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xxxHOLiCのエロパロ 3


1 :2008/04/15 〜 最終レス :2012/10/16
 世にエロパロは多けれど、
  どれほど奇天烈奇奇怪怪なカップリングも
   書き手がいなければ、
   描き手が関わらなければ、
   カキ手が見なければ、
    ただのゲンショウ
ここは、「xxxHOLiC」のエロパロスレです。
【注意事項】
 ・コミックス未収録話が絡む場合、その旨を明記
 ・カップリングは必ず明記
 ・見たくない人用のジャンル(鬼畜陵辱・女体化・同性愛・獣姦・異物挿入等)必須
 ・職人叩きは厳禁 見たくなければ、スルー。気に入ればGJの精神を忘れない
  いつまで経っても自分の読みたいカプ&シチュが投下されない等不満言う人は自分で書くように
 ・画像職人は、消されにくいろだにUPの上、アドレスを貼る
【その他】
 ・基本、sage進行
 ・エロ無しは、スレ違いなので禁止とする
 ・同じようなカップリング、ジャンルが続く場合は、譲り合いの精神で
 ・職人は投下の際は、コテハン推奨
【前スレ】
xxxHOLiCのエロパロ 2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1158062427/
【前々スレ】
XXXHOLiCのエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1085997626/
【保管庫】
http://s5.artemisweb.jp/holicxxx/

2 :
アニメも始まったし、前スレも落ちてしまったし、立ててみた。

3 :
乙!
やったよそろそろ立てようかなと思ってたんだよ

4 :
保守

5 :
過疎ってるな保守

6 :
このままだと即かな

7 :
保守

8 :
保守

9 :
保守

10 :
保守

11 :
消えるな
保守

12 :
ほす

13 :
保守

14 :
保守

15 :
hosyu

16 :
ほす

17 :
保守

18 :
保守

19 :
保守

20 :
ほす

21 :
誰か!この溜まった保守を対価としてエロパロを書くんだ!
ちなみに座敷童が好きです☆

22 :
女郎蜘蛛につかまった座敷童がエロかった

23 :
保守
子羽がすきです

24 :
投下します。
「いと、悲しくとも」
・雨童女&座敷童
・百合は無理って方はNGお願いします。


25 :
「焦れったいわよねー。好きならガツンと言っちゃえばいいじゃない」
 座敷童と帰路を行く雨童女は唐突にそう言った。そうして座敷童が顔を真っ赤にするのは至極当然の事であり、
彼女は一々初心な彼女の反応を楽しく思いつつもその焦れったさに苛つきを隠せないでいた。
 その想いが本当であるならば、一思いに当たってしまえば良いのに、と言うのが彼女の考えだ。だが、どう考え
ても座敷童の性格はそんな事を出来るほどあっさりしてはいなかった。
「そ、そんな事……四月一日さんに迷惑ですし……」
 顔を真っ赤に赤らめて、座敷童は俯いた。うなじが隠れるくらいに伸ばした、黒い漆を塗ったかのような髪の毛
の隙間から窺える彼女の頬は、熟れた林檎のように綺麗な赤に染まっている。今にもボンと音を立てて爆発しそう
な座敷童の様子を見て、雨童女は盛大な溜息を吐いた。
「そんな事言ってたら、その内他の女に取られるわよ」
 少し心を鬼にしてそう言えば、座敷童は赤が差した表情に暗い影を忍ばせて、黙り込んだ。ただでさえ人間では
ない座敷童は必要以上のハンデを持っているのに、行動を起こせないでいればそこに待ち受けているのは悲しい悲
恋の物語だと彼女自身理解していた。そして、四月一日に思い人が居る事も、薄々と。
 けれど一度恋に落ちてしまえばそんな事を気にする余裕も無く、それが焦燥感を与えているとは言えど彼女が取
る行動には何ら影響はしなかった。彼女は何時でも消極的で、雰囲気で感情を露わにするもそれを言の葉に乗せて
紡ぎ出す事が出来ないでいた。それが、更に雨童女の機嫌を損ねるのだ。
「ねえ、四月一日君尋と好き合いたいんでしょう?」
 黙り込んでしまった彼女を見て居たたまれない気分になってしまったのか、優しさを微々たる変化の中に込めて
雨童女は尋ねる。その問いに、座敷童は無言で頷いた。
 初めて座敷童はこんなにも綺麗になったと、雨童女はその紫苑の瞳に憂いを帯びさせながら思う。思えば、座敷
童がその姿に、その声に変化をもたらしたのは四月一日君尋と言う人間に出会ったからだ。自身に多大な影響を与
えるほどに想っている彼女の気持ちは紛れもない真実であり、そしてそれに対して良い感情を持てていない事を雨
童女は自覚していた。
 座敷童が四月一日に話しかける時、自分はどんな思いでそれを見ているのだろう? 見ていれば呆れるくらいに
鈍臭く、そして毎日を間抜け面を晒しながら生きている彼を見て、雨童女はそんな事を何時も自問する。そうして
出て来る答えと言えば、それは一貫して変化の訪れないものであり、そして不快としか感じられない感情だった。
「四月一日君尋の、何処がそんなに良いのよ? あんな、間抜けで、鈍臭くて、馬鹿っぽい――」
 「奴の」と続けようとした雨童女の言葉は途中で遮られる事となった。何故ならば、何時も消極的で自分の意見
をはっきりと述べる事が出来ない座敷童が、この時ばかりはしっかりとした声音で自分の考えを、四月一日に寄せ
る淡い想いの一端を、その形の良い唇から紡ぎ出したからだ。
「優しいんです。私が見た事のある人よりも、他の妖よりもずっと――」
 彼女は面を上げて、雨童女の眼を正面から見据えながら言った。
 何時になく強い声音、想いの籠る、凛とした眼を以てして。そんな彼女を見て、雨童女は暫しの間自分が何をし
ているのか分からなくなった。思考の停止が、感情の濁流を呼び起こす。止めようのないそれを、無抵抗のまま彼
女は浴びた。
 そう言った彼女は何処をどう見ても恋をする女性のもので、以前は何処か幼かった声も今は落ち着いた大人の女
性のものになっていて。それを座敷童にもたらしたのが四月一日だと考えると、その濁流は更なる勢いで彼女の心
に打ち付けるのだ。それは自分が思っていたよりもずっと、強い力だった。
「――腹が立つわ」
 知らない間に訪れていた逡巡の後に、彼女は他人には聞こえ難い声量でそう呟いた。突然黙りこくった雨童女を
見て怪訝な視線を送っていた座敷童はその突然の呟きを聞き取る事が出来ずに「え?」と返す。
 雨童女は自身の白い歯をギリ、と噛み締めると呟いた言葉を再び反芻した。怒気を含んだような、憂いを帯びた
ような、何処か儚い印象を与える声は、今度は確実に座敷童の元へと届いた。
「腹が、立つわ」
「え……?」
 聞こえたものの、その意味を咀嚼する事が出来なかった座敷童は先刻とは違った意味合いを込めてそう聞き返す。
そんな座敷童の姿でさえも、今の雨童女の苛立ちに拍車を掛ける代物にしか成り得なかった。


26 :
 キッと、鋭い視線を雨童女は座敷童へと注ぐ。一変した彼女の態度に、自分が何かしたのだろうか、と狼狽する
座敷童はおろおろと眼を中空に彷徨わせた。
「あんたを見てると、本当に腹が立つの」
 今までは違ったはず、と雨童女は暴走しつつある自身の行動を客観的に見つめながら考えていた。
 彼に想いを寄せる座敷童を見ていれば応援してやろう、と言う考えは極々自然に浮かび上がって来たし、つい
さっきまでも同じ考えだった。
 だが、座敷童がその想いを口上にて初めて彼女に伝えた時、その考えは一変して羨望と嫉妬の入り混じるものへ
と変化したのだ。腹の底で蠢く黒い感情が一気に捻りながらせり上がって行くのを彼女は感じていた。
「ご、ごめんなさい……。私、何かしましたか……?」
 不安そうに雨童女を上目使いに覗きこむ座敷童の漆黒の瞳は何時になく煽情的で、雨童女の黒い感情を増大させ
る。次第に雨童女の脳裏で膨らみつつある情動が今にも溢れ出して行動として形を露わにしようとしていた。
 けれど、それは許されない。
 それ故に、彼女の理性は悲鳴を上げていた。
「……あんたは何もしてない」
 悲鳴を上げる彼女の理性が必にそう告げる。それを言葉として紡いだ後も、彼女の苦しみは続いていた。繋ぎ
止めている本能とも言えるモノが今にも自身を取り巻く鎖を千切って、狂おうとしている。
 狂気を纏う行動の全容が頭の中に鮮明に創り出される度に、雁字搦めにしていたはずの鎖が音を立てて千切れて
行く。
 その様を遠巻きに見ている雨童女が、それが肯定の意味である事に他ならないと気付いた時、彼女の理性は既に
崩壊していて、剥き出しになった本能は何時の間にか座敷童の意識を失わせていた。
 雨童女の前に横たわる彼女は、自身が攻撃されるなどと夢にも思っていなかったのだろう。何の疑い持っていな
いかのような純粋な表情がそれを物語っていた。
「……ごめんね」
 彼女の身体を抱き抱え、その体温を服越しに感じながら雨童女は寂寥に満ち満ちた声音で詫びた。その声は暗澹
たる闇へと意識を落とした座敷童に届くべくもないが、それでも彼女は保身の為に、そして今も胸の内に蔓延って
いる罪悪感から逃れる為にだけ言った。そうでもしなければ、雨童女の心は今にも崩れ落ちそうなほどに脆く欠け
落ちていたのだ。
 雨童女は自分の腕の中でぐったりとしている座敷童に憂いを秘めた視線を送ると、手に持っていた傘を広げた。
ばさりと広がる傘が瞬く間に彼女達の姿を隠すと同時、それは風に乗って空中に舞い上がって行く。
 絵画を写したかのような青空に向かって飛んだ傘はやがて煙となって消え、二人が居た場所には何も存在しなか
った。ただ空虚感を浮き彫りにした虚しい空間に、ひゅうと一筋の風が通り過ぎて行った。

「……ん……」
 座敷童はよく知った川のせせらぎの音を鼓膜に受けて眼を覚ました。優しげな風が彼女の糸のような黒髪を梳い
ては去って行く。心地良い柔らかな感触を寝起きの体で享受していると、一つの違和感に気付かされた。
「……え?」
 寝惚け眼を手で擦ろうと、手をそこへ遣ろうとしたのに彼女の手は目的の場所へと動かす事が出来なかった。そ
の代わりに手首に鈍い痛みが走る。まるで、何かによってきつく縛られているかのような――と考えた時に、彼女
は初めて自分の身に降り掛かっている異変に気付いた。


27 :
 座敷童の手首には、彼女の華奢な腕では到底引き千切る事など叶わないであろう丈夫そうな縄が縛られており、
同様に足も同じような縄で縛られており両足の自由が奪われていた。彼女は横たわったまま動く事が出来ない状態
で、敷布団の代わりになっている柔らかな草の上に横たわっており、その事実が頭の中に恐怖と言う感情を植え付
けていた。
 何時もならこんな事になっている時には真っ先に駆けつけてくれる天狗達も、その姿を見せる事はない。その恐
怖に心が押し潰されて今にも叫びたい心境ではあったが、余りにも大きな恐怖は声を出す事すら許さなかった。
 恐怖の一色に染まった顔色で辺りを懸命に見渡すも、川の畔に寝かされている位置からでは生い茂る木々と綺麗
な川の流れしかその瞳に映す事は出来ない。こんな所に縛られて放り出されている事よりも、自分が今、孤独だと
言う事の方が彼女にとっては恐ろしく、それ故に頭の中で必に助けを懇願している相手は四月一日だった。
 女郎蜘蛛に囚われた時も助けに来たのは彼だった。
 自分の所為で彼に迷惑を掛けてしまったのは今思い出しても申し訳ない事だったが、その罪悪感に苛まれる自分
に、四月一日は優しく頬を手で撫でて謝罪した。何故謝られたのかは分からない。けれど、その言葉が自分に向け
られた彼の優しさだと思うとそこにある意味に大した意義は無かった。助けに来てくれた事実だけが、彼女にとっ
ては嬉しかったのだ。
「四月一日さん……」
 恐怖に消え入りそうになった声で彼女は助けを求める。だが、その助けを求める声が彼に届く事など到底有り得
る事ではなく、むしろどうにもならない現実を浮き彫りにするだけだった。
 それでも助けを呼ばずにはいられない。彼女は何度も何度も四月一日の名を呼び続けた。
「――こんな風な状況になって真っ先に呼ぶのは四月一日の名前……か」
 座敷童がもう何度彼の名を呼んだのか、分からなくなった頃に聞こえて来たのは四月一日の頼もしくて優しい声
ではなく、座敷童のよく知る声だった。但し、その声は冷たく凍て付き、尖った氷柱のような鋭さを伴っていたが。
 その声を聞いて、座敷童はその方向へ何とか寝返りを打ち、眼を向ける。うつ伏せの状態で視界に収めたのは、
木の枝の上に座り冷たく尖った目で自分の事を見下ろす雨童女の姿だった。
「ねえ、そんなに四月一日の事が好きなの?」
 そう問い掛けながら、彼女は軽快な動作で木の枝から飛び降りた。ふわ、と形容するならばそんな擬音を付ける
のが相応しいほどに軽々しく地に降り立った彼女は、そのまま一歩一歩座敷童に向かって歩み出す。
 その間も、冷たい瞳は暖まる気配を見せなかった。
「……」
 驚愕に眼を見開く座敷童は雨童女の問いに答える事が出来なかった。ただただ驚きに染まった表情で、冷たく自
分を見下ろす雨童女の姿を見上げる事しか出来ない。彼女は今もまだ雨童女の事を信じていた。彼女がこんな事を
するはずがない――と。否、信じる事以外彼女には、出来る事はなかったのだ。
「まあ、そうよね。あんたがそんなに変わったのも、アイツのお陰だから」
 座敷童の沈黙を肯定の意として受け取ったのか、雨童女は自嘲気味な笑みを称えて言った。緩やかな曲線を描く
口元も、こんな事態になるまでは美しいと感じていたのに、今の雨童女の笑顔はどうしようもなく醜悪で、そして
同情すべき儚さを秘めている。しかし、座敷童にそれを言葉にする事は出来はしなかった。
「どう……して」
 雨童女の声音が、あの笑みが。全てを肯定しているように思えた。こうして自分を緊縛したのも、そして恐らく
天狗達が居ないのも――全て、眼の前に居る一人の女性がやったものだと。
 ただ一言、座敷童はそう尋ねると顔を地面に伏せた。その時には雨童女は座敷童のすぐ目の前に来ていたが、座
敷童にはまともに彼女の顔を見る事が出来なかった。
「話す意味は、ないわ」
 せめて、と思い、眼を逸らしてみても現実は何も変わらない。雨童女の一言一言が自分を苛んでいるように思え
て、座敷童は口を噤んでいた。
 座敷童が堅く眼を閉ざして視覚を遮断していると、不意に体を回されて彼女は仰向けの状態になった。薄い布地
で出来た白いワンピースは鮮明に草の感触を伝えてくれて、嗅ぎ慣れた草の香りが少しだけ彼女を安らげてくれる。
少しだけ、と思って眼を開いてみると、そこには愛しい人を見つめるかのような目で自分を見下ろしている雨童女
の紫苑の瞳があった。

28 :
「……」
 二人の間に言葉は無かった。
 ただ見詰め合う二つの視線が目の前で交錯したまま時が過ぎる。緩やかに流れる川が、その時間的感覚の減速を
際立たせているかのようだった。
 やがて、雨童女は座敷童から顔を離した。
「そうね……壊れてしまったかも知れないわ」
「……?」
 突然、雨童女が話し始めた事に驚きつつ、座敷童は眼を丸くした。あのような――想い人に向ける視線のよう
な――眼で見られたからだろうか? 座敷童の中で危機感はかなり薄れていた。
 雨童女は「気が変わったわ」と言うと、彼女の隣に腰を下ろした。すぐ傍から香ってくる雨童女の甘い香りが鼻
孔を擽る。座敷童は自身が束縛されている事実でさえ忘れかけていた。
「壊れちゃったのよ、色々と。だから、それを直すの」
 雨童女は虚空を眺めながらそう言った。座敷童はそれを静聴しながら意味の咀嚼を図るも、その全貌を彼女が知
る事は出来なかった。ただ、次に続く雨童女の言葉を待つ。それだけが唯一自分に出来る手段だと思った。
 雨童女は続けた。
 瞳は虚空を彷徨わせたまま、声には憂いを秘めて。
 座敷童の眼に映る彼女の姿は輪郭がぼやけて見えるほど儚く見えた。
「あんたは、手伝ってくれるかしら……?」
 そう言って座敷童の瞳をまた見詰めた彼女の眼は今にも涙が溢れそうだった。だからか、座敷童に襲い掛かって
いた先刻の恐怖は完全になりを潜めていた。雨童女が自分にこんな事をした事さえも忘れて、ただ彼女の力になれ
るのならば、と首を縦に振る。すると、雨童女は心底嬉しそうに、
「ありがとう」
 と、低く唸るような声音で。妖艶で恐ろしくさえ思えるほどの歪曲を口元に描いて。
 そう、囁いた。
「――っ!」
 その瞬間に、なりを潜めていた恐怖が一気に解放されるかのように彼女に襲い掛かる。滲み出る恐怖が冷たい汗
となって背中を流れ落ち、出来るだけ雨童女から遠ざかろうと身を捩る彼女の体は小刻みに震えていた。
 そんな彼女の様子を見て、雨童女はその細くしなやかな指が揃う手を座敷童の頬へと宛がった。その手は今まで
氷水に浸けていたのではないかと思えるほどに冷たく、座敷童は小さな悲鳴をその愛らしい唇から漏らした。
「どうして怯えるのよ? 手伝ってくれるんでしょう?」
 耳元に顔を寄せて、雨童女はそう囁いた。
 耳に触れる吐息が座敷童の身体を震わせる。頬に当てられている手は驚くほどに冷たいのに、耳に掛かった吐息
は熱い熱を持っていた。その温度の差が、望まなくとも座敷童の身体に反応を強制させる。
 その反応に気を良くしたのか、雨童女は座敷童に寄り添うようにして座った。
「なんで、他にも方法が……っ!」
 言い終わる前に、雨童女の手が座敷童の着る白いワンピース越しの胸に触れた。大きいとまではいかないが、十
分に女としての膨らみを持っている彼女の胸に添えた手を、焦らすように撫でながら雨童女は意地悪く微笑み、そ
して変わらない現実もあるのだとその言葉に含ませながら、言った。
「他の方法なんて、無いのよ」
 言い終わると同時、雨童女は座敷童の胸を撫でていた手で彼女の乳房を包み込むように揉みしだいた。雨童女の
淫猥な手が座敷童の乳房の形を執拗に変える。強制されているにも関わらず迫りくる快感に、座敷童は唇を噛みな
がら堪えていた。
「……んっ、くぅ……」
 微かに漏れる喘ぎ声は煽情的で、艶やかだった。声を出さないように唇を噛む姿も、快感から抜け出そうと身動
ぎする姿さえも、雨童女の嗜虐心を煽っている。艶やかな黒髪は雨童女が彼女の胸の形を変える度に乱れ、瞳には
涙が溜まって行く。雨童女は自分の背中にぞくぞくとある種の快感が走るのを感じていた。
「ねえ、気持ち良い? 自分じゃ、こんな事はしなかったんでしょう?」
 耳元で囁きながら、雨童女は両手を乳房に宛がった。何時しか二人の体制は雨童女が座敷童の上に跨るようなも
のになっており、他に誰も居ないその空間の中で彼女達の姿は美しく、淫靡だった。
 囁かれた問いに、彼女は羞恥に頬を染める。事実、彼女は自慰行為などした事がなかった。だからこそ、初めて
得ている未知の快楽に戸惑いつつも、それを受け取ってしまっている。大人となった体は頭では否定しているの
に、本能的に更なる快感を求めて足掻いていた。


29 :
「はっ……ん、……あぅ……」
 段々と感度を増して行く座敷童の身体を、手を止めずに見た雨童女は驚いた。何時の間に、自分の気付かぬ内に
こんなにも彼女は女となっていた。小振りだが、十分な胸も、引き締まった腰のくびれも、ワンピースの裾から伸
びる細い足も。全てが艶やかで、彼女の魅力を掻き立てている。そして何より、色気を含んだその嬌声が。
「答えてくれないのかしら? ――まあ、聞くまでもないかもしれないけど」
 雨童女は意地悪く微笑んで、乳房の頂点で堅くなってピンと立っているそれを優しく摘まんだ。途端、今までと
は比較にならないほどの快楽が座敷童の背筋を駆け抜ける。手を足が拘束されている所為で、その快感に耐える術
が見当たらず、殆ど条件反射の反応で彼女は腰を跳ねさせた。
「あっ! あ……んぅ……ッ!」
 尚も座敷童を攻め立てる雨童女の手は止まらない。執拗に胸ばかりを攻めて来る彼女に対して、恐怖を覚えな
がらも座敷童はもどかしさのようなものを感じていた。だが、それを認める訳にはいかなかった。
 ――もっと欲しいなどと。そう認める訳にはいかなかったのだ。
 必に身を捩って快楽から抜け出そうとしても、それが叶うべくもない。彼女は無抵抗のまま、弄ばれていた。
「や、めてっ……くださ……!」
 次々と襲い掛かる快感の波に耐えながら必に制止の言葉を掛けても雨童女は笑みを深くするばかりで一向に手
を止めようとはしなかった。その代わりに、座敷童がそのような言葉を言おうとする度に敏感になった先端に刺激
を加えていく。そうする事で、座敷童はまともに言葉を発する事すらままならなかった。
「気持ち良さそうにしているのに、止めるなんて出来ないわ。……それとも、違う所も弄って欲しい? 服の上か
らじゃ嫌? 下着を着けてないから、もっと気持ち良くなると思ったの」
「ひゃうッ」
 座敷童の懇願には耳も貸さず、雨童女は座敷童の首筋を下で舐めた。ぬらりと、雨童女の唾液によって光る首筋
が陽光に照らされて余計に官能的な気分を高める。聖なる地でやっていると言う背徳感の所為か、それともまだ胸
の内で燻っている罪悪感の所為か、雨童女の気分も次第に高揚していき、息も荒くなっていた。
「じゃあ、そろそろ直に触れてみるわね。あんたも、そうして欲しいだろうし」
「そ……んなっ、こと……!」
 否定の言葉すらも最後まで言い切る事が出来ず、手足を拘束されたまま彼女はされるがままにワンピースをはだ
けさせられて、顕著で白磁のような白い肌の肩と、同じように白い膨らみと、その頂点に位置している桜色の突起
が露わになる。座敷童は必にそれを隠そうと身を捩るが、上に乗られていては非力な彼女の力ではどうする事も
出来なかった。
「あっ、んぅぅ……! ふ、あぁ……」
 雨童女の両の手は座敷童の乳房を握り、揉みしだいていく。その快感は服越しからでは得られなかったものであ
り、どちらがより気持ち良いかと問われればその答えは間違いなく今だった。
「ああっ! だめ……だめぇ……!」
 雨童女は手はそこを離さずに乳房をそのまま揉みしだいていたが、不意に乳房の頂点にある突起を口に含んだ。
その瞬間に生暖かい唾液に覆われた雨童女の舌がざらりと座敷童の乳首を舐める。今までの、触られているだけの
快感とはまた違ったものが、彼女の中を走り抜けて行った。
「ふふ、可愛いのね。あんたのこんなに可愛い姿、初めて見るわ」
「あっ、んむっ、……んぅう……」
 乳房から唇を離して、雨童女は快感に喘いでいる座敷童の唇に自身のそれを重ねた。桜色の小さな唇は唾液で潤
っており、重ねただけでも快楽が得られそうだった。
 驚いたのか、眼を見開いて雨童女の瞳を見つめる座敷童の瞳は、度重なる快楽の所為で涙が溜まっていて、収ま
らなくなった分が雫となって頬を伝っていた。段々と気分が高揚して行っている雨童女は、数回触れるだけの口吻
を愉しんで弛緩した座敷童の口内に、無理やり自分の舌を捻じ込んだ。

30 :
 座敷童の口内は熱く、逃げようとする彼女の舌と雨童女の舌とが触れあう度に溶けそうな甘い感覚が伝達される。
一度座敷童の舌を捉えて絡めれば淫猥な水音が静謐な山の中に響き渡り、脳髄が蕩けそうになるほどの快楽が互い
を襲った。
 何時しか座敷童の胸を弄っていた手は止まっていて、二人は唇を貪り合っていた。離す事が出来なくなるほどの、
心地良い感覚は収まる事を知らずに絶えずそこにあった。
 歯列をなぞり、余す事無く口内を犯し尽くし、唾液を送り込めば座敷童はそれを懸命に嚥下しようとした。何と
か喉を鳴らして飲むも、飲み込めなかった分は彼女の口の端を伝い、涙と混じった。最早、座敷童の顎から滴り落
ちるのは彼女の唾液なのか、雨童女の唾液なのか、それとも涙なのか汗なのか、判断は出来なかった。
「ッはあ! はあ……はぁ……」
 唇を離すと、それを待ち兼ねていたかのように座敷童は酸素を取り込もうと息を大きく吸い込んだ。肩を上下さ
せ、顔を真っ赤に染めて、白かった身体もほんのり朱に色付いている。雨童女と座敷童の唇の間に掛かった銀色の
懸け橋は、彼女の色香をより一層増幅させ、見る者全ての歯止めを利かせなくするような凄艶さを放っていた。
「はあ、はあ……そろそろ、いいかしら」
 雨童女も深い口吻で随分と消耗したのか、肩で息をしている。熱くなったのか、ドレスのリボンを外して胸元を
出しているが、それでも疼く身体を鎮めるにはそれは細やかすぎるものだった。
「あっ! い、嫌っ!」
 雨童女は、未だに苦しそうに呼吸を繰り返しながら嫌がる座敷童を無視して、彼女のワンピースのスカートを一
気に引き裂いて、彼女の純白の下着と、長くすらりと伸びた足を露わにする。残りの、邪魔になったワンピースの
上の部分も一気に剥ぎ取ってしまえば、四肢を塞がれ、恥部を隠す下着だけを身に付けて横たわる美しい女性がそ
こに居た。
「ふふ、ほら、こんなに濡れてるのよ? 全部、あんたが出したもの……」
「あ、ああ……」
 見れば、座敷童の下着にはもう大きな染みが広がっていた。雨童女がそこに軽く触れると、座敷童は小さく喘い
で身じろいだ。彼女の愛液で濡れた太股は淫靡に光り、その間にある恥丘へと雨童女を誘っているかのようだった。
 雨童女は最後の下着も一気に剥ぎ取ると、そのまま雨童女に口付ける。何かを言う間も与えられず、彼女は絡ん
で来る舌に自分の舌を絡めた。
「んん……は、ふぁ……」
 口が開くと、その度にくちゅ、と羞恥心を煽るような水音が響き渡った。
 雨童女は一通り彼女の口内を愉しむと、顔を離して妖艶な笑みを浮かべる。座敷童は、とろんと焦点の上手く合
わない目で彼女の事を見つめていた。
「ね、あんたばかり気持ちよくなってたら平等じゃないわ。私も気持ち良くして貰わないと」
 そう耳元で囁いて、耳たぶを甘噛みすると、座敷童は身体を震わせる。執拗な口吻と愛撫の所為でかなり感度が
敏感になっている事が見てとるように分かった。
 座敷童は口の端から涎を垂らし、弛緩した身体を動かす事もなく惰性的に頷いた。彼女の頭の中はもう溶けてし
まっていたのかも知れない。瞳の奥に今にも消えそうな光を称えて、彼女は横たわっていた。
「じゃあ、足のを外してあげる。どうせ、逃げる気も起りはしないだろうし」
 雨童女はそう言うと座敷童の足を拘束していた枷を外すと、自らが身に纏っていたドレスを全て脱ぎ去り、下着
も全て脱ぎ去って、座敷童と同じ、一糸纏わぬ格好となった。
 そして、再び座敷童の上に跨る。ただ、先刻と大きく違ったのは彼女の頭は座敷童の秘部の間近にあり、座敷童
は上に乗られる形で雨童女の既に濡れそぼっている秘部に顔を埋めている形となっている事だった。

31 :
「は、あぁ……」
 二人の吐息が彼女達の一番敏感な部分に触れる事で、同時に切なげな声を出す。穏やかな川のせせらぎが森の中
へと浸透し、鳥達の美しい囀りが木霊するこの山の中、そこにある光景は何処までも不釣り合いだった。
「んっ……そう、もっとして……」
 座敷童が雨童女の秘部に舌の先端を少し当てると、雨童女は擽ったそうに身を捩った。
 言われた通りに、座敷童は今度は舌全体で舐めとるように、雨童女の淡い桃色の花弁に舌を這わせる。瑞々しい
果実を舐めてみれば、それは甘いような酸っぱいような、不思議な味がした。
「んぅ……! はあっ、あ、んっ……!」
 座敷童の舌が触れる度、背筋を電撃が走るような快感が雨童女を襲った。
 愛おしい座敷童の秘部が、眼の前で何かを欲してひくついている。彼女は自分が座敷童を疎かにしては元も子も
ないと、座敷童の秘部の入口に指を宛がった。
 柔らかく、少しだけ弾力を持ったそれは雨童女の指を押し返していたが、そんな事には構わずに彼女は指を座敷
童の中へと徐々に徐々に埋めていった。十分に潤った膣内は雨童女をすんなりと受け入れて、飲み込んでいく。そ
こは指が融解してしまうのではないかと危惧してしまうほどに熱く、そして彼女の指に纏わり付いた。
「あっ、ダメ……ですっ……! そんな、とこっ……!」
 突如自身を襲った悦楽に、彼女は雨童女の秘部に這わしていた舌を一旦離すと制止を求める言葉を紡いだ。けれ
ど、雨童女がそんな彼女の要望を聴くはずがなく、彼女は根元まで飲み込まれている指の先端を、膣内を掻きまわ
すかのように動かした。
「ふぁああっ!! あっ、ダメ、だめ……ぇッ!」
 今まで経験した事のないその快感は、体がそうする事を覚えているかのように、身に降りかかる痛みを拒否する
かのように拒絶した。だが、それは止まる事を知らずに彼女を攻め立てる。拒絶など、この時点では大した意味を
持っていなかった。座敷童は縄をぎしぎしと軋ませて、喘ぐ。その様は形容の表現が筆舌に尽くし難いほどの美し
さだ。
 雨童女はそんな座敷童の声を、姿を、全てを欲して、行為を加速させていく。
「ああぁっ! あっあっ、ふぁあああ!!」
 愛液がぐっしょりと纏わり付いた指で座敷童の愛らしい花弁を開き、そこに舌を這わせれば、彼女は一番甲高い
声で鳴いたが、それでも限界にはまだ遠いようだった。
 けれど、終わりは確実に近付いていた。
 時間が進むにつれて高まる興奮。座敷童も雨童女も、最早更なる悦楽を求めているに過ぎなかった。座敷童の手
首を縛る縄ですら今やその意味を無くしているだろう。例えそれが何かの間違いで解けたとしても、後は快楽の高
みを目指すだけの手伝いをするだけだ。
「あんたもっ、もっとしてよ……!」
「は、は……いっ! あっ、んぅううう!」
 座敷童が喘ぎ、その熱い吐息が雨童女の秘部に掛かる度にもどかしい感覚が彼女を焦らす。座敷童が快楽の波か
ら逃げようと、身を捩れば乱れた黒い糸は秘部を掠り、更に彼女を焦らした。
 耐えられなくなった雨童女は、懇願にも似た切ない声音で言った。
 座敷童は僅かな逡巡を見せる事なくその想いに答えた。断る理由などは何処にもなかった。互いが互いを求め合
い、そして与えれば何の支障もなく。今はただそれだけで良かったのだ。
「はっ、あ、んっ! いいわっ! もっと、もっと頂戴!」
「ふぁあああ! も、わたっ、ダメで、す……!」
 雨童女が指を中に差し込みつつ入口を舐めれば、座敷童は雨童女の陰核を舐め。
 雨童女が鳴いて悦べば、座敷童も降り掛かる悦楽に身を任し、出したいがままに声を出した。
 座敷童は、迫りくる限界を朧気に感じ取っていた。襲う快感は先刻よりも高まっていて、雨童女を攻める舌の感
覚も何処か痺れたようで曖昧。そして何より、雨童女が与えてくれる快感は、何かとてつもないものを呼び起こし
ているのだと、彼女は思う。絶頂に向かう二人は、並んで奔走していた。

32 :
「あ、あたしもっ! すぐ、だからぁッ!」
 愛液を顔面に付けた雨童女に理性などは片鱗もなく、同じように愛液に塗れる座敷童にもそれはなく。乱れる彼
女達から淫靡な水音は絶え間なく発せられ、二色の嬌声は山の奥へ奥へと吸い込まれて消えて行った。
 二人は僅か先にある終わりに向けて、行為を更に加速する。雨童女は陰核を舐め、甘噛みして、座敷童は舌を出
来限り膣の奥へと差し込んで、出し入れを繰り返した。
「あっ、あああぁっ! も……イ、ちゃっ……!」
「ふぁっ、ああっ、何か、んぅっ! 何か来ちゃっ……!」
 もう、限界と言っても過言ではないほどに昂った性感はこれ以上にない快楽を彼女達に与え、絶頂への手助けを
している。もう眼と鼻の先に求めた絶頂は迫っていた。聞こえる音に、自然のものは何時しか消え去り、お互いに
聞こえるのは双方の凄艶な喘ぎ声。二人の限界は、間もなく訪れた。
「あっ、ああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
「ふっ――く、んぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
 座敷童が、雨童女の陰核を刺激した時に。
 雨童女が座敷童の膣に、入れる指の本数を増やした時に。
 二人は同時に絶頂へと達した。この時を待ち詫びて、快感を得ていた二人はその余韻にぐったりとしながら浸っ
ていた。雨童女は震える足腰で何とか座敷童に覆い被さったまま唇を近付ける。呼吸を整えながら、虚ろな眼差し
で雨童女を見つめている座敷童は、その唇を甘んじて受け入れた。
 呼吸を整えながら数回、啄ばむような軽い口吻を交わし、愛液と唾液が混じり合った口内を互いに犯し、蹂躙す
る。絶頂の余韻はそれすらも快楽へと変貌させて、彼女達の身を震わせた。
「あ、は、はあ――……」
 唇を離し、銀の糸が二人の間に掛かり、それが切れた時。
 静かに座敷童は眠りに堕ちた。初めて得た快感は余りにも大きく、それと同時に掛かった彼女の負担は相当なも
のだったのだろう。座敷童は安らかな寝息を立てて、先ほどまで乱れていたとは到底思えないほどに無垢な表情を
していた。
「……めん」
 そんな彼女を見て、息を整え終えた雨童女は小さく呟く。その呟きは自分自身にでさえ届く事はなく、ただ静か
に川のせせらぎに流されて消える。
 紫苑の瞳から涙を一滴零せば、それはまるで座敷童が流したものであるかのように、座敷童の頬に落ちて伝った。
 自分がした事は正しかったのか? そう考える事でさえも彼女にとってはおこがましく。自分が犯した罪は、最
早贖罪の方法すら見付ける事は叶わない。
 自分は彼女に何をしたのだ? と雨童女は自問する。
 一途な想いの成就に焦がれて、風貌を裏切らない純粋さを以てしてその相談を持ちかけてくれたりもした彼女に、
自分は何をしたのだ、と。抗う彼女を蹂躙して、望んでもいない快楽を無理やり押しつけて、果てには自分が快感
を得る為の道具にされて。それが、許される事だろうか?
 答えは、否――。
 それを誰よりもよく知っている彼女は、再び涙を零す。一滴二適と座敷童の頬に吸い込まれて行くそれは、涙で
霞む彼女の眼には映らなく。くしゃくしゃになっている顔を見られたくなくとも、座敷童の事を見つめ。声を押し
して彼女は泣いた。何もかも吹っ切れたのなら、それがどれだけ喜ばしい事なのだろうかと思いつつ。
 見つめる先で、穏やかに眠る座敷童は何時ものように柔らかな笑みを見せてはくれず、ただ沈黙の中で自分を責
めている気がした。
 そして、伸ばした手を引きながら思うのだ。
 柔らかな草の布団の上に広がる黒髪を、自分が梳くなど許される事ではないと。
 その白磁のような肌を余すことなく見せる彼女に、自分が触れてしまったら座敷童が汚れてしまうと。
 これから永劫、自分の想いは潰えて消える。その確信を信じつつ。 
 雨童女は、そう思った。
「――ごめんね」
 消え入りそうな声を残して、お洒落な傘が広がった。途端に、吹き抜ける柔らかな風はその眼の前で眠っている
座敷童の髪を梳き、そしてすぐ後に傘を青い空が広がる上空へと舞い上がらせた。
 後に残るのは、綺麗な姿で横たわる座敷童のみ。彼女は白い、純白のワンピースを着せられて横たわっている。
何処までも清純な"仮初"を身に纏い、穏やかな寝息を立てる彼女は。
 その頬に雫を一滴流して、「ごめんね」と、夢の中でそう呟いた。


――end.

33 :
投下終了。
書きたくなったのが百合だったので百合駄目な方、ごめんなさい。
それでは、読んで下さった方、ありがとうございました。

34 :
百合でも全然OKさ、GJ!!!
次回作があれば期待してます。

35 :
>>33 GJ&保守

36 :
保守

37 :
保守

38 :
>>33 GJ…!!!
そして保守

39 :
保守

40 :
保守

41 :
四月一日×侑子で純愛系とかって需要ありますかね?


42 :
ありますよ

43 :
ありあり保守

44 :
保守

45 :
>>41が書き終わるまで保守

46 :
保守

47 :
保守

48 :
>>41にwktkしてると同時に前スレの小羽ちゃんの続きも気になる漏れ

49 :
保守

50 :
>>48
10歳くらいの女の子にどうすんだよw

51 :
保守

52 :
保守

53 :
>>48
そりゃぁ当然
「子羽ちゃん、のど渇いたの?」
コクンと頷いた。
辺りを見回しながら四月一日は首をかしげる
「ん〜困ったな〜この辺りは飲む物無いから・・・・・・・・・・・・・・」
少しの間沈黙が流れ・・・・・・・・・・・・・・・・
そして、四月一日は相槌を『ポンッ』とついた
「子羽ちゃん、飲み物あるんだけど子羽ちゃんの協力がいるんだ
 協力してくれる?」
「うん」
四月一日は自分のチャックを下ろして一物をあらわにさせる。
「これを舐めてると白濁色の飲み物がのめるよ」
「本当?」
「僕が嘘をつくと思ってるんだ・・・・・・」
四月一日が『ショボーン』と肩を落とすと、子羽が一生懸命そうじゃないと首をぶんぶんと振る
「舐めるたらいいの?」
「そうだよ」
子羽は慣れない手つきで四月一日の一物を舐め始める。
四月一日もその刺激ではなく、子羽が舐めてるその光景を見て一物の硬度を上げていく。
「硬くなってきた」
「それは、子羽ちゃんに舐められて喜んでいるんだよ」
頬をピンクに染めてから再度舐めはじめる。
「子羽ちゃん、棒の後ろ側とか棒を口の中に入れたりとかしてくれる。」
上目遣いで頷いた子羽はすぐさま、言われたとおりに裏筋を舐める。
2.3度裏筋を舐めると、今度は一物を口の中に含む。
「『うっうますぎだよ、ってか子羽ちゃんの口の中気持ちよすぎ、
  侑子さんとかひまわりちゃんとはまた違って・・・・くっもう持たないぞ』」
四月一日が限界を迎え始めると一物も一段と大きくなる。
「こっ子羽ちゃん、飲み物出すよ・・・・しっかり咥えててね」
口の最奥まで一物を持っていき、四月一日は射精してしまう。
『どぴゅっでぴゅどびゅどびゅっ』
尋常じゃないほどの精液が子羽の口腔へ流し込まれる。
あまりにも勢いが良すぎたので、子羽の有無がなくそのまま喉を通っていくものもいた
射精が1段落着くと四月一日は一物を子羽の口から抜き取る。
口腔いっぱいへと広がった精液をゆっくりと喉を鳴らして子羽が飲み込むのを見ると
「どうだった?喉は潤った?」
「苦かった・・・・・・・・・・けど、なにかおいしような気がした」
「そう、子羽ちゃんがよければ、これからも飲ませてあげるけど、どうかな?」
「・・・・・・・・・飲みたい」
子羽は顔を伏せて四月一日にはっきりと言った。
こんな感じですか?分かりませんw

54 :
>>53 GJ!!それにしても子羽はかわいいね。まるでナナr
この後は血で汚れていて読めない

55 :
保守

56 :
>>53
GJ
>>54
今日のギアス見たら四月一日ももし小羽と会えなくなったらルルーシュみたく糸色望するんだろうなw

57 :
保守

58 :
保守

59 :
保守

60 :
保守

61 :
ええい!スレは保守じゃなく萌え語りで消費しろ!
やっぱりワタヌキはさっさとひまわりちゃん諦めて座敷童に乗り換えるべきだと思います
だってひまわりと百目鬼が何かフラグ立ってるように見えるんだもの
しかも座敷童が健気で可愛いんだもの

62 :
>>61
それなんて俺?
お前とは実に美味い酒が飲めそうだ。

63 :
大川「座敷童が女なんて一度も書いてない」

64 :
大川「座敷童が男なんて一度も書いてない」
ふたなりも可なんですね、分かります

65 :
つまりこれから座敷のSSは801行きなんですね?

66 :
自分は、座敷は女(あんなかわいい顔で男だったら詐欺だ)だと思っているのでここでお願いします。

67 :
正直両刀なので性別なんて関係ないですが、子作りオチが出来ないので座敷童は女の子でお願いします

68 :
侑子さんに可愛がられながら性教育を施される四月一日をお願いします

69 :
侑子さんに若い好奇心をありったけぶつける四月一日と
余裕ぶっこいてたら意外に絶倫でアヘ顔になっちゃう侑子さんが見たい

70 :
保守

71 :
保守

72 :
浮上保守

73 :
保守

74 :
保守

75 :
保守

76 :
保守

77 :
ぬるぽ

78 :
>>77
ガッ

79 :
保守

80 :
小羽たんかわいいよ、小羽たん。……保守

81 :
四月一日はいいロリハンターだな。
とりあえず、暗くない修羅場的展開キボン。

82 :
遅レスだが>>61-62、ひまわりちゃんと百目鬼の
フラグっぽいものに反応しているのは俺だけでなかったか…良かった
意外とイケるなぁとアニメみてて最近思いはじめたんだよ。
四月一日と座敷も全力で同意!座敷可愛いよ座敷
そして座敷は雨との百合も良い。

83 :
四月一日×小羽ちゃんに萌えてきました

84 :
ロリコンフラグwww

85 :
それにしても子供に対してねだのひどい奴らだな。するなら親にしろよ、バカ共め。
かっりと守ってやれよ四月一日。

86 :
ロリとのフラグが一番立ってんじゃねーかw

87 :
動けない母親の目の前で小羽ちゃんに四月一日に迫って欲しい

88 :
漫画でもガチロリだったがアニメでも凄いな四月一日はw
ひまわりちゃんに相手にされないからってょぅι゙ょに走るとはな・・・

89 :
ロリ街道まっしぐらの四月一日。これからどうなる。

90 :
もうロリヌキだな。
10歳だからさすがに一線越えるのは無理だがw

91 :
四月一日は年齢の離れた相手(上でも下でも)に好かれるタイプなんだろう

92 :
でも10歳とは思えぬ色気がある

93 :
確かに小羽ちゃんは妙に色っぽいな。
四月一日が何度も抱きついたり愛の告白する気持ちは分かるw

94 :
なんであんなかわいい子に対してねとか言えるのか神経をうたがう。
予告で「もう、おわりにしよう」とか言ってたけど、だれに対してだろう?似非霊能者それとも母親?

95 :
漫画ではテレビで母親から受けてきた虐待を暴露してもう本当に霊能仕事しなくてよくなる。
母親は精神を病んで入院、それでも小羽にとって親は親だったと四月一日に今まで言えなくても言えなかったこと
を泣きながらしゃべる。
四月一日はそんな小羽を抱きしめたまま朝を迎える。
・・・エロパロにしやすいな。

96 :
だが俺は座敷童が好きだ。
あの健気さがね、もうね、最高。
要するに四月一日は座敷童とフラグ立てろってこった。

97 :
>>95 それで小羽ちゃんはどこに住むのだろう?
>>96そうだね。座敷童の健気なところもまたいい。
二人とも娶る気なのか、四月一日?

98 :
侑子さん×四月一日な俺は異端なんですか?

99 :
むしろそれが正統派かも

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