百合部作んねー？

1 ：2009/08/12 〜 最終レス ：2013/05/03

活動内容…在籍、雑談、各々の創作活動、妄想等など

2 ：

百合研の方がなんか爽やか

3 ：

コミティアの話かと思った

4 ：

1だが自分で書いててなんとなく違和感あるから何かと思ったら、そうか
コミティアか。どうりで。
この際百合研でもなんでも可。
ところで一つ聞きたいことがある。
百合オタの人ってリアルで秋葉原とか行く百合友いますか？

5 ：

百合ｽｷｰ公言してる奴はいないけど
百合贔屓って八割方確信した友人ならいる
夏コミも多分一緒に行くわ

6 ：

>>4
てことはコミティア百合部も来ていたのか。
私はコピー誌出してお菓子貰ったぜ。

7 ：

>>6
いやいやいや、行ってない。行くリアル友達がいないし、自分の百合活動は
あくまでネットだけ。だから寂しいのよ。
もし行ってたら速攻で頭に閃いただろうから。どこかで聞いて記憶に残ってた程度だったの。
というかコミケにも行ったことない。欲しい本やゲームがあったら全て通販…。

8 ：

一人イベントもいいんじゃない？
コミティア来てみなよ、百合サークルけっこうあるよ。開幕ずらせば基本まったりだし。

9 ：

漏れも同人とかサッパリな癖に独りでオンリーイベント行ってみた事あるけどみんなフレンドリーで優しかったな。
でもいまだに百合好きな友達いないなぁ・・・。

10 ：

逆に考えるんだ
イベントに行く友達を作るんじゃなく
百合友達を作りにイベントに行くんだ

11 ：

イベントなんて行ったことないから右も左もわからん…。
というかイベントの意味自体よくわかってない。
行ってうろうろしてるだけでもいいの？
まさに未知だ。でも…行ってみようかな…。
百合友達…いい響き

12 ：

まー…行ってみればわかるさ。
いきなりコミケはぬだろうが。
百合友達できたよー。名前も知らないがペンネームと絵柄は覚えたw

13 ：

学生の時は百合友達だと思っていたリア友が年を追うにつれてヘテロの闇に傾倒していっていたことに
気付いたときの悔しさというか悲しさというかやるせなさときたらなかったというどうでもいい思い出話
某大学には触手孕ませ同好会なんてのもあるらしいし、百合研なんてのがあったら俺も入るわ

コミケは広すぎるしジャンルもまばらだから誰かと知り合うには向いてないよ
オンリーイベントだと開場からしばらく経って落ち着いてきた頃なんかはよく壁際に暇そうな人が集まってる
そういう人たちは大抵終会前の色紙イベント待ちとかだから駄目元でそれとなく話しかけるといい
百合オンリー自体開催数少ないというツッコミはナシで。

14 ：

ささめきことは何部だっけ？

15 ：

むっ、コミティアって今月の23日にあるの？
それと全てオリジナルのみ？
というかビッグサイトって結構これも大きくない？
とうか百合サークルが一同にってにやけそうだわ。
でもやっぱりみんなあんまり大手を広げて百合話で盛り上がるリアル友達っていないのかな？
飴色紅茶館歓談の最後のページ、編集さんとの百合話なんて楽しそうでいいなーと思うもの。
時間を忘れて百合話…。
ちなみに百合部って午後の最中のお茶会をイメージして付けてみた。

16 ：

>>15
いないね。
オタの友人は何人もいるけど百合好きは自分一人だけ。
ド田舎に住んでるからイベントにもなかなか行く機会無いし…
ネットがあってホント良かった。

17 ：

>>15
全部オリジナル。一部プロ作家さんが壁で自分の商業作品売ってる。
規模でかいがまったりだよ。
百合はなかなか多い。過去に「百合部」っていう百合サークルを集めたイベントがあった。

ま、リアルはともかく私は君達の百合友達だよ。

18 ：

コミティアからニコ動の百合ヲタ男子ラジオに辿りついてしまった…
百合話って、あんな感じか

19 ：

イベント行ったことないけど行ってみようかな
一人とか嫌だわー

20 ：

>>17
壁？よく壁サークルとか言うよな。
仮設テーブルが並べてある会場を徘徊する感じ？
オリジナルっていうと作家さんの目の前で中身見て買ったりしても、いいのか？
なんかネットしてて気づかなかったけどラジオなんか聞いたら人と百合話
なんてこっぱずかしくてできそうにないｗ
秘めたる趣味だったのだろうか…。
そこでオフ会ですよ、なんてセリフを画策してたのに

21 ：

なんか百合ヲタって801と違ってつるまないイメージがあるな

22 ：

>>20
壁。基本混むから開幕は近寄らないのが吉。
テーブルが並べてある会場を徘徊する感じ。
パラパラ立ち読みしたり表紙買いしたり。気まずいなら見本誌スペースでじっくり立ち読みして選んでから向かう。

リアル百合友達…学生ならなんとかなるだろ。

23 ：

>>21
だって周りにいないんだもの

24 ：

もう孤高は嫌…
ということで百合部（百合研）発足だ

25 ：

百合部
部長 >>1
部員:
活動内容:

26 ：

百合萌え部もしくは百合妄想部とか百合研究部だな
百合部はリアル女が百合ん百合んする部

27 ：

1だが部長てw
何をすればいいんだ。
とりあえず部の規則に互いの趣味嗜好を尊重することを入れたい。
なんかうみねこのマリアージュソルシエールみたいだが。
そういえば今日例によって一人で秋葉原行って来たんだかうみねこ予約しなければと思ったわ

28 ：

女でレズじゃないけど百合萌えってどうなんだろう
いや自分がそれなんだけどさｗ

29 ：

部長は他にいないだろ。
活動内容をくわしく

30 ：

元々女性向けジャンルだし別になんともないかと

31 ：

>>28
自分もそうだけど、普通でしょ
二次元の百合に萌えるのと三次元で女に萌えるのは別次元の問題

32 ：

≫28
考えたらダメだ！

33 ：

ノンケの男でもBL好きは普通にいる
まあノンケっても厳密に分けることはできないし考えても仕方ない

34 ：

女で百合好きでも三次元に萌えてしまっても一向に構わん！
活動内容…放課後の部室で各々菓子食いながら百合活動してるイメージ。
メイド喫茶でお茶会開きたい…なんてね

35 ：

何度も出てるけど、百合活動って言われると部員が百合か関係にあるみたいに聞こえるなw
女で百合好き同士が百合関係になればいいと思うよ

36 ：

「リアルは無いよねー」みたいなこと言ってた二人が
気が付くと親友から(ry

37 ：

落
ち
着け！

38 ：

女の身でありながら百合好きで困惑してしまっても構わん！
それを冷めた目線で熱く見ても一向に構わん！
去るもの追わず来るもの拒まず、それが我ら百合同好会

39 ：

レスくださった方あざす
心おきなく百合に萌えときますｗ

40 ：

『百合研』なら男ばっかりがもっさり集まって暑苦しい百合トークをしてるイメージになるが
『百合部』となるとなんだか男子禁制の匂いがぷんぷんするぜ！
両者の間で「百合活動」という単語の意味が変わってくるな

41 ：

「リアルは無いよねー」ってセリフはそもそも防御線張る自体で妖しいものね。
意識してる時点でそもそも…、ってまぁ置いといて。
名前からして決まってないな。
百合部だか百合萌え部だか百合妄想部、百合研究部、百合同好会、百合総合研究部…

活動内容思いつかないよ
なんだか秋葉原とか池袋にでも百合ロードなる百合には書かせない店巡りとか
ないんか。

42 ：

やだ、なんか本当百合部の百合活動って……、ちょっとエロくね？ｗ
百合研の男もっさりって……、容易く想像できてしまうｗ

43 ：

じゃあ百合部と百合研の二頭体制だな。醜い争いを日々繰り返してる感じで。

44 ：

>>41
それもいいけど、ただの百合トークや百合漫画持ち寄って読むだけでも立派な活動さｗ
創作出来る人は好きなようにやればいいし

45 ：

言うだけならなんでも自由だ
例えばみんなでお金を出し合って百合関連の書籍や雑誌、
映像資料などが山のように積んである百合総合図書館的なものを作ってみたい、とか
そこでは全国各地から集まった百合同志たちが集って日夜議論や妄想や創作を繰り広げまくっているのだ！
まあそこまでやるのは冗談にしても、目標を何か一つに設定しちゃうってのはよくないんじゃないか
リアルで会ったりするならその都度テーマを決めればいいし、基本的には部室でgdgdするがごとく気ままに百合ん百合んしてればいいんじゃね

46 ：

じゃあ弥生美術館で会合しようぜ。
あそこは何年に一回かそういう企画展示があったはずだ。

47 ：

百合ん百合んするってなんだか…以下略
何かお金出しあって全国津々浦々から集まったみんなで会社設立まで頭に浮かんだ。
思いついたのは百合ゲームを徹夜でみんなでプレイ！とか、どう？
ちなみに男女比率ってどんなものだろ

48 ：

むしろ同人ゲーつくるんじゃ？
あとは徹夜上映作品をマリみてにするか舞HIMEにするかを徹夜で討論したり。

理想はいろいろだが実際は８:２で男性多いでしょ。

49 ：

あぁぁっぁあバカだ…。うみねこ予約し忘れたぁ!!!!
何が予約だ。アホすぎる…。コミケには行けんし、16日秋葉原また行ってこなければ…。

50 ：

一見楽しそうだが集うメリットが意外にないから
実際は盛り上がらないだろうな

51 ：

仲のいい女子をくっつける工作とかするんだな

52 ：

女子部員同士をくっつけようとする内ゲバが苛烈になって崩壊しそう

53 ：

そういえばコミケで百合「だけ」固まってるところって無いんかね
いつも東方となのはからつまんでくる感じだったから
ああいった場で百合一色に浸れた記憶があんまり無い

54 ：

ささめきことスレ？

55 ：

そういや女子好女子って同人誌あったな

56 ：

>>48
いいねそれｗ
私は神無月に一票

57 ：

>>53
それに該当するのかどうかはわからんけど、
少女創作ジャンルには、百合だけで固まっている島があるよ

58 ：

オリジナルなら結構固めてあるけど、最近はオリジナルは結構ティアにも来てることが多いような

59 ：

コミケ行く人いるかい？

60 ：

>>57
百合って…少女ジャンルなの？すげー違和感ある

61 ：

明治大正昭和からの少女小説系譜を考えると自分は結構納得だけどなぁ

62 ：

コミケって５年くらい前に一度いったきりなんだけど
「百合通り」って毎年あるんじゃないの？？
そのときはちゃんと百合通りの看板までついてて嬉しかったわ。

63 ：

>>61
納得した

64 ：

>>62
なにそれ素敵すぎ

65 ：

ここに集う部員の百合活動範囲は如何ほどなのだろうとネタ振り。
百合姫代表とするコミック、アニメ、ゲームから
エロコミック、以下略まで網羅してるのか
ある特定の作家さんや作品が好きなのか
創作までするのか声優さんやら三次元まで行ける口なのか
街中で女の子同士を見ても百合アンテナが反応するレベルなのか…
ちなみに自分は街中で女の子同士が手を繋いでるのとか見ても密かに
幸せになってる口です。

66 ：

きえーい部員が集まらねーならばいっそ一人でも…！
こらそこ！　お菓子食べた袋はきちんと片して！この季節は汚くしてると
ショッキングな出来事が待ってますよ…！
百合雑誌も読み散らかしたままにしないで！　貴重な備品ですよ！
月に一度各々の百合活動をレポートにまとめて提出すること！
そして不定期で百合勉強会を開きます！いいですね！
今週のテーマは

67 ：

心の繋がりが描かれていればなんでもアリだな。
三次元ダメっていう人もいるのかな。私には理解し難い。
現実世界だって、基本的に女性は美しいではないか。

68 ：

虹参事の争いは絶えないさ…

69 ：

>>65
百合姫（百合姉妹）と百合姫Sを創刊号から全部揃えてるレベル
けどほとんど読んでない
ガチガチの百合作品よりも一般向けから百合を拾って妄想する方が好き

70 ：

>>67
二次元きもいって人だって世の中にはたくさんいるし、まぁそれぞれの嗜好の問題だよね

71 ：

まあ数字板でもナマモノとして区別されてるし垣根は高い

72 ：

せっかくの夏コミだし百合ロード探してこようかしら
>>65
マリみて、なのは、東方、ひだまりスケッチ(きらら系)が中心
百合ｽｷｰに移行した2004〜2006あたりに嵌ったものがそのまま続いてる
百合姫系は最近になってやっと手出し始めた
個人的には別学通ってた頃の「結局異性追っかけるより同性と馬鹿やってつるんでる方が楽しい」
って価値観が割と百合に通じるものがあると思ってるから、ナマモノへはそこまで抵抗無いかな
有名人とかは範囲外だけど、身近な友人や同級生で仲いい組にニヤニヤする感じ

73 ：

二次三時話はちょいあれだったかな。とにかく互いの趣味嗜好ってことだね。
>>69
わかる。もちろん百合レーベルも買うのだけど、一般から妄想するのって
百合ならではの楽しみだよね。
百合ロードって自分も始めて聞いた。
コミケって単独参戦って多いか？　みんな友人達と来てない？
雰囲気に呑まれ何をしていいのかわからず途方の暮れそうだ。
ところで皆さんソフトとガチではどうなの？エロは抵抗なし？

74 ：

百合姉妹からコンプは基本だな〜
あとは百合物件をいろいろ。ガチ百合より想像の余地あるのが好き。ヨコハマ買い出し紀行とか零紅い蝶とか。
三次元もソフトならありかな。

75 ：

あ、わかるかも>三次元もソフトならあり

76 ：

活動内容に「紅い蝶を皆でプレイ」も入れてくれｗ
怖がったり萌えたり大変だ

77 ：

いいねｗこの季節ならではって感じで。
百合部合宿24時間耐久「零〜紅い蝶〜」プレイ実況開催の幕開け。

78 ：

もう私はやりこみすぎて、制限プレイでもないとナイトメアでもお散歩気分だから、是非初心者にやってもらいたい。それを後ろで見ていたい。
コスは双子巫女＋眼鏡で。

79 ：

お姉ちゃん撮影会になりそうだな

80 ：

〜第一回百合部定例会報告〜
今日は百合部の定例会でございます。
照り付ける日差しの中、みずゑさんと二人で部活棟まで歩いたのですが、
少しの距離を日陰を選んで進んだにもかかわらず、うっすら汗をかいてしまいました。
ぱたぱたと手を扇のように動かしながら「暑いね」とおっしゃるみずゑさんの、
うなじに張り付いた髪の数本が、白い肌に流線を描いておりました。

百合部部員の皆様はすでにおそろいで、部屋の隅に据え付けられた
ブラウン管のテレビを囲んでおられました。テレビは部室の備品で少々古いものですが、
その前に置かれたゲーム機は部員のどなたかが新たに持ち込んだものでしょう。
今日はどうやら、皆でビデオゲームをして遊ぶようであります。
わたくしとみずゑさんはビデオゲームには疎いので、
グラスに氷を入れ麦茶を注ぎ、後ろのほうに並んで座りました。

81 ：

読みかけの本を鞄から取り出し、しばらくページをめくっていると、
隣のみずゑさんが「どうやら双子姉妹が悪霊の潜む村から逃げ出すゲームのようだよ」
とおっしゃいました。わたくしと同じように文庫本を読んでいるかと思っていたのですが、
皆様の様子が気になりじっと観察していたようです。
なるほど、古めかしい写真機を構えた妹が、姉を助けながらおどろおどろしい幽霊を退けつつ
廃屋を進んでおります。部員の皆様も「お姉ちゃん、しっかり付いておいでなさい」
「脚の具合は平気かしら？さあ、頑張って」などと声援を送っております。
（双子なのだから同い年だけれど、それでもお姉さんなのだから、
姉がしっかりしないといけないわ）
わたくしがそんな事を考えながら画面を眺めていると、今度はどうやら姉妹は
はぐれてしまったらしい様子で、妹はひとり寂れた村の中を姉を求めさ迷い歩いております。

82 ：

わたくしは幼い頃、みずゑさんと二人で夏祭りに出掛けたことを思い出しました。
あのとき、あまりに大勢の人混みにわたくしはみずゑさんとはぐれてしまったのでした。
陽気な祭囃子や歓声がなにやら恐ろしげに感じられ、わたくしは涙をはらはらこぼしながら、
あてずっぽうに境内を歩き回りました。
幸いにもみずゑさんはすぐに私を見つけ出し、ハンカチでわたくしの涙を拭いて、
今度はしっかりと手を繋いでお祭りを見て回ってくださいました。
「あなたは私より二月は年上だったよねえ？」と、突然おっしゃったみずゑさんは、
まるで頭の中を見通したようで、わたくしは驚きました。わたくしは顔を伺いましたが、
みずゑさんはテレビの画面を見つめたままでした。単なるゲームの感想だったのでしょうか？

83 ：

突然に、テーブルの下でみずゑさんの指がわたくしの指にそっと絡みつきました。
あの日より、幾分遠慮勝ちに。わたくしも、そっとそれに応えました。
グラスの氷がカチャリと涼しげな音を立てました。

84 ：

物書き部員来たこれｗｗｗ
何やらやたら奥ゆかしく清涼な百合部始まったなｗ
しかし後ろに控えてる部員がプレー上級者ってのが頭に過って
男部員に思えてしまうｗ

85 ：

ちょｗ無駄に文章うめぇｗ
部誌担当の部員ｋｔｋｒ

86 ：

終戦記念日になにやってんだろ自分w無駄言うなw
古屋信子ね文章見ながらだからこういう事になるさ…
ちなみに２４時間耐久だったら６周くらいはできそうだな。

87 ：

ガラス窓のはめこんである扉を勢いよく開けて入ってきたのは、一年生の美沙緒(みさお)だった。短いおさげを揺らし、膝に手を付け息を整える。
「ごきげんよう」テレビ画面を見つめたままの部員達が投げやりに言う。百合部では基本的に上品な佇まいを求められ、それから換気し挨拶はごきげんようで統一されるようになっていた。
「ごきげんよう」美沙緒もたどたどしくはあるが挨拶を返した。生来、読書より運動を好む美沙緒にこの儀礼はまだいまいち慣れてはいなかったのだ。
「美沙緒ちゃん、後ろの子は？ 」同じく挨拶を終えたみずゑが美沙緒に尋ねた。美沙緒の制服の端をつまんで、恥ずかしそうに隠れている少女がみずゑには見えていた。
「ごきげんよう」みずゑの隣に寄り添うようにいたもう一人の部員がその少女に話しかけた。しかし、少女は内股気味の膝を擦り、照れた様子を見せるばかりで返事をしようとはしなかった。
美沙緒が少女の腕を捕まえ、自己紹介を催促した。それにも応えず諦めた美沙緒が言った。

88 ：

「新入部員です。同じクラスの薫子ちゃん。まだ部に入ってないようなので誘ったら、入ってみたいって言ったので」
いつの間にか部室の真ん中に連れてこられた薫子は部員に囲まれてしまった。ゲームをしていた部員も一旦薫子を見た。
輪郭に沿って綺麗に切り揃えられた短い髪はまるで市松人形のように可愛らしく、また覆われた雪のような白い肌が、
美沙緒の焼けた健康的な肌とは対照的に映えそのコントラストが美しかった。手を前に組み、親指をくるくる回しながら口をつむんでいる薫子。
「お、お願い致します」一鏤な声量を絞りだし薫子は頭を下げた。その瞬間、まるで滝から落ちる水のように歓声が静謐な部室を埋めた。
部員から可愛い可愛いを連呼される。しどろもどろになりながらも、美沙緒の腕をギュッと掴むと、薫子は後ろに隠れた。
「静粛に静粛に」みずゑがその場を取り締まる。「君達はゲームに戻りなさい」テレビを指さし部員をたしなめる。「はい、薫子ちゃんはこれを記入してね」部活届けを薫子に差し出すと、薫子はそれを受け取り美沙緒に耳打ちをした。
「分かりました。だそうです」美沙緒は薫子の言葉を繰り返した。すっかり薫子は警戒してしまった。

89 ：

「何をすれば良いの？ 」部活届けを書き終え、正式に部員になった薫子は美沙緒の耳のすぐ傍で呟いた。
「実は私もまだよくは知らないの」から笑いをしながら美沙緒が言った。「とりあえずボーッとしてようよ」美沙緒にそう言われると薫子はまた耳許でうん、と呟いた。
美沙緒には薫子の耳打ちがこそばゆく、しかしなぜか安心する不思議な印象を覚えた。静かな水面に一滴のしずくを落とすような緩やかな衝撃に似た何かを。
再び普段の部活風景に戻る。「お姉ちゃん！そこに立たれるとシャッターチャンスが」ゲームをしている部員が騒いでいる。
それを後ろで見ているみずゑと隣の少女。端のソファには美沙緒と薫子が座っていた。美沙緒は今日の授業に疲れたのか背もたれに首を乗せ眠っていた。
薫子はソファの隣に並んでいるパイプ椅子を見ていた。その椅子の上には金魚鉢があり、中に真っ赤な金魚が泳いでいた。
薫子は金魚と目が合った。喧騒の中、金魚と美沙緒だけが沈黙を守っている。薫子は金魚鉢越しに金魚をつんとつついた。

90 ：

部員は全員ゲームに夢中だ。薫子が隣を見ると、美沙緒が無防備に眠っている。薫子は美沙緒に話し掛けられたことを思い出していた。
クラスに馴染めなく退屈な学園生活を送るはめになりそうだと陰鬱に思っていた薫子を美沙緒が部活に誘った。
百合の意味も分からず、ただ美沙緒の笑顔に惹かれここまでついてきてしまった。
薫子は周りを確認すると、美沙緒の頬に素早く口づけをした。美沙緒は寝たままだ。
「悪い癖が出たわ」そう言って、口を手で隠しながら薫子が意味ありげに笑っていたのを部室で金魚だけが知っていた。

91 ：

>>80の設定が凄くツボにハマったので書いてしまいました勝手に
なんかごめんなさい

92 ：

待てい
創作の中での百合部がどんどん進行していくｗｗ
リアルでの百合部はどうなったｗ
しかしなんというか、これは別の話になるけど上手い（プロの）文章って一人称が上手だな。
何はともあれ91さんGJ

93 ：

いまのところ２４時間耐久零〜紅い蝶〜しか決まってねーw

94 ：

昼間に紅い蝶やってもアレなので
明るいうちはもっと明るいゲームに興じるのはどうだろう

95 ：

夕方からはアカイイトがいいと思いまーす

96 ：

はい採用

97 ：

じゃあ昼はテンション上げるためにヴァンガードプリンセスで。

98 ：

百合部部長です。
うみねこゲットしました
一人でメイド喫茶に入る勇気がありません！

99 ：

メイド喫茶と百合は関係ない。
よって入る必要無し。

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