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誰にも言えなかった恋愛を終わらせてきた。


1 :2012/03/27 〜 最終レス :2012/10/28
友達にも誰にも言えなくてモヤモヤしてた。
今日終わらせた。
悲しいけど、スッキリした。
よかったら聞いてほしい。

2 :
まずはスペック。
1>>女。ゆとりど真ん中。お決まりのひんぬー。
春から社会人。
この春大学卒業した。

3 :
三年前の当時、私は大学二年生だった。
高校生のときから付き合っていた、二個上の彼氏を追いかけて、指定校推薦でちょっと有名な大学に入学して、仲良くやっていた。
ちなみにそのときの彼氏は、高校生のときにちょっとだけしていた飲食店のバイトで知り合った。
彼氏が初体験だったし、このときは本気でその彼氏と結婚すると思ってた。お互いの親も公認だったし。

二年生のとき、学部の友達がガールズバーでバイトをしていると聞いた。
その子曰く、水商売は本当に楽だし、時給は高いし、急に休みたいと言っても休めるし、1ちゃんなら絶対できるよーと言われた。
そんな感じで、軽い気持ちで水商売のアルバイトを始めてしまった。
地方の繁華街と、ガールズバーかなんかでググったと思う。その一番上にでてきたとこに電話してみたら、履歴書もいらないし、手ぶらで来ていいとのこと。
ちょうど近くを歩いてたこともあり、夕方六時くらいに行ってみた。店長と話すと、すぐに採用となり、なんと今日体験していったら?とのこと。
ちなみにそこはガールズバーなんかじゃなく、いわゆるラウンジ、クラブだった。
でも当時の私は、ガールズバー、スナック、R、ラウンジ、クラブの違いなんて全く知らなかったから、こんなもんかーって感じだった。
今は色んなとこ行ったから分かるけど、そこは老舗の有名高級クラブで、女子大生の私が働くなんてお門違いのとこだった。有名だったから、ググったらすぐに引っかかったんだと思うけど。
水商売の経験がない私に店長が提示してきた時給は、友達がガールズバーでもらっている時給と同じ額だった。

4 :
体験一日目は本当に面白かった。
若かったし、水商売未経験っていう初々しさもあり、そこそこの大学に行っているから、本当にチヤホヤしてもらい、体験一日目にしてお客さんがついた。
今思えば本当に運がよかった。

帰り際、ママが『店長が言ってた時給より1500円上げるから、1には頑張って長く働いて欲しい』と言われた。
そこから私の水商売バイトが始まった。月曜日から金曜日まで働くことになった。
親には何も言わずに始めたバイトだったけど、薄々気づいてたと思う。
彼氏には居酒屋で働くと言った。

5 :
働き始めて一週間くらいたった頃、若い三人組のサラリーマンが来た。
若いと言ってもみんな明らかに30代後半。
その店にくる客としてはダントツに若かった。三人ともサラリーマンで、会社はみんな別だったけど、同業界だった。

そのうちの一人が明らかに仕切っている感じで、ほかの二人はその人にペコペコしていた。
そいつはいつもアルマーニのスーツだったからアルマーニにする。多分そのとき40歳。
チビでプライドの高そうなおっさんだった。
そこに一緒にいたもう一人が当時35歳。付け麺が好きだったから付け麺にする。
もう一人はあんま関係ないから割愛。

6 :

その席に着くことになった私に、付け麺が開口一番に
『え、めっちゃ可愛いー、こんな可愛い子いたんですねー』って言ってきた。

その店では私は最年少だったし、お姉さんからもお客さんからも可愛がってもらっていたので、そんなこと言われても大して真に受けてなかった。

でもそこにいたお姉さんたちや、アルマーニが
『付け麺がそんなこと言うの初めてじゃない?珍しいやん!』って言ってくれた。
それもどうせみんな私に社交辞令言ってくれてるんだと思った。
付け麺に、XX大学に通っていると言うと、付け麺は私の大学の近くに住んでいることと、本当に私のことを褒めちぎってくれた。
『顔も可愛いし、頭もいいんだねー』みたいな。

7 :
そこから何回か付け麺とアルマーニは一緒にきた。支払いはいつも全部アルマーニだった。
付け麺はいつもアルマーニに飲まされていた。女の子もみんなアルマーニに飲まされた。私も飲まされた。
あ、ちなみにアルマーニも付け麺ももちろん既婚で子持ち。二人とも私には『嫁は子供育てるためだけのパートナー。何年も身体の関係はない』って言ってた。
二人は毎晩飲み歩いてたから、そうであってもおかしくないとは思った。
でも既婚なのは紛れもなく事実だし、二人とも離婚する気はなさそうだった。
一応付け麺の連絡先もアルマーニの連絡先も知っていた。
アルマーニにはたまに営業電話をして、来てくれたら電話でお礼を言った。
付け麺にもよく営業電話をかけたが、電話をとってくれることはなく、かかってくることもなかった。

8 :
ある日、アルマーニが別の人ときて、私はまた飲まされてしまった。
結構酔ってて、店が終わってから、ノリでアルマーニと二人で蕎麦を食べに行った。
そのときまで、男の人って本当に彼氏しか知らず、彼氏は私と付き合ったときRじゃなったけど、
私がRってことで、半年待ってくれたし、
本当に男の人のほとんどがそういうこと考えているなんて、夢にも思ってなかった。
純粋だった。
蕎麦を食べた後、アルマーニと私はタクシーに乗った。
今までのお客さんは、アフターに行っても、家まで送ってくれたり、タクシー代をくれたりしてたから、
そんな感じかなって思ったけど、行き先は明らかにホテルだった。

9 :
色んなことが怖くて断れなかったし、酔った勢いで済ませてしまおうという気持ちで、腹を括った。
アルマーニはスーツを抜いで、掛けて、一人でシャワーを浴びた。
私は怖くてシャワーも浴びれなかった。
ちなみにRテルに行ったのも初めてだった。
彼氏は一人暮らしの大学生だったから、彼氏の家でしかしたことなかったから。
シャワーからでてきて、早く終わって欲しい一心で抱かれた。

10 :
誰も読んでないかな?一応書きためてるから、書く。

シャワー浴びてないのに下を舐められて、本当に気持ち悪かった。
『俺のも舐めて』って言われて、仕方なく口に含んだ。気持ち悪くて、顔も見たくなかった。
『痛い』と言われてすぐに辞めた。
挿入のとき、そのまま挿れようとしてきたから、『ゴムつけて』って言ったら『大丈夫、俺、大丈夫やから。』って言われて、そのまま挿れられた。
生でされたのもその時が初めてだった。
チビでだらしない身体のアルマーニが私のことを何回も突いてきて、早くイッてほしくて演技した。
汗が私の身体に落ちてきて、気持ち悪かった。
お腹の上で出されて、片付けたらアルマーニはすぐに寝た。

11 :
すごいイビキで、気持ち悪いし、隣で寝れなかった。
アルマーニはベッドで寝て、私はソファでずっとパソコンしてた。
同じ布団で寝るなんて到底無理だ。早く朝になって帰りたかった。彼氏にも罪悪感でいっぱいだった。

朝になってアルマーニが起きて、チェックアウトした。
そのRテルは一泊二万くらいした。
Rテル自体初めてだったから、知らなかったけど、そのホテルは本当に綺麗だったし、広かったし、パソコンもあったし、ゲームもたくさんあった。
Rテルの相場も知らなかったけど、今思えば二万って高いと思う。
清算のとき、『ごめん、イビキうるさかったよな?あと、これ、はい。』アルマーニは私に金を渡してきた。
大学生の私には考えられない額だったし、お金が貰えるなんて思ってなかったから、断った。
そしたら『俺忙しいし、一緒に買い物とかも行ってあげられへんから、持っとけ』って言われた。
数えたら10万あった。

12 :
その日アルマーニはそのまま仕事に行った。
私はお金を貰ったことで、彼氏に対する罪悪感と、もう一つの罪悪感に襲われた。
受け取ってしまったことを後悔した。
その日バイトに行くと、アルマーニと付け麺が来た。
いつも私は付け麺の横に座る。
最初に私のこと可愛いって言ってくれたのは付け麺だったから。
でもその日、自分でどうしたらいいのか分からなかった。アルマーニが『1はこっちな。』って言ってきたので、アルマーニの隣に座った。
付け麺は『え?』って顔をしてた。
みんなが悟った雰囲気だった。

13 :
それからアルマーニは毎日店に来た。
アルマーニが店に来てくれたとき、私は一応必ずアルマーニに電話をした。
『来てくれてありがとう』って。本当に義務的かつ機械的な電話だったけど、私のなかでそれは必ずやった。
アルマーニとRしてしまったけど、アルマーニは私のなかでお客さんだったから。
というかお客さんでしかなかった。
あの日のことはただの間違い。
ある日、アルマーニとの電話を切ったあと、付け麺から電話がかかってきた。
初めてかかってきて、動揺した。電話はとらなかった。何を言われるのか、怖かった。

14 :
私は毎日『今日もまたホテルに行くんだろうか』って怖かった。
アルマーニと関係をもってしまってから一週間後、誰にもなにも言わず店を辞めた。
辞めた次の日すぐに、アルマーニから電話があった。
『店辞めたの?なんで言ってくれなかったの?』
夜の仕事は楽しかったけど、もうアルマーニから逃げたかった。
二度とホテルに行きたくなかった。
好きでもない男の人、高いスーツや時計、車がなかったら、何もない、きもいおっさんに抱かれて、お金を貰うほど困窮もしていない。
お金をもらったことに味をしめたわけでもない。だから辞めた。
でも本当の理由は言わなかった。多分勉強が忙しくて〜とか言ったと思う。
そこから何度か連絡もあったけど、無視した。

15 :
彼氏とは相変わらず仲良くやってたけど、アルマーニのことがあって、ラウンジのこと自体辛かった。
そのころ、二個上の彼氏は卒業シーズンにかかっていた。
それと、学部の先輩が、うちの大学の近くのさびれたスナックに後釜を探しているので、どうしても1に働いて欲しいと頼まれた。
時給は前の3分の一くらいになるが、営業もしなくていいし、すごく楽なバイトだし、学校のすぐそばだから便利だという話だった。
ラウンジでバイトしながら、居酒屋でバイトしている堤だったので、ここにきてやっと堂々とスナックでバイトしていると、嘘を無くすチャンスでもあったから、それに乗っかった。
親にも彼氏にも、そのときにやっとスナックでバイトを始めると言った。両者とも、先輩の紹介だし、とくに心配もしていなかった。
それから、そのスナックの名前をAとする。

16 :
ラウンジのバイトを辞めたのは突然だったので、お客さんとは連絡をとっていなかった。
Aは、本当にお客さんがこなかった。
ママが趣味でやっているような店だった。
客が0で、『こんな日もあるわよね』って言いながら一日が終わる感じ。
ママはバイトをホステスではなく、女子大生として見てくれていたので、
お酒は飲み過ぎたら怒られるし、飲ませたり触ったりするお客さんは帰らせるし、
一々単位のことや、日々の生活のことを報告しなければならない、お母さんのようなママだった。
四月になると、彼氏は東京の企業に就職して、遠距離恋愛になってしまい、
なんとなく別れてしまった。
四年弱付き合ったが、大学生活が楽しかったので、そんなにさみしくはなかった。

17 :
ある日、付け麺から急に電話がかかってきた。
というかかかってきていた。気付かなかったので、翌日の夕方にかけ直してみた。
店を辞めたことは知っているはずなのに、今さらなんの用事か気になったから。
そしたら他愛もない話だった。
話の流れで『今はバイトは?』って聞かれたから、大学の近くのAっていうスナックで働いてるって言った。
付け麺がXX大学の近くに住んでいることをすっかり忘れていた。
付け麺はAに行きたいって言ってくれた。
でも正直イヤだった。付け麺の知り合いのアルマーニから逃げるためにバイトを辞めて、新しい人間関係の中で、Aは心地よかったし、ラウンジで働いてたことは無かったことにしたかったから。

18 :
でもそれほど日を待たずに、付け麺は来てくれた。
それからというもの、Aは週一くらいでしか働いてなかったが、私が働いている日は毎日ケーキを持って、来てくれた。別にケーキなんか好きじゃなかったけど。
最初にケーキを持ってきてくれたとき、
私「わーい!ありがとう!みんなで食べよっか〜」
付け麺「え?みんなで食べるの?」
私「え?」ってなってから、持って帰って自宅で食べるようになったw
家族は毎回持って帰ってくるケーキを楽しみにしてたw

19 :
いつからか、付け麺が店に来てくれることが楽しみになった。
ほかにお医者さんや弁護士さんとか、難い話をしてくれるお客さんより、付け麺のほうが楽だったのもある。
その店には一応ボーイがいて、付け麺はボーイの男の子とも仲良くしてくれてた。
お客さんが来なくて、ママもいなくて、ヒマなとき、ボーイの子はいつも「付け麺さん呼びましょうよww」とか言ってた。

20 :
アルマーニはもう出てこないといいな・・・

21 :
確かに付け麺の話は面白かった。たとえば毎回トイレから出てくると、トイレに備え付けてある麺棒とかを取ってきて、
『1ちゃん、これ、俺からの気持ち。』って渡してきたり。
店でマシュマロ出したら『なにこれ?タンポン?』って言ってきたり。
ご飯行ったり、店に来てくれる回数が増える度に、少し不安になった。
身体を求められたらどうしようってことだ。
私はお金を払ってもらう罪悪感があった。だから、付け麺にはよくお笑いのDVDとか、ハンカチとか、ネクタイとか、シャンパンとかプレゼントするようにした。
それで自分の中でプラスマイナス0にしようとしていた。

その日、付け麺にシャンパンをプレゼントした。二人で飲んだから、結構酔っ払った。
付け麺はいつも一緒に店を出て、駅まで送ってくれるんだけど、その日急に手を握ってきた。

酔ってるから、どさくさにまぎれてって感じなんだろうけど、少し怖かった。
このままどこかに連れていかれるんじゃないか、って、アルマーニのときの恐怖がよぎった。
でもちゃんと駅まで送ってくれて、解散した。

22 :
>>20誰も見てないと思ったから本当にありがとう!!

五月になって、ラウンジで貯めてた貯金額も不安になってきた。
ちょっとほかにもバイトをしたくなって、知り合いのママの店で、週三回アルバイトすることになった。その店の名前をスナックBとする。

Bは前のラウンジと近かったが、そこは繁華街。何百軒も立ち並んでいるし、そのスナックは安さゆえ、そこそこの人気店ではあるものの、とても小さく、知る人ぞ知るという感じの店だった。

ある日、事件が起きた。
Bにアルマーニが来たのだ。アルマーニと私は目が合ってすぐに、お互い「なんでここにいるの?」って感じになった。
アルマーニは取引先のひとと一緒に来ていた。その人は多分50代くらいのステキなおじさんって感じの人だった。
その人はいつもワインを飲むから、ワインって名前にする。
ワインさんはよくBに来ていた。けど、ワインさんが何の仕事をしているのかすら知らなかったから、アルマーニと知り合いだなんて知らなかった。
その日一日は本当に気まずかった。アルマーニはワインさんの前でおとなしくしつつも、終始「なんで1がこんなところに?」っていう雰囲気だった。


23 :
その次の日、Aで付け麺と会って、アルマーニがBに来たことを話した。
付け麺はワインさんのことも知っていて、アルマーニさんと1は何を話したのか、とか、俺の話は絶対にするなとか、まだアルマーニさんと1は連絡をとっているのか、とか、俺がAに行ってることは絶対に言わないでくれと言われた。
それからしばらくして、Bにワインさんが一人できた。
ワインさんは面白そうに「1ちゃんは、アルマーニの元カノなんでしょ?」って言ってきた。
アルマーニは私とRしたことを、ワインさんに言ったんだ。
本当に誰にも知られたくないことだったし、あんなこと、思い出したくもなかった。
彼女なんてキレイなものじゃない。
「いえ、お客さんですよ^^」とにこやかに応えたけど、ワインさんは「アルマーニは1ちゃんは元カノって言ってたよ」と言っていた。
酔った勢いで一回してしまって、お金をもらって、そのせいでバイトも辞めてしまって、これが彼女なの?そもそも既婚者でしょ?
もしかして、この関係ってホステスとお客さんの間では結構ありうる話で、それをキレイに彼女って言ってるだけなんじゃ?
私たち大学生が想像する、彼氏彼女の関係とは、全く違うじゃん。

24 :
ある日、付け麺が11時くらいにAに来た。明らかに酔っていた。さっきまでアルマーニと飲んでいたらしい。
付け麺「ほんとに1ちゃんのこと愛してるからー。まじでー。1ちゃんのお父さんより、俺のほうが1ちゃんのこと愛してるからー。でも1ちゃんはアルマーニさんの元彼女やからー。俺はここに来たらだめなんだよー。なんで俺こんなセコイことしてるんだろ」
付け麺は酔ってたし、こっちは「はいはい」って感じでスルーしてたけど、そのとき初めて付け麺が私のこと「好き」とか「愛してる」って言った。
そのときはただ「何言ってんの、このおっさん」くらいにしか思ってなかった。
そもそもアルマーニの彼女じゃないし。
その日の帰りも、付け麺は駅まで私の手を握ってきた。

25 :
六月、Bの店でイベントがあった。必ずお客さんを呼ばなければいけなかった。
でも私には連絡先を知ってる、飲みに来てくれそうな人は付け麺しかいなかった。
でもアルマーニには、付け麺と私がまだ連絡をとっていることは内緒だった。
もしその日アルマーニが来たら?ワインさんが来たら?
結局付け麺に頼ってしまった。付け麺はビビって20分くらいで帰った。
でも付け麺は、ママとボーイとゆるーくやってるAよりも、Bの店のほうが気に入ったみたいだった。

それからというもの、付け麺はBの店にちょくちょく来てくれるようになった。

26 :
七月の土曜日。付け麺から連絡があった。そのときBで働いていたので、ワインさんもアルマーニも来ないことを店に確認してから、付け麺がBに来た。

付け麺は会社の部下と一緒だった。付け麺は部下を私に紹介してくれた。
「めっちゃ可愛くない?XX大学に行ってるねん。このレベルやったら、クラブとかラウンジにおってもいけるやろ〜」みたいなことを言ってくれた。
そりゃ部下も上司の言うことに逆らえず、「うんうん」みたいに聞いてた。
付け麺がトイレに立ってる間、部下は根掘り葉掘り色んなことを私に聞いてきた。
「付け麺さんとどれくらいの付き合いなのか」「どれくらいの頻度で会っているのか、連絡はよくするのか」「どこで知り合ったのか」
最終的に部下に「付け麺さんが一人で飲みに行くとかありえない、女の子と連絡とるなんてありえない、よっぽど1ちゃんのこと好きなんだよ」そう言われた。
嬉しかったけど、彼の社交辞令もあるだろうし、もしかしたら付け麺に言えって言われてるのかなって思った。

その日、部下が「1ちゃん、店終わったら三人でご飯食べにいこ」って誘ってくれた。
付け麺と部下は、私が店を終えるまで、ほかの店で飲むことになった。

私が店を終えて、合流したとき、部下はいなかったwww
時間は一時過ぎ。終電はとっくになかった。

27 :
二人でバーで他愛もない話をしながら飲んだあと、またしても手を繋いで歩きながら、
付け麺は「どうしよっか、、、泊まる?」って聞いてきた。
その頃、もう手を繋ぐことには慣れていた。
付け麺の発言は明らかに探ってる感じだった。
断られるかもしれないっていう表情が付け麺から見えた。
有無を言わさずタクシーでホテルに向かうアルマーニとは違うかった。
アルマーニはきっとそうやって何人もの女の子と関係を持ったんだ。

気付けばずっと付け麺と一緒にいた。
付け麺と話してるときが一番楽しかった。
付け麺が店に来てくれたら、バイトなんかじゃなくて楽しめた。
付け麺が他の女の子と話してると、すごく気になってた。

でも今日泊まるということは、結局アルマーニと同じなんじゃないかって思った。
いや、付け麺に、誰にでも足を開く子だと思われたくなかった。

28 :
それで言った。
「ごめんね。付け麺のこと本当に好き。でもやっぱりアルマーニさんのことがあるから。
私はアルマーニさんと付き合ってなんかいない。一回関係をもってしまっただけ。
プライベートでは一回も会ったことないし、電話もメールも営業でしかしたことない。
付け麺に軽い子だと思われたくないから、今日は家に帰ります!」


29 :
付け麺「俺本当に毎日アルマーニさんにお世話になってて、でも出会ったときから、本当に1ちゃんのことが好きで、
気持ちを抑えれんくて、本当に最低なことしてるんだけど。。。
アルマーニさんはいろんなとこで「XX大学に行ってる女子大生のめっちゃ可愛い彼女と付き合ってる」って自慢してたんだよ。
アルマーニさんは、女の子とホテル行ったら絶対俺に教えてくれるけど、1ちゃんのときだけ教えてくれなかった。
多分俺が1ちゃんのこと好きなの知ってたから後ろめたかったんだろうね。
ラウンジに行ったとき、1ちゃんは絶対俺の隣に座ると思ってた。でもあの日からアルマーニさんの隣座って。「あ、ヤッたんやな」ってすぐ分かった。あのとき赤いドレス着てたよな。
俺はアルマーニさんみたいに金もないし、マメに連絡もとらへんし、全然モテへん冴えないおっさんだけど、この一年本当に1ちゃんのこと好きだった。
金もないし、アルマーニさんの行きつけの店に一人で行くこともできない。だから1ちゃんの電話もずっととれなかった。
でも一回だけ、アルマーニさんとタクシー乗ってるとき、アルマーニさんの電話から聞こえる1ちゃんの声聞いて、どうしても我慢できなくて電話かけちゃった。本当にごめん。」
なにも言わず、ただ耳を傾けた。

30 :
私はアルマーニにひどいことをした。もっとちゃんと向き合えばよかった。

アルマーニも私も不器用だったから、こんな感じになっちゃった。
アルマーニは若い女の子との本当の付き合い方を知らなかった。
若い女の子をお金で引きとめてきた。
でも私はお金なんかいらなかった。
デブでも、かっこよくなくても、優しさとか、思いやりがほしかった。
付け麺は最初から優しさとか、思いやりとか全部持ってた。
尊敬するアルマーニがよく行く店に行けないっていうのは、お金の問題もあるけど、付け麺の性格からだった。
アルマーニの不器用なところも、付け麺の思いやりも、全部私のたった一回の過ちで壊してしまっていた。
アルマーニはアルマーニなりに、私のことちゃんと彼女として付き合ってくれようとしてたんだ。
付け麺はずっと葛藤してたんだ。
でも、もうどうしようもない。過去には戻れないから。

31 :
本当言うと、付け麺と一緒に泊まりたかった。
目の前にいる、30代後半の太ったおっさんに抱かれたかった。
付け麺はちょっと、っていうかかなり残念そうな顔をしていた。
タクシー代をくれて、タクシー乗り場まで送ってくれた。
もしかしたら付け麺はこのまま連絡をくれなくなるかも、ふとそんなことを思った。
次会うときは、ホテルに行ってもいいよ。っていう意味で私は付け麺の手を握って、彼の唇に軽くキスをした。
付け麺は私のことを強く抱きしめて、私の唇を舌でこじあけて、激しくディープキスをした。

私も彼の頬を両手で包み、それに応えるように舌を絡ませた。

タクシー乗り場で1分くらいそんなことをしてたと思う。
「じゃあ、帰るね」って、タクシーに乗り込んだ。

32 :
続きはまだ?

33 :
それからは電話しても電話しても、付け麺から折り返しはなかった。
付け麺にあのキスの意味は伝わってなかった。
一か月会わないどころか、連絡を取らなかったことは初めてだった。
会いたくて、声が聴きたくてしょうがなかった。
あんなにずっと一緒にいたのに、今彼は何をしているんだろう。
一か月待って、付け麺にメールした。
「毎日会いたいって思ってる。電話も返してほしい。寂しい」
メールは意外とすぐに返ってきた。
「1ちゃんにフラれたからー(ToT)」それだけだった。

すぐに電話をかけた。
連絡がなくて本当につらかったこと。私も付け麺のこと大好きなこと。
話してるうちに涙がでてきた。
久しぶりに声が聴けて嬉しかった。

「俺は本当にアルマーニさんにお世話になってて、心から尊敬してて、一番大事な先輩だけど、その先輩を裏切ってでも、そのリスクを負ってでも1ちゃんのこと大事にしたい。」
こうして電話で付け麺と付き合うことになった。三年生の八月。

34 :
八月の末、付け麺はAに来てくれた。あの日以来の再会だった。
「さっきまでアルマーニさんと飲んでてー、すごい飲まされてー、全く来たくなかったけど来たよ!1ちゃんが来いって言うから!」
Aを後にして、一軒バーに行き、そのあと自然とタクシーに乗ってホテルに入った。
実はそのとき、かなり緊張していて、バーでかなり飲んで、自分を奮い立たせて酔った。
これから付け麺とホテルに行く。
確かにアルマーニと一度やっちゃったが、それ以外は彼氏だけ。改めてそういう関係になるのは久しぶりだった。
付け麺は時計とかネクタイを外して机に置いた。
ジャケットをキレイにクローゼットに掛けて、ソファで体育座りしている私の頬を両手で包んで、キスをしてきた。
「見せて」そう言ってゆっくり服を丁寧に一枚一枚脱がしてくれた。
私も付け麺のシャツのボタンを一つ一つ外していった。
「こっち行こ」ってベッドに手を引っ張られて、付け麺が上から丁寧に私の体を舐めた。
「ごめん、もう我慢できないから…」そう言って付け麺はゴムを手にとって付けた。
「男のこういうゴムつけてるとことか、一番見たらあかんやつやで」って言いながら、付け麺は私の中に入ってきた。

35 :
正常位で両手を絡ませて握り、付け麺は私の耳や首筋に舌を這わせながら、激しく突いた。
付け麺の激しい息遣いが心地よかった。
じっとりと汗ばんでくる、重量感のある身体も、すべてが愛おしかった。
中で果てたあと、付け麺は私の手を握りながら、眠りについた。
付け麺のイビキも、アルマーニのようにうるさかったが、それもすべて愛おしかった。
私も付け麺の手を優しく握って眠りについた。
目が覚めたとき、付け麺はベッドから消えていて、シャワーを浴びていた。
私はまだ彼にスッピンを見せる勇気もなかったから、付け麺が出てくるのを待って、チェックアウトした。
付け麺と私は駅までタクシーを拾い、駅に着くと付け麺は私に最寄駅までの切符を買ってくれ、
自分はそのまま仕事に向かった。

36 :
大学の夏休みも終わりかけていた。
休みの終わり、私は友達と二泊三日の海外旅行に行った。
旅行中、システムがよく分からず、私の携帯は向こうで使えなかった。
帰国して空港につくと、付け麺から「もう電話がつながらないから、離陸したんだね」みたいな感じのメールが来てた。

メールを見てすぐに電話をすると、「今日会いたいから、夜そっちに行ってもいい?」って聞かれた。
旅行から帰ってすぐだし、家族に土産話やお土産を渡したかったし、夜中家を出るのも疑われそうだったので、断った。
でも本当はすぐにでも会いたかった。
次の日の朝、付け麺から電話があった。「仕事でちょっと時間が空きそうだから、お昼一緒に食べよう」と。
私の家の近くまで来てくれて、そのとき初めて付け麺の車を見た。
トヨタのお手頃価格なハイブリットカーだった。
イメージ通りだった。

37 :
ちなみにアルマーニは高級なスーツに高級な時計をいくつも持って、新しいものを手に入れる度に自慢してきた。すべて高級ブランドのものだった。
車も高級車に乗っていることを自慢してた。
付け麺の車に乗り込んで、ご飯を食べに行った。車中の他愛もない会話の中で、初めて彼のことをよく知った。
中学高校時代のこと。仕事のこと。家のこと。
中でも一番よく覚えているのは、彼のお小遣いのことだった。
付け麺は奥さんに財布を握られていて、月のお小遣いは東京の学生ワンルームの家賃くらいだった。
それで月に何日もAやBに通ってくれてたことを知って、ちょっと驚いた。
付き合う前に奥さんのことや、子どものことを一通り聞いてはいたが、あまり積極的に教えてくれなかった。
付き合う前まで私は付け麺のことをそんな風に見てなかったから、冷静に聞けたけど、このころになると家庭の話はつっこんで聞かなかった。
聞きたくもなかった。

38 :
ご飯を食べている間、ひっきりなしに付け麺の携帯には電話がかかってきていた。
店を出て、私は付け麺の仕事のことが気になった。
今って仕事中だよね?このあとどうすんの?電話大丈夫?
帰りたくなかったけど、付け麺は何も言いださなかったので、「どうする?もう帰ったほうがいい?」って聞いた。
付け麺は「いや、帰らん」「ちょっとムラムラするw」
真昼間からホテルに行った。付け麺仕事中である。
エレベーターの中で激しくキスをした。車の中でモヤモヤしてたものが吹き飛んだ。
部屋に入ってすぐに求め合った。付け麺はそのまま私の中に入ってきた。
突きながらクリや首筋を愛撫して、私はすぐにイッてしまった。
付け麺はイく前にゴムを付けて、私の中で果てた。
ちょっとベッドの上でいちゃいちゃした。

39 :
いちゃいちゃしてるうちにまた付け麺が私の中に入ってきた。
そのときはお腹の上に果てて、付け麺がキレイに拭いてくれた。
ふと気になって、付け麺に『お店の女の子とエッチしたりするの?』って聞いてみた。
アルマーニと違うってことを確信したかった。
「ないない、俺モテないし、結構潔癖症だから、女の子としたりしないよ。まあアルマーニさんはモテるからな」
『じゃあ最近いつ女の子とした?』
「・・・一年前」
『誰?』
「内緒」
『誰!?』
「嫁やん!そんなん嫁しかおらんやん。2年に一回しかしない」

嫉妬する資格なんてないけど、嫉妬した。
一年前だし、嫁だけど嫉妬した。
私はこのままどんどん付け麺の彼女として、わがままになっていく。

40 :
すみません。ちょっと寝ます。誰も読んでないと思ってたので、レスしてくださるの本当にありがたいです!

41 :
おやすみなさい

42 :
見てるぞ

43 :
途中から付け麺も既婚者なのを忘れて読んでしまった

44 :
付け麺は月曜日から金曜日まで、仕事の付き合いで夜飲みに行く人だった。
私は付け麺が仕事の付き合いでしか飲みに行かないことを知っていた。
彼のお小遣いで飲みに行くことは不可能だったし、そのお小遣いはAやBでの支払い、私と食べるご飯代、ホテル代に消えていっていたからだった。
それに加えて付け麺のお昼代や、諸々に消えていっていた。
彼には人としての優しさや思いやりはあったが、アルマーニのような女の子遊びをするには、金銭的に苦しかった。
どう考えても私のほうがお金を持っていたはずだった。私は実家暮らしで、親からお小遣いをもらえたし、それなりにアルバイトもしていたから。
でも付け麺は「俺はおっさんだから」と言って、絶対に全部お金を払ってくれた。

45 :
彼の週間スケジュールは大体こんなもんだった。
月から金までは仕事のあと、おおよそ誰かに飲みにつれていかれる。そのうち三日間くらいはアルマーニと一緒だった。
土曜日は仕事に出て、土曜の夜と日曜は家にいる。という感じだった。
その中で週に一度こっそり二人でホテルに泊まる、という感じだった。
週に一度は必ず二人で泊まったが、付け麺は人の予定で動くため、直前まで都合がつけれないことがしょっちゅうだった。
たとえばアルマーニと飲んで、アルマーニが早く解散すれば、そのあと二人で会うことができるが、アルマーニが朝まで付き合えと言ったら、朝まで飲むような生活だった。

46 :
付け麺は平日のほぼ毎日夜中に連絡をいれてきた。
会えるときは家からタクシーに乗って、付け麺に会いに行った。
タクシー代は一万を超える額だったが、今日会えなかったら、来週まで会えないと思うと、タクシー代なんて平気だった。もちろんそのタクシー代は自分で出した。
そんな関係がずっと続いてた。
初めて一緒にお風呂に入ったり、スッピンを見せたり。
ある時、付け麺の腕に大きな痣があるのを見つけた。聞いてみると、アルマーニに飲まされて酔っ払った女の子に、噛まれたとのことだった。
酔っ払ってお客様にそんなことする子を今まで見たことも聞いたこともなかったので、驚いたし、心配した。
奥さんにも痣のことをつっこまれたらしく、付け麺は女の子に噛まれたと、本当のことを言ったそうだが、奥さんは「ふーん」って感じだったらしい。
彼曰く、ちょっとした家庭内別居だった。

47 :
付け麺と私の関係は、最初のうちはよかった。
その関係に私は納得いかなくなった。
忙しいのも分かる。仕事の付き合いなのも分かる。土日に会えないのも分かる。
でも夜中に連絡してきて、忙しい合間にヤリたくなったらいつでもヤレて、ホテル代だけ出せばいい付け麺にとって、私はR嬢みたいな存在なのでは、と思い始めた。
その年の年末、付け麺は忘年会で忙しかった。
しばらく会えない日が続き、連絡もあまりとれなくなっていた。
付け麺が忘年会で色んなところに連れてってもらえるのは知っていた。
超高級クラブから、ガールズバーまで、毎日何軒もハシゴしていた。
付け麺にお金がないのも、仕事の付き合いで飲みに行っているのも分かっていたが、連絡のないことにイライラした。

48 :
私は就職活動をしながら、AでもBでも働いていた。
年が明けて、Bにワインさんが来た。
それまでもワインさんとは何回も会って、ワインさんはその度に私とアルマーニのことをしつこく聞いていた。きっと私とはそれくらいしか話すことがなかったのだろう。
そういえば付け麺はワインさんのことを知っていた。じゃあワインさんは付け麺のことを知っているだろうか。
「付け麺さんってご存知ですか?アルマーニさんとよく一緒にいる…」
ワインさん「知ってる知ってる。一昨日も会ったよ。35か6の、仕事できる若い子でしょ」
付け麺はよくワインさんと飲みに行っていた。仕事の付き合いで。
でもそんなこと一度も話してくれたことはなかった。
私「ラウンジで働いてたころ、アルマーニさんと付け麺さんはよく来てくれたんですよ。付け麺さん元気ですかね?すごく面白い人だったから、また会いたいです。」
ワインさんは付け麺と長い付き合いのようで、付け麺の仕事の人間関係から何から何まで知っているようだった。

49 :
ワインさん「付け麺はねー、本当に仕事頑張ってるから、一人で飲んだりはしないからな。立場上っていうのもあるけど、あんまり一人で飲むタイプじゃないね。
多分次の■■(管理職)は付け麺になるんじゃないかな。異例のスピード出世だけど。
一応今の■■と、付け麺の間に、もう一人いるけど、俺は付け麺がそいつを飛び越えて■■になると思う。」
会社のそういうシステムをよく知らなかったが、付け麺が仕事を頑張っていること、やっぱり以前部下が言ってたみたいに、一人で飲むタイプではないことを確認できた。
新年会シーズンが終わりを迎えるころ、付け麺と私はまた以前のような関係になっていた。
付け麺は忘年会、新年会と忙しくて会えなかったことに、なにも触れなかった。
何事もなかったかのように、また夜中に電話をしてきて、ホテルに行き、私を抱いた。
ある日私が付け麺にこう言った。
「いいよね、おっさんになっても、女子大生のRがいて」
付け麺はそのとき初めてキレた。
「今の言い方なに?そんなん思ってんの?何も分かってない。今の言い方本当に冷めた」
怖かった。まさか逆ギレされるなんて思ってなかった。謝ってもらえると思った。
それからしばらく、付け麺とは距離を置いた。

50 :
付け麺も私に連絡してこなかったし、私も連絡しなかった。
もう終りだと思った。あっけなく終わった。三年生の8月に関係を持って、私は4年生になろうとしていた時だった。
これで就職活動に専念することができる。
3月になって、ワインさんがBに来た。アルマーニと一緒だった。
アルマーニと私は他愛ない話をした。一回きりの関係なんて、まるで無かったかのようにお互いふるまった。
その日の夜中、アルマーニから電話があった。とらなかったし、返さなかった。

51 :
その一週間後、Bにバイトに向かう途中、後ろから声をかけられた。
「1!」
振り返るとアルマーニがいた。それともう一人、付け麺もいた。
久しぶりに付け麺に会った。付け麺は気まずそうにしていた。絶対に話しかけてほしくないという感じだった。
私はアルマーニに、電話をとらなかったこと、折り返さなかったことを謝って、すぐにその場を離れた。
逃げたかった。昔はアルマーニから逃げるためにラウンジを辞めて、その場は付け麺から逃げるために立ち去った。
その夜付け麺から電話があった。付け麺曰く、アルマーニは私から折り返しの電話がなく、私の連絡先を電話帳から消したらしい。
そんなことどうでもよかった。
いまさら付け麺が連絡してくる意味がわからなかった。
それからほとんど毎日付け麺は連絡してきた。
もう私の中で、付け麺は彼氏でもなければ、客でもなかった。それでもやっぱり受話器から聴こえる付け麺の声は心地よかったし、話してて面白かった。

52 :
ある日、Bの店がヒマだった。誰かお客さんを呼ばなければいけない雰囲気になっていた。
私は付け麺ではなく、アルマーニに電話した。
アルマーニは確かに私の連絡先を消していたようだった。
『どちら様ですか?』と言われた。「1です、よかったら遊びに来てください」
『あー、今ちょっと無理だわー』みたいな感じだったと思う。
その次の日も付け麺から電話がかかってきた。
私は昨日自分からアルマーニに連絡したことを言った。

53 :
付け麺は
「なんでそんなことするの?俺と連絡とりながら、アルマーニさんに連絡するとか、俺のことちゃんと考えてくれてるの?
アルマーニさんはもう1ちゃんの連絡先消してるし、なんでそんな自分から自体をややこしくするようなことするの?
アルマーニさんがまた1ちゃんと付き合い始めたとか言ったらどうすんの?」とまくしたてるように言った。
音信不通にはなったものの、どうやら付け麺と私はまだ付き合ってるようだった。
でも今回で本当に最後だった。
付け麺は最後に「もうこんなんじゃ無理だわ。この前のR発言といい、俺のこと全然なにも考えてない。
俺は仕事好きだし、家に帰らなくても、アルマーニさんのことがあっても1ちゃんと付き合いたかったけど、もう無理だわ」
改めて言われると辛かった。
3年生の3月の末、私は付け麺にフラれた。就職活動で疲れてる私を、こんな時期にフるなんて、コイツは鬼だと思った。
でもしばらく付け麺のことを忘れることはできなかった。

54 :
その間、色んな男の子と遊びに行った。
中でも一番印象的だったのは、大学の同級生だった。その子は城田優に似てたから、城田くんにする。
城田くんは本当にイケメンで、色んなところに連れてってくれた。
毎週一緒に映画を見に行って、お寺巡りをした。
城田くんは寺とか神社が好きな、すごく変わった子で、そのほかに本や音楽が好きだった。
城田くんはたくさんCDを貸してくれた。ハナレグミとかフランスの音楽とか。
城田くんは4月に内定をもらい、まだ就活を続けている私のことを励ましてくれた。
周りも私と城田くんが付き合うように、盛り上げてくれた。
私は2個上の彼氏と別れてから、付け麺のことやアルマーニのことは周りに秘密だったので、みんなずっと彼氏がいないと思っていた。
城田くんも大学に入ってから彼女はできていなかった。

みんなそんな二人がくっつくことを期待していた。
女の子も男の子も「城田は本当にイケメンだし、いい奴だし、1のこと好きって言ってたし、絶対付き合ったほうがいいよ!」と、私たちを煽った。

55 :
確かにそうだった。
城田くんはイケメン。良い子。同い年。内定も貰っている。イケメン。イケメン。

それでも付け麺のことは忘れられなかった。
付け麺はただのキモイおっさん。36歳だ。都合のいいときだけ連絡してくる、クズ男だ。
その頃になると、少しアルマーニの女の子遊びを肯定してる自分がいた。
もしかしたらアルマーニは、女の子を引きとめるためにお金を渡していたのではなく、
めんどうなことにならないようにお金を渡していたんじゃないか、って。
私は付け麺と付き合っている間、タクシー代が結構かさんでいたし、もしアルマーニのようにお金を受け取っていたら、「R」なんて言葉もでなかったかもしれない。
それはアルマーニが既婚者である自分が、女の子より優位に立つための手段だったんだ。と思った。
思い返せば、アルマーニは「俺忙しいから…」と私にお金を渡した。
そうすると、私は忙しいアルマーニに対して、頻繁に会うことを要求できない。お金をもらっているから。
じゃあ付け麺は?金のない、ただのオッサンだ。しかも妻子もち。
私はずっと城田くんのことを好きになるように、心と頭に言い聞かせていた。

56 :
純愛ぶってるけど妻子ある男との話だろーがw
鬼女板にでも書いてフルボッコされてこいよ

57 :
城田くんは万年筆を使っていた。
私は城田くんの万年筆に興味を持った。城田くんは「書き味いいよ」と言って、ノートに「I love you」と書いた。
「なんて書いてるかわかる?」って聞かれ、恥ずかしくて「I live in Hawaiiかな?」って誤魔化した。
あとで人伝に聞いた話だが、これが城田くんが私に対する告白だった。
根本的に城田くんはシャイだった。城田くんが私に電話してくるとき、いつも城田くんは酔っていた。
酔った勢いで私に電話しているようだった。城田君のそんなところも可愛かった。
城田くんと手を繋いでお花見に行ったりした。
やっと大学生らしい恋愛だった。城田くんはイケメンだったので、見ているだけでドキドキした。
それに、誰にも言えずに苦しかった付け麺との恋愛じゃなく、周りの人に祝福されて、こんなかっこいい彼氏がいます!っていう恋愛だった。
もし、もし付け麺が、たとえば既婚者じゃなく、周りに言えるような恋愛だったとしても、周りの人は私をうらやむだろうか?
デブで、ちんちくりんのオッサンと付き合っていることを、私の友達はうらやむだろうか?
細くて背が高く、手足が長く、日本人離れしたその顔立ちと、アーティスティックな雰囲気を持ち合わせている城田くん。どう考えても私には不釣り合いだったが、女の子はみんな城田くんのことを好きだった。
どうやらそんな城田くんが、私のことを好きらしい。

58 :
>>56
そうですね。早いことフルボッコにしてもらえれば、こんなことにはならなかったと思います。

城田くんと付き合うことが、私にとって最良の道であるはず。
でも付け麺といるときのような、楽しさはなかった。付け麺のような人を楽しませてくれる、人並み外れたコミュニケーション能力を、城田くんは持ち合わせていなかった。
城田くんに「I love you」と書かれた3日後、付け麺が急にメールしてきた。
「今日仕事早く終わりそうだから、ご飯でも」ということだった。
付け麺の車でご飯を食べに行って、家まで送ってもらうことになった。
実はそのときすでに私は一社から内定をもらっていたが、納得がいかずに就活を続けていた。
そんなことを報告すると、付け麺は
「そうだね、絶対いいところに就職したほうがいいよ。XX大学なんてそう行けるもんじゃないし。
銀行とかに就職して、そこで旦那見つけるのが一番だと思う。
俺みたいなブラック企業に就職したらダメだよ」と言った。
付け麺は、以前私との会話で覚えた「ブラック企業」という言葉をえらく気に入っていて、事あるごとにブラック企業と言いたがった。
やっぱり私は付け麺のことが好きだった。
付け麺に城田くんのことを話したら、どうなるだろう。付け麺は嫉妬してくれるだろうか。

59 :
私は試すように付け麺に城田くんのことを話した。
「多分もう付き合うことになる。めちゃくちゃかっこよくて、同じ大学の子」
誇張表現でもなんでもない、ありのままの事実だった。付け麺はずっと黙っていた。
家の前まで来て、付け麺が「ほんとに付き合うの?」って聞いた。
胸がしめつけられるように苦しかった。なんでこんなに上手くいかないんだろう。
なんでそんなに自分勝手なことばっかりするの?
なんでみんな欲しいものを欲しいときに手にいれようとするくせに、なんで私には手に入らないの?
みんな都合がよすぎるよ。
アルマーニも、付け麺も、大人の男の人って、なんでそんなに人のことを振り回すの?
自然と涙がこぼれた。
付け麺は私の頬にこぼれる涙をぬぐい、キスをしてきた。
「誰にも触らせたくない。俺の1ちゃん」
付け麺は服の中に手を入れ、首筋にキスをした。
「今日お泊りしていい?」おっさんのくせに甘えた声でお願いしてくるこの頼み方に、私は弱かった。
私はそのまま付け麺とホテルに行った。

60 :
付け麺と一緒にお風呂に入り、ベッドに入った。
付け麺は私の脇から足の指まで舐めた。
そのまま付け麺が私の中に入ってきて、激しく突いた。
そのとき、私の携帯の着信音が大きく鳴った。
城田くんからだった。表向きに置かれたアイフォンの画面には、大きく「城田くん」と表示され、城田くんと私がお寺で撮った画像が映し出された。
付け麺はそれを見て、突くのを辞めた。
城田くんからの電話を勝手に切り、私に背を向けて寝た。
私は付け麺の機嫌をとろうとしたが、付け麺は拒否した。
朝になって付け麺は私の中に入ってきた。
「俺と会ってない間、その男とやったの?」
「してないよ、誰ともしてない。付け麺ちゃんとしかしてないよ」って言った。

付け麺は「誰ともしないで、誰にも触らせないで」って言い、私の中に出した。
驚いて、怒ったが、付け麺は私にキスをして、「1ちゃんは俺の可愛い彼女だから…」と言った。

61 :
私は付け麺のことがあってから、城田くんを避けるようになった。それでも城田くんは最後まで、会ったら挨拶をしてくれるような、いい子だった。
不安で仕方なかったが、生理もちゃんと来た。
6月にさしかかるころ、私は自分の納得のいく形で就活を終えた。
相変わらず付け麺はアルマーニと飲み歩いていた。
ある日付け麺が「アルマーニさんの彼女と、アルマーニさんと三人で焼き肉食べてきた」と言った。
アルマーニの話を聞くのは久しぶりで、またクラブの女の子をお金でつかまえたらしかった。年齢は私の一個下ということだった。

付け麺と出会って二年。最初に関係を持ってから、一年が経とうとしていた。
付け麺は私を地方の仕事の泊まりに連れて行ったり、Bのお店に来てくれたりした。
ある日、私がBで少し露出のある服を着ていた。
帰り、Bが「こんな服着たら、ほかの人に見られるから、着たらあかん」と言って、その服をホテルのゴミ箱に捨てた。
その頃にはもう付け麺の性格には慣れていた。
付け麺はよくBの店で、ほかの女の子に「R触らせて」と言って、ほかの女の子の身体を触った。
そのあと私に「ヤキモチ妬いた?」と必ず聞いてきた。
そんなことが続くと、少しずつ気持ちも冷めていった。

62 :
秋になり、付け麺とご飯を食べながら、アルマーニの話になった。
「そういえばさ、アルマーニさんってまだこの前の焼き肉の彼女と付き合ってるの?」
彼女がいるという話を聞いてから、4カ月くらいのことだった。
付け麺は「付き合ってるよ。っていうか・・・子ども産まれたし」
私は持っていた箸を落とした。
私より年下の子が、40歳の既婚のおっさんとの間に子どもを作ったという事実を、私の脳が理解するのに時間を要した。

63 :
『え、それできたってこと?』
「っていうかちょっと前に産まれた」
『え・・・お店は?』
「さあ、辞めたんじゃない?」
『じゃあアルマーニさんは毎月養育費かなんか払ってるってこと?』
「たぶん」
『それって続くと思う?』(アルマーニさんはちゃんと養育費を払い続けると思う?という意味)
「絶対無理でしょ、それにアルマーニさん他にも彼女いるし。けど本人が産みたいって言ったんなら、しょうがないでしょ」
話によると、彼女とアルマーニはずっと前から付き合っていて、私とアルマーニが関係をもったときも、アルマーニはちゃっかり彼女と付き合っていた計算になる。
それから、そんなこと絶対にあり得ない話だけど、
私は、「もし私と付け麺の間に子どもができてしまって、もし私が産みたいって言ったら、付け麺は養育費払わないんだ」って思った。
それなのに、あのとき付け麺は何の断りもなく、私の中に出したんだ。
そのことがあってから、私は付け麺のことを忘れたい思いで、予定を詰めた。
予定を詰めれば詰めるほど、付け麺に会いたくなった。
教習所に通い、アルバイトをして、春からの新生活や、卒業旅行の準備、卒業論文、やらなければいけないことは山ほどあった。
付け麺からは毎日連絡があった。電話は出るものの、会ったらダメだと言い聞かせた。

64 :
ID変わっちゃってた!すみません。>>1です。

電話の度に私は「今日は家に帰ったほうがいいんじゃない?」と言った。
付け麺は大体家に帰ったようだったが、ある日の電話で付け麺がいった。
「なんか最近おかしくない?冷めたの?」
私は春から東京に行くことが決まっていた。
三つ上の兄が千葉で働いていたし、周りの子たちもみな東京に行くので、寂しくもなかったし、この地元でやり残したことなんてほとんどなかった。
付け麺には東京に行くことは言っていなかった。
電話越しでダダをこねる付け麺に負けて、会ってしまった。
付け麺がタクシーで私の家の近くまで来たのだ。
付け麺は会って早々「誰にも触らせてない?」と聞いた。
触らせてないのは事実だった。
久しぶりの付け麺との行為に、盛り上がってしまった。

65 :
水商売で安易に金稼いで妻子持ちの男に遊ばれただけの話。
男に抱かれたのも全て自分の選択。
あんたみたいな人は、悪いけど幸せにはなれないよ。一生だらしない女で終わり。

66 :
つづけろください

67 :
もうお腹いっぱい

68 :
今思えば、付け麺とは相性がよかったのかもしれない。
私は付け麺の身体を舐めた。シャワーを浴びる前の付け麺の脇や、足、お尻まで舐めた。
付け麺はすごくイヤがったけど、イヤがる姿が愛おしく、丁寧に舐めた。
「1ちゃんとのエッチはほんとうに気持ちいい。今までの女の子の中で一番気持ちいい。
こんなに愛を感じるエッチ、したことない」
木嶋かなえか!

69 :
免許をとり、卒業論文を提出し、卒業旅行に行った。
その合間、私たちは狂ったように求め合った。
付け麺の全身を舐めまわす私に、「そんな汚いことしないで。
1ちゃんは俺の大事な人だから、そんなことさせたくない。」と言った。
付け麺に春から東京に行くことはまだ言えなかった。
そういえば、四月から付け麺は昇進することになったらしい。
ワインさんの言っていた通りのスピード出世だった。
出世の話は付け麺本人から聞いた。
付け麺が急に「ちょっと写真撮って」と言ってきたのだ。
昇進の書類に要るらしい。写真が要ると言ってさりげなく報告するのが付け麺らしかった。
お祝いにネクタイをプレゼントした。

70 :
三月の三回目の土日、そろそろお別れをしなければならないと考えていた。
引っ越しのために部屋を掃除していると、二人で泊まったビジネスホテルのレシートがでてきた。
「ツケメン サマ」と印字されていた。
付け麺の会社にエントリーしたら貰える、DMも出てきた。
受ける気はさらさらなかったが、そのDMに大きく付け麺のインタビューが記載されていると聞いたので、エントリーした。
そのインタビューには付け麺の部下も載っていた。
そのインタビューは普段しょーもないことを言って、人を笑わせている付け麺とは全然違うかった。


71 :
付け麺の会社のボールペンもたくさんでてきた。
どれも捨てることができなかった。
レシートなんてただのゴミだ。でもそれでさえ捨てることができなかった。
思えば大学生活、誰にも言えなかったが、付け麺とずっと一緒にいた。
付け麺がいなかったら、絶対に城田くんと付き合っていた。
アルマーニがいなかったらツケメンと付き合うこともなかったかもしれないが、アルマーニに出会わなければ、最初の彼氏とまだ付き合っていたかも。
それはないか。
翌日は月曜日。私は今週末には東京に行く。
明日連絡をして、付け麺に別れを告げる。
月曜日の朝、付け麺に連絡をした。

72 :
「話があるんだけど、今週どっか空いてる?」
付け麺は勘付いたようで、「今日仕事早く終わらせる」と言ってくれた。
ご飯を食べながら、東京に行くことを告げた。
付け麺は「なんでもっと早くに教えてくれなかったの?」とか「早く良い旦那を見つけて〜」みたいなこと
言ってたけど、「頑張ってね」って言ってくれた。
店を出て、初めてお泊りしたときみたいに、付け麺が聞いてきた。
「どうする?・・・泊まる?」
これが最後だとお互い分かっていた。
ホテルに着いて、今までのことを思い出して泣いた。
付け麺が私のことを抱きしめた。

73 :
付け麺は震えながらこう言った。
「アルマーニさんや、部下に、1ちゃんと付き合ってること、ずっと自慢したかった。
俺らの業界は、みんな忙しくて、家庭を顧みなくて、若い子と付き合ってる人ばっかりだった。
どの人の彼女と比べても、1ちゃんは一番可愛かったし、賢かった。
俺は仕事一筋だったし、金もなかったし、モテないし、所帯持ちだし、
今までそんなこと全く無縁だったのに、1ちゃんと初めてこういう関係になってしまって、アルマーニさんに隠れてコソコソ会って、、
1ちゃんのこと絶対幸せにはしてあげられなかったし、辛い思いばっかりさせてごめん。
こんなおっさんと付き合ってくれて、ありがとう。
1ちゃんは可愛いし、大学に他に彼氏がおったかもしれないけど、それでも週に一回とか、仕事の合間に会える1ちゃんとの時間に癒されたわ。
初めて会ったときから、ずっと好きやったし、今も気持ちは変わらないけど、
今まで本当にごめん。こんなおっさんに時間費やして。。。
若いからこれから楽しいこといくらでもあるよ。
俺は仕事頑張っててよかったよ。仕事頑張ってないと、飲み屋にも行くことなかっただろうし、1ちゃんに会えることもできなかったし。
俺は待機晩成型やったから。こんなおっさんなって、1ちゃんみたいな子と付き合えるなんて思ってなかったよ。
こっちに帰ってきたら、たまにご飯でも行きたいけど、早く同い年くらいの銀行員かなんかの彼氏作って、幸せになってね」

74 :
しばらく付け麺の胸で泣いた。付け麺も泣いていた。
素面のおっさんが泣いているところを人生で初めて見た。
今日から付け麺は彼氏でもお客さんでもない。
今日でやっとさよならできる。
会えなくて辛い土日を過ごさずに済む。
お店の女の子にヤキモチ妬かずに済む。
アルマーニに飲まされすぎた付け麺を、心配することもなくなる。
付け麺の口の中に手を入れて、付け麺が吐くのを手伝うこともしなくていいww
今日が来ることなんて、最初から分かってる。
でもね、やっぱりみんなに言いたかったよ。自慢したかったよ。
付け麺みたいなステキな彼氏がいること。

75 :
しばらく泣いてから、私は「帰る」と言った。
私は、いつも朝になると付け麺が仕事に出て行くときがすごくイヤだった。
だからその日、付け麺と朝を迎えたくなかった。その日、私と付け麺はベッドに入らなかった。
付け麺は「じゃあ、家まで送るから」と、車を出してくれた。
車の中でも涙が止まらなかった。お互い無言だった。

76 :
家に着くと、付け麺は「着いたよ、剛毛ちゃん」と言った。
付け麺はよく私のことをネタで「剛毛ちゃん」と呼んだり「いかり肩ちゃん」と呼んだりしていた。
少し吹き出して、笑ってしまった。
別れが辛かった。12時を回っていたので、付け麺は「早く帰って寝ないと、美白大臣になれないよ」と言った。
いつも付け麺に「美白大臣!」と言われると「私が、証明です」と言わなければならなかった。
「美白大臣!」「私が、証明です」
また笑ってしまった。付け麺が私に軽くキスをした。
私は車を降りた。一度振り返って、手を振り、家に入った。
家に入ってしばらくして、車の動く音がした。

77 :
次の日、付け麺からの連絡はなかった。私はアルマーニの連絡先と、付け麺の連絡先を消去した。
私は週末に東京に行く。四月から社会人です。


終わりです!本当にバカで最低女の自分語りだったけど、読んでくれた人はありがとうございました。
おもんなくて読むの疲れたと思います、お疲れ様でした。

78 :
基本的に愛人気質なんだろな
つづき(上司との不倫編)がないことを祈ります

79 :


80 :
おつ

81 :
もしかしてケータイ小説気取ってる?

82 :
ニュー速VIPブログで読んできたwww
何語ってんの?w
「私はモテる」「Hがうまい」「悲劇のヒロイン」って言いたいだけだろ
喜劇すぎて笑えたwww
自己陶酔勘弁してくれwwww

83 :
>>1 は自分で書いた自己陶酔小説がどんな評価いけてるか見たほうがいいよw
ここのスレが載ってるまとめサイト
http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52536218.html

84 :
あそこの管理人があえて、他のレスをはぶいてるのかとおもってたけど、
ほんとに誰もかきこんでなかったのかwww

85 :
携帯小説にも劣る糞展開

86 :
この板の住人だけど、よかったね>>1いろんな人が読んでくれてwww

87 :
>>82
>>1ちゃんは可愛い」も入れてあげてwww

88 :
VIPブログからきました。
一言言わせて下さい。
>>1
クソビッチRよ!マジで胸糞悪いわ!

89 :
終わってんなーきんもー☆
自分に酔ってんじゃねーよ
不倫されてた奥さんと子どもの気持ち考えろ糞女が

90 :
一つ目のバイトの後、貯金尽きるの早くね?
金遣いも荒いの?

91 :
ビッチのくせにスイーツ脳(笑)
付け麺もアルマーニ(笑)もキモイし

92 :
可愛くて頭が良くてモテちゃうのにイケメンよりおっさんを一途に想っちゃう>>1ちゃんを皆に知ってもらえてよかったね。
気持ち悪い。

93 :
>>1は良い女だな
きっとまた素晴らしい恋愛が出来るだろう
もし彼氏が出来たら報告しにこいよ!
いい話だった!乙!

94 :
スナックバイトがすぐ許可される底辺家庭の子女だからしょうがないよ。
そんなに言ってやるな。

95 :
唯一この中でまともそうな城田君
付き合わなくて寧ろ正解だったな

96 :
不倫で彼氏はなくね?
きんもー

97 :
もういないのー?

98 :
いい話だった!

99 :
>>93>>98
>>1

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