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2012年11月エロパロ62: パワポケでエロパロ27 (432)
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パワポケでエロパロ27
- 1 :2012/09/18 〜 最終レス :2012/11/05
- ようこそ、「パワポケでエロパロ」スレへ。
当スレッドは野球バラエティゲーム『パワプロクンポケット』シリーズのエロパロスレです。
SS(エロあり・なし)、小ネタ、妄想などを投稿したり、投稿されているのを見て楽しみましょう。
前スレ
パワポケでエロパロ26
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1337527356/
SS保管庫wiki
http://pawapokeeroparo.wiki.fc2.com/
避難所
http://wiki.livedoor.jp/pawapokeeroparo/bbs/3390/l50
議論スレッド
http://wiki.livedoor.jp/pawapokeeroparo/bbs/3389/l50
1.「sage進行」
・sageの方法はE-mailの欄に[sage]と入力
・テンプレを見ているかどうかを見分けるための意味合いが強いです。
2.「人を選ぶ内容の作品は投稿前に注意を呼びかける」
・特にNTR、レイプ、リョナなどは先にレスしといた方が無難です。
・苦手な人は、注意が出ていたら読み飛ばすか、専ブラならNGすること。
3.「煽り・荒らしはスルー」
4.「無自覚な荒らしにならないこと」
・1〜3を守れていても、「他人の作品を"過剰に"貶して空気を悪くする」等、
マナーがあまりにもない場合、無自覚だろうと煽り・荒らしだと判断されます。注意しましょう。
- 2 :
- FAQ
・作品を投稿したいんですが
ちゃんと書き終わりましたか? 未完成ではありませんか?
よし、なら投稿しましょう。
・○○ネタなんだけど、需要あるかな?/書いていいかな?
まずは投稿しましょう。スレ違いでない限り、大抵は需要があります。
なくてもスルーされるだけです、気にしないでまた投稿してください。
・台本形式ってダメなの?
台本形式でも良い作品はあります。結局はキャラ崩壊していないか、扱うネタはどうか、そして『面白いか』です。
・エロなしSSってダメ? 雑談ってダメ?
エロなしSSはローカルルール的にはグレーです。禁止されてはいませんが……ケースバイケースでしょう。
雑談は「萌え談義」「エロ妄想」などはローカルルール的に問題なしです。ただしやりすぎるとウンザリされます。
・wikiって何なの?
有志の管理人が、このスレッドに投稿された作品をまとめてくれています。
一部のページ以外は誰でも自由に編集することが可能ですので、手伝ってあげると喜ぶかもしれません。
・あの、俺の作品がwikiにまとめられてないんですけど……
基本的にwikiの管理人が一人でまとめる、という風潮があるので、どうしても遅れてしまうらしいです。
一刻も待てない、という人は自分でwikiを編集すると良いでしょう。
・遅れてしまうって割には、俺の後から投稿された作品もまとめられているけど?
もしかすると、管理人や他の編集者が載せ忘れているかもしれません。
wikiを編集できない事情があり、ここに書き込む場合は、その旨を書いておくと荒れにくいかもしれません。
報告してあげましょう>(ttp://pawapokeeroparo.wiki.fc2.com/comment/%E3%82%B3%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%93%E3%81%A7/)
・報告しても載せられないんだけど? というかスルーされました
もしかしたら「テンプレを守れていない」などの理由により、荒らしと見なされたのかもしれません。
自分のレスを見返し、ageていないか、マナーのない行動はしていないか……
つまり「荒らし扱いされるようなことをしていないか」を確認しましょう。
書き込んだ時には何も問題ないと思っていても、冷静になればかなりイタイことをしてしまっていた、なんて良くある話です。
- 3 :
- >>63
>あれ?愛ちゃんもロリ枠なのに話題にあがりませんね…(震え声)
>
>(中1のくせにおっぱいが超でかいから)いかんのか?
- 4 :
- 盛大に誤爆した
ごめん
- 5 :
- >>1乙〜
真央ちゃんのおっぱいぱふぱふ
- 6 :
- こっちの愛ちゃんも、11ではたゆんたゆんやぞ!
おなかもたゆんたゆんだけどなorz
- 7 :
- 昔はロリ枠だったしな
昔はな…
- 8 :
- パワポケ新作出ないのかなあ
博多とかいうエロゲライターは降ろしてくりゃれ
- 9 :
- >>1乙
- 10 :
- 冴花モノ投下します
- 11 :
- 『新しい門』
「へ?怖い夢を見た?」
「そう、それだけの話よ。二十歳にもなって相談するような内容じゃないでしょ?」
キョトンとする小波。早々に話を切り上げようとする冴花。
高校卒業して数年、小波はプロの世界に、冴花は大学に。
二人の道はそれぞれ別れてしまうが、小波と冴花は共に同じ道を進むことを選び、今では一つ屋根の下で暮らしている。
プロの世界で荒波に呑まれる小波、それを支える冴花。
楽しいことばかりではなかったが、これ以上なく幸せで満ち足りた生活を送っている。
そして小波もプロの世界でも頭角を現し出し、一軍で安定した活躍を見せるようになった頃、
シーズンオフのある曇り空の午後、小波は彼女の様子がどこかおかしいことに気付く。
目元は赤く腫れ、顔色も悪い。寝ながら泣いてしまったようだ。
かつて彼が言ったように強く振る舞おうとしてはいたが、いつものハキハキした様は無く、表情も陰っている。
心配に思った小波は「何かあったのか。相談に乗るから力になりたい、ならせて欲しい」と尋ねた。
ソファで横並びに座る二人。
小波は彼女のその返事を聞いた直後から、口角の上がりを必に押さえている。
「何がおかしいのよ。」
鋭い目で睨んで威圧するも、その威圧すら彼には愛おしく見えた。
「いや、冴花も案外幼いところあって、可愛いなーって思っちゃって。」
「あ、あなたねえっ、そんな面と向かって…」
顔を朱に染める冴花。
その初な反応、それを隠そうとするいじらしさが、いつも小波を喜ばせ、つけあがらせている事には未だに気が付いていない。
気付いたとしても根っからの恥ずかしがり屋な彼女がそれを克服できるかは一生涯の問題になるだろう。
「とりあえず、どんな夢だったのか話してみないか?一度言ってみたら楽になるだろうし。」
「いいわよ別に…そんなことで一々相談するなんて情けないし、恥ずかしいし…」
「恥ずかしいことなんて殆どやってきたのに、今更夢の相談くらい…」
「そりゃそうだけど、ってそうじゃなくて!…とにかくそういう夢だったの!」
「そういう夢?俺に聞かれると恥ずかしいような…」
「それは、その…いや変な意味じゃ無くて!」
散々渋った冴花だったが、高校時代から小波の押しに勝てたことは無く、今回も彼の真剣な眼差しに負け、白状するハメに。
- 12 :
- 「お姫様になる夢を見たのよ。昔々のね。」
「また随分メルヘンな夢だな。ちょっと意外。言っちゃ何だけど、あんまり冴花らしくない感じ。」
「でも全然メルヘンでも何でも無いのよ。
大国ではあるけど疫病は流行ってるし、政府は完全に腐敗してる感じで憲兵が町中をうろうろしてるの国なの。
国民もすごく細々と暮らしてて、そんな中であたしはお忍びで町に入りながら
町の人の現状を知ろうと、お忍びで町に出かけ、日雇いで働いてるヘンテコなお姫様だったわ。」
「前言撤回。すごく冴花らしい夢だ。」
「…褒め言葉として受け取っておくわ。」
冴花の眉がぴくりと動くのを見て小波は身をすくめる。
小波としては無駄なリアル感だけでなく、姫なのに真面目に働いている冴花に素直に感心していたのだが。
「町で働いてるうちに小波君とも出会ったわ。
そこでの小波君は冒険家で、あたしを姫とは知らずに親しげに話しかけてくるの。
二人はちょっとしたお友達になって…やっぱり夢の中でも小波君のことが好きになってた。」
「これまた随分と王道だね。」
「それである日、私は海賊にさらわれてしまうの。
散々脅されて怖い目に遭って、もうダメだ…って思ったその時
小波君が颯爽とあたしを海賊から助けてくれるのよ。」
「おぉ、夢の中でも俺と冴花はやっぱり…」
「話は最後まで聞きなさい。…そうだとよかったんだけど、夢って変な方向に進む物なのよ。」
「…?」
黙り込む冴花。どうにも夢の続きが気に入らないようだが、小波から目を逸らしつつ口を開いた。
「昔のお姫様だからね。一般人との結婚なんて許されるわけ無かったのよ。
好きだってことすら隠して、ずっとその小波君を遠目で見つめてた。」
やたらとリアルというか、設定が妙に現実に律儀な夢だなぁ、と思う小波。
「…それでどうなったの?」
「どうって…後は簡単な話よ。結局あたしは何も出来ないまま、他国の皇帝と政略結婚して
小波君とは離ればなれになって…そこで終わりよ。やな夢でしょう?」
「……」
「…なに?」
冴花の手を握り、じっと見つめる小波。その眼差しは彼女の真意を見透かそうとしている。
「…それだけじゃないんだろ?『怖い』夢っていうのは。」
「……………まぁね。確かにこれだけだったら悲しい夢で終わりだったわね。」
不安からか、冴花はそっと小波に寄り添う。それに合わせるかのように小波は彼女の肩に手を回す。
「その小波君の周りにはね…可愛い女の子がいたのよ。」
「女の子?」
「そう。夢の中だから顔は覚えてないけど、可愛い子が何人もいたの。それで小波君と仲良さ気に話してるの。
…あたしの入る場所なんて最初から無かったみたいに。」
「そんなこと夢だけで、俺は…」
「もちろんそれはわかってるんだけどね。でも一番ショックだったのはその後、小波君が言ったことだったのよ。」
「俺が…言ったこと?」
自分が彼女を傷つける、どういう状況なのか想像もつかなかったし、そんな夢の中とは言え、自分が彼女に酷いことするとは思えない。
- 13 :
- 「最終的にあたしはどっかの皇帝と結婚するんだけど。最後まで期待してたのよ。
今度は小波君があたしをさらってくれるんじゃないか、駆け落ちしてくれるんじゃないか、一緒に生きてくれるんじゃないか、って。
そんな期待をしながら…結婚直前になんとか小波君と会えたの。」
「…それ、で?」
「………『がんばれよ』って言ってくれたわ。夢の中でも小波君は立派ね。あたしの進むべき道を応援してくれて。」
「えっ…?」
「夢の中の小波君には伝わってなかったのよ。あたしの本当の気持ちが。
自分から歩み寄ることが出来ない、臆病な私に気付いてもらえなかった。
あたしがやりたい道よりも、あたしの進まなきゃいけない道を選んでくれ…選んでしまったのよ。」
冴花は悲哀に満ちた表情で、寄り添わせていた身体を彼にしがみつかせる。小波はそんな彼女の頭を優しく撫でていた。
「何度も言うけど、ただの悪い夢だったんだから、気にしないでも…」
「そうなんだけど、そのはずなんだけど…怖いのよ。なんかあれはただの夢じゃなく感じるの。
本当の、もう一人のあたしみたいに感じるの。だから…」
「…だから?」
「今みたいに二人一緒になれたから良かったけど
もしあんなふうにすれ違って…小波君、またはあたしのどっちかが身を引いたりしてたら、とか
もしあんな風に可愛い女の子達が私よりも先に小波君に近づいてたら、とか…考えると、なんだか怖くなって…」
小波と見つめ合うその目元には涙まで浮かんでいたが、以前の彼の言葉を貫こうと泣くのを懸命に堪えている。
「小波君だって、もし何も知らないでいたらあそこで『がんばれよ』って言っちゃうんじゃないかなっ、とかね…
ただの夢だったはずなのに、わかってるのに…んむぅっ!?」
小波は寂しげに話す冴花の頭をいきなり手に取り、唇を奪った。
「んぅっ…むぅっ!……ぅんっ……」
そのまま舌を彼女の口の中にねじ込み、口内を蹂躙する。
舌を絡ませ口の中の味ではなく、感触を存分に楽しむ小波。
長々と責めていくうちに自然と冴花の舌も彼の口の中に進入するようになり、双方の舌が互いの口内を責め合う。
唾液を飲み合い、口周りをべとべとにして深く深く愛し合っていたが
しばらくして冴花が何かに気付いたかのように小波の胸を押さえて、なんとか彼を自分から引きはがした。
荒い息を突きながら彼に話を切り出す
「はぁ、はぁ、はぁ…い、いきなりなんなの?」
「えと、話してる冴花がなんか悲しそうだったから、なんとか止めさせてあげようとしたら、身体が勝手に…ははは…」
誤魔化しの照れ笑いを浮かべる小波。
この男、本当にどうしようもない。良くも悪くも。
「もし夢の世界なんてものがあって、そっちの冴花が俺と離ればなれになってても、この世界の冴花は俺と一緒にいるんだから。
何も心配することはないんだ。…こっちを先に言うべきだったよな。」
何かを言おうと思った冴花だが、すっかり気が抜けてしまう。
気が付けば悪夢のことも忘れ、彼に夢中になっていた。
手段はともかく、情熱的なキスで、傷心の自分を悲しみからすくい上げてくれた事には変わりないのである。
彼は昔からこうなのだ。所々お馬鹿な部分もあるが、いつも自分のために行動してくれる。
そしていつも自分の力になってくれる。
だからこそ、冴花はここまで小波に惚れ込んでしまったのだ。
- 14 :
- 「あなたはいつも……………でも…ありがとうね。」
目を逸らしつつ、消え入りそうな小さな声で感謝の意を表する。より赤く染まる顔が実にいじらしい。
「そうそう!そんでもって…」
「ん?」
ぽんっ、と小波は冴花の両肩に手を乗せる。その実にさわやかな笑みを見た彼女は思わず首をかしげた。
「いやなことは忘れよう。そして目の前の事に集中しよう!…特に目の前にいる俺とか。」
グイッ
「え、えええっ!?ちょ、ちょっとぉ?」
ガシッと掴んだ冴花の身体を小波はいきなりソファに押し倒したのだ。
抵抗する間もなく、小波は何度も身体を交えた経験から冴花の服を易々とひん剥いていく。
ブラウスのボタンをプチプチと外し、ズボンを脱がしていき
下着をぽいぽいとはぎ取られ、あっという間に生まれたままの姿にされてしまう。
「いいだろ?悪い夢なんて生産的で建設的なことヤってればわすれちゃうって!」
「あなたこんな昼間から本当に!ちょ、やめ…ぁ…」
たわわに実った胸を揉みしだく。
お尻にばかり目がいきがちな冴花だが、胸も明らかに平均以上の中々の大きさ、しかも美乳である。
小波はその露出した美乳の片方の先にしゃぶりつく。
ヌルリとした刺激にびくんっと腰が浮いてしまう冴花。
「あぁ、……だめ、それ……そこ、舐めちゃだめぇっ…っ。」
そんな彼女の反応を更に楽しむ小波。
搾るかのように吸い付いたり音を立てて舐めたり、優しく噛んだりと、飽きさせないように責め込む。
先端が硬くコリコリと立ち上がったのを確認すると、もう片方に吸い付きながら、同じく硬くなったそれを指先でクリクリと弄ぶ。
「ひゃうっ……ぁああ……!グリグリいじっちゃだめぇっ!」
「冴花って本当に感じやすいよね。まだあそこ触ってないのに。」
「やめぇっ…んっ…!」
「ひょっとして俺より変態なんじゃない?おっぱいだけでこんなになっちゃうなんて。」
「ち、ちがぁっ!あたしはぁ…ひゃぅ…んっ…!」
無意識のうちに膣への愛撫を求め、秘所をもじもじさせてしまう冴花。
はっきり気付いてはいたのだが、小波はあえて気付かないふりをして胸を責め続ける。
べとべとになるまで胸をいじめられ、キスマークまで残されてしまう。
「やあぁあぁぁ…んんっ…はぁっ!」
「それじゃこっちも…いつも通りびしょびしょだね。本当に変態なんじゃ…」
「うるさっ…ひぁっ…んああぁっ!…やぁあああっ!」
「…本当に惚れ惚れするくらいエロい」
彼女の膣に指を突っ込みながら、勝手に感動している小波。
快楽を求め、うねうねと締め付けてくる魅惑の肉壷を掻き回すと、彼女の下半身がぷるぷると震えてくる。
「んんっ!…ふわぁああぁぁぁ!…んぁ……!ん……あっ!ぁあ……!」
指でいじくり回され、火照りきった膣に小波がしゃぶり付く。
もはや抵抗が無くなるどころか、逆に彼の頭を股間に押し付けてしまっている。
「そ、そこぉっ…いいぃのおぉっ!んぁああっ!」
一層舌が激しく動き、グチュグチュと掻き混ぜられる。その卑猥な水音が更に興奮を高め
縦横無尽に膣内を動き回る小波の舌で冴花は踊らされていく。
「やぁっ!もぉ…んあ、あっ!あっ!あぁっ!…ぅあぁあああああああっ!」
トドメにぢゅるるるるっと音を立ててクリトリスに吸い付くと、冴花の背中が大きく浮き上がり、嬌声が響き渡る。
全身に快楽信号が駆け巡り、ビクビクと激しい身震いをしながら深い絶頂に達した。
- 15 :
- 「はぁ…はぁ…」
「………」
いつものキリリと細められている瞳はトロンと蕩け、口の端からは涎まで垂らしている
だらしなく快楽に身をゆだている冴花の表情。
小波は喉をゴクリとならす。今の彼には刺激的すぎたようだ。
「さ、冴花…もう、いれちゃっていいよな?ちょっと我慢しすぎでヤバイ。」
「ちょっ、やすませ…んぅっ!や、やめなさっ…!」
小波は脱力しきった冴花を四つん這いに起こし、痛いほどに怒張したそれを彼女の膣にあてがう。
先端がくちゅりと当たるだけで彼女はビクンと反応してしまう。
もう辛抱堪らんとばかりに、その巨根を彼女に一気に突っ込む。
「ま、まだ…だめ…ふああああああああっ!あっ、あっ、あああっ!…ふかいっ、ふかひぃっ!」
「うぁ……全部入ったけど…やっぱり冴花のマンコ気持ち良過ぎて…やばい…」
「へ、へんなこといわな…ふあああっ、んああっ!…だめえええっ!」
冴花の言葉が終わる前に激しい抽送が始まる。
小波は手加減無しで己の劣情を冴花にたたきつける。
彼女の魅力的なお尻に、彼の鍛え上げられた腰が大きな音を立てながらぶち当たり
きゅうきゅうと締め上げる肉壷をかき分け、引くたびにカリ首がその中掻き回す。
凶器のような肉棒がズシンと突き立てられ、膣内を掻き回す度に
冴花の身体には抑え難い程の快楽が注ぎ込まれ、電撃となって全身を駆け巡る。
顔を真っ赤にした冴花の目からは彼が禁じた涙すらこぼれ、多くの男に劣情をもたらすあでやかな物となっていた。
「あはぁぁぁっ、ふあぁあああっ、ふといのがっ、そこ、グリグリしちゃだめぇぇぇぇ!」
「…っ!冴花、えろすぎるよぉ…きもちいいよっ…くっ!」
冴花をそれほどまでよがり狂わせている小波自身も、同じ様に強烈な快楽を得ているのは言うまでもない。
男を搾り取らんと絡み付き、極上の締め付けでもてなす冴花の名器。
それを彼女が悶えるほどに激しく突き、肉壁に擦りつけているのだ。男を獣に変えてしまうには十分すぎるほど甘美な感触だった。
「あ、あっ、そ、そんな激し、激しいのっ、らめぇっ!あたし壊れちゃ、壊れちゃうっ!
イクッ、イっちゃぅ…!ふあああああっ!ああっ!ああああああああっ!!」
「…ぐ…」
先に絶頂を迎える冴花。顔をソファにこすりつけるように倒れながら、その場にへたり込んでしまう。
それと同時に膣内も激しく収縮し、上側のざらざらとした感触が更に内部の肉棒を刺激し…
「さえかっ、さえかっ…さえかっ!」
「らめええええっ!いまびんかんなのおっ!びんかんでかんじすぎちゃうっ!かんじすぎちゃぁああぁぁ!」
新たな快楽にさらされてしまった小波には理性など欠片も無く
彼女の膣内に一刻も早く欲望のたぎりをぶちまけることしか頭にはなかった。
冴花の片足を抱え、怒涛の勢いで腰をたたきつける。
今まではその魅惑の尻肉によって進行を阻まれていたが、新しい体位によってより深く欲棒を突き刺しはじめる。
子宮を直接打つような衝撃が冴花の全身に走る。
「もぉ…っ!もぉだめぇっ!だめっ、いっちゃう、またイっちゃっ!イっちゃ、ぁ、あぁあああっ!」
「俺も、もう、冴花の、スケベマンコに、全部だすよっ!」
普段の聡明な顔つきからかけ離れた、快感に支配された冴花は、再び身体の最奥に直に刻み込まれる快楽に律動し、それをひたすらに受け入れるしかなかった。
そして小波は悶え泣く冴花の中で最高の快楽と解放感を味わおうと、ラストスパートをかけ、ひたすらに、力の限りに腰を振るい…
「こなみくんっ!、こなっ…ああああぁぁぁああああぁぁあああぁぁぁあっ!!」
「さえかああぁぁああああっ!!」
- 16 :
- ドピュッ!ドピュドピュッ!ドピュッッ!
絶頂と共に小波の欲望が解き放たれる。
最奥に加えられた新たな刺激に冴花が耐えられるわけもなく、嬌声を上げながらその場にへたり込んでしまう。
小波は小波で待ち望んだ大量射精に伴う圧倒的快楽、開放感でがたりと腰が砕ける
その拍子に冴花の中から小波のモノがにゅぽんっと引き抜かれ、中からとろぉ、と精液があふれ出た。
「また中に出したわね…」
「あ、その…次からは気をつけるよ…」
「……それ週に何回言ってると思ってるの?」
「ご、ごめんなさい…」
「先週の夢の話からちょっと考えたんだ。どうやったら冴花があんな夢を見て不安にならないか、って」
「そんなに気にしなくても良かったのに…」
「要領いいやり方がわからなかったからさ、簡単に考えて、冴花を不安にさせなきゃいいと思ったんだよ。」
「頼もしい話だけど、つまりどうするの?」
「えーと、その…なんだ、そう、プロ野球みたいな感じなんだ!」
「…はぁ?」
「昔、俺はプロに入るのがゴールだと思ってた。
実際のプロ入りは、ゴールであるのと同時に厳しいプロの世界への第一歩でもあったんだ。
一つの門で一つの門出、みたいな、くぐることで一つ終わって、新しく始まる、って感じ?」
「それとどういう関係が………え?」
「それと同じように、冴花と一緒に同じ門をくぐりたいんだ。
冴花と一緒のゴールであって、冴花と一緒の世界への第一歩を。」
「…」
「ストレートに言えば、大学卒業したらすぐにでも結婚して欲しい。」
「……」
「…返事お願いします。」
「………」
「えーと…個人的にムード作ってみたつもりだったんだけど…ダメだった?」
「……………あたし、散々言われるんでしょうね…漫画みたいな恋愛とか、玉の輿とか。」
「まぁ、そこら辺は申し訳ない。」
「永久就職じゃなんのために大学出るんだか。」
「俺の栄養管理とかのサポートやってくれると嬉しいな。」
「というか何年も同棲しておきながらこんなに改まるってのも、なんか変な話よね。」
「ははは、厳しいなぁ冴花は。本当に嬉しくないの?」
「勘弁してよ…少しくらい憎まれ口叩いてないと嬉しすぎて泣いちゃいそうなのよ…」
「やっぱり冴花は強い子だな。うん、安心した。」
「浮気したら…本当に泣いちゃうからね。」
- 17 :
- 以上です。
必要以上に13主を変態にしすぎたかも…
誤字脱字等あるかもしれませんがご了承ください
- 18 :
- GJ
- 19 :
- GJ!
13主は変態であってこその13主だから気にしなくていいよ
- 20 :
- GJです。やっぱりラブラブはいいなあ。
- 21 :
- GJ!
前半の変態展開と後半の甘い感じのギャップがw
- 22 :
- GJ!
仕事で疲れてたので甘い話を読んでると癒されます。
- 23 :
- GJ!
- 24 :
- >>17
GJ!
冴花はホント我慢しちゃいそうだからなあ
弱みを見せるとこが可愛かった!
- 25 :
- GJ!
やっぱり冴花いいね
こういう甘いやつ読むと
前スレ最後に真琴の陵辱について語っていた自分の心が洗われるようだ
- 26 :
- あ
- 27 :
- 前のスレの最後のほうで盛り上がってたまことネタを書こうと思うんだけど陵辱ものと純愛もの、どっちのほうが需要あるかな?
- 28 :
- 需要は求めるものじゃない作るものだ
書きたい方を書け
- 29 :
- どっちも書けばいいんじゃないんだろうか(提案)
前から思ってたんだが甲子園はパワポケと別扱いなのだろうか
あつまれのほうの舞が結構好みだったんだけどな。書いていいものか
- 30 :
- やったことないから検索したが
けっこうマネジャー可愛らしいな
と思ったら、熱闘の方だった
どういうゲームなんだ? 栄冠ナインみたいな感じか?
それともパワポタの情熱とか?
- 31 :
- それこそググれよ
- 32 :
- キャプテンになって一年間で甲子園を目指す話
同じチームに優秀な選手がけがして主人公に励まされて復活するという13主
的な選手がいる
舞はチームのマネージャー。一緒に星を見に行くうちに「手をつないでもいい?」
とか聞いてくる。ぐうかわ
- 33 :
- 一方13に出てくるマネージャー二人は星空の元で盛っていたとかなんとか
- 34 :
- >>29
いいと思います。
- 35 :
- 集まれの方ググっても画像出て来ねえw
熱闘の方はおさげと真夏って娘がかわいい
- 36 :
- なぜキリちゃんはあまり話題に上がらないのか
同じマネでも冴花は当然で
旧キャラの唯、佐藤氏ねで有名なゆきちゃんとかは人気あるのに…
- 37 :
- >>34
ありがとうございます
知名度がないのでなんとか話が分かるように作ろうと思います
- 38 :
- キリちゃんは真央梨子春香ちゃんがいたから…
- 39 :
- 小春ちゃん忘れんなよ小春ちゃん
- 40 :
- 小晴だった、すまんこ
- 41 :
- キリちゃん好きだよ
7だと一番好き
ヒーローに負けてNTRれる悔しさばかり経験したが
- 42 :
- 小晴=有田のイメージがあるからなー
- 43 :
- 642 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2012/09/15(土) 23:50:40.65 ID:???
◆EqHQZWqzBが書くと情熱によって絶対荒れるのが分かっているからな
あとSSの内容も手伝って評判は良くない
643 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2012/09/17(月) 08:27:50.76 ID:???
◆EqHQZWqzBは実際情熱だろ
デカ尻に擬音多用
尻描写への以上なこだわり…
644 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2012/09/17(月) 13:29:58.72 ID:???
>>643
つまり叩きから何まで情熱の自演か……
645 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2012/09/17(月) 19:10:58.42 ID:???
>>644
おそらくはな
まあ情熱ならやりかねない
みんなの嫌われ者◆EqHQZWqzB
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1206516
新作にも10点よろ
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=30208377
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=30268120
- 44 :
- ここで湯田の妹の話題が全然出ないのはある種の様式美だな
- 45 :
- >>41
キリちゃん「レッド様素敵!大好き!抱いて!」
武美「…風来坊さん。この人、風来坊さんとどういう関係なのかな?かな?」
9主「そういう関係じゃない…」
- 46 :
-
loading
陽だまりの果てより
陽だまりの果てより
神条紫杏は、巧妙に仕掛けられた感情の仮面を除けば、そこには年と変わらなぬ少女の顔があるという事を、多くの人間は知らない。
彼女と交流の深い二人でさえも、そう、あえて指摘しないのであれば知らぬのと同義であり、最もそこに至るまでの思惑には大きな違いがある。故にそれが互いを理解しえない要因となっていた。
もし彼女らの間に神条紫杏という、彼女ら自身にとって神とも呼べるその存在がないのなら、彼女らはきっと、互いをしてしてし尽くすような、何処までも不毛な関係になっていたはずだ。
実際にどのような力関係があるとしても、共通するのはその狂気染みた忠誠心だけである。
浜野朱理は世界に救いを求め、大江和那は理解者を求めた。
そういう意味では、彼女らが神条紫杏に出会ったのは、必然だったのかもしれない。
神条紫杏の理想は変革と救いを、その心はありのままの平穏を望んだからだ。
彼女は変革を選択したが、どちらに価値を見出すかは、全宇宙にとっても大きな問題であった。
しかし、あるいは、こういう言い方も出来る。
騙しを得意とする彼女が、もしかしたら、ほんの少しでも、せめて自分に嘘をつけない程に不器用で、正直な人間であったなら。
世界などに目を向けず、青春を謳歌出来る人間であったなら。
恋に身を焦がす一途さに、安心を求められる人間であったなら。
彼女はきっとーーーーー世界一幸福な女に成れたはずなのだ。
- 47 :
- 乙。
続編あるの?
- 48 :
- こういう雰囲気好きだわー。おつおつ
>>45の後両方抱くという選択肢が思いつかないあたりやっぱり9主だと思う
- 49 :
- 陽だまりの果てより、の続編です
だから哀れであると人は言う。
彼女は真面目過ぎた人間を演じようとした。そして、馬鹿だったのだ。
自分には誰かには出来ない何かができ、それは世界を変える事の出来る何かであると。
彼女にできたのは、ただ偽ることだけだったというのに。なまじ賢いばかりに、能力を認められたと。
盲信者、であった。
彼女は、人という存在を好み、愛し過ぎた。無償の愛は、それらの人々には重い、重い足枷となった。
だから、冷たい言い方をすれば、こういうことになる。
………彼女は人類に勝手な信頼を押し付け、そして裏切られたと、勝手に失望した。
ただ、それだけなのだ。
彼女は真面目過ぎたのではない。
最後の最期まで、彼女は理想を信じ続けた、無邪気な子どもだった。
その全てが理解できた時には、彼女は薄暗い闇の中にいた。
銃弾に貫かれた腹部にはすでに感覚がなく、あの時、あの崖の上で彼にぶつけた感情の如く、どす黒い血液が流れだしていた。
これが全て流れ落ちた時に自分がぬのであれば、この身は天の杯と言ったところか。
犯され、全てを失うというのなら、それは自分にはお似合いの罰なのかもしれないと、彼女は他人事のように思った。
最も、最期まで彼女がその仮面を取らないのなら、本当にそれは他人事となるのだろう。本当の自分を曝け出した瞬間など、いつのことだっただろう?
- 50 :
- ーーーーああそうか。
オォン、とまた一つ。
感覚が消えた。
ふわり、ふわふわ、とぷん
微温湯に浸かっているみたいだった。微かな振動を伝える車のシートも、着慣れないスーツの感触も、全部消えた。
それだけのことに、神条紫杏はひどく大きな感動を覚えた。
仕事着を脱ぐだけで、あるいは女として着飾るだけで、これ程にまで、心が軽くなるのだろうかと。
ならば、私を縛っていたものは、存外安いものだったのかもしれない。
「………………きっと、そうか」
それが誰の声か、彼女にはわからない。
秘書が呟いた一言かもしれないし、もしかしたら他ならぬ彼女自身の声だったのかもしれない。
たが紫杏にとって、その問答は意味を成すものではなかった。
前者ならばその者に感謝を、後者ならば自分に感謝を。どちらにせよ、することは変わらない。
「………………きっと、そうだ」
今度は、自分で、噛みしめるように、呟いた、一言。
きっと、そうか
人が料理に舌鼓をうつが如く、言葉を転がす。
そうか、そうか。きっと、そうか
何度も何度も、口内に残った血の味が消え、錆びた匂いは世界に溶ける。
きっと、そうなのか
よく考えてみれば、どうということはない。
なんだろうな、全て捨てて、奪われた、この道は。自らが選んだ道が、己は、後悔していると。
してして、多くの人をに追いやったのは、私ではないか。なのに、その道を、私は、誤りだ、と。
ーーーーーああ、きっと。
「ーーー何なのだろうな、私は」
なんなのでしょうね、貴方こそ
……。
最期の最期まで、ただの、小娘だったに違いない。
無様、だった。
そして、愚劣だった。
それは私の役目だと、誰かに踊らされ。
最愛の父を、くだらぬ三文劇のために失い。
自分を慕ってくれた友人を地獄に突き落とした。
だとすれば、報いなのだろうな。
今際の際になって、ようやく気付いた。
- 51 :
- ーーーーーーーーーーは」
その瞬間、確かに、神条紫杏は、己を嗤った。
なんだなんだ
簡単なことじゃないか。
この十しかない指と掌で、数多に及ぶ人間を支えることなど、土台無理だったのだ。
自分の心さえ理解出来ないくせに、なんて過ぎた高望みだろう。
もし私が、自らの容量を見誤らなかったら。
この手に見合うだけの幸せを追う事が出来たなら。
きっと、誰かは、認めてくれたんだろうか。
他ならぬ自分自身を、認めてくれるのか。
私の愛した彼は、私を、赦してくれるだろうか。
「ーーーだったら、いいなぁ………」
ああ、きっとそうだ。
誰もが、私を罵るだろう。
悪魔と、人でなしと、独裁者と。
誰もが、行き場の失った怒りを、言葉に変えて、放つだろう。
耐えられない、と思う。
それらは欲望に塗れた醜いものではなく、ただ純粋に、正義の言い分だ。
愛するものをされた者の言い分は、きっと、何よりも私を苦しめる。
でもせめて。
彼は、私を、赦してくれるだろうか。
愚かで、腐敗した私を、愛してくれるだろうか。
「ーーーだったら、いいのに、なぁ………」
でもそれはきっとーーーー
届かない、願いごと、だ。
- 52 :
- GJ!
悲しい作品だ。だが、それがいいと思う
- 53 :
- 解っている。解っている。
赦してくれる筈などない。贖罪が叶うのは、全ての裁きを受けたその後だ。
それでも足りないと思う。
そもそも彼ほど善良で高潔な人間が地獄に落ちるなどありえるはずがない。
その後の話は聞いていないけど、他に愛している人を見つけて、幸せにやっているのだろう。
あの時、あの瞬間に、彼は選択したのだ。
お前と一緒に地獄には堕ちないと。
未練。
自分で捨てた未来だ。
なのに、彼の隣に知らない女がいるという事実は、にかけているという事実よりもさらに紫杏を苦しめた。
そして、そうだと気付く。
きっと私は、彼と一緒に居たかっただけなのだと。
そうだ。そうだ、そうだ。私は、否、あたしは
優しい光を放つ彼に惹かれて
自由なその生き方に憧れて
鋭利な眼光に欲情して
躍動する姿に心が震えた
神条紫杏は、彼を、遠坂正蓮を、愛していた。
嗤うだろうか。彼は、あたしを。
幸せを捨てた馬鹿な女だと、嘲笑うだろうか。
それとも、泣きながら、笑いながら、馬鹿なやつだなあと、抱きしめてくれるだろうかーーーーーオォン
- 54 :
-
また一つ、いや、全部の感覚が消えた。
これが、というもののカタチなのだろう。
形容し難い闇に喰まれるその様は、不思議にも、柔らかい陽だまりの中で睡魔に身を委ねるような、驚く程に温かい感触だった。
そうして、洗われるのだ。
きっと、この陽だまりの中で、あたしは。
幾多にも及ぶこの返り血を、落として欲しい。
そうすれば、あたしは。
彼の幻想に抱かれる事が赦されるくらいには、贖罪が叶って。
女として、生きて、行ける。
だから、あたしは言おう。
全ての罪を償って、彼に会いたい。
愛してると、その手をとって、華やかでも何でもない、何処までも陽だまりを歩いてやろう。
きっと、そうだ。
そうして、また一つ。
憂いに挽いた言霊を。
この地の果ての、陽だまりからーーーーーーーー
- 55 :
- 陽だまりの果てより、これで完結です。
紫杏が好き過ぎて書きました初SSですが、思ったより難しかったです。
見てくださりありがとうございました。
- 56 :
- 追記、主人公の名前は何となく辞書でめくったところを使いました
- 57 :
- 乙!
作品書いてくれるのはうれしいけど
次からは直接SSを書き込むんじゃなくて、事前に文書を用意しておいて
コピペで貼り付けたほうがいいよ
- 58 :
- GJ!
- 59 :
- というかそうしてたっぽいな
すまんかった
ただ単に>>54-55の時間がちょっと開いてたから勘違いしてしまった
- 60 :
- カズ「悲しいけど印象に残る話やなー、やっぱり柴杏は引き際がよかったんやろうなぁ…」
- 61 :
- 「こ、のぉッ!」
その一撃は的確に、ガラ空きとなった小波十蔵の急所を捉えた。
慟哭が形を成したようなそれは、十蔵の骨を砕き、肉を裂き、臓器をブチ抜いてなお勢いを失わず、降り抜かれた。
その未曾有の衝撃が、純粋な殴打によるものだと気付いた時には、十臓は抉られた地面に叩きつけられ、呼吸さえ困難な状況にあった。
「くそったれ、…………!」
思わず悪態をつく。
視界をふさぐ砂塵の中、それさえ無ければ姿を隠すこともできたかもしれない。
つまり、自分は感情に身を任せ失態を犯したのだと、十蔵は悟った。
だが同時に、そんな小細工じみた技が通じる相手でもないと、十蔵は痛感していた。
浜野朱里は、完全無敵冷酷無比な、人者だった。
旧世代サイボーグとは思えない。
速度も筋力も、なに一つ敵わない。
今だけ戦える力が欲しいと、様々な薬品で自らを強化した。
今なら通常の軽く20倍近い運動能力が、残り半分の寿命を代償に得られると言われた。
対して浜野は、幾多もの戦闘で摩耗した旧兵器。
その状況での、この戦力差。
その代償にかかった制約など、推して知るべしだ。
「んの、バケモンがぁ………!」
十蔵は何とか体制を立て直そうとする。
対衝撃スーツも、こうなっては役目も糞も無い。
車にはねられたってこんなに傷つかないに決まってる。
時間は、あとどれ程だろうか。
ヘリの配線は破壊したから、多分、まだ10分は大丈夫なはずだ。
いや、10分のみというべきか。
時間内に紫杏を連れ戻さなければ、身体を棄てた意味も無くなるのだ。
「く、そっ………」
それまでに、出来るのだろうか。
和那も敵わなかった浜野を倒し、紫杏を、救う事など。
みたいな紫杏をめぐる10主vs浜野を見たい
- 62 :
- エロパロでやる意味がどこにあるんだwwwいや好きだけどさそういうの
- 63 :
- ぶっちゃけエロ多めのss総合スレになってるからなここ
- 64 :
- そして復讐に身をやつしダークサイドに堕ちる10主
- 65 :
- 10主×さらの純愛書きます
10主の能力値(エミュとチートで作りました! パスワードほしいですか?)
名前 月牙
右投げ右打ち ピッチャー 背番号1
155km コン202 スタ173
変化球 カーブ6 スライダー5 シンカー4 フォーク5
特殊能力 威圧感 キレ○ ノビ○ 打球反応○ ピンチ○ 勝ち運 鉄腕
- 66 :
- 勝った・・・俺達は勝ったんだ
余韻を残したまま学校に戻る、一番最初に出迎えてくれたのはさらだった
「月牙君・・・」
「さら・・・」
これ以上言葉が出てこない、しかし二人の間に言葉はいらなかった
ちゅっ、ちゅっ
抱き合いながら何度もキスを繰り返す
「ん・・・・・・」
俺は何か言うのも忘れさらを全裸にする
「かわいいよ」
「やだ、あんまり見ないで」
- 67 :
- さらの控えめなおっぱいを揉む
乳首が立ってきた
「ああん!」
「ごめん・・・」
「いいの、続けて」
今度はマンコに指を入れる
もう濡れていた
「いくよ」
「うん」
勃起したペニスをマンコに入れる
温かくて柔らかい
- 68 :
- 「はあ、はあ・・・・」
「ああ、あああっ、気持ちいい!!」
さらも快感を覚えているようだった
俺はピストン運動を激しくする
出し入れが次第にスムーズになった
「ああ、あーっ、もっと!」
さらの言うままに腰を振る
いきそうなのを必に我慢していた
「ううう!」
しかしすぐに我慢の限界に達しさらのマンコに精液を溢れさせてしまう
「あ、出てる・・・」
- 69 :
- 「優勝、おめでとう」
「ありがとう・・・」
抱き合ったまま射精の余韻を味わった
終わり
- 70 :
- 能力とかパスワードとかは完全にスレ違いやねえ…
- 71 :
- なんつーかSS投稿したその姿勢はいいんだが、テンプレ読んでるのかとかゲーム系のスレでエミュ+チート(not割れ)つかってるとかまずパロメータを公表する必要があったのかとか色々ありすぎてうまく言葉に出来ない
- 72 :
- 保管庫行って来たけどいつの間にか札侍編に作品一個投稿されてたんだがww
- 73 :
- 札侍は小杉と真琴以外の仲間がいないからネタになりずらいんだよね
年上のお姉さんだらけのキュウコクで翻弄される主人公とかは面白そうだけど
- 74 :
- その分まこととの濃厚な絡みなんかもいいかもよ
- 75 :
- まことと14裏主は健全すぎてなぁ…
- 76 :
-
13裏、まこと&ハイバラ※凌辱注意
まことはホンフーに捕まりすでに体はボロボロだった。
(くっ…ハイバラ殿助けて…)
『さて、そろそろやってくるころかしら?』
とかホンフーが思っていた矢先ハイバラはやって来た。
『やっと来たわね。おっと?日本刀は閉まっていただける?じゃないとこの子がどうなるか知らないわよ?』
『……』
『おい?ホンフーさんの言うことが聞こえなかったの…』
ブシャアアア‼
言い終わる前にハイバラはホンフーの部下を斬り倒した。
『あらあら』
バン‼
銃声の音が鳴り響くとまことはすでにお腹のあたりを抑えていた。
『く…』
『脅しだと思った?いつもの無表情が台無しよ?早く刀を捨ててちょうだい』
『ハイバラ殿‼あたしは大丈夫だから戦ってください‼』
カランカラン
ハイバラは諦めたようだ。
『利口なようね。さぁやってしまいなさい』
ドカバキボコ‼
ハイバラは気絶したようだ…
- 77 :
- どれくらい気絶していたのだろうか目が覚めるとどうやら洞窟の一室にいるようだ。
刀はとられたようだった。
気づいてみると目の前にはなんと全裸で腕だけ拘束され立たされてるまことがいるではないか。
そこにホンフーもやってきた。
『どうやらお目覚めのようね。動いたらこのあなたの日本刀で彼女はんでもらうわよ。』
『まこと殿‼貴様早く離せ』
さすがのハイバラもこの状況では冷静にはいられなかった。
『ハイバラ殿見ないで』
まことはこの辱めに耐えることはできないようだ。
『今からがお楽しみなのに』
そう言うとホンフーは部下を1人呼びまことの胸を揉み出した。
『いや、やめろ‼後でどうなるか知らんぞ‼はぁ…はぁ』
『やめろー‼』
『あらあら、そりゃそうよね好きな人を前にしては』
しかしハイバラの言葉とは別にどんどん揉んでいく。
『はぁ、いやぁん、あっあっ、やめっ…』
『ふふっ感じてるじゃない』
『そんなことは…あっあっあっ』
まことの胸はかなり揉みほぐされておりいろんな形に変形させられていった。そして、突起もかなり硬くなっており、そこを扱いてやった。
『あん、あんだめだめだめ』
そしてそこを思いっきりすわれ頂点に達しようとしている。
『いやぁぁぁぁぁぁ‼イッちゃう〜』
ビクンビクンと体を震わせイッた。
もうまことは剣士ではなく女となっていた。
- 78 :
- 『あらあら、ハデにイッちゃって。どうハイバラ?』
『くっ…もうやめてくれ俺ならどうなってもいいから…』
『それはダメだわ。今からもっと虐めてあげるんだから』
そう言うとホンフーはバイブを取り出しまことの秘所に入れようとした。
『お願い…はぁはぁ…もう…許して』
そんな頼みとは別にホンフーはまことの秘所にバイブをつっこんだ。
『いやぁぁぁぁぁぁぁ‼ダメぇぇぇえ‼』
まことは体をくねらしながら逃げようとするが決して逃がしてはもらえない。うねるバイブがどんどんまことを虐めていく。
『お願い…あんあんあん…許して…お願い…あん』
『ふふふ、言ってるわりには愛液だらだら出しちやって可愛いんだから』
そうまことの秘所からは愛液がどんどん溢れだしている。太腿から膝はもうベトベトである。
『あぁもうイキそうイキそうイキそう‼ダメぇぇぇぇぇぇえええイクぅぅぅぅう』
そう言うとまことは大量に潮を吹いて絶頂に達した。噴き出した愛液はまことの足元に大きな水溜りを作っている。
ハイバラはもう見ているのが辛かった。しかし見ていなければまことの命が危ない。これほど地獄に感じたことはないだろう。
まことはもう意識がはっきりしていないようだ。
『これで終わりじゃないわよ。さてもう一回やりましょうか。』
- 79 :
- そう言うと同時にホンフーの部下は手マンを始めた
『あぁイッたばっかりなのに…あひぃ』
Gスポットを中心に早くからかなり強烈な責めを始める
『もう…いくっ…らめぇ…』
まことの体は限界のようだ。しかし指は止まらない。
『あんっあんっあんっ…またイクぅぅぅぅぅう』
しかし今度はイク直前に責めを止めたのである。
『へ?』
そしてまた再開する。
寸止めである。
『いやぁぁぁぁぁ‼今度こそイキそうイキそうイキそう‼』
しかし指は止まる。
『はぁはぁ…やめて…』
まことはもう性に目覚めていた。しかしハイバラの前という、僅かな希望だけで理性を保っていた。
『あらあら、イキたくないの?お願いしたらイカしてあげるのに』
『誰がそんなこと…あぁもうダメぇぇぇえ』
また止まる。
繰り返し繰り返され1時間が立った。
遂にまことの理性は崩壊した。
『はぁはぁ…もうダメ…イカしてください…』
『よく言えたわね。でも遅すぎよ。代わりにホンモノで犯してあげる。』
『え?それだけはダメ‼許して‼なんでもするから』
ハイバラもそれだけはやめて欲しかった。まことにしてもこんな姿を見られても始めてはハイバラにあげたかったからである。
『部下のやつで存分に楽しんでね』
ハイバラはふとあることを思い出した。そして胸のなかから拳銃を引き出し部下とホンフーを撃った。
『何…サムライのあなたがピストル?…』
『これしか救う方法がなかった…』
ハイバラはサムライのプライドを捨ててまことを救ったのである。
刀を取り戻しまことの拘束具を斬り捨て服を着せなんとか逃げた。
- 80 :
- そして島に来た時の船に乗りデジーマになんとか帰ってたのである。
『ハイバラ殿助けていただきありがとうございました。その…今日は家に泊まってください』
『……ああ』
『あの…実は…今日のことなんですが…このまま終わったらわたしはもう怖くて一生できなくなると思います。だからハイバラ殿が良ければ私に本当の快感を与えてもらえないでしょうか?…』
ハイバラの方もまことのあんな姿を見て我慢できないでいるのは言うまでもなく、こくりと頷いた。
初めては痛いものだと言うが不覚ながらまことは散々焦らされていたので痛いどころか気持ち良いのであった。
『ああ…これがハイバラ殿の…すごい…気持ちいい…』
『まこと殿動いていいか?』
『ええ、存分に動いてください‼』
そう言うとハイバラは腰を存分に振り始めた。
『あん、あん、すごい‼気持ちいい‼気持ちいい‼』
ハイバラの方も止まらなくなり胸にも手を伸ばし胸を揉みながらまことを絶頂えと導いていく。
まことの中はとてもキツく締め付けまくっていた。
『くっ…イキそうだ』
『わたしも…あひぃあひぃ…らめぇらめぇ…中に…中に…だひてぇ〜』
そう言うと同時にハイバラは大量に白濁を注ぎ込んだ。
『イクぅぅぅぅぅぅぅぅう』
今までにないほど体を弓なりにしてイッた。
しばらくそのままで抱き合っていた。
『まこと殿これから一緒に暮らさないか?』
『えっ?もちろんでございます。』
こうして2人は仲良く暮らすのであろう。
おわり
- 81 :
- 以上です。
話が長くなりすぎてもと思い、適当な部分もあると思いますがそこはすいません。
後言葉使いはズレてる可能性あるけどご了承ねがいます。
また機会があれば書いてみようと思うので話のネタを蓄えたいと思います。その時はまた読んでくれたら嬉しいです。
- 82 :
- 乙。
適当な部分もあるけどなかなかの良作だな。
- 83 :
- GJ!
後半部分はなかなか良いな。今後に期待。
- 84 :
- 13のまことがハイバラと付き合っててちょっと残念だけど、14では主人公にゾッコンだからいいや
- 85 :
- 前スレで上がってた13裏のナツミ×ハーシバル投下します
ちょっとだけ自分の過去作と繋がってます
『軍人の変人攻略√』
- 86 :
- 「えーと、こんなもんでいいのか…な?いやでも…」
慣れないワンピース選びに手間取るナツミ。
興味がなかったと言えば嘘になるが、まさか自分からこんな事をするようになるとは思っわなかった。
「わかんないなぁ…クソッなんで俺があいつのためにこんな…」
別に女の自分を捨てたわけではない。
女であることが足枷になることもあれば、好都合だったときもあった。だから女らしくなくとも女である事を否定的に見たことはない。
「いや、あいつのためでもなんでもないって!ただ単にいつもの格好じゃ人として失礼ってだけで!」
それでも、こんなふうに自分から女としての行動をとる日が来るとは思ってもいなかった。
ツンドランドとグレートクインが和平を結んで数年。
ナツミはツンドランド戦任務の終了により、強制的に暇を出されてしまったものの
今ではなんとか軍部に残留し、小さい船ではあるが船長に戻っている。
国は独立を目指すニューホープ側に対して厳戒態勢をとってはいるが、未だ大きな動きを見せる様子はないので
周辺を荒らす海賊団の取り締まりくらいの仕事しかないが、それでも彼女は「国を守るための海軍」としては十分に働きを見せている。
しかしいかに若き海軍海尉とはいえ年中働き通しというわけでもなく、プライベートくらいは存在する。
これまで彼女に趣味らしい趣味はなく、ブサイ王女のいない後の軍部でも浮き気味だったため共に過ごす同僚もいない。
そんな彼女のプライベートと言えば、知り合いの変人学者と飲みに行くくらいのものだった。
その学者の名はハーシバルという。
数年前に少し世話になったコンキスタ号という船に乗っていた学者で
そこのキャプテンが冒険の目的を果たしたから、ということで今ではこの国に移って冒険で得た膨大な資料をまとめている。
最近は少し学者として有名になっているらしいが、彼女には完全に管轄外である。
第一印象こそ最悪だったが、変人であることを除けば悪い奴ではなく
むしろ女軍人としか見られなかった自分を一個人として気遣ってくれた数少ない男。
ナツミ自身、今ではどこか憎からず思っている相手である。相手のほうはどうかわからないが。
その日は軍事演習もなく、かといって海上での悪い知らせも聞かず
彼女にとっては珍しく何もない一日。さらにここ数日は非番となる。
それならば、と言うことでハーシバルの元に向かおうとするが、ここで一つ気になることがあった。
いつも彼に会うときは仕事帰りだとかでいつもの赤い軍服姿なのだが
仕事もない日に軍服、というもの変な話ではあるし、なんとなく失礼な気がする。
なにより彼の前で少しくらいおしゃれをしてみたいというのもある。
「別にあいつが気になるとかじゃなくって、俺にもこういうことを経験するいい切っ掛けだと思って…」
誰に言ってるわけでも無く、自分に言い訳している様は微笑ましいが、本人は苦労しているのだ。
なにぶん「切っ掛け」の出来事なので可愛らしい服、などという物がよく分かっていない。
そもそも私服らしい私服をあまり持ち合わせていない。手直しした母親のお下がりがある程度だ。
そんなこんなで散々迷った挙げ句、新しいワンピースを購入。
- 87 :
- 「一緒に昼でも食べないか」と誘いをかけるつもりだったのに、気が付けばそんな時間はとっくに過ぎていた。
タイミングを逃した(コンマイ的な意味で)感じはするが、じゃあ今日は止めにしましょう、というわけにもいかない。
そうしたら彼女の半日が水の泡となってしまう。
それを防ぐためにも彼の家に向かうが、口実を逃してしまった今、なんと言って会えばいいのかわからない。
「適当に『急に顔を見たくなって…』とか言っておけば…ってこれじゃあまるで惚れてるみたい…
違う!無い無い、絶対にそんなんじゃない!ああっ、あの馬鹿!勝手に俺を混乱させやがってぇ!!」
どう考えても勝手なのは彼女だが、それを指摘する者はいない。
容姿端麗とはいえ、町中で喚き散らしている見知らぬ女性
(一応彼女はこの町在住なのだが、少なくとも今の彼女は確実に見知らぬ女性扱いである)
が不審に思われないわけもなく、多くの人が遠い目で彼女を見ていた。
「もう本当に適当でいいだろ。『たまたまここを通りかかったから寄ってみた』
これでいい。あんな唐変木なんか!」
初めてのワンピースでめかし込んでおいて、「たまたま通りかかった」とは随分と無茶な話だが
「あんな唐変木」がそれに気付くわけもないのは確かなので答えとしては間違っていない。
「留守かよ…待つか、仕方ない。」
彼のいる集団住宅地に来たが、残念ながら不在のようだ。理由は分からない。
学者といっても元々フィールドワークを中心にしているらしいから、ひょっとして遠出してるのでは
とも思ったが、そんな話は聞いたことも無いし、本人も言っていない。
最近はよく話すようになったので、そういうことがあるなら少しくらい話してくれるはずだ。
遠出でないならすぐに帰ってくるだろう、と思ったナツミは彼の家から少し離れたところで待機することに。
するとほどなくしてハーシバルが帰ってきた。
「おーい、ハーシバ…ル…?」
その姿を一目見た瞬間、彼女は思わず近くの街路樹に身を隠した。
帰ってきたのはハーシバルだけではなかった。
彼の側には女性がいた。緑髪の落ち着いた雰囲気の綺麗な女性が。
(なんだあの女…あんな人が、あの変人に何の用なんだ?)
ナツミはバレないように陰からそっと二人を見つめる。
話はよく聞こえないが、ハーシバルは実に楽しそうにしゃべっている。
隣の女性は無表情のまま彼の話を聞いている…のか聞き流しているのかはわからない。
そうして二人で話しながら、ハーシバルの家に入っていった。
「うそだろ…?」
二人が家に入っていってから随分建つ。
今のナツミは押し潰されそうな不安と共に待つ事しかできなかった。
別に不安に思うこともないはずなのに、なぜこんなにも不安なのかわからない。
あの女性がハーシバルとどういう関係なのかは不明だが、別にどんな関係でも良いはずなのだ。
どんな関係であっても、自分とハーシバルは良き友人には変わりない。
別に彼があの女性と男女の仲にあったとしても、良き友人、という関係が無くなることは無いだろう。
理屈では合っているハズなのにナツミの心は深く沈んでいた。
自分でもその理由が少しは分かっていた。認めたくなくとも分かってしまった。
気に入らなかったのだ。ハーシバルが自分以外の女性と一緒にいることが。
(あの大馬鹿野郎…!)
彼女と話している間の彼の様子も気に入らなかった。
鼻の下を伸ばしていた、とかそういう事ではない。そういう男でもない。
いつも自分と一緒に飲んでいるときよりずっと楽しそうだったのだ。
「そんなにあの女といるのが楽しいのか?」と問いただしたかったが
その問いが自分の首を絞めるような真似だと言うことくらい分かっていた。
(…そりゃ俺なんかといても面白いわけ無いよな。)
誰かは知らないが、あの綺麗な女性には目で見て分かる気品があった。
少しけだるげにも見えたが、あの落ち着いた様からは育ちの良さがにじみ出ている。
一方の自分はと言うと、今日生まれて初めておしゃれを意識した始めた男女。
どちらと一緒にいるのかが楽しいか、なんて言うまでもない。
ひょっとして彼は自分以外の人間にはいつもああやって振る舞っているのかも知れない。
そんな心配までし始めた。
- 88 :
- (なんだこれ…なんかもう、どうでもいいや…)
あの女性とハーシバルがどんな関係なのかはわからない。
単なる知り合いなのかもしれないし、契りを結んだ男女なのかもしれない。
しかし彼女のやるせない想いはいつしか失意に変わり、これ以上彼を待つことが苦痛になっていた。
もう随分待っているのだが、一向に二人が出てくる様子はない。
彼女は今日、今の今まで何も口にしていないのに、それに気付かぬほど胃が落ち込んでいる。
耐えきれなくなった彼女は何をするでもなく、その場を去った。
「あぁー!うざったい!くそっ!…なんでうざったいんだろうなぁ」
また一つ酒瓶を空にするナツミ。完全にヤケ酒である。
見慣れぬ女一人が酒場に来ていれば、少なからず男が駆け寄ってきそうなものだが
そこは海軍の女、その不機嫌さも重なって、一触即発な気をバリバリと放っており、下手に手を出すものはいない。
先ほどそれを感じ取らなかった酔っ払いが彼女にちょっかいを出し、腕をへし折られかけたのも大きい。
「お、お嬢さん、そろそろ止めた方がいいんじゃないですかい?
あんまり強くもなさそうなのに、そんなに飲んでると…」
酒場のマスターもその荒れっぷりには迷惑を通り越して恐怖まで感じている。
ナツミはいつもよくここに来るので顔見知りのハズなのだが
目の前の可憐なワンピース姿の泥酔寸前の女が、いつもの女軍人だとは気付いていないようだ。
「うるせーよ…!金は払ってんだから、こんな日くらい勝手に飲ませてくれ。
あぁちくしょう、ちくしょう…」
「あのー、赤の他人の俺が言うのもなんだけど、このまま飲み続けてるとアンタ、ガチでヤバイんじゃ…?うわっ、危なっ!」
心配して声をかけた男の鼻を彼女の鉄拳がかすめる。
「いいんだよっ!何があっても今の俺にはどーでも…」
「ちょっとあなたぁ!コナミさんになんてことしてくれるんですかー!!」
その高い声の主をたどると若い女性が赤ら顔でこちらをにらみつけていた。
綺麗な黒髪のストレートヘア、長身でスマートな体つき、小さく整った顔立ち。
実に女性らしい女性、今のナツミが一番気に入らない人種だった。
拳をギリギリと握りしめ、歯を食いしばるも、とうの相手にこちらの怒りは通じていない。
「あれ?ひょっとしてナツミさん?ひさしぶりですねー」
「…えっ?」
キョトンとするナツミ。
そう言われてみれば、この女、見覚えがある。
確かコンキスタ号の航海士で、レンとか言ったはずだ。
「何言ってるんだレン、あの人がこんな格好で…って、マジかよ。」
どうやら先ほど殴りかけた男がコナミらしい。
よりによって一番知り合いに会いたくない状態で、一番会いたくない連中にあってしまったようだ。
「お、お前らなんでここに…!」
「いやここしばらくクインシティで野球人形の依頼が溜まってて…」
「昨日何個か納品してペラも入ったんで、しばらくこの町で船員のきゅうけいになったんですよー。
それにしてもナツミさんなかなかかわいいですねー!」
「ちょ、レン!離れてよ…」
目の前でベタ付く二人…といってもコナミが一方的にベタ付かれてるだけではある。
色々と騒ぎ立てたせいで三人とも周囲から冷たい目で見られているが、気付いているのは冷静なコナミだけ。
「と、とりあえず二人ともお開きにしよう!マスター、お代おいとくよ。」
そろそろ潮時であると判断した彼は、二人の腕を引いてそそくさと立ち去った。
- 89 :
- すっかり気の冷え込んだナツミ、元々意識のはっきりしているコナミ。
気まずい沈黙が流れる。ハイテンションなレンは状況を理解していないようだが。
「………あー、久しぶりだね…えと、どうしたのその格好?」
「どうせ似合ってないとかいうんだろ…」
「い、いやそんなことは…いい感じだと思うよ!お世辞抜きで可愛いと思う。」
慌てるコナミ。触れてはいけないものに触れてしまったのには気付いているようだ。
といっても彼は目の前の荒れているナツミを放っておけるほど器用で冷たい人間ではない。
数ヶ月前も同じようにして仲間を増やしたのだが、これはこの際置いておく。
「もうコナミさんったら!私とふたりでいるときにほかの女の人をかわいい、とかいわないでくださいよーまったく。」
「うん、ごめんごめん。だからレン、ちょっと人前でくっつきすぎ…」
迷惑そうな顔をしているコナミも満更ではなさそうだ。
傷心の自分の目の前でイチャつかれると実に腹ただしいものだが、ふと気になることがある。
「…なぁ、お前さぁ。エンゼル…だっけ?あの船大工はどうした?」
「っ!?」
ビクリと驚くコナミ。なにかやましいことがあるというのは一目瞭然だ。
本当はグレートクインとツンドランドの架け橋になった凄い男なのだが、英雄色を好むとは良く言ったものだ。
「もうコナミさんったらあ。今はエンゼルさんじゃなくてわたしをみてくださいよー!」
「ああゴメン、レンでも今は…あ、勘違いしないでくれ!エンゼルが泣くようなことは絶対にやってない!」
この期に及んで何を…と言いたいがやたら決心の固い眼差し。
まったくわからない。こいつらはなにをやってるんだろう。
(こいつらみたいに楽しくできたらなぁ)
徐々に酔いが醒めてきたナツミ。
楽しそうに過ごす二人を見ていると、今の自分が本当に空しく、悲しい存在に思えてくる。
(…なんで俺、こんなことしてるんだっけ?)
本当はこんなハズじゃなかった。
少ししゃれた格好であいつを驚かして、そこからうんと楽しく息抜きをするはずだったのに。
なんで、なんでこんなことに…
「まったくコナミさんたらそんなにエンゼルさんエンゼルさんって…
こっちはコナミさんを奪って完全にわたしのものにしたいくらいなのにい!」
「おい!頼むから知り合いがいるところでは変なこと言わないでくれ!」
高らかにアウト気味な会話を続ける二人。
しかし当の彼女の耳にはある一つの単語しか届かなかった。
「奪っ…て?」
「……」
「あれー、どうしました?ナツミさん?」
「…」
「ふぇ、泣いてる?」
ナツミの目から大粒の涙がこぼれ落ちた。
最初、自分の落涙を不思議に思ったが、すぐに感情が追いついたようで、さめざめと泣き始めた。
「ちょっと!レン、何があったの?」
「わ、私にもわかりませんよっ!どうしたんです、ナツミさん!?」
二人はなだめようとするも、彼女は泣くばかりで何も答えない。
不安と恐怖が心を抑えつけ、哀しみがそれをえぐる。
耐えがたい辛さが彼女の胸の内をズタズタにする。
なんでこんなに怖いのか、なんでこんなに悲しいのか、今になってはっきり理解してしまった。
どうしてこんなになるまで自分に嘘を付き続けてしまったんだろう。
嘘の代償として失ってしまうには、それはあまりにも大きすぎるんじゃないだろうか。
ああ、遅かったのか、全部遅かったのか。全て後の祭りになってしまったのか。
少し素直じゃなかったからって、これはあんまりじゃないか。
もう嫌だ、耐えられない、このままどうとでもなってしまえ。
……
- 90 :
- 「おい、そろそろ起きろ。とっくに朝だぞ。」
突然の呼びかけにナツミは驚いて目を開く。
気が付けばどことも知らないベッドの上、半身に毛布が被さっていた。
眩い太陽、小鳥のさえずりが朝を迎えたことを教えてくれる。
「ハ、ハーシバル?なんで…?」
「やっと起きたか。朝飯用意したから降りてこいよ。」
「ごちそう、さま…ありがとう。」
「…なんか変だな。」
「何がだよ。」
「いや、お前が何も言わずに、素直に例を言うってのが何となく。」
「…悪かったな。」
「どうしたんだ、顔赤いぞ?」
昨日、初めて自覚した恋心、いや受け入れたというほうが正しいか。
とにかく彼女はハーシバルを愛していることに気が付いてしまった。
そんな彼の家のベッドで寝かせてもらい、一緒に朝食までとっている。
これが恥ずかしくないわけはなく、穴があったら入りたいくらいの心境だった。
「なあ…どうして、俺はお前の家にいるんだ?」
「むしろ俺が聞きたいくらいなんだけどな。」
首をかしげるナツミ。
はて、勝手に彼の家に入り込むような記憶はないのだが。昨日のことを考えればそんな恐ろしいマネは出来ない。
「昨日コナミに久しぶりに会ったらさ、泥酔して寝込んでるお前を連れてきたんだよ。」
「はぁ?何やってんだあいつら!?」
「いや、俺もそう思ったんだけどな。
なんでもお前の下宿先がわからなかったらしいし、それに…」
「それに?」
「なんか知らないけど、お前が泣きながら俺の名前をうわ言のように呟いてたらしいんだよ。だからなんかあるんじゃないかって…」
「〜っ!?」
もはやナツミは耳の端まで真っ赤に染まっている。
まともに彼の顔を見ることも出来ず、目をそらしながらなんとか話を続ける。
「なぁ…なにか悪いことしたっけ?」
「う、うるさいんだよ…!そもそも、お前のせいで!」
「だから何が俺のせいなのか教えて欲しいんだ。ちゃんとあやまりたいからさ。」
「ちゃんとあやまる、とかそういうことじゃなくて…!」
「お前に悪いことしたまま、ってのはどうしてもいやなんだ。頼むからなんとか言ってくれ。」
くるりと背を向けるナツミ。
今の彼女は彼と対面していれば、それだけでのぼせ上がってしまう。
そこにダメ押しであんな優しい言葉をかけられてしまえば、もう堪ったものではない。
「おい、こっち向けって…」
「わあっ!さ、さわんな!」
ハーシバルがワンピースの肩に手を置き、こちらに向けようとする。
そのとき襟から覗かせる肌に直接彼の手が触れてしまい、彼女はその手をバシンッと払ってしまう。
しまった、と思うまでもなく、ハーシバルはポカンとしている。
「あー、悪かった、その、勝手に触って…」
「ああ違うから!悪かったのは俺だ!ちょっと気が動転してて…とにかくスマン!」
「そうなのか?…なんか調子狂うなあ。」
…
流石のハーシバルも何かを察知したのか、何も言わなくなり、気まずい沈黙が流れる。
だがこの沈黙の間に、ナツミは自分なりに頭を整理し、ある覚悟を決めた。
「じゃあ、『なんとか』言わせてもらうけどさ…昨日のあのヒト…誰だ?」
「あのヒト?」
首をかしげるハーシバル。忘れているのか、とぼけているのか…後者ができるほど器用な奴にも思えないが。
「昨日お前の家に来てただろ。あの緑髪した綺麗な…」
「ああ、イオリさんね!あの人最高だよ!」
- 91 :
- ドクンッ!
心臓が飛び跳ねた。胸に杭を打ち込まれたような衝撃が走る。
脳裏に嫌なビジョンが映る。
やっぱりもう手遅れなのか…
そう思いつつ、もつれそうになる舌の震えを押さえ、なんとか冷静な振りをして話を続ける。
「ええっと…何がさいこ…?じゃなくて、その…どういう関係なんだ?」
「あの人俺のスポンサーになってくれるんだよ!」
「ス、スポンサー?…悪い、もっと詳しく頼む。」
本気で話の展開が読めない。一体何が起きているのか。
「えーと、どっから話していい物か…
コンキスタ号にいたときに、そこの専属メイドが一緒に旅に来てたんだけど。
なんかそいつが俺のことをイオリさんに話してくれたらしいんだ。」
「…なんで専属メイドなのにお前らの船旅に付いてきてるんだよ。」
「それで俺が色々と変わった標本持ってるってことを知ったらしくて
興味があるから見せて欲しい、って言うんだよ。」
「お前のわけわからん標本とおなじくらいわけわからん人だな。」
「それで結構お気に召してもらったみたいで、ついでに天獄チョウとかウンザルのレポートとか見せたら
お礼に研究のバックアップしてくれることが決まったんだよ!」
「ただ単に腹が減ってるだけじゃないか?それ」
「しばらくは専属メイドと一緒に、幻の珍味、オフィンドラゴンの亜種が見つかってる小島に行ってみるんだと。」
「食い意地張りすぎだろその人。」
「いやー、これで研究資料取り放題!既知種の標本収集はもちろん、調査団作って新種調査までできるんだぜ!」
「……よかったな、本当によかったよ。」
「ん?どうした、朝からそんな疲れた顔して。」
「いや、別に…正直言うとちょっと疲れてるかも。いろいろな意味で。」
「そうか?じゃあベッドで休んでていいぞ。」
その後、ハーシバルは用事があるとかで、彼女をおいてそそくさと家を出てしまった。
ナツミ自身、その日は仕事もないのでゆっくりさせてもらうに越したことはなく、のんびり過ごさせてもらうことに。
「ま、そんなところに落ち着くよな、フツー…」
ベッドで寝そべるナツミ。彼の匂いに包まれるような感覚がこそばゆい。
いつしか名前で呼び合うようになって結構経つが、家にまで来たのは初めてだった。
あっけない真相がわかったものの、驚きとか怒りとか、そういったものは湧かなかった。
あのハーシバルが女性を家に連れ込むという事実に動転し、大量の酒に正常な判断力を奪われたせいで取り乱してしまったが
冷静に振り返り、昨日の出来事と今朝の彼の話を照らし合わせてみれば全て合点が行く。
あいつなら「標本に興味がある」という人が現れればそれは喜ぶだろうし、意気揚々とあの珍獣生態トークを続けるに違いない。
よく考えればあの嬉しそうな顔は自分にだって見せていたではないか。動植物について語っているときはいつもあんな感じだ。
いつも横から聞き流しているせいで意識していなかっただけで。
あのイオリという人だって聞き流していたようだし。
「これで安心…ってわけにはいかないよな。」
全ては早とちりした自分の失態でしかなかった。しかし実際には新たな問題に直面している。
自分はこれからどうハーシバルに向き合えば良いのだろう。
なぜ早とちりしたのか。あのときはわからなかったが今ならわかる。
ハーシバルといるのがとても楽しく、その楽しさに甘えてしまったのだ。
甘えたまま、なんとなくこの関係が続いていくのだろうと思っていた。
そしてこの関係を壊されることが何よりも怖くて…あそこまでうろたえてしまった。
新しくわかった、それはこの居心地のいい関係はいつまでも続くわけではないということが。
- 92 :
- 相手はあのハーシバル、あっちから近づいてくるわけがない。
自分から踏み出していかなければ、いつかはこの関係、いや、彼との関係全てが終わってしまうかもしれないのだ。
ひょっとしたら、それこそ誰かに彼を奪われてしまうかもしれない。
この気楽な間柄をぶち壊し、より強固な絆で二人を繋ぐ。これこそが最善の方法。
それがナツミの結論だった。
綺麗な夕日が覗かせる頃、ようやくハーシバルが帰宅する。
ナツミはダイニングで膝に手を掛け、イスに腰掛けていた。
「あれ、まだ家にいたのか?」
「いちゃダメなのかよ…」
「ああ悪い、そういう意味じゃなくて。ちょっと驚いただけだ。別に迷惑じゃないし。」
その言葉を聞いて、これ幸いにと話を切り出す。少し急すぎるくらいが丁度いい。
「迷惑じゃないならさ…今日も泊まっていいか?」
「ええっ!?また床で寝なきゃいけないのかよ。しかたないなあ…」
「いや、そうじゃなくて…」
「?」
「お前と一緒に…寝たいんだ…わかる、だろ?」
はっと驚いた表情を見せるハーシバル。
ナツミはと言うと興奮と緊張で真っ赤になりながら、今にも口から心臓が飛び出そうになっている。
(ああ…言っちゃったよ〜!もう後戻り出来ねえ…!)
しばらくしてハーシバルは何かを悟ったかのようにナツミに向き直る。
「そうか、それなら仕方ないな。」
「わかってくれたか…俺はもうこれ以上は…」
「ハハハッ!お前にも可愛いところがあるじゃないか!」
「う、うるせえ!こっちだって…まあ、わかってくれてるみたいだし、もういいか」
「ああ、まさか添い寝して欲しいなんてな。男みたいなやつだけど、母性愛が欲しくなるときもあるんだな!」
「そうなんだよ、俺も…………え?」
何かがおかしい。いや、何もかもがおかしい。
ナツミはこの男が自分の渾身の告白に華麗なるボケスルーをかましたらしいことに気付く。
「ちがうちがう!そうじゃない!添い寝なんて…要らないわけじゃないけどとにかく違う!」
ガタンとイスを倒しながら立ち上がるナツミ。少しこの男をを甘く見過ぎた。
「ん?だって一緒に寝て欲しいって…」
「それはつまり、その…」
「つまり?」
赤い顔を明後日の方向に向かせて視線を逸らすナツミ。
ハーシバルは一緒に立ち上がり、何が何だかわからない様子で彼女の顔をのぞき込む。
「…ああもう恥ずかしいな!抱いてほしいって言ってんだよ!言わせんなバカ!」
「ええっ!?…ほ、本気で言ってるのか?」
目をまん丸に見開いて驚くハーシバル。ナツミは恥ずかしさのあまり両手で顔を覆い隠し、その場にしゃがみ込んでしまう。
いくら相手が鈍感ハーシバルだからといって、こんなことまで言わせられるとは思っていなかった。
初恋の相手に、いきなりこんなことをふっかけるのはおかしい、という自覚はあったのだが
その内容を直接言わされるのはまた別である。
流石のハーシバルもこれには困惑している。心なしかどこか恥ずかしげだ。
- 93 :
- 「わかったよ…本当に俺でいいんだな?」
「だからその…お前でいいっていうか…お前じゃないとダメっていうか。」
ボソボソと小声で答えるナツミ。いよいよその時が来るとわかり、覚悟を決める。
すると背中に彼の腕が回り、そのまま抱き寄せられる。そうしてハーシバルの胸元に頭を埋める。
ぴったりとくっつく胸板から感じる鼓動は意外にも落ち着いていた。
「ちょっと痛い…緩めろ。」
「…ああ、悪い。」
力をほんの僅かに抜いてはくれたが、その腕はしっかりとナツミを捕らえ、決して放そうとはしない。
耳元をくすぐる吐息がまたむずがゆく、その温もりが実に心地よかった。
延々と暖かな抱擁が続く。すこしもどかしくも感じたが、これから起こることの前準備だと思うとその長さも理に適っている。
そうして抱き合っているうちに、ハーシバルが口を開いた。
「これで満足か?」
はい?
「ちょっと待て!どういうことだよ?まだ何も…」
「何もじゃなくて、抱いて欲しいって言うからしてやったんじゃないか。
こっちだって結構恥ずかしかったのに。」
絶句。
開いた口がふさがらない。
言葉を失う。
呆れて物も言えない。
二の句が継げない
etc…
「バッッッカかあああああああお前はあああああああああああ!!」
家の外にまで響き渉ったであろうナツミの一喝。彼女の部下が聞いていたらを覚悟するであろう剣幕だった。
「えっ?俺は言われたとおりにお前を…」
「ハグしろっていってんじゃねーよ!情緒のカケラもないのかお前はああああああ!!」
「えっ?ええっ?」
「俺のことを馬鹿にしてんのか!?調子に乗ってワンピースなんて着てる俺のことおちょくってんのか!?
舐めるのもいい加減にしないと、強制的に兵士にしてオニザメんところで訓練受けさせんぞ!」
本気で困惑しているハーシバル。言われたとおりにしてあげたのに、なぜこんなことになっているのかわからない。
「えと、何が…いけなかったんだ?」
「抱くの意味がちげーんだよ!そこいらの水夫見習いの坊主でもわかるぞ!
お前は動植物に情緒を捧げたのか!?動植物にブツでも取られたのか!?」
あまりの勢いにもはや恐怖すら感じる。しかし未だに自分のしでかしたことが理解できてない。
「す、すまん…つまり俺はどうするべきだったんだ?」
「まだわかんねーのか!このタコ!セックスして欲しいって言ってんだよ!
『なに?性別?』なんてくだらねーギャグで流すんじゃねえぞ!生殖行為の方だからな!」
高らかに恥ずかしい台詞をぶつけるナツミ。
先ほどの恥じらいやためらいなど、とっくのとうに怒りの業火で焼き尽くされている。
今の彼女にはコワイモノなど何もない。別に冬が始まるわけではないが。
「えっ………いや、ダメだ。
ナツミ、そういうのは好き合ってる男女がやるものであって、俺はまぁいいとしても、お前のほうは…」
「この期に及んでなに抜かしてんだ!お前が好きだからこんなこと頼んでんだろうが!そんくらい気付けっ!」
「えっ…」
「…あっ」
- 94 :
- 一瞬の沈黙。
怒りに我を忘れたナツミも、流石に自分がとんでもないことを言ってしまったことに気付いた。
困惑し続けていたハーシバルも、流石に今度の今度こそ本当にわけがわからなかった。
「…待て待て待て、何を言ってるんだ。なんでお前が俺なんか好きになるんだ。こんな甲斐性無しの唐変木を。」
ああ、自覚はあったんだな。興奮が冷めてきたナツミはそんなことを思う。
「俺だってわかんないよ…
お前と合って、喧嘩して、一緒に過ごすようになって、馬鹿みたいな事やって
それが楽しくて…気が付いたら好きになってた。理由なんてこっちが聞きたいくらいだ。」
うつむきながらナツミは語る。その目は軽く涙ぐみ、急に戻ってきた羞恥心になんとか耐えている。
ハーシバルは脳の初めて使う部分をフル回転させ、新しいタイプの情報を処理している。
「えーと…あぁ…そうか、そういう…って、マジかよ…」
「やっとわかったか。バーカ…ん?」
ここでナツミはあることに気が付く。
「なぁハーシバル…さっきの『俺はまぁいいとして』って…どういう意味だ?」
「え?それはそのままの意味だよ。俺はとしては別に嫌じゃ無いってこと。お前とセッ…」
「ぜ、全部言うな!恥ずかしい!」
それをいったのはお前じゃないのか?と言いたくなったが、流石の彼も今の空気は読めているようだ。
横を向いてうつむいているナツミの肩に叩く。
「あー、じゃあ、してみるか…ナツミ?」
「…お前、意味わかって言ってるんだろうな?」
「それは…もちろんだ。あんまり好きとか意識したことはなかったけど。」
「バカ」
「意識したことはなかったけど…
それでも『一番大切な女は誰か』って聞かれたら、ナツミだって答えられたよ。」
「へ…?」
「…ああ、そうだな。今わかったよ、俺もお前のことが…ナツミのことが好きなんだよ。うん。」
その瞬間、時が止まった。神が彼女のために特別な時間をを与えたかのように。
「どうした、ナツミ?」
「いや、ちょっと目にゴミが…なんだよ、笑うなよ。」
寝室の中、同じベッドで並んで座る二人。お互いに目を閉じ、唇を重ね合わせる。
ふれあう柔らかな感触が心地よく、切なく、二人を昂ぶらせた。
「んぅっ…」
唇を離し目蓋を開くと、そこには赤く染まった恋人の顔がある。
「なんか…いいもんだな。キスって。ちょっと恥ずかしいけど。」
「さっきあんなこと言ってたのにか?」
「…黙ってろ。」
ハーシバルのほうから再度口付ける。
触れ合うだけの先ほどと異なり、舌を彼女の口内に侵入させ、彼女の舌に絡ませる。
「…んぅっ!むぅ…ぅう…んふぅ…」
そのまま口内を蹂躙し、唾液を吸い上げる。無我夢中で貪るハーシバルに応えるかのように、ナツミも舌を伸ばしはじめる。
双方が責め、責められ、舌と舌が絡み合い、互いの興奮を高め合う。
- 95 :
- 「ぷはぁっ!…随分激しいな。」
「はぁ、はぁ…そりゃ、俺だって一応男だから…」
「そうだろうけど、なんか説得力ねーな。」
軽く息を荒くしながら、彼女のワンピースの裾に手を掛けるが、ナツミはまたもその手を振り払ってしまう。
「や、やめろよっ!」
「いや、脱ぐのが普通じゃないのか?経験無いからわからんけど。」
「そ、そうだけど恥ずかしいんだよ!」
「…?そんなことではずかしがっても、これから…」
「いいからむこう向いてろ、バカッ!その間にお前も脱いどけ。」
「わ、わかった。」
背を向け合い、互いの布擦れの音を聞きながら服を脱ぐ二人。
何気ない風を装いながらも、ナツミは勿論、ハーシバルも緊張しているようで、ただのベルトの留め具に悪戦苦闘している。
何とか脱ぎ終えて、彼女の返事を待つ。
「えと、もういいのか?」
「待って、いや…………うん、いいぞ。」
くるりと振り返るハーシバル。ゴクリと喉を鳴らし、生まれたままの彼女を見つめる。
ベッドの上に座っているナツミは耐えられないといった表情で、腕を組むようにして胸をかくし、なんとか彼から目をそらしている
それでもチラッチラッと彼の局部に視線をやってしまう。
「………」
「わ、わるかったな…お前の船の女達と違って薄い身体で。」
確かにその胸は小さく、小柄な彼女の手に収まる程度、全体的に細身でお尻も小さい。
それでいて彼のかつての同僚レンとは違って背が高いわけでも無い。多少発育はよろしくないようにも思える。
それでも…
「いや、俺はいいと思うよ。」
「ッ!?」
彼にとって、その身体は最高の美を表していた。
その小さく、軍人とは思えない様な細い身体は何よりも可愛らしく、魅力的に思えた。
「だから恥ずかしいってのに…そういうのは、もう…」
「悪かった。じゃあ触るぞ?」
「う、うん」
文句を言っても、ハーシバルの表情は真剣そのもので、ナツミは思わず圧倒されてしまう。
その隙に胸を隠していた腕を引きはがされてしまい、その小ぶりな乳房が露わになる
剥き出しになった乳房を震える手でそっと触れ、軽く揉む。
「…ふぁ、あ…」
緩やかな刺激に戸惑うナツミ。その口からは甘い声が漏れる。
それに焚き付けられたハーシバルは、さらに強い愛撫に移った。
手のひらに足らないそれ全体を強く揉み、桃色の乳首を軽く摘まみ、そのままクリクリと弄ぶ。
硬化した先端部をさらにそのまま痛くない程度(加減などわからないが)に苛めてみる。
「んぅ……うぁ…あ、やぁ…んっ…」
「可愛いな…ナツミって。」
「ばっ、そんなぁ…あぁあ…ふぁぁ!」
自分の手のひらで悶える彼女を見て、素直な感想が彼の口から漏れる。
それに対する抗議も彼女自身の嬌声に上書きされてしまう。
先端をに食らいついてみると彼女はそのぬるりとした感触にビクリと身体が跳ねてしまう。
それを口に含んだまま、チロチロと舌先で刺激してみる。
「や、やめぇ…うぁっ…ふぁぁっ……!」
何もかもが初めての彼女には新鮮すぎて、かつて無い程の身の火照りを感じてしまう。
「じゃ、今度はこっちだな。」
そう 言うなり、ハーシバルはギュッと閉じていた足に手を付け、少し強引に開く。
「お、おい、そっちは…」
彼女の制止も間に合わず、膣内に無骨な指が突っ込まれる。
「んっっ!!」
「わ、悪い…痛かったか?」
「いや…そんなには…変な感じだけど、やっぱり、続けていい…」
よく濡れていた膣は予想以上にすんなりと彼の指を受け入れる。
許可をもらったハーシバルは恐る恐る愛撫を続ける。緊張と興奮が彼の行動のストッパーを外してしまったようだ。
- 96 :
- 「はぅ、んうぅ…っ、うぅっ……ふぁっ!」
くちゅくちゅと響く水音、甘く響く嬌声。二つの音が彼の理性をどんどんはぎ取っていく。
気が付けば、遠慮無く二本の指を前後に動かし、内部をいじり回していた。
「ふぁあっ!…くぅっ、んぁああああああっ!」
指の腹で、肉壁を引っ掻くようにいじる。
出し入れしながら指を開いたり閉じたりを繰り返す。
知識が無いなら無いなりに彼女の反応を見ながら、弱点を探り出し、そこを責め立てる。
ダイレクトな快楽信号がビリビリと全身に伝わり、ナツミは顔を押さえながらよがり狂う。
すっかり行為への抵抗感を無くし、身体が快楽を求めている。
「そろそろ頃合いだな…」
「あっ…」
すっかりほぐれた膣内から指が引き抜かれる。その拍子にナツミから物足りなげな声が上がる。
「じゃあ…入れるぞ?」
「……ああ」
頷いたのを確認してから、ベッドで足を開きながら待つ彼女の膣口に、怒張した男根をあてがう。
先端が触れた瞬間、ビクンとナツミの身体が震えた。
「あ…ご、ごめん…気にしないで、来ていいか…んむぅ!?」
いつの間にか、すっかり抵抗を見せなくなったナツミが申し訳なさそうに謝ろうとするも
謝罪を言い終わる前にハーシバルの唇が彼女のそれを封じてしまった。
「んちゅる…んむっ…ぷはぁっ!…ふぅ」
「もう…おまえってやつはぁ…」
いきなりの口付けにすっかりのぼせ、淫らな赤ら顔のナツミ。完全に自分に身体を預けているようだ。
それを確認したハーシバルは先端を濡れた入り口に埋め、一気に突き刺した。
「んううっっ…!!」
「だ、大丈夫か?」
「ちょっとまってて…」
どうせ痛みが続くくらいなら一度にいったほうが、と考えての行動だったが、当然彼女に負担がかからないわけもなく。
身を割くような痛みを堪えようと、彼の背に手を回して抱きしめ、そのまま縮こまる。
目蓋の端には涙まで伝っている。
しかし彼女を気遣って動きを止めようにも、収まらぬ興奮で身体が小刻みに震え
内部にある肉棒は膣の熱くぬめった独特の感触にさらされ、むずがゆいような奇妙な快感がじわりじわりと腰回りに響く。
早く動かしたいという欲望と、動いてはいけないという彼女への想いがせめぎ合い、どうしようもないもどかしさに襲われる。
歯を食いしばって耐えるハーシバルにナツミが問いかける。
「つらいの…か?」
「えっ?い、いや、べつに…」
「…動いてもいいぞ?」
「で、でも…」
なんとか言葉を取り繕おうとするハーシバルにナツミは微笑む。
「いいから…別にもう平気だから…ハーシバルの好きにしていいから…」
嘘だ。明らかに無理をしているのが目に見えている。本来はここでちゃんと彼女を労ってあげるべきなのだろう。
しかし、彼女のその健気さ、その微笑みが彼女への愛おしさを増幅させてしまう。
愛情と入り混じった肉欲は彼に残っていた理性をあっさりと踏み倒した。
「ナツミ、ご、ごめんっ…くぅ!」
「うぅ…っ、ぃったぁっ、ああっ!んぁっ!」
締め付ける肉壁に構わず、激しく腰を振り立てるハーシバル。
つい先ほどまで処女だった彼女のそこの締め付けはとてつもなく、いつ頂点に達してもおかしくないギリギリの状態にまで追い詰められる。
「うっ…んっ!んんっ!…あっ…くぁああっ、んあっ!」
ナツミは懸命に痛みを耐えながら、なんとか彼を受け入れる。
徐々に痛みの中に甘い快楽が混じり始め、少しずつ彼のモノに順応していく。
- 97 :
- 「ふぁっ、んああぁっっ!はげしっ、もっと、やさしくっ…んぅっ!」
「ナツミッ…こ、これ、かなりいい…くぅぅっ!」
抵抗感が弱まった膣内に、より激しく肉棒が出し入れされる。
愛液に塗れ、滑りの良くなったモノが激しく肉壁に擦りつけられ、激しい快楽を共有する。
「んあああっ!ふぁああっ!ふかっ、ふかいとこ、きてるっ!あっ!ああああああっ!」
ハーシバルは彼女の腰をよりがっちりと掴み、より深く抜き差しを始める。
最奥の子宮口に膨れあがった亀頭が触れ、ナツミの身体に一際強い快楽信号が走る。
ハーシバルも先端に加わった新たな快感に腰を抜かしかけてしまう。
「ナツミッ、もうっ…おれぇっ…くぅ…!」
「あっ、ふぁっ、あああっ、いいぞっ!だ、だしてもっ…!ふぁああああっ」
限界に向かって加速する突き、それを受け入れようと絡みつく膣。
そして最奥にそれがタッチし、ぐにゅりと先端で押しこんだ瞬間、彼の欲望が彼女の中に叩き付けられる。
「あぁぁっ!ぃぃ…くぅうっ!!」
「いいっ!ああんっ!俺もっ!いっ、…いっちゃっ!んあああぁぁぁぁああああぁぁあああああっっっ!!」
ドクッドクドクドクッッッ!!
「あのさ、ちょっと聞きたいんだけど…」
「どうした?」
共に事を終え、身を清めて着替えた後、ベッドで横に並ぶ二人。
二人ともなんとなく照れくさく、無言で布団を被っていたのだがナツミがある疑問に口に出す。
「お前、この格好見て何も言うこと無いのか?」
「えっ?ああ、その服か、えーと、ワンピースってやつだっけ…それが?」
「ああもう…だから、俺が無い知恵振り絞って頑張ってお洒落してるのに、お前は何とも思わないのかって言ってんだよ…!」
恨めしげな目で睨むナツミ。一方のハーシバルは意外にも平然としている。
「特に言うこと無いだろ。似合ってるし。」
「へっ?」
「変な感じはしないぞ?結構女らしくていいと思う。えーとその、少なくとも俺から見たら…可愛く見えるぞ。
特に文句言うところも無いから、何も言うことはなかったんだが…」
多少顔を赤らめながら話すハーシバル。一方のナツミは多少どころではないが。
「そ、そういうときはだな…」
「…どうするんだ?」
「そうやって…素直に褒めればいいんだよ…」
軽く毒づきながら、二人は共に微睡みに飲まれていった。
- 98 :
-
「明後日また軍事演習があって、それから色々だな。」
「そうか…んじゃ、しばらくは遊べなくなるな。」
「…ま、仕事終わったら顔合わせて、しっかり奢らせてやるよ。」
「オイオイ、たまにはお前も…」
次の日、二人は初めてデートらしいデートをした。
恋人を通して見る新しい世界を堪能し
その日の終わりはこれまでと同じ酒場で、これまでと違った雰囲気で酒を交わす。
そうはいっても人間酔いが回れば皆似たようなもので…
「よっしゃ、もう一軒まわるぞー!」
「少しはペース落として飲んでくれよ、お姫様。」
二日酔い確実なレベルまでできあがったってしまったナツミを支えながら歩くハーシバル。
夜のクインシティは決して安全とは言えないが、とりあえず腕っ節で元コンキスタ号船員だった彼に勝てる者はそういないので
安心して二人で夜道を行く。支えている彼女の温もりがどこかこそばゆい。
「あれ?あそこにいるの、おまえんとこのキャプテンじゃないか?」
「お、本当だ…おーい、コナ…」
「…まて、ちょっと静かにしろ。」
慌ててハーシバルを制止する。
なぜならあの男の腕に複数の腕がくっついていたからだ。
一人は以前よく見た船大工のエンゼル、もう一人は少し前会ったばかりの航海士のレン。
もう一人は初めて見る。だらしない格好をした緑髪の女だった。
「ハハハ、相変わらずモテるんだなあいつ。あれ?あの女は確か…」
暢気に静観しているハーシバルだが、ナツミは酔った頭ながら、あることに気が付いている。
その三人の目が完全に女の目であること。
三人に腕を引かれているコナミの表情から疲労を、いや、むしろこれからの疲労に恐怖しているのを感じ取れること。
彼女らが引っ張っている方向にはまんま宿くらいしかないということ。
「お前のキャプテン…大変そうだな。」
「それは当たり前だろ。あいつはいつも茨の道をかき分けて進んでるんだから。」
「いや、そういう意味じゃなくて…」
「ジュン、船が沈みそう。あの美味しい肉のドラゴンのいる島はまだなの?」
「お嬢様、私何度も申し上げましたよね?あの島への航海は凄く危ないって。」
「大丈夫。救急の小舟は人数分以上用意してある。船が沈んでもジュン達の給料をしばらくカットすれば十分補える。」
「しばらく食事カットしますよ?」
「なんでそんなひどいことを…」
「ああ、またあの女海賊来ないかなぁ…今何やってんだろ。」
- 99 :
- 以上です
初な感じが凄く難しい…
誤字脱字あるかもしれませんがご了承ください
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