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2013年01月エロパロ86: おむつ的妄想7枚目 (363)
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おむつ的妄想7枚目
- 1 :2012/08/17 〜 最終レス :2013/01/04
-
おむつが登場するなら、オリジナルでもパロディでも、どっちでも良し。
おむつが登場するなら、甘々でも鬼畜でも、どっちでもどんとこい。
おむつ好きなあなた、実はどんなことを されて みたいと思ってる?
おむつ好きなあなた、実はどんなことを し て みたいと思ってる?
大好きなあのキャラに、「おむつを穿かせたい」と思いませんか?
大好きなあのキャラから、「おむつを穿かせられたい」とは思いませんか?
あなたの妄想を、小説にするもよし。
あなたの妄想を、職人さんに委ねるもよし。
あなたのおむつにまつわる世界をお待ちしております。
= お約束 =
苦手な人にも気遣いを。なるべくsage進行で。(メール欄に半角でsageと記載)
職人様はカミサマです。出たものは全て美味しくいただきましょう。
あなたにとって、不得手なものは無言でスルーを。
荒らし・煽りには放置を推奨。構ったあなたも荒らしのになってしまいます。
ご意見・感想・苦言には感謝を。
明日の職人さまはあなたかもしれません。
書きたいものができたら躊躇や遠慮はせずに、是非投稿してみてください。
過去スレ
パロ】 おむつ的妄想 【オリ
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1088698882/
おむつ的妄想 2枚目
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1144159275/
オムツ的妄想 3枚目
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1199418979/
おむつ的妄想 4枚目
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1235061049/
おむつ的妄想 5枚目
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1253680167/
おむつ的妄想 6枚目
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1294925926/
関連スレ
●おむつ大好きな人●39
ttp://pele.bbspink.com/test/read.cgi/feti/1334318007/
【パンツよりも】おむつ5枚目【恥ずかしいオムツ】
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1269125902/
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所11【汚物】
ttp://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1341722066/
- 2 :
- 前スレが一杯なので、立てました。
- 3 :
- >>1乙
まさか容量オーバーとはな
- 4 :
- wiki忘れた
次からはwikiもテンプレに入れておいた方がいいな
ttp://w.livedoor.jp/paperdiapereloparo/
- 5 :
- おむつ倶楽部13号よかったよ。
- 6 :
- 久々にきたら新作上がってたああああああ
続き楽しみにしています
- 7 :
- くどすぎる表現に饒舌すぎる主人公で展開遅くてごめんなさい。
人物ごとの用語表現も統一出来てなくてごめんなさい。
===================
閉鎖社会におけるメイド達の排泄管理
〜見習いメイドのおむつ日誌〜
===================
1.プロローグ
「うわぁ、おっきいお屋敷……」
巨大な門の向こう側、少女の目の前にはベルサイユ宮殿を
遥かに超える広大な庭園が広がっていた。
見上げるような高さの塀は、まるで万里の長城のように
遥か彼方まで続き、外界からこの世界を隔離していた。
(こんな所、本当に来ちゃってよかったのかしら……?)
あまりのスケールに圧倒された少女は、自分があまりにも
場違いな所に来てしまったのではないかと思い、
不安げな表情を隠せなかった。
少女の名前は花嶋睦姫(はなしま むつき)。
黒髪に前下がりのおかっぱ、どんな校則にでも合いそうな
シンプルな髪型は、彼女の生真面目さをあらわしているかの
ようだった。
色々と不幸な事故が重なり、中卒で働く境遇になってしまった彼女だが、
このご時世、保護者も居ない未成年を雇ってくれる所など無かった。
疎遠な親族からは敬遠され、何処にも行く当てがなく、
途方に暮れていた時である。
捨てる神あれば拾う神あり、何の因果か運良く日本有数の
資産家である二条院家のメイドとして働く事になった。
住む所にも困っていた睦姫にとって、住み込みで働けるメイドは
まさに願ったり叶ったりであり、勿論、二つ返事で睦姫は承諾した。
ただ、何の技術も資格も経験も無く、未成年という事もあり、
正式なメイドとしてではなく「見習いメイド」という立場であった。
時間は約1ヶ月前へと遡(さかのぼ)る……
3月5日
私は都内の大きなビルに呼ばれ、オリエンテーションや簡単な
健康診断、そしてメイド服の為の採寸が行われました。
何でもメイド服はフルオーダーで作るとかで、特に採寸は
念入りに行われ、メジャーによる計測だけでなく、
“三次元レーザスキャナ”なるもので、全身をくまなく
測定されました。
こうなると心配なのは費用ですが、尋ねてみると、衣類は全て、
下着も含んで全部支給するので身一つで来てくれ、という話しです。
自分的には7号とか9号とかいうサイズでも十分なのですが、
初めての“フルオーダー”という言葉に何かワクワクします。
- 8 :
- 4月1日
大した持ち物の無い私は、本当に身一つでここにやってきました。
もう、帰るべき場所もありません。
ここに雇ってもらえたのも、“奇跡”とも言えます。
門まで迎えにきた高級そうな車に乗せられて来た所は、
大きな建屋ですが、母屋という感じでもありません。
聞いてみるとここで働くメイド達の寮、ということでした。
この大きさからすると、かなりの人数のメイドさんが
働いているのが想像できます。
さすが二条院家、この敷地の広さと建物の多さではそれだけの人数が
必要なのでしょう。
最初に連れて来られた部屋は、医務室みたいな感じの部屋でした。
病院で見かけるような診察用みたいなベッドも見当たります。
そこには、メイドさんが一人居ました。
緊張で胸がバクバクします。
これから先、何が私を待っているのでしょうか?
「これから花嶋さんのお世話をすることになる佐古瀬香澄と言います。
花嶋さんの名前は……ええと、“むつきさん”って読むのかしら?」
「は、はい、そうです」
「とてもいい名前ね」
「ありがとうございます」
名前で誉められたのは初めてでした。
「“むつき”さん、か……きっとこれも運命ね。
“むつきちゃん”って呼んでいいかしら?」
「は、はい、構いません」
小さい頃は“むっちゃん、むっちゃん”とよく呼ばれてはいましたが、
この名前の何が運命だというのでしょうか?
「これから、お仕事だけでなく、住み込みの生活面も一緒に
サポートすることになると思うけど、よろしくね」
「こちらこそ、よろしくお願いします」
先輩に向かって、深々と頭を下げました。
それから、香澄先輩は私の緊張をほぐしてくれようと
してくれたのか、少し雑談をしてくれました。
香澄先輩はとても綺麗で、メイド服が似合っていて、
身のこなしも上品で、その割りには気さくな感じもして、
とにかくとっても素敵な人でした。
私がイメージする“素敵なメイドさん”をそのまま具現化したかの
ような人で、私も先輩みたいなメイドさんに一歩でも
近づいていきたい、と思いました。
「最初はここの生活に慣れるのにも、色々と大変だとは思うけど、
頑張ってね。私も出来る限り手伝ってあげるから」
「はい、頑張ります!」
今の私には、元気よく返事をすること位しか出来ません。
- 9 :
- 「じゃあ、早速だけど、シャワーを浴びてメイド服に
着替えてきてくれる? 着替えは、睦姫ちゃんがシャワーを
浴びている間に用意しておくわ」
その時です。急に、まるで川のせせらぎのような水の音が
どこからともなく、聞こえてきました。
シャワールームからでしょうか? きょろきょろして、
水音の出所を探そうとしますが、見当たりません。
先輩を見ても、特に水音の出所を探そうともせず、
悠然としています。
そんな私を見て不審に思ったのか、
「どうしたの、むつきちゃん?」
「先輩、何か水の音が……シャワールーム、
誰か使っているのでしょうか?」
「変ねえ、シャワールームには誰も居ない筈よ。
それに水の音なんてしたかしら?」
言われてみれば、いつの間にか水の音は止まっていました。
私の空耳だったのでしょうか?
「ほら、早くシャワー浴びてきなさい」
「は、はい!」
そうです、そんなあったかどうかわからない水音なんかより、
今はここでの生活の方が重要です。
シャワーから出ると、脱衣所には私が来た時に着ていた衣類は
全て片付けられ、代わりにメイド服と下着が用意されていました。
ブラは、白のシンプルなデザインながら、所々に繊細で高そうな
レースが使われ、私が着けていたものより、高級感の
あるものです。
タグにはメーカーの名前はありませんでしたが、サイズと私の
名前が刺繍されており、下着までオーダーメイド、という
豪華さにびっくりしました。
三次元レーザースキャナを使ってまで採寸してくれた
せいでしょうか、決して大きい、とは言えない私の成長途中の
胸にもぴったりとフィットし、快適そのものです。
キャミソールも・・・これはシルク製でしょうか?
艶がある生地に、ちょっとひんやりするけど、
スルッ、とした肌触りがとても心地いいです。
そしてメイド服。基本的には、ロングドレスのクラシカルで
オーソドックスなデザインですが、生地や仕立て、そして
控えめながらも要所要所に使われた繊細なレースや
ピンタックに高級感を感じます。
真っ黒で途中に切り返しの無い、シルエットがとても綺麗な
ロングのワンピース、肩部が膨らんだ袖に、その先の白い袖口には
まぁるいボタンが一つ。
白い立ち襟の延長した先がそのまま白いリボンになっている、
シンプルながらも、かわいいデザインです。
エプロンの胸あてには繊細なピンタックが入っており、
高級感もあります。エプロンの丈と幅もたっぷりとしたもので、
まるでスカートの上にまたスカートを穿いているかのようです。
肩紐のフリルは、まるで天使の羽のように背中側でピン、と
立っています。
そしてメイドキャップ。カチューシャじゃなくてメイドキャップ
というのがちょっと古風ですが、後ろのリボンが長めに作られており、
これも振り向く度にたなびくのがかわいいです。
- 10 :
- 足元まで隠れそうなとても長いスカート丈ですが、ひきずる事の
無い絶妙な長さに仕立てられており、裾からペチコートのレースが
ちょろ、っと覗き、品の良さの中にも細部にかわいらしい仕掛けが
施されたものでした。
ペチコートにも滑らかな手触りの良い生地がたっぷりと
使われており、スカート丈に合わせた長さといい、
これもオーダーメイドを感じさせる作りです。
パリパリに硬いパニエこそないですが、ペチコートのたっぷりとした
布地のお蔭で、スカートのシルエットを控えめながらもふんわりと
品良く引き立ててくれてます。
メイド服なんて、コスプレ衣装を除けば実際には単なる下働き用の
服なのに、と思っていたのに、ここのメイド服は、私が今まで
着てきたどんな服よりも高級感のあるものでした。
全体としてモノトーンで落ち着きのある色づかいなのに、
心は逆にうきうきとし、布地がたっぷりと使われたスカートは
自然に大きな襞(ひだ)が出来ています。
その場でくるり、と回ると、スカートがふわり、と大きく広がりました。
こんな素敵なメイド衣装を用意して貰えるなんて、
私は心がウキウキしてきました。
天涯孤独の私を拾ったくれた採用担当の方に報いるためにも、
「お仕事頑張らなくっちゃ!」と、私は心を新たに決意しました。
しかし、たった一つだけ困ったことがあります。
下着として、ブラ、キャミ、ペチコートは用意されていたの
ですが、肝心の“パンツ”が用意されていません。
他にあるものと言えば……着替えとメイド服が置いてあった場所と
少し離れた所に、ガーゼ生地のようなタオルが山のように畳まれて
積まれています。そして、その上には、何でしょうか、
薄いピンク色の布地の何かが二つ折りで置かれています。
ブルマーのお尻側を外側にして横に二つ折りしたようにも
見えますが、その大きさといい、作りといい、ブルマーでは
ない感じです。勿論、明らかにパンツでもありません。
着替えが置いてあった場所から意味ありげに少し離した
置き方といい、見慣れない雰囲気といい、「自分がいじっては
いけないもの、自分が関わってはいけないもの」というのを
感じて、少し離れて眺めていることしかできませんでした。
しかし、今、脱衣所には私しかいません。
好奇心が徐々に高まっていきます。
“あれ”は何なのでしょうか? パンツで無いにしても、
何かしら穿くものなのかもしれません。
悶々と葛藤を続け、ついに、怖いもの見たさの好奇心が
勝ちました。
私はもう一度周りを確認しました。自分しか居ません。
何かとってもいけない事をしているようで、
心臓がドキドキと高まります。
私はガーゼ束に近づくと、その上のベビーピンクの布地に
少しづつ手を伸ばします。
心臓がバクバクと爆発しそうな状態で、二つ折りの何かを
広げました。
- 11 :
- それは、単なるブルマではなく、お腹の部分をボタンで
外して、股間を丸出しにできるような作り……
(これはまるで……)
そう、これではまるでオムツカバーです。
しかし、それは私の知っているオムツカバーと違って
遥かに巨大です。
赤ちゃんが使うにしては、あまりにも大きすぎるサイズです。
そうすると、このガーゼのような布の束はオシメ…?
オシメとオムツカバー……紙オムツ全盛期の現代にとっては、
あまりにもレトロな組み合わせで、気付くのに少し時間が
必要でした。
ここには、病気か何かで、オムツを着けなければならない
メイドさんが居るのでしょうか?
そのメイドさんはかわいそう、と思いました。
私は見てはいけない、人のプライバシーを覗き見してしまった
と思い、あわてて元に戻しました。
それにしても、まるで“デカパン”と称してもいいかのような、
おかしい位巨大なサイズでした。かなり太った人用なのでしょうか?
少なくとも、このサイズからすると私のために用意された
ものではなさそうです。少しホッ、としました。
しかし、病気とはいえ、いい歳してこんな赤ちゃんみたいな
オムツを着けなくてならないのは、どんな気分なのでしょうか?
それを想像すると、ドキドキしました。
謎の物体が、私の求めるものではないと分かると、後は聞くしか
ありません。
恐る恐る、世話をしてくれている香澄先輩に確認してみました。
「あ、あのぉ……着替えにパンツが無いんですけど…」
「パンツ? ああ、そこにオムツがあるでしょ?」
「え?」
最初は自分の耳を疑いました。
「おむ…つ……ですか?」
自分の聞き違いかと思い、尋ね直します。
「ほら、そこにピンクのオムツカバーと、オシメを沢山用意
してあげたでしょ?」
「え? これはほかのメイドさんのものなのでは…?」
「何言ってんの、これは睦姫ちゃん専用のなのよ、ほら」
そういって広げて指した先輩の指先には、確かに同色の糸で
目立たないように小さめですが、しかしはっきり『花嶋睦姫』と
刺繍されています。さっきはあわててすぐに元に戻してしまったので
気が付きませんでした。
- 12 :
- 「うそ、私、オムツなんて必要ないです!」
「あら? 説明会で聞いてないのかしら?」
「何のことですか? オムツなんて、全然聞いてません!
それに、私の名前が刺繍してあっても、私には
このサイズは大きすぎます。私のオムツじゃありません!」
「ほんと? 何も聞かされていないの? まったく最近の
オリエンテーションでは何を教えているのかしらね。
それじゃあ、いい?手短に言うとね、ここのメイドはみんな、
オムツを穿く規則になっているの。
それにサイズは、布オシメを使った場合に丁度いいサイズに
作ってあるのよ。だから大きすぎに見えるかもしれないけど、
これで睦姫ちゃんにはぴったりのサイズなのよ」
「うそ……」
先輩の言葉にびっくりしました。
そんな変な規則、聞いていません。
オムツなんて、トイレに行けない赤ちゃんが用便を足すための
衣類であって、大人が穿くようなものではありません。
百歩譲ったとしても、トイレにまで行けない病人などが
使うものであって、トイレに行ける大人がわざわざ穿くような
ものではありません。
私だって一人でトイレに行けるのに、なんでオムツなんて
穿かなければならないのでしょうか? 納得が行きません。
「す、すみません、なんでパンツじゃダメなんですか?
できるならば私、普通のパンツ、穿きたいです…」
香澄先輩は、やれやれ、といった呆れた表情をしました。
「睦姫ちゃんもここに来るまで見てきたと思うけど、
ここは庭が広大でしょ?
だから、お庭での仕事中は、トイレに行くのだけでも大変で、
昔、仕事中にお漏らししちゃった子がいて…
それで庭のお世話をするメイドは念の為にオムツ着用、
となったんだけど、今度はそれだけだと不公平、
という声が上がって、仕事場による不公平が出ないように、
結局メイドは全員一律オムツ着用、っていう形で
決着がついたの。わかった?」
いきさつはわかりましたが、それでも納得がいきません。
私はなんとかパンツを穿ける道がないものかと、思いました。
「それって……絶対なんでしょうか?」
「そう、絶対よ。むつきちゃんも今日からここのメイドでしょ?
ここのメイドで居る限り、例外は無いの。
ほら、私だって着けているのよ」
香澄先輩は、丈の長いスカートとペチコートをわさわさとたくって
捲くり上げると、その中身を見せてくれました。
メイド服の中身は、綺麗な先輩に相応しくないものを
穿いていました。
香澄先輩の腰回りは、程よく膨らんだオムツカバーで
覆われています。絶句しました。大人なのに、おむつを
しているのです。信じられません。
ただ、オムツカバーの色は私に用意されたピンク色ではなく白で、
レースとかで控えめながらも上品に装飾が施された、
まるで高級下着のようなオムツカバーです。
とはいえ、幾ら体裁を繕った所で、お腹の部分をボタンで外せる
構造に違いはなく、どこをどうみてもオムツカバーです。
そんなオムツカバーを誇らしげに着けているのが先輩なのです。
とても大変な所に来てしまった、と思いました。
- 13 :
- しかし、先輩がこうして率先しておむつ姿を晒して
くれていることを考えると、この場は大人しく従うしかない、
と思いました。あまりここで駄々をこねて、クビにでも
なってしまったら大変です。
それに“全員おむつを着ける”といっても形式的なことなのでしょう。
トイレに行けるのに、まさかオムツに用を足しなさい、とまでは
言わないでしょう。それにメイドさん全員が実際にオムツを使って
しまったら、洗濯だって大変です。そんな事あり得ません。
私は“あり得ない”選択肢を、意図的に頭の中から消し去りました。
だってそんなことあり得ないのですから、あり得ないのです!
「わ、わかりました…」
しかし、いざ、オムツカバーを手に取ると、恥ずかしさが込み上げます。
オムツカバーの象徴ともいえる、股間からお腹を広く覆う
前カバーの部分。ボタンをぱちん、ぱちんと外して下に開けば、
すぐにオシッコやウンチの出る恥ずかしい所にアクセスできて
しまいます。まるでお漏らしした中身をお世話して貰うのが
前提かのような作りは、見ているだけで恥ずかしくなります。
これをこれから自分が着けなくてはならないのです。
万が一お漏らしをしてしまって、この前カバーをペロン、と
開かれてしまったら、大事な所も、恥ずかしいお漏らし跡も、
全てが丸見えになってしまうのです。
こんなのを穿いてしまったら、何をどう弁明しても、
オムツにしか見えません。まるで赤ちゃんです。
そして、しっかりとビニルコーティングされた防水生地に、
股ぐりに入っている、背が高くてたっぷりとした
余裕のある二重のギャザー。
これも、まるで穿く人がたっぷりお漏らしすることが
前提かのような作りで、恥ずかしさが一層高まります。
まるで「沢山お漏らししてもいいよ! 一杯お漏らししても
一滴も零さないよ!」と語りかけてくるようです。
(私、そんなに一杯お漏らししないもん!
ていうか、そもそもお漏らしなんてしないもん!)
心の中で反論した所で、オムツカバーの恥ずかしい見た目が
変わるわけではありません。
自分が赤ちゃんのようにこれを着けている恥ずかしい姿を想像すると、
耳まで熱くなるのを感じます。
いざオムツカバーを目の前にすると、様々な思いが頭を駆け巡ります。
「で、でも……赤ちゃんでも無いのにおむつだなんて…
恥ずかしいです……」
「大丈夫、ここではおむつがメイドの正式な衣装よ。
みんな着けているから、睦姫ちゃんがおむつ穿いているからと
いって、笑う人なんか誰一人も居ないわ。
だって、みんな穿いているんだもの」
「わ、わかりました。でも、わたし、おむつなんて着けた事が
無いので、どうやって着けたらいいのか……」
オシメ布の束に、不安げに視線を走らせます。
オムツカバーだけならば、なんとなく着け方はわかりますが、
このオシメの束をどの位、どう具体的にオムツカバーの上に敷けば
正解なのか、自信がありません。
「大丈夫、お姉さんが着けてあげるから、全て任せて」
香澄先輩はそういうと、病院の診察台のような簡素な
ベッドの上にベビーピンクのオムツカバーを広げました。
(続く)
次回予定「2.はじめてのおむつ」
- 14 :
- 投下キタ━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━!!
- 15 :
- 容量オーバーとは熱いね
gj
- 16 :
- (閉鎖社会におけるメイド達の排泄管理〜見習いメイドのおむつ日誌〜)
2.はじめてのおむつ
「まずは、オムツカバーの前あてと横羽根を広げるの」
横羽根部分はその名の通り、大きく羽を広げたように左右に伸びます。
前あて部分も下方向へと長く伸び、その名の通り、私の股間とお腹に
あてがわれるのを手ぐすねを引いて待っているかのようです。
畳まれた状態でも大きかったですが、巨大な逆三角形に
開かれたその姿は、私の想像以上に更に大きいものでした。
これではブカブカになってしまうのではないでしょうか?
「次に、オシメをこう、T字型に組んでいくの」
先輩は、オムツカバーの形に合わせるように、布のオシメを
T字型に幾重にも重ねていきます。これが単に作業を
見ているだけであれば、どんなに良かったことでしょう。
でも、これは私のために用意されているオムツなのです。
そう思うと、また恥ずかしさが込み上げます。
「枚数はこれ位でいいかな?、むつきちゃん?」
「よ、よくわかりません……」
少なくとも、私はこれにオシッコするつもりはないので、
枚数なんて何枚でもいいと思いました。いや、もっと少ない
枚数でも構わない、と思いました。
「じゃあ、むつきちゃんはおむつ、初めて?」
「あ、当たり前です! オムツなんてした事ないです!
そりゃ、赤ちゃんの時は別ですけどぉ…」
「そう、おむつ初めてなの。それじゃあ、一杯チッチでるわね」
そう言うと、オシメの枚数を増やして行きます。
なんでオムツが初めてだと、一杯オシッコが出るのかわかりません。
「わ、私、ちゃんとおトイレまで我慢できます!
だから、そんなに枚数いらないです」
「そうかしら? じゃあ、むつきちゃんはオシッコ、
いっぱい我慢できるのかな?」
「我慢できます!」
ここで信用して貰えれば、オムツ免除になるかもしれないので、
力強く答えました。
「じゃあー、いっぱい、いっぱい、我慢できるかな?」
「いっぱい、いっぱい、我慢できます!」
「そうかー、むつきちゃんはチッチの我慢が出来る偉い子なんだね」
私はおトイレまでオシッコを我慢できるんだ、ということを
なんとか信用してくれたようです。これならば、もしかしたら
オムツも免除になるかもしれません。
- 17 :
- しかし、先輩の話はまだまだ続きます。
「でもねー、いっぱい、いっぱい、我慢できる子はねー、
いっぱい、いっぱい、お腹の中にオシッコを溜めちゃってねー、
いっぱい、いっぱい、オシッコしちゃうの。
オシッコを我慢できる子は、いっぱいオシッコをしちゃう子なの。
だから、オシメもいっぱい必要なの」
やられました…
「で、でも、おトイレまで我慢できます! 絶対オモラシしません!」
「はい、はい、むつきちゃんは偉い子でちゅねー」
まるで母親が駄々をこねている子供をあやすような感じで、
もう取り合って貰えず、オシメの枚数も減らして貰えませんでした。
(オシッコ、お漏らししないのに……ちゃんとおトイレまで
我慢できるのに…)
分厚く重ねられたオシメ束を恨めしい目で見ながら唇を尖らせて
小さい言葉で呟くのが、私に出来る精一杯の抵抗でした。
「準備完了! ほら、こんなにふかふかよ?
さ、スカートを捲くって、ここにお尻をのせて」
と、ぽんぽん、とT字型の重なった部分を軽く叩きます。
わたしはベッドに上がると、長いスカートの裾をたくって捲り上げ、
お尻を落とす場所に狙いを定めました。
T字の重なる所にお尻を落とそうとすると、
「あー、もうちょっと前、前、あー、それ位、それ位」
と先輩が位置を誘導してくれました。
(ああ、おむつ、着けられちゃうんだ……)
これから着けられてしまうおむつをまじまじと見つめました。
これから自分の腰回りをこれで赤ちゃんのように包まれて
しまうのです。
でもここで生活していく以上、逃げ場はありません。
意を決して、お尻を落としました。
予想に反してふわり、とやわらかい感触がお尻に伝わります。
「ふふっ、気持ちいいでしょ? ドビー織りといって、赤ちゃんの
柔らかい肌を包む布だものね。しかも何度も使って洗い込んで
あるから、特別柔らかいでしょう?
一度、紙オムツにした事もあるんだけど、ほら、うちって
メイドの人数が多いじゃない?
だからあまりにも廃棄ゴミが多くなってしまってエコロジーで
ないのと、やはり布オムツの方が根強い人気があって、
結局、また布オムツに戻ったの」
そう説明されると、なんとなく納得もいきます。
「ドビー織りは布地の表面を立体的に織っているから、
普通の布地より肌触りと吸水性が良くなっているの」
そんな解説までされると、改めてこの布地が、おしっこを
吸いとって貰うための布地、というのを意識せずにいられません。
その布地で、私はこれからお股を包まれてしまうのです…
- 18 :
- 「そのまま仰向けに寝てね」
わたしは両脇に手をつくと、そのままゆっくりと後ろに
倒れ込みました。視界が天井で一杯になります。
「でも、これじゃおむつを着けられないわね。
まず、スカートをしっかり持って」
大量の布地のスカートと、ペチコート生地を掴まされます。
まるで毛布を肩までかけるかのようです。
「次に、こう、もっと脚を開いて、」
恥ずかしくて閉じていた両膝頭を掴まれると、ぐっ、と
M字型に脚を大きく開かれました。
これでは大事なあそこから、お尻の穴まで、全部先輩に
丸見えです。
あまりの恥ずかしさに、スカートをもっと引き上げ、
顔を覆ってしまいました。
「あらあら、初々しくてかわいいわね。
いいのよ、そのまま顔、隠していなさい」
あそこに何かふわふわでちょっとヒヤッ、としたものが
塗られると、何かが肌を滑るような感触がします。
「な、なに?なんなの?」
あわてて顔を出して自分の下半身を覗き込むと、
香澄先輩が私の大事な毛を剃っていました。
「ごめんなさいね、衛生上、オムツを着ける子はみんな
あそこの毛を剃る事になっているの。
その方がオムツ交換の時に、お肌を綺麗に拭けるわ。
ほら、できあがり、かわいくなったわ!」
元々、うっすらと生えていた位でしたが、
今やぷっくりつるつるの恥丘に筋が一本入っているだけの、
完全に幼女のまんこになってしまいました。
「ね?オムツに良く似合うでしょ?」
確かに毛が生えているよりは、赤ちゃんっぽいあそこの方が、
オムツには似合っている気もしますが、
“オムツに似合う”と誉められても、微妙な気分です。
先輩はシッカロールを取り出すと、私のあそことお尻に念入りに
パタパタとはたきます。
ふわふわさらさらとした感触が何とも言えず気持ちいいです。
「あら?気持ちいいの? うっとりした顔してるわよ」
「い、いえ! そんな事ないです!」
わたしはあわてて否定しました。
先輩はお尻の下に伸びている布オシメを上に上げ、
わたしの股間に押し当てました。
あそこがふわっ、と柔らかい感触で覆われます。
そのままキュッ、と少し強めに股間布を上に持ち上げられると、
大事な部分にしっかりと布地が密着しました。
(オシメ! オシメ当てられている!
オシッコ出る所にオシメ当てられている!)
イヤでもその存在を意識してしまいます。
- 19 :
- 次に、身体の左右に長く伸びているオシメを、お腹側に
持ってきました。そのままだと幅が太すぎるので、
細くなるように斜めに折り返してから、お腹の上で重ね合わせます。
お腹がふかふかと暖かいです。
それを押さえ付けながら全体が弛まないように、
オムツカバーの横羽根部分でしっかりとお腹を巻かれます。
左右の横羽根同士は、マジックテープでしっかりと止まります。
そして最後に、オムツカバーの前あてが閉じられます。
この前あては、いかにもオムツの象徴的な形を成しており、
それで閉じられてしまったら、もう完全に“オムツ”です。
パチン、パチン、と小気味良い音でスナップボタンが
止められていきます。
腰回りがちょっと窮屈な感じで締め上げられます。
仕上げに、腿周りからはみ出した布おむつを、
オムツカバーの中にしっかりと押し込んで、
腿の隙間をギャザーで塞いでくれました。
「さぁ、できあがり」
わたしは、まるで赤ちゃんのようにおむつに覆われた
自分の下半身をまじまじと見つめました。
あれ程大きすぎるように見えたサイズですが、
先輩の言う通り、布オシメで幾重にも覆われて膨れた
私の下半身にはピッタリのサイズでした。
中の布オシメでふっくらと膨らみ、お腹をガッチリと
ガードする前あての部分と、その両脇に並ぶスナップボタン。
その見た目は、私の想像以上に“オムツ”を主張していました。
誰がどう見たってオムツです。おっきい赤ちゃんです。
知らない人に見られてしまったら、間違いなく私は、
「トイレまでオシッコを我慢できずにお漏らしして
しまうかわいそうな女の子」という目で見られて
しまうでしょう。
違うんです、おトイレまで我慢できるんです!
単にルールでオムツを穿いているだけなんです!
悲しいかな、そう思った所で、私の下半身の見た目から、
その主張は読み取れませんでした。
今まで穿いたどの下着ともまるで違った感触で、
まるで布のよろいで腰回りを封鎖されてしまったかのような
閉塞感があります。
手で撫で回してみると、表面はサラサラとした感触で
気持ちいいですが、分厚く巻かれた布おむつの感触は、
私の下半身が遥か遠くに隔離されてしまったかのような
錯覚さえします。
「どう、感想は?」
「なんか…パンツとガードルとブルマを何枚も同時に
穿いたかのようです…」
「そうね、睦姫ちゃんの不測の事態をしっかりと
ガードしてくれるわ」
自分の粗相をガードしてくれるというより、
自分のお下がガードされちゃったと言うべきか、
とにかく今後の事を考えると、私は不安で一杯でした。
- 20 :
- できるならば、これを使ってしまうような事態は
避けたいものです。
先程、先輩は“不測の事態”と表現してましたが、
お外で仕事する時はしっかりと我慢すればいいだけだし、
どこかで必ずおトイレに行けるチャンスはある筈です。
多分、おどし的な感じで、少しオーバーに言ったのでしょう。
自分の名前は、オムツカバーの右上の腰のあたりに
フルネームで刺繍されています。刺繍を指先でなぞると、
でこぼことした感触が指に伝わります。
「そう、むつきちゃん専用のオムツカバーよ。洗い替えも
あるから安心して汚していいのよ」
少なくとも、洗い替えのお世話になるような事態には
遭遇したくもないし、するつもりもありません。
そして、左上の腰のあたりにも別の刺繍が入っています。
まるでミッション系スクールの校章のような、立派な紋章です。
何か二条院家に由来したマークでしょうか?
とっても格好がいいです。
「気に入った?」
「き、気に入ってなんてないです! オムツなんてイヤです!」
顔をぶんぶんと横に振って否定します。
「あら、それは残念ね。せっかくわが二条院家があなたの身体に
あわせてぴったり作ったオムツカバーなのに」
こんな所までオーダーメイドなんて! 流石二条院家、と
言いたい所ですが、幾らオーダーメイドであっても、
オムツはオムツです。
股間を密封されてしまった私の気持ちは晴れ晴れしません。
こんな所で、これからうまくやっていけるのでしょうか?
私は不安になりました。
(大丈夫、大丈夫、オムツにオシッコしなければ大丈夫。
今まで通り、おトイレまで普通にオシッコを我慢すれば
いいだけよ。大丈夫、今までだって普通に出来たんだから、
これからだってできるわ。オムツだって、単にちょっと
分厚い下着なだけじゃない、ただそれだけよ。
睦姫はトイレまでオシッコが我慢できる偉い子!
オムツなんて絶対使わない!)
私は不安を払拭(ふっしょく)するかのように、自己暗示をかけました。
私にとっては、とても耐えられないような世界に来てしまったな、
と思ったのですが、この世界の異常さは、こんなもの、まだまだ
序の口だったのです。ここから先の運命は、私の想像を遥かに
超える異常さで、口を開けて私を持っていたのです。
(続く)
次回予告「3.はじめてのお仕事とはじめてのお漏らし」
- 21 :
- 3.はじめてのお仕事とはじめてのお漏らし
「さ、降りて。早速だけどお仕事よ」
わたしはベッドから降りると、スカートとエプロンを整えました。
布おしめでオムツカバーは膨らんでいますが、
パニエでゆったりと広がったスカートのせいで、外から
見る限り、オムツをしているようには見えません。
後ろを何度も振り返り、自分のお尻の膨らみ具合を確かめます。
(これならば……恥ずかしくないかな…?)
見た目にオムツは隠せても、穿いていることに変わりは
ありません。股間に挟まれた布がモコモコとして、
歩きにくいです。
歩く度に、お股の間では、幾重にも重ねられて大事な箇所に
当てられた布地が、否応なくその存在を主張します。
私は先輩に連れられて、階段を上がっていきます。
スカートの裾を階段で引き摺らないように、両手で持ち上げないと
歩けません。
「まずは、洗濯物の取り込みからやって貰うわ」
「はい、頑張ります!」
「ギギィーー…」
先輩が軋む扉を開けると、眩しい光が差し込み、
目の前が真っ白になります。
あまりの眩しさに、思わず目をつむります。
そして、目を慣れさせるようにゆっくりと開けると、
そこには…
(・・・・!!!)
広い屋上には沢山のオシメが干してありました。
何十枚、いや、何百枚もの真っ白なオシメが風に吹かれて
はためいている光景は、まるで洗剤のCMのような、
爽快感溢れる光景です。
でも、でも、オシメなんです…
一見、大きめの日本手ぬぐいか何かのようにも見えますが、
わっか状になっているので、間違いなくオシメでしょう。
この枚数を見る限り、例えポーズだけとはいえ、ここのメイドさん
みんながオムツをしている、という話しはあながちウソでは
なさそうです。
普通にパンツを穿いていれば洗濯もずっと楽だろうに、
何でここまで手間をかけてオムツを穿かなければならないの?
と思いました。
「やっぱりオシメはお日さまで干すのに限るわね。
天気の悪い日は乾燥機も使うけど、こういう天気のいい日は
なるべく外に干すようにしているわ。
もう全部乾いている筈だから、あそこに置いてある洗濯カゴに、
どんどん取り込んでいって」
先輩が指差す先、屋上の片隅には、沢山の洗濯カゴが重なって
置いてありました。
初めてのメイドの仕事が、洗濯物取り込みはいいとして、
オシメの取り込み、というのは何ともテンションが
上がりません。
しかし、そうも言ってられません。これだけ大量のオシメです。
私は洗濯カゴを持ってくると、次から次へと取り込みました。
満杯になった洗濯カゴは、別のメイドさんが建屋の中へと
運んでいきます。
- 22 :
- 太陽はさんさんと降り注ぎ、サァーーーー、と
気持ちいい風がすり抜け、長いスカートとエプロンを、
バサバサとはためかせます。
(ん・・・気持ちいい・・・)
私はオムツを穿いている事を忘れ、
思い切り伸びをしました。
(・・・・・・・・・ブルッ!)
長い時間、風に吹かれて身体が冷えたせいか、
おトイレに行きたくなりました。
(これが終わったら、トイレに行かせて貰おう…
早め、早めにおトイレに行っておけば安心だもんね…)
「さぁ、取り込みが終わったら、次は一階よ!」
しかし、休む間もなく、次の仕事が続きます。
私は、先輩に連れられ、今度は階段を下りていきました。
建屋の端に向かって、長い廊下を歩いていくと、なんか
トイレの臭いがしてきました。
(すんすん・・・?)
それも、まるで手入れが行き届いていない公衆トイレの
ような臭いです。
(わかった!)
きっと先輩が気を効かせて、私をトイレに案内してくれて
いるのだと思います。
そりゃそうです、オムツはあくまで、トイレが無い場所での
緊急用と、公平を期すためのポーズとして穿いているだけ
なのです。
実際に使ってしまったら、後始末も大変です。
(ああ、これでやっとおしっこできる・・・)
臭いからすると、あまり綺麗なトイレではなさそうですが、
そんな贅沢なことも言ってられません。
今はトイレに行けるだけで満足です。
「さ、ここよ」
(やった、おトイレだ! おしっこできる!)
一段と臭いが濃くなったあたりで、先輩はガチャリ、と
扉を開けました。
(がちゃ・・・り?)
個室なら兎も角、こういった大きな建物のトイレの扉としては、
らしくない音です。
そこは、どこをどうみてもトイレではなく、私の望んでいた
個室はありませんでした。
強いて言えば、理科の実験室か、家庭科の実習室を
連想しましたが、それよりもずっと広いです。
しかし、トイレでもないのに、まるで掃除の行き届いてない
公衆トイレのような、アンモニア臭漂うトイレ臭が
そこはかとなく漂っています。この臭いの源は、
一体何処からきているのでしょうか?
窓の上には換気扇が幾つもついており、ブンブンと音を立てて
回ってはいますが、臭いに追いついていない感じです。
- 23 :
- 「ようこそ、ここがオムツランドリーよ!」
私は期待が裏切られたのを知りました。
(ぶるっ・・・!)
オシッコできると思ったのに、出来ないかと思うと、
一層尿意が強まりました。
膀胱は、先程よりも満杯に近づいています。
部屋の中を見渡すと、部屋の左手には、例の診察台みたいな
ベッドが幾つも並べてあり、中にはオムツ交換されている
メイドさんもいました。そのメイドさんは、先程の私みたいに、
まるで赤ちゃんみたいな格好でオムツ交換されていました。
(うそ、本当にオムツにお漏らししているメイドさんがいる…)
信じられないような光景でした。
開けられたオムツカバーの中のオシメは、間違いなく
びっしょりと黄色に濡れています。
(これはオシッコじゃない、オシッコじゃない!)
と思おうとしましたが、どこをどう見ても、否定する材料は
見つかりません。このオムツを着けていたメイドさんが、
粗相をしてしまったのに間違いはありません。
でも、これはきっとトイレに行けない場所で間に合わなくて、
仕方なく、緊急避難的にオムツを使っただけなのでしょう。
きっとそうです。
この部屋全体から、物凄い、常識では考えられない異様な
雰囲気がしている事を本能的に私は感じましたが、
私は必に“そうじゃない、そうじゃない”と理性で
否定し続けました。
(あのメイドさんだって、本当はトイレに行きたかったのだけど、
間に合わなくてきっと仕方なくオムツ使っちゃったんだ、
うん、そうだよ、きっとそうに違いない、そうよ、そうよ!)
そうでも思わないと、私の尿意を解放する場所が
無くなってしまいます。
壁際には洗面台がずらりと並んでいます。
その近くには、二段棚の手押しワゴンがずらり、と
並んでいます。ワゴンの棚にはバケツが並んでおり、
濡れた布おしめが一杯、入っています。
オシッコ臭とアンモニア臭は、ここから発せられて
いるようです。その様子から見るに、間違いなく
使用済みのオシメです。
というより、こんなに沢山の使用済みオシメが
あるなんて…
私は先程の否定が、ガラガラ音をたてて崩れていくのを
感じました。
“ちょっとトイレが遠くて間に合わなくて”
とかいう量を超えています。
ここのメイドさん達は、本当にトイレというものに
行かないのでしょうか?
- 24 :
- 確かに女性というのはオシッコが近いし、
我慢しにくいのを感じます。
中学校の保健の教科書で見た身体の断面図では、
男性はホースを引き回したかのように尿道が長いのに、
女性はほんのちょっとしかありません。
しかも、膀胱は上から子宮に押しつぶされたような
格好をしています。
これでは、すぐに膀胱が一杯になって、限界を超えたら、
下向きの短い尿道では完全に押し止められずに、
すぐにピュッ、と溢れ出してしまうでしょう。
しかし、幾らここのお屋敷が広くてトイレが遠い、といっても、
この濡れオシメの量は異常です。まるでオシッコは全部、
オシメにしているかのようです。
全員がオムツを付ける規則だけでも異常を感じましたが、
この濡れオシメの量を見て、もっと異常を感じました。
ここのメイドさん達は、なぜにこんなにオシメを
濡らすのでしょうか?
そんな疑問を感じながら、今度は逆に部屋の右手奥を見ると、
業務用みたいな、丸い窓のついた大きな洗濯機と乾燥機が
何台も並んでいます。
「ここは“オムツランドリー”の名の通り、おむつ専用の
洗濯室よ。
オムツカバーとオシメは、衛生上、普通の衣類とは分けて、
ここでまとめて洗濯しているの。
おむつを汚したら、ここでおむつ交換も出来るわよ。
私たち、オムツメイドには無くてはならない場所ね。
そのうち、睦姫ちゃんも沢山、ここのお世話になるわ」
お世話になんて、なりたくありません。
先程のオムツを交換されていたメイドさんみたいな姿に
なる位なら、んだ方がマシです。
とにかく、隙を見て、トイレで用を足すのです。
私は決意を新たに、尿道をぐっ、と引き締めました。
「じゃあ、まずはこれを水洗いでざっ、とすすいでね。
洗濯機を使うのはその後ね」
そういって濡れたオシメ満載のバケツが渡されました。
ズシッ、と想像以上に重かったので、慌てて両手で持ちます。
「洗面台は空いているのを適当に使って」
まずはオシッコで濡れた先輩達のオシメをざっと水洗い
(実際にはお湯も出ます)してから、洗濯機で洗うとの事です。
大雑把に畳まれたオシメを一組取ると、広げました。
ぷ〜ん、と香ばしいオシッコの香りがしました。
新鮮な香しいオシッコの香りがするのもあれば、
少し時間が経ってしまったのか、アンモニア臭いオシメも
ありました。色も薄い黄色から、濃い黄色まで様々です。
股部が絞った様に形が残ってて、まるでお股にあてたまま
お漏らしした状態をそのままかたどったかのようで、
非常に生々しいです。
みんな、本当にオシメをあてたままオシッコしたんだな、と
思うと、変な気分になってきます。
それらを一枚、一枚剥がしてお湯ですすいで、軽く絞ってから
空のバケツに次々と放り込んでいきます。
“他人のオシッコが汚い”とか言ってる暇はありません。
とにかく量が多いので、文句を言うより先に
手を動かさなくてはなりません。
- 25 :
- それにしたって、量が多すぎます。幾らオムツをしているからと
いって、全ての作業場所にトイレが無いわけではないでしょう。
なんでみんなこんなにオムツにオシッコをしちゃうのでしょうか?
私は不思議で仕方ありません。
オムツを着けるのは公平のための規則で仕方がないにしても、
トイレに行ける場合は行った方がいいに決まってます。
いいに決まってますが…・・・・・
私は決心が揺らぎそうでした。
何せ、水のある作業場なので、ジャーーーー、という水音が
する度に、なぜか尿意を激しく刺激されます。
(おしっこ、おしっこ、オシッコしたい〜〜〜)
私は脚をモジモジさせるのを止める事ができなくなっていました。
これが学校ならば、休み時間があるので、その間におトイレに行けます。
しかし、今日はトイレ休憩とか無しで、ぶっ通しでお仕事をしています。
勿論、先輩もトイレには一度も行っておりません。
先輩はトイレが遠い体質なのでしょうか?
でも、「絶対漏らしません! おトイレまで我慢出来ます!」と
宣言した手前、おトイレに行けるまでは、絶対オシッコを
するわけにはいきません。
「ジャーーーーー!」
私は尿意をくすぐる水音を耳にしながら、作業を続けました。
膀胱はもう満杯です。
まるでコップに水を少しづつ注いでいって、
もう、水面が盛り上がっているような状態です。
これ以上、水滴を加えたり、揺らしたりしては、
溢れ出してしまいます。
(あ・・・・だめ・・・・おしっこ・・・・)
私は脚をギューーーーーーッ、と閉じて、溢れ出そうなのを
必の思いで押し止めました。
これは本当にやばいです!
脚はプルプルと震え、もう歩くことができません。
作業も止まってしまいました。
ダメです! ここで本当にオムツを使ってしまったら、
本当の赤ちゃんになってしまいます。それだけは絶対ダメです!
私はそのプライドだけで、必の我慢を続けました。
(睦姫、耐えるの、耐えるの! 我慢よ、我慢!
いい? お漏らししたら赤ちゃんよ?)
- 26 :
- そんな様子を見てか、先輩が声をかけてくれました。
「どうしたの、睦姫ちゃん? 何か具合でも悪いの?」
九に一生です、ここで先輩にお願いして、何とか
おトイレに行かせて貰うしかありません。
「せ、先輩、おトイレ…おトイレ行かせて下さい!」
私はエプロンの上から股間を両手でギュッ、と押さえ付けて、
必の思いでお願いしました。
「あら? どうして? 私たちにトイレは必要ないでしょ?」
「お漏らし、お漏らししちゃいます! オムツ汚しちゃいます!」
「あら、そんなことを気にしていたの?
いいのよ、遠慮無くオムツ使って。そのオムツは飾りじゃなくて、
むつきちゃんに使ってもらうために用意したおむつなんだから、
遠慮なんてすること、全然ないのよ」
「遠慮とかそうのじゃなくって…オムツ汚したくないんです!」
「あら? どうして? だって、生理の時にナプキン汚すのを
ためらう人なんているかしら?」
「せ、生理とオシッコは違います!」
先輩と押し問答をしているうちに、尿意もどんどん限界に
近づいてきています。
(ぁぁぁ、お願い、先輩、早く、おトイレ!
漏っちゃう、漏っちゃうよ!)
股間を押さえたまま、地団駄を踏みます。
そんな私の様子を見ても、先輩はちっとも慌てません。
「なぁに言ってるの、似たようなものじゃない、女の子のお股から
流れ出ちゃうものなんだし。そのままだと周りが汚れちゃうから
お股にあてものをして、受けとめて貰うしかないわけでしょ?
不便よね、女性の身体って」
「で、でも……オシッコはトイレまで我慢できるものだし…」
「あら? 今のむつきちゃんにトイレまでオシッコを
我慢できる余裕なんてあるの?」
痛い所を突かれました。
「そ、それは、トイレに行く機会がなかったから…」
「“トイレまで我慢できます、絶対お漏らししません”って
言ったのはどこの誰だったかしら?
だから安心してたんだけどな、お姉さんは」
「そ、それはごめんなさい……
でも、私、本当に我慢できると思ってて…
でも、もう、もう・・・ぁ」
(ぶるっ・・・!)
「ほらほら、小難しいことを考えるのは後にして、
先にオシッコしてすっきりしましょ? ね?
オムツにするオシッコも気持ちいいわよ?
ほら、お姉さんも手伝ってあげるから」
先輩は私の後ろに回ると、後ろから手を伸ばしました。
そして有無を言わさず私のスカートの中に手を伸ばし、
股間のオシッコの出るあたりを、オムツの上から、擦るように
マッサージを始めました。
サラサラと生地を擦る心地よい感触と、尿道に加わる
先輩の微妙な指の圧力がオシッコを促します。
「あ・・・」
先輩は時に爪をカリカリと立てて刺激がワンパターンに
ならないようにし、私の尿道から巧みに尿を誘い出そうと
しています。
- 27 :
- そして耳元では、
「シー、シー、オシッコ、シー、」
と囁(ささや)き、私のオシッコを促しました。
そんな子供騙しのような手で、と思いましたが、先輩の口から
囁かれる摩擦音を聞くと、なぜか尿意が一層高まります。
まるでオシッコをさせられる幼女のように、
尿意を促されしまいました。
オムツの上からさわさわ・カリカリと擦られる振動は、
絶妙に尿道口をマッサージして、これも尿意を高められます。
尿道口の物理攻撃と、耳元の精神攻撃に私の尿道口は崩壊寸前です。
足がぷるぷると震えます。
「せ、先輩、ダメです、オシッコ、オシッコ、漏れちゃいます!」
「そうよ、新人メイドちゃんは、いつもオシメにオシッコが
出来ないの。我慢するばかりで仕事の手は止まっちゃうし、
それに我慢しすぎは、膀胱炎にもなっちゃうし、
身体にも悪いわ。
だから、オシメでオシッコできるように、先輩が手伝うのが
習わしなの。いいのよ、たっぷりお漏らしして。
大丈夫、オシメが全部吸いとってくれるわ」
「シー、オシッコ、シー、」
「ぁ、ぁぁぁ…」
私は崩壊の瞬間を少しでも先に伸ばすべく、ギュッ、と内腿を
締めました。
しかし、それは逆効果でした。先輩の手がより強くあたり、
尿道口への刺激が一層強まったのです。
「ぁ、ぁ、あっ、だめっ!」
ギュッ、と閉じた太股から、ジュッ、と熱い水が漏れ出す感覚が
しました。尿がオムツに染み込みます。
(だめぇぇぇぇ、我慢ーーーーーー)
しかし、それが呼び水になると、次の瞬間には、ジョワーーーーー、と
凄い勢いでオシッコが溢れ出ました。まるでお股から温泉が
湧いたみたいです。
「あらあらあら、凄い勢いね」
先輩の手にも、その勢いと熱気は伝わっていました。
とうとう、いい歳してオムツを使ってしまいました。
引き締めた尿道を通り抜けて、尿が溢れ出てきます。
我慢に我慢を重ねた後の放尿感が気持ち良く、
徐々に身体の力が抜けていきます。
「ぁ・・・・・あぁ・・・・」
もう抗えません。
私は脱力した身体で、出るに任せて放尿を続けました。
股間から勢い良く溢れ出た尿は渦巻くような勢いで
股間を気持ち良く刺激すると、股間に生暖かい、
何とも言えない感触を広げます。
まるで、おむつの中だけお風呂に入っているかのようです。
「やだ、おむつ、オムツ使っちゃってる…アタシ、
赤ちゃんになっちゃった…」
「よかったわねぇ、オムツしていて。パンツだったら、
大変なことになっていたわ」
確かに、パンツだったら、大切なメイド衣装も濡らして
しまって、大変なことになっていたことでしょう。
オシッコをしているのに、周りが濡れ出さないのは
とっても奇妙で不思議な感覚です。
それだけに、安心してオシッコをお漏らしできました。
先輩に抱かれながら、オシッコをお漏らしする感覚は、
それはそれは夢心地のようでした。
まるで自分が幼女に戻ったかのような夢心地で放尿を
続けました。
- 28 :
- 「やだ、おしっこ・・・オシッコ止まんない…」
「女の子は、一度出たオシッコは止めなくていいのよ。
オシッコ、気持ちいいでしょ?」
私は惚けた顔で頷きました。
先輩も満足そうに答えます。
「いいのよ、オシッコ全部出しちゃっていいのよ…」
言われなくても、全部出しきるまでは、止まりそうもありません。
こんなに一杯オシッコをしているのに、下に垂れる事もなく、
スカートとオムツの中で全て事が済んでいるのは、
とても不思議な感覚です。
しかし、オムツの濡れた生暖かい感触は、徐々に前へ、
後ろへと広がり、さらさらとふかふかとやわらかだったオムツの布地を、
硬く湿った感触へと変えていきます。
そして、身体の中に入っている時は、これっぽっちも重いと
感じなかった尿は、オムツに吸い込まれると、とても重いものに
変わりました。
「一杯チッチ出てるねー、よかったわねー、一杯オシメ当てておいて」
先輩の言った通りになってしまいました。
オムツが初めての私は、いっぱい、いっぱい、オシッコを
我慢してしまい、その挙句に、いっぱい、いっぱい、
お漏らしをしてしまいました。
「シャーーーーー・・・・・‥‥‥……」
長い長いオシッコも、ようやく終わりを告げました。
オムツカバーの中は、オシッコで蒸れ蒸れびちゃびちゃです。
使わない、と決心していたのに、とうとうオシメを使って
しまいました。今までオムツ洗濯していたような、
濡れオシメを自分で作ってしまいました。
- 29 :
- お漏らしした私を待っていたのは、オムツ交換でした。
放心状態でいると、すぐさま例のベッドの上に上げられました。
あのオムツ交換されていたメイドさんと同じ姿です。
前あてをペロン、と外されて、恥ずかしいお漏らしを全て
見られてしまうのです。まるで赤ちゃんです。
お漏らししたオシメを見られるのが恥ずかしく、また
スカートで顔を覆ってしまいました。
パチッ、パチッ、と音がし、スナップボタンが外されると、
前あてが開かれました。
ぷーん、と辺りに私の尿臭が立ち篭めました。
おトイレでするオシッコと違って、布地に吸い取られた
オシッコは、なぜにこんなにも臭ってしまうのでしょうか?
「一杯出たわね。気持ち良かったでしょ?」
私は顔でイヤイヤと横に振る事しかできませんでした。
先輩は私の濡れたオシメを外して、股間を一通り拭いてくれると、
パタパタと何かふわふわしたものではたかれる感触がします。
シッカロールでしょうか?
そして、乾いてふわふわのオシメの上に、お尻を落として
包まれていく快感…
濡れたオシメの感触を一度知っただけに、初めておむつを
着けられた時により、明らかに気持ち良く感じました。
赤ちゃんは、いつもこんな気持ちのいいことを
されているのでしょうか?
布オシメだけだと、ほどけそうで不安な感じが、
オムツカバーでしっかりと包まれると、安心感に変わります。
「パチン、パチン、」
「はい、終わり!」
「あ、ありがとうございました…」
どんな理由があるにしろ、自分の粗相をイヤな顔一つもせず、
始末してくれたのです。
感謝せずにはいられません。
(続く)
次回「4.はじめてのおねしょ」
- 30 :
- いい……凄く(・∀・)イイ!
主人公の恥じらいが丁寧だしおむつ描写も濃いし
たまらないです。GJ!!
- 31 :
- GJ!
メイドシチュは結構あるけど、個人的には一番好きだわ。
紙おむつとかも出てくるのかな?
- 32 :
- GJ!おねしょ楽しみだわー
- 33 :
- GJ!!! でも排便はどうなんでしょうか?
- 34 :
- 4.はじめてのおねしょ
ようやく一日の仕事が終わり、夕ご飯を食べて、お風呂に入りました。
お風呂の後は、先輩が私の髪を、丁寧にブラッシングしながら、
ドライヤーで乾かしてくれました。
先輩はまるで美容師さんみたいに上手で、髪を弄られていると
なんだか気持ちよくてウトウトしてきます。
「あら? もうおねむ?」
「あ、ごめんなさい、気持ちよくてついウトウトと…」
「いいのよ、初めての仕事で疲れたんでしょう?
むつきちゃん、頑張ってたもんね。
これが終わったら寝ましょうね」
先輩と二人きりの部屋に、ドライヤーの音と、髪をブラシで梳(す)く
わずかな音だけがします。
「はい、出来上がり。むつきちゃんは髪が綺麗だから、
ほら、天使の輪がこんなに!」
先輩は鏡台と手鏡を使って、仕上がった後ろ姿も見せてくれました。
確かに、自分で乾かしたのでは、こんなにツヤツヤには仕上がりません。
「あ、ありがとうございました…」
まるで、自分にお姉さんが出来たかのようで、嬉しくなりました。
(香澄先輩・・・大好き!)
そんなやさしい香澄先輩でも、ことオムツに関しては厳格です。
寝る時位はオムツを外してくれるのかと思いきや、寝る時でも、
オムツは着けられたままでした。
なんでも、お風呂の時とオムツ交換の時以外は、24時間オムツを
着けなければならない規則だそうです。そうしておかないと、
逆に大変なことになってしまうそうです。
何が大変なことなのでしょうか?私は疑問には思いましたが、
先輩は理由を教えてくれませんでした。ただ一言、
「むつきちゃんも、そのうちわかるようになるわよ」、と。
「むつきちゃん、オムツは大丈夫? 濡れてない?
寝る前に交換してあげようか?」
「だ、大丈夫です、オモラシなんてしてませんから!」
しかし、そう断った後に、激しく後悔をしました。
昼間に一回お漏らしたした後は、もう一度オムツを自ら濡らす
勇気は出せずに、今に至っています。
つまり今、私の膀胱は、排尿を訴えています。
(あー、オシッコしてからオムツ交換して貰えばよかった・・・)
そう思っても、もう後の祭りです。
翌朝まで、この尿意を持ち越さなければなりません。
まさか、この歳になっておねしょしちゃうなんて事は
ないでしょうけど……
大丈夫です、物心ついてから、おねしょをしたなんて
記憶はありません。私はおねしょをしない女の子なんです。
オシッコがしたければ、きちんと起きれるのです。
ちゃんと朝までオシッコを我慢できる筈です。
- 35 :
- それに、万が一おねしょしてしまっても、しっかりしたオムツを
穿いているので安心です。お布団を濡らしてしまう心配も
ありません。
いやいや、“おむつを穿いているから安心”なんて考えて
しまう時点でダメです。そもそも、万が一でも何でも、
おねしょなんてしてはいけません。幾らオムツを穿いていても、
オネショはダメです。オネショをしていいのは、
ちっちゃい女の子までです。私はオネショをしていい歳では
ありません。
でも、心のどこかでオムツを着けていることに、
安心していたのも事実です。
自分の心にウソはつけません。
(オムツ…オシッコ…オムツ…オシッコ…オムツ…)
オムツとオシッコを考えるとドキドキが止まりません。
お股がむずむずすると、股布がぬるりとしてきました。
確かに今までにも、エッチな気分になるとアソコが
濡れてしまって、ぱんつの二重底に恥ずかしい染みを
べっとりとつけてしまったことも、一度や二度ではありません。
(大丈夫、オムツを穿いているから、アソコを濡らす位、
全然大丈夫…)
いやいや、“オムツを穿いているから大丈夫”と考えて
しまう時点でやはりおかしいです。
そう考えた途端、“オムツ穿いてる!”と強く意識してしまい、
ますますアソコが濡れてきました。
オムツで興奮するなんて・・・
私の心はどうしてしまったというのでしょうか?
「どうしたの? むつきちゃん?」
(ハッ…!)
先輩は私の顔を心配そうに覗き込んでいました。
「あ、ごめんなさい、ちょっと考え事をしていて…」
「そう、それならばよかった。むつきちゃん、顔が赤いから、
てっきりお熱でも出したのかと思って」
「だ、大丈夫です、全然平気ですよ!」
先輩に心配をかけないよう、なるべく元気に答えました。
「むつきちゃんもお年頃だから、色々考えたいことも
あるのよね。夜はまだまだ長いから、ベッドの中で幾らでも
考え事するといいわ」
先輩に私の恥ずかしい考えを読まれてしまったかのように感じて、
ますます顔は火照るばかりでした。
「でも、ベッドに入る前に、これに着替えてね」
そして、先輩からパジャマの代わりに渡されたものは…
下がバルーンパンツみたいにかわいく膨らんだ、
上下つなぎの寝巻きでした。
これはまるで……そう、赤ちゃんが着るようなロンパースでした。
色はオムツカバーに合わせたベピーピンクです。
但し、サイズは私でも着れるようなおっきなサイズです。
オムツにロンパース…これではまるっきり赤ちゃんです。
- 36 :
- 「ごめんなさいね、これを着て貰わないと色々困るのよ。
決まり悪いけど、着てくれないかな? ね?お願い!」
そう言われてしまうと、もうどうしようもありません。
赤ちゃんっぽいといっても、お漏らしに直結した衣類である
オムツよりは、まだ抵抗がありません。
それに、パジャマも無いのですから、どっちみちこれを
着るしかないのです。
(これじゃないと困るって何? 私は別に困らないんだけどな…)
渋々袖を通すと…そこには滑稽な程、大きな赤ちゃんが
そこには存在していました。
「はい、おじょーず、綺麗に着れました!」
私はベッドに入って横になると、先輩が電気を消してくれました。
ベッドに入って横になっても、今日、初体験したオムツお漏らしを
思い返してしまい、ドキドキと興奮が治まりません。
真っ暗な視界の中、考える事は昼間のオモラシの事だけが
ぐるぐると頭の中でリピート再生されました。
衝撃の体験でした。我慢に我慢を重ねた後の開放感。
尿道を迸(ほとばしる)るお小水。
じんわりと暖かく湿っていくオシメ。
その感触を思い出すと、一層尿意が高まります。
(あー、どうしよう、オシッコ、オシッコしたいよ…)
ベッドの中でもモゾモゾとオシッコがしたくて落ち着きません。
ますます目も冴え、このままでは寝れそうにありません。
これでは明日の仕事に差し支えてしまいます。
昼間に一度漏らしてしまったので、二度目、三度目は
どうせもう同じです。
寝れないのだから、仕方がありません。私はオシッコを
するしかないのです。
私は都合のいい言い訳で自分を言い聞かせると、
意を決して、尿道を緩めました。
「ん……」
(あ、あれ…?)
しかし、私の予想に反して、オシッコは出てきませんでした。
寝ながらのオシッコなんて初めてで、なんかうまく
身体の力を抜けません。
オムツでがっちりガードされているので、
お布団を濡らさなくてすむことは、
頭では分かっているのですが、
“ベッドの中で寝ながらのオシッコは絶対してはいけない”
という先入観が、最後のひと緩みを阻(はば)んでいます。
私は何とかオシッコの穴を必に緩めようとしますが、
中々弛みません。
後、もうちょっとで出そうなのに……
私は目をつむって想像しました。
(睦姫、ここはトイレ、おトイレよ!)
私は自分が洋式便器に腰掛けて、オシッコをしている姿を
想像しました。
「シー、シー、オシッコシー、」
昼間、先輩に言われた言葉も小さい言葉で呟きました。
(出そう・・・・出て、お願い、オシッコ出て!)
しかし、そこまででした。こんなにもオシッコがしたいのに、
オシッコが出来ません。
- 37 :
- 昼間の先輩の言葉を思い出しました。
『新人メイドちゃんは、いつもオシメにオシッコが出来ないの』
私はオシメを当てられている限り、オシッコが出来ない
のでしょうか?大変です、そんなことになったら、
身体を壊してしまいます!
それとも、これからは毎回、先輩の手を借りて、
オシッコを出させて貰うしかないのでしょうか?
そんなのも絶対イヤです!
そんなことを考えているうちに、慣れない場所での生活と、
初めてのお仕事に疲れたのか、トロトロと眠くなって、
やがて寝入ってしまいました。
:
:
・
(後10分!)
私は教室でオシッコを我慢しながら、試験用紙に
向かっていました。
大事な期末試験です。残りの回答欄を埋めないと、
席を立つわけにもいきません。
脚はそわそわと落ちつきがなく、頭の中はオシッコで一杯で、
中々回答も進みません。
しょっちゅう残り時間を確認しますが、時間も中々進みません。
:
:
「キーン、コーン、カーンコーン、」
私は回答用紙が回収されると、あわててトイレに行きました。
しかし既にトイレは大混雑で、列の進みも遅々として進みません。
(オシッコ、オシッコ、オシッコしたいよ〜〜)
私はオシッコがしたいのに、まるで見えない何かに
阻まれているかのように、オシッコをすることが出来ませんでした。
:
:
「ジャーーーーーー、ガチャン、ギーー」
ようやく自分の番が回ってきました。
これでオシッコが出来ます!
「ギーー、ガチャン」
しかし、扉を締め、カギをかけると……
そこにはあるはずの便器がありません。
タイルが真っ平らに敷き詰められているだけです。
(便器がなくちゃ、オシッコが出来ないよ!)
前の人は、どうやって用を足したというのでしょうか?
流した水の音は何なのだったのでしょうか?
私は扉を開けると、待っている人達に告げました。
「大変、大変! 便器がないの!」
「えー? だって、ここトイレじゃん? 当たり前でしょ?
それよりも、後ろがつかえているんだから、早くしてよね」
そう言われると、また個室に押し込まれ、扉を閉められて
しまいました。
「ガチャリ」
(うそ!)
扉の外側から鍵を閉められた音がしました。
「ガチャガチャ!ドンドン!」
扉の内側からはもう開きませんでした。
閉じ込めれました!
「はやくー、はやくオシッコしてよー!待ってるんだからさー」
(そんな、オシッコだなんて・・・ここでどうしろと言うの?)
- 38 :
- 改めて落ち着いて周りを良く見回すと、個室の隅の汚物入れの
上に貼り紙がしてあります。
『どうぞご自由にお使い下さい』
私の学校の汚物入れは、白いホーロー製の小型の蓋付きバケツの
ようなもので、まるで“業務用”といった感じで“デン!”と、
個室の一角を占めています。ピンク色のおしゃれな小物BOXと
違って色気も何もありませんが、休み時間に次々と訪れる
生徒達の大量のナプキンでも溢れ出さないような大容量サイズです。
まったく、花も恥じらう乙女というのに、うちの中学の女子トイレは
実用一辺倒で夢がありません。
しかし、今、このトイレは実用以前の問題があります。
(“どうぞご自由に”って言ったって、何を使えというの…?
使用済みナプキンなんて使いようがないじゃない…?)
怪訝(けげん)に思いながら、汚物入れの蓋を開けてみると…
そこにはいつもの悪臭を放つ汚い使用済みナプキンの山ではなく、
白い何かが綺麗に折り畳まれて何枚も入っています。
何か巨大なナプキンのようにも見えますが……
実際に手に取ってる広げてみるとナプキンではなく、
パンツタイプの紙オムツでした。
濡れてもいないし、匂いもしないので、使用済みでは
なくてどうやら新品のようです。
(オシッコ!)
そうです、私はオシッコがしたかったのです。
便器も無い個室に閉じ込められた今、
このままではお漏らししてしまいます。
しょうがありません、もうこの紙オムツを使うしか手は
残されていません。下着を濡らして、タイルを水びたしに
するよりはマシです。
(便器が無いから、仕方がないのよ…)
私は都合のいい言い訳で自分を言い聞かせると、
下着を脱いで、紙オムツを穿きました。
さらさら、ふわふわと、穿き心地は思った以上に
気持ちのいいものでした。
(まるで、おっきなナプキン着けているみたい・・・)
私は意を決して、尿道を緩めます。
「ん……」
(あ、あれ…?)
しかし、私の予想に反して、オシッコは出てきませんでした。
何かを穿きながら、しかも立ちながらのオシッコなんて初めてで、
なんかうまく身体の力を抜けません。
“オシッコはトイレで便器に向かってするもの”
という先入観が、最後のひと緩みをはばんでいます。
私は個室の中で足を開いてしゃがんで目をつむり
『ここに便器がある』と想像しました。
でも、幾ら“便器がある”と想像した所で、自分の心に
ウソはつけません。そこには真っ平らなタイルが
あるだけです。
しかも、しゃがみ込むと、アソコへ紙オムツが密着し、
“何かを穿いている”というのを一層意識してしまいます。
まるであそこに蓋でもされているようで、
“穿いたままオシッコしてはいけない”という幼少時から
植えつけられた常識が、最後のひと緩みを阻(はば)んでいます。
(あー、オシッコしたいのに!!!)
こんなにもオシッコがしたいのに、オシッコが出ません。
- 39 :
- 私は何とかオシッコの穴を必に緩めようとしますが、
中々緩みません。
(なんでオシッコが出来ないの……?)
またしても、まるで見えない何かに阻まれているかのように、
私はオシッコをすることが出来ませんでした。
後、もうちょっとで出そうなのに……
ハッ、とここで目が覚めました。
夢の中の私は、どんなにオシッコがしたくても、
絶対オシッコが出来ないような状況に陥(おちい)っていました。
私の身体は、夢の中でも常識を守ろうと、おねしょをしないように
頑張ってくれていたのです。
でも、夢の中で追い詰められていたのと同じ位、
現実世界の自分の膀胱も追い詰められていました。
夢の中で我慢仕切れなくなった私の身体は、現実世界にポン、と
これを返してくれたのです。
現実世界に戻った所で、尿意の切迫に変わりはありません。
私の膀胱は、気づいた時には、もう崖っぷちだったのです。
(だめ、漏れちゃう……)
私は、まどろみの中、尿意に抗(あらが)うのを諦め、
身体の力を抜きました。
崩壊寸前の膀胱は、たやすく黄色い噴水を噴き上げました。
「ジョワーーーーーー」
股間からおびただしい量の尿が溢れ出て、おしめをまたたく間に
濡らしていきます。
(あーー、あったかい・・・気持ちいい・・・・)
昼間、立ってお漏らしした時と違い、お尻から腰の背中近くまで、
生暖かい湿った感触が広がリます。
(おしっこ、おしっこ気持ちいい・・・)
まどろみの中、寝ながらするオシッコは何でこんなにも
気持ちいいのでしょうか? まるで心が幼少時に戻っていくかの
ようです。
(わたし、おねしょ、おねしょしちゃってる・・・)
不安になって、お尻のあたりのシーツを触ってみましたが、
完全に乾いています。先輩の着けてくれたおむつは完璧でした。
安心すると、ますます身体が脱力していきます。
(ジョワーーーーーー・・・)
物凄い勢いでオシッコが出て、アソコとお尻はびしょびしょ
濡れ濡れなのに、周りがちっとも濡れていないこの不思議な感覚。
安心しておねしょが出来るおむつって素晴らしい、って思いました。
(おねしょ・・・気持ちいい・・・)
尿意を解放してすっきりした私は、また夢の世界へと戻って
いきました。
:
:
:
- 40 :
- 翌朝、目が覚めた時には、私はあられもない姿で、
先輩に既にオムツ交換をされている最中でした。
夕べは気づかなかったのですが、ロンパースの股間には
スナップボタンが付いていて、脱がずともオムツ交換が
できるようになっていたのです。
先輩は私が寝ている間にオシメを濡らすのを見越した上で、
オムツ交換をし易くするためにロンパースを私に着せたのでした。
これではまるで、赤ちゃんも同然です。
「おはよう、むつきちゃん、よく眠れた?」
「あ・・・あ・・・あ・・・ごめんなさい!」
私は恥ずかしくて、掛け布団を頭から被ってしまいました。
「あの、その、夜中におしっこしたくて、……我慢しようと
したんだけど、我慢できなくて・・・」
しどろもどろに言い訳をします。
「いいのよ、気にしないで。新人メイドちゃんはろくすっぽ
オシメにオシッコができないから、初めての夜はいつも
おねしょするのよ。恒例ね」
「ち、違うの、オシッコがしたくて眠れなくて、
オシッコしようと思ったけど、できなくて、
でも、眠っちゃって、今度は夢の中でオシッコしようと思ったけど、
やっぱり出来なかったの。だからおねしょじゃないの。
でも、オシッコがしたくて目が覚めたら、
もう我慢できなくて、そしたら勝手にオシッコが流れ出ちゃって・・・」
「ふふ、むつきちゃんは面白いわね。
いい? そういうのを世間ではね、“お・ね・しょ”、って言うのよ」
先輩は“おねしょ”の所を、一言一言区切って、ことさら強調して
ハッキリと『お』『ね』『しょ』と言いました。
そうです、ベッドの中で寝たままオシッコをしてしまった以上、
何をどう弁明した所で立派な“おねしょ”です。
おねしょ以外の何物でもありません。
私はおねしょをする女の子に成り下がってしまったのです。
ここへ来てからというもの、私はお下の失敗をしてばかりです。
我慢できる筈だったのに、ことごとく失敗してしまい、
オムツのお世話になってばかりです。
先輩のいう通り、オムツが無かったら、大変なことになる所でした。
そう思うと、オムツもちょっとはいいかな、と思い始めました。
「むつきちゃんは、どんな夢を見てたの?」
私は、夢の中で見た、不思議なトイレの体験を話しました。
「面白いわね、便器が無いトイレなんて。
まったく、何処の世界のトイレかしらね?(笑)
ほんと、受けちゃう!」
先輩は大層ツボにハマったようで、大笑いしていました。
何がそんなにおかしいのか、私にはさっぱりわかりません。
少なくとも、夢の中ですが、私は真剣に困ったのです。
そんな困ったトイレ、現実にあったら困ります。
「あー、可笑しい(笑)、
しかも、便器の代わりに用意されているのはオムツだなんて、
むつきちゃんの隠れた願望が現れているのかもね」
「そんな、オムツが願望だなんて・・・」
- 41 :
- しかし、昨日と昨晩、二回体験したオムツお漏らし…忘れようのない
衝撃です。
我慢に我慢を重ねた尿意を解放する快感。
股間で勢い良く渦巻く尿が、股間の敏感な部分をくすぐる快感。
生暖かい濡れた感触が広がっていく、何か悪い事をしているかの
ような背徳感。
でも、周りは一切濡れない不思議な感覚。
ベッドの中、まどろみの中で脱力して解放する尿意もまた格別です。
オムツの中でするオシッコは、何か特別な魔力があります。
全てがごちゃまぜになって、何か私の中に特別な気分が
生じてきます。
それはとてもドキドキするような恥ずかしい気持ちで…
と思っていると、また股間が濡れ始めたのがわかりました。
おむつの中でこっそりと濡らしてしまうならまだしも、
先輩の目の前で濡らしてしまうなんて!
「あらあら、むつきちゃん、朝からどうしたの?
気持ち良くなっちゃったの?」
「○※△$〜!」
私は声にならない声をあげると、恥ずかしさで、
耳まで熱くなりました。
おむつで気持ちよくなっちゃうなんて、変態です。
「恥ずかしがらなくて、いいのよ。ここだけの話しだけど、
おむつお漏らしの気持ちよさに目覚めちゃう子、多いの。
睦姫ちゃんも素質あるのかしらね」
「そ、素質だなんて、そんなこと…」
「ほら、“むつき”、って違う漢字で書くと、“おむつ”の
古い言い方なの。さしずめ、襁褓(むつき)の国のお姫さま、
って所かしらね、睦姫ちゃんは。
そう思うと、ここに来たのも運命かしらね」
「そ、そんな…おむつのお姫さまなんて……」
「でも、お漏らししちゃったら、お姫さまから
“おしめさま”に早変わりね!」
「せ、せんぱ〜い…」
「はいはい、冗談はここまでにして、今日もお仕事頑張ってね」
と、手際良く着け終わったオムツカバーの上から、
お腹をぽんぽん、と軽く叩かれました。
(続く)
次回「5.洗礼」
- 42 :
- 支援。
むつきちゃん可愛い。
- 43 :
- [睦姫] え? >33さん、私の健康を気遣ってくれているの?
えへへ、嬉しいな。
でも大丈夫。きちんとご飯も食べているから。
そこまで言ったら……わかるよね?
- 44 :
- 悪魔のようなママ(継母)と妹(義妹)の、16歳の赤ちゃん奴隷化計画の続き
「フフフ、さやかちゃんのおむつ、やっぱり、くちゃいでちゅね〜。何の匂いかな〜。
は〜い、あんよをあげててね。ママがあなたのくちゃ〜い、くちゃいおむちゅをかえて
あげますからね〜。詩織、撮ってる?ほら、さやかちゃん、ビデオと、
しおりおねえちゃまに、さやかね、おむつにウンチをお漏らししちゃったの!
って言ってあげなさい。
でも、おトイレまで我慢できなかったさやかちゃんが悪いのよ〜。オシッコなら
まだしもウンチを漏らしちゃうなんて、これから、一生、おむつ履いて
過ごさないとだめね。
もちろん、優しいママはいつでも、いつまでも、さやかちゃんのウンチまみれの
おむつを取り替えてあげるわ!さやかちゃんのおむつが外れる日が来れば話は別だけど。
まあ、この調子じゃ、一生、おむちゅの赤ちゃんでちゅね〜。ママはそれでいいけどね。
でも、さやかちゃんのこの姿をパパやお友達が見たら、何て言うかしら?」
「ウワー、アソコまでウンチまみれ。きたな〜い!」
「ウワ〜くっせー。」
「くちゃ〜い。」
「汚いわね、ホント。」
彩夏はグチョグチョとした自分の排泄物の感覚と、自分を蔑む声に、顔から耳まで真っ赤
にして、むせび泣きながら、「おむつ替え」を耐えていた。
一方の佳織は淡々とおむつを替えていく。紙おむつと彩夏の尻や股の間には便がこびり付
いている。恥丘の周りにも、ヴァキャナにも便が付いている。佳織はウェットタイプのお
尻拭きで素早く便を拭き取る。彩夏は恥ずかしそうに目をつぶっている。詩織は汚いもの
を見下す目つきでカメラを回す。佳織は汚れたおむつと、ウェットタイプのお尻拭きをビ
ニールに入れると満面の笑みで、
「くちゃかったでちゅね〜。でも、もう終わりまちゅよ〜。さあ、新しいおむつを
履いてね〜。フフフ、おりこうさんでしたね〜。今度からは、もう、おトイレに
行く必要はないでちゅよ〜。おもらしさやかちゃんは、オシッコも
ウンチもおむちゅにすればいいんでちゅからね〜。」
そう言うと、彩夏に新しいパンツタイプのおむつを履かせた。
(ああ、これは夢よ、夢なのよ。だってこんなの、おかしい。おかしいわ。
ああ、気が狂いそう)
しかし、彩夏の願望もむなしく、目を開けば、自分を見下して、ニヤニヤしている、数人
の大人と子供達とさらにビデオカメラを回しながら、満面の笑みを浮かべている詩織がい
た。そして、ピンクのベビードレスを着せられ、紙おむつを替えられている情けない自分
の姿があった。彩夏の地獄の新生活はまだまだ続くのである。
とりあえず、ここまで書いたのですが、続きが思い浮かばず、キリのいい
(中途半端ですみません)ここまでで、終わろうかと思っています。
前スレを容量オーバーさせてしまい、申し訳ありませんでした。
また、お目汚しすみませんでした。
- 45 :
- いや容量オーバーは沢山投下があったからだから良い事だよ
- 46 :
- >>44
Good Job です。お疲れ様でした。
いずれアイディアが浮かんだ時で良いので、ぜひまた書いて下さい。
- 47 :
- >>44
凄く良かったです
出来ればおねしょシチュだけ最後に見たかったんでもし良ければ
またお願いします
- 48 :
- (閉鎖社会におけるメイド達の排泄管理〜見習いメイドのおむつ日誌〜)
※ここから先は、特に汚らしい汚物表現が多々あります。ご注意下さい。
&ごめんなさい>苦手な方々
5.洗礼
4月2日
朝ご飯を食べると、今日のお仕事が始まります。
「今日これからやって貰う仕事はね、
昨日と違ってちょっときつい仕事なの。
慣れればどうって事ないのだけど、
これで辞めていく子たちも多いわ。
睦姫ちゃんは大丈夫? 頑張れる?」
「は、ハイ! 頑張ります!」
きつかろうと、なんだろうと、もう私には行く所がないので、
ここで頑張るしかありません。
私は不退転の決意で先輩の後をついていきました。
しかし、行き先は、昨日と同じくオムツランドリーに向かっています。
何でも昨日は“午後だったので楽だった”という先輩の話しです。
午前と午後では、何が違うのでしょうか?
もっともっと大量のオムツを洗濯するのでしょうか?
不安になります。
オムツランドリーの扉を開けると、昨日までとはちょっと違った
雰囲気がしました。
いや、昨日も異様な雰囲気でしたが、今日はそれだけではない感じです。
オシッコのアンモニア臭だけでなく、何かもっと別の臭い匂いが…
そして、二段棚の手押しワゴンには、濡れオシメの入ったバケツ
だけではなく、昨日は見かけなかったものも置かれています。
病院で使うような素っ気ない白いホーロー製の“おまる”が
大量に並んでおり、蓋がしてあります。
和式便器のミニチュアのようなおまる便器…
蓋がしてあっても、そこからは布おしめの端がはみ出しています。
全て蓋が閉まっているだけに、一層異様な雰囲気を醸(かも)し出しています。
その中身は……想像したくもありません。
できるならば、その悪い想像は当たって欲しくない、と思いました。
オムツ洗濯をしようとした時に、その異様な雰囲気を醸し出した
手押しワゴンが、私のそばに運び込まれてきました。
(うわっ、ちょっと待ってよ……)
先輩の説明は待ってはくれませんでした。
ここの洗面台はちょっと変わっていて、サイズも大きく、
深さもかなりあります。
一番変わっているのは、排水口がまるでトイレの便器のように
大きくて、中には水が溜まっています。
しかも、洗面台の近くには水を流すボタンまで付いています。
まるで洗面台の形をした便器です。
そして蛇口は、まるでお風呂の蛇口のようで、
お湯の温度調整や、シャワーの切替え栓まで付いています。
シャワーの出口は普通のお風呂のシャワーとは
ちょっと違っていて、何本もの細い水流ではなく、
普通の蛇口のように一本の太い水流が出るようになっています。
- 49 :
- なんでも、「オストメイト用便器」といって、手術でお腹に人口肛門を
つけた人が、汚れ物を洗ったり、汚物を流したりするのに使う便器、
という事です。ここにオムツに付着した汚物を流して軽く洗ってから、
後でまとめて洗濯機で洗う、との事です。
「ハイ、頑張って!」
香澄先輩から、蓋の閉まったおまる便器が手渡されました。
私の悪い予感は的中しました。やはりこの蓋付きホーロー便器の
中身は、うんうんで汚れたオムツだったのです。
ウンチ…自分の出したものだって、触れたくもありません。
ましてや他人が出したものなど……嫌悪感の塊です。
とはいっても、行く当てのない私のこと、
イヤでも何でもやるしかありません。
それにしても、なんでウンチまでオムツでしちゃうのでしょうか?
私だったら、何とかトイレに行けるチャンスを見つけ出して、
絶対おトイレまで我慢します。
(お願い…あまり汚れてないのに当たって…)
祈るように恐る恐る蓋を開けてみると…
そこには期待を裏切るかのように、大層ご立派な
ブツが鎮座していました。
(うわー、なんでこの人、こんなに沢山オムツに出しちゃうの…?
信じらんない……)
所々原型は留めていますが、基本的にはお尻の谷の形に
合せて潰れて、うず高く盛り上がっています。
岩状にゴツゴツした粒状のものがびっしり集まった
濃い焦げ茶色の便塊は、長期間、腸の中でしっかりと水分を
吸われた事を物語っています。
それにしたってこんなに一杯、一度に出すことはないでしょうに…
しかもこんなに太い、ってどういうこと?
原型を留めている所では、コーヒー缶位は、あろうかという
太さです。どれだけお尻の穴が広がるというのでしょうか?
おむつの両端を持って、そっーと、持ち上げるとずしっ、と
思ったより重いのにびっくりしまた。
そして他人のウンチの臭いというのは大層臭く感じるものです。
幸い、硬めの便なので、オムツから転がすように便器に
落とすと、すぐに水を流しました。
便器の水かさが増し、増し、増し……?
すぐにジャーーーー、と水が流れる私の期待に反して、
水かさは増すばかりで、一向に流れません。
やがて、水は止まりましたが、水位は一向に減りません。
「あーあ、やっちゃったわね……」
先輩が“やっちゃった”といった表情でこちらを見てました。
「むつきちゃんはまだ経験が無いからわからないと思うけど、
オムツの中でウンコをするとね、普通にトイレで便器に
垂れるのと違って、オムツとお尻の間でウンコが潰されて、
でっかい塊になるの。
それをそのまま便器に流そうとすると、すぐに詰まっちゃうのよ」
「せ、先輩‥‥‥どうすれば…?」
「昔からトイレの詰まりにはこれ、と決まっているでしょ?」
と、スッポンを手渡されました。
- 50 :
- 私は泣き顔で、ウンコで濁った水の中、オストメイト便器の奥に
スッポンを突っ込むと、引っ張りました。
しかし、水は一向に引きません。
「もっと、奥深くまで挿し込んで、もっと勢い良く引っ張って!」
「グプグプ、ジュボッ!」
「はい、もう一回!もっと強く!」
「グプグプグプ‥‥‥、ジュボンッ!」
何回か繰り返すと、ゴボッ、と何か通ったような音がすると、
スーーーーッ、と水位が下がりました。ホッ、としました。
「じゃあ、次はもっとよく便を崩してから流してね」
私はさっき以上に泣き顔になりました。
先輩が「辞めていく子が多い」と言っていたのもわかります。
私も本当に辞めたい位ですが、辞めたら行く所がないので、
頑張るしかありません。
意を決して、二つ目の便器を取りました。
(お願い、今度は楽そうなのに当たって…)
私の祈りも虚しく、蓋を開けると、今回も“これでもか!”と
いうような大量の硬便が鎮座していました。
(どうして、ここの人達は、こんなにでっかいウンチをするの…?)
と思った所で、一旦蓋を開けてしまった以上、
自分が処理するしかありません。
自分のウンチでも触りたくもないのに、赤の他人のウンチの
始末をするのです。
オストメイト便器の上に持って行き、オムツの両側で挟むように
硬い便を崩していきます。
油粘土位の硬さですが、油粘土ほど粘らないので、油粘土よりは
若干軟らかく感じます。
が、とにかくウンチを押し潰す感触は、何事にも形容し難い
身の毛もよだつようなイヤな感触がします。
ニチャァ、と嫌な音をたてて便が潰れると、中からは新鮮な便が
顔を出し、一層強烈な臭いを放ちます。
(いやぁーーーーーーーん、きちゃなーーーい!)
崩れた便は、ボシャン、ボシャン、と音を立てて、
オストメイト便器の中へと落ちていきました。
“また詰まらせたら”と思うと、手を抜くわけにはいきません。
あらかた崩し終わると、水を流すボタンを押し込みました。
便器のフチから渦を作るように水が流れ、
崩した便が底の排水口に吸込まれていきます。
(お願い、流れて‥‥‥)
今度は、無事に詰まらずに流す事ができ、ホッとしました。
便をあらかた落としたオムツは、蛇口からのお湯で一枚一枚
こびり付いた便をよく落としてから軽く絞り、
バケツに入れていきます。まだオムツに茶色い染みは
残っていますが、ここから先は、オムツ専用の洗濯機で洗う、
との事です。
この様子を見て、自分は絶対、オムツにウンチをしない事を
決心しました。
こんな汚らしいウンチの塊がお尻に密着するなど、考えただけで
ぞっ、とします。
それに、こんなウンチお漏らしオムツを見られてしまうなんて、
恥ずかしくてんでもイヤです。
- 51 :
- ここで不思議だったのが、かなりの量の汚れオムツがあった、
ということです。
ウンチは回数が少ない分、トイレで済ませられるチャンスが
オシッコ以上にあると思うので、オムツにウンチをしないで
済まそうと思えば、なんとか、なりそうな気がします。
しかし、開けるおまる、開けるおまる、どれもが立派なウンチばかりで、
私が期待していたような、洗い易いような少量、もしくは潰さなくても
済むような、ほどほどに緩めのウンチはありませんでした。
しかも、どれもが極端に太いです。
みんな綺麗な先輩ばかりなのに、どうしてこんなに?
という位立派なモノを皆ひり出しているかと思うと、
不思議な気分になってきます。
そう思いながら、私は延々と汚れオムツの後始末を続けました。
右隣の洗面台でも、別のメイドさんがせっせと
ウンチオムツを洗っています。
しかし、ある時、その彼女の手がピタリと止まりました。
何か物思うような表情になると、視線が空中を泳いでいます。
時折、目をつむって、「ん‥‥‥」とか小さな
呻(うめ)き息を漏らしています。
そのうち、「はぁ‥‥‥」と溜め息をつくと、
何かホッ、としたような安堵の表情になりました。
その彼女は、さらに右隣のメイドさんの耳元にちょっと
顔を赤らめながら何かごにょごにょと耳打ちすると、
彼女は手を引かれ、ベッドの方へと連れられていきました。
昨日の私のように、水音に催されてオシッコを
お漏らししてしまったのでしょうか?
しかし、ベッドの上で開かれた彼女のオムツの中身は……
なんと、ウンチがこんもりと盛られていました。
(うそ、信じられない…いい歳してオムツにウンチなんて…)
昨日の経験から、女の子だったらオシッコは
しょうがないと思います。
でも、私だったら、絶対オムツにウンチはしません。
彼女はお尻を惨(みじ)めに茶色く汚し、
お尻の下にはこんもりと汚辱の塊…
勿論、その量も今までのオムツウンチに勝るとも
劣らない量です。
(うわ、きちゃない‥‥‥)
嫌悪感しか感じません。
彼女の汚物がタップリと盛られたオムツはホーローおまる便器に
入れられると、蓋が閉められました。
彼女のお漏らしのお世話をしているメイドさんは、
それをそのままこちらに持ってくると、
「ハイ、悪いけど、これもお願いね」
「……」
引きつった笑顔で、彼女の排泄物を受取りました。
彼女がここでウンチしたせいで、余計な仕事が増えてしまいました。
蓋を開けると、まだ湯気が立っています。
(うわ‥‥‥くっさ‥‥‥)
出したてほかほかの新鮮なウンチは、臭いも強烈でした。
押し潰す時でも、オムツ越しに暖かい感触が伝わります。
(いやぁん‥‥‥‥)
- 52 :
- 「ごめんなさいね、私の汚れ物の後始末させちゃって」
出すものを出し、オムツ交換も終わって、
すっきりした顔のメイドさんが戻ってくると、
話しかけてきました。
「い、いや、あの、その、お仕事ですから‥‥‥」
自分の嫌悪感あらわな表情を見られたかと思い、しどろもどろに
していると、
「じゃあ、代わりにあなたの分も手伝ってあげる」
と、まだ中身の入っているおまるを一つ抱えると、
嬉しそうに持って行ってくれました。
それにしても、なんであんなに楽しそうにこの汚物の山を
始末できるのでしょうか? 不思議で仕方がありません。
「ご苦労さま、今日の午前はこれでお終いよ」
ようやく、重労働から解放されました。
「どう、やっていけそう?」
「はい、なんとか…」
「そう?それはよかったわ。
ところで、オシッコは大丈夫? 昨日の夜にしたきりでしょ?」
確かに、もう、膀胱には尿がたぷんたぷんです。
「し、したいです…」
尿意を意識すると、急にオシッコがしたくなってきました。
「じゃあ、食事の前にトイレを済ませて、ここでオシメを
交換していきましょう」
「は、はい…」
でも、“しなさい”と言われて、すぐに出そうにもありません。
しかも、先輩がずっと見つめているのです。
「大丈夫? まだオシメにオシッコできないの?
また手伝ってあげましょうか?」
ここでは、オシメにオシッコが出来ないと、まるでトイレに
一人で行けない幼児のような半人前の扱いです。
「い、いや、大丈夫です…」
「うん、じゃあ頑張ってね。見ててあげるから」
見られながらオシッコするのがこんなにもしづらいとは…
私は視線を横に逸らしました。
「ショ、‥‥‥ショ…‥‥ショ、ジョワーーーーーー‥‥‥」
なんとか尿道の力を抜いて、ちょろっ、と漏れ始めると、
今度は逆に制止の勢いが効かない位の凄い勢いで出始めます。
先輩は、立ったままオシッコお漏らしを続ける私の、
股間あたりにエプロンの上から耳をあてます。
オシッコお漏らしの音を全部聞かれているかと思うと、
顔が真っ赤になります。
「おー、凄い、凄い、凄い勢いで一杯出てるよ、むつきちゃん!」
言われなくても、自分が一番わかっています、香澄先輩……
私は先輩にオムツを交換して貰うと、食堂に向かいました。
- 53 :
-
4月5日
オムツへのオシッコは、その後何回も繰り返すと、
徐々に慣れてきました。
「あ‥‥‥‥」(ぶるっ‥‥‥)
どうせ我慢しても無駄なのです。私は諦めてすぐに尿道を
緩めました。
「ショワーーーーーー‥‥‥‥」
(あーー‥‥‥あったかい‥‥‥)
目をつむって、口を半開きにして、お股にお湯が溢れる
感触を楽しみます。
そんな事を繰り返しているうちに、
(ぶるっ‥‥‥)
(あれっ? さっきオシッコしたばかりなのに‥‥‥)
オシッコしたばかりなのに、あまり時間をおかずに、
またオシッコしたくなってしまうのです。
でも、催してしまった以上、仕方がありません、
私は尿道を解放するしかないのです。
オムツオシッコに慣れるとオシッコの回数が増え、
オシッコの回数が増えるとますますオムツオシッコに慣れていき、
そうすると、より一層オシッコが近くなる、
といった循環を繰り返していきました。
確かに、オシッコが近い女の子にとっては、オムツは
便利な下着、というのが理解できてきました。
毎回トイレに行かなくて済むのは楽です。
トイレまでオシッコを我慢する必要も無いのです。
トイレの無い、広いお庭での作業も怖くありません。
股間にあてがわれた布地におしっこを吸いとって貰う気持ちよさ。
股間にあてがわれた布地におしっこを染み込ませる快感。
そして、股間に広がる湿った温もり。
恍惚と気持ち良くお漏らしできるようになりました。
こうして、オムツオシッコにすっかり慣れた頃には、
私はオシッコがとっても近い女の子になってしまいました。
すぐオシッコがしたくなって、我慢しようと思っても、
すぐに限界を迎えて、尿が溢れ出てしまいます。
なんでも、我慢をしないでオシッコをしていると、
どんどん膀胱が萎縮、といって縮んでくるみたいです。
そうすると、少量の尿ですぐに尿意を催して、
小さい膀胱ではすぐに満杯になって我慢できなくなって
しまうそうです。
先輩が教えてくれました。
でも、いまさら我慢は出来ないのだから、しょうがありません。
私は、オシメを濡らす回数が増えていきました。
それでも先輩はイヤな顔一つせず、
「新人のオシメの世話は先輩の役目だから」と言って、
嬉しそうにせっせと交換してくれます。
「むつきちゃんが成長してくれて嬉しい」
と言ってくれますが、成長しているのでしょうか?
むしろ、オシモ的には退化しているかのように感じます。
私はオムツ替えの姿勢のまま、先輩にその疑問を尋ねてみました。
「いいのよ、私の手を借りなくても、一人でちゃんとオシッコ
できるようになったでしょ? 立派な成長よ」
確かに、言われてみればそうですが、なんか納得も出来ません。
- 54 :
- 「先輩のオムツカバー、レース飾りもあって綺麗ですよね?」
「ふふ、そう?」
「私も、そういうの穿きたいです! ピンク色のもかわいくて
いいんですけど、そういう、ちょっと大人っぽいの穿きたいです」
どうせパンツが穿けない分、見えないおしゃれとして、
オムツカバーに凝れるものならば凝りたいです。
「どうすれば穿けるのですか?」
「それはね、むつきちゃんの頑張り次第、かな?」
「は、はい、頑張ります!」
何を頑張るのでしょうか? お仕事でしょうか?
「そうね、むつきちゃんならば、きっとすぐに慣れるわ」
先輩はそう言うと、交換したばかりのオムツカバーの
下腹部を優しくなでてくれました。
「今のむつきちゃんには、このピンクのオムツカバーが必要なの。
だから、これから苦しいことがあるかもしれないけど、我慢してね」
先輩の言ってる意味はよくわかりませんでした。
オムツカバーなど、単に見た目だけの問題で、
私がピンク色を使う必要性はよくわかりません。
でも、新人メイドにはピンク色のオムツカバー、という
暗黙のルールがあるのは、何となくわかりました。
4月6日
こうして、私はオシッコに関しては、気持ち良い放尿をオムツに
出来るようになったのですが、もう一つ困ったことがあります。
そう、“お通じ”です。
オムツランドリーでの衝撃の洗礼以来、私は絶対にオムツにウンチは
しない事を誓いました。オシッコは気持ちいいけど、ウンチは
ダメです。汚すぎます。ウンチだけは、使えるおトイレを
何とかして探し出す必要があります。
それまでは、ウンチを我慢し通す必要があります。
初日にはちょっと催しましたが、幸いなことに我慢していると、
そのうち引っ込んでくれました。
二日目は催すこともなく、平穏に過ごせました。
ラッキー、と思いました。
そして三日目も不思議と便意を催しません。
しかし、徐々にお腹が張って苦しくなってきました。
四日目でも便意を催しません。完全に便秘になって
しまいました。慣れない生活に身体が変調をきたして
しまったのでしょうか?
五日目ともなると…おむつにウンチをしなくて済むのは
ありがたいのですが、お腹が張って苦しいのです。
そして六日目…私の大腸はどうしてしまったのでしょうか?
ピクリとも動かない感じで、お腹はポッコリと膨らみ、
大量の便を溜め込んでしまったのを実感します。
でも、でも、トイレが見つかってない以上、まだこれを
出してはダメなのです。じっと我慢してお腹の中に
溜めておくしか手はありません。
まだトイレが見つかってない段階なので、
ある意味ウンチを催さずに済んでいるのは助かっています。
奇跡と言えるかもしれません。
しかし、六日もの長期間の便秘は初めてで、早急にお腹の中の
ものを何とかしなければならない状況に追い込まれて
いるのも確かです。そうしないと、大変なことに
なってしまいます。
- 55 :
- 何とかトイレに行ける機会を探ってはいますが、
今までそういったチャンスは見つかっていません。
母屋の方はわかりませんが、現在の私が行動できる範囲の中に
トイレは見当たりません。
それらしい扉もあるにはあったのですが、
開けてみてもそこにあるのは個室や便器の代わりに、
オムツ交換用と思われるベッドが並んでいるだけで、
大変落胆したものです。
しかもご丁寧に、作りつけの棚には、洗濯済の綺麗な
オシメ布が沢山用意されていました。
便器が無くて代わりにオムツの用意されたトイレなんて、
また夢かと思い、頬をつねってみましたが、これは現実でした。
私が夢で体験した不思議トイレを、
先輩は「何処の世界のトイレかしらね?」と言って笑ってましたが、
現実に、私の目の前に存在していました。
ここの世界のトイレだったのです…
ベッドの下には、蓋の閉まったホーローおまる便器が置かれており、
ここでのウンチオムツ交換にも対応していることがわかります。
いっそ、このおまるにウンチをしてしまおうかとも考えましたが、
一旦出してしまったら最後、こんな臭いモノ、
何処にも持っていきようがありません。
まさか、ここに置き去りにするわけにもいきませんし……
そんなことをしてしまったら、大事件になってしまうでしょう。
もしかしたら、犯人探しも始まるかもしれません。
私にそんな大それた事をする勇気はありませんでした。
唯一、糞尿の後始末ができる施設といえばオムツランドリーだけですが、
生憎(あいにく)、夜間は鍵がかかっています。
考えれば考えるほど、後始末まで考えてきちんとウンチをするのは、
オシッコ以上に困難に思えてきました。
相変わらず私に許されたトイレは“オムツ”の中だけです。
24時間オムツを着けられ、トイレに行けない生活…
この怖さをひしひしと感じます。
私はベッドに横になりながら、オムツの上からお腹に
手をあてて、自分のお腹にお願いしながら、
眠りにつきました。
(お願い…絶対おトイレを見つけてあげるから、
それまではいいコで待っててね…暴れちゃダメよ…)
(続く)
次回「6.排便予定日」
- 56 :
- ※汚物表現を含みます。ご注意下さい。
6.排便予定日
4月7日
そんな憂鬱なお腹を抱える日々、香澄先輩から、
ふいに聞かれました。
「むつきちゃん、お腹は大丈夫?」
「え? な、何のことですか?」
「いや、そろそろ苦しい頃なんじゃないかな、って思って」
私の便秘を見透かされているようでドキッ、としました。
「ど、どうしてそう思うんですか?」
「あのね、まだむつきちゃんには話してなかったけど、
ここのメイド達はみんな排泄管理されているの」
何を今さら、という感じです。オムツを強制的にあてられ、
トイレにも行かせて貰えず、お下の後始末は人任せ、
これを排泄管理と言わずして何と言うのでしょうか?
「むつきちゃんはただオムツを当てられているだけ、と
思っているかもしれないけど、それだけじゃないの。
ほら、むつきちゃんもみんなのオムツのお洗濯してるでしょ?
何が一番大変?」
「う、ウンチの後始末です…」
「そう、あれは結構大変よね。だから、この全員オムツ着用
ルールができて最初の頃は、メイド達が思い思いに
好きなようにウンチしていたら、ウンチオムツの量も膨大に
なって凄い大変だったの。
ウンチをしなければいいんだけど、食べれば出るモノは出るし、
生きていく以上、ウンチをしないわけにはいかないでしょ?
でも、ウンチをしないことはできないけど、排便回数を
減らすことは、頑張ればできる。
だからメイド達で話し合って、各自がウンチができる日を
決めたの。
例えばウンチをしていいのは三日に一度にして、
順番に日をずらして、毎日平均的に各メイドがウンチするような
当番制にすれば、ウンチオムツの量は減るでしょ?」
この人は何を言っているのでしょうか?
ウンチが当番制?
なんですか、それは?
全員オムツ着用ルールも十分おかしなルールでしたが、
当番制ウンチはそれを楽々と上回っています。
嫌悪感に顔が歪みます。
でも、先輩の話は止まる事なく、むしろヒートアップして
まだまだ続きます。
「でも、最初の頃は三日に一度であっても、
途中、我慢できずにウンチをお漏らししちゃう子がいたり、
三日に間に合わせるべく便意を我慢して、その便意の我慢で
仕事に支障をきたしちゃう子がいたり、
逆に慢性便秘で難なく三日を過ごすことが出来ても、
今度はいざ自分のウンチの日にウンチが出なかったり、
それはそれで色々な問題があったわ。
そこでこの問題を一挙に解決するべく、きんべんざいの
使用が検討されたの」
「きん…べん…ざい…?」
耳慣れない言葉に、怪訝な表情で首を傾げます。
でも、話の筋からして、どうせろくでもない言葉なのでしょう。
- 57 :
- 「排便を禁ずる薬剤、という意味で“禁便剤”ね。
これを使うと、大腸の蠕動運動を止められて、排便を
強制的に禁止されちゃうの。二条院グループの企業には
製薬会社もあるから、特別に開発して貰ったわ。
排便管理には、必須のお薬ね。
それでも、飲み忘れる子がいたり、わざと飲まなかったりする子が
いるので、そのうち禁便剤は食事に混ぜられ、
強制的に摂取されるようになったわ。
それで最終的に、便秘中の腸内フローラを改善するお薬が
追加された時には、ウンチを溜める期間が一週間まで
伸びたわ」
予想通りでした…最低・最悪の薬です。
そして、また聴き慣れない単語があります。
「腸内…フローラ?」
「そう、腸内の細菌環境のことよ。
便秘していると腸内を悪性菌が優位になって健康を害したり、
おならばっかり出て困るので、それを防ぐのよ。
むつきちゃんも、便秘の割りにはおなら、あんまり出なかったでしょ?」
(そ、そういえば…)
首をこくり、とうなずきます。
「そうして、私たちメイド達に課せられたのは、
一週間は我慢してお腹の中にウンチを溜めて、一週間に一度、
規則正しいお通じをすることなの。でも、この仕組みのおかげで、
ウンチオムツの洗濯量が劇的に減って、みんな大喜びだったわ」
言ってる意味はわかりましたが、狂ってます。
“規則正しい便通”の意味だって違ってます。
オムツだけならまだしも、ウンチの回数まで管理されてるなんて、
聞いていません。
でも私も知らない間に、私の大腸はその管理下におかれ、
便通を止められていたのです。
だから、ぴくりとも催さなかったのです。
運が良かったわけでも、ましてや奇跡でも何でも
ありませんでした。私のお腹は、蛇口を右に捻って
水を止めるがの如く、便を止められてしまっていたのです。
「むつきちゃんは、ここに来るまでは普通のご飯を
食べていたから、もしかしたら、途中で我慢出来ずに
お漏らししちゃうかな、と思ったけど、その後もオムツに
ウンチはしてないでしょ?」
オムツ交換は全て先輩の手によるものなので、私の排泄は全て
把握されています。それにウンチを催したからと言って、
みすみす自らオムツを汚すことなど、絶対にしません。
「偉い偉い、きちんと我慢できたから、今日はご褒美よ」
オムツにウンチをしないなんて当たり前のことなのに、
何が偉いのかよくわかりません。
それに“ご褒美”…?
「そう、今日はむつきちゃんの“ウンチの日”よ」
「“ウンチの日”…?」
「そう、一週間に一度の、お腹に中に溜めに溜めたものを
開放できる日なの。すっきりするから、みんな
“ウンチの日”と呼ぶようになったわ。
正確には“排便予定日”って呼ぶの。
逆に、排便を禁止された期間は、“禁便期間”て言うわ。
覚えておいてね」
排便予定日って……たかがウンチするのに生理の排卵予定日
みたいな呼び方はなんかイヤです。
- 58 :
- 「で、でも、わたし…今、ウンチ、出ないです」
「いいのよ、禁便剤が完全に効いている証拠だから、
みんなそうなるの。今、むつきちゃんがウンチしようと
幾ら頑張っても、精々おなら位しか出ないわ。
それ位強力に禁便剤が効いているの。
禁便剤が使われた後に、どうやって排便するかは、
当時の問題の一つだったわ。
もちろん、今のむつきちゃんのように、自然な便通は
期待できないわ。
最初の頃は、下剤や便秘薬、お浣腸を使ったのだけど、
そうすると、どうしても便が水っぽくなってびちゃびちゃに
なって、それはそれでオムツの洗濯が大変になったわ。
特に下剤だと、排便が一回で終わらずに、何回も何回も
汚しては、かえってウンチオムツの洗濯回数が増えたりして、
本来の目的からすると逆効果だったわ」
そういえば、オムツ洗濯室にあったウンチオムツは押し並べて
大層立派なブツばかりで、下痢をしているような不健康な
ウンチは今まで一つもありませんでした。
私も下痢でぐちょぐちょのオムツなんて、もっと
洗濯したくありません。
「そこで、開発されたのがこのお薬よ」
先輩が差し出したお薬(?)は大変変わっていて、
白くて細長く、弾丸みたいな形をしていて、尖った方を
頭とすれば、お尻の方が徐々にすぼまっていく形を
しています。なんでこんな形をしているのでしょうか?
カプセル錠よりはずっと大きく、直径が1.5cm位、
長さは5cm位でしょうか?
大変飲みにくそうなお薬です。
「これは“便通剤”といって、これを使うと、今度は
強制的に大腸の蠕動運動を起こさせることができるの。
大腸に詰まったウンコが絞り出されるように、
綺麗さっぱり出るわ」
“絞り出す”ってそんなオーバーな、と思いましたが、
とにかくこの変な形のお薬を飲めば、お通じがついて、
便秘が解消される、というのです。
しかし、なんという狂気な排泄管理システムなのでしょうか!
これでオムツランドリーにあったウンチオムツが押し並べて
立派なブツばかりだった理由がわかりました。
みんな一週間分をガチガチに溜め込んだ量だったのです。
禁便剤で自然な便通が期待できない以上、とにかく、この場では、
このお薬を飲むしかないようです。
「わかったわ……。じゃあ、お水下さい」
「お水…?」
「だって、お薬飲むのに…」
「むつきちゃん、これはざやくよ?(笑)」
「ざ…やく?」
またまた聴き慣れない言葉です。
「そう、これは同じ飲むは飲むでも、上のお口ではなくて、
下のお口から飲みものなの」
「下のお口…?」
「お尻に開いているお口よ」
「お尻の…穴ですか?」
お尻の穴からお薬を飲むなんて、聞いたことがありません。
大ショックです。
- 59 :
- 「そう、肛門や膣に入れるお薬のことを“座薬”っていうの」
「わ、わかりました。お尻の穴に入れればいいんですね?
い、入れますから、一人にさせて下さい」
「残念だけど、このお薬は必ず他の人に入れて貰って確認して貰う
ルールになっているの。そうしないとまたルール違反する人が
出てくるでしょう?
それに、初めての座薬、一人で入れられる?」
考えてみれば、お尻の穴に指を突っ込む行為など、考えてみても
おぞましいです。
ちゃんと自分でも入れられるのか、不安になってきました。
仕方なく、首を横に振ります。
「うん、そうよね。でも、大丈夫、むつきちゃんは初めてだから、
特に痛くないようにして入れてあげるから。
それに、既に何度もオムツ交換をしているのだから、
今更恥ずかしがる事は無いわ。さぁ、そこに寝て足を開いて」
言われた通り、のろのろとベッドに上がり、お股を大きくM字型に
開きます。いつものオムツ交換のポーズです。
普通のオムツ交換と違って、何とも乗り気ではありません。
「大丈夫、普通の下剤や便秘薬と違って、急にゴロゴロしたり、
お腹が痛くなったりはしないわ。
“便通剤”の名の通り、普通に催して、普通にお通じがつくわ。
量はちょっと凄いことになるけどね。でも、一週間も
溜めちゃったんだから、仕方がないわよね」
まるで私が好き好んで一週間も溜めたかのような言いぶりです。
でも、従うしかありません。
とにかく、この苦しい便秘腹を解消してくれる手段は、
これしかないのですから。
こうして私は、ウンチを出す自由と、ウンチを出さない自由を
完全に奪われました。私の排便は、このメイド社会の中で
管理されたものとなっていたのです。
香澄先輩は、他のメイドさんに声をかけると、
私の両側に二人、そのメイドさんが補助に立ちました。
これから何が始まるのでしょうか? 私は怖くて恥ずかしくて、
またスカートで顔を隠してしまいました。
「パチッ、パチッ、」
おむつが開かれ、股布を外されると、補助のメイドさんが私の両脚を
そのまま上に抱えて持ち上げ、まるでひっくり返ったカエルのように、
両脚を開かれました。
尻たぶが開き、肛門に涼しい外気があたります。
(いや、ちょっと、うそ、この格好恥ずかしい‥‥‥)
今まではオムツ交換といっても、精々脚をM字に開く程度だったので、
肛門は隠せないまでも、尻たぶの奥にひっそりと見えていただけの
筈です。
しかし、この姿勢はアソコはもとより、お尻の穴の皺まで完全に
さらけ出してしまって隠しようがありません。
私のつるつる恥丘から一本筋、お尻の穴、そして尾てい骨に至るまで、
私の女の子としての恥部を、完全にさらけ出しているのです。
(あー、お願い、早く終わって‥‥‥)
私はこの恥ずかしい儀式が一刻も早く終わることを祈りました。
- 60 :
- 香澄先輩がジッ、と私の肛門を注視しています。
これからされる事を意識せざる追えません。
「ふふ、キュッ、と小さく窄まって
とても初々しくてかわいらしいお尻の穴ね」
そんな事を言われてしまうと、ますますお尻の穴を意識してしまい、
お尻の穴をキュッ、と引き締めてしまいます。
「初めてだから緊張しているのね。大丈夫、痛くしないから」
そういった先輩は、指先に透明なジェルをつけると、
私のあらわになった肛門をやさしく揉みほぐしていきます。
ジェルをつけた指先で肛門をぬるぬると弄られるのは
気持ちいいようなくすぐったいような、とても奇妙な感触です。
「ね、痛くないでしょ?」
「は、はい…」
虎の赤ちゃんは、一人ではウンチができず、
母親にお尻の穴を舐められて刺激されて、初めてウンチができる、
と聞いたことがあります。ふと、そんな話を思い出しました。
先輩にお尻の穴を弄られないとウンチができないなんて、
まるで赤ちゃんになった気分です。
やがて、肛門の外側を円を描くようになぞられる指が徐々に、
半径を小さくしていき、中心に近づいていきます。
中心部に加わる圧力も徐々に強くなり、段々と先輩の指が
肛門に埋まってきます。
やわらかく揉みほぐされた私の肛門は、ジェルでぬるぬるの
先輩を指の侵入を容易く許してしまいました。
やがて、先輩の中指がずぶずぶと肛門の奥深くに
突き立てられました。
「あ、あ、あ、…」
ウンチもしてないのに、肛門に感じる異物感は、それはそれは
とても奇妙な感触です。
私は、まるでウンチを引き千切るがごとく、反射的に肛門を
引き締めてしまいました。
「だめよ、むつきちゃん、力を抜いて。
ほら、“あーーーー”って言ってごらん」
「あーーーーーーー」
そうすると、不思議と肛門の力が抜けていきます。
「そうそう、いい子よ」
先輩は次に、激しく中指を往復させ、抽送を繰り返しました。
ジュポッ、ジュポッ、といやらしい音が静かな部屋に響きます。
激しく摩擦される肛門は、ウンチをしていないのに、いつまでも
ウンチをしているかのような奇妙な感覚です。
「や、やだ、やだ、ウンチでそう」
「大丈夫よ、まだ便通剤は入れてないから、ウンチは出ないわ。
証拠にほら、直腸は空っぽで、禁便剤がしっかりと効いているわ」
“肛門を弄られている”という倒錯感と、
繰り返される擬似排便感覚に、私は徐々に興奮してきました。
クリトリスが勃起し、あそこが潤ってくるのを、止めることが
出来ませんでした。勿論、それを隠すことなどできません。
「あらあら、むつきちゃん、はしたないわね。
こんなに気持ちよさそうによだれたらしちゃって」
「だ、だめです、そんなことされたら、私…」
「そんなことされたら、どうなっちゃうの?」
「そ、そんなことされたら…」
先程からなぜか急に尿意が高まってきます。
でも、肛門を弄られているので、うまく力が入れられず
我慢ができません。
- 61 :
- 「そんなことされたら、私、私……あっ!」
そんな事態を既に想定していたのか、脇で補助をしていた
メイドさんが、その瞬間、素早く私の股間に、用意していた
折り畳んだ布オムツをあてがいました。
「ショワーーーーー」
私のオシッコは周りに飛び散ることなく、全てオムツに
吸われていきます。
「いいのよ、気にしないで。よくいるのよ、肛門をマッサージ
してると、気持ち良くってオシッコまで漏らしちゃう子は
多いのよ」
「べ、別に気持良くなんて…」
と途中まで言って、あんなに濡れたアソコを晒しておいて、
まったく説得力がないことに気付きました。
お漏らしが終わってオムツが外されると、アソコから粘り気の
ある糸が引きました。
補助をしてくれているメイドさんが、アソコを開いて、
襞の奥深くまで念入りに拭いてくれます。
(ダメ……そこ、そんなにこすっちゃダメ…)
拭かれるたびに、アソコのムズムズは増していって、
どんどん気持ち良くなってしまいます。
香澄先輩のお尻の穴弄りもますます激しくなってきました。
アソコとお尻の穴を同時に弄られ、私は声を押さえる事が
出来ません。
「ぁ、ぁ、ぁ、‥‥‥‥」
(だめ、先輩たちがせっかくお世話をしてくれているのに、
自分だけ気持ち良くなっちゃダメ……)
「佐古瀬先輩、拭いても拭いても綺麗になりません!」
「あらあら、すっかりスイッチが入っちゃったみたいだわね。
むつきちゃん、こちらの方も、素質があるのかな?」
「わ、わかりません…でも、もう勘弁して下さい…」
絶え絶えに答えると、
「そうね、ここまでほぐれれば十分ね。オシッコ跡も拭いた所で、
どうせ綺麗にならないからもう拭かなくていいわ」
補助のメイドさんは、濡れたオシメを取り去りました。
(はぁ、はぁ、終わった……)
しかし、これは終わりではなくて始まりなのです。
香澄先輩は座薬を手にとると、私の肛門の中心にあてがいます。
先輩の指とは違った硬質感を感じます。
これを入れられてしまったらお終いです。ウンチです。
(だめ、これを入れられたらダメ……)
しかし、先輩の手により、下半身を蕩(とろ)けさせられて
しまって息も絶え絶えの私は、抗う力も出ませんでした。
「いい? 入れるわよ?」
「だ、ダメです…」
次の瞬間、スルッ、とお尻の穴に押し入ってきました。
肛門マッサージで良くほぐされて緩々にされてしまった私の
肛門では、抵抗しようもなく、あっけなくも座薬の侵入を
許してしまいました。
- 62 :
- しかし、なぜか先輩は座薬を頭の途中までしか入れて
くれませんでした。
「はい、お終い!」
先輩は、汚れた指先をウェットティッシュでぬぐいながら、
ニコニコとこちらを見ています。
(お、“お終い”って…?)
まだ中途半端にお尻の穴に座薬が突き刺さっている状態です。
もしかしたら、これを外に押し出せる最後のチャンスかも
しれません。私はウンチを千切るかのように、思いっきり、
お尻の穴をキュッ、と締めました。私の頭の中には、
薬がポトリ、とお尻の穴の外側に落ちる姿を思い浮かべて
いました。
「あっ!」
しかし次の瞬間には、座薬はスルスルッ、と私の直腸の
内部に進むと、ニュルン、と飲み込まれてしまいました。
私は自らの力で、ウンチの出るお薬を体内に取り込んで
しまったのです。
あの不思議な形状の理由もわかりました。頭の一番太い所を
超えてしまったら、後は何をどうしようと、お尻の穴の奥深く
まで進むしかないのです。だから先輩は「お終い」といったの
です。これが今更わかった所で、もう遅いです。お尻の穴に
埋め込まれたお薬は、もう取り出しようがありません。
もしかしたら、指でお尻の穴をほじくれば、取り出せるかも
しれませんが、自らの指をウンチの出る汚い穴に突っ込む気には
なりませんでした。
「ふふ、自らお薬飲み込んじゃうなんて、むつきちゃんも
ウンチを早く出してすっきりしたいんだね」
「ち、違うんです、ウンチなんて本当はしたくないんです!」
そんなことを言った所で、もう後の祭りです。
私のお尻の穴奥深くには、もうお薬が埋め込まれて
しまったのです。
私の“ウンチの日”が始まりました。
「どう、気分は?」
肛門を弄られた余韻はじんじんと残っているものの、
すぐにトイレに行きたくなることもなく、格別変な感じも
しません。
「だ、大丈夫です」
「そう、じゃあオムツをしましょうね」
お股が真っ白になるほど、たっぷりのシッカロールが振りかけられ、
布オムツをあてがわれました。
「パチン、パチン…」
オムツカバーをしっかりと閉じられると、ベッドから立ち上がり、
身なりを整えます。スカートとエプロンはまるで何事も
なかったかのような見た目を装っていますが、
たった一つ違うのは、私のお腹の中にお薬を入れられてしまった、
ということです。
それはどの位で効いてきて、どんな効き方を
するというのでしょうか?
今までのお話しからすると、下痢みたいなくだし方はしない、
ということですが…
逆に、普通のウンチならば、わざわざオムツにお漏らし
しなくても、我慢仕切れるのではないでしょうか?
- 63 :
- 「あ、あの…」
「なーに、むつきちゃん?」
「あの、その、出したくなったらどうしたら…?」
一応、ダメもとで聞いてみます。もしかしたら、予め出るのが
わかっているならば、おトイレに行かせて貰えるかもしれません。
「おむつにそのまま出しちゃって大丈夫よ。
大丈夫、むつきちゃんがどんなに一杯出しても、私が全部
綺麗にしてあげるから」
やはり先輩の頭の中には、メイドにトイレ、という
選択肢そのものが完全に無いようです。
ウンチお漏らし跡を見られるなんてんでもイヤです。
M字型に大きく脚を開いたまま前あてをペロン、と開かれて、
股布を剥がされると、お尻の下には、オムツランドリーで見た
みたいな、恥ずかしい便塊がお尻の下に控えているのです。
こんな便失禁姿、絶対に見せたくありません。
いい年頃の娘が晒していい姿ではありません。
質問の方向を少し変えました。
「じゃあ、どの位で効いてくるのですか?」
効いてくる時間がわかれば、何か対処のしようが
あるかもしれません。
「うーん、それは個人差や体調もあるから難しいわねぇ…。
結構バラつくのよ。
でも、いつなんどき催しても大丈夫なように、オムツを
しているから、安心してていいわ」
やはり先輩の頭には“オムツがあるので大丈夫”という
考えしかなく、トイレ自体の選択肢は最初から無いようです。
「で、でも…」
「むつきちゃんは初めての“ウンチの日”で不安なのよね。
そうよね、一週間、ピクリとも催さなかったのでしょ?
それが今更こんなお薬一個で出るようになるなんて
考えにくいわよね。
でも大丈夫、しっかりお通じつくわよ」
先輩の答えはどうもズレています。
オムツを穿いたまま、お通じをつけてしまったら、
オムツ洗濯で見たような、あんな山盛りウンチオムツを
作ってしまいます。それが自分のお尻に張りついているなんて、
考えても身の毛がよだちます。
しかし、先輩が心配してくれるのは私のお腹のことだけで、
オムツにウンチをするのは、空気を吸うかのように自然な行為、
と考えている節があります。
香澄先輩はとてもいい先輩なのですが、ことオシモの事となると、
常識からズレている所があります。
それにいい歳して“ウンチオモラシ”というのにも、
大いに抵抗がありました。
「お通じがつくのはいいんですけど…
やっぱしオムツにウンチはちょっと……」
言いにくそうに反論を試みます。頭のネジが一本緩んでいる先輩に、
オムツにウンチをしたくないことを、なんとか理解して貰わないと
話しが進みません。
- 64 :
- 「大丈夫よ、みんな最初はそう言うの。
でも、みんな決まって立派なうんちをおむつに
産み落としていくの。
大丈夫、むつきちゃんもできるわ、オムツウンチ。
それに、一杯溜まっているから、気持ちいいわよ」
「や、ヤです、アタシ、ウンチなんかで気持ち
よくなんてなりません!」
口ではそういっても、さっきお尻を弄られて気持ち
よくなってしまった光景がフラッシュバックします。
でも、指とウンチは違う筈です。
ウンチなんかで気持ちよくなったら、それこそ“変態”です。
私は変態ではありません。ただただ、普通におトイレで
ウンチを出したいだけです。それは人間として、普通の営みの
筈です。
「わかったわ、じゃあ夕方まで我慢できたら、特別にお手洗いを
使わせてあげる」
「ほ、本当ですか?」
今までの流れからすると、信じられないような提案が出ました。
下痢じゃないならば、我慢し通せるかもしれません。
私には、下痢ならばともかく、硬い普通のウンチを
我慢仕切れずに漏らしてしまう、というのがどうしても
イメージできませんでした。
だから、オムツ洗濯室で見た数々のおびただしい量の
ウンチオムツも、実は本人がわざとお漏らしているのでは?、と
勘繰っています。
この回答が引き出せただけでも、大勝利です。私はもう、
トイレでウンチができる気になっていました。
「睦姫さん、」
「はい?」
「しっかり我慢しなさいね」
「い、言われなくても我慢します」
「そう、それならいいわ。このお薬は我慢すれば我慢するほど、
お腹の奥までしっかりと効いて、溜まっていた分を
全部出してくれるわ。だから、催したからといって、すぐに
出してはダメよ」
「わ、わたし、ウンチのお漏らしなんてしませんから!
絶対に夕方まで我慢し通します!」
「いいのよ、その意気で我慢しなさいね」
先輩はそういうと、オムツの上から私の下腹部をポンポン、と
叩きました。私の長い長い一日が始まりました。
それにしても、ここの排泄に関するシステムは異常すぎます。
「ウンチさえ自由にできないなんて…」
ぽつりと呟くと、
「あら?むつきちゃんはウンチオムツ、あの7倍の量の
後始末をしたいの?」
と、返されました。
「い、いや、それは勘弁です…
でも、メイドさんをもっと増やせば…?」
「メイドをもっと増やすと、オムツウンチの量も、もっと増えるわよ?
それに、お屋敷の仕事が忙しくて手が足りなくて
増やすならまだしも、私たちメイドの汚れ物の後始末の
ためだけに増やす、というのも本筋ではないわね」
「……」
「でも安心して。確かにウンチオムツ洗濯の最初の洗礼に
耐えきれずにやめていくメイドも多いけど、その洗礼を
乗り越えられた人は、みんなこのお薬のとりこになっていくわ。
気持ちいいわよ、溜めに溜めたウンチを一気に出すの」
- 65 :
- 「だ、だから、私、ウンチなんかで気持ちよくなんかなりません!」
「そう…? みんな最初はそう言うの。
でも、その時を迎えればわかるわ。ぁぁっ!」
先輩は最後に色っぽい小さな悲鳴を上げると、
急にモジモジソワソワと落ち着かなくなりました。
どうしたというのでしょうか?
右手を下腹部、左手をお尻にあて、ちょっと中腰になり、
明らかにおしっことは違う雰囲気の、そう、まるでこれは……
「せ、先輩、もしかして…?」
「そう、その“もしかして”、よ。
今日は私も“ウンチの日”なの。
朝に入れたお薬が効いてきたみたい」
「せ、先輩…」
あの聡明で理知的で美人で、私の憧れの先輩が便意を催して
モジモジしているのです。なんかもの凄いギャップが
ありました。
「ごめんね、もう我慢できそうにないの。
ごめんね、私のウンチに付き合わせちゃって…」
「わ、私、離れた所で後ろ向いてますから、」
先輩のウンチお漏らしの瞬間を観察するような趣味は
持ち合わせていません。
踵を返して走り出そうとした私の手を、先輩は握りました。
「いいの。むつきちゃんには私の姿をしっかりと
目に焼きつけて欲しいの。何時間か後の、あなたの姿だから」
そうです、私ももうお薬を入れられているのです。
「オムツの中で何が起るのか、私のウンチを感じて欲しいの」
そういって、先輩は握った私の手を、先輩のお尻の部分に
あてがいました。オムツが無ければ、まるで先輩のウンチを
手で受け止めるかのような格好です。
「ごめんね、むつきちゃん…」
そういうと、ブーッ、ブスッ、とガスが漏れ始めました。
「先輩、ダメです、我慢しましょうよ、ダメですよ、
ここでウンチお漏らしなんて!」
先輩がウンチお漏らしをしてしまえば、まるで自分の
ウンチお漏らしも決定づけられてしまうような気がしました。
逆に、先輩が我慢仕切ることができれば、私も我慢出来る筈です。
「ごめんね、もう我慢できないの…」
と言うよりも速く、お尻の中から硬い便が頭を出し始めました。
「せ、先輩、出てます、出てます、もう出てますってば!
止めましょう、止めましょうよ!」
「ごめんね、もう止まらないの…」
徐々に排便する速度も増していき、もりもりとオムツが
膨らんでいきます。
今、まさにウンチオムツ誕生の瞬間です。
「うんち、ウンチ気持ちいい…」
目を瞑って呟きながら排泄を続ける先輩の顔は上気し、
とても色っぽく感じました。
重たいお腹を抱える私にとっては、気持ち良さそうに排便を
続ける先輩の姿は、ちょっと羨ましくもありました。
でも、だからといって、オムツにウンチはしたくありません。
- 66 :
- そうこうしている間にもオムツの膨らみは増していきます。
手にあたる感触は、ウンチオムツ洗濯の時と同じように、
硬くてゴツゴツして、しっかりした感触の便です。
ただ、その時と違うのは、ほかほかと暖かく、先輩のお腹の中に
本当に入っていた、というのを強く意識させます。
そしてオムツから立ち上る、かぐわしい便臭…
あの聡明な先輩がウンチオモラシをしたなんて
信じたくありませんが、それを否定する材料は
何一つありませんでした。
お尻の穴を中心に大きく膨らんだオムツに、
そこから立ち上る便臭…
どこをどう見ても、先輩がウンチオモラシしない限り、
こんな状況は作れません。
「せ、先輩、オムツ凄いことになってますよ!」
歪(いびつ)にお尻の部分が膨らんだオムツは、もう片手どころか
両手でも余る程に、大きく膨らみ、その中身が大量であることを
予感させます。多分、その中身は、オムツランドリーで見た
ウンチオムツ並みに、もの凄い状況になっていることでしょう。
私の憧れの先輩が、こんなウンチお漏らしをするなんて…
しかし、そのギャップにちょっと興奮したのも事実です。
「ごめんね、沢山出ちゃった…」
全部出し終えた先輩の顔は、すっきりした、というより、
まるで出産という大事をなしとげたような幸福感に
溢れていました。
「でも、むつきちゃんのお腹の中にも沢山入っているのよ。
これがむつきちゃんの未来の姿。わかった?」
「い、イヤです、ウンチお漏らしで気持ち良くなるような変態に
なんかになりたくありません!」
「フフ、ひどい言われようね。
でも、もうむつきちゃんのお腹の中では、もうお薬が
効果を現しているかもね?」
そういって先輩は私の下腹部を撫でます。
私は反射的に肛門を引き締めてしまいました。
(続く)
次回「7.迫り来る限界」
- 67 :
- GJ どうやって表現するのかハラハラしながら読みました
続きに期待しています
- 68 :
- ※汚物表現を含みます。ご注意下さい。
7.迫り来る限界
今にして思えば、それが最初の効き始めだったのですが、
当時はそうは思いませんでした。
最初は何か肛門の違和感を感じた位で、無意識のうちに肛門を
引き締めてしまうのです。
まだ『便意』と呼べるものとは程遠く、何か違和感を感じて、
反射的に肛門を引き締めただけであって、これが薬の効果とは
思いませんでした。
しかし、私のお腹の中では徐々に徐々に、わずかづつですが、
しかし確実にお薬が効き目を現していたのです。
最初の数十分、何も起りませんでした。
いや、正確には肛門の違和感と、反射的に肛門を引き締める事を
繰り返しましたが、これが始まりとは思わなかったのです。
しかし、肛門を引き締める間隔が、最初は10〜15分おき位だったのが、
徐々に間隔が短くなり、数分おきに肛門をヒクッ、と
させている段階になると、初めて自分は無意識のうちに肛門を
引き締めている事に気がつきました。
しかし、この時点ではまだ明確な便意と呼べるものはなく、
なんとなく肛門が落ち着かなくて、ついついキュッ、と
窄めてしまうようなそんな感覚でした。
最初は肛門を弄られた違和感が残っているからこんな事を
してしまっているのだろう、と思ったのですが、時間が経っても
落ち着くどころか、ますます不安げになる肛門の感触に、
不安を感じます。これはお薬の効果なのでしょうか?
そのうち、腸がぐるごる、と蠢き出すと、せっせと中のモノを
移動させているように感じました。便がお腹の中を下って
いくような感触があります。
やがて、便が直腸にまで下りてきました。
(やだ、来ちゃった…)
直腸の膨らみ具合から、便塊はかなりの太さを感じさせます。
しかも一週間、しっかりと水分を吸収されて、カチコチに
硬そうです。
次にお尻の穴の内側がむずむずし出すと、じんわりと
肛門の内側の圧力が増してきました。
(あ……うんちしたいかも……)
でも、普段だって、これ位の便意を感じる時はあります。
そんな時は、平気な顔をしていれば、いつの間にか便意は
過ぎ去るものです。
案の定、仕事に熱中していると、便意は消え去りました。
案外、効き目の弱いお薬で、私には効かなかったのかも
しれません。
もしくは、先輩が先程「我慢できない」と言っていたのはウソで、
実は、自発的にウンチを出していたのかもしれないかも、と
思い始めました。
しかし、この期待をあざ笑うかのように、しばらくすると便意が
復活しました。
しかもさっきより圧力は強く、硬めの便がしっかりと
肛門内側を圧迫してきて、肛門がむずむずします。
(あ、…さっきよりうんち、したいかも…。でも、
また我慢していれば、きっと…)
しかし、今度の便意は中々消え去りません。
たまにちょっとは弱まりますが、また数分すると
すぐに、先程より更に強い便意が襲ってきました。
- 69 :
- 「むつきちゃん、お腹大丈夫?」
「へ、平気です!」
とは言ったものの、お腹の中では既に、直腸に下りてきた
硬くて、太めの便がしっかりと、肛門を内側から
押してきています。
お腹の左側の腸が活発に動き出し、内容物を下へ、下へと
押し出しています。
もう便意は明白で、肛門をしっかりと意識して閉じていないと、
内側からの圧力に負けて、開いてしまいそうです。
脚もそわそわと仕出し、落ち着いて仕事が出来ません。
私は、完全に催していました。
(トイレ…おトイレ…うんちしたい…)
ここまできたら、さすがの私も薬の効果を
認めないわけにはいきません。
私はしっかりとお通じを催されてしまいました。
“便通剤”の名は、伊達ではなかったようです。
でも、夕方まで我慢できれば、おトイレでこの便意を解放できます。
間違っても、その前にオムツの中で解放しなければいいだけです。
幸い、ウンチがしたくて落ち着きませんが、
お腹を壊してしまった時のような、我慢できない急な便意ではなく、
普段通りの便意です。
これならば、頑張れば夕方まで我慢できそうです。
こんな便意で先輩はウンチをお漏らししてしまったのでしょうか?
先輩はウンチの我慢が苦手なのでしょうか?
それとも私を納得させるために、わざとウンチをお漏らししたの
でしょうか?
疑問に対する解答は得られませんが、我慢できない程の便意で
無いことは確かです。少々落ち着きはしませんが……
「お薬」といっても、そんなに強力なものなのではないのでしょう。
そう思うと、まだまだ勝算はあります。
ウンチを我慢していると、時間の経つのがすごく遅いです。
「約束の時間まで後どの位?」と、時計を見る度に、
絶望的に時間が進んでいません。
(あー、早く、夕方になってくれないかなー)
と、そわそわしながらしょっちゅう時計を確認しました。
その頃には、尿意も増してきました。
でも、今までみたいに気持ちよくオシッコお漏らしが
出来ません。
オシッコの穴を緩めようとすると、同時に後ろの穴まで
弛んでしまいそうになるのです。
オシッコの穴を、慎重に、慎重に緩めます。
後ろの穴も緩みそうになりますが、
そこは絶妙な力加減で、慎重に下腹部の力を抜きます。
(じわっ……)
尿道に尿が少し流れ込むのがわかります。
(後もう少し…)
最後の一押しに、ちょっとだけ下腹部に力を入れます。
その時です。
若干緩んだお尻の穴を目掛けて、直腸の内容物が、ぐぐっ、と
お尻の穴を押し広げようとします。
(やばい!、ストップ、ストップ!)
あわてて、お尻の穴に力を入れて、全身の力で
搾り切ります。
- 70 :
- 再び、便はお尻の穴の奥へと引っ込んでくれました。
幸い、便が漏れた感触はありません。
念の為に、オムツの上から、肛門のあたりをぎゅっ、と
触って感触を確かめても、硬い塊が出たような感触は
ありません。
しかし、同時に、尿道も思い切って閉じてしまったので、
オシッコも出せませんでした。
ちびっ、と僅かに数滴、オシメを濡らしたに過ぎません。
まるでオシッコの穴と、ウンチの穴が連動しているかのようでした。
せめて、オシッコをして膀胱を空にすれば、ウンチももう少し
我慢し易いのでは、と思いますが、この後何度挑戦しても、
同じことの繰り返しで、膀胱から溢れたオシッコを、
ちびっ、ちびっ、としか漏らすことしかできませんでした。
お昼を食べてお腹が膨らむと、腸が活発に動くせいか、
ますます便意は増していきます。
しかも、今日は運の悪いことに、午後からのお仕事は、
あの曰くつきの広い広いお庭だというのです。
そう、この忌まわしき全員オムツ着用ルールが作られる
きっかけとなったお庭です。
おトイレは期待できません。なんとしても、夕方まで我慢
し通すしか無いのです!
私は先輩の運転するカートに乗せられて、お屋敷から遠く
離れた場所まで来ました。座席では両手を突っ張って
お尻を浮かせて、なるべくお尻の穴に振動を与えないように、
必の我慢をしました。
しかし、なんと広いお庭なのでしょう。
今はそれが恨めしく思いました。
下痢ではないので、お腹が痛くなったりはしません。
でも、常に意識してお尻の穴を強力に締め上げていないと、
うんちがお尻の穴から溢れ出てしまいそうです。
(ウンチ、ウンチ、ウンチしたいよー)
オシッコならば、股間に当てられた布地に吸いとって
貰うだけですが、ウンコをしてしまうと、吸いとっては貰えず、
お尻にあてがわられた布地に受け止めて貰う事になります。
受け止めて貰った結果どうなるかは、
今まで散々オムツランドリーで見てきました。
あんな醜悪なオムツを作ってしまうのです。
それは絶対避けなければなりません。
お腹の張り具合からして、かなりの量が溜まっていそうです。
もしかしたら、あの先輩たちの汚れオシメ以上の
盛り具合を作ってしまうかもしれません。
そんなのは耐えられません。
- 71 :
- 「むつきちゃん、無理に我慢しなくていいんだからね」
「だ、大丈夫です、無理なんてしてませんから!」
そういうものの、相当無理して肛門を引き締めていないと、
もうウンチが溢れ出そうな感じです。
かなりやばい状況に追い込まれてしまったのを感じます。
(ウンチ!ウンチ!ウンチ!ウンチ!ウンチしたいっ!!!)
私の頭の中は、既にウンチの事しか
考えられなくなっていました。
硬めの便がぐいぐいと内側から押してきて、
今にも肛門から溢れ出そうです。
その頃になると、もう放尿に挑戦することも
危険な状態になっていました。
ちょっとでも後ろの穴を緩めてしまったら、大変なことに
なってしまいます。
こうして、長時間の我慢を続けていると、今度は身体が勝手に
息み始めました。
知りませんでした。
人間というのは、限界までウンコを我慢すると、
本人の意思を無視して、お腹が勝手に息んでしまうのです。
こんなにまで便意を我慢したのは初めてなので、
こんなのは初体験です。
身体は“もう排便すべきだ”と判断しているのでしょうか?
お腹にグッ、と力が入ると、勝手にウンコをし始めようと
してしまうのです。
(あぁ…だめぇ‥‥‥‥お願い、出ないで‥‥‥)
私は全身の力を使って、プルプルと震えながら、必に
お尻の穴を締め上げます。
私の腹筋と、私の肛門括約筋の対決のようです。
「ブブッ、ブッブッ、」
もう、おならは我慢できません。
しばらく耐えていると、やがてフッ、とお腹の力が抜けて、
峠を超えます。
「はぁ‥‥‥」
安堵の溜め息を漏らします。
強力な腹筋に対して、長時間我慢のしどおしで疲れきった
肛門括約筋では分が悪いです。
この後、何度も便意は波のように襲いかかり、段々と
お腹の息みは強力になって、波の間隔も徐々に短く
なってきました。
(うーーーーーーーんっ!!!)
「ブバッ、ブスッ!」
おむつの中でくぐもったおなら音を響かせてしまいました。
これは先輩に聞こえてしまったのではないかと、
気が気でありませんでした。
一度などは、本当に漏らした、かと思ったのですが、
ぎりぎり限界の所を我慢仕切れました。
度重なる我慢に汗を書いて、オシメがじっとりと
湿った感じがします。
“便通剤”の名が伊達ではないことがわかりました。
このままでは、本当にお通じをつけられてしまいます。
- 72 :
- (どうしよう…)
自分がもう、我慢の限界に近づいていることを悟りました。
後何度、この波に耐えられるでしょうか?
お尻の穴も疲れてきて、時にフッ、と力が抜けてしまいそうに
なり、あわててキュッ、と引き締めます。
こういうのを何度も繰り返すと、まるで鯉が口をパクパク
させるように、お尻の穴をヒクヒクとさせてしまいます。
やばいです。このままでは間違いなく、先輩のように、
ウンチお漏らししてしまいます。
もし、今からおトイレが許されたとしても、
とてもお屋敷まで我慢できそうにありません。
もう、一刻の猶予もありません。
私は、泣きそうな顔をしながら、どこかに用を足せるような
場所がないか、きょろきょろとあたりを探しました。
唯一、ちょっと離れた物置小屋の陰ならば、
なんとか隠れて用が足せそうです。
しかし、今持ち場を離れれば、目立ってしまいます。
どうしたものか、うろうろそわそわきょろきょろ
していると、
「むつきちゃん、ちょっと悪いけど、あそこの物置小屋まで
行って、バケツを取ってきてくれる?」
- 73 :
-
8.お花摘み
なんという幸運でしょう!
私は暴発しそうなお尻を抱えて、急いで、かつ慎重に足を進め、
物置小屋まで辿り着きました。
遠くの先輩を見ると、こっちを見ていません。
チャンスです!
私はガチャリとドアを開け、中に入るふりをして、
そのままサッ、と物置小屋の裏手に回りました。
やりました! 成功です!
我ながら、忍者のように上手かったと思います。
先輩がこちらを見た所で、物置小屋の中でバケツを
探していると思っている筈です。
目の前には、綺麗なガーデニングが広がり、色とりどりの
花が咲き乱れています。
トイレで無いのは残念ですが、これでオムツにウンチを
お漏らししないで済みます。庭仕事用の物置小屋です、
スコップ位は置いてあるでしょう、最後にそれを使って土の中に
埋めてしまえばお終いです。
よくぞここまで我慢仕切った自分を誉めたい
気分です。間に合ったのです!
(うんち、うんち、うんち!うんち出来る!)
でも、ここで気を抜いてはいけません。
最後の最後で気を抜いて、間に合わずにお漏らし、
という点だけは避けなければなりません。
私はもう一度、震える脚で、うんちの穴を思い切り引き締め、
(だめよ、睦姫! 最後までちゃんと我慢するのよ!)
と気合いを入れました。
でも、身体はそわそわしながら、スカートを捲り上げます。
真っ白なペチコートに映えるように、ベビーピンクの
オムツカバーが姿を現しました。
ミッション系スクールの校章のような立派な刺繍の紋章が、
左腰のあたりで誇らしげに輝いています。
オムツカバーのスナップボタンの近くの布地を掴むと、
慎重に引っ張ります。
急に外して中の布オムツまでばら撒いてしまったら、大変です。
先輩にバレないようにするためには、また同じように
オムツを着けなおさなければならないので、
なるべく綺麗に脱いでおく必要があります。
(グ……)
(あれ…?)
あまりに慎重に引っ張りすぎて、引っ張る力が
足りなかったのか、スナップボタンが外れません。
今度はもう少し力を入れました。
(グイッ!)
(あ、あれ…?)
やっぱりスナップボタンが外れません。
何かスナップボタンが壊れてしまったのでしょうか?
左側は諦め、右側のスナップボタンを先に外しましょう。
(グイッ!グイッ!)
(あれ、あれ…?)
やっぱし外れません。
スナップボタンは両側とも壊れてしまったのでしょうか?
- 74 :
- (うそ…? 脱げない…?)
顔が蒼ざめました。
スナップボタンが外れなければ、オムツが脱げません。
しかも、もう、ウンチはすぐそこまで来ているのです。
ここで外れなかったら、大変なことになってしまいます。
私は、お漏らししないよう慎重に、かつ思いっきり力を入れて
引っ張りました。
(ギューーーーーーッ!)
(お願いっ!!外れて!!外れて!!!)
いつもオムツ替えの時に、先輩が外してくれた時に聞いた、
“パチッ、パチッ”という聴き慣れた音が一向に現れません。
他のスナップボタンを外そうとしましたが、やっぱり同様に外れません。
(うそ…どうしよう…?)
私は絶望感で目の前が真っ暗になりました。
ようやくトイレに辿り着いたのに、個室が一向に空かない気分です。
このままオムツが脱げなければ、オムツにブリッ、とやっちゃいます。
(オムツが脱げない…どうして…?)
(脱げない…?…そうだ!)
閃きました。
スナップボタンが外れなくも、無理矢理脱いでしまえばいいだけです。
私はオムツカバーの腰のフチの両側に親指をかけると、
グッ、と下に力をかけました。
(グッ、ギリギリギリ…)
布オムツでパンパンなので、流石にキツイです。
(後もうちょっと…)
しかし、幾ら頑張っても、後もう少しの所で
オムツカバーのウエスト部分が腰骨にひっかかって
しまいダメでした。左右別々に通過させようとも
しましたが、やはり後もう少しの所でダメでした。
これ以上無理をしてしまったら、お腹に圧力を
かけてしまい、大変な結果を招いてしまいつす。
そうしている間でも、徐々に便意は高まり、
もう、お尻の穴がこじ開けられそうです。
(出ちゃう、出ちゃう、ウンチ出ちゃう!)
こうなったら、もう恥も外聞もありません。
無理矢理股間の所をずらして、お尻の穴だけだけも
露出させて、そこからウンチをするしかありません。
オムツカバーの裾に指を掛けると、思いっきり引っ張ります。
(ギューーーーーッ!)
裾には、腿に密着させるようにゴムが入っており、
少しは伸びます。
開いた裾から、中の白い布オムツが覗きます。
(お願い、もっと伸びて!)
しかし、裾は必要以上には絶対に伸びず、
とても、ワンピースの水着の股間の布をずらして
オシッコをするかのような状態までも、到底到達できません。
しかも、自分が出したいお尻の穴は、オシッコの穴の
更に奥の谷間にあり、しかも、布オムツに幾重にもガードされた
向こう側にあるのです。このままでは、絶対にお尻の穴を
露出させることはできません。
(やだ、うそ、信じられない、なんなの、このオムツ!!!)
(お願い! どっかでいいから開いて!
少しでいいから脱げて! どこか、どこかないの!!!!!)
(あーーー、ウンチ!、ウンチ漏れちゃう!)
私は狂ったかのように、あちこち引っ張ったり、
無理矢理脱ごうとしたり、裾を伸ばそうとしたり、
色々なことを繰り返しました。
- 75 :
- 「あらあら、道理で遅いと思ったら、お仕事をさぼって
お花摘みとはお行儀の悪い子ね」
ハッ、と手を止めて振り向くと、そこには先輩が立っていました。
オムツを外すことに夢中で、先輩が近づいている事さえ
気付きませんでした。
「新人メイドの考えることなんて、大抵お見通しよ。
ウンチがしたくてそわそわしてる子を物置小屋に
行かせたら、みんな裏手に周ってお花摘みをしようとするわ」
「わたし、お花なんて摘んでいません!」
「ふふ、山とかトイレの無い場所で、女性が用便を足すことを、
“お花摘み”っていうのよ。丁度お花畑の中でしゃがんでいると、
まるでお花を摘んでいるように見えるからね。
お花を摘んでいるかのような姿で、その実は下半身をさらけ出して、
オシッコをバラ撒いて、ウンチを捻り出している最中なんて、
笑っちゃうわよね。
今のむつきちゃんも、お花畑を目の前にして“お花摘み”を
しようとしていたんでしょ?」
大きく捲くれ上がったスカート、露(あらわ)にはだけたペチコート、
ピンクのオムツカバーに手をかけ、今まさに脱がんとしている姿では、
何を言い訳した所で、説得力がありません。
「お花、摘みたいんでしょ?」
私は顔を赤らめて、コクリ、と無言で頷きました。
ここまで来て、隠しだてはできません。
「いいわよ、好きなだけ摘んで。その格好を見る所、
もう我慢できないんでしょ?」
なんと、先輩から“お花摘み”の許可が出ました!
「見ててあげる、と言いたい所だけど、私は向うで
待っているから」
と、先輩はきびすを返します。ここで、先輩を逃がして
しまったら、もう完全にアウトです。ウンチオムツです!
「待って下さい、先輩! 困っているんです、オムツカバーが
脱げないんです! ほら、スナップボタンが壊れちゃったんです、
これじゃ、オムツ交換ができません!」
私は、必の思いで先輩に助けを求め、スナップボタンを
引っ張っても外れない所を見せました。
少なくとも、オムツが壊れているのであれば、何とかして
くれるのは先輩しかいません。
「無理よ、そのオムツカバーは専用のマグネットキーが無いと、
スナップボタンが外れない構造になっているの。
今まで気づかなかった?」
そういえば、私はオムツ交換の時、恥ずかしくて、
いつもスカートかお布団で顔を覆っていました。
先輩がそんなものを使ってオムツカバーを開けていたなんて、
気づきもしませんでした。
- 76 :
- 「そもそもそのオムツカバーは、三次元レーザースキャナで採寸して、
むつきちゃんの下半身にぴったり合せたサイズに作られているわ。
勿論、布オムツの厚さも計算に入れた上でね。
しかも、腰回り・腿回り・前あてのフチは、無理矢理引っ張っても
伸びないようにケブラー繊維で補強されているの。
柔らかくてしなやかな極細ワイヤーが入っている、と思ってもいいわ。
まぁ、ゴリラが引っ張っても千切れないわね。
いるのよね、新人メイドで無理矢理オムツを外そうと
オイタをしちゃう子が。今のむつきちゃんみたいに。
ま、その楯マークは伊達ではない、って事ね」
(楯マーク…?)
あ!思い出しました! オムツカバー左上の腰部に目を落とすと、
まるでミッション系スクールの校章のような立派な紋章の
刺繍が目に入ります。
よく見ると、これは楯をモチーフにしたマークだったということが
わかりました。
ありとあらゆる外的攻撃から、私の下半身をがっちりとガードする
象徴だったのです。
私は絶望しました。これは“オムツ”という名の貞操帯です。
私の下半身は、がっちりと密封され、ガチャリ、と鍵を
かけられてしまったのです。
先輩は、私がウンチをしたいことを知っていて、
私が物置小屋裏手で用を足そうとすることも知っていて、
私がオムツを外そうとすることも知っていて、
それでも全て承知の上で、私を物置小屋に行かせたのです。
私は、全て先輩の掌で踊っていたにすぎなかったのです。
私の下半身のライフラインは、“オムツ”という名の貞操帯で
しっかりとブロックされ、許可が無ければ開くことはありません。
今、開いて貰わなければ、その先に待っているのは
惨めで汚いウンチお漏らしです。
「今まで見てきた子たちは、オムツを外そうとしても外れない絶望の中、
我慢仕切れずにそのままウンチお漏らしを始めちゃったんだけど、
ここまで我慢出来たのはむつきちゃんが初めてね。
余程我慢強いのね。これは自慢していいわよ。
ご褒美あげなくちゃね。何がいい?」
今の私にとって、最大のご褒美は、何といっても
“おトイレ”です。でも、お屋敷に戻るまでは到底持ちません。
このウンチが間に合わない状況の中で、とにかく、窮地から
救ってくれるのは、先輩しかいない筈です。
もしかしたら、こういった時のために、物置の中に、
携帯トイレの一つ位、置いてあるかもしれません。
「せ、先輩、助けて下さい! もう、漏れそうなんです!」
私は泣き顔でお願いしました。
「あら、何を助ければいいの?」
「このままでは、ウンチできません!」
「おトイレ行けなくて辛いのね?」
「はい…」
「わかったわ、私が楽にしてあげる。ほら、こっちおいで…」
(やった!、オムツカバーを開けて貰える!)
私は、先輩に言われた通りに、身を託しました。
これでウンチお漏らしをしなくて済みます。
あの醜悪なウンチオムツを作らないで済むのです!
- 77 :
- 先輩がオムツカバーを外しやすいように、
私はスカートとペチコートを捲くって、
オムツカバーを露出させました。
「お願いします…」
先輩は私の後ろに周ると、後ろから手を伸ばして、
私の下腹部をそっと包み込むようにあてました。
「かわいそう、こんなにお腹張っちゃって…」
先輩は掌をゆるゆると“の”に動かし、お腹のマッサージを
始めました。
「だ、だめです、今刺激しちゃダメです!」
「え?こう?」
そういうと、今度は、グッ、グッ、と力強く左側の下腹部を
重点的に揉み扱き始めました。
左側下腹部を揉み扱かれると、大腸でウンチが絞られ、
押し出されそうになってしまいます。
「ブッ、ブスッ、」
あまりに急な刺激に、おならが漏れてしまいました。
「あ、あ、ダメですって、先輩、出ちゃいます、
出ちゃいますって!」
「え?ウンチが出ないから辛いんでしょ?
だから、出しちゃえば楽になるわよ?
最初は誰でもオムツにウンチ、しづらいんだよね。
大丈夫、お姉さんにまかせて」
失敗でした。楽にしてくれるどころか、最後の一線を
超えるためのお手伝いをしてくれる、というのです。
先輩から逃げ出そうとしましたが、腰の部分にしっかりと
腕を回され、振りほどけません。
ここで無理してお腹に力を入れたり、圧力を加えて
しまっては、もっと大変な事になってしまいます。
先輩の手は恥丘の少し上のあたりで止まると、
また新たな発見をしました。
「あら? こんなに膀胱も張っちゃって…?
まだオシッコもしてなかったの?」
私は無言で頷きました。オシッコの穴を開放してしまったら、
後ろの穴も同時に開きそうなので、満足にオシッコも
出来なかったのです。
「そう、オシッコもウンチもこんなに我慢しちゃって
かわいそう。じゃあ、オシッコしましょうか?
そうすれば、少しは楽になるでしょ?」
「シー、シー、オシッコ、シー、」
先輩は、初めて私がおむつオシッコをした時のように、
耳元で囁き、私のオシッコを促します。
「先輩、オシッコ、オシッコ出ちゃいます!」
「いいのよ、さぁ、オシッコして楽になりましょう」
「ダメです、オシッコしたら出ちゃいます!」
前の尿道が弛んだら、後ろの肛門まで弛みそうな私は、
尿道の解放を頑に拒みました。
「何が出るというの? オムツをしているから、
ウンチでもオシッコでも下り物でもお股から出るものは
何でも出していいのよ、むつきちゃん。
オムツがぜーーーんぶ受け止めてくれるわ」
- 78 :
- だめです。全部出しちゃったらダメなんです。
特にウンチはダメです。ウンチはおトイレでするものです。
ウンチを出してしまったら、どんなオムツを作ってしまうか。
オムツランドリーでの“あの”醜悪なウンチオムツを
思い起こすと、私はまた全身の力を込めて
肛門を引き締めました。
あれは年頃の女の子が作っていいものではありません。
先輩は、そんな私の尿道のあたりを、くすぐるように
マッサージを始めました。追加されたその刺激に、
私の尿意はMAXに昂(たか)ぶります。
「さ、イッちゃいなさい」
そういって、先輩は、膀胱のあたりをグイッ、と
力強く押しました。
これには私の尿道も堪らず、一気に解放してしまいました。
ジュワーーーーー、とまるで壊れた蛇口のような勢いで
オシッコが放たれます。
「あ、あ、あ…」
我慢に我慢をした挙句、強制的に促された放尿は、
普段の放尿とは一段と違った気持ちよさがありました。
「いいのよ、むつきちゃん、一杯チッチしまちょうね〜」
「チッチ、気持ちいい…」
私は先輩の赤ちゃん言葉に誘われるように、
赤ちゃん言葉で答え、惚けた顔で放尿を続けました。
しかし、その夢心地もそう長くは続きませんでした。
とうとう、私の恐れていた事態が起ったのです。
オシッコで弛んだ前の穴に連動するかのように、後ろの穴の
我慢も効かなくなってきました。
尿が勢いよく尿道を擦りながら出てくると、
後ろの穴も、それに誘われるように、
開いてしまいそうな誘惑にかられます。
私はオシッコを豪快に漏らしていると、
締め付けの緩くなった肛門を押し広げるように、
ウンコが溢れ出てしまいそうです。
オシッコを止めようと、尿道を引き締めますが、
もう止められません。
オシッコの穴を閉じることができないと、
後ろの穴も閉じる力が入りません。
「あ、ぁ、ぁ、ぁ……、だめ、だめ、ウンチ、ウンチ出ちゃう‥‥‥」
「そうよ、オシッコが出ると、次はウンチが出るのよ。
女の子の身体はね、尿道括約筋と膣括約筋と肛門括約筋は
ぜーんぶ連動しているの。尿道括約筋が緩むと、
自動的に肛門括約筋も緩んで開いちゃうわ。
しょうがないわよね、女の子なんですもの」
午前中に、どうしてもオシッコだけが出せない理由が
わかりました。多分、あのまま強引にオシッコを
していたら、間違いなく後ろの肛門も同時に開いて、
中の恥ずかしい塊を押し出していたことでしょう。
逆に言うと、先輩にオシッコをお漏らしをさせられた時点で、
私のウンチお漏らしは決定していたのです。
このままでは、あの醜悪なウンチオムツを作ってしまいます。
- 79 :
- 「お願い、オムツ、オムツ嫌なの、オムツ汚しちゃう!」
「あら?そんな事気にしていたの? いいのよ、
幾らでもオムツ汚して。ウンチでおむつを汚すのも、
私たちメイドの仕事の一つと思っていいのよ」
私の言いたい事は一向に伝わりません。
こうなったら、溢れる危険性を伝えるしかありません。
「違うの、一杯、一杯出そうなの!」
「大丈夫、オムツがみんな受け止めてくれるわ。ほら」
そういうと、今度は先輩の掌は、私のお尻の穴から
出てくるウンコを受け止めるように、オムツの上から
あてがわれました。
「だ、ダメ、先輩、そんな所に手を置いちゃダメです」
「あら、どうして?」
「き、汚いです、これから私…」
「大丈夫よ、むつきちゃんの身体から出てくるものに
汚いものなんてないわ」
そんな押し問答をしていると、肛門への注意はますます
おろそかになり、「ぷすぅ〜〜」と静かなおならが
出てしまいました。
おならだけで済むかと思ったら、そのおならは
そのままウンチに繋がっていました。
内側からの便の圧力に負けるように、肛門が大きくグワッと
広げられます。
「あああああ、だめ、出る、でる、出ちゃう!」
多分、肛門から完全に便の頭が覗いている状況でしょう。
こうなると、もう肛門を閉じる事もままなりません。
オムツの中が大ピンチです。
「あ、あ、あ…ウンチ、ウンチ出ちゃいます、先輩、助けて!」
「あらあら、オシッコしながら一緒にウンチなんて、
むつきちゃんは欲張りな子ね。でも大丈夫、むつきちゃんは
オムツをしっかり着けている偉い子だから、大丈夫。
ウンチもオシッコも、ぜーーんぶ、オムツが受け止めて
くれるわ。さぁ、いい子だからウンチしましょうね。
はい、う〜んち! う〜んち! う〜んち!」
悔しいことに、先輩の掛け声に合わせるように、
広げきった肛門からズリズリと硬い便が少しづつ
滑り落ちてきます。肛門はギチギチまで限界に広げられ、
ゴリゴリゴツゴツとした便が肛門を摩擦していきます。
「イヤ、イヤ、ウンチ、ウンチ出てる‥‥‥」
私はそれを押し止める事が出来ませんでした。
肛門は大きく広がり、完全にウンコを咥えています。
「あらあら、これはまた、硬くて太いのが出てきたわね。
ほら、こんなにゴツゴツして!」
先輩は、オムツの上から、私の排泄物の様子を
チェックしています。
「や、ヤダ、出てる、ウンコ出てる…」
じりじりとウンコの頭が肛門から顔を出し、伸びていきます。
実際に硬くて太いウンコを肛門に挟むと、嫌が応にも
“自分は排便中”ということを意識させられます。
(やだ、アタシ、オムツ穿いたままウンコしてる…)
ズリズリとゆっくりとウンコが滑り落ちていきます。
今は暴発しないように、なんとかギリギリの所で
押し止めていますが、お腹の筋肉はヒクッ、ヒクッ、と痙攣し、
力を入れたがってます。お尻の穴を閉じられない今、
お腹に力が入ってしまったら大変です。
- 80 :
- 腹筋の痙攣が止まりません。
(ヒクッ、‥‥‥ヒクッヒクッ…)
「ぁ、あ、だめ…」
“腹筋”は“私”という持ち主の意向を無視すると、
勝手に収縮を始めました。
私は息んでしまったのです。
(いやーーーん、だめぇーーー)
お腹にぐぅぅぅぅ、と力が入ります。
「うぅぅぅぅぅーーーーん…」
私は両手をグーにすると、思いっっっきり息んでウンチをしていました。
そこに我慢の余地はありません。肛門も尿道も全開です。
「ムリムリムリムリムリムリムリムリムリ、ブバッ!」
肛門をゴリゴリと摩擦しながら便が勢いよく、
滑り落ちて行きます。
「いやぁーーー、ウンチいっぱい出てるーーーー」
勢い良く出たウンチは、オムツに当たって跳ね返って暴れて、
まるで生き物のようにグネグネウネウネと蠢(うごめ)きます。
「凄い勢いね」
暖かくて、湿っていて、軟らかいけど微妙に硬くて、ニチャ、っと
していて、オシッコお漏らしとは比べ物にならない位、
泣きたくなるほど情けない感触がお尻に広がります。
まるで自分が幼女に戻って粗相したかのような気分に
なってきます。
最初のウンチの後にも、身体が第二弾、第三弾、と息む度に、
私の肛門は面白いようにウンチを吐き出しました。
吐き出す度に、オムツは重く丸く膨らみ、臀部の汚れが
広がるのを感じます。
オムツから漏れ出した便臭も、辺りに漂い始めています。
最初に聞いた「絞り出す」という言葉が決してオーバーでない
事を感じました。私はギュッ、と押されたマヨネーズのチューブの
ように、大腸からウネウネとウンチを絞り出しています。
「あらあら、凄い量ね。でも大丈夫、みんなオムツの中よ。
よかったわね、オムツしていて」
私は先輩に後ろから抱きかかえられながら、
夢心地で幼女のようにウンチでオムツを汚しました。
「ウンチ、ウンチ、気持ちいい…ウンチ、止まらない…」
「そうね、いい子ね、ウンチ一杯しましょうね」
惚(ほう)けた表情をしていると、
「ね?ウンチ、気持ちいいでしょ?」
先輩は私がこうなってしまう事を、
全て予測していたのかもしれません。
「あら? もうウンチ終わり?」
私はフルフル、と横に首を振りました。
ウンチは途切れましたが、まだお腹の中には残っていそうです。
目をつむってしばらくすると、また便意が起ります。
「ん……ぅんーーーー‥‥‥」
まだモリモリと出ます。それでも最初に出たウンチよりは、
幾分軟らかめですが、それでもしっかりとした感触がします。
「んはぁ……はぁ、はぁ‥‥‥」
度重なる息みに、息も上がります。
それでも容赦なく、次の息みが襲います。
「うーーーーーーーーん」
肛門は大きく開いて、腹圧も十分かかっていますが、
もう中身が出てきません。
- 81 :
- 「もう、出なぁい‥‥‥」
私は先輩にウンチの終了を告げました。
長時間、我慢に我慢を重ねた私は、身体が疲れきって
ぐったりしてしまいました。ウンチを我慢することが
こんなにも疲れることとは知りませんでした。
そして、こんなにも疲れたウンチは初めてでした。
「そう、よく頑張ったわね。偉いわよ、むつきちゃん」
ウンチをして誉められたのも初めてです。
先輩は、上気した私の頬をやさしく掌で撫でてくれました。
お腹はすっきりしましたが、オムツの重さが尋常ではありません。
ウンチがぬるぬると臀部を撫でる感触が気持ち悪く
私はへっぴり腰にがに股になりながら、オムツランドリーに
連行されました。
「さぁ、むつきちゃんの記念すべき初ウンチね。
どんなのを出したのかしら? ワクワクするわ」
ベッドに寝て、股を大きく開いて、オムツカバーを晒した私は、
嬉しそうな先輩という料理人を前に、
まるでまな板の上の鯉の気分でした。
これからマグネットキーというナイフで開かれ、
オムツの中身を解剖されてしまうのです。
ウンチをする前は、あんなにも開いて欲しかったオムツが、
今は、こんなにも開いて欲しくありません。
オムツの中には、自分の恥ずかしい塊が一杯詰まっているのです。
「パチッ、パチッ、」
一つ一つ、マグネットキーでスナップボタンが外されていきます。
先輩が嬉しそうにオムツカバーの前あてを開きます。
「うわっ、凄い…」
まだ前あてを外されただけだというのに、
先輩の視界には何が映っているのでしょうか?
先輩は私の股間と私の顔を交互に見比べています。
先輩の顔が直視できずに、視線を横にずらします。
「バリバリッ」
続いて、横羽根部分もマジックテープの音と共に開かれました。
腰回りの圧迫感が薄れました。
これで私の下半身を先輩の視線から守ってくれているのは、
頼りないオムツ布だけです。
そして、先輩の指が股布にかかると、そっ、と引き剥がされます。
「じゃーん、ご開帳ー!」
周りに漂う私の便臭が、一気に濃くなりました。
「うわー、いーーーーっぱい、出てるよ、むつきちゃん」
先輩は何処からか大きめの鏡を持ってくると、嬉しそうに、
私の汚したオムツの惨状を、寝ている私にも見せてくれました。
私は、他の先輩方に負けるとも劣らない、いや、それ以上の
凄いウンコオムツを作り上げていました。
カエルのように脚を広げた恥ずかしいオムツ替えの姿勢で、
べっとりと茶色く汚れた臀部に、その下には大量の硬そうな糞便。
便塊は、お尻の割れ目の形に沿うような形にかたどられているので、
オムツの中で出してしまった事がよくわかります。
どこをどう見ても、恥ずかしくて汚らしくて惨めな
ウンチお漏らしの末路です。
おトイレまでウンチを我慢出来なかった子です。
信じたくはないですが、鏡は正直に私の惨状を映し出していました。
- 82 :
- 「じゃあ、記念撮影ね」
そういうと、先輩はエプロンのポケットからデジカメを出すと、
ストロボを光らせ、何枚も写真を撮り始めました。
「や、やめて下さい、先輩!」
「かわいいかわいい、私のむつきちゃんの初ウンチオモラシだもの。
これが記念撮影せずにはいられないでしょ?」
こうして私は、これ以上は無い、という位恥ずかしい姿を写真に
収められてしまいました。
「さぁ、これでお終いね」
なんと先輩は、オムツを交換してくれる事なく、
そのままのオムツで私の股間を包もうとするのです。
再度、股布があてられると、一度離れた便が、
再びお尻にくっつきました。
「いやぁぁぁぁぁぁぁ」
冷え切った便がぬちょりと、お尻に吸いつく感触は、
それは、それは、とてもおぞましい感触でした。
先輩は手早くオムツカバーを閉じてしまいました。
(あっ!やばいっ!)
「い、いやぁ!」
私はあわてて、前あてを閉じられる前に、開こうとしました。
「、パチン。」
しかし、時既に遅し、私が気付いた時には、
先輩が最後のスナップボタンを止めた後でした。
「いや、やだっ!」
前あてを引っ張って外そうとしますが、ビクともしません。
このまま先輩がおむつ交換をしてくれなければ、
永遠にウンチオムツのままです。
永遠にウンチオモラシっ子のままです。
オムツからは臭い匂いを放ちながら、お尻とお股を常にウンチに
撫でられ、身の毛もよだつ気持ち悪い感触を我慢しながら
仕事をしなければならないのです。
- 83 :
- 「やだ、お願い、外れて!」
グイグイ引っ張った所で、やはり外れません。
燦然(さんぜん)と輝く盾のマークが恨めしいです。
「せ、せぇんぱぁい…」
私は前あてを引っ張ったまま、泣き顔で先輩を
見上げました。
先輩がなぜにこんないじわるをするのかがわかりません。
「ん?どうしたの?」
先輩がことさらにこやかに答えます。
「オムツ、オムツを交換して下さい…」
「あら、どうして?」
「オムツが気持ち悪いです…」
「どうして、オムツが気持ち悪いの?」
「それは…睦姫がウンチをお漏らしして、オムツを
汚しちゃったからです」
「そうね、ウンチでオムツを汚すと、とっても気持ち悪いわよね。
でもね、このお屋敷でメイドとして生活する限り、
ウンチにオムツは避けられない事なの。
メイドだって人間だもの、食事をすれば、ウンチだって一杯出るわ。
それをあなたはイヤイヤそうに洗濯して、挙句の果てに
自分だけオムツを外してウンチしようだなんて…」
「ごめんなさい、先輩ごめんなさい…」
オムツランドリーでの洗濯の態度を、先輩からはしっかりと
チェックされていたのです。
「むつきちゃんは、とてもいい子だけど、その点だけが
気になっていたの。
むつきちゃんだって、メイドである前に人間だから、
ウンチするでしょ?
ここで生活していれば、一週間に一度は、定期的に
お通じを付けて貰えるわ。
その時に、私たちは、お尻にあてがわれたオムツに
ウンチを受け止めて貰うしかないの。
その汚いウンチオムツをお洗濯する人が居なければ、
今のむつきちゃんみたいに、ずーーーーっとウンチオムツを
着けたままになるのよ? いい?」
「ごめんなさい、これからは睦姫もきちんとオムツにウンチします。
睦姫も汚いウンチオムツを作ってしまうので、
先輩方のウンチオムツも分け隔たることなく、
心を込めて洗濯します、ごめんなさい、ごめんなさい、
ぐずっ、ぐずっ、ひっ」
最後の方は泣きながら謝っていました。
「わかってくれればいいのよ、
ごめんなさいね、厳しいこと言って。
でも、新人メイドはみんな通る道なのよ」
その後に交換してくれた、まっさらな布おむつは
今までで一番気持ちのいいオムツでした。
(おむつって気持ちいい……!)
- 84 :
- 一方、私が作ってしまった恥ずかしいウンチオムツは、
お股に挟まった形のまま、便塊ごと、おまる便器に入れられると
蓋を載せられ、二段押しワゴンの棚に並べられました。
名前付きのオムツカバーは別途洗うので、オシメ布洗濯時に
誰のウンチかを知られることはないですが、私の恥ずかしい塊は
他のメイドさんの目に晒されてしまうのは確実です。
「あら、おたくの花嶋さん、ウンチの日だったの?」
香澄先輩と、他の先輩メイドさんとの間で世間話が始まりました。
「そうなのよ、“オムツにウンチできない”って
駄々こねちゃって大変だったのよ」
「新人はいつも恒例ねー」
「オシッコも溜まっていたようだから、オシッコを先にさせたら、
案の定、ウンチまでムリムリッ、って吐き出したわ」
「そうねー、オシッコとウンチの両方を限界まで我慢しちゃったら、
どっちか片方だけ出すなんて器用なことできないもんねー、女の子は(笑)
香澄も上手い手を考えたものね」
「あの子ったら、本当に限界まで我慢しちゃっているものだから、
一旦出始めたら、面白いように次から次へとウンチ出しちゃって、
ほら、こんなに一杯!」
香澄先輩がおまるの蓋をあけて、私のウンチの量を自慢します。
「うわ、すっごい量ね、この子。こんなに一度に沢山出したら
さぞや気持ち良かったろうねー」
「そうそう、最初はあんなにオムツにウンチを嫌がっていたのに、
一度出始めたら『ウンチ気持ちいい、ウンチ止まらない』って
言いながら、恍惚した表情で垂れ流していたわ。
ホント、見せたかった位よ」
「いいなー、私も後輩メイド欲しいなー。
お腹をギュッ、と押して私の手でウンチ出させてあげたいなー」
「そうよね、排便訓練は後輩のおむつ教育で一番の醍醐味よね。
そわそわしちゃって明らかに催しているのに、
最初は『平気です!』なんて強がり言っちゃって、かわいいの!
それが我慢できないような便意とわかると、
段々と弱気になってきちゃって、
まるで雨に打たれた仔猫のようだったわ。
もー、見るからに“苛(いじ)めて光線”出しているの。
そして我慢の限界でプルプルしている所に、最後の一押し‥‥‥
異音と共にモリモリ膨らむオムツ、オムツから漏れる異臭‥‥‥
『あー、やっちゃったー、』っていう絶望の表情。
あー、考えただけでゾクゾクするわ!
あー、もう一回私の手でウンチお漏らしさせたいっ!」
「香澄って、そういう所、結構、ドSよね」
「そんなことないって、みんな好きなんでしょ、こういうの?」
「えへへ、そりゃ、まぁね」
私の恥ずかしいウンチオムツをネタにして、
女の井戸端会議は途切れることなく続きます……
(続く)
次回「9.先輩のおむつ教育」
- 85 :
- うぽつ
後輩がピンク地に盾のアップリケ?
先輩がレース物
って感じなのかな?
もっと可愛くキャラ物とかあってもいいと思います!
画力があれば柄とかデザイン込みでイラスト化してみたいぜ
- 86 :
- otsu
期待の星だな
- 87 :
- レズシーンもほすい
- 88 :
- gj
このスレ350いくかな
- 89 :
- GJ!!!
- 90 :
- (閉鎖社会におけるメイド達の排泄管理〜見習いメイドのおむつ日誌〜)
※汚物表現を含みます。ご注意下さい。
9.先輩のおむつ教育
4月14日
そして、一週間はまたたく間に過ぎ、
私は2回目の“ウンチの日”を迎えてしまいました。
直腸内に“便通剤”という名の時限爆弾を埋め込まれると、
パチン、パチン、と決して自分で開く事はできない前カバーが
先輩の手で閉じられていきます。
薬の効果は、一週間前の出来事で、身にしみてわかっています。
そこに“もし我慢できたら”などとという、ifの世界はありません。
入れられたら最後、絶対にお通じをつけられてしまいます。
そして、自分でオムツを開く事ができない以上、何時間か後の私は、
間違いなくオムツの中で排便行為をしている筈です。
限界に開かれる肛門、ウネウネと蠢く便塊‥‥‥
この前のオムツ排便を思い出すと、ドキドキしてきました。
またしても、私はオムツの中にウンチをやってしまうのです。
それが定められた運命かと思うと、まるで自分が
“悲劇のヒロイン”になったかのような気分でした。
オシメ姫ならぬ、ウンチ姫です。
:
:
(やだ、どうしよう、来ちゃった、どうしよう‥‥‥)
“どうしよう”と言った所でどうしようもありません。
私は便意を催すと、この前の気持ちのいいウンチお漏らしを
思い出してしまい、お股が濡れ出すのを止める事が
できませんでした。
オムツというのは、幾らフィットしているとは行っても、
普通の下着程、身体の動きについていくわけではありません。
特に、股間の辺りは、歩いたり、動いたりする度に、
ぬるぬると気持ち良く股間を撫で上げてくれます。
(やだ、感じてきちゃった……)
便意を催すと興奮して、ぬるぬると濡れた股間の布が股間を舐め回す、
便意を我慢すればするほど、快感が高まる、快感が高まれば一層
股間がぬるぬるになって気持ちいい、という快感のスパイラルループが
出来上がっていました。
その後も便通剤は順調に効果を果たし、私を徐々に徐々にと、
我慢と快感の崖っぷちへと追い込んでいきます。
:
:
(どうしよう、どうしよう、ウンチ出ちゃう、)
幾ら我慢した所で、結果は同じなのです。
これ以上我慢するのも辛く、ずーーーと、絶え間なく便意を
感じている、というのも落ち着かないものです。
私は意を決して、お尻の穴を緩めました。
すぐに肛門は内側から強引に押し広げられると、
恥ずかしい中身が溢れ出てきます。
- 91 :
- お尻にあてがった布にウンチを受け止めて貰う、という行為は、
やはりオシッコを吸いとって貰うのとはかなり違います。
ニュクニュクと便が出て、お尻とオムツの間の隙間に
溜まっていきます。
その感触は、いかにも“ウンチをお漏らししている”と
いうのを実感させてくれます。
お尻に広がる生暖かい、泣きたくなるほど情けない感触。
(やだ、アタシ、ウンチ、ウンチお漏らししている……)
完全に我慢の限界を超えてしまった前回と違い、
もう少し我慢しようと思えば出来ただけに、初めて自分の意思で
するウンチお漏らし。
ずっしりと重くなっていくオムツ。
スカートの上から手をあてると、情けないほど、もっこりゴツゴツ
ほっこりと膨らんだオムツ。
そして歩くと、お尻と股間を舐め回すウンコの感触が、
何とも言えず気持ち悪いです。
「せんぱぁい、ウンチお漏らししちゃいました…」
先輩は私の後ろに周ると、スカートを捲くりあげました。
スカートの中に篭(こも)っていた便臭がぷぅん、と周囲に広がります。
「くちゃい、くちゃい、
うわぁ、こんなに一杯出しちゃったんだね。
偉い、偉い」
「じゃあ、今日は一人でウンチできたからご褒美ね」
やばいです。香澄先輩の“ご褒美”はいつもろくな結果になりません。
「わ、私、ご褒美いりませんから…」
「ほら、遠慮しないで、悪いようにはしないから」
先輩は私の言葉を無視すると、不様に膨らんだオムツのお尻の部分に
手をあて、微妙に前後左右に揺らし始めました。
「せ、先輩、気持ち悪いですぅ…」
「ホント? でもここはそうは言ってないわよ?」
と、尖った乳首を摘まんでくりくりと弄くり回します。
普段ならば、おぞましいようなお尻のウンチの感触も、
ウンチお漏らし前に十分出来上がってしまった私の身体には、
気持ち悪いけれども、逆にそれがとっても気持ちのいい感触でした。
「ね? ウンチをしている最中だけでなくて、
出した後も気持ちいいのよ?」
先輩が中のオムツを動かす度に、オムツの中のウンチが
お尻と大陰唇を舐め回して、勃起して敏感になった
クリトリスをぬるぬると刺激します。
お漏らし前の私の蜜で濡れただけのオムツ布とは
比較にならない気持ちの良さです。
(だめ、ウンチなんかで感じたらダメ、ウンチで
感じたら本当に変態になっちゃう…)
しかし、私の思いとは裏腹に、身体はヒクン、ヒクン、と
反応してしまいます。
- 92 :
- 「ほらほらほら、ウンチ気持ちいいね〜?」
先輩は攻めの手を緩めません。
「だ、だめです、先輩、ダメです‥‥‥」
「何がダメなの?」
「変です、身体が変になっちゃいます」
「いいのよ、変になって。むつきちゃんはお股をウンチで
擦(こす)られると、変になっちゃう変態娘だもんね」
(お、お願い、それは言わないで……)
「あ、あ、あ、‥‥‥‥アッ、アーーーーッ!」
快感が極限まで高まると、身体がビクッビクッ、と痙攣し、
キューーーーッ、と全身に強い力が入ります。
頭は真っ白になって身体中を強い幸福感が駆け巡ります。
私は立っていられなくなり、先輩に抱きかかえられました。
「あらあら、イッちゃったのね、かわいいわね」
私は、ウンチで初めてイッてしまったのです!
気づいた時には、ベッドの上で、ひっくり返された
カエルのように不様に両脚を広げ、肛門丸出しの状態で
お漏らし跡を晒していました。
オムツの端である程度拭った後は、おしり拭きシートで
襞の間まで念入りに拭かれ、感染症防止に膣に座薬を
入れてくれました。
仕上げに、蒸しタオルで良く拭かれてさっぱりしてから
シッカロール→オムツ、といつものコースです。
汚したお尻を赤ちゃんのように先輩に綺麗にして貰うのは
とても気持ちが良く、ウンチをお漏らしして良かった、と
思いました。
4月21日
先輩からウンチの快楽を刷り込まれると、
次のウンチの日には、とうとう便通剤の座薬を見せられただけで、
あそこを濡らしてしまう身体になってしまいました。
(パプロフの条件反射‥‥‥)
中学の時の理科の授業を思い出します。
空腹時に餌を見ると涎を垂らす犬のように、
私はお腹が張っている時に便通剤を見せられると、
下のお口から涎を垂らしてしまうのです。
股布がジュン、と熱くなりました。
薬が効いてきて、便意を催した時点では、もうアソコは
トロトロジュクジュクでした。
(やだ、ウンチ我慢しているだけなのに、どうして
こんなに気持ちいいの…?)
便意+ぬるぬるオムツの股間撫で上げ+この前の思い出し興奮
のコンボの前に、便意を我慢しているだけで私の身体は
すっかり出来上がってしまいました。
お漏らし寸前の状態となると、もう身体が
勝手にピクッ、ピクッ、と反応してしまいます。
そして高まる便意‥‥‥
私は“ウンチのお時間”が来たのを悟りました。
(あぁ、これから私は情けなくて恥ずかしい、
あのウンチオムツを作っちゃうんだ‥‥‥)
その思いが最後の興奮に拍車を掛けます。
- 93 :
- そしてググッ、と肛門が押し広げられると……
「ぁ、ぁ、ダメ‥‥‥‥」
同時に、身体が大きくビクン、と反応してイッてしまいました。
太硬い便塊に肛門を犯されながら、イッてしまいました。
頭が真っ白になって全身に強い幸福感を感じつつ、
肛門をゴリゴリと摩擦しながら自分のウンコに犯される倒錯感…
今までにない、最高の快感です。
ウンコをするとイッてしまうなんて、もう完全に変態です。
変態になってしまいました。
私はガクッ、と両膝をつくと、左手が膨らむオムツの感触を
楽しみつつ、ぐにぐにと動かして、お尻と股間の感触も
楽しみました。
「あー、ウンチ、ウンチ、気持ちいい、ウンチ気持ちいいよー」
私はウンチの快感をむさぼるウンチ姫になってしまいました。
「あらあら、もう一人でウンチしながらイけるように
なっちゃったのね。やっぱし、むつきちゃんは素質が
あったのかしらね。
でも、お姉さん、何か寂しいわー、もう少しむつきちゃんのお世話を
してあげたかったのになー」
先輩は少し寂しげな目で、そんな私の痴態を見守ってくれていました。
4月22日
オムツでのウンチが楽しみに変わると、
オムツランドリーでの辛かったウンチオムツの洗濯も
楽しみに変わりました。
この汚れオムツの持ち主は、どんな我慢をして、
どんな思いをして、どんな事を感じながら、
こんなにオムツを汚してしまったのか、を考えるとドキドキします。
おまるの蓋を開ける瞬間、この中にはどんなモノが入って
いるかと思うと、毎回ドキドキワクワクです。
(あー、こんなに一杯硬くて太いの出して…
気持ち良さそう…羨ましい…)
私は先輩達のウンチオムツを洗いながら、股間を濡らしてしまう
という、はしたない娘になってしまったのです。
ウンチそのものは汚くて臭いのは相変わらずですが、
そんな汚くて臭いモノをひり出すに至ったストーリーを
想像すると、愛おしくて愛おしくて仕方がありません。
オムツランドリーの洗礼の日に、嬉しそうに私の分のおまるを
持っていってくれた先輩メイドさんの気持ちがわかりました。
巨大な便塊は単に汚いだけではないのです。
先輩たちの我慢と恥辱と快感の塊なのです。
そして、それを受けとめたオシメも、単に茶色く汚れて
いるのではなく、先輩たちの我慢と恥辱と快感が染み込んで
いるのです。
私は、そんな便塊を一つ一つ、別れを惜しむかのように丁寧に
押し潰し、オシメは一枚、一枚、愛情を込めて洗うように
なりました。
そんな私を、香澄先輩は「よしよし、」と言った目で
見守ってくれています。これも全て、先輩の計算だったの
でしょうか?
こうして、先輩からウンチトラウマを克服された私に
残っていたのは、“ウンチの日”の気持ちよさだけでした。
恥ずかしいことですが、先輩の最初の予告通り、
すっかり嵌まってしまいました。
- 94 :
-
4月27日
翌日に排便予定日を控えた晩、「むつきちゃんもそろそろ大丈夫
でしょう」ということで、先輩が話してくれました。
なんと希望者には、夜寝る前に特別の座薬を入れてくれる、
ということです。
俗に“夜(ナイト)用”と言われる座薬は、特別のコーティングが
してあり、溶ける時間が普段より長めに調整してあります。
丁度、朝目覚める位に、排泄を迎えるように時間調整されている、
とのことです。
“夜用”なんて、まるでナプキンのようだ、と思いました。
でも、昼間の作業中に落ち着かない便意に翻弄されて排便を迎えるより、
“朝のお通じ”ですっきりするのを希望するメイドさんの方が実は結構多い、
というのも知りました。だから、オムツウンチは午前の方が
多かったのです。
私も、早速、この夜用座薬を希望しました。
夜寝る前に、香澄先輩さんから座薬を入れられ、しっかりと
おむつを閉じられました。オムツを自分で開けられない私は、
まるで時限爆弾をお尻の中に入れてしまったかのような気分です。
これで翌朝を迎える時には、私はウンチを終えている筈です。
仕事中に便意でソワソワする必要はありません。
“寝ながらウンチ!”なんと新鮮な響きなのでしょう!
どんなに便意に苦しんでも、ベッドで横になったまま、
お布団の中で、オムツの中に排便するしかないのです。
仮に、オムツを開いて貰った所で、トイレが無い以上、
周りを汚してしまうだけです。
そう思うと、汚い排便を周りに漏らさずに、全てを受け止めて
くれるオムツは、ますます素晴らしくて愛おしいものに
思えてきました。
これから、私は長い長い夜を、あの気持ちのいい便意我慢を、
一人お布団の中で気の済むまでたっぷりと悶え苦しんで、
楽しむことができるのです。
そして、気の済むまでたっぷりと楽しんだら、
後はそのままお布団の中で脱糞しちゃって構わないのです。
私は張ったお腹を、おむつの上から擦(こす)りました。
(まだかな?、まだかな?、効いてくるのはまだかな?)
私はまるで遠足前夜の小学生のように、ワクワクドキドキが
止まりませんでした。
しかし、私は便意を催す前に、気付いたら寝入って
しまっていたのです。
:
:
:
- 95 :
- :
翌朝、まだ薄暗い中、私はきりきりと押し迫る便意と
共に目が覚めました。
なんか夢を見ていたような気もします。
小学校最後の遠足の帰りのバスの中、不運にも大きい方を
催してしまった私は、座席にお尻を押し付け、必の思いで
我慢をしていました。
しかも、運の悪いことに、渋滞に捕まってしまったバスは、
ノロノロとかたつむりのような速度でしか進みません。
希望のトイレはまだはるか彼方なのに、繰り返す便意の波は
徐々に強まり、私は全身の力を使って我慢しなければ
ならない状況に追い込まれていました。
隣の席の友達は「大丈夫?」と声をかけてくれますが、
私は引きつった作り笑いをしながら、震える身体で
「だ、だいじょうぶ…」と答えることしかできませんでした。
友達の目からしても、明らかに大丈夫な状態でないことが
わかったのでしょう、心配した友達は、先頭座席に
座っている先生に言ってきてくれました。
「先生がどうしても我慢できないならば、
これを使いなさい、って」
そういって友達から渡されたものは…
なんと紙オムツでした。
「パンツタイプは切らしちゃったから、
今はテープタイプしか無いんだって」
(オムツ‥‥‥)
一瞬躊躇しましたが、現在の自分のお腹の状態を考えると、
念の為に着けておいた方が良さそうです。
それに、せっかく友達が先生に掛け合ってまで持ってきて
くれたのです。それを無下(むげ)に断るわけにはいきません。
私はスカートの中に手を入れて下着を脱ぎました。
今までの我慢のせいで、汗でしっとりしています。
特にお尻の割れ目、お尻の穴の周りからアソコにかけては完全に
汗でびっしょりでした。恥ずかしい部分を内側にして折り畳むと、
スカートのポケットにしまいこみました。
そして友達が手渡してくれたオムツを広げました。
股間部の左右には、背の高いギャザーが二重に立ち、
汚物を漏らさずに閉じ込める工夫がしてあります。
これを見てしまうと、この中にウンチをするための下着、
という事をますます意識してしまい、とっても恥ずかしくなります。
しかし、それで躊躇(ちゅうちょ)している程、私のお腹も
余裕はありません。
- 96 :
- 私は立ったまま、股の下に広げた紙オムツを通し、両手で
前後を押さえながら、なんとか左右のテープを止めようと
頑張ったのですが…
狭いバスの中での中腰姿勢、我慢で手元もおぼつかず、
しかもズリズリと下がるスカートの裾も邪魔で、
テープタイプの紙オムツは中々うまく着けられません。
「やだ、やだ、着けらんない、どうしよう、」
私が泣き顔になっていると、またも友達が助け船を出して
くれました。
「むっちゃん、それ、前後逆だよ……それに、立ったまま
着けても、隙間だらけで漏っちゃうわよ。
貸して。私が着けてあげる」
友達はそういうと、バスの座席の上に手際よく紙オムツを広げました。
「大丈夫、いつも妹のおむつ交換しているから、慣れているの。
はい、ここに、お尻をのせて」
私は座席の上に上がると、友達に言われるがまま、
お尻を落としました。
思ったより、ふわ、とした感触が心地よいです。
「うん、もっと足を開いて、お腹が見える位、スカートを捲くって。
大丈夫。ここで見たことは、誰にも言わないから、
恥ずかしがらないで」
私は震える足を広げ、スカートも思い切り捲り上げ、
友達の目の前に、完全にアソコをさらけ出すと、
耳まで熱くなりました。
「ごめんね、むっちゃんにばかり恥ずかしい思いさせちゃって…」
「だ、だって、しょうがないよ…」
「はい、そのまま仰向けに寝て」
バスの座席の幅は狭いので、完全に仰向けには寝られずに、
通路側に半分上半身がはみ出てしまいます。
男子達がヒソヒソ声で、私の噂をしていました。
「ねぇねぇ、花嶋がトイレ、我慢できないみたいだよ、
さっき委員長がオムツ持っていったよ」
「ホント?」
「ホント、ホント、今、オムツ着けている最中なんだって」
「オムツって事は、花嶋、もう相当ヤバいんじゃないの?」
「オシッコ? それともウンコかな?」
「なんか委員長と先生の話が、“携帯トイレじゃダメだから”
とか言って結局オムツ持っていったから、ウンコじゃない?
ほら、携帯トイレってオシッコ用だろ?」
「うわっ、オムツでウンコかよ、きったねーな…」
「オムツにウンコだって(笑)」
「オレだったら絶対にイヤだな。絶対、学校まで我慢するよ」
- 97 :
- 「なぁ、なぁ、花嶋が学校まで我慢できるか賭けない?」
「オレ、花嶋が漏らす方!」
「俺も俺も!」
「オレも花嶋ウンコに一票!」
「賭けが成立しねーじゃん(笑)」
「当たった人には花嶋の使用済みオムツプレゼント!」
「うわ、いらねーよ、オレ、そういう趣味ないからw」
「じゃあ、オレもらい!」
「うわ、マジかよ? もしかして変態?」
「いや、花嶋って結構カワイイじゃん?
カワイイ顔して、どんなウンコ出すのかな、って思って」
「いや、ウンコはウンコだろw」
「それはそれで興奮しねぇ? ションベンもしないような顔して、
ウンコだぜ? しかもオムツ穿いたまま!
やべぇ、ドキドキしてきた!」
「マジに漏らすのかな?」
「ちょっと見物だよな」
男子達は一斉に後ろを振り向くと、ニヤニヤとこちらの様子を
伺っています。“クラスの女子がウンチのオモラシをする”という
異常事態に、その目はギラギラと光り、性的好奇心の光で
満ちあふれていました。
エッチな週刊誌のグラビアならともかく、
わたしなんかがウンチをするのが、そんなにいいことなのでしょうか?
私はこんなにも苦しんでいるのに、男子達は皆、私の恥ずかしい瞬間を
固唾を飲んで、今か、今かと待っているのです。
私は彼らと視線を合わせないように、そっぽを向きました。
目からはなぜか涙が溢れてきて、視界がぼやけてきました。
「気にしないで、花嶋さん。後で私から先生に、
きつくしかって貰えるように言っておくから」
「うん、ぐずっ、ありがと、ぐずっ‥‥‥ぐずっ‥‥‥」
一方、私の下半身は、友達が紙オムツで包んでくれている
最中です。前あてで私の恥ずかしい部分を覆ってくれると、
左右の横羽根でぐるっ、と腰を巻いて、前あて部分で
テープ止めしました。
その後も友達は、弛(たる)みを取ったり、太股の周りに隙間が
出来ないように、何回かテープを剥がしたり、貼ったりして、
微調整をしてくれました。
「はい、出来上がり」
「あ、ありがとう‥‥‥」
とうとうウンチをするための下着を穿いてしまいました。
私は恥ずかしくて、友達と目が合わせられませんでした。
「大丈夫、男子達はあんな事言ってるけど、私はむっちゃんが
どんな事になっても、絶対笑ったりしないから。
私はむっちゃんの味方よ。安心して」
「うん、うん、ありがと‥‥‥」
彼女がなぐさめてくれたお蔭で、少し元気が出ました。
初めて穿く紙オムツは、ふわふわふかふかと柔らかくて
暖かく、お腹も大きく覆ってくれるので、なんか安心感が
あって、少し癒されたのも事実です。
- 98 :
- 捲くれた上がったスカートの下、友達が着けてくれた
紙オムツを改めて見ました。
真っ白な紙オムツが私の下半身を覆っていて、
股間のあたりは吸収体でモコモコと膨れています。
「ヤダ、赤ちゃんみたい‥‥‥」
「恥ずかしい?」
「う、うん‥‥‥」
「じゃあ、これ貸してあげる」
彼女はそう言うと、自分のスカートの中に手を突っ込み、
ごそごそと何かを下ろしています。
そうして、彼女が取り出したのは、ブルマでした。
「私が穿いていたのでごめんね。でも、これを上から穿けば、
オムツが隠れるでしょ?」
彼女から受け取ったブルマは、
まだ彼女の体温が残る温(ぬく)いブルマでした。
私は立ってブルマを両手に広げて持ち、足を通そうとしましたが、
うまくいきません。バスの席が狭いのと、そして何より、
屈むとお腹を圧迫して出てしまいそうになってしまいます。
「ぁぁ‥‥‥だめ‥‥‥」
足元がよろけます。
「あぁ、ごめんね、気が利かなくて。
そうだよね、お腹、辛いんだよね。私が穿かせてあげる」
私は彼女の肩を借りると、彼女が広げるブルマに片足づつ脚を
通しました。
ふくらはぎのあたりに絡んでいるブルマを、彼女が両手でずりずりと
上に上げてくれ、しっかりとオムツの上に被せてくれました。
これでは、まるでお母さんにぱんつを穿かされている幼女です…
「はい、これで大丈夫でしょ?」
ちょっと緩い感じの紙オムツが、友達のブルマを重ね穿きすることで、
キュッ、とフィットして、安心感が上がりました。
まるで、友達にお腹を守って貰っているかのようです。
見た目も‥‥所々紙オムツがはみ出ていますが、
少しは恥ずかしくなくなったかも‥‥
「うん、ありがと‥‥ごめんね、ブルマ取ってちゃって」
「ううん、気にしないで。我慢できなくなったら、私のブルマとか
気にせずに、そのまましちゃっていいからね」
「うん、でもなるべく我慢するから‥‥‥」
私は震える脚で弱々しく答えると、スカートを整えて座席に
座りました。
じりじりとしか進まないバス、バスの冷房は効いているのに、
もう汗びっしょりです。次のあの角を曲がればもう校門が
見える筈です。バスが着くのが先か、私に限界が訪れるのが先か…
:
:
- 99 :
- :
(あ、あ、あ、あ‥‥‥‥)
何度便意の波を越えたでしょうか?
しかし、もうだめそうです。
限界が近い事を悟った私は、座席の両脇に手をつき、
身体を少し浮かしてお尻の下に少し空間を作り、
その時を迎える準備をしました。
「ぁぁ…」
「ブッ、ブピッ、ブスッ…‥」
もう、おならを押さえる事ができません。
彼女は、何も言わずに、そっと窓を開けてくれました。
そんな気遣いがとても嬉しいです。
「はぁ、はぁ……ん……ぁ‥‥‥あぁっ‥‥」
もう我慢しているだけで、自然に小さい呻き声が漏れてしまいます。
私は震える両腕で身体を支え、最後の最後の瞬間まで
我慢を続けました。
その様子にただならぬ覚悟を感じたのか、
「大丈夫?」
と、また友達が心配そうな顔で覗き込みます。
私は唇を噛んで、プルプル、と顔を横に振りました。
私はこれから、友達に見つめられながら、ウンチオモラシを
しなければならないのです。
「ごめん……もうダメみたい…ブルマ、ごめんね‥‥‥」
震える声でこれを言うのがやっとでした。
(ぁ、ぁ、ぁ、あーーーーー、ダメ、出る、出ちゃう!!!)
肛門がモリッ、と強引に内側からこじ開けられる感触は、
夢とは思えない程、リアルなものでした。
次の瞬間、私はお布団の中でいままさに脱糞しようとしていました。
(や、ちょっと、だめ、待って……ああっ!)
夢かうつつかまどろみの中、
私の肛門は夢の続きとばかりに、
勝手に排便を始めてしまいました。
「モリッ、ムリムリムリムリムリ‥‥‥」
(あ、あ、あ‥‥うんち出ちゃった‥‥)
お布団の中で、ウンチを垂れ流す禁忌(きんき)行為…
肛門が大きく開いて硬くて太い便塊をモリモリと垂れ流し、
閉じた尻たぶの間をムリムリと通り抜け、おむつとお尻の間に
潰されて、どんどんと広がっていきます。
(出てる、出てる、うんち一杯出てる……)
今、私はベッドで仰向けのまま、お布団の中では
人知れずおむつの中にニュクニュク、もりもりとうんちを
垂れ流している真っ最中なのです。
もう、私にもどうすることもできません。
まるでひたすら排便を続けることしかできない排便人形です。
掛け布団と毛布の中からもわっ、と立ち上ってくる便臭が、
わずかに現実感を漂わせます。
一通り出し終わってお腹がすっきりした私は、
再び眠りに落ち入りました。
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