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2013年06月プログラマー215: アリシアさん結婚で仕事に手が付かない (132) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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アリシアさん結婚で仕事に手が付かない


1 :2008/01/29 〜 最終レス :2013/04/28
ショックだ、もう死にたい

2 :
アリシアって誰なの?

3 :
あらあら

4 :
うふふ

5 :
結婚したのかい

6 :
あらあらうふふ

7 :
やっぱり水先案内人は枕営業なんだね

8 :
このシステムって奇跡で動いてるんですよね

9 :
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2165437
アリシア結婚関連動画↑

10 :
 /      , . ――‐‐‐‐ー――-- 、 \:}
 |    / /-: : /|: :|: :| :|: : |: :\:\.:\  )
 \  / /: 斗--/ |: :|: :| :|: : | ,ィ:L: '|.: : ∀ }
   V / /: : : :|: /: / :/ :/ \:\ V::/|.: : |V
   V/|: : : :/!/ ⌒ヽ    /⌒ヽV: |.: : |/
  < : _| : : / 〈  {} |    |  {} }|:./ヽ: | 
  <:: |.| ̄ |   _,,.. -    、-.,_  レ{ ̄|: |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  /厶ヘ| ̄:|         、    {ハ|: .:|V   |
/   ./|: : :|      _ '     |: .:|.    | この女ゴンドラの上で腰振ってやがった
 ̄ ̄| / |: : :|     /   `t  ./ |: .:|   < 
   |/  |: : :| \ {    / /  |: .:|    \____________
    /|: : :|\  ヽ `_⌒ ィ. ´   |: .:|   (⌒)
  /::::::/::::::|  \   ´ ∧>、  |: .:|    ノ ~.レ-r┐、
/:::::::::::/::::::::|    \  /  !\::`ー- 、  ノ__  | .| | |
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11 :
Vガンダムだっけ?

12 :
ん?

13 :
1月28日の午後9時から翌29日の午前3時までの6時間は
1年間で最もRをするアリシアさんの多い「性の6時間」です。
貴方の知り合いのアリシアさんももれなくRをしています。
普段はあどけない顔して世間話してるあのアリシアさんもRをしています。
貴方が片想いしているあの綺麗なアリシアさんもRをしています。
貴方にもし年頃の息子さんや兄・弟がいて、いま家にいないのでしたら間違いなくアリシアさんとRしてます。
貴方と別れたあの男も貴方がその男にやってきたことを別のアリシアさんにやられています。
貴方の将来の恋人や結婚するアリシアさんは、いま違う男のいちもつでヒィヒィ言っています。
すべてを諦めましょう。そして、ともに戦いましょう。
               ,.ィ ´/  ./      `ヽ、
               / //  ./   / ./_... -─\
            /./ /  /  .//''¨_.. -‐─ __..ヽ
           / / ./,'  .,'  ./'_.. ‐¨  _.. ‐¨ /  ',
            ,'l ,' ,'  ,'  .,'  ,'/ _.. ‐¨_.. ‐¨_.. ‐ン ∧
          ,'ll ,' ,'./i  i  ,' /__... -‐フ¨-‐ ¨イ/ ∧、   ,
           i l,'.,'/  l  l   i/''¨_.. -‐ ''¨,.イ´、/,イ .,'  `¨´
         /lヽ / ,.イ   .l  l _、__ノノ  ''"´   ∧ / /
         l ト、 イ /,l   l. l. '´ ゙̄ヽ   _..'" ,イ /
        rイ! l//ヘヽ!   li l        iz=、_/ l /
       l l } ,'/,.イ `',   ll          〉 ./ .!./
       ',ヽ∨´'´/,.イ,ヘ   l   l> 、._ ´  / l/   あらあら
      __ゴ_,,..-ケィフ/∧   ',  ヽ ._ .ノ / l. /   
     / / | l Tフ/ // ,ハ \.',、    ' ,. イ ./l. /
     ',/l l.l i////''"/`ヽ. ヽ',. ー ´ .|  / l /

14 :
何が言いたい?
このスレ立てた意味は?

15 :
アリシアさんと寿司食いたいフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ

16 :
屁〜

17 :
なにいってんだ
アリシアと言えばバレットウィッチだろうが
ケツだよケツ

18 :
プロジェクトミネルバ
ってことで、藤原紀香とみた!

19 :
レオパレスが新居

20 :
いまだにこんな白痴の下痢ウンコウニメ見てるアホいるのか。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

21 :
灯里も含めていつもの3人はサラブレッドなんだよね
今回の話はそうでない普通のウンディーネの苦悩が描かれててとてもよかった

22 :
スケブを見てからと言うもの
ARIAの箱庭感がますます強くなった

23 :
スケッチブックみたいな白痴脚本よく書けると感心つるぜ。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

24 :
「ベテランのシングル」って、「ベテラン浪人生」みたいだな。

25 :
http://wwwww.uploda2ch.net/news/img/2952.jpg
http://wwwww.uploda2ch.net/news/img/2955.jpg
http://wwwww.uploda2ch.net/news/img/2956.jpg
http://wwwww.uploda2ch.net/news/img/2957.jpg
http://wwwww.uploda2ch.net/news/img/2959.jpg

26 :
>>23
スケブは主人公が

27 :
アリシア・キーズ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%82%BA

28 :
アリシアさんが結婚すると聞いて今期の4話まで見たがそんな話ぜんぜんないじゃん!
もしかしてまた騙された?

29 :
っ月刊コミックブレイド

30 :
            i、 〈l〈l r,==¬
           -=| |=‐  |.|   |.| o o o    ひどい……!
     /       i7 |.| 「/   L===」        ひどすぎるっ……!
    〈        ゙'              こんな話があるかっ……!
    /      、ー--‐へ、 (⌒\      AQUAのころから………
.  , '      l`i‐r-ゝ  v   \\、ヾ;  ヽーァ─  ずっとただ…
  /イ    :ト、!│| ! , ij   u \ヽリ   ∨    思っていたのに……
  │,イ   | u | | l∠ニ  u    ト、     ヽ  /  アリシアさんのことを……
   l/ | ,イ |─ァつ_ ~U~ u/;⌒i   |:: \   ヽ /
    レ W f/ ノ ,.- // ./ j v |:: u \  V   結婚っ……!
         { /つ ィ .// /   u  |::v /ヽ.  i  その一言がもぎ取ってしまった
        l /つ/ レ'  〈__,.ヘ   | ̄7  ヽ |  ………!
        ヽ ヘ'v ー-、 ノ  ヽ  | /    W  唯一の…
          \ ij 0 ヽ.   `ー' | r‐¬ |   俺の未来… 希望…
           \ ノ O \    |_!o ol_|    人生をっ……!

31 :
漫画の方か

32 :
ふざけんなよ
残業休出の地獄でもアリシアさんがいるから耐えれたのに
最終回とかどうでもいいよ結婚とかアホかなんとかしろよ
もういやだいやだいyだだどきゅめんちょおかきたくない

33 :
>>32
やっと本音が出たな
ほら、さっさとドキュメントを仕上げる作業に戻るんだ

34 :
本音が出たから何なんだ?
俺の生活が何か変わるのか?

35 :
でっかい変わります

36 :
本音云々の前にわかるだろう。普通。

37 :
本音は分かるだけじゃなくて本人の口に登らせてこそ意味がある

38 :
>>37
簡単に言うなよ。お前。

39 :
無責任な屑の屁理屈は俺の人生に関係なし。
得も損もない。
時が流れるだけ。

40 :
ドキュメント書くのが仕事だなんて素晴らしいな。
こっちは書くヒマもなく次の仕事が割り当てられる。
ドキュメントなくて、あとで困るのは組織なのにな。

41 :
      /     /:;.ィ /        ヽヾ:、   |ハ
      /    // | / /´   / j  ヾ  ヽ 〈{::|
      !    //  | !/  / / /\  ',  ヽ V
    │   //    | /   //| / _ヽ l   | j|
    │  /.|    |l  ア メ / / /´  `、|   ∨
      ',  //|    |! / ‐ 、  ´ ! ´__  l|    |
      ヽ/ |     |,、‐'' "丶´   '´ ̄`ヾ|    |
      / /|      |                |    |   < 夫が勃たなかったから
       { |/|     |        i     │  ハ     「そーれ R! R!」
      ∧ !l |     |        _      /   | ヽ    ってチンコに向かって手拍子してあげたら
      / : :V│     |        ̄‐´   /|   l \ 〉    夫ったら泣きながら部屋を出て行っちゃった
    /::: : /´ |      |> 、       ,.ィl: : l   ,'  ヽ    あらあら、何がいけなかったのかしら?
   /'"´ _\ |    | : : : |` - 、 _,. ´ |l: /  /\  /
   レ '´   ヽ!     |ヽ: : :|        V  /   \>
            |   ハ::/rl     ,. -''/  /ー-- 、ヽ

42 :
>>41
これはいやだなw

43 :
ズームしてみた
http://zoomtv.atspace.com/?G&&1zat8@HiSpeedVision

44 :
>>42
むしろゾクゾクする

45 :
で、アリシアさん誰と結婚したの?
サムライじゃないよな。

46 :
おれおれ

47 :
何だ詐欺か

48 :
おーれ、俺俺俺♪

49 :
もうアリシアをそっとしといてやれよ・・・それが人としての行動だ

50 :
そっとしてんじゃん

51 :
そっとしてるけどアリシアが股ぐらをこすりつけてくるからどうしようもない。

52 :
アリシアに会いに行くか

53 :
アリシアさんをそっとしといてやれよ
旦那と、後門の共同開発作業に忙しいんだからさ

54 :
幸せそうだな

55 :
どうでもいいからクソスレ立てんな
邪魔

56 :
夜が明ければ爽やかな朝だ
仕事が待っている

57 :
            rー- 、, - 、., -――‐ 、., -―‐-、--‐┐
            !: : : :/  r‐::::ァ-――-'ャ' ̄i   ヽ: : :|
            |: : : l  l::/       ヽ::|   l: : :!
    ,、     l: : :i  l |'    l    l    `|    | : :!
    ◇ヘ      l: : l  | l l,l-|-|、  ,|-l-l、 ! :  l: : !
   ◇◇ヘ     l: : |  ! |/lヘヘハ  / ノ ハ :| :  l: : |  仕事だー
   ◇:◇ ヘ.   {_! l ヽ ,===、丶' ,===、ハ : l |_j   
   ◇ ◇ヘ.ヘ   /:!l l ト! ::::::   ,   :::::: j::イ|: l|: : ヽ    シャン シャン
   ◇ ◇ヘ ヘ.イ: :/| i  「リ.、 ┌┐  /ィ´l  lト、: :ヽ
   ◇  ◇ ヘ ヘ: { l l  ヽ:::::::ト. ー ィ:::::{ ヽ ! l |ノl: : : :ヽ
    ◇  ;◇:_ヘ ヘ:ノ /: : /_/l!    」!\_:ヽ`i: l: ヽ`ト-:、:i
    ◇ ヽ::◇ヘ 〉-、イ|/ !   ', ' '〃 /t‐'ノ l リ ヽ:::::::|
        /: :V く   ヽ  ヽ  ヽ/  / `丶-ツ′  ヽ:/\
        !:イ   ヽ , -'ー、 ヽ/   ./   i / |    {: : : }
       !:/   / jヽ、   l /  ./   l /   |       ̄ ト、
       /|'   / /  i_ ヽ'   /     l/     !         l::|
     /´    f:/   / l ヽ `ヽ、'_、_  /  ,r |      l/
          /l/  /、 |_/_.\    l i ̄`ヽ'_  l         \
          l /l   i l/:._:._:._:._ト、 ヽヽ     {
          l i |、 /i |´:. :.|:. :.|:.| `丶| i     /

58 :
結婚祝いに会いに行くか

59 :
どうなんだ?

60 :
寿司でも食うか

61 :
反応がないな

62 :
結婚したから祝って、駅前で寿司でも食うかと言ってるんだが。
俺もネクストに進まないと。

63 :
水銀燈もあらあらうふふだったな。

64 :
で?

65 :
ていう

66 :
どうでもいいがなぜ誰もスレタイに突っ込まないんだ?
「仕事が手につかない」だろ?

67 :
帰ってきてくれ

68 :
作者が自分の作品に愛情が無くなればこうなるんだろうけど
なんとか、サザエさんにしてもらいたかつた

69 :
どーしてARIAはこーなってしまったんだ
やはり他スレでチラっとみた作者の愛猫が死んだのでこんな結末になったの
か?誰かアニメに詳しい人教えてプリーズ

70 :
いいから仕事しろよ。
結婚して嫁さんにコスプレしてもらえばいいじゃん。

71 :
藍華とアリスにカンパニーネしたい

72 :
テレビとて未来は変える事は出来ぬ

73 :
救いようのないウンコでちたね。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
もう続編もないでちょうからいいでつが。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

74 :
と、救いようのない知恵遅れが申しております。

75 :
   タイトル
Mr. Monk and The Undines 「モンク、ゴンドラに乗る」
   人物
 エイドリアン・モンク         主役
 ナタリー・ティーガー         以下脇役 
 リーランド・ストットルマイヤー警部
 ランドール・ディッシャー警部補
 ドクター・クローガー
 アリシア・フローレンス        スペシャルゲスト
 水無灯里
 藍華
 アリス
 熱狂的ファン
 
 他、いつもの愉快な面々
プロローグからChapter 1 途中までの要約
アリシア・フローレンスの寿引退を知ったファンの一人、秘かにアリシア誘拐計画を企てる。
一方、モンクも事件以来、眠れぬ日々を送っている。

76 :
ひきつづきCapter 1
Fストットルマイヤー警部のオフィス1
 ストットルマイヤー警部、渋い顔でデスクの椅子にゆったりと背中をあずけている。
その横にディッシャー警部補、モンク、ナタリー。みな一様に当惑げ。デスクを挟んで
椅子に座っているのは私服姿のアリシア・フローレンス(19)。端然と腰掛け、口もと
にはうっすらと笑みすらうかんでいるよう。興味津々といった様子で大きな瞳をまっす
ぐに警部を見つめている。その視線に堪えかねたように警部は目を逸らすと、署員が鈴
なりになって部屋の中を覗いているのに気づき、ディッシャーにブラインドを下ろすよ
うに顎をしゃくって指示する。
ストットルマイヤー警部「どうもこのところネット界が騒然としておりましてね、あな
たを殺して自分も死ぬなどとヌカす不貞の輩が呆れかえるほど大勢あらわれる始末で、
この分だと何時なんどき不測の事態に発展するとも限らない……」
アリシア「あらあら、わたし、いったいどんないけないことをしてしまったのかしら?」
ストットルマイヤー警部「言ってみればくだらない……失礼、ファン心理というヤツです
な。要するにこれまでのあなたへの支持について、まぁどれも身勝手な思いこみにすぎん
のですが、今回のあなたの行動を裏切りと取る向きもある……」
アリシア「裏切り?!」
ストットルマイヤー警部「あいにくと今、ウチは忙しい。このところの五輪の聖火騒ぎ
にもってきて、街にはサブプライムで家族を失ったホームレスが溢れてる。ここにきて
またこんなワケのわからない話、正直ゴタゴタはうんざりしてるんですが、コイツが……
災いの種は実をつける前に根本から摘み取っておくにかぎるっていうんで……だったな
モンク?」
モンク「そうです、裏切りは最も古い殺人の動機です。アリシア・フローレンスさん、
あなたの身が危険だ」
アリシア「まぁ」
 危機感無くニコニコと頬笑むアリシア。
ナタリー「あなどれないのよ、近頃のファンって、思いつめると何をしでかすかわから
ないんだから」

77 :
ディッシャー「報復、復讐……」
 アリシアを見つめるディッシャーの目、ちょっと危ない光を放ち、隣にいるナタリー、
それに気づいて軽くディッシャーの足を蹴る。ハッと我に返るディッシャー。
アリシア「復讐?! まぁ……でも、それでしたらなんの心配もいらないわね、許しほ
ど完璧な復讐はない、って夫が言ってましたから」
警部「旦那さんねぇ……」
 渋ーい顔をする警部。廻りに救いを求めるように目を配る。
アリシア「他の人たちは神さまって呼んでますけど、グランマとわたしは内緒でそう呼
ぶことにきめてるんです……あらいけない、ついうっかり喋ってしまったわ、秘密にし
てたのに……うふふ」
 目を剥く警部。
ストットルマイヤー警部「おいディッシャー! 聞いたか今のっ」
 両手の拳をきつく握りしめて大きくガッツポーズのディッシャー。
ストットルマイヤー警部「この人は白だ」
ディッシャー「やったぁー!」
ストットルマイヤー警部「じゃあ、寿引退って言うのも……」
アリシア「大好きなグランマの後に続くのを、幸せという以外に何と言ったらいいのか
しら? 無念、それとも失意?」
 問い返されたストットルマイヤー警部、逆に返事に詰まる。
ディッシャー「やっぱり! そんなことじゃないかっておもってたんですよ、フィギュ
ア捨てないでホント良かったぁー!」
ストットルマイヤー警部「やれやれ、とんだ人騒がせな話もあったもんだ。外にいる連
中にも言って安心させてやらんと。ウチにもイー年してあなたのファンだっていうのが
結構な数いるもんでね、腹のつき出たオヤジどもが飯も喉を通らん、って嘆いてるほどで」
アリシア「じゃあ少しはわたしも他人さまのお役に立てているのかしら、うふふ」
ナタリー「メタボよ、メタボ」
警部「わかってるっ、なんで俺を見て云う!」
ナタリー「可愛い顔して言うわねぇ、どこまでが素でどこからが演技かわからないわ、
この子」

78 :
 傍らのモンクに囁くナタリー。まだ納得いかない顔のモンク。アリシアに背を向け、
ストットルマイヤー警部とふたりでヒソヒソはじめる。
モンク「警部、この人は嘘をついてます、彼女は黒だ、間違いなく黒、黒アリシアです」
ストットルマイヤー警部「しかし、ああもはっきり否定されるとな」
モンク「左手の中指、見てください。指輪が光ってる。本物です。確か前の方の巻で殿方
から貰った指輪があるとかって言ってました。婚約指輪をくれる神なんて居ない。これは
彼女のさっきの説明と矛盾します。矛盾。説明できない」
ナタリー「そのことなんだけど、あれは彼女のお爺さんがお婆さんに贈ったものを父親
から入学祝いにって受け継いだんですって」
 ナタリーが割ってはいる。
 大人たちのヒソヒソ話を面白そうに見つめているアリシア。
モンク「ホントに?」
ストットルマイヤー警部「どうして知ってる?」
ナタリー「さっき彼女がここへ来る途中、さりげなく訊いてみたのよ……女同士、わけ
もなかったわ」
モンク「じゃあ、ホントに婚約指輪じゃなかった?! ホントにホント?」
 ナタリー、しつこさにウンザリしたよう。
ナタリー「右手じゃなくて左手にしてるのも、きっとグランマの差し金ね……ああ、なんか
つまんない、たったひとりの女の子に振り回されてるわたしたちって一体なに?」
モンク「そうか、そうだったのか!」

79 :
ストットルマイヤー警部「うれしそうだなモンク、おまえにもこっちの趣味があったなんて
人は見かけによらないな、トゥルーディはいいのか?」
モンク「トゥルーディは一番、彼女は三番目です」
ストットルマイヤー警部「じゃあ二番目ってのは……ナタリーか?」
 不思議そうに言うストットルマイヤー警部。
モンク「クローガー先生」
 ナタリーがムッとしているのを見て、吹き出しそうになるのを堪えるストットルマイヤー警部。
モンク「よかった、これで今夜からぐっすり寝られる」
 晴れ晴れとした笑顔のモンク。
ストットルマイヤー警部「お前も夜も眠れずに悶々としていた口か?」
モンク「ボクは寝る前にウンディーネを聴きながらじゃないと寝られないんです。アリシア・
フローレンスの居ないウンディーネはウンディーネじゃない、ウンディーネを聴かなければボク
は寝られない」
ストットルマイヤー警部、ねぎらうようにモンクの肩を叩く。
ストットルマイヤー「そうか、またぐっすり眠れるようになって良かったなモンク」
ストットルマイヤー警部、大きく安堵のため息をついてデスクの反対側からアリシアの居る方
へと歩み寄る。
ストットルマイヤー警部「どうもご足労おかけしました、おひきとりになってけっこうです」
アリシア「もうおしまいなんですか?」
ストットルマイヤー警部「十分です、事情はよくわかりましたから」
アリシア「残念、もっと警部さんから厳しい取り調べをうけるものと覚悟していたんですけど、
みんなわたしがとうとう捕まったって噂になってるらしくて、こんなに簡単に釈放されたら
きっとがっかりさせてしまうわね、うふふ」
ストットルマイヤー警部「あの、そのことなんですがね、つかまった、の意味がどうもわれわれと
フローレンスさん、あなたとでは少しばかり違うみたいなんで……それにこれはあなたを捕まえた
のではなく単なる事情聴取です、まぁいいでしょう長くなりますから……ただ、できればなるべく
早くあなたの口から誤解をといておく必要がありますな。たとえそのグランマとかいう方と申し合
わせがあったとしても……」

80 :
 ストットルマイヤー警部、アリシアをドアの方へと誘う。その後にディッシャーが食い下がる。
ディッシャー「あの、ずっと前からあなたのファンだったんですっ、ベッドサイドには貴女のフィ
ギュアだって大事に飾ってあるくらい、こんどのことでゴミ箱に捨てたり、売り払ったりなんかし
てません、ホントです」
アリシア「あらあら、うふふ」
ディッシャー「あの、アリシアさん、ここにサインもらえませんか」
 ディッシャー、ジャケットの前を開け、ワイシャツを引っ張り出しながら言う。
アリシア「こんなところに? いいのかしら?」
ディッシャー「もちろんです、あなたから貰えるサインなら、どんな場所にだって……」
 アリシア、ディッシャーのワイシャツにスラスラとサインを書き入れる。
ディッシャー「あの、愛するランディへって、お願いしてもいいですか?」
ストットルマイヤー警部「よせ、ディッシャー! また話がややこしくなるっ」
ナタリー「ない、ないっ、それはない、ぜったいに」
 ナタリー、窓際で外を眺めながら煩わしげに手を振る。
ストットルマイヤー警部「フローレンスさん、ひとつ伺ってもいいですか。なんで急に引退なんか
する気になったんで? あなたならまだあと何年も現役のトップアイドルで居られるでしょう、どう
せ事務仕事なんて歳をとれば自然、いやってほどするハメになる、なにもこんなに急ぐ必要なんて無
かった」
アリシア「後輩のため……大切なお友達のため、そう言ったら奢りになるかしら。でもアリアカンパ
ニーの運営の全てを学ぶには私はかえって邪魔になるんです。それにわたしもお世話になっている協
会のお仕事、勉強してみたかったし、学生生活も経験してみたかった……」
ストットルマイヤー警部「大学に? こいつは驚いたな、初耳だ……まぁあなたの年齢なら学校に行
くってのも別におかしくもないが……」
アリシア「協会が奨学金をだしてくれるというので……」

81 :
 全て合点がいったというように頷くストットルマイヤー警部。
ディッシャー「頑張ってください、ボク、前以上にますますあなたを応援しますからっ。それはそう
と、もうゴンドラは漕がないんですか? あなたのゴンドラ、引退前に一度でいいから乗っておきた
かった」
アリシア「わかりません……三年ぐらいして、そのときになってもまだわたしを雇ってくれるところ
があればそういうこともあるかもしれません。でも今は……」
ディッシャー「あなたならいつだって引く手あまたの筈ですよっ、楽しみだなぁ、その時は真っ先に
かけつけますって、ぜったい!」
 ディッシャー、せわしなくジャケットの内ポケットからチケットを取り出す。
ディッシャー「コレ、サインのお礼に」
 アリシア、差し出されたチケットにきょとんと目を瞠る。
ディッシャー「ランディ・ディッシャー・プロジェクトのライブのチケットです。来週金曜の夜に
ここで……」
 アリシア、ディッシャーの説明を微笑みながら聞いている。
ディッシャー「……超パンクで超イケてる、ゴキゲンな夜をお約束します。よろしければみなさんお
誘い合わせて来て下さいっ」
ストットルマイヤー警部「気がすんだか、ディッシャー? フローレンスさんもお忙しい身だ」
ストットルマイヤー警部、オフィスのドアを開くと外で聞き耳を立てていた署員がドッと倒れ込んでくる。
ストットルマイヤー警部「何やってるんだっ!」
アリシア「あらあら、うふふ」
ストットルマイヤー警部「誰か、この方をお送りしろ……」
 倒れこんでいた署員全員、すっくと立ち上がり挙手する。ディッシャーもそれに加わる。
ストットルマイヤー警部「誰でもいいっ」
ストットルマイヤー警部、アリシアに別れの握手を求める。
ストットルマイヤー警部「ご活躍を」


82 :
 アリシア、警部が差し出した手に優雅なしぐさで腰を折って深々としたお辞儀で応える。ストットル
マイヤー、手のやり場を失ってナタリーに目を遣りながら肩を竦める。
ストットルマイヤー警部「モンク好みのお嬢さんだな」
 オフィスを背にするアリシアの後をゾロゾロとついていく署員。
ストットルマイヤー警部「一人でいいっ! ディッシャー、お前行けっ、ただし油売ってないですぐに
戻ってこいよっ!」
 ディッシャー、喜び勇んでアリシアをエスコート。残りの署員は名残惜しげにすごすご戻ってくる。
ストットルマイヤー警部「オイおまえたち、もう気は晴れただろっ、少しは仕事に身を入れろっ!」
Gストットルマイヤー警部のオフィス2
ストットルマイヤー警部、感慨深げに鼻下の髭をこすっている。
ナタリー「警部、出てるわよ」
ストットルマイヤー警部「出てる? 出てるって何が?」
ナタリー「目にハートマーク。ホント、男って単純、警部にも可愛いとこあるのね」
ストットルマイヤー警部「俺が? よせやい、俺をあいつらと一緒にするな」
ナタリー「いいじゃない、生アリシアみてビックリしたんでしょ? 可愛かったわ、ホントうわさ以上。
もうオーラ出まくりぃって感じ。私も二十年前だったらあのくらいのオーラ出てたのかしら」
 それを傍で聞いていたモンク、ぷ、と軽く吹いてナタリーに睨まれる。ストットルマイヤー警部も苦笑。
ストットルマイヤー警部「しかしあれでまだ十九とはな、たいした落ちつきようだ。ジャレッドと三つし
か違わんとはとても信じられん。もし本当に結婚するとしてもあの貫禄じゃ、同年代の男じゃとても太刀
打ちできんだろう」
モンク「しかし彼女が白と判っても、まだ身の安全が保証されたわけじゃありません」
ストットルマイヤー警部「だからと言ってこっちで勝手に情報を流すわけにもいかんしな、むこうにも
事情があるみたいだからな」
モンク「ですから二十四時間、彼女に護衛をつけるんです、つけるべきです」


83 :
ストットルマイヤー警部「護衛をつけると言っても、今こっちは手が……」
 隣室の署員の視線が一斉に自分に集まっていることに気づき、警部、小声になる。
ストットルマイヤー警部「モンク……気になるならお前やってくれないか? ナタリーと二人、当面事
態が落ちつくまでの間」
モンク「無理です、ボクは無理、護衛だなんてぜったい無理です」
ナタリー「あら面白そうじゃない、私やるわ。謎に包まれたトップアイドルの私生活なんてシゲキ的ィっ!」
 ご機嫌なナタリー、ルンルンと腰を振る。そこへディッシャー、喜色満面、戻ってくる。
ディッシャー「やりましたぁ! 彼女、ボクのライブに絶対来てくれるって約束してくれましたっ! 
来週はボクのシャウトに熱い情熱の魂がこもりますよぉ!」
ナタリー「美人でおまけにお人好しって、これはもうあら探しに熱がはいりそうっ、ワクワクね」
 ストットルマイヤー警部、苦笑い。
ディッシャー「それにこれ見てください、ゴンドラ協会の遊覧券です。これがあればどの会社のゴンド
ラにも好きなときに乗れるっていう優れものです。お返しにってアリシアさんがくれたんですよぉ。
警部もどうです? たまにはネオベネチアをゴンドラ遊覧なんて、ゴツゴツした心が癒されますよぉ」
ストットルマイヤー警部「だが彼女はもう漕がないんだろ」
ディッシャー「ウンディーネはアリシアさんだけじゃないですよ。二代目アリシアさんの呼び声も高
い灯里ちゃん、二大妖精の晃さんにアテナさんは依然健在、オレンジプリンセスのアリスちゃんに、
姫屋の藍華ちゃん……そうそう、ニューフェースの愛ちゃんも居る。楽しみだなぁおにいさんは」
ナタリー「おじさんは……」
 ナタリー、まぜっかえす。
ディッシャー「マイケル・ジョーダンが抜けたあとブルズがガタガタになって、それだけじゃなくバスケ
人気までが下火になったようにはなりませんよ、アリシアさんが抜けても凄い漕ぎ手は他にいくらでも居るんです」
ストットルマイヤー警部「おまえ、やけに詳しいな」
ディッシャー「もちろんですよ、ウンディーネに命賭けてますから」


84 :
ナタリー「警部補の歳なら完全なロリコンよ」
ストットルマイヤー警部、ディッシャーの脱線ぶりに呆れ顔。
ストットルマイヤー警部「よかったなディッシャー、舞い上がってるところすまんが、そこにある俺の
ジャケット取ってくれ、飯に行く」
ディッシャー「ジャケット? どこです?」
ストットルマイヤー警部「俺のロッカー」
 ディッシャー、ストットルマイヤー警部のロッカーを開ける。途端、
ディッシャー「ワオ」
 目を丸くし驚愕の顔で立ちつくすディッシャー。
ナタリー「どうしたの?」
 ナタリー、駈け寄ると同じようにロッカーを覗きこむ。
ナタリー「まあ……」
 ナタリーも腕組みをしたまま感心したようにロッカーの中を見つめる。
ストットルマイヤー警部「どうした? 俺のロッカーがどうかしたのか?」
 モンク、ストットルマイヤー警部、ロッカーの前にやって来ると同じように中を覗き込む。ストットルマイヤー
警部、笑顔になりながらヤレヤレというように頭を掻く。
モンク「この子、知ってる……」
ディッシャー「オレンジプリンセスのアリスちゃんだ!」
アリス「見つかってしまいました……でっかいかくれんぼです」
 中にいたのはオレンジプラネットの制服を着ているアリス。
ナタリー「いったい今日はどういう日? こんなおじさんばっかりの野暮なところに可愛い女の子が
二人も登場だなんて……」
藍華「可愛い女の子ならもう一人、ここにいちばん可愛いのが居ます」
 二連続きの隣のロッカーから声がして、ナタリー、そっとロッカーを開けて中を覗く。居たのは姫屋の
制服姿の藍華。鼻をぐすぐす、涙ボロボロのくしゃくしゃになった顔で飛び出してくる。
藍華「モンクさぁんっ! ありがとうございますぅ!」
 洟をすすりながら抱きつこうとする藍華の様子に怯むモンク。
モンク「ナタリー! この子はダメっ、この子はっ!」
藍華「わたしアリシアさんが捕まったって聞いて、もう気が気じゃなかったんですぅ」
 藍華、盛大に洟をすすりあげる。


85 :
Hストットルマイヤー警部のオフィス3
 シュンとしてオフィス中程の椅子に腰掛けている美少女二人。それぞれの手にはジュースの入った紙コップ
が握られている。二人の扱いに苦慮した様子の四人の大人が壁際まで下がって遠巻きに立ちつくしている。
モンク「盗み聞きはいけない」
藍華「はい……わかってます……ごめんなさい……」
アリス「でっかい大反省です……」
ナタリー「いいじゃない、そんなカタいこと言わなくたって」
ストットルマイヤー警部「しかし警察の中にまで忍びこんでいたとなるとな……」
 ナタリー、少女たちの前にまわりこむと腰を折って、俯く二人の顔を覗きこむ。
ナタリー「お友達のことが心配だったのよね」
藍華「わたしたち、アリシアさんのことずっと気になってたんです。寿引退した後、誰も結婚式には
招待されなかったし……」
ナタリー「無理もないわね、招待するって言っても、この結婚式は普通とはちょっと違うから……」
藍華「それに理事就任って言っても、アリシアさんがおじさんたちを相手に予算の折衝や縄張り交渉
なんてしてるとも思えなかったし、それで父に聞いたら広報担当の理事だって言うんで、それなら引退
なんかしなくても現役のままでもやれる名誉職みたいなものじゃないかって……引退の意味がさっぱり分からなくて……」
アリス「だから藍華先輩とふたり、アリシアさんのことをこっそり調べてたんです。そうしたらこんどはいきなり
警察に連れて行かれるかもって話になって……でっかい衝撃です」
藍華「もう何が何だか……でも良かったです、アリシアさんの本音を聞きだしてくれて……ありがとうございます警部さん」
 ストットルマイヤー警部、ややはにかみの体で鼻の脇をさする。
ナタリー「いいでしょう? 警部」
ストットルマイヤー警部「俺はべつにこの子たちをどうこうするつもりは無いよ、反省してるようだしな」
 お許しが出て、安堵の顔になる美少女二人。
藍華「進学がメインだったとはねぇ……将来のためにキャリアアップをはかっておこうなんて、さすがアリシアさんだわ」

86 :
 藍華の口調にいつもの元気が戻っている。
アリス「でもアリシアさん、でっかいひとさわがせです」
藍華「こういうところがさぁ、アリシアさんらしいっていうかさぁ、何事も完璧のようで肝心なところがスポッと
抜けてたり、人の気持ちが良くわかってるようで全然わかってなかったり……」
アリス「アリシアさんはでっかいミス・パーフェクトです。アリシアさんは確信犯だと思います」
藍華「どうして?」
アリス「考えてみてください、アリシアさんがあのまますんなり大学に行ったとしたらどうなるかを」
 ちょっと考えて藍華、片手で拳をつくって掌を打つ。
アリス「同じ学年に年上のでっかい大美人が入ってくるんです。飢えた狼の群の中に突然真っ白い羊がまよい
こむようなものじゃないですか。上からも下からも攻められて、たちまちでっかい大惨事です、とても学業どころではありません」
藍華「それでグランマが手をまわしたのか……」
ナタリー「アイドルってのも大変みたいね、華やかなだけじゃないってことか」
ストットルマイヤー警部「顔が売れてる分プライベートも小出しにしないとならんからな、さもないとえらいことになる」
藍華「よーし、アリシアさんが戻ってきたときの復活セレモニー、今から考えておかないとっ」
アリス「これで灯里先輩も安心させてあげられます」
藍華「ダメよ、灯里には内緒にしておかないと」
アリス「え? どうしてですか?」
藍華「あの子に隠しごとができると思う? すぐに曉さんたちに漏れてしまうわ。そうなったらネオベネチア中に
知れ渡ることになるわ、折角のグランマの思いがムダになるでしょ」
アリス「なるほど……これはでっかい隠し事です」
ストットルマイヤー警部「ディッシャー、わかったな、この件は口外無用だ」
ディッシャー「アリシアさん寿引退の真実、絶対誰にも言いませんって」
ナタリー「あんたがいちばん危ないのよっ!」


87 :
藍華「ディッシャー警部補って暁さんタイプね、どっちが上か噛み合わせてみたくなってきたわ」
アリス「でっかいお似合いのカップル誕生です」
ナタリー「あら、そっちにもこんなお笑い担当が居るの? それは大変」
ディッシャー「それどういうことですかぁ、みんな!」
 笑いにつつまれるオフィス。
 そこに、ストットルマイヤー警部のデスクの電話が鳴る。
ストットルマイヤー警部「ストットルマイヤー」
 電話口で話をしているストットルマイヤー警部の顔がにわかに険しくなる。その豹変ぶりに何事かと固唾をのんで見まもる一同。
ストットルマイヤー警部「ゴンドラ協会からだ……まだ彼女が戻らんらしい……」
 はっとする美少女二人。
ディッシャー「彼女ってアリシアさん?」
ストットルマイヤー警部「他に誰が居る?」
ナタリー「でもまだここを出て一時間もたってないわ。いくらなんでも気をまわしすぎでしょ。女の子なんだし寄り道ぐらいしてるのかも」
 ストットルマイヤー警部、眉を顰めたまま。
ストットルマイヤー警部「協会の玄関のところに彼女の指輪が投げ捨てられてあったそうだ……」
Chapter 3,4 要約
アリシアさん、熱狂的ファンに誘拐されるも、モンクの迷推理冴えわたり、いつもの面々に加えてウンディーネ
部隊も総出動、華やかに犯人を追いつめ、アリシアさんを何事もなく無事救出。
○エピローグ
 ネオベネチアに来たモンク、他三人。一夜限りのアリシア・フローレンス、ウンディーネ復活のゴンドラへ。
アリシア「お手をどうぞ」


88 :
 アリシアの差し出す手を頼りにストットルマイヤー警部、ナタリー、モンク、ディッシャー警部補の順にゴンドラに
乗りこむ。がたいのいい男たちを乗せてもゴンドラに毫ほどの乱れもない。
 近くにいた灯里、藍華、アリスの三人、うっとりと頬を染めてアリシアの輝くようなウンディーネ姿を見つめている。
ディッシャー「この手は一生洗えないなぁ」
 興奮気味のディッシャー。
モンク「ナタリー、ティシュー」
 ストットルマイヤー警部とナタリー、顔を見合わせて意味深な笑顔を交わす。 
ナタリー「モンクさんは世界でたった一人ね」
モンク「な、なにが……」
 渡されたティシューでせわしなく手を拭くモンク。
ナタリー「いいの、なんでもない、モンクさんらしくていいわ」
 ネオベネチアの水路を進むゴンドラ。どの水路にも、どの窓にもアリシアに手をふる街の人々の姿がある。
ナタリー「愛されてるのね……彼女……」
 ナタリー、感心したように呟く。
ナタリー「結局何にも無かったの……」
 ナタリー、ストットルマイヤー警部の耳許に囁く。
ストットルマイヤー警部「無かったって何が?」
ナタリー「アリシア・フローレンスの裏……」
ストットルマイヤー警部「調べてたのか?」
 眉をつり上げるストットルマイヤー警部。後ろでゴンドラを操るアリシアを窺いながら、声をひそめる。
ナタリー「警護しろって言ってたの警部でしょ、事件の後、護衛を兼ねてちょっとね……なーんにも出てこなくて
拍子抜け、ホント、スノーホワイトとはよくぞ言ったものだわ……文字通り真っ白……こんなのってアリ? なんか
張り合おうって気すら無くなっちゃった」
ストットルマイヤー警部「それだけ自分に対しての責任感もあるってことだな、この子は……」
ナタリー「まったく何が楽しくて生きてるのかしら……?」
ストットルマイヤー警部「いいじゃないか、そういうのが一人くらい居たって……人間の出来不出来に歳は
関係ないってな……なぁディッシャーっ」


89 :
 となりで子どものようにはしゃいでいるディッシャー、警部に肩を抱かれてびっくりする。
ディッシャー「え、なにがです? 警部」
ストットルマイヤー警部「いい……おまえはそれでいい……」
ストットルマイヤー警部、苦笑いでディッシャーをねぎらいながら、向かいに座るモンクの様子がおかしいことに気づく。
ストットルマイヤー警部「モンク、どうした?」
モンク「椅子の下に何か居ます……」
 モンク、足もとをしきりに気にしている。ややあって椅子の下からアリア社長が這いだしてきて、目と目があった途端、固まる。
モンク「ね、ネコだ……ナタリー、ネコが居るっ」
ナタリー「あら、これが噂のアリア社長ね……」
 ナタリー、ニッコリすると両手を差し出してアリア社長を抱き上げる。
ナタリー「あ、けっこう重たいんだ、ダイエットしなきゃあ、アリア社長」
アリア社長「ぷいにゅう……」
 凹むアリア社長。
 ナタリー、そのままアリア社長を高い高いをする。
アリシア「ナタリーさんにも言われてしまいましたね、アリア社長」
ナタリー「でももちもちポンポン、可愛いわぁ……」
アリア社長「ぷいにゅう……ぶいぶい」
 立ち直るアリア社長。
モンク「ネコはダメ……ボクはネコアレルギー、ナタリー、何とかしてっ」
ナタリー「何とかしてって言われても、ねぇアリア社長……いったいあなたは幾つになるのかしら?……
ネオベネチアの七不思議の一つねぇ……」
アリア社長「ぷいにゅう……」
モンク「ねぇナタリー、そのネコ捨ててっ」
 モンク、パニックをおこしかける。
ナタリー「捨てるって、どこに」
モンク「外っ」
ナタリー「そんなことしたら溺れちゃうでしょっ」


90 :
ARIA儲キモッ

91 :
ストットルマイヤー警部「我慢しろ、モンク、ネコは泳げないからな」
モンク「ダメだ……もうボクはがまん出来ないっ、がまんの限界っ」
 モンク、アリア社長のもちもちポンポンをボールペンの先で、怖々突ついてゴンドラの外へ追いだそうとする。
モンク「早く、あっちへ行くっ」
アリア社長「ぷいにゅう、ぷいにゅう!」
 涙目になったアリア社長、ナタリーの腕を逃れてアリシアの元へ逃げる。ワンピースの中の白い素足にだきつく。
アリア社長「ぷいにゅう……」
アリシア「あらあら、うふふ」
 風を切ってグランキャナルを進むゴンドラ。
 スピラーレがかぶる。
 風になぶられるアリシアの金髪。彼女の微笑みはどこまでも穢れなく、善良で陽気な客たちの歓声、背景の
ネオベネチアの美しい街並みとともに全てが和やかに物語を締めくくる。

                                END

92 :
なんで荒らされてるの?

93 :
漫画版に続いてTV版もアリシアさんが結婚してオワタからじゃね。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
こんなアホウニメみて癒されたとか抜かちてる池沼のつることでつから。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

94 :
荒らしの探偵さんへ
スレ違いだから別板にちゃんと貼って。俺的にはオッケーっていうか、
これでリスタートしてくれないかなぁ・・・
ひとつ注文!
拉致られてから救出されるまでの間、変態にナニされたかが気になる。
フォローアップよろしく。

95 :
よくわかんないけど、ドラマですか?

96 :
      /     /:;.ィ /        ヽヾ:、   |ハ
      /    // | / /´   / j  ヾ  ヽ 〈{::|
      !    //  | !/  / / /\  ',  ヽ V
    │   //    | /   //| / _ヽ l   | j|
    │  /.|    |l  ア メ / / /´  `、|   ∨
      ',  //|    |! / ‐ 、  ´ ! ´__  l|    |
      ヽ/ |     |,、‐'' "丶´   '´ ̄`ヾ|    |
      / /|      |                |    |   < 夫が勃たなかったから
       { |/|     |        i     │  ハ     「そーれ R! R!」
      ∧ !l |     |        _      /   | ヽ    ってチンコに向かって手拍子してあげたら
      / : :V│     |        ̄‐´   /|   l \ 〉    夫ったら泣きながら部屋を出て行っちゃった
    /::: : /´ |      |> 、       ,.ィl: : l   ,'  ヽ    あらあら、何がいけなかったのかしら?
   /'"´ _\ |    | : : : |` - 、 _,. ´ |l: /  /\  /
   レ '´   ヽ!     |ヽ: : :|        V  /   \>
            |   ハ::/rl     ,. -''/  /ー-- 、ヽ

97 :
がんばります。

98 :
愛し合うってすばらしい、Rすると得られる10の効能
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080522_R_benefit/
----
1.ストレスを和らげる
血圧を下げる効果もあるそうです。
2.免疫力を上げる。
112人の大学生で検証したところ、週に1〜2回以上Rをしている学生から高い免疫抗体が検出されたようです。
3.カロリーを消費する。
30分Rをすると85キロカロリー以上消費するそうです。たいしたことなさそうに感じてしまうのは私だけでしょうか。
4.心臓疾患のリスクを低減する。
週に1〜2回Rすることによって、心臓疾患のリスクが半分になることが検証されたようです。
5.自尊心を高めます。
自尊心を上げるためにRをする人も多いようです。
6.恋人と親密になる。
オキシトシン、別名Rルモンというホルモンの分泌を促し、それによって感情が盛り上がり、心が通じ合うようです。
7.苦痛を取り除く。
苦痛を感じるホルモンを押さえる効能が有るそうです。
8.前立腺ガンのリスクを取り除く。
継続してRをし続けることによって、前立腺ガンの発症率が3分の1まで下がるそうです。
9.骨盤底部筋を強化する。
R中に骨盤底部筋に力を入れると、通常の3倍程度の運動効果を得られるそうです。また骨盤底部筋が鍛えられることによって、尿漏れの予防にもなるようです。
10.よく眠れる
みなさん体感したことはありませんか?

99 :
=三≪: : : :. :/     /   ,イ: i |   |    ≪三三三三三三三
=三三|!: :. ://  ,'   ,'   / | i |   |   i   }}三三三三三三=
=三三》: : /,'   i:   i   / | /| :! _ -ーi─'Ti :| !勹}三三三三三三
.三三《 : :i i :  |  i: _厶‐ナ i/  ,rァ≠=≪| | 《三三三三三三=
=三三{{: :| | i   | イ´/___/  ,′   |   :〉 | |  ̄》三三三三三 
=三三{{: :| | l      jf'' ̄〈`       !__/ | |  :}《三三三三三= スレに 誰もいませんよ?
=三三_!| |    \,八   }             jノ| i/ _三三三三三
=三三三》 i ヽ.   \ゝイ´   、         j/|   d三三三三  
=三三三_   \   \     __      /|     《三三三=
三三三三d\.  |\-=≦      ´      イ | i   | }}三三三
三三三三三}} \| |   \、      __..∠r┴-| i   | ii三三三
=三三三三三_ | |   |┴ミ>'´ ̄       _| |   ト、 う)三三
=三三三三三三}_j : |i  :| /     _ -=  ̄ | |   | 《三三三
:=三三三三三三《 ,リ   ! |     /       | |   |  》三三三
:三三三三三三三≫   | |   /     -=.ニ二|ノ   |  _三三=

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