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2012年11月エロパロ87: 原作を知らない・うろ覚えの作品でエロパロ (136)
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原作を知らない・うろ覚えの作品でエロパロ
- 1 :2010/12/28 〜 最終レス :2012/11/03
- 原作を全く知らない、二次創作しか知らない、知ってるけどうろ覚え…
どのパターンも大歓迎です
原作との齟齬を楽しむためにROMるも良し
よく知らない作品をダシに欲望をぶちまけるも良し
フリーダムな空間がここにある
- 2 :
- 少年漫画やラノベをいつしかあんまり読まなくなった俺が想像する色んな作品
「ブリーチ」 夜一とかいう褐色肌美女だけ存在を知っている なんだかよくわかんないけどバトルもの?
「ワンピース」 ニコロビンとかいう褐色肌美女だけ存在を知っている 海賊超能力ものなのは知ってる
「ナルト」 忍者バトルものなのは知ってるけど、どういうストーリーなのかは全く無知 桜とかいうヒロインはあんまりエロくない
「銀魂」 ギャグ漫画? 新撰組を元にしたキャラがいるのは知ってる
「学園都市が舞台のやつ」 イマジンブレイカーが登場するのだけ知ってる 最近まで上条という名前をヒロインのだと思っていた
「ゼロの使い魔」 キュルケとかいう褐色肌美女だけ存在を知っている 主人公が剣担いでゼロ戦に乗っていたので戦時中の話だとしばらく思っていた
- 3 :
- なんとなく東方やアイマスは原作知らない人多いと思う
俺は両方やったけど
>>2
学園都市が舞台というと、なんちゃらのレギオスかレギウスだっけ?
イマジンブレイカーというのも聞き覚えがあるようなないような単語だな…
確か剣が強い奴が主人公だった気がするが、武器の名前だっけ?
あと、ヒロインは上条じゃなくてフェリって名前だったと思う
- 4 :
- >>3
>>2の学園都市のやつは「とある魔術の禁書目録」「とある科学の超電磁砲」だな。
「幻想し(イマジンブレイカー)」と呼ばれるあらゆる魔法・超能力を打ち消せる右手を持った上条少年が、
ヒロインの少女、インデックスを守って彼女を狙う超能力者だの魔法使いと戦ったりするやつ。
俺は原作一巻だけ読んで受け付けなくて切った。
数人のキャラの名前と外見と口調しか知らん。
ちなみに「とある科学〜」はヒロインの一人の御坂を主人公にしたスピンオフ作品。
- 5 :
- >ちなみに「とある科学〜」はヒロインの一人の御坂を主人公にしたスピンオフ作品。
それを知らないで「とある科学〜」の方から入ったもんだから随分と主人公の影が薄いアニメだなと思ってた
- 6 :
- >>2が褐色好きなのは理解した
- 7 :
- 良スレの予感
- 8 :
- パンティ&ストッキング
下着メーカーに就職したヒロイン達が欲望渦巻く街でのし上がっていくサクセスストーリー……かどうかは定かじゃない。
- 9 :
- とりあえず有名どころ
ブリーチ
幽感の強い少年が神の少女から力と装備を譲り受け神代行業を始める話
力と神の装備を失った少女は小人化して南くんの恋人状態で同棲
第一話は主人公が襲われて神化する内容
第二話は同級生の少女の幽霊にあの世への切符を渡しに行く内容
二話にて悪性の幽霊となった少女の父親が出てきてバトル
ナルト
九尾の狐の一人息子である少年がいたずらが過ぎる事を理由に村を追い出される話
村長が示した村に戻る条件は人間社会で生活し人間の友人を10人作り村へ連れてくること
主人公の得意技は女体化
ワンピース
小さな漁村で酒場兼小料理屋の息子として生まれた主人公が全身がゴムのようになるという能力を得て海賊になる話
行方不明になった兄貴分の海賊を探して世界を旅する
※それぞれ連載版や赤丸での読み切り版とは内容が変わってます><
- 10 :
- とりあえす、2が
褐色肌の美女が好みという事だけは良くわかった!
- 11 :
- ミキティホームズって主人公のミキティがスケートリンクで滑りながら事件を解決する安楽椅子探偵ならぬスケートリンク探偵のお話だっけ?
- 12 :
- 漫サロ板にありそうなスレ内容になってるw
- 13 :
- 東方をエロ同人以外の媒体で見たことないです><
- 14 :
- エロ同人どころかera知識しかないぜ。
- 15 :
- FF13
ライトニングって女がルシって勇者でコクーンって世界を救う為に
赤狩りで犠牲になった妹をその婿予定と一緒に助けに行くって話
- 16 :
- >>13
東方を同人CDでしか知らない俺は
同人誌の内容を、巫女とか魔法使いを妖怪がずぶずぶするような話と予想
本家は、巫女とか魔法使いが妖怪退治するみたいな設定なんだろうか
- 17 :
- 未読やうろ覚えで一本エロまで書くってのは難しいな。
- 18 :
- >>13
東方は知ってる人に聞いてみたら「鬼太郎が普段住んでるような世界の話」と言われた。
あれヒロインのほとんどが妖怪なんだよね?
- 19 :
- 東方は妖怪と妖精、亡霊と幽霊、人間の魔法使いと生まれながらの魔法使い、天人と月の民とか、
初見だと何が違うんじゃい、っていう区分が設定上あるけど、だいたいそんな感じでいんじゃね。
ヒロイン、というか名前有りのキャラの大部分が女だった。
原作者が『男描くとんじゃう病』なんだっけ。ウソップみたいだなww
- 20 :
- >>18
うん、主役として戦うのはほぼ人間(異種族とのハーフもたまにいる)だけど、
ほとんどのヒロインキャラ(ぶっちゃけ敵キャラ)は妖怪だの妖精だの幽霊だの神様だね。
でも敵といってもぬわけではなくて、子供の喧嘩かスポーツの試合みたいな戦いがほとんどで、
最後は敵味方一緒に打ち上げで飲み会やってめでたしめでたしがパターン。
ちなみに男はごく一部を除いて名無しの村人ぐらいしか出てこない。
- 21 :
- 東方は妖怪女体化モノだろ
きっとあずき洗いやぬらりひょんだって美少女
FF13は高貴な女騎士というイメージしかないな
- 22 :
- ゼロの使い魔 お仕置きされるルイズ
ハルケギニア魔法学校の教師を務めるシスター・シエスタの声が響き渡る。
「ルーイズー! 0点!」
シエスタは鬼のような形相でルイズ・フランボワーズの前にテスト用紙を突きつけた。
「ひぇー……」
ルイズはピンクのフワフワした髪を震わせて、怯えながらテスト用紙に手を伸ばす。
「やーいゼロのルイズー」
後ろの席から野次を飛ばすのは、妖精のタバサだ。バサバサタバサ妖精のタバサ。
ルイズは思わずかっとなった。
「うっ……うるさいうるさいうるさい!」
「これで何度目だよ0点取るの」
タバサはメガネをくいっと押し上げて優等生を気取った。
「こ、このっ……」
ルイズはタバサに掴みかかろうとするも、タバサが翼をはためかせ空中に飛び上がるのでつまずいてしまった。
「降りてきなさいよ! キーッ」
「へっへーん」
「ふざけるのもいい加減にしろ!」
シエスタの怒声が飛ぶ。びくりと震えるルイズ。シエスタが呪文を唱えるとたちまちルイズは光る縄で縛りあげられた。
「きゃあ! シスター、どうして私だけ……!」
「ハルケギニアじゃ学力がすべてなんだよ。お仕置きだ!」
シエスターは蝙蝠の翼を生やした犬のような使い魔たちをけしかけた。使い魔たちはルイズに群がった。
「きゃっ、やだ……!」
ルイズのパンティーが引き下ろされ、髪と同様ピンク色の陰毛が露わになる。
クラス中の生徒がルイズを見ていた。
「や……っ」
羞恥心でルイズの頬が真っ赤に染まる。
使い魔たちは興味深そうにルイズの陰毛をモフモフし、鼻を近づけてクンカクンカした。
「こ、こら! やめなさいっ、バカ犬!……やめてッ……」
ルイズの抵抗する声がだんだん弱くなっていく。
見られ、触れられ、嗅がれることで興奮し、だんだんとモフモフの陰毛を湿らせていくルイズ。
やがて、ぽたり、ぽたりと愛液を垂らし始めた。
「あっ、ああああッ……!」
「だらしがないぞルイズ! そろそろ気合いを入れてやる!」
シエスタはルイズの、胸に比べてふくよかな尻に鞭をピシャリと叩きつけた。
「ったああああ! ひ、痛いよぉ」
白い尻に赤く跡が浮き出るよりも早く容赦ない二度目、三度目が続く。
「ひィ! あっ!」
叩かれる度にルイズは痛みに飛び上がる。もうこんな学校生活は嫌だ。
(くっ……何とかして、点を取らないと……!)
この後、ルイズは異世界から召還した塾講師・サイトーの猛特訓を受け、100点を目指すこととなる……。
- 23 :
- 微妙にキャラ名や用語を間違ってるのが良い味出してるwww
GJ!
- 24 :
- いいねいいね。単語とキャラの入り混じり方が面白い
- 25 :
- そっかゼロの使い魔っつこういう話なのか〜
(ちなみに俺はガチで知らない)
- 26 :
- エロパロ板で久しぶりに声出して笑ったわww
- 27 :
- タバサ妖精wwwwたしかに妖精レベルにかわいいがw あとシエスタがシスターで教師かよw
ところでさ、知ってる作品ネタが投下された場合どれほどかけ離れたのか
原作との比較書こうかと思ったんだけどどうする?
- 28 :
- 真実は隠されたままのほうが面白い事もあるんじゃないかな。
- 29 :
- 気になったら勝手に調べるでしょ
- 30 :
- 北斗の券 性奥義編「愛ゆえに」
時は世紀末。
世は正に、混迷の時を迎えていた。
ここ日本も例外ではなく、暴力と略奪が吹き荒れる地と化していた。
そして―――。
そんな中、世に抗うかのように、抵抗を続ける男がいた。
彼の名はケンシロウ。伝説の拳法、「北斗神拳」の伝承者の一人である。
「やれやれ。今日もシケた風が吹いてやがるぜ…」
ケンシロウは、いつものように、かつて東京と呼ばれた町の見回りをしていた。
異常なし。今日の所は、もう家に帰ろう。そう思った時であった。
彼の耳に、風に乗って、かすかな悲鳴が届いた気がした。
「ちくしょう……。いったい、何だってんだ?」
ケンシロウは、踵を返すと、声のする方へ向かって、走っていった。
「ちょっとッ……!やめて、やめて下さいッ!」
「ゲヘヘヘ…叫んだって無駄だぜ。誰も、助けになんか来ねえンだよ!」
「嫌ッ!やめて下さい、お金ならあげますから!」
「いや、止める道理がねェなぁ!お金は後でゆっくり、奪う事にするぜ」
ケンシロウが到着すると、モヒカンの大男が、一人の女性を襲っていた。
女性は既に下着を脱がされており、男は下半身を露出していた。
「おい。お前。何をやっているんだ?」
「ああ!?見て分かンねえのかよ!まあ、お楽しみの最中って奴だな」
「罪も無い一般人を陵辱するとは……。お前の血は、何色だ?」
「お前……。まさか、ケンシロウか?北斗神拳の、あのケンシロウか!?」
「如何にも。この俺も、知らぬ間に有名になったものだな」
「丁度良い。こいつは後回しだ。お前を倒して、俺の名を世界に知らしめてやンよ!」
「上等だ!かかってこい!!!」
それから数十分後―――。
二人の戦いは苛烈を極め、両者ともかなり疲弊していた。
「ヘヘへ……。流石は神拳の伝承者。簡単にはいかねえってか」
「お前も、タダのチンピラではないようだな」
そして、更に戦いは続く。
ケンシロウのレバーブローがヒットし、モヒカンの体勢がぐらつく。好機!
「アタタタタタタタタ!!」
ケンシロウは、人差し指を立てると、モヒカン男の体に何度も突き立てる。
「ふっ、終わったな。お前は既に、んでいる」
「貴様……。俺の体に、何をしやがった!」
「経絡秘孔を突いた。数十秒後、お前は爆発してぬ。何か言い残す事はあるか?」
「いや、ねえよ。最後に、お前のような強敵と戦えて、良かったと思ってるぜ。
我が生涯に、一片の悔い無し……ってやつかもな。じゃ、アバヨ……ぶべらっ!」
こうして、女性を襲っていた男はんだ。
「ふん。敵ながら天晴れな奴だったな。名前を聞きそびれちまったが……」
ケンシロウは男の体を丁寧に埋め、簡素な墓を作ると、それに向かい合掌した。
「やれやれ。なかなかハードな一日だったぜ……」
- 31 :
- 「終わったみたいね」
物陰から戦士の格好をした女性が現れ、ケンシロウに声を掛けた。
「マミヤか。ああ、なかなかハードな一日だった」
「ええ。見ていたわ。女性を助けるなんて、ケンも良い所あるわね」
「よしてくれ。人として、当然の事をしたまでさ」
「ところでケン、北斗神拳の新たな奥義を覚えたらしいわね。ユリアから聞いたわ」
「あのお喋りめ……。そうだな、マミヤも、体験してみたいのか?」
「ええ。是非、お願いするわ」
ケンシロウがおもむろに服を脱ぐと、筋骨隆々とした肉体が露わになった。
その胸に、まるで北斗七星を象ったような、傷痕が浮かんでいる。
「仕方ないな……分かった。お前にも見せてやろう。…ハッ!」
ケンシロウは、北斗七星の上から三番目の傷痕を、自らの指で突いた。
「グヌウウウウウウウウウウウウ!!!!」
ケンシロウの股間に、大量の血液が流れ込む。
見る見るうちに、ジーンズが破れそうなほど膨らんでいた。
「ぬうう…流石に、このままではキツいか……」
ケンシロウがジッパーを下ろすと、抑圧されていた陰茎が勢い良く飛び出した。
先走ったもので、その先端がぬらぬらと輝いている。
「凄い……!凄いわ!ケン!!」
「まあ、こんなものだ。さあマミヤ。見ているだけでは、つまらないだろう?」
「当然よ。でも、場所が無いわね。ここでするわけにもいかないし」
「困ったな」
「あの……」
さっきまでモヒカンの慰み者となっていた女性が、二人に声を掛けた。
「もし宜しければ、私の家をお使い下さい。助けていただいたお礼です」
「すまない……。恩に着る」
二人は、女性の家に入ると、ベッドルームに向かった。
一糸纏わぬ姿のマミヤに、ケンシロウが怒張した物を突き入れる。
「おおフッ!ケン……また、硬くなったんじゃないかしら?」
「そうかい。嬉しい事を言ってくれるじゃないか」
二人は、暫く行為に興じていたが、やがてケンシロウが提案をした。
「マミヤ。北斗神拳には、こういう使い方もあるって、知ってるかい?」
言うが早いか、ケンシロウは、マミヤの丹田の下3センチのツボを刺激した。
「なんなの、これ……。今までに感じたこともない快感だわ……!」
「性感増強の秘孔を突いたのさ。ふっ、お楽しみは……これからだ!」
それから約4時間。
何度も上り詰めては果て、上り詰めては果て、彼らの疲労も極限に達していた。
「はあ、はあ……。ねえケン、私ちょっと、疲れてきちゃったんだけど……」
「ああ、俺もだよ。しかし……」
ケンシロウは、自身とマミヤ、二人の胸の秘孔を刺激した。
「何なの、これ!?また、元気が戻ってきたみたい!これなら、何度でも…!」
「精力回復の秘孔さ。奥が深いだろう?北斗神拳も。さあ、夜はまだ更けたばかりだ……!」
だがしかし―――4時間もあれば二人の情事も終わるだろう。
そう踏んでいた女性は、二人を追い出すわけにも行かず、台所で寝る羽目になった。
- 32 :
- ごめん、終わりって書くの忘れた。
これで終わりです。
- 33 :
- ひでえええええええw
何この北斗の拳www
GJ!!
- 34 :
- GJ! 世紀末スポーツアクションの声で再生されたわww
- 35 :
- ぜってー内容知ってるだろw
- 36 :
- >>35
登場人物の名前や、名台詞は結構知ってると思う
ただどの台詞がどのシチュでどのキャラが言ったのかとかが殆ど分からん
ぶっちゃけケンシロウの口調すら分からん
あとモヒカンってハートであってたっけ?違う気がしたから敢えて名前は書かなかった
- 37 :
- GJ!!
最初の一言からすでにケンシロウじゃねえww
これくらいズレてると面白いな
- 38 :
- ケンシロウというより承太郎っぽいなw
おもしろかったGJ!
- 39 :
-
俺の妹は可愛くない。まったくもって可愛くない。
いや、可愛い可愛くないの一般的な観点、つまり美醜という観点でみると、俺の妹は可愛くないことはない、
というより相当に可愛い部類である。そのことは認めないわけにはいかない。
顔だちは整っているし背もスラッと高く、胸や尻もそれなりに女っぽく成長していて、学校では男子から
かなりの人気を集めているようだ。俺の友人からも、俺の妹を紹介してくれとしょっちゅうせがまれる。
しかし俺はそのつど、俺の妹は可愛くなんてないからやめておけ、と彼らに断りの返事を続けている。
顔かたちの可愛さに惑わされてはいけない。なぜなら俺の妹は可愛くないのだから。
「もう、お母さん! アイツのパンツと一緒に洗うのやめてって言ってるじゃない!」
今日も洗面所のほうから俺の妹、略して俺妹の金切り声が聞こえる。まったく可愛くない声である。
「キタナイのよ! まったく! けがらわしいわ!」
俺のパンツを床に叩きつける水音がリビングまで届いた。俺母があわてて洗面所に向かったが、俺妹は無視して
二階へと上がってしまったようだ。階段に響く足音が怒っている。
俺妹がアイツと呼んだのはもちろん俺のことで、俺妹は兄である俺を敬うどころか、心底うとましく思っている。
俺妹とまともに会話した記憶は、ここ数年ない。
そういう俺に対する俺妹の可愛くない言動の裏には、過去のある一件が強く影響している。
俺と俺妹は、兄妹として越えてはならない一線を越えてしまったのだ。
それはひどく寒い冬の日だった。暖房が故障して、ふたりで体を寄せて暖め合っているうち、事は起こった。
ちょうど俺も俺妹も性への関心が萌芽しはじめた頃だ、ふと、お互いの股の間がどんなふうなのか気になった。
少し前に一緒に風呂に入らないよう親から言われて、それからの短い間にも俺らはぐんぐん成長していた。
動機はそういう、異なる肉体への単純な興味だったが、パンツを脱ぐ時ひどくドキドキしたのをおぼえている。
ひとしきり眺めたあと、お互いの性器をいじりあって、俺妹がセックスしようと言い出した。
俺はセックスというのが具体的にどういう行為なのかわかっておらず、それでも兄貴ぶって、勃起した性器を
あてずっぽうに俺妹に重ね合わせた。
きちんとできていたのかは今でもわからないが、気づくと俺妹が鼻をすすって泣いていた。
あたたかさとやわらかさに包まれたまま、俺は茫然としていた。
このことはふたりの暗黙の秘密となり、本格的な思春期を迎え、最悪の記憶と化してしまった。
俺の記憶では俺妹が言い出したことになっているが、おそらく俺妹の頭の中では逆なのだろう。
「犯された」そんな敵意に満ちた目でいつも俺を見下ろしてくる。
どちらが言い出したのか、そして、本当にセックスをしたのか。確認できればあるいは俺妹との関係性も
修復の道が見えたのかもしれないが、そうするには時が経ちすぎていた。
中学に入ってから、俺妹は髪を染めた。派手なアクセサリーをつけ始めた。
いつも携帯でしゃべっていた。漏れ聞こえるのは男の声だった。
複数の男を連れて帰宅し、俺の部屋の隣でそいつらと交わった。薄い壁を通した俺妹の声は喜んでいた。
ただれてしまった俺妹とは、もう、やり直せないだろう。
俺はため息をついて、ソファにくつろいでいる黒猫の背中をそっと撫でた。
びっくりしたのか、黒猫はニャンとひと鳴きして俺に顔を向けた。
その瞳に、俺妹が映っていた。
俺を見つめているはずの猫の目玉の奥で、幼いあのころの俺妹が笑っていた。
俺たち兄妹がなくしてしまった、本当の俺妹の姿。俺は夢をみているのだと思った。
俺の妹がこんなに可愛いわけがない。
(終)
- 40 :
- 投下乙!
うわー、めっちゃ鬱な話になったー orz
- 41 :
- >>40
ごめんなさい。最初に一言書いておくべきでした
- 42 :
- 妹が〜がエロゲ原作だと勘違いしてた頃は、そんな話だと思ってたな。
- 43 :
- 一応、書くに当たってwikiくらいは読んだ方がいいのかな?
- 44 :
- ウィキだと大体のことが分かっちゃうような気がするから、
どっちかっていうとアマゾンとかの概略的な作品紹介の方がいいかもね。
- 45 :
- >>39
乙!
俺妹は名前しか知らないけどこんな鬱話でないことを祈るばかりw
- 46 :
- >>43
グーグルでキャラクターの画像検索だけして、ビジュアルだけで話を想像するというのもあり。
- 47 :
- >>45
安心しろ。俺妹は美少女な妹が実はキモオタだった。っつー話だから。
「妹モノエロゲ」を嬉々としてプレイするレベルの。
- 48 :
- >>47
それをふまえて>>39を希望あふれる終わり方にしてみました
- 49 :
-
そう、俺妹であるはずがなかった。黒猫の瞳の中から俺を見つめている少女は、とても可愛い。
俺の妹がこんなに可愛いわけがないのだから。
「おにいさま」
とつぜん声がして俺は顔を上げた。ソファのうしろに少女が立っていた。
ゴシックロリータに身を包んだ小柄な少女だった。幼い頃の妹によく似ている。
頭にふたつの黒いフードを付けていて、まるで猫の耳のようだ。背後にシッポのようなものも見える。
反射的に、ふたたびソファに目をやると、いま撫でていた黒猫がどこにもいない。
黒猫が、少女に変身した――俺の脳が立てた論理はひどく非論理的なものだった。
「わたしは黒猫。長い間ここから、おにいさまと、妹さまを見ていました」
少女がそのほほ笑みを崩さずに語り出す。可憐な姿から想像するよりずっと落ち着いた口調で、
激しく鼓動する俺の胸に染み入ってくる。
「あの日」少女はすこし目を伏せた。「あの日、ここでおふたりに起こったことも」
少女の言うことに、俺は返事をしなかった。あわてたり、恐怖したりといった感情は不思議と
わいてこなかった。あまりに唐突に現実味のないことが起こると、パニックに陥るひまがない。
「教えてくれ」俺はすがるように言った。「俺は、妹とセックスをしたのか?」
「いいえ。なさっておりません」黒猫は言い切った。
していない。そうだ、していない。すべては誤解だったのだ。
俺はソファに体を沈め、大きく息をついた。
「ちゃんと挿入できなかったんだな?」
「膣口が小さかったから。あの時おにいさまが挿入したのは、妹さまのお尻です」
「お尻?」俺は思わず声をあげた。「アナルセックスだったのか」
いまも性器の先端がおぼえているあの感触は、妹の直腸だったのだ。
「アナルなら近親相姦にはならない。人間の世界の格言でしょう?」
そんな格言は聞いたことがなかったが、俺はうなずいた。
「でも、妹は俺に犯されたと思ってるのか? 処女を奪われたと」
「妹さまも、お尻を使ったということはもちろんご承知です。それが問題なのです」
黒猫はそう言って、大きな耳をピクピク動かした。
「妹さまは、あの時、処女を奪われたかったのです。大好きなおにいさまに奪ってほしかった。
だけど未熟なおにいさまは、別の穴に挿入し果ててしまわれた。残念な結果でした。
本当のことが言い出せないうちに、お互いその話題を避けるようになってしまったのです」
「そうだったのか」俺の胸の中で冷え切っていた部分が、ゆっくりととけていくのを感じる。
「妹さまは今でも、あなたを待っておられます。兄妹モノのエロゲーに夢中になるほどに。
わたしの目の前でオナニーすることもしょっちゅうです」
「だけど、あいつは男を何人も――」
「あれはみんなでエロゲーの攻略をしていたのです。三次元に興味のない彼らとの間には何もありません」
俺は時おり妹の部屋から聞こえる嬌声を思い出した。あれはすべてオナニーの声だったのだ。
いじらしく兄を思い兄を呼ぶ妹の声だったのである。
気づくと俺は立ち上がっていた。拳を堅く握り、それ以上に堅く股間が隆起していた。
「行くのですか」黒猫が玉のような瞳で見上げる。「その前に、もう間違えないように私で練習しますか?」
そう言って、ロングスカートをたくし上げ真白な太ももを俺に見せた。
「同じ膣口ですよ、妹さまと」
「悪い」俺は即答した。「俺のはじめてを、妹以外にやるわけにはいかない」
それを聞いて黒猫は、猫のように目をほそめて笑った。
「ありがとう」つぶやいて居間を出る。戻るころにはまた、いつもどおり黒い猫がソファに
寝そべっていることだろう。心の中でもう一度ありがとうと言って、俺は階段を上がった。
妹はいまも部屋にいる。俺がドアを開けるのをきっと待っている。
ドアを開けたらまず、優しい声で俺妹の名前を呼んでやることから始めよう。
ああ、可愛い俺の妹よ!
(終)
- 50 :
- げらげらげらwwww GJ!!
- 51 :
- >>49
無駄に感動的にさせようとしてんじゃねーよw
こんな黒猫が俺妹のはずがねえww
- 52 :
- わらたww
- 53 :
- 展開うまいなwそして黒猫ww
おもしろかったw
- 54 :
-
あたし、唯! バンドやってる女子高生でっす! ぶいぶい☆
もー歌うの大好き超好き! ってカンジでボーカルやってますっす。
毎日つまんない授業が終わったらソッコーで部室来て誰よりも早く歌うの。
勉強? ノンノン! ノーシング・ノーライフですよ! う〜ん青春まっただ中♪
で、テキトーに声出してると最初にやってくるのがベースの澪ちん。
「あっ澪ちん、うい〜☆」
「……うん」
ロックなあいさつもせずにマイベースを取り出しはじめる。澪ちんはいつもこんなカンジ。
無口でブアイソ。だけどテクは本物。あたしはけっこう尊敬というか、信頼してる。
ファンがあたしより多いってのはちょっと悔しいかな。あ、ファンってのは女の子ね。
うち女子校だから大半がレズなんだ。
普通はファンの子を食っちゃうものなんだけど澪ちんだけはそういう話をきかない。
なんというか、ストリップなんだよね、音楽に対して。そういうとこはスゴイなーっておもう。
「こんにちわ〜」
「あーっあずにゃーん♪ うい〜☆」
つづいてやってきた、ちっこくてかわうぃい子はギターの梓! ネコだからあずにゃんって呼んでるの。
なにをかくそう、タチはあたしでーす。もともとあたしのファンで、あたしが食っちゃったってわけ。
ネコのシッポの形したアナルプラグ入れてあげたら泣いて喜ぶの。みんなにはナイショだよ?
「おねえさま、きょうも絶好調ですねっ」
「わっかるぅ? うい奴め、キスしちゃるぞぉ」
「いやん、澪さんが見てますよぅー」
もーこんなカンジでいっつもラブラブ。まいっちんぐー///
「……なーにをやっとるか、まっ昼間っから」
えろえろもーど入りかけって時に来たのは、ドラムの律ちゃん。
「もおジャマしないでよぅ、律ちゃーん」
「せん、せん。むしろ私も混ぜろコラッ」
律ちゃんは校内一の好きモノで、うちの子はもちろん男のコもいけちゃうというツワモノ。
男女合わせた経験人数は本人いわく、3ケタ突破したあたりで忘れた。
アネゴ肌でメンバーのよき相談役ってカンジ。でもあずにゃんだけは渡さないんだからね!
……ん〜で、最後のひとりはキーボのムギ!
「オゥ、みなさんお揃いデースね、スミマセーン」
いっつも麦チョコ食べてるからムギ。もちろん今日も黒い小袋を小脇にかかえて登場。
どっかのハーフで帰国子女。なんで、日本語がちょいニガテ。たまに笑っちゃうw
すんごい財閥のお嬢様らしくて、あたしたちの楽器も全部ムギに買ってもらったの。スゴくない?
さーらーにー、そのうちレコード会社も買ってうちのバンドをデビューさせることになってるんだって!
おカネってスゴイよねー!
「よーしみんな、いっくよー! ヒアウィーゴー!」
んじゃーあたしたちのデビュー曲『放課後ティータイム』、聞いてくださいっ! うい〜☆
(終)
- 55 :
- >なんというか、ストリップなんだよね、音楽に対して。
おいww
- 56 :
- もうね・・・どこ突っ込めばいいのかわかんないよ!
- 57 :
- なんというウザいけいおんwww
- 58 :
- パロディとして正しく間違ってる気がしなくもないw
- 59 :
- 原作知らん俺からするとイメージに近いw
- 60 :
- うみねこの鳴くころには、一話完結型の推理物だと思ってた
魔女は助手
- 61 :
-
その日はじめてタケルは父親の漁に同行することを許された。
夜の下でまだ黒い海を裂くように船は進んでゆく。強くまぶしいライトがどこまでも伸び
水平線の闇に吸い込まれている。エンジンの爆音とあらぶる波の振動がタケルの体をゆさぶり
胸をムカムカ騒がせる。タケルは口をひろげて、容赦なく顔面に当たるしょっぱい風と一緒に、
胃からこみ上げてくるものを強引に飲み込んだ。
「おらあ、大漁だあっ」父の声はエンジンにまじってもよく通る。
底引きの網が船に揚げられ信じられないほど大量のイカがなだれ込んできた。ぬめって光る
体がライトに照らされると全体がひとつの肉塊、巨大な獣のように見えてタケルは興奮した。
父がどうだと言わんばかりの顔を息子に見せる。
「あれ、こいつ――」
タケルはその塊の中でひときわ白く光るちいさなイカに気づいた。近づいて見るとほかのとは違って、
うすいブルーの変わった色をしている。種類が違うのだろうか?
大きな瞳がなにか訴えかけているように濡れていて――きれいだな、とタケルは思った。
「とうちゃん、こいつ子供だよ、助けてやってもいい?」
おう子供は放してやれ、父の言葉にタケルは笑顔を返し、そのイカを海へと放り投げた。
透明なブルーの姿はすぐ海の闇に溶けて見えなくなった。
タケルのクラスに転校生がやってきたのは冬休み明けの三学期のことだった。
「わたし、タケル君のお嫁さんになるために来ましたゲソ」
海野維花と名乗る女の子はいきなりそう言ってクラス中が大騒ぎになった。
歓声をあげて喜ぶ女子、奇声をあげてはやしたてる男子、先生は驚いた様子で静かにしなさいと
がなりたてるだけ。転校生はブルーの瞳でじっとタケルを見ている。
「ぼ、ぼくこんな子知らないよ!」
本当のことを叫んだつもりだったが、彼女は悲しそうな顔をみせてうつむいた。長い髪の毛が、
なにか髪の毛とは思えないような動きでざわめいた。
「やだ、泣いてる!」女子のだれかが叫ぶ。転校生は涙をこぼしていた。
「泣ーかした! 泣ーかした!」男子が楽しそうに歌いだす。
その時だった。転校生の髪の束が突然はじけるように広がって、騒ぐ子供たちの体という体、
口という口を一瞬にして縛りあげた。体はいっさい動かしていない。まるで大王イカが何本もの足で
獲物に絡みつくように、髪だけを自在に動かしたのである。見ると先生もすでに縛られていて、
教室は一転して静寂、うつむく女の子と息をのむタケル、ふたりだけの空間となっていた。
「お忘れですかゲソ」彼女がぽつりと言って、顔を上げた。「わたし、海であなたに助けられたイカですゲソ」
タケルはハッと目を見開いた。あのときの記憶があざやかによみがえる。
タケルの手の上できれいなブルーの足を懸命に動かして生きようとしていたあのイカ。
教室中に張りめぐらされた転校生の髪は、あのイカの足にそっくりだ。
「思い出してくれたのねゲソ! わたし、人間になってタケル君と結婚しに来たのゲソ!」
「そ……そうだったの、じゃあ、えっと、よ、よろしくね……」
タケルがどう答えていいかわからず苦しまぎれに言うと、イカの女の子はまぶしいほどの笑顔をみせた。
「はいっ! じゃあさっそく子供を作るゲソ!」
「そ、それは! いきなりそれはちょっと!」
「ところで人間はどうやって子供を作るのですかゲソ?」
「お、お友達から始めさせてください!」
「――というわけでみなさん、仲よくしてくださいゲソ。気軽にイカちゃんと呼んでほしいゲソ!」
こうしてようやく自己紹介が終わり、タケルはこれからどうなるんだろうとため息をついた。
解放されたクラスメイトたちはみな一様におびえ、イカと目を合わさないようにしている。
それは突然やってきた宇宙人に侵略された哀れな人類の姿を思わせた。
(終)
- 62 :
- これはあるあるww
- 63 :
- GJ!
なんかいい意味で侵略というか、ラブコメしそうな第一話だw
- 64 :
- 何でも語尾にゲソ付けりゃいいってもんじゃねえぞw
あれ、こんな維花ちゃんもかわいい…
- 65 :
- >>61
GJ
国語の時間、先生のクイズに「人肉屍食」とか答えそうだなww
- 66 :
- 今は何やら斬首される魔法少女が流行ってるみたいですね
- 67 :
- こんにちは、わたし、鹿目まどか! どこにでもいるただの女子○学生。
そんな私だけど、ある日、キュゥべえっていう不思議な生き物に導かれるまま、魔法
少女になってしまった……。でも大丈夫! わたしには、頼れる仲間がたっくさんいるから!
転校生の暁美ほむらちゃんは、ちょっとこわいフンイキもあるけど、わたしよりもずっと
冷静で頼りになる子。
「……なによ、まどか。人のことじっと見てニヤニヤして……。気持ち悪いわね」
……ちょっと冷たすぎるところもあるけど、でも根は優しいってわたしは知ってるから
いいんだ。ほむらちゃんはいつもわたしのこと気にかけてくれる、わたしの大事な大事な友達。
「えへへ、ごめんね?」
「……まったく。ちょっと、スカート乱れてるじゃない。動かないで」
「あ、ありがと〜」
「なになに? 何してんの?」
「……あら、美樹さん」
「さやかちゃんっ! おはよぉ〜」
この子は美樹さやかちゃん! わたしのクラスメイトで、一番の親友なの!
トロいわたしとは違って、身体を動かすのが大好きなんだって。
「おはよ、まどか! ……で、暁美はまどかのスカート掴んで、何してるわけ?」
「この子のスカートが乱れていたから直していただけよ。ねぇ、まどか?」
「うんっ! どしたの、さやかちゃん、怖い顔してるよ?」
「う、ううんっ、なぁんでもない!」
てしてしわたしの髪を撫でたかと思うと、さやかちゃんは突然わたしの額に口付けた。
驚いてさやかちゃんを見ると、さやかちゃんはしてやったり! みたいににやっと笑っている。
「もう、そういう悪戯しないでっていっつも言ってるでしょ!」
「ごめんごめん〜!」
「あらあら、みんなそんな所で騒いだらダメでしょ?」
「あっ、マミさん!」
マミさんがやってきて、さりげなくわたしの肩に触れる。そこから波みたいに熱が広がってきて、
わたしはふにゃ、と笑ってマミさんを見上げた。
彼女は巴マミさん。一つ先輩の3年生で、わたし達より前から魔法少女をやってるの。
おっとりした人だけど、やっぱり先輩だけあって頼りがいもある、すっごく大好きな人!
わたしはぎゅっとマミさんの腕に抱きついて、朝の挨拶をした。
「おはようございます、マミさん!」
「おはよう、まどかちゃん。今日も特別可愛いわね」
マミさんはわたしの髪を撫でて、ちゅ、と額にキスしてくれる。肩まで抱き寄せられて、
わたしは顔を真っ赤にしてちょっと抵抗。
「や、マミさん、他に人いるんですからっ」
「あらあら照れちゃって。……そんな貴女も可愛いわ」
今度はほっぺにキスされる。うぅ、恥ずかしいけど、でも嫌じゃない……ううん、
それどころか大好きだよぉ……。
「さ、教室に行きましょう? 送っていってあげるわ」
そのまま、マミさんに肩を抱かれて促されるまま教室に向かう。時々マミさんがからかうように悪戯する。
でも、やっぱり嫌じゃなくて……。
と、とにかく、わたしはこんな素敵な仲間と一緒に、助けを求める人に魔法で手助けする
のが使命なの!
怖い敵もいっぱいいるけど、それでも助け合いながらなら何とかなるよね!
終わり
斬首ってやっぱりまどか☆マギカなんだよな?
リアルに見たことないからどうすりゃあんな萌えアニメみたいのがそんなことになるんだ……。
と思ったら脚本虚淵玄か、なら仕方ないw
- 68 :
- まどか書こうと思ったら先こされた!
とりあえずGJ!
- 69 :
- デュラララ!!
私には首がない。
気がついたらなくなっていたそれは、都会のどこかに今も眠っている。
そう教えてくれたのはネットで名の知れた情報屋だった。
「例のバイクレース、あれの賞品になってるみたいですよ」
全身真っ黒な彼が言うバイクレースとは、池袋で行われている若者たちの娯楽だ。
武器の所有や観客からの妨害まで、何でもありの人レース。
何故そんなところで私の首が賞品となったのだろう。
「物好きや変わった趣味の人はたくさんいますから。…参加されるんですか?」
少し考えて、私は頷いた。
「そう言えばセルティ、あのバイクレースに出るんだって?」
いつもの診察が終わり席を立とうとすると、主治医の新羅先生が訊ねてきた。
頷けば、面白いものを見つけたと言わんばかりに口角をあげる。
普段表情を表に出さない先生なのに、珍しい。
「僕も見に行ってみようかな。久しく見に行ってないが、あれは実に興味深い」
先生が来てくれるなら、どんなに心強いか。嬉しくて、ないはずの顔の筋肉が緩んだ気がした。
もし、首を取り戻すことができたら、すぐ先生のところに来よう。
顔を見せて、声を聞かせて、今までのお礼をたくさん言いたい。
そしてずっと抱いていたこの思いを……
「頑張ってね、セルティ。楽しみにしてるよ」
先生は楽しげに笑った。
- 70 :
- バイクレースは夜行われる。
夜と言っても街の明かりで視界は酷くもない。観客も多く、その中には先生や、あの情報屋もいた。
「いいか。レースが始まったら何があってもバイクから降りるな」
隣に立ってアドバイスをくれるのは池袋最強と呼ばれ、このレースを知り尽くしているだろう男、平和島だ。
彼に借りたバイクに跨がり、アドバイスに耳を傾ける。
「女はお前と、あそこにいる『ダラーズ』の奴だけだ。油断してたらとんでもない目に遭う」
『ダラーズ』
池袋界隈では有名な集団らしく、このレースの常連らしい。
チラリとダラーズの方を見れば、まだ高校生くらいの少女が準備をしていた。
「外から妨害されようがタイヤがパンクしようが、走れ。止まった瞬間、襲われるぞ」
なんとも物騒な言葉を貰い、私はスタート地点に移動した。
このレースは譲れない。
合図と同時に一斉に走り出した。
「先生は誰にかけました?」
情報屋が訊ねる。
「義理でセルティに。でも彼女が妨害を受けるのを望んでいるのも事実です」
設置されている画面で中継を見ながら答える。
「『妖怪鎌鼬』なんかをご希望とか?」
「良いですね。彼女の豊満な胸が露になるのもまた一興」
「全く、趣味の悪い方だ」
「お互いに」
人レース。その名の由来はレース中は池袋が無法地帯と化すため。
参加者は人はもちろん、盗難、暴行なんでもありと暴れまくる。
「彼女は走り続けられるんですかね?」
情報屋の呟きに誰も答えはしなかった。
長い長いレースはもう始まっていた。
エロまでいけなかったけど、セルティさんの体はエロいと思う。
- 71 :
- ところで「これはゾンビですか?」ってどんなアニメ?
ゾンビってことはやっぱりホラー?
誰か何も知らない俺に教えてくれ。
- 72 :
- >>71
ここのところ流行りのゾンビ世界終末もの。
ごく普通の高校生の主人公・あゆむが突如発生したバイオハザードによるゾンビ大量発生に遭遇し、
事件の鍵を握る寡黙な少女ユーを連れてゾンビに支配された街から脱出を図る、
異色のボーイ・ミーツ・ガールの物語。
- 73 :
- なんだ龍が如くか
- 74 :
- 学園黙示録ってやつもゾンビものらしいね。
タイトルだけで、学園能力バトルものだと思った。
- 75 :
- >>72 サンクス
このスレは勉強になるなあ
- 76 :
- 保守
誰か俺にデッドマン・ワンダーランドの粗筋を教えてくれ
- 77 :
- >>76
うろ覚えの俺が
知らない間に人犯になって刑務所に連れてかれる主人公。
囚人達で人アトラクションを見世物にしてるような話。
……違ったらすまない。
- 78 :
- >>76
デッドマン→んだ男
ワンダーランド→とんでもない世界
きっと、洋著原作の後の世界を舞台にした哲学的な作品なんじゃないだろうか?
- 79 :
-
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。けれどそれは菊に似ていた。
彼女のことをなぜアナルなどという渾名で呼んでいたかといえば、
単に彼女の姓がアで始まって名がナルで始まっていたからだ。
純真な僕らはアナルという単語が一般的に何を指すか知るはずもなかった。
安藤だったか鮟鱇だったか忘れたが名はたしかナルコだったと思う。
今となっては呼んでいた方も呼ばれていた方も笑い話にもならない苦笑いの過去である、
もしこの先彼女と顔を突き合わせることがあったとしても決してそんな呼び方はできないだろう。
その彼女の顔と、僕は偶然出会った。
レンタルビデオ店のアダルトコーナーで。
『あなるで愛して』――
扇情的な写真と文字のおどるパッケージで僕に尻を向けている女は間違いなくアナルだった。
成長したその顔に幼い頃の面影がはっきり残っていたのもあるが、何よりも、
カメラに押し付けんばかりに撮影された女の尻が僕の記憶と完全に一致したのだ。
女は両手で尻たぶを掴み自ら尻穴を広げて見せている。
その薄紅色のすぼまりの脇にある小さなホクロを――僕は見たことがあった。
彼女、アナルは小さい頃からやたらませていて、当時秘密基地だった小屋の中で
僕を相手にいろいろ性的なことをしたがった。
まだ性教育を受ける前の僕は何がなんだかわからずに、だけどドキドキして、
彼女の指示どおり平らな胸をさすったり無毛の股間をまさぐったりしていた。
僕の小さな器官はささやかな反応を示したけれども、彼女がもっとも求める行為をするには至らず、
いつも彼女は不満げで、そのくせペットを可愛がるような手つきで撫でたり揉んだり引っぱったり、
自分には無い器官のふしぎな感触をもてあそんでいた。
おとなしく言う事をきく僕の体を、少女の好奇心のおもむくまま好きなように扱っていた。
好きなように扱っていた、というだけで、本当に好きだったのかはわからない。
僕の方はおそらく彼女が好きだったんだろうと思う。
恋とか愛と呼ぶにはあまりに淡い思いだけれど、ふたりでひとつの秘密を共有するのは、楽しかった。
- 80 :
-
アナルが転校する前の日、僕は彼女の椅子になった。
全裸で仰向けになった僕の顔の上に彼女が座る。それまででいちばん過激な行為だった。
彼女はひらひらしたスカートをはいて下着だけを脱ぎ去っていた。尻をこちらに向けて
僕の頭をまたぐと、膝を曲げゆっくりと腰を落とす。ボロ小屋の天井は穴だらけで
そこかしこにのぞいていた青空と雲がスカートのひらひらに覆われ見えなくなっていく。
陽に焼けた飴色の脚が左右にすらりと伸び、その先の結合部にある、僕のとは全然違う
女の子の部分が迫ってくる。
チンチンもタマもない、何もないと思っていた深い肉の谷間の奥に何かが見えた気がした。
そのそばで断続的にキュッ、キュッと動いている尻の穴も面白くて思わず吹き出しそうになる。
そうやって桃色の景色をしげしげと観察していて、あっ、こんなところにホクロあるんだ、
と思った時、ずんっと彼女が腰を落としきって僕の上に座った。彼女のおしっこと尻穴の匂いが
鼻の奥いっぱいに広がる。唇に小さな唇みたいなものがヌルリと触れて変な味がした。
上の方で彼女の喜ぶ声が聞こえる。
僕は息苦しさにあえぎながら、言われたとおりに舌を動かし続けた。がむしゃらに肉谷の間に
舌を押し付けてベトベトにする。この変な味はおしっこじゃないと知ったのはずっと後のことだ。
高らかに笑いながら彼女が腰を前後させる。何かこりこりした場所や何かびらびらした場所、
そしてちいさな皺に包まれた尻穴も、僕の舌の上に何度もスライドされる。目の前に現れたり
またすぐ見えなくなったりするピンクの尻穴がなんだか可愛くて、その皺に唾液を染み込ませる
ようにして舌先を動かし蕾にねじ込んだ。
とたんに彼女は聞いたことのない声をあげ、内腿がぎゅっとこわばったと思うと、電気が走ったみたいに
がくがく全身をふるわせた。
僕のあごから首筋に生ぬるいシャワーが放たれ、それが彼女のおしっこだと気づいて驚いた。
やがてその体からすっかり力が抜けてしまっても、僕は尻を舐めるのをやめなかった。
別れを惜しむように、いつまでも……。
アナルがこういう仕事を選んでいたことに、多少の驚きはあったが、そう意外には思わない。
ひょっとしてあの時の僕との行為が忘れられずに、今も尻穴を売りにしてるんだろうか?――
そんな少し傲慢な思いを抱きながら、僕はカウンターへと向かった。
さ、このあとメンマ牛丼でも食べて、今夜はこいつで枯れるまで抜こう。
(終)
- 81 :
- これはGJと言わざるをえない。
- 82 :
- ちくしょう・・・
普通に原作見て本スレに書いてくれたらもっと歓迎されたろうに・・・!
- 83 :
- 原作は知らないがこういう小噺は好きだ。
- 84 :
- ho
- 85 :
- ほしゅ
- 86 :
- ナイス!
ただ、メンマ牛丼はいまいちだぞ、じんたん・・・
- 87 :
- 藤林丈司は変態
- 88 :
- 裏切り者藤林丈司
- 89 :
- 昔あった下手スレと似た香りを感じる……
- 90 :
- ほしゅ
- 91 :
- 下手スレって今でもあったような
- 92 :
- 保守
- 93 :
- 投下します。
ぼくのことなんかぜんぜん好きじゃない妹の話
「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!」
耳にキンキン響く声に目が覚めた。
重圧。視界は暗く、妹がぼくの顔のうえにまたがっているのだと
理解した。布きれ越しに伝わってくるぬくもりとかすかなアンモニア臭が
時計の代わりにぼくの覚醒をうながしてくれる。
愚鈍で愛らしい妹の腰をつかみ、未成熟な性器を覆い隠す下着に
鼻をこすりつけた。
「ひゃう! お、お兄ちゃんの、ことなんか……」
くぼみを鼻先でなぞる。時折、大口を開けて股間にかぶりついてやると
甲高い声をあげてよろこぶのだ。
「おに、おにいちゃ、こと……好きじゃ……」
下着をずらして舌をすべりこませた途端、生ぬるい体液を漏らしながら
妹の体はぐったりとし、ちからを失った。
今朝も今朝とて、変わらない一日がやってきた。ぼくは妹をどけて窓を開け、
一日のはじまりの風に深呼吸した。
学校までは電車通学だ。おなじ高校に通う妹はなぜかいつもぼくとともに
家を発ち、おなじ電車に乗る。年ごろの少女は兄などといっしょの空気を
吸うことすらいやがるものと聞いたことがある。うちの妹は変わり者らしい。
友人にはそれをうらやむやつと気味悪がるやつに分かれていたが、兄としては
兄妹の仲がよいことは悪いことではないだろうと思う。
電車内はいつも満員だった。通学、通勤時間にあたるらしく、ぎゅうぎゅう詰めで
身動きを取るのもむずかしい。ぼくと妹は扉のそばで二人重なるように押し込まれていた。
「お、お兄ちゃんのこと、なんか……」
妹が頬を赤く染めてぼくを見上げてきた。こころなしか瞳が潤んでいる。
それは合図だった。妹はよく満員電車で痴漢に遭遇するらしかった。
兄として妹のピンチを救わねばならない。ぼくはすぐに行動に移った。
妹を抱きしめるように腕をまわし、妹のお尻を鷲掴みにした。
「にゃ! おに、ちゃ……!」
やや強引かもしれないが、こうすることでぼく以外の人間が妹に手を出せば
すぐに発見できるという仕組みだった。一度つかまえてしまえば警察に
つきだすなりして妹が痴漢に遭うことは二度となくなるだろう。つらいかもしれないが
一時のことだ、妹には我慢してもらう。
「おに、おにぃ……」
痴漢が手を出しやすいよう、ぼくが見本のように妹のお尻をなでまわす。
陸上部に所属する妹のほどよく締まったお尻はなかなかのさわり心地だ。
ちからを込めれば指が沈む。淡く表面をなでてやればピクピクとかわいらしい反応を示す。
痴漢好みのさわり方をしてやればいずれ我慢できなくなった変態が
手を出してくるに違いない。ぼくの作戦に角はなかった。
- 94 :
- 「おにぃ……、好きじゃな、すき、しゅき……」
「もうすこしだから我慢して」
「しゅきじゃない、しゅきじゃないんだから……」
妹は顔を真っ赤にし、息を荒げていた。たしかに体力を消耗するだろう。
しかし、ここで悪漢を捕らえ、懲らしめないかぎりは平穏な通学はできないといって
過言ではない。ぼくは痴漢がしっぽを出すのを待ちわびた。
妹の下着をぎゅっと引っ張りあげた。股間に食い込んだ瞬間、水気を
含んだ音が聞こえた。妹の顔を見れば必に声をしているのがわかる。
恥ずかしさのあまり叫び出したいがそれもできないもどかしさ。目尻に
涙まで浮かべて堪える妹に心苦しさをおぼえた。それと同時に妹を
苦しめる卑劣な痴漢に対してふつふつと怒りがわいてきた。なんとしてでも
痴漢をおびきだし、妹に謝らせてやらなければ。
ぼくは吊り上げたパンツの端から指を差し込み、割れ目の下のほうの
穴ぼこに中指をうずめていった。せまく、未熟な妹の性道。でこぼこの壁に
圧を加えてやるたびにビクンビクンと体を震わせる妹。
「おにいちゃ……、しゅき、しゅきじゃないん……!」
ぼくの制服にしがみついてくる妹の姿にはいつもの気丈さの欠片もない。
痴漢、許すまじ。
ぼくはもう片方の手で妹のふくらんでしまったお豆をすりつぶした。
こねるように親指と人差し指で、じっくりていねいに。あふれてくる愛液を
すりつけ、ちいさな妹をなでなでしてあげた。
「にゃふっ……ぃや、にぁ……!」
大きく、数回にわたって体を震わせた妹はぐったりとしてぼくに体を
あずけた。どうやら体力の限界を超えてしまったようだ。今日も痴漢を
つかまえることはできなかった。ぼくはくたびれた顔で見上げる妹に約束した。
「必ず、お兄ちゃんがなんとかするから」
ぼくたちの通学時間はまだ平和からほど遠かった。だが、いつか必ず、
悪を滅ぼしてみせる。愛する妹のために。
- 95 :
- 午前の授業が終わると屋上にむかう。昼休みは妹がつくってくれたお弁当を
二人で食べるのが習慣になっていた。ぼくらの両親は一年のうち仕事で海外に
いるほうが長く、ぼくたちはそれぞれ料理や洗濯など役割を分担して家事をこなしている。
「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからね!」
「ごめん、ちょっと遅れちゃったかな」
「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからね!」
「悪かったよ。晩ご飯抜きは勘弁してほしいな」
「お兄ちゃんのことなんか――」
「それよりお腹が空いちゃった。お弁当はあるかい?」
妹はまだ言い足りない様子だったけど、ぼくが腹を空かしていることを伝えると
しぶしぶ服を脱ぎ始めた。ブラジャーもパンツも脱いで生まれたままの姿になる。
小振りな乳房、毛の薄い丘。見慣れた妹の体も刻一刻と成長している。いつか妹も
大人の女性になるのだろうか。ぼくにはまだ想像すらできない。
「今日のメニューはなんだい?」
腰を下ろしたぼくに近づき、顔に股間を押し付けるようにした。そっぽを向き、
ぜんぜん好きじゃないぼくなんかのために幼い切れ目を両手の指で広げてみせる。
「お兄ちゃんのことなんか……」
「どれどれ」
空気にさらされてヒクヒクしている桃色の穴に顔を近づけ、すぼめた口で
中のものを吸い出しにかかる。
「んぁ……!」
てゅぽ、と音を立てて飛び出してきたのは球状の物体。歯を立てると容易に割れた。
中身を味わう。
「うん、うずらのゆで卵だね。おいしいよ」
ぼくは、裂け目の頂点でひそやかにたたずむつぼみに舌を這わせた。
「ひっ……!」
呼吸を乱し、苦しそうにも見える表情は兄妹のひいき目を抜きにしても
艶っぽく思える。肉親である妹を性の対象として見ることなどなかったし、
ぎこちないあえぎ声に興奮することもなかった。しかし、回を重ねるごとに
妹は得体の知れない感覚に親しんでいった。くすぐったい感触から点ほどの関心と
心地よさを呼び水に、ゆっくりと快楽に目覚めていった。
- 96 :
- 「お兄ちゃんのことなんか、じぇんじぇん好きじゃにゃいから……」
舌で上下左右になぶると次第に排出口から透明な体液が垂れてくる。
ふたたび穴に口をつけ、思いきり吸い上げた。
「はぁっ、んん……!」
吸い出したおかずはタコの形をしたウインナーだった。脚の何本かが出口に
引っ掛かったが強引に引きずり出した。妹特製のソースをたっぷりまぶした
タコさんウインナー。味わって食べる。
「はぁ、ぁ……お兄ちゃんのことなんか――」
「わかったよ。ぼくだけ食べるんじゃ不公平だものね」
妹の言わんとすることはわかる。ぼくは立ち上がってベルトをゆるめ、
ズボンを脱いだ。トランクスの隙間から自分のものを取り出し、今度は
膝立ちになった妹に差し出した。
「お、お兄ちゃん……」
「さあ、食べなよ。それとも食べさせてほしいのかい?」
「ぜんぜん、好きじゃないんだから……」
妹は目を逸らして小さくうなずいた。
「いつまで経っても甘えんぼうさんだね」
ぼくは苦笑して妹の頭に手を置き、その小さな口に大きくなった昼ごはんを
ゆっくり沈めていった。うすい唇、小さな歯、所在なげにうごめく舌。腰を
ゆっくりと動かし、妹の口をぼくのものでいっぱいにする。つつまれている感覚は
下のそことなんら変わらない。ぎこちなくも受け入れようとしているのがわかる。
あたたかい気持ち。満たされていると感じる。
「おなか空いただろう? いまおいしいご飯を出してあげるからね」
口をふさがれてもなお、もごもごとぼくに反発する妹。かわいい妹だ。ぼくの大切な家族。
深く腰を押し込み、ノドの奥に先端をこすりつけて射精する。管をはちきらんばかりに
勢いよく出された濃厚な食事。妹のノドにべっとりと絡みついたことだろう。ぼくは妹から離れた。
「けほっ、ごほっ……」
咳き込み、口から垂れた白濁液を指ですくいあげる。口にもどして咀嚼し、
じっくり味わってから嚥下する。おいしそうに食べてくれるとうれしくなる。
「おいしかったかい?」
たずねると、妹のことなので当然ながら、
「お兄ちゃんのことなんか――」
「ぜんぜん好きじゃないんだろう? わかってるさ。おいしければそれでいい」
返ってくるはずの言葉を先取りして、ぼくは下ろしたズボンを持ち上げた。
そのとき、かすかに妹の声が聞こえた気がした。
「え、なにか言ったかい?」
ぼくに声が届くとは思っていなかったのか、妹は俄然顔を真っ赤に燃やして背を向けた。
妹がなんと言ったのかはわからない。ただなんとなく、普段聞き慣れない言葉だったように思えた。
おしまい
- 97 :
- 以上です。読んでくれた人に感謝。
兄妹なかよしな原作だといいなぁ。
- 98 :
- 痴漢良いな!
おれも原作知らないけど
- 99 :
- これはいいな
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