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2012年3月AA長編100: 【発展】新生 ・ ログスト島興亡史 第九巻【滅亡】 (121) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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【発展】新生 ・ ログスト島興亡史 第九巻【滅亡】


1 :
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┃┃  .と二l|H||`‐、       ┃┃゚。゚+゚`,::::o。。.゚*。゚::::。.゚::::。::::☆+。。゚.::::°::::。::::.:::::::::::,::::::::::::::::::::::゚:::::::::
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┃┃   .〈_〉〈_、_|     ゙┃┃ (`ー---‐、  / ,‐--、ヽ     ´ ̄ " 、 /     | |         |____l l
┃┣━━━━━━━━━━┫┃ l ,-‐‐-、 l (_ノ  / /       / /     | ヽ 、     ト---‐
┃┃                    ┃┃ | ヽ__ノ |    / /      / ,、ヽ、   | `ヽ_l    └――--、
┃┃    ___          ┃┃ `ー―--´   /,,_/       /,/ \_ヽ   | |         l    l l
┃┃    〉 -☆-|    |~~~~~ .┃┃                 ̄          ヽ)      l_|_l 、| |
┃┃   (,, ・−・)  (・皿・,,,,┃┃                新生興亡史
┃┃ ./ ̄ ̄ ̄)   ( ̄ ̄ . ┃┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┃<____)  ,(__ . ┃┣━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┳━━
┃┣━━━━━━━━━━┫┃       ∧∧    .∧..┃             ∧∧   ┃
┃┃                    ┃┃/´ ̄/:/ヽ*゚ -゚)    .(*゚ ┃ ..∧,..,.    O(゚- ゚;O .┃
┃┃ ∧ 、_,.,.    [::::::::::   ゙┃┃l   l :l ○━U    (.つ┃  (*゚ o゚)   ∧∧ ∧ . ┃
┃┃(・∀・ )     (・∀・   .┃┃ヽ_ヽ:ヽノ  ,,)〜 〜(  ┃  (i゚i:i:i:i:i)  (゚- ゚;) (゚- ゚;┃
┃┃ i:::ハ:::::ヽ   〈_j:Y:::i  ゙┃┃ ] ]し'`J     し'.┃〜ノ,,,ノヽヽ  |  ヽ .|  .゙┃
┃┃ lソ 、ヾ:::::>   l::::,:::::   .┃┃                    ┃  .し'`J   UU_,,)UU゙゙┃
┃┃(_(__)         ┃┣━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━┻━━
┃┣━━━━━━━━━━┫┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    旧興亡史 四巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1209044267/
         第一巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1214218192/
         第二巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1216637131/
         第三巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1218765431/
         第四巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1223829687/
         第五巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1226158324/
         第六巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1229691105/l
         第七巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1235297516/l50
         第八巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1243959705/
    感想雑談スレッド:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1209563355/
   ■ログスト島 興亡史 保管庫■ http://rogst.suppa.jp/ (八巻まで)
   九巻以降の保管庫様募集中!

2 :

         ,.;:""'"`""'""``´''"""`"`´""'"""''""`'"""`"";:.,
        ,.;:                            ':;.,
      ,.;:'                               ':;.,
     ,.;:'                                 ':;.,
     ;:.,,.,.______________________,.,;:
     ;:  ______[ ローカルルール ]________  :;
     |∫|                                |∫|
     |  | 1、話の流れを 無にするようなことは 起こさない   |  |
     |∫|                                |∫|
     |  | 2、種族を追加するときは 既存の ある程度有名な |  |
     |∫|   キャラで、能力、場所は空気を読んで       |∫|
     |  |                                |  |
     |∫| 3、時を一度に5年以上進めないこと           |∫|
     |  |                                |  |
     |∫| 4、一方的過ぎる展開及び時間逆流.は禁止     |∫|
     |  |                                |  |
     |∫| 5、他国からの移民、技術協力は許可。        |∫|
     |  |   但し、現在の島の文化水準+α程度に収める |  |
     |∫|                                |∫|
     |  | 6、リレー物なので、設定はなるべく簡素に       |  |
     |∫|_______________________|∫|
     ;:__________________________:;

3 :

種族情報ボード
 物語の進捗ごとに種族の情報を記入してください。
  旗  :その種族の地図上での表記です。
勢力名:勢力の名前を入れてください。
集団名:部族、民族、国家の名称です。統治者、支持率と共に記入してください。
★の数:現在、その種族に属している英雄の人数です。
      :英雄が一人新たに登場するごとに☆を一つ★へ差し替えてください。
能力値:その種族の能力値です。各能力最大10まで、合計30までで設定してください。
    身:生命力や、戦いの強さ、身体能力。
    統:組織的行動のうまさ、団結力。
    知:臨機応変さ、狡猾さ、頭の回転力。
    政:物を生み出す力、育てる力や、外交力。
    繁:子孫を増やしていく能力、繁殖力。
総人口:現在の総人口です。民間、政府、軍属の三人口を足した数とします。
     新規参加者の初期総人口は
         その種族の繁殖力×1000+繁殖力×参加時の経過年数×10
                                          でお願いします。
状  況:現在の状況をかる〜く記入してください。主観、偏見の混入OK。
同  盟:同盟種族や、参加している同盟軍を記入してください。
仇  敵:こいつだけは絶対にブチす!という不倶戴天の種族を記入してください。
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━┓
┃旗┃勢力名                      ┃☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆┃同盟:−    仇敵:−
┣━┻━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━╋━━━┳━━━━┳━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃能  力┃身 00 ┃統 00 ┃知 00 ┃政 00 ┃繁 00 ┃合計 00 ┃統治者   支持率: 00%
┣━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┫
┃民:- - - -人+政:- - - -人+軍:- - - -人=総人口:- - - -人
┣━━━━━━━━─国土─┓0コマ0村 総収穫:- - - -石
┣━━━┯━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┠───┘00年00月:状況:

┃                       −状況を記入−


┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

4 :

英雄情報ボード
 その種族名と、その種族に所属する英雄の情報を記入して下さい。
能力は0から100まで設定してください。但し、100の能力を持つ
英雄は一種族に同時に一人までとします。また、100の能力を
複数所持することも禁止です。
 英雄とは、つまるところ名前キャラです。その種族の能力傾向を無視
した能力を持たせる事が出来ますが、数に限りがあります。また、英雄
だからといって必ずしも有能でなくてはいけない、とは限りません。単なる
無能な名前キャラでも、名前を持つ以上は『英雄』の人数制限に入ります。
 一種族に同時に所属できる英雄は10人、家系は7家までです。
 家系や、一代と書かれている部分は、好きに書き直してしまってOKです。
例:「統治者」「奉  行」「教  皇」など
┌─┬──────────────────────┐
|旗|種族名                                |
├─┴─┬────────────────────┘
│家  系|−−家 −−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
├───┬───┴────────────────
│家  系|−−家 −−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
├───┬───┴────────────────
│家  系|−−家 −−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
├───┬───┴────────────────
│家  系|−−家 −−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
├───┬───┴────────────────
│家  系|−−家 −−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
├───┬───┴────────────────
│一  代|−−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
┝━━━┯━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━
│一  代|−−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
└───────┴────────────────

5 :
 ログスト島 現在の地形
−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−λ−μ−ν−ξ−ο−π−ρ−σ−τ−υ−φ−χ−ψ−ω−/
┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│1
├─┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼─┏━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼─┤−
│〜┃山│山│山│山│山│凍│凍│凍│村│凍┃〜│〜│〜┃山│山│山│村│山│山│山┃〜│〜│〜│2
├─┃─┌───────┘─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┏━┛─┌───────────┗━┓─┼─┤− 冷帯
│〜┃火│  │  │  │  │村│凍│凍│凍│凍┃〜│〜┃山│山│  │  │林│村│林│森|村┃〜│〜│3
├─┃─│─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┃─┼─└───┐─┼─┼─┼─┌─┃─┼─┤−
│〜┃山│  │  │  │  │林│林│林│林│  ┃〜│〜┃山│山│山│山│  │  │  │林│山┃〜│〜│4
├─┗━┓─┐─┼─┼─┼─┼─┼─┼───┃─┼─┗━━━━━┓─│─┼─┌───┘─┗━┓─┤━━━
│〜│〜┃山│村│林│  │  │  │林│山│山┃〜│〜│〜│〜│〜┃山│; ; │村│山│山│山│山┃〜│5
├─┼─┃─│─┼─┼─┼─┼─┼─│─┏━┛─┼─┏━━━┓─┃─└─┐─└─────┐─┃─┤−
│〜│〜┃山│林│林│林│  │  │林│山┃〜│〜│〜┃  │  ┃〜┃火│山│; ; │  │林│林│山┃〜│6
├─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─└─┗━┓─┼─┃─┐─┃─┗━┓─└─┐─┼─┌─┘─┃─┤−
│〜│〜│〜┃森│林│森│林│村│  │  │山┃〜│〜┃鉱│村┃〜│〜┃山│山│  │村│山│山┃〜│7
├─┏━┓─┃─┼─┏━━━━━━━┓─└─┃─┏━┛─┘─┗━━━┛───´_,───┘─┌─┃─┤−
│〜┃森┃  ┃森│森┃〜│〜│〜│〜┃  │  ┃〜┃  │  │  │: : │: : │: : │: : │山│山│山│  ┃〜│8
├─┗━┛─┗━━━┛─┼─┼─┼─┗━┓─┗━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┼─│─┌───┘─┃─┤− 温帯
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜┃  │  │  │  │  │  │: : │: : │  │山│  │  │  ┃〜│9
├─┼─┏━━━━━━━┓─┼─┼─┼─┗━━━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─└─┘─┼─┏━┛─┤−
│〜│〜┃山│山│山│火┃〜│〜│〜│〜│〜│〜┃村│  │  │  │  │  │  │  │林│林┃〜│〜│10
├─┼─┃───┐─┼─┗━━━┓─┼─┼─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
│〜│〜┃林│村│山│山│山│山┃〜│〜│〜│〜│〜┃林│林│林│林│村│林│林│林│森┃〜│〜│11
├─┏━┛─┼─└───────┗━━━┓─┼─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
│〜┃森│林│林│  │  │  │  │  │  ┃〜│〜│〜│〜┃林│森│森│森│森│林│林│林┃〜│〜│12
├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┏━━━┓─┗━━━━━┓─┼─┼─┼─┼─┗━┓─┤━━━
│〜┃森│森│林│  │  │  │  │  │  ┃〜┃  │  ┃〜│〜│〜│〜┃森│森│森│林│林│山┃〜│13
├─┃─┼─┼─┏━━━┓─┼─┼─┼─┃─┃─│─┗━━━┓─┼─┗━┓─┼─┼─┼─│─┃─┤−
│〜┃森│森│林┃〜│〜┃林│林│林│林┃〜┃  │  │  │村┃〜│〜│〜┃森│森│林│林│山┃〜│14
├─┃─┼─┼─┗━┓─┗━━━━━┓─┃─┗━┓───┐─┗━━━┓─┃─┼─┼─┌─┘─┃─┤− 熱帯
│〜┃森│森│森│林┃〜│〜│〜│〜┃林┃〜│〜┃山│山│森│森│森┃〜┃森│森│森│山│山┃〜│15
├─┗━━━━━━━┛─┼─┼─┼─┗━┛─┼─┗━━━━━━━━━┛─┗━━━━━━━━━┛─┤−
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│16
└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘−

6 :
拡大マップテンプレート
 上記のログスト島地図1マスを10×10マス/1マス10km四方の中地図で表しています。
物語の過程で大きな地形・施設の変化などがあったときに変化後の地形を書き込んでください。
┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃旗┃ α−16 ┃場所名                    ┃総人口:   総収穫:
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力:   総生産:
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/  ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−  ┃元地形|地形┃統治者:
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  2 ┣━┓データ:
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  3 ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┓データ:
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  5 ┣━┓データ:
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  6 ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┓データ:
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  8 ┣━┓データ:
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  9 ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┓データ:
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘−  ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃├─┤10km                   000年00月 現在┣━┓データ:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃特性:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
拡大マップ・全島マップのマス
┌─┐   ......┌─┐   ......┌─┐   ......┌─┐   ......┌─┐   ......┌─┐   ......┌─┐   ......┌─┐
│  │:平原 │林│:林野 │森│:森林 │山│:山岳 │: : │:砂漠 │; ; │:荒野 │火│:火山 │〜│:海など
└─┘   ......└─┘   ......└─┘   ......└─┘   ......└─┘   ......└─┘   ......└─┘   ......└─┘
┌─┐             ┌─┐             ....┌─┐
│村│:人口0〜50000人 │街│:人口50000〜500000 │都│:人口500000〜
└─┘             └─┘             ....└─┘
     .┌─┐┌─┐┌─┐
その他 │鉱││畑││砦│などなど…
     .└─┘└─┘└─┘

7 :
FAQ─参加希望さんは目を通すとよろし─
Q.文明スレとの違いは?
A.文◆LiWish2aKA氏率いる文明スレが、その名の通り「一つの文明が出来上がる過程」に注目するのに対し、
 ログストは「文明ができて、滅ぶ事を繰り返す過程」、いわば「興亡の歴史」に注目しています。
 また、文明スレとは違い「魔法OK」です。さすがに制限なしとは行きませんが、魔法ファンタジーのシナリオも書けます。
Q.新しい種族を出してもいいの?
A.ローカルルールにありますように、「既存のある程度有名なキャラで適切な能力」の種族ならば問題ありません。
 現段階ではログストの歴史が始まってからまだ三十年ぽっちですから、
 島の奥地に元からいた未開の民族という設定もアリですし、
 船で外界からやってきたという描写をしていただいてもかまいません。
 ※何の描写もナシにいきなり登場するのは流石にアレなんで止めてください。
Q.新しい種族に未登場の技術を持たせてもいいの?
A.とりあえず蒸気機関や銃以前の技術じゃないと現段階では無理ですが、
 細かい所は議論して決める運びとなります。
Q.パラレルはあり?
A.基本的にはナシです。
 どうしてもパラレルが必要な場合はやはり要議論です。はい。
Q.二つの種族間のお話(外交、通商、戦争など)はどうやって書くの?
A.これも議論の元に二人の書き手で場面を分担して書いてゆく事になります。
 前回の「遭遇」においてはキャラクタがどちらの種族国家の領域に居るのかで分担しました。
Q.議論議論ってそれしかねぇのかゴルァ!
A.申し訳ありませんが、ログスト島興亡史は旧シリーズの時代から徹底的な議論の下に作られてきたスレなので、
 「困ったときはとにかく議論中心で」という方針を変えることはありません。

8 :

現在ログスト島に生活する種族・勢力名・担当書き手
・呆:アフォしぃ族:アフォシリア王国:担当なし/共有種族
                                       ∧∧ 。   ∧∧      ∧∧
      | ̄ ̄/ ̄ ̄/ ̄ ̄| ̄ ̄|                  (゚ぺ;)    (゚- ゚;)    (゚0 ゚;)
      |___/__/__.:|__| ノx)∞∞∞∞∞∧∧∞∞∞O∞と )∞∞O∞と )∞∞O∞と )∞
   (二二二((二二((二二二二二二ノ        (゚- ゚;) ,,)〜 /   ,,)〜   /   ,,)〜   /   ,,)〜
@三三@三三@三三@三三@三三三三三) @三U三U三三)(,/´(,/     (,/´(,/    (,/´(,/
原生種族。
少数の村落が漁業と狩猟で生計を立てていたが、ログスト暦16年に武王ハナンが全ての村を併呑して王国を建設。
以降ハナン王による度重なる戦争と重税により民の不満は鬱積し、農民反乱が絶えない。
東ログスト南方に位置する三都連合との国交締結如何によっては窮地に立たされることとなるだろう。
・飯:おにぎり族:三都連合:白茶 ◆1gz0SP9xx2(たまに◆SIROEqquJ6と名乗ったりします。)
   /■\          /■\
  ( ´Д`)         ( ´Д`) ヽヽ_
  (   ⊃、)    l|l     (  つつ――|::::| ザック
  / /> >.\_ノノ     / /> >   .ノ:::ノ  ザック
 (__)__) /__从し'(  (__)__) \_ ̄
                     ノ:::/∴:・
遥か東の大陸から気候変動によりログスト島に民族移動してきた。
ログスト上陸後は盆地、南方、半島の三つの村に定着しそれぞれ独自の文化を発達させる。
悪夢教徒やアフォシリアとの関係といった内憂外患を抱え、科学技術の進歩も最も遅れている。
巨大な勢力圏を維持しているが、その国力基盤は未だ脆弱である。
・璽:ジサクジエン族:ジェルティス教国:担当なし/共有種族
                ___                         ___
   /貴\       〉 -☆-|      /軍\     /╋\   ヽ   ж |
   (,, ・∀・)     (,, ・−・)ノ   (,, ・∀・)    (,, `∀´)    (,, ゚∀゚)
  / ̄ ̄ ̄)    ./ ̄ ̄ ̄)   /:i:i:i:i:i:i:i:i|    ./ ̄ ̄ ̄|     |~~~|†|~|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
出自不明の外来種族。
極めて強力な魔法による神権統治体制の下に国家が運営されていたが、
国内の軍人・神官・貴族達による政争が激化し、その内政基盤は斜陽に差し掛かっている。
・模:モララー族:ウルテ朝:担当なし/共有種族
        ∧_∧          ∧_∧∧_∧  ∧_∧
       (  Д )         (・∀・ ;);・Д・)(・Д・ ;)  ∧_∧
      と''~ヾ::::::l         (    ) つ つ (    ヽ(・∀・ )
       |  ヾ::j          |  |   ||   |  | |  |   |  (     )
       (_ノ 、__)        (_(__)__)_)(_(__)  ∪ ∪
原生種族。
西ログストの離島に長らく平和な村落を営んでいた少数民族だが、ログスト暦前8年に起きた大地震により村を追われ北進。
その後ログスト暦30年にシギ・ウルテがウルテ朝を建国、
移民政策を開始し、西ログスト内海を制覇する勢力圏を得たが、人口の少なさもあいまって国力は纏まるにいたっていない。

9 :
以下、元おにぎり担当/一応現スレ管理者、白茶◆1gz0SP9xx2によるTips
・ルールが巨大かつ細かすぎて訳がわからないと評判のログストですが、
ぶっちゃけルールの全てを一字一句完全に守ってもらう必要はありません。
テンプレに書いてある事は絶対のルールですが、
それ以外の細かい項目は徹底的に議論して作り上げるのがログスト流です。
参加希望の方が現れましたら議論(感想雑談)スレを立てようと考えています。
 ・ルールについて…
 上記「ログスト島興亡史 保管庫」様の「感想・雑談スレログpart1」がルール議論のログです。
 参加希望者さんはちょっとだけでもいいから目を通して頂けると嬉しい。
・最大火力の制限:テンプレにはありませんが守ってもらわないとスレが崩壊するので守ってください。
以下初代スレ主 エストック ◆XZKy/CKmxk のレスより抜粋
>また、魔道士など、現実に存在しない兵科には最大火力制限がかかってます。
>これは、バランスを崩し過ぎないように調節するもので、
>例えば、修行を積んだ魔道士1人が呪文で敵兵3〜4人を焼き払うのはアリです。
>(当然、魔道士が修行を積める様な環境がその国家に整っている必要がありますが)
>しかし、修行を積んだ魔道士1人が呪文で敵兵3〜40人を焼き払うのは禁止です。
>逆に、修行を積んだ魔道士10人が呪文で敵兵3〜40人を焼き払うのはアリです。
>要するに、1人で何十人も薙ぎ倒す無双の様な事は禁止、ってことです(但し、英雄なら
>多少は無茶しても構いません。敵軍を1人で壊滅、とかは流石にアレですが)。
・ログスト暦34年までは全種族の歴史を既に作ってありますゆえ、
そこまでは白茶◆1gz0SP9xx2に全種族書かせて頂きたい、と思っております。
が、もう待てないっ参加したいっ!!っていう方がいらっしゃいましたら、遠慮せずどうぞ。
そこから一緒に新しい歴史を作りましょ。
 ・現在書き手がいない種族は
  アフォしぃ族(アフォシリア王国)
  モララー族(ウルテ朝)
  ジエン族(ジェルティス教国)
 の三種族です。
・冒頭にも述べましたが本九巻以降の保管庫様を募集しております。
自分でhtmlを書くという発想もありましたが、ちょっと時間的にキツいかなーとか思ってます。
テンプレここまで…

10 :
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: : しヽ ): : : : : : : l,_ノ `、_): : : : : : (_/: : : : : (  \: : : : : : : (___/): : : : :
      「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
      ||| 心無き躯が踊り、心有る者が消え行く。   :::::|
      ||| 闇は、光を蔽い尽くした。              |
      |」____________________|

11 :

  ,. '  ̄ `ヽ    .,. '  ̄ `ヽ     ./ ̄ ̄\__/ ̄ ̄\_____/ ̄ ̄ ̄ ̄
 /  ̄ ̄`ヽ   ',  /::゙■■■■',   ./ ̄ ̄ ̄\_____/ ̄\_____/ ̄\
 ! (二)-  }.:. l | !■■      l / ̄\___/ ̄ ̄\_____/ ̄ ̄ ̄ ̄\_
  、__ _,ノ.;/,.'  、.゙■■  ■,'..○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ヽ . _ ..,. '  ̄ `ヽ、. _ .. ' ..┃ROGUSTO / STORY/ OF/
      / .|\_/| ',━━━━○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      !....|磊盾都| l / ̄\ !|\    |  ̄| ̄ / ̄\   ̄| ̄ | ̄\  ̄| ̄
     /、|\_/| ,' .|    | |  \  |   |   |   _   |   |_/   |
    /  .゙ヽ . _ .. ゙'  \_/ !|    \| _|_ \_/  _|_ |  \ _|_
   ○━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   ┃44:冱て墜ちる星・第三話  ┃30年11月
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12 :
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     「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
     ||| 禍々しい影、一言で形容すればそうなるだろうか。             |
     ||| ティートマの後背には何やら得体の知れぬ影が付き纏っていた。  ::::::|
     |」______________________________|

13 :
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       : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |l
       : : タスケテー: : : : : : : : : : : : : : : : : :: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |l
       : : : /■\: : : :: : : : : : : : /★ヽ: : : : : : : :: : : : : : : : :: : : : /★ヽ /))
       : :((д゚;:;:ilili): : :: : : : : : : : (∀;:;;:): : : : : : : /■ヽ: : : : : : ( .(Д;;;::)./
       : : : ヽ:;;::;:;:;::;つ: :: : : : : : : と;:;:::;;;ヽ. : : : : : (li'゚ο):ヒィ : ::: : `、:;;:;;:;::ノ:
       : : : : /;:::_;:;:;:\: :: : : : : : : : :|;:;::;;:lー': : : : : / ,  O、: : : : : : 〈;:;,:;;;:): :
       : : : : l,_ノ `、_):: : : : : : : ::: しヽ ): :: : : :⊂ノ、__つ): :: : : :(_(_/: :
       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 彼の悪夢の徒は、今や魔術師達の築き上げた平和をたちどころに否定し、  :|
||| 正に蹂躙と破壊の最中であった。                           :|
|」_________________________________|

14 :

  /□\   ./□\
  (´Д` ,,)  .(=(, ゚∀゚)    /三三\   /三三\  /三三\
  ./ |/  |   /''''||'''''''|    (´Д`\_|   (・Д・\_|  (゚Д゚ \_|
 ..|  |   |  .|'''''||''''''''|    |三三三|)   |三三三|)  |三三三|)
 ..|     |  |'''''||''''''''|     ||||| |||| |     ||||| |||| |    ||||| |||| |
 .〈二〈二=〉  (_(_:)     |三三三|)   |三三三|)  |三三三|)
_ ̄ ̄ ̄ ̄_ ̄ ̄ ̄ ̄__ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_ ̄ ̄ ̄ ̄_ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
;;;;;;;;;;;|\
;;;;;;;;;;;|: : \      ,――───────────────────────────
;;;;;;;;;;;|: : : : \    │分隊として敵の裏側に回りこむ、隊長はお前だ。名誉なことだぞ!
;;;;;;;;;;;|: : : : : : \   '────────────────────────────
: : : \__: : : 丶     ,――─────────────────────
: : : : : : : : : : : : : l     │突撃だ!今こそ憎き悪夢を打ち払ってくれようぞ!
: : : : : : : : : : : : : |      '──────────────────────
、__: : : : : : : / ,――──────────────────────
\_/: : : : :   │戻れとの命令だ、どうやら敵の先遣隊が動いたらしい!
: : : : : : : : <   '────────────────────────
    ,――─────── ,――──── ,────────────
   │ととと、突撃ぃーー! │……?     | 撤退か…助かった…ホゥ
    '───────v─  '──v───  '─v──────────
            /三三\  /三三\   /三三\
            (゚∀゚;\_|  (´Д`\_|  |_/‐Д‐)
            |三三三|)  |三三三|)   (|三三三|
             ||||| |||| |    ||||| |||| |    | |||| |||||
            |三三三|)  |三三三|)   (|三三三|
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 対する南方軍は、大師及び音人の下、                              :::|
||| 然るべく戦に赴くまでは良かった物の、悪夢教徒に仕掛けられた偽報の計に惑わされ、  :|
||| 更には撹乱者まで紛れ込まされたらしく、大混乱の渦中にあった。               |
|」______________________________________|

15 :

                   ./□\
                   (( ゚∀゚ )
                と二/''''||'''''''|二つ
                   |'''''||''''''''|
                   |'''''||''''''''|
                   (_(_:)
          ヽ ー-‐'^ー‐'`ー‐'`ー-‐'`-‐'^ー‐'`ー/
          │おまえら止まれ! 待機しろ! │
          │これは命令だ!   待機しろ!│
          /ー-‐'^ー‐'`ー‐'`ー-‐'`-‐'^ー‐'`ー\
                             右 往 左 往
              右 往 左 往
 /三三\  /三三\   /三三\    /三三\   /三三\   /三三\
 (・∀・\_|  (´Д`\_|  |_/・Д・)    (ω・`\_|   |_/´_ゝ`)   (゚∀゚,,\_|
 |三三三|)  |三三三|)   (|三三三|    |三三三|)   (|三三三|   |三三三|)
  ||||| |||| |    ||||| |||| |    | |||| |||||     ||||| |||| |    | |||| |||||    ||||| |||| |
 |三三三|)  |三三三|)   (|三三三|    |三三三|)   (|三三三|   |三三三|)
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 音人は自前の能力を用いて必死に陣の建て直しに当たったが、        |
||| 偽報に惑わされ勝手な散開を始めた軍を纏めるのは容易でなかった。    |
|」________________________________|

16 :

           ,――──────────────────
          │おめぇら、総攻撃を掛けろぉぉ!!
          │今ならあのクソ野郎どもの首を取れるぜぇ!!
           '───────v────────────
_________________________________
\           :::::::::::::::::;:;:/    |___|    \    |赫|
  \           ::::::::;:;:;:/   _/、  \_   :ヽ   |赫|
    \          :::::;:;:;:;::|   ○    ´○    : :|  ....|赫|
      \          ::::;:;:::|               : : :|   .|赫|
        \          ::::;:;|    `二二‐'    : : :/   ..|赫|
          \          ;:;::\          ::: :/     .|赫|
             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /三三三/|三三三三三|\: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
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□二□二(。∀゚ ) 二二二二二二二二二二二二二二二二二二(。∀゚ ) 二二二二二二|  ( ::
  ⊂ 三⊂ 三=    ( ::                ⊂  ⊂ 三=    (   ⌒  ::
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((д;:;:;:;:;)丶し⌒/★ヽ  \(Д:;:;;)ノ      ( .(Д;;;::)./  l´l(∀:;;:;)
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 総崩れとなった南方軍に悪夢教徒は総攻撃を敢行する。                 .....|
||| あれ程弱兵であると言われていた悪夢教徒を前に、南方軍は歯が立たなかった。   ..|
|」_____________________________________|

17 :

                   ●
                   ●
                   ●
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                   ●

18 :

       「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
       ||| 澄み渡っていた南方村の空が黒煙に包まれ、                |
       ||| 白昼にもかかわらず薄暗くなった戦火の村に、響く哄笑があった。    |
       |」______________________________|
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        「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
        ||| ティートマ、黒き影を背負いし狂魔術師は、         ..|
        ||| 護衛とはぐれたケーリュケイオンを前に哄笑していた。 ......|
        |」_________________________|

19 :
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 不気味な笑い声が止むか否かの内にケーリュケイオンは攻撃に出た。    |
||| ティートマの小柄な体が宙に浮かぶと同時に彼は苦悶に顔を歪ませた。  .|
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                    /、     `、ヽ
                   .ノ `、     ヾ\
                  /  . 弋_,..、-''''"  `、
                  |      、  /   l
                  |     ○   ○  l
                  、       __,,,,、  '
                   \     〈壬ノ /   _,..-'''"
                    ヽ、       |  ~""''' ‐- ...,,
                    /        \ギギギ
                   /           、
                   ノ            l
                   |            |
                   |            |
                   |            |
                   'l    |        |
                   l   l         l
                    '‐‐‐'         |
                       ノ     /   |
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                トv   `ヽ         |/二〉  〈二、      |
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                .\      \       、 ゝ,,_>    : : : : /
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||| ケーリュケイオンの魔術は、学帝の魔法分類によると「ReMagi:Plz:LFor:無族」とされる。  ::|
||| 純粋極まりない念力、ティートマはその力で今まさに首を圧し折られんという所であった。   :|
|」_______________________________________|

21 :
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 同じ分類に依るとティートマの魔術は「ReMagi:Plz:Psycho」となる。  :|
||| その名の通り、相手の精神に影響を及ぼす類の魔術である。     ::|
|」______________________________|
              心性象子      紅色子心効果魔法:精神操作TT型
         _,,,,..,,_/ ̄ ̄ ̄ ̄       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ,. -''"´    `゙''-、 Plz魔法色子      .
    ,."          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   /    ,. '  ̄ `ヽ/  `、          ......     / ̄\/ ̄\
   ,'    /     /  ,    i....____|\   .    |           |
   !    !          l    l |        〉       \ .Plz精神 /
   ',    、        ,'   ,'  ̄ ̄ ̄ ̄|/          \    /
   丶    ヽ . _.. '    /           .....        \/
   ヽ            ,.'            ....
     `'-、_      _,.-'´    ※「第三次プラズム魔法分類論」より抜粋
       `゙''ー-‐'''"´ __
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            | l   /`l     /  |      |  \   ` `、  | l/ /
            l  `ヽ/ /    /    |___|    \   `、ヽ// /l
            ヽ    l    /              ヽ  .....l   ./
             ヽ   l    |               |  ...|   /
              |  |    |                 .|   |  |
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「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 本来ならば、純粋な戦闘には全く不向きな魔術であったが、一つだけ例外の場合があった。  |
||| 後の論理魔法科学者達の解明する所であるが、当時のティートマの魔術は、            |
||| 相手の魔術に乗せられた意思を経由して、相手の精神に致命打を与える事ができた。    ::::|
|」________________________________________|

22 :
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 「肉を切らせて骨を断つ」、ティートマはまさにそれを狙っていたのであった。           :::|
||| 苦悶に歪んでいた表情が、歪な笑みを浮かべる、と同時に、ケーリュケイオンは地に伏した。  |
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「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 念力が効果を失い、ティートマは再び地に足をついた。 :::::|
||| 気絶したケーリュケイオンを尻目に、ティートマは嗤った。::::|
|」_________________________|

23 :
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,ノ:_:゚)G─-∪::ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

24 :
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 呼びかける音人に対して、ケーリュケイオンが反応する気配は無かった。 ::|
|」________________________________|
デュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラ     ,,
                  /| ̄ ̄ ̄|\           ,,::::'
                 /  |     |  \      ...,,::;;;;;;:''
               /    |___|    ヽ ;;;;;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:''
              / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~`、 ;;;;;;;;;;;;;''  ..
              |_| l|  |   l|  i!i!   |_| ;;;;;;;;'' ..,::;;''
              |_|    i!   l|  l  :::::|_| ;;:::''::;;;;;;''
              | | l|  l   l   i!  l:::::::| |;;;;;;;::''
              \\   |      l :::::://
               /'''''''''''''''''''||||||''''''''''''''''''`、
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
         ,――───────────────────
        │許さねぇ…許さねぇぞぉぉぉおおオオオ!!!
         '───────v─────────────
        ;   ;     ;:;:;;:  :;:;: ;;:;;;;:   :;;:   ; ,√   :;:;;;::
   ::    :;   :;:  ;   :;:;:;:;::/| ̄ ̄ ̄|\:;;::;: /:     :;:;:;:;;
   ;:;;   ;:;:   :;;:;  ;:;  :;;:;:/  |     |  \ _人/    バチッ!
  :;:::;: ;:::;:;  ;::;:; ;:;:;: :;/    |___|    ヽ `⌒ヽて :;:;:;;:::;:;
   :;;;;::;;;:;:;;:; ;:::;;:;: ;;;:::; / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~`、;: :;:;;: ;:;:;:;:;:;;:;
  ::::;;::::;:;;:;:;:;:;::;:;:;:;;;:;:;::: |_|    ノ|  .|  | 、    |_|;:;;:;;::;::;;;::;::;:;;:;:
   ;:;:;:;;:;:;:;:::;:;:;:;:;:;:;;;;:;:::|_|  <0ノ    、0> :::|_|::;;;;;:::::;:;:;:;:;:;:;:;
     :;::;:;:;:;:;:;:;:;;::;:;;;;: | |    l、__, l   :::::| |;;:;:;:;:;:;:;:;:;;::;:;:;;
       ;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;;::\\   、__/   ::::://;;::;:;;:;:;:;:;:;:;::;:;:;
        :;::;::;:;;::;;:;;  /'''''''''''''''''''||||||''''''''''''''''''`、;;::;:;:;;;::;:::;;:;::;;:;;
         ;:;:;:;:;::;:;: /      ||||||      、;:;:;::;:;:;:;:::;;:;::;;::
          :;::;:;:;;;/       ||||||       l;::;::;:;;::;:;:::;:;;;
           :;:;:; |'''''''''''''''''''''''''||||||''''''''''''''''''''''''|;:;:;:;:;:::;:::;::;
            :;;;|       llllll       |;;::;;:;:;:;:;;
             |       llllll       |;:;;::;::;:;
             |''''''''''''''''''''''''''llllll'''''''''''''''''''''''''|:;;:;:;:;
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 仮面の笑みが悪魔と見紛うような表情に変わった。         |
||| …ティートマの周囲の空気が異常な振動を刻み始める──  ::|
|」___________________________|

25 :
       ,――────
      │へッ!?
       '───v──
        ____                             /
        /、      `、                       /
       .ノ |      | \                  ./
      /   l____|   `、               /
      |     、  /    l              /
      | ∪  ○   ○  l             /
      、            '           /
       \   '‐二二´  /          ./
        ヽ、__,,.. .-‐ '''" バチッ      / ,――──────────
/\/\/\ ノ | l| l| |   /\/\/  │震えよ、我が敵を断て!!
          __,,.. .-‐ '''l        /    '───v────────
        /        \    /  ;   ;     ;:;:;;:  :;:;: ;;:;;;;:       :;;:
       /           ヽ / ;:  ;   :;:;:;:;::/| ̄ ̄ ̄|\:;;::;: ;;:     :;:;:;:;;
       ノ             ./    ;;  :;:;:/  |     |  \  :;::   :;  :;;::;;:;::
       |           /    ; ;:;:;: :;/    |___|    ヽ ;:;:;: ;:;:  :;:;:;;:::;:;
       |          /       ;;;:::;/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~`、;: :;:;;: ;:;:;:;:;:;;:;
       |        /       ;:;;;:;:;::: |_|    ノ|  .|  | 、    |_|;:;;:;;::;::;;;::;::;:;;:;:
       'l    |   /         :;:;;;;:;:|_|  <__ノ    、_> :::|_|::;;;;;:::::;:;:;:;:;:;:;:;
       l   l ./          :;;::;_,‐.. _|    l、__, l   :::::| |;;:;:;:;:;:;:;:;:;;::;:;:;;
        '‐‐‐'/            :;l | | l_..\   `──'   ::::://;;::;:;;:;:;:;:;:;:;::;:;:;
        ../             ;:;,「l | | | l''''''''''''''''''||||||''''''''''''''''''`、;;::;:;:;;;::;:::;;:;::;;:;;
       /              / l l  ̄ l', .   ||||||      、;:;:;::;:;:;:;:::;;:;::;;::
      /                !;:;:、__/;:l   . ||||||       l;::;::;:;;::;:;:::;:;;;
    /                  、;:;:;:;:;:;:;:;:,''''''''''''''''||||||''''''''''''''''''''''''|;:;:;:;:;:::;:::;::;
   /                    .ヽ.;:;:;:;:, '     llllll       |;;::;;:;:;:;:;;

26 :
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| ──刹那、ティートマの首が、胴体から離れていた。                  ::|
||| 生首と化したティートマは、鮮血の軌跡を宙に描き、焦げた土の上に転がった。  :|
|」___________________________________|
     ____
     /、      `、
    .ノ |      | \        ,――──────────
   /   l____|   `、      │あれ、何で空飛んでんだ?
   |     、  /    l 。о ○ '────────────
   | ∪  ○   ○  l
   、            '
    \   '‐二二´  /
     ヽ、__,,.. .-‐ '''"
  //
 /
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「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 神速の如き早業。ティートマが対抗魔法を仕掛ける間もなかった。  |
|」_____________________________|

27 :
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;:; ;:;: ;: ;:;;:;: ;:) ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:; ,――───────────────────
;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:; :; :;) : ;│大師ッ! 目を覚ましてくれよケーリュケイオン!
;: :; ;: :; ;: :; : :: ; :; :; :; : ;: : ;:;:; ;: ; ::::::::.:.:.:..:..::..:.:.:......... '────────v────────────
; :; :; :; :; :; : ;: ;;: : ;:;::;;;;;;: ;: ; :;:;::.:.:.:.:..:::.:.:.:.:..................................:..:.:::.:.::.:.:..:.:.:....:.:;: ;: ;:;;:;:;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;::;
;::;:; ; ; ;:;:; ; ):;:;:; ::;;:;: :;;:;:;;:;;:;:;:;;:; ;:;:ブシュー;;:;;:;;:;:;::.:.::...:.:.::. ::..:..........:..:.:.:.:..:..:./□\;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;;
; : ;: ;: ;;:;:ノ;;:;: :;;:;::;;:;:: :;:;;;:;:;.:.:.:.⌒∨⌒::;:;:.:::....:;;:;::..:.:.:.:.:.:::..............:.:.::..:.:.:.:.(゚∀゚ ,);) ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;:: ;;
;;:;;: ;::;; :;:;: ; ;:;:;;;::;:; ;:;::; :; : .;::;;:;:;,,,,|l,,,;;:.;::;...:; :; :; ;;:;;;.::...::..::.:................:.:.:.:./,,,,,,ll,,,,,,,` ;:;;: :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;::;:
;;:;:;:;;: ;;_______; :; ;..:/(  )‐..:....(  。A):;;: :;::; ;..:.:....;:/□\し'l,,,,,,ll,,,,,,,,|:; :; :; :; : ;: : ;:;:; ;: ; :::::;:
;::; :;:;;(@)―-;:;:;:―-‐‐‐―;: ./.:.:.〉::..:..... ヽ□/;: ; ;;;: ;: ;:;:.:::;,(。:;;:。; )、 ):::):::)つ):;;: : ;:;::;;;;;;: ;: ; :;:;::.:.:.:.:;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,ノ:_:゚)G─-∪::ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 音人は地に伏したケーリュケイオンの元に駆け寄った。       :::|
||| 必死の呼びかけにも関らず、ケーリュケイオンは目を覚まさない。  :|
|」_____________________________|

28 :
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| その様子を見つめる視線があった。                  :::::|
||| 生気を失った生首が、目を覚まさぬ大師をじっと見つめている。    |
|」_____________________________|
               ヽ´~~`.. .ー '''"
              /   '‐二二、  ヽ
             ´            '
             |              l
             |     ´  ヘ    l
             ヘ  .l ̄ ̄ ̄ ̄|   ,.´
               、 |      | /
                ヘ´      ,.´
────────────────────────────────
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 唐突に、それは聞こえてきた。 |
|」______________|

29 :

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 歪な笑い声だった。::::::|
|」__________|
;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;: ;;;:;::; :; ;;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;
;:;: ;: ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;: ;: ;:; :; :; :; :;:  ,――────────── :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;
;:;: ;: ;:;: (;: ;:; :; :; :; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;│ふひひひひひひひ!!!  :; : ;: ;: ::;;:;::; :;
;:; :;: ;:; :; ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;,⌒、:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:;  '───v────────:; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;
;:;: ;: ;:; :; ;:;: ;: ;:; :; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;:; :; :; ,――─────────── :; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;
;:;:;:; :;: ;:;;:; :;: ;:; :; ::; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;│へはははははは!!!    :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::(;: ;:;
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「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 間違えようも無かった。                       :|
||| 笑い声は、ケーリュケイオンの肉体から発せられていた。 :::::|
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30 :
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||| 叫ぶ。ケーリュケイオンの肉体が不気味な軌道で宙に浮かんだ。     :::::|
||| 黒煙で完全に闇の世界と化した南方村に、禍々しい咆哮が響き渡った。 ::::|
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33 :

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||| ふと白く輝いていた双眸を閉じ、固く口を閉ざし、磔にされた聖人のような姿勢になったかと思うと、::::|
||| ケーリュケイオンの肉体は纏わり憑く禍々しい影の中に消えた。                    ::::::|
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34 :
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||| 漆黒の闇の中、自らが導くべき人間が眼前で消滅するのは、一体如何な心地であろうか。 ::|
||| 魔術師の仮面には、かつて彼が見せたことの無い、泣いている様な表情が写っていた。    |
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35 :

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||| 黒々とした影がその場から離れたとき、                      ::::|
||| そこにあったのは輝ける賢者ではなく、変わり果てた化け物の姿であった。  |
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||| 汚らしい包帯のような布で覆われた頭部、不思議な紋章が顔の中央に描かれたそれは、   :|
||| 最早人間とは言いがたい穢らわしさを醸しだしていた。                      :::|
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36 :
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| この世のものと思えぬ冷酷な響きを持った声、   :::::|
||| それは今は亡きケーリュケイオンの声であった。   :|
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;:;:;; ::;:;;:;:;::; │この肉体に馴れるまでお預けだな、音人よ。;:;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;:;:;:;; ::;:;;:;:;::; ;:; ;: ;;;:;::;
;::;:;:;:;:;:;; ::;:; '──v──,――──────────────────────────────
:;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :│せいぜい余の軍に負けぬだけの魔法を身に付けておくのだな。フ、フ、フ、
:; : ;: ;: ::;;:;::; ;.:::/□\.....'───────────────────────────────
; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::(三:;:;:◎).:. :;) : ;: ;:;:;:; :; :; :;: ;: ; ;:;:;:;:; :; :; :;: ;: ; ;: ;;:;::;;;:;:;:;:; :;: ;;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :; ;::;:;:;
; ;:;::;;;:;:;: ;と二/;:;:|;:;:;:;:l二つ;:; :;: ;: ノ; ;: ;;:;::;;;:;:;: ;: ;;: ;: :;;:;:;: ;: ;:; ;: ;: ;: ;: ;:;:; :;;:;:;:;: ;: ;:; :;: ;:; :; :; : ;: ;: ::;;:;::; :;
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37 :
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 彼の軍を引き連れて、今は亡き賢者は村から出て行った。    |
||| 何度呼びかけようと、心優しき大師の姿は戻ってこなかった。  |
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38 :

                            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄
                          /     To Be Continued ─────
                        /____________ _ _  _   _  _   _
                      //    \\
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                  //            \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄
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.

39 :
はい、ギルドの皆様にはご迷惑をおかけしました。
ログスト復活しました。
今回のケーリュケイオンの転化の話を書いたのは去年の夏ごろ・・・
精神がいろいろアレな時期に書くと内容もいろいろアレですね。orz
これからはおにぎりとアフォしぃの歴史を繋いで、
あとはジエン族の歴史を中心に展開していきます。
またぼちぼち歴史を描き出して行きたいと思います故、
これからもよろしくお願いします。

40 :
おお、久しぶりに見てみたら超懐かしいスレが復興しているww
おにぎり族はこれから先、大変な時代を迎えそうですな・・・・。

41 :
http://ameblo.jp/mknktanaka
ってページの中の人がアメーバピグで
お手紙機能を使ってIDとパスワードを
聴きだそうとしてる。
見た人は広めて、気をつけて。
ちなみにこんな内容がおくられてきた↓
ワタシは3になるので、母親に
「もうやめなさい」ときつく言われています。。。
さすがに忙しくなるため、もうしないと
決めました((泣く↓
ですが私はアメGをかっていました。
つかわないのももったいないですし、つかってももう意味がありません。。。
そこで少しでも、初心者の方が、
楽しくピグを利用できるように 
アメGをできるだけあげようとかんがえました((嬉↑ 
もちろん地震の地域に募金もたくさんしましたがあまりにあまっています。
アメGがあると好きな服、ほしいものがなんでも買えます☆
 なのでぜひ始めたばかりの人、必見です!
 10分以内に返事をください♪
ID・パスワードもお願いします♪
詳しい事はツイッター@mechamnに聴きに来て下さい!

42 :
復活したのかーめでたいな。
保守

43 :
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 泣いていた。         ::::|
||| 一人の男が、泣いていた。 :::|
|」_____________|
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44 :

  ,. '  ̄ `ヽ    .,. '  ̄ `ヽ     ./ ̄ ̄\__/ ̄ ̄\_____/ ̄ ̄ ̄ ̄
 /  ̄ ̄`ヽ   ',  /::゙■■■■',   ./ ̄ ̄ ̄\_____/ ̄\_____/ ̄\
 ! (二)-  }.:. l | !■■      l / ̄\___/ ̄ ̄\_____/ ̄ ̄ ̄ ̄\_
  、__ _,ノ.;/,.'  、.゙■■  ■,'..○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ヽ . _ ..,. '  ̄ `ヽ、. _ .. ' ..┃ROGUSTO / STORY/ OF/
      / .|\_/| ',━━━━○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      !....|磊盾都| l / ̄\ !|\    |  ̄| ̄ / ̄\   ̄| ̄ | ̄\  ̄| ̄
     /、|\_/| ,' .|    | |  \  |   |   |   _   |   |_/   |
    /  .゙ヽ . _ .. ゙'  \_/ !|    \| _|_ \_/  _|_ |  \ _|_
   ○━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   ┃45:冱て墜ちる星・第四話  ┃30年11月
   ○━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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45 :
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 一片の光も差さなくなったその場所で、     ::::|
||| 音人は泣いていた。声を上げて、泣いていた。::::::|
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46 :
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「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 濛々と上る土煙の中から、そそくさと姿を現したのは、いつか見た「叫ぶ男」。 :|
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47 :
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48 :
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       /| ̄ ̄ ̄|\                 /
      /  |     |  \              / ,――─────────────
    /    |___|    ヽ            /  │貴方が夢を諦めないなら………
   /  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~`、        / |   'v──────────────
   |___|   -┰      ┰- |        /   |   ,――──────────────
   |___|    ┃       ┃  |      /    |  │………夢はいつか再び目覚める…
   |::::::: |    ┃ ───..┃  |    /      |   'v───────────────
   \::::::\  ┃       ┃/   /      ...|   ,――─────────────
    /'''''''''''''''''''''''''''''''''''''||||||'''''''`、/        .|  │………そうですよね………
    /           ||||||  /          .|   'v──────────────
   /            ||||||/      / ̄ ̄~~ ̄ ̄ ̄\
   |'''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''||/      /             \
   |           /      /                ヽ
   |          /       /  l´ ̄l      l|| ̄l    `、
   |''''''''''''''''''''''''''''''/        .|   l  l      l  :l     |
              /         |   l_||l        l_,,l   ::::::|
            /           |       |\__/l       ::::::|
          /            \      \_/      ::::::/
        /             __>──        .....:::─<__
      /             /||  ||  ||           || || ||\
                   | ||  ||  ||───────// || || ||

49 :
デュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラデュラ
                  /| ̄ ̄ ̄|\
                 /  |     |  \
               /    |___|    ヽ
              / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~`、
              |_| l|  |   l|  i!i!   |_|
              |_|    i!   l|  l  :::::|_|
              | | l|  l   l   i!  l:::::::| |
              \\   |      l :::::://
               /'''''''''''''''''''||||||''''''''''''''''''`、
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                  /| ̄ ̄ ̄|\    ,√
                 /  |     |  \  /
               /    |___|    ヽ  _人/    パチッ!
              / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~` `⌒ヽて
              |_|  ○      ○   |_|
              |_|            :::::|_|
              | |    \__/   ::::| |
              \\   \/    :://
               /'''''''''''''''''''||||||''''''''''''''''''`、
              ./      ||||||      、
              /       ||||||       l
              |'''''''''''''''''''''''''||||||''''''''''''''''''''''''|

50 :
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「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 仮面の魔術師は、もう泣いていなかった。彼は、「叫ぶ男」に言われて思い出した。 :::|
||| 彼は夢を継ぎ、拓くものとして生まれたのだった。                      :|
|」____________________________________|

51 :
          ...     . |
       ,──────────────────────────、
      l わぁったよ。俺は、大師の見た夢を諦めるわけにゃいかねぇ。 l
      //─────────────────────────'
 ̄ ̄|\   l ふふ、それでこそ、僕の友達だね…
   |  \  `────────l 火星の沼の皇子はねぇ…シナップって言うんだよ… l
__|    ヽ   ..      .|    `──────────v───────────'
 ̄ ̄ ̄ ̄~~`、 ......      |          /
    ○   |_|        |        /  l´ ̄l
      :::::::::::|_|        |        |   l  l
_/     ::::| |        |        |   l_||l
/     ::://         .|        |       |\__
||||||''''''''''''''''`、    .      |        .\      \_
||||||      、  .      |        __>──
||||||       l   .      |      /||  ||  ||
||||||''''''''''''''''''''''''|        |      .| ゙||  ||  ||──
    ,|\───────────────────────────、
   l 気に入った。おめぇを俺の魔法官として招聘してやる。ついて来な。 l
    `────────────────────────────'
      l ふふふ、僕は…火星の…沼…とってもフレンドリー…
      `───────────────────────
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| これが「叫ぶ男」が魔法の環の中に入った瞬間である。   ..|
||| 仮面の魔術師の精神を救ったのは、他ならぬ彼であった。 ..|
|」__________________________|

52 :
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 三ヶ月が過ぎる。シナップは火星教徒の指導者的立場にある人物だったようで、::::::|
||| 当初は恐ろしがられていた火星教徒達も積極的に村民達と交わり、         |
||| 復興活動の非常に大きな手助けとなっていた。                     ..|
|」___________________________________|
                        |
                        |
                   / ̄ ̄~~ ̄ ̄ ̄\:::::::::::
                  /             \:::::::::::::
                /                ヽ:::::::::::::::::
                /   l´ ̄l      l|| ̄l   `、:::::::::::::::::
                |    l  l      l  :l    |::::::::::::::::::::
                |    l_||l        l_,,l    :::|:::::::::::::::::::
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              | ||  ||  ||──────//  || |
              | ||  ||  ||─────//    || |
              | ||  ||  ||────//      || |

53 :
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| ユラル・クェアの才能は寧ろ政治家としての能力に有ったと言って間違いは無いだろう。  .|
||| 三ヶ月という短い期間で、破壊され尽くした村は早くも復興の目途を立たせていた。     |
|」______________________________________|
 ,────────────────────────────────
 | 見張り台がほとんど使用可能な段階まで完成しました。
 | 半島村製の青銅の鐘でどれぐらいの音が鳴るか試すよう伝令を出します。
 `─v───,───────────────────
        | いや、必要ない。俺が呼びかけよう。
        `─v───────────────
         /□\
  /■\   (=(, ゚∀゚)/\ ー-‐'^ー‐'`ー‐'`ー-‐'`-‐'^ー‐'`ー‐'^ー‐/
 (  '∀`)  /''''''''||'''|   │よーし、鐘を鳴らしてみろぉ!!      │
 (    )   |'''''''''||''''|   │俺が返事をするまで鳴らし続けろよお!│
三三三三三三三三三||l| / ー-‐'^ー‐'`ー‐'`ー-‐'`-‐'^ー‐'`ー‐'^ー‐\
三三三三三三三三三||l|
三三三三三三三三三||l|                   カンカンカン…カンカンカン…>
              /|||::l|\
            //|||::l|  \
\         //  |||::||    \ ー-‐'^ー‐'`ー‐'`ー-‐'`-‐'^ー‐/
\\     //    |||::||    │ご苦労!!上出来だ!.    │
  \\//       |||::||    │こっちまで良く聞こえるぜ!!│
   ll//l       |||::||    / ー-‐'^ー‐'`ー‐'`ー-‐'`-‐'^ー‐\
  //\\       |||::||
//    \\     |||::||
/        \\   |||::||
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 彼の「魔法の声」は村全体に響き渡り、その毅然とした態度とリーターシップが ..|
||| 荒れ果てた民心を宥め、復興へと導いていった。                    |
|」__________________________________|

54 :
,────────────────────────
| あの見張り台はあと四つぐらいは欲しいな…
| 半島村に鐘をあと五つ注文してくれ、一つは予備用な。
`──────,───v──────────────────
         | もう少し貢納を増やせないか?
         | 今は何より、ここでとれる米が大の物々交換の種なんだ。
         | 農民達にも負担をある程度担って欲しい。
         `─────v─────────────────────
              /□\
      /■\   (=(, ゚∀゚)  /■\
     ( ´∀`)   /''''''''||'''|つ (・∀・ )
     (  つつ    |'''''''''||''''|   し し )
      )  ) )   .|'''''''''||''''|   く く く
     (__)__)   .(_(_:)  (_(_)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ,――──────────────────────
│まったく音人様は大師様と違って人遣い荒いよなぁ…
 '──v────,――───────────────
          │そうか?まぁでも、一番悪いのはあの狂った連中(※)さ
          │音人様が人遣い荒くても、村を復興するためにゃ仕方が無いさ。
           '────v────────────────────────
   /■\         /■\
l|三(; ´Д`)      l|三(゚∀゚ ;)
||三(つ  ||.)     ||三(つ  ||.)
   人  Y         人  Y
   し (_)        し (_)
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 「輝ける賢者」を失ったこと。                          ....|
||| 或いはそれは、新たな才能に開花のチャンスを与えたのかもしれない。....|
|」_______________________________|
(※)狂った連中…悪夢教徒の事。「悪夢教徒」という呼称は後代に生まれたものである。

55 :
┌─┬──────────────────────┐
|飯|おにぎり                            |
├─┴─┬────────────────────┘
│統治者|開拓王ラデル
├───┴───┐統:75 武:61 知:21 政:15 魅:88
├───┬───┴────────────────
│政務官|ラフハーン
├───┴───┐統:22 武:16 知:57 政:75 魅:38
┝━━━┯━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━
│統治者|ドートバルト
├───┴───┐統:89 武:41 知:72 政:90 魅:65
┝━━━┯━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━
│統治者|ユラル・クェア
├───┴───┐統:33 武:10 知:96 政:89 魅:48
├───┬───┴────────────────
│魔法官|シナップ・ヌマターロ
├───┴───┐統:42 武:4  知:73 政:79 魅:72
┝━━━┯━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━
│反乱者|ティートマ=ナイトメア
├───┴───┐統:21 武:18 知:96 政:12 魅:21
└───────┴────────────────
ログスト暦30年11月
・( ´∀`)ケーリュケイオン が死亡/ナイトメアに吸収されました。
・(=(, ゚∀゚)ユラル・クェア が南方村の統治者となりました。
・(=(, ゚∀゚)ユラル・クェア 統率力+1
・( 0∀0)シナップ・ヌマターロ が南方村に士官しました。
・(三:;:;:◎)ティートマ が ティートマ=ナイトメア へと転化し、能力値が上昇しました。

56 :

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┓
┃飯┃三都連合                      ┃☆☆☆☆☆☆★★★★┃同盟:−    仇敵:−
┣━┻━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳┻━━┳━━━━┳━━┻━━━━━━━━━━━┫
┃能  力┃身 04 ┃統 08 ┃知 05 ┃政 07 ┃繁 05 ┃合計 29 ┃ラデル他二名 支持率:86%
┣━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┫
┃民:31210人+軍:1610人=総人口:32820人
┣━━━━━━━─国土─┓4コマ3村 総収穫:小麦25100石/年 米11200石/年
┣━━━┯━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┠───┘30年11月:状況:ケーリュケイオンの「死」

┃南方村の創設者で、オニギリ史最初の魔術師であったケーリュケイオンの「死」は、
┃オニギリ史全体で見ても非常な衝撃である。

┃音人によって「戦死」と伝えられたその訃報は、風のように連合全体へと伝えられていった。

┃「苦悶の季節」と後に評されるオニギリ史第U期は、
┃火星教徒の出現からケーリュケイオンの「死」に至るまでの一連の流れをもって明確に幕を開けた。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

57 :

___________________________ _ _  _   _  _   _
                    \
                      \    To Be Continued ─────
                        \______________ _ _  _   _  _   _
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              /    「 冱 て 墜 ち る 星 」 終 了 ! i ! i ! !  i   !   !
            /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄

58 :
どうも、白茶です。
某所でコテキャラを与えて頂いたので、ちょっとアレンジして使ってみる事と致します。
最近またAA長編板も活気を取り戻してきたようで、僕としてもその中に入れるように頑張りたいところです。
忍法帖のことはよく分かりません。11レベまでいったのにいきなりレベル1まで下がった。
土下座しますからもういい加減にしてください。泣きます。
代理投稿、ありがとうございます。泣いて土下座します。
>>40
おにぎり族はこれ以後ぐっちゃぐちゃ
>>42
ありがとうございます。嬉しいです。精進して参ります。
それにしても、これはアレでしょうか、僕がバカなんでしょうか、大学とは中々にハードな所ですね。
一日二十時間学習状態が五日間ぐらい連続した時はもう死ぬかと思いました。ええ全く。
   /白\
  ( ´∀`) < この大空に〜翼はいらない〜
  ⊂    つ       睡眠時間〜ください〜♪
  ノ ノ ノ
 (_ノ、_ノ


59 :
新作乙です!現在の所はやや魔法種族的な感じですねおにぎり族。
内憂を抱えた状態で、北には件の脳筋王、北西では何やら鳴動中……。
ぐっちゃぐちゃの乱世の中で、輝く星は誰なんだァー!

60 :

   ∧∧                  新生ログスト島
━ (*゚ー゚) ━===========================━━━━━
   (`ー―---, (`ー――----,              i'ヽ  i´|   (`ー―---,
     ̄ ̄´/ /   ̄ ̄ ̄`ー, ノ    (`ー,     ,-、  ||  | |     ̄ ̄´/ /
       i`/        ノ ノ       `(`ー,   ノ ノ   l_,,)   | |       i`/
        | |       //  =i|=      ̄  //       //       | |
       ノノ       `ー'    ,ノl|   (二二ニノ       ノノ       ノノ
                                       /-|- ノー-、 _ヽ_ ー,--
                                      -l‐  ノ ノ |   ニニ  -ノ┐
                                     |   .ノ ノ  l二二l 、三三,
         ,、   ト、ト、    'l`
       //l\≧,,゚ w>,m   |    王の治世編 Part.13
       ⌒^⌒/E⌒lー―――――――――――――――――
           (^l:::::::|           順風外交
           ヽ`ー'ー―――――――――――――――――‐
             ̄ソ┌──┘    Episode - 41
                ―― 30年7月下旬 アフォシリア城
━━━━━===========================━━━━━

61 :
__________________________________________
-――--、______________________________________
       |l'     ┌─────────────────────────────────
              │…と言う訳でラデル王は不在でしたが、非常に誠実な対応を受けた次第です。
=∧=        │両国の間の相互通行の自由も快諾して頂けました。
<l´ ̄`l┌───┴──────────────────v───────────────
=|li :† i|│ほう、あの腐れ外道の偽ラーラロの村とは違う、
  |li:::::::i|│誠実な者もいるということか。
  |li:::::::i|└─y───────────────────
  |li:::<∧二ノ
  |li::::(*゚ー゚)
  |li::<´:):lil:(>
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i
  |_,l_l"し'し'l_l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|       。<:0:::∧>    ∧∧
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|       ii (゚ー゚*):`ヽ  (゚- ゚;) ^ヽ
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|       <つと::>i::i::ヽ (つと[ノ  )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|          し'`J    し'|_ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
__________________________________________
-――--、______________________________________
       |l'
=∧=        ┌─────────────────────────────────
<l´ ̄`l        │はい、その様にございます。しかし陛下、一つ要求があるとのことなのですが…
=|li :† i|┌───┴─────────────────v────────────────
  |li:::::::i|│ん。苦しゅうない言ってみよ。
  |li:::::::i|└─y───────────
  |li:::<∧二ノ
  |li::::(*゚ー゚)
  |li::<´:):lil:(>
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i
  |_,l_l"し'し'l_l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|       。<:0:::∧>    ∧∧
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|       ii (゚−゚*):`ヽ  (゚- ゚;) ^ヽ
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|       <つと::>i::i::ヽ (つと[ノ  )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|          し'`J    し'|_ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

62 :
__________________________________________
-――--、______________________________________
       |l'     ..┌──────────────────────────
              │なんでもラデル王は冒険に生きるお人の様でございます。
=∧=        │その政務官が言う所には、友好を結んだ暁にはラデル王が我がアフォシリアの地を
<l´ ̄`l        │冒険のために訪れ、あまつさえ技術協力さえ申し込まれる可能性すらあります。
=|li :† i|┌───┴─────────────────v────────────────
  |li:::::::i|│ほう、技術協力?
  |li:::::::i|└─y───────
  |li:::<∧二ノ
  |li::::(*゚−゚)
  |li::<´:):lil:(>
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i
  |_,l_l"し'し'l_l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|       。<:0:::∧>    ∧∧
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|       ii (゚−゚*):`ヽ  (゚- ゚;) ^ヽ
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|       <つと::>i::i::ヽ (つと[ノ  )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|          し'`J    し'|_ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
__________________________________________
-――--、______________________________________
       |l'     ..┌──────────────────────────
              │半島村でひどく奇特なおにぎり族達と私はました。
=∧=        │その政務官曰く「研究家」とのことなのですが、彼らはアフォシリアの技術を狙っている
<l´ ̄`l        │ようであります。彼の者達がラデル王に付いて来たら少々厄介です。
=|li :† i|┌───┴─────────────────v────────────────
  |li:::::::i|│…
  |li:::::::i|└y─
  |li:::<∧二ノ
  |li::::(*゚−゚)
  |li::<´:):lil:(>
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i
  |_,l_l"し'し'l_l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|       。<:0:::∧>    ∧∧
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|       ii (゚−゚*):`ヽ  (゚- ゚;) ^ヽ
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|       <つと::>i::i::ヽ (つと[ノ  )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|          し'`J    し'|_ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

63 :
__________________________________________
-――--、______________________________________
       |l'     ..
=∧= ┌────────────────────────────────
<l´ ̄`l │…ふむ、ダッテと相談してみた方がよさそうだな。
=|li :† i| │だが、とりあえずはそのラデルとやらの心意気、中々のものではないか。
  |li:::::::i| │直ぐに返事はし兼ねるが、大方認めてやってもいいんじゃないだろうか。
  |li:::::::i| └─y──────────────────────────────
  |li:::<∧二ノ
  |li::::(*゚−゚)
  |li::<´:):lil:(>
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i
  |_,l_l"し'し'l_l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|       。<:0:::∧>    ∧∧
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|       ii (゚−゚*):`ヽ  (゚- ゚;) ^ヽ
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|       <つと::>i::i::ヽ (つと[ノ  )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|          し'`J    し'|_ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|       盆地村の裏切りに等しい行為に対して怒っていたハナン王だが、  ::|i|
 |i|       半島村は打って変わって誠実であると分かると、             |i|
 |l|       その怒りは幾分か和らいだようであった。                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                       ●
                       ●
                       ●
                       ●
                       ●
                       ●

64 :
-――--、______________________________________
       |l┌─────────────────────
      │おにぎり族にはもう一つ村が有るのだろう。
=∧=゙: │この機にそのもう一つの村にも使者を送ってしまったほうが良いのではないか?
<l´ ̄`l::::└─y─┬───────────────────────────────────────
=|li :† i|.       | …畏れながら陛下、私が此度の外交の相手に半島村を選んだ事には理由がございます。
  |li:::::::i|.       | もう一つのおにぎり族の村である南方村は、奇怪な技で人々を治める法螺吹きの村にございます。
  |li:::::::i|.       | 半島村のようにそう単純に事が運ぶとは思えません。
  |li:::<∧二ノ..   └────────────────y─────────────────────────
  |li::::(*゚−゚)
  |li::<´:):lil:(>
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i
  |_,l_l"し'し'l_l                       。<::::■:::::>
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|     ii (´Д` )
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|     (:]つi`l::::)
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|      |:::::|::::::|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|    (_(__)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|    カルドはそもそも「魔術」の存在を信じていなかった。..            |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|    小手先だけの詐欺師の集まりだとしか思っていなかったのである。.    ||l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 |i|ー─────────────────────────'|i|
 |l|    対するハナンは持ち前の好奇心と闘争心を心に...    |l|
 |i|..                                      |i|
 |l|    溌剌とした面持ちで言った。                   .|l|
 `ー─────────────────────────‐'
-――--、______________________________________
       |l┌─────────────────────
      │…面白いではないか。是非我々に対してどのような反応を示すのか見てみたい。
=∧=゙: │お前の言うように奇態を見せる様であれば今度こそ私が斬り倒しに行ってくれるわ。
<l´ ̄`l::::└─y──────────────────────────────────
=|li :† i|     ┌────────────────────────────────
  |li:::::::i|     │カルドよ、お前に命じる。使者を組織し、おにぎり族のその村に派遣せよ。
  |li:::::::i|     └y────────────────────────────────
  |li:::<∧二ノ.  .                    ┌──────
  |li::::(*゚ー゚)                        │ハッ!
  |li::<´:):lil:(>                      └──y───
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i
  |_,l_l"し'し'l_l                       。<::::■:::::>
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|     ii (´Д` )
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|     (:]つi`l::::)
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|      |:::::|::::::|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|    (_(__)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

65 :
  ┌──────────────────────────────
  |聞く所によると、非常に巧妙な詐術を使用する者達の村のようです。
  |騙されぬ様にお気を付けください。
  └────y─┬─────────────────‐──────
            |分かった、気をつけるとしよう…
            └─────y─────────
                。<:0:::∧>
      <:::::■::::>。   ii (−゚* )O
      ( ´Д`) ii    (::]つ@三)      ∧∧     ∧∧      ∧∧
        (::::]つl:::)     /::i::i::ミ ゚_')     /⌒ヽ*)   /⌒ヽ*)    /(゚- ゚*)
       |::::::|:::::|   彡(`U"" ノ        /   ヽ   /   ヽ    /   ヽ
        (__)_)    > ̄>^>      (,,_____,,l  (,,_____,,l   (,,_____,,l
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
 |i|ー───────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                                |i|
 |l|     その数日後、今度は南方村へ向けて再びアフォシリアから使者が旅立った。  、|l|
 |i|                                                                |i|
 `ー───────────────────────────────────‐'
┏━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┠───┘
┃半島村の友好的な対応により、気をよくしたハナン王は、
┃続いて南方村とも平和的関係を結ぼうとする。

┃カルドは魔法への不信感から、南方村が詐欺師の集まりであるとの偏見を捨てられないが、
┃それでも平和関係を結ぶ事は必要と考えるハナン王に押し切られ、
┃使節団を派遣する運びとなった。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

66 :

  /□\
 ( ´д`) < もうすぐブチ切れ展開。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

67 :
投下乙!南方村にはあの電波が服着て歩いてる様な魔法官が……w
さてさて何があるやら……乙です!

68 :
  、_
::..: ::::..:::\            ):; ;:; .:: ; : .;:; ; ::; :; :;: :; .;: :. : ;;
─'´ ̄ ̄`'─、_::::::....       (::.::;.:.: :; : . :; .: : ;.:; ::.::; ;: ..:     ,‐─´
         `‐──、,,,,___(:.:; :.:; :;.; .:; . ) __,,‐───´
                     (:;.: :; :; .(
                       ⌒):;.;/
                        (:;.:ノ
                       /W\
                 /''\  /;:;:、;:'';:;:\
   \iii  .        ,/\/.;.; .;`‐´;::;; ;:;: '';:;:;:;:;:ヽ_
      \──`──´: ;:; ; :;:;:;:;'':;:;:;: :;:;:;: ;:;:;: ;:;:;:;:;:;:;\__ ___ ___  ___
        \' '''~ ~'''' ^^' '~~ '' ''' '' '''~ ~'''' ~~~~' '''^^^' '..............................::::::::::::::::::::::::..................
          \    ∧_∧:::::::::::::::::::::::.............. ...::::::::::::::::: :::::::::::::::::: ::::::::::::::: :::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ( ・∀・):::. .............. :::::::: ............ ...... ::::::::: ::::::::::::........ :::::::: ............. . .............
            (    )
      ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄回二二コ、 ; .  _; 。 、;   . _ ;  。 、; . _;。、 ;._ ;。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/、 ;. _ ;。、  ; . _;  。、  ; . _ ;  。、;  . _ ; 。
 ̄ ̄'' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ /、;.  _; 。、   ;. _   、; .   _; 。  ;。  、; . _ ; 。 、;  . _ ;。
、;._、;._;。;。〜、;._;。、;._;。、〜;._;、  ;._、; . _;。、 ;. _; 。、 ;. _;  。、  ;._ ;。、 ; ._;  。、 ; ._ ;。 、; ._; 。
┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥        教国、連合、王国の三種族からは全く隔離された離れ島、
┃┃│
┃┣┥       吹き渡る風と屈強な腕力で海原を駆ける海の民族、モララー族。
┗┛└──────────────────────────────────

69 :
  │  │  │  ┃┃──、_  /´ ̄ ̄ ̄`'──、
━┓─┼─┼─┃┃      Y´ ̄ ̄ ̄`'────、_,、──────´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
〜┃村│  │  ┃┃ ,───────、__       `───、_______,──´) ̄ ̄`'──
─┗━┓─┼─┃┃       )       `'───────´      ´───、___,────
〜│〜┃林│林┃┃      (___,────´ ̄ ̄`────´ ̄ ̄
─┼─┗━┓─┃┃
〜│〜│〜┃林┃┃
━━━┓─┗━┃┃
  │  ┃〜│〜┃┃
─│─┗━━━┃┃
  │  │  │村┃┃
━━━━━━━┛┃"'" ̄'"":..:"'" ̄'"":..:"'" ̄'"":..:"'" ̄'"":..''"'"' "'''.'''"'"' "'''.'''"'"':"'" ̄'"":..:"'" ̄'"":.
━━━━━━━━┛
wiiw           wwww                     wwwwiiiw
  ∧_∧  wwwwwww          wwwwwwwwwww
 (    ・) ココガ アタラシイ フルサトカ…           wwwwwwiiiwwwwiiiwwww
 [三三[l )
 | | |
 (__)_)
┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥      彼らは内海を船で越えた先に新しい二つの港村を開設した。
┃┃│
┃┣┥     アルトピアニに勝るとも劣らぬ拠点、彼らはその建設を目指した。
┗┛└──────────────────────────────────

70 :
┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥少数による急速な植民。正しくモララー族の進取の気性が顕現したというのは勿論だが、
┗┛└──────────────┬───────────────────────
                                  │
                                  │,.-───────────
                                  │l 開拓しよう!!
                                  │゙'ー-v---,.-───────────
                                  │     l お金が無い。食料も無い。,.-────────
                                  │     ゙'ー--------v----------  l やる気がない!
                                  │                       ゙'ー--v----------
                                  │                        ∧_∧
                                  │ ∧_∧       ∧_∧ 、     ('(д・  ,)
                                  │(,   ・)')     .(∀゚  ,,);l       ヽ    つ
                ┌────────┘(     /      し   ヽ!|        〉   〉
┏━┯━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥  それだけではこの移民政策は上手くいかなかっただろう。シギには無論、策があった。
┗┛└─────────────────────────────┬─────────
          ___                                     │
          |    >‐'、_                                |
          ト、 , ´     ヽ ,                              |
          |::}/        {:::::::ヽ                           |
          ∨         ー .:´、                              |
          |  // _,      `Y     ....┌────────────┘
          !     匸フ     :::::;| 、      .│                 ゼイキン ハラエネ サッサト デテイコウ
         \           ..:::;/、       │      ∧_∧              ∧_∧
           \_ノ   ..::::;/、         │     ( ・∀・) カイタク デキルジャン  (∩∩ )
        :      >─ 、  └、、 . .     │     〈    |              |     〉
         /`ヽ           :: 、...      .│     | ∪∪                 |   |
        , /    Y          .::}゚  ,     │      Lノ^Lノ                 Lノ^Lノ
       //     ゙ .┏━┯━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        l/    、 .. ┃┏┥ソプラノフルーテとテノールチェリス、
       /    、  . ┗┛│        この二村に於いて三年の間は民の貢納は無しにしよう。
      ./    /       : : └───────────────────────────────
      {   /     ...::::;;{:::::::::::|
      ` ー ´{     ...::::;;;;/ヽ:::::::::::\
          ノ    ...::::::;;ノ:::::::`、:::::::::::``ー-、.,
┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥  税の優遇。新たな土地の開拓の際には常套手段とも言えるこの方法だが、
┃┃│
┃┣┥   シギの狙い通りアルトピアニの貧民層はこぞって移民の道を選んだ。
┗┛└──────────────────────────────────

71 :
┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥だが一方で、この政策により中央と植民市の間に非常に歪な人口関係ができた。
┗┛└───────────────────────────────────
                                    ∧_∧
                                   ( ・∀・)
                                ∧⊂ .∧_∧つ∧
                                (´∀/( ・∀・)∀・)
                                ヽ_(_と    ノ⊂_ノ
                                 ) ) 人 Y 〉 〉
                                (_)__し(_)_)_)
                                         ┌─────┐
               ∧_∧    .             │          │
               ( `゚Д゚)  ...             │          │
              .o∧_∧o ....             │植民市    │
               ) )´Д`)  .             │民間3200  │
               (つ  とノ   .             │兵員300.   │
                〉 〉 |   .             │          │
                (_)_)               │          │
             ┌─────┐              │          │
             │          │              │          │
             │王都      │              │          │
             │民間1600  │              │          │
             │兵員200.   │              │          │
             │          │              │          │
             │          │              │          │
         ──┴─────┴───────┴─────┴────
┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥植民人口が中央の人口の二倍という人口逆転をおこしてしまったのだ。
┗┛└──────────────────────────────────

72 :
┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥後にこの歪みが民族を揺るがす大問題に発展するがそれはまた別の機会に語るとしよう。
┗┛└──────────────────────────────────────
├─┼─┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
│〜│〜┃┏┥ともあれログスト暦31年の時点ではモララー族は急速にその勢力範囲を拡大し、
├─┏━┗┛└────────────────────────────┬─────
│〜┃森┃  ┃森│森┃〜│〜│〜│〜┃  │  ┃〜┃  │  │  │: : │: : ││
├─┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓─┗━┛─┼─┼─┼─┼─┼│
│〜┃〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜┃  │  │  │  │  │  │: : ││
├─┃─┏━━━━━━━┓─┼─┼─┼─┗━━━━━┓─┼─┼─┼─┼│
│〜┃〜┃山│山│山│火┃〜モララー族勢力圏...│〜┃村┃  │  │  │  ││
├─┃─┃───┐─┼─┏━━━┓─┼─┼─┼─┗━┃─┼─┼─┼─┼│
│〜┃〜┃林│村│山│山┃山│山┃〜│〜│〜│〜│〜┃林│林│林│林││
├─┃━┛─┼─┏━━━┛───┗━━━┓─┼─┼─┗━┓─┼─┼─┼│
│〜┃森│林│林┃  │  │  │  │  │  ┃〜│〜│〜│〜┃林│森│森││
├─┃─┼─┼─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┏━━━┓─┗━┓━━━┓│
│〜┃森│森│林┃  │  │  │  │  │  ┃〜┃  │  ┃〜│〜┃〜│〜┃│
├─┗━━━━━┛━━━┓─┼─┼─┼─┃─┃─│─┗━━━┃─┼─┗│
│〜┃森│森│林┃〜│〜┃林│林│林│林┃〜┃  │  │  │村┃〜│〜││
├─┃─┼─┼─┗━┓─┗━━━━━┓─┗━━━━━━━━━┛━━━┓│
│〜┃森│森│森│林┃〜│〜│〜│〜┃林┃〜│〜┃山│山│森│森│森┃│
├─┗━━━━━┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━
│〜│〜│〜│〜┃┏┥広大なログスト内海をを一夜にして支配した格好となったのだ。
└─┴─┴─┴─┗┛└────────────────────────────

73 :
                               / ̄ ̄|
                              /   /´|
                            /     /  |
                           /       }   |
                          /        \_|──<l
                         ,/                   \
                         /                       \_
                        ,/                          〈
 \│/                  /       __    \   /  _ |
 ― ○ ‐──               |          V ̄ ̄ ̄l       「 ̄ノ|
::: /|\                 .|        \__/         ─´ .|
    .|  \                |                       |
                       |          . : : : : .         . : :|
                       |                      /
                        \              \____  /
\、,                       \                  /
  \                        \____        イ
 ̄ ̄\、                      /⌒ ̄ ̄ ̄Tf¨       ` ̄ j| ̄`
      \,                   /      |    ヽ___ /    l
 ̄ ̄ ̄ ̄\                 /      f|              |
          \、,              /       八               |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\             /       /  `             |
              \    ∧_∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ( ・∀・)
               (    )
            ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄回二二コ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/、 ;. _ ;。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ /、;.  _; 。、
、;._、;._;。;。〜、;._;。、;._;。、〜;._;、  ;._、; . _;。、 ; :;  :; ;:。
┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥                                    Ulute dynasty
┃┣┥後にログストの歴史を席巻する事となる少数民族による、大型海洋国家の勃興である。
┗┛└──────────────────────────────────────

74 :
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━┓
┃模┃ウルテ朝アルトピアニ王国            ┃☆☆☆☆☆☆☆☆★★┃同盟:−    仇敵:−
┣━┻━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━╋━━━┳━━━━┳━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃能  力┃身 08 ┃統 06 ┃知 06 ┃政 05 ┃繁 03 ┃合計 28 ┃シギ・ウルテ   支持率:67%
┣━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┫
┃民:4800人+軍:500人=総人口:5300人
┣━━━━━━━━─国土─┓3コマ3村 総収穫:玉蜀黍8200石/年
┣━━━┯━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┠───┘31年04月:状況:移民の加速

┃ これまでのモララー族の村社会においては当たり前とされてきた長者への貢納、
┃ シギはこれを原始的ながらも、「税制」として運用を始めることとした。

┃ 植民市を統率していたマシキの手だけでは遅々として進まなかった開拓と移民の流れは、
┃ シギの策がもたらした明確なパワーをもって加速度的に推進されてゆく事となる。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

75 :
┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃模┃ ν−10 ┃植民市 .ソプラノフルーテ        .┃総人口:1350人  総収穫:玉蜀黍 300石/年
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力:150人    総生産:
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/  ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−  ┃元地形|平地┃統治者:シギ・ウルテ
┃│〜│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃├─│─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┃模:δ−6:植民市ソプラノフルーテ:提督マシキ
┃│〜│  │林│  │  │  │  │林│  │  │  2 ┣━┓データ:人口1200人 兵100人
┃├─└─┐─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│〜│  │  │  │  │林│  │  │  │  │  3 ┃模:δ−7:貿易港:建設中
┃├─┼─│─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┓データ:人口150人 兵50人
┃│〜│  │  │  │林│  │  │林│  │  │  4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─│─┼─┼─┼─┼─┼─┌─┐─┤−  ┃
┃│〜│  │  │  │  │  │林│林│山│  │  5 ┣━┓
┃├─┌─┘─┼─┼─┼─┼─┼─│─│─┤−  ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│〜│  │  │村│畑│林│林│森│山│  │  6 ┃
┃├─│─┼─┼─┼─┼─┼─┼─└─┘─┤−  ┣━┓
┃│〜│  │  │港│  │  │  │林│林│  │  7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─└─────┐─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┃
┃│〜│〜│〜│〜│  │  │  │  │森│  │  8 ┣━┓
┃├─┼─┼─┼─│─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│〜│〜│〜│〜│  │  │  │林│  │  │  9 ┃
┃├─┼─┼─┼─└───────────┤−  ┣━┓
┃│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘−  ┃
┃├─┤10km                   031年04月 現在┣━┓
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃特性:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:玉蜀黍 300石/年
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:玉蜀黍 1000石/年
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

76 :
┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃模┃ ο−14 ┃植民市 .テノールチェリス        .┃総人口:2150人  総収穫:玉蜀黍 900石/年
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力:150人   総生産:
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/  ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−  ┃元地形|平地┃統治者:シギ・ウルテ
┃│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│  1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃┝━┓─┏━┓─┏━┓─┼─┼─┼─┼─┤−  ┃模:γ−3:植民市テノールチェリス
┃│  ┃〜┃  ┃〜┃  ┃〜│〜│〜│〜│〜│  2 ┣━┓データ:人口2000人 兵100人
┃├─└─┘─┃─┃─┗━━━━─┐─┼─┤−  ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│  │港│村┃〜┃  │  │  │  │〜│〜│  3 ┃模:β−3:貿易港:建設中
┃├─┼─┼─┃─┃─┼─┼─┼─└─┐─┤−  ┣━┓データ:人口150人 兵50
┃│  │畑│林┃〜┃  │  │  │  │林┃〜│  4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┃─┃─┼─┼─┼─┼─┃─┤−  ┃
┃│  │林│森┃〜┃林│林│  │  │林┃〜│  5 ┣━┓
┃├─┼─┼─┃─┃─┼─┼─┼─┼─┃─┤−  ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│  │  │林┃〜┃森│森│林│  │  ┃〜│  6 ┃
┃├─┏━━━┛─┃─┼─┼─┼─┼─┃─┤−  ┣━┓
┃│  ┃〜│〜│〜┃  │林│  │  │  ┃〜│  7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┃─┏━━━┛─┼─┼─┼─┼─┃─┤−  ┃
┃│  ┃〜┃林│  │  │林│  │林│  ┃〜│  8 ┣━┓
┃├─┨─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┗━┥−  ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│山┃〜┃森│林│林│林│林│森│林│林│  9 ┃
┃├─┃─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┓
┃│山┃〜┃森│森│林│林│森│森│林│森│ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┸─┸─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘−  ┃
┃├─┤10km                   031年04月 現在┣━┓
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃特性:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:玉蜀黍 900石/年
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:玉蜀黍 1000石/年
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

77 :
  /白\
 ( ´д`)
 ̄| ̄ ̄ ̄ ̄
  |          |・twitterでアカウント作ったけど一ヶ月一回も投稿しないダメ屋が
  |          |AA職人たちの世界に参加していいのか分からない。
  |          |・東大でもないのに日本一忙しい大学の名は伊達じゃない。一年目からいきなり留年危機。
  |          |週に寝れない日が三日以上確実に存在するという鬼畜日程なのに留年危機とか…
  |          |・勉強し過ぎですげぇ充実、という意味では確実にリア充。
  |          |・友人とイデオロギー上強力な対立を起こしてかなり険悪ムード。
  |          |これについて悩みまくって一時期本気で心を病みそうになる。
  |          |・他にも人間関係全般全て上手くいかない。精神的に死にそうなライン。
  |          |・書きたいものを書こうとして技術力が足らず進まない。今回投稿したものはストックです。
  |_____|・もしかしてエターなるフラグ立ってますか?がんばります、としか言えないですごめんなさい。

78 :
GJー、モララー族も一気に進出が進んでるね。遠からず他種族とも接触かな?
ジエン族の方は中々動きが無いけど、本拠地が本拠地だし、しかたないかもね。

79 :
>>73
やる気みなぎるAAですね!
長編板ですし投下速度は気にしなくて良いかと

80 :

               _
           │  |  | ̄ ̄  |\   |    / ̄\
           │  |  |──  │ \  |    └──┐ ┼┌┐ |/ \/
       \_/   .|  ::|__  │   \|    \_/   │└┘ |   /
                ̄
             ┌──────┬───────────
             |  FILE No.20  .| 南都反逆編 Part.10
             └─┬────┴────────┬──
                 │      陰謀の戦.         │
                 └─────────────┘
               ── 24年8月 ネオアトラン砦

81 :
 ,――─────────────────            ┃┃
│さて、ここからなら戦場が一望できそうだな。            .┃┃
 '───v───────────────          ......┃┃
              ___                      ┃┃
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    (,,`∀´ミ ,,゚_')  (,,・ー・ミ ,,゚_').                  ┃┃
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    (,,・∀・ミ ,(,,・∀・ミ ,,(,,・∀・(,,・∀・ミ(,,・∀(,,・∀・ミ ,,゚_')     .┃┃
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|┃|  ログスト暦24年8月、教皇軍が布陣を終え、ネオアトラン砦に攻撃を始める。   ...|
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    ┃┃
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    ┃┃    ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
    ┃┃          ノホ##ヨv#ノホ###ノホ##ヨv#
    ┃┃             #ノホ##ヨ#ノホ##ヨv#     ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
    ┃┃
    ┃┃_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_
    ┃┃三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ミ (; ・∀・) ヤヴァイヨ
    ┃┃_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_
    ┃┃

82 :
        | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
        |┃|  拠点残すところネオアトラン砦だけとなった反乱軍。   ...|
        |┃|  殲滅する事は、決して難しくは無い筈であった。     .....|
        |_|_________________________|
        −α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−λ−μ−ν−/
        ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬−
        │〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│1
        ├─┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼−
        │〜┃山│山│山│山│山│凍│凍│凍│村│凍┃〜│〜│2
        ├─┃─┌───────┘─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┏−
        │〜┃火│  │  │  │  │村│凍│凍│凍│凍┃〜│〜┃3
        ├─┃─│─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┃−
        │〜┃山│  │  │  │  │林│林│林│林│  ┃〜│〜┃4
        ├─┗━┓─┐─┼─┼─┼─┼─┼─┼───┃─┼─┗−
        │〜│〜┃山│村│林│  │  │  │林│山│山┃〜│〜│5
        ├─┼─┃─│─┼─┼─┼─┼─┼─│─┏━┛─┼─┏−
        │〜│〜┃山│林│林│林│  │  │林│山┃〜│〜│〜┃6
        ├─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┏━┓─└─┗━┓─┼─┃−
        │〜│〜│〜┃森│林│森│林┃村┃  │  │山┃〜│〜┃7
        ├─┏━┓─┃─┼─┏━━━┻━┻━┓─└─┃─┏━┛−
        │〜┃森┃  ┃森│森┃〜│〜│↑│〜┃  │  ┃〜┃  │8
        ├─┗━┛─┗━━━┛─┼─┼│┼─┗━┓─┗━┛─┼−
                                      │
                            反乱軍支配域;ネオアトランのみ

83 :
.._.
  `"゙";':':';':.,.,_           _...:;;:''"                        ,.;:.,..,;:;:;:,.,._, ...,,,..
 '"゙''゙"            .,.,;:;゛:;:,.,.,_                    ,,,......,,,,,;:;''"''':::..
.,;: _...      .....,,,,,;:;'''"'''"                   ....,,_,,,...;:;::''""''''"
      ,.,;:;:;:;:;'''""""""            ..,.,;:':';',,,..;:.;:;';:;';''""
  ,,..:;:;;:;;:;::;:;              ,─´ヽ、     ./\
                  ,,、/´     \/ヽ/  ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,,,,、、‐''''       /  ノ    `ヽ、 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       ~~''      . ┏━━━┓ ,,、‐'       ,'、   / ::::┏━━━┓____
               ┃教皇軍┃         / `'─´  ..┃反乱軍┃;:;:;:;:;:;:;;;::;:;
   ~~''        ''''~ ┣兵力━┻━━┓      ''''~~     ┣兵力━┻┓700 ̄
           ''''~~ ~┣士気━┳━━┛1000   ''''''~~    ┣士気━━┻┓91/100
  ''''''''~~~     ~~ ┣━━━┛62/100 ''''~~          ┣城壁━━━┻┓100/100
~~~       ''''''''~~ ┃  ~~~''''''''''         '''',,,,   ,,,,┣━━━━━━┛
    ~~~~''''''     #ノホ#~~~    ~~''''          |山|┃:山|       '
''''''~~~     ~~~   ##ヨ#''''''''~~        ''''~~      |:;:;:|山|:;:;:|        ~~~
       ~~~''''''    ''''~~~     ''''~~        ......|:;:;::;:;:;:::;:;:|t:;tltlt:;t;l:;ttt:;;l:;ttll:t
         ~~~~     ''''~~   ~~~''''''    ~~   ..´'''' ''' '''' '''`:;tl;ttl;t:;tltl;t;tl:tl;:;l;
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    | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
    |┃|  反乱軍七百、教皇軍千。                        ......|
    |┃|  兵力差は大きくはないものの、キルヴァスには勝算があった。   ..|
    |_|_____________________________|

84 :
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃|  篭城している軍を叩く。キルヴァスがとった方法は兵糧攻めであった。    .|
|_|________________________________|
                     ┳┳┳┳┳┳┳┳┳
               ┣   _| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_  .┫
               ┣   |                     |  ┫
               ┣   コ                  |二   .┫
               ┣   |                     |  ┫
               ┣   コ                  |二   .┫
               ┣   |                     |  ┫
               ┣   コ                  |二   .┫
               ┣   |                     |  ┫
               ┣    ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄  .┫
                    ┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃|  兵力を薄く伸ばし砦を包囲する事で、                      .|
|┃|  ネオアトランから伸びる補給線を断ち砦を飢えさせようとしたのだ。   ..|
|_|_______________________________|

85 :
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃|  しかし、一月を経ない内にバーンネルの軍勢は打って出てくる。    |
|_|______________________________|
 ,――───────────────
│ い、今だ!魔法隊!私に続けぇ!
 '───v─────────────                ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
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     ___
  __ハハ 》::乂::::《      __ハハ /*\__ハハ./*\__ハハ /*\__ハハ /*.__ハハ/*\
 ('_゚, (゚∀゚ ;)     ('_゚,,(゚∀゚  ('_゚,,(゚∀゚ ;('_゚,,(゚∀゚  ('_゚,,(゚∀゚('_゚,,(゚∀゚ ;)
    ヽ ゛゛⌒´)ミ      ヽ ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ヽ ゛゛⌒´)ミ
     〈^〈 ̄〈         〈^〈 ̄〈    〈^〈 ̄〈    〈^〈 ̄〈   〈^〈 ̄〈  〈^〈 ̄〈
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     | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
     |┃|  誤算であった。バーンネルにも、勝算はあったのだ。   .|
     |_|_________________________|
                     ┳┳┳┳┳┳┳┳┳
               ┣   _| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_  .┫
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               ┣   コ                  |二   .┫
               ┣ <|                     |  ┫
               ┣ <コ                  |二   .┫
               ┣ <|                     |  ┫
               ┣   コ                  |二   .┫
               ┣   |                     |  ┫
               ┣    ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄  .┫
                    ┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻

86 :
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃|  三年前のネオアトラン進攻の際に、親兄弟をキルヴァス軍にめられた者は砦にも多く、 ...|
|┃|  兵員こそ少なけれど、その士気は非常に高かったのである。                   .|
|_|_______________________________________|
                            ,――──────────────
                           │お袋…必ず仇は討って見せる!!
         ,――───────────'────v───────────
        │将軍!!攻撃を許可下さい!           ,――───────
        │我々には、最早何も失うものは無いのです! │復讐してやる!!
         '────────v─────────── '─v───────
                         ,――──────────
                        │弟の仇めぇ!許さないぃ!
                         '───v─────────
   ___
   》::::乂::《          士気UP!   士気UP!士気UP!士気UP!
   (;  ゚∀゚)          /*\      /*\ /*\ /*\
   /ニニニ<〉         (゚∀゚ #)     (T∀T#)(T∀T#) (T∀T#)
  ノ::::::::::::::::::〉         ( ̄ ̄ ̄\    ( ̄ ̄ ̄ ( ̄ ̄ ̄ ( ̄ ̄ ̄\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|       (____>  (___ (___ (____>
            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ,――^────────────────────
│これならば或いは…勝機があるかもしれん…!
 '──────────────────────
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃|  当初こそキルヴァスに攻囲され怯懦していたバーンネルであったが、      .|
|┃|  士気を見るに、野戦に打って出るほうが勝算は高いと考えたのだった。    .|
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87 :
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃|  と、ここまで動きを見せないコルベーユにとって全ては予測済みであった。   .|
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                                   ...┃ ┃
  ,――─────^─────────         ..┃ ┃
 │ふむ、全て予想通りだな。宜しい。             .┃ ┃
  '────────────────          .┃ ┃
     | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
     |┃|  彼は密かに手のものをネオアトラン砦に潜入させ、      .|
     |┃|  その報告で全ての事態を掌握していたのである。     ......|
     |_|__________________________|

88 :
    | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
    |┃| 激戦を経て、戦況は徐々に反乱軍に傾き始める。       ....|
    |┃| 形勢は徐々に逆転してゆき、ついに戦力差は消滅する。     .|
    |_|___________________________|
  /┼\ /┼ /┼\ハハ__ ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
 (,,・∀・ミ(,,・∀(,,・∀・ミ ,,゚_')
彡(`⌒彡(` 彡(`⌒"" ノ
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          __ハハ               ('_゚,,(゚∀゚  ('_゚,,(゚∀゚('_゚,,(゚∀゚ ;)
         ('_‐,, ミ                ヽ. ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ヽ ゛゛⌒´)ミ
           ヽ ゛゛⌒´)ミ  /*\     〈^〈 ̄〈   〈^〈 ̄〈  〈^〈 ̄〈
          <~l ̄ >   (XДX )

89 :
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃|  反乱軍、正規軍ともに五百五十。士気は圧倒的に反乱軍の方が高い。    .|
|_|_________________________________|
    ┏━━━┓
    ┃教皇軍┃    ┏━━━┓      ┏━━━┓
    ┣兵力━┫    ┃反乱軍┃      ┃反乱軍┃
    ┣士気━┛550 .┣兵力━┫ ̄|_| ̄|┣兵力━┫100
    ┣━┛42/100  ┣士気━┛450    ゙┣士気━┛95/100
    ┃            ┣━┛89/100    ┣城壁━━━┓92/100
             ┣┣ ┃|            ┣━━━━━┛
             ┣┣ <ゴ          .┃  |二
             ┣┣ <|                     |
               ┣   コ                  |二
                    |                     |
                     ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄

90 :
 ,――───────────
│このままではマズイな…
 '───v─────────
    /╋\ハハ__
    (;`一´ミ ,,゚_')  | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
  彡(`⌒"" ノ     .|┃|  キルヴァスが戦線が崩れてゆくのを感じ取っていたその時。   .|
     l  ̄l ^l      .|┃|  虎視眈々と機を窺っていたコルベーユが遂に動き出す。      |
       wwww  ...|_|____________________________|
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;│よろしい。そろそろ頃合いだろう。
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;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::│キルヴァス・イェーガーにはご退場頂こうか。フフ。
;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: '─────────────────────
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91 :
 ,――────────────────────────────
│司令、ここは既に危ない。私の麾下が先導するので避難して下さい。
 '───v─── ,――──────────────────────────
           │…どうやらそのようだな、致し方ない。後退する。後を頼む。
            '──v─────────────────────────
    ___
    〉 ‐☆‐ハハ__   ./╋\ハハ__
    (,,・Д・ミ ,,゚_')  (;`∀´ミ ,,゚_')
  彡(`⌒"" ノ   彡(`⌒"" ノ
     l  ̄l ^l       l  ̄l ^l   wwwWWww
       wwwwWWWWww
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|┃|  戦場の混乱に紛れて、コルベーユはキルヴァスを巧妙に罠にはめた。    |
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┼─┼─┼┃┃ ,――─────────────────
│畑│  │┃┃│ム!キルヴァスだな!その首貰い受ける!
┼─┼─┼┃┃ '───────v───────── ,――─────
│★│砦│┃┃                          │何ッ!!
┼─┼─┼┃┃                           '──v────
│林│林│┃┃ /┼\ /┼ /┼\ハハ__         __ハハ /╋\
┼─┼─┼┃┃ (,, ゚∀゚ミ(,, ゚∀(,, ゚∀゚ミ ,,゚_')       ('_゚,,ミ`∀´;.)
━━━━━┛┃彡(`⌒彡(` 彡(`⌒"" ノ             ヽ ゛゛⌒´)ミ
━━━━━━┛  〉 ̄〉^〉  〉 ̄〉^ 〉 ̄〉^〉             〈^〈 ̄〈
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃|  キルヴァスがコルベーユ麾下に先導されてたどり着いた先、   ......|
|┃|  西側の森林には、バーンネルの奇襲部隊が待ち構えていた。   ..|
|_|_____________________________|

92 :
     | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
     |┃| その数二百。少数の手勢しか連れていなかったキルヴァスにとって、  ...|
     |┃| ほぼ死線に叩き込まれたも同じである。                    |
     |_|_______________________________|
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      ,――─ノl────                     ,―─―─ノl───────
     │キルヴァス!                       │コルベーユめ、謀ったな!
      '───────,――─ノl──────        '───────────
                │その命、もらうぞ!
                 '─────────
         | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
         |┃| 此処へ来て彼はコルベーユに嵌められた事に気が付いた。 .....|
         |_|___________________________|

93 :
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  ノ:ll ;:;\:; :; :;:; :/*\ハハ__| ヽ:; (,, ゚∀゚ミ ,,゚_') ;: ; : ; :; :; ; :;;:; :; :;:; :; :;:; :;:; :;:; ;:; ;:;:;('_゚,,ミ〈━:::::::/ そ
:; ;: :; :; :; ; :; :; ;: ; (,, ゚∀゚ミ ,,゚_'):; :彡(`⌒"" ノ;: :; :;:;;:;:;;: :;: ;; :;:;:; :;;;:;;:__ハハ /╋\:; 三=:; :ヽ ゛゛⌒´)ミ
:; :/*\ハハ__彡(`⌒"" ノ :; :; :; :;:;:;:;:; l ̄l^l;:;:;;wwwwWWWwww:;; :('_゚,,ミ`∀´#.):; ;三= ::;〈^〈 ̄〈; :; ;
:;(,, ゚∀゚ミ ,,゚_') :; :;l ̄l^lW::/*\ハハ__:; :; ;: :;:; :; :; : ;; :; :; ; ;: :; :; ;:; :;:;:;:;;ヽ ゛゛⌒´)ミ:; :; :; :;:;:;:;:; :;:; : :;;: :; ;
彡(`⌒"" ノWWWW;: :; ;: :;(,, ゚∀゚ミ ,,゚_');:;:;:;;:;;;:;;; ; ;:;:;:;:;:;:;; :; :;:;:; ::; :; ;::;::; : 〈^〈 ̄〈:; :;;: :;:;:;:;:; ;::;;::;:;:; ::;:;; ; ;
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                                  │ええい!ままよ!!
                                    '─────────
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃| 既に包囲されている状況下にも関わらず、彼は降服を由とせず、憤激に任せて戦う道を選んだ。 ....|
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94 :

 ,――───────、
│ 随分と手こずったが、`─────────、
 '─────、 キルヴァスもこれで終わりだ…。 |
^lW /*\ハハ__`─────────────´
;: :;:(; ゚∀゚ミ ,,゚_');:;:;:;;:;;;:;;; ; ;:;:;:;:;: :;,-'/_:;:;:;:;; :; ;; :; ;: :;:; :;
:;;彡(`⌒"" ノ:; :; ; :;; ::; /╋\:;  〈━:::::::/:; :; :;:; :;:; :; :::;
:;:; :;:;:;l ̄l^l:; :; :; : :;:; ; :;(。:;#:: #.):; :; :; :;:; :;:; :;; :; :; :; :;:; :; :;
:; :;:; :; ::; :; :W/*\ハハ__:; :;| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
; ; ; ; :;;:; :; ::;(;  ゚ミ ,,゚_'): :;|┃| 当然ながら、キルヴァスとその手勢に勝ち目はない。       |
:; :; :; ::; :; ;;彡(`⌒"" ノ:;:;;;:::;|┃| キルヴァスは全身に瀕死の重傷を負い、その場に伏した。  ....|
; ; ; :;;:; :; ;:; :;:;:;l ̄l^l     |_|___________________________|
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              …さて、コルベーユ率いる正規軍本隊はどうなったか。
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| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃| 彼が反乱軍に紛れ込ませたは、スパイだけではなかった。        |::::::
|┃| 数百名に上るアサシンを、敵軍に紛れ込ませてあったのである。    .|:::::::::::
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                                         ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
  __ハハ /*\__ハハ./*\__ハハ /*\__ハハ /*.__ハハ/*\   :::::::::::::__ハハ /*\::::::
 ('_゚,,(゚∀゚  ('_゚,,(゚∀゚ ;('_゚,,(゚∀゚  ('_゚,,(゚∀゚('_゚,,(゚∀゚ ;)  ::::::::::::('_゚,,ミ:::::::::::::.):::::::
   ヽ ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ヽ ゛゛⌒´)ミ   ::::::::::::::::::::ヽ ゛゛⌒´)ミ::::
    〈^〈 ̄〈    〈^〈 ̄〈    〈^〈 ̄〈   〈^〈 ̄〈  〈^〈 ̄〈     ::::::::::::::::::::〈^〈 ̄〈:::::::::::::
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|┃| 軍規の甘い反乱軍など、コルベーユの策謀にかかれば赤子も同然だったのである。   .|
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95 :
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  ,――─────^─────
 │ 時は満ちた…合図を。
  '───────────
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃| コルベーユが正規軍陣中で合図となる狼煙を上げると、  ....|
|┃| 反乱軍中のアサシン達は一斉に行動を開始した。      ..|
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  __ハハ /*\__ハハ./*\__ハハ /*\__ハハ /*.__ハハ/*\       _ハハ/*\ ギロリ
 ('_゚,,(゚∀゚  ('_゚,,(゚∀゚ ;('_゚,,(゚∀゚  ('_゚,,(゚∀゚('_゚,,(゚∀゚ ;)     ('_゚,,ミ:゚:::::゚::::.)
   ヽ ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ヽ ゛゛⌒´)ミ        ヽ ゛゛⌒´)ミ
    〈^〈 ̄〈    〈^〈 ̄〈    〈^〈 ̄〈   〈^〈 ̄〈  〈^〈 ̄〈          〈^〈 ̄〈

96 :

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨………
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          ────                       ____
  __ハハ /*\__ハハ./*\__ハハ /*\__ハハ /*.__ハハ/*\     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ('_゚,,(゚∀゚  ('_゚,,(゚∀゚ ;('_゚,,(゚∀゚  ('_゚,,(゚∀゚('_゚,,(゚∀゚ ;)  _____
   ヽ ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ミ ヽ ゛゛⌒´)ヽ ゛゛⌒´)ミ  ̄ ̄ ̄ ̄
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 ,――────────────────────
│ 行け行けぇー手柄はすべて私たちのものだぁー!
 '──────v──,――──────────
             │ん、お前は・・・
              '─v──────
                                       │ シュ!
      __ハハ /*\              _ハハ/*\ ┼
     ('_゚,,(゚∀゚ ミ;゚∀゚)         ('_゚,,ミ゚:::::゚::::)ノ
      ヽ ゛゛⌒´)ミ                ヽ ゛゛⌒´)ミ
       |^| ̄`|                  〈^〈 ̄〈
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97 :
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│ 貴様!いったいな!                                         ┃┃
 '──────v──,――                                       ┃┃
             │うぶ゛ブ、ベ!                              ┃┃
              '─v──────                             ┃┃
                                                                      ┃┃
      __ハハ /*\ドスッ!!           _ハハ/*\ ヒュン!!              ┃┃
     ('_゚,,( ;゚#┨)   ____    ('_゚,,ミ゚:::::゚::::)彡                 ┃┃
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|┃| 従順な一兵卒が突如その指揮官をし、部隊の指揮を破壊する。           ┃┃
|┃| 当然反乱軍は大混乱に陥り、後は各個撃破されるを待つのみであった。    ┃┃
|_|_________________________________ .┃┃
                                                                      ┃┃
                                                                      ┃┃
      __ハハ                 ,_ハハ/*\ …                  ┃┃
     ('_゚,,ミ     \         ('_゚,,ミ゚:::::゚::::)                      ┃┃
      ヽ ゛゛⌒´)ミ \\ドサッ      ヽ ゛゛⌒´)ミ                   ┃┃
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98 :
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃| 反乱軍有利に傾くかと思われた戦況は、あれよあれよと言う間に正規軍に押し戻される。   ::|
|┃| 砦内では恐慌が起こり、脱走兵が出るに至ってバーンネルは降伏を選んだ。            |
|_|________________________________________|
             ┏━━━┓
             ┃教皇軍┃    ┏━━━┓      ┏━━━┳━━┓
             ┣兵力━┫    ┃反乱軍┃      ┃反乱軍┃恐慌┃
             ┣士気━┛300 .┣兵力━┫ ̄|_| ̄|┣兵力━╋━━┛100
             ┣━┛59/100  ┣士気━┛80    ┣士気━┛12/100/降伏
             ┃            ┣━┛28/100/降伏゙┣城壁━━━┓84/100
                      ┣┣ ┃|            ┣━━━━━┛
                      ┣┣ <ゴ          .┃  |二
                      ┣┣ <|                     |
                        ┣   コ                  |二
                             |                     |
                              ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄|_| ̄
| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|┃| バーンネルは生け捕りにされ、他の捕虜は全て正規軍の刃の前に散った。   :|
|_|__________________________________|
       ,――───────────
      │汚らわしい異教徒め…!
 ,――──'───────v─────
│バーンネル様ぁ…!
 '──────v────
                           │
                           │
             __ハハ /┼\ ┼             ,――─────────────────
             ('_゚,,ミ・∀・;.)ノ             │さっさと歩け!コルベーユ様がお待ちだ!
        /*\   ヽ ゛゛⌒´)ミ               '─────v─────────────
       (, ;∀;)    〈^〈 ̄〈
                                         /┼\ハハ__
                                   ___ (,, ゚∀゚ミ ,,゚_')
                                   》::::乂::《ノ(`⌒"" ノ
                                  (;  ゚∀゚)  〉 ̄〉^〉

99 :
      | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
      |┃| 南都反逆は、稀代の天才策士コルベーユにより血塗られた終焉を迎えた。   |
      |_|_________________________________|
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          |┃| 後の悲惨極まりない時代の始まりがここであるとは露知らず、   |
          |┃| 罪深き天才は一人ほくそ笑むのであった。             ::::|
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