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2012年11月エロパロ654: アルビノの女の子でエロパロ (222) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

ポケットモンスターSPECIALでエロパロ第6章 (687)
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アルビノの女の子でエロパロ


1 :2010/05/29 〜 最終レス :2012/10/09
白髪だったり赤目だったりするアルビノの女の子でエロパロ

2 :
期待

3 :
あげてみる

4 :
またピンポイントな・・・

5 :
今ならほら、例の天s

6 :
止めろッてンだよォ・・・

7 :
アルビノキャラって誰が居たっけ?
弱音ハクしか出てこん

8 :
綾波かな。

9 :
正式にアルビノなんて設定付いたキャラいなくね
ただの白髪、青髪、赤目、金眼なだけだったり
むしろ白変種

10 :
フルフルに決まってんだろおおおおおおおおおおお

11 :
なんかSSには向かない萌だの

12 :
盛り上がってないな

13 :
上条 X 鈴科で頼むよ

14 :
禁書?
勘弁してくれよ…頼むから糞小説好きはせめて専用スレという巣から出て来ないでくれ

15 :
アルビノと明言してしまうと、某団体から激しく抗議ががががが

16 :
565 水先案名無い人 :2007/11/09(金) 20:03:39 ID:Zr7ixNSBO
俺の妹は、生まれつき体の色素がないので、髪が白くて目が赤い
そのせいで小さい頃からよくいじめられてたが、なぜか妹は髪を伸ばしてて腰くらいまである
髪の色が目立つからいじめられるんじゃないか?
と母が聴いても妹は絶対短くしようとしなかった
なんでそんなに嫌がるんだ?母はお前を心配して言ってるんだと俺が言うと
「だって…お兄ちゃんが『○○の髪はキラキラして綺麗だね』
っていってくれたのが嬉しかっんだもん」

小さい時、強い光に目が弱い妹は家で過ごす事が多かった
だから俺は小学校、中学校と毎日友達と遊ばず家で妹と遊んでた
ある日、妹が髪の色でいじめられて泣いてた時に
俺がくしをいれながら言ったことを妹は覚えていたんだ
その事を思い出した俺は泣き出してしまったが、妹は鏡台からくしを持ってきて
「ねぇお兄ちゃん、髪、とかしてくれる?」
俺は泣きながら妹の髪を綺麗にとかしてやった
妹の髪は今もキラキラしてる

17 :
ココロノってエロゲにいたな アルビノキャラ

18 :
>>28

19 :
高橋邦子の原元ひかりとかアルビノ

20 :
アルビノっ子を日中日向でレイプ…もちろん全裸で

21 :
>>20
お前は分かってる

22 :
日本最初のアルビノキャラ
http://www.newton-doctor.com/information/sikkan.php?hospital_code=00001531&number=90&ka_code=s29&auth_id=ppgS260

23 :
cuvieのドロテアはアルビノがけっこう出てくるね
魔女扱いもされてるからエロパロ的にはおいしい

24 :
白髪赤目のキャラがヒロインという設定のSSを書くだけならともかく
アルビノであることを生かした話を書こうとすると急に難しくなるな

25 :
吸血鬼的なダークな感じでおながいします

26 :
たしかダブルブリッドの主人公も白髪赤目だったきがす

27 :
てst

28 :
上へ

29 :
設定を生かした場合どういう話になるんだろうか

30 :
上で>>24が言っている通り設定を生かした話は作りづらい…
その外見から
「取り替え子」と呼ばれて迫害されているのか、
「神の子」として畏敬の目で見られているのか。
どちらにしてもあまり幸せな生活はしてなさそう。
そんな世界を変えてやろうと主人公が立ち上がる(連れて逃げ出すとか)のだが、
結局不幸せは続くって言うBADENDしか思いつかない。
それか最早アルビノってだけを生かして>>20みたいに苛めちゃうか…。

31 :
中世に限定する必要はないような
>>16みたいなコピペも存在するんだしw

32 :
あげ

33 :
ho

34 :
幾ら使っても形の変化や出血は有っても着色や変色しない?のだろうか?
エチ以外だと日焼け止めに焼けた色の製品を選んじゃう憧れに萌とか?

35 :
アルビノスレで読んだけど、
一度アルビノ女を知ってしまうと、普通の女性の体が
グロく見えてしまうらしい。
アルビノ彼女のせいで、AVを楽しめなくなったとか。

36 :
アルビノジョーカーでエロパロ

37 :
age

38 :
萩尾望都の「スターレッド」がアルビノと明記されたキャラだったと思う。
美少女だし、とっつかまって抑えつけられて検査されたりしているから、
わりといいシチュでは。

39 :
そういや、今年でる嘘屋のゲームにアルビノの子いたよな。
紅い目とかたまらん。


40 :


41 :
保守

42 :
真っ黒な剣をもって、魔術に長けた
従弟しとか、同族しとか呼ばれる
真紅の瞳に、野に晒された骸骨のような肌、乳白色の髪の美女
とかではどうか

43 :
そんなあるびの事でした

44 :
あげ

45 :
a

46 :
>>42
最後は剣に犯されるんだな
我は汝の何倍も邪悪であった!

47 :
なんだなんだ元ネタがあるのか?

48 :
エルリック兄弟

49 :
ho

50 :
あげてみる

51 :
昔は「白子」とか言われて迫害されたり逆に崇められたりされてたんだっけ?

52 :


53 :
子供の頃、近所に白子のお兄さんがいたよ。
肌がまっ白で、肌は薄い茶色。目は血の色が透けて見える感じで赤かった。
決して身体が弱い訳ではなかったけど、やっぱり紫外線が目には悪いみたいで
いつもサングラスかけてた。
学校の成績は良かった。でも目立つから外に働きに出ることはせず、在宅で
仕事をしていた。
今はどうしているんだろう。元気でいるといいけど。

54 :
>肌がまっ白で、肌は薄い茶色
どっちだw

55 :
俺も思ったが、恐らく「肌がまっ白で、髪は薄い茶色」ではないか

56 :
まあ、肌が薄茶色のアルビノってこたぁ無いだろw

57 :
ごめんごめんw
肌がまっ白で、髪は薄い茶色って書こうとして間違った。
目立つ分、人当たりは柔らかい人だったので友達も多かったなあ。よく遊びに
行ってたみたいだし。

58 :
虹板のスレ落ちてる?

59 :
age

60 :
あげ

61 :
過疎スレを保守

62 :
木島日記の月を思い出した

63 :
アルビノ神子とかベタだがいいよな…

64 :
ベタというほどメジャーじゃないけどね
ただアルビノという存在が神聖なものとして扱われやすいという固定概念があると

65 :
別に神聖視されてなくても
髪の色と目の色が珍しいせいでからかわれて
人付き合いが苦手な子が心を開いていく展開だけでも俺は好き
ロリだとなお良い

66 :
なかなかSSが無いな・・・

67 :
age

68 :
フリーゲームのRuinaが主人公が男女から選べて全部アルビノ
アルビノ設定がストーリーの根幹にも絡んでいる
Ruina 廃都の物語エロパロ 六世
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1274786836/
現行スレはエロは少ないけど初期のスレはハードなエロも多い
アルビノ設定生かしたエロもチラホラあったと思う

69 :
あげ

70 :




71 :
書き込みが途絶えてるスレを保守

72 :
クロウカシス 

73 :
アルビノな俺が通る。
二次はかわいいけど三次アルビノのおにゃのこはかわいいか可愛くないかすごい分かれる
あまり公にならんけど月に数回集まりとかあるが一般人からは好奇な目で見られるわな

74 :
好奇心で訪ねていいことかはわからないけど、どんな意図の集会なの?
医療面の新情報とかを交換し合うの?

75 :
アルビノ萌えされてると不快かねえ

76 :
投下があれば最高だぞこのスレは

77 :
>>74
医療情報はないね
俺が生まれた時親が50件近く病院まわったらしいけど原因すらわからんかったみたいよ
たまたま出かけた電車の中でお医者さんに白皮症みたいだけど目と肌が綺麗だねと言われて知ったらしい
とりわけ命にかかわらんし進展のない分野だよ
なんていうか同じ人間が集まって無礼講でといった集まりかな
>>75
むしろ自分自身がこのスレ寄りの人間だww
透き通った真っ白な体をぎゅっとして薄ビンクの唇にキスしたりしたいものだ

78 :
アルビノ同士でもいい訳だよな…ゴクリ
ちょっとそこの三次、エロパロ的な意味で妄想を語っていけ
夜しか出歩けないレベルの人なんかも居る?

79 :
>>78
10万人に一人くらいの率で発生するといわれてるわりにはリアル世界であまり見ないだろ?
なんでかっていうと親が世間を気にして外に出さないからなんだよ。
知ってる子でも中学もまともに通ってなかったって子がたくさんいる
つまるところまったく生きていく上での最低限の知識しかない子もいる
そんな無知な子(性的知識)にあんなことやこんなことry
自慰を教えて目の前でさせてみたりとかしたいものです
キスとかしたら目をうるうるさせて
「ちゅーしたら赤ちゃんできちゃうかもしれないよ?」
とか言われたい

夜か曇りじゃないと無理ってレベルはあまり聞かないね
別の病気で太陽の紫外線を浴びると駄目って病気があった気がするけど
自分は外出は平気だけど夏場の炎天下に数時間いたらやばい
全身やけどみたいになって40度近い熱が数日続く
ちょいとした情報だがアルビノといわれる人は皮膚・毛髪の色素はもちろんだけど眼球の色も薄いだろ?
あれは網膜が薄いからああやって葡萄の実のような色になるんだよ
そんで基本目が悪い
→つまりめがねっ子率たかい
俺みたいに裸眼でも生活には問題ないしコンタクトいれれば運転できる人もいる
裸眼で両目0.4矯正で1.0程度
逆にビン底めがねみたいなのしても0.5程度の人もいる

80 :
俺的に神が現れたので
>→つまりめがねっ子率たかい
>→つまりめがねっ子率たかい
>→つまりめがねっ子率たかい
大事なことなので(ry
いいぞもっと語れ

81 :
連騰すまない
そういや同級生にアルビノいたわ
色素薄かった
姉と姿似てないけど(特に色素的な意味で)声はそっくりだったな
眼圧計ってたり食物アレルギーあったりした
生徒会長なんかもやってた
しかし普通に通学してたからアルビノネタはさっぱりだ…

82 :
アルビノって見た目の属性だから、SS書くアルビノキャラ性格に関しては
想像、というか妄想するしかないんだよな
俺はジーっとこっち見つめてくるけど、何も喋らないような目で訴えてくるような娘が好きだ

83 :
SS作るのに必要なものは性格そのものより、性格のアルビノ設定への絡ませ方だな

84 :
>>79
なるほど・・・。
あまり世間の目に晒したくないと願ってる親御さんにとっては、そういう寄り合いの機会でこそ、
人付き合いや社会性とか見につけて欲しいって願ってるのかもね。
スレ的な参考に聞きたいのだけど、アルビノって症状が軽度から重度まであるけど、
外見的にはどういう順番で特徴が現れるってのは決まってるのかな?
髪の色、肌の色、瞳の色(+網膜そのものの薄さ?)に特徴が現れると思うのだけど、
軽度の場合、このうちのどこそこには特徴が現れるけど、他には現れていないこともあるとか、
逆に、どことどこにに特徴が現れているって設定なのに、どこそこに現れていないのは不自然だ、
みたいな参考にしたいので。

>>83
そこだよねえ。
ただ髪や肌が違うだけのキャラクターでは、文章だとほとんど活かされないし・・・。

85 :
どこにどんな形質がってのはもう完全に個人差なんじゃなかったっけ。

86 :
何というかこう独特な神秘性に惚れそう

87 :
実生活は苦労するらしいよ

88 :
そりゃまあ、いわゆるハンディキャップだもんなあ

89 :
2ちゃんのアルビノスレで
電車で全然知らない人に「親が近親婚だとああなるんでしょ」って言われて
すごく悲しくなったってレスは読んでて鬱入った

90 :
そういうのだと、初代プリキュア放映開始時に、アニメ板の本スレで、白肌白髪赤眼の敵幹部(残念ながら男キャラだよ)について、
「アルビノなんじゃないか」という意見が出たことがあったんだが、そのスレにも自分は軽度のアルビノだという人がいたんだ。
すると、アルビノ好きと称する女が、「羨ましい! 私、日差しが強いとすぐ日焼けとかするから、アルビノってすごい憧れます(><)」とか主張して、
「お前はアルビノを勘違いしている」「憧れる前に最低限のことは知っておけ」「辞書引けとまでは期待しないが、せめて検索程度はしろ」とフルボッコにされていた。
(「憧れるようなものでもなければ、無論、蔑むようなものでもない」って意見が印象的だったな。萌え対象にしてしまっているこのスレ住民としては耳が痛いが)
しかし、まったく堪える風もなく、「皆さんのご忠告に従って、少し勉強しようと思ったんですが、『アルビノ』で検索しようとすると、
手が勝手に『アルビノ 渚カヲル』とか『アルビノ 綾波』とか追加で入力しちゃいます〜(><)」と相変わらずの調子だったな。
なんというか、正しい認識というのは大事なんだなあと、つくづく思った。

91 :
あまりにもコメントに困るエピソードだなw

92 :
ちょっぴり対人恐怖症で白い髪で赤目の子の心を優しく解きほぐせたらいいやと思ってたのに
みんな結構アルビノであることの理由付けを気にするんだな・・・

93 :
まあ、フィクションだからいいわけだしな

94 :
作品投下します
以下注意
■展開がベタであまり中身無い
■ほとんどエロ無し
■アルビノに関して誤解した知識がある可能性あり
■ヒロインが完全に作者の趣味の世界
以上を理解していただける方は、目を通して下さると嬉しいです

95 :
 少女の、絹のように白い肌が星に輝き、プラチナ色の艶やかで肩程まである白い髪が夜風に靡く。 薄暗い闇の中、爛々とした赤い瞳がこちらに向いている。
 大袈裟で、あまりにも雰囲気があり過ぎるこの表現も、この少女には調度良かった。
 この白い少女はどこをとっても美しく、そして可愛かった。
 昔から、少年は少女を知っている。
 何年も前から、しかしこの感想は一切揺るがない。
 どこか儚げで、神々しく、そして清らかなこの少女は−−しかし少年にとって高嶺の花と呼ぶには近すぎて。
 どうにも複雑なこの距離は少年の心を掻き乱す。
 少女は夜空を写すこの丘で両手を広げ、夜風に当たる。
 少女がいつも語っていた天使になりたいという夢。 誰かの側で、誰かに優しさを与えつづける天使になりたいという。
 子供じみ、夢に溢れたその夢は、それでも叶うと少年は信じて疑わない。
 その白い少女は、少年からすれば天使以外何者でも無いのだから。

「ヤベェ……眠てぇ……」
 寝ぼけた眼を擦り、ベッドから少年は起き上がる。
 冬近付く秋の寒さは少年に、ベッドから出ることを躊躇わせる。
 昨晩の受験勉強の疲れと、外気の冷たさ、そして布団の寝心地が少年を誘惑する。
「……うぅ、くそぉ……。 起きねぇと」
 彼の勉強の仕方は実に非効率的だ。
 朝の2時まで起きて勉強をし、6時に目を覚ます。
 実際は人間の脳は、12時を回った頃から活動を弱めてしまい、彼が寝る間際の時間にはほとんど記憶をしようとはしていない。
 そのため、実はあまり身についていない勉強のために、生活リズムを崩している彼は−−しかしそれでも、この努力が第一志望の合格に繋がると信じている。
 だから、こんな辛い毎日も我慢出来るのだ。
 自分の頬を、鋭く叩いて誘惑を振り払う。
 眠気は相変わらずだが、「もう後5分……」と呟く自分は消えた。
 ベッドからはいずりながら降り、下の階で朝食をとる。
 食パンにサラダにバナナ、特に変哲もなく、また栄養バランスが中々に取れた朝食を腹に掻き込む。
 顔を洗い、歯を磨き、服を変え、身支度を整えていく。
 たっぷり30分掛け、身支度をすると、学校へと自転車を漕いでいく。
 外の寒さも、自転車を漕ぎながら体を暖めるうちに失せていった。
 授業を消化し、帰路に着く。
 家に着き次第、勉強を始めた。
 少年には夢がある。
 ある白い少女を、天使を夢見る白い少女を救いたい、そんな夢がある。
 そんな少年の名前は霧坂斎都。
 たった一人の少女を救いたいと、そのために全てを捧げた少年。

96 :
 無機質なまでの病院の白が壁を覆う。
 幾人もの人が溢れるこの場所で、たった一人、異端と呼べる少女が居た。
 ただその異端とは、決して悪い意味ではない。
 周囲の壁とは違い、その色は生き生きとした白。
 絹を連想させる清らかな白い肌が、肩まで真っ直ぐに伸びたプラチナ色の髪が、燃える生命を主張するような赤い瞳が、全てが少女の美しさを際立てる。
 少女は先天性白皮症患者……一般にアルビノと呼ばれる存在だった。
 メラニンを合成する遺伝子の欠如により、体色が極端に薄くなる症状であり、この症状は二つの問題をもたらす。
 まず、メラニンが合成できないということは、紫外線に極端に弱い事を意味している。
 そのため、外出時は高価な日焼けクリームを塗りたくり、夏場でも長袖を着用している。
 そうしなければ、命に関わるからだ。
 また、アルビノの人は視力に問題がある。
 彼女の場合は近視が酷く、眼鏡無しでは数メートル先がぼやけてしまう。
 彼女の眼鏡は、目からの紫外線を防ぐためにやや特殊な構造をしており、眼鏡の上からサングラスのレンズが覆っている。
 ここまでして初めて、少女はアルビノではない人間と同等の活動が望める。
 逆に言えば、その程度しか彼女とアルビノでない人間との差はない。
 だが、それすらわからぬ人間がいた。
 それが、彼女の抱えるもう一つの問題だった。
 人間は自分と違う存在に対し、大きく分けて三つの反応をとる。
 一つは何も変わらず接すること。
 しかし、これを為せる人間は悲しいことに少ない。
 一つは畏れ、崇拝すること。
 主に宗教心の強い文化圏で取られる反応であり、現にアルビノを神聖化する文化も多数存在する。
 最後は卑下し、侮蔑すること。
 残念ながら、彼女の周囲はこれだった。
 たった一人、彼女とも変わらずに接していた人物を除いて……他人は皆この反応を示していた。
 少女の滑らかな肌を凝視すると、所々に傷痕が見られる。
 それでも彼女は、強かった。
 どんなに蔑まれても、彼女はある少年がくれたたった一つの支えだけで立ち、天使になりたいという夢のために進んでいた。
 彼女は今年入った福祉の専門学校に通いながら、ひたすらに夢を追う。
 少女の名は白樺彩華、天使を夢見る少女。

97 :
 斎都は自宅に着き、勉強を開始する。
 勉強机に明かりを点け、先日の模試の解き直しを繰り返していた。
「……っと、ここでf(x)を微分して……アレ?」
 彼が苦手としている微積分は、センター試験において、得点の大部分を占めている。
 微積分の苦手を克服するため、それを重点に置いての勉強であった。
 秋色の夕暮れ刻、トンボが舞う姿が、彼の部屋の窓から見える。
 部屋には秋らしい、涼しい風が吹き込む。
 秋の涼しい気候も後押しし、斎都の勉強ははかどった。
 夕飯前には数学を全て解き直し、一息つく。
 ぐっ、と身体を伸ばし、リラックスをする。 身体に溜まる気怠さが、全て伸縮と共に消え去っていくのを感じた。
 ふと、斎都は窓の外に目をやる。
 既に日は沈み、淡い景色は闇色に包まれている。
 その闇の奥に、ぼんやりと、しかし確かに、そして大きく存在感を放つ場所が見えた。
 この街を一望できる丘、斎都の大切な場所。
 斎都はその丘を見るや否や、急に一人の少女が恋しくなり、携帯に手を伸ばす。
 オレンジ色の携帯を開き、電話帳から一つの名前を見つけ出す。
 発信し、3回目のコールで反応があった。
『もしもし……?』
 透き通るような、小さくもハッキリした声が、携帯を通して斎都の耳に届く。
「もしもし、彩華か?」
『うん』
 携帯なのだから彩華以外の人間が出るはずなど無いのだが、念の為斎都は確認を取る。
「あのさ、今ヒマ?」
『うん、今は暇だよ。 どうかしたの?』
「ちょっと今から会えるか? いつもの丘でさ」
『ん、わかった。 すぐ行くね』
「あぁ。 それじゃあ後で」
 電話を切ると、身支度を整え、母親に彩華と会う旨を伝えると、外へ出る。
 この時期は昼間こそ気温が高いものの、日が沈むと途端に冷える。
 少し厚い服装は、暖かくて調度良かった。
 丘までは家から数分程度、歩いてもほとんど待たせることはないが、斎都の足は自然に速まった。
 彩華に会いたい、その気持ちが斎都を急かす。
 斎都にとって、彩華は幼なじみであり恋人だ。
 家が近かった二人は、幼稚園に上がる前から良く遊んでいる仲であった。
 アルビノ、という特異な体質の持ち主ではあったが、肌や髪、瞳の色と、日光を気にすること以外は、少し大人しいだけの普通の少女だった。
 だから斎都は彩華とも普通に接したが、周りは斎都みたいな人間ばかりでは無かった。
 彩華と同じ幼稚園に入った斎都は普通に扱ってもらえない彩華の現実を知った。
 そんな彩華を、斎都はいつも支え続けた。
 幼い頃から紡がれてきた絆は思春期に恋へと変わり、桜の散る季節に愛に昇華する。
 今目指す丘は、斎都が彩華に告白された場所で、斎都にとっても彩華にとっても特別な場所だった。

98 :
 いかに気温が下がってきたとは言え、厚着で走ったこともあり、丘に着いた時は僅かに汗ばんでいた。
 丘の頂上にはまだ誰もおらず、葉を散らした桜の木が寂しく立っているだけだった。
 涼しい風にあたりながら、彩華を待つ。
 数分遅れて彩華は姿を見せた。
 白い肌は暗闇でも良くわかる。
「よっ、久しぶりだな」
「……」
「彩華?」
「えっ? あぁ、斎都……。 久しぶり」
「……?」
 彩華は、どこか上の空で自分の声は聞こえていないようだった。
「2週間くらいかな? 勉強はかどってる?」
「あぁ、バッチリよ。 第一志望楽々合格、ってね」
 軽口を叩くのは、そこに裏付けされた努力があるから。
 実際、斎都が彩華と会うことを欲したのも勉強疲れからだ。
「流石、頼もしいね」
「勿論だな。 彩華も学校はどうよ?」
「うーん、相変わらずかな?」
 小さく、ふっ、と彩華が笑うと、斎都の表情は曇る。
 相変わらず、ということは彩華を見る周りの目も変わっていないことを意味する。
「そっか……」
 斎都には相槌を打つことしか出来ない。
「そんな顔しないで? 私は大丈夫だよ?」
「あぁ、そうだな」
 彩華の強さは良く知っている。
 彩華の言う通り、無用な心配なのかもしれない。
「そんなことより、今日はどうしたの? 何かあった?」
「いや。 何か久々に彩華の顔見たくなっちゃってさ」
 斎都の言葉に彩華の白い頬が、うっすらと桜色に染まる。
 言った本人も気恥ずかしさからか顔を赤らめ、頭を掻いた。
 彩華の赤い表情は斎都だけが見ることを許されている。
 そんな表情を見て、斎都は心が大きく高鳴った。
「でも調度良かったかな。 私も実は今日斎都に会いたかったから。 斎都……」
 彩華の表情が急に真剣なものとなる。
 刹那、斎都の胸に小さな重みがかかった。
 同時に、かすかに胸が濡れていく。
 斎都に抱き着いた彩華は、叫ぶように言葉を吐く。
「−−−。」
 涙声で、彩華が告げた言葉。
 斎都は金づちで殴られた、程度では済まない衝撃を受ける。
 彩華の言葉は、斎都にとっても彼女にとっても、最も恐れていた事を意味するものだった。
「斎都……。 ぬのが怖いよ。 怖いよ斎都ぉ……」

99 :
 アルビノは日光に弱い。
 故に紫外線を遮断しなければ命に関わる。
 理由は簡単で、皮膚ガンの発症率がアルビノでは無い人間の数倍も高いからだ。
 彩華はその点、きっちりと紫外線を遮断し続けた。
 だが、それでも、彼女に纏わり付いた運命はあまりにも残酷だった。
 一通り泣き叫び、言葉を伝えた彩華は速くも立ち直った。
 ここでも、彩華の芯の強さが伺える。
 立ち直れないのはむしろ、斎都の方だった。
 彩華のガン、彩華はぬかもしれない、それは自分のを宣告されるより遥かに重たいものだった。
「彩……華……」
 小さく、ポツリと彼女の名を呼ぶ。
 目尻から雫が零れる。
 どうしようも無い状況に、現実味など何処にも無い。
「斎都。 私ね、大丈夫だよ。 さっきは斎都の姿見て……つい大袈裟に言っちゃったけど。 きっと初期だから。 まだ、私は治るよ?」
 優しく、諭すような声で彩華は自分に声をかける。
 普通逆だ、それは本来斎都が言うべき言葉なのに、強い彩華は斎都を逆に慰めた。
「大丈夫……だから……」
 だが、そんな彩華の言葉も弱々しい。
 斎都の背に腕を回すのも、不安を紛らわすための仕種でしかない。
 斎都の胸に頭を預け、自分の不安を紛らわせている。
 こんなに強い彩華でも、辛い現実。
 平凡で普通な斎都には受けきれるはずもなく。
 ただ、自分からも彩華を抱きしめることしかできない。
 不安が二人の間を駆ける。
 顔を見合わせた二人は、互いの不安を吸い出すように、唇を重ねた。
 最初は小さく、何度も何度も。
 やがて、それだけでは拭い切れなくなった不安を消すように、深く口づける。
 角度を変え、舌を交じらわせ、絡め、咥内を舐めとる。
「んっ……ふっ……うぅ……」
 彩華の目尻から、雫が一筋流れた。
 頬を伝い、地面に落ちた雫は息苦しさではない。
「んちゅ……はっ……ふんん……ふぁ……」
 二人の暖かさが、唇と舌を通して交差し、初めて不安は優しく拭われた。

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