしょうがないか。それより入学式終わったら荷解きしないといけないのか。面倒だなあ)
明城学院前まであと少し。降り損なわないように気をつけないといけないとシンジは思った。
- 92 :
- 「う〜、やっぱこのラッシュは厳しいや」
明日からは寮からの通学になる。もうこれを味わう必要はない。
名残惜しくもなんともなく、ただそれがありがたい。そんなことを考えながらシンジはホームに降りた。
(電車通学とかもうしたくないな……)
そう思いながら、もう一度電車の方を無意識に振りかえる。
「あれ?」
すし詰めの人の中に白い手が差し上げられている。ここからでは顔は見えない。
「だから降りるって言ってるでしょう!」
いらだちを隠さないややヒステリックな声。でも不快感はない。
シンジは無言でその手を取った。
迷いなく握り返してきたその手を強く引き寄せる。
勢い余って少し転びそうになって出てきた少女を見て
「やっぱり君だったのか」
自然と何とも言えない笑みがこぼれてしまう。
「おはよう。いわゆる三度目の正直ってやつだね」
むぅ、っと小さく唸ってから少女は言った。
「やっぱりあんただったのね」
こちらは少し拗ねたような顔だ。
「やっぱり?」
「特に意味はないわよ。二度あることは三度あるって言うじゃない……」
手を出せばあんたがいて引っ張るような気がしたのよ。よく聞こえなかったがそう言った気がした。
「ま、お礼は言っとくわ。ありがと、ナンパ男」
「だからナンパじゃないって言ってるだろ」
「あ、じゃあストーカーかしら。あたしの行く先々にいるなんてさ」
「それも違うって!いい加減に…」
せっかく助けたあげたのに犯罪者扱いはさすがにひどい。断固抗議を、そう思ったのだが
「あんたバカァ?冗談よ」
クスクスと彼女は笑っていた。
「駅のホームでこないだの続きをやる気もないしね」
握っていた手を離し、シンジの背中をバシンっと叩き歩きだす。
「もたもたしてたら入学式遅れちゃうわよ!」
振り返って笑う彼女の笑顔は、やはりシンジの心に懐かしさを満たしていくものだった。
- 93 :
- 「そういえばお互いまだ名前も知らなかったね」
学園への道のりを二人並んで歩きながら歩く。
「あたしは惣流・アスカ・ラングレー、あんたは?」
気のせいだろうか。さっきからちらちらと顔を見られてる気がする。
「惣流さん……か。僕は碇シンジ」
彼女の名前を口に出してみる。なにかしっくりこない。
「碇君、ね。ふーん……」
今度は気のせいではない。じろじろと顔を……いや顔だけではない、上から下まで値踏みをするような目でシンジを見る。
「ん〜……碇、碇くん……」
アスカもまたなにかが引っかかっているのだろうか?人差し指を口に当て何やら考えている様子だ。
「ど、どうかしたの?」
何か悪いことをしてしまったのだろうかとうろたえるシンジ。
「わかんない……でも……う〜〜ん……」
わからないのはシンジの方だ。このままでは間が持たない。何か話題を振らなければ。
「そ、そいえば惣流さんってさ、合格した時すごく嬉しそうだったけど?」
シンジには少し喜怒哀楽が乏しい部分がある。冷めていると言い換えてもいい。
自分のように感情の乏しい人間のそれとは違い、アスカの合格時の感情表現はシンジから見て眩しいものだった。
「う〜、恥ずかしいとこ見られてたんだったわね」
アスカはばつが悪そうにそっぽを向きながら言葉を続ける。
「ほんとは言う必要もないんだけど……助けてもらってるし特別に教えてあげるわ」
アスカいわく、国語と歴史に不安があったのだという。
「だって日本語って難しいんだもん。なんで漢字とかひらがなとかカタカナとか色々あんのよ!やっやこしい!」
聞けばアスカはドイツ育ちだという。日本に来たのは2年前だそうだ。
ドイツ育ちのアスカにとって日本語の読み書きはまだまだ慣れないらしい。
「でも日本語すごく上手だよ?お世辞じゃなくてさ」
アスカの言葉は実に流暢な日本語である。
「あんたバカァ?話すのと読み書きはまた違うのよ」
口癖なのだろうか?バカバカとここまでの道程でかなり言われた気がした。
少し腹も立つのだが、なぜか悪い気はしない。彼女はこうでないといけない。
(ん、今僕何を思ったんだろう……)
疑問が大きくなっていく。それなりに打ち解けた気はする。今ならもう一度だけ、確認してもいいのかもしれない。
- 94 :
- 「ねえ、惣流さん」
んんー、っと口に出しながら少し眉を寄せるアスカ。
「やっぱり僕ら……どっかで会ったことない……かな?」
アスカの眉がさらによっていく。
「あんたバカァ?前にあんたなんかこれっぽっちも知らないって言ったじゃん!
そもそもあたしドイツからきたって言ったでしょ?あんたドイツに住んでたわけ?」
早口でまくし立ててくる。結構な剣幕だ。これは失敗した。シンジが自分の迂闊さを呪ったその時
「知らないけど……それは間違いないんだけど……なんか懐かしいって思う自分もいるのよね」
そんなわけあるはずないのはわかってるんだけどね。とアスカは小さく舌を出す。
「惣流さん……」
同じだ。やっぱりこの子も僕と同じことを感じていたんだ。
「ここまで話しちゃったからついでに言っちゃうわね。その惣流さんってのやめなさいよ。ナンパ男」
「そっちこそナンパ男はやめてよ。なんだよ、さっきまでは碇くんって呼んでくれてたのに」
盛り上がりかけた気分が台無しだ。なんでそんなこと言うんだ。
「じゃあ、ストーカー、エロ碇……」
「だからそういうのやめてってば!」
学校が近い。そろそろ生徒の数も増えているというのにストーカー呼ばわりはない。
なのにアスカはさらに妙な呼び名をさらに口に出してくる。
「じゃあ、そっちこそ惣流さんはやめなさいよ。気持ち悪い」
気持ち悪いとはまたひどい。文句を言ってやろうと口を開きかける。
- 95 :
- 「特別にアスカでいいわよ」
「アス…カ……」
開きかけた口にそのまま彼女に言われるがままに名前を呟かせる。
彼女に対してのみならず女の子のファーストネームを呼ぶのは初めてのはずだった。
「アスカ」
もう一度口に出す。さっきまでの違和感が消えていく。初めてのはずなのに。
「二回も言わなくていいわよ、バカシンジ……あ、これだわ!」
顰めていた眉がパッと明るくなった。探し物が見つかったかのような、喉のつかえが取れたような顔。
「バカもひどいや……」
でも嫌じゃない。バカって言われたのに。
「何よ、文句あるってぇの?」
拗ねたように頬を膨らますアスカがかわいく見えて。
「いや、なんだかもうそれでいいや」
つい笑ってしまう。
「何笑ってんのよ。キモっ!キモシンジにした方が良かったかしら?」
そういうアスカの顔はもう笑顔だ。
- 96 :
- 「学校、もうすぐそこだよ」
笑顔のままシンジが告げる。
(最初は偶然、二度目は必然、三度目は……なんて言ったっけ?)
笑顔のままアスカは走り出した。
「待ってよ、アスカ!」
シンジは慌ててアスカを追いかける。
メガネをかけた少年を途中追い抜いていく。
「あいつらいつの間にあんなに仲良くなってんだ。入学早々いや〜んな感じ……」
呆れたような、うらやましいものを見たような。そんな苦笑い。
「あの子たちも新入生かしら。朝から元気ね……」
髪をおさげにしたそばかすの少女が呟く。
僕はこの世界で生きていく
いつ死んでもいいとはもう思わない
希望はいつもこの世界に満ちている
太陽と月と地球がある限り
「早く来なさいよ、バッカシーンジ!」
アスカが笑いながら振り返る。
僕の―――僕たちの未来は無限に広がっているのだから。
- 97 :
- ガチSSだと!?
ありがとうございます!
- 98 :
- これにて完結
昨日書いた後投下せずに寝ちまったので起床即投下
シンジが貞っぽいって言ってくれた人がいて嬉しかった
こんなのでよけりゃ、気の向いたときにこれの続きか別の設定かでまた何か投下するわー
- 99 :
- >>98
素晴らしいです。読み入ってしまいました
また楽しみに待ってます、乙でした
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