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2013年01月エロパロ447: 【従者】 主従でエロ小説 第七章 【お嬢様】 (306) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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【従者】 主従でエロ小説 第七章 【お嬢様】


1 :2010/01/11 〜 最終レス :2013/01/06
主従(女主)を扱うスレです。
生意気な女主人を陵辱する従者、
大人しい清楚なお嬢様に悪戯をする従者、
身分を隠しながらの和姦モノ…
お嬢様×使用人 姫×騎士 若奥様×執事など
女主従であればなんでも良し。
◇前スレ◇
【従者】 主従でエロ小説 第六章 【お嬢様】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1222667087/
◇過去スレ◇
【従者】主従でエロ小説【お嬢様】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1124876079/
【従者】主従でエロ小説【お嬢様】 第二章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156941126/
【従者】主従でエロ小説【お嬢様】 第三章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1169463652/
【従者】主従でエロ小説【お嬢様】 第四章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1174644437/
【従者】主従でエロ小説【お嬢様】 第五章
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1200307216/

2 :
◇関連スレ◇
男主人・女従者の主従エロ小説 第三章
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1222710811/
【ご主人様】メイドさんでSS Part9【旦那様】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1256078850/
お姫様でエロなスレ12
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1261994789/
男装少女萌え【10】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1219568508/
◆ファンタジー世界の戦う女(女兵士)総合スレ 6◆
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1209042964/
古代・中世ファンタジー・オリジナルエロパロスレ4
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1246868732/
◇保管庫◇
主従でエロ小説 のまとめ(初代スレがまとめてあります)
http://vs8.f-t-s.com/~pinkprincess/lady_servant/ 
主従エロ小説@BBSPINK まとめ(wiki。まとめ中)
http://wiki.livedoor.jp/slavematome/d/

3 :
>>1
さすがはお嬢様。完璧なスレ立てですな。
お疲れ様でございました。
さて、お茶でも召し上がりますか?
シロルの特級葉がございます。

4 :
>>1
さすが、早いわね。
――あら、嫌ね。そういう意味ではなくてよ。
ふふ、何を考えているのかしらね。
――褒美が欲しい?
まあ、言うようになったこと。
いらっしゃい。私の前にひざまづいて、そう、顔を上げて……


「乙」

5 :
>>1乙&即回避

6 :
お嬢様、お時間が迫っております。ともかく即は回避いたしたく
お支度ください。

7 :
>>1乙&規制解除万歳

8 :
お嬢様、ここは私めが>>1乙致しますので、心ゆくまでお楽しみください。

9 :
>>1
乙です!
さて、寝る前に執事×お嬢様でも投下します
フランス革命直後の亡命貴族のお話。時代考証とかは適当なんでスルーしてやってください
お嬢様が若干ビッチ(フランス貴族とかヤリまくりなイメージw)なんで処女崇拝者はご注意を
NG登録はタイトルの『ワインの口付け』でお願いします

10 :
「エティエンヌ、着替えを」
「畏まりました、お嬢様」
 腰を下ろしたベッドから立ち上がろうともせずに、フランシスカは右腕を伸ばし肩の高さに上げた。
 そんな物草極まりない挙措にさえ気品が漂っているのだから、育ちの違いというものは残酷なまでに決定的だとエティエンヌは思う。
 このトルコブルーのドレスの脱がせ方は――と記憶を辿り、直ぐに思い当たって、その長い指を動かした。飽く迄慎重に、繊細に、しかし迅速に。
「お嬢様、両腕を上げて下さいませ」
 無言で万歳の体勢を取るフランシスカに、純白の夜着を纏わせる。
 高級の絹が、負けず劣らずに極め細やかな令嬢の肌を滑ってゆく。
 薄い布地の上からカシミヤのカーディガンを羽織らせながら、フランシスカの端正な横顔にちらりと視線を遣り、エティエンヌは内心で溜め息を付いた。
 年代物の純金を熔かして流したような、僅かに白銀のくすみを帯びたブロンド。
 同じく白銀を含んだアイスブルーの瞳はぱっちりと大きく、理知的に輝いている。
 肌は新雪もかくやと思うほどに白く、しかし頬と唇は春を思わせる慎ましやかな桃色。
 一点の非の打ち所の無い美貌に浮かぶ表情は、しかし、誇り高いと言うよりは殆ど傲慢と呼んでよかった。
 その上、今日は一際機嫌の悪そうに眉をひそめているのに気が付いて、エティエンヌはさり気なさを装って自分の女主人へと言葉を掛けることにした。
「ダンゲルマイヤー伯の件は、残念でございましたね」
 フランシスカの形の良い鼻が鳴らされる。
「残念だなんて思っていないけれど。全く、私の誘いをふいにするなんて、あの軍人気取りの田舎貴族!」
「奥方のお身内に不幸があったと仰っていました」
「それにしたって! やっぱりドイツの田舎者は礼儀というものを知らないのね。――ふん、断られて却って良かったかも知れない」

11 :
 辛辣な言葉とは裏腹に、かの青年貴族に袖にされたことにフランシスカが相当なショックを受けているのは明白だった。
 背が高く、少々粗削りだが十分な美形で、無骨なようで頭の回転が速い――理想的なドイツ貴族である伯爵に、フランシスカはすっかり熱を上げているのだ。
 彫刻のような繊細な造形とエスプリ、それから寝所での技巧に重きを置くフランス貴族とは違った魅力に、物珍しさを感じているだけかも知れないが。
 しかしフランシスカの誘いは、伯爵家に仕える下男によって丁重に断られた。
 彼が口にした理由――奥様の伯母上が嫁ぎ先で急にお亡くなりになり――が、単なる体の良い言い訳に過ぎないことに、エティエンヌははっきり気付いている。
 無論、口には出さない。
「構いやしないわ。ねえエティエンヌ、確かフィリップもこちらに亡命していたわよね?」
「ええ、程近い場所に妹君の嫁ぎ先のお屋敷があるとかで」
「なら、近い内に訪問します。可愛い赤毛のフィリップ、すっかり私に夢中になっていたもの」
「畏まりました、直ぐに手配を済ませます」
 二十にも届かないくせに、一端の貴族女らしい好色を気取る女主人はなかなかに滑稽でもあった。
 恭しく頭を下げることで口の端が笑みの形に歪んでしまうのを隠す。
 四歳年上の亡命貴族のことを考えて、フランシスカの機嫌は少し戻ったようだった。
「頼んだわよ」
「お嬢様の仰せのままに。――それでは、今宵はもうお休みになられますか?」
「そうね……」
 視線を天井の方へ上げて、フランシスカはちょっと首を傾げる。そんな仕草は年相応にあどけない。
 次の瞬間に浮かべた悪戯っぽい笑顔も少女らしいと言えるものだったが、エティエンヌには幾分タチの悪いものに見えた。
 思わず、端正な眉を僅かにしかめる。
「――いいえ、エティエンヌ。今夜は私に付き合ってもらうわ。どうせもう、仕事なんて残っていないでしょう?」
「……えー。残念ながらお嬢様、夜のワインセラーのチェックがまだ――」
「うそつき」
 エティエンヌは完全にしかめ面になった。
 嘘を見破られたからではなく、全くの言いがかりだったからで、しかもフランシスカ自身にもその自覚があることが分かったからだ。
「嘘ではありません、お嬢様。執事は嘘をつきません」
「ふん。あらそう。なら早くチェックを済ませて、部屋に戻ってきなさい。あまりに待たせるようなら、先に寝てしまうわよ」
 寝てしまうのならばその方が助かるのだが、命令とあらば仕方がない。
 エティエンヌはせめてもの抵抗として、大げさに溜め息をついた。このくらいなら許されて然るべきだと思う。
「畏まりました。少々お待ち下さい、お嬢様」
 普段なら楽しみなワインセラーへ向かう足取りが重い。
 そんな風にあまりに憂鬱だったせいか、それとも古びたドアの軋む音にかき消されたせいか。
「…………ばか」
 部屋を出る際にフランシスカが口にした呟きは、エティエンヌに聞こえることはなかった。

12 :

+ + +

「遅いわ」
 ワインのチェックをできる限り手早く終え早足で部屋へと戻ったエティエンヌを迎えたのは、形の良い眉を吊り上げたフランシスカの怒りの表情だった。
 尊大に足を組んでベッドに座り、三白眼に近い上目遣いで頭一つ分以上背の高い執事を睨みつけている。
「いつまで待たせるつもりなの、この間抜け」
「……誠に申し訳ありません、お嬢様」
 丁重に頭を垂れたつもりだったが、不覚にも、声に含まれた僅かな不満を隠し切れていなかったようだ。
 フランシスカは下りてきたエティエンヌの頭を力任せに平手で引っぱたいた。その弾みで、掛けていた丸眼鏡が軽い音を立てて絨毯に落ちる。
 それを拾おうともせず、エティエンヌが低頭の姿勢を保ったままでいると、不意にフランシスカは両腕を彼の頬へと伸ばし、その顔を少々強引に自分の方へ向かせた。
 東洋人との混血である執事は、どこか中性的な美貌の持ち主である。その黒い瞳は、フランシスカの氷の視線を受けても揺らぐことはない。
 彼女の淡紅色の唇が己の唇を塞いだときも、それは変わらなかった。眉ひとつ動かさずにそれを受け入れる。
 男の両頬を挟んでいた手が、耳へと滑り、首筋を擽って、そして首の後ろへ回される。
 低い位置に引き寄せられ、エティエンヌは片手をベッドシーツについた。
 もう片方の手はフランシスカの細い肩に添える。上質の生地越しに手の平に伝わる体温は高い。
 フランシスカの舌が、エティエンヌの唇を割って滑り込んできた。
 ねっとりと熱い舌を絡ませ合い、歯列をなぞり、唾液を交換する。粘着質な音が直接互いの頭蓋に響く。
 性急ではない。しかし酷く嫌らしい動きだ、とエティエンヌは冷静に思う。如何にすれば男の情欲を煽るかを知っている。
 ボタンの縫い方さえ知らない貴族令嬢が身に付けた、数少ない技術の内の一つがこれだ。
 しかし何を恥じることもあるまい。事実、フランシスカは誇らしげですらあるのだ。
 貴族の女とは結局のところ、こうして――
「……っ、ふ。何か、他のことを考えているでしょう」
 唾液の糸を引きながら唇を離したフランシスカが、生まれてこの方荒れたことなどないであろう指で口元を拭いながら、咎めるようにそう言った。
「――いいえ。お嬢様は貴族たるに相応しい美しい方だと、そう考えておりました」
「あら。今更じゃなくて?」
 エティエンヌの誤魔化しに、しかし彼女は満更でもない様子で微笑んで、軽い音を立て黄色い肌の執事の頬に口付けた。
「隣に来なさい、エティ」
 寝台に呼びつけるときに限り、フランシスカは彼女の執事を愛称で呼んだ。
 執事としてのエティエンヌと、愛人としてのエティを呼び分けているのかも知れない。
 何れにせよ、エティエンヌ自身の立場はそう変わらないのだった。高慢で美しい令嬢の享楽に奉仕する、哀れな奴隷であるという点で。
「エティ。今夜も私を夢中にさせてくれるのかしら」
「それが、お嬢様のお望みであれば」
「……もう、相変わらずお決まりの答えしかしないんだから。白髪の老執事でもあるまいし、大人しくってお堅いだけじゃつまらないわ」
「それでは、獣のように荒々しく振舞っても宜しいので?」
 それは単純に、彼女のいつもの我侭をはぐらかす言葉のつもりだった。
 執事の分際で主人を乱暴に犯すような真似が許されるはずもない。
 その言葉はすぐに否定されて、普段通りの丁寧で従順な手管を命じられるはずだと、エティエンヌは確信していた。

13 :
>>12 しまった、タイトル付けるの忘れてた…申し訳ありません。
続き。

 ――しかし、
「あら。それってとても面白そうだわ、エティ」
「……何ですって?」
 エティエンヌの片眉が跳ね上がった。
「他の貴族の愛人たちって、私に色んなことをしてくれるけれど、乱暴なことは絶対にしないんだもの」
「それは、喜ばしいことなのでは?」
「そりゃあ、お姫様みたいに扱われるのは好きよ。でも少し飽きちゃった」
「……」
 呆然として言葉を失うエティエンヌに、フランシスカの熱を持った身体がしなだれかかった。
 慎ましいながらも柔らかな胸の双丘が、エティエンヌの胸板との間に挟まれて形を変える。
「エティ、命令よ」
「……はい」
「私を乱暴に奪ってみなさい。嫌がってもやめなくていいわ」
「しかし、お嬢様……」
「口応えは無し。いいじゃない、ごっこ遊びのようなものよ。フィリップだって、お医者さんごっこが大好きなんだから」
 でもこっちの方が楽しそう、と笑うフランシスカの表情はとても淫靡だ。
 可憐な少女がはっきりと欲情し、強引に自分を犯せと言う――魅惑的に過ぎる状況に、エティエンヌの自制が振り切れそうになる。
 しかし。
 如何に彼女自身の命令であるとは言え、言われるがまま好き放題に扱ってしまえば、事が終わってからフランシスカが自分を糾弾する可能性は無きにしも非ずだ。
 元が我侭な少女のことである。自分が言いだしたことであるのも忘れて、後先考えず解雇を宣告しかねない。
 そうなれば――
 ――やはり、ここは何とか上手く誤魔化して、穏便に済ませよう。
 エティエンヌはそう決意し、
「それに、あの礼儀知らずのドイツ貴族の相手をする練習にもなるかもしれないわ。ねえ、せっかくだから貴方、あのジャガイモ臭いドイツ訛りで私を口説いてみてくれない?」
「…………」
 想像の斜め上を行く少女の言葉に全てが馬鹿らしくなって、決意をあっさりと翻し忠実に命令を実行することにした。
 ……最後の一つを除いて、ではあるが。

14 :
とりあえず今日はここまで。
初投下なんで何か不備があったら指摘していただけると嬉しいです
スレ汚し失礼しましたー

15 :
イイヨイイヨー

16 :
続きまってる!

17 :
期待

18 :
gj

19 :
川島芳子の新資料発掘と聞いて、『男装の麗人(おそらく軍人)とその従者』なるシチュエーションを思いついた。
・・・さてはスレ違いか?

20 :
女主人ならいいんじゃないか
超期待

21 :
男装の麗人、いいじゃないですか

22 :
初投下で分割投稿するやつは投げっぱなしが多いな
書ききって投稿の人のほうが、その後も続くかんじ

23 :
そうか

24 :
せっかちな奴だな
気長に待てば良いだろうに

25 :
楽しみにしてる

26 :
前スレ落ちたな

27 :
ほしゅでござい

28 :
お嬢様に仕えたい

29 :
やっぱり高飛車で高圧的なお嬢様かな

30 :
俺は儚い深層の姫君だな

31 :
世間知らずで天然な王道お嬢がいい

32 :
お嬢様万歳!!

33 :
アリスとエドガーの続きを全裸で待機し過ぎて足しびれた

34 :
本当は病弱で繊細な優しい子なのに
家や国を守るため冷徹になってるお嬢様が良い。
車椅子とかいいね。

35 :
誰かを彷彿とさせる設定だな・・・
誰だったかな

36 :
ななりー

37 :
あいつ、最後まで周り中から守られまくった甘ったれだったじゃん
虐者の汚名を甘んじて被ったはずだったのに、戦後、ちゃっかりその件は水に流して、平和の象徴みたいになってたし

38 :
可愛いからおK

39 :
何か怨みでもあるのか

40 :
まあ、客観的に見て、戦後の扱いがおかしかったのは事実だ。

41 :
ナナリーは繊細で優しいのはキャラ作りで本当は腹黒だよ。
だがそれがいい。

42 :
お嬢様の鞭で打って欲しい

43 :
お母さんから十万円も小遣いもらってしまった…

44 :
お母さんから月に千五百万円も小遣いもらってしまった…

45 :
誤爆しました
すみません

46 :
噴いたww

47 :
>>44
坊っちゃんはスレチだぜ

48 :
金くれ

49 :
ほしゅ

50 :
お嬢様が男と援助交際するのがいい

51 :
>>50
ビッチ系お嬢か

52 :
久しぶりに少し書かせてもらいます

「お嬢様そうではありません」
少年は首を横に振りそっと少女の手に自分の手を持っていく。
「う、五月蝿い! わかってオル!」
フリルの付いた薄桃色のかわいいエプロンを着た少女は、
頭の後ろに付いたポニーテールを激しく降り、少年の手を払いのけると、
コーヒーカップの中にスプーンを入れる。
「あっ! 駄目ですそれではお客様にお出しできません」
「なぜじゃ!? 之はかき混ぜる為の物であろう!」
少年は静かに首を振り、
「スプーンはコーヒーカップの手前に置くのです、そして取っ手は右側に来るように置いて下さい」
「うう〜」
新しいスプーンを置きなおすと、よたよたと危ない足取りで、お客の待つテーブルへと少女は進んでいく。
「お嬢様が急に『社会勉強をしてみたい!』と言われたから、知り合いの方にお願いしましたが……」
今にもこぼすか、こぼさぬかと言う絶妙な足取りで運ぶ姿に客の視線が集まる。
「はわわわぁ……あ、あう」
「おいおい大丈夫か?」「お嬢ちゃん、しっかり」
厨房からコーヒーを運ぶまで大仕事だ。
「ま、またせた、……あ、いや、お……、お待たせした!」
店中に間違いが伝わるくらい、ハッキリした声で挨拶するとカタンとコーヒーを置く。
『コーヒー一杯でドンだけ待たせるんだ』
男はそう言い掛け、持って来た少女の顔を見る。
其処には満面の笑みをたたえた愛らしい少女の顔があり、男は目線を反らすと、
「ハイ、ありがとう……」
一言ぽつりと言った。
ソレを聞いた少女はパッと顔をいっそう明るくし。
「うむ、大儀であった!」
大声で叫んだ。
それは、およそ店じゅうの人間が心の中で突っ込みを入れた瞬間であった。

53 :
「はふ〜」
ピークを過ぎ、客が居なくなったのを見て少女はため息をつく。
「おつかれ……さまです」
その傍らで壁にもたれかかり肩で息をする少年が、小さく返事をした。
『少女が何かするたびに飛んで行ってはフォローをする』その繰り返しで疲労困憊していた。
「大丈夫? 澤木ちゃん」
店のマスターが心配そうに声をかけてくるが、
「はぃ……」
小さく返事をするのがやっとであった。
「ふむ、澤木は少し休んでおれ、後はやっておくゆえ」
小さい胸を誇らしげに反らし両手を腰に置く。
「紙ナプキンの‘ホジュう,も理解したのじゃ」
「‘ホジュう,って、……」
少年が絶望しかけた時、
ピンポン。
チャイムが鳴り。
「お、また誰かきたのぅ、行って来るのじゃ」
パタパタと少女がポニーテールを揺らし子犬のように走っていく。
「元気なお嬢さまですね」
「ええ、旦那様も、奥様も元気なお子様を欲しがられておられ、巴お嬢さまが元気に育ちいつも喜んでおられます」
まあそのぶん、一般常識が非常に残念な事になってしまったのだが……。
そう澤木が言いかけたとき、パタパタと巴が戻ってきた。
やがて、コーヒーをカップに入れると、そのまま客席へは向かわず、なぜか、更衣室へと入っていく。
そして数分後、何故か体育着に着替えた巴はそのままコーヒーを持って、客のところへと走って行く。

54 :
その客は困惑気味に体操服姿の少女を見つめていた。
「何じゃ、お主が『見たい』といったから、着替えてきたのだぞ!」
「 いえ……ぼくは……『飲みたい』と……」
「なんと!? そ、そうか……うう、わかった! この巴、神城家の名に誓い、一度受けた事は必ず守るのじゃ!」
そう言うと、巴はモタモタとテーブルの上に上がる。
体操着姿の少女が突然目の前でテーブルに乗り始め、客は唖然としたまま口を開けている。
「貸すが良い」
そう言ってコーヒーを手に取った。
「まだ少し熱いのぅ……じゃがしかし、約定を違えるのは恥じゃ」
と、独り言を言いながら意を決したようにチョロチョロと自分の体操着にコーヒーをかけ始めた。
見るまに真っ白だった体操着は茶色く染まり、トロトロと下に零れ、股間の部分に集まってくる。
「ふぅ、ふわぁ! あ、あついぃ……! さ、さあ早く口を近づけて飲むが良い」
「えっ? え!?」
客が狼狽していると、 
「ちょっと待て! 貴様! お嬢さまに何をしてる!」
事態の異常さに澤木が走りより男の胸倉に掴みかかる。
「えっ!? わ、わたしは……」
「やめよ澤木!」
その時、巴の凛とした声が店に響いた。
「私がこの者の要求を受けると言ったのじゃ、おぬしは下がっておれ!」
両腕を後ろに付き二本の手で体を支えるようにしながらゆっくりと足を開く、
「さ、さあ、家の者が失礼をした、後でキツク叱るゆえ、ゆっくりと飲むが良い」
「巴お嬢さま……」
ユックリと手を離し、客に深く頭を下げると澤木は後ろに下がる。
「ほれ早くせよ、足りぬのであれば……」
再びチョロチョロと巴は今度は直接股間部分にコーヒーをかけ始めた。
「え、ええ、は、はい……」
男はゆっくりと股間部分に顔を近づけた。
コーヒーのにおいに混じり、少女の柔らかい太ももの匂いと、コーヒーが染込んだ体臭と混ざった体操着の匂いが鼻を打つ。。
「ひゃ、ひゃうぅん!」
唇が触れた瞬間に、巴は大きく仰け反り、男の顔を太ももで締め上げる。

55 :
目の前の、冷たいコーヒーと、少女の程よく蒸らされた体操着の暖かな体温。
そして、両足の少しひんやりとした感触を味わいながら、男はズルズルと音を立てて、飲み干してゆく。
「お、おと! 音を立ててすすっては駄目なのじゃ!」
少女の過敏な部分に舌が這わせられ、なめられ、啜られるたびに、巴は体を仰け反らせ、
ぴくぴくと腰を浮かせる。
「あ、ああ! だめぇ! 駄目なのじゃ!」
大きな声を上げ、巴はポニーテールを激しく揺らす。
濡れた体操服が体にペッタリと張り付き、少女の小さな体の線をハッキリと浮き彫りにしていた。
小さな胸の形がツンと膨らむ。
苦しさのあまり、両手で客の頭を押さえつけ、ガクガクと体を動かす巴。
「えっ! ちょ、く、くるし……!」
男は太ももを抑え、一端頭を離そうとするが、その度に頭を動かすので逆に、
刺激を高める結果になる。
「ふ、ふわああぁ! お、おかしくなりそうじゃ! ふわあ!」
体操着とその下の下着越しに刺激を受けイヤイヤと巴は首を振る。
だがその、抵抗が逆に自分自身を追い詰めていく。
「あ、あああ! だ、だめじゃ! 駄目……! あ、あああぁああ!!」
ついにガクンと大きく身を震わせ巴はガクリと力尽きる。
その途端、今度は内側よりトロトロとした液体が濡れた体操服を、湿らしていく。
「あ、ああぁぁぁ……」
締め付けていた太ももや、押さえつけていた両手が離れ、ゆっくりと巴は崩れ落ちて行った。

「オイアンタ! どういうつもりだ!!」
澤木は怒りに身を震わせながら男を睨みつける。
「い、いや、私はただ……」
「落ち着け澤木、この者が『ブルマー姿が見たい』と申したので着替えたのだが……」
ハァ、とため息をつくと、
「まさか、‘見たい,ではなく、‘飲みたい,であったとは……」
少しうなだれる巴。

56 :
今は着替え終わりまたもとの制服に戻っている。
二人に挟まれ、男はおどおどとした様子でチラリと澤木を見つめると、
「いや、私は『ブルーマウンテンが飲みたい』と言ったのですが……」
と、呟く。
その後、澤木は客に土下座をして謝り、コーヒー代630円彼持ちとなった。

「むう、今日は色々勉強になったのじゃ」
「はぁ」
帰りの車の中、誇らしげな顔で呟く巴、その横でうなだれる澤木。
「なるほど、客のゆう事を全て聞いていては駄目という事なのじゃな」
うんうんとうなづく少女を見て。
「お嬢さまそうではありません」
と、彼は心の中で呟いた。

57 :
以上です、ありがとうございました。

58 :

なかなかのお点前

59 :

す・・・すばらしい

60 :
GJ
ご馳走様

61 :
スレ違いな気がするが?

62 :
GJ
可愛いお嬢様だのう

63 :
ほしゅ

64 :
ルイ・д・リ 「規制が終わったのかな?」

65 :
ルイリたん!!

66 :
また一つ書かせてもらいます。
「う〜……」
ココはとある廃ビルの中の一室、
部屋の真ん中に置かれた机の上で‘金色のツインテール,がもぞもぞと動き、
呻き声を上げている。
否、机に突っ伏している一人の少女の口から呻き声が上げる。
「また負けた〜」
ぼろぼろの机に突っ伏したまま、口をだらしなく開き、足を机の下でブラブラさせ、
両手をだらしなく机に投げ出している。
‘ペタンとした胸,に、‘つるっとした下半身,をピンク色の小さな布で覆い、手足には黒い皮のブーツと、手袋をはめている。
お尻から生えた魚を思わせる黒びかりした尻尾は足の動きに合わせてプラプラ揺れている。

彼女が病気で倒れた父親である『デビル元帥』よりこの世界の制圧を任され半年。
就任当初より負けに負けて、『全世界完全制圧』まで後一歩のところが、
今や日本の、一地方都市の、街外れにある、おんぼろビルの、狭い一室が唯一の領土となっていた。
「それもこれも皆あいつが悪いんだわ!!」
バン! と、勢い良く机を叩くと、少女は顔を上げる。
「アイツが私の邪魔をしなければこの世界はとっくに私の物に為ったのに!!!」
バシバシと机を叩くたびにギシギシと机が悲鳴を上げる。
「悔しい! 悔しい!! くやしーーーーーい!!!」
バギン!
ガタン!
ボゴ。
「イッターーーい!!」
少女の八つ当たりパンチに耐え切れなくなった机の脚がもげ、その拍子に思いっきり鼻をぶつけた。
「いたたた……、もう! ……アルスが戻ってきたら直すように言わなきゃだわ……」
アルスとは彼女のただ一人の部下であり、戦闘要員兼、パシリである怪人。
父の頃にはたくさんいた怪人も今や彼一人である。
今は駅前の新しく出来た店で『蜂蜜プリン』を買って来るという、『特命』を受けている。

67 :
「遅いな、三分で戻って来いって命令したのに……」
少女はチラリと時計を見る。
そもそも、駅まで徒歩で30分以上かかる、だが、そんなことは全く気にしていない。
「プリンを食べたら、また世界征服の為に頑張らないとだわ」
よいしょ、よいしょと、机を持ち上げると足の下にそこらにあった物を挟み込む。
「プリンまだかなぁ〜、早く来ないと世界征服が進まないのよ〜」
ぐぅー。
世界征服を目論む悪の総帥の小さなお腹からSOSの悲鳴が上がった。
ガチャリ
やがて部屋の扉が開き、肩口のところで金色の髪をそろえた、少年が入ってくる。
「御待たせしましt――ぅわ!!」
「おそーいいい!!」
ぼご!‘特命,より戻った部下の顔に無慈悲なペン立ての一檄が飛ぶ。
「おそいおそいおそいおそいおそいおそいおそいおしおそいおしおいそいし!!!」
最早何を言っているのか解らないほどの『遅い』攻撃が『襲い』かかる。
ポカポカと両手で激しくアルスを叩く。
「お、落ち着いてくださいデビるんサマ、ほ、ほらプリンですよ」
強烈なポカポカ攻撃を避けながら袋より戦利品を取り出す。
ピタリ。戦利品を確認し終わると粛清は終焉を迎える。
「……まあ、処罰は食べ終わってからにだわ」
両手で箱を受け取ると、デビるんは、机に戻る。
「ふふふ、愚民共め、之を食べ終わった時にお前達の恐怖が始ま……あれ?」
箱を開けると目当てのプリンとは別にもう一つクッキーが入っていた。
「なにこれ?」
「ああ、それですか?」
床に散らばった鉛筆を拾いながらアルスは首を上げデビるんの手を見る。
「お店の女性店員がくれたんですよ」
再び床に目線を戻すと、
「『お兄さん素敵なのでおまけしますね』 だそうですよ、デビるんサマに征服されるとも知らず暢気な事ですね」
にやりと笑い、再び机に座るデビるんへ視線を戻した途端。
バシ!
アルスの顔にクッキーが飛んできた。

68 :
「いらない!」
「如何されたんですか? デビるん様」
突然の豹変を不思議そうに見つめてくるアルスを見て、さらにデビるんの怒りがこみ上げる。
「アルス! こっちに来なさい!」
「はい」
突然怒鳴られて何が何だか解らないという顔のまま主人の下へとゆっくり進む。
「アルス、貴方の主人は誰?」 
「私の主人はデビるん様只お一人です」
アルスはそう言うとその足元にひざまずく。
「そう、じゃあ、忠誠の証を見せなさい」
デビるんは黒い皮のブーツを脱ぐとアルスの顔を踏みつける。
「はい」
少年は頷くとゆっくりと少女の足を取り、舌先を這わす。
「良いわよアルス」
指と指の間を、足の裏を、舌がゆっくりと這い回る。
ぴちゃ、ぴちゃ、くちゅ……っ、くちゅ。
「ん、んん、あ、、いい、ふゅ〜……」
顔を上に向け天井に向けた喉をゴロゴロと鳴らす。
アルスの柔らかな舌先がぺちょぺちょと小さな足の指を往復するのを受け徐々にデビるん
の顔が上気していく。
「ふひゅ〜ん、いいわょ……アルス」
「では、失礼して此方を」
グィ。
「……ふぇ? ……ひゃぁ!!」
アルスはデビるんの尻尾を掴むと、先をぺちゃぺちゃと音をたたて舐め始める。
「ふにゅ〜ううん! な、何してるのアレス! し、シッポ! シッポ、ペロペロしちゃ、ああ!」
パタパタと足をばたつかせるがしっかりとアレスに押さえつけられて、
ピクリともせずに良いように尻尾を舐められ続ける。
「しっぽ! しっぽダメなの! 舐めちゃ駄目!」
激しく抵抗するデビるん。 少女にとってシッポは性感帯の一部だ。
イヤイヤと首を振る主人を見てアルスは、シッポから口を離し、
「嫌なら之で止めますが如何しますか?」
意地悪な笑顔を浮かべプルプルと震えるデビるんを見つめる。

69 :
「しっぽ、いや……、でも、やめちゃ……いや」
小さく呟くのを聞いてアルスはため息を吐くと、
「ならばご命令をデビるんさま」
じっと主人の瞳を見つめる。
「う、うう、アルス……、わ、私の尻尾を舐めなさい……」
「ハイ、よく言えました」
そう言うとヌラヌラとする尻尾全体を手でさすりながらもっとも敏感な‘付け根,
部分を。
ペロリ。 と、舐める、途端に。
ブルブルと先ほどよりも激しく体を震わせ机にしがみつく手に力を込める。
だがアルスの舌は執拗にデビるんのシッポを嘗め回す。
がくがくと体を震わせ、必にアルスから逃れようとするがアルスの責めは止まない。
ピチピチと、陸に打ち上げられた魚のように跳ね回る尻尾を逃がさないようにアルスはシッカリと押さえつける。
「ひ、ひっぽ……なめちゃ……ひやぁ……」
だらしなく開いた口端からはみっとも無くよだれがたれ、両目の焦点も定まらなくなってきている。
「デビるん様、シッポを舐められたくらいでもう弱音を吐くんですか?」
先っぽを指でなぞりながら、付け根部分を優しく舐める。
最早完全にグロッキー状態に近づいている主人の尻尾は黒光りし、鱗を持った魚の様にヌラヌラと湿っている。
ピクピクと小刻みに震えながらフルフルと震える唇で少女は言葉をつむぐ。
「うう……、な、なにいってるの? こ、このぐらい、へ、へ、平気なんだから」
目に涙を浮かべながら、小刻みに震える少女の言葉に、
「そうですよね、流石はデビル元帥のご息女そうだと思っておりました」
嬉しそうに微笑むと、
「ですがもし奴らがお嬢さまの‘ココ,を責めて来たら如何しますか?」
そう言うと。
コリッ。
小さな二つの突起を優しくつまむ。
その途端。
「うにゃあぁああ!!」
デビるんの口から再び悲鳴が上がった。

70 :
「おや? デビるん様はココが弱いんですか?」
コリコリと乳首を優しく摘み回し、チュパチュパと音を立てて、小さな二つの隆起の頂上
の征服に取り掛かる。
「や、やあ、おっぱいに意地悪しちゃヤダ! ダメー!! 」
「ダメじゃありません! 敵は情け容赦なくデビるん様の弱点を付いてくるんですよ」
じっと、涙で潤む主の瞳を見つめ、その間も休むことなく、胸を揉み付け、両方の乳首を弄ぶ。
「もし、デビるん様が日曜の朝8時に子供たちの見てる前で絶頂を迎えたら如何するんですか?」
「え……え、え……と、ん、んんうぅ……」
「子供たちの前で潮吹きなどしたらスポンサーが付かなくなりますよ?」
「ふえ……それは、こまる……」
「でしょ? だからこの攻撃にはシッカリと耐えてもらいます」
そう言うと、胸からスッと手を離す、厳しい責めから開放されてほっとしたのもつかの間、
股間にさっと手を伸ばすと、アルスの指はデビるんのコスチュームの間から秘裂へと、
クチュクチュと音を立てて滑り込んでくる。
「ひゃん! ゆ、ゆび! アルス、チョット待って!」
「駄目です! 敵は待ってくれませんよ、日曜朝八時の限られた時間の中で責めてくるんですから」
「そ、そんな、あ、ああ、やん、駄目、だめ」
クチュクチュと指を差し込みながら同時に小さなクリトリスをコリコリと刺激する。
トロトロと蜜を零しながら、それでも必に堪えようと椅子の減りをシッカリと抱え込む。
すべすべとした太ももがきつく閉じられ、アルスの手を締め付ける。
「さてと、では最後の責めです」
そう言うとグッタリト力なく垂れ下がった尻尾をぎゅっと握り、
「イキマスよ」
と、言うが早いか、太ももをこじ開けて、
蜜でべちょべちょになった、少女のワレメにシッポを刺し入れた。
「あああ!! あ、アルス! こ、これはほんとにだめ!!」
じたばたと暴れるデビるんをしっかりと押さえつけぬちゃぬちゃとシッポを使い割れ目の中を攪拌する。
「あ、ああああ! ヒ、ひっぽ〜! ヒッポでグリグリしちゃ、ひゃめ〜!!」
ビチビチと暴れるシッポでグチュグチュと主人の小さな体の中を攪拌していく。
イヤイヤと首を激しく振りながらシッポを引き抜こうとするが、そもそも戦闘用に造られた怪人と、人間の小学生程度の力しか持たないデビるんでは勝負になら無い。
為す術もなく体の中を攪拌され続け、絶頂へと導かれていく。

71 :
やがて、
「あ、ああ、ひっちゃう!! ひゃめ〜、ひっちゃうから〜!!」
ビクンとひときわ大きく体を仰け反らせて、デビるんは遂に絶頂を迎える。
その瞬間大きな音を立てて少女は股間より体液を派手に噴出させる。
「あ、ああ……」
力を失ったシッポはゆっくりと抜け落ち、椅子の上でデビるんはがクリと力尽きた。

「う、ううぅ……うん」
「気が付きましたか? デビるん様」
ベットの上で目覚めたデビるんに気が付き、アルスが近づいてくる。
「急に倒れられたので驚きましたけど、ご無事そうですね」
そう言ってにっこりと笑うアルスを見て、デビるんは先ほどの痴態を思い出し顔を真っ赤
に染め、プイッと横を向く。
「アア、机はちゃんと修理しておきましたよ、って如何されたんですか?」
「知らない! 馬鹿アルス!!」
布団を被りモゾモゾと潜り込んでゆくデビるん。
そんな様子を見て、布団の上からデビるんを撫でながら顔を近づけると、
「大丈夫ですよお嬢様、私はお嬢様だけの物、ほかの者に心奪われる事などありません」
と呟いたアルスの言葉に、モゾリと布団が動く。
「だから、他の、ましてや人間の娘などに嫉妬などしなくても良いのですよ」
「ホントに……」
布団の中からポツリと小さな声が聞こえてくる。
「勿論です、だから一緒におやつの続きをしましょう、プリン、食べてないでしょ?」
「……うん……きゃぁ!」
モソモソと布団から這い出してきたデビるんをお姫様抱っこすると、そのままアルスは机へとエスコートする。
デビるんは、アルスにしがみつくと、顔を胸の中にうずめる。
「さ、お嬢様おやつの続きをしましょうか、はい、あ〜ん」
椅子に座らせるとスプーンで口元までプリンを運び入れる。
「あ〜ん、うん、おいし〜い!」
顔中が口になるかのように大きく微笑むと、再び『あ〜ん』と、おねだりする。
「はい、おねだり上手なデビるんサマ」
プリンを食べさせながら、アルスは嬉しそうに呟く。

72 :
「だって美味しいんだもん、苦労して手に入れた甲斐があったのよ〜」
全くアルスの言った言葉の意味をわからずに嬉しそうにプリンを頬張るデビるん。
そもそも買ってきたのもアルスだ。
「まあ、良いですけど、それと」
『ん?』という顔でぽかんと口を開けて待つデビるんの口の中に突然自分の指を差し込む、
「ほえ?」 何が起こったか分からないという顔をしながらもその指をチュパチュパ舐め始め、
アルスもまた、指でゆっくりと口の中を弄り始める。
「朝八時にあの様な‘責め,を正義の味方がして来るわけないので、これからは我慢しなくて良いですよ」
そう言いながらゆっくりと口の中を指で弄ぶ。
一瞬何を言われたか分からない顔をしたデビるんだったが、
「なっ!?」
一言そう言うと、
カプリ。
デビるんはアルスの指に噛み付き。
「馬鹿アルス! んじゃえ!」
と、どなった。

73 :
以上です、ありがとうございました。

74 :
プリンほしゅ

75 :
投下乙、今気付いたGJ
しっぽカワイイな! 作風好きだ
元気なお嬢様でよろしい

76 :

萌えた

77 :
ほしゅ

78 :
ギャル嬢様「じぃゃ、ゥチのケータイまた規制されたょ(ミャハ☆彡」
じいや「じいやとオソロに機種変しましょう」

79 :
お嬢様を落とさせやしません!

80 :
規制は続くよいつまでも

81 :
メイちゃんの執事
婿候補がわらわら出てきてからつまらなくなった
いつまで続けるのか

82 :
崩壊後の地球。荒れ果てた世界を唯一残された遺産(武装列車)で気ままに旅をするお嬢様
次の行き先は地獄か魔界か…

83 :
>>82
従者つけてね

84 :
エロ神よ我に降りてこい保守

85 :
>>82さんのアイディアを少しお借りして……。

「珈琲を」
純白のドレスを着た少女が口を開く。
金色の髪が開け放たれた電車の窓からの風を受け、フワリと静かにたなびく。
「かしこまりました」
傍らに立つ青年が頷くと同時に、少女の手に湯気の立つカップが現れる。
それを当たり前のように口に運びながら、
少女は先ほどまでと同じように、窓の外を見た。
少女は思う。
世界が滅び、幾千の時が過ぎただろうか?
はたまた、それは数時間前の出来事であっただろうか?

何も、何も無い荒野を、蒸気機関車が大きな音を立て、
静かに走り続けている。
目的地へと、
当所も無い旅を続けている。

「停めて」
不意に純白の少女が口を開く。
不意で無かった時など無いのだが。
少女が口を開くのと、列車が止まるのはほぼ同時であった。
音も無く少女は立ち上がると、外へと繋がるドアへと立つ。
青年はドアの取っ手を掴み、蒸気機関車と、純白の少女と、そして、
荒れ果てた『現実』をつなげると、
彼女は、果たしてフワリと音も無く、荒野へと降り立った。
蒸気機関車の進路には一つのボロ布が落ちていた。
「退きなさい」
純白の少女が口を開く。
ボロ布は、ガサリと音を立てると、
伏せていた顔をゆっくりと上げた。
ボロ布とは、一人の女であった。

86 :
「お、お願いです! この列車は人の夢を叶えてくれると聞いてます」
女は少女のドレスを掴む。
一点の汚れも無い真っ白なドレスは、女の汚れた手をも白くするかのように、
一点の汚れも付かないままであった。
「お、お願いです、聞いてほしいことがあるのです!!」
よくある言葉を女は口にした。
「どうしても、どうしても叶えていただきたい事が……」
よくある話を女は口にした。
で、あるから、少女も。
「退きなさい」
再び、同じ言葉を口にした。
青年が彼女の執事を始めて、もう何十年になるであろう。
数年前に初めて少女に出会い、それ以来片時もそばを離れたことのない彼女の従者は、
彼女が同じ言葉を、三度発した事を聞いたことが無い。
三回目を耳にできる者等、どんな奇跡を束ねても居ないであろう。
古き時代 『ナザレの靴屋の息子』が偉大なる人に為った事よりも。
とある小さな国の、一人の王子が『偉大なる叡智』に目覚めた時よりも。
ずっと、ずっと、奇跡であると、青年は知っている。
だから、少女が、目の前の女に対して、
「乗りなさい」
と、言ったのを聞いた時は、
偉大なる奇跡よりも、はるかに価値のあるモノを目の当たりにし、
「どうぞお乗りください」
少女と共にその女も、自らの列車へとエスコートした。

87 :
「あ、ああ、ありがとうござ――」
「脱ぎなさい」
歓喜に震えた女が必になり生命の一欠けらまでを凝縮させて礼の言葉を述べるのを、
少女はアッサリと中断させた。
一瞬、何を言われたか理解できずにいた女は、
だが、少女が二回目に口を開こうとするより前に、慌ててボロ布を脱ぎ捨てた。
「全部」
下着姿にになった女の方を見ようともせず、少女は呟くように命令する。
否、命令ではなく、普通に話す言葉も、
彼女以外のモノが聴けば命令となってしまうのであろう。
全てを脱ぎ捨てた女の肉体は、辺境の地で生きて来たに相応しく、程よく肉が付き、
手や足、そして腹などにはシッカリとした筋肉が付き、
肌は良く日に焼け、生命力に満ち溢れていた。
「動かないで」
すぅーっと、少女が静かに近づいてくる。
女の目を見ながらゆっくりと。
その吸い込まれそうなほど、美しい瞳を見つめ、女は少女に言われずとも、動けずにいた。
或いは、巨匠と呼ばれた芸術家の絵画を目の当たりにしたした時の心境か?
或いは、何十年に一度の、偉大なる自然現象を見たときの心境か?
或いは、神の奇跡を目の当たりにしたときの心境か?
或いは、神の振り下ろす大鎌を見た病人の心境か?
何れにしろ、女は少女から目をそらすことができず、その場に立ち尽くしていたので、
「ん!? ん、ん……」
少女の柔らかな唇が、わが身に触れたと感じたと理解したのは、その後であった。
ましてや、少女も同じく、生まれたままの姿になり、肌を重ねあわせてる事など、
気づいている訳も無かった。

88 :
「ふふふ、貴方の気持ち、心が、私の中に流れ込んでくる」
少女は嬉しそうに呟く。
いや、言葉を発したのは、『女』の方であった。
『女の口』から『女の言葉』が発せられる。
だが、言葉の‘言霊,は自分の体に優しく唇を這わしている『少女』の‘ソレ,であった。
「わかる? 貴方の心、私の心、それが今一つになっているの」
そう言いながら、―― その言葉を聴きながら ―― 少女は、
ゆっくりと女の胸へと手を掛ける。 
生きてる事を感じさせない真っ白な手が、
良く日に焼け、生命力に満ち溢れた女の両の胸を、揉みあげていく。
「「あっ」アぅ!!」
両者の口から悲鳴が上がる。
真っ白な両の手が一瞬ピクリと振るえ、だが、また女の体をゆっくりと解きほぐし続ける。
少女の手が自分の甘美なところを責め挙げ、蹂躙していき、
徐々に高みへと、押し上げて行くのを、女は、
『両の手のひらの感触』 で感じていた。
(わ、訳がわからなくなりそう……っ!)
現在感じているのは、少女の感覚なのか? 自分の感覚なのか?
それすらも訳がわからなくなるほど、女の身体が疼き、火照る。
少女の白い肌もやはり、薄桃色に染まっていく。
「ではそろそろ宜しいでしょうか、お嬢様」
不意に声をかけられ、女が声の方を向くと執事の青年がゆっくり近づいてくる。
少女は虚ろな目をしながら、だが歓喜に満ちた瞳で、
「こちらに」
女を指差した。
「お喜びください、お嬢様は貴方の事を大層気に入られたご様子です」
優しげな声を耳にしながら女は青年を見つめる。

89 :
「「!?」!」
これから何をされるのかという驚きと、コレから来る歓喜に身を震わす
そして、女の‘女としてのセイイキ,の中に、青年の生命のあふれる‘モノ,が侵入してくる。
「「……ー!!」うああっ!!」
悲鳴が同時に上がる。
大きな悲鳴が一つだけ上がった。
今まで感じた事の無い大きな感覚に女は大きく体を揺する。
声になら無い声を上げて、少女が、女の肉体に自身の身体を擦り付けていく。
自身の身体を今まで味わった事もないような大きな生命力が満ち溢れ。
だがそれと同時に、自身の身体が、柔らかな肉体の中を押し広げ、蹂躙していくのを感じる。
オンナの『それ』と、オトコの『其れ』を、女は同時に感じていた。
後ろから、男にオンナを責められ。
後ろから女を攻める男の感触を味わう。
後ろも、前も、口も、両胸を、陰核を。
髪の毛一本にいたるまで、二人ががりで『征服され』
二人を『征服していく』感覚を味わう。
『い、イイっ! アア、だ、ダ、ダメ!!』
口から悲鳴が上がる。
「ア、アアア――!!」
ガクガクト激しく身体を震わせながら、快感の極みに達すると、そのまま力なく、
ガクリと崩れ落ちていった。

90 :

‘どう? 貴方は一つになるの,
何かの声がぼんやりとした頭に響く。
‘貴方の思いの全て、夢や希望や願望も,
それは自分の声か、はたまた、別の何かの声なのか?
まるで全身が何かに溶け、意識が暗いくらい夢の中のスープに溶けたように、
全く意識がなくなりかけた中、
だが一つハッキリとわかったことがあった。
その声が何を言っているのか殆ど聞き取る事はできなかったが、
一つだけしっかりと聞き取ることができた言葉があった。
「そして、貴方の欲望も」
その言葉を聴き、
女は口端をニヤリと歪め、
ゆっくりと、夢のスープに溶けていった。

91 :
* * *
「珈琲を」
純白のドレスを着た少女が口を開く。
金色の髪が開け放たれた電車の窓からの風を受け、フワリと静かにたなびく。

ある日、ある町で一人の男がんだ。
部屋の二階で寝ている時にんだ。
んだところを見た訳でもなく、
体があったわけでもない。
ベッドの上に、男の服が、
列車に轢かれて落ちていた。

「かしこまりました」
傍らに立つ青年が頷くと同時に、少女の手に湯気の立つカップが現れる。
それを口に運ぶと、少女は先ほどまでと同じように、列車の外の景色に視線を戻す。

だが、この町の、いや、この世界のニンゲン達には十分であった。
ある日、町から消えた女が列車に乗れたのだろうと、皆が話した。

女は乗れたのだ。
この世界を走る只一つの列車。
―― 欲望 ―― と言う名の列車に。



『欲望と言う名の列車』
――― 終 ―――

92 :
以上ですありがとうございました。

93 :
GJ。不思議な話でした

94 :
>>92
オレの妄想がSSになってるww
本当にありがとうございます。幻想的で不思議なエロスに敬服

95 :
「みんなー」って言ってるAAが「じいやー」に見える時がある

96 :
       ____         / ̄ ̄ ̄\
       /___ \      /  ___ ヽ
    /  |´・ω・`|  \    /   |´・ω・`| \ じいや〜
   /     ̄ ̄ ̄   \  / _,    ̄⊂二二)
   |  i          ヽ、_ヽl |        |
  └二二⊃         l ∪  |          |
     |   ,、___,    ノ    |    ,、   |
     ヽ_二コ/   /     ヽ  / \  /
   _____/__/´     __ヽノ____`´

97 :
>>96
かわいいw

98 :
前スレからの続きを投下します。
冷血家庭教師エドガーとお馬鹿なお嬢様アリス。ラブコメ風。
1レスごとのブツ切れ投下です。
NGは名前欄の「アリスのエステ紀行」でお願いします。
↓今までのあらすじ↓
休暇中に高級ホテルにやってきたエドガー。お目当てはメンズエステ。
今回は男装したアリスも一緒なのでした。

99 :
(うふふー、まさか先生がOKをくれるなんてね。言ってみて良かったぁ!)
アリスはころんとした小顔を綻ろばせた。
パパの目の届かない場所で二人してお泊りだなんて、とってもいかがわしい感じ。
これはやはり、あちらもキケンな恋の過ちを起こす気満々だとみて間違いない。
嗚呼、ついに先生もアリスのラブリーな肉体美に理性を保てなくなったのね。
普段から何かとパンツを見せたり胸を押し付けたりと、地道な色仕掛けを重ねた甲斐があった。
エドガーをアリスの虜にしてしまえば、屋敷内でアリスの自由を遮る人間はいない。お勉強もサボりほうだいだ。
わーい、しゃーわせー。
己の欲望のために大人の男をたぶらかすとは、なんという小悪魔か。いえ、これはもはや魔王、悪鬼の所業よ。
「いやーん、地獄に落ちちゃう」
「どうぞご勝手に」
エドガーの声に被って、チンとベルの鳴らしてエレベーターのドアが開く。
そこは最上階。二人が泊まるスイートルームはすぐそこだ。

「では、私はこれからマッサージの予約がありますので」
「へ?」
突き放すようなエドガーの言葉にアリスはしばし唖然とした。
部屋に着いた途端押し倒されるかもと身構えていたのに、酷い肩透かし。
エドガーはトランクの荷を手際よく解きながら衣類をクローゼットへと移している。
「マッサージって、つまり、先生はエステティシャンさんに肩や腰をモミモミされる――」
「はい」
「――で、モミモミされつつ、先生はアリスのお胸をモミモミするということなのかな、流れ的に」
ベストの下の乳房をたゆんたゆんと揺らして一生懸命アピールするが、黙された。揺らし損だ。
「よ、予約って何時から?」
必で取り繕うアリスをエドガーは一顧だにしない。手を動かしたまま「四時です」と事務的に吐き捨てる。
えと、今は何時だ。
アリスは時刻を確認しようとキョロキョロ室内を見回したが、壁にもデスクにも時計が見当たらなかった。
ゲスト達が時間を忘れてくつろげるよう配慮してのことだろうけど、なんと不便な。
しょうがないので、作業中のエドガーの左腕にそーっと接近し、腕時計を覗かせてもらう。
「えと、今は三時半か……。で、四時から何十分くらい時間がかかるの?」
「予約しているのは二時間のコースです」
「ふぁーー!?にじかーん?」
絶句。
それにしても、
時計が無いだけでなく、部屋には物が少なかった。二人がいる居間からは寝室と浴室が見渡せたが、
白壁と無骨な梁が延々と広がるばかりで、家具は最低限の黒檀のテーブルや桐のチェストしか置かれていない。
過剰な装飾を削ぎ、空白を活かす和のインテリアはアリスにはなかなか理解しがたい。
こういう場所に一人で残されてもつまらんじゃないか。
「ねー、到着早々アリスをほったらかしにするの?」
ついつい口を尖らせる。
「元々私の個人的な旅行にアリス様がイレギュラーに同行したのです。アリス様の予定など存じ上げません」
「つまんないよー!何もすることないよー!」
「ならば、その辺りの路傍の草でも召し上がっていて下さい」
家畜か。
「ふぎーーーーっ!」
アリスは癇癪を起こしてその場でピョンピョコと飛び跳ねた。その怒声は正に小豚だ。

ツヅク

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