2013年07月エロパロ430: 男ヤンデレ専用エロ小説スレ Part3 (69)
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男ヤンデレ専用エロ小説スレ Part3
- 1 :2013/03/14 〜 最終レス :2013/06/30
- 現実と妄想を区別できない人・未成年立ち入り禁止。
男性ヤンデレのSSを書いて投稿するスレッドです。
DV、ストーカー、監禁、レイプ、猟奇、異常な執着、その他諸々、男性のヤンデレなら何でもおk。
一次創作と二次創作、どちらも投下可能です。
女性利用者が多くなると思われますが、801厳禁。
荒らし完全スルー、良識ある書き込みお願いします。
sage進行。
過去スレ
男ヤンデレ専用エロ小説スレ Part1
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1268026164/
男ヤンデレ専用エロ小説スレ Part2
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1314199458/
- 2 :
- >>1乙
ほす
- 3 :
- 落ちていたのでたてましたー
- 4 :
- 保守
- 5 :
- キューティーハニーTHE LIVE第一話が男ヤンデレ人事件だった
- 6 :
- スレ立て乙
- 7 :
- 一乙
- 8 :
- ヤン男は滅びぬ。何度でも甦るさ! 1乙!
- 9 :
- >>1さんスレ再興有難う
貴方が男ヤンデレスレ中興の祖です。
- 10 :
- >>1乙!
そういえば最近やってたNHKのドラマ『書店員ミチルの身の上話』に男ヤンデレ出てきたね
- 11 :
- sage忘れたごめん
- 12 :
- 病んできた
- 13 :
- スレ立て乙
ねじまき真野さんっていう少女漫画に、いいヤンデレ男がいた
- 14 :
- >>1乙
今日のヤンデレ男妄想
前妻の子の兄、後妻の子の妹・弟がいて。
兄は義理の妹が半分血が繋がってると分かっていても好きで気が狂いそうだったが
半分血が繋がってるという事を心の支えに、家族だからほかの男のモノになっても
赤の他人よりも強い絆があると自分をごまかし、いい兄を装い秘めていた。
しかし、妹が淡い恋をしギリギリに煮詰まっていたところ実は妹の父親は別だと発覚。
兄妹という心の支えであり防波堤が無くなった兄は常識の箍が外れヤンデレ犯す。
お前の母親は不貞を犯し俺の父を騙していた(お前もだ!)という罪悪感を煽り
&弟の身(家から追い出す)を盾にとって妹を脅し行動の全てを制限(軟禁)し行為も強要。
血のつながりというものがなくなってしまったから
他の確かなものが欲しいとヒロインを妊娠させようと躍起になる。
- 15 :
- 病む
- 16 :
- 一線ギリギリ保ってたヤンデレの切れる瞬間は良い物だ
切れる前がまとも(に見えていて)、切れた後は病んでいれば居るほど良い
- 17 :
- 三話目行きます。
タイトル/NG「角と稲妻」
- 18 :
- 夕べの冗談をまだ引きずっているのか、彼の中で私は草食系と認識されたらしい。
朝食に出されたのは、一山の山菜類だった。私はウサギか何かか。
まぁ、ぱりぱりしゃくしゃくと頂く山菜は、鮮度が高いだけに普通に美味しい。
オオヅノが毟っては口に運んでいる昨日の篦鹿の肉も、一晩かけてじっくり火を通され、大分薫製風の加工食品っぽくなっているので視覚的ダメージも少なかった。
「ごちそうさまでした」
食べ終えて、手を合わせて頭を下げる。オオヅノは相変わらず黙ったまま私を見ている。
長い前髪の間から覗くあまり瞬きをしない瞳の視線を受けながら、治療の魔法陣に魔力を充填する。
充填を終えて、私はちら、と視線を上げる。
これだけ食料が有れば、今日は狩りに出る必要も無いだろう。
彼はどうする積もりだろうか。そう思った矢先、オオヅノが立ち上がる。
彼が足を向けたのは、行き止まりの方の西の部屋。
私が首を傾げて見ていると、彼は間もなく陶製の壷を抱えて出てきた。
高さは40cmほど。端が欠けていて古い、中身は空のようだ。
壷を携えたオオヅノは、今度は真っ直ぐに東の出口へ向かう。
また外へ向かおうとしているのだろうか。
追って立った私に気付いたオオヅノが、踵を返して私の肩を押さえる。
「オオヅノ?」
首を傾げると、彼は私の右足を指さす。
「……待っていろ、と?」
確かに、ひょいひょい歩き回っているが、本来はあまり動いて良いような怪我ではない。
私の言葉に彼が頷いたので、再び腰を降ろすと、彼はもう一度頷いて部屋から出ていってしまった。
廊下を通って彼の気配が遠ざかる。
溜め息と深呼吸の中間のように、息を深く吸って深く吐く。
膝を抱えて焚き火を眺める。じっとしているのは苦手だ。
子供の頃からそうだった。風邪を引いた時、母親に大人しくしていろと言われたにも関わらず、
幼なじみのアイリスちゃんの所に遊びに行ってしまうような、そう言う子供だった。
それでもまぁ、今は早く怪我を治さないと場合によっては命に関わるし、
子供の時代から全く成長が無いと言うのもアレなので、回復に魔力を注ぎながらそっと目を閉じる。
……………………暇だなぁ。
あんな獣のような男でも、居なくなって一人取り残されると……寂しい。
こうしてみると手負いの身に孤独は堪える。
ここは森の中と違って獣の気配も無いし、鳥の声も遠い。
傷を負った時は狩りには出ない。
町に居ればあのうるさい薬師が何かと口出しをして来る。一人にはならない。
だからこの痛みと共にじくじくと染み入る寂寥は辛いのだ。
- 19 :
- 隣室の窓から差し込む陽光が赤く色付いても、彼はまだ帰って来ない。
……どうしたんだろうか。
そう思いながらひたすら待っていると、一番星の昇るくらいの時間になって、オオヅノはようやく帰って来た。
「お帰りなさい」
私が声をかけると、彼は頷いて壷と一緒に抱えてた山菜や果物、木の実を床に降ろす。
ちゃぽんと液体の揺れる音。壷からは、甘くてツンとした匂いがした。
何だろう、と首を傾げている内に、オオヅノが部屋の隅の朽ちかけた戸棚から、端の欠けた陶器の器を二つ持ち出してきた。
彼は壷の中身を酌んで、私に手渡す。
ゆらりと揺れる白く濁った液体。焚き火を反射してとろりと光る。
少し野生味のある、だが華やかと言って良い芳香。
果物と酒精の香り……猿酒だ。
猿やコボルト等が、集めた果物を岩の穴や樹のウロに貯め込む。
それが自然発酵して出来た酒類を猿酒と呼ぶ。
勿論、かなり珍しい、貴重な物だ。
山に慣れた者が朝から日暮れまで探し回って、見つかればかなり運が良いと言えるだろう。
「これを探しに行っていたんですか?」
彼が首を縦に振る。
「普段から、よく探すんですか?」
横に振る。
私は微かに揺れる猿酒の水面に視線を落とす。
当然一つずつ味の異なる猿酒は、一期一会の酒とも言われる。
彼がそれを知っているのかは分からないが…………
どうやら私は、思ったより歓迎されているらしい。
私は彼をすっかり化け物扱いしていたと言うのに、彼は丁寧に私を歓待してくれる。申し訳ないような気分になった。
少し考えて、私と向かい合うように腰を降ろす彼を見遣る。
彼も器を手に、そうして私を見ていた。
「……では。一期一会の一時に、乾杯」
器を掲げると、オオヅノも腕を挙げ、二つの器を触れ合わせた。
一息に中身を呷る。
ベースは山桃だろうか。枇杷も入っている。とろりと甘い中にラズベリーの仄かな酸味。胃に落ちた後の暖かさ。鼻に抜ける鮮やかな香り。
あぁ、奇跡的なくらい美味しい。
ほう、と感嘆の息を吐く。
……一生懸命、探してくれたんだろうなぁ。
自分の器を干したオオヅノは、また私をじっと見る。
そして空になっていた私の器に、彼が猿酒を注ぐ。
それを受けて、私も返杯する。
勧められるままに彼が集めて来た山菜や、火の上から下ろした鹿肉に手を付ける。
この辺りの山は、緑は濃いが食べ物が豊富かと言えば、そうでもない。良くこれだけ集めて来るものだ。
薫製のように少し乾いた肉を噛みしめると、じわりと癖のある脂が口の中に広がる。
それを甘い猿酒で呑み下す。喉の奥までさっぱりとした酒精が通るのが心地良い。
酒ですっかり気が弛んでしまったのか、彼の手が届く位置に居るというのに、警戒心があまり湧かない。
どうしよう。これは流石に我ながら単純過ぎるか。
でも、あぁ。この酒は美味しい。
- 20 :
- 常識が無くて荒っぽくて、怪力で異質で。でも、見ず知らずの私を助け、住処に連れ帰り、薬と食べ物を与えてくれた。
出自も種族も、名前さえも知れない彼。何者なのだろうか。
彼のことが知りたいと、必要に迫られた訳で無く、自分の身を守るためでも無く、思った。
「オオヅノは、酒は好きですか?」
彼が頷く。
「そう。私も好きだ」
町の地酒とか、故郷のワインとか、アイツの作る薬酒とか。
いつか彼にも呑ませてやれたら、きっと楽しいんじゃないだろうか。
「ずっと、一人でここに住んで居たんですか?」
彼の赤い瞳を眺めながら問い掛ける。
口を開くような素振りをしかけて、二呼吸。結局言葉は発さずに、ゆっくりと一度、頷いた。
「出身は?」
「あー、私? 私はここよりもかなり西の方から」
「自分の歳、数えてます?」
「あの火、魔法ですよね」
酒精で口の滑りが良くなった分、初日の夜の時よりもひっきりなしに喋り掛ける。
彼の方も、初日とは違って、言葉こそ発しないものの、頷いたり首を振ったりして答えを返した。
だからと言って彼のことが何か分かったかと言えばそうでも無いが。
しばらくそうして喋って居る内に、壷一杯分の酒を二人で呑みきってしまった。
片付けを終えたオオヅノが、私の隣に腰を降ろす。
「……オオヅノ」
揺れる火を見つめながら、彼に話し掛ける。
「足の怪我も良くなりました。明日、帰ろうと思います」
視界の端で、オオヅノが頷くのが見えた。
その日はそのまま眠った。生き物が隣に居たからか、昨日より暖かかった。
- 21 :
- 本日はここまでです。
次回、ルート分岐でBad Endの予定。
やっと、やっと病める……!
- 22 :
- 寂寥
らく
- 23 :
- 誤爆すみません
- 24 :
- GJ!!
今までのどこかほんわかした雰囲気も好きだけど、次回から病むのか!
無言のオオヅノがどんな気持ちでいるのか分かるのかな
楽しみにしてます
- 25 :
- 投下乙!
次回からが本番かw
ifルートも楽しみにしてます
- 26 :
- 乙!
すごく素敵!楽しみです
- 27 :
- ほしゅ
- 28 :
- 投下はよ
- 29 :
- ネットで色々漁ってみると、やはりS系男ヤンデレが人気だな
M系男ヤンデレにも魅力はあると思うんだが
例えば、徹底的に排除されどんなに血塗れのズタボロになろうが女に付きまとう執念のストーカー野郎とか
- 30 :
- ベッドで鬼畜野郎になって女を犯すなら俺は問題ないと思うと言うか見たいかな
- 31 :
- 男のM病みも増えて欲しいなぁ
「俺を犯してしてくれ」と好きな女に迫ったりする
- 32 :
- 根性があるのかないのか…
- 33 :
- 惚れた女にして貰えるって最高に幸せやで
- 34 :
- その女がマトモならぬまで覚えてて貰えるし一石二鳥やん
- 35 :
- 発想が歪みなく歪んでるな、素晴らしいわ
だが俺は女を支配したい
- 36 :
- タイトル/NG「角と稲妻」
Bad分岐行きます。グロリョナ注意。
・エセ攻略風ルート解説
三日目以降の夜パートに選択できる「町に帰る」を選択した時点で、オオヅノの好感度が高すぎると分岐。
- 37 :
- 片付けを終えたオオヅノが、私の隣に腰を降ろす。
「……オオヅノ」
揺れる火を見つめながら、彼に話し掛ける。
「足の怪我も良くなりました。明日、帰ろうと思います」
ぴたり、と。オオヅノの動きが止まった。
*****
帰る。と『レヴィン』が言った。
『それ』は首を傾げた。
快活で賑やかしい生き物が、ここを出て言ってしまうと言った。
何故。怪我が治ったから。
『それ』はシンプルに思考した。
ならば怪我があれば『レヴィン』は帰らない。
「―――レヴィン」
『それ』は言った。それだけしか言えなかった。
『それ』は言語を高いレベルで理解している。知性だって有る。
ただ、長いこと会話をしていなかったから、言葉の発し方が思い出せなかっただけだ。
ただ、『レヴィン』と。
『それ』にも理由は分からなかったが、その音だけはすぐに発することが出来るようになった。
だから『それ』は生き物の名前を呟きながら手を伸ばした。
千切ってしまうと血が出る。血を出し過ぎると生き物はんでしまう。
だから両手で持って丁寧に折った。
ぱきりとくぐもった手応え。
『レヴィン』が高い声で鳴いた。
肉に埋まって見えないが、多分、綺麗に折れた。
少し、楽しかった。『それ』自身気付いて居なかったが、唇が小さく弧を描いていた。
***
足に走った痛みに目を白黒させながら、レヴィンは這いずるように『それ』から距離を取る。
『それ』はあっさりとレヴィンの足を手放した。
何か不味いことを言ったか!? 酷く気に障るような。レヴィンは『それ』の顔を見やる。
だが彼は怒ってすらいない。獲物を捌く時と同じように、淡々と彼女の足を折った。
油断した。やはり『それ』は化け物だった。
全く理解できないまま、レヴィンは自衛の為の攻撃に出る。
口早に呪文を詠唱し、彼女へ手を伸ばした『それ』に向かって手加減無しに稲妻を放った。
閃光が走り、大柄な体躯が床に崩折れる。
人間ならぬような威力だったが、それはまだ生きていた。
それでもしばらくは動けないだろう。荷物を回収する間も惜しんでレヴィンは外へと走る。
足は痛んだが無視した。
- 38 :
- 体験したことの無い種類の痛みに襲われ、『それ』は蹲った。
『レヴィン』が怒った……? 痛かったのが気に食わなかったのかも知れない。
『それ』が顔を上げると、『レヴィン』は今までに無い早さで移動して、帰ってしまおうとしていた。
制止のための言葉は発音できなかった。
だから『それ』は咄嗟に『レヴィン』と叫びながら、炉に積んであった煉瓦を投げ付けた。
煉瓦は『レヴィン』の背中に当たって、生き物は詰まったような高い声で鳴いて倒れた。
『レヴィン』は床の上で身を丸めて咳き込むと、肩を震わせて胃の中の物を全て吐き出してしまった。
「レヴィン……!」
『それ』は生き物に駆け寄った。
『レヴィン』はあまり頑丈な生き物では無いようだから、酷い怪我になっているかも知れない。
生き物がんでしまうかも知れない。
でもちゃんとすれば助かる。『それ』打ち身に利く薬草も知っていた。
自身の嘔吐物に突っ伏した生き物を助け起こし、手当をしようと『それ』は『レヴィン』の服に手を掛けた。
***
戸口に辿り着いた瞬間、何か石のような物が背中にぶつかった。
固くて重い質量。息が詰まり、喉の奥から悲鳴の成り損ないが零れた。
背中は骨が無いから衝撃がモロに通る。
レヴィンは受け身もまともに取れずに床に倒れ込んだ。
肺が可笑しな風に収縮して、咳き込んだ拍子に胃の中身をブチ撒けてしまった。
息が出来ない。喉を圧迫される苦しさ。涙が滲む。
自分の反吐を避ける力も無く、生暖かい半流動体に突っ伏す。
立ち上がろうと動かした指先に力が入らず、半端に床と反吐をかき回す。
当然のように近付いて来た『それ』が、レヴィンの服の襟元を掴む。
***
特別鋭い爪を備えている訳でも無い『それ』の指が、『レヴィン』の服に掛かり、頑丈に作られて居る筈の衣服を容易く引き裂いた。
『それ』が僅かに眉をしかめる。急いでは居たが壊すつもりは無かった。ただ加減を間違えてしまっただけだ。
『レヴィン』が唸りながら彼の肩を突っぱねる。怪我のせいだろうか。悲しくなる程に弱々しい動作だった。
***
服を破かれて、また新たに危機感を覚えた。
『それ』を突き飛ばそうとしたが、『それ』は岩のようにピクリとも動かない。
『それ』がまたレヴィンに手を伸ばす。
訳も分からないままされてたまるかこの野郎……!
喉を塞ぐ反吐を自分の指で掻き出して『それ』を睨んだ。
***
『それ』を押すのとは反対の手を自分の口に入れ、嘔吐物を吐き捨てると、『レヴィン』俯き勝ちに『それ』を睨みながら何事か呟いた。
二回目の、あの痛みが来た。
距離が近いせいだろうか、さっきよりもっと痛い。目の前が赤くなる。
- 39 :
- 『それ』がうめき声を上げて丸くなる。
レヴィンは服が反吐で汚れる事も構わずに、肘で這いずって『それ』から距離を取ろうとする。
***
『それ』が顔を上げると、赤くなった視界の中で、また『レヴィン』が帰ろうとしていた。
まだ帰って欲しくない。まだ手当もしていない。
とにかく大人しくしていて欲しくて、『それ』は『レヴィン』を床に押し付けた。
***
『それ』が急に吼えた。
威圧。大熊でさえ竦んでしまうようなプレッシャーに身体が硬直する。
動きの止まったレヴィンに『それ』がのし掛かる。
背中を酷い圧力で押さえ付けられた。
ただの手の平が人外の怪力を発し、肺が押し潰され濁った声が押し出される。
苦痛に涙がぼろぼろと零れる。重さはいよ増してレヴィンを苛んだ。
石の床に押し付けられた肋骨が軋む。苦し紛れに床を掻いた爪が剥がれた。
軋んで、ついには折れた骨の欠片が肺に突き刺さる。
背中に掛かる力に押し出されるように血を吐いた頃には、レヴィンの意識は急速に消えていった。
***
血を吐いて、『レヴィン』が動かなくなった。
随分と薄くなってしまった背中から、『それ』は恐る恐る手を退けた。
手を離しても、『レヴィン』は帰ろうとしない。
帰ろうとしない代わりに、動かなくなってしまった。
んでしまった。『レヴィン』が。
潰してしてしまった。
帰って欲しくない、だけだったのに。
さっきまで、酒を酌み交わしながら『それ』の隣に居た筈なのに。
どこで、どこかで、間違ったのだろうか。
酒は好きかと問うた彼女の、あの笑顔を傍らに置いておきたいだけだったのに。
時間を掛けて理解したそれの目から、大粒の涙が零れた。
泣きながら手を伸ばす。触れた頬はまだ暖かい。
引き寄せて抱き締めると、暖かい身体はまた壊れた。
喉の奥から嗚咽が漏れる。遠吠えのような声で、それは泣いた。
***
村の狩人たちの間に、ある噂が流れた。
『村の北の山奥に、人間の体を抱えた亜人が出る。何かの名前を繰り返し呼んで慟哭している。酷く危険なので、近付いてはいけない。それは悪魔である』
- 40 :
- 以上です。
次回、何事も無かったかのように本ルートの続きの予定です。
- 41 :
- 投下乙!
グロリョナは見れないので今から別ルート楽しみにしてるぜ!w
- 42 :
- GJ
怖かったけど、オオヅノがかわいそうだった
レヴィンもかわいそうだった
次回に期待!
- 43 :
- ビッチ女×ヤンデレ男(スクイズの男女逆バージョンみたいなの)みたいなのが読みたい。
ヤンデレが精神的にひどい目にあって追い詰められるのが観たい。
喪女スレは喪女ばっかりだから、ないんだよな。
- 44 :
- 喪女スレ?
そういうスレがあるのか?
- 45 :
- 女向け作品の女主人公って読み手の女に受け入れられやすいように作られてるから
ぶっ叩かれやすいビッチは普通の恋愛物でも少ないよな
女性向け恋愛ゲームも全年齢・R18問わず恋愛初心者ヒロインが圧倒的多数を占めてるし
- 46 :
- そういうゲームは恋愛できない女がやるからな
- 47 :
- 角と稲妻>
投下乙です!
レヴィンもオオヅノも報われねえ…だがそれも良し
遺体をミイラ化しても後生大事にしてる光景を想像するともう萌えぬ
ハートフルなヤンデレルートも楽しみにしてます!
女主人公がビッチ(というか性に奔放)な作品は本当に見かけないね
たま〜〜に非処女を見かけるけど、やはりビッチではない
エロゲ主人公は平凡童貞やら鬼畜ヤリチンやらバラエティ豊かなのになw
- 48 :
- >>46
それは偏見だろ
実際は彼氏持ちや既婚者がストレス解消にやるのが主流
ガチで恋愛できない女は恋愛要素のない一般ゲーに向かう
- 49 :
- リアル男女の話題出されると萎える
二次元スレでは水ささないでくれよ
- 50 :
- でもなぁ
女性が二次元恋愛を楽しむのも当然っちゃ当然なんだよな
惨事男は「燃えない(萌えない)ゴミ」と呼ばれてるらしいし
確かに二次元男と比べりゃゴミかもな
- 51 :
- 三次男は燃えないゴミか
名言だな
男ヤンデレジャンルにこそ相応しい言葉だ
- 52 :
- 三人兄弟の次男が萌えないゴミかと
- 53 :
- 激グロ惨事と恋愛したい女性なんていないだろ…
汚ならしい
- 54 :
- >>51
ヤンデレに「部屋のゴミは捨てておいたよ」って意味深に言われるんですねわかります
- 55 :
- 好きなバンドに付いて意気投合したクラスメイトの男子が、ヒロインの持ってるCDを借りに部屋に遊びに来た
ヒロインが飲み物を取りに下に降りた所で>>54
三分程度の間の出来事である
- 56 :
- >>51
まあ三次のヤンデレはただのストーカーだからw
普通に嫌だよ。けど二次になった瞬間好物になる不思議
- 57 :
- そりゃそうだ
ヤンデレに限らず、フィクションでは好きだけど実在したら
関わりたくない、ってタイプのキャラはいくらでもいる
あくまで外から眺めていたいのであって、当事者になりたい
訳ではない
好きな女を精神的に追いつめてボロボロにして
「私を必要としてくれるのはこの世にこの人だけなんだ」
と自分だけに依存させるヤンデレが見たい
- 58 :
- 三次で萌えるのは歴史上の人くらいだな
少なくとも生きてる人は無理だ
上に出てたビッチヒロインで富江を思い出した
この作品に出てくる男は最初マトモな人間なのに、
ナチュラルボーン・ビッチな富江のせいでことごとく病んでいくw
ただ、富江のインパクトがメインな作品なので
男ヤンデレ的にはあんまり美味しくないな
- 59 :
- 保管庫とかはないのですか?
- 60 :
- レヴィーン!
- 61 :
- >>60
はーあーい!
四話目行きます。
タイトル/NG「角と稲妻」
- 62 :
- 翌日、日の出と共に目を覚ました。
大きく伸びをして身体の筋を解す。
ここ数日石の床の上で寝ているせいで妙な凝りが付いている。
隣を見遣ると、私が動き出したからか同じように目を覚ましたオオヅノがのそりと動き始める。
昨夜の残り物で手早く朝食を済ませ、日が昇りきる前に荷物をまとめて出発することにした。
大分しっかりしてきた足取りで玄関ホールに立つ。
「あ、そうだ」
影のようにそろりと付いて来ていたオオヅノを振り返る。
「あれ、貰って行っても良いですか?」
そう言って、入り口の向こうに見える厨房の骨の山を指すと、彼は不思議そうに首を傾げ、それでも頷いた。
「ありがとう」
彼にお礼を言って、取り分けて置いた一山に近付く。
橙角鹿の角や水蜥蜴の翡翠色の牙、羊歯山羊の胆石。
保存性が高くて薬や装飾に使われる素材の類。
どれも換金性が高くギルドに持ち込めば、そこそこの値段で買い取って貰える。
欲張らず、負傷した足でも不自由無く運べる程度の量をバックパックに納めて背負った。
何分手ぶらで帰るとその日の食卓にも直結する職業だ。今回はこれでようやく首の皮一枚繋がったことになる。
手袋を填め靴紐を確認し、水筒やポーチの位置を確認し、忘れ物が無いか確かめて外へ出る。
朝の早い時間の光が樹冠から射す。雲も少ない良い天気で、これなら俄雨に降られる心配も無さそうだった。
最後にもう一度、彼にお礼を言おうとした所で、オオヅノがふらりと森の中に分け行ってしまった。
だが、あちゃあと思いながらも私がお別れの踏ん切りを付けるより早く、ばきりと鈍い音が聞こえた。
程なく姿を現した彼が、私に太い木の枝を差し出す。
枝の太さは私の手首より二周りほど細い程度。その端は今まさにへし折られた生々しい裂け目を晒している。
「……杖代わりに?」
訪ねるとオオヅノが頷く。私がまたお礼を言って枝を受け取ると、彼はちらりと視線を寄越し、背を向けて歩き出す。
「……レヴィン」
ぼうっとその背中を見ていたら、直ぐに立ち止まった彼が肩越しに振り返る。
あぁ、道案内をしてくれているのか、と気付いて、私は枝を杖代わりにしながら彼の後に付いて行くことにした。
下草を踏み越えながら、慣れた様子でオオヅノが足を進める。朝露で濡れた木の根で滑らないように気を付けながら、私も続く。
黒い蓬髪と鉤裂きだらけのボロ布に身を包む彼は、遠目には黒い毛玉にでも見えそうだ。狩人と遭遇したら、毛長熊辺りと間違えられるんじゃないかと言う思考が脳裏を過る。
木の生い茂るなだらかな斜面を下ること約10分。川原に出た。
広くて浅い川で、深さは見た所、膝くらいまでだろうか。向こう岸は高さ10メートル近くの、崖に近い角度の急斜面になっていた。
崖の上の木々を眺めて、私は、あー。と声を零す。
「ひょっとして、オオヅノが私を見つけたのはこの辺り?」
訊ねると、前を行くオオヅノの頭が動く。頷いたようだ。
と、すると、私が普段狩りをしているのはあの崖の上。
万全の体調で登山用ピッケルの一本も有ればこのくらいの崖なら登れるが、この足では無理がある。
村から見て北の山が私の狩場で、谷底に川を有するこの崖は、その山を北西から南東へ横切っている筈だ。
私が崖から落ちた位置は村から見て北東の位置。けれど、知っている限り崖の下に降りるには、ずっと西に回りこまないといけない。
歩いて丸1日かかるので、普段は崖下にまでは来ないのだが……
オオヅノは迷わず川下の南東方向へ足を進める。こちら側へは、山を居りきって平原に出れば村へ続く街道へ出る筈だ。2日近くかかるが。
帰宅を早まったかと思うこと30分。彼が進路を変えて川の方へと足を向けた。
岩伝いに跳んで川を渡るオオヅノが私を振り返る。身軽に、と言うわけには行かないが、私も何とか彼に続く。
川を超えた先の崖には、斜めに切れ込みを入れたような坂が張り付いていた。
緩やかとは言えないが、今の私の足でも登れる程度だ。こんなルートが有ったのは知らなかった。
「あぁ、ここなら登れそうです」
そう言って、杖を突きながら勢いを付けて一気に登り切る。体重を掛けてしまった足の痛みに顔を顰めながらも、崖の上へ出る。
川と太陽の位置から見当を付けた方角に、目印の大楠が有るのが確認出来た。
勢い込んで2、3歩。オオヅノを追い越してしまった。振り返りついでに彼に笑む。
「案内をしてくれてありがとう。此処からなら一人でも帰れそうです」
そう言うと、彼は少し当りを見回してから頷いて私に背を向ける。
「この礼は、またいずれ」
坂を下って行く背にそう告げて、私も踵を返した。
- 63 :
- ―――『レヴィン』が帰ってしまう時のこの感情を、何と表すのだろうかと、『それ』は思考した。
青くてピリピリする。氷のような感情だ。
壁に空いた穴をヒュウと抜ける。乾いた風のような感情だ。
その感情は遠い昔、『それ』が未だ小さかった頃、朽ち葉の匂いのする夜に、独り火を見詰めて居る時に、心を満たして居たような気がする。
いつの間にか枯れてしまっていたその感情が、再び心に満ちている。
またいずれ、と。『レヴィン』が言ったから、『それ』は辛うじて救われたような気分になった。
今日の夜はきっと、静かで寒いのだろう。―――
速度の出せない足で散々歩いて日の暮れる少し前、ようやく村に帰って来れた。
道すがら農場の旦那さんが私の姿に驚いて、送ろうかと聞いてくれたのを笑って辞退しながらも、村のやや外れの方にある一軒の家に辿り着いた。
二階建ての家。木造で、外壁は漆喰で塗られた白。
薬師を表す乳鉢と草の絵の簡単な看板の下がった木戸を開ける。
「いらっしゃ―――……ッ!?」
カウンターの上に広げた本から目線を上げた青年が絶句する。
年の頃は私と同程度。清潔でシンプルな服装に、腰巻きエプロン。
これと言って特徴のない中肉中背の体躯。
整っているからこそ派手さの無い、穏和で朴訥とした容貌。
適度な短さで切り揃えられた茶髪はありふれた色彩。
驚きに見開かれた瞳だけが、不釣り合いな程に鮮やかで上品な紫色をしていた。
「ただいま〜」
私は緊張感の無い口調で言って、ついでに手を振る。
「レヴィンっ!! ずっと何処にっ! いや、怪我! 怪我は!? 何処か痛い所は!?」
瞬間的な硬直を吹き飛ばして、エルバが怒鳴る。
彼はカウンターのスイングドアを跳ね開けて詰め寄って来た。
彼の名前はエルバ・サルーターリス。職業は薬師。
私の幼なじみで、同居人。腐れ縁。
と言うか、彼が薬師の師匠のツテで、この住居兼店舗の建物を借りているのに、一枚噛ませて貰っている形だ。
同時期に村を出ることにした私達は、いざと言う時の護衛、いざと言う時の薬箱、
とそれぞれの思惑で徒党を組んでしばらくあちこちを旅をして、そうしてこの村に居着いたのだった。
有無を言わさず調合室に引きずり込まれ、診察台に座らせられる。
「足ひねっちゃってさ、山奥に住んでた亜人の人に助けて貰ったの」
言いながら捻った方の足を持ち上げると、即座にブーツと靴下を脱がされた。
「……捻ったって……折れてるじゃないかこれ……」
眉をしかめたエルバが唸るような声で言う。
「あぁー。やっぱり? ちょっと熱が出たからそうかなーと」
「全く…………応急処置は良かったみたいだけど……少し強く触るよ」
んー。と生返事をすると、跪いたエルバが私の足を取り、仔細に触診する。
痛い。が、まぁ生傷の絶えない職業なので痩せ我慢する。
「何日前?」
「三日前」
「打ったの?」
「良く分かんない。崖から落ちたから」
「なっ……気を付けろよ、もう……! 他の所は!?」
「あんまり大した事ないよ。これが一番でかい怪我」
「全く…………」
溜息を吐いてエルバが立ち上がる。
- 64 :
- あれこれ用意をして、湯の入った桶だのタオルだのを揃えて
「服、脱いで。傷見るついでに身体拭くから」
「風呂屋行きたい」
「無理。明日以降にしなさい」
「えー」
ブーイングはしながらも服を脱ぐ。
医者の前で恥ずかしがっても意味は無いし、人を女とも思っていない奴に対してはもっと意味が無い。
例えば左の内腿の目立つ傷は、河原牛の角にやられた傷で、これを治したのも彼だ。
エルバが精油を垂らしたお湯にタオルを浸け、絞ってから私の身体を拭う。
「あー。痣になってる。酷い」
背中を拭きながらエルバが嘆く。
「こっちも打ち身だ。湿布作らなきゃ」
一通り拭き上げて、エルバがタオルを投げて寄越す。
腕が使えない訳でもないので、流石に胸だの下着の中だの際どい所は自分で拭く。
エルバが作業机に向かっている間に、下着まで脱いで拭いてしまう。
精油が良い香りで、一通り拭うと、随分さっぱりした。
「あ、着替え」
「そこの篭」
「お、用意が良い」
振り向かずに言ったエルバの言葉で、篭の中の服を見付ける。
下着だけ着けて髪を拭いていると、もう良い? と声を掛けてからエルバが振り向く。
「髪も洗いたい」
「思ったよりマシだったから、右足を湯に浸けないなら明日行って良いよ」
「わぁい」
エルバが調薬したばかりの膏薬を、痣だのの上に塗って布を巻く。
足だけは別の薬を塗り添え木をして、しっかりきっちり包帯で巻き固める。
しかし凄い臭いだ。これでは動物から見たら大声で自己主張しているのも同じだ。
とてもじゃないが山には入れない。まあ数日は療養に始終しそうだが。
「はい終わり。夕飯作るから、さっさと食べて早く寝な」
「鳥たべたい」
「はいはい」
答えながら机の上を片付けて、エルバが調合室を出る。
篭の中から着替えを取り出しながら、私はその背中に声を掛けた。
「ありがとね、エルバ」
「うん」
部屋着に着替えをして、先に荷物を持って二階に上がる。
ここはエルバの師匠であるクラウト先生が昔、診療所として使っていた建物で、入院が必要な患者を受け入れられるようにと、二階には部屋が六つもある。
階段を上って廊下の左右に部屋がある。右手の三つある内、真ん中の部屋が私の部屋だ。
部屋に入って突き当たり。大きな窓の前にある机の上に荷物を乗せる。
荷物を解いて、洗ったり補充したりする必要の有る物を分ける。
包帯はほとんど使いきった。ナイフは研ぐべきだ。ブーツは紐はまだ大丈夫だけど、磨いて油を塗り直した方が良いだろう。血止めの薬は使ってないから大丈夫。
急ぎの物が無いことだけ確認して棚に荷物をしまい、普段用の平靴に履き換える。
- 65 :
- ゆっくりと階段を下り、階段の向かいのリビングキッチンに入った。
鳥の焼ける香ばしい香り。油の跳ねる音。
食欲をそそる空間に、胃がくぅ、と鳴く。
「ごっはーん」
「もう少しだよ。パン切っといて」
フライパンと向き合いながらエルバが言う。
「はいよー」
答えて、戸棚から丸い白パンとパンナイフを取り出して何枚か切り分ける。
篭に入れたパンを食卓の上に置く。それからバターの壷とオリーブオイルの瓶を出す。
エルバが卓の上に皿を並べる。メニューは鳥のムニエルにサラダにスープ。
私はその周りに木の柄のナイフとフォークを並べる。
最後に席に着き、木のコップに水差しから水を注いで軽く掲げる。
「狩りの女神に」
「友人の帰還に」
私とエルバ、それぞれ述べて食事に掛かった。
薄く小麦粉をまぶして焼いた鳥は、外側はサクッと仕上がっているが、ナイフを入れると肉汁が溢れる絶妙な火の通り方。バジルのソースはパンに良く合う。
スープには何種類かのキノコが入っていて、咬むほど味が出る。
サラダは普通の農家で作っている野菜の他に、エルバが育てたり摘んだりしてきたハーブが入っていて、少し独特の味がする。
偉く久しぶりに感じる文明的で家庭的な味に舌鼓を打つ。エルバのごはんは美味しい。
「どこまで狩りに行ってたの。こっちは気が気じゃ無かったんだから」
鳥を切り分けながらエルバが尋ねる。
「いつもの北。ゴブリンに追いかけられて崖から落ちたの。あー、そうだ。ゴブリンの群、ギルドに報告しなきゃ」
答えながら一人語ちる。ゴブリンやオークのような危険指定種は遭遇情報の報告が推奨されている。
少ないが報奨金も貰えるので、私はまめに報告する方だ。これがもっと上位の殲滅指定種だと、報告は義務になったりするが、これは別の話だ。
「無茶なことするなぁもう……」
エルバがボヤく。
「ゴブリンが出たのは私のせいじゃ無いって。そっちは何も無かった?」
「うん。こっちはいつも通り。今日、狩りで怪我したって人が来たけど、三日位じゃギルドの所属の人達は心配もしてなかった」
「そりゃあねえ。私は一日置きには帰ってるけど、一週間位山に籠もりっぱなしって奴も居るし」
「これだから冒険者って奴は……」
「それは置いといてワイン飲みたい」
「却下」
「けちー」
「無駄に血行良くすると足が痛むだろ」
溜息を吐きながらエルバが言う。
「酒は百薬の長と」
「物理的損傷には効きません」
屁理屈はぴしゃりと切って捨てられた。
「ほら、もう寝な。寝た方が治りが良いんだから」
食事が終わるなり、片付けは良いから、とエルバに促され
「んー。分かった。おやすみ」
「おやすみ、レヴィン」
挨拶を交わして二階に上がる。
これまた偉く久しぶりに感じる布団に横になると、それまでの疲れがどっと出て来て、未だ早い時間にも限らず、私は泥のような眠りに落ちた。
- 66 :
- 以上です。新キャラ登場回。
オオヅノは多分レヴィンの羽織ってた布クンカクンカしてる頃。
一人ぼっちは寂しいもんな。
- 67 :
- あっなんかレヴィンがかっこよかったのが、今回は可愛い!
- 68 :
- >>66
GJです!
好きな子の匂いを嗅ぐのは基本だよね
- 69 :2013/06/30
- 保守
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