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2013年01月文学101: 名翻訳家を挙げるスレ (233)
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名翻訳家を挙げるスレ
1 :2012/06/04 〜 最終レス :2012/12/27 神西清(ロシア文学)
2 : 野崎歓(フランス文学)
3 : 実吉捷郎(ドイツ文学)
4 : 山下肇(ドイツ文学) 硬派な文体で最高 辻ひかる(ドイツ文学)
5 : 村上春樹(アメリカ文学)
6 : 澁澤ははずせないだろうね。 シャルルクロスの鰊の詩の名訳は忘れがたい。
7 : 斉藤磯雄・杉捷夫・寺田透・今野一雄・窪田般彌・水野亮・井上究一郎・鈴木道彦(以上フランス文学) 実吉さんの他に、大山定一・関泰祐・高橋健二・池内紀(ドイツ文学) 神西さんの他に、米川正夫・中村白葉・小沼文彦・金子幸彦・湯浅芳子・中村融・原卓也(以上ロシア文学)
8 : 木村二郎、田口俊樹、矢野徹、亡くなった菊池光先生、そして上田公子。 見たらとにかく買ってしまう。で、ほとんどが面白い。期待はずれポイントが 限りなく零に近い人びとです。
9 : なぜない。 坪内逍遥(英文学) 森鴎外(独文学)
10 : 野崎歓、中条省平、池内紀、鴻巣友季子
11 : 野崎歓(フランス文学)
12 : 米川正夫は美味しいところを全て持っていった。
13 : 辻直四郎、渡辺一夫、吉田秀和、須賀敦子
14 : >>9 おまえが書かないからだよ
15 : >>13 けっ、おりこうぶるんじゃねえよw
16 : 守中高明
17 : 中野好夫
18 : どさくさに紛れて恥ずかしげもなく謎誤訳家をの名を挙げてる奴がいるな
19 : 小説家だがモーリアックの翻訳した遠藤周作(フランス文学) 渡辺守章(フランス文学)
20 : 木下順二
21 : 一見両極な二人が好き 古くは、牛島信明 新しくは、野崎歓 どちらにも共通するは、表現が鮮やか
22 : >>10 中条は許してやれ
23 : 種村季弘がなぜない
24 : >>23 たしかに。 多田智満子
25 : モリエールの鈴木力衛
26 : 鈴木創士
27 : >>23 おまえが挙げないからだ
28 : 東大・野崎歓の鮮烈 解説を含めて浴室のあの新しい波以上の衝撃を結局のところ超越するものなし
29 : おいおい、とりあえず柳瀬尚紀は挙げとけよ
30 : 大貫昌子 山室まりや
31 : 河合祥一郎のシェイクスピア訳はいいと思うの
32 : 丸谷才一
33 : (´・ω`・)エッ?
34 : 中原中也 堀口大學 澁澤龍彦 野崎歓
35 : ここまで松岡祐子なし
36 : 忘れてたわ
37 : とうとう書いちゃうぜ、柴田元幸
38 : 福島正実
39 : 吉田秀和
40 : >>39 特にこれという書名があればご教示くだされたし
41 : 中野好男、石井桃子、和田忠彦、野崎歓
42 : 歓流スレ
43 : 呉茂一(ギリシア文学) 藤沢令夫(ギリシア文学)
44 : プラトン全集なら岡田正三
45 : 戸田奈津子
46 : 情熱のプレイ
47 : 竹内好(魯迅)
48 : 駒田信二、増田渉(以上、中国文学)
49 : 浅倉久志
50 : 浅羽莢子
51 : 小笠原豊樹(英語・ロシア語)
52 : おまえらバカだろ 上田敏が最高峰にきまっとるがな マラルメの詩をあれほど見事な日本語に移したのは 神業というほかない。ほかの訳者と比べて見れば 上田敏が絶後の天才翻訳者だとすぐに分かる。
53 : 全集訳のがずっといいからオッサンのノスタルジーとしか思えないw
54 : いや、おまえの日本語のセンスが・・・w
55 : 天才翻訳者w 本当に天才なら翻訳者なんかになってないと思うが
56 : 翻訳業から作家が生まれることは珍しくないしなあ
57 : 翻訳途中で死なれるのが一番きつい
58 : >>55 中原中也も翻訳をよくしたが
59 : 木村二郎を入れるのを忘れていました。 長生きしてください。
60 : 中田耕治 都筑道夫
61 : >>57 ホフマン全集のあの人ってまだ生きてるらしいね。 あと1巻だけなんだから、はやく出しちゃえよ。。 出版社のHPにも、「現在翻訳中。最終巻刊行後にまとめて増刷予定」とかって書いてあるけど、 かれこれ40年間も翻訳中なのか・・笑
62 : 野崎歓・仏 中条省平・仏 若島正・英 鴻巣友季子・英 柴田元幸・英 池内紀・独沼野充義・露 現存の人たちだとこんなところになる。 一級の翻訳家というものは、翻訳文にかかわらず、みな魅力ある文体を備えている人ばかりになった。
63 : >>62 ははあ。 文体というのは備えるものかね。 きみも備えてるから一流だね(笑
64 : ホフマンなんてレクラム文庫で買えるんだから原文で読めばいい
65 : >>64 は権威主義者だな
66 : レクラムて何ぞ
67 : ダーティー・ハリーの拳銃
68 : ダーティー・ハリーの唄うのは 石の背中の重たさだ 片目をつぶったまま年老いた いつかの素敵な与太者のうた 友部正人/にんじん
69 : >>63 「備える」には準備するの意もあるが、身につける(具備する)の意ももちろんある。 おまえはそんなことも知らんかったんか(嘲笑い)! 驚きだなや・・・ 本を読んでないことがまる分かりなわけだわい。タワケ!
70 : 三宅徳嘉(フランス文学者)が訳したデカルトの「方法序説」。 これは素晴らしい。 画期的な翻訳だ。 おそらく哲学書の翻訳史上、これほどわかりやすいものはないんじゃないかな。 すらすら読める。
71 : 鴻巣とか野崎とか本気で言ってんの?
72 : 野崎歓が一番すごいぜ NO。1 なんせNRFだからな
73 : かつて林達夫があるフランス文学者の誤訳を指摘して、 優雅かつコテンパンにやっつけたのは痛快だな。 これから文芸や学術書を翻訳しようと思ってる人が読んだら、 何かの足しになるかもよ。迂闊に翻訳なんて出来なくなるだろう。 誤訳を指摘すると、弁明があって、論争(というよりもケンカ)に発展することがあるが、 そういうのは見苦しいし、素人の見物としてはクソ面白くもない。 指摘するなら、よろしく叩き切るべしだ。
74 : 林達夫は本当に、他人の誤訳についてめちゃくちゃ厳しく指摘する人だったらしいが、 その彼自身も誤訳をやらかしているらしいからな。 完璧な人間なんていないんだよ。
75 : 翻訳でポエジーなんて拾えないってことになってるけど、上田敏、堀口大学の翻訳詩篇のいくつかは別格だな。
76 : >>74 枝葉末梢の誤訳指摘なんてどうでもいいよ。 出版され続けて、悪影響が出る前に叩き切りたかったんだろう。 翻って林の訳したベルグソンの「笑い」は柳田國男に笑いの民族史について考えさせる契機になった。 大御所が動いたきっかけになったんだから、さぞ満足だっただろう。
77 : >>76 その例はべつに林達夫じゃなくても、誰かがベルクソンの『笑い』を翻訳していれば 柳田國男は動いたんじゃないのかね? どうしても林達夫の翻訳じゃないといけなかった理由でもあるのか?
78 : >>75 俺にはよく分からない。 上田敏とか堀口大学の翻訳詩とか。言葉が古臭いし、なにがいいの? 古い言葉遣いの詩としては、純日本産の北原白秋のほうが上だろうw
79 : >>77 1940年という時点で林達夫以外に、ゴマンとある海外の出版物の中から 誰がベルクソンの主著でもない「笑い」を訳そうと思っただろうかね。 それも岩波文庫という誰にでも手に入りやすい版でだ。 当時の哲学系の翻訳書を読めば分かるが、 カチカチの文体でとても読めたものじゃない。 林以外の誰かが訳して、そういう文体で訳されたものだったら、 柳田は読む気もしなかっただろう。 (林が直接、柳田に訳書を送ったということも考えられる。) まあ、推測ばっかりで書いてるけれども、この辺のことろ、綿密に実証できたら、 三流大学でメシ食っていけるテーマの一つになるかもよ。
80 : 訳詩はあまり読まない。 たとえばランボーの有名な一節。 Ô saisons, ô châteaux, Quelle âme est sans défauts ? これを英語に訳すのが難しい。 SAISON(セゾン)は季節だから英語でもseason。 しかしchâteaux(シャトゥ)を英語に訳すのが大変。 castleだと軍事的な意味を伴ってしまう。 田舎の大きな家で何も軍事的な意味合いがないときの英語はmansion。 ところがフランスではmansionとcastleが交換可能であって、軍事的な意味合いがなくてもchâteauxと言う。 英語でさえもこんなに難しい。 さて、フランス語を日本語に訳すとなると、どの字引を引いてもSAISONは季節と訳すしかない。 そしてchâteauxは城だ。 小林秀雄の訳だと、 ああ 季節よ、城よ、 無疵なこころが何処にある。 となる。 中原中也の訳は実にうまい。 季節にルビをふって「とき」と読ませて、 季節が流れる、お城がみえる となる。 小林秀雄のほうは直接的な訳だ。 だってランボーは「みえる」なんて言ってないんだから。 たった一行目で、こんな調子だからね。 翻訳した詩が面白くないと思うのは当たり前だ。 「季節」と訳してしまうと、日本では古今集の時代から春夏秋冬にしばられる。 「お城がみえる」と言ってしまうと、日本人は大阪城や姫路城ってことになる。 ところが、最初にも書いたが、châteauxと城は違う。 だから「季節が流れる、お城がみえる」となると季題の春夏秋冬と天守閣になってしまう。 これは、相当、ランボーから遠い。 もし原作が面白くても、日本語では原作の面白さが伝わってこない。 だから訳詩はあまり読まない。
81 : 読まないのが一番悪い。
82 : 英語に訳すなら、フランス語のchateauxはそのまま chateauxだろうw あほくさw
83 : まあ、>>80 君は底の浅い理屈をこねてるより 翻訳は翻訳として楽しめるようにいつか成長できるといいね。 その様子では英仏のオリジナルもたっぷり味わうところまで来てなさそうだし。
84 : 日本で「シャトー○○」と言ったら、場末のRテルだもんなぁ・・・ 英語の“châteaux”も、フランス語の châteaux とはだいぶ意味がちがうんじゃないだろうか。 Penguin版のランボーで確かめてみればいい(手許になし) しかし、「季節(とき)が流れる、お城がみえる」って… どこぞの少女趣味ですか?w
85 : O seasons, O chateaux, Where is the flawless soul? O seasons, O chateaux, The magic study I pursued, Of happiness, none can elude. O may it live, each time The Gallic cock makes rhyme. Nothing else I desire, It’s possessed my life entire. That charm! It’s taken heart and soul Scattered all my effort so. Where’s the sense in what I say? It makes the whole thing fly away! O seasons, O chateaux!
86 : とくにランボーとかそうなんだけど、 詩をいちいち注釈されるのがたまらなく嫌なんだよな いちいち知ったかぶった、もっともらしい説明の仕方でさ お前らの注釈なんてどうでもいいんだよ。お前らはただのオタクだろ? 重要なのは、ランボーの言葉であって
87 : じゃあ原語で読むか原語読めないなら読むなとしか言えないな
88 : >>85 ちなみにこの英訳はきちんと rhyme を踏んでいるのが なにげにすごいw
89 : エリオットの「荒地」は本歌取だ。 たとえば、19世紀のフランスの詩人でジェラール・ドゥ・ネルヴァルという人がいる。 その詩を読んだことのない人が、エリオットの「荒地」を読んだってわかりっこない。 それは古今集を知らずに勅撰集の本歌取の歌を読んでいるようなものだ。
90 : >>88 そんなの当たり前じゃん(笑 かんたんだし
91 : >>89 それはそうだけれど、別に知らなくても「わから」ないってんじゃないんだよ。 知らなくてもそれなりに読めばいいってこと。 >ジェラール・ドゥ・ネルヴァルという人がいる。 という人がいるってネルヴァルはフランスの代表的な大作家のひとり。 知らないのは君くらいのもんだろw
92 : >>80 おまえのような、底の浅い、生半可な知識の野郎が、したり顔して 誤訳指摘などに勤しむんだろうね オツムはどんなに勉強してもよくはならない 肉体労働で汗を流せ
93 : châteaux を英訳したら winery でしょ(笑)
94 : 木下順二のシェイクスピア訳はいいね。 原作がきっぱりしているときは、日本語でもきっぱりした感じにする。 All the world's a stage all the men and women merely players 直訳すれば「全世界は舞台である」「すべての男と女は舞台の上の役者にすぎない」 これを19世紀の末に大和田建樹という人が翻訳したものは、 「面白や、浮世の舞台踏み渡り・・・」ってなっている。 そして、「それぞれ変わる役者の顔・・・」と続ける。 まあ、情緒はある。 しかし「浮世の舞台踏み渡り」としてしまうと、「浮世は舞台だ」ということを前提とした話しになる。 シェイクスピアは、のっけに「舞台は世界である」と宣言したのだが、その宣言が 「浮世の舞台踏み渡り・・・」では当然のこととして背後に隠れてしまうことになる。 そうなるとシェイクスピアとは違うんだな。 「世界はすべてひとつの舞台だ」が木下順二の訳だ。 実に正確だ。 「ひとつの」と不定冠詞まで訳している。 たしかに"a"はあってもなくてもいい冠詞ではない。 世界にはありとあらゆることが起こっているけれども、 そういうことも全部ひっくるめて「ひとつの舞台だ」ときっぱり宣言した。 「浮世の舞台踏み渡り・・・」では、こなれてはいるけれどもシェイクスピアの面白さは出てこない。
95 : 大和田建樹って(笑 比べるに事欠いてなんちゅうものを。 100年以上も昔の人をなんで静かにしておけないんだ? くらべるなら福田恒存なり小田島なりいくらでもあるだろうが・・・ たしかに今日は暑いのはじじつだけれど。
96 : 福田恒存w 「いかに長セリフでも、シェイクスピア劇では一つのセリフは一息で喋らねばならぬのである」 とか言ってる頭のおかしいおっさんだろ。 日本語が英語よりテンポがおそいという一般的事情と重なって、ある程度訳が長くなるのは避けられないのにな。 福田本人もそれがわかってるから、原文にない終止符を途中に入れて、一息で喋らせようと訳している。 ひどいときになると訳さないw それでいて「おそらく他の誰の訳よりも、シェイクスピアの原文に忠実な訳だ」(翻訳論)と書いてるw たとえば「ハムレット」<二の二>の最後 福田訳 あの役者を見ろ。ただの絵そらごとではないか。それを、いつわりの感動にわれとわが心を欺き、目には涙をため、 顔色蒼然としてとりみだし、声も苦しげに、一挙手一投足、その人物になりきっている。 なにを考えているわけでもないのだ! 木下訳 おそろしいことじゃないか、今ここにいたあの役者、ただ気分をつくり空ごとの激情を燃やすだけで心に描く人物 へと思いを駆りたて、思うがままに顔面は蒼白、眼には涙を浮べて狂乱のおもざし、 声も乱れ全身の機能がそのままからだの動きとなってその人物を表現する、しかも何のためにだ! 原文に忠実な訳と書いてる福田は、(「おそろしいことじゃないか」Is it not monstrous)という部分を どういうわけか訳していない。
97 : 福田訳ハムレットでは”Is it not monstrous”というセリフが日本語化されていない ということの指摘だけに20行費やしてしまう君のほうがよほど犯罪的だと思うがね。 それより、それが言葉として訳されていないために芝居全体がどんなダメージをうけたのかを説明してくれ。 重箱のすみをつついても面白くないからな。
98 : 英国人にとってフランスは海底トンネルでつながるくらいの身近な国だ。 簡単なフランス語はクリスティーの探偵小説にもしょっちゅう出て来る。 字体を変えるだけで他の英文と区別出来るようにして。 新聞や雑誌もそう。 横からだけど、 木下と福田の比較だと、どうしても木下さんの方が文章が上手いのは しょうがないね。木下さんなら、平家物語の中にイリアッドを見ていたと 俺は想像するんだな。戯曲『子午線の祀り』に、それが出てると思う。 懐の深さでも木下>>>福田
99 : 君の文章には論旨がないんだよ。 心に浮かんだことを羅列するだけだから何を言いたいのかさっぱりわからない。 いくら若いからってハチャメチャが許されるわけじゃないぜぃ じゃあな、あばよ、かばよ、アリゲーター
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