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てれほんQ (101)
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てれほんQ
- 1 :2010/11/11 〜 最終レス :2013/10/18
- おき太くんになりたい
- 2 :
- お前だ、お前のせいで死んだ
- 3 :
- 肉は罪ですか?
- 4 :
- あなたがたも弱いのですね
- 5 :
- 歓迎してくださって有難う
- 6 :
- K_
( @ @)
( ∪▽∪<かくれんぼなう
(_)_)
- 7 :
- もう時間がないんです
- 8 :
- うめき声が聞こえる
- 9 :
- 救われない命はありますか?
- 10 :
- 裁けばお前も死ぬ。
- 11 :
- 地獄で笑いましょう。
- 12 :
- ああ、何と憐れなのだろうか
- 13 :
- 夜があって朝があるんだよ
- 14 :
- 白夜もあれば逆もあるが
- 15 :
- 明日に滅ぼされました
- 16 :
- 心臓を握り潰される夢を見た
- 17 :
- 守って下さっているんだなぁ
- 18 :
- 一晩中 ぶん殴りたい 君の顔
- 19 :
- 壁が砕けなくて困ってる
- 20 :
- 人間ですよね?
- 21 :
- 落とされた子の心はどこへ行くのか
- 22 :
- 創られたことに気づいた
- 23 :
- さあ罵るがよい
- 24 :
- 舌が邪魔なんだよね奴の
- 25 :
- あの女が憎い
- 26 :
- 試されてるのかな
- 27 :
- 私は愚か者だ、
- 28 :
- 誰か助けてください
- 29 :
- 解放されたよろこび。
- 30 :
- 言葉で説明できない
- 31 :
- 刑期終えたい
- 32 :
- 近づいてくる。もうすぐ
- 33 :
- 背いた時から、こうなる運命だったの
- 34 :
- 抜け殻の肉体
- 35 :
- 同じ時を、幻のように。
- 36 :
- 想像以上に汚い。
- 37 :
- 自己嫌悪こそ思い上がり、これは重罪だ
- 38 :
- 気付かせてもらえた喜び。
- 39 :
- 来世に期待します
- 40 :
- 電池の入ってない人形
- 41 :
- モコは シャワーのあとの 髪の しずくを
乾いたタオルで拭き取りながら オナラをこいたわ…*
臭い屁の匂いを嗅いだ男が モコに向かって 窓辺で話しかけるわ☆
「流れる屁や 流れないウンコでさえ 季節の色だね」と・・*
モコ…ダメなんです☆
モコは 好きな男性やイケメンの前では ドキドキしてしまって・・ *
何も話せなくなってしまうんです*
だから、モコには 恋愛はムリなんです*
モコには恋愛をする勇気が無いんです☆ モコは いくぢなしなんです*
だから いつまでたっても 処女なんです☆
くやしいですけど それが 現実だから しょうがないんです*
モコは口下手だから ポエムを書きます☆
だけど 男性にポエムを書いて贈ったら モコは「ストーカー」と言われたの*
若い男を見ているだけで「セクハラ」と言われたの☆
アキサミヨー アキサミヨー アキサミヨー*
チバリヨー チバリヨー チバリヨー ☆
ケンチャナヨー ケンチャナヨー ケンチャナヨー *
ナンクルナイサー ナンクルナイサー ナンクルナイサー☆
どうってことねぇよ なんとかなるサ* 誰もが言った☆
「モコは飛べない鳥だ」 「モコなんか 飛べるわけない」と… *
「モコのようなケースは 初めてです。前例が無いのです」☆
しかし 前例が無いからこそ やってみる価値があるんだ! *
前例が無いからこそ やってみよう!* ヤンバルクイナは 絶滅危惧種だ*
モコのような45歳 無職 処女も 絶滅危惧種なのかもしれない*
でも、やるんだヨ!*
- 42 :
- / ̄/\
/ / 田 \ ∧,,∧
/_/ \ (・ ェ ・ )
| | | ̄| | (| |)
|_|_|_|_| しーJ
- 43 :
- / ̄/\
/ / 田 \ ∧,,∧
/_/ \ (・ ェ ・ )
| | | ̄| | (| |)
|__|__|_|__| しーJ
- 44 :
- その邪魔な舌、ひきちぎらせてくださいませんか
- 45 :
- 見下したら滅びますよ?
- 46 :
- 夢かもしれないね。もしかしたら
- 47 :
- ラノベのアニメ化は元はといえば日本社会が不景気の中で投資先に迷った時期に、
萌えの散財力が注目されてアニメに投資する流れが生まれたけど、すぐに原作不足になった。
でもオリジナルに挑戦する気も無いし安くて大量に出ているラノベが原作物に選ばれたってだけ。
「萌が売れるから」金が流れて来て、その恩恵をラノベも受けてレーベルが乱立しまくったんだが、
web小説から引っ張ってきたり、通常のコンテストなら落とすレベルでも採用。
しかも編集部も人手不足で編集も作者も素人同然な事も稀だったという悪い冗談もある。
で、新市場ラノベで新人作者という企業の意向を呑み易い環境だから、
アニメ化する前から注文出してハレーム化させるとか普通にある。
意味も無く女キャラを増やしてきたらアニメ化フラグ。
現代物でも なんか能力者が当たり前の世界設定が多い。
古い所でゆうゆう白書や、今のブリーチなんかでも 普通の人間から徐々に能力者になったもんだが、
いきなり能力者で厨二設定の「能力」でモヤシの主人公と美少女がバトルを繰り広げる。
コピーのコピー=記号化が進んだ結果。
現代は娯楽も多いしその中で努力編をやるよりも分かりやすいサクサク編が受けるってだけ。
アニメ番組創成期は、普通に映画制作の勉強をした脚本家や演出家がゴロゴロいて、
そう言う人達がアニメを作ってきたから、幼児向けのアニメにしても、
大人が観ても何を訴えたいかが伝わる作品が多かったけど、
今はただのアニメファンだった連中が制作側になってしまったから、
同人誌を変わらんようなアニメしかなくなったんだろう。
一般人と同じような日常が、ヒロイン、ヒーロとの出会いによってドラマチックに変化する。
これはboy meets girl という物語の1類型。物語は、ギルガメッシュ叙事詩の時代から殆ど増えてない。
すべて焼き直しなんて、300年前から言われてきたこと。
それを今更言い出すなんて、まさに中二病(公然の事実を初めて知った子供が猛る現象)
そこが問題じゃない。アニメがターゲットにしてるのは独身男子、しかもリアル女性に金を使うことのできないキモいやつ。
要するにオナホ。要するにピンサロ。こんなものにドラマ性もクソもない。
想像力じゃなくてノウハウ。芸術じゃなくて効率。
アニメが・・・っていうわけじゃないと思うけど、気持ち悪くて女に口も聞いてもらえない男が、
アニメで性欲を含む、いろんな欲求や願望を処理してるんだと思う。
女にとってのジャニーズみたいなもので、夢を見るためのツールがアニメなんだろ。AVと同じ。
独身のキモい男から金を巻き上げるためのツール。そこに創作もクソもない。
刷りなおしで、ちょっとパターン変えて売れるんだからビジネスとして悪くない。
フィギアかったり、DVD集めたり、必死になってくれるからOK。
ラノベなんて血縁同士で交配して奇形生まれまくりみたいな末期レベルの縮小再生産っぷりだから。
レーベルによっては同人エロゲ未満の作品だらけ。
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- 48 :
- 特にCGの影響で、背景は凄いぞ。
昔は日本にいる絵の上手いやつは、全員「ハウス世界名作劇場」の現場に集まってる、とまで言われてたけど、
今見たら大したことない。少なくとも、背景に関しては、昔の背景が塗り絵に感じられるくらい、レベルアップしてる。
あるアニメの制作費が3000万だとすると大手放送局では中抜きで2700万ぐらい抜かれて、
残り300万で現場全ての人件費とその他費用を賄ってるってのは皆しってるよな。
当然現場スタッフの月給は12万円とかそのレベル。1日15時間労働で月の休日3日とかでね。
それで「DVDやフィギュアで出た利益はお前らので良いぞ」と、
中抜き金満テレビ局親父がゲップしながら偉そうにいってくる訳だ。
お前らだったらこんな状況で生活費を手堅く捻出しようと思ったらどんな作品を作るかね?
まぁこんなヤクザな商売やめるってのが一番だがw
ttp://animemangarobox.seesaa.net/article/42484550.html
技術革新を否定するような発想はどうかと思うぞ。
日本のアニメは、ずっと技術的な部分のクオリティにこだわり続けてきたから、今があるんだろ。
表現とか、作家性なんてのは、技術革新を諦めたやつの逃げ道じゃないぞ。
今の技術で出来ることは何でもやる、という執念が大事だと思う。
「AKIRA」とか見てると、手描きセルの最終形態、って感じだ。
漫画界でも、ここ5年くらいの間で技術革新が起きた。その現場はエロ漫画業界。
エロ漫画の作画技術が一気に上がってる。
これは3Dソフトによって、ポーズを無限に表現できるようになったから。
モニターを見て描くやつもいるだろうし、プリントアウトしてトレースするやつもいるだろう。
技術革新を諦めた業界は終わる。
例えば、「タイガーマスク」ってアニメがあるだろ。
あれ、作画が上手い下手を通り越して、一種異様な雰囲気をかもしてるんだけど、表現としては、かなり工夫されてる。
キャラを角ばった作画にすることで、スピード感を出せてる上に、セルの枚数を省略できてる。
角ばったキャラにしてスピード感を出すのは、「ドラゴンボール」で鳥山がやったのと同じ。
もともと丸い絵だった鳥山は、バトルシーンのスピード感を出すために、角ばらせた。
でも、そういう裏技的なことを表現といってありがたがるのは王道ではない気がする。
技術革新こそが王道だと思う。
エロゲーやラノベをアニメ化するのは、いいんだけど、内容をはしょり過ぎだと思う。
エロゲのテキスト量って、ラノベ10冊分くらい。それを1クールとかで消費しようとすると、結構はしょらざるをえない。
制作側も飯を食うためにアニメをつくる。
今はアニメを見るやつは萌え豚しかいなのだから、萌えアニメばっかになるのは当たり前。
問題があるとするなら萌え豚と腐女子だよ。
アニメに限らずラノベも萌えオタの消費財になっちゃったな。
ほとんどのラノベの表紙が美少女で内容もキャラの掛け合いばかりだし。
漫画もそう言う傾向。サンデーマガジンみたいな少年誌で萌え漫画の比率増え、萌えマンガ主体の雑誌が多い。
もう完全に市場の需要上回って飽和してるから後は緩やかに衰退してくだけだろう。
- 49 :
-
2010FIFAワールドカップの開催にあわせて、英エンパイア誌が「史上最高のワールドシネマ100本
(100 Best Films of World Cinema)」を発表した。
ここでいうワールドシネマとは、英語以外の言語=外国語映画のことだ。
第1位に選ばれたのは、黒澤明監督の「七人の侍」(54)。黒澤監督のあまたある傑作のなかでも、
とりわけ世界の映画人に大きな影響を与えた作品として知られる。
エンパイア誌は、「アクションと人物造形、東洋と西洋、ブロックバスターとアートハウスといった要素が完璧に融合した、
あらゆる言語を超越する傑作」と評価。黒澤作品はほかにも第22位に「羅生門」、44位に「生きる」、
98位に「乱」がランクインを果たした。
その他、日本映画は第10位の「千と千尋の神隠し」、16位「東京物語」、31位「ゴジラ」、
41位「となりのトトロ」、51位「AKIRA」、69位「リング」、82位「バトル・ロワイアル」、
92位「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」と、100本中12本を占める大健闘を見せた。
トップ30は以下の通り(カッコ内は言語・製作国等/年度/監督)。
1.「七人の侍」(日本/54/黒澤明)
2.「アメリ」(フランス/01/ジャン=ピエール・ジュネ)
3.「戦艦ポチョムキン」(ロシア/25/セルゲイ・エイゼンシュタイン)
4.「自転車泥棒」(イタリア/48/ビットリオ・デ・シーカ)
5.「パンズ・ラビリンス」(スペイン・メキシコ/06/ギレルモ・デル・トロ)
6.「アルジェの戦い」(フランス・イタリア/66/ジッロ・ポンテコルボ)
7.「シティ・オブ・ゴッド」(ブラジル/02/フェルナンド・メイレレス)
8.「第七の封印」(スウェーデン/56/イングマール・ベルイマン)
9.「恐怖の報酬」(フランス/53/アンリ=ジョルジュ・クルーゾー)
10.「千と千尋の神隠し」(日本/01/宮崎駿)
http://eiga.com/buzz/20100614/2/
http://www.empireonline.com/features/100-greatest-world-cinema-films/default.asp?film=1
- 50 :
- 富野由悠季
「『アニメばかり見ていたら馬鹿になるぞ』というメッセージを込めるためにカミーユをおかしくした。
なのに、20年近く経つと、『ΖガンダムがきっかけでTVアニメが好きになりました』という馬鹿が出てくる。」
富野由悠季
「今のアニメはレベルが低いから見ても仕方ないでしょう。
そういう暇あったら絵画や演劇など本物にどんどん触れたほうがいい。
とりあえず今のアニメを見るのをやめてアニメージュも買うのやめなさい」
90年代にアニメは死亡した。夕方の再放送は声優にせいで激減。視聴率低下でアニメ枠激減。
玩具アニメは玩具の売り上げ低迷&低視聴率で脂肪、ロボアニメがなくなる。
80年代〜90年代前半に向けて大人気だったガンダムと勇者シリーズはここで一度潰れたわけよ。
90年代の半ばからの衰退は相当ひどかったよ。
なんでアニメがここまで衰退したのか、カードゲームとTVゲームの普及で子供の娯楽が変ったから。
ガンダムや勇者シリーズは子供が見ないから、キモオタ向けの女キャラをだして、
腐女子狙いでイケメンだらけのホモ設定も追加した。
結果、子供は平成ガンダムや勇者シリーズから逃げて玩具の売り上げが低下した。
これにスポンサーがブチ切れて、ガンダムはテレ朝系から追放、勇者シリーズは打ち切り。
TVゲームのせいでTVが娯楽の王様じゃなくなったから アニメの人気が落ちて、
エヴァ等のヒットで年齢層が上がり、腐と萌えアニメ化に拍車が掛り、今のオタク業界になってしまった。
コピーじゃなく、同人誌の延長って表現が正しい。
要は、ミンキーモモやセーラームーンやzzガンダムを見てキモオタが妄想して萌えアニメというジャンルが生まれる。
ヤマトやガンダム幽白をみてオタク女がホモを妄想して腐女子が生まれる。
だから、問題提起をするなら、消費者側なんだよね。
例えば、ハヤオが魔女卓やナウシカを作ろうが、見る側のオタクは、これを変換して萌えアニメにしてしまう。
同じく、子供が好きだったガンダムを腐った女のオタクがホモに変換してしまう。
問題があるとしたら見る側の消費者なのね。
押井が願うように、次のステップにアニメを進めたとしても消費者のオタクは付いてこないわけ。
キモオタは同人誌で十分なわけでそれ以上を望んでいない。
だから、アバターなんか見せても、萌えキャラに変換して同人誌にしてしまう。
じゃ、こどもに向けて作れよ、って言っても、子供は子供、10年程度生きただけじゃモノの価値なんて理解できない。
電波少年の土屋が言っていたけど、TVはアホに向けて作るもんだって。
売れるモノを作るには、この底辺に合わせたレベルの低いモノを提供しないといけない。
TV番組が低能だって叩かれるが、TV局側もわかってやっている。
本当にやりたいことをしたきゃ映画かOVAでしかできない。
売るのが目的のTVや委員会方式じゃ優れたアニメは作れない。
コピーのコピーから入る若い世代にとっては、それがオリジナルだから、その世代とは決定的に感覚がズレる。
彼らは彼らで異なる文化的なフィールドをアニメ界に感じてる。見てる景色が違うんで意見が合うはずもない。
ストライクウィっチーズとは、女の子ばっかりで「パンツ丸出しで」、扶桑とかウヨクネタを盛り込みつつ、
ジブリのパロディネタをたまに入れ、エヴァンゲリオンみたいな敵と戦う下品なクソアニメ。
- 51 :
- 特にライトノベル原作のは本当にダメ。
ろくな人生経験積んでないニートみたいなやつがキャラクターを描けるわけもなく、
それをまた ろくな人間関係のないアニメ学校卒がアニメ化するモノだから まーひどい。
キモオタが作ってキモオタが消費する 閉じた市場。
ラノベは作り手も出版社との利害が一致してるから。
出版社はラノベを数多く出版したいから、使い捨ての若い作家を採用する。
若い作家は、ラノベで有名になれるなら、質は悪くても筆の速さで書きまくる。このサイクルが延々。
「作品は底辺をターゲットにして展開させないと売れない」とも絡んでるけど、
最近のラノベってアニメ化を前提にしたプロットで最初から展開させてる。
某作者が言ってたけど、アニメ化を前提としてラノベのメインターゲットである10代20代前半に、
いかにウケるかというマーケティングで成り立ってる。
そりゃ「ラノベしか読んだこと無いような若い奴が書いたような作品」しか出ないわな
そういう奴をターゲットにしてるんだから。
ラノベのコピーのコピーとか。
10代〜20代で人間関係の薄かったラノベオタクが作家になって、どこかで見たようなコピー作品を作り続ける。
自分が出会った人間から得たものがないから、作品のキャラクターを作り上げるには、
他の作品のキャラクターから影響を受けるしかない。
萌え、妹、ツンデレ、ロリ・・・そういったシチュエーションだけで中身のないキャラを作っていくしかない。
それがアニメになってるのだから しゃーないわ。
少なくとも人生経験により積み重ねたものがないと良いキャラクターは描けないでしょ。
父親の経験もない、母子家庭で育った男がリアリティのある父親像なんて描けるわけない。
見て体験した事だからこそリアリティが生まれる。
- 52 :
- ハルヒは原作の第1巻(憂鬱)が面白い。
ふつーの学園でふつーの部活に入ったら部員全員電波キチガイでした、っていうお話。
最近のアニメは絵はビックリするほどキレイになったが、全然パワーを感じない。新しいものが生まれてくる感じがしない。
だいたいの作り方マニュアルが出来上がっていて、その範囲でモノ作りしてる感じ。
製品としての完成度は上がっているものの、そこに詰まったアイデアは80年代頃が一番可能性に満ちていた。
ゲーム業界と一緒だね。完成度が上がったけど将来性を感じない。
今の20代10代の人って、パロディのパロディしか見させてもらえてないのかな、って感じがする。
時代の流れだからしょうがないんだけど、ちょっとかわいそうな気もするんだな。
70年〜80年初頭の頃って、世間的にも全然認められてなかったアニメーターが、
「何でも好きなようにやってやる!」ってある意味自分棄てて今までにない新しいものを作ったのが、
80年代以降のアニメブームに繋がったというのがあって、
そういう意味であの頃って、いい意味でも悪い意味でも、本当にびっくりするものが多かったのよ。
今では逆に、ある程度の質感が無いと作ることも許されないんだろうし、
ある程度のお約束事項を盛り込んだ作品じゃないと視聴者の目線も厳しいだろうし、
だんだんと小さな世界から出られなくなってきてるよね。
根本的に既存のアニメ観をぶっとばすような凄い作品って、作りたくても作れなくなってるとおもう。
これって衰退化する予兆だよ。
株価で例えるならば、チャートの頂点付近まで上がりきった状態。あとは下落を怖れる状況。
物語からキャラへ、の流れは確実に存在している。
衝撃的な展開が話題になったまどマギですら、キャラが主体の消費のされ方をしている。
異常な状況にかわいい女子を投げ込んだらどうなるかな?ワクワクしますね!的な。
物語とか世界観のほうがより注目されたのは、最近じゃシュタゲくらいじゃないか。
フラクタルは言うに及ばず、ピンドラも今のところイマイチのようだし。
10年代もキャラ重視の萌え萌えな風潮が続くのかはわからないが
カネを落とす主体がやわらかい萌えオタになってしまったのなら、
市場の論理が幅をきかせる昨今、この流れはそう簡単には変わらないだろう。
作品だけじゃ金になんないもん…ジブリだってトトロが居るし。
キャラクターの版権がないとお金がまわんない。
いや、そりゃ物語の主体は人っつーかキャラだろ。
世界観が物語の主軸ってんならTRPGなんてジャンルは成立しないし。
- 53 :
- 平凡なボクチンの所に美少女が降ってきた。
こうしてボクチンは恋と冒険と世界を救ってやる戦いが始まった。
どれもこれもラピュタの劣化版なんだよね。
ロストテクノロジーの秘密を握る美少女とか、世界を破滅させる超兵器とか、
ボクチン君の妄想ってなんでこんなに肥大化するんだろう。
まるで鮮人並の妄想力だな。もう少し慎ましやかな妄想にしとこうよ。
エヴァンゲリオンの綾波レイのコピーが涼宮ハルヒの長門だろ。
その長門のコピーの長門ふうキャラがいろいろな所にでまくってるだろ。
綾波のコピーは、パラレルンルンに出ていて、あまりのパクリっぷりに驚いたのは良い思い出。
長門のパクリは、今のベント―にも出てるな。
昔の漫画・アニメってのは、作ってる側も古典文学や科学の素養があったから、元ネタもそういう普遍的なもの。
だから、漫画やアニメにコピー・アレンジされても、そういう多くの人間の心を動かす普遍性が残ってた。
今の漫画・アニメってのは、元ネタがやっぱり漫画・アニメだろ。
だから、そういう元ネタに親しんでいない人間にはついていけない。
一言で言えば、普遍性がない。「オタクの消費財」ってそういう意味だろう。
昔庵野がそれでTVが共通体験だみたいな話してたけど、いまやそのTVが誰も見ない代物になった。
もはやどんどん細分化するしかないんだろう。
コピーのコピーは劣化するっていう当たり前の問題。
二次創作、三次創作そのものについては意義もあるし面白いとは思うんだけど、
それはメインストリームからはどんどん外れていく行為。
そもそも日本での純文学って、結局存在したのかという議論もまあある。
自然主義あたりで、もう私小説に流れちゃったのと、
西洋の模倣に終始した結果、純粋に文学といえるのがごくごくわずかになったのはある意味事実ではあると思う。
だから芥川賞にしても、純文学の賞というよりは世相文学ともいえる感じがあるんだ。
純文学というのは、翻訳不能に近い言葉らしくて、いわゆる日本特有の言い方らしいよ。
「萌え」は「ストーリーの衰退」」から生まれてきている面もあり、
また「ストーリーの衰退」については、時代が「大きな物語」を生み出しにくくなったという背景から来てるので、
すぐに一概に「萌え」廃止みたいなのも出来にくいんだよね。
目のでかさは90年代がピーク。比べてみるとわかるよ
90年代
http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/80/09/yakuruto4649/folder/931333/img_931333_15944695_1?1221395577
http://images-jp.amazon.com/images/P/B00005F63B.09.LZZZZZZZ.jpg
http://images-jp.amazon.com/images/P/B00005F612.09.LZZZZZZZ.jpg
最近
http://droptokyo.com/post/wp-content/uploads/2011/02/1293384534.jpg
http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/b8/33/bisketkuruga/folder/173568/img_173568_5783663_0?1311584453
http://kentana0.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_d7b/kentana0/501JFW2.jpg
古典
http://blog-imgs-36.fc2.com/p/u/p/pupiopupipupi/uruseiyatura.jpg
- 54 :
- ドラえもん現象というやつで昔からあるんだ。
初期
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http://members.jcom.home.ne.jp/4223808501/image/dora.zituryoku3.jpg
中期
http://www.atsuko-labels.com/anime/img/dora/dora1990.jpg
http://images-jp.amazon.com/images/P/B00005HQSK.09.LZZZZZZZ.jpg
現在
http://img01.hamazo.tv/usr/yamaya/20081215_02_000.jpg
http://pds.exblog.jp/pds/1/201003/20/07/b0085907_15181486.gif
よくいわれるのが、最初はアンバランスなのからはじまって、段々洗練されていって、最後は丸くなる。
なんかこれがテンプレ化しているんだよな、最近のアニメって。
大した個性もなく無駄に朴念仁だけど何か特殊能力がありやたらモテる男主人公
主人公と仲の良いツンデレ系女
主人公と仲の良いインテリ系天然女
主人公と仲の良いおっとり系orツンデレ系金持ち女
主人公と仲の良いスポーツ系orただの元気娘系女
主人公と仲の良い三枚目男キャラ(1人〜3人)
これれをべースにちょっと細部を弄って海イベントとか文化祭イベントとか、やればそれで完成という安直さ。
もともとエロゲ→ギャルゲの系譜で出来たテンプレなんだけどな。
髪型で性格がわかる様な記号化も全部その頃には終わってる。
たぶん大きな会社の偉い人が過去のヒット作を分析した結果、そうなったんだろ。
ラノベは編集者に最初はそういうキャラからスタートすることを強要されるんだよ。
ただそこからストーリーを膨らませるヤツと出来ないヤツがいる。
- 55 :
- 結局キモオタとか腐とかシリーズ信者しか金落とさないんだよね。
高いアニメの映像ソフトなんて有難がって買うのはオタと信者だけ。関連商品購入するのもオタと信者だけ。
金にならないものにスポンサーは付かない。
散々当たると思って力と金を注いで売上的にはスベりまくった過去があるし。
そして似たようなものばかりやってるから目新しさがない。目新しさがないからヒット作がほとんどなくなってる。
金がなきゃ作れないけど売る為には媚びなきゃならない媚びるから似たような作品ばかりになり、
結局徐々に売れなくなるがそれでもオタ商売にしがみつかないと金にならない、なるようなものを作れない。
毎度思うけど、いい加減深夜とはいえ本数減らせよと。
あのエヴァブームの際にアニメ会社が調子こいて規模広げて、
それを維持と製作委員会方式で製作が安易になった効果だが、
毎度数ヶ月に何タイトルも一気に開始とか常人では追いつけないし、
その分原作は枯れて、頭が悪そうなラノベ頼りとか話にならんぞ。
商業として見るなら当然なんだよな。
売れる作品を出すってことは利益に繋がるからであって、アニメ会社が非営利な会社なわけがない。
ただ、現状のアニメラインナップ見てるとタコが自分の足喰ってる状況になってる。
80年代90年代のゴールデンタイムでアニメ見てた世代が今ちょうど20代から30代。
その下層を作らんと今のままじゃ限界きそうだけど、どうなることやら。
で、ラノベ業界が結構今やばいらしい。
もう新しい発想なんて求めてなくて、上手いこと読者受けして、
文章がそこそこ書けるやつでいいや、みたいな空気になって、作品の傾向が偏ってるんだと。
ラノベはそれ以上に、「レーベルが沢山ありすぎて本屋の棚の奪い合い」になってしまっているので
そっちのほうから滅びそう。
最近は異常にキャッチーな方向に走るのは、そのせいでもある。
そうでないと棚が取れないから。
今のアニメがこうなるのは「プロジェクトA子」の時に宮崎御大が昔予言していた。
セーラー服が機関銃撃って、走り回ってる様なもの作ったら絶対に駄目なんです。
半裸の女の子が闘ったり、他の作品のパロディしてるだけのアニメはアニメじゃないんです。
こんな作品を作る人が「押井守とか宮崎駿が作らないものを作る」と言ってるのを聞くとね腹が立つだけなんです。
彼らは志が低すぎると思うんです。とマジで語っている。
空から少女が降って来るような萌えアニメは見たくないんです!
発想の転換で、地中から生えてくるような話が必要だな。
古いとこだと、竹の中にいたりしたな。
今、新人や中堅がAKIRAみたいなの作っても泣かず飛ばずだろうなあ……
お前ら、小説家になろうって知ってるか?w
まさに押井が言う現状の縮図が見れるぜwwww
掲示板からは文学や小説は生れない。せいぜい俳句や和歌のような、
自己陶酔のショート文学だけ。構想など不要の刹那芸。
そんなお前に朗報だ、「魔法科高校の劣等生」ってググってみろw
電撃落ちて、アマチュアサイトで大当たりしたから絵師ついてラノベ化して漫画化して、
アニメの予定も入りそうって始末だぞwwwww
まあ、中身は説明がやたら多くてダレまくる上に美少女いっぱい並べて、
最弱詐欺かましたクール系主人公が無双する話ですが。
- 56 :
- コピーのコピーのコピーってのは、具体的には魔法少女まどかマギカみたいなのを指してるんだろうが、
俺もまどマギ自体は好きじゃないが、魔女戦に毎回使われる犬カレー空間は凄いと思った。
「魔法少女」って日本のアニメでは正義の味方みたいな扱われ方をしているが、
魔法ってのはそもそも「魔」の法っていうくらいあって、元々はもっとおどろおどろしくて、
邪悪で不気味で近寄り難いものだったはずで、犬カレー空間はそれを見事に表現していて、
毎回凄く独創的な表現だなぁと思って見ていた。
まどマギでは魔法少女よりも魔女が魅力的で、マミさんに倒されるバラの魔女なんか凄く美しいと思った。
台詞がなくても動作だけで魔女の気持ちが伝わってくる。
ああいう細部を見落としたままで、「コピーのコピーのコピー」だからダメだ、
「オタクの消費財にすぎない」と全て切り捨てるのは、
表現に対する真摯な態度を持ってる人のすることじゃないと思う。
物語の延長線上に、セックスして子供作って家のローンや税金払ったりする、
っていう現実があることを拒絶して自閉しちゃった押井や庵野たち世代の問題を次世代に残してきた結果だろ。
庵野なんかオタアニメを批判できないだろ、新エヴァでとうとうオタク受けを狙って、
SEXが出来る美人のママ、を登場させやがった(マリ・イラストリアス)
※SEXが出来る美人のママとは?
日本が誇るらしいオタアニメに必ず登場する、主人公(視聴者)を自分の母親のように無条件で理由もなく盲目的に愛する女性を指す。
由来はアメリカのアニメBBSで、日本のオタクが「アメリカのアニメキャラはマッチョばかりだね」とバカにした?ところ、
メリケンのオタから「日本のアニメの女性はSEXが出来る美人のママばかりだね」と痛烈に返された。
昔、庵野が林原のラジオで言ってた「お前らアニメに逃げてんだよ」を今もう一回言って欲しい。
その番組で「アニメに依存するやつ馬鹿!」って言ってたよな、庵野は。
その庵野は、パーティは終わった、お前ら現実に戻れとエヴァを締めくくったくせに、
金儲けだけの目的でヲタに媚びまくったエヴァをまだ作り続けてるわけだが。
アニメがダメになったのは、コミケ・同人文化の節操ない肥大化のせい。
もともとコミケ・同人はアンダーグランドなカンターカルチャー的なものだった。
しかしそのコミケ・同人ムーブメントはメインストリームも飲み込み、
業界もオタクに媚びるようになり、シーン全体が一体化した。
次第にプロとアマチュアの境界も無くなり、プロも二次創作的な作品しかつくならくなり、
シーン全体が二次創作を延々繰り返し作っては使い捨てのように消費されるだけ。
オタク受けのいい“萌え記号”を散りばめ、それは同人誌作りのネタ提供にもなり、
コピーのコピーを延々繰り返す腐った構造。
アニメはコミケ・同人文化に飲み込まれたことにより地盤沈下していくことになった。
- 57 :
- 「宇宙の戦士」が「ガンダム」になって、「残された人びと」が「未来少年コナン」になって
「十五少年漂流記」が「バイファム」になったように、原作があっても大胆なアレンジで換骨奪胎した冒険物。
コピーのコピーっていうけどさ、そういうやつだってアメリカのSFとかぱくった連中だよね。
アシモフのファウンデーションシリーズは、ギボンのローマ帝国衰亡史に影響をうけららしいけど、
ローマ帝国衰亡史をしっかり読んで考察してそれをアニメ制作に生かしているなんて
奴がどれだけいたのかな。せいぜいファウンデーションシリーズやほかのSF、
もっと安易ならスターウォーズをパクってアニメにしただけじゃないの?
ギボンのローマ帝国衰亡史読んだけど、ちょっと読んで挫折したよ。ちくま文庫のやつね。
スター・ウォーズが隠し砦のアレなわけで、コピーとかパクリを否定する奴はダメなやつだなあと思うわ。
コピーパクリなのを認めた上で新しいものなら何の問題もないと思う。
日本人は別に物語にリアリティは求めてないからな。
ハリウッドとは違うから日本人が西洋をモチーフになんか作るなら、
日本人の作家や研究者が書いた西洋史や小説を元ネタにした方が、
日本人向けには成功する作品を作れそうだ。
下手に西洋流のリアリティに走ってもうけなさそう。
製作側が消費者に媚びて何が悪いの?って言ってるオタクがいたけど、消費者に媚びすぎるとダメになる。
所詮消費者は素人。プロは反感もあっても消費者の知らないものを発見・開拓さてあげることも必要。
プロの作家が消費者を育てないといけない。それが本当のプロ。
これからのアニメ界にプロはいないと言える。業界も消費者もオタクのオタクによるオタクのための内輪ノリだから。
媚びすぎてダメになった産業って例えば日本の携帯じゃね?
逆にジョブズの新製品開発では客の意見や要望は一切聞くな!って発想でできたiphoneがガラケー駆逐。
お財布ケータイやらワンセグやら客の要望ガンバッテ取り入れた日本メーカー涙目。
あと日本車のデザインなんか分かり易い。ドア4枚しか認めない。3列シートじゃないと損。
そんな消費者の声を寄せ集めて継ぎ接ぎして作りましたって感じの車ばかり。
日本車の性能は良いけど、退屈な車ばかりになった。そこに会社のポリシーや哲学は感じられない。
消費者に媚びすぎるとダメになる。所詮消費者は素人で、これに媚びるとまさに少子高齢化的産業になるんだよな。
消費者は既存の枠の中で商品を求めるから、それに媚びると枠の中でどんどん小さなものになり、似通う。
所謂天才って人はその枠をぐんと広げる力を持ってる人。
駄目なヤツは既存の要素を寄せ集めたモノを「作品」って胸張っちゃう人。
深夜アニメの大多数は後者によって作られたものでしょ?
もっとみっともないことしてるんだって恥じらいを持たなきゃ。
既存の要素のつぎはぎでやらせてもらってますってね。
押井のアニメって自分の作品のコピーのコピーのコピーだよね。
スカイクロラはイノセンスのコピーだし、攻殻はパトレイバーのコピーだろ。
どの作品も既視感ばかりだから興行収入減る一方。
「漫画ブリッコ」1983年6月号でおたくという蔑称が誕生した瞬間
http://www.burikko.net/people/otaku01.html
- 58 :
- セーラームーンはアメリカでも結構メジャーらしい。
【漫画】米国で復刊「セーラームーン」大人気 部門ベストセラー1位
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1318235102/
93 名前:なまえないよぉ〜[] 投稿日:2011/10/11(火) 18:45:18.86 ID:dH2/wGyL
このレビュー数は凄い
http://www.amazon.com/Sailor-Moon-Movie-Kotono-Mitsuishi/dp/B00003E47V
あらかた食い荒らされて表現の余地が無くなったって言うのがアニメに限らず映画でもゲームでも起こってる現象。
しかも年寄りがいつまでも居座ってるからサラリーマン的産業構造が定着し表現者としての成長は望まれない。
ビジネスモデルも確立していて監督、原作、声優、ヒロイン、作画…企画がよく言えば整っちゃってる、
悪く言えば紋切り型。まさに定期的に消費する産業構造のコンテンツ。
現状、資本力の影響が比較的小さく実験がしやすい漫画や小説が表現力の担保やコンテンツのエンジンになっている。
千尋の神隠しやもののけ姫やハウルと宮崎アニメの中でも最近の作品が上位だし、
他のアニメ映画でもパプリカや獣兵衛忍風帳が、
テレビアニメではドラゴンボールZとデスノートとナルトとビバップが上位に入ってる辺りも日本との傾向の違いだな。
http://www.imdb.com/keyword/anime/?sort=num_votes
- 59 :
- 東浩紀「フラクタルの失敗はヤマカンのせい」「ヤマカンに押井守レベルのブランド力あるの?」
http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1302594962/
正直、ここまで関係者全員がひどい目にあった作品はアニメ史でも稀だよなあ……
こういう楽屋ネタが業界のトップニュースとか、業界の自閉的傾向が一層すすんだ徴候にみえる。
というか、東とか津田がアニメ文化の批評やりだしてから別の意味でやばくなってる気がするんだ。
文学批評もね、伊東整とか小林秀雄とか、自分でも創作ができる連中がいた時代は良かったんだけど、
マスコミが関わりだしてから質が低下したっていうのは結構真面目にあったこと。
批評があること自体は悪いことじゃないんだ。ちゃんとした批評なのかどうかは問題だけど。
特に製作側が批評家を抱き込んだらだめだわな
方向性間違えるとアホ言い出すんだよ、この手のは。それが暴走するとカオスラウンジ騒動みたいになるの。
あれで「カオスラウンジこそ芸術だ」とか取り巻きの批評家が言い出したときには頭抱えた。
ほんと、それで商売することしか考えてないんだろうなと。
アニメブーム、オタクブームが何十年も持続して、しまいには海外まで影響を与えだした、なんていう現象がおきると、
文化批評家がそれを説明されるために動員されるのは必然だな。
まあ、文化批評家ったって、現象を客観的に分析してるというよりは、
文化現象そのものの一部として機能し文化現象を批評してるつもりで、実は批評させられてる場合が多いってわけだ。
これはもう文化批評というジャンルが成立したときから、かわらん事情だろうよ。
東とか確信犯だよ、あれ。最初からアニメが受けると思って突っ込んだんだから。
今のアニメファンって際どい発想してるの多くて、アニメの地位をもっと文化的なものとしてあげたい、
アニメファンの質を向上させて文化として定着させたい、とか考えてるのが結構いるんだ。
アニメがヒットして社会現象までおこすようになったから、いろんな批評がでてくるので、逆はないよね。
アニメ批評主導で社会現象おこせって、それは無理だな。逆立ちしても、というより逆立ちしてる。
だからやべーと思うの。確かに、アニオタ増えたじゃん。
だから、「アニメはもう国民的な文化になったんだ」と勘違いして、そこに色んなのが絡んで来るようになったの。
それがオタクだの、二次創作やってる連中を最近露骨に批判はじめててね。
- 60 :
- アニメファンはアニメがどうなったら文化とやらになったと認識するんだ?もう立派な文化だろうに。
受け手の質がどうのこうのってのは自分たちの問題じゃないか?
つまりなんだ、メインカルチャーになりたいんだよ。
その、アニメが今の村上春樹とかみたいに、もっと国民的に受け入れられるものになって、
文化人があれこれ考察するようなものになってほしいと。
中には「だからもうオタクによる批評はいらない。これからは専門家による批評がほしい」
みたいに言い出すのまでいる始末。話し聞いてて頭抱えた。
多くの人に受け入れられて文化人があれこれ考察するってのはエヴァで一度経験した気もするんだけどな・・・。
今の世代にはそれがないから欲しいのか?音楽評論家が音楽ファンでなかったらおかしいし、映画評論家が映画(ry
だからアニメを知らない人がアニメを批評しても的外れだと思うよな。てかそんな批評アニメファンは受け入れないでしょ。
むしろ、そのエヴァがなぜ続かなかった、みたいな感じかなあ。twitterとかで真面目に3・11後のアニメとオタク、とか
0年代の文化とか言い出してるのが、まさにそっちだからなんだかなあと思うんだ。
アニメ好きだからアニメ批評するじゃなくて、アニメをもっと受け入れてもらうためにオタクそのものを向上させようと、
同じオタクがいってる構図になっちゃったんだ。
今でもプロの文化人に批評されてるんじゃ?今年の日本SF大賞候補作にまどかマギカが入ってるし。
ところが、それが東周辺には気に入らなかったのさ。
そんでまどマギ売りたい方は、今度プロの評論家にまで仕事頼んで、
ようは批評家同士での内ゲバみたいになりそうなの。
正直くだらないんだけど、これが進むと二次創作の方に影響出て、業界全体にまで影響出そうで怖いんだよ。
音頭とってる文化人がいて、それが取り巻き形成する感じになってる。
そんでそいつらがかなり著作権とかで見てやばいことやってるから怖い状態なんですw
まあ、勘違いしてるだけなら、そんなにまわりに及ぼす悪影響も小さいだろうし、無視していいな。
悪影響がひどいってならいろいろ対応考える必要あるだろうが、悪いアニメほどの影響はないだろう、悪いアニメ批評。
それがあったんだよ。「カオスラウンジ」ってのがね、もろにその中心にいたの。
それで最後は東方の原作者のZUNとか、pixivまで巻き込んでオタク同士の内紛になった。
ようは、オタク文化で一儲けしたいのが増えちゃったんだよ。
- 61 :
- ヲタクのズリネタをバカにしてやるなよ。エロ本の内容は今も昔も変わらないし、AVもやることは変わらないだろ。
AVを見るときストーリーなんて考えないだろ。エロ本を見るとき、誰がオリジナリティなんて気にするんだ?
同じことだよ。ヲタクのズリネタのための商品なんだから、ヲタクが自慰して射精できればそれでいいんだよ。
あんなものに、オリジナリティがどうこう言う方がナンセンス。
そもそも、大衆芸能というのはエロとグロが基本なんだ。
それを道徳の皮で包んで提供するというのが定跡なわけよ。
簡単に例を作るとこんな感じ↓
1.まずRシーンを描く(エロ)
2.R犯が捕まったシーンを描く
3.R犯が残虐な刑罰を受けるシーンを描く(グロ)
4.Rすると残虐な刑罰を受けることになるから止めましょうねで締める(道徳)
大衆芸能というのは今も昔もこんな感じ。何もアニメだけが堕落したわけじゃない。
その時代その時代に最も受けるエロとグロを描いて来たという点では今も昔も大して変わっちゃいないよ。
藤子作品ってほとんどが原作>>アニメ。
キテレツのアニメとか評判いいらしいが、ブタゴリラが勘違いする話ばっかりのあれを何が面白いんだかさっぱり。
原作みたいに発明品で爽快な方が面白い。キテレツの場合そうでもしないと1年持たないのを何年持たせた。
イノセンス見てると途中で寝ちゃうんだど。もう4回みたけど少佐がいる館に突入した時に寝落ちしちゃう。
アニメじゃないけど、俺は「カリガリ博士」を見ると必ず途中で寝てしまう。
俺は戦艦ポチョムキンと惑星ソラリスとカフカの迷宮。
「2001年宇宙の旅」とか「メトロポリス」なんてまだマシだよな。ああ、あと「吸血鬼ノスRトゥ」も辛いな。
どんなむずかる子供も寝るレベル。「ベルリン天使の歌」に勝る爆睡映画はあるまい。
今のアニメってセリフ一つとっても、オタク臭い言い回しだなあって思うことが増えたな。
完全に厨二なんだよな。斜に構えてると言うか。昔のアニメは飾らずに明快なセリフだから見ていて心地いい。
子供向けだとどうしても明快なセリフになっちゃうってのはある。
じゃ、凝ったセリフを言わせればいいか?っていうとそうでもない。
日本の脚本家のレベルって(他の分野に比べると)物凄く低いから、凝ったセリフなんか期待出来ない。
凝ったセリフといえば、酷いと思ったのが攻殻機動隊SACだな。
原作漫画や押井の劇場版のセリフも凝ってるといえば凝ってるのになんでSACは見ていてこっ恥ずかしくなるのか。
思ったのが、やっぱ制作側がスゴイ薄っぺらいんだよな。どっかからかっこいいセリフとか状況を
パクってきたんだなってのが丸わかり。日頃から軍事モノの洋画とか見てると
すげー粗があるにも関わらず、登場人物は昔より輪をかけて斜に構えてプロぶってるから見るに耐えない。
もうやっぱり俺らの世代はダメなんだと思う。
- 62 :
- ヨーロッパアニメの現状と比べているのだろう
http://anond.hatelabo.jp/20111123222645
Jカスの記事は「古い世代の監督と今時の萌えアニメの対立」にしたいみたいだけど、
実際はこれ、日本アニメの現状を言ってるだけだよ。若手への激励以前に、閉塞状況にあるのは事実なわけ。
芸大にいるクリエイターの卵に対しての発言だから、それなりに的を射た激励な気がする。
これ文学でもいわれることなんだけどさ。古典はしっかり抑えて、その上で自分を出す作品を書けよ、と。
だけど同時に今の売れ筋や文学賞の傾向、社会でどんなものが受けてるかにも関心もてと。
そうすると結局今の萌え系批判しててもダメというオチになる気がする。
萌え系批判じゃなくてコピーの批判だからね。コピーじゃなくて新しいもん作れってのは当然の激励じゃないか?
だけど、最近のラノベ、いや、現代文学でもオリジナリティに溢れてるものってあるのか、という。
なんか、過去からあるものを切り口変えて書いて見たよ、みたいなパターンの多くない?という現象が起きてる。
アニメ、ラノベは99年代終盤に入ってからの気もする。
ようは市場の拡大があると、売れ筋をみんな意識するからじゃないかな。
テレビでも同じことで、長く続けるとパターンができて、
創造をしないで模倣でそれなりの作品が作れるようになると、冒険をしなくなる。
更に商業的な理由でコストを下げたりするから、ひな壇バラエティと韓流ばかりが溢れて視聴者が離れていく。
昔は良かったというレスで溢れかえる。
そういう現象がようやくアニメにも来たというか。
ある意味では日本のアニメが成熟して、類型で語られる段階にまで来たのかな。
かつて、短歌や詩も、そうして徐々に愛好家だけのものになっていったんだろうなあ。
マンネリズムをアニメに感じるのは不思議なことじゃない。
どんなメディアでも多作な時代が長く続けばマンネリになってくもの。
そうなると次に訪れるのは、今テレビに起きてることと同じでアニメにとって冬の時代がくる。
そしてまた自然淘汰されて、次の世代が生まれてくる。
自由主義でいいじゃん。個人主義でいいじゃん。多元主義でいいじゃん。
何で宮崎・押井・宮台一派は人様の価値にケチをつける?ホント左翼崩れってお説教が好きだよな。
てか今でも左翼なのか?だから不寛容な権威主義者なんだね。
その主張の結果できたのがオウムだったという笑えない冗談がある。
結局「あれもいい、これもいい」だと「なにしていいかわかんなくなる」のが人間というもんで。
オトナ帝国と同じで「永遠なんてつまらない。年取るほうが面白い。」この手の話は俺にはすっぱい葡萄としか思えんわ。
小泉今日子が歌ってるように「ずっとこのままでいたい年なんて取りたくない」
の方が一般的な考え方だけど、認めたくはないのか。
学園モノアニメが大量生産大量消費されてる現状では、ずっとこのままでいたい人が多いんだろうね。
だから、それやるとオウム。
そういや、ハルヒ考察で面白いのあった。
あのハルヒの住んでる街は、阪神大震災が起こる前の神戸をモチーフにしてるんだと。
考えようによっては、もうハルヒが改変しちゃってる世界ともいえるし、
また別の視点だと作品の中では当時の幸せな神戸の人たちを保存、保管したかったんじゃないかともいえるみたい。
日本人の感性なんて1000年単位で変わってない。
正岡子規がなんだってあの時代に短歌なんて引っ張り出してきたのかといえば、
そういうことなんだよね。そんで、その短歌も戦後で主要な歌人出ちゃって、
後はもう内輪(結社)の中での楽しみの世界にまたなっちゃった。
そういうサイクルがアニメにもあるんじゃねーの、ということなんです。
瓜に子供の顔書いて「萌え〜」やってるのとあんまし変わらないのかも。
- 63 :
- 今のアニメって学園物が中心じゃん。
実際の高校でも、年がら年中お茶飲んですごしてる女子高生から、エロ、犯罪、ドラックまで何でも有りだろう。
そこの面白い所を頭から否定したら、ズレてると言われるのは当たり前。他で十代を排除して面白い物を作ってみろよ。
ユーザーに言われたらクリエーターとしてはお終いだよな。本当に終わった人だよ。
学園物が中心なのは制作費が安上がりだからなのと、作者自体、社会経験が薄いから。
過去の経験や引き出しを引っ張りだすと、自身の中高の記憶しか残ってないからじゃないかな。
大人の世界は大衆向け娯楽にならん。特に日本社会ならなおさら。
島耕作やらあとは働きマン。仕事を娯楽の題材にするのは難しい。
日本はネガティブな原動力で働いてる奴が絶対多数なんだから。
アメリカのTVドラマなんか、寧ろ職場中心なものの方が多いと思う。
向こうだって、仕事は嫌いでネガティブな原動力な奴が多い。
プロフェッショナルを描くってのは面白いジャンルなんだけど、やっぱ脚本に要求される難易度が高いんだよね。
現実がネガティブだからこそ、ポジティブな幻想に逃げこみたいって需要が高いのかもしれないしなあ。
ネガティブならネガティブなりにリアルに表現していくという路線だってありだろう。
ナニ金とか、汚く薄汚れた現実を漫画にして、かなりヒットしたじゃない。
今のアニメは客のウケが約束されてる安全なフォーマットの中で表現してるだけだからなぁ
まどかマギカだって監督が魔法少女という枠組みが大事だったと名言してる位だし。
今のオタク市場を相手にする限りは新たな表現は生まれないだろうね。
次世代の表現者はアニメではなく違うメディアから出てくると思うよ。
大人の都合での改変はあまり好きじゃないな。
ちょっと古いけど、「あしたのジョー2」は大人の都合ではなく、出崎統の「愛」が込められまくってた。
少年時代のジョーとか新聞記者とか、オリキャラが結構いて、
ホセとの統一チャンピオン戦のために、新しくもう一人のチャンピオンまで出てきた。
※原作当時はボクシングの団体は1つだったが、ジョー2の時は2団体あったことによる。
ようは、そこに「愛」があるかどうかだと思う。
角川って、本気出した時の爆発力が凄いんだよな。
生き方や発想が江戸時代の旦那衆みたいな感じだから、やることがでかい。
ちなみに、角川の「カムイの剣」が俺のアニメ映画ベスト。
手塚の描く女や獣ってエロいよな。
70年代の海のトリトンあたりから同人はあったらしい。
ロックとか009とかヤマトとかその辺じゃね。
やっぱ、線の質とセンスなんだろうな。
逆に、横山光輝は何を描いてもカッコ良い。
「鉄人28号」なんて、ドラム缶つなげただけのようなデザインなのに、何であんなにカッコ良いのか。
手塚もそうだけど、天才のデザインって、本能に訴えてくるよ。
- 64 :
- 中年が竜に乗ったり剣を振り回したりしてもいいじゃないか。なんで学園ものばかりなんだよ。
学生と、そのぐらいしか経験してない作者と消費者が多いからだろう?
近所の公園で、すべり台の一番てっぺんに座り込んで、
訳のわからないことを叫びながら木の棒を振り回してるおっさんがいた。
おそらく酩酊して脳味噌がファンタジー状態だったんだろう。
角川って、本気出した時の爆発力が凄いんだよな。
生き方や発想が江戸時代の旦那衆みたいな感じだから、やることがでかい。
野性の証明とか戦国自衛隊とか凄かった。何故かBSで局変えてまで放送するんだよな・・・
野性の方は今のご時世地上波ではまず流せないと思うけど。
・・・小学生の頃見て、冒頭の自分の腕の肉を食ってたってのを鮮明に覚えてた。
俺が学生のときは学園ものなんて観たくなかったなぁ。現実離れした世界を観たかったもんだが。
昔はまだ技術の進歩が未熟だった分、非現実的な未来描写というだけで観客がワクワクできた時代だったんだろう。
今は当時の未来都市計画はコケたし原発は吹き飛んだしそういう物に夢を見いだせない分、
人間関係や学園生活や男女関係に夢を見いだしているだけの話だと思う。
確かに深夜枠のアニメの絵柄が全部同じに見える。
内容も冴えないニートみたいな男が、たくさんの美少女たちにいじられたりするだけの話だったりする。
声優陣も共通してたりする。キモいとしか・・・。
桂正和の電影少女あたりからかなあ・・・萌え系の少女が本格的に流行り出したのは。
そのあとはマガジンでのboysbe…につながっていって、みたいな。
こんな設定ありえねえだろwwwwっていう感じの?
現実の世界で周りから何もかも否定されてる人間が好むようなアニメばかり作るなってことじゃないのか。
まともな社会人や純粋なこどもに向けて何かを表現しろ、発信しろって言いたかったんじゃないの?この人は。
でもオリジナルを見たことない若い世代にとったらコピーでもそれがオリジナルになるんじゃないのかなぁ…
エヴァ見てた世代でも庵野が影響受けた特撮の元ネタすべて知ってる奴なんてそんなにいないだろうし。
確かに、コピーがその世代にとっての【オリジナル】になるだろうね。
で、二世代先では、コピーのコピーのコピーが、その時代での【オリジナル】になるわけだ。
そこに明るい未来はあるのか?
音楽なんか特にyoutube使ってると、過去も未来も同じ土俵で戦わなくちゃならなくなる。
自分にとって新しいアニメはツタヤに沢山ある。
ちょっと話はずれるけど、日曜朝のボウケンジャーの「ジャー」は、
始めてみる子供にとって何の「ジャー」なんだかわからなくて良いんだろうかと心配でならない。
2001年宇宙の旅に嵌った世代がエヴァみるとどんな風に思うんかね。
パクるのはいいんだけど最近のは近場のをパクりすぎだろ。時間的にもジャンル的にも。
- 65 :
- IMDBで人気のアニメ http://www.imdb.com/keyword/anime/?sort=num_votes
順位/タイトル/平均点/票数
1 千と千尋の神隠し (2001) 8.6/10 138,266
2 もののけ姫 (1997) 8.4/10 84,074
3 ハウルの動く城 (2004) 8.1/10 64,263
4 AKIRA (1988) 7.9/10 47,715
5 火垂るの墓 (1988) 8.4/10 46,205
6 となりのトトロ (1988) 8.2/10 44,712
8 攻殻機動隊 (1995) 7.8/10 33,542
9 ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン (2005) 7.3/10 29,309
10 天空の城ラピュタ (1986) 8.1/10 29,070
11 風の谷のナウシカ (1984) 8.1/10 28,504
12 アニマトリックス (2003) 7.4/10 27,119
13 崖の上のポニョ (2008) 7.8/10 23,523
15 魔女の宅急便 (1989) 7.9/10 23,029
16 紅の豚 (1992) 7.8/10 15,803
17 パプリカ (2006) 7.7/10 15,335
18 ドラゴンボールZ (1989 TV series) 8.8/10 14,840
19 獣兵衛忍風帖 (1993) 7.8/10 13,587
20 COWBOY BEBOP 天国の扉 (2001) 7.7/10 12,997
21 劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲 (1999) 4.4/10 12,712
22 イノセンス (2004) 7.6/10 12,131
23 COWBOY BEBOP (1998 TV series) 9.2/10 12,089
24 VAMPIRE HUNTER D (2000) 7.7/10 11,889
25 時をかける少女 (2006) 7.9/10 10,101
26 DEATH NOTE (2006 TV series) 9.1/10 10,021
27 耳をすませば (1995) 7.9/10 9,845
28 NARUTO (2002 TV series) 8.0/10 9,704
29 メトロポリス (2001) 7.2/10 9,679
30 PERFECT BLUE (1997) 7.5/10 9,547
学生運動華やかなりし頃の世代だな。
学生運動系によく見られるのは、長じて名や財を成すと、
なぜかかつて自分らが攻撃してた連中そのものになってしまう現象。
本物の筋金入りの思想家は、地位や財を成せないで潰れるから、結果的にそういう現象が多く見られる事になる。
本当の愛国者は戦争で死んで、生き残った奴が偉くなって、売国に励んでるのとさも似たり。
宮崎駿は・・・ 何か、革命の英雄が国王になって、やがて息子への妄執にかられる老王に・・
といった、帝国の興亡を見る思いだ。 寂しいのう。
- 66 :
- 「戦友」
ここは御国を何百里 はなれて遠き満州の
赤い夕日に照らされて 友は野末の石の下
思えば悲し昨日まで まっさき駆けて突進し
敵をさんざん懲らしたる 勇士はここに眠れるか
ああ戦いの最中に となりに居ったこの友の
にわかにはたと倒れしを われは思わず駆け寄って
軍律きびしい中なれど これが見捨てて置かりょうか
しっかりせよと抱き起こし 仮包帯も弾丸のなか
折からおこる突貫に 友はようよう顔あげて
お国のためだかまわずに 遅れてくれなと目に涙
あとに心は残れども 残しちゃならぬこの身体
それじゃ行くよと別れたが 永の別れとなったのか
戦いすんで日が暮れて さがしにもどる心では
どうぞ生きて居てくれよ ものなといえと願うたに
空しく冷えて魂は くにへ帰ったポケットに
時計ばかりがコチコチと 動いているも情けなや
思えば去年船出して お国が見えずなった時
玄界灘に手をにぎり 名をなのったが始めてに
それより後は一本の 煙草も二人わけてのみ
ついた手紙も見せ合うて 身の上ばなしくりかえし
肩を抱いては口癖に どうせ命はないものよ
死んだら骨を頼むぞと 言いかわしたる二人仲
思いもよらず我一人 不思議に命ながらえて
赤い夕日の満州に 友の塚穴掘ろうとは
隈なく晴れた月今宵 こころしみじみ筆とって
友の最後をこまごまと 親御へおくるこの手紙
筆の運びは拙いが 行燈のかげで親たちの
読まるる心思いやり 思わずおとす一しずく
- 67 :
- 民俗学者の小松和彦さんが「鬼の造った国日本」という抄本を出しておられます。
まあ、有名ですから御存じでしょうが791年の平安遷都、これが何故行われたか。
その前の長岡京が建設途中で何故、廃棄されたか。
諸説はありますが早良親王(さわらしんのう)の怨霊のため、それを恐れた、という意識は共通にあります。
つまり、怨霊を恐れて遷都した。無念の思いをのこして死んだ人は怨霊になる。
その怨霊が平安京を造った。(だから『平安』としたという説もある)
しかし、ですね。
平安京を造った桓武天皇は 早良親王の怨霊におびえながらも蝦夷(東北)征伐も行ってるんです。
当時、蝦夷(東北)は大和朝廷からみて日本ではなかった。
つまり、異国だった。これを蝦夷征伐と称し「侵略」したのです。
そして、その蝦夷の首長「アテルイ」を捕虜にしました。
そのアテルイを桓武は一目みるなり死刑にしてしまったのです。
平安時代は保元まで(武士が台頭するまで)死刑は行われなかったといいます。
何故か。怨霊になるからです。
なら、「アテルイ」は怨霊にならないのか。「無念の恨みを残して死んだ人」は怨霊になる。
だから 早良親王の怨霊を恐れて平安京をつくった。ならば
「故国を侵略されて、助命するとの約束を信じて都にきた」アテルイを、
言わばだまし討ちに殺しても何故怨霊にならないのか。(なる、と思ってたら殺さないでしょ。)
当時、蝦夷(東北)は日本とは考えられてなかった。つまり外国だった。
アテルイは外国人だったのです。当時、外国人は怨霊にならなかった。(あるいはなりにくかった。)
これは丁度、キリスト教徒に『奇跡』はおこるが、そうでない人にはおこらないってのと似た感じがします。
ある民俗学者は日本を怨霊を恐れる「怨霊教」だ、と言います。
日本人は仏教や道教、キリスト教までも怨霊を防ぐ「技術」として導入したのではないか、といいます。
ある意味、キリスト教徒だけが悪魔を恐れるように怨霊教信者だけが怨霊をおそれるのではないか。
- 68 :
- 夏の海辺での話。ふと沖を見ると子供たちが溺れてる。
これは大変だ、と大人が助けに行くと、子供の足でも立てる浅瀬だった。
波も穏やかだし、溺れるシチュエーションではない。
しかし、助け出された子供たちは、恐怖のためか顔が真っ白。
不思議に思った大人たちは、子供たちに「なぜ溺れたのか?」と聞いてみた。
すると・・・「一番始めに、えっちゃんが「わー」と言ってバタバタしたのね。最初はふざけてるのかな、と思った。
でも、みんなも溺れ始まって大変だって思ったら、誰かがボクの足を冷たい手でギュッと握って引っ張ったの。
そしたら、海の中に変な格好の人がいたんだ。頭から座布団を被って着物みたいな服を着てたよ」と、
足についた手形の痣をさすりながら、ポツポツと答えた。
現場は、終戦直前に、空襲の被災者の死体が流れ着いた場所でもある。
焼夷弾の炎から逃れようと、大勢の市民が川に飛び込んだ。
しかし、酸欠のために次から次へ絶命。そんな彼らの死体が海まで流され、ここに放置されてたと言う。
当時を知る漁民の1人は、重い口を開けてこう語る。「当時は生きるんで精一杯だった。
ドザエモンが大量に出ても、別に何も感じんかった。むしろ、エビやシャコやタコが豊漁になって喜んでおったよ。
供養が足りんかった・・・」。
この「事故」がきっかけとなって、現場に戦災者供養塔が建立された。
しかし、現在でも、空襲の日が近づくと、夜の海を飛び回る人魂を見かけることもあるという。
阿川ひろゆきの「暗い波涛」っていう小説に書いてあったけど、船には「船霊(ふなだま)」っていうのが住んでるんだと。
で、住んでいる船が沈む直前に抜け出す。トラック諸島だかで日本海軍が壊滅的打撃を受けた後、
「そういえば、ゆうべ白い着物を着た女が船から出て行くのを見た」と証言する乗組員が、あちこちの船で続出したそうな。
戦争末期。南方。
所属していた隊が全滅したので、本隊へ報告へ行くため、夜を待って人気のない所を選んで
(敵性現地人が大勢いたらしい)真っ暗な中をほとんど手探りで歩いた。
気がつくと目の前に石の壁が立ち塞がっている。あれと思って左へ迂回しようとするとそこにも壁。
ではと後ろを向くとまたも壁。戻ろうとすればそこにも壁と、四方を囲まれてしまった。
仕方がないのでその場で寝た。朝起きてみたら何もなかった。
戦艦武蔵が沈没した場所を調べてみたら、見つからなかったんだって。
浮沈艦を謳った戦艦だけあって、海中を潜水艦のように進みながら、どこか別の場所で沈んだらしい。
でも、調査に随伴した元乗組員が「私は、武蔵が今でもこの海のどこかを彷徨ってると思います」と語ってたのが妙に印象的だった。
日本軍がキスカ島から撤退するとき、無人のはずの島から万歳三唱が聞こえてきたんだって。
それを聞いた兵士たちは「死んだ戦友たちが見守ってくれているんだ」と泣いたとか。
実際の話、キスカから撤退するときは、タイミングよく濃霧になったりと幸運続きだった。
だから今でも、死んだ戦友が守ってくれたと信じてる生存者も少なくないとか。
キスカ撤退のとき、実はすぐそこまでアメリカ艦隊が接近してたんだってね。
でも、アメリカ艦隊は、レーダーに反応した敵艦隊に砲撃するのに夢中で、
寸前のところで日本軍を逃してしまったとか。
けど、実際には、レーダーに写ってた日本軍の艦隊は存在しなかったんだって。
これはアメリカ軍の公式文書にも載ってる話なんで、信憑性は高いよ。
元軍人の人が「恐らくは北の海に特有の不思議な現象でしょう。
何もないのにレーダーが反応してしまうことって、よくあるんですよ」と語ってた。
そして「でも、自分としては、死んだ戦友が助けてくれたと信じてます」と目頭を熱くしてた。
この“死んだ戦友に助けられた”というパターンは、戦場怪談の定番だね。
死んだはずの戦友の声に励まされて、撃沈された輸送船から陸に流れ着くことができた。
味方陣地に戻ることができた・・・そーゆー話はよく聞くよ。
- 69 :
- 「栗田艦隊謎の反転」
レイテ上陸するアメリカ軍に対して、日本軍は戦艦大和、武蔵を主力とする栗田艦隊を出撃させた。
しかし、途中の海峡(サン・ベルナルジ)にはハルゼーの大機動部隊(空母16隻、搭載機約1200)がいる。
日本軍は囮の小沢艦隊を出して、ハルゼーを海峡から退かせることに成功した。
囮の小沢は全滅直前に「作戦の成功をいのる」と打電。
この電文は日本本土の艦隊司令部には届いたが、何故かより近くにいる栗田艦隊には届かなかった。
この電文を受けて日本の艦隊司令部は「成功に向けて努力せよ」と打電するが、
この電文もまた小沢艦隊には届いたが栗田艦隊にだけは届かなかった。
そして、栗田艦隊にだけ、届いた謎の電文がある。
それは南西艦隊司令部発、宛第二艦隊(栗田艦隊)とするものだ。
「スルワン島北西、500マイル、敵機動部隊見ゆ。」
先の二通の電文を受け取れなかった栗田艦隊は囮部隊の成功を知らずに、
この「幻の敵機動部隊」に向けて反転してしまった。
この反転によってレイテ突入は永久に失われ、日本の敗戦は確実に早まった。
これが、「栗田艦隊謎の反転」。
オカルト的なとこだけで、みると次ぎのようなとこです。
まず、先の二通の電文はなぜ栗田艦隊にだけ、届かなかったのか。
栗田艦隊には大和以下、戦艦5隻がいた。有力な敵信傍受班もあり、
マストも低い空母が主力の小沢艦隊に届くなら、栗田艦隊にもとどくはず。
次ぎは謎の電文は何故、栗田艦隊にだけ届いたのか。
この電文、もちろん南西艦隊司令部は作成していない。
アメリカ軍 の諜報機関(スパイ)情報部にも関与の形跡がない。
発信方向から日本本土方向だったことはわかる。
では、いつ、だれが、どこで作成した電文だったのか。いまんとこ、誰がが謎。
レイテ上陸は極東版「史上最大の作戦」だった。
もし、アメリカ上陸部隊に大和以下の戦艦部隊(この頃は3隻)が突入して上陸部隊を粉砕してたら、
アメリカ極東陸軍の主力は瓦解。兵力バランスは大きくくずれ、沖縄侵攻ができたかどうか。
戦争終盤のターニング・ポイントであるのは確かだと思います。
- 70 :
- 自衛隊って怪談が多い組織だよね。ちょっと調べてみたら、幽霊騒動が結構ある。
1962年12月。福岡県の築地基地にて幽霊騒ぎ。視察に訪れた監査官も幽霊を目撃したので、慰霊祭が行われた。
1963年8月。埼玉県の入間基地にて幽霊騒ぎ。舞台は、戦時中は死体安置所、朝鮮戦争のときは米兵の病院だった場所。
1971年6月。立川の米軍基地にて火の玉騒ぎ。同基地には、朝鮮戦争、ベトナム戦争時に戦死者の死体が運び込まれてた。
1972年10月。福岡の駐屯地で武士の幽霊騒ぎ。
「新耳袋 第四夜」の146ページに載ってる話だよ。要約でいいなら、紹介しとくよ。
大学生4人が、八甲田山をドライブした。そしたら、調子のよかったエンジンが、突然にエンストを起こしてしまう。
何だ、と首を傾げてると・・・ザッ、ザッ、ザッ、ザッと大勢の男たちが、闇の中から現れた!
全身黒ずくめで帽子を被ってるようで、顔だけしか見えない。
大学生4人は、アクセルを何度も踏み込んで、やっと脱出できた。
ようやく下宿にたどり着いて4人で震えてると、またしても足音が聞こえてきたではないか。
その足音は下宿の扉の前で止まったかと思うと、ぬぅっと男の顔が通り抜けて現れた。
男は6人。黒い明治時代の軍服を着てる。
で、4人を取り囲んで「わしは、この男の右腕が欲しい」「俺は足が欲しい」「わしは左手」と話し始めた。
4人は、あまりの恐怖に、その場で気を失ってしまった。
そして次の朝。起きると、泥靴の跡が、彼らを取り巻くように残ってた。
八甲田山だけど、怪談をよく聞くよね。
車を止めてたら、日本兵にぐるりと囲まれたとか、ウィンドウ一杯に手の平がベタッとついたとか。
一番怖かったのは、テントの話。冬の八甲田山でテントをはったら、夜、誰かが外を歩き回ってる。
誰だろうと外を見ても、闇が広がってるだけ。
おかしいな、と首を傾げてると、大人数の集団が、雪をザクザクと踏みしめてやってきた。
やばい!とテントの中で震えてると、大勢で「まだ若いじゃないか」と話し合ってる声が聞こえる。
朝起きて外を見ると、一面、足跡だらけだった・・・って話。
冬山って、それでなくても怪談が多いからね。よく登山する気になるよ。
自衛隊にも精鋭部隊がある。レンジャー部隊っていうんだけど、その訓練が実にハード。
生きたままの蛇を食ったりする(しかし、何のため?)。
でも、一番に過酷な訓練は、富士の樹海の突破だ。最低限の食料と休憩で、あの樹海を歩いて突破するのだ。
で、この訓練だけど、「出る」んだってね〜。
訓練の途中での話。いきなり雰囲気が張りつめたものになり、
隊長が最後尾の新任隊員に「絶対に後ろを振り向くんじゃないぞ」と釘を刺した。
けど、そう言われると、どうしても後ろが気になってしまう。で、誘惑に負けて後ろを見ると・・・
疲れた表情の背広姿の男がついて来てたんだって。
現場は、その手の装備と類い希なる体力があって、初めて歩くことのできる環境だ。
背広姿の、それも、こんなに疲れきった男がついてこれるはずがない。なのに、いつまでもピッタリとついてくる。
けど、森を出る頃には消えていたとか。レンジャー部隊の訓練では、途中で自殺者の死体に会うことも珍しくない。
そーゆー場所なんだろう。
- 71 :
- キスカ撤退作戦時に、撤退する日本兵がしたお茶目ないたずら。
放棄した施設に「ペスト患者収容所」とかって看板掲げてからキスカから脱出した。
米軍がその施設で休息したあと看板を翻訳して大パニックになったとか。
そのいたずらのせいで同士討ちで疲弊した米兵がさらにパニックに陥った。
高校ん時の歴史の先生が、子供の頃に空襲でお母さんや近所の人達に手を引っ張られて、
命からがら利根川まで逃げて来た時のこと。空襲で街全体が火事で真っ赤になり、その光景に思わず、
『うわぁ…お母さん、夕日みたいだよぉ、綺麗だね☆(*・∀・)見て見て〜』
すかさず母親に拳で何発も殴られたらしい。
子供心に『“せんそう”より、お母さんの方がこわい』と終戦向かえるまで思っていたそうだ。
ニューギニアのあたりのある戦場でのこと。大規模な戦闘をした部隊があって、
その後、その部隊の前線基地に、夜な夜な、死んだ兵隊たちが現われるようになったそうです。
彼らはいずれも、足がちゃんとあり、懐かしそうに「よお!」とか言いながら、現われるのだそうです。
いずれも確かに戦死した連中ばかり。神主の息子の兵士がまじないをやったり、
お経をよめる兵士がお経を詠んだりしても、まったく効き目無し。
そのうち、ズカズカ上がり込んできて、貴重な飯をバクバク食う始末。
しかも、いきなり手がスルスルっと伸びて、木の実を取ったりして、明らかに化け物化している様子。
怖いやら迷惑やらで困っていたのですが、なんとも手の施しようが無い。
見るに見かねた中尉だか大尉だかの隊長さんが、
幽霊たちが集まっているところへツカツカと歩いていって、いきなり大声で、
「全員、整列!」と言うと、素直に整列したそう。そして、
「貴様らは、全員戦死した兵隊である。よってこの世にいてはならん。
全員あの世へ行って成仏するように。これは命令である!」
隊長が涙を流しながら言うと、幽霊たちは、しばらく呆然とした顔で佇んでいたが、
そのうち全員が泣き始め、やがてボロボロと土人形のように崩れていったそう。
あとにはその土だけが残り、彼らは二度と現われることはなかった。
兵隊たちはその土の大部分は現地に埋め、残りを少しづつ日本に持って帰って、供養したそうです。
日本軍ではパイロットを選出する際、どうやら「骨相」を見ていたようです。
元海軍エースパイロットの坂井氏や、元海軍通信士官の阿川氏の著書にも、この記述がチラホラ。
「結構な確率で当たっていた」という意見がある一方で、骨相でダメ出しをされたにも関わらず、
エースパイロットになった人も居るので的中率は何とも言えません。
ただ、骨相の専門家(パイロットの骨相を見てた人)が終戦近くになって、軍幹部にこんな事を言ったそうです。
専門家「もうすぐ戦争は終わりますよ」
軍幹部「それは一体、どうして?」
専門家「死相の出ている人が随分少なくなってますから」
まあ…一般人でも末期には「こりゃもうダメだ」って雰囲気でしたし、
専門家じゃなくても「戦争は、もうじき終わる」と思ってたでしょうけど…。
実はこの話、最初は、飛行眼鏡や照準眼鏡といった顔に直接ふれる装備が合うかどうか、
(それら装備が生産時に想定してる顔の形の想定範囲内に収まっているか・・・それらがちゃんと密着して使い良いか)
の為にあくまで科学的に見てたんだけど、だんだんオカルトになっちゃった。
- 72 :
- 日清日露戦争は神様や妖怪(狸や狐含む)が戦争いった逸話沢山残ってるみたいね。
うちの地元の狸も日露戦争いった逸話が残ってる。
昔別スレにも書いたんだけど、 喜左衛門って言う狸で、
背中に○に『喜』って文字が入った赤いちゃんちゃんこ着てたそうで、
その狸が日露戦争に出兵して、小豆に化けて大陸を渡り、
上陸するとすぐ豆をまくようにパラパラと全軍に散ったあと、赤い服を着て戦ったとか。
ロシアのクロパトキンって指揮官の手記に 「日本軍の中にはときどき赤い服を着た兵隊が現れて、
この兵隊はいくら射撃しても 一向に平気で進んでくる。この兵隊を撃つと目がくらむという。
赤い服には、○に喜の字のしるしがついていた」 っていう逸話が残ってるそう
鹿島神社の神様(戦の神様)は、出兵する兵隊を乗せた機関車が急に停車。
原因不明で故障個所も見つからなくて変だなって思ってたら、
数分後何事もなかった様に汽車が走りだしたのが調度鹿島神社の前辺りだったんで、
神様も一緒に乗り込んで出兵してくれるのでは?って事で士気があがったって言う話を前に読んだ事がある。
他にも、出兵して片羽根を失って帰ってきた天狗か何かがいるとか…日露は特にこういう話が多いみたい。
太平洋戦争中よく怪我をした妖怪が目撃されたらしい。
あとうちのじいさんから聞いたんだが、当時じいさんはゼロ戦闘機のパイロットだった。
んで特攻する戦闘機を援護する任務のとき敵艦からの反撃が激しくて特攻隊はほぼ全滅。
じいさんたち援護隊も被害が甚大でもう駄目だってときに、
いきなり天狗みたいな奴や化け物がどこからともなく空を飛んできて敵艦からの集中砲火を引きつけてくれたらしい。
じいさんいわく、そいつらのおかげでなんとか生きて帰ることができたらしい。
大戦中は陸軍の小隊長か中隊長かをやってた家のじじいの話なんだが。
じじいが消防のころ学校の裏山を少し登った広場でよくあそんだそうだ。
ある日その広場で日暮れまで遊んで、暗くなり始めたので帰ろうとすると、
広場の縁に子狐が何匹か顔を出したそうだ、狐など珍しくも無い田舎だが、
とてもかわいいのでその時持っていた黒砂糖のカケラをやったそうだが、
近かづくと逃げるので近くの石の上に置いたそうだ。
それから何度か似たような事が夕暮れにあり子狐も近くまで寄ってくるようにはなったが、
決して手からは菓子などを食わなかったそうだ。
じじいも上の学校へ進学しその子狐のこともいつしか忘れてしまった。
時は流れて、じじいは陸軍に入った、親類に陸軍の上層部の方がいたのでかは知らないが出世は早かったそうだ。
そして中国へ、ある日小隊だか中隊を率いて川沿いに進軍していた時のこと。
側面から明らかに優勢な敵の攻撃を受けて川と敵に挟まれるよ うな状況になった。
川上、川下にも敵に回り込まれ、川を渡って後退す る以外道が無いが、
川幅と水深が結構あるので、川を渡る際に狙い撃ち となって全滅してしまう。進退極まってしまった。
最初に頭に浮かんだ事とは、惨殺された見方の兵士の姿だったそうで、 全員決死の切り込みを考えたそうだ。
その時、敵の方を見ると、ちょうど敵味方の中央に狼が1匹こちらを向いて、ちょこんと座っている。
銃弾飛び交いとてもその様な状況の場所では ないのに・・・
そして良く見るとそれは狼ではなく、金色の綺麗な狐だったそうだ。 そして次の瞬間。
その狐が2mほど跳ねたかと思うと、ぱッっと尾が数本の別れた。
近くの 兵士もソレを見て「わあ〜」っと騒ぎ出したそうだ。
狐は分かれた尾から大量の火の粉を振りまいて敵味方の間を走り始めたので、
乾ききった枯れ草が凄い勢いで燃え始め煙と炎が一面埋め尽くしたそうだ。
これ幸いと、部下に渡河命令を出し、じじいは最後に 軍曹と川を渡ったそうだ。
川を渡って追っ手を狙い撃ちにすることとしたが敵はこなかったそうだ。
煙も薄れた対岸を双眼鏡でくまなく見るも の姿はすでになく。部下と一体なんだったのかな?と。
この世の物とは思えなかったので、部下と対岸に手を合わせて心の中で礼を言うと・・・
じじいの耳元でだれかささやいたそうだ、聞いたことの 無い若い女性の声で・・・・「うまかったぞ」
戦後その広場には小さな御稲荷さんが出来たとさ。
- 73 :
- 知り合いのおじいちゃんの話。その方は特攻隊の教官だったので、終戦後すぐ捕まって裁判受けるハメになり、
有罪となってシベリア抑留されたそうです。あまりの寒さに仲間が毎日死んでゆく中、ある夜、こんな夢を見たんだそうです。
それは雲海からぽっかり頭を出した杉の木の先、そのバックには富士山の頂上付近。
なぜかハッと目が覚め「大丈夫だ!俺達は全員日本へ帰れるぞ!」とみんなを奮い起こしたそうです。
すると間もなく本当に生き残った全員揃って日本に無事帰国。
地元に戻って兄弟の経営していた会社に入り、寝食忘れてバリバリに働いていたそうです。
生きるために、禍まがしい記憶を吹き飛ばす為に、その頃は割りと荒々しい生き方をしてたそうです。
そんなある日静岡から山梨へ仕事で行ったとき、なぜかふと身延山に登りたくなったんだそうです。
信仰してる訳でもなく、なぜか富士山でも他の山でもなく、なぜか身延山へ。
その頂上まで登り着いたとき。自分がシベリアで見た夢と同じ光景が目に飛び込んできたんだそうです。
雲海から一本にょっきり飛び出した杉の木の先っちょと、その向こうに富士山。
その時 「汝、判ったか? 汝は生かされたんだぞ」と耳元で声がしたそうです。
その声で、初めて生きて帰って来れた事を痛感し、
また、死んで逝った戦友や仲間、指揮官達を思って帰国後初めて声をあげてワンワン泣いたそうです。
それまで生きてきて後にも先にも「感謝」で号泣したのは、その時が最高だったそうです。
80歳超えた今でも大変にお元気な方で、リアルに戦争の話を知らない私達に会う度に
「自分が生きてるんじゃなかよ。 生かされとるんよ。 その事だけは絶対に忘れちゃいかんですよ」
と、優しく説いて下さいます。こういう語り部の方々には、いつまでもお元気でいて戴きたいものです。
マラッカ海峡を夜航行していた日本の貨物船が 海賊の快速船にねらわれてしまった。
積み荷を積んだ貨物船、いくら頑張っても速度差はいかんともしがたく、
ついにもう夜目にも見えるところまで近づいてきた。
このままでは横付けされ、乗り移られてしまう、積み荷と船は奪われ、
乗組員は人質に取られて身代金と引き替えになるまで虜の生活だ。
放水銃(消火用)を放ちながらなんとか近寄られないように操船をつづけていると、
後方からもう一つの船影が近づいてくる。
急速に近づいてくるその船はどうやら軍艦か沿岸警備隊のものらしく、砲を装備しているのが見える。
軍艦は海賊船と貨物船の間に割り込んで海賊船を牽制する。海賊船はあきらめて方向転換すると消えていった。
そのときにはもう夜明けが近く、その軍艦は遠ざかりはじめた。
見ると白い制服を着た乗組員達が帽子持った手を大きく振っている。
よくよくその軍艦を見ると、どうもかなり古い型の軍艦で、普段見かけないもの。
水平線の向うから太陽の光が差しはじめ、 遠ざかる船の艦尾にはためいていた旗を照らし出した。
旭日旗だった。軍艦の影は朝日の中にとけ込むように薄れて消えていった。
後で調べてみるとその軍艦は旧海軍の駆逐艦に似ていたという。
- 74 :
- バトル・オブ・ブリテンでロンドン都市爆撃を安易にせずに、
あのまま英航空基地や戦闘機を徹底的に叩けばよかった。
(英に電子戦で遅れを取っていたのはここでは棚に上げとく)
ヒトラーとゲーリングはアホだった。
Uボートを地中海や北欧に回さずに、
デーニッツの案のように、大西洋での対英通商破壊に徹すればよかった。
(英のレーダーや対ウォルフパック戦術の秀逸さはここではry)
ヒトラーはアホだった。
バルバロッサ作戦で最初から越冬を視野にするべきだったし、
複数拠点制圧、敵野戦軍撃滅、その他の多数の戦略目標をあげるべきではなかった。
(最初から独ソ戦をせずに両正面作戦を避けるべきだったというのはここry)
ヒトラーはアホだった。
クルスク機甲戦などという、待機されていた縦深陣地に無理な先制攻撃をせず、
マンシュタインが勧めていた機動防御で赤軍をカウンターすべきだった。
(その前にスターリングラードで第六軍が撤退すべきだったというのはry)
ヒトラーはアホだった。
政略をもっと活用し、同盟国だった日本に極東からソ連を攻撃させ、
ソ連が欧州戦線の対独戦に戦力集中できないようにするべきだった。
(ソ連のゾルゲがすごかったというのはry)
ヒトラーはアホだった。
連合軍がノルマンディー上陸を敢行した際、
ロンメルの予想通りに、連合軍の主上陸点がまさにそこだと読み切って、
後方の機甲師団を速やかに思い切って投入できるだけ投入するべきだった。
(上陸前にもうほとんど大戦の帰趨は決まっていたというのはry)
ヒトラーやルントシュテットはアホだった。
- 75 :
- l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !!
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; 〜 第一の世界 霧の大地 〜
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! その世界は濃い霧に覆われている。一度迷うと外に出られない。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; 大地は濡れた岩で、岩は苔生し、足を滑らせると千尋の谷に落ちる。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i 岩礁に船を打ち砕かれ、島に漂流してきた船乗りたちが、
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! その岩と霧の大地の中を彷徨い、そして霧に食われてゆく。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; 海岸に切り立った崖を上ると、そこには霧に包まれた巨峰がある。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i 仰ぎ見ても霧に包まれた頂は見ることはできない。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! 巨大な山を登るも、益々濃く立ち込める霧に道を阻まれる。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; 道に迷い、散り散りになった一行は、霧の中で永遠に彷徨うことになる。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i 濃い霧の中、旅人たちの後ろを追うものがいる。屍食鬼たちだ。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! 屍食鬼は旅人たちが倒れるのを待つ。彼らはそれを喰らう鬼なのだ。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; 彼らの目は見えない。ただ旅人たちの温かな血肉の匂いを探っているのだ。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i 頂にたどり着くものは稀だ。古代の大魔術師エフラはその稀な一人である。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! 数少ない生還者でもあるエフラの語るところによれば、
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; 霧の山の頂は霧の大地で唯一、霧の晴れる場所だという。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i そして眼下に広がるのは、彼方まで果てしなく広がる雲の海だ。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! 所々に雷が輝く積乱雲が星々の宇宙まで立ち上っている。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; そして旅人はそこから見ることになる。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i 地平の果てに、幾多の色に輝く巨大な尖塔があるのを。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! まるで天空の太陽に手を差し伸ばしているような巨大な尖塔を。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! さらに運がよければ、尖塔の周りを巨大なものが飛び交うのを見れるだろう。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; そして今自分がいる山の頂からの果てしない距離を思い、
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i 圧倒的な絶望感を感じ取るであろう。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! エフラによれば彼はここを下っていったという。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; 旅の伴である勇者クスルクとともに雲海の下へと下っていった。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i 地の果てにある尖塔を目指して、二人で死の旅路に赴いたのだ。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! 永遠に霧の晴れぬ大地、そこがこの第一の世界、霧の世界だ。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; 夢と現実の狭間で永遠と漂う霧の中で、多くの旅人は眠るように死ぬ。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i 日差しを見ることなく永遠の霧に包まれながら、
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! 屍食鬼に肉を食われ、岩場に褐色の骨を散らして生涯を終えるのだ。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i;
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i
- 76 :
- l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !!
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; 〜 第二の世界 朱の浜辺 〜
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! 霧の大地を抜けると、そこは永遠に日の沈むことのない浜辺だ。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; 太陽の女神は永遠に朱に染まったまま西の空に囚われている。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i 雲海はいつしか消え去り、だがあの果て無き尖塔はどこにもない。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! あれは一体幻であったのだろうか?旅人はそう思う。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; 晴れ渡った西の空からは、日差しが無遠慮に照りつけ、旅人の肌を焼く。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i 目を開けてはいられないほどだ。囚われの身を憤っているのだろうか?
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! そして海原からは巨波が浜辺に押し寄せ、岩場を洗い、砕ける。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; 旅人は目にすることになるだろう。浜辺に幾多の砕けた船材があるのを。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i 想像を絶するほどの力で拉げられた船の残骸を。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! そして海に投げ出されて溺れ、死した船乗りたちの流れ着いた死体を。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; それらは打ち上げられた魚や貝、時には鯨たちに混じって腐ってゆく。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i 茜色の空にはそれらの死肉をついばむ鷲たちが待っている。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! 海原から押し寄せる死の波濤が、彼らに餌をもたらすのだ。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; 彼らは死した旅人の眼球を啄ばみ、骨にこびりついた肉を齧りとる。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i そして骨は押し寄せる波濤に打ち砕かれ、海岸の砂と入り混じる。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! エフラによればここは天球に星々のよって大十字が描かれる年に、
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; たった一日だけ夕日が途絶えるという。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i 青き月が赤き太陽を覆い、この浜辺にたった一日だけ夜が訪れる。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! その時、大海原の果てにあの巨大な尖塔を垣間見ることができる。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! 天空遥か高みへと差し伸ばした一本の腕のような巨大な塔。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; そしてそのたった一日だけ訪れる夜にのみ、海原は鎮まる。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i その夜だけは海原はまるで鏡のように穏やかになり、
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! その水面に天空の星々さえ映し出すほどだ。美しい大十字が。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; エフラと勇者クスルクはその夜、浜に打ち上げられた船の材を組み、
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i 海へと漕ぎ出した。無論、目指すはあの尖塔の場所だ。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! だが日差しが戻る前に急いで岸から離れなければならぬ。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; でなければ再び訪れるあの巨大な波濤に打ち砕かれ、呑み込まれてしまう。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i 呑み込まれた後、あの朱にそまる岸に打ち上げられてしまうだろう。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! そしてハゲワシたちに肉を食われ、砂に骨を散らして生涯を終えるのだ。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i;
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i
- 77 :
- l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !!
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; 〜 第三の世界 メールシュトレーム 〜
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! 果て無き海原の真っ只中で、いつしか日差しは天空に鎮座している。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; 若き日の大魔術師エフラも勇者クスルクも、餓えと乾きに苛まれ、
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i 何処とも知れぬ大海原を果てしなく漂う日々が続く。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! もう駄目であろうと思ったその時、突如巨大な時化に巻き込まれる。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; 強き風に帆は破れる。船板は砕け、竜骨は圧し折れるほどの波。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i 乾きを癒す間もなく、エフラもクスルクも対応に追われる。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! その時だった。山脈ほどの巨波の陰に、船明かりが見えたのは。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; それは船だった。エフラやクスルクの乗る船よりも遥かに巨大な。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i 帆は無かった。船上に四本の巨大な煙突を立てた奇怪な巨船。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! 鯨よりも遥かに巨大なその船が、こちらへ徐々に近づいてくる。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; その船すら、この凄まじい嵐の中で今にも沈みそうだ。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i そしてその巨船の舳先が、エフラとクスルクの船に衝突する。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! エフラとクスルクは海に投げ出され、波にもまれる。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; 巨船からは救護用の浮き輪が投げ入れられ、二人は何とかそれにすがる。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i 汲々としながらも、二人はギリギリのところで命が助かる。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! だがこの巨船もまた、山脈のような巨波にもまれ、今にも沈みそうだ。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; エフラは自分を助けてくれた船員に船の名を問うた。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i 船員は「タイタニック」という聞きなれぬ船名を答える。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! そして船の目の前に、巨大な渦が現れた。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! それは国を一つ呑み込むほどに巨大だった。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; 船長らしき男が命を下す。たちまち船内の巨大な鉄の機関が動き出す。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i エフラも見たことの無いような巨大な機関が大量の燃える黒石を燃やす。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! とたんに巨大なシャフトが動き出し、波間の水を切って船が進む。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; だが巨大な渦はどんどん近づいてゆく。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i よく見れば無数の船がその巨大な渦の中へと巻き込まれている。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! 巨船の機関は唸りを上げ、煙突からは炎が吹き出ていた。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; だが船体は徐々に渦の中心に引き寄せられ、抜け出すこともできない。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i そして刹那、凄まじい波濤が船体を呑み込みんだ。
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !! エフラもクスルクもまた、水の奔流に呑み込まれた。
!i|! ! l| ! |! ! l| ! :l| l ;l| ! l|;! i | l ; l|i; 一瞬、嵐の雲間からあの輝かしい尖塔を見た気がした。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i まもなく波がエフラを覆い。エフラは意識を失った。
l|i !! i | l ; l|i ! | l|; ll! ! i | l! | |」| l|i
l; |;|! ! l| ! | |;i ! | l|; ll! ! i ! | l|;|!|l|i !!
- 78 :
- これは嘘だろうか?ただ信じたい
- 79 :
- だが、ここにきて自分の履歴書にある学歴欄と職歴欄の空欄が、勇者さまにとっては痛かった。
まさにこれだけの間、勇者さまは現実逃避を続け、ファンタジーの世界でありえない夢を見続けてきたのだから。
魔王「ハハハッ!そうだ勇者さまよ、ブサイクで低学歴でエロゲRーばかりの無職童貞キモヲタ……それがお前の真の姿だよ(笑)
この現実社会こそが、お前らのようなファンタジーに逃げ込んだ阿呆どもの『闇の世界』そのものなのだよ(大爆笑)」
かくして勇者さまは現実社会の荒波にもまれることとなった。
そして派遣登録サイトで紹介された日雇いバイトで食いつなぐ人生を生きることになる。
とりあえず生活保護を請求してみたものの、役所であっさりと却下。
そして勇者さまは今日もまた、自分の絶望的な未来に怯えながら、安い日給の日雇いバイトにあくせくしている。
一方、お姫様は、企画モノAV女優としてデビューした。
デビュー作でゴスロリのコスプレで男優にズコバコやられ、3本目には汁男優10人にぶっ掛けられ、
4本目にはカメラの前で泣きながら脱糞させられ、引退作品となった5本目で、ついにキモ男優のウンコを喰わされた。
その後、姫様は安いデリヘルに飛ばされ、そこで下らんチンピラ男にクスリ打たれて稼ぎを毟られる日々を送る。
そんな中でも姫様は、いつか素敵な王子様が私のところにやってきて、自分を幸せにしてくれる!という夢にすがっていた。
そのようなシンデレラコンプレックスに浸ってでもいなければ、一回2時間6000円の売春稼業に耐えられなかったのだ。
そして今日もまた、姫様はラブホに向かう。ハゲででっぷりしたサラリーマンの男がそこで待っていた。
姫様はホテルに入ると、男がシャワーを浴びている間に電話をかけ、デリヘルの社長の携帯に「いま、入りました」と告げる。
今夜はチェンジされなかった。最近、クスリのやりすぎで容貌が崩れてきた姫様は、客にチェンジされることが多くなってきたのだ。
そして男がシャワーから出てくる。今夜のお仕事の始まりだ。20分後、男は姫様の乳房の上に大量の精液を放った。
これこそまさに、魔王の言った『闇の世界』そのものだった。
- 80 :
- 腹に激痛に走って、背中辺りがものすごく熱い。息も上がって、心泊数が跳ね上がる。
けど、背中の傷口からは、血が流れている感覚があった。とても不気味で気持ち悪い。
...もしも、ここで死んだら誰が悲しむ?両親か?仲間か?友達か?
みんなは年老いて、俺なんかの存在は忘れる。"死"なんてただの記憶の一部でしかないからだ。
"死にたくない"そんな感情が頭に何度も回り巡っている。
煙に曇った空の中で倒れた俺なんか目もくれず、銃声は木霊している。
1944年6月6日。俺は船に揺られて、上陸への準備をしていた。
トンプソンを握る左手は、汗でグッショリで、銃を落としそうになる。
隣の奴が、嘔吐物を吐いた。強烈な臭いにつられて、近くにいた奴が海に吐いた。
なんとも言えない沈黙が広がって、死に対する恐怖が混み上がる。
「開けたら、すぐに散開しろ、砲撃の餌食になるな!以上だクズども!」
「開けたら、すぐに散開しろ、砲撃の餌食になるな!以上だクズども!」
と叫んだ瞬間だった。突然、目の前の世界が一変してしまったのだ。
ノルマンディー海岸に怒涛のごとく押し寄せていた米軍海兵隊の猛者たち。
その彼らが身にまとう軍服が、いきなり可愛らしいセーラー服に変貌してしまったのだ。
初夏らしい夏服のセーラー服は、濃紺の襟にシルバーの三本ラインを縫いこんだ古風なデザイン。
涼しげな胸元には、鮮やかな紅のスカーフがたなびき、年頃の乙女たちの胸元を彩っている。
短めのプリーツスカートはノルマンディー海岸を吹きすさぶ風に煽られ、逞しき兵士たちの太ももが露になる。
そんな乙女チックな連合軍兵士たちが、突如ノルマンディー海岸一体に無数に現れたのだ。
「な、なんなんだこれは!」「一体これは何事だ!」
連合軍兵士たちは、風に煽られたプリーツスカートの裾を押さえながら、ついでに赤面して恥じらいながら口々に叫ぶ。
砲火が行き交い、方々で爆音がとどろく戦場の真っ只中で、彼らはいきなり乙女キャラに変貌させられていた。
彼らはピンク色の水玉模様やキティちゃんの描かれたトンプソンやM1カービンを担ぎながら、それでも海岸に向かう。
浅瀬を駆け抜け、駆け抜けるたびにスカートはめくれ上がり、純白のパンティーと毛むくじゃらの太ももが露になる。
俺はM!カービン(銃身はレモンイエローとピンク。ストック部分にパティ&ジミーのキャラ)を肩に据えた。
座礁した強襲揚陸艇の船体の陰から身を乗り出し、ドイツ軍の堡塁に狙いを定める。
先ほどからあの堡塁から放たれる榴散弾が、俺たちの中隊の上陸の妨げとなっているのだ。
堡塁から突き出た大砲から放たれる榴散弾は、中隊の集結ポイントに降り注ぎ、
スィートチョコの破片が当たり一面に散乱。海岸一体に実に香ばしい甘い匂いを振り撒いていやがるのだ。
しかも砲弾の中にはバニラソースが仕込まれているらしく、俺たちの顔にバニラクリームの飛沫が飛び散る。
「まだバレンタインまでは八ヶ月以上あるってのに気が早いな」
と俺は三等兵見習いのジミーに言い、ニヤリと笑った。
ジミーは俺たちの中隊の中では主にモンブランタイプの手榴弾作りに長けている気の良い坊やだ。
ハイスクールを卒業したばかりで海兵隊に入隊してきたジミーは、ことのほかセーラー服がよく似合う。
「そうっすね、デイブ二等兵。それにこのクリームは練りが足りませんよ」
ジミーはそう答えると、その辺の砂浜に落ちていたチョコの破片にバニラクリームをつけて、口に放り込んだ。
剛毅なやつだ、と俺は思った。それと海兵隊員がセーラー服を着ていることに違和感が無くなっている自分に気づいた。
なんてことだ、慣れというのは恐ろしいものだ。こんな死と隣り合わせの戦場に俺は馴染んでしまっている。
- 81 :
- 揚陸艇の船べりから慎重に身を乗り出し、俺はゆっくりと狙いを定める。狙う先は、あの大砲の根元のあたり。
大量のチョコを惜しげもなく打ち込んでくるドイツ軍。物資が不足気味というのはデマなのだろうか?
俺の数メートル横に、今度は巨大な何かが落下してきた――マドレーヌ砲だっ!という叫び声がする。
そして二秒ほど遅れて、天空を切り裂くような巨大な爆音が辺りに響き渡った。
マドレーヌ砲は、何と音速を超越して飛んでくるのだ。それで型崩れを起こさないのだからドイツの技術力は凄い。
俺は船べりから吹き飛ばされ、揚陸艇の船底に叩きつけられた。
それと同時にマドレーヌ特有の甘いバターの香りが、俺の鼻腔をくすぐる。実においしそうな匂いだ。
パリ占領以来、ドイツ軍はフランス菓子の数々を徴収し、戦場に投入している。
その噂は耳にしていたが、これほど美味しそうな洋菓子を目の前に撃ち込まれては、こちらもたまらない。
「大丈夫ですか?デイブ二等兵」
ジミーが俺の体を抱き起こしながら声を掛けてくる。俺はジミーの肩につかまらせてもらい、起き上がった。
ジミーはサッカーボールほどもある巨大なマドレーヌの破片を抱え、それをムシャムシャと食べている。
「海水が掛かってしょっぱいですけど、この塩っ気がむしろマドレーヌの甘味を引き立てますね」
俺は時折不思議に思う。このジミーはやたらお菓子を食べまくるのに一向に太る気配がない。
スイーツは別腹だっていうでしょ?と前にジミーは言っていたが、こいつの別腹はブラックホールなのだろうか?
俺は顔にべっちょりと付いたカスタードクリームを拭うと、再び船べりから体を乗り出す。
女子高生姿の海兵隊員は、やはりこのアハトアハトによるマドレーヌ攻撃で圧倒されていた。
巨大なマドレーヌの生地の下敷きになり、スイーツに押しつぶされそうになっている者。
マドレーヌの甘味に「ちくしょう!蜂蜜を隠し味に使うのは反則だ!」と泣き叫ぶ者。
勇猛果敢な海兵隊員たちは、今やメランコリーをこじらせて自室でさめざめと泣きながらRーに耽る女子高生のようだ。
もちろんなんのこっちゃわからんが、まあそんな女々しい海兵隊員(セーラー服姿)を想像してくれればいい。
それよりも第101空挺部隊は一体何をしているのだ?
やつらはこのマドレーヌ砲のある拠点へ奇襲攻撃を仕掛けたはずじゃなかったのか?
途中で駄菓子やでベビースターラーメンやフェリックスガムを買い食いでもしているのか?
とにかく今は目の前の堡塁のチョコレート砲を何とかせねばなるまい。
俺はリズムカルに響き渡るマドレーヌ砲の爆音をシャットアウトした。
今はあの堡塁、あそこだけを狙うのだ。あのチョコレート砲(バニラソース充填のとっても美味しいやつ)だけ。
ふと、堡塁の前の土嚢から、人影が見えた。ドイツ兵だ。
そして俺は、そのドイツ兵の姿をみて再び仰天してしまう。
彼は実に見事なメイド服を着用なさっていたのだ。
言い忘れたが、もちろん俺も可愛らしいセーラー服を着ている。
ついでに言っとくが、もちろんこれは俺の意思ではない。そんな趣味はない。断じてない。
だからなのだろうか、俺は思わず大声で笑ってしまった。
堡塁の中で戸惑いの表情を浮かべながらメイド服のスカートの裾を指でつまんでいるドイツ兵の姿を見て。
しかもよく観察すると、ベトンで固められた防御要塞の随所に、メイド服姿のドイツ兵たちが蠢いているのが見える。
ゲルマン民族特有のゴツい体を窮屈に包み込む可愛らしいメイドさんのお洋服。
手にはオーブンで焼きたてのクッキーやアップルパイを乗せたトレーを抱え、それを砲手たちに手渡す。
砲手たちはその美味しそうな焼き菓子を丁寧に型崩れしないよう、アハトアハトなどの砲に装填する。
その手際のよさに俺は関心してしまった。さすがナチスだな、メイドさんの鍛え方も伊達じゃない。
俺は脇に落ちていたマドレーヌの破片を口に放り込んだ。
ジミーの言ってた通り、海水の飛沫が掛かっているせいか塩っぽいが、それがよりまろやかな甘味を引き立ててる。
こんど中隊長殿に進言してみよう、アメリカ海兵隊のマドレーヌも隠し味に塩と蜂蜜を用いてみては?
俺は再びM1カービンを構えた。ちなみに俺は中隊の中で一番の腕を持つ狙撃手でもある。
決して狙撃向きではないこのM1カービンで、400メートル先の的にフルーツキャンディーの弾をワンホールショット。
どうだ参ったか。これが海兵魂というものだ。あの堡塁のドイツ兵を射抜くことなど、余裕だ。
- 82 :
- ∧,,∧
( ・ ェ ・)
ノ つ|
c( ノ |
∪∪ *о*
* * *
- 83 :
- トリケラトプスの角は武器であると同時にアンテナでもあった。
一般に右の角が送信用のアンテナ、左の角が受信用のアンテナである。ときおりそれが逆転しているものも存在する。
このアンテナ角を用いてトリケラトプスは遠方にいる群れと交信していた。
同じ群れの中では吼え声やジェスチャーでコミュニケーションがとるのだが、
遥か彼方の場所にいる同種の仲間とのコミュニケーションをとる場合には、この角から発せられる電波で行う。
ちなみにこの角から発せられる電波は20メガヘルツ程度であり、現在の短波帯の電波と同程度である。
出力に関しては様々な意見があるが、この波長帯では電離層の反射を利用して通信できるため、
予想以上に低出力でも可能であるとの見方が強い。おそらくは1キロワット程度であろう。
あの巨大な頭骨のフリルは、送受信用の際にパラボラアンテナの役割を果たす。
一方、トリケラトプスの鼻先にある短い角は、毒が仕込まれていることが最近わかってきた。
従来、トリケラトプスは草食であると考えられてきたが、最近はそれは否定されつつある。
トリケラトプスは白亜紀の狼であり、群れで巨大なアパトサウルスを仕留めていたらしい。
アパトサウルスは実は最大全長100メートル、最大体高は80メートル、体重250トンを超える巨大恐竜であり、
(現在発見されているアパトサウルスの化石は全て子供である)、口から火や毒霧を吐き出し攻撃してくる危険な恐竜である。
ティラノサウルスすら対決を避けるこの巨大恐竜を、トリケラトプスは頻繁に狩っていたらしい。
まず例の角通信で遠方の群れと連絡を取り合い、狙うべきアパトサウルスの位置情報などを確認。
そして10〜20頭ほどの群れで遥か遠方から包囲する。そして時間をかけジリジリとその輪を縮めてゆくのだ。
輪を縮めながら散発的にアパトサウルスの脚を鼻先の毒角で突き、毒を注入するのだ。
ちなみにこの毒はテトロドドキシンと考えられている。もちろんこれは命がけだ。
一撃離脱に失敗すれば、アパトサウルスに踏み潰され、焼き殺されかねない。
そうやって数日ほど断続的に攻撃をし、アパトサウルスが弱って斃れたところを集団で襲うのである。
- 84 :
- 鳥取って、例の砂丘から巨大な蜘蛛の群れが湧いて出てきて、住民を襲うんだぜ
この道路も、住人が避難するための避難路として計画されたんだが、
まさにこの道路を伝って中国地方全域に巨大蜘蛛の群れがあふれ出すんだ
まあ、八岐大蛇が現れて退治してくれるけどな
炎で焼き払ってくれるんだ
早馬のための街道はあった
ただ馬賊がやたら出るので、隣の県に行くのも命がけだった
注意しないと馬賊に襲われるんだよな
だから路線を保持するための特別警護部隊が創設された
走ってると、気づくとウズベキスタンにたどり着いている不思議な道路
おそらく亜空間を通っていると思う
こないだも道に迷ったアフガンゲリラが迷い出てきた
◆ルンバが大量に放たれる…鳥取で文化財指定の校舎を大掃除
昨年3月に閉校になった鳥取県智頭(ちづ)町の旧山形小で13日、地域住民らが校舎の大掃除をした。
家庭用ロボット掃除機「ルンバ」10台も参加。長さ約80メートルの廊下で、ほうきでは取れない細かいほこりまで逃さず吸い取った。
築71年の木造校舎は国の有形文化財に指定されている。人の力だけでは広い校舎の掃除は大変なため、
家電メーカーの代理店に相談してルンバを譲り受けた。
参加した卒業生の春摘要(はるつみかなめ)さん(56)は「校舎は44年前とほとんど変わらないが、掃除は時代の変化に対応している」と感慨深げ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130713-00000047-mai-soci
※画像:http://amd.c.yimg.jp/im_siggLGt_wfTqDQtGwCUIBkMwpQ---x359-y450-q90/amd/20130713-00000047-mai-000-5-view.jpg
そのうち勝手に繁殖し始めて、校舎を乗っ取られるぞ
しかも立ち入った児童とかを狩り始めて、えさにしちゃったり
人食いルンバがそのうち縄張りを広げて町中に広がり、鳥取全体が肉食ルンバに支配される
「うははははっ!人間などゴミ屑だ!人間など滅べばいいのだ!」
と叫びながら、ルンバが人々を襲う阿鼻叫喚地獄
だが、ルンバたちはまだ知らなかった
鳥取砂丘に潜む、鳥取の守護神、砂蜘蛛たちの存在を
かくして人食いルンバの大群と砂蜘蛛の大群の一大戦争が幕を開けるのであった
恐怖!人食いルンバの襲撃
人間対人食いルンバ
人食いルンバ、最後の聖戦
帰ってきた人食いルンバ
- 85 :
- 星新一のショートショートだけど、
超優秀な学生がいて第一希望の就職先に内定したが、その会社の幹部から
ライバル会社に入社して、そこで昇進して内部情報を送ってくれと頼まれる。
後に我が社に戻って良いポストを用意するからと・・。
彼はそれに従い、優秀なのでライバル会社にもすんなり入れて、そこで順調に出世していった。
そのうち彼は第一希望だった会社に戻る必要はあるのかと考え、そのままライバル会社に残り社長になり、
敏腕社長として活躍し、かつて第一希望だった会社を倒産させてしまった。
この主人公の息子がアムロって名前でゼロ戦を駆って戦場の白い悪魔と呼ばれるんだよな
んで、人類補完計画の結果、最後に生命の樹になって、全てが溶けて混ざり合い、生命のエネルギーあふれるカンブリア紀のような世界が到来
その後、巨神兵が現れ、世界は崩壊
さらに毒の瘴気をまき散らす巨大な菌類が繁殖し、人類は滅亡寸前に追い込まれ
青き衣を纏った伝説の勇者さまが黄金の原っぱを駆け抜ける感動的なエンディングを迎える
その警察こそが、今回の事件の黒幕で、生き残った集落の人間を全て消そうと画策していた。
ここの村人はかつて周辺から恐れられた人身御供の風習を持つ鬼の村と呼ばれ、
そこの住人は満月の夜になると人ならぬ者に変化し、
近隣の村落に跳梁跋扈して荒らしまわっていた鬼族と呼ばれる人たちであった。
多くの武者や時の領主、修験者や陰陽師たちによる幾多にわたる征伐の末に、
何とか現在の平穏な村にすることに成功、もちろん多大な犠牲を払った上でのことだった。
だが、近年になり、突如、人が行方不明になったり、残虐な事件が頻発するようになる。
政府の研究機関が調査した結果、かつて封印したはずの村人の鬼の血がよみがえ
- 86 :
- >本来、アマゾン川に生息するピラニアがどうやって中国までたどり着いたのか?
おそらくは、ピラニアたちはアマゾン河を下って大西洋に出て、その大西洋を横断して喜望峰の沖合いを通り、
ディエゴガルシア島沖合いを通ってインド洋を横断、その後マラッカ海峡を抜け、
東シナ海を北上し、長江を遡上、そのまま中国に落ち着いたのが真相。
一部のピラニアはアルゼンチン沖合いからホーン岬を通り、そのまま太平洋チリ沖合いに入って、
そのまま西に向かって泳ぐ。おそらくその途中で多くのピラニアが力尽き死んでしまったかもしれないが、
それでも一部のピラニアは無事、ニューギニア島近辺までたどり着き、そこから海流に乗って北上、
東シナ海に入った後、長江を遡上し、そのまま中国に落ち着いたというパターンもあると思われる。
また、ピラニアによっては、アマゾン河から這い出た後、乗り合いバスでサンパウロ市街地まで出て、
その後サンパウロのコンゴニャス国際空港からロスアンジェルスまで飛び、
そこからJALに乗り換えてアンカレッジ経由で成田まで来て、そこから成田エクスプレスで東京に出て、
浅草やアキバめぐりした後、「元気でやってるよ」と故郷の母に絵葉書送り、
その後新宿で一杯ひっかけた後、改めて成田発上海行きのANAに乗って上海国際空港に降り立ち、
観光名所を尋ねたり、ヌーヴェルシノワーズなグルメを堪能し、足の赴くままに旧市街地を散策していたところ、
自分の本来の目的をはたと思い出し、そのまま長江へ飛び込み、上流に向かって泳ぎだしたのかもしれない。
- 87 :
- 最後は四人が互いに疑心暗鬼になって殺し合いを始めるんだよな
主人公が習志野郊外のネギ畑を走って逃げ、それを親友だった女が、血まみれのナタをもって追い回すシーンは圧巻
主人公はネギに足を取られて畑の中で派手に転び、親友のBが物凄い形相で何かを叫びながら主人公にナタを振り下ろす
もうだめだ!と思った瞬間、乾いた銃声が響き渡り、主人公の目の間ででBの頭が吹き飛び、崩れ落ちる
突然の出来事に呆気にとられる主人公
そこには先ほど主人公が毒殺したはずのCが、Dの持っていたS&Wの大口径リボルバーを構えて立っていた
左手には、やはり親友だったDの生首がぶら下がっている
「A(主人公の名前)、お誕生日、おめでとう」
そうつぶやいたCは、恐怖で泣きわめく主人公に向けて、ゆっくりと引き金を引き絞る
再び習志野のネギ畑に、銃声が響き渡り、暗転
- 88 :
- 確かにまずいよな・・・それ。
それもこれもM89星雲から放たれる謎の怪光線のせい。
あれを長時間浴び続けると、ある一部の人たちには肉体上の変化が現れるんだ。
頭から角が生えてきたり、全身にびっしり鱗が生えてきたり、尻尾が生えてきたり、
毒液を吐くようになったり、翼を生やして空を飛べるようになったり、口から火を噴くようになったりと色々なんだよな。
だけどそうなると、もう人間の理性は完全に失われてしまい、ただひたすら欲望と欲情のままに生きるようになるんだ。
だけどこの怪光線の影響には個体差がある。
大半の人間には、この怪光線は殆ど無関係であり、これによって何ら影響を受けることもない。
上に書いた通り、怪光線によって怪物化してしまう人はごく一部に留まる。
この怪物化する人間の中でも、あっさりと怪物に変化をしてしまうものもいる一方で、全く怪物化をしない人もいる。
完全に物の怪のごとく狂暴凶悪なモンスターになるものもいれば、獣性を秘めたまま、一般人に紛れて生活してるのもいる。
そして全く怪物化しない人たちなんだが、この人たちも怪物化しないとはいえ、やはり一定の影響は受けているんだ。
彼らは外見上は普通の人間と同じままで、いわゆる人間としての人格がきちっと保たれているというだけだから。
この怪物化しない人は、ε-θ134A遺伝子を保有していることが知られてる。
この遺伝子を持っていると、怪光線によるDNA改変の影響を無効化する特殊酵素voidalion-EEを分泌するんだ。
これはこの謎の怪光線を受けることでε-θ134A遺伝子が活性化する。
すると細胞内のミトコンドリアが変化してでDNAの突然変異を防ぐvoidalion-EEを合成するんだ。
それが怪光線によってダメージを受けたそのDNAを完全にもとの形に修復してしまう。
しかもこの際、癌化した細胞や、染色体のテロメアまで復元してしまう。
そのため細胞は老化することなく、特に大きな怪我とかでなければ事実上、寿命が尽きることはない。
実際はそれ以外の理由(重大な事故やその他の病気、細菌感染、ウィルス感染その他)で死ぬことも多いのだが。
もう一つ、このvoidalion-EE酵素の効果として、筋力や神経系統の過度な発達がある。
というよりもやはり、筋肉の質そのものが変わってしまうので、外見上は普通のままであっても人並み外れた運動能力を発揮するのが普通。
- 89 :
- 6 名前: 名無しさん@12周年 投稿日: 2012/04/09(月) 18:52:15.72 ID:QKKm7EP00
地球文明が滅亡して数億年が経過したあるとき。
その旧世界の遺跡から一つの和式便器が発見された。
だが現代の人間はこの和式便器の用途がわからず、戸惑ってしまう。
「これは一体なんなのだ?」
「乗り物ではないだろうか?」
「いや、これは帽子かもしれませんぞ!」
学者たちは議論を重ねるが、一向に真実は判明しない。
だが、ある一人の若い研究者が珍説を唱えた。
「これは食器ですよ」と。
初めは回りの学者は取り合わなかった。
だが、その若い研究者は居並ぶ学者たちの目の前で実演してみせたのである。
「いいですか、まず、一人の人間がここに仰向けに寝ます」
一人の男が仰向けに寝た。
「次に、この謎の物体の下の穴を、自分の口の中へはめこみます」
仰向けに寝た男の口に、便座の流出口はねじ込まれる。
「そしてもう一人が、この食器の上にお尻を出してしゃがみます」
別の男が、便座の上にケツを出してしゃがんだ。
「あとは上の男がうんこをして、このレバーを引けば、下の男の口の中に自動的に食べ物が流し込まれるのです」
その若い研究者はは絶賛され、末永く天才として語り継がれることとなった。
- 90 :
- 158 名前: 名無しさん@恐縮です 投稿日: 2011/11/27(日) 14:45:44.98 ID:7/R6K1560
スレタイだけで内容を予想
派遣切りにあって失業保険を打ち切られた中年無職男が、
ついにホームレスに落ちぶれ、そこで共産主義思想に覚醒、
その組織の一員として徹底的に洗脳され、テロリストとしての訓練を受け、
最後には資本主義の巨魁に爆弾抱えて突っ込むって映画
ぜひ、ジブリの絵でやってほしい
173 名前: 名無しさん@恐縮です 投稿日: 2011/11/27(日) 14:59:19.39 ID:7/R6K1560
スレタイだけで内容を予想
就活でずっこけて派遣、フリーターで糊口を凌いでいた25歳の女性が、
色々とお金を浪費した結果、金欠に陥りついにデリヘル嬢にダイブ
そんなある日、客として彼女を買った男が、新興カルト宗教の出家信者だった
その男と寝物語を話しているうちに、徐々に自分の不幸な境遇はこの世の中が悪いと思い始め、
この世の中は腐りきっている、だから一旦滅ぼさなければならない、と確信するようになる
ある夜、自分の所属するデリヘルの事務所を男とともの襲撃
そこの社長を殺害して売り上げを奪い去り、その金をもってカルト宗教団体に入信する
だがそれ以外、お布施すべき財産の無い彼女は、セックスをもって教団幹部にご奉仕し、教祖様の寵愛を受ける
そんなある日、公安が教団をマークしているという事実をしる
自分たちはこの腐りきった世の中を正すために活動しているというのに、なぜ悪人扱いされなければならないのだ?
彼女はある日、組織内の実働部隊である決死隊に志願
実力行使で世の中を正そうと決意する
そして決死隊組織の一員として厳しいテロリストとしての訓練を受け、
最後には「この醜く穢れた世界を浄化するのだ!」と叫びながら東京のど真ん中銃を乱射し大量虐殺パーティー
そんな映画
ぜひ、ジブリの絵でやってほしい
- 91 :
- 旧文明のAVを発見して電マ潮吹きやスカトロに目覚めた少女が究極の快楽を求めて旅に出る。
まだ見ぬ巨大なペニス「エクスかリバー」を捜し求めて、世界中の男たちとエロエロバトルを繰り広げるお色気ストーリー。
中々見つからない「エクスかリバー」。だが最後に主人公は愛のあるセックスに目覚めた。
そう、本当のエクスかリバーは貴方の身近にあったんです。それは愛する人のちんこなんですよ。完全18禁。
旧世界の少女型ヒューマノイド「南極2号」と邂逅した主人公。
ただのシリコン人形でしかないこの人形に恋をしてしまう。だが、周りはわかってくれない。
「そんなので自慰行為にふけってないでちゃんと受験勉強しなさい」と母親に怒られて引き離されてしまったり、
周りの同級生たちには「Rー人形」とバカにされたりと散々な目に遭う。
だが主人公は彼女との愛を貫こうとする。夜な夜な彼女のオナホールやR穴にちんこを突っ込んでは愛を確かめ合う。
そしてある夜、ついに彼女に人格が誕生する。
「今まで私のことを愛してくれてありがとう。でも私は穢れています。旧文明時代に散々男の慰み者になってたんですよ」
「それでもかまわないさ!俺は君が好きだ。君と永遠に一緒にすごしたいんだ!」
ふたりは永遠の愛を誓い合った。
それからしばらくして、精神病院に隔離されている主人公の姿があった。診断は統合失調症。
現実と妄想が全く区別できないという重症レベルであった。
だが主人公は幸せだった。隔離病棟の部屋のなかで、愛を誓い合った彼女と一緒にすごせるのだから。
誰にも邪魔されることなく。
- 92 :
- 旧世界の書庫から団鬼六の作品集を発見した主人公。
彼はこの作品の退廃的かつ官能的な倒錯美に感動を受ける。
主人公はもともと旧世界の移籍発掘調査隊に所属する学者であったが、
SMの道を追求するために、学者としてのキャリアを放棄する。
亀甲縛り、三角木馬、ろうそく責め・彼の唯一の理解者である恋人のS女王のとともに数々のSMを追求する主人公。
時にアナル開発で未だかつて無い快楽におののき。マゾ調教の苦しみの果てに至極の快楽の園の存在を知る。
こうして堅苦しい学者肌だった主人公は徐々にM奴隷としての本性を解放してゆく。
だが、こうした主人公の行為は、この現代文明において認められるものではなかった。
当局はこのような卑猥で野蛮な思想や行為を取り締まるべく、行動を開始したのだ。
官憲の手から逃げ出す主人公。そして悲劇は起きた。
彼の最大の理解者であり、彼の女主人でもあったS女王が、官憲の撃った弾に当たり、死んでしまったのだ。
主人公はS女王の死に慟哭する。官憲に取り囲まれる主人公。そして彼は死を覚悟する。
だがそのとき、主人公たちに理解をしめしたSやMの趣味に目覚めた地下活動家が彼を救出しに現れたのだ。
そう、主人公のSM趣味は、好事家たちの間で密かに広まり、官憲の目を盗んで多くの理解者を生み出していたのだ。
こうして主人公は九死に一生を得た。
だが、主人公は自分の最大の理解者であったS女王の死という事実を前に、ふさぎこんでしまう。
もうSMはやめよう、こんなことを始めなければ彼女も死ぬことは無かったのだと。
しかし主人公の前に一人の少女が現れた・・・それはS女王の妹だった。
少女は自分がどうやらMであるらしいので、主人公に調教してもらいたい、と願い出る。
躊躇する主人公。なぜなら主人公はMであり、Sではないのだと少女に言う。
だか、真性のM奴隷である少女は、主人公が実はMではなくSであるということを本能で見抜いていた。
そして少女は主人公に告げた。
「S女王姉さんさんの死は確かに痛ましいです。でも実はS女王姉さんさんは、Mだったんです。
主人公のあなたがSであるのに何故かMプレイに興味を示したので、姉さんはあえてS女王として振舞っていたんです」
主人公は驚愕する。そうか!そうだったのか!
その夜、主人公は少女(少女M)とM奴隷調教プレイを開始する。
そして主人公は自分の本性に目覚めたのだ。S趣味の男である自分に。
それからしばらくして、地下活動にいそしむ主人公の姿があった。彼はSM地下組織のリーダーとなっていた。
傍らには、彼のM奴隷となった少女Mの存在があった。主人公専属のマゾ奴隷。
主人公は少女Mとともに方々の地下劇場で多くの支持者たちを前にしてSMプレイを実践してみせる。
こうやって現代文明の中でSMプレイが着実に広まって言ったのだった。
だが、ついに官憲はSM地下組織のアジトを発見。主人公は官憲の手に捕らえられてしまう。
過酷な拷問を受ける主人公。だが最初Mとして調教してきた彼には、それすら快楽であった。
官憲は言う「全ての罪を認めよ。そしてSMは罪悪であると宣言し、SM地下組織の解散を命じろ!」
だが主人公は拒絶する。
「受け入れることはできない。人間は全てSMの気があるのだ。SMを罪悪と認めたら、それは人間の本性を否定することになってしまう!」
こうして主人公の処刑が決まった。
そして処刑の日。主人公は新ゴルゴダの丘を、巨大な十字架を背負って登らされたのだ。
主人公がよろめくたびに、鬼のような官憲が容赦なくムチで打ち据える。気持ちいい!
そしてついに主人公は十字架に掛けられる。
密かにSMを信奉しているものたちは、群集の中で涙に暮れる。
だが事前に主人公は彼らに告げていた。
「俺にとっちゃこの羞恥プレイは、究極のSMプレイなんだ、だから悲しむのではなく、うらやんで欲しい」
そうして彼は十字架に掛けられ、死んだ。
だが主人公の意思は、少女Mを中心としたSM地下組織たちによって各地に広まってゆく。
何度も弾圧されてもなお、SMを信奉する者は後を絶たなかった。
そして主人公の死から400年後、ついにSMは現代文明社会の国教となったのである。
- 93 :
- その後、ソ連軍が北海道に上陸してきて、蝦夷農の生徒たちが学校に籠って抗戦する物語になるんだよ
同時に中国軍や韓国軍にも攻撃を受け、東京には核が落とされて日本は事実上崩壊
自衛隊北面方面隊も奮戦するも、圧倒的な物量の差でついに壊滅状態
蝦夷農の生徒たちは、学校の地下倉庫にある武器(もともと屯田兵要請施設だった名残)を持ち、
押し寄せるソ連軍を相手に必死の抵抗を試みる
援軍も補給もないまま(食糧だけはそれなりに豊富)蝦夷農生たちは絶望的な戦闘を戦い抜く
同級生たちは次々と斃れる中、主人公の八軒は騎兵部隊として奮戦する
だが、恋人の御影がソ連軍に拉致され、散々嬲り者にされた挙句無残に殺され、八軒の中の何かが弾ける
さらに、50日に渡って抵抗をつづけた蝦夷農もついに陥落し、蝦夷農生たちはたまたま偵察に出ていた八軒を除いて皆殺しにされる
たった一人残された八軒は、いつ果てるかも分からない孤独な戦いの中で、この無意味な戦争の真の姿を見出すのだが・・・
- 94 :
- 違うな
蝦夷農で行われている生物実験で飼育された家畜が、突如バイオハザード化
人食い豚や人食い牛や人食い羊たちが次々と生徒たちを襲うんだよ
いやいや
蝦夷農はソ連の食料生産所にされ
翌年大豊作
八軒達は余った食料を関東へ売りに行こうと
国境を移動中に国境警備隊に射殺され終了
- 95 :
- 大阪腐を解体して四つの地域に分け、
それそれを京都、奈良、和歌山、兵庫に併合する方向で行ってみてはどうだろうか?
ただし大阪城は東京都が購入し、あそこだけ東京都飛び地にする予定だけど
それと大阪民国の原住民は、群馬の開拓民として強制移住させるから、覚悟してな
群馬は野蛮な部族だけでなく、ティラノサウルスやトリケラトプスの目撃例もある未開の地
大阪人の持前のノリでなんとか文明化してくれたまえ
- 96 :
- 高校時代、学祭に一度も出られなかったな
一年の時はバイクでこけて入院
二年の時はクラスでいろいろあって総スカン喰らって、一か月近く学校行かなかったが、
色々誤解があったことを斎藤と山城がわざわざ土下座しに来て、んで学校行くようになったけど、
なんかもうそれ以降、卒業までずっと教室では気まずい感じになってて、
休み時間には逃げるように部室に行って部室でメシ食って、そのうち部室の主みたいになって、
となりの美術部の部室で軽やかにボヤ騒ぎ起こしたのは俺と大野と近藤ですすいませんごめんなさい
三年の時は大野と松下と一緒にバイト代握りしめてファッションヘルスで二発抜いてもらったが、
なぜか本番はダメ、どうしてもしたきゃ別料金と言われて個室出たところ、
大野が強面の店員に「なめとんのかコラッ!」と凄まれてて、
何でも大野は無理やり挿入しようとしたとかで、そういえばさっきの悲鳴はそれかと思い当たったが、
こっちにとばっちり喰らったら怖いと思って他人のフリをして
松下(こいつは90分で4発発射したので)と一緒に大野を置いて店を出たんだけど、
一時間くらいして大野が出てきて、大野は泣いてて、有り金全部取られたといってて、警察に通報してやる!と息巻いてたが、
「俺たち、高校生なんだぜ」と諭したところ、うっ!と唸ってうなだれて、
どうせなら一杯酒でも飲むかとコンビニで買った缶チューハイを飲んでて騒いでたところ、警官に職質されて補導、
学校に通報が行き、二週間の停学が決定して学祭に出られなかった
- 97 :
- 埼玉って馬賊が跋扈する荒野だからな
関東地獄地震以来、複数の武装勢力が荒川河川敷を挟んで武力衝突を繰り返していて無法地帯
国道16号、川越街道のクロスするあたりなどは、そんなゲリラ同士の紛争のメッカだし
そこを通る駅馬車を護衛するために、埼玉県庁はわざわざ護衛専門の軍隊を創設しなきゃならないレベル
秩父に入ると巨大なムカデやムジナたちが銅山開発に入ってきた鉱夫たちを喰らってるような地域
長瀞には伝説のドラゴンが住んでいるらしく、このドラゴンを倒すと埼玉を統一できるという伝承があるが、未だ誰もそれを果たしたものはいない
そのさらに奥地が群馬
赤木榛名妙義の山々には、未だに白亜紀の恐竜が生息しているのは有名
- 98 :
- 『海辺のカフカ』
呪いによって水かけられると女に変身してしまう青年が、女子高生とコンビを組んで宝玉を探す冒険の話。
空から魚を降らせたり、お湯をかけると男に戻ったりする超能力バトルが魅力。
最後は妖怪奈落の潜む四国の山奥で生き別れた母と邂逅し、この世の全てが「なんだかよくわからない」という寝ぼけた悟りを開く。
『ねじまき鳥クロニクル』
時空改変を行おうとする悪の勢力を相手に、宇宙人、未来人、超能力者と組んで戦う青年の物語。
最後はヒロインである妻と主人公が共同して悪の総帥を打倒す。
なお、世界を変える力を持っていたのは、バットを握りしめていた妻・涼宮ハルヒだったというのがオチ。
『ノルウェイの森』
学生のワタナベ君が伊豆に旅行に行った際、出会った一人の踊り子・直子さんとの淡い初恋の物語。
最後に直子さんは葵という源氏名で水揚げされ、二人は結ばれることなく終わってしまう。
失意のまま東京に向かう主人公だったが、列車でであった老婆と体を重ねて慰められ、その後、ヒッピーの娘・ミドリと結ばれる。
- 99 :
- 『海辺のカフカ』
呪いによって水かけられると女に変身してしまう青年が、女子高生とコンビを組んで宝玉を探す冒険の話。
空から魚を降らせたり、お湯をかけると男に戻ったりする超能力を駆使したバトルシーンが魅力。
最後は妖怪奈落の潜む四国の山奥で生き別れた母と邂逅し、無事、時空の穴をふさぐ。
そして主人公は、この世の全てが「なんだかよくわからないんだ」という寝ぼけた悟りを開く。
『ねじまき鳥クロニクル』
時空改変を行おうとする悪の勢力を相手に、宇宙人、未来人、超能力者と組んで戦う青年の物語。
なお、世界を変える力を持っていたのは、バットを握りしめていた妻・涼宮ハルヒだったというのがオチ。
最後はヒロインである妻と主人公が共同して悪の総帥を打ち倒すも、妻はそのまま行方をくらます。
『ノルウェイの森』
学生のワタナベ君が伊豆に旅行に行った際、出会った一人の踊り子・直子さんとの淡い初恋の物語。
最後に直子さんは葵という源氏名を持つ遊女となり、地元の土建屋社長に水揚げされ、二人は結ばれることなく終わってしまう。
失意のまま東京に向かう主人公だったが、帰りの列車でであった老婆と意気投合、体を重ねて慰められる。
その後、東京に戻ったワタナベ君は、万年生理痛のヒッピー娘・ミドリと結ばれる。
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