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2012年4月中国英雄126: ★☆★中国の歴史小説★☆★ (916)
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★☆★中国の歴史小説★☆★
- 1 :06/10/25 〜 最終レス :12/04/25
- 中国の歴史小説全般について語りましょう。
内容は、重厚な歴史小説から、ファンタジー色の強いライトノベルまで、何でも可です。
↓とりあえずは思いつく限りの中国歴史小説の作家の名前を並べます。
司馬遼太郎 井上靖 陳舜臣 宮城谷昌光 塚本史 酒見賢一 伴野朗 駒田信二 田中芳樹 井上祐美子
狩野あざみ 安西篤子 森福都 藤水名子 真樹操 岡本好古 辻原登 森下翠
他にも何人も中国の歴史に絡んだ小説を書いている作家はいると思いますし、
翻訳された外国人作家の小説などもあると思います。
それらも含めていろいろ語りましょう。
- 2 :
- 今一番は絵巻水滸伝だな
- 3 :
- 陳舜臣先生の作品が一番好き。
田中芳樹は、偉そうなこと言っているわりに、「風よ、万里を翔けよ」以外はいまいち。
外国人作家だと、金庸の武侠小説が面白いな。
- 4 :
- 小説でいうなら神さまは陳センセ。
田中もイイ。 偉そうなことって、なに言ったのさ?
最悪は塚本…
- 5 :
- 北方謙三の三国志
- 6 :
- >>4
塚本史は何だかなあ。あまりいろんな時代に手を出さないでもらいたい。
伴野朗なんかは、時代とか人物とか、目のつけどころはいいのに、面白く描けない。
森福都は異色だけど、あの作風は結構気に入っている。
>>3
武侠小説なら、台湾の古龍も凄く個性的で面白い。
- 7 :
- 伴野朗死んだってマジ?
- 8 :
- >>7
日暮さん、乙です
- 9 :
- >>7
2年前に死んでいるよ。たしかまだ60代。
- 10 :
- 司馬遼『項羽と劉邦』は秀逸
俺を中国史に引きずり込んだ思いでの一冊
- 11 :
- 司馬良太郎だと、『項羽と劉邦』、『韃靼疾風録』か。
自分の中国史入門は陳先生の『小説十八史略』だね。
- 12 :
- >>10
確かにあの「項羽と劉邦」は三国志以外の時代に目を向けさせる秀作だな
高校のとき、鴻門の会のところ読んだ次の日の古文の授業がそれだったときはかなりwktkしたな
現文に訳す課題がでたり
「悪党か」
- 13 :
- 俺も漢文の時に四面楚歌の所やった時は興奮したなぁ
一般の高校生は三国志の人物よりも項羽の方が知ってる人多いかもね
- 14 :
- 浅田次郎の「蒼窮の昴」が良かったなぁ。
- 15 :
- >>6
森福都は推理調の作風に、独自の存在感があっていいね。
「双子幻綺行」なんか、なかなかだと思う。
- 16 :
- 安能務の三国志演義が初めて買った小説だから思い入れがある。最近になって読み返してみると、漢字だらけで辟易するけどな。
三国統一まで書いてたから入門にはちょうど良かった。
- 17 :
- この板が出来てから、なんか刺激されて
宮城谷昌光を読み返してる
- 18 :
- 陳舜臣作品では「Mス・ハーンの一族」と「桃源郷」が
一時期、座右の書だった。
- 19 :
- 知名度が低いが、藤水名子の作品はなかなか面白い。
司馬遼太郎、陳舜臣みたいな大御所に比べるとやや文章が軽いが、
ノリが楽しい。
- 20 :
- 藤水名子作品は、好き嫌いが極端に分かれる作風。
特に男性読者には、受けつけない人が多いのではないかと思う。
でも、武侠小説が日本に上陸する前から、武侠小説っぽいものを書いていたのは感心する。
>>18
桃源源は読みごたえがあった。
- 21 :
- 藤水名子は読んだけど、「公子風狂」はまあまあ読める
- 22 :
- >>1
安能務は?
一応、戦国春秋志・中華帝王志(+封神演義)の9冊で
超古代から近代までの中国の歴史を綴ってる
- 23 :
- >>15
>「双子幻綺行」
双子の兄貴の方が、最後に高力士になったので、予想していなかったので感心させられた。
>>20
藤水名子は、女視点(?)だから、どうもね。「赤壁の宴」は、
ちょっと勘弁してよ、って内容だった。
- 24 :
- 陳舜臣先生の小説が好きだ。
読みやすい上に、解説が丁寧だから、中国の歴史を学ぶのに、これほどいい小説はない。
落ち着いた解説調の作風が多いから、読者を作品世界に引き込むという点じゃ、
やや落ちるかも知れないけど。
- 25 :
- 陳舜臣は文章が平々凡々で長くは読めない
題材や着眼点は面白いけど
- 26 :
- 落ち着いた解説調があの人の持ち味だから。
血沸き肉踊るといった感じの小説は書かない。
- 27 :
- 井上靖の「蒼き狼」はなかなかドラマチックな物語だと思う。
- 28 :
- 陳先生の「耶律楚材」は一読の価値はあると思います!!
(特に下巻・無絃の曲は何度も読み返しましたw)
- 29 :
- 耶律楚材はまだ読んでないな。
陳先生の小説はいろいろ読んでいるんだけど。
- 30 :
- 陳先生の「耶律楚材」は史実では一介の書記兼徴税官に過ぎない楚材を
あたかも中華文明の救世主のように描いたとモンゴル至上主義の杉山教授に
非難されたいわくつきの小説なんだよな。
物語的には面白いんだが。
- 31 :
- 本の中では“名宰相”として描かれている耶律楚材w
と、同じく陳先生の八編からなる作品「中国畸人伝」もオススメです!!
(ちなみにオイラが好きな作品は、宰相・王戒のケチぶりが面白い「最後の賢人」と
お酒好きにはたまらない「葡萄の美酒 夜光の杯」です)
- 32 :
- 酒見賢一の「泣き虫弱虫諸葛孔明」で腹捩って、続刊待ってるところ(いつ出るんじゃ)。
陳舜臣てそんなに面白いんだ。今度読んでみるお。
- 33 :
- 翻訳小説だと、金庸、古龍は外せないな。
- 34 :
- 古龍は歴史性がほとんどないけどね。
何となく雰囲気で、明代清代あたりを想定した仮想時代劇空間ということは分かるけど。
- 35 :
- 田中芳樹って、中国歴史小説作家(なぜか女性ばかり)を集めて、
なぜ仕切っているんだ?
- 36 :
- 俺も桃源郷おススメ
- 37 :
- 陳舜臣・・・
突飛過ぎて話にならない
歴史小説家としては最低だと思う
- 38 :
- >>3は田中信者だな。
>>35
電波だから。
- 39 :
- 土木の変、于謙あたりの小説を一度読んでみたいな。
- 40 :
- >>37の突飛な意見も話にならんわw
- 41 :
- 宮城谷作品にしても考証か妄想かなんて個人の受け取り方かなって思う
歴史小説と歴史ファンタジーの境界線ってどうなんだろうね
- 42 :
- 春秋戦国はややこしいイメージがあったけど、
宮城谷作品でよく理解できたよ。
- 43 :
- 歴史小説を論文か何かの引用に使って、恥じかいたヤツでもいるのかね?
やたら歴史小説を史実と違うとか間違ってるとか騒ぐやつ多いけど…
宮城谷の書き方は古いかも知らんけど、結構好きだな。
- 44 :
- 田中芳樹の場合は妄想のみだがなw
- 45 :
- 始皇帝でオススメの本があったら
おせーて
- 46 :
- なぜ伴野朗は題材が呉起ですらおもしろくないのか?
- 47 :
- >>45
安能務さんとか。なんというかクセがあって、春秋戦国志読んだ後にしたほうが理解しやすいかもしれんけどな
- 48 :
- >>46
時代とか、素材とか、目のつけどころはわりといいと思うんだけど、
物語、文章に読者を引き込む魅力がないんだよなあ。
ファンタジー的な要素を入れるにしても、何とも中途半端な入れ方だし。
- 49 :
- なんでもかんでも裏墨家をだすのはどうかとおもうが伴野朗の作品では孫策の死と大遠征は結構おもしろかったかな。
驃騎将軍の死のよんでもみたいが、どこにもうってないのが残念
- 50 :
- 何だか、呉三桂をやたらと美化した小説を書いている人がいたな
- 51 :
- 安能の春秋戦国志読みはじめたがページをめくるペースが遅い
はじめて春秋戦国時代に触れるせいか人物名、地名、国名が混乱する
一番困るのが「桓公」と名乗る君主
まだ100ページしか読んでないのに二人出てきた
他にも桓王とか出てきて頭痛くなってきた
いやはや・・・
- 52 :
- >>51
参考にどうぞ
http://shibakyumei.hp.infoseek.co.jp/
春秋戦国志は、全体の流れや人物が分かってから読むと、分かりやすいかも。
春秋・戦国を初めから最後まで、結構くわしく書いてるのは少ないから貴重だし。
- 53 :
- ?
- 54 :
- >>52
お前は俺を混乱させる気か
桓公だらけじゃねーか
- 55 :
- こんなにいるのかww
- 56 :
- すまんかった
- 57 :
- >>56
いや、憤慨してるわけじゃないんだ
こっちもすまんかった
- 58 :
- というかID:J93BTiTcOは諡号の意味を理解してる?
- 59 :
- >>58
わからん
教えてください
- 60 :
- >>59
横からすまぬ
諡号辞典
http://www.toride.com/~fengchu/sigou/
- 61 :
- >>60
あんたいい奴だな感謝
- 62 :
- >>49
班超の小説って大遠征ぐらいかな。
- 63 :
- 宮城谷昌光ってどうっすか?4〜黄河編
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1160667178/
156 名前:集計役 [sage] 投稿日:2006/11/07(火) 01:02:25
【1】好きな作品ベスト3
テンプレの>>2-7を参考に好きな宮城谷作品を3つ挙げてください。
単行本内の作品や現在連載中の作品でもかまいません。
(例)
1.楽毅
2.買われた宰相
3.三国志 (1位3P、2位2P、3位1Pで集計します)
【2】最初に読んだ作品
あなたが最初に読んだ宮城谷作品を挙げてください。
【3】最も好きな登場人物
宮城谷作品に登場する人物の中で最も好きな人物を1人挙げてください。
名前のある人物であれば史実、架空は問いません。
また、その人物の登場する作品(複数の作品に登場する場合は
その中で好きな作品)を併記してください。
諡号はどこのだれであるか識別できるように書いてください。
(例)
斉の桓公(『管仲』)
※集計期間は2週間の予定ですが丸2日投票がない場合は集計を打ち切ります。
投票は1人1回が原則です。
明らかに同一人物によるとみられる連投がされた場合
それら投票をすべて無効とすることがあります。
宮城谷読者は投票よろ
- 64 :
- 諡号なんてなれだろうと思うけどな
初めて三国志よんだときに威侯や壮侯何人いるんだろおもったからなww
読みやすいとこだけよんで後はスルーして再度読み直したほうが面白いと思うけどな。
祭足の話おもしれーとなって次はいまいちで流し読み管鮑の交わりの話はちょっと感動した思い出がある
>>62
短編だと井上靖氏のやつがあるよ。
- 65 :
- 三国志書いてる作家が一番多いだろうな
- 66 :
- 吉川英治、陳舜臣、北方謙三、宮城谷昌光、くらいしか思いつかない
- 67 :
- 王安石とか文天祥とかあったら面白そうだな
- 68 :
- >>50
つ井上裕美子「紅顔」
あんまりこの人の話出てこんね。
「非花」とか泣いたんだが。
何か田中が後見人面してるから敬遠されてるんかな。
- 69 :
- >>67
文天祥なら伴野の短編にあるよ。
本当に目の付け所だけは良い人でした。
- 70 :
- 目の付け所に関しては塚本もまけてないけどな
- 71 :
- ライトノベルだと、どんなのがいるかな?
- 72 :
- 田中芳樹
- 73 :
- みな、この手の小説で最初に読んだの何?
俺は吉川水滸伝。
当時は三国志すら知らなんだから、
大刀関勝とかピンとこなかったわ。
- 74 :
- 俺は低年齢向けの三国志演義だったなあ、
岩波かどこかから出してる3冊セットのやつ。
最初にあれから入っちゃったからその後に読んだ吉川や横光に違和感感じまくり。
- 75 :
- >>71
>>1に出ている真樹操とか
- 76 :
- >>73
俺は陳舜臣氏の「ものがたり水滸伝」だった。
中学のときの読書感想文で何読むか迷って、本屋で手に取ったのがコレ。
俺も中国史に関してはまっさらな状態で読んだけど、
これは結構読みやすかった印象がある。
- 77 :
- 陳先生のは、わりと優しい書き方だからね
- 78 :
- 訳者は忘れたが現代教養文庫の三国志(演義)全5巻
- 79 :
- >>78
村上知行氏だね。
それの角川文庫版を読んだのが、
初めての三国志だった。
- 80 :
- 真樹操って今何してるんだろ?
- 81 :
- 今は出版不況だからなあ。
- 82 :
- やはり三国志か水滸伝始まりなのね。
意外と水滸伝が多かったけど。
三&水以外から入った人いる?
- 83 :
- それ以前から横山三国志とか本宮赤龍王、司馬項羽と劉邦、教科書関係(史記)なんかで普通の知識はあったけど、ハマリの最大契機は光栄三國志だな。
その前に信長の野望があったけどw
- 84 :
- 信長の野望→戦国関連の各歴史小説、雑学本
→三戦板→蒼天航路→吉川三国志→春秋戦国←今ここ
- 85 :
- 吉川武蔵,吉川三国志→駒田水滸伝,吉川水滸伝→安能封神演義→金庸武侠小説
- 86 :
- 子供時代に三国志アニメ
↓
世界史教科書
↓
陳舜臣小説十八史略
↓
陳舜臣作品いろいろ、日本人作家による三国志小説いろいろ
↓
三国志以外の日本人作家の中国歴史小説いろいろ
↓
金庸武侠小説
↓
古龍武侠小説、水滸伝、三侠五義、児女英雄伝
↓
ネットでいろんな武侠小説(原語)を読めることを発見
↓
中国語の壁
- 87 :
- 天地を喰らうで初めて三国志を知った俺は、後に横山三国志の1巻を読んで
「なんだこのキャラ、天地を喰らうのパクリじゃん」と思ってしまいました。
- 88 :
- かなり大まかに表すと、
無双→光栄三國志→正史三国志→宮城谷楽毅→戦国→史記→春秋戦国→商〜秦←今ここ
- 89 :
- 光栄の三国志ははまったよな。
クラスの男子全員がはまってたのが懐かしいわ
光栄三国志→吉川三国志→(異・破・反・SF)三国志→案能・宮城谷(春秋戦国)→金庸
>>88
>中国語の壁
ここは狂おしく禿同
- 90 :
- さっき本屋行ったら塚本の「始皇帝」があったよ
- 91 :
- 少し前に荊軻も書いてる
- 92 :
- これまで、日本の作家の書く中国物はほとんど読んでこなかった。中学生の頃、吉川英治の「宮本武蔵」
を読んで面白かったので「三国志」に進んだけど、ちっとも感心できなかった。スケールが大きいと評す
る人が多いが、大ざっぱとしか感じられなかった。司馬遼太郎にしても日本史物は面白いのに、中国史に
なると大ざっぱとしか受け取れない。人物の内面まで掘り下げて書いてないからだ。
スケールが大きくて緻密な小説、例えばトルストイの「戦争と平和」のような小説が中国史物にもあるはず
だと思って、長い間探していた。ようやくめぐり会えたのが、「蒼穹の昴」とその続編の「中原の虹」。
書店に行くたびに「中原の虹」の立ち読みを続けてきたが、文庫になるまで何年も待てそうにないので、
思い切って買うよ。
実は思うところあって、「海辺のカフカ」を読もうとしたけど、これまで村上さんの小説は体質的に合わ
なくて受けつけなかった。でも何度読んでも、やっぱりおかしな作り話としか感じられない。残念だけど、
我慢して村上さんの小説を読むより、面白くてたまらない「中原の虹」のほうを読むことにするよ。
- 93 :
- >中国語の壁
漢文読みまくれ、そして中国語の辞書でも買え
語順のつかみ方に慣れれば結構読めるようになる。
原文なりの味って物もあるよ。
- 94 :
- >>92
うるせーばか
- 95 :
- >>92
良かったですねー。
通りすがりだと何でも適当に云えますよねー。
- 96 :
- つか>>92は
「俺はおめーらなんかと
読者としてのレベルがちげーよ」
と自慢したいだけだろ。
そっとしといてやれ。
- 97 :
- 志茂田景樹って水滸伝や三国志に手を出しているんだな。
一体どんな内容やらw
- 98 :
- 確かに吉川の三国志は俺も何処が面白いのかわからん。
張合β何回も死んでるし、人物の改変(改悪)は凄まじいし
大雑把にもほどがある。
- 99 :
- 志茂田三国志は忘れたが、水滸伝は三国志の登場人物が水滸伝の好漢の前世という話だったと記憶している。
志茂田の「孔明の艦隊」の水滸伝バージョンと思えばいい。
*注:孔明の艦隊は太平洋戦争で日本海軍の提督に蜀の将軍が、アメリカ海軍の提督に魏の将軍が憑依して戦う話。
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