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2013年07月レズ・百合萌え90: あこえりでどうでしょう?3 (537)
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あこえりでどうでしょう?3
- 1 :2010/01/25 〜 最終レス :2013/06/16
- 該出ならごめん。
- 2 :
- ちんぽの匂い
ちんかすの匂い
嗅いでみる?
- 3 :
- >>1
乙です。
もう職人さんこないけど><
- 4 :
- ちんぽさんはきっとまた来てくれはる
- 5 :
- ちんかすを舐め取るAV観たよ。
無修正のやつ。
- 6 :
- 同じ名前で板立てても荒されて終わり あ〜あ… いいスレだったのにな
- 7 :
- とりあえず>>1乙!
携帯への規制が解けて、携帯厨の自分もやっと書き込めたww
- 8 :
- ありがとう!
ガンバッテ考えてく
- 9 :
- 1さん乙です。
職人さんまた書いてください!
- 10 :
- あれならあこえり見てきた人がわかって嵐がわからないようなスレタイで立て直しますけど
- 11 :
- ちんぽしゃぶりの術
- 12 :
- >>10
うん…そんなことが可能なのか
自分に分かるか不安 だけど
- 13 :
- ごめんあげてもた…すまん
- 14 :
- このスレタイで良いでしょ ありがと
- 15 :
- 職人さんやってこないかなぁ
- 16 :
- むりでしょ
- 17 :
- いやぁ、なんかネタがほしいとこなんですw
書く気はあるんだけどね…
- 18 :
- 甘酸っぱいのがよみたいです
- 19 :
- >>17 それだったらスタダの『なにちゅう?』は??
あれいいと思うんだけど。
- 20 :
- ちんぽの皮を剥いた
ちんかすがベットリ
匂いを嗅いだ
- 21 :
- でも最近 えりこ→あっこ
になってる気がする、前は逆やったけど
- 22 :
- 新スレ乙
スタダの鍋ネタから素人が頑張って書いてみた
携帯から書いてるから見にくいかも
色々事実と違ったらさーせん
ここしばらくあっこちゃんと会えない日が続いた。
私に会ってない日もあっこちゃんは楽しそう。
私から誘おうと思ったこともあるけど、結局恥ずかしくなって誘えない。
あっこちゃんみたいに、素直になれたらいいと思う。
でも結局いつも、考えるのが嫌になって眠る。
- 23 :
- 久々にメンバーで集まって飲もうってことになった。
あっこちゃんが提案して、久美子がはしゃいで、私はドキドキする。
どこで飲むってなって、私の家でええやんなんて強がって言ってみた。
今年一番の頑張り、睨むようにあっこちゃんの顔を見上げた。
「ええけど、珍しいなえっちゃん」
睨まんといてーって言いながらあっこちゃんは私の頭を撫ぜる。
しばらくグシャグシャしながら何が楽しいの?って聞きたいくらいにニコニコ笑ってた。
その横では久美子が嬉しそうにガッツポーズしてた。
楽しく飲んだり食べたりしてたら時間が経つのは早い。
いつの間にか久美子がもってきたお酒とうちに少し余ってたお酒も全部なくなった。
適当に片付けもして、話もまとまったし解散することになった。
飲み足りない様子の久美子は2軒目へと旅立っていった。
玄関であっこちゃんと二人で並んで手を振りながら久美子を見送った。
ふらふら歩く久美子が見えなくなってバターンとドアが閉まる。
あっこちゃんは伸びをしながら「さてと」と言った。
- 24 :
- やっぱあっこちゃんも帰ってしまうんかなぁ。
さてと、の続きに、あたしも帰るわ、なんて言うあっこちゃんが簡単に想像できる。
皆が来て騒いで帰った後に一人で部屋に残るなんて寂しすぎる。
久々に会えたから、一緒にいたい。せっかく二人きりになれたし。
思うのは簡単だけど、口にするのは難しい。
酔った勢いとかも考えたけど、言うほど飲んでないし・・
寒い寒い言いながら足早にリビングに戻ったあっこちゃんの後ろをとぼとぼ追う。
先歩いてたあっこちゃんが椅子に座る音を聞いて立ち止まった。
「どうした?えっちゃん寒ない?こっちおいで」
「う〜ん」
「久々に会えたし、イチャイチャしようや」
「え?」
「どうした?」
「いや・・・今なんて?」
ホントは聞こえてたけど、嬉しくてもう一回聞きたくなった。
たまにいじめてくるから仕返し。
あっこちゃんは私が何をすると喜ぶかわかってる。
私が言わなくても、たぶん全部わかってる。
「だから、、、久々に会えたけんえりこさん抱きしめて色々したいんですけど?」
「色々て、酔うてる?」
「結構。でもちゃんとしてるから大丈夫」
「理性は?」
「ある、けど、、、なくなるかもなぁ」
あっこちゃんはニコッと笑って両手を広げる。
「おいで」
優しく催促されて、私は小走りであっこちゃんのもとへ走って行った。
終わり
自分も最近えり→あこっぽいと思う
- 25 :
- 久々のss!!めっちゃ萌えましたw
私め最近そんな気がする…最近絡み少なそうだけど、このssのような関係でいてほしいッス
- 26 :
- 下痢糞カレー食べる?
- 27 :
- >>22
乙&GJ!!!!!
久々のSSは新鮮だw
ありがとう!
- 28 :
- 確かに新鮮!!そんで、名作じゃないかww
職人さんありがとね。
- 29 :
- GJでした!
ありがとう。
続きもあったらよみたいです。
でもほんと書いてくれてありがと
- 30 :
- また続き読みたいです!
お願いします
- 31 :
- 了解(`∀´)
- 32 :
- 頑張ってください!!!!
- 33 :
- レズばばあが、レズのことを百合と呼ばせようとしてるんだな
- 34 :
- 続きは多分書けません(笑)
>>31さん頑張って下さい
- 35 :
- 久々に書いたあこえり。
いつか自分で書いたのとシチュが被ってる気がする。ごめん。
- 36 :
- カチカチとボタンを押す音。
敵にダメージを与える音。
あっこちゃんの好きな音楽。
私はあっこちゃんに後ろから抱きついて、音も立てずにじーっとしとる。
「…えっちゃん、苦しい」
あっこちゃん、今日は冷たい。
久しぶりに家に来たんやし、もっといろいろしてくれてもええやん。
…私が勝手についてきただけやけん、何も言えんけど。
…行ってええ?って聞いたときのあっこちゃん、あんまり嬉しくなさそうやったし。
でも、嬉しくなさそうだった理由はわかった。
発売したばかりのゲーム。楽しみってずっと言うてたし、これに集中したいとも言うてた。
やけん、邪魔する気はない。
ないけど、でも…認めたくないけど、今日は、もっと触られたい、気分。
- 37 :
- 陽気な音がする。聞き覚えのある、レベルアップの音。
あっこちゃんは、よし。と呟いて、それからまた少し黙って操作して、ゲームの電源を切って、パタンと閉じた。
ぎゅーっと、自然に腰に回してた腕の力を強めた。おでこを背中にくっつけて、黙ったまま。
「…えっちゃん?」
「…なに?」
「ほんまに苦しいって。離して?」
「いやじゃ」
「なんで?」
「……だってあっこちゃん構ってくれん、から」
結局、またワガママを言ってしまった。
あっこちゃん、また放っておいてゲームするんかな。どうしよう。私このままほんまに動けんやん。
そう思ってると、笑い声が聞こえた。体が小刻みに揺れる。
「離してくれんと、えりこに何もできんよ。やけん、離して?」
あっこちゃんは笑ったまま、きつく抱きしめていた腕をほどいた。
笑うのをやめる様子がない。それどころか、なんだかいやらしくニヤニヤしとる。
「…もう、なんなんよ」
「ごめん、ここまで妬いてくれると思ってなかったから」
「妬いてなんか、ないよ」
「何言うてんの。わかっとるよ?あたしがゲームに夢中で寂しかったやろ?」
「…なんでわかってて構ってくれなかったんよ」
「んー?…えっちゃんから『構って』って言ってほしかったから」
「なっ…!」
「朝からそう決めてたんよ」
- 38 :
-
我慢するの大変やったんよ?なんてニヤニヤ笑いながら言う。
気が抜けた私の腕を掴んで、強引に押し倒された。
「う、わ、…あっこちゃん!」
「あれ?抱きつくなんて大胆なことするけん、こうしてほしいんだと思っとった」
「そんなん…ここまでの覚悟はできとらんよ」
「そうなん?そういうとこもかわいいなー、えりこさん」
前髪を優しく撫でられる。
どんどん顔が熱くなっていって、見つめられてた目を思わず背ける。
「で、もう抑えるのはやめていいですか?」
「…こんな状況で、今更やない?」
「やー、最近あたしばっかり触ろうとしとるから、えりこはええんかなーって」
まだうっすら笑っとるけど、それ以上に不安そうな表情。
そんな顔されたら、もっと触ってほしくなる。
腕を首に回して、さっきよりも優しく、抱きしめた。
「…あっこちゃん」
「んー?」
「…さ、触ってええよ?」
「…やった!じゃあ遠慮なく」
抑えるのをやめた唇と、この瞬間をずっと待ってた唇が、やっと重なった。
- 39 :
- 以上です。
確かに最近えり→あこっぽいね。なんとなくわかる。
- 40 :
- 良いですよ〜!
今年初ですあこえり
またお願いしますね。
- 41 :
- ありがとうございます!
続きも気になるのでもしあれば書いてください!
- 42 :
- 了解ちんぽ(`∀´)
- 43 :
- ちんぽさんの新作まだかな♪
- 44 :
- バレンタインの日に処女作公開するわ
- 45 :
- あっこびん、あの黒い指輪を右手の薬指から頑なに外さないよね。
- 46 :
- >>36
GJ!!!
SSありがとうございますw
また書いてみようかなぁ…
- 47 :
- この流れに便乗(笑)久しぶりに書いたから書きにくかった
久しぶりに触るえりこの体。
慣れ親しんだその体に這わす私の手は忙しなく動く。
その手に翻弄されてえりこは涙目でふるふる震える。
我慢せんでええからって、固く握られていた拳を解いて指を絡ませた。
「っ・・・あ、っこちゃんっ」
「なに?」
優しくちょんって唇に触れてから、舌を絡める。
段々キスが弱くなって、最後には舌を噛まれそうになった。
「危なっ!噛み切られるかと思った」
「っはぁ・・ぅ・・あほっ・・」
「ごめんごめん激しすぎた?」
「あ・・っ」
太ももの辺りを指でなぞると返事は消えた。
かわりに聞こえてくる、さっきみたいな吐息。
もう一度なぞるとガクンと膝が落ちて、睨まれる。
「ほんな敏感だったっけ?」
「うっさい」
精一杯我慢してますって顔。
「背中と、首と、あと・・・・ココも?」
言いながら順番に触って、最後に肩を甘噛みする。
さすがに最後のは我慢できなかったらしい。
「っ・・・いったいわアホ」
「痛いだけ?気持ちよくはなかったん?」
「あほ」
「へぇ、そんなこと今言ってええん?」
「え?ちょ・・・」
- 48 :
-
仰向けだったえりこをうつぶせにして、その背中にまたがって肩を押さえつける。
相変わらず華奢な体は、私なんかが乗ったら折れてしまいそうだ。
できるだけ体重をかけないように自由を奪う。
「えりこ背中弱いよなぁ」
首筋から腰まで、ゆっくり線をかくように撫でる。
それだけでもぞもぞと落ち着きなく動くえりこの息はすでに荒い。
指でなぞった場所にキスをしていく。私の唇が触れるたびに息を飲む音。
「せーかんたい?」
「あほ・・・っん!」
「ほんま可愛いなぁ」
「うっさい!」
自分の手と口でこんなにも乱れてくれるえりこが可愛くて可愛くて。
どんな理由をつけてでもええから、もっと触ってたい。
「えりこさん、、、幸せ?」
「っ・・え?」
「私いまごっつ幸せなんよ、えりこは?」
「知っ・・てる、くせにっ・・・」
思わず噴き出して笑ってから、かもしれんなと言ってまた背中に口付けた。
終わり
やっぱ最近えり→あ(ry
- 49 :
- 続き読みたいです!
どんどん書いてください!
- 50 :
- SSがどんどん投下されてて実に良い流れ…!!
- 51 :
- ちんぽ談義もお楽しみに♪
- 52 :
- ちんぽ舐めたい
- 53 :
- ワシのでよければどうぞ
- 54 :
- 続き読みたい!!
- 55 :
- ちんぽ舐めさせたい
- 56 :
- テスト
- 57 :
- 誰かぁ〜( 」´0`)」
書いてくださいまし。
- 58 :
- どんなのでもいいのでまた書いてください!
- 59 :
- ちんぽ談義?
- 60 :
- ちんぽの匂い嗅いでみて
- 61 :
- まちぼうけ
- 62 :
- あこえり希望します!
職人さんお願いします!!
- 63 :
- 本当にお願いします。
…あっ、わがままかもしれないけど出来ればグロ×(バツ)の方向で。
- 64 :
- 私からもお願いします!
待ちぼうけです(T_T)
- 65 :
- でもエロはOKです
- 66 :
- ちんぽの皮を剥く
モワ〜ンとチンカスの匂いが漂う
指についたチンカスの匂いを嗅ぐ
- 67 :
- >>46
あれっていつからつけてるっけ。とにかく茶友がたのしみ。あっこのはえっちゃんプロデュースでやはりえり→あこ
- 68 :
- あこ→えりは王道(?)だから、えり→あこ希望
茶友楽しみだ
- 69 :
- ↑
さげてね
- 70 :
- ちんぽしゃぶりの術
- 71 :
- あっこは精液飲んだことありそうだね
- 72 :
- 毎晩飲んでるかもよ
- 73 :
- えっちゃんはオッサンの精液飲んだことあるの?
- 74 :
- 微妙…
- 75 :
- 口内に射精された経験は3人ともあるだろうね。
- 76 :
- くみこん絡みのネタも読みたいです
- 77 :
- __
,,,,,,,,,,,,_-/::::::::: ヽ-、,,,,,,,,,
\/ l :::::::: l ヽ/
ゝ  ̄Y ̄ ノ
[|ミ、‐。、 , 。‐,ミ|] ちんぽの匂い嗅ぐ?
ゝミ=i ゝi=ミ/
/ヽ=⌒.=/´\
 ̄ ̄
- 78 :
- あぁ職人さ〜ん!
書いてくださ〜い!!
俺? 無理無理。
文才ないもんwww
- 79 :
- 男は黙ってROMっとけや!
ちんぽ舐めたい
- 80 :
- ちんぽの匂い嗅ぎたい
- 81 :
- バレンタイン話。
長いので注意。
- 82 :
- 今年に入って、あっという間に一ヶ月が経った。
年が明けてからチャットには、どんどん仕事が入ってきた。
今日はその合間に、スタッフみんなと飲み会。
チャットがお休みをもらっとったから、こういうの、ほんまに久しぶり。
あっこちゃんや久美子は、休みの間もたくさん飲んでたらしいけど。
たくさんの人と乾杯してグラスをぶつけて、座って落ち着くと、隣にはあっこちゃん。
「えっちゃーん」
「ん、お疲れ」
「お疲れ。飲んどるの?」
「飲んどるよ」
「えー。あんまり酔わんでよ?」
「なんで?」
「介抱してほしいから」
「なんよそれー」
「ほんまやって。ほれに、誰かと絡んでるの見るの嫌だし?」
そう言ってあっこちゃんは私のこと見つめながら笑ってた。
人の気も知らんで、そんなこと言うの、ずるい。
「…私だって嫌じゃよ」
ざわざわしとる中俯いて呟いたら、あっこちゃんにはうまく届かんかったみたい。
「んー?なんて?」
「……酔っ払いの介抱なんて、嫌やって言うとるんよー」
「…そうだよなぁ。うーん、まぁ、迷惑かけんように頑張るわ」
もう一言何かを言いたかったけど、別の誰かがあっこちゃんに話しかけて、そこで終わり。
- 83 :
- あっこちゃんのことが好き。
だけど、それが言えないまま、もう何年も経ってしまった。
もう諦めようって、オフの間に整理しようと思って、でもそれもできなかった。
結局今年の冬もまた、あっこちゃんのことばかり考えて時間が過ぎていく。
- 84 :
- 開始から一時間くらい。飲み会が完全に二つに分かれた。
ひとつは、男性陣で大盛り上がり。
もうひとつは、チャット三人と女のスタッフさんで、女子校みたいなテンション。
チャット三人って言ったけど、そのうちのあっこちゃんは、さっきまでハイペースで飲んどって、今は壁にもたれて下向いとる。
たぶん、寝とるんやと思う。さっきまで隣でヘラヘラ笑ってたのに。いろいろ話したかったのに。
飲み会はあっこちゃんを置きざりにして進んでいく。
内容は女子っぽく、彼氏とか周りのええ人とか、そんなんばっかり。
それと、この時期特有の、あの話題。
「あー、去年はどうしたんやっけ、チョコレート」
久美子が本当に思い出せない様子で、呟く。
代わりに私が思い出すよ。
去年はみんなでちょっと凝ったやつ作って、いろんな人に渡したじゃろ。
ほんで…私はあっこちゃんに、もっと凝ったのを作って、渡した。
「もうそんな時期なんやね。忘れとった」
なんて、口にはしたけど、実際は今月に入ってからずっとそわそわしとる。
こんな風に今でもそわそわしとるのは、私だけなんかな。
周りはどこのチョコがおいしいとか、手作りの出来がどうとか、いろいろ話してた。
でもやっぱり、誰にチョコをあげるかの話の時は、みんな目が違ってみえる。
- 85 :
- 「えっちゃんはさ、誰かにあげるの?」
ほら、きた。
久美子を見たのにあわせて、視線を一度あっこちゃんに向けた。
さりげなくしたつもりやけど、うまくいかなかったかもしれん。
「…えっちゃん?」
いつも思うけど、お酒の力を借りた勢いって、こわい。
もうどうでもよくなったんかな?分からんけど、思ってること全部言いたくなった。
「…実はな、毎年渡しとるんよ」
みんながの表情が一斉に変わる。
意外だなって思っとる?興味持ったん?どうでもええ?
どう思うかなんてわからんし、どう思ってくれてもええから、そのまま続ける。
「身近にいる人なんやけどね。その人だけの特別なんを、ずっと渡しとる」
今度はみんなニヤニヤし始める。なんか、きらきらしとるな。
「…まぁ、多分気付いとらんし。気付かれても、きっと叶わんし。自己満じゃ」
そう言い切って、みんなが騒ぎ始めて、私はお酒を飲んだ。
なんで本人にはこうやって言えんのかなぁ。すごく空しい気分になるけん、考えるのはやめた。
- 86 :
- 飲み会もお開きになって、店の外に出る。
あっこちゃんは最後のころにまた元気になって、落ち着いたみたい。
スタッフさんが会計をしてくれとる間、店の前でだらだら待つ。
男のスタッフさんと話してたあっこちゃんが、私が一人になったのを見計らったみたいにして、近づいてきた。
「えっちゃん、もう帰るよな?」
「うん。帰るよ」
「そか。じゃあやっぱり介抱して?」
「え、あっこちゃんも帰るん?」
「だってえっちゃん帰るんやろ?」
「ええの?」
「ええよ。というか、あたしを介抱しろー」
「うわー」
結構な勢いで抱きつかれる。
意味のある抱きつき方じゃなくて、ただの遊びみたいなもん。
だから私も、遊びで応える。
「介抱したついでに、今日うちに泊まってって?なんでかわからんけど、今日えっちゃんと一緒にいたい」
その声色は遊びなんかやなかった。
意外すぎる言葉に、返す何かが出てこない。何を言えばええの、そんなん。
一人で動揺していると、会計が終わったみたいで、スタッフさんに声をかけられた。
驚いたままの私の代わりにあっこちゃんが帰るって言ってくれて、そこでそのままみんなと別れる。
「ほら、行こ?」
素直に頷いて、あっこちゃんの家の方向の駅に向かう。
- 87 :
- 駅について、あっこちゃんの家までの道。
寒さもあって、私はすっかり酔いも醒めた。
けど、あっこちゃんは相変わらず、ちょっとテンションが高い。電車の中で寝て、もっと元気になっていた。
ずっとにこにこして、何か話すときにはずーっと私の目を見とる。
今日はいつもよりももっと、優しい目をしてて、その表情は温かい。
「あっこちゃん、今日はなんか違うな」
「んー?だって嬉しいもん。えっちゃんと二人きり」
「…そんなに言うなんて、なんかあるん?」
「うーん、ないわけではないな」
「…なに?」
「あー、今聞いてもええ?家着いてからにしようかと思ったんやけど」
「…?よくわからんけど、どうぞ?」
あっこちゃんは一度、大きく息を吐いた。
その息の白さで、今日はこんなに寒いんやって、改めて思う。
「…えっちゃんの好きな人って誰なん?」
- 88 :
- 寒さがもっと、強くなった。
諦めをつけろとか、叶うわけないやんとか、誰かがどこかでそんな風に言ってる気がした。
だって、この様子じゃあっこちゃん全然気付いてない。
「…あの会話聞いとったん?」
「んー…まぁ、半分くらい意識手放しとったけど。…身近な人なんやろ?」
身近っていうか…今目の前にいるんやけど。
でもそんなこと本人には言えんし、そもそも何を言えば正解なのかがわからん。
「なんでそんなに照れとるんよ」
「いや、だって…こんな話するの恥ずかしいんよ」
適当なことを言ってごまかした。
その嘘は白い息になって空に上っていく。
私とあっこちゃんの次の言葉も一緒に持っていかれてしまって、沈黙がやってくる。
この気持ちも一緒にいなくなってしまえば、今どれだけ楽なんやろ。
沈黙がずっと続く。
あっこちゃんはあまり気にしてないようにも見える。
周りを見渡したり、吐く息の白さを眺めて、そうして、歩く。
私は黙ったまま、まだ次の言葉の正解を探しとる。
- 89 :
- 「…えっちゃん」
あっこちゃんの住むマンションのすぐ近く。
少し先を歩いていたあっこちゃんは、突然、立ち止まった。
「なに?」
「んーと…」
何かを躊躇して、それから、決意したみたいな表情をした。
「なぁ、それって、あたしだったりせん?」
あっこちゃんはそう言って、夜空を見上げた。
何が言いたいのかすぐにわかった。さっきと同じで、返す言葉が出てこない。
あっこちゃんが近づいてくる。
いつもからかってきたり、触れてきたり…抱きしめてくれたりする距離に、あっこちゃんはいる。
「ていうか、あたしだったらええなぁって、思ってて」
「…え」
「あたし以外の誰かに、特別なんを渡しとんの、嫌やって思うし」
考えたこともなかった言葉が続く。
「だから、あのー…、うん。えりこのことが好きなんよ。特別やと思っとる。」
…今日はいったい、何の日なんじゃろ。
嬉しくなったり、どきどきしたり。それが多すぎる。
- 90 :
- 「なぁえっちゃん。さっきからあたしばっかり質問して、いろいろ言うてるけど」
「………」
「なんかさ、言いたいことはないん?違うなら、否定してくれてもええし」
「…そんなん、」
「でも、あたしのこと好きじゃろ?」
「………っ、」
「…もう隠さんでよ。あたしはえりこのこと、愛しとるよ?」
もうきっと嘘は通用しないし、隠しとった気持ちは、全部見つかってる。
確信してて、確認のためにあっこちゃんは聞いてきたんじゃ。
ほんで、好きって言ってくれた。やけん、私の気持ちもちゃんと伝えよう。
チョコレートに思いを込めるんやなくて、あっこちゃんに、直接。
「あっこちゃん」
「…ん」
「………好き。愛しとる。私にとっても、特別なんよ、ずっと。」
「うん」
「…気付いてくれて、ありがとう」
「気付くに決まっとるやろー?…あーもう、ほんまによかったぁー!」
また勢いよく抱きしめられる。
けど、さっきまでのふざけた様子は全然なくて、大事にしてくれとるのがわかる。
確信があっても、あっこちゃんも不安だったんや。それが伝わってきて、なぜか涙がこぼれる。
ずっと言えなくて、苦しかったことが、白い息になって飛んでいったみたいに思えた。
- 91 :
- 「…ほんまに、絶対叶わんと思ってた」
「うん」
「やけん、チョコだけなんよ、その…気持ちを、表に出してたのが」
「うん…ちょっとええ?あのな?」
「…?」
「実はな、だいぶ前から、ほぼ確実にそうやろなとは思ってたんよ」
「え!?」
「3年くらい前かなぁ。久美子のと比べてもなんか違うーって」
「…ほんまに?」
「うん。その時思ったんよ、あたしだけ特別なんかなーって。それがずっと続いたやろ?」
「…ずっと特別なん渡してたから…」
「…でもな、勘違いだったらこわいしな?聞けんかった。ずっと」
顔を見せたあっこちゃんは、照れたように笑ってて。
今までずっと頑張って余裕そうにしてたんやなぁって思うと、もっと愛しくなる。
「チョコよりもっと特別なもん、もらったな」
「そうじゃな。あっこちゃんだけに、ほんまに特別」
「…なぁ、ずっと特別でいてもらうけど、ええよな?」
「……あっこちゃん以外に、特別なんて考えられんよ」
「うっわ、ごっつ甘いー!もっと言うて?」
「あほー。こういうのもたまに言うから特別なんじゃろ?」
「あ、照れとるやろー?でもまぁ、そうじゃな。特別やもんな?」
二人の白い息が重なって、空に上っていく。
気付けば、幸せしか感じることができなくて、寒さなんてどっかに消えた。
特別で、他にはやってこない、私とあっこちゃんだけの冬が始まる。
そう思うと、また幸せそうな白い息が零れた。
【おしまい】
- 92 :
- >>82-90
以上です。
途中で名前欄入れ忘れた…ややこしくてごめんなさい。
ID違ったりするのは、規制が怖かったから。ほんとごめんorz
- 93 :
-
>>92
GJです^^
なんで謝るんですかー
バレンタインにほっこり
え、何か文句でも?←
- 94 :
- >>92
やっぱり、あこえりは良いっ!!
GJでした〜
これで良いバレンタインを過ごせますw
- 95 :
- ちんぽ舐めたい
- 96 :
- ちんぽミルク飲みたい
- 97 :
- ちんぽ
- 98 :
- 昨日のは名作でしたな。
- 99 :
- 名作ちんぽ(`∀´)
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