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2013年07月私のニュース264: 少女漫画みたいな恋したったwww (107) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
【マン管で】訴訟ストーカーROM人96【論文博士号】 (502)
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少女漫画みたいな恋したったwww


1 :2013/03/19 〜 最終レス :2013/06/23
たったら書きたい

2 :
たったかな?

3 :
立ったようなので書きます。
まずスペックから。
私〈星田、とします〉
もうすぐ高3
女子高
超チビ
童顔
ちょっとオタク

好きな人(一之瀬くんとします。少女漫画っぽいからwww)
バスケ部
イケメン
同い年
共学校
妖怪・天然タラシ男

4 :
その他の登場人物
貫之君(紀貫之に似てるので)
ポエマー
恋愛の先生

そら君
ギャグ漫画日和に出てきそうな顔をしている
マブダチ
オタク

5 :
ちなみに、まだ両想いとかではないwwwwww
バリバリ片思い中です。

6 :
私と一之瀬君のRは私が塾に行き始めてからしばらくしてからだった。
私は中高一貫の女子校に通っているので、男の子と接触を持つことなんてほとんどなかった。しかし、貫之君は中身が乙女・・・というか若干オネエっぽいところもあり、すぐ仲良くなった。
そして、そんな貫之君の紹介で一之瀬君とファーストコンタクトをとることになる。

7 :
貫之「おい一之瀬!新入りの星田さんだって!キュートだろ?!」
私「やめてよwww照れるわーwww」
一之瀬君がその時どんな顔をしていたかは覚えていない。
その時は、一之瀬君のことを好きになるなんて微塵も思ってなかったから。
多分だけど、笑ってくれていたような気がする。初夏の出来事だった。

8 :
そのまま、一之瀬君とはしばらく会わない日々が続いた。
塾のクラスも同じではなかったし、彼は部活が忙しいようだった。
なにより、一回きりしか会ったことがないのだ。寂しいとかは思わなかった。むしろ、一之瀬君という存在自体忘れていた。そして私は色恋沙汰とは全くの無関係で、学校の友達とわいわいと騒ぎながら夏を終えた。

9 :
9月の事だった。
一之瀬君の学校では文化祭が行われるらしい。
塾の友人たちは一之瀬君の文化祭に行くような雰囲気を醸し出していたので、空気を読んで、私も学校の友達を引き連れて行くことにした。

「一之瀬君の文化祭行くね!暇だし!」
「マジか!超うれしいww」
「でも私、一之瀬君のこと見つけられないかも・・・」
「俺が見つける!見つけたら星田の事膝かっくんするわww」

一之瀬君があまりに喜んでくれたのと、膝かっくんするわww発言に驚いて、男の子に免疫能力のない私はよくわからない胸の動悸に恐れおののいたのであった。

10 :
見てる人いるのかな?書くの遅くてごめんなさい!!

11 :
文化祭当日。
一之瀬君の学校の第一印象、この学校でかすぎwwww
案の定迷子になった私は、一之瀬君にヘルプのメールを送った。
「迷子になりましたごめんなさい」
「ちょwww今どこwww」

今どこにいるのかさえわからず、とりあえず学校のフェンスに沿って歩いてみた。だんだんと文化祭特有の喧騒が聞こえてくる。
どうやら入口に着けたようだった。

「一之瀬君、着けたよ!」
と、メールを送った。

12 :
一緒に来てくれた友達に「迷子になっちゃってごめんね!」と謝っていると、何やら校舎の上から「ほーしーだーーーー!!!」と叫ぶ声が聞こえてくる。いやいやいや私じゃないだろwww同じ名前の人とかでしょ奇遇ですねwww
と自問自答していると、友達に「星田の事、呼んでるよ?」と肩を叩かれた。やっぱり私の事かwww

声のする方に顔を向けると、校舎の窓から私に手を振ってる一之瀬君と目が合った。顔をちゃんと見たのは、この時が初めてだった。
うわwwwwまぶしすぎwwwwwと思いつつ、胸がドキっとした。

13 :
それから、一之瀬君に文化祭を案内してもらった。
一之瀬君のクラスがやってる喫茶と、軽音のライブに連れて行ってもらった。
一之瀬君と直接話すのは二回目くらいだった(メールとかでは話していた)のに、一之瀬君はとても優しかった。
しかし、彼は文化祭実行委員でもあるらしく、あんまり長くは一緒にいられなかった。

14 :
その日の夜、ベッドの中でその日の出来事を思い出していた。

一之瀬君に名前を大声で呼ばれたこと、一之瀬君に優しく案内してもらったこと、一之瀬君が小学生の男の子に優しく道を教えてあげていたこと。

私はなんとも言えない気持ちになった。

ちょっとオタクっ気のある私は、少女漫画が大好きである。
乙女ゲームだって何回かやった。だから、体験はなかったとしても、恋愛の知識が0という訳ではない。
それでも、いやいやいや私が恋とかwwwねーよwwwwwと思わざるを得なかった。なんだか、気恥ずかしかったのだ。

15 :
ちょっとお風呂入ってきます!今日はもうちょっと書きたいな。

16 :
トリップのつけ方間違えてますねwwwwすいませんwww

17 :
悶々としながら過ごしていたある日、最近仲良くなってきたそら君にふとしたきっかけで、一之瀬君への気持ちをカミングアウトした。

「私、一之瀬君の事見るとうわあああってなっちゃうんだよね!
それになんか眩しいwwwww彼のこと直視できないんだけどwwwなにこれwww」
「星田、それ・・・・・恋してるんじゃん」
「(しばし動揺)」
「おい!しっかりしろ!www」
「え・・・・・これって恋なの!?嘘!?」
「恋だよ」
「恋か・・・」

そう言われてみるとそうかもしれない。
あの文化祭の後からずっとずっと、一之瀬君の事ばかり考えていた。
私、恋してるのか。恋ってこんな感じなのか。恋・・・・?

18 :
女子校では、恋なんて未知の存在だった。
私が知っているのは、小学生の時のままごとみたいな恋だけだった。
でも、このときめきは今まで感じたことがなかった。これが高校生の恋ってやつか。私は割と冷静に分析していた。

「そっか・・・私、一之瀬君に恋、してるのかも」
「おう」
「うわああああ恥ずかしいい死ぬ」
「生きろよww俺も協力してやるからwwww」
「えっ?!そら君正気かよ!」
「俺、こういう二次元みたいな感じ、嫌いじゃないんだ(ドヤ顔)」
「ちょwwwwwww」

俺、こういう二次元みたいな感じ、嫌いじゃないんだ。
というそら君の言葉は私の中の名言ボックスへと仕舞われたのでした。そら君天才すぎだろwwww


ここから、そら君と私の「一之瀬君にお近付き大作戦」は始まったのだった。

19 :
それからのそら君はすごかった。
前世は凄腕のスパイかなんかだったんだと思う。

そら君はいつも私に一之瀬君のいろんなことを教えてくれた。
一之瀬君好みの女の子の事、好きな食べ物、好きなマンガ・・・。

20 :
そら君が一之瀬君のいろんなことを教えてくれるおかげで、私は一之瀬君と楽しいメールのやり取りをすることができた。

一之瀬君はなかなか塾に来ないし、私は一之瀬君の事を意識しすぎて暴走するため、仲良くなる手段といえばメールくらい。
それでも私は、おおいに満足であった。

一之瀬君と私との関係とは対照的に、そら君と私は度々「一之瀬君会議」を開いた。
この会議とは、これからどのようなアプローチをしていくか、という実に真剣な会議だった。
開催場所は、ファーストフード店だったり、ファミレスだったり、メイド喫茶だったりwwww

わたしは着実にそら君と仲良くなっていった。

21 :
ところが、悲劇が起きた。
そう、私は、そら君と仲良くなりすぎてしまったのだ。

22 :
わーーーーねむい!ねます。すみません。おやすみなさい。
もし、見てくれてる人がいたらありがとうございます!

23 :
見てるよ!

24 :
ありがとうございます!!!少しだけ書いてから出かけます。

そら君が暗い顔で私の名前を呼んだ。
「星田ごめん。俺お前に謝らなくちゃいけない」
「えっ・・・なに?」
「一之瀬に、俺が星田の事好きだって思われてる。
今日、一之瀬と帰ってる時に楽しそうに歩いてるおっさんがいて、なんだwwwってなってる時に、一之瀬が
『告白成功したんじゃね?www』って。
『おっさんだって告白成功するんだからさ、お前も成功するよ!』と一之瀬。
『する相手いないしwww』
『星田にしとけよ』
『それはないwww』
『仲いいじゃん』
『星田とか男も同然だからwww一之瀬、お前が告白してやれよ!』
『俺彼女いるからさ』
『(俺、動揺)』

みたいなやり取りがありました。以上です」

とそら君にカミングアウトされた日には、灰人も同然だった。

25 :
でも、その「俺、彼女いるから」という一之瀬君の言葉がどこか冗談ぽかったらしく、私は復活した。
まだここで諦めちゃだめだ。頑張る。もっと素敵な女の子にならなくちゃ!

そう決心してから、私は少しだけ変わった。

いわゆる個性的(笑)な奇抜な服を着ていたのを、ちょっと女の子らしくしてみたり(earthとか着ちゃったりwww)
17年間ずっとショートだった髪を伸ばし始めて、シャンプーもいい匂いのものに変えたり、
一之瀬君の好きなバンドや漫画を見てみたり、
梅干しの化石が発掘されるくらい汚かった自室を、綺麗にしてみたり。

メールも週に何回かは送るようになった。

26 :
神様は努力を見てくれているらしい。
ある日塾の受付のところでそら君とお喋りしていると、
後ろから、何者かが私の頭(ちょうど耳のあたり)を両手で包んだ。というか、はさんだ。

「ちょwwww誰www誰だよwwww」

私は貫之君かな、と思った。
私の塾は恐ろしく女の子がいなくて、男の子ばかり。女子校生には過酷な状況である。
そのうえ私は男の子と普通に話せるまで、最低でも二か月はかかるタイプだ。
それでも、どうにか塾で話せる友達までになったのは、貫之君とそら君くらいだった。
(一之瀬君とは緊張して、話すというかつたない言葉を発しているだけって感じwwww)

何者かに頭をつかまれたまま、私はそら君の方を見た。にやにやしている。
なんだよこいつwwwwwなんでにやにやしてんのwwwwwwと思いつつ「誰だよー!」を連呼していると、
何者かは私の頭を左右に動かした。
「ちょっwww揺れてるwwww誰なのwwww」
と私が言った瞬間、何者かの手は離された。

「俺でしたー!!」
という声。私は振り向いた。

27 :
すいません出かけてきます。夜には戻ってこれるようにがんばります!!

28 :
こんばんは。今晩もまったり付き合って頂けたら嬉しいです。

そこにいたのは、なんと、あの一之瀬君だった。
そら君のニヤニヤの理由を理解したのと同時に、一之瀬君お茶目すぎwwwとか、
一之瀬君の手が、一之瀬君の手が、私の髪の毛にううわああああああああああ

となり一時フリーズ状態に。
そのあとの事はあんまり覚えてませんごめんなさい。あまりに強烈なおさわりイベントであった。

29 :
昼間考えるだけでは足りないのか、夢にまで一之瀬君が登場してくるようになった。
夢の中の一之瀬君と私は、まるで恋人みたいだった。
一之瀬君にお姫様抱っこされたり、一之瀬君と2ショット写真を撮ったりする夢を見た。

幸せな夢なはずなのに、起きるときはいつも「はっ?!」と、うなされたかのように目覚めていたwwww
そういう耐性なさすぎwwww夢なのにwwwww


そう、だから、先ほどのおさわりイベントなんてもうもっての外だった。キャパオーバーである。

30 :
ああ、こんなに好きなのにな。わかってくれたらどんなにいいんだろう。

でも、私は告白するなんて考えられなかった。
小学生の時、男の子に言われてきたことが割とトラウマになっていたらしい。
デブとかチビとかガリ勉とかハリセンボンのメガネの方に似てる、とか言われたなwwww

あと、別にいじめられてる訳じゃなかったけど、いつもかわいい子と私に対しての、男子の扱いの違いは感じていた。

今では、コンタクトにしたし、ちょっぴり痩せたり、服や髪型も変えた。
昔の私とは全然違うと思う。

それでも、小学生以来男の子と関わっていない私にとって、どう見られているか、が不安で不安でしかたないのだった。

31 :
ここで、凄腕スパイそら君が集めた、一之瀬君の好みの女の子をご紹介します!!
・ちっちゃい子
・黒髪ロング
・AKBだとぱるる推し
・ぱるるだったら塩対応でもいい
・たまにメガネだといい
・ももくろだとももか推し(緑)

32 :
ぱるるとかwwwレベル高すぎwwwww
だけれど、ちっちゃい子が好きというのには舞い上がった。

しかも、そら君が「星田もちっちゃいじゃんww」と言うと(そら君あざといなww)、
「あー、星田ね、かわいげあるよね!」と一之瀬君。
それを聞いた日には、夜道をスキップして帰った。近隣住民の方の目が丸かったけど、そんなことは関係なかった。

本当に本当にうれしかった。

33 :
時は流れ、2月。
そら君のおかげで、みんなでカラオケに行くことになった。

メンバーは私、そら君、貫之君、一之瀬君。

その日は最初からクライマックスだった。
待ち合わせ場所に現れた一之瀬君の、私服が、かっこよすぎるのだ。
しかもメガネwwww意味がわからないwwww休日だけメガネとかかっこよすぎるwww

悶えながら、カラオケボックスへ。
通された部屋は狭く、幸か不幸か、私は一之瀬君の隣になった。しかもすごく近い。
距離にしたら10pもなかったと思う。

歌う順番は貫之君→一之瀬君→私→そら君。

貫之君のポルノで場がおおーーーっ!となる。とても上手だった。

34 :
次は、一之瀬君だ。

そら君と前にこんな話をしていた。
「一之瀬みたいにかっこいい奴はさ、カラオケ案外下手だと思う」
「なにそれwww」
「ていうか、下手じゃないと俺が困る!だから、俺は一之瀬が歌が下手な方にかける!!」

そら君の言うことはたしかになーと思ったww
でも、別に下手でもいいなあギャップいいなあと思っている自分がいた。
恋は盲目ってこのことだなあとwwww
それに、上手かったらもっと好きになっちゃいそうで。
今でもこんなに好きなのに、私ばっかり好きになるなんてずるい!!!解せない。


「俺、そんなにうまくないよ?」

そうはにかみながら一之瀬君はマイクを握った。

うん、やっぱり、一之瀬君ふつうにうまかったwwww超かっこよかったwww
ときめきすぎて一番最初に何を歌っていたのかという記憶が消されている。こわい。ときめきこわい。

35 :
そんなこんなで、次は私の番だった。
何を歌ったら正解なのかわからなかったけど、ノリで東京事変の透明人間を入れた。

こう見えて、軽音部でボーカルをやっているのだが、ステージとは全く違う種類の緊張に襲われた。
手が震えるwwwなんでwwwwと思いつつ、Aメロへ。

「うーーわーー!!まじかよwww」
貫之君が叫ぶ。
「ええ?!すげええ!ww」

一之瀬君もそれに続く。

え?!私、間違えた?!選曲間違えた?!!!
どうしよおおおおおお!!!!ジ・エンドだ・・・・・・!!!!!

しかし、二人のその言葉は、お褒めの言葉だったらしい。

「俺、あんまり女子とカラオケとか行かないけど、今まで行った女子の中で、星田が一番うまい!!」

一之瀬君はそういって私に微笑んだ。

36 :
ほっとしたのと同時に、どんなことであれ『一之瀬君の中の一番』になれたことが、なによりも嬉しかった。
前日に6時間ヒトカラ行って練習しておいてよかった!本当に!!


一之瀬君の選曲はどれもザ・男子高校生って感じで、かっこいいバンド曲ばかりで、ずっとずっとときめいていた。
でも一番ときめいたのは山pの『愛、テキサス』を歌っていたことかなwww

セリフも完璧だったwwwww山pを歌って、ギャグにならない人種もいるのだな、と大変勉強になった。

しかも山pよりかっこよかった。と、思う。(片思いフィルター装備)

37 :
お風呂入ってきます。見てくれる人いるかなー!ありがとうございます!

38 :
何気に気になってるスレ( ^ω^ )待ってるよ〜

39 :
ただいま帰還いたしました!
>>33
初スレで、不安だったんです・・!うれしいです、ありがとうございます!

40 :
一之瀬君のことを好きになってから、恋愛コラムを読み漁っていた私。

『男はボディタッチに弱い!』

そうだ、ボディタッチ今やらないでいつやるの?

今でしょ!!!!!1(調子乗ってすいませんwww)

というわけで、隣の席というのを利用して、一之瀬君の腕に何回か触れることができた。
・・・・・というよりは、タックルとかに近かったかもしれないし、ただ一之瀬君の方に体が傾いていただけかもしれないwwww

私が魔性の女になるためにはきっと膨大な経験値が必要みたいだ。


それでも、今まで一之瀬君の好きなバンドを聞いたりしてきたりしてきた甲斐あって、音楽の話でたくさん盛り上がれた。
すっごい楽しかった。

41 :
カラオケに一緒に行って気付いたのだけれど、やっぱり一之瀬君とは音楽の趣味が合うなと思った。

よく考えてみると、他にも芸能人とか、マンガとか、洋服の事とか、とにかく趣味が合うのだ。

メールで
「一之瀬君がおすすめするバンドは全部私の好みだからすごい!!」
「おーそれはよかった!タイプが似てるのかもね、俺たち!」
というやり取りもしたりした。向こうも私とは趣味が合うと思ってくれているようだった。

42 :
楽しかったカラオケだったが、一之瀬君は用事があるらしく皆より先に帰ってしまった。
あまりに名残惜しくて泣きそうになったが、私にはまだすることがあった。

それは、貫之君とそら君と『バレンタイン大作戦』について話し合うことだった。

私たちは勇ましく、高校生の家、ファミレスへと向かった。

43 :
私「さあ、バレンタインまであと二週間です。どうしますか?」
そら「どうしますかって、お前が頑張るんだろwww」
私「そうだけど!そうだけどさあ!!」
貫之「・・・・」
私「ねえ、なんで貫之君はさっきから黙ってるの?」
貫之「いや、星田さんかわいいなって思って・・・
こんなに純粋に片思いする女の子がこの世の中にまだいたんだなあ・・・」
(注)貫之君には超かわいい彼女がいます。大丈夫です。
私「やめろ!やめろおおおおお!」
貫之「うわああこの星田さんの姿一之瀬に見せてえええ!」
そら「お前もっとそういうところ見せろよ!!」
私「そんなこと言ったって、一之瀬君の前じゃ緊張しちゃうよ!!女子校育ちなめんな!!」

44 :
わ!!さっきの>>33じゃなくて>>38でしたごめんなさい!
私、脳がどじっ子なんです、脳が。ごめんなさい。

45 :
貫之君のノロケ話を聞きつつ、話は一之瀬君の彼女についてへと移って行った。

私「やっぱり、彼女がいるかどうか、知りたいよね」
貫之「それなー」
そら「この前は冗談だよ〜、的なこと言ってたけどね」
私「でも彼女いるっぽい雰囲気醸し出してるよね。
ていうか、あんなにかっこいい人に彼女がいないことがおかしいんだ・・・っ」
貫之「確かに。一之瀬、男の俺から見ても超かっこいいもん。俺が女だったら好き!!ってなるわ・・・」
私「貫之君ってそっち・・・?」
そら「そうだったのかよ貫之・・・」
貫之「えっ?!ち、ちがっ・・・!違くないけど・・・でも違う!!!」
私「wwww」
そら「wwwwwwwwwwwwwww」

46 :
私「あーあ・・・彼女いるんだったら、バレンタインあげるの、やめようかな・・・」
そら「馬鹿野郎!!!お前はそれでいいの?バレンタインはチャンスなんだよ?
バレンタインで何も起こさなかったらホワイトデーイベントだって起きない。逆に、バレンタイン渡せば、
絶対にホワイトデーイベントは起きるんだよ!!頑張れよ!!!」
私「そ、そ、そらくん・・・!」

いつもは全世界をなめてるような男なのだ。このそらという男は。
でも、この時ばかりは見直した。私が馬鹿だった。彼女がいても、いなくても、頑張らなくちゃ。

私は、一之瀬君の事が、好きだから。

私「ごめんそら君。私頑張るよ。一之瀬君にチョコ渡すよ!」
そら「よく言った!!」
貫之「頑張れ星田さん!」

47 :
こんにちは!
まとまった時間がなかなか取れない・・・orz


バレンタインデーなんて、もう何年も手作りしていない。
というか、一人でお菓子作りをした経験をしたことがないよなぁ私って。

・・・・・まずい。これは非常にまずい。

何を作ったらいいの・・・何作ったら正解なの・・・?

私は頭を抱えた。

48 :
学校の友人たちが作ってくるお菓子といえば、
タルトにケーキ、生キャラメル、マカロンなどなど、プロかよwwwwと笑ってしまうほど、
レベルが高いのだ。駄目だ。参考にならない!

巷では、女子校はおっさんばかりだという風潮があるし、それは本当のことでもあるが、
このおっさんたちのお菓子作りの腕は本物だ。おっさん恐るべし。

考えたいのはおっさんの事なんかじゃなくて、一之瀬君の事!チョコの事!と、私は我に返った。


そうだ、本人に聞いてみればいいんだ。

その手があった!私は早速携帯を取った。

49 :
「一之瀬君、好きなスイーツを10個くらいあげて!」
「いきなりなんだよww」
「お願いお願い!」
「えっと・・・チョコ、クッキー、和菓子・・・(略)・・・とかかなぁ」
「そっかー、了解!」

クッキーなら作れそうかも!チョコも、トリュフとかなら昔作った記憶がある!よし!
という具合に、手作りお菓子のレシピは即決した。

「頑張って作るから、よかったら食べてね!」
「塩じゃないか、ちゃんとなめて確認するんだよ(笑)」

うわああああなんだその台詞漫画かよおおおお

という心の声は隠して、「頑張ります」的な返信をした。

次の日から私はラッピングと材料を求め、恋の戦士がひしめき合う地元の100円ショップとスーパーに赴くのだった。

50 :
バレンタインまであと1週間ほどとなった、ある日の塾からの帰り道。
私は一之瀬君、そら君、貫之君と一緒に、駅前でお喋りに興じていた。

そこでまた、凄腕キューピッド・そら君の腕が発揮されることになる。
(そら君のキューピッド力はとにかくすごい!)

そら「なー、一之瀬、貫之に彼女出来たんだってよ!」
一之瀬「なんだよー!お前リア充かよwwww」
私「そうなんだよ〜。しかも、貫之君の彼女めっちゃかわいいよねww」
貫之「お前らあああ!うるせーよ!!!」
私「まぁまぁ!いいじゃないですかww」
そら「でもさー、一之瀬も彼女いるんでしょ?この前言ってたじゃん」


場の空気が固まった。
一之瀬君以外の三人は息を呑む。緊張の瞬間だった。
聞きたいんだけれど、聞きたくない。胸の動悸を抑えるので精一杯だった。

「」「」「」「」

51 :
「ああ、あれ?冗談だってwww」

一之瀬君、彼女、いないんだ!!!

場の空気は一気に軽くなった。
私は嬉しくて嬉しくて、空まで飛べちゃいそうだっただったwww

そして、思わず小さな小さなガッツポーズを決めた。

誰にも見られていないつもりだったけど、そら君と貫之君はがっつり見ていたらしいwww恥ずかしいwww

52 :
その日の夜、そら君と貫之君には「良かったな星田!俺たちニヤけが止まらなかったわwww」

と口々に言われた。
「もう本当に二人のおかげです、ありがとう!」と私は何度もお礼を言った。

53 :
バレンタイン前日。
全国の乙女たちにとって、孤独で、過酷な、戦いの日である。

作るお菓子はクッキーとトリュフ。
難易度レベルは1、かかる時間は30〜40分という、超基本的なレシピを選んだ。

学校が終わって即帰宅し、時刻は4時半。

かなり余裕あるなwww今日塾行ってもよかったかもwwww
と、かなり余裕をぶっこいていた。いや、ぶっこきすぎていた。

いつもはお母さんが立っているキッチンに、私が、それも一人で立っている。
私はそれだけで胸が高まった。
なんでもできるような気がしていた。

54 :
そこからはもう、いくらなんでもwwwそんなことする人なんていねーよwwwとなるくらい、悲劇の連続だった。
小麦粉は流しにひっくり返し、量っておいた砂糖を弟につまみ食いされ、
クッキーはほとんど黒コゲ、家族にトリュフは岩もしくはウン○だと言われ、心はずたぼろだった。

本当に泣きそうだった。

30分でできるって書いてあったレシピをちょっと恨めしく思った。
と、同時に30分のレシピなのに5時間かかる人(私)もいるのだな、と思った。


「これじゃ、一之瀬君にあげられないよ・・・どうしよう・・・」

一之瀬君は共学だ。しかも、あんなにかっこいいのだ。チョコをもらわない訳がない。
素敵なチョコをたくさんもらうであろう一之瀬君に、黒コゲのクッキーとウン○トリュフなんて、
あげられない。考えれば、考えるほど悲しくなった。
キッチンでうなだれてる私に、
「材料はまだあるんでしょ?ここであきらめてどうすんの!好きな人にあげるんでしょ!」
と言ってくれたのは、娘に好きな人ができたのを知ってテンションが急上昇していた母だった。

55 :
母の言葉に奮い立たされた私は、もう一度クッキーとトリュフを作り直した。

バレンタインなんて、買いチョコでいいや!なんて思っていた去年までの私はそこにはいない。
大好きな人のために、一生懸命、真剣に作った。

かわいくラッピングをし、メッセージカードを震える手で書き終え、時計を見るともう夜中の2時をまわっていた。

56 :
バレンタイン当日。

授業でうたた寝をして、目はパッチリ!メイクもほんのりした!髪の毛もとかした!

あとは、一之瀬君が教室から出てくるのを待つだけだった。

ドキドキしながら待っていると、そら君の方が先に教室から出てきた。
「よう」
「お、おう・・・・あ、そら君にもハッピーバレンタイン!」
「ありがと。一之瀬にも渡すんでしょ?」
「う、うん・・・でも今すごく帰りたい帰ってしまいたい」
「馬鹿野郎頑張れ!!!」
「うわーーーんそら君!!」

そんなやり取りをしてると、そら君の表情が変わった。こいつ、何笑ってんだ!
もしかして、と思って後ろを振り返る。


そこには、いつもの何百倍もきらきらオーラをまとった一之瀬君がいた。

57 :
私「あ!あ!一之瀬君にもチョコあるよー!はいっ!」
一之瀬君「おー、さんきゅ!」
そら「(ちょっとなんで今渡すんだよもっとムード考えろよ!)」
私「(無理無理無理)」

かわいくチョコを渡そう!大作戦は、残念ながら失敗である。
渡すことだけで頭がいっぱいだったのだ。

そこからは特に事件も起きず、いつも通りの帰り道だった。
私は、チョコを渡せた達成感で胸がいっぱいだった。

58 :
それから一週間後のことだった。

今までで一番最悪な事件が起きた。

そら君と貫之君と私のラインのグループトークで、そら君が告げた。

「ごめん、星田・・・やっぱり一之瀬、彼女いるって」


携帯を握りしめたまま、なんでかわからないけど、少しだけ笑っている自分がいた。

59 :
私「そ、そっかー!残念だなあ!!・・・・って言いつつ動揺している」
貫之「俺はまだ応援続けるからな!!!」
そら「俺も動揺したから・・・でも、頑張れ星田。これからだ!」
私「ありがとう。でも、でも、悲しいようわああああんんんんn」
貫之「俺も泣く」
そら「俺も」
私「そら君、その時の話詳しく・・・」


私はそら君にそう聞いた。
携帯の画面がぼやけてよく見えないし、悲しいし、どうしていいのかわからなかったけど、
知らなくちゃダメなような気がしたから。

60 :
そら「じゃあ、その時のことを書いてく。」
『なあ一之瀬、恋愛対象って男?女?』
『俺、普通に女だよwwwごめんな?』
『いやいやwwwなんで俺が謝られてんのwwwじゃあ一之瀬は好きな人いるの?』
『あ、俺、彼女いるんだ〜』
『えっ?!!(ここで俺動揺)』


それからそら君は、一之瀬君の彼女のことをいろいろ教えてくれた。
身長が小さくて、黒髪ロング、同じ学校で、吹奏楽部(それもフルート)。


一之瀬君が「小さい女の子が好き」と言っていたときいて、舞い上がっていた自分を殴りたい気持ちになった。
一之瀬君が好きな小さい女の子は、私じゃなくて彼女さんのことなんだ。

その現実が重く私の胸にのしかかった。

61 :
それから、一之瀬君と彼女のバレンタインの話も聞いた。
『彼女に、何が食べたい?って聞かれたから和菓子って答えたんだけど、作ってきてくれてさー!
和菓子とか難しいのに。おいしかったし、うれしかったよ〜』

と一之瀬君は言っていたらしい。

彼女、お菓子作りもうまいんだ。
私なんて、超簡単!とうたわれているクッキーでさえあんまりうまくできなかったのにwwww

すべてにおいて、彼女に勝てるところなんてない気がして、悲しすぎてどうにかなりそうだった。


確かに、私は恋愛経験はない。
だけど、もう十分なフラグを立てていたはずだった。
乙女ゲームや、少女漫画で学んだように、努力してきたつもりだった。
一之瀬君ともなかなかいい感じなんじゃないのかなあなんて思っちゃったりしていた。

でも、現実はそう甘くはないのだ。

62 :
思い出して泣きそうwwwwていうか見てくれてる人いるのかなwwwww自己満足スレでごめんwwwww

63 :
バレンタインに向けて盛り上がっていた恋心(笑)がぷつんと切れてしまった。

こんなに辛いならもう好きでいるのなんてやめてやる!!!

私はしばらく一之瀬君と距離を置いた。
これ以上好きになったら辛いもんwwwwと笑い泣きしながら、私は半年ほど封印していた漫画やアニメに手を出した。

好きだったキャラや、そのキャラへの思いが再熱する。
もうキモオタでいいwwwwとか思ってた。

でも、どこかむなしさを感じていた。
やっぱり、まだ、私は一之瀬君が・・・・???
そう考えては、その思いを消し、でもまた現れて・・・という繰り返しだった。

64 :
期末テストが近づいたある日、私は赤点の危機にある物理のテキストとにらめっこしていた。

理系男子である貫之君に教えてもらっていたのだが、
私はそもそも「どうしてヘルツを求めなくてはならないの?」という超基本からわからなかったwwww
貫之君には「それはそういうものとして、考えないとね、いけないんだよ」と言われたがしっくりこない。
私がうーんうーん唸っていると、そこに一之瀬君が現れた。

「お!一之瀬!星田さんに物理教えてやってよ!俺もう帰る準備しないとだからさ」

私は貫之君に抗議の視線を送る。なんでそんなことを言うんですか?!!!
貫之君は逆ににっこりと私を見ていた。

「あ、物理?全然いいよー!」

一之瀬君の声で現実に戻される、のと同時にパニックになった。

一之瀬君が、私に、物理を教えてくれるなんて!とんでもないことだと思った。

65 :
一之瀬君の授業はわかりやすかった。
私のばかみたいな質問にも丁寧に答えてくれて、本当にありがたかった。


ただ、ただ、私は一之瀬君のことばっかり見てしまって、物理どころではなかったのだ。

期末テストの物理の点は、なかなかのものだった。

好きな人に勉強を教えてもらうのは、よくない!!!!


漫画は教えてくれない現実、をひしひしと感じずにはいられなかった。

66 :
それからは、ホワイトデーにクッキーをもらったり、
駅でたまたま女の子と二人で歩いてる一之瀬君を見かけたり(少女漫画のワンシーンだった)
一之瀬君にとって、私は「妹的ポジション」なのだということを知らされたり、
いろいろあった!泣き笑いの連続だわwwwww
でも、やっぱり好きなんだな、諦められないな、と思ったので、冗談半分で
「一之瀬君、パフェ食べに行こうよ!」
と誘ってみたら、
「いいけどwwww」

という予想外の答えが返ってきたwwww来週いってきますwww

67 :
以上!
半年間まとめでした!長いけど割とはしょった部分もあります。
(ハロウィン猫耳事件、ホワイトデー食べかけ事件、ラーメンに行ったこと、きゅんポイント談義など)


長いのに読んでくれた人、ありがとうございます!

来週パフェ食べに行くので、何かアドバイスのほどがあればよろしくお願いします。
目指せ脱妹ポジションでがんばるwwwwつらいwwwwww

あと、質問があればどうぞ〜。

68 :
チョコレート系のパフェよりいちごやオレンジとかのフルーツ系パフェのほうが可愛げがあるとおもいます!!
あと小食アピールは良くないと思います!!たくさん食べろ

69 :
>>68
ありがとう!!ちょうど悩んでたんだ!いちご系女子でいってくる!
たくさん食べてくる!www

70 :
一之瀬君とパフェまであと数日・・・緊張して吐きそう・・・
まだお店とか決めてないんだけど、こういうのって私から提案してもいいものなのかな?
あああああと、初デート(?)っていうかわからないんだけど、洋服はどんなの着ていけばいいのかな?!

明日洋服階に行くのでご教授ください!!!!!!

いっぱい質問ごめん、お願いしますみなさん・・・

71 :
どうにか洋服とお店決まりました!
なんでも皆を頼りにするのはよくなかった。自分でも頑張らなくちゃだよね。
ごめんなさい。反省です。

頑張ってきます!楽しんできます!

72 :
お久しぶりです。星田です。
一之瀬君とパフェ行ってきました。

73 :
まず前日のメールにて。
「一之瀬君、まだ待ち合わせとか決めてないよね!」
「そうだった!どうしよっかー」
「一之瀬君もちゃんと待ち合わせ決めるんだねwwwよかったwww」
「いやいや、普通に決めるからwww」
「いや!一之瀬君だったらエスパーで私を見つけ出してくれると思って!」
「そんなに俺の力を信じてくれてるなら、、、、やってやるぜ!ww」
「えっ?!!」

完全に中二病みたいになっちゃったけどwwww
待ち合わせは駅前のツ○ヤで隠れている私を、一之瀬君が見つけるという話でまとまった。

始めからハードルが高くは・・・ないでしょうか・・・?

74 :
そして当日。
私はそわそわしながら、ツ○ヤへと向かった。時間は待ち合わせ10分前。

ホラーDVDゾーンで隠れてみることにした。
私、ゾンビ好きなんだよねwww

一之瀬君からの「ごめん、ちょっと遅れる」メールに「気にしないで!ちゃんと探してね!」という
メールを送り、ゾンビ映画探しに夢中になっていた。

気付いたら、待ち合わせ時間から15分経っていた。
一之瀬君からは「ちっちゃすぎて見つけにくいんだけどwww」というメールが!

どうにか見つけてください、というメールをした後、私は手に持っていたゾンビDVDに目を落とした。

しばらくして、隣に微動だにしない人影が。
ん??と思って顔を向けるとまさかの一之瀬君登場(第一声は「そんなの(ゾンビ映画)見るんだwww」)で、うわあっ!!と叫んだ。
ゾンビを見ているのより、心臓に悪かったwwww

75 :
他愛ない話をしながら、喫茶店へ。

私、パフェは一つずつ頼むのかと思ってたら、予想以上にパフェが大きくて、
まさかの二人で一つのパフェ食べることになって私はもう頭ぐるぐるでした。

正直なんの話したかあんまり覚えてないwwww
一之瀬君が花粉症が重傷すぎて、花粉を出す植物に詳しいということしかわからなかったwwww

76 :
一之瀬君は彼女いるみたいだけど星田さんと会って大丈夫なのかな?

77 :
>>76
そうなんだよね・・・orz
そもそも私、一之瀬君に彼女がいること、本人から聞いてないんだよなあ。
それに女子校育ちなので、年頃の男女がどれくらい近づいてもいいものなのかわからなくて(;_;)

78 :
今回のパフェデートでは、ポジティブ系奥手だった私も頑張って、
カラオケ行こうよ!とか、試合呼んでよ!とか、夏になったら花火行きたいな!とか、
行ってみたんだけど、一之瀬君は「いいよー」って感じだったんだよね。

わからない・・・!!一之瀬君本当にミステリアスすぎる・・・!!!

79 :
そら君に話したら
「一之瀬、実は彼女いなかったりして・・・!もしかして俺が嘘つかれてるだけかもwww」
と言われたんだけど、真相は未だ闇のままです。

関係ないけど、もうすぐ一之瀬君の誕生日だ!誕生日プレゼント渡そうと思う!
バスケ部だし、タオルとかあげようかなって思ってます!

80 :
誕生日プレゼント喜んでもらえたのかなー。

81 :
お久しぶりです!
高3になり、色々慌ただしい日々を過ごしていました。

一之瀬君にはタオルじゃなくて、雑貨とお風呂に浮かべるアヒル隊長をあげました。
直接渡すのが恥ずかしくて、一之瀬君が自習室で勉強している背後から、
あたかもサンタさんのようにさっとプレゼントを置いてダッシュで走りましたwww

そのプレゼント爆弾事件を、、毎度のことながら、そら君と貫之君は見ているわけです。
「俺、星田が一之瀬にプレゼント渡しているとこ見たwww」というメールが二人から来ました

82 :
それから数日間は、私も学校行事で忙しく、一之瀬君と関わることがなかったんだけど、
おととい?かな?塾に行ったら、
「あ、おめでとうございます〜!本屋のでごめんね!」
と、一之瀬君からプレゼントをもらっちゃたよ!私の誕生日も、忘れないでいてくれた!

一之瀬君と誕生日が近くて、よかった・・・お母さん生んでくれてありがとう!!

83 :
一之瀬君からプレゼントがもらえるなんて、
想像の斜め上をいきすぎていて、私は気が動転しまくりだった。

何をくれたんだろう?と思って袋の中をちら見してみると、どうやら漫画のようだ。

誕生日プレゼントは漫画なんだwww
まあ私、漫画好きだし!むしろ一之瀬君からもらえるならシャーペンの芯でも嬉しいし!!

と思いながら、帰宅した私は、一之瀬君の本当のすごさを、またもや思い知らされるのであった。

84 :
「何の漫画なんだろ〜?さっそく読んでみよう!!」

と、その本を開けた瞬間、声にならない喜びの悲鳴をあげた。

なんと、漫画だと思っていたのは、『初心者でも簡単につくれる料理本』だったのだ!!

ええええええどういうこと?!これは私に作れってことなのかな??!!
いや、でも待って!深読みはしない方がいいってそら君が言ってたし!

この時の私を漫画にするなら、完全に目がぐるぐるとまわっている感じだとおもうww

もうどうしようもなく嬉しくて、これはメールじゃ伝えきれないと思った私は、一之瀬君に思わず電話をかけた。
(今考えてみても、かなり勇気のある行動したと思う)

85 :
プルルルルル・・・プルルルルル・・・・

2コール鳴ったところで、ハッとした。
電話ってどうやってするんだっけ?ていうか、そもそも何を言いたいんだっけ?
急に恥ずかしくなってきて、一之瀬君がまだ電話に出ない間にこちらから切った。

よっ、よし、間違い電話だということにしてしまそうそうすれb・・・・プルルルルル

一之瀬君からの着信だった。私は携帯を落としそうになったけど、なんとか耐え、
ドキドキしながら通話ボタンを押した。

86 :
「も、もしもし!あ、さっきはいきなりf電話かけてごめんね!」
「ううん、大丈夫だよ〜」
「どうしても直接お礼が言いたくて・・・プレゼントありがとう!超嬉しい!!」
「いえいえ、喜んでもらえたならよかった!」
「すごく素敵だよ!一之瀬君のセンスすごい!」
「なかなかいいでしょ?ww是非作ってみてくださいww」
「もちろん!!・・・・じゃ、じゃあ、作ったらさ、お弁当持って、どこか行ったりとか・・・どうですか・・?(最大心拍数ですこのとき)」
「(笑)・・・・いいよ!」

き、き、きたーーーーーーーーー

87 :
そしてそのあとテンションが上がりすぎて何しゃべったか忘れちゃったけど、
一之瀬君が私があげたアヒル隊長をお風呂に浮かべてくれているということは聞けました!
よかったよ(;_;)(;_;)(;_;)

5分ちょっとの通話時間だったけど、本当に幸せな時間だった。
勇気を出して初電話してみてよかった。

そしてこれからは料理も頑張って行きたいと思います!!!
バレンタインの二の舞にならぬようにしなければwwwwwwwwww

88 :
ちなみに今日は自習室で隣になって心臓とびでそうになったorzorzorz
一之瀬君の勉強している姿本当にかっこいい。
私も、一之瀬君に見られてもはずかしくないように、勉強もがんばるよ。

89 :
うわあ、よかったね!

90 :
>>89
ありがとう!(;_;)
そう言ってもらえて嬉しい!!もっとがんばる!

91 :
そら君から朗報!!

私、一之瀬君の誕生日に、動物の形をした自転車用のライトをあげたんだけど、
昨日そら君が一之瀬君と帰った特に、そのライトが一之瀬君の自転車についてたらしい!

そのランプを連打して遊んでたよwwwとのことです・・・
うれしすぎてカオナシみたいな「あ・・・あ、あ、・・・・」という言葉しか出なかったwww

92 :
そして一之瀬君次の体育祭でリレーのアンカーなんだって。

やっぱりどこまでも期待を裏切らないwwwwこわいwwwwww

学校抜け出して、一之瀬君の勇姿を見に行きたいよorzorzorz
またいっぱいファンができちゃったらどうしたらいいんでしょうか。
同じ学校ってだけで接点がいっぱいあるし、アタックし放題だし・・・(絶望)

でも、そんな障害があったって、私はやっぱり一之瀬君の彼女になりたい!!
負けない!!

93 :
わーい。がんばれー。

94 :
こんばんはお久しぶりです!
受験生大変すぎワロタwwwwって感じで来る日も来る日も塾にこもりっぱなしでした。
今日はちょこっと息抜きに書いていきます。

最近、一之瀬君は部活を引退し、受験勉強に励んでいる。
塾にもほぼ毎日来ていて、顔を合わせない日はないほど。
仲の良い何人かで塾の閉館時刻まで勉強し、帰りは他愛もない話をしながら帰っているので、必然的に一之瀬君との会話も増えた。
最近では結構意地悪なことを言ってくるwww
「ピアノのペダルとか、足と届くの・・・?」的な感じでwwwピアノのペダルくらい届くからwww失礼だなwww

95 :
でも、一之瀬君との顔を合わせる時間が多くなるほど、会話の数が多くなるほど、、私はどうしようもなく切なくなっていた。
近すぎて切なくなるなんておかしなことなんだけど、切ないものは切ないのだった。

実は、5月の半ばに友達のアドバイスから
「一之瀬君は、私の事どんなふうに思ってこうやってメールでお喋りしてくれてるの?」
と聞いてみることにした。
送るときはかなり緊張したし、震えてしまった。
だけど、私は一之瀬君の友達になりたいわけではなかった。
だから、このままだらだらと関係が続いていくのもよくないと思ったし、
何より友達が本当に親身になってくれたから、私は勇気を出してメールを送ってみた。

「うーん、仲のいい友達?いい表現が見つからない・・」
という返信に、仲の良い友達くらいには思われてるんだ、という嬉しさと、また直球アタックをかわされてしまったもどかしさで
私は眉をハの字にすることと力ない声で笑うことしかできなかった。

96 :
そして極め付きには「俺、今日バスケ部の引退試合だったんだ」という一之瀬君のカミングアウト。

ずっとずっと、試合に呼んでほしいな〜ということをアピールしていた。
それなのに、それなのに、呼んでもらえなかった。

もう一生、一之瀬君がバスケの試合で活躍しているところを見ることはないんだ。
差し入れでレモンのはちみつ漬けを作ったりできることはないんだ。

私は本当に悲しくて、悲しすぎて涙も出ず、笑っていた。

97 :
今考えると当たり前なんだけどねwww
私は一之瀬君の彼女ではないし、私を呼ぶと同級生にからかわれちゃうかもしれないしwww

でもね、それがはっきりと「お前は俺の彼女じゃない」って言われてるような気がして切なかった。
一之瀬君が、同じ学校の女の子から「今日の試合超かっこよかった!!」って言われてるのを見て(ツイッターでたまたま見てしまった)、
恨めしい気持ちになった。

  

98 :
その日を境に一之瀬君への気持ちがなんだか少し変わったように思う。
冷めた、というより冷静になったって感じ。

人の事を思って枕を濡らしたのも初めてだし、こんなに人のために努力したのだって、
デートに誘ったりしたのだって、誕生日プレゼントあげたのだって、友達に話せる恋バナ(笑)ができたのだって、
全部全部初めてだった。

だけど、もういいかな、私、頑張ったよね、という気持ちになっています、今。

99 :
これが書きたくて、久々に2ちゃんに来たんだwww
なんか、周りの友達が本当に皆応援してくれてて、こんなことなかなか言えなくて。

一之瀬君は学校によくいるトップ集団(かなりモテる)男子で、女友達もいっぱいいて、きらきらしてて、
私なんかいなくたって、たくさん女の子いるじゃんか!ばーか!って気持ちはもちろんあるし、
もうあきらめる!!!!って何度も思うんだけど、
会って、一之瀬君の声を聴くと気持ちが揺らいじゃうんだ。

もう自分よくわかんないよ。

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