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2013年01月哲学151: 【儒教】孔子の哲学【論語】 (240) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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【儒教】孔子の哲学【論語】


1 :2012/02/14 〜 最終レス :2013/01/04
今から2500年前に五常(仁、義、礼、智、信)と五倫(父子、君臣、夫婦、長幼、朋友)を以って
理想社会の実現を夢み、独自の哲学を持っていた孔子の教えを色々な視点から議論するスレです
2 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

3 :
1はどうやって孔子の漢文を読めるようになったかが知りたい

4 :
孔子
老子
荘子
どれが好き

5 :
孔子は面白いんだけど
西洋で言えばソクラテスどころか
ソクラテス以前の哲学者を扱うようなテキストの断片性があるから
哲学的に扱うのは結構大変なのよね

6 :
昨年末から本を読む時間ない
なんか生活にゆとりない
効率よく過ごさなければいけない
効率よく?
なんの効率だ?
同じように、「役立つ」ってな指標も怪しいもんだ
保存量・・・
アイデンティティ・・・
自分が自分であることを形作られることは、ぼくにとって、それは認められなくてはいけないことか
オレは正直、なんでもない人間になりたいのだ
オレはいったいなにやってんだ・・・
何をするにしても、出来ないと思ったことはないが
何かを意欲することは、本当に難しい

生きることに目的があるとすれば、
それは死を理解することにないのではないか
それは生を理解することでもあるけれども
どうしてあんなに、他人の寝顔を見てると幸せになれるのでしょうか?

もう、オレ自身であるための時間はそうないかもな
そう思うと、いまさっき、有名な「ボルヘスとわたし」の詩を確認した

7 :
知名度は孔子が上だね
8 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

9 :
>>4
荘子

10 :
1の人は続けないのか・・・

11 :
子曰 學而時習之 不亦説乎 有朋自遠方來 不亦樂乎 人知而不慍 不亦君子乎

遠いところに住んでるお前らと2ちゃんを介して楽しく道について語り合えるなんて最高だね
叩かれたって恨んだりしないぜ、とりあえず君子なんだからさ
お互い見識を交換して高めあおうぜ、2ちゃん最高(^O^)/

12 :
>>11
どした、ぴかぁ?

13 :
〇人不知而不慍

14 :
有子曰 其爲人也 孝弟而好犯上者 鮮矣 不好犯上而好作亂者 未之有也 君子務本 本立而道生 孝弟也者 其爲仁之本與

有若先生が云ってたよ
親御さんに親切でお兄さん・お姉さん、親類のおじさん・おばさんを大事にする人は、目上の人に逆らったりすることは滅多にないって、そしてそういう人はスレを荒らしたり人を叩いたりすることもないってね。
君子は本質をずばりと見抜いて大事にする。そこからしか自分の進むべき道は生まれてこないよ。残りは脇道だったり枝葉末節だあね。
孔丘大先生の言う仁なんて本質は親御さんを大事にして一族のお兄さん・お姉さんやおじさん・おばさんを敬う心から発展したんものだろうよ。

15 :
普段の生活ではまともなおっさんおばさんが
「2ちゃんてそういうところなんでしょ」って暴れてることが多い件

16 :
子曰 巧言令色 鮮矣仁

口のうまいお調子者にゃ、仁と呼べるようなのはいねぇよって孔丘先生は云うてただよ。

17 :

 くちべたじゃ つーよーしないでしょお ふつー 
                 いいかげんにしろよ じじぃ(笑)
18 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

19 :
曾子曰 吾日三省吾身 爲人謀而不忠乎 與朋友交言而不信 傳不習乎

「いや、なんかあの子にあんなアドバイスしたけどあれって本当にあの子の為になったんだろうか?今日遊んだあいつのことうぜぇとか俺って考えてんじゃねぇ?読み返して気付いたが、さっきの書き込みソースねぇし、ぐぅわぁぁー、俺って最低だ〜」
と心中考えていることなどはおくびにも出さず、襟ずまいを正しながら「拙者は修養の為に、日に三度は自己反省を行っておりまする」と曾参先生がどや顔でおっしゃいました。

20 :
仁や徳をもってしても君子にはなれない
愚か者であっても勢あれば王になれる
by韓非子

21 :
子曰 道千乗之國 敬事而信 節用而愛人 使民以時

戦車千台あるような大国を導くんなら、俺だったら事に当たっては慎重にして信用を獲得するようにするし、財政面では倹約し人を慈しみ大事にして、百姓を用いる場合も農閑期に限って使うんだがね。
俺が生きているこのふざけた時代は全く真逆をやっていたわけだが…

22 :
子曰 弟子入則孝 出則弟 謹而信 汎愛衆而親仁 行有餘力 則以學文

若い者は、よいですかな、お家では親御さんを大事にして、外では年長者の言うことをよく聞いて、出しゃばらず、人に信頼されるようにして、広く人々を愛して仁に親しむようにするんじゃよ。
そしてそれでもパワーを持て余すようであれば、初めて書物を読みなされ。しかし逆の順序はダメじゃ。いいですかな逆はダメですぞ。

23 :
子夏曰 賢賢易色 事父母能竭其力 事君能致其身 與朋友交 言而有信 雖曰未學 吾必謂之學矣

お前らが卑猥と猥褻を求めるあの情熱でもって賢者を賢者として好むようでなくっちゃ。
そんな風に父母に仕えるにしても全精力でもって、君主に仕えるにもその身をを捧げるが如く、友達との交際では言動に誠実さが滲み出る。
こうした野郎が「あっしは無学でどうもすいやせん」な〜んて云ったところで俺は、そいつが必ずや学のある野郎だと睨むね。
子夏さんが力こぶを作りながら夏の夕暮れ縁側で涼みながらこんなことをおっしゃっていました。

24 :
BS日テレ 3月6日(火)18:00〜19:00 魅力掌握!「恕の人−孔子伝−」
ttp://www.bs4.jp/guide/drama/koushiden_osusume/
BS日テレ 3月12日(月)18:00〜19:00 [新]中国ドラマ「恕の人−孔子伝−」
ttp://www.bs4.jp/drama/koushiden/

25 :
子曰 君子不重則不威 學則不固 主忠信 無友不如己者 過則勿憚改

お相撲さんがデブでなければ威圧感が出ないように、君子たる者、外面や態度が重々しくないと威厳というものが失われるものだ。
そして学問をすれば段々と頑固な自分勝手さがなくなってくる、そうさ柔軟体操みたいなもんさ。
あと浅野忠信のようなイケメンに生まれなかったからといって腐らずに、内面は真心と嘘偽りのなさが要だよ。
そんでもって交際は自分より劣る者を友達とせず。どんな過ちも改めるのに遠慮はいらねぇぜ。

26 :

 ////////////////////////////////////////////////////
http://www.youtube.com/watch?v=MII3ns2KTBc

27 :
実践しないで口だけのやつは信用できねー

28 :
曾子曰 愼終追遠 民徳歸厚矣

人の範たる君主が、早々と酒池肉林を卒業し、親の葬式に際しては心を込めてそれを執り行い、なおかつ祖先を敬い祭れば、民百姓の徳は厚くなると曾参先生がおしゃっていたような気がするんだが…

29 :
子禽問於子貢曰 夫子至於是邦也 必聞其政 求之與 抑與之與 子貢曰 夫子温良恭儉譲以得之 夫子之求之也 其諸異人乎人之求之與

子禽さんがある時、子貢さんに尋ねて云った。
「先生が2ちゃんに書き込みをすると毎度の如く安価がついて色々なことを尋ねられますが、ありゃ一体なんです?あれは先生が求めていらっしゃるんでしょうか?それとも相手から求められるよう何かしてるんでしょうか?」
子貢が答えた。「先生はもともとおだやかで感じが良くて丁寧でつつましくて控え目だから、安価が付くんだね。先生の求め方は一般の人達の物欲しげな求め方とはわけがちがうんだよ」

30 :
子曰 父在觀其志 父没觀其行 三年無改於父之道 可謂孝矣

孝行とは何かって?それはだな吉田君、パパが生きている時は、パパの理想にフォーカスしてそれを汲み取ってあげるんだよ。パパが死んじゃったなら生前の行いをよく思い出しながらじっくりその行いの意味を探ってみる。
そんな風にして三年間、パパのやりかたを改めないなら、それが孝行だぁよ!!
親父がアル中のドメスティックバイオレンス野郎だったら?どうするかって?アハハハハ、その理想がアル中という者はいないし、その行いにはその人の弱さがあった。許してやるが宜しかろう。
そして君は即座に酒と暴力を一切捨てて負の連鎖を断ち切り給え。それが孝である。

31 :
有子曰 禮之用和爲貴 先王之道斯爲美 小大由之 有所不行 知和而和 不以禮節之 亦不可行也

聖徳太子ばりに意気揚々と有若先生が云った。「礼の働きというのはですね〜、なんというんですかいわゆる和というもので貴いものとなるんですね〜。昔の偉い王様達もですね〜、和を重んじてすぐれた政治を行ったわけですね〜。
しかしながら、いわゆる小さな事から大きな事まで和だけではうまくいかない場合があるわけですね、はい、
和を重んじて調和を生み出そうとしてもそこに礼儀によってなんというでしょ〜、キリッとパリッとしないとなかなかこう、そうです、ええ、うまくいかないものなんですね〜」

32 :
有子曰 信近於義 言可復也 恭近於禮 遠恥辱也 因不失其親 亦可宗也

有若先生が再び云った。
「いわゆるですね、約束を守る誠実さというものはですね、正義に近しいものなわけで、だからこそその言葉も実行されんですねぇ、ええ。
そしてですよ、うやうやしさというものもですね〜、言わば礼に近しいものだからこそ、恥をかいたり辱めから遠ざかることができるわけなんですよね〜。
つまりですよ、なんと言いますか〜、正義や礼儀は中心なわけですよ、分かりますか?中心です中心。
そしてそれに親しい関係の誠実さやうやうやしさが失われてなければですね、中心の方もだいたい大丈夫なんじゃないだろうか、多分大丈夫だろうと、私はですね〜ええ、だいたいそう考えますね〜」

33 :
子曰 君子食無求飽 居無求安 敏於事而愼於言 就有道而正焉 可謂好學也已矣

孔丘大先生がおっしゃた。
「君子は美味いものをたら腹食べることを求めもしないし、住まいのゴージャスさや安楽さを求めたりもしない。
事にはテキパキとあたり、無駄口は叩かない、そして道に従ってしっかりと己を正す。こうした人ならば好学の士と言えるだろうさ」

34 :
子貢曰 貧而無諂 富而無驕 何如 子曰 可也 未若貧而楽道 富而好禮者也 子貢曰 詩云 如切如磋 如琢如磨 其斯謂與 子曰 賜也 始可與言詩已矣 告諸往而知來者也

子貢さんが先生に尋ねた。「貧しいのにペコペコせず、金持ちでも威張らないなら、先生、どんなもんです?」
先生が答えた。「まだまだじゃよ。負け組と言われても道を楽しみ、勝ち組と言われても礼を好む者には敵わんな、ダハハハ」
子貢さんが云った。「昔のポエムで云うところの、
♪切る如〜く、磋〜るが如〜く、琢つが如〜く磨く〜が如〜く♪
と歌っているのはそういう意味なんでしょうね」
先生が云った。「賜ちゃんは偉いね。それでこそポエムが語れるというものじゃわい。一を知って十を知るんだからね」

35 :
子曰 不患人之不己知 患己不知人也

先生が呟いた。
人が自分を理解しなくたってクヨクヨするな、自分が人を理解してあげられてるか、それこそが問題なのだ、真心を君に…

36 :
子曰 爲政以徳 譬如北辰居其所 而衆星共之

徳を以って政治をするってぇ〜のは、例えていうならば、北極星にドンとあぐらをかいて居座るようなもんだよ、周りの有象無象のキラキラ星君達はそれを中心にメリーゴーランドのようにグルグルと回り続ける。

37 :
子曰 詩三百 一言以蔽之 曰思無邪

詩経所収の詩三百篇を一言で申すならばこうだろうな…
その思いに一片の邪なし(ラオウ調)!!

ゴォーーーーー

38 :
子曰 道之以政 齊之以刑 民免而無恥 道之以徳 齊之以禮 有恥且格

孔丘先生がおっしゃってたね〜。
「法令や条例で行動を規制し、違反すれば罰金や刑罰で人を矯正しようとする。このような方法では一度それから人が免れればもう恥じようともしなくなる。
他方、自らお手本を示して徳と礼を以ってその人を教育すれば、恥を知り尚且つその人もまた他人のお手本となり人を導く人となろう。
One by one 繋げよう徳と礼の絆そして未来の子供達へと、ほら見てご覧、赤い明日の風船が飛んでるよ…」

39 :
子曰 吾十有五而志乎學 三十而立 四十而不惑 五十而知天命 六十而耳順 七十而從心所欲 不踰矩

先生が過去をふりかえりながらしみじみ云った。
「盗んだバイクで走りだしたりはしなかったものの軽い厨二病だった私がそれではいかんと学問を志したのは15歳の頃だよ。
そんでもってようやく一人前になれたのは30歳の頃だね。この人類史に残る偉大な私でさえ一人前になれたのは30歳の頃なんだから。諸君らは焦らなくたっていいんだよ。
さてそれで40歳の頃には迷いが消えたよね。それから50歳の頃になってやっと自分の天から与えられた使命とその限界を覚ったよね。
その後、60歳にしてやっと人に意見に素直に従えるようになった。
70歳で自分の欲に従って生きても道を踏み外さないようになったね。

まとめるとだな。
15歳までは遊んでてもいいよ。
30歳までは一人立ちできなくてもいいよ。
40歳までは迷っててもいいよ。
50歳までは自己を知らず天命を自覚できなくてもしょうがないよ。
60歳まで人の意見が素直に聞けなくもしょうがないよ。
70歳までは思うように振る舞うと道を踏み外すから気をつけようね。
こんなところさ

40 :
>>4
女子、おとなの哲学系女子

41 :
孟懿子問孝 子曰 無違 樊遲御 子告之曰 孟孫 問孝於我 我對曰無違 樊遲曰 何謂也 子曰 生事之以禮 死葬之以禮 祭之以禮

魯の国の家老である孟懿様が孝について先生に尋ねられた。先生は一言、「違わないように」とのみ答えられた。
帰り道で先生の運転手をしていた樊遲さんに先生がおっしゃった。「孟孫が、孝のことを聞くもんだから、違わないようにと一言だけ答えておいたよ」
「どんな意味です?」と樊遲さん。
「両親が生きている時は礼をもって仕え、死んで葬式をする時も礼をもって送り、その後、祭る時も礼をもってする。
どんな時も礼に則って違わないようにすることが孝というものなんだね。」

42 :
孟武伯問孝 子曰 父母唯其疾之憂

孟懿様のご長男の孟武様が先生に孝について尋ねられた。
先生は「両親にはその高血圧やら糖尿病やら病気の心配だけをさせておくように」とのみおっしゃった。

43 :
子游問孝 子曰 今之孝者 是謂能養 至於犬馬 皆能有養 不敬何以別

子游ッチが先生に孝について尋ねた。先生は云った。
「現今では親をしっかり養えれば孝行だという風潮があるみたいだね。
しかしだな、子游や、ペットの犬でも馬でもみんな十分養っているんじゃないかい?
敬う心がなければ、ペットを飼うのと違いがなくなってしまうよ。」

44 :
子夏問孝 子曰 色難 有事弟子服其勞 有酒食先生饌 曾是以孝乎

子夏さんまでもが先生に性懲りもなく孝について尋ねた。
先生が答えた。
「繕わないという点では顔の表情が一番難しいね。
仕事があれば若い者が率先してやる。酒や肴があればまずは年長者に勧めるってだけじゃ、まだまだ孝とは言えないね。
形式的に行動してるだけだと、親ならすぐ表情で分かってしまうからね。」

45 :
子曰 吾與囘言終日 不違如愚 退而省其私 亦足以發 囘也不愚

先生が顔回さんを評しておっしゃられた。
「回ちゃんと一日中話をしていると、うんうん頷くばかりで全然反論しないから、こいつもしやおバカさんではあるまいかと思えてくる。
そんでもって回ちゃんと別れてから、訝しく思って、深夜にじっくりとその人となり、普段の行動や言動を反省してみると、バカっぽいどころか猛烈に利発であるのが十分過ぎるぐらいよく分かる。
そんなわけで、なんだかバカっぽい回ちゃんだけど、そこらへんの馬の骨とは全然違うんだよ。やっぱりあいつは出来る子だあね。」

46 :
子曰 視其所以 觀其所由 察其所安 人焉广+叟哉 人焉广+叟哉

孔丘先生がおっしゃられた。

「その人の行動を観察するに、どのような手段を選択するか、その行動がどんな理由や動機によるのか、そして最終的にどんな結果に行き着くのかを抑えておけば、その人のだいたいが分かるよ。」

47 :
いつも楽しみにしてます

48 :
子曰 温故而知新 可以爲師矣

先生がおっしゃられた。
「おほん、人の師になる条件はだな…
お前ら言わなくたってもう分かるよなwww」

>>47
ありがとうございます

49 :
子曰 君子不器

孔丘先生が丸いお椀を持ちながらおっしゃった。
「君子はこのお椀のように限定された用途では評価されえない 。そして器が大きかろうが小さかろうが、それも君子の条件ではないんだよ。」

50 :
子貢問君子 子曰 先行其言 而後從之

ペラペラと口の達者な子貢さんが先生に君子の条件について尋ねた。
先生がおっしゃった。
「口でゴタゴタと言う前に黙って行動するのが君子だね。そして言葉は行動の後に付いて来ればそれでいい。」

51 :
君子周而不比 小人比而不周

先生が吐き捨てるようにおっしゃった。
「君子は誰にでも分け隔てなく接してえこ贔屓する事はないが、幼稚な人間はえこ贔屓は得意だが、人に分け隔てなく接するということができない。」

52 :
子曰 學而不思則罔 思而不學則殆


私のメモ帳に先生から言われた心に残る言葉が書き記されている。
あの夏、私はまだ先生に入門したばかりで右も左も分からぬ子供だった。
そんな私に初めて先生がおっしゃられた。
「いいかい、本で読んだり、先輩に教えられたことというのは、後で何度もその内容を自分なりに考え、きちんとその意味を咀嚼し反芻し消化して、それで初めて自分のものになるんだよ。
そうしなければ物事の明確な理解というものは得られないんだね。
でも他方で、盲滅法に独りよがりで思索ばかりしていても、他人の考えを取り入れたり傾聴する姿勢がないと客観性が失われて、ただの妄想に堕っしてしまうから気をつけないといけないね。」

悔恨と共に孔丘先生の思い出に寄せて

蝉の声わが師のvoiceと重なりて思へば罔く歳ぞ過ぎける

53 :
子曰 攻乎異端 斯害也已矣

先生がおっしゃられた。
「奇矯な意見や物事の本質から外れた事を熱心に追求するのは、害しかないよ、概して人は珍奇なものや目を驚かせるものを好む習性があるからそういうものに目がいきやすいんだけどね。」

54 :
子曰 由 誨女知之乎 知之爲知之 不知爲不知 是知也

「由ちゃんや、今日はお前に知とは何か教えようと思う。知っていることについては、はっきり知っているものとし、知らないことについては自分をごまかさずに正直に知らないものとする、つまり自分の知っていることと知らないことの境界を理解するこれが知だよ。」

55 :
子張學干祿 子曰 多聞闕疑 愼言其餘 則寡尤 多見闕殆 愼行其餘 則寡悔 言寡尤行寡悔 祿在其中矣

子張さんがどうしても公務員やサラリーマンの心得を学びたがっていたので先生がおっしゃられた。
「周りの先輩から多くを聞いてその中で疑わしいのは省いて、残ったことを慎重に口にすれば、言葉でのヘマは少なくなる。
さらに人の行動をたくさん観察して、危なっかしいところは真似せず、その残りを慎重に行えば、しくじって後悔することも少なくなる。
言葉での失敗が少なく、行動での後悔も少ないならば自然と給与もついて回るんじゃないかな。でも残念ながら大金はついて回らんよ、ダハハハハ」

56 :
ダハハハってw
勉強になるなぁ

57 :
哀公問曰 何爲則民服 孔子對曰 擧直錯諸枉 則民服 擧枉錯諸直 則民不服


魯の国の君主である哀公様が尋ねられた。
「ちと尋ねるが、どうしたら民百姓は素直に余の言うことを聞くようになるだろうか。」
孔丘先生がそれに対して答えた。
「正しい人達を曲がった人達より上のポストに配置すれば、民百姓は素直に言うことを聞くようになるでしょう。
曲がった人達を正しい人達よりも上位のポストにするなら、民百姓は、ふざけんな、なにもかも真面目にやってるのがバカらしくなった、こんちきしょーと言って殿の言うことをきかなくなります。」

58 :
季康子問 使民敬忠以勸 如之何 子曰 臨之以荘則敬 孝慈則忠 擧善而教不能則勸

若くして魯の国の家老となった季康様が、民百姓がお上を敬い、そして忠実に国に尽くし、遮二無二に仕事をするようになるにはどうしたらいいか尋ねられた。
先生がおっしゃられた。
「民には荘重さをもって接すならお上を敬うようになるでしょう。
そしてあなた様がご両親には孝を尽くし、民百姓には慈愛を以って接するなら彼らは忠実となるでしょう。
善人を登用し、能力のない者でも切り捨てず、細やかに仕事を教えれば、人は励むようになるでしょう。」

59 :
或謂孔子曰 子奚不爲政 子曰 書云 孝于惟孝 友于兄弟 施於有政 是亦爲政也 奚其爲爲政


ある人が孔丘先生に尋ねた。
「先生は、偉そうなことばっか言ってますが、なんで政治家にならんのです?」
先生がおっしゃった。
「書経にこんな一節があるね。
いや〜孝だね全く孝行だね〜
そして兄弟仲も円満だ〜
家の中は正しく取り仕切られている。

国を治めるにはまず家を治める、そして家を治めるには身を治める、身を治めるには心を治めるって読んだことない?
ともかく家を治めることは政治の端初だよ、だからそれを人々に教えている私は迂遠な方法のようだが本質的に政治を行っていると敢えて断言させてもらうよ。」

60 :
子曰 人而無信 不知其可也 大車無車+兒 小車無車+兀 其何以行之哉

その人の言動に信がなければ、もうどうしようもないね。牛と牛車あるいは馬と馬車を結ぶくびきがないのと一緒だね。そんなんでどうやって進むんだっていうの。

61 :
子張問 十世可知也 子曰 殷因於夏禮 所損益可知也 周因於殷禮 所損益可知也 其或繼周者 雖百世亦可知也

子張さんが質問した。
「先生、今の王朝から十代先の王朝のことも予測することはできますか。」
「勿論だよ。だってお前、殷王朝っていうのはその前の夏王朝の制度を継承してるんだよ、まっ、付け足したり省いたりしたところもあるけどその理由はだいたい分かるだろ。
そして周王朝は殷王朝の制度を受け継いでいて、これもまた足し算引き算色々して制度が成り立っているけど、その理由も分かるってもんだね。
こんな調子で百代先まで分かるよ。嘘じゃないよ。だって周に継ぐのは秦王朝だし、その後は漢王朝だろ、そして三国志の時代で、晋王朝、それで色々分裂して隋王朝、唐王朝と続いて
また色々あって宋王朝、そんでもって元王朝、明王朝、清王朝、中華民国、そして中華人民共和国だろ、中華人民共和国の制度なんて結局夏王朝とだいたい一緒だわな!w
この先も分かるんだけど、もう日も暮れたから今日はこのぐらいで終了ねw」

62 :
子曰 非其鬼而祭之 諂也 見義不爲 無勇也


祭るべきでもない死者を祭るのは、胡麻すりのへつらいに過ぎない。正義と知っていて行わないのはチキンだからだ。

63 :
孔子謂季氏 八イツ舞於庭 是可忍也 孰不可忍也


孔丘先生が魯の実権者であった季氏一族を評して言った。

「天子にのみ許された64人の群舞を庭で行うとは!!
これには温厚な俺もかなりムカついた(=`〜´=)
これをムカつかずして何にムカつくってぇーだよp(*`O´)/」

64 :
三家者以雍徹 子曰 相維辟公 天子穆穆 奚取於三家之堂

魯の実力者である季孫氏・仲孫氏・叔孫氏の三家は、お祭りに於いてお供え物をさげる際に、天子の歌である雍を演奏していた。
先生がおっしゃった。
「歌の内容といえば、

♪諸侯達が取り巻き手伝うYO
そして天子様はニコニコ穏やかだ〜YO♪

ってなってるじゃないか。
これのどこが家老風情のショボい祭祀に相応しいっていうんだYO。」
そして孔丘は激怒した。

65 :
子曰 人而不仁 如禮何 人而不仁 如樂何


先生が言われた。

「儀礼や音楽について普段やかましくお前達にいってるが、人の心に仁がなければ、礼儀などなんの役にもたたないよ、
人の心に仁がなければ、音楽だって同じことだよ、全ては仁があってこそだよ。」

66 :
林放問禮之本 子曰 大哉問 禮與其奢也寧儉 喪與其易也寧戚

かの有名なるリンポー(註:ジャッキー・チェン映画の名脇役タイポーとは別人)が礼の根本を尋ねた。
先生が言った。
「またリンポーったら大上段に大きく振りかぶってきたね。
祭礼はピカピカパキパキで豪奢にするよりかは奥ゆかしく慎ましいのがいいね。
お葬式では万事整って一分の隙もないよりかは、悼む心を大事にしたいよね。」

67 :
子曰 夷狄之有君 不如諸夏之亡也


「辺境の野蛮人といえども自分達を統べる君主がいる。彼らでさえ我々のような国を一つにまとめる君主がいない情けない状態に陥ったりはしていないのだ。shit!!」

68 :
季氏旅於泰山 子謂冉有曰 女不能救與 對曰 不能 子曰 嗚呼 曾謂泰山不如林放乎



季氏一族が又してもやっちまったらしく泰山を祭る旅の儀式を執り行おうとしていた。
先生が冉有さんに言った。
「なんとかお前、やめさせられないかね。」
「先生、自分には無理っす。」
「ああ、泰山の神様が以前私に礼儀を尋ねたあの有名なリンポーよりも礼儀に疎いとでも思っているのか!!oooh!!fuck!!」

69 :
子曰 君子無所爭 必也射乎 揖讓而升下 而飲 其爭也君子



先生がおっしゃった。

「君子は競争主義と対極の位置にあってガツガツ人と争うということがないんだよ。しいて争うというなら弓とかダーツぐらいなもんだろうな。
挨拶して互いに譲り合って位置に付き、負けたほうが一杯飲まされる。こういうのが君子の争いなんだね。」

70 :
子夏問曰 巧笑倩兮 美目ハン兮 素以爲絢兮 何謂也 子曰 繪事後素 曰禮後乎 子曰 起予商也 始可與言詩已矣

子夏さんが尋ねた。
「巧みにも笑う様にはえくぼありて♪
いとパッチリの瞳こそ美しかりけれ♪
これやこれ素地に加わるあや模様かな♪

というのは何の意味でげすか?」
孔丘先生がクリクリな両眼を光らせて微笑みつつ答えた。
「絵を書くときは白地に色々加えていくよね。物事はそうあるべきって事じゃないかな。」
「それじゃ例えば礼儀なんてもんは色々な教養の最後の仕上げに加わるものでげすね。」
「商ちゃんは、目が覚めるようななかなかいいこと言うね。それでこそ一緒にポエムを語れるってもんだね。」

71 :
子曰 夏禮吾能言之 杞不足徴也 殷禮吾能言之 宋不足徴也 文獻不足故也 足則吾能徴之矣

夏王朝の儀礼制度のことなら私は色々熱く語ることができるが、如何せん夏王朝の子孫が現在住んでいる杞の国に残っている記録がほんの僅かだから、ソースの不足は否めないんだよな。
殷王朝の儀礼制度についても状況は一緒で、子孫がすむ宋に私の見解を補強するような記録がないんだよね。
文献が不足してるんだよ。
文献が十分あれば私の見解を論拠と共に500ページの論文に物して発表するんだが…

72 :
子曰 テイ自既灌而往者 吾不欲觀之矣

先生がおっしゃった。
「始祖の廟で全ての祖先の位牌を一堂に集めてお祭りするテイの儀式があるだろ、
あれでチューリップ酒を藁に注ぐ所以降は腹が立つからもはや見る気が起こらなくなるんだよ。」

73 :
子曰:「吾未見好コ如好色者也。」9:18
子曰:「已矣乎!吾未見好コ如好色者也!」
15:13
先生が言われた。
「私はまだ美人を好むように徳を好む人を見たことがない。」

74 :
或問テイ之説 子曰 不知也 知其説者之於天下也 其知示諸斯乎 指其掌

ある人がテイの儀式の説明を求めた。
先生がおっしゃった。
「わしゃ知らんよ。それを説明できる者は、全世界をこうやってこの中に見るようなものだろうね。」そういって掌を指差した。

75 :
祭如在 祭神如神在 子曰不與祭 如不祭


先祖をお祭りする時はご先祖がいらっしゃる如く、神様をお祭りする時は神様がそこにいらっしゃる如くって言うけど、
自分の用事でお祭りに参加できなかった時なんかは、お祭りが行われなかったような気がするね。そういう点ではお祭り男とは俺の事だよ、ダハハハハ

76 :
王孫賈問曰 與其媚於奥 寧媚於竈 何謂 子曰 不然 獲罪於天 無所祷也

衛の権臣であった王孫賈が先生に謎をかけた。
「家屋の奥て改まって竈の神に媚びるぐらいなら、竈で直接媚びればいいじゃないかって諺はどういう意味でしょうな、グフフフフ」
「いやいや、それは王孫賈様違いますな。」先生がおっしゃった。
「天に恥じるような罪を行ってしまえば、媚びようが祈ろうが何の意味もなさなくなりましょう。あなたは何でもオブラートに包んで分かりづらくお話しなさる。
はっきり断言致しますが、あなた様のご機嫌取りなどゴメンですよ。」

77 :
子曰 周監於二代 郁郁乎文哉 吾從周


周王朝と夏・殷の二代の王朝を比較検討すれば、夏と殷の制度から発展して出来上がった周王朝は、なんともまあ立派だあね。私は周の儀礼制度に従うよ。

78 :
子入大廟 毎事問 或曰 孰謂スウ人之子知禮乎 入大廟 毎事問 子聞之曰 禮也



先生が大廟での儀式の際に、ことあるごとに側の者に質問し確認していた。ある人が言った。
「スウの小役人の小伜が礼に詳しいといったのは、誰だろうか、いちいち儀式の際に周りの者に聞いてるじゃないか。」
それを聞いて先生がおっしゃった。
「慎重に慎重を重ねて、分からないことは素直に分かる人に聞いて間違いのないようにする、へりくだることこそ礼だよ。」

79 :
子曰 射不主皮 爲力不同科 古之道也

先生がおっしゃった。古来のやり方というのは今と違っているね。弓試合では的である皮を射ることを第一とはしていなかった。つまり結果ばかりにこだわったりはしなかったんだね。
あと人々に力仕事をさせるときもそれぞれに応じて仕事を割り振っていた。頭数を揃えることにこだわらずそれぞれが個性を発揮できるよう人々には細やかに仕事を配分していたんだね。
結果や数といった抽象的なものの追求に汲々とせず、生きている人々をいたわり活かすのが古来の作法なのさ。

80 :
子貢欲去告朔之キ羊 子曰 賜也 女愛其羊 我愛其禮

子貢さんが形骸化していた告朔の儀式で供える羊の犠牲を動物愛護の精神からやめるよう運動していた。
先生がおっしゃった。「賜ちゃんや、お前は羊に対する動物愛護の精神からそれをやめるよう進言しているんだね。私は儀礼愛護の精神から続けた方がいいと思うだがね…」

81 :
子曰 事君盡禮 人以爲諂也

主君に仕えるのに礼を尽くせば、人は私をごますりのへつらい野郎と呼ぶ、しかしそれが一体どうしたというのだ…

82 :
定公問 君使臣 臣事君 如之何 孔子對曰 君使臣以禮 臣事君以忠

魯の君主である定公様が孔丘先生の下問なされた。
「君主が臣下を用い、臣下が君主に仕えるにはどのようにするのが理想なのかの〜」
「恐れながら陛下に謹んで申し上げます。君主が臣下を用いるには礼をもってし、我が儘し放題であってはいけません。臣下が君主に仕えるには真心をもって仕えねばなりません。」

83 :
子曰 關雎 樂而不R 哀而不傷

先生がおっしゃった。
「クアンクアンとみさご鳴きぬる河の洲に乙女麗し君が妹かも♪
って詩経の冒頭にある關雎の楽曲は、始めは楽しげでありながら腰を振りたくなるような卑猥さはないし、
後半なんかはどこか遠くにさらわれるような哀感を滲ませつつも、決して感傷には陥いってない。なんつーか絶品なんだよね。ウフッ」


84 :
哀公問社於宰我 宰我對曰 夏后氏以松 殷人以柏 周人以栗 曰 使民戰栗 子聞之曰 成事不説 遂事不諌 既往不咎

哀公様が宰我さんにそれぞれの王朝が土地神のかたしろとして樹木を用いる社のいわれを下問された。
宰我さんが答えた。
「夏王朝は松を用いました。殷王朝は柏を用いました。周王朝は栗を用いました。栗を用いたのは民を戦慄させる為だと言われております。
ちなみに松は民が仕事をするのをアタシ笑って待つわという意味であり、柏は民が仕事をしたらアタシ拍手しますわよという意味だとは言われておりませんです。はい。」
先生がこのことを人づてに聞いておっしゃった。
「できてしまったことで説教したり、やっちまったことを諌めたり、既に終わったことでごたごた言うのはもうよそう。わしゃ今夜はハムナプトラを見てさっさと寝るよ。」

85 :
子曰 管仲之器小哉 或曰 管仲儉乎 曰 管氏有三歸 官事不攝 焉得儉 然則管仲知禮乎 曰邦君樹塞門 管氏亦樹塞門 邦君爲兩君之好 有反テン 管氏亦有反テン 管氏而知禮 孰不知禮

先生がおっしゃった。
「斉の宰相であった管仲は人間としては小さい器だね。」
ある人が言った。
「管仲は倹約家であったそうじゃありませんか。」
「いやいや。管仲には三人も奥さんがいた。
後、家臣は完全分業制で仕事を掛け持ちさせなかった。これでどうして倹約といえるだろうか。」
「それでも管仲は礼儀を知っていたじゃありませんか。」
「門の内側に大きな塀を立てて内部を見えないようにするのは一国の君主にのみ許された特権だが、管仲の家には同じような塀があった。
さらには他国の君主が訪問してきた時に友好の為に酒を交わす杯を載せる台を設けるが、これも君主にのみ許された特権だが、管仲も同じようなのを設けた。管仲が礼を知っているなら、礼を知らない人間なんてこの世からいなくなるよ。
才能は多いにあったろうがへりくだることができないのは器が小さいからだよ。」


86 :
子語魯大師樂曰 樂其可知也 始作翕如也 從之純如也 キョウ如也 繹如也 以成

先生が魯の総合音楽プロデューサーにミュージックについて語った。
「こういうのがミュージックなんだよな。つまりさ〜、入りのタイミングは鳥の群れがいっせいに飛び立つようにブワァってやるわけよ、そしてそこから心を溶かすハーモニーでテーマを提示するさ。
でもってそれぞれのパートが鮮明なソロパートで個性を主張し合えば、そこからは延々とそれぞれが絡まり合いながら多様なる展開へと続くわけ。それで一つの曲が出来上がるのさ。分かったならユーも一発かましちゃいなよ。」

87 :
儀封人請見 曰 君子之至於斯也 吾未嘗不得見也 從者見之 出曰 二三子何患於喪乎 天下之無道也久矣 天將以夫子爲木鐸

地方の儀の町に赴任していたミーハーな国境守備隊長が先生に会見を申し込んだ。
「おらえの町さ来たお偉い先生方にゃ会えなかったことは一度もねぇだよ、孔子様さ会わせるだよ。」
先生のお供の者が勢いに負けて会見をセッティングした。
会見が終わって感激した隊長が言った。
「お弟子さんがた、国ば離れてあちこち流浪したがらって心配すんなや。天下の道が失われてもうだいぶ久しくなるっけども、
天はあの先生に木鐸のようにカンカン音を鳴らさせて世の中の師として教えを広めさせるつもりだべさ。こんな田舎もんだけどおらの意見に間違いはないだよ。」
まさか自分の言葉が2500年も残ろうとは思ってもいない隊長であった。

88 :
子謂韶 盡美矣 又盡善也 謂武 盡美矣 未盡善也

先生が舜の音楽として伝わる韶を評しておっしゃった。
「あれは美を尽くし、そして善を尽くしている。パーフェクト。」
次に周の武王の音楽を評しておっしゃった。
「美を尽くしているが、まだまだ善を尽くしているとはいえないやね。やっぱり韶最高っす。」

89 :
子曰 居上不寛 爲禮不敬 臨喪不哀 吾何以觀之哉

人の上に立ちながら寛容さを持ち合わさず、礼に於いて敬う心なく、葬いで哀悼の気持ちがない人間を何と見たらいいのだろうか。人としてどうしようもないのは確かだね。

90 :
孔子の話聞いてるとムカムカくるぜ
目の前に居たら殴り飛ばしてやる

91 :
昔格闘技やってた時にハワイ出身の2メートルの奴とやりあった経験から言わせると、ニヤニヤしながら>>90のことを応援はするがお勧めはしないね。
ちなみに孔子の身長はwikiだと216pだぞW

92 :
えええ でかい

93 :
>78
だから俺は、目上の者に先んじて礼を行うなんて不遜な事はしない
ところが俺は、自分より格下の者に会った事がないので、礼を行う機会も無いだろう

94 :
子曰 里仁爲美 擇不處仁 焉得知
先生がおっしゃった。
「人の立ち位置は仁であってこそ素晴らしい。
わざわざ仁の立ち位置から離れるとしたら、
そのような人はなんつうか頭悪いよね。」

95 :
子曰 不仁者不可以久處約 不可以長處楽 仁者安仁 知者利仁
「不仁の人は長い間、窮乏生活には耐えられない。
また安楽な生活にも長くは留まれない。
心が常に動揺するから。
しかし仁者は仁に留まって安んじていられるから、
順境だろうが逆境だろうが、なんでもこいだな。ガハハ。
知者は仁であることの利点をよく知っているから、これも心配ないね。」

96 :
子曰 惟仁者 能好人 能惡人

「仁者のみがよく人を愛することができ、よく人を憎むことができる。
不仁の人は悪しく人を愛し、悪しく人を憎む。」

97 :
子曰 苟志於仁矣 無惡也

人が僅かでも仁に志すなら、悪いことなどやがてなくなっていくだろう。

98 :
子曰 富與貴 是人之所欲也 不以其道得之 不處也 貧與賎 是人之所惡也 不以其道得之 不去也 君子去仁 惡乎成名 君子無終食之間違仁 造次必於是 顛沛必於是

先生がおっしゃた。
「富貴は人の求めるものだが、正しい生き方をして得たものでなければ、そこにあぐらをかいたりしない。
貧しさと下っ端な仕事は人が嫌がるものだが、正しい生き方で仮にそうした地位を得たならば、避けたりはせず、そうした境涯を黙って甘受する。
おお君よ、仁を忘れて君子たるものどうやって。名誉を得るというのか。
君子は明太子でご飯を大盛り三杯食べてる間も仁から離れることはない。
サザエさんの如くにウンガフフの時も仁から離れず、
バナナで転びそうになった時でさえ仁と一体でなければならない。」

99 :
子曰 我未見好仁者惡不仁者 好仁者無以尚之 惡不仁者其爲仁矣 不使不仁者加乎其身 有能一日其力於仁矣乎 我未見力不足者 蓋有之乎 我未之見也

先生がおっしゃった。
「拙者はいまだに真に仁を好む者や不仁を厭う者を見たことがありませんですじゃ。
仁を好む者には何も付け足す必要もありません。
不仁を厭う者はそれには劣り、消極的に仁をなすと言えましょうが、
まあ立派な者ですね、不仁の者から影響を受けないんですから。
徹底的に一日を仁で貫き通して腕まくりで力んでみたからといって、
それをする力に不足しているものなど見たことないですな。
まあ、そういう人ももしかしたらいるかもしれませんが、見たことはないですな。
仁を実践する力は何も大袈裟なものではない。本当は簡単なんです。」

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