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2012年6月医療業界6: キョーリン (9) (525)
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キョーリン (9)
- 1 :12/03/09 〜 最終レス :12/06/06
- どうぞ
- 2 :
- 沢井製薬に敗北
- 3 :
- 薬業界で敗北濃厚
- 4 :
- 子会社イジメ部門では優勝
- 5 :
- 今年が明暗を分ける年だな
勝ち組か負け組になるかをな
- 6 :
- だから勝ち組にはならないって!負け組確定あとはいつまでもつか
早く統合先を見つけないと株価も配当も無くなっちゃうよ
- 7 :
- ジェネリック独り負け
- 8 :
- 子会社イジメでは業界トップクラスの陰湿さ
- 9 :
- 中途使えない
- 10 :
- >>6
勝ち組にも負け組みにもならないさ
勝ち負けを決める土俵に乗らない
経営だから
- 11 :
- もうネタ無いからこんな新スレ立てなければ良かったんじゃね
- 12 :
- >>11
お互い罵るのも飽きた。
何を言ってもこの会社は口だけ、
諦めたんじゃね?
- 13 :
- 狂淋病
- 14 :
- 何か新しいことをする有能な人の足を引っ張りつぶす文化がある
これは社員に能力の無い政治家が多い証拠だ
能力の無い人間は目立つやつを嫌う
結果何もせず成果もないがエラーもない政治家が出世する
出世した無能な上司が有能な部下をつぶす
もうこれが完成されてしまっている
今の杏林に自浄能力は無い
外部の風を入れるか外部の傘下に入るような荒療治が杏林のために必要だ
- 15 :
- アホらし
- 16 :
- >>14
例えはともかく、それなりの規模の外資に買収されたら良いと思う。
有力な内資系でもいいけど。
- 17 :
- 16>
私たちのようにある年齢以上の人間にとっては非常につらいことだが、
若い人たちの将来を考えると、やはり当社は早めにどこかの傘下に入る
決断をした方がよいと思う。このままジリ貧になれば足元を見られて
買い叩かれるだろう。まだ先の長い若者につらくみじめな思いをさせたくは無い。
- 18 :
- そうですね。会社全体に地位が上ると
何でも許されるような風潮があるように思う。
営業、開発、製造全てに蔓延しているようだ。
・・・そしてオーナー一族も自覚がゼロ。
- 19 :
- 日本人はまじめだね。 どんな糞会社に勤めていても、本当に熱心に一生懸命
仕事をこなす。
これがギリシャとかだと、こんな糞会社で働いたって 意味ねー とか言って
せめて給料だけもらって、あと仕事するふりだけして、適当にやろー とかなんだろうけど。
いやギリシャだけでなく それが世界標準なんだろうけど。
俺は世界標準を実施してるよ。 会社にいって適当にネットして、それから、外を散歩して
そんで資格の勉強をして、16:30ころには帰る支度をはじめて、それで18:00
には帰宅する。 それで年収600以上貰えているんだから いいや ってなかんじ。
今600とか 700とかもらっている人って全国的には結構少ないと思う。
どうせ働いて多く給料もらっても 社会保険と税金が高くなるばかりだろ。 それに
65歳くらいの社員(嘱託とか)に給料がまわっちゃうんだから 身を粉にして働いても
自分の給料にはならんよ!!
- 20 :
- >>19
おっしゃる通りこの国の未来に期待はもてないよね。
政治家がだらしなさ過ぎる。
民主、自民ともに・・・
この後、万が一大阪維新の党の橋下がでしゃばってくれば、特に税の観点から働く気力なんて無くなってしまう。
その万が一に備えて私は他国への移住を真剣に考え出しています。
- 21 :
- >>20
ここ、国政批判の場じゃないんだけど・・・
- 22 :
- ありゃオセロの中島と同じだ
女占い師に洗脳されている
しかもまだお友達とかぬかしよる
とっととハワイに逝ってくれ
こっちはまじめに働くのがばかばかしくなる
- 23 :
- >>22
何の苦労もなくして大金手にした奴等
ハワイに脱出するのか?
- 24 :
- 裏切り者発見
- 25 :
- >>24
誰が裏切り者何だ、おばさん
- 26 :
- 結局リメは今後どうなるんだ?
来年の方針よーわからん。結局下請けになるのか?
- 27 :
- うちの実力と設備では受託は無理だろ
- 28 :
- 受託なら楽勝で出来るぜ
- 29 :
- 自分を言われていることが悪意と捉えると
自己防衛と正当化の為にありとあらゆる手段で
徹底的に排斥しようとする、そんな前近代的な
経営者や大株主が考え方を改めない限り、
これからの時代に企業は生き残れないだろう。
「ロシア」、「中国」、「北朝鮮」などを
見ても明らか、時代は権力ではない。
- 30 :
- >>18
>そうですね。会社全体に地位が上ると
>何でも許されるような風潮があるように思う。
前スレで新薬価制度の事を書いた部外者だけど、どうも、同属会社系って、地位が上がると
やりたい放題できる事が多くて、まず地位を得ようとするみたいだね。
私の在籍した国内大手製薬の創業者は、武田の様に会社を大きく立派にして、自分の工場から
たくさんの製品が出荷される事を夢見た人だった。それで、従業員には、使われていると
思わず、自分で運営していると思って仕事をするように、と言って権限を委譲していったらしい。
閥を作らず、役員の子弟を入社させず。
もう私が入社した時には、創業者は亡くなっていて、創業者の名前すら言う人はいなかった。
ただ入社の際に創業者の13回忌か何かの時に作成された言行録の本を渡されただけだった。
で、そんな社風の会社だったから、ま、若いころから、心有る同僚達は、これじゃ会社が
ダメになっちゃうよ、とか、俺たちが薬を作らなかったら、会社が潰れるだろう、とか
生意気な事を皆口走ってた。なかなか、薬は作れなかったけどね。
そんな感じだから、上の人達の批判も陰ではしたけど、上の人も、上になったらやりたい放題、
と言う事はなかったと思うな。むしろ、上になるほどプレッシャーを感じてたと思うけどね。
下が何も言ってないわけないから。
新薬価制度は、新薬の製品寿命が10-15年。つまり30歳の人が上の顔をうかがって新製品創出を
怠ったら、45歳になったらもう、新製品は何もなくなる制度。つまり、自分達の飯の種は
自分達で探して作らなくてはいけない。今新製品がある会社に勤務している若い人も、上の顔色
だけ伺って出世しても、本来の仕事をしていなければ15年も経てば、地獄を見る制度にしたのですよ。
だから、早く健全な会社になるように、上に働きかけた方がいいよ。
この事に気づかなければ、中堅と言えども大手と言えども、楽に会社がる制度だから。
- 31 :
- それから私の在籍した会社の創業は1923年で、杏林と同じだったと思うけど、
今の規模は国内大手と国内中堅と大きく差がついてしまったね。
経営者次第、オーナー次第と言う気がしないでもない。
- 32 :
- >>30
そうなるとリメディオや本社部門に加えて、開発部門もMRも不要資産となる予感。キプやムコ、ペンタサじゃもうダメ
- 33 :
- ↑飛躍し過ぎだろ
そうなったらキョーリンそのものが無くなってしまうじゃないか
もっとも、近々に有力大手に買収されたいと言うのが本音なんだけど
- 34 :
- もう既に地獄がすぐそこまで迫ってきているのに
大株主どうしの内紛、役員・社員の保身活動、子会社いじめ・・・
内向きすぎる・・これでは到底生き残れない
- 35 :
- こんなことをしている間に
>>30の言うように死を迎えるだろう
それも突然に・・・
- 36 :
- 24のように一番の大株主さんが2ちゃんねるの書き込みに
いちいち茶々を入れる。そんな暇とお金があるのなら
何十億もドブに捨てずにもう少しマシな会社を買うなり
事業投資するなりできるはずではないかな。
稼ぎ頭のキョーリン製薬も開示情報が全てなら
ペンタサなどの活性化に喘息とCOPDの吸入剤の
導入・・・これで本当に生き残れるのかね?
特に喘息やCOPDの市場はグローバル外資が席捲
している領域。どんなに逆立ちしてもつけ入るスキは無いよ
- 37 :
- ジェネリックはダメ、空気清浄機に至っては事業の体を成していない。
海外開発拠点もダメ・・・創家はやりたい放題・・・何で株価が高いんだろ?
- 38 :
- 部外者の続きだけど、そもそも、製薬協はどんな風に中堅・中小に話をしたのか?と思う。
私は、国内薬剤費は不変のまま、長期収載品を後発品に置換する事で得た財源を
特許期間中の薬価維持に使う、と考えた。それにより、新薬創出効率の高い企業は、早期に
研究開発費を回収し、さらに研究開発投資ができる。特に自社研究品が多く創出されれば、
結果として海外での開発販売により、海外における収益が拡大し、国内に法人税が還流される。
この法人税は、まわりまわって、国内医療費に充当されるので、国内医療費の約20%が国内
薬剤費とされたままであれば、国内薬剤費も増加するので製薬会社は正のスパイラルを得られる。
同時に国内医療費の財源も増加するので、政策的にも受け入れられるはずだと、言う事だった。
国内新薬メーカーを見ると、@大手(武田、アステラス、第一三共、エーザイ、最近は大塚)と
A準大手(大日本住友、塩野義、旧三菱ウェル、旧田辺)の81−05年までの業績を分析すると
自社研究から新薬が出て、海外開発および販売までこぎつけ、営業利益および経常利益の高い会社は
成長し、大手および大手の構成会社になった。一方、自社新薬の乏しかった会社は、
海外進出も出来ず営業利益および経常利益も少なく、かつては大きかった所も準大手に転落した。
ここからは、かなり刺激的なのだけど・・・日本の医薬品産業の国際競争力強化には、
大手が準大手を子会社化して、準大手のブランドで後発品をやる。準大手の研究開発部門に
大手の研究開発部門から人を送り込んで、生産性を上げる(親会社は、生産性が高かったから
大きくなったわけだから)。また、子会社となった準大手の自社品は大手の海外部門が
開発・販売をする(子会社が自前で海外部門を作るのは大変だからね)。
- 39 :
- 子会社となったとは言え、新薬の創出効率が親会社の大手を上回った場合は、給与や
ポストは親会社を上回る事も可能と考える。(自助努力で成果を上げたら、資本の親子に
関わらず、会社ごとの成果に基づき処遇するから、自分達のできることから着実に、
かつ皆で協力して成果を上げようね、ってこと。どこかの会社みたいに、子会社を
親会社の人材のゴミ箱にしたり、子会社をいじめるなんて、そんな非効率な発想は持ってない。)
準大手は、自社新薬創出が劣っていたため海外展開も出来なかったが、国内の製造販売は
きちんとできるので、そのブランド(大日本、塩野義、田辺等)で後発品をやればいいでしょう?と。
で、アムロジピンの後発品を20社以上も出すために、同等性試験をやって、臨床開発費を
使うくらいだったら、準大手の後発品会社3社程度に集約して、同等性試験の臨床開発費は
新薬のP2aに使った方が、建設的でしょ?という意見だったのです。
- 40 :
- ワード等に下書きせずに、カキコの枠にそのまま長文を書いているので、読みにくい文章が
あるけど、許してくださいね。
で、子会社化された準大手の新薬の国内販売製造は、子会社のまま頑張ればいいんじゃないの?とね。
アステラスと第一三共の合併という話もあったけど、さすがに合併を2回繰り返すのは
日本の企業文化だと様々な面できつい。しかし、国内新薬メーカーの国際競争力を
高めるためには、まだ再編が必要、だと思っていた。そこで、大手+大手ではなく、
大手+準大手&新薬価制度、という風に考えたのが05−07年頃の話。ただし、これは私の趣味ね。
ところが、現時点まででは、準大手の大日本住友と塩野義は、自前で海外進出に走った。
大手は自社新薬の創出効率が準大手より良いので、海外に進出したけれども、規模的に
海外開発を単独で行うのがきついから、アステラスや第一三共の様に2社合併を選んだ、
と私は思っていた。ところが、大日本と塩野義は何を思ったか、大手が海外進出で
利益を上げているから、自分達も、と思ったらしく海外進出をしたのではないかと思う。
え・・・それ、海外進出の前提条件がそろってないけど大丈夫?と思っていたら、
やっぱり大日本住友も塩野義も大変らしい。
- 41 :
- しかし、さらに驚いたのは、準大手どころか、中堅までが海外進出と!?
他産業では、人口減少による市場の減少を補うために、アジア等の海外に進出して
いるけれど、医療・介護関連業界は、団塊の世代のお見送りが終わる2030年ごろまでは
市場は伸びるはずなんだ。医療・介護費の「増加の抑制」はあっても、「絶対額の抑制」は
ありえないのではないか?と。
中堅・中小新薬メーカーがすることは、もっと別なのではないか?と。
さて、週末にハウスダストを大量に吸い込んで、呼吸器アレルギー大爆発なので
今日はこれくらいにしておきますが、追々中堅・兼業・中小新薬メーカーの方向性と
後発品をどのように考えていたかを、書いてみたいと思います。
- 42 :
- しかし、このスレ見ていると、部外者ながら、大学の同じ研究室出身で野木にいる、
ブンチャンと、○○マルサーン、の二人が心配だ・・・
- 43 :
- 38〜41>>
そうした分析が当てはまらないのがこの国の産業なんだなぁ。。。
そもそも規制当局が自らのことしか考えていない。
製薬協なんて、全くもの申す提言ができない。
その他の製薬企業の集まりも全て同床異夢・・・この国じゃ無理。
ここで書くだけ無駄ですよ。
- 44 :
- 確かにここではマスターベーションだ
だが、支配された企業とは上手く行ってないのは事実だ
- 45 :
- 44>>
支配、支配って言うけれど、あなたは自ら会社を
動かそうと努力したわけ?それなりの実績を上げたわけ?
親会社が悪い、何が悪いと言うけれど、それでも実績を
上げている人がいるでしょう?
なるほどこの人の言うことなら・・・と言うだけの実績も
ない人間が何を言ってもただの不満、負け犬の遠吠えだよ
- 46 :
- 野球だけやったら?
- 47 :
- >>46
あなたも同じ穴の狢。嫌なら辞めれば?
変えたいのならこんなところでグダグダ
言わないで正々堂々と会社を変えなさい
- 48 :
- 変わらんぞ、ココは
- 49 :
- >>48
君もね。負け犬の遠吠え。負け組。
- 50 :
- 447はだれですか?
- 51 :
- ジェネリックに本気出す以外キョーリンの生き延びる道はない!!
- 52 :
- 部外者ですが、体調が良くないため、先日までの続きではなく、少しだけ後発品について書きます。
特許期間切れの薬剤費を削減し、特許期間中の薬剤費に充当し、全体としては中立。
と言うのが、新薬価制度のコンセプトのはずです。
ですから、簡単に以下の2種類の新薬メーカーがあったとしましょう。
A、業界平均よりも特許期間中の薬剤比率が多く、長期収載品比率が少ない
B、業界平均よりも特許期間中の薬剤比率が少なく、長期収載品比率が多い
長期収載品から後発品への置換が進めが進むほど、売上が伸びるのはA、苦しくなるのはB。
にもかかわらず、Bの会社が案外多く後発品に進出している。
いくら自社他社の長期収載品を自社の後発品に置換した所で、それによる薬剤費削減分は
特許期間中の薬剤費に充当されるのだから、得するのはAの会社であり、Bの会社は後発品
など普及しない方がよいでしょ?
それから、沢井の利益率が高くなっていることを指摘していますが、そもそも、後発品の
利益率が、導入品であろうと新薬の利益率より良かったら、誰が新薬を作りますか?
今回の新薬価制度の正式名称を考えても、新薬創出加算なわけで、後発品メーカーが
新薬メーカーよりも利益率の高い状態を長く放置するわけはないと思いませんか?
私が意思決定者なら、どこかで修正を入れます。実際に最近、後発品を売り出す時の
価格が7割から6割になったとか、なるとか、という話が出てるでしょ?
- 53 :
- 後発品はどこまで行っても、従来ある長期収載品を安価に供給する価格だけの勝負。
新薬は導入品と言えども、医療に新たな薬物療法の武器を追加する価値がある。
この2つの薬剤の価値が、現在逆転して見えるのは、新薬価制度により、新薬創出を促進
するために、後発品を普及させて、長期収載品に頼る経営から、死に物狂いで新薬を
創出する経営に向けさせるための褒章と考えられませんか?
とすれば、長期的には新薬をやってた方が、実入りがいいはずなんです。
そのための、新薬価制度だから。
新薬創出効率の良かった大手に、新薬創出効率の悪かった準大手を子会社化させ
その子会社のブランドで一気に後発品を普及させれば、準大手の後発品による
薬剤費削減は、大手の特許期間中の新薬の価格維持費に回ると考えたのです。
もちろん、新薬創出効率の良い中堅・中小の息の根を止めないように、と付け加えて
おきました。だから、竹中さんも言っていたとおり、これからは、新薬創出効率の
高い会社がどんどん伸びることができる制度のはずです。中堅・中小でも重要なのは
身の丈にあった新薬創出効率なんです。
- 54 :
- >>52
>>53
別の掲示板で語ったら?
- 55 :
- 確かに読むのも面倒くさい・・・
しかも何を言いたいのかも分からん・・・
- 56 :
- >>54
キョーリンがいかにダメな会社かってことを
高い視点から語ってくれているんだからいいじゃない。
ま、バカにはわからないだろうけど。
>>43,>>45
実績を上げている人とやらを教えてくれ、○ちゃんよ。
- 57 :
- そんなものおらん
- 58 :
- 理解いただける方と、理解いただけない方がいて、さて、続きを書いていいものか?
と思いますが、続けます。
日本の産業は、科学技術レベルや為替水準などにより、第一次産業中心から工業へ
その工業も輸出産業は、繊維、精密機器、自動車などへ移行してきました。
しかし、95年のプラザ合意で、1ドル240円から現在の80円台まで上昇する事により
労働集約的な組み立て加工業では立ち行かなくなってきています。
次世代をになう産業は、研究開発型の産業だと考えています。また、そう考えられて
いると思います。研究開発型産業とは、長期の学校教育を受け高度な専門知識を得た
人材が、企業においてその知識を元に試行錯誤を繰り返して、ようやく製品が創出される
ものです。
したがって、製品価格における研究開発費率が高くなり、研究開発部門の比率も高く
なります。新薬の場合、製薬協の試算では、少し前は約2万分の1、最近では約3万分の1の
成功確率と言われています。この成功確率の低さが、日本の現在から近未来の産業構造には
適しているわけです。また、この成功確率(歩留まり)の低さを如何に高めていくかが、
企業の生産性を決める訳です。
新薬メーカーの研究開発費は著しく高く、設備投資は相対的に他産業より低くなって
います。すなわち、製造業でありながら、実際の製品の製造費用は他産業ほど大きくない。
したがって、製造費用のコスト削減競争では、大きな生産性の向上は見込めません。
日本は高齢化していますから、昨日記載したように、団塊のお見送りが終わる2030年ごろ
までは医療・介護費は増加の抑制はあっても、絶対額は増加せざるを得ない。この費用は
社会保障費として、なるべく削減すべきものとして少し前まで扱われていました。
したがって、国内薬剤費にも削減圧力が加わっていました。しかし、私にはいたずらに
削減するよりも、義務的な費用とみなさず、意志を込めた投資とみなした方がいいのではないか?
と思ったわけです。
- 59 :
- すなわち、国内薬剤費をより投資効率のいい分配方法にすること。新薬の創出効率の高い
企業により多くの資金を配分する事により、さらに研究開発に投資してもらい産業の
中心に踊り出てもらおうと思ったわけです。そして、国=厚生労働省もこの案に、どうやら
乗ったらしく、新薬価制度の試行に至っている訳です。
ですから、新薬の創出効率の高い中堅や中小を追い詰める気持ちなどさらさらないわけです。
しかし、一方で、新薬価制度により、大手、準大手もさることながら、中堅・中小は
大きな経営戦略の見直しを迫られた事も事実でしょう。私は理由があって、5年前の2007年春から
沈黙を始め、2007年秋にはこの業界を去って今に至っています。もし、この業界にいれば
新薬価制度構築時にももう少し意見を出したでしょうし、新薬価制度開始時にも、準大手、
中堅・中小の経営戦略について、何らかの考え方を出したと思います。
目的は日本の医薬品産業の国際競争力強化によって、医薬品産業自体を日本経済の中心の
一つにすることですから、いくら各社の自主性に任せると言っても、背景を理解してもらわず、
とんでもない方向に行ってしまうのでは困ります。もちろん、私一人の意見が正しいわけでは
ありませんが、新薬メーカーの団体である製薬協加盟70社弱が、それぞれ体質を強化してこそ、
日本の医薬品産業全体の国際競争力強化になるわけです。
少し昨日の繰り返しになりましたが、とりあえず今日はこれで終わります。
- 60 :
- だから物書きにでもなりなよ
- 61 :
- >>59
製薬協加盟?それじゃだめだよ。
しかも、ここで語っても意味無いでしょ?
他で2ちゃんでもBlogでもSNSで語れよ
- 62 :
- 聞く価値のある話だと思う。
キョーリンが今後どうすべきか示唆に富む話だ。
それを頭から関係ないと拒否拒絶して。。
人の意見を素直に聞かないからうまくいかないんだよ。
- 63 :
- ・・・・しかしこの話の流れだと
キョーリンはジェネリックをすべきではないということか
新薬創出に資源を集中せよということか
それとも大手か外資に飲み込まれろということか
- 64 :
- 結論、大手か外資に喰われろと言う事だ。
昨日のミクスオンラインの記事で現場の薬剤師に対する緊急アンケートの結果が出てた。
ジェネの採用を増やす意見は半数以上に上ったが、採用したい企業は
ファイザー、第一三共エスファ、明治製菓ファルマが上位3社を占めた。
ただ、安定供給部門では沢井がトップだったがな。
まぁ、つまり、リメディオなんてこの後発ブームでも蚊帳の外ということ。
杏林製薬だって新薬も無い。
このような状態の会社は早々に有力な大手の傘下入りした方が賢明だと思う。
- 65 :
- >>64
おっしゃる通りでございます
- 66 :
- えっと・・・前スレに答えは書いておいたのだけど、説明が足りない部分もあり、
本スレとの重複も多々あるけれども、前スレに書いたのをコピペしておきます。
ちなみに、私は過去5年この話題について書かれた解説書や雑誌の投稿を読んでいませんし、
現在はもう各社の製品パイプライン、長期収載品比率、後発品売上等も知りません。
5年前までの知識で書いているので、ずれが生じている可能性があることをご理解ください。
前スレ→ http://logsoku.com/thread/anago.2ch.net/bio/1319826864/
891 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2012/02/26(日) 02:22:52.88
そこで、新薬価制度の発想がでて来たわけで、日本の医療用医薬品の薬剤費は薬価と言う
公定価格でコントロールが可能。新製品創出効率の悪い会社から良い会社へ、資金を
移動させてしまえば、日本全体の新薬メーカーの生産性があがり、結果として海外からの
売上が伸びて、国内に法人税として還流できるだろうと。
医療費の半分は税金、残りは社会保険料で、言ってみれば半公的資金なので、海外で売上を
伸ばして法人税を還流されれば再び医療費に使える。その医療費の約20%は薬剤費なので、
好循環が期待できると。
こうすれば、準大手もまず新製品総出力を高め、海外進出は国内大手に導出するとか考えるのでは?と
なんと言っても準大手に転落した原因が新製品総出力の相対的弱さだったからね。
と同時に、新製品創出力の勝っている大手は、新薬価制度で恩恵をこうむるが、
その収入の増加分をさらに研究開発費に当ててもらえればと。
だから、新薬価制度は、見た目【大手4社案】と言われるけど、実質は【新製品創出効率の
良い会社案】というのが基本思想なのです。
しかし、現状は準大手の塩野義、大日本住友は海外進出に力をいれてつまずき、
田辺と三菱ウェルファーマは規模拡大を目指して合併したものの、旧三菱側で
不祥事の連続。旧三菱は合併して規模拡大を目指す前にやるべきことをやっていなかった、
と言わざるを得ない。
さて、私の視野は国内薬剤費の配分の大きい、国内大手と準大手、それから外資に
目が向いて新薬価制度の発想をしたのだけれども、中堅以下のことはあまり深くは
考えていなかった。
- 67 :
- 892 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2012/02/26(日) 02:23:14.48
ただ、印象としては、2000年以降国内臨床試験規模が大きくなった上に、新薬価制度を
入れて特許期間中に薬価は下がらないが、特許切れ後に後発品に置換されてしまえば、
中堅新薬メーカーは国内開発はP2b程度までは単独で、P3は中堅以上大手までと共同開発または
完全導出。海外開発はP1から完全導出とならざるを得ないと思っていた。
もちろん、国内外の販売も開発の延長なので、単独自販は不可能だろうと。
これがイヤならば、2社までの合併をして、準大手最下位だった大日本(大日本住友じゃない)
程度もまで規模を拡大して、小型製品なら国内開発P3までと販売は単独自社で、
大型製品だとやはり共同開発・共同販売を選択肢にと。
ここで重要なのは、新薬価制度下では製品寿命が10−15年しかないので、いくら大型が
期待されるからと言って、開発品が少数だと、上市品が10年に一度なんてトンでもない
状況に陥る。10年に一度でれば生き延びられるが、まかり間違って15年に一度になったら
簡単に中堅新薬メーカーはる。実際に海外進出した国内大手は海外でこの状況に
陥ったのが2010年問題だから。したがって、どうしても今まで以上に、自社品を持っていても、
共同開発にして、その代わり相手の製品も共同開発させてもらうとかする必要がでてくるわけ。
そもそも、国内臨床試験規模が拡大した2000年以降、中堅の規模では国内単独で
P3までと販売には無理がかかっていた上に、新薬価制度によりさらに無理がかかる
ように仕向けてしまった。結果としては、いかが経営の選択肢になるのでは?
@中堅2社合併による規模拡大(準大手以上の傘下に入るのはいやだろうから)
A国内単独開発・自販からの撤退(共同開発等、新薬の部品メーカー的存在)
Bバーチャルな2社合併と受け取られるような広範な業務提携
これには、中堅新薬メーカーのみならず、他業界大手の兼業新薬メーカーも入る。
ところが、実際に取った中堅の経営戦略は、後発品と処方用医薬品以外の分野への進出。
なぜこれでは発展性がないのか?
機会があったら続きを書きます。
(とりあえず、以上)
- 68 :
- 893 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2012/02/26(日) 02:30:53.97
2chなので下書きせずに、思うまま書いているので、文章が少し変だったり、
誤変換があるのはお愛嬌として受け取ってくださいね。
895 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2012/02/26(日) 02:44:42.65
キョーリンのみならず、なぜ製薬協は、大手、準大手、中堅+兼業、中小のとるべき
戦略の違いを明示しにくいにしても、暗示的に示してあげなかったのか?
私は、5年前にこの業界を去っているので、新薬価制度の作り込みには関与していない。
しかし、私のアイディアを元に、スタートしたはずなので、その資料には、準大手と
中堅+兼業の進む方向性も書いておいた。
後は、製薬協や日薬連の人々が、どのように私のアイディアを加工したか。
それは、私が関与していないからわからないが、沢井にけんかを売られた時、
さすがに沢井の広報に電話をして話をしたら、全く彼らは新薬価制度を理解していない。
キョーリンもガチフロが元気だったらと思うと残念だけど、もともとは、中堅とは言え
いい感じの新薬メーカーのはず。大学院の同級生(××マールサン)と1年下(ブンチャン)が、
研究所にいるので彼らの事を思い出すとチョットと言わず心配。
で、つい余計なお世話と思いつつカキコしました。
キョーリンに限らず、中堅+兼業、中小は、体力にあった方向性、新薬価制度下での経営戦略が
あるはずなんだけどね。準大手からして、大手のまねをするくらいだから、新薬メーカーの
経営戦略部門は、いまいちだなぁ・・・と思う。
- 69 :
- と言う事ですが、もちろん私の考えている事を言い尽くせたわけではありません。
前スレでも言っていない事は、根本的に新薬の創出効率の悪い企業は、もう研究開発を
止めて、研究受託、開発受託、製造受託、販売受託等の事業リスクの低い下請け会社の
様な存在にならざるを得ないでしょ?と。
で、小さいながら研究所から開発候補品が出る会社は、単なる事業リスクの低い下請け
会社ではなく、事業リスクを取るが最終製品ではなく部品(開発候補品)の付加価値で勝負する
会社になればいいでしょ?ということです。
乗用車の完成車メーカーは日本にも5社以上あるけれども、下位の富士重工やマツダの
利益率が良いわけではない。一方、トヨタ系部品メーカーのデンソーはアイシンの
営業利益率はよかったわけです。つまり、日本の現在および近未来の産業構造に適した
研究開発型新薬メーカーとして、規模的に無理なく高付加価値をつけられるステップを
見出して特化するか、経営自主権を制限されても規模を拡大するなどする必要があるで
しょう、と言う事です(うまく説明できているかな?)。
そして、その自社の強みが見出せない会社は、リスクを高い新薬メーカーから脱落して、
リスクの低い新薬メーカーの補助職のような、受託会社になるべきでしょう。もちろん、
今は研究からモノが出てこないし、開発導入品も十分ではないから、開発研究と臨床開発
部門の手が空いてしまいました。こんな場合は、手が空いた部門は、一時的に受託業で
人件費等の固定費だけはまかなうなど、柔軟に対応すればいいでしょう。
ですから、新薬価制度の導入時期と、新製品の端境期が重複したため、長期収載品比率が
一時的に多くなるのならば、後発品をやるもの止むを得ないかもしれませんが、新製品が
多くて販促に手の回らない会社にMRをレンタルして、人件費等の固定費だけはまかない
自社から新製品が出るまで糊口をしのぐのもありかもしれません。
- 70 :
- それから、中堅+兼業、と書いたのは規模的に同じなので、歩む方向は同じでしょう。
と言うだけで、中堅と兼業のM&Aを意識したものではありません。
ここまで色々とかいてきましたが、確かにキチンと論文の様な、本のような、ものにした
方が誤解がないのかもしれませんね。
基本は、国内薬剤費をいかに多く研究開発費に投じ、かつ無理無駄ムラなく、研究開発の
成果を得るか?研究開発効率を上げるか?と言うことですから、研究開発を中心に
@大手は、これまでの研究開発の生産性を維持しつつ、海外開発販売の推進。
A準大手は、いたずらな規模拡大や海外進出よりも、まず研究開発の生産性向上。
B中堅や兼業で、研究開発効率が良い所は規模拡大か新薬の部品メーカー化
中堅や兼業で、研究開発効率の悪い所は研究開発効率の向上できる部分があれば向上し
それ以外の部分は受託でその部門の人件費等の固定費をまかないチャンスを待つ。
研究・開発・製造・販売等すべてのパーツであきらめるなら各種受託業にまるごと転進。
C中小は、@-Bの考え方を元に、身の丈にあった戦略を練る。
M&A(ほとんど合併ではなく子会社化でしょう)に関して言えば、
○大手+準大手(説明した通り) 準大手の研究開発費が大手の指揮下に入り、効率向上が狙い
×準大手+準大手 規模拡大より研究開発効率向上が先(旧三菱ウェルは合併の前にやることがあったでしょ?)
○中堅/兼業+中堅/兼業 国内開発の試験規模拡大に対応
×準大手+中堅/兼業 研究開発効率が悪く準大手に転落したのに、中堅/兼業を指揮するの?
×大手+中堅/兼業 中堅/兼業にモノか技術がない限り、中堅/兼業の売上規模では大手に魅力がない
△中小+どこか ほんとうにごめんなさい。そこまで考えていません。
×4社によるほぼ対等合併 問題企業の処理とは言え、旧三菱ウェルの惨状、
噂だけで終わっているアステラスと第一三共の合併
?外資+どこか 国内企業だけしか考えていないので、わかる人は提言をしてください。
と、5年前の今ごろは考えていました。
- 71 :
- あと、どこでラインを引いたらいいのか?と言う問題があるのだけど、
2000年ごろまでの国内臨床開発の規模拡大では(すなわち5年前の2007年も同様)、
準大手は、国内単独開発が規模的にはさほど苦しくなっていないが、
中堅/兼業は、国内単独開発が規模的に限界に達していると思っていた。
>>70はその頃の状態を前提に記載している。
しかし、新薬価制度導入後は、>>67にコピペした前スレ892の後半の記述の影響が出て
さらに規模拡大が迫られることになるので、現在は>>70と様相が条件が変わって
きていると思っている。
新薬価制度になると、特許期間が最大25年、上市までに10-15年、製品寿命が10-15年と
おおざっぱに考えていいと思う。これのタイムスケールを1/24にすると以下の様にモデル化できる。
・特許期間が24ヶ月(25ヶ月から1ヶ月減少)
・上市まで12ヶ月(10-15ヶ月を簡略化)
・製品寿命12ヶ月(10-15ヶ月を簡略化)
つまり、1年かけて製品化した新製品の寿命が、次の1年しかない、と言うとんでもない
状況だと言う事がわかる。このとんでもない状況下で、本来であれば、販売品目を
最低B品目程度もっていないと営業効率は悪い事になるでしょ?つまり、年間Cつ程度の
新製品を出せる体制でなければ、「常時」最低B製品の販売品目を持ちつづけることは出来そうにない。
なぜなら、新製品の発売タイミングには必ずムラが出来るはずだから。
- 72 :
-
新薬価制度は、このように、2000年ごろまでの臨床試験規模拡大による新薬メーカーへの
規模拡大要請と同等またはそれ以上の規模拡大を要請することになっていると思う。
現在の正確な数字は不明なので2007年ごろの私の頭の中にある数字を使って考えてみる。
国内薬剤費7兆円?、中堅新薬メーカー売上700-1000億円(ほとんど国内のみ)とするとシェア約1%。
欧米薬剤費35-40兆円?、国内大手の海外売上4000億円?(ほとんど欧米のみ)とするとシェア約1%。
この数字が正しいかは、確信がないのだけど、いいたいことは、わかってもらえると思う。
国内大手の海外シェアでは、定常的に中型品をB品目販売している状態とは言えない。
これが、国内大手製薬を悩ませた数字である以上、最大市場の米国と同じように、将来
特許切れ後、ほぼ100%後発品に新薬が置換される世界が日本に出現すれば、中堅新薬メーカーの
規模は明らかに足りない。さらに言えば、準大手の規模と新薬創出効率で海外進出する
事がいかに無謀かもわかってもらえると思う。
だから、中堅/兼業は、新薬の創出効率が良い会社であっても、経営権にこだわらずに
規模拡大を志向するか、新薬の部品メーカー化する必要がある。
- 73 :
- ただ、少しだけ頭の中がスッキリしない事がある。
それは、定常的に中型品B品目販売して、中堅新薬メーカーの売上が700-1000億円
とすると、@品目あたり200-300億円になる。現実を反映しているのか?
この数字はもう少しデータを調べてみる必要があると思えてしまう事も事実。
とりあえず、今日は以上です。
- 74 :
- >>71で間違い発見!
他にもあるでしょうけど、あまりにおかしい点は指摘してくださいね。
× これのタイムスケールを1/24にすると
○ これのタイムスケールを1/12にすると(年を月に読み替えると考えればいい)
- 75 :
- もう、自説の冗長な業界展望は結構だって。
ここはキョーリンの2ちゃんねる。
- 76 :
- 長々とこんなご説明はいらん
キョーリンの当面のもんだいは>>64が述べてるから
- 77 :
- >>76>>64
が直面してる問題の解決案を示唆してる。
- 78 :
- 大手か製薬以外の事業会社の傘下に入ることが
キョーリンが生き残る唯一の方法
- 79 :
- キョーリンの行く末など興味は無い。地獄に堕ちろ。
リメはどうなるんだ?
- 80 :
- ドクプロで何かあったみたいだな。大丈夫かこの会社
- 81 :
- 長々と書き込んでいる人に言いたいが、もう少し事実関係をきっちり調べて
から書くべきです。最初の書き込みからあまりに事実認識がいい加減すぎる。
いくつか例を上げると
長期収載品を多く持つメーカーほどジェネリック事業に進出してる?
なんかこれを前提にした書き込みみたいだけど、よく調べてくれよ。
事実はほぼ正反対だよ。大手で長期収載が一番少ないのは第位置産今日
だけど大手ではここだけがGEに進出してる。長期収載が最も多いのは
斧とかだけどGEには全く手をだしていない。傾向としては逆のように
思うね。ただし長期収載が多い新薬メーカーがこれからGEに進出して
くる可能性は高いけどね。最後のほうでそれとS井に喧嘩売られたとか書いてるけど、こ
れも上っ面しか見てないピントのはずれた書き込みだよ。
S井の会長は短期間であそこまで会社を大きくした切れ者。
喧嘩売るつもりなら、その前に間違いなく段取りしてるよ。
あれはおそらく他に思惑があったんだろう。
- 82 :
- >>81
エーザイは、エルメッドのGEがあるでしょ?
それから、私は5年前にこの業界を去っているので、準大手、中堅以降の長期収載品比率を
調べる術はありませんが、中堅・中小ほど長期収載品が多いとの記事を新薬価制度がスタート
する頃に読み、また中堅・中小で後発品に進出している会社が多いので、そのように認識していました。
この業界にいた間は、貴方の言うような数字は、様々なメディアがあるのでほぼ把握していましたが、
ある理由でこの業界を不本意にも5年近く離れているので、現在の数字を知らないのは残念です。
ただし、新薬価制度の考え方は、2005年8月と2007年1月末に提示したものが前提となって、
厚生労働省に話をつけたのも2007年5月までの間のはずです。私が過去5年間この業界に関与していたら
キョーリンvs沢井のドタバタがあった時も、誰かがコメントを出すように仕向けた思います。
新薬価制度が試行されてから現在まで、特許が切れた会社があるので、長期収載品
比率は変動していると思いますよ。
それから、沢井については、2007年春に、新薬価制度の概略の話が出て、新薬大手の首脳が
後発品普及に言及した、その年の5月に沢井の会長が、「後発品のことは、我々に任せろ。
後発品を普及させたいなら、初売り価格をあげさせろ」と当時の医政局経済課長の前で言いました。
これに対して経済課長が「薬価差商売を復活させろと言うのか?」と一喝し、さらに、
日薬連会長と製薬協会長ともに「コメントなし」と突き放した経緯があります。
要するに新薬メーカー側に私が紹介したような意図があって後発品普及を持ち出しているのに
その背景も理解しないで啖呵を切っただけの沢井の会長であって、とても貴方の言う
ような切れ者ではないと思いますよ。
- 83 :
- その後、沢井が杏林にけんかを売ったときに、沢井の質問状について、沢井の広報に電話をかけて
聞いたのですが、全く新薬価制度を理解していなくて、沢井の質問状自体ロジックが破綻していました。
新薬価制度と後発品について、大手は認識していたはずですが、武田は特許期間中の薬価が
維持されるので、新薬の製品価値が上昇する事を承知の上で、その情報が確定する前に、
アムジェンでしたっけ?の日本法人または日本の製品の権利を買収して手を打ったと
理解しています。外資側は日本の新薬価制度がほぼ確定状況だとは知らずに、長期収載品が
維持される旧薬価制度を前提とした製品価値でライセンス交渉に臨んだのでしょうから、
その差額分だけ武田は有利に買収をしたのだと理解しています。
武田が日本アムジェンでしたっけ?を買収した時に、「その手があったか、さすが武田」と
思いました。つまり、武田は後発品をやる代わりに、新薬の導入を安価でしたわけです。
一方、第一三共は、新薬価制度の背景に対応して後発品に進出したのでしょう。
アステラスは青木製薬協元会長→竹中日薬連元会長と、新薬価制度に主導的に関わった
にもかかわらず、沈黙を守ったままですが、その理由は近い将来明らかになるでしょう。
- 84 :
- >82
長文 お疲れ様 と言いたいところだが、
甘すぎる。長期収載品比率なんてネットで
簡単にしらべられるよ。他、随所に知識の浅さを感じるので、悪いけど、いちいち反論は無意味だからやめとくよ。
- 85 :
- それから、2007年8月に医政局経済課から出た新医薬品産業ビジョンでは【・医薬品市場】と
この部分が2002年の医薬品産業ビジョンの冒頭文に付加されている。【 】は私がつけた。
この部分が、新薬価制度の事だと私は理解している。
新医薬品産業ビジョンについて http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/08/h0830-1.html
厚生労働省は、国際的に魅力ある創薬環境【・医薬品市場】の実現及び医薬品産業の国際競争力を
強化する観点から、標記の厚生労働省案を7月23日に公表したところですが、その後、
「医薬品産業政策の推進に係る懇談会」等の御意見を踏まえ、別添のとおり修正し、
本日公表しました。
今後とも、本ビジョンに掲げる具体的施策(アクション・プラン)の着実な実施・
さらなる内容の拡充を通じ、医薬品産業の発展のために総合・体系的な施策を行って
いきたいと考えています。
医薬品産業ビジョンについて http://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/08/s0830-1.html
厚生労働省は、国際的に魅力ある創薬環境の実現及び医薬品産業の国際競争力を
強化する観点から、標記の厚生労働省案を4月9日に公表したところですが、その後、
医薬品産業ビジョンに関する懇談会」等の御意見を踏まえ、別添のとおり修正し、
本日公表しました。
今後とも、本ビジョンに掲げる具体的施策(アクションプラン)の着実な実施・
さらなる内容の拡充を通じ、医薬品産業の発展のために総合・体系的な施策を行って
いきたいと考えています。
- 86 :
- >>83
確かに貴方の指摘どおり、この5年間はこの業界の知識の取得をしていないので甘いと
感じるのも無理はないでしょう。そして、この5年は様々な雑誌も読んでいない事は
記載しました。ですから、新薬価制度が書籍等でどのように紹介されているかも知りません。
ただ、2007年ごろまでは、正面業務ではないものの、この件には関わっていて、意見も
入れていたのですが、近頃の杏林を始めとした動きを見ていると、いったいどうしたのだろうか、
と思えるので、5年前までの認識が中心ですからと断った上で、意見を書いたつもりです。
あとは、どの様に受け取るのかは、皆さんの判断にお任せします。
私もこの業界を去って5年になりますが、それは著しく不本意な理由によるもので、
かつその修正を求めても、一切無視されつづけました。その間当然ながら病的ではない
ものの精神状態も良くないので、この5年間の知識の浅さは否定できないでしょう。
また、この業界に戻って、この5年間の知識のギャップを埋めたら、今度はどこか別の
ところでお話する事があるかも知れません。
- 87 :
- 第一三共エスファ 設立 2010年4月 http://www.daiichisankyo-ep.co.jp/corporate/index.html
第一三共 長期収載品比率 2009年末 62.4% http://www.medmk.com/mm/topic/1003e3_focus.doc
大手は,第一三共を除けば,長期収載品比率は50%未満で,特にエーザイは僅か36%である.
それに対して中堅はいずれも50%を超えている.中でも,参天,小野は80%を超える数値を示している.
10年薬価改定におけるダメージは大きいと予想される.
- 88 :
- 第一三共 長期収載品比率 2008年 71.0%
http://www.dbj.jp/ja/topics/report/2009/files/0000004033_file2.pdf#search='後発品 新薬メーカー'
- 89 :
- 2012年 長期収載品比率
https://www.mixonline.jp/LinkClick.aspx?fileticket=i24PPpaOU7w%3D&tabid=60
- 90 :
- どうでもいいが、リメディオは追補で収載品目は多かったのか?
- 91 :
- 他社より自社のことを考えなよ
GEブームなのにリメの不振続き、>>80指摘の他子会社に問題発生?
- 92 :
- もうここは何が何だか訳が分からん!
証券優遇税制も来年で終わりだし、今年はキプレスにゾロが入って来る
ゾロ事業もまるで成功していない
このような状況下ではキョーリンの株主はもう手放し所なのかな?
賛否の意見を求めたいと思います
- 93 :
- ゾロは売るのが無茶楽チンだと思うよ。
調剤薬局は向こうから言ってくるもん。
- 94 :
- リメがキョーリンを救う!
- 95 :
- >>92
そこまで自分で言っといて、自分が一番よくわかっているでしょ。
今が手放し所でしょ。これから上がり目は全くない。
- 96 :
- 逆に手放さないならその理由を知りたい。
株価が上がる、配当が増える・維持される根拠は何?
- 97 :
- 証券優遇制度は当分なくならないらしいよ
- 98 :
- >>96
今は全ての株価?において上昇してるからこの先、経済上昇すればさらに上がるかもといったポイントからです。
配当の増配には期待しておりません。
しかし、この会社の行く末を推察すると?とせざるを得ないんですよ。
>>97
その制度は来年に廃止されるとすでに閣議決定されてます。
- 99 :
- >>98
配当は今期45円予想だな
しかし、この先考えると4月の薬価改定の後の株価の推移を見て判断せざるを得ないと思われるな
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