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2013年01月レズ・百合萌え86: 百合文学総合スッドレ (502)
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百合文学総合スッドレ
- 1 :04/10/07 〜 最終レス :2013/01/01
- 優美な世界が集約された文芸作品を語って行くスレ
まずは関連スレ
【百合の】吉屋信子スッドレ【華】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1083566921/
- 2 :
- 2(σ^▽^)σゲッツ!!
- 3 :
- 花をさがす少女 〜組曲「In Terra Pax」から
作詞:鶴見正夫 作曲:荻久保和明
こういう、多分に妄想補完を必要とする作品はどうなのかね。
- 4 :
- 紹介に、《要妄想》と書いておけば良いんじゃないかな?出来れば、必要妄想濃度なんかも
- 5 :
-
吸血鬼カーミラ
妄想度:65
恋愛度:30
男性介入度:3
肉欲度:70
ジャンル:怪奇ミステリー ・ グール型吸血鬼
作者:レ・ファニュ
出版社:創元推理文庫から翻訳物
備考
最近の恋愛系では定番と化した、
発展系(話の展開につれ徐々に親しい関係になっていく)ではなく、
二人の感情はほとんど変わらない恋情定着型となっており、
あまり期待するのは×。終始カーミラの執着がある。
また、いわゆるソフト・カニバリズムの要素あり。
見所は耽美な描写かな。耽美というとやおい世界を想像する人も
いるけれど、本来の恋愛小説は耽美が主流。ラブコメの派生は
笑い話からであり、恋愛小説からではない。
あと美内すずえ「ガラスの仮面」ではこの作品を演劇として姫川亜弓が
カーミラを演じたが、あそこまで情緒豊かではない。
それと石森正太郎「イナズマン」に酷似した台詞も出てくるが、
これはまったく完全無欠に関係ないので注意。
- 6 :
- >>1
あんた居ると思ったよ
- 7 :
- 卍
谷崎
- 8 :
- 旧約聖書ルツ記
- 9 :
- マリア様がみてる
妄想度:85
恋愛度:65
男性介入度:20
肉欲度:5
ジャンル:学園(コメディ)ドラマ
作者:今野緒雪
出版社:コヴァルト文庫
備考
スールである女子生徒との常軌を逸した友愛に悩みまた喜ぶ主人公・藤堂志摩子の
優美な学園生活を描くスマッシュヒット作。
- 10 :
- ttp://media.excite.co.jp/book/news/topics/102/p04.html
- 11 :
- 主人公が志摩子て
読みきりかよ
- 12 :
- 新潮文庫
花伽藍
失恋したばかりの女性が経験する一夜の出来事「七夕」。
ttp://www.shinchosha.co.jp/books/html/4-10-120533-7.html
tp://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9978731350
バイも書くことが多いからね
別冊文芸春秋
中山可穂「ケッヘル」
「舞台はウィーン。シュテファン寺院の葬儀に
参列した男性二人。過去に何があったのか 」は百合じやないかもしれない。
- 13 :
- 百合好きだけど中山可穂さんの作品ってなんか好きじゃないなぁ
薄っぺらい感じがする
ファンの人居たらごめんなさい
- 14 :
- 新潮系の人は内容の薄さが目立つ。
新潮は全体的に色気づいたばかりの少年向け文庫だから……。
本来エロスは宗教と哲学と倫理を修めた上でようやく手を出せる
ジャンルなんだけどね。不勉強は駄作の原因だ。
とりあえず文学系ならサッフォー関連。その他レズボス島の詩人から。
あと悪の華の禁詩にちょこっとあったね。東洋系ではいまいち思いつかない
けれど、西洋方面ならけっこう同性愛関連の文学がある。
でもほとんど翻訳されてないけど。
- 15 :
- 英語じゃ読めないよ
- 16 :
-
うおおおおおおおおおおォォッッ!
俺は!! もうっ!!! 一生かかってもぉっっ!!!!
ハンドルを許せないィッッ!!!!!
マハ・バータラをヲッッ!!!!!!
許すわけにはいけない!!!!!!!
後にも先にも地獄不動よ……ならば地獄を砕くのみ!
びりいいぃぃぃぃいいいっっ(本の断末魔)
- 17 :
- 制服の処女。
最近やっと古本屋で見つけて読んだ。
小説にエスとかシスター関係とか出てくるあたり、
どこの国でも女子校で考える事は一緒なのかなと思った。
- 18 :
- hosyu
- 19 :
- >1のうさぎ会長って本物?
- 20 :
- うん
- 21 :
- >>13
同意。
あのセンスについていけねぇ…
- 22 :
- 『オレンジだけが果物じゃない』ジャネット・ウィンターソン著 国書刊行会
いわゆる文学モノだから読みづらいかなと思ったら、案外スラスラと読み易かった。
作者の自伝的小説らしい。
- 23 :
- >>22
同じ著者で「恋をする躰」も結構良かったよ。
ただ、「オレンジだけが〜」と比べると訳がいまいちだった…
- 24 :
- |∵∵/ ○ \|
|∵ / 三 | 三 | ZZZ・・
|∵ | \__|__ |
\| /
\____/
_| ⊃/(___
/ └-(____/
- 25 :
- http://221.251.205.228/open/3974932043_1000.wmv
http://www.lamermelculo.com/imagenes/webs/290903/chochoparty.wmv
- 26 :
- >>14
サッフォーは断片的にしか残ってないですよね。
もしかして、その手の研究者さんですか?
いろいろ教えてください。
- 27 :
- ho
- 28 :
- 悪の華の禁断詩編は傑作だが、サッフォーが男に振られて自したように
書いてるのは非常にいただけない
- 29 :
- サッフォーは前世紀六〜五年にかけて四人同じ名を持つ人がいたという。
そのうち詩人が二人。どちらも抒情詩人だが、年代は数年ほどしか被っていない。
- 30 :
- 【冷たいモレニャー川の歌】 ―デブでブスでバカんちょな娘コルテンハーニャ―
1.
コルテンハーニャ 恋をした
相手は村の 器量よし かわいい娘のモレーサー
涼しい木陰 頬は赤 かわいいモレーサ 抱き寄せた
愛するモレーサ 頷いて 抱き返された コルテンハーニャ
2.
コルテンハーニャ 時が経ち
父が探した婚約者 黄金(こがね)男のブラビット
親と世間のしがらみと かわいいモレーサ 決めかねた
愛するモレーサ 涙する 世間に迷う コルテンハーニャ
(娘を捨てた コルテンハーニャ 金貨に迷う コルテンハーニャ)
3.
コルテンハーニャ 気がついた
親と世間に何がある 愛の喜びただ一つ 愛するモレーサ他になし!
音の静まる 宵闇に かわいいモレーサ 呼びに行く
愛するモレーサ 取り戻し 共に逃げ出すコルテンハーニャ
【※省略
怒れる夫 かきむしる 恥と髪から燃え上がり 剣(つるぎ)を取って追ってくる
剣(けん)で斬らんと追ってくる いまや男は人鬼 あやうし 愛する娘たち】
(コルテンハーニャ しばし消え 愛するモレーサ 共に消え すぎし年月 105年)
6.
冷たい小河 モレニャー河 二人の体は底深く
姿変わらず そこにいる まだまだ今も そこにいる (止)
- 31 :
- これは詩ですか?誰の?
- 32 :
- 保守
- 33 :
- 川端康成の「乙女の港」は百合としかいいようのない作品。
舞台となる場所はミッションスクールを中心にお姉さまの家、牧場、軽井沢の避暑地、
教会などと多彩で、発生する出来事もまた多彩。
個人的に、マリみてのベースになっているのは吉屋信子の作品ではなくこの乙女の港だと
確信している。
- 34 :
- スッドレってなんやねん。
- 35 :
- ttp://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20041208
- 36 :
- 自分にとって重要な児童文学作家(海外)が
つい最近、ガチレズと知って複雑な気分。
作品ではそんな気配は当然見えないが。
- 37 :
- 北欧の人?
- 38 :
- ムーミンの人はバイセクシャルだよめ
- 39 :
- ムーミンの人ってガチじゃないの?
- 40 :
- 保守
- 41 :
- スッドレって?
- 42 :
- やれやれ、最近の若い衆はスッドレもご存知ないと・・・
- 43 :
- また落ちそうだなw
- 44 :
- 今日(昨日)午前中に世界美術館紀行でムーミンの人の美術館の特集だった
NHKでガチレズだなんて話が出るわけでも無いけど
百合で欧米で寄宿舎モノで良いの無いですかね
日本なら屋根裏の2処女が良いなとおもうんです
信子、いい……
- 45 :
- 寄宿舎でルームメイト設定がいいのか
ウィンスローエの『制服の処女』は、先生と生徒だけど
- 46 :
- あげときますか。
そのうち新たに百合文学が発掘されるかもしれん。
- 47 :
- 3/32
- 48 :
- 保守
- 49 :
- >>44ローズ・ルルダン
フランス短篇傑作選 (岩波文庫)にはいってるがドンピシャ
- 50 :
- 革新
- 51 :
- 文学じゃないけど
映画 乙女の祈りのノベライズ版かなりイイ!! それの貸し借りでレズのこと仲良くなれた 笑
- 52 :
- 保守
- 53 :
- ほしゅ
- 54 :
- ほしゅ
- 55 :
- ほしゅ
- 56 :
- 圧倒的に品が良くてカリスマ性のあるお姉さまが出てくる百合文学ってない?
百合を楽しむというより、お姉さまのキャラクターを楽しむ文学みたいな。
出来れば長篇がいい。
- 57 :
- 私は中山可穂大好き。
自分の気持ちと重なってすごく泣けます。
ビアンじゃない人には分からないかも・・・
- 58 :
- 旦那裏切って不倫しておいて責任全部旦那におっかぶせて離婚して
子供も奪って一人のうのうと幸せになっている人妻の話を読んでから大嫌いになった、中山可穂。
感情教育は素直に感動したんだけど
- 59 :
- 中山可穂は、猫背の王子とサグラダ・ファミリアだけ読んで
主人公のキャラがほとんど同系統に見えたのと、
テーマが芸術系でかぶってたから
似たようなのしか書けないんだなーと思ってそれきり。
チョイスが悪かったのかな?
- 60 :
- いや、主人公はいつも同じような感じだよ。
ていうか作者本人があんなキャラで、自分に酔いしれてるのかな?って気もする。憶測だけど。
あとビアンはこういうものだ、っていう決め付けがある気がして世界が狭いかなぁ。
読み始めは共感できて良かったけど何冊も読むと飽きる。
- 61 :
- 恩田陸「蛇行する川のほとり」は良い百合だと思うのですが
読んだ方いますか?
- 62 :
- ↑読んでみます。
あさのあつこ ありふれた風景画 は百合文学でした。
- 63 :
- >>61
あっ3巻まで古本屋で買ったのにまだ読んでない!
思い出したよありがとう〜
部屋が散らかりすぎて読んでない本がたくさんある…orz
速攻で読むわー
- 64 :
- 今ezブックのサンプル読んだ
「風俗嬢 菜摘ひかるの性的冒険」
百合でした。(゚Д゚)
- 65 :
- 白い薔薇の淵まで切なすぎ。塁かわいい。
- 66 :
- 私が中二の時、生まれて初めて読んだ百合小説は
戸川昌子の「濡れた心」だった。
知ってる人いるかな?
- 67 :
- >>59
中山は貴女の読んでるようなタイプと、既婚者との迎合、「サクラダ〜」は
既にそうだけど、ビアンの側が、とんがった才能ある存在でなく、
子供への愛情を持ち続ける女性との恋愛に、敢えて挑んでいく路線を
書き始めて変わったと思う。「感情教育」もだし、一見軽くて浮ついた
自由人の「ジゴロ」さえ、最愛の相手を許す苦しみを耐えるための、
他の女との放埒な日常であって、何回か読むうちに、その重さに気付いたな。
作者の人間への寛容さにも。
最新作「ケッヘル」はまた新境地開いてるし、これからも期待できると思う。
- 68 :
- >>58
その前半の小説の題名教えて頂けますか?自分が
読んでどう思ったか、思い出したいので。
- 69 :
- 深爪
- 70 :
- >>69タン
ちょっとマジレス。
貴女ご自身がビアンなのか、バイ(既婚か未婚)、はたまたヘテロなのかで
この作家の作品から受ける印象は、ものすごく違うと思うわね。
「深爪」は中山のものとしては、平易だし結末も平凡かもしれないけれど
ある意味のリアリティはあると思う。
嫌悪感というのは、ご自分の倫理感により左右されるものでもあるし、
恋の理想像との兼ね合いもあるのでしょうね。
ただ、登場人物を、自分には理解できない類だと言っても、実際の世の中には
よくいるタイプであるということもある。それを描くことにも、ある価値は
見出せると私は思うわ。登場人物の生き方を嫌うことが、そのまま作家を嫌う
ことには、少なくとも私はならないのね。特にそれが興味のある分野である
ビアン小説(百合というより)で、まだまだ世の中にそんなに多くはないから
だとは思うけれど。
率直に言うと、これを読んで、彼女自身を「大」嫌いになって、以後作品を
全く読まなくなるのなら、仮に彼女の作品が今後質的に向上していったとしても、
(していると思うし)この作家についての貴女の見方には、払拭できない
ある色合いがついてしまったことは確かですよね。
作家については、彼女に限らずそういうことって往々にしてある、どうしても
虫が好かないってやつ・・・。
あくまでも「感情教育」を「深爪」の後に読まれたのでなければ・・と
いうことですけれどもね。
- 71 :
- >>69は>>58じゃありませんスマソ
- 72 :
- 私が勝手に思うに、既婚者ビアンは独身ビアンにすごい毛嫌いされてるよね。
極端な話、旦那の稼ぎで食わせて貰ってるくせに女とも浮気して・・みたいな。
(実際はそんな甘いもんじゃないけど)
そうゆう先入観持ってる人が「深爪」読んだら、その部分だけがインパクト強くて
嫌いになっちゃうのかも・・と憶測してみた・・・。
- 73 :
- 嫌いに、って既婚ビアンをますますってこと?それともそういう人を
描く独身ビアンの中山をってこと?
彼女自身と登場人物達の苦しみと、でも恋心というのは、自分が不利か有利か
なんてこととは無関係に、生まれてくるものだという、ある意味ヘテロの
世界ではとっくに常識となっていることを受容する強さを獲得する
(独身、既婚ともに違った形であれね)ビアン達の姿に、私はたいてい元気を貰えるな。
- 74 :
- >>69(71)タン
70番ですが、早合点してこちらこそごめんね。
でもあまりのタイミングの良さだったもので、
信じて疑いませんでしたW。
- 75 :
- 作者本人をってこと。
もちろん私自身は彼女の大ファンで、あなたと同様に彼女の作品と彼女自身の
生き方にも元気を貰っています。
- 76 :
- >>70
58です。71さんの仰ったとおり、69さんじゃないです。でも該当作は「深爪」で合っています。
中山作品を嫌いになったというのが、これを読んで、彼女の作品は子供を、母親の
愛情(正確には愛情とは思えず、ただの、生んだが故の執着心としか読み取れなかった)
を表現させる道具にさせていやしないかと感じたのが原因だったんです。
母親の愛情だけが絶対、としている割には母親キャラの子供の扱い方、がどうよなものでしたし。
…自己分析してみると、既婚者ビアンがどうの、というのではなく(でなかったら
既婚者ビアンの「感情教育」を読んだ段階で嫌悪感を抱いた筈)、
母親の描き方の問題だった様に思えます。
以上、上手く説明できていなかったらごめんなさい。
- 77 :
- 「白い薔薇の淵まで」の塁はメンヘラそのものだな。
- 78 :
- 中山の恋愛小説は、何にしろ、登場人物のうちの1人(または複数)は
極端に物事をつきつめる人格の持ち主。良い面も悪い面も出てくるだろうね。
それは事実を描くということより、人の普遍的な何ものかを小説から感じ
取らせたいっていうタイプの作家だからだと思う。
だいたいセク・マイノリティって、程度の差こそあれ、自分というものを
一度はつきつめて眺めてみないと、一生自認さえしないで終わる人間も
大勢いると思うしね。特に女性は。
そして、その極端なものを毒と思い、嫌悪し見向きもしない人と、少し舐めて
自分に毒が回っても、その裏に隠された(事実ではなく)真実を知りたいと
思う人とでは、小説の捉え方も全然違ってくるだろうね。
自分の経験の痛みから来るものではあるだろうけど、敢えて物議をかもす
独身者ビアンと既婚者ビアンの交流を描くところは、私としては好意的に
見ている。だってこれって、現実に大きな問題だし、倫理的にどうかという
ことよりも、総ての(へテロも含め)女性というもののおかれてる現状に
深く根ざしたテーマだということの方が、重要な感じがする。
正しい解答を出そうとはしていないし(ご本人も、失敗を繰り返していることを
自覚しているし)、ただこの問題を考えるきっかけを呈示してみたい意欲が
ある人なんだろうなと私は思っている。
- 79 :
- 水曜日に登場するあなた様は何者?
・・まさか・・・
- 80 :
- まさか・・・?
そして貴女は・・・・まさか某所のタチさん?
- 81 :
- あら?もしかしてIDでばれちゃった?
さすがですね…
私はあなたのファンになりました、よろしく!
- 82 :
- >>81さん
私は残念ながら、78さんとは違いますよ。
で、まさかって、誰だと思われたのかな?と。
それを聞きたかったの。お知り合い?
もちろん、はっきり書かなくてもいいですけど。
- 83 :
- 知り合いだなんて、とんでもない。
私の勝手な妄想なので書かないでおきます。
思わせぶりみたいで御免なさい。
- 84 :
- 書いた文章から「妄想」してもらえるなんて、素敵。
萌えますわ。
すいません、雑談ばかりで。
- 85 :
- 自慢じゃないけど
妄想して、素敵なんて言われたのハジメテ…
- 86 :
- そうお?(私も暇ですので)。
下がってるスレだから、ちょっといいか・・・。
中山の作品が好きなんですか?某タ○さんは。
(確かに文学の話してるから、スレ違いじゃないですね)。
- 87 :
- 中山可穂さんの作品好きですよ。
と言っても彼女の作品に出会ったのは、一年ほど前で最初に読んだのが
「白い薔薇の淵まで」と「感情教育」
その頃私は、ノンケの友人に片思いをしていて(現在進行形)抜け殻の様な
毎日を送っていたんですが、その切ない思いを彼女の本が癒してくれました。
「心の底から愛する人に自分も愛されたい」
私のこの究極の願いを彼女の作品が叶えてくれたのです。
今は自分自身のセク・マイノリティとやらに真正面から向き合って
自分に正直に生きていこうと、片思いのカノに、ちょっとずつアピール中ですw
(いい歳してよくやるよ…と、たまに自分でも呆れる…)
>>86さん暇な私に付き合ってくれてありがとうございます。
- 88 :
- あら、まだレスいただけるとは。ありがとうございます。
上記のことですが、書いたものから妄想してもらえる人なんて幸せですよ、
文筆を生業とするのではない一般の方だとしたら・・・。
(また、お暇なお時間があれば、「眠れない百合」スレででも
お話し出来たらと思います。そちらは会話OKだそうですので)。
私は、最新作以外、中山の作品は総て読みました。
同じくヘテロの友人に強く惹かれましたが、彼女はホモ(ビアン)
フォビアだと明言している人なので、永遠に告白することは出来ません。
彼女に関しては、その悲しみを背負って生きていくつもりです。
友情は決して壊したくはないので・・。やはり性指向の同じ人を捜す道を
これから見つけて行こうと思っています。
- 89 :
- こちらこそ、ありがとうございます。
私のレス読んで頂ければ分かるように正真正銘の一般人ですw
文学スレに書いてるくせに小難しいことは全く分かりません…
ただ、妄想癖があるだけですw
こんな私でも良ろしければ、そちらのスレでお願いします。
>>88さんは>>86さんですよね?
- 90 :
- >89さん
88です。それでは1時頃少しだけ、あちらに顔を出しますね。
88は86ですよ。
- 91 :
- 感情教育っておおまかにどんな話ですか?
- 92 :
- フリーライターの主人公が、建築家の人妻を寝取る話
- 93 :
- 感情教育 のモデルとなった人と付き合っていて、
単行本の時は付き合っていた。
文庫本が出る頃には別れてた。
というのを知って、文庫本を本屋に立ち読みしに行った。
二人は別れてたのか。
関係ないけど、「真珠婦人」は結構オススメ。
- 94 :
- >>91
可穂さんの小説の中では、ストイックな部類の方だと思う。
肉体関係の描写も多くはないし、注意深く精神面が強調されるように
書かれてる印象。
だから「教育」なんて言葉をタイトルに入れたんだろうな〜と。
相手の心の奥にあるものを、引き出す教育だよね。ゆえに
エンターテインメント性にやや欠けるから、ある意味読み辛い
感じもあるよね。大半が伝記物みたいなんだもん。
片一方の主人公は、中山自身を重ねてあるから、余計そうなったのかも。
- 95 :
- 序盤に二人の半生を延々と書いたのに、
肝心の出会ってから恋に落ちるまでが唐突だった記憶がある
- 96 :
- 短編の「鶴」の太鼓叩きの女性(名前を失念)や、「偽アマント」のかおり
(多分)が好きだな。大げさな話ではないんだけど(前者はちと特殊だが)、
すごく切なくなるし、自分に引きつけて読んだりも。
太鼓の女性のように、女性として充分女性を肉体的に愛せるように見えても
男性の性器が欲しくなる瞬間(とき)って、やはりあるのだろうか、これは
私には、未だ判らない。貴女の子供なら、欲しい・・と言われたからなのか。
かおりのようなことは・・・・私には、余りにありがちで、ほんと泣けてくる。
仁子のような人をこそ、真に常に大切にしなくてはならないのに・・・と。
- 97 :
- 中山可穂の作品を読んでると何故だか泣けて、なかなか先に進めない。
やっとで一冊読み終わった頃は目が腫れて誰にも会えなくなる…
- 98 :
- 一番切なかったのは「白い薔薇の淵まで」だな。
塁が痛すぎてかわいそう過ぎる。
でもなんでんじゃったんだろう。
- 99 :
- 彼女は同性への愛に生きるより、近親者への愛(憎)にぬことを選んだのではないかな?
自分で敢えてそうしたようでもあり、ついにそれから逃れ得なかったというのが正しいようでもあり…。
(知り人よ、だからその点でこそ、自分を彼女に擬えるのは、やめておくれと言いたい)。
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