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2013年01月エロパロ621: 【心に】シャイニング・ハーツでエロパロ【届く】 (226)
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【心に】シャイニング・ハーツでエロパロ【届く】
- 1 :2010/12/26 〜 最終レス :2012/11/09
- シャイニング・ハーツのエロパロ(エロ無しでもおk)をあげるスレです。
職人さん達お願いします!
- 2 :
- GJ
- 3 :
- ふむ…
マスター、シーンたんのエロを頼む(キリッ
- 4 :
- し、しぶい……
- 5 :
- 魔法のパン屋の朝は早い
朝日の昇る前に起き、今日も幼女に貢ぐためのパンを焼きます
「よし!ちゃんと焼けたぞ!」
その足でまず海岸へと赴き、最初の嫁、ミィたんに朝の貢物を捧げます
「にゃっふっふ、ここで会ったが百年目ニャ・・・じゃーん・・・kんちゅぅっ!?」
じゃんけんを始める前に可愛い唇を塞ぎ、舌を小さなお口に滑り込ませて楽しんでいると、今度はミィたんが積極的に舌を絡めてきました
ふーふーと荒い息でちゅっちゅと口づけするミィたんはまるで本当のネコさんになったようです
「ミィたん、今日も俺のシャンピニオンをあげるからね」
パン職人は自家製の熱々シャンピニオン(★5)を取り出して、ミィたんにご馳走してしまいます
「んちゅう・・・ぺろぺろ・・・おにいちゃんの・・・ぴちゃぴちゃ・・・きのこパンだいすきニャ」
美味しそうに頬張るミィたんからは赤ハートが大量放出
ついでにパン職人さんからも白ハートが出ちゃいます
「んぅ〜・・・おにいちゃんのせいできょうもべとべとニャ・・・」
白ハートのせいで真っ白になってしまったミィたんは、悪態をつきながらも身体中の白ハートを舐め取っていました
- 6 :
- ミィたんとの朝の勝負を終え、次はエルフの森へ向かいます
向かうは次の嫁、シーンたんのところです
シーンたんは最初こそ人間を警戒していたものの、今ではすっかりあまえんぼさんです
その上やきもち焼きなので、ミィたんの朝の『配達』が少しでも長くなるとお腹の辺りに抱きついて離れなくなってしまうくらいやきもちを焼いてしまいます
パン職人さんは急いでエルフの森へ向かいます
途中、材料の採取も忘れません
戦闘も大切です
シルフの像使えばいいじゃん?野暮なことは言わないものです
そうこうしているうちに、結局シーンたんとの約束の時間に不幸な偶然が重なって遅れてしまいました
シーンたんはほっぺを膨らませています
「おそいの!およめさんをまたせるなんておにいちゃんはひどいの!」
駆け寄ってきてぽかぽかパン職人さんをたたくシーンたん、もちろん本気で殴っているわけではありません
「ごめんねシーンたん」
よしよしと頭を撫でてあげると、シーンたんは尚もむくれながらお顔を真っ赤にして「まあ・・・ゆるしてあげるの・・・」とパン職人さんのほっぺにちゅっとキスをしてあげます
「寂しかった?」
「いいからはやくパンをよこすの!」
パン職人さんに図星を突かれ、照れくさくなったのか、シーンたんはぷんぷん怒ります
「ごめんごめん、はい、あーん」
パン職人さんは、シーンたんのために焼いたパンをシーンたんのお口に運んで上げます
「あーんなの」
まったり二人で腰を下ろし、シーンたんのために作ったジャムパンを食べさせてあげるパン職人さん
しかしパン職人さんのシャンピニオンも食べて欲しくてうずうずしていました
「あ・・・シーンたん!?」
その時シャンピニオンに走った心地よい刺激に、パン職人さんは思わず声を上げてしまいます
なぜなら、シーンたんのちっちゃいおててがパン職人さんのシャンピニオンをふんわり包んでいたのです
「・・・ほんとにどうしようもないおにいちゃんなの、しかたないからきょうもごしごししてあげるの」
シーンたんはほっぺを赤くしながらつぶやくようにそう言って、パン職人さんのシャンピニオンをこしこし擦ってあげました
「ぅあっ・・・シーンたんのおてて・・・アイザックの攻撃よりキクっ・・・」
パン職人さんはラスボス(笑)の攻撃なんかとは比べようもない破壊力を持つ攻撃に、最早理性が保ちそうにありません
「シーンたん・・・くぅっ出るよ!!俺の特製ジャム!!」
シーンたんはパン職人さんのシャンピニオンに止めのキスの雨を降らせました
するとパン職人さんのシャンピニオンから激しく輝く特製ジャムがあふれ出しました
「お、おおお・・・来るッ!!うおおおっ輝け!!光の剣ッ!!!」
「ちゅっちゅ・・・ちゅうっ・・・おにいちゃんのとくせいジャムおいしいの!」
パン職人さんから溢れ出る白ジャムを吸ったり舐めたりしてご機嫌なシーンたんは赤ハートを大放出
一気に赤ハートが完ストです
一仕事終えたパン職人さんは、そのままシーンたんのおひざを貸してもらって一眠り
「もう・・・しかたないおにいちゃんなの」
パン職人さんの頭を今度はなでなでしてあげながら、シーンたんは言葉とは裏腹に嬉しそうに言うのでした
おわり
- 7 :
- 以上
一番最初がモブのネタかよと言われても俺は反省しない
では
- 8 :
- パートナー(アミル)との王道もたのんます
- 9 :
- しょうがない支援
- 10 :
- 支援!支援!!
- 11 :
- ミストラルは陵辱もラブいのもイケる!
- 12 :
- 誰も書かないのは何でなの?
- 13 :
- それはね、まだクリアしていないからさ
- 14 :
- 3日でクリアできるぜい
- 15 :
- 半分くらいは絵師のジンクスに由来するかも
(あの絵師さんの絵が嫌いだ、とかでは無くてね…)
- 16 :
- >>15
個人的にはティアーズやウィンドのコンセプト自体が疑問だった。
SDキャラで無双してもなんだかもにょる。
その横に普通の頭身のキャラが動くEXAがあったから余計にもにょる。
- 17 :
- 誰かシーンたんかセシリアさんのヌルエロ書いてくだちい
- 18 :
- エアリィはなんだかパイパンってイメージがあるんだよな…
しかし肝心のネタがおもいつかねえorz
- 19 :
- >>18
エアリィ「リック・・・新しいパンを考えてみたの。食べてくれる・・・?」
- 20 :
- ミストラルは雑魚
- 21 :
- ラスボスも雑魚
- 22 :
- 俺のカリコリパンを食べてくれないか?無論試食的な意味で
- 23 :
- 催淫効果のある材料を使ったパンなり紅茶なりを食して淫乱化した女性キャラに襲われるとかいうネタまではは考えた
- 24 :
- >>19
そこそこおっきなおっぱい持ちながら
アソコはつるつるでクリトリスはかなり小さめで
一糸纏わぬ姿を見られて恥じらうエアリィ
そこでリックはエアリィの豊乳を揉み乾いてたアソコは濡れはじめ
クリトリスを皮剥いて弄ってGスポットも突いて
ついにリズミカルに潮吹きしちゃうエアリィ
- 25 :
- シーンたんの本番セックルマダー
- 26 :
- >>24
>ついにリズミカルに潮吹きしちゃうエアリィ
まで読んだ
- 27 :
- マキシマェ…
- 28 :
- クオンをバター犬にするネリス
- 29 :
- あけおめ
- 30 :
- ミストラルとかマキシマってもっとヒロインぽくできなかったのか…
攻略できてもいいじゃない
- 31 :
- おめおめ。
PSPだし、もしかしたら要望あればファンディスクとか追加ディスクとか出るかも…と期待している。
その時にはマキシマやミスティ攻略できるといいし、魚を焼くと魚の骨を入手できたらいいなと思う。
お屠蘇でピンクに火照ったシャオメイのおっぱいおいしいお!ちゅっちゅっ
- 32 :
- 過疎ってる……
- 33 :
- ROM専ならここに
- 34 :
- >>26-27
俺の場合エアリィだけでなくマキシマも確実に 天 然 パイパンだと思う
ただマキシマはエアリィと違って核がやや大きめなイメージ
(エアリィは核がちっちゃそう)
他のスタイルいい(おっぱいおっきい)女性キャラは
多かれ少なかれ陰毛はあるだろうな
………妄想垂れ流しスマソorz しかしネタにはなりそうか
- 35 :
- 主人公の名前ってパン屋さんで統一?
- 36 :
- つーか未だに投下が>>5の誰得SSだけとかもうね…
取りあえずカップリング別シュチュでも挙げてこうぜ
ローナの発情期逆レイプとか
- 37 :
- シャイニング・ハーツにマタタビが無いのが悔やまれるな。
マタタビ練りこんだパンをシャオメイに与えて酔っ払って前後不覚になったところをアレコレしてみたり、
逆に酔っ払って発情モードになったシャオメイにアレコレされたりとか。
- 38 :
- >>35
リックだよ
- 39 :
- 力ずくでネリスたんに中田氏レイプ!!!
- 40 :
- マキシマ目当てでこれからプレイします
- 41 :
- 俺的にはシーンたん大好物です。
- 42 :
- ううむ、アイス娘…
- 43 :
- マリンは頂く
たまにフカヒレまん要求されるけど最初に失敗して以来フカヒレの備蓄は充分だぜ
- 44 :
- わかったよ…セシリアさんは俺が貰い受ける
- 45 :
- メルティは俺が貰い受ける!
- 46 :
- オリキャラはさすがに需要無し?
- 47 :
- 「ふぅ…、今日はちょっとキツかったな…」
仕事を終え、海辺で一息つくリック。今日はネリスが風邪で休んでいた、そのためにリックは通常の二倍働かなくてはいけなかったのだ。
「あれ、アンタこんなところでなにしてんのよ。」
ゴシックな衣装に身を包んだ少女(300歳を越えているらしいが…)メルティがそこにいた。
「やぁ、メルティ。君こそどうしたんだ?」
彼女は一瞬ムッとした顔をしてから答えた。
「あのお節介がアイスの素材を一人で探しに行って帰ってこないのよ。」
「ソルベエが?………ぷっ」
「何で笑うのよ」
ムッとした表情のメルティとは裏腹にリックはにやけた表情で答える。
「ソルベエ愛されてるなぁ、と思って。」
「なっ、違うわよ!」
「じゃあ俺も一緒に探そうかな。」
メルティを半ば無視してリックは言った。
「なっ、そんなことして貰わなくてもいいわよ別に。」
「いいから、おれがしたいんだよ。」
一時間経過…
「大丈夫?メルティ。」
「だ、大丈夫よ……ハァ…ハァ。」
「ちょっと休憩しよっか。」
メルティの発言を華麗にスルーしリックは言った。
「アンタがどうしてもって言うなら…」
- 48 :
- 注意書きを忘れるというミス、我が生涯最大の不覚。
初心者なのでド下手ですが。おつきあいいただけると幸いでございます。
- 49 :
- くぎゅううううううう!!
- 50 :
- 顔を赤らめて言うメルティ。
「メルティ、これたべる?」
リックの手にあったものはまだほんのり温かいジャムパンだった。もともとネリスのためにマゲラが作ったものだったが気にしない。
「!」
「あ、アンタがそこまで言うなら食べてあげるわ。」
幸せそうにパンを食べるメルティ。しかし、彼女に異変が起きる。顔は紅くなり、体が小刻みに震えている。
「どうしたの!?メルティ!」
リックははっとした、そういえばマデラが『元気のでる薬』と言って何か入れていた気がする。
「『元気のでる薬』…ってそういう薬!!
この先はスルーします。
理由はお前達ならわかってくれるな?
- 51 :
- 以上。上達のため何かアドバイス等があればお願いします。
- 52 :
- とりあえずGJ!
- 53 :
- ものすごい「マゲラ」が気になった…
- 54 :
- >>51
まず最後まで書き切ることが上達への近道です
- 55 :
- リックきゅん♀の貧乳おっぱいペロペロペロ…
ウィザーズハーモニーみたいに主人公女体化エンドあったら良かったなあ。
褐色貧乳おっぱい褐色貧乳おっぱい
- 56 :
- >>55
おまえは女性を性の対象としか見れないのか……(-"-;)哀れだな
ネリス、アミル、エアリィの三人の中で一番人気は誰なんだろな
- 57 :
- >>56こらwwwエロパロスレにいるんだからおまいも同類だろw
ネリスが好き。
おっぱいだから。
- 58 :
- 「リック…弓を射るときに胸が邪魔なんだけど…。どうすればいいかな?」
どれどれ…(ぐふふ
わぁ、てがスベった〜
…そして、揉む!
- 59 :
- >>56
人気関係ないけど勝手な予想をば垂れ流し…
おっぱい:ネリス≧エアリィ>アミル
陰毛:ネリス:薄く広めに生えかけ、アミル:一点に濃い目、エアリィ:天然のパイパン
クリサイズ:エアリィ>>ネリス=アミル
俺的にエアリィははえてないくせにクリでかいイメージがある
- 60 :
- マキシマさんハァハァ
- 61 :
- 主人公とパートナーとカグヤで3P
- 62 :
- 今からこのゲームやって、攻略してから間に合うかな?…
- 63 :
- このゲームは急いでやるゲームじゃない
ゆっくりとパン作りにはまってくれたまえ
全裸で正座して待ってるぜ
- 64 :
- >>63 わかった。ありがとう。
アトリエ(エリー)や日本一で暇潰しプレイ好きだからかなり待たせるかもだがw
(デールLV100とか作ってた…)
- 65 :
- 全員エンド見たけど、一番興奮したのはシャオメイだったな。
そのままおっぱい鷲掴みにして犯してやりたくなったもん。
- 66 :
- パートナーが見ている前でローナちゃんとセックルしたい
- 67 :
- そんでおもむろにオナニーはじめるパートナー。
そんなパートナーをローナをガンガン突き上げながら眺めるプレイか。うむ。
- 68 :
- ご主人様のリングとメイドのリングの組み合わせで何か考えたのは俺だけじゃない筈。
(ゲームでは無理だけど)ハンクに二つを限界まで鍛えてもらって、ミスティに装備、そして強制奉仕、とか
媚薬効果のあるパンをパートナーにあげて、それをネタにネチネチと調教、とか
- 69 :
- 媚薬パンは割と同意見w
リングは、確かにミスティには似合うシチュエーションが作れそうだな。
…後はラスボス倒すだけになったが、●スハンドで一掃された。
平均LV30台じゃ早いのかな?
ルフィーナを戦闘に加えない場合、全体回復巻物と女神の涙は99個所持はデフォ?
- 70 :
- 一人はアイテム要員、残りの三人で攻撃、ですね。
自分は主人公→V字、パートナー→神弓、ディラン→ルーレットで削りました。
後はマヒ対策ですね、マヒ無効のパンを直前で食べておいてください。
余程装備が悪くなければ30台で充分でしょう。31で倒せましたし。
- 71 :
- スレチではないんだろうけど、エロ板で攻略情報とは。
ある意味で珍しいから、ここは笑っておくとしようw
- 72 :
- >70
おお!サンクス!
スレ違いながらの、質問じみた話にわざわざすまない。
装備が貧弱そうだとは薄々思ってはいたんだが。
最終決戦場所へ突入前のデータからやり直して来る!
自分もやはり、主人公、パートナー(アミル)、ディランは入れてた。後はローナ。
思いの外、ルーレット頼れるLVで当たるし。
後は麻痺対策か…HP回復量に目を奪われて、カグヤパン★4〜5しか入れて無かったな。
シャイニング頑張ってきます!
- 73 :
- >>69
「ムラムラする香りの」なんて評価が付くパンが出来るんだから食べたら本当にムラムラしてくるパンがあってもまったく問題ありません!
むしろそういうの実装して欲しかったなぁ。
嫌いなパンなはずなのに食べるとムラムラしてきて止まらなくなっちゃうってのw
- 74 :
- 嫌がるリックきゅんのふとももをペロペロなめまわしたい。おっぱいもみもみしたい。
色々とつらい。
- 75 :
- じゃあ俺は嫌がるリックに無理矢理電気あんまを(ry
- 76 :
- 電気、つまり機械の動力…
とか呟いてたハンクが>>75へ向かってたぞ?
- 77 :
- 大丈夫だ
俺はこれでも電気でご飯食ってる身だから
リックを拉致してきて、さらに電気あんまする間抑えつけててくれたら
無料で講義するとか言って懐柔する
電気あんまの執行時間=講義時間ということでいいんじゃないかと
- 78 :
- 女体化したリックきゅんがレイプされる話希望
- 79 :
- 発売前にあんなにプッシュしてたくせにミストラルといちゃいちゃ出来ないとか…
セガはほんと売り方がヘタクソだ…
アペンド版とか出してくれー
- 80 :
- 俺は雑誌の裏表紙でこのゲームが紹介されてたのを見た時、違う3人のヒロインが
同じ声優だと言う事のが、気になって仕方がなかった。
あの中から一人しか選べなかったからなのね…
- 81 :
- 間を取ってセシリアさん希望
- 82 :
- こんな電波を受信した。
オーバーセックルにより、●●は昇天した!!
- 83 :
- 溢 れ る 白 ハ ー ト
- 84 :
- 結構頑張ったけど
いまだにマキシマ嬢のバストアップすら拝めないとか……
ココロが足りませんか
- 85 :
- リック×アミルで書いてみた。
これから投下します。携帯からで、長めな話で読みずらいかもしれませんが、
気に入らない場合は、生暖かくスルーしてもらえると助かります。
- 86 :
- 機甲海賊団を打ち倒し、リック達は無事にヴァンダリア島へ帰って来た。
そのしばらく後、●●●も本来の世界へと帰り、仲間となり協力してくれた人達とも一旦お別れとなり、
今現在はリック達は、一番最初の頃と同じ、傍らに相棒しかいない状況になっていた。
(一番大切な人、か…)
アミルはマキシマの言葉を思い出していた。
冒険が終わっても、自分達の日常にスタッフロールなんかが流れてエンディング、とはならない。
今は、アミルもリックも、忙とまではいかないまでも、魔法のパン屋として精進する日々を送っていた。
「…?アミル、早く!」
「え?」
思った以上に、アミルが物思いに耽った時間は長いものだったらしく、その目の前で…
「あ」
「ど、独創的な意欲作だね…」
真っ黒で不味そうな、かの機甲海賊団も震え上がりそうな黒パンが完成した。
「ご、ごめん…ちょっと考え事しちゃって」
「まあ今日の配達は後1件、近場だから支障は無いけどさ」
「うん…」
(リックは、誰と泉へ行くんだろうか?)
《一番大切な人と一緒に、金の心の鍵を泉に沈めれば、新たなる世界への扉を開ける》
- 87 :
- 配達のパンを持って、元気よくリックが店から出ていく。
アミルはその間、先程の失敗を取り返すべく、気持ちを切り替えてパン窯に向かう。
しかし―
「微妙じゃな」
「単に不味い」
「しょっぱい」
マデラの絶賛辛口評価をマトモに受け、アミルは再起不能(辞職)さえ考えるほど打ちのめされてしまった。
「燃え尽きたわ…マデラ」
「ふむ、そうか…」
数々の多種多様なパンを焼いたアミルだったが、満足のいくパンを焼けないのは、自分でも半分は納得していた。
「アミル、お前さん何か悩みでもあるんかいの?……アレだけの材料を揃えてこの有り様は、尋常じゃないぞい?」
「マデラ…」
やはり、何とかより年の功か、ズバリそのまま本人に言ったら気を悪くするだろうが、
今の自分はこの師匠とも言うべき人にすがるべきなのだろうか?と、アミルはしばし考え、
意を決して、今の自分の心境を、ありのままに伝えてみた。
やがて―
マデラは笑った。実に優しく、満足そうに。
(なんやかんや言っても、この娘もやっぱり女の子なんじゃねえ…)
「わ、笑い事じゃないわよ!」
「いやスマンの、確かに笑うのは失礼じゃったな」
- 88 :
- 「ただいま―!」
配達を終えたリックが店に帰って来た。
「お、お帰りなさいませ!ご、ごご主人様!」
そのリックをメイド服のアミルが出迎えた。
「え?!な…何の真似だよ!アミル?」
「え、と…その、あの!リックがいつも仕事帰りで疲れてるだろうから、少しは気分転換をさせてあげよう!かな〜…
な、なんて。あ、あははは!」
「あ、ああ…そうか。あ、ありがと」
顔では不信感丸出しながらも、リックはアミルが何か必に取り繕うので、
あえてアレコレと子細を追求せず、そのまま付き合う事にした。
《相手がおそらく気にしているであろう娘っ子を真似たりして、本心をそれとなく探ってみい》
(わ、私、何か壮大に間違ってる気がしてきたわ…)
「そ、そういえば…パンはちゃんと焼けた?また色は真っ黒?」
「いえ、こ、今度は上手く焼けました。ご、ご主人様…」
「いや俺ご主人様じゃないし」
「あ?!いや、つまり…」
「アミル、今度、一緒に―――へ、行かない?」
(―え!?い、今何て?!)
さっきまで、自分だけ顔が赤いのだと思っていた。
けれど、リックの表情もどこか恥ずかしそうで―
その目線は。
確かにアミルを捉えていた。
- 89 :
- 「…釣り、ね」
「どうしたの、アミル?」
「い〜え!何でもありません、ご主人様!」
「だからご主人様じゃないってのに…」
二人して夕方に出向いたのは、浜辺の釣り場。
「そろそろ疲れたろ、ローナの物真似」
「ち、違うわよ!コレは…!」
リックは苦笑する。
彼女が何を期待し、何に失望し、どうしてコスプレまでしたのか、もうわかっていたから。
「明日はチャイナドレスで」
「!」
アミルは凍りつく。
「や、やっぱり…シャオメイの事が…」
(思えば、最初から大胆だったわよね、彼女のアピールは…)
「アミル?」
「…リック、ちょっだけ付き合ってくれる?」
「え?…あ、ああ。いいけど」
(まだ完全に夜がふけるまでには、時間はあるわよね)
アミルは、リックにリターンの魔法を促した。
「じゃ、行くよ?」
「うん…」
魔法の力が働いて、二人はアッと言う間にホームシップの甲板に到着した。
「リック、先にベッドの部屋へ行ってて。私もすぐ後から行くから…」
「わかった」
リックは促されるまま、先にいつも就寝に使ってるベッドのある部屋へ向かう。
(私、もうどうすればいいか、わからない…けど)
- 90 :
- 「リック…」
「あ、アミル。…て、その格好は?…」
リックの目の前にネグリジェ、いやもう下着のみ、なくらいの姿のアミルがいた。
「やっぱり私って、魅力無い?」
「…そ、そんな事無いよ、綺麗だよ、アミルは」
「じゃあ…」
アミルはベッドに座っていたリックのすぐ隣に座り、首の後ろに腕をまわして、
そっと抱き締めた。
「確かめてみて。私の事」
「…もう、止まらないよ?」
「う、うん。覚悟はしてきたから、大丈夫だよ…」
(ドキドキはしているけど)
こうして、二人は出会ってから初めてのお互いの身体を、性的な意味で合体させた。
(ごめんね、シャオメイ…どうしても私、リックを、彼を忘れられなさそうで)
「リックは…シャオメイが好き、なんだよね…」
「嫌いじゃない、よ」
「でも私も、リックの事が」
アミルは、すでにリックと股間で繋がっていた。
時折リズムが乱され、アミルはその衝撃で、アッ!と激しく喘ぎ、一度我慢しきれなくなった身体は、
もはや際限なく昂り、その頂きを求めて激しく腰を動かして―
「だ、だいっ…好き!」
(こ、これが…媚薬パンの力なのかな?…)
意識が何度か真っ白になった。
- 91 :
- 二人の絡みは、貪欲なまで快楽を求めて激しくなっていた。
リックは少し苦悶の表情を浮かべたアミルに、少なからず嗜虐心をくすぐられ、
より一層、強く深く、を意識して彼女を突き上げる。
「んッああっ!!」
「俺も、アミルの事、好きだよ」
「な?!だ、ダメよ!あ!あなたには、シャオメイが…あうっ!」
「すごい、アミル濡れてる」
「は、恥ずかしい事、言わないでよ!お、お願いっ!」
(今、すっごい自分が淫らになってるのが分かる…間違いなく、あのパンの効果が効いてるんだわ…)
「今私としてる事、シャオメイには、黙ってなさいよ。これは、私が勝手に
リックに思い出をあげただけ、なんだから…」
「言わないさ」
リックは、この期に及んでまだ他の女に気があるんだと思っているアミルの純粋な鈍さに、
呆れつつ安堵した。
「もうシャオメイとは会えないかもしれないし」
「…え?」
「ったく…お前の中の俺って、いったいどんな極悪人なんだよ?」
「そ、それじゃ…」
リックは件の鍵をアミルに見せ、その手に強く握らせた。
「俺も恥ずかしいから、1回しか言わない」
「あ、うん」
「俺と一緒に…鍵を泉に沈めに行かないか?」
- 92 :
- アミルは思わずリックに抱きついた。
「うん!一緒に、行きたい!」
「な、何で泣いてるの?」
「ごめん!私、自分に自信が持てなくて!本当は今日も、パンの力を頼ったりして!」
「パン?」
「媚薬の効果があるって…以前にシャオメイから渡されてたの」
「シャオメイからの…パン?」
リックは、アミルの話から出た媚薬パンの事を確かめるべく、余りが無いかを聞き、
まだ1つ取り置きがあると言うので、それを食べてみた。
「やっぱり…」
「やっぱり?」
「コレ、ただの酒成分入りパンだよ」
アミルは呆然となった。
「またまた怪盗にやられたね」
「そ、そんな〜…」
「だいたい、シャオメイはお魚パン以外は受付なかったじゃないか」
「それは…そうだけど」
「もしかしたら切っ掛け作りのつもり、かも」
「!…そ、それって!」
「非道い、ならこの場合お互い様、じゃないかな?」
「う"っ」
リックの本命がシャオメイだと思いつつ、それを寝とる真似をしたアミルに、
彼女を非難する資格は無いと言えた。
「リック…私の事、軽蔑した?」
「いや、正直にそれを言ってくれたんだ。嬉しいよ」
「リック、私、私っ…!」
- 93 :
- その日の晩の城の脇の泉に―
少し腫れた目をした少女と、強い意思の光を瞳に宿した少年が、黄金色に輝く心の鍵を、泉に沈めに来た。
「ずっと、あなたと」
「君と一緒に」
願いは一致していた。
あれだけすれ違っていた二人の心は、今完璧に重なりあい、鍵の力による助けなど、
全く不要なまでに、新世界への道を拓く力強さを備えつつあった。
もうこの先に、どんな世界や物語が待ち構えていても、二人なら乗り越えていける。
黄金の心の鍵は今、確かに二人の物語の扉を開いた―
Fin.
以上です。最初から全部読んでくれた方がいたら嬉しいです。
もちろん、読みずらい、飽きる、とする方々もいると思います。
しばらく書く気力のハートが貯まらないので、安心してスルーしてください。本日はこれにて。
お目汚し、失礼しました。
- 94 :
- とりあえず保守
- 95 :
- >>93
gj
あなたもアミル派か
さて俺はシーンたんのお腹をクンクンしてあげようかな
- 96 :
- >>95 おお!サンクスです!
別に他がダメって訳じゃないが、夜の会話で好みのパンの話で、「甘いパン〜」を
選んだ時の反応がすごいツボに入ったんだ。
台詞にブレイズが入ってたから、たぶんアミル専用のイベントかと思う。
…後、冒頭で島の名前、間違ってましたね。ウィンダリアでしたね。
とにもかくにも、gjサンクスでした!
- 97 :
- エアリィのお話はまだなのかな。
心待ちにしています。
- 98 :
- 書き忘れてたw
>>93 面白かったよ、また頑張って書いて下さいw
gjgj
- 99 :
- >>98 また新たなgjをサンクス!
ただ新たにSSを書くあって少々問題が…
アミルの話をああして書いた上は、同じ立場の他のパートナーを
どんな性格にしたものやら、と。
あからさまに、あのアミルより淫らにしたり、子供すぎる性格とかでは悪意ある
印象操作、の様な疑いを持たれかねないかと…
あくまで、私個人の独断偏見で考えている、残り二人のキャラはこんな感じ。
・ネリス 天然系。リックはアタックしてるが、本人は後から、或いは周りの仲間内に指摘されてから、その好意に気がつく。
・エアリィ かなり奥手。本人は積極的にリックにアタックしようと考えるが、そのアタックが
遥か手前からなので届かない、みたいな感じ。
100m走のスタートラインの100m 手前からスタートしてる様なくらいに…
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