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2013年01月エロパロ285: 這いよれ!ニャル子さん でエロパロ2 (708)
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這いよれ!ニャル子さん でエロパロ2
- 1 :2012/06/20 〜 最終レス :2013/01/03
- 名状しがたいライトノベル「這いよれ!ニャル子さん」のエロパロスレのようなものです。
何ですかこの成人向けSSは!ハレンチな、ケシカラン!買って行きましょう。
次スレは>>970か、スレ容量が500kbに近づいたら立ててください。
前スレ
這いよれ!ニャル子さん でエロパロ
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1334416082/
保管庫
http://nyarl.wiki.fc2.com/
- 2 :
- >>1
乙
- 3 :
- >>975
乙
これは乙じゃなくって頭の触手なんだからねっ!
- 4 :
- >>1
べ、別にあんたなんかに感謝してないんだからねッ!///
乙乙!!///
- 5 :
- >>1
乙ですヨ!
- 6 :
- >>1
乙
- 7 :
- しかしあんなエロボディを目にして真尋さんはムラムラしたりしないわけが無いと思うのだが
- 8 :
- 羞恥心の方が強いんだろうな。
多分ニャル子以外の普通の女の子でもなかなか手出さないんじゃないか・・・
- 9 :
- まぁエロ本(詳細不明)を持ってるしエロゲにも一定の興味あるみたいだし、普通にムラムラはしてるんだろう
ニャル子が居候してからは抜くのが大変そうだが
- 10 :
- たぶんニャル子に似た感じの子が表紙を飾ってるエロ本とか隠し持ってるんだろうな
- 11 :
- 誰か珠緒を
- 12 :
- >>10
ニャル子さんに、ニャル子さん写真に差し替えられちゃうぞ!w
- 13 :
- ニャルラトホテプの好意が普通の人間であれば嬉しいって原作にあったし
ラヴクラフトの小説群も読んでるから、単純に邪神ってところが引っかかってるんだろうな
- 14 :
- ニャル子「真尋さん・・・」
真尋「どうしたんだニャル子・・・ってその本!」
ニャル子「このドックタグついてる所の女性・・・私に似てますよね?」
真尋「いやっあの・・・」
ニャル子「水臭いじゃないですかー!真尋さんさえ望んでいただければあーんな事やこーんな事や
それこそ少年誌では発禁になっちゃうようなダークネスなことまでやってみせますのに!」
ニャル子「それともそれはそれ、これはこれといった所でしょうか?
それならばと不肖ニャル子、真尋さんのために文字通り一肌脱いで全部私に差し替えておきました!」
真尋「おまっ!一体何してんだ!」
ニャル子「この程度、宇宙写真屋を使ってちょちょいのちょいですよ!」
こういう感じか
- 15 :
- そのまま続けてくださって結構ですよ?
- 16 :
- 前スレ>>882のネタで書いてみた
「にしても真尋さん、このゲーム、けっこうグラフィックに力入ってますよね」
「…僕もう、これが現実なのかゲームの中なのか、いいかげん区別つかなくなってきた」
ゲーム世界で次々に発生するイベント。目まぐるしく入れ変わるステージ。いつの間にか真尋はニャル子と二人連れ添って
人々でごった返す夜の街角を歩いていた。
真っ暗な空をバックに舞い降りてくる雪をぼんやりと目で追いながら、真尋はやれやれ、と思った。ほんとうに絵に描いたような
ホワイトクリスマスだ。
きらめくイルミネーション、どこからか聞こえてくるクリスマスソング… いかにもそれっぽく演出されたイブの街は、
今風の商業主義に踊らされた刹那的な消費活動イベントといった感じの浮ついた雰囲気をただよわせている。
さっきからスケジュールが押してるのか、それともゲーム進行を急ぐプレーヤーがリターンキー連打しまくりなのか、
はたまた脚本がネタ詰め込み過ぎて尺が足りないのか、とにかく次から次へとノンストップでシーンが入れ変わって
わけのわからないイベントをこれでもかと消化させられて、真尋はこのでたらめな世界にほとほとうんざりしていた。
しかも、さっきから続くクリスマスイベント三連チャンというテキトーでイミフな展開に、細かいことはもうどうでも良くなりつつあった。
そんなゆるゆるダウナー系の真尋とは対照的に、ニャル子のほうはおおはしゃぎだ。いつにも増してテンションが高い。
「ついに来ましたよクリスマス決戦! 主人公が全ヒロインの中から遂に本命の娘を選んでデートするとゆー、ゲーム中で屈指の一大
不純異性交遊イベントがっ」
「…いやニャル子、お前で三人目なんだ」真尋がそう白状すると、ニャル子はがくっとズッコケたが、すぐに立ち直った。
「でもこの雪、なんだか世界中が二人を祝福してるみたいですねー。わたしたち、まるで新郎新婦」
「だれが新郎だ…」真尋は溜め息をついた。
こいつが何を言いたいのかわかってる。さっきニャル子から手渡された一枚の書類。自分のコートのポケットに折りたたんで
突っ込んでる婚姻届のことだ。
彼女にこの紙切れを渡されたとき、ピロ〜ンという効果音とともに、真尋の目の前の空間にゲームのウィンドウ画面がポップアップした。
「ふざけてる…」
選択肢は三つ。
(1)この場で破り捨てる
(2)この場で書類にサインする
(3)とりあえずあずかっておく
……こんなにも恐ろしい選択肢があるギャルゲーは生まれて初めてだ。
(2)の書類にサインするってなんだよ、どーゆーことだよ、それってどうみたってバッドエンディングだろと心底恐れおののきながらも、
真尋は、ゲームのエンディングは消去法で一応ニャル子にしとこうと渋々ながら決めていたので、無難なところでエンディングに
影響のなさそうな(3)を選んでみた。
書類を折りたたんでポケットにしまい込むと、(3)の文字列がチカチカとまたたいて選択肢のウィンドウ画面がふっと消えた。
その瞬間、真尋は、何かがカチリと音を立ててセカイが切り替わったような気がした。まるでアドベンチャーゲームで特別な
アイテム入手がトリガーとなって、それまで閉じられていた別エンドへのルートが開いたかのようだった。
ニャル子はさっきからにこにこしている。
「真尋さん、さっきお渡しした書類になにか不備はありませんでしたか? じゃあ今から市役所に提出しに行きましょう」
つづく
- 17 :
- グタタンのどエロなSSをお願いします。
- 18 :
- >16さん期待しております。
- 19 :
- >>14
( ・∀・) イイネ!
ニャル子は日常系もたまらん
- 20 :
- このしっとりした感じ……たまらん!!
- 21 :
- http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1338889711/
【這いよれ!ニャル子さん】ニャル子さんはいつもニコニコ可愛い6
348 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/06/12(火) 17:10:25.08 ID:6TB7QlDC0
ポップコーンとコーラ片手に犯されてるニャル子さん眺めたい
351 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/06/12(火) 18:10:55.13 ID:ZLuj+N7ii
>>348
一瞬コーラとポップコーン持ったままバックで無理矢理突かれてるニャル子さん想像して
えらいシュールなプレイだなとか思ってしまった
352 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/06/12(火) 18:14:38.47 ID:DVpuAQEq0
>>351
しかしそれが映画館だったなら?
背面座位で映画鑑賞とかマニアックもいいところだがw
「ま、真尋さん、やめっ、こんなところで……誰かに気付かれたら……ああっ」
「大丈夫だよニャル子。他の客なんて少ない上に揃って僕らの前の席、しかもみんなスクリーンに集中してこっちなんか見ないよ」
「でもこんな、はげし……にゃうっ!」
「それとも気付いて欲しいの? そんな声出したら、いくら客の少ない映画館だからって気付かれちゃうかもね?」
「そ、そんなこと……真尋さん、だ、だめぇ……」
「ほらほら、ポップコーンとドリンク、手から落ちそうだよ。ちゃんと持ってないとダメじゃないか。掃除するのは職員の人なんだから、こぼしたら迷惑がかかるぞ」
というドSな真尋さんが脳裏に浮かんだw
- 22 :
- >>21
ふむ、続けて
- 23 :
- >>21
ちょっとそれだけじゃ状況がわかり辛いな
もうちょっと先まで書いてくれたらわかる気がする
頼むから。どうか。はよ、続きはよ
- 24 :
- >>22-23
すまん。前後の状況とかオチとかぜんぜん考え付いてないんだ
どうにか脳味噌絞って捻り出してみるが、いつ出来上がるかは保障できん。気長に待っててくれ
……誰か別の人が代わりにやってくれてもいいんだよ?(チラッ
- 25 :
- 即興で書いて書き終わった後に後悔するくらいでいいんだぜ?
- 26 :
- >>16の続き
ニャル子がじゃれついてくるのでマフラーが乱れて外れそうになるのを整えながら、真尋は
「…そんなことしたら停学どころかイッパツで退学喰らいそうだな」とぼやいた。
そんな彼を、ニャル子はからかうように、
「いやですねぇ真尋さん、これってただのゲーム中のイベントですよ? そんなことあるわけないじゃないですか」
「いや… でもあの書類、なんかホンモノっぽかったぞ」
「そりゃあ、外の現実世界にある、ちゃんとした市役所の窓口で貰ってきましたから」
「ホンモノじゃねーか!」
さすがニャルラトホテプ、用意周到というか、人を策に陥れる気マンマンだ。真尋がっくりとうなだれた。
ときおり通り過ぎる車のヘッドライトが、真尋とその隣に立つニャル子をまばゆい光で照らし、次の瞬間、
連れ添ってたたずむ
二つのシルエットに変える。
ニャル子は両手を伸ばしてうーんと背伸びをしてみせると、きょろきょろと周りを見回した。
「それはそうと真尋さん… なかなか場面転換しませんねェ」
「…そういやそうだな」
しばらく無言が続いた。
真尋は夜風に当たりながら、久しぶりにのんびりと安らいだ気持ちで、連れの娘の赤のコートとロングブーツ姿を眺めた。
明滅するネオンの光にくっきりと縁取られた女の子の輪郭。
闇の中にこうこうと輝くニャル子の銀髪は幻想的で、まるでシルクのように美しかった。夜のやわらかな風に吹かれて、
ほつれた髪の毛が色とりどりの光を反射して、きらきらと輝いた。
その下にある顔は影になって表情が良く見えないが、碧の宝石みたいなふたつの瞳はずっと真尋のほうを見つめている。
さっきのステージでのバニーガール姿を思いだしながら、あの衣装はもう着ないのかなと、コートとブーツのすき間から
覗いた生脚に思わず目がいってしまった真尋は、あわてて視線を逸らした。
「ひょっとして、ゲームプログラムのバグですかねェ」
「なんだよそれ!」
ニャル子はひょいと肩をすくめてみせ、
「何せ伝説の呪われた恋愛シミュレーションゲームですから、バグも結構あるかと」
「そんな… どうすりゃいいんだよ」
ニャル子は顔を寄せて、真尋の瞳をぐっと覗きこんだ。彼女の開いた瞳孔にネオンの光が反射して揺らめく。
「どこかに隠しアイテムがあって、それをゲットしないと次のステージに進めないのかもしれませんねェ」
「アイテム探すって… ここ、すっげーマップ広そうなんだけど」
「そうしないとクリアできませんよ」
真尋は、夜の大通りを熱帯魚のように行きかう人混みに視線を泳がせた。
「そういや、これってクリスマスイブなんだよな」
「そうですよ? わたくしは今宵、真尋さんにエスコートしていただくことになりまして、めっぽうコーフンしている次第です」
「僕はいつもされるほうだけど… ま、ここならナイトゴーントも出てこないだろうし、形だけでもエスコート役をつとめさせて
もらおうかな」
ニャル子は「にへら」という擬音がつくような笑みを浮かべ、
「んじゃ〜、ぶらぶらふらつきますかッ!」
「ん… ああ」真尋はあいまいに返事した。
つづく
- 27 :
- にやにやしてる自分がキモイ……w
ところで、前スレdat落ちしたので保管庫に添付しようかと思ったのだけれど、
添付ファイル不可になってるんかね?ファイル選択ボタン自体がクリックできなくなっている…。
wiki立てた人に任せるしかないのかな。
- 28 :
- 続き期待
- 29 :
- らぶらぶくっつきますか!
に見えてびっくりした
わっふる
- 30 :
- 「ニャル子、話がある」
「ふえ?どうしたんですか真尋さん」
いつも通りの八坂家のリビングでえらく深刻な顔をした真尋がニャル子を呼んだ。
ソファーに座って雑誌を読んでいたニャル子は真尋へと顔を向ける。
「はっ!もしかして愛の告白ですか!コツコツフラグを積み上げてきた結果がようやく花開いてデレ期到来ですねわかります!」
「違うから落ち着いて座れ」
心得たとばかりにはしゃぐニャル子にフォークをちらつかせて黙らせると沈んだ様子で真尋が口を開いた。
「今日から祝日含んだ三連休だ」
「そうですね。うれしはずかし学生の特権有給も無しに三連休!し、か、も」
「・・・お前らの上司とやらの呼び出しでクー子はこの三日間不在だ」
「いやぁ、私も久しぶりに枕を高くして寝れるってもんですよ!」
ガッツポーズ、字幕でコロンビアと表示されそうなくらい綺麗なガッツポーズだ。
そんなニャル子に対してどこまでも暗く、まるでどこぞの司令官のようなポーズで固まった真尋がため息を共に言葉を続けた。
「そしてポストに結婚式への招待状が入っていた」
「結婚式への招待状ですか?真尋さん宛てに?」
「ハス太宛てだ」
「ん?ハス太君宛ての招待状が何か?」
「元職場仲間かららしいが実家に送られた手紙が今日ようやくこっちに転送されたらしい。
地球時間で明後日だから今日から三日留守にするってさ」
ニャル子の目が十字に光り真尋を射抜くと本当に撃ち抜かれたように真尋はがっくりとうなだれた。
瞬間的に、心が重なっても対応は180度違う二人らしい。
「トドメはこのメールだよ・・・」
「なんですなんです?私もう次々と立ち上がるフラグに興奮を隠すつもりもありませんよ!」
ニャル子は抱きつくようにして真尋の隣によると真尋の手をがっしりと掴んで携帯の画面を覗き込む。
反射行動の様に慌てて手を振り解くと真尋は顔を赤く染めながらそっぽを向いた。
「おお・・・おおおおお・・・・・・」
「母さんも例の教授に呼び出されて1週間のお手伝いだと」
「我が世の春がキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
こうして丸々三日間、真尋とニャル子は二人きりで過ごすことになり
すでにはしゃぎ回るニャル子をどう止めたものかと真尋は頭を抱えるのだった。
つづく といいな
- 31 :
- この機会に調教するしかないな
- 32 :
- もちろん続くんですよな。
続いて下さいおながいします。
- 33 :
- wikiのクー子×ニャル子に入ってる1-365はどう見ても
クー子×真尋な気が
- 34 :
- 最終回みたけど麻痺路さんが堕ちないのが本気で不思議に思えてきた
てか実はもうデレてるだろ。ニャル子が気づいてないだけで
- 35 :
- >>34
ニャルラトホテプだから
- 36 :
- まぁその辺は原作次第なのでは……。
- 37 :
- アニメ最終回良かった
二期(四期)にも期待大だわ
- 38 :
- 最終回の最後のキスって、ニャル子からかい半分本気半分っぽかった。
真尋が避けなかったら多分一番驚くのはニャル子なんだろうな、2828。
- 39 :
- そこだ!いけ!手をつなげ!キスよりもまず手を!
って思って見てた
手をつなぐぐらいなら真尋さんも多分拒否しないし、
そうすればキスを迫っても逃げ場がない
- 40 :
- >>39
そこで触手を出しちゃうのがニャル子さんなんですよー
- 41 :
-
「さあ真尋さん♡アニメも一段落しましたし、スタッフの目を気にしてツンだらけの性格を演じる必要はなくなりましたよ!
ニャル子と二人で天国へ行く方法を模索しましょうメイドインヘブーン!!!」
「…わ、わかったよニャル子…僕ももう限界だったんだ…!」
「ああっ真尋さん!そんな強く…!あ〜れ〜」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「うぇへへ…げへへ…じゅるる…」
「おいニャル子?朝食できたぞ、早く起きろよ」
「へっ?…はれ?デレ絞り100%は?めくるめくBDディレクターズカット版は?」
「なに言ってんだお前、GA○庫の世界にそんな18禁みたいなことあるワケないだろ」
「(SAN値激減)」
- 42 :
- 最後のバーベQシーンのニャル子さん色っぽ杉
セックル後かとオモタ
- 43 :
- >>41
ムスコからムスコニウム吸い出しで我慢しろw
- 44 :
- 真尋さんがデレベタのSS頼みます
- 45 :
- クトゥグニウムが圧倒的に足りない……
- 46 :
- 罰ゲームか何かで「一日一言も口を利いてはいけない」ということになったニャル子はどうなるだろうか
泳ぐのを止められたマグロみたいに呼吸ができなくなってぬのだろうか
口がきけない分、スキンシップが濃密になるのだろうか
取りあえず舌癖が悪くなると妄想する
真尋の手を握ったかと思うと脈絡なく指を舐めたりとか
- 47 :
- >>46
http://yomiyama.blog.fc2.com/blog-entry-1856.html
- 48 :
- 自分の知識が浅すぎてパロネタ盛り込めなくてSS挫折しとる
- 49 :
- 「パロネタを放棄したいつになく真面目で妖艶な雰囲気で迫るニャル子」
という選択肢もあるのだよチミィ…
- 50 :
- 2話でニャル子さん負けてたら犯され損だったよね
完堕ちするまで終始、徹底的にかつネットリとクー子に陵辱されるニャル子さん
ニャル子さん調教ビデオで一儲けするオークションの人たち
- 51 :
- >>50
宇宙中に映像がバラ撒かれてしまうだと
- 52 :
- 別にパロネタを入れるのがニャル子SSって訳じゃない
パロネタ皆無のイチャラブだって受けてるんだし
原作には無い雰囲気を楽しめるのもSSの魅力だから
気にせず書けばいい、むしろ書いてくださいお願いします
個人的にパロネタはお腹いっぱいだし。
- 53 :
- 個人的に、原作に似た雰囲気よりも
むしろその人しか書けない這いよれSSが見たい。
愛があれば見てる方にも伝わるもんだし、愛あるSSが一番良い。
- 54 :
- そういう事です真尋さん!愛をください、愛を!
- 55 :
- それじゃあ>>30の続き投下します
砂糖を吐けるような文章が書きたい
- 56 :
- 八坂真尋は考えていた。
どうすればこの三日間を乗り越えられるか。
押してだめなら蹴り破れってくらい押しが強いニャル子を止める方法は
今現在、嫌がる事とフォークを突き刺す事の2択しかない。
実際嫌がったところでさらにエスカレートするだけだし、フォークを突き刺すのも最終手段だ。
下手に反応を返すと調子に乗るからと無視し続ければ、まるで水をかけられたパン型ヒーローの様に目に見えて凹むのだ。
知り合ったばかりの頃ならまだしも、ある程度長い付き合いとなってしまった今では少しばかり心が痛い。
やはりここはいつも通りに出来る限りは抵抗して、それでもダメならフォークでいこう。
ニャル子は考えていた。
この千載一遇のチャンスをどのようにしてモノにするか。
いつものように押せ押せで迫って強引にフラグを立てるのは?
いや二人きりという特殊な状況下でいつも通りのことをしても好感度は上がってもフラグは立ちません。
ならばいつもと違った趣向を駆使してみてはどうでしょう。
例えば真尋さんはバレていないと思っているにゃんにゃんな本とか以前地球で買ったウ=ス異本とかを参考にしてみたり。
そうと決まれば早速40秒で仕度して決行あるのみなのです!
「あのさ、ニャル「真尋さん!私ちょっと着替えてきます!」子・・・?」
真尋が声をかけたとほぼ同時にニャル子は何かを思い立ったかのように立ち上がるとそのまま自室へと走り去っていった。
その様子を見て、真尋の胸に去来する思いは「嫌な予感しかしねえ」であったわけだが。
ドタドタとした足音が消えて数分もしないうちに今度はトタトタと静かな足音が聞こえてきた。
「さっ、真尋さんも何時までも制服ではなく着替えちゃってください。今日のお夕飯は私が作りますよ!」
特にコレといった異質さは欠片も無い、いつもの普段着の上からフリルのついたピンクのエプロンをつけただけのニャル子だ。
一体何が来るんだとばかりに身構えていた真尋は肩透かしを食らったかのように呆然とニャル子を見返した。
「やん、そんなに見つめられたら照れちゃいますよ、真尋さん」
「あ、ああ、いや、ごめん」
なんで謝っているんだ僕は!そんな事を思いつつもどこか普段とは違うニャル子に戸惑いを隠せない。
まさかこれが恋?などと思ったりしてしまう真尋さんなのであった」
「人の心の中を捏造するな!ったく・・・夕食作ってくれるっていうなら止めないけどな、くれぐれも――」
「わかってますよ、真尋さん。ちゃんとこの冷蔵庫の中に入ってるスーパーで買って来た地球産の食材しか使いませんから!」
「・・・わかってるならいい」
ため息を吐くと自室へ向かい真尋は一人ごちた。
何を考えているのかはわからないが何かを企んでいる事だけは確かだ。
クー子もハス太も母さんさえもいない状況であのニャル子が何もして来ない事があろうか。いやない。
真尋は自分を(性的な意味で)守れるのは自分だけなのだと気合を入れなおし、着替えてから居間へと戻っていった。
「真尋さん、今日はちょっと冷えますので暖かいものお作りしますね。何か食べたいものとかありますか?」
「ん、特にはない・・・かな」
「はぁい。それじゃパパッと作ってしまいますので少しの間だけ待っててくださいね。真尋さん」
機嫌よく鼻歌を歌いながら料理を仕上げていくニャル子に釈然としない何かを抱えつつも
何をどうする事もなく時間を潰し始めた。
それはそうと鼻歌が暗黒卿のテーマなのはどうなんだろう。
- 57 :
- 「じゃじゃ〜ん!ニャル子特製ビーフシチューです!真尋さん!美味しいですか?」
「うん、普通に・・・美味い」
「そう言って頂けると作ったかいがあったというものですよ。真尋さん」
そういってはにかむニャル子に見惚れてしまった真尋にニャル子はさらに畳み掛けてきた。
「ね、真尋さん」
「・・・ん」
「大好きです」
「ん。・・・・・・・・・・・・なぁ!?」
不意打ちだった。
出会い頭にPT全員の首を刈り取られて全滅する程の衝撃だった。
「おっ、お前っ、何を?!」
「以前にも最終回でも言いましたでしょう?真尋さんが大好きですと何度でも言いますって」
「またメタい事をお前・・・」
「私、こうして真尋さんと一緒にいられるのが本当に幸せなんです」
そう言って静かに目を閉じたニャル子はいつもと違って、どこか儚くて、
触れたら壊れてしまうんじゃないだろうか、と思わせる何かを持っていた。
「ですから、このお休みは丁度いい機会ですので真尋さんに感謝を伝えようと思いまして」
「・・・・・・・・・」
「出会ってくれてありがとうございます。・・・・・・その、あの」
「・・・・・・何だよ?」
「改めて言うのって結構恥ずかしいですね。・・・ふぅ」
胸に手を当てて一息つくと意を決したように顔を上げ、
ニャル子は真尋の顔をしっかりと見つめ、ほにゃりと微笑みながらこう言った。
「大好きです。愛しています、真尋さん」
限界だった。頭に血が上って、顔が真っ赤になって、何も考えられなくなっていた。
少し頬を染めながらまっすぐ見つめてくるニャル子の顔から思わず目を逸らしてしまう。
目を逸らしてから先の事を真尋はよく覚えていなかった。
気がついたらベッドで一人横になっていた。
少しだけ湿り気を残した髪や着替えも済ませている事から考えるに、
風呂にも入り髪を乾かして自室に戻ってきたのだろう。
だけどその過程が思い出せない。
熱に浮かされたようにおぼろげで、まるで夢でも見ていたかのような浮遊感がつきまとう。
時計を見れば確かに就寝時間で、早く寝なければと真尋は頭から布団を被るのだった。
- 58 :
- そうして布団に入り目を閉じるも
『好きです。愛しています、真尋さん』
今までに無い方法で真尋の胸を打ち抜いたニャル子の言葉が延々と脳内に留まり続ける。
そうしてあの時、頬を染めてそれを告げたニャル子の顔を思い出すと
真尋の顔は火照りだし、涼しさすら感じるはずの夜の空気が酷く暑いものになる。
「こんな事で明日からの三連休はどうなるんだ・・・」
思わず呟いた自身の言葉で真尋は事の重大さを思い知った。
ま だ 連 休 は 始 ま っ て す ら い な い の だ
つづく かもね
- 59 :
- おうおうおう
なんだこれ可愛いじゃねえか
続け!
- 60 :
- うおおおおお!
わっふるわっふる!
- 61 :
- 真尋さんのSAN値がもう
- 62 :
- 素晴らしい!
グゥレイトォ、グゥレイトォ!
- 63 :
- これはわっふらざるを得ないな。わっふるわっふる
- 64 :
- 誤字するほどにわっふら
こういうSSを待ってた!
続き期待!
- 65 :
- 続きを書いてくれ!
- 66 :
- パンツ飛んでった
- 67 :
- こういうニャル子が可愛いのが最高
- 68 :
- どうしよう、思ってた以上に好評であたいびっくりしてる
- 69 :
- つまらんもう書くな
- 70 :
- だが断る
- 71 :
- 前スレ696,861の続き
タイトル『Lの好み/ベタなオネショタ』
頼子の胸でひとしきり泣き、ようやく落ち着いたハスターから真尋達は事情を聞き、各々思った事を口にする。
「完全にただの八つ当たりじゃないですか。そんな下らない理由で私はフルボッコされたんですか?まあ、その
おかげでこうして真尋さんに膝枕していただけてるんですから、文句はありませんけど」
「お前が全身包帯姿なのは完全に自業自得だろ。あと本当にこうしてたら傷が早く治るんだろうな?」
「……ハス太君、たとえ相手の好みが自分と一致してなくても、相手に他に好きな邪神(ひと)がいたとしてもそ
れが諦める理由にはならない」
「あのねハスタ太ちゃん、まずはルーヒーさんの事を信じてあげるべきじゃないかしら。母さんはそう思うの」
みーみー!
「ええぃ!全員で一度に話てもハスター君は混乱するだけです。順番にいきましょう」
「お前はしゃべるな、傷にひびくだろ。さっさと治せ。それで、まず母さんはなんて?」
真尋がニャルラトホテプのかわりにしきり、母親に水をむける。
「うん、母さんはね。そんなに心配いらないと思うの。ルーヒーさんはきっと浮気なんてしてないしハス太ちゃ
んの事が大好きだとおもうわ。なのにハス太ちゃんがそんな風に疑ったらルーヒーさんがかわいそうよ。ハス太
ちゃん、まずはルーヒーさんを信じましょ?」
「まひろくんのお母さん……うん!そうします」
「やれやれ、人騒がせな、結局ハスター君の勘違いオチですか?ところでさっきシャンタッ君は何を?」
みーみー、み、みっみ、みー!
「ふむふむ、ほうほう、えっ!?……それで?……なるほど、なら……」
真尋の膝の上で邪神の主従が会話する。するとニャルラトホテプの様子がおかしくなった。
急に立ち上がり包帯をほどきはじめた、いつものニャルラトホテプなら例え全快したとしても仮病を使い真尋の
膝枕を堪能するはずだ。
「お、おいニャル子?」
心配した真尋が声をかける。
「真尋さん、どうやらコトはそう簡単に一件コンプリートとはいかないようです」
みっ!?みーーー!?
主の反応はシャンタッ君としても予想外だったようだ。
「シャンタッ君、あなたに特別任務を与えます」
なおも真面目に語るニャルラトホテプ
「シャンタッ君、着いてきなさい。」
そう言ってニャルラトホテプとシャンタッ君は自室のほうへ向かった
「えと、なんだったのかな?シャンタッ君の話って」
ハスターが心配そうにしている。たが真尋にも解らない、ルーヒーはまた何か事件に関わっているのだろうか?
その時、八坂家の呼鈴(チャイム)が鳴り、頼子が玄関に向かった
ハスターの不安がそんなことでまぎれるはずも無く、そわそわとしている。
「あのさハス太、落ち着けよ。」
「ふぇ!?」
「ルーヒーに同居人が居て、毎晩一緒に寝ていて、それが小さな女の子でルーヒーは同性愛者かもしれなくて?」
「ま、まひろ君?」
「しかもさっきのニャル子の様子じゃまたなんかの事件にまきこまれてるみたいで?」
「……」
「それで?だからなんだって言うのさ」
「まひろ君?」
「……少年?」
ハスターもクー子も真尋の様子に戸惑う
「あのなハス太、良く聞けよ。ディジタル・ビーイングの事件が終わって、お前が父親の説得に向かった時の事
だ。お前の額にキスして見送ったあと、ルーヒーは僕にこう言ったんだ『ライバル宣言しておくわね』って」
「らいばる?」
「ルーヒーは、あいつはな、ハス太お前が僕に惚れてると思ってるのに、お前が同性愛者で意中の相手と同居し
てるって状況でも何時かお前の恋人になってみせるって決意したんだよ」
「ルーヒーさん……」
「八坂真尋、邪神の恥ずかしい話を簡単にしないでほしいわね」
真尋が驚き振り向くとそこにヤツがいた
長い緑の髪、キャリアウーマンらしい雰囲気、件の邪神ルーヒー・ジストーンだ
- 72 :
- 「ハスターが心配になって見に来たのだけど、元気そうで良かったわ」
「ふふ、ハス太ちゃん、ルーヒーさんが来てくれたわよ」
頼子が戻ってきた、するとニャルラトホテプも二階から降りてきた。
「義母さま、どなたかいらしたんですか?ってルーヒー、あの鐘を鳴らすのはあなたでしたか」
「こんばんは、ニャルラトホテプのニャル子。ところで八坂真尋、貴方達もうそんな関係なのかしら?」
「今のはニャル子の妄想の発言だ」
「そんな哀しいこと言わないでくださいよ真尋さん。ついさっきまで優しく膝枕してくれたじゃないですか?」
「あっ、あれはお前が」
「ところでルーヒー」
「聞けよ!」
真尋の希望は叶わずルーヒーとニャルラトホテプは会話を始める。
「なにかしら?」
「見てほしい光景(もの)があります。ハスター君にも、真尋さんも」
そう言ってニャルラトホテプは階段を上っていった。ルーヒー、ハスター、真尋もあとをついていく。
「ここです」
そこは、メタフィールドにより三人の居候の部屋にもなっている物置の前たった。
「ニャル子の部屋?」
「いえ、見てほしいのはハスター君の部屋です」
「ふぇ!?ぼくの?」
ダイヤルを合わせドアを開ける。
「なっ!?」
「ふえぇ?」
「こ、これは……酷い有り様ね」
そこには、変わり果てた部屋があった。何をどうしたらここまでなるのか、部屋の至る所がボロボロであった。
「まあ、私のせいなんですけどね」
「は?」
「ふぇ?」
「……え?」
「実はイニシャルGがハスター君の部屋に逃げこみやがりましてね。私の意(ボトル)が今、芳醇の時を迎えて
しまいまして」
「おまっ、これどうすんだよ!」
「まあ翌朝までには元に戻しますが、問題は今夜ですね。そこでルーヒーにたのみがあるんです」
「私に?」
「ハスター君を今夜一晩泊めてあげてください」
「……っ!?わ、私はいけれどハスターはどうなのかしら?」
「ぼ……ぼくは……」
「ハスター君、何をためらう必要がありますか。あなたはただ、ほとばしる熱いパトスで思い出を裏切るだけで
いいんです」
「ぼくは……」
「あなた達は話し合うべきです!!」
ニャルラトホテプは語気をつよめハスターに語りかける。
「一緒に住んでても、相手の考えてる事や心の中なんて全々解らないのに。あなた達はたまに逢うだけでも満足
した気になって、だからハスター君はあんな誤解するんですよ!ルーヒーに同居人ができたことも知らないんで
すよ!……ちゃんと正面から向き合ってください、ぶつかってください。失ってからじゃ遅すぎるんですよ?」
「ニャル子ちゃん……うん、わかったよ」
ルーヒーの方を向きハスターは頭を下げる。
「ルーヒーさん、泊めてください」
「お、おじゃまします」
「ふふ、いらっしゃいハスター」
紅王症候群でルーヒーのマンションに着く二人。
「まず同居人の了解を得なくてはいけないわね。ナッ子ちゃん、今帰ったわよ……おかしいわね、いつもならす
ぐに『おかえりなさいませなのじゃーお姉さまー』って迎えにくるのに」
「あっ、ルーヒーさん下駄箱に置手紙があるよ」
『しやんたくんが こまてるので たすけにいきます メツ子』
(シャンタッ君が困ってるので助けに行きます ナッ子)
今夜は二人きりとなったルーヒーとハスター、どうなる次回!?
ツヅク
- 73 :
- ダイジェスト次回予告
「ねえ、ハスター?あの本に書いてあったのと同じことしてしていいかしら?もう我慢できないの」
「だめだよ、ルーヒーさん……ぼく、まだ学生なのに」
えー、ごめんなさいエロまでもってけませんでした。次回こそ必ず。
ところで、投下予告はしたほうがいいですか?
- 74 :
- おk、いい話だ。
続きに期待しているぞ。
- 75 :
- おい続きはまだか
ところでハス太くん味のドリンク結構うまかったよ
自宅で再現してみたい
- 76 :
- カフェ近くなら行ったんだがなぁ
他のメニューも食べた人居たら感想よろしく
- 77 :
- こんなに焦らされるなんて初めて…
- 78 :
- 一晩中焦らしに焦らしたクー子の部屋に手違いで真尋さんを入れてみて様子をみたいです
- 79 :
- 保管庫、字小さすぎて見にくいんだけど、
どうにか出来んか?
- 80 :
- >>76
まだこれから行く人もいるかもしれないので細かいネタバレは避けるけど
ネタ抜きで食べ物としてなかなか美味かったよ
あまり味には期待してなかったからびっくらこきました
割高ではあるけどもそこはお布施だと思って…
- 81 :
- >>79
ctrlキー押しながらマウスホイールぐりぐりするのオススメ
- 82 :
- >>81
うひょひょひょひょっ
- 83 :
- >>78
もうこの際、少年でもいい…
むしろ少年がいい…
- 84 :
- クー子好きの人は6巻は必読
ネタバレ禁止で
- 85 :
- クー子ってガチに真尋に惚れたら
ご飯食べただけで欲情したりフォークで刺されて欲情したり
いきなり抱きついて股間触ろうとしたりするんだろうか
相手がニャル子でも充分変態だが、さらに変態度が増してる希ガス
- 86 :
- いや、むしろ目を合わせたら少し恥じらって気まずい空気になる位の方が萌える
- 87 :
- >>81
ありがとう、早速読んでくる(スキップ)
- 88 :
- やってみたけど、できなかったんだよ・・・
- 89 :
- ブラウザのツール→拡大→倍率選択すりゃいいんじゃね?
- 90 :
- 【ニャル子・べルテイン】逢空万太35【GA文庫】
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1340701972/215
215 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2012/06/29(金) 04:12:07.80 ID:JPKI6zws
入れ替わりで思ったが、真尋とクー子が入れ替わったらニャル子は真尋inクー子を愛せるのだろうか
クー子とニャル子が入れ替わったらそれはもう阿鼻叫喚の自体に
前者の真尋とクー子入れ替わりを書いてみた。
真尋さん・ニャル子さん・クー子さんの三人きりで、入れ替わりの事を知らないニャル子さんって設定で。
クー子さんが悪い子になっちゃった。でも彼女は彼女で深い想いがあるんですよ、とフォロー。
クー子in真尋(以下クー子)「……ニャル子、赤ちゃん作ろう」
ニャル子「ま、真尋さん!何か悪い、もとい、良い物食べたんですか?突然すぎて、心と体の準備が
……えっと、体の準備、出来ました、心も、ええ、いいです」
真尋のベッドに押し倒されるニャル子。
クー子「ニャル子は激しいのと優しいの、どっちが好き?」
ニャル子「えっと、初めてですので、優しいと……いえ、真尋さんの望むやり方でいいです。お好きにして下さい」
クー子「……じゃあ、燃えるような激しいので行く……ニャル子、少し震えてる……怖い?」
ニャル子「ちょ、ちょっとは怖いと思っていますが、大丈夫です、大丈夫です」
クー子「じゃあ……」(さらに近づく)
ニャル子「その前に、一言だけ下さい。私の事をどう想ってくれているかを」
クー子「……ニャル子の事……ニャル子の事、愛してる」
ニャル子「真尋さん!わたしぃ……それだけで何も怖くありませんー」
……
ニャル子「真尋さんとの赤ちゃん、ばっちり作りますからね。真尋さんとの♪」
クー子「……宇宙幼稚園からの想い、ようやく叶った……ようやくニャル子と……」
ニャル子「ま、真尋さん?な?」
クー子「それに少年の体……最高」(自分を抱き抱き)
ニャル子「えっと、ちょっと何を仰っているか、余りよく分からないのですが?」
クー子「……少年と私、体が入れ替わっているの。だからニャル子を……」
ニャル子「ク、クー子って言うんで、す、か?」
- 91 :
- 真尋inクー子(以下真尋)「くそう、なかなか緩まないなこの縄。
無理したら『……ヘタに動くと発火して、火事になるから気をつけて』だもんな。
ご丁寧に周りに新聞やら取り込んだ洗濯物やら、燃えやすいの置きやがって。
この体の制御方法なんて知らないから、力を込めたら燃えだした、何て起こったらあっと言う間に火の海だぞ」
ニャル子「真尋さん真尋さん真尋さん真尋さん」
真尋「ニャル子、良いところへ。えっと、こんな格好だけど僕だから、真尋だから、縛られているのを助けてくれ」
縛られているのをこれ幸いと殴りかかられてもたまらないので、さっさと正体をばらす。
ニャル子「……」
真尋「サンキュー、って、勢いつきすぎー」
積み上げられた洗濯物の山に、二人まとめてダイブ。
真尋「ど、どうしたんだ、ニャル子……ってその格好(着衣の乱れ、ってレベルじゃない!)」
真尋「……ニャル子、あの、もしかして、クー子に……」
ニャル子「クー子に、クー子に、真尋さんに差し上げるはずだった、純潔を奪われてしまいました、真尋さーん」
真尋(あ、あいつ、だから僕を縛り上げて)
ニャル子「もう、真尋さんに愛される資格なんて無いんです……わた、し、なんか、わたしなんか……」
真尋「ニャル子が悪い訳じゃないんだろ。しっかりしろ」
ニャル子「でも、あんな甘い話なんてある訳無いって、そう、気付いていれば……こんな事には」
真尋「えっと、ほら、僕の事見た目で好きになったんだろ、お前。だったら、そんなに落ち込む事無いだろ、
って、気休めにも何にもなってないな。ごめん」
ニャル子「確かに、真尋さんに会ってすぐだったら、意外に良かったかも知れません」
真尋(良いのかよ……)
ニャル子「でも、今では外見よりも、真尋さんの内面が大好きなんです。優しくって……
ほら、今でも、私の事だけを考えてくれているじゃないですか。
なのに、私ったら、中身が入れ替わっているのに気付かないだなんて、真尋さんに愛して貰う資格だけじゃなく、
愛する資格も無いっ?」
真尋「ニャル子……愛情に難しい条件がいるのか?」
ニャル子を抱きしめる。
ニャル子「ま、まひろさん?」
真尋「ニャル子の始めてを貰ったのは、僕の体なんだよな。だったら、お礼を言っておかないと。ありがとう、ニャル子」
ニャル子「まひ、ろさん、こんなわたしでも」
真尋「そんなニャル子だから」
ニャル子「まひろさん、暖かい……(ぎゅうぅ)」
真尋「まぁ、クー子の体だかr、あ痛っ(つねられた。他の女性の名前だしちゃ、ダメだよな)」
ニャル子「それに、真尋さん、すごくドキドキしている」
胸に顔を押し当てるニャル子。
真尋「そりゃまぁ、好きな子に抱きしめられているもんな」
ニャル子「えへへっ、私に真尋さんを興奮させられるだ何て嬉しいです。でも、元に戻ったら、この心臓止めてやりますけど」
真尋「こらこら、穏便に穏便に」
ニャル子「真尋さん……」
真尋「ニャル子……」
真尋・クー子が元に戻り、その時仲むつまじい真尋とニャル子。
それを見たクー子(魂の抜けかかり中)
クー子「……少年に、ニャル子を……ね、寝取られた……」
真尋「いや、お前自身が実行犯だから。て言うか、その後どうするつもりだったんだよ」
- 92 :
- クー子のことだからとりあえず勢いで、普通にありそうだな…w
乙乙。
- 93 :
- >>89
無事読めたよ。ありがトウモコロシ^^
>>90
乙!台詞の雰囲気が良くて、滾りました。
- 94 :
- >>71-72
ルーヒーと同居してる幼女ってニャル子ちゃんタイムの奴かw
- 95 :
- >>90-91
いいねぇ
- 96 :
- オタク文化に毒されてるニャル子さんだと
自分が敗北して陵辱される姿(敢えて陵辱相手としてクー子は除く)を想像してオナニーとかした事ありそうだよね
- 97 :
- 両思いになってから、何かの拍子に相手の秘蔵の本を見てしまったりして
「うわ、ニャル子(真尋さん)こんな趣味があったんだ」
って意識してしまってギクシャクしちゃう感じか
気にしないようにした方がいいのか、相手の性癖を満足させる方向に進んだ方がいいのかとか悩んだ末
両者同時に実行しようとしてしまって噛み合わなくて焦ってしまったりとか
誰かはよ
- 98 :
- >>26の続き
真尋はニャル子と手をつなぎ、そこかしこにたむろする盛りのついたアベックどもの間をすり抜けるように歩いた。
イルミネーションを浴びた銀髪がシャンパンゴールド色にきらめいて、着飾った女性たちの中でもニャル子はひときわ目立った。
(やっぱこいつ、イケてるよな…)真尋は感心した。
すれ違う人々の視線を感じる。多くはニャル子の容姿に向けられたものだったが、中にはじっと真尋を注視する若い女性も
幾人かいた。
イブの夜に、こうして自慢の彼女を連れて皆に見せびらかして歩いてるという状況は、若い割にぜんぜん見栄っ張りじゃない
彼にしても、それはそれでやっぱ嬉しいというか、内心舞い上がっちまいそうだったが、それと同時に、なんだか崖の淵にいるような、
はたまたキルゾーンに踏み込んだような、そんな背筋の冷えるような怖い気もして、妙に複雑な気分だった。
しかしそこは男のサガで、一瞬アタマで(これってひょっとしてイケるんじゃね? あわよくばヤレるんじゃね?)などと、
不埒なことを考えてしまふ。
真尋でさえそうなのだから、一途で好色なニャルラトホテプが考えてないわけがない。
「な〜んか皆さん、性欲でギラギラしてますねぇ」
「イブってある意味、セックスデーだし… そもそも、なんでクリスマスにエッチしなきゃいけないんだろう?」
ニャル子は含み笑いをして、
「真尋さんは潔癖症ですねェ〜。 ひょっとして童貞ですか?」
「童貞で悪かったな…」いじける真尋。
「全然構いませんよッ! むしろ大歓迎です!」
長いアホ毛が嬉しそうに揺れて、ちょうちんあんこうの触手のように真尋の視界をいったりきたりする。
「ということなら、これはせっかくのいい機会ですし、わたしたちもアレしちゃいませんか?」
「アレってなんだよ」
「もーとぼけちゃって… チョメチョメですよチョメチョメ」
「ぼっ、僕は別にお前とクリスマスの思い出をつくりたいわけじゃない!」
「まーた照れちゃって」
(そんなふうにギラギラしてるから男にヒかれるんだぞ…)と思いながら、真尋はニャル子の誘いを華麗にスルーしつつ
話題をシフトフェンジした。
「…なぁニャル子、どこかに隠しアイテムがあったとして、どうやって探すんだ?」
「そ〜ですねェ …たぶん、カーソル当てるとチカチカ光ったり、ぴょんぴょん跳ねて知らせてくれたりとか?」
「僕の視界にはカーソルなんてどこにもないんだけど…」
「じゃあ、ターゲットに照準を合わせてスイッチオン!」
「お前の視界には十字レティクルがあるのかよッ!?」
「へへへっ、わたし、真尋さんを見ると、自然と目が十字になっちゃいますよ?」
「それって僕とじゃなくて、アニメイト行ってヲタクグッズ漁ってるときだろ?」
- 99 :
- そんなことを言いながら真尋は、ニャル子がさっきからしきりに、自分が巻いているマフラーをチラ見しているのに気がついていた。
真尋のほうも、これを貰ったときから妙に長いと思っていた。
(何だかんだ言って、やっぱり女の子だよな…)
いつも守ってくれてるのに、つい邪険にしてしまうことへの後ろめたさみたいなものも感じていたし、女の子にここまでさせておいて
何もしないってのもネンネ過ぎる。
立ち止まってニャル子と向き合う。
「ほれ」
さっきニャル子がネクタイ巻きにしてくれたマフラーをほどき、短めに巻きなおして、長く余ったほうを彼女に差し出す。
「真尋さん??」
きょとんとするニャル子を引き寄せ、二人の距離をうんと縮めたまま固定するようにマフラーを巻きつけた。
マフラーをまわす指先に、彼女の首すじが触れる。きめ細かく柔らかい女の子の肌。
お互いもたれかかるような体勢になって、めっさ顔が近い。でもって身体が密着して歩きづらい。真尋は相手の腰に
腕を回し、離れていかないように身体の重心を支えた。
(これって周りから見たら間違いなくデキてるって思われるよな…)
根っからの奥手で恥ずかしがり屋の真尋にとって、己が持てる男子力を総動員した行動であり、まるで、これから
童貞を捨てるかのような勢いで緊張した。
ニャル子は両目を白い丸(○ ○)にさせて、「を゙を゙を゙を゙を゙…」と名状しがたいうめき声のようなものを発している。
「…ったく、にこいちマフラーって、どんな少女漫画だよ…」真尋は溜め息をついた。
「わっわたし… 真尋さんと繋がったままこんな街中歩くなんて、頭がフットーしそうだよお状態ですうーっ」
「そっちの少女漫画かッ!」
そうやって二人が歩いて行くと、雑踏の向こうにサンタクロースが立っていて、こっちに手を振っていた。手前の空間に
メッセージボックスが浮かんでいる。
「あれってやっぱり…」
近づいてみると余市だった。
半透明で後ろが透けてみえるウィンドウにはこう表示されていた。
「やぁ、僕の名は余市健彦。 八坂真尋くん、困ったことがあったら何でも聞いてくれよ」
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