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2012年11月エロパロ389: 甲田学人作品でエロパロ3 (326)
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甲田学人作品でエロパロ3
- 1 :2012/01/08 〜 最終レス :2012/11/05
- ここは自称メルヘン作家、甲田学人の作品のエロパロスレです
「Missing」
「断章のグリム」
「夜魔」
等の色々とスプーン一杯入った小説や妄想を書き込みましょう
18禁スレにつき18歳未満は立ち入り禁止になっています
本スレ
甲田学人考・第三十七巻【Missing/断章のグリム】
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1322743599/
関連
ライトノベルキャラで抜こう! 7th
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1232155349/
2chエロパロ板SS保管庫 「ライトノベルの部屋」「dat落ちスレッドの部屋その4」
http://red.ribbon.to/~eroparo/
過去スレ
甲田学人の作品でエロパロ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1187250510/
甲田学人作品でエロパロ2【Missing/断章のグリム】(dat落ち)
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1224251442/
- 2 :
- >>1乙。久々の復活だな
さあ、それじゃいよいよ、みんな大好き『甲田学人作品』のエッチなお話をしましょう
- 3 :
- クリック?
- 4 :
- また人知れず落ちないことを願う
- 5 :
- クラック!
- 6 :
- スレ立て乙!
- 7 :
- ついに立ったか
詠子ちゃんと風乃ちゃんの魔女っ娘コンビで
百合々々なお話を誰か頼む
- 8 :
- ――その『少女』は、出逢ったときには既に『経産婦』だった。
ただ“姫”とだけ呼ばれるその有名な少女のことは、彼女がこのロッジに来る前から知っていた。
だから姫がこのロッジに来た理由も、最初から識っては、いた。
姫は、三度の出産を経験したとは思えないほどピュアで、可愛い少女だった。
実年齢は20代らしいが、どうみても10代後半の外見と性格――それが、頭の中に巣食う蟲に凡ての記憶と感情を喰われ続けているせいだと気付くのには、そう時間はかからなかった。
首から下げた手帳を大事に大事に、僅かな記憶と感情を忘れないように繰り返し眺めながら過ごす姫に惹かれるのにも、時間はかからなかった。
- 9 :
- 「大好きですよ」
姫の言葉は、甘い蜜となって身体に染みていく。
「恥ずかしいですけど……何だか以前にもこうしたことがあった気がします……」
初めての夜、戸惑いながら呟く姫。
姫の記憶の片隅に残っている『誰か』の存在に激しく嫉妬しながら、瑞々しい身体を抱き締める。
「あ……っ、やん」
態度は処女のそれ。しかし身体の反応の端々に見え隠れするのは、かつてこの身体を味わった男たちの影。
その影を自分の存在に置き換えたくて、姫を連日抱き続けた。
- 10 :
- おお、ナイス!
- 11 :
- 蜜月は、長くは続かなかった。
姫のお腹に、新たな命が宿った――毎日抱き合っていれば当然の帰結だが、それは姫との別離れを意味していた。
「男の子かな?女の子かな?」
お腹を撫でながら、幸せそうに微笑む姫。
「この子のことは、毎朝起きても絶対覚えているんです」
覚えていられる――そんな存在を、束の間でも彼女に与えることが出来ただけでも、自分の存在価値はあったのかもしれない。
例え、出産後には忘れてしまう子だとしても。
- 12 :
- そして姫が安定期に入り、別離れの日がやってきた。
「おはようございます。今日もこの子は覚えてました。もちろん、あなたも」
いつも通りの朝。いつも通りの姫の第一声。
「今日は『お仕事』があるんです。久しぶりのお仕事みたいです。世話役さんがそう言ってました」
彼女の『仕事』は妊娠が解ってから控えられていた。
食害を使うことで、お腹の子に万一のことが起こらないように。
彼女は、大事な『繭』だから。
だから、仕事と言うのは嘘だ。姫をこのロッジから離すための口実に過ぎない。
そして、姫は二度とこのロッジには還ってこない。
- 13 :
- こうなることは最初から解っていたはずだ。
彼女がこのロッジに来た理由……それは、年齢の近い自分との間に子どもを作らせるため。
大切な『食害』の血脈を途切れさせないように。
だが、そんな周囲の思惑とは関係なく、惹かれずにはいられなかった。
子どもと同じく、いずれ彼女の記憶から自分の存在が消えてしまうと解っていても。
風の便りで、彼女が無事に女の子を出産したと聞いた。
姫がいなくなった日常。姫が来る以前に戻っただけ――そうは思えない自分がいる。
彼女が忘れてしまう代わりに、せめて自分は彼女と、彼女の子どものことを憶えていたい。
- 14 :
- そんなある日。
世話役から封筒を渡された。
「渡すべきかどうか、かなり迷ったんだけど」
申し訳なさそうな表情を浮かべながら、世話役が言葉を続ける。
「姫の最期の相手である君に、これを持っていて欲しい」
頭の中が真っ白になる。
出産を繰り返しているといずれ『食害』に全身を喰われる――過去の例から導き出された事実。
知っていたはずなのに、姫が元気であることを疑いもしていなかった。
『出産』は無事に終わった。
でも彼女は……。
- 15 :
- 封筒を開けると、中に手帳が入っていた。
姫がいつも大事に首からぶら下げていた手帳だ。
恐る恐る、手帳を開いてみる。表紙の裏のページには、ひらがなの50音表が貼ってあった。
そして、ノートには毎日の記憶を補う、彼女の文字。
たわいもないことから重大なことまで、雑多に書かれた、記憶の欠片たちに一気に目を通す。
最終ページを見た瞬間、嗚咽が止まらなくなった。
『
★つぎのてちょうにも、ぜったいにかく
わたしのなまえ
たのうえ さつき
たいせつなひと
しらのさん
ゆきのさん
ゆみこちゃん
かがりやさん
:
:
:
』
並んだ「たいせつなひと」の最後には、自分の名前が書いてあった。
- 16 :
- 乙!GJなり
- 17 :
- GJ
画面が歪んで見えるが泣いている訳ではないぞ!
- 18 :
- いずれこうなるんだなあと思うと……
- 19 :
- 鹿狩雅孝は苦悩していた。
ここ数日、新しく神狩屋ロッジに預かることになった少女――時槻雪乃の処遇について、四野田笑美と連日議論を重ねている。
大筋では共通の見解に至ったのだが、ある一点でなかなか意見が妥結しないのだ。
「だからね」
笑美は言いつのった。
「“痛み”がトリガーなのが問題なのよ」
断章の暴発を防ぎ、出来れば雪乃を日常に戻す――そのために《断章詩》と『服装』で二重の安全装置を設定する――そこまでは二人の世話役の意見は完全に一致していた。
しかし。
- 20 :
- 「雪乃ちゃんだって、いずれ恋をするかもしれない。恋をすれば、当然そういうことも起こりうるわ。そのときに、相手を焼きしちゃったら、雪乃ちゃんは今度こそ耐えきれないわ」
笑美曰く。
破瓜の痛みで、思わず安全装置が外れることも考えられる。日常へ還る最終段階とも言える恋愛で却って傷口が大きくなれば、雪乃は日常から完全に逸脱する可能性が高い。
だから雪乃が混乱している今のうちに、手を打っておくべきだ、と。
「だからといって、なぜ僕が……」
人によっては、役得と考えられる者もいるのかもしれない。
だが、神狩屋にとってはなるべく避けたい展開だ。
渋る神狩屋に、笑美は笑ってこう言った。
「だって、断章という不幸を子供がちゃんと大人になるように導くのが、私たち世話人の役目じゃない」
- 21 :
- 「何で私がこんな目に逢わなきゃいけないの?」
ベッドに両手を繋がれた雪乃は、目に大粒の涙を浮かべて叫んだ。
叫びたい気持ちは痛いほど解る。
姉に浮かんだ泡禍によって父母を、家族を喪い、そして、処女をこんな形で喪うなんて、納得など出来る訳がない。
「君のためなんだ」
神狩屋にはそう呟くことしか出来ない。
焼かれてもぬことのない神狩屋が雪乃の処女を奪い、その後颯姫の食害を用いて破瓜の記憶を消す――
それが雪乃のためだと笑美に説得されて、渋々ながらも承諾したのは、『所詮男には破瓜の痛みが解らないから、だからそんな楽観出来るんだわ』との笑美の台詞に反論出来なかったからだ。
- 22 :
- すまぬ。
ようやく前段が終わってさてエロパートだってときに、呼び出しくらった。
今日中には続き書いて完結させる。
- 23 :
- あえてゴシックロリータの衣装は着せたまま、服の上から胸をまさぐる。
「やだ……っ。神狩屋さん……やめて……っ」
雪乃は激しく抵抗するが、所詮は大人の男と少女。力の差は歴然で、のしかかった神狩屋をはね返すことはできない。
「……あまり暴れると、手首が傷付くよ」
やんわりとたしなめるが、手首が傷付くことも実は計算のうちだ。
なるべく痕が残らないよう幅広の布で縛ってはいるが、抵抗すれば痛みは少なからず手首に残る。
痛みを手首に記憶させ、手首以外への刺激での暴発をなるべく抑制する――これも笑美と二人で考えた、安全装置の一つだった。
- 24 :
- >>22
GJわっふるわっふる!
- 25 :
- ゆきのん超ナイス!
- 26 :
- 「なるべく痛くないようにするから」
今の神狩屋の役目は、雪乃を快楽に染めること。
破瓜の痛みを軽減し、かつセックスの快感を身体に覚え込ませる――これは雪乃の将来のために、世話役として“やるべきこと”だ。
性具も色々と用意してある。むしろ神狩屋自身も、雪乃を悦ばせるための道具に過ぎない。
そう思わないと、やっていられなかった。
しばらくは雪乃の抵抗は激しかったが、だんだん疲れてきたのか、少しずつ身体から力が抜けてきた。
勿論、抵抗を受けながらも神狩屋が胸への愛撫をやめなかったせいもあるだろう。
「……んっ」
雪乃の唇から、くぐもった吐息が漏れ始めた。
- 27 :
- 雪乃の反応を確認しながら、神狩屋はローターのスイッチを入れ、雪乃の胸に押し当てた。
膨らみの周辺から頂点へ、円を描くようにゆっくりと刺激を与え続ける。
「………っ」
雪乃は吐息を噛みすが、小さな粒が徐々に尖ってきたのが、服の上からでもはっきりと解るようになった。
神狩屋はなおも執拗に、しかし慎重にローターで乳首を責める。もう一方の乳首には、神狩屋自身の指で、そして歯で刺激を与える。
「んふ……っ……やぁっ」
雪乃が弱々しくかぶりを振る。
- 28 :
- 「や……ん………嫌っ………あ……ふ…っ」
少しずつ弱くなる抵抗。
神狩屋は、雪乃のスカートを捲り上げた。
「……嫌!赦して、神狩屋さんっ!」
我に返った雪乃が、足をバタつかせたが、構わずにドロワーズとパンティを剥ぎ取る。
そのまま強引に太ももを押し上げると、雪乃の秘められた部分が露になった。
まだ男に散らされるには少し早い、幼さを残した泌部が、湿り気を帯びている。
「……処女だし、これくらい濡れてたら上出来かな」
あえて卑猥な言葉をかけると、雪乃の全身が固まり、すすり泣きが聞こえてきた。
「………もう……やめて……神狩屋さん……っ。……お願……い………」
- 29 :
- しかし神狩屋は雪乃の懇願を無視して、回転を続けるローターを雪乃の泌部に近づける。
「んっ……ふ……っ、あんっ!!」
敏感な豆に刺激を与えて転がすと、雪乃の口から抑えきれない嬌声が漏れ始めた。
「あ、あっ……やっ」
雪乃の全身が跳ね上がる。
「や、いや……っ」
拒絶の声にも、艶っぽく色めいた気配が混ざりこんでゆく。
「……あっ、ああっ……ん……や………も……っ」
雪乃の身体が、小刻みに揺れる。限界が近いようだ。
「あっ!やぁぁ……っ!」
一際高い嬌声が上がった。
- 30 :
- 神狩屋はローターのスイッチをオフにした。
「………ふ……っ」
雪乃はただぐったりとして、荒い息を吐き続けている。
意識が朦朧としているらしく、目の焦点が全く合っていない。
初めての刺激は、まだ中学生の少女には少々強すぎたようだ。
「………ごめんね」
神狩屋は、呟いた。
「でも、ここでやめる訳には、いかないんだ」
そして、細身のバイブレータを手にとる。
「せめて、少しずつ慣らすから」
――そんなことで許される筈はないけれど、言わずにはいられなかった。
雪乃の肢体は、神狩屋が喪った『生』そのものだったから。
- 31 :
- 雪乃は、自身の身に起きていることが未だに信じられなかった。
姉が起こした事件で茫然自失だった雪乃を保護し、今は唯一頼れる存在だと思っていた神狩屋が、自分の身体を弄んでいる。
それが雪乃のためだといくら説明されたところで、納得など、到底出来る筈がなかった。
しかし、身体は雪乃自身の意思とは裏腹に、与えられる快楽を素直に覚えてゆく。
「……もぅ、や……赦して………っ」
いつか本当に好きな人とするものだと信じて疑わなかった行為を、つい最近知り合ったばかりの『世話役』としている現実。
心を裏切って、快感を得る身体。
褪めていく心。
「……やだ……っ!」
雪乃は、全身がカッと熱くなるのを感じた。
- 32 :
- 「………っ?!」
涙が頬を伝う感触で、雪乃は目が覚めた。
「あ、良かった。目が覚めた」
タオルを片手に雪乃の顔を覗き込んでいた少女――確か颯姫という名前だったはず――は、ホッとした様子で微笑んだ。
「神狩屋さーん!雪乃さん、目が覚めましたよー♪」
嬉しさを全く隠さない声で、颯姫が叫ぶ。
ほどなく部屋のドアが開いて、先日から世話になっているこのロッジの世話役である鹿狩雅孝が顔を覗かせた。
「……目覚めたんだね」
優しげな笑みを浮かべて神狩屋が近づいてくる。
初めて会った時と同じ笑み。しかし、何となく感じる、違和感。
- 33 :
- 雪乃は身を起こし、その違和感の原因を考えてみようとしたが、靄がかかったような感触しか思い出せない。
「……もう大丈夫かな?」
神狩屋が雪乃の額に手を当てようとした瞬間、雪乃の身体がビクッと震えた。
――この人は、信用できない。
それは、確信。
神狩屋だけではない。颯姫も、誰も、信用など、してはいけない。
『……やっと本当に“目醒めた”のね、愛しい妹。……うふふ』
背後から、両親をし自らの命を絶ったはずの、姉・風乃の声が聞こえた。
〜FIN〜
- 34 :
- 正直すまんかった
即回避にエロでも書くか〜〜と甘い気持ちで書き始めたことを即後悔したwww
エロパロ職人さんを心から尊敬するよ!
修行して出直してくる
ノシ
- 35 :
- 十分だ乙!
- 36 :
- ありがとう本当にありがとう
めちゃくちゃおいしかったですGJ!
- 37 :
- エロい効果持った断章とかどうだろう
- 38 :
- 確認したいんだが、非エロSSのここへの投下はあり?
それともエロパロ以外はお断り?
- 39 :
- 倉庫見る限りだとエロなしもあるよな
誰も投下する人居ないならいんでないかと思うけどね
どうせ過疎っちゃうんだから
- 40 :
- 個人的には大歓迎
本スレにSS投下はご法度だし、パロ全般ここでいいんじゃね?
限りなく総合パロに近いエロパロスレ、て認識でおkな気がする
- 41 :
-
とある一軒家の部屋、リビングの中――。
小太りした醜悪な男が椅子にふんぞり返り、腕組みしながら少女を股下に従わせていた。黒いレースで髪を束ね、セーラー服をまとった女子学生、時槻雪乃である。
男はにやつき顔で見下ろす。
彼は雪乃にフェラチオをさせていたのだ。
ベルトとズボンのチャックを下ろさせ、一物をつまみ出してもらい、そして咥えてもらっている。手で陰茎を握らせ、絶妙な舌使いで研磨させるのがとても心地良い。
「いいねえ、雪乃ちゃん。とても気持ちいいよ」
――ギロッ
雪乃は口淫をしながらも、上目遣いで睨んできた。
当然だろう、男は強引に卑猥な行為をさせている。
自ら<人形師>と名づけた断章の力によって、身体の動きを指先一本まで操作している。念じることによって、力をかけた相手は思い描いた通りの動作を取るのだ。
だから雪乃ともあろうものが醜悪な男の股につき、肉棒をしゃぶり頭を前後させていた。
それを見下ろし快楽に浸るのは、男にとてつもない優越感を与えている。
雪乃は始終その目を鋭くして、切れ味さえありそうなほどの視線を飛ばすせめてもの反撃を続けていた。
しかし、肉体を意のままにしている以上は攻撃される心配はなく、雪乃も抵抗できない悔しさに苛まれている。それでいてフェラチオに励んでいるのが、絶好の興奮材料だった。
「出すから飲んでね」
言葉の意味を理解してのことだろう。雪乃は鋭く視線を細めつつ、しかし微妙に逃げたくて仕方なさそうな表情を浮かべた。
そして……
――ドピュッ、
白い液体を口内へ放出し、飲み込むようにと念じる。雪乃はごくりと喉を鳴らし、汚い男の精を胃に収める。吐き出したい気持ちもあったろうが、そんなことは男の断章が許してはいなかった。
「美味しかったかい?」
「――っ! ふざけてるの? そんなわけないでしょ!」
怒鳴り返してくるが、口元から精がとろりとこぼれている。
その気になれば<人形師>の力は言葉を封じることもできる。何なら好きな台詞を強制的に喋らせることさえ可能だが、男は口だけは自由にしてやっていた。反攻不可能な状態にも関わらず、常に意を醸し出しているところを嬲るのが面白いと考えたからだ。
「俺は気持ち良かったよ? ほら、一回出したのにまだ勃ってる。本番にいきたいから服は全部脱いでもらおうかな」
「誰がっ!」
脱いでたまるものか、とでも言いたいのだろうが、男は欲望のままに雪乃を操作する。
- 42 :
- まずセーラー服をたくしあげ、少しずつ素肌を晒していきながら脱ぎ去っていく。スカートのジッパーに指をかけ、白いショーツを見せるように下ろしさる。下着姿で靴下を脱ぎ、背中に手を回してブラジャーを外す。
大事な部分が順々に見えてくるのが色っぽく、男は一層興奮した。
「必ずしてやる……!」
さすがの雪乃も、逆らえないことは悟ったのだろう。状況を嫌々受け入れはするが、きっとチャンスを見つけて逆転してやる、といったつもりなのは明白だ。
だが、雪乃にチャンスはない。
身体操作という能力を応用して、相手に禁止行為を加えることができる。「〜を禁ずる」と念じれば、相手はそれができなくなる。男は「俺に危害を加える行為を禁ずる」と念じ、刷り込んでいるので、既に反撃が来ないよう設定済みなのだ。
もっとも、雪乃には伝えていないので本人はそれを知らない。だからこそありもしないチャンスを虎視眈々と狙い、睨み続けてくる姿が滑稽でいい。それを犯すのがまた、とても面白いのだ。
ただ念じるだけ、それがトリガーとなって断章は発動する。
町で偶然見かけた美貌の少女を、さも相手が勝手に家まで上がりこんできたかのような形にして捕らえるのは、いともたやすいことであった。
雪乃の名は生徒手帳から知ったのだが、反応から察するに彼女も断章のことを知っている側の人間なのだろう。だが、欲望を満たしたいだけの男にとって、そんなことはどうでもいい。
全裸となった雪乃のまぶしい肢体を好きにすることこそ、男には重要なことである。腕に巻きつけられた包帯が彼女がリストカッターであることを物語っているが、傷があるのは腕だけだろう。他の全体が綺麗であれば、肉体を楽しむのに支障はない。
「さあ、ベッドへ行こうか」
男は雪乃を部屋まで連れ、シーツの上に寝かしつけた。
「せいぜい今のうちに楽しんでおくことね。アンタへの付けは必ず倍にして返す。焼きす」
倍返しされる瞬間などとっくにありえないのに、雪乃は観念したというより隙をつけ狙うつもりで押しだまったのだろう。
男は雪乃の裸体に覆いかぶさり、遠慮なく唇を奪う。むしゃぶって唾液の糸を引かせると、不快そうに顔を歪めた。
「くっ、気持ち悪い……!」
悪態をつくのはせめてもの抵抗か。
男は乳房を揉み、乳首を指でこねる。秘所へ手をやり執拗に愛撫した。
「おやおや、その気持ち悪い相手に濡れているんだねえ? 雪乃ちゃんは」
わざとらしくクチュクチュと水音を立てると、雪乃はより悔しげに顔を歪め、目に涙まで溜め込んだ。泣きそうになりながら、それでいて恥じらい、かつこちらを睨むのをやめない。
「気持ちいいんだろう? ほらほら」
男は股間に顔を埋めてなめずった。
「くっ……うぅっ!」
雪乃は人差し指を咥えて、喘ぎ声を出すまいとしている。
「我慢しちゃってるところが感じてる証拠だよね〜」
わざとらしく言葉を投げつけると、キッと視線を飛ばしてくる。目に涙の溜まった、頬の赤らんだ睨み顔ほどそそろものはない。
「じゃ、そろそろ本番いこうか」
男は雪乃の入り口へ亀頭を当てて、ずぶりと挿入する。破瓜の血が股から流れ、痛みに背をのけぞらせた。
「へぇ、中々の名器じゃん」
デュフッ、と男は興奮しながら腰を振り、ついで胸を揉み、尻に手を差し込む。雪乃は髪を振り乱し、よがり、シーツを握って耐えていた。
「じゃ、出すよ」
ドピュ、と膣内へ精を打ち込み、棒を引き抜く。愛液と精液の交じり合ったものが糸を引き、性器の貝からも白い滝がとろりと漏れ出る。
「ハァ、ハァ……」
雪乃は最後まで泣くことはなく、涙目のまま堪えきったようだった。
さて、次は禁止設定を刷り込んでトイレでも我慢させてみようか。
さらなるたくらみを胸に抱き、男は卑猥なさらに笑顔を浮かべていた。
- 43 :
- 以上、オリジナル断章持ちのモブで投下しました。
とりあえずはこれで終了です。
- 44 :
- 乙
- 45 :
- 乙!
気が向いたら続編または新作投下も検討してくれ
- 46 :
- ケータイから
41です。
不定期でよければ続きで他の子狙ったりもしたいです。
- 47 :
- ホルダーの断章耐性はドウシタ
- 48 :
- >>47
ごめんその設定だけスルーして書いてた
- 49 :
- さて、笑美さんでも狙うか
- 50 :
- 以前のスレで出た事故でキスする蒼衣と雪乃ネタを拝借
エロなし
- 51 :
- ある日、学校帰りの神狩屋に寄ると
「あれ、神狩屋さんは」
店主は不在のようで、蒼衣より先に店に来て席についている雪乃に尋ねる。
「買い出しに出かけているそうよ。颯姫ちゃんは奥でお茶の用意」
「そっか」
何か話そうかと思ったが、それきり黙りこむ雪乃の横顔を見つめる。
いつもの光景だと苦笑して思考を切り替えして、辺りを見回す。
なんとはなしに棚にあった置物に手を伸ばした時だった。つるりと足元が滑った。
「――っ!」
床にモップをかけたばかりだったのだろうか。とっさに近くの棚を掴み、転倒をまぬがれた。跳ね上がる心臓を押さえる。
しかし棚を掴んだ拍子に展示されている商品を壊したりしたらことだった。気をつけなければ。自戒する。
「……」
何やってるのよ、と言いたげに一部始終を見ていた雪乃の視線に、蒼衣は照れ笑いを浮かべると、
雪乃は今まで自分が蒼衣を見ていたことに気付いて、その事実を不快に感じたのかむっと眉を寄せる。
それを受けて蒼衣は苦笑をした。いつものことだ。
「!」
と、油断した蒼衣の足元がさらに滑った。
「……!」
転倒の寸前、とっさに雪乃が身を乗り出し蒼衣の服の袖を掴んだ。しかし止めること叶わず、
もんどりうって二人とも床に倒れこむ。
「いた!」
目の前に火花が見えたような衝撃が走り、額をぶつけたと一瞬遅れて認識したあと、柔らかなものが唇に触れた。
「……」
時間からすれば一瞬のこと。
「…………」
このうえなく近い距離にいる雪乃と目が合った。
「………………っ!」
互いの視線が交わったその瞬間、水を打ったかのように思考が戻り――ばっと引き剥がすように離れた。
今、自分の唇に触れたのは……雪乃の唇……?
そのことに気付いて再度動揺する蒼衣。
「あ……ご、ごめん!」
「……っ」
とっさに出た謝罪の言葉に、雪乃は何かを言おうとして――しかし何も発せず、
唇をきゅっと引き締めると、無言で立ち上がる。
「……本当に、ごめん」
「うるさい、すわよ」
蒼衣の謝罪を遮るようにそう切って捨てると、もはや何も聞きたくないとばかりに、
不機嫌に顔を背ける。
これ以上話しかけるなと何よりも如実に語る背中。
それを天より高く聳え立つ壁を見るような思いで見ながら、照れているのだろうかと
考えるのはあまりにも楽天的だろうと思う。
……どうしよう。
雪乃が気になる身としては刹那的には幸せかもしれないが、そんな刹那の幸福など
味わう暇もなく霧散し、重いものが胸を占めた。
頭を抱えたい思いで一杯になり、何か手はないかと考えをめぐらせた時だった。
- 52 :
-
カタン……!
音がしたほうに目をやると店の奥に繋がる通路で少女が立ち尽くしていた。
両手で持ったお盆に載せられた茶器のカップがかたかたと震えていて今にも取り落とさないか心配だった。
「……颯姫ちゃん……」
颯姫の顔は、何を見たのかと問いただすまでもなく一目瞭然だった。
蒼衣はそれを見てこの先の展開を予想し――この上なく嫌な予感で満たされる。
「……ごめんなさい! ごめんなさい!」
開口一番、頭を下げる颯姫。
「いや、その……」
「見るつもりはなかったんです!」
「そうじゃなくて」
ここで颯姫に騒がれては事の成り行きがこじれそうで蒼衣は取り繕うとするも、混乱した颯姫は聞いていない。
「大丈夫です、すぐに忘れちゃいますから!」
何が大丈夫なのか。頬を真っ赤に染め、おろおろと恥ずかしげに右往左往する。
「だからそうじゃないんだ。えーっと」
「――颯姫ちゃん」
混乱する場の空気を冷たい声が遮った。
思わず固まる蒼衣。
「これは事故なの」
雪乃の、この上なく冷たい声。
「そうよね、白野君」
「う、うん」
念を押されて、少し悲しいがそれが事実なので、同意した。
「だからあなたが思うようなそういうことではないの」
首筋に氷を押し付けるかのような雪乃の声に気圧されてこくこくと頷きかえす颯姫。
「わかりました……」
その凄みでとりあえずはその場の混乱が収まった。
「えーっと、お茶持ってきますね」
「いや、お茶ならここに……」
「お菓子を持ってくるの忘れちゃいました! あははー」
「……」
逃げるように奥に引っ込む颯姫の背中を蒼衣はどこか恨めしい思いで見送った。
* * *
- 53 :
- 「……」
いつもの巡回に出かける。しかし雪乃は無言だった。
元より雪乃はお喋り好きというわけではないが、状況が状況なだけに意図的な無視に思えて、蒼衣は焦る。
「雪乃さん」
「……」
前を行く雪乃に話しかけるも、返るのはやはり無言。
「そのうがいとかしなくていいのかなって」
「……?」
その言葉に雪乃はようやく振り返り、訝しがる視線で続きを促す。
「その、あんなことがあったし……口をゆすがないと嫌なんじゃないかって」
それを聞いて、雪乃は一瞬呆気に取られたような顔をして、やがてため息でもつきそうに眉を寄せる。
「……うるさいわね。もうその話題はやめてっていっているの」
話題に出すのも嫌ならしい。
『あらあら雪乃、照れているのかしら』
突如、風乃が現れる。
面白いものを嗅ぎつけた猫のような無邪気な嗜虐心に満ちた笑みを浮かべながら。
「……姉さんは黙っていて」
そんな野次馬根性の的に挙げられるのは我慢ならないのだろう。雪乃は不機嫌さを押しした眼差しを向ける。
しかし雪乃が風乃に勝てた試しはなく、
『初めて男の子とキスしたというのに。素直じゃない子ね』
「……!」
初めてと聞いて、思わずぎょっとする蒼衣。風乃の挑発に雪乃はもはや不快感を隠そうとせず眉間に険しい皺を寄せる。
そんな雪乃の反応に風乃はますます楽しげに声を踊らせる。
『これが物語ならさしずめお姫様に目覚めを促す王子様のキスといったところかしら?
ふふ……偶然も必然も神様の手の上だもの。だとすればこれはどんな物語になるのかしらね』
「…………黙って」
押しした雪乃の意。
『頑張ってね、王子様』
風乃は蒼衣に微笑むとかき消えた。
この状況を楽しみかき回すだけかき回して消えていった風乃を蒼衣は恨めしく思いながら消えた虚空を眺める。
ややあって。
「……白野君こそ、いいわけ?」
雪乃の言葉に一瞬、考える。風乃が現れる前までの会話の続きだ。それで雪乃が蒼衣に
気を使っているのだと考え至り、
「いや、僕は別に……嫌じゃないし」
「……っ!」
後で思えば見当外れなことを言ったように思う。でも蒼衣は後悔しなかった。本心だ。
さすがにキスできて嬉しいと言うことまではできなかったけれど。
「……」
その場から歩みを早める雪乃。
「……雪乃さん?」
一瞬見えた横顔、その頬が赤く染まっているような気がしたが、前を行く雪乃の顔をもう一度見ることは出来なかった。
- 54 :
- ……
…………
『蒼衣ちゃん、キスしようか』
ある日いつもの場所で遊んでいたら、葉耶がそんなことを言った。
葉耶は早熟な子供だった。だからそんなことを言ったのだろうと思う。
好きだからキスをする。蒼衣も葉耶のことが好きだったからそれを抵抗なく受け入れた。
別に恥ずかしいことだとは思わなかった。社会的な常識を身に着ける以前の二人だけの
世界ではそれはおかしなことではないと思ったのだ。
葉耶がそういうなら、それは両者の関係では自然なことだと――
「……」
今日、事故とはいえ雪乃とあんなことがあっても、葉耶を思い出してしまった。
自分がそれだけ葉耶に――自分が見捨てた幼馴染に捕らわれていることを意識する。
雪乃を好きだという気持ちに変わりはない。だが、こうして葉耶を思い出すたびに、
雪乃に対しての裏切りになるのではないかという思いが脳裏をよぎる。
「……」
雪乃は今も怒っているだろうか。
気にしているとまた疎ましがられるかと、明日会う時はなるべく普段と変わらないよう
接するべく心がけようと思うが、今はどうにも頬の熱が引きそうにない。
甘くて苦い思いを蒼衣は噛みしめた。
……
…………
雪乃は唇に触れる。
「……」
忌々しさが胸中にこみ上げてくる。
ただ、皮膚同士が触れただけだ。そう言い聞かせる。
化け物はこんなことは気にしない。こんなことで苦痛も恐怖も感じない。
ましてや喜びや幸福などあるはずがない。
しかし思い出してそうした穏やかならない浮ついた感情が去来するようで。
今もまだその感触が残っているようで、そんなことを気にする自分自身が不快で雪乃は唇を擦った。
- 55 :
- 乙!GJなんだぜ
- 56 :
- 乙乙!
やっぱ非エロもええのぉ〜〜
雪のん超カワユス!
- 57 :
- 学校の身体測定の日、時槻雪乃は体操着に着替えて内診検査を受けていた。
布をたくし上げ、決して巨乳でないが綺麗な曲線を帯びた美乳を医者に晒している。
いくら医者とはいえ、羞恥心の強い年頃の少女が胸を見せることには大きな抵抗かある。雪乃の顔は真っ赤に染まり上がり、医者の視線が刺さる乳首のあたりにはじわりと熱を感じていた。
『あら、恥ずかしがっちゃって』
ーーうるさい!
風乃の声に内心いきり立つが、しかし関係のない医者にまで怒りが伝わっても困る。やり場のない気持ちを今は溜め込むしかなかった。
「では音を聞きますね」
聴診器を押し付けられ、胸は柔らかく潰れた。
右胸、左胸と続いて、次は背中の音を聞いてもらう。
『ねぇ雪乃、好きでもない人に見られてどんな気分?』
ーーうるさい、すわよ。
いつもの台詞も、心の中で唱えるしかない。
「じゃあ触診しますね」
再び前を向いた雪乃は、今度は直に胸を触られた。下乳をすくわれ、弾ませるかのように指から振動を加えられ、ぷるぷるとした乳揺れを視診される。
乳房の健康具合を確認するため、指で触られた上に形状変化を観察されるのだ。
『あら雪乃、乳首が立っていないかしら』
「…………っ!」
感じてしまったことを嘲られ、雪乃は顔をしかめる。
さらに胸全体を鷲掴みされ、じっくりと揉まれた。踊る指と共にマシュマロのように変形を繰り返す。
『雪乃ったら、本当に気持ち良さそうねぇ』
もはや知らない男に触れられるより、風乃にかけられる言葉の方がよほど屈辱的だ。向こうはあくまで検査で触っているのに対し、風乃は雪乃を貶めることを面白がっている。
固くなった両の乳首にそれぞれ人差し指を押し付けられ、そして摘ままれ、くりくりと責められる。
「…………っ、ぅぅっ」
『声が出そうね、雪乃』
雪乃はひらすら、医者に触られる恥ずかしさに加え、その様子を側で楽しまれるという屈辱に耐え続けた。
「はい、いいですよ」
終了が告げられ、雪乃は即座に胸をしまう。
『もう終わりだなんて寂しいものねえ。雪乃? 快感の具合はどうだったかしら』
「二度とこういう時に出てこないで」
雪乃は小さな声で、しかし確かに鋭く、風乃に牙を向けて検査場を退室した。
- 58 :
- >>57
タイトル付け忘れてた。
「雪乃、内科検診を受ける」
- 59 :
- 乙!
だが実際にこんな検診する校医がいたら医者免許剥奪+もんだろうな(笑)
二次だからこそ許される所業だ
- 60 :
- 乙! イイヨイイヨー
- 61 :
- >>57
乙だが校医が『変われよ』されました
- 62 :
- 葉耶が蒼衣にお医者さんごっこを教えてるのとかどうだろう
- 63 :
- 葉耶「ねえ蒼衣、病気によっては医者はおっぱいを触診する場合もあるのよ」
蒼衣「ええと、こうかな?」
葉耶「そう、そんな揉み方でしこりを探すのよ」
蒼衣「うん。じゃあ探してみるね」
葉耶「どお? 見つかりそう?」
蒼衣「……わかんない」
葉耶「なら私に病気はないのね。でも不安だから、念のためにもう少し診て?」
蒼衣「わかったよ、葉耶」
葉耶「乳首もよ?」
蒼衣「指でつまんでこりこりするの?」
葉耶「そう、そうよ」
こんな感じで蒼衣に触ってもらって楽しむのか
- 64 :
- >>63
おお、そんな感じそんな感じ!
まさか書いてもらえるとは思わなかったありがとう!
- 65 :
-
*雪乃風乃は「あげるわ」無しでフリーダムに交代しまくります。
面倒なので風乃の台詞は表に出てる最中も『』で通します。
願望叶って雪乃といい関係まで到着した白野蒼衣は、なしくずし的に風乃とも愛し合うことに。
その夜、ベッドで営みを交わす蒼衣だが、大変な気苦労に始終苦笑いしながらハメることになる。
「姉さんはすっこんでてくれない?」
『あら、やっぱり二人っきりが一番なのかしら』
現在、既に全裸の雪乃の上で蒼衣は腰を振っている最中なのだが、その隣に現れた風乃が雪乃をからかう。すると雪乃はいきりたち、膣を突かれ感じながらという状態のまま姉に悪態をつくのだ。
「別にそうは言っていないわ! ただ、鬱陶しいから出てくるなってだけよ」
『寂しいことを言うのねえ。素直じゃない雪乃にはこうよ!』
そして、雪乃と風乃は入れ替わった。
「あ、あの……」
まさに挿入してピストン運動をしていた最中だったので、蒼衣はこの交代に困惑する。
『続けて頂戴? 可愛いアリス』
「……はい」
こんな普通でない交際状況だが、せっかく好きな相手と付き合えている蒼衣は仕方なく受け入れる。雪乃もとい、風乃の乳房に顔を埋めてしゃぶりつつ、奥を突き上げる。
『いいわよアリス、とっても気持ちいい。そうだ、いいことを思いついたわ。体位を変えたいから一旦抜いてもらえるかしら』
「いいけど、なんか悪い予感がするなあ……」
その予感は的中する。
引き抜くと同時に風乃は四つん這いとなり尻を向けてきた。白く丸い尻肉を目の前でフリフリしてくるので、さしもの蒼衣も我慢ならずに揉み始めてしまう。
『そのまま割れ目を開いて? そう、そうよ――』
「いやぁ!」
次の瞬間、雪乃の悲鳴があがった。
風乃はわざと恥ずかしいポーズを取り、あまつさえ尻の割れ目を開かせ、それから雪乃に身体を返したのだろう。
肛門を見られた恥ずかしさに、雪乃は顔を真っ赤にしながら涙目になり、蒼衣を睨みつける。怒っているが、可愛い表情だ。
「なんてことをしてくれるの? いくら私達がこういう関係だからって、こんな場所まで――」
『いいじゃないの、せっかくの恋人に私達の全てを見てもらいましょう?』
風乃はちゃっかり自分も恋人のうちにカウントしている。
元々、雪乃と付き合う気でいた蒼衣は苦笑いするばかりだ。
「全てって、姉さんが良くても私はまだ隅から隅までを見せるつもりは――あぁん!」
姉妹の言い争いを聞いていても置いてきぼりになるだけなので、蒼衣はバック挿入で雪乃相手に続行した。
「ちょっと! まだ私は姉さんとの話がついてないの!」
「でも、せっかくこういうことするために時間取ったのに、姉妹喧嘩で終わられたらたまらないよ」
蒼衣はパンパンと腰を尻に打ちつけ、雪乃をよがらせる。
『ふふっ、雪乃ばかりずるいわ。交代よ』
- 66 :
- 「そんな勝手に……」
『あっ! あぁ! ああん!』
風乃は問答無用に主導権を奪い、喘ぎ声を響かせる。
「風乃さん、僕そろそろ出したいんだけど……」
『いいわよ? 今日は安全日だものね』
「待ちなさい! わざわざ手間をかけて健康管理をしたのは私なのよ? 楽して甘い汁をそそろうなんてそうはさせないわ!」
雪乃が肉体を取り返し、目で「早く出しなさい!」とすごんでくる。
『酷いわ雪乃。この前も、その前も、前の前の安全日の日も私は一度も中にもらっていないのよ?』
「ふん、人がイイコトできるだけでも感謝したら?」
「うぅ、二人とも……」
蒼衣は気まずい思いで突き続け、ついで尻肉を揉む。
『そうね。安全日のチェックは雪乃の愛によって行われているのだから、やっぱり優先権は可愛い妹に譲るべきなのかしらね』
「……っ! 私は付き合ってるよしみで恋人らしい務めをしてやってるだけで、愛情なんてくだらない感情抱いてないわ!」
『あらあら、なのにどうして、そもそもアリスと付き合っているのかしら』
「そ、それは……」
止まらない争いを他所に、「あのぅ、正常位に戻ってもらっても……」と、蒼衣はかなり遠慮がちに頼む。雪乃は「チッ!」と舌打ちしながら表を向いた。
蒼衣は腰を振りつつ上から胸を揉みしだき、そして言った。
「そのさ、それって僕が二回出せば解決したりしないかな?」
『二人分出してもらえれば、言い合う必要は確かにないわね』
「けど、いつも一回出したら萎んでるじゃない」
「いや、勃たせて復活させればいいし……」
蒼衣の答えに、雪乃はしぶしぶ頷く。
「じゃあ、雪乃さんからいくよ」
――ドピュ! 一発目を放出し、雪乃は果てる。
『じゃあ、次は私の番ね』
蒼衣はしばし風乃に胸とアソコを弄び、再度興奮しなおすことで棒の元気を取り戻す。再び挿入して腰を振った。
――ドピュ! 二発目の放出で風乃も果てた。
「ふぅ……。雪乃さん、風乃さん、二人ともありがとう。すごく気持ちよかった」
終了
- 67 :
- 乙
- 68 :
- このスレが過疎いのは住人が機関に消されるからか…
- 69 :
- 〜〜新しく見つかった保持者を前に〜〜
神狩屋「発動条件が射精で、効果が君がリア充たと思った人物が一人自然発火で爆発する……か。
なかなか厄介な断章だね」
保持者「………」
神狩屋「まず、君には断章の抑制を学んでもらう必要があるね。あと、断章名もつけておいた方がいいかな」
保持者「断章名て、何スカ?」
神狩屋「君の断章を一言で表す記号のようなものだよ」
保持者「……希望があるんスけどwww」
神狩屋「とりあえず言ってみてごらん」
保持者「《リア充爆発》で」
神狩屋「却下」
――かくして、彼の断章は《キモオタDT》と名付けられた。
……《変われよ》されてくるわ
- 70 :
- >>68
書き込んだ人間が次々《変われよ》されてるせいかもな
- 71 :
- >>70
なるほど雪乃ペロペロした奴は皆…
>>69
一体どんな物語の放火でホルダーになったW
- 72 :
- >>71
弟「暇だから安価でキモオタな兄を虐めるwww」
↓
兄「弟が安価スレ立てやがったので安価で復讐するお」
↓
妹「キモオタピザな兄同士が喧嘩してるwワロス」
↓
弟「発狂した兄に頃されかけた件www 」
↓
妹「長兄逝き、次兄重体……ワロエナイ」
↓
弟「リア充な妹がマジで爆発したった」
↓
弟「周りのリア充が次々爆発するのは俺のせいらしいwww」
↓
弟「リア充爆発させまくってたら去勢された件」
- 73 :
- >>72
兄弟全員vipperとか、それ自体が悪夢だなwww
- 74 :
- >>73
最寄り駅オフで兄が出てきた私に謝れ
- 75 :
- >>74
まさかここに妹がいるとは
- 76 :
- 兄弟たち、真っ当な人間に『変われ!』
- 77 :
- そして誰もいなくなった……
- 78 :
- 真っ当な人間だれもいないのかよwww
- 79 :
- 自信満々に挙手しようとした俺の兄貴が占有者の疑い有りとして機関に処理されました
- 80 :
- 兄の自室を覗いたら海苔の佃煮のようになった体が(ry
- 81 :
- みんな読者アンケートでグリムプッシュしたってるか?
- 82 :
- エロパロを書けとのプッシュか?www
- 83 :
- 今日も寒いなぁ……雪のんの火で暖まりたい
- 84 :
- 《私の痛みよ>>83を焼け!》
- 85 :
- 雪山で遭難し凍えそうになっている蒼衣を懸命に暖めようとする雪乃
そんな想像をして萌えたそして燃えた
- 86 :
- 空目と蚊狩屋が延々と知識を語り合い続けるという夢のコラボを誰か
- 87 :
- 沖本と敷島って気が合いそう
- 88 :
- 彼女いない暦=年齢の敷島と
下半身だけの彼女のいる沖本とでは天と地ほどの差があるが
そうと知らない敷島が彼女持ちの沖本を「このリア充爆発しろ」的にうらやむ
薄ら寒い会話が繰り広げられたら面白そうだなw
- 89 :
- >>88
名前は前の物語に犯されてるぞ渦禍くるで
- 90 :
- いや、これは予告という可能性も…
- 91 :
- ぎゃーーーーーー!!!名前残ってたw
ありません続編なんて叩いても出てきません爆発しろ俺!
腹いせにゆきのんをめちゃくちゃにするSSを書いてくるw
今度は甘くないぜ!
- 92 :
- 爆発しろの言葉をみて断章思いついた。
<我が心を抉るリア充よ! 爆発しろ!>
トリガーは彼女いる奴とかに嫉妬すること。
- 93 :
- 彼はお世辞にも"普通"とは言い難い風貌だった。
「あ、あの、白野です。ここの世話役さんに頼まれて来ました」
「……」
「こちらは時槻さんです」
「…………<雪の女王>は知ってる」
「それで、その…<泡禍>と<異端>についてお聞きしたいんですが」
「ああ、あれは、駄目だね。俺の<断章>じゃ爆発できない。リア充じゃないから」
「り、リア充?」
「<泡禍>は知らない。関係ないし、興味ない」
「は、はぁ…」
「それより、白野君と<雪の女王>は高校生……デキてるの?」
「は!?」
「そんなわけないでしょ。すわよ」
「ふぅん…」
「誰彼構わず下卑た詮索されても不愉快だわ」
『ふふ、気を付けてね<アリス>彼の嫉妬は恐ろしいわよ?』
怒りも露に雪乃は退室。
蒼衣と男が残された。
「えっと、貴方の<断章>は、爆発とかその……広範囲なんですか?」
「範囲は、広くないなぁ。リア充が爆発するだけだから」
「そのリア充、というのは?」
「リアルが充実してる奴のこと」
「あ、なるほど…」
「俺これでも、高校の時はすっげーリア充だったの。イケメンで可愛い彼女もいてさぁ」
「え?はぁ」
「そしたらそれを妬んだバカがさ、理科の実験中に「ふひひwwリア充爆発しろwww」とか言いながら薬品変に混ぜやがって爆発」
「うわっ……」
「バカはいいよ。んだんだから。けど俺は最悪だよね。顔が酷い火傷でさ。彼女もどっかいって、イジメられるようになったってわけ」
「それは……」
ぼさぼさでフケの浮いた髪に隠れる火傷の痕を掻きながら彼は続ける。
「ある日<リア充爆発しろ>って言って外にいた高校生カップルが爆発した時は驚いたよ」
「…………」
「で、白野君は、彼女いるの?」
なんか短く纏める気が長くなっためんご!
\(^o^)/
- 94 :
- リア充爆発がキタ!
蒼衣逃げてw超逃げてw
- 95 :
- 葬儀屋コンビに使ったらどうなるんだろう
あれをリア充と見なせるのか
もし爆発したら、葬儀屋は不本意そうに、可奈子さんは幸せそうに爆発していくんだろうな
- 96 :
- 2人でギシアンしてたら可南子さんが発狂し始めて
お預け状態で泣く泣く解体を始める葬儀屋さんとか想像すると泣けてくる
可南子さんはまだしも葬儀屋さんをリア充と呼んではいけない
- 97 :
- 〈リア充爆発しーー〉
〈変われええぇえぇぇ!〉
>>91のゆきのん待機中
- 98 :
- あと、グリムでカップルといったら、
カガリーとしづるさんか、『幸せな王子』のお二人くらいしか思いつかないんだけど
他に誰かいたっけね
グリムは家族や親子関係の話は多いけど、恋人は案外出てこないね
- 99 :
- つ入谷さん
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