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2012年6月詩・ポエム104: 容疑は詩人未遂 (232) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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容疑は詩人未遂


1 :10/10/23 〜 最終レス :12/05/12
詩人はいない
ただ詩が零れた刹那の背中に
気配としてだけ漂う影があって
容疑は詩人未遂
罪深い僕は君の詩人を断罪して
生き延びる道を探ってみる
君の嘘は汚い
だって詩人だなどと言い切るのだから

2 :
良い詩だと思います。

3 :

 欲しい答えしか拾えないんだよ

4 :
イヤミじゃないよ。
語っている事が心にチクリとささる、さりげなくともインパクトがある文章だと思った。
読んだあとの余韻も心にしつこくなく残る。
上質なワインと言ったら誉めすぎだけど、口に入るもので良いものと言うと、インパクトがあって、しつこくなく、後味を少しだけ残すものなんじゃないかなと思います。
まぁ、ちょっと誉めすぎかもしれないが、小品としてはいいと思いました。
センス何とかのスレでやれって感じだね。板汚しスマソ。

5 :
人は
風の言葉を聞かなくなった
草の香りを知らず
血の香りを知らず
命の理が
傷口から産まれたものだという事を
忘却しようとしている

6 :

対話はしないが
魂には反応する
- - - - 
 名前って 首輪だ
 

7 :
私は
私の領域から
出る事が出来なくなった
広漠とした広がりの
どの場所とも知れぬ
座標の
打ちこまれた一本の釘のために
私はただ風を見つめる
形無き物を
誰もその存在を
把握せぬものを

8 :
チョコレート一個
それが私の夕食
主よ
私はそれだけで十分です。
この香りを
貧しい子供が摘んでくれたのですから。

9 :

ゆらぎとしての
1/こころ
透明な体液が
腐敗だけを恐れている
足跡を嫌っても
浮遊の魔法は落ちて来ない
体温も体臭も消して
抱き合えば本望かと
美学をまとった欲望がささやいていた
聞こえていただろ
影が震えていたもの

10 :
シャンゼン
それは
鈴村晃がクリスタルパワーを発現し
超光戦士シャンゼリオンとなる
現象である

11 :

水晶の眼球
奈落の黒を凍らせて
氷結した痛みに呪われたくちづけを
脳味噌を圧迫する眼球の正体を
この汚物が詰まった左の暗闇を
見えぬのではない
見ようとしていないのだ
変身なのではない
露出の一種だ
なぜそれを
なせそれを
お前は
圧電素子が刻む
退屈なリズムが
アイシテルに聞こえてくるまで
コロシテクレに錯綜するまで
正義とやらを振り回せばいい
血まみれが好きなのが
一体誰なのかは
せめて 言わずにいてやろう

12 :
私は幸せよ。
誰にも真実を理解されないのだから。
濁っているのはあなたの目。
大人になってしまった私には解るの。
悲しい事だわ。

13 :

なぞなぞ
探すんじゃない
するんでもない
してもらうんじゃない
なるんじゃない
願うんじゃない
祈るもんでもない
もちろん言い切るものでも
ただ
ふっと
気が付く
そんなもの
 

14 :
でもそこには希望があると
付け加えておくわ。
あなたも
氷のような悲しみに触れた時
それがわかるわ。

15 :

絶望じゃなかったんだ 
僕らを苦しめていたものは  
ほんの少し残った希望とかってヤツ 
結構可愛い顔して 
残酷だよね

16 :
絶望には慣れていた。
だから希望の扱い方が分からなかった。
それだけだよ。

17 :

ねえ
綺麗事じゃないキスで
僕を殺せるかい?

18 :
無理だな。
あなたは孤独な人間なのだから。

19 :

対話ではないのです
対峙なのですよ
どんなに短くても
僕は血を流し 痛みを感じている
それは言葉という薄情なものに
命を宿らせたいから
それは血ですか
それは粘膜ですか
それが命なのですか
こころが見えていますか

20 :
そこに
私達の心は無い
だが庭に咲く椿も
土壁も
不思議とみな
同じ言葉を発している
私達に向かって漂うお前に
私は名前を付ける事はしたくない
それはかつてこの国に溢れていた
山に 清流に
風の中に 季節の中に
私達の住処を呼ぶ名前
失われた魂の塚

21 :
私は人の目を見ようとしない
私の眼力は
人を殺してしまうから
私は魂を傷つける事を恐れる
でもそれをわかってくれるのなら
私はあなたの瞳を覗き込んでもいいだろう

22 :

気持ちいいは 
痛いの隣りにいて
背中が一番嘘が少ない
嘘ばかりで埋めようとしても
真実は少し混じり
誠を尽くす指先が
隠してしまうものもある
断片

気配としての誰か
心にもない振動を
この魂はまだ検知していない
これっぽちも

23 :
詩を創作する時のコツとか、文章や文法あるいは言葉そのもののチョイスなど参考になるような
事を教えてもらえないでしょうか

24 :

わからない
教えて欲しいくらいだ
きっと聞く耳持たないけど
自分の中に言葉があるのに気が付いたのは
三十路を過ぎたころ
ずっと聞こえていて
意味のないものだと感じていた
見つけたのじゃない
見つけてもらったのだけれど
それ以来
呪いに掛かったように書き続けている
聞こえるもの
落ちてくるもの
直感
脳裏をよぎる風
書くのをためらったものは大体核心に近い
恐らく その核心に触れたら
生きていけないのではないかと思う
だが そのギリギリに近づきたいと
禁断 禁句
自分でも飛び上がる鮮度
抽象に見えて 精一杯の写実
心象というパステルを描き取る
言葉という音の絵の具に飢えている
自分を刺し極上な毒
紅い血の素直な一滴の衝撃
すべてが欲しくて
すべてがあまりに遠い
てな感じ
いや なんでもない

25 :
>>24
なるほど、ありがとうございました。苦悩がよくわかります、同じ詩人として興味があり
聞いてみた次第です。
> 書くのをためらったものは大体核心に近い
> 恐らく その核心に触れたら
> 生きていけないのではないかと思う
> だが そのギリギリに近づきたいと
ここは正しくそのとおり、ためらうという行為は究極的には自死というものだと定義した。
もしくは何か得体の知れない宇宙規模での、いやもっと動かせない何かなのかも。
> 禁断 禁句
> 自分でも飛び上がる鮮度
> 抽象に見えて 精一杯の写実
> 心象というパステルを描き取る
> 言葉という音の絵の具に飢えている
>
> 自分を刺し極上な毒
> 紅い血の素直な一滴の衝撃
> すべてが欲しくて
> すべてがあまりに遠い
時々「書けない」時があります。どう頑張っても自分に偽ってるというか、本物しか
書きたくないという傲りにも似た感情に支配されてどうしようもなくなって筆が止まります。
個人的感想でした。
ありがとうございました。

26 :
詩は経験だと、リルケは言っている。
そしてその経験を忘却した時に、詩は現れると言っている。
コニャックがオーク樽の中で、時間をかけて熟成するようなものかもね。
いや、例えがちょっと安直だ。
詩に至っては、もっと複雑な、科学的熟成をするのだろうから。
5mmさんの詩や思考には、そんな印象を受けるよ。

27 :
>>24
これ自体、散文詩になってるw

28 :
レベルが低すぎて、お話にならない
みんなの詩(ポエム)
http://poems.minna-no.jp/

29 :
5mmさんは、この腐った詩板にあって、貴重な存在だと思います。
まぁ、そんな事は気にしないのだろうけど。

30 :

聞こえてくるまで待つ 
そして捨てる 
ただ それだけだ

31 :
ならばこの雨は
月の涙だろうか
それとも
私の涙だろうか
血が混ざっていないという
矛盾を抱えて

32 :

 
 雨雲が隠したのは光だけなんだ

33 :
少女は
いつ割れるとも知れぬ
薄氷の上で
静かに言葉を紡いでいる
母が
安らかに眠っていられるように
その眠りに今近づいていると
少女は安堵した
助けて欲しいと言う言葉は
少女の脳裏に
浮かばない
吹雪の中に

ああ
あの少年か。
煩わしい生が
この場所に近づいてくる
私を助けたいとでも
言うのだろうか
ならば私達は
薄氷を割って
共に水の中に
一度落ちなければならない
死の隣にある
この静かな祈りから
遠ざからなければならない
私はこの冷たさが好きなのに
あなたは私を命の側に
呼び戻そうと言うのか

34 :

まるでマイルスの途切れ途切れ 
音が空白の装飾音符になって 
まるでマイルスの途切れ途切れ 
ミストーンが尖ったまま突き刺さる
窒息より優しい痺れが
鋭角を忘れていく道すがら
少女という陳腐な魔法が
少年で解毒されてしまう儚さが踊っていた
思考が散乱しながら
ガラス細工の雨に集約した
氷の奏でる真空のアルペジオが
ああ なぜに 最上級はいつも
死の美しさに収束するのだろう
ああ なぜに

35 :
それは
私が
その絶対零度に
触れた事があるからでしょう。

36 :
あなたは私の拙いバイオリンに合わせて
華麗なステップを舞っている。
私はそれを楽しむ者だ。
だが、あなたは私の死の舞踏と
レクイエムの曲に
合わせて舞う事は出来ないだろう。

37 :
今日はこの辺にしよう
盤はどこを見ても、すでにあなたの色に染まっているよ。
次の一手で、俺の石は跡形もなく消え失せるさ。
俺にはそれが分かっている。
それでもこのゲームはなかなか面白い。
いや、元々勝負にすらなっていないというツッコミもあるかもしれんけどね。

38 :

書く前に存在している
この水面に 小さな波紋を落とす影よ
星もない夜を映す微かな波を
どんな目で書き写せというのか
見上げても宇宙
目眩のまま瞼を降ろせば
遠い奈落の風が聞こえる
そんな
そんな世界に
沈黙の前の一滴
書く前に見えた心象
字面などどうでもいいのだ
リズムも韻もすべて
本質に絡み付くコロモに過ぎぬのだ
命を削って詩情を召喚するなど
狂気の沙汰だ
こころであれ
ただこころで

39 :
ありがとう。良い詩を読ませてくれました。

40 :
あなたは俺が尊敬する詩人です。リルケと同じだから。いや、もしかしたら違うかもしれないが、それでも繊細な魂の震えを、感じ取る事のできる人だから。
いや、この言葉も正確ではないかもしれない。思っている事を正しく文章にする、あるいは物事を本当に正しく把握するという事は、人間には究極的には不可能だろう。それでも、その向こうの世界を、敏感に察知したいとは、いつも思っています。

41 :
あの頃見た全て
子供の笑顔
デッキから伝わる振動
ローズマリーの香り
フランスの街並み
人は記憶を忘却から繋ぎとめるために
何かを愛する
味わい

匂いをかぎ
感じ取る
俺はもう一度見たい。
鏡のように見つめ返す無垢を
ストリートの風を
ロマランの香りを
アルザスの家々を
教会の沈黙を
君の瞳を

42 :

それ
結構好き

43 :

僕の名前は平凡
君と同じ
僕の名前は世界
全てみたいな空虚
つまずいた石ころに
驚く人は少ない
風変わりな目をした
名無しの特別がそこにあってさ
 例えば神
 例えば肉を失った魂
 妖精
 あるいは永遠
 そんな架空というおもちゃ箱から
 いつか詩人を救い出して欲しい
 罪深い君の指先でね
ひ弱な君の特別を
ひと思いに握りつぶして
滴り落ちた血のような紅いジュースを
一気に飲み干してしごらんよ
君の平凡は輝き出すから
君の名前は平凡
僕と同じ
自らの背中に付いた名札を
書き直したいと悶えている
愛すべきひとつの滑稽

44 :

       秋は 
          静かな残酷なんだ




45 :

それは気体だった
やがて液体となり
凍りつき
結晶となってしまった
そのさらさらとした雫をどれだけ暖めても
結晶は結晶のまま
元の気体に戻る事はなかった

46 :

それは禁句だった
やがて禁断と化し
汚れて
陳腐な殺し文句に辿り着いた
使い古した魔法には
もう神秘を煌めかせる力もなく
透明に戻ることさえ許されはしなかった

47 :
そんなんじゃねぇよ。(あんたの目を見ながら)

48 :
こういう事は言いたくなかった。
あんたはそれを知らないらしい。

49 :
新約聖書 マタイ伝
聖なる物を犬に与えてはなりません。また、豚の前に真珠を投げてはなりません。それを足で踏みにじり、向き直ってあなたを引き裂くでしょうから。

50 :
一言で言って、あんたのやっている事には品がない。
おれはそんなの期待していない。

51 :
はちさん何を怒ってるん?
よう分からんけどこれやったらまた怒るんかな?
でもいいや書きたかったから書いちゃうよ?

52 :
「雫の結晶」
凍りついた雫
人それを結晶と呼ぶ
とはいえ凍りついた全ての雫が
結晶と呼ばれるわけではない
正しき配列によって凝り固まった
一部の雫だけが結晶と呼ばれるのだ
この場合の正しさとは
自然と同義のものである
何処かより滴る雫の溜まり集まる所
静かに蒸発するその雫の水分に
取り残された成分が
ダレの手にもよらず
時の腕にあやされて
純粋な微粒子を見出す
人の目には止まらぬその微粒子が
やがて互いに寄り添いあい
しっかりと結びあって
純粋なより大きな結晶へと
育まれる
その結晶は千差万別
その絆は
ある時には非常に脆く
ある時には非常に頑強に
またその色も
限りなく透明な物から
光を貪るような物まで
それぞれの成分によって
様々な違いを見せるけれど
取りだされたその結晶は
正しく純粋に凝り固まったその結晶は
もはや元の雫には戻れない
凍りついた結晶は融かせても
捨て去ったささやかな混濁を
正しく戻すすべはないのだから

53 :

過度な賛美も過敏な嫌悪も
深くて強いシコリの証でしかなくて
ある種の美への憧憬と
限りない無への畏れなのだろう
詩人という枕詞に含まれてしまう
あの美学という歪んだ気取り
それが魂の限界 
そう 密やかなる現実の風の音
ここにあるのは非晶質の透明
反射神経の純情
含まれた不純物はそのまま
血の紅の鮮烈
吐く息の生臭さ
神だろ?
君を狂わせるのは
その首を絞めつけるのは
殺意の切っ先の向こう側
何が見えたのか
一体

54 :

 邪悪という不純物
 雪の美の遺伝子の半分は



55 :
液体が結晶になるとは、あの覆すことのできない不可逆変化、死だよ。
生きている時以上に、死者の魂は私たちの心の中で、星のように強く輝くものなんだ。
それが何なのか、二人とも分からなかったのだろう。

56 :
死はどうあっても厳かだ。それを汚い言葉で辱めるならば、俺はあなたを否定しなければならない。
それだけの事だよ。

57 :
悪いが俺は神は恐れていない。ただ自然の法則がある事だけを知っている。こいつは良く出来ているし、出来損ないの部分もある。古代の人々はそれを神と呼んだ。

58 :
悟りの深いあなたなら、気付いてくれるだろうと思っていた。
それだけだよ。

59 :
それから、俺は自分が詩人だと思った事は、もしかしたら一度もないかもしれない。

60 :

答え合わせは教科書に任せよう
謎解きはポワロの灰色の脳味噌に
省略するのは無限を描く為じゃないのか
伝わるのは何かしらのシンクロがあったからで
伝われと強いて何が残る?
相手の愚鈍か
暗喩の独りよがりか
自らの発した 「の ようなもの」について
問われても答えるつもりはない
それは自殺行為だから
一滴だから世界たりうる
僕は鏡だ 
ただの鏡だ

詩人は名乗るものではない
背負うものだ

61 :
どうやらこの客は、テキーラの味を知らないらしい。
マルガリータの意味も。

62 :

乱反射 雨 夜ごとの孤独
割れたガラスの破片が描き出す
不自然な愛撫
殺意を含んだまま
粘り着いた抱擁
黙り込むことが敗北に似ていると
古びた価値観がそそのかす
不邪気と無意味の混ざった暗号が
喧噪の中に迷い込み
僕は当たり障りのない毒で
相づちを振り回していた
ダイヤより謎めいた光沢が
普段着には似合わないひ弱さで摩耗する
一つ覚えのジントニック
ほろ酔いの手前の駅の名前
いつも思い出せずに
千鳥足は手近な愛を踏みつぶした
近似値の朝
帰り道の悪夢
窒息の後の真実
一番雄弁な絶対零度の

63 :
真実なんてものは、俺にはないよ。

64 :

何も感じないんだ
だってそれはただの言葉だもの
裸になれないのは当たり前だ
だけど
裸にならないのは致命的だんだよ
痛みでない言葉など
衝動でない求愛など

65 :
詩人とは、背負うものではないのだ。
人は愛する者を前にした時、詩人になると、最大の詩人は言った。
それは突然背中に宿る翼なのだ。
私達は、それを自らの意識で広げる事はできないのだ。

66 :

 自分の拳を振り回せばいいじゃないか

67 :
あいにく、あなたのために抜く太刀を、俺は持ち合わせていない。
そもそも俺は詩人ではないのだから。

68 :
それに俺だって君の詩人を断罪したい。
君だって屁をこくんだろ?

69 :

飛び切りのヤツで頼むよ
頸動脈を切り裂くような残酷をね
ついでに
その執着の根元もアカラサマに
しちゃあくれないだろうか
期待してるぜ

70 :
と、秒速5mmの1は言った。
を漏らしながら。

71 :
ちょっとお聞きしたいのですが、秒速5mmさんは、東京在住ですか?ついでに言うと、Nの関係者ですか?

72 :
本当は、あなたはつまらない事をやってるなと、俺は思っています。
あなたは本当に誰かの詩人を否定しなければ生きていけないのですか?
それはリルケが言ったような、必然から生まれる芸術なのでしょうか?
私にはそれが遊戯に見えてしまう部分が、どうしてもあるのです。
だとしたら、俺のようなつまらない人間を相手にする必要もないと思うし。
自分の詩を書く事はしないのですか?

73 :
裸になれないのは致命的だとあなたは言いました。
確かにそうかもしないし、勉強になったとも私は思いました。
しかし私はあなたにとってそうする価値のある人間ですか?
もっと別の、あなた自身の人生にとって大切な誰かはいないのだろうかと、私は思うのです。
俺にも言える事ですが、ここでやっている事は、どんなに大人びていても、児戯の域を出ないと、私は思うのです。
あなたにここを卒業してもらいたいと、私は心密かに思うのです。
30パーセントくらいの、あなたの言葉が読みたいという気持ちは別にしてです。
押し付けがましい意見で申し訳ないです。

74 :

僕は新しい詩集を作ろうと思った
ノイズにまみれたコントロール不能な詩集を
風に 空に 月に 夜に
まるで発情のような詩情に
その挑発に
僕は返詩し連歌し続けてきた
爪を立てたのは
もちろん粘膜だ
迫真に持ち込まない限り
一体 共犯者は血を流してくれるだろうか
リハーサルなどない
ここが舞台だ
今の全てが本番だ
を脱げ
恥部を晒せ
見苦しく叫べ
惨たらしい涙を流せ
その全てが
名無しの詩集の一部なのだから

75 :
私は誰だって詩人だと思っています。
苦しむ時も、健やかな時も、白人の子供も、黒人の子供も、大統領も、娼婦の女の子も。
いや、悲しい事を知っている人ほど、詩人なのではないだろうかとさえ思います。
あなたの悲しみは一体なんなのですか?
えげつない露出や暴露だけが詩になるのですか?

76 :

夜は詩人より嘘が少ない
もっといろんなカラフルで
君の黒を描きたいんだけど
こんな透明の真似事は
僕にはまだ無理みたいさ
一人称単数に
もう迷うことはない僕がいて
遠い街の灯や
人工衛星の濁った点滅や
体液とか求愛とか
いろんな空耳が聞こえていて
静寂が楽しくて仕方ない
聞こえもしないサイレンが
ブルーノートをくすぐるような
終わらないブルースを
僕はまた夜に返す
カナシイやアイシテルを
羅列した流行歌が
言葉を偽物にしてしまう前に
ひとりの詩人を殺そう
詩人がまた 
生まれ直すことを祈りながら
 

77 :
剥かれる蓑虫を覗き込む
その慄きに耐えられたなら
蓑虫は詩人になれるのだろうか

78 :
それで気がすんだかい?

79 :
微笑んでいる人を俺は愛する。
それは悟りの浅い人間の好む嘲笑ではなく
悲しみやさびしさを
既に知っている上でのほほえみだ。
悲しみはなぜか
人の微笑をやるせないほどに美しくする 俺はそういう微笑を沢山見てきた。

80 :
悲しみの中で浮かぶ笑みは
ストレスからの逃避行動です
加害者へ向ける弱者の笑みは
敵意を和らげんとする媚態です
美しさを騙る心根のなんと貧しく浅ましきこと

81 :
>80
ストレスからの逃避が何故いけないのか、加害者の敵意を和らげる事が何故いけないのか宿題です

82 :
それでもあなたは涙を感じる時があるだろう。

83 :
自分では信じられなくともね。

84 :
主よ お許しください
聖なる物を犬に与え、
豚の前に真珠を投げてしまいました。
主よ 愚かなる行いを お許しください
主よ お守りください
主のお言葉を踏みにじりしかのものが
主のか弱き徒を引き裂くことのないように

85 :
信じてないくせに許せなんて勝手だね

86 :

この肉体の中で沸騰する
ハラワタの腐敗臭が
嫌いでたまらないのに
望んだのは 何も求めぬ心だったのに  
拾ったのは すべて欲しがる指先だったって
まあよくある笑い話さ
なんという素敵なカオス
偽善者が罵り合い
神は魂と引き換えに
免罪符を刷り続けている
詩神は下品な皮肉を量産し
気取りが過ぎれば
ダンスは間抜けを振り回す
罰ゲームに成り下がる
偽物だけが持ち合わせる
サミシサゴッコへの入場券は
売り切れることはない
さあ諸君
リリックが睾丸と子宮を
祝福し続ける限り
帰り道は見つからない
安心して狂いたまえ

87 :
大丈夫。俺の偽善は暴露されるさ。
まぁ見てろ。

88 :
はちは何がしたいの?
最初は面白かったのに、今じゃ不快。お荷物。
荒らしにしか見えんわ。
秒速の魅力を引き立てる、ような荒らしは君にはできないのかい?

89 :
そうだな。
そういう道を探るべきだった。
いや。
あと戻りはできないだろ。
罰はちゃんと受けるさ。
真実の探求の手助けの、これ以上いない先生だものな。

90 :
俺は十分に語った。
そこにはちゃんと形があると思う。
秒速さんがどんなに否定しても、変わらないものは変わらない。
俺はそれを理解して微笑むだけだ。

91 :
あなたは本当の孤独を知ってる。同じように秒速もそれを知っている。
死ぬではないぞ。

92 :

トイレに見つけた ポツリ ということ
ほかに気配もないとき人は
存在してもいい という感触を
必死で思い出そうと
アノコロという架空に逃げ込んだりする
見えることは伝わることじゃなくて
暑いのか寒いのか
痛いのか痒いのか
そんな至近距離を
共振出来ないもどかしさが
言葉なんて魔物を孕ませたんだろう
ミトコンドリアイブの末裔が
遺伝子染み付いた
サミシイを叫び続ける朝
綺麗なだけの嘘に体温を宿らせたいと
残酷な絵の具を欲しがる指先が
少しかじかんでいる
 

93 :
私は鏡にすぎないのだ。
あなた自身の心を投影する
スクリーンに過ぎないのだ。

94 :
あの頃は、一体いつ架空になったんだ? 俺は死んだおばあちゃんの夢を見た。
必死で言葉というもので少し奇妙な形を作り出そうとする事に、躍起になっているように見えてしまう。
あなたは彫刻家なんだね。

95 :
出来る事なら結婚して、家庭を持ってください。
そしたらもう2chなんかで苦しい思いはしなくていいと思います。
人生の無駄遣いもいい所です。
いや、俺にも言えるか…。
俺の言葉でそれが陳腐にならないように、今言った事は忘れて下さい。それでもあなたの人生にも花が咲いていているという事を忘れないで欲しいとも思います。

96 :
>95
2ちゃんをやるようになって前よりマシになった人にかける言葉が宿題です

97 :
なるほど。俺ほど空気の読めない奴はいないんだな。

98 :
スランプ
書き逃げ犯は現場に戻り
名無しの文責は心とIPアドレスに刻まれ続ける
逆上はすぐに糞尿まみれの天井に張り付くけれど
正論同士の飛ばした唾は
モザイク模様の世界を模すだけで
血の流れない解法を求めるロジックは
デッドエンドの手前で
無限ループの思考停止に逃げ込むだけだ
言い切れば嘘
口ごもれば卑怯
消せない恐怖と
消さない強がりの
描き出した僕らという混沌
箱庭に見えた苦痛は
命の至近距離にあり
時代遅れの精神科学の
被験者と鏡像は
自らを占う易者の滑稽をなぞってしまう
痛みも高揚も
相れば限りなくゼロに近い微かに
揺れるだけなものを
言葉に依存し 人に依存し
アイシテルに依存し 抱擁に依存する僕らの
この場所に偶然辿り着いた訳でもあるまい
魂はきっと同じ場所でつまずき
脊髄反射だけが前世と繋がっていたのだろう

99 :
季節が変わろうとしている。
風はつぼみがつぼみであろうとする事を許さない。
種が種であろうとする事を許さない。
太陽は焼け付く日差しで焼くだろう。
闇の中で眠る方が幸福なのかもしれない。
それでも季節は私達に命じる。
伸びよ、葉を広げよ、咲け、愛せと。
誰の元にも風は吹く。
それはあの懐かしい微笑。
それはつぼみがつぼみである事を許さない。
種が種である事を許さない。
私達は生きている。

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