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何者にもなれないお前たちに旦那の遺言を告げる


1 :2011/11/29 〜 最終レス :2013/03/21
はじめまして。
初めてスレを立てます。
よろしくおねがいします。
だんなちゃんの遺言で2チャンにすれをたてました。
不慣れではありますがおつきあいください。

2 :
何から話していいのかわかんないけど・・・
えーっと。
11月22日の結婚記念日にうちのだんなちゃんが
36歳という若さでなくなりました。

3 :
遺言を言う前に、ちょっとだけ話しに付き合ってくれるとうれしいです。

4 :
なくなった原因は小腸ガンでしたでした。
病気が発覚したのは今から約五年前で長女が卒園式をむかえるちょっと前でした

5 :
ごめんなんかきんちょうしてきたぁ
だれか、何か言ってくれるとうれしいけど・・・
こんなくらいはなしで、書き込みが遅いのみてないかなぁ

6 :
はじめは、ガンだということに気がつかずに、ただの腹痛だと思っていたんです。
やたら痛みが続くなぁとおもって病院にいっても
ただの神経性のものだ。
と言われてそのまま卒園式をむかえた娘の祝いで伊勢志摩に旅行に行きました。

7 :
伊勢志摩の旅行に行ったのはうちの主人が、おいしいカキが食べたいというのがきっかけで。
ホテルにとまっておいしい料理がいっぱいテーブルにならんで
それとは別に追加でカキをたのんだの。
そしたら、だんなちゃんが急におなか抱えて痛いと言い出したから
ぉぃぉぃ。カキにあたったのかーwwww
なんて冗談いってたら
そうじゃない。いつものおなかいたがはじまったって。
カキ食いたいのに食えねぇぇぇぇぇwwwwww
なんていいだすから、気を使った娘が
じゃぁ、とうちゃん。汁あげるよ。汁。
っていって自分が食べたカキの身のなかにのこったカキの汁をわたすわけよ。
だんなちゃんは、おれだってみがくいてぇわ
って痛いのをがまんしてカキをたべてた。
むすめのその一言がだんなちゃんにとってはすごく屈辱的だったらしく、それ以来我が家では娘の誕生日に伊勢志摩でカキを食べに行くというのが年中行事になりました。

8 :
何か質問があれば答えていきますので質問してくださいね。
ちょっと初できんちょうしすぎてんのかなぁ。

9 :
ワイマックス使ってるからいつのまにかIDがかわってる!

10 :
まず、だんなちゃんの病気のこと話す前になぜここに来たかということからはなしますね。
うちのだんなちゃんは、パソコン屋さんに15年以上もつとめてて
ずっとちゃねらーだったんですよw
いつか、ここでスレを立ててみたいんだがいいスレがおもいうかばねぇwwwww
あと、あいつら怒らすとこわいから、こわくてできねぇwww
ともいっていた。
ちなみに、2チャンネル最大の事件て何? 
ってきいたら、
2ちゃんがなくなる日
といっていた。
あたしはよくわかんないんだけど、スレがどんどんどんどん消えていって
あれはすごかった。といっていた。

11 :
そんなだんなちゃんでも、一度スレを立てようとしてました。
うちの娘が
友達のMちゃんがノートに「ヨメルヨ大好き」「ヨメルヨかっこいい」
て書いてあったから、ヨメルヨってなに?って聞いたら
友達に、ヨメルヨじゃないわ!「EXILE」だわ!!!!!!!!
っておこられたぁぁぁぁぁぁぁ
というはなしをして大爆笑しててこれはイケルとおもったらしい。
ヨメルヨと読んだうちの娘もむすめだけど・・・・w

12 :
わたしんちはほとんどテレビみないから。
まぁ、こんなことになるわけで。

13 :
むすめ超かわいい。
小学校5年生なのに身長が130cmあるかないかなの。
ちっこくて、ひとりじゃねれなーい。っていっていつも一緒に寝てる。
幼稚園のときからかおがまったくかわってないw

14 :
だんなちゃんがなくなっても元気で学校行ってる芯の強い子だ。
あれはいい嫁になる。そうおもう

15 :
話はそれたが、そんなわけでいつもだんなちゃんがみていた(最近はまとめサイトばっかみてたっぽいけど)
2ちゃんに。むかしから世話になってた2ちゃんにお礼カキ子&遺言をかきのこそうとおもいたったわけで。

16 :
あんたが死んだら書き込んでやるよ。っていったら
半年ROMれっていわれるぞ
といわれたけど、半年ROMり終わる前に死んでしまったのでかんべんしてくださいww

17 :
やばい。ワイマックスID
かわりまくる(==)家の有線にかえよう
その方がいいよね?

18 :
みてる

19 :
ワイマックスやめて有線にしたーーーーーっっっ
うち、いまだにADSLwwwwwwwwwwwww
ワイマックスよりおっせーw
光にかえる工事待ちの間にだんなちゃんが死亡wwwwwwww
パソコンの中身もどうなってるかわかんねぇ。
稼働中のタワー二台に、倉庫にある動くかどうか怪しいタワー二台の中身のデータどうすんだよ(笑)
いきかえってなんとかしろよ

20 :
ぉぉ?
見てくれてる人がいたとは(泣

21 :
そんなわけで、書き込みしております。
これがまず第一の遺言で。
第二はもう少し話が進んでからおはなしします。

22 :
伊勢志摩の旅行が終わっても、まだ痛みかまったく引かない。
むしろ、おなかの痛みがどんどんひどくなる。
病院にいっても原因が不明(この時点では)
だんなちゃんのかよってる病院で、内科・外科、合同会議なるものがあって、
こんな腹痛の患者がいるんだけど、原因がわからないんだよね。
と、たまたまはなしがのぼった。
その会議の結果が、コレ、もしや小腸ガンなのでは?
と言う話になった。
小腸ガンと言うのは、外科医が一生で会えるかどうかわからないとまで言われてるほどレアなガンで、
うちの病院、創立してから50年いじょうたってんだけど、まだ2・3例しかないといわれた。

23 :
ガンセンターなんかのHPみてもどんなものなのかまったくわからず、
名前すらあがってこない。
もうどうすんだよ。なにすればいいんだよ。
そのまえに、そんなレアなガンになっちゃって、
かあちゃん(あたしはそう呼ばれてる)になんていえばいいんだ。
泣き崩れたらどうしよう。絶望的な顔されたらどうしよう。
そんなかんじで、うちのだんなちゃんは丸一日悩んだらしい。

24 :
でも、言わないわけにはいかない。
医者には、先天性で腫瘍ができることがあるから、ひょっとすると先天性のものかもしれないって
それも頭に置いた上で、小腸ガンかもしれないと。
そう説明しようと思ってたらしい。

25 :
病院から一時退院を言い渡されただんなちゃんは家に帰ってきてすぐにいった。
だんなちゃん(以下ダ)「オレ、ガンかもしれない。」
1(以下嫁)「はぁ?帰ってきていきなりなにいいだすの?」
ダ「いや、病院でガンかもしれないって、
  でも、先天性のもので腫瘍ができることもあるから、そっちかもしれない、
  でも、ガンかもしれない。わからない。」
嫁「いやいや、あんたのいいたいことが、わからないだわ。」
ダ「だから、ガンかもしれないし、先天性のものかもしれない。調べてみないとわからない」
嫁「だから、ガンかなんなのかいいたいことがわからんぞ」
ダ「おれもよくわからんけど、がんじゃないほうがいい」
嫁「なんかさぁ、先天性がどうとかって言われても、ピンとこないから
ガンてことにしたらー?がんだったらなんとなく想像つくし、そうしなよ。」
ダ「じゃ、もし、がんだったら?」
嫁「そのときは・・・・ガーーーーーーーンだわ。」



26 :
ようするに、だんなちゃんがいいたかったことは、
いくら見た目がガンとわかっていても、細胞をとりだして、はっきりガンだとわかるまでは
ガンと診断しないらしい。
それくらいガン申告というのは慎重なものらしい。


27 :
だから今の段階ではまだなにかわかんないから、ガンじゃない希望は捨てないでね。
と言いたかったんだと思う。
それが、緊張となんだかよくわからないテンションで発言してしまったと思われる

28 :
それにしても、がん患者かもしれないやつに向かってガーーーーーンてw
まぁ、この嫁もたいがいだとおもうけどw
後日だんなちゃんは、
いろいろ心配して損した。
さすがオレの嫁wwwwwwwwwww
後にも先にも、がん患者にガーンといったやつはおまえだけだwwww
そのセリフ聞いて、俺はこの嫁とならやっていけるとおもったらしい。

29 :
あの時なんていえばいいのか思いつかなくて、とっさに出た言葉がガーンだったのだ。
だんなちゃんに、
ガーンという言葉には意表つかれたわぁ
オレが一日泣いて悩んだ分を返せ。悩んで損したわ。
とまでいわれた。
どんな言葉でかえしてもらいたかったのだろうかw?

30 :
とりあえずは、腹痛の原因でもある腫瘍を取り除く手術をすることになった。
でも、すぐに娘が入学式をむかえる。
だけど、いま、だんなちゃんの体には
治療のための細いチューブがからだの中にささってる。
だけど、一生に一度の娘の晴れ舞台。出席しないわけには行かない。
悩んだだんなちゃんは、体にチューブと点滴の針が刺さったまま入学式に出ることにしたのだ。

31 :
病院では、針の部分は触らないでくださいね。
あばれたりしないでくださいね。
終わったら、すぐかえってきてくださいね。


32 :
無事に入学式も済み。
そのままだんなちゃんは入院。
思えば、ここからすでに波乱万丈ははじまっていたのねぇ

33 :
ここまでで何かききたいことあるひといますかー?

34 :
ちょっと書いてたら気がまぎれてきたのかねむくなってきました。
ひとねむりして、おきたらつづきかきますー

35 :
今スレ発見した
入学式に出席しておいて良かったね

36 :
ただいまです。
はい。ほんと。入学式に出席できてよかったです。
亡くなる一週間前に娘の学芸会があって、それも見に行くことができました。
余命二ヶ月と告げられて、一ヶ月ほどたったときのことでした。
だんなちゃんのがんはお知りの穴からも触って確認できるほど出てきてて。
すごく痛がってました。
こんな痛い思いするくらいなら楽に殺してくれって。
それくらいしんどい。
病院の治療で傷みを和らげる緩和ケアというものがはじまっていました。

37 :
五年近く抗がん剤の治療をしていただんなちゃんのからだは
すでにボロボロで、効く抗がん剤ならやってみる価値はあるんだけど、
効かなくなった抗がん剤は毒にしかならないと。
とりあえずは、痛みをとって体力を作っていく。という治療法に切り替えられました。
夜もまともにねられなくなっていただんなちゃんは脊髄から麻酔をうって
下半身の痛みの感覚をとって寝る ということをやっていました。

38 :
当然、いすに座るなんてことはもうできず、
食事は常にたってしていました。
でも、たっていると足の付け根にできガン細胞のせいで
リンパの流れが悪くなって、毛穴からリンパが流れ始めるのです。
それが、むくんで広がって、妊娠線のように皮膚が一部薄くなったところから
亀裂が入ってリンパ液のようなものが流れ出すという。
悪循環になっていました。

39 :
痛いし、足はぱんぱんだし、そんな状況でも
娘の学芸会には出たいと。そんなわがままを病院側はすんなり受け入れてくれ
主人は学芸会に行くことになりました。

40 :
軽い気持ちでうちら二人はいこかーw?
っていったのに、すごくおおがかりなものになった。
まず、痛みがあって座れない主人の痛みをとるために夜、寝るときにやっている下半身麻酔をしながら
いくということになりました。
そして、常時飲んでいるくすり。モルヒネとこの三つをやりながらいくということになりました。
でも、飲み薬のモルヒネは自分たちでできるが
腰から入れている麻酔は、医者か看護婦さんしかできない。
そのため、お医者さん二人と看護婦さんが付き添うということになりました。
そりゃもう、病棟あげての一大イベントとなっていました。

41 :
当日の朝、うちの主人がいつもよりちょっと強い痛いを感じた。
痛いから学芸会どうしようか?
ってはなしをしてた。でも、病棟内は
絶対だんなちゃんを無事に学芸会に連れて行くぞ。
ムードで大盛り上がり。
痛みもある中、主治医の先生が手術があるということでいけないかも。
という話が出てきてた。
だんなちゃんはちょっと不安そうになってきて、イライラしはじめた。

42 :
痛みどころか熱もでてきて、強い倦怠感におそわれていた。
ダ「おれはおなかも痛いし頭も痛いんだよ。だけど学芸会にも行きたいんだよ」
嫁「学芸会行きたいならいけばいいじゃない。」
ダ「こんな状況でいけるわけないじゃないか」
嫁「じゃぁ、やめる?朝から楽しみにしてたんじゃないの?楽しみにしてたならいくべきだと思う」
ダ「だから、おれだって行きたいって言ってるだろ?なんでわかんねぇんだよ。」
嫁「だからあたしは、行けばいいと最初から行ってるだろうが。意味をかんねぇ」
ダ「またそういう蔑んだ目で俺を見る。かあちゃん(あたしはだんなちゃんにそう呼ばれてた)にそういう目でみられるのが
  俺は一番嫌いなんだよ。」
嫁「そんな顔してないわ、好きとか嫌いの問題じゃないでしょぉ、行くか行かないかでしょ?
  あたしだって仕事して疲れてんだし、あんたのそんなのに付き合ってられんわ」
ダ「じゃあオレもういかない。行く気がない」
嫁「じゃほんとにそれでいいんだね?」
ダ「やっぱり行く」
嫁「どっちなのよ?」
そのやり取りをずっと見てた看護婦さんは、
とりあえず、決まったらまたよんでくださいね。
といって病室を出て行った。
あたしは、こいつが行かないわけがないのに、絶対行くに決まってるのに
と思いつつもしばらくだまっていた。

43 :
しばらくして、あたしが病院の師長さんによびだされた。
師長さん「だんなちゃんだいじょうぶですか?
わたし、だんなちゃんがあんなに感情的になるところはじめてみました。
いつも、痛いときでも冷静に痛みの状況を伝えて、落ち着いてて、すごいなぁって
もし、体調がすぐれないようなら中止してもいいですよ。
こちらも、だんなちゃんの気持ちを無視してもりあがっちゃってたところがあるかも。
ごめんなさいね。
そういわれた。
あたしは、
そんなことないですよ。あたしの前ではいつもあんなんですよー。
いつもってわけでもないれど、たまーに。
あのひと、あたし以外の人の前で感情とか出さない人だから。
出すと嫌われると思っているのでだせないだけなんですよ。
だから、まったく気にしなくていいですよ。
あたしの前では、弱音もはきますし。だから、今日の学芸会連れて言ってあげてください。
よろしくおねがいします。

44 :
師長さん「そっか、だんなちゃんでもちゃんと感情的になる部分はあるんですね。
ちょっと安心しました。」
嫁「あんしんて?」
師長「いつも冷静だから、もっと看護婦に対していろいろ言ってくれればいいの何も言わないし
   だんなちゃんどうなってんだろって。
   でも、さっきのことで、ちゃんと人間ぽいところがある人なんだなぁって安心しました。
   よかったよかった。

45 :
そういわれた。
やっぱり病気になってもそれは変わらないのかw
だんなちゃんがよくいってた。
かあちゃんに出会って初めて感情を表に出すことができた。
甘えたいときはあまえるし、いやなものはいや。
かあちゃんの前だからいえるよ。
かあちゃんだいすき。
そういってた。

46 :
あたしが病室に戻ると、だんなちゃんの気分はすっかり落ち着いていた。
主治医の先生の手術が予定より早く終わり
一緒に同行してくれることになったのだ。
だんなちゃんは、主治医をものすごく信頼している。
その先生が一緒に来てくれるそれだけでもすごく頼もしいことだと思う。
それで行く決心も固まったんだと思う。
わたしたちはタクシーを手配したり、行く準備をはじめた。

47 :
娘の学校にも、車椅子で行くことをいってあった。
ちゃんと専用の席もあります。とのことだった。
病院から学校に医者と看護婦が同行するということも伝えて出発。
わたしと、主治医がタクシーにのって
看護婦さんと、もう一人の先生は別の車でがっこうに向かうことになった。
道中では当然こんな話になりますよね?
主治医「むすめさん、劇でどんな役やるんですか?」
うちのだんなちゃんは満面の笑みで
ダ「濁流役ですー(´v`)」
主治医「・・・・・・・・・・汗
    濁流役ですか?
ダ「そう、濁流役なんですよ。でもねぇ、すごくかっこいいんですよ。
  ヨメルヨみたいな踊りして登場して、ダンスして、めちゃめちゃかっこいいの」
  たのしみーw」
主治医「それはたのしみですね」
娘が濁流役っていわれたら反応困るだろふつーは。

48 :
学校に着くと、学校の先生からの誘導で
生徒が運動場で遊んでいるにもかかわらず、運動場の真ん中つっきって
運動場脇に車を止めた。
あたしたちは、車の中で
こどもこええぇぇぇぇえwwwwwwwwwwwwwwww
轢きそうwwwwwwwwwwwwww
運動場に車でのりつけるとかwwwwwwwwwwwwwwwwww
DQNドラマだぁwwwwwwwwwwwwww
とか、もりあがっておりました。

49 :
タクシーから車椅子おろして進むとき、
主治医の先生が操作あやまって車椅子が校庭の土にうもれていった。
先生、なにやってんすかw?
いや、うもれてしまった。
ほと、このおっさんなにやってんだよ。

50 :
あたしたちが体育館に入ったときはすでに娘の劇がはじまっていた。
あたしは、娘が濁流役ということしか知らず、
娘が出ちゃったあとだったらどうしようか?
すごくこまっていた。
物語りも終わりに近づいていてきたのにまだでない。

51 :
だんだん、やぁーな予感がしてきた。
もしかして・・・・
もう、出演してしまったのでは!?
ぁぅぁぅぁぅぁぅぁぅぁぅぁぅぁぅぁぅぁぅぁぅぁぅぁぅぁ
ぁぅぁぅぁぅぁぅぁぅぁぅぁぅぁぅぁぅぁぅぁぅぁぅぁぅぁぅ
ここまできて、まさかみれないとか。
そんな最悪なことがおこっていいものだろうか。
だんなちゃんに、
濁流にのまれるシーンて小説だとたしか、おわりのほうだよね?
とかきいてみても、
おれ、このはなししらねーw
とかいわれるし、もう、ドキドキしてた。
すると、わーっと濁流役の子が舞台の袖から出てきて踊りはじめた。
よ、よかったーーーーーーっ。まにあってたーーーーーーっ。
だんなちゃんも、娘でてきたー。
濁流wwwwwwwwwwかっけぇぇぇぇぇぇwwwwwwwwwwwww。
主役くってる。踊りうますぎるwwwwwwwwwwww
大絶賛。
すごくたのしんでた。

52 :
なんか...悲しい

俺のじっちゃんもガンになったみたいだからさ、
うん。なんか。どうしたらいいのかね。

53 :
劇が終わってあたしは娘のところに走っていった。
うちの娘は小学五年生なのにすごく寂しがりやなのだ。
あたしがきているかどうかわからないと、すごく不安で。
いつも半べそかいているのだ。
だから、あたしがきたよーっていつもわかるようにしてる。
すこし娘と話してから、席に戻るとだんなちゃんたちが帰る準備をしていた。

54 :
嫁「かえっちゃうの?」
ダ「もう終わったから帰るんだけど。かあちゃん待ちなのになにしてんのよ」
嫁「このあと、娘の部活の出し物あるんだけどそれみないの?」
ダ「え?そんなのあるの?」
嫁「前からいってんじゃん。笛吹くぞ」
ダ「見たいけど、主治医がこれから学会行かないといけないからいいわ。かえる」
主治医「まだまだ時間あるからせっかくだから見ていきましょう」
その一言で、だんなちゃんは最後まで学芸会を見ることができた。
ほんとうに、病院の先生たちにはかんしゃしてる。

55 :
52> とりあえず、ガーーーンといっとけ。
ガンは早ければどうということはない。ただ、遅いとどうもならん。
だんなちゃんはいってた。
ガンといって態度が変わらなかったのはかあちゃんだけだ。
みんなにガンというと腫れ物をさわるような扱いになる。
もっとふつうにしてもらってていいのに。と。

56 :
あと、ガンは直接痛みがない限りいたって普通に生活できる。
だんなちゃんの場合も、お尻が痛くなるまでは普通に仕事言ってたし、
普通にご飯も食べてたよ。

57 :
がん患者がどんな生活してたか知りたいひともどんどんきいてくれていいぞ。
答えられる範囲で答えていく。
テレビのがん患者闘病生活は編集されすぎてるからな。
うそもおおい。
きがねなくきいてくれ。
でも、いまからちょっと役場に行かなくては行かなくなったのでまた夜にでもきます。
それではまたあとで。

58 :
ただいまもどりました。
こんばんは

59 :
あ、名前いれるのわすれちゃった・・・

60 :
だれか、見てた人いるかなぁ

61 :
だんなちゃんの亡くなった11月22日のはなししてもいいかなぁ。

62 :
だんなちゃんの亡くなった11月22日は私たちの結婚記念日でした。
わたしはその日、結婚記念日ということで仕事をお休みしていました。
いつもどおり一番下の子(二歳三ヶ月)の子を保育園に送っていき
その足でびょういんにむかいました。

63 :
結婚記念日を11月22日にしたのには理由があります。
もちろん、いい夫婦。っていう語呂合わせの意味もあるんですが。
話は2000年にさかのぼります。
2000年のとある冬の日。
一緒に暮らしていただんなちゃんに向かって。
「三月くらいに結婚しない?」
っていったんですよ。
でも、返ってきた答えは。
「オレ、結婚するきない。」
でした。
あたしは、かなりショックを受けました。
めちゃめちゃ仲がよかったし、まさか断られるなんて思いもよらなかったから。

64 :
結婚を断っておきながら隣で気持ちよさそうに寝てるだんなちゃんを見て
こいつの考えてることがいまいちよく分からんのだが(´Д`;)ヾ
などと思ってみたもので。
翌日、あたしの部屋から朝ごはん食べてふつーに出勤していくわけよ。
ますます意味が分からないと。考え込てしまった。
そして、その日の晩。
昨日の結婚のはなしなんだけどさぁ。11月はどうよ?
と、再度結婚の話をもちかけた。

65 :
するとどうよ?
「11月なら結婚してもいいよーっ(´∀`)」
と言い返してきた。
嫁「はぁ?3月だと結婚できないけど、11月は結婚できるのかい( ̄□ ̄;)
ごめん、その線引きがよくわからんのだが・・・」
ダ「オレもよくわからんがなんとなく?まだ付き合って三ヶ月くらいじゃん。
でも、11月なら半年以上たってるからいいかなぁーって」
嫁「そんなもんですか・・・・」
ダ「そんなもんですよ」
そして、あたしは記念日とか忘れっぽいから忘れないようにと
11月22日に結婚することにした。

66 :
でも、忘れないようにと自分で決めた結婚記念日なんだけど。
あたしは結婚して二年目くらいからもう、忘れてたw
だんなちゃんは一度も忘れたことないのに。

67 :
そんな忘れっぽいわたしも、だんなが余命二ヶ月と告げられた今年はさすがに覚えていた。
医者に、「余命二ヶ月。ここから先は週単位で何が起こってもおかしくない。」
といわれていたから。
会社の休みもきちんととったし、子供を保育園に送っていっていつも通りその足で病院に向かった。

68 :
だんなちゃんのいる病室に入ると「ただいまーっ」ていうのが日課になっていた。
「ただいまーっ」ていうと「おかえり」と、
病室で立ってごはんを食べているだんなちゃんに会うのだ。
その様子を見てだんなちゃんは今日も元気にご飯食べてるなーって安心する。
このころには、ガンが体の栄養をいっぱい食べちゃってて痩せちゃってた。
結構な栄養取り入れててもガンがどんどん食べていく。
だから、あたしはいつも。
「あんたは食欲ないかもしれないけど、ガン細胞は食欲が旺盛だから
がん細胞に栄養あげるつもりでたべなよ」
といつもいっていた。

69 :
本人も、食べることは大好き。
だからいつも、アレ食べたい。コレ食べたいと言って来る。
だからあたしもそれに合わせていろいろ作る。
やっぱりかぁちゃんの作ったごはんはおいしいなぁ
いつも言ってくれてた。
この日持ってきたのは 豚の角煮 だった。

70 :
あたしの作る豚の角煮はそんなに手が込んでるわけじゃないんだけど
やたらと時間がかかる。少なくとも一日以上はかかる。
だから、食べたいといった日から二日間は我慢してもらうことになる。
そして、出来上がったのがたまたま結婚記念日だったのだ。
だんなちゃんに角煮渡すと
「おっw角煮キターーーーーーーーーwあざーっす。」
とめちゃくちゃ喜んでくれた。

71 :
だんなちゃんは、持ってきた角煮を見ながら
「でも、角煮上手に食べられるかなぁ。むせちゃったらどうしよう。」
と心配し始めた。
余命先刻受ける数ヶ月前から、唾液の分泌量が減ってきていて上手に物が噛めなくなってきていたのだ
案の定、だんなは角煮を一口食べたらむせていた。
「うあぁぁぁ。すげーうまいのにむせたーーーーーっ。でもたべたーい
たべたーい。たべたいのだぁ。一緒にはいってるにんじんとか、ジャガイモは平気なのに
なぜ肉だけだめなんだぁぁぁぁぁぁ。脂身だけくってやるぅ」
なんか、ほえながら一生懸命たべていた。
かわいいやつめ。

72 :
そんなだんなちゃんを横目に。
嫁「今日、何の日かしってるー?結婚記念日だよ。
あたし、今年はちゃんと覚えてたよ。会社も休みにしちゃった。」
ダ「そんなのかあちゃんに言われなくてもしってますーーっ。」
ってかえってきた。
そうだよね。毎年わすれたことなかったよねーっ

73 :
22日は病院でだんなちゃんとのんびり過ごすつもりだったけど
下の子供を来年度から別の保育園に入れる手続きをとるため、保育園にいかなきゃならなかった。
キャンセル待ちしていた保育園に空きができたのだ。
結婚記念日の挨拶もそこそこに。
「またあとで病院に来るねー」ってあたしは病室をでていった。

74 :
保育園にいって、たまってた洗濯物や、そうじをしていたら、
四時ぐらいに病院についた。
いつもよりかなり遅め。
あたしがあわてて病院に行くとだんなちゃんは横になっていた。
ねちゃってるのかなぁ。と思ってかおを覗き込むと。にこって笑って
「おかえりーっ」って言ってくれた。
あたしも「ただいま」って。だんなちゃんのベットの横に座った。

75 :
だんなちゃんのベットの横に座る時は少し緊張する。
ベットのゆれ加減で痛みがぶりかえしたりするから。
いつもゆっくり慎重に座るのだ。
でも、その日はそんなに痛くないみたいで割りとひょいっとすわれた。

76 :
そして、いつも通り。「つかれたーーーーっ」ていう。
そして、今日一日あったことを話す。
「前日に保育園から入園できます。っていうあんないもらって、今日行ってきて。
ほんとはここで一日だんなちゃんとのんびりするはずだったのにーっヽ(`Д´)ノ
もう、いやだわぁ。」
そして、ベットにボフってして。
「今日はたいちょうどうよ?」ってきくの

77 :
ダ「きょうは体調いいよぉ。結構楽にすごせてる。」
そういうから。
嫁「じゃぁ、結婚記念日だし売店にでも行かない?売店しかないけどなんか買おうよ」
ダ「そだね。一緒に行こうか」
そういって、手をつないで病室でたの。すると看護婦さんとすれちがって。
看護婦さん「あれ?だんなちゃん歩いてるの久しぶりに見たよ。どこかいくの?」
嫁「売店にいってきマース。体調いいみたいだから連れ出した。」
ダ「オレ、二日ぶりに病室から出た気がする」
看護婦さん「そうだよね、ずっと歩いてなかったよね。きを付けていってらっしゃーい」
ダ・嫁「いってきまーす」

78 :
ふたりで手をつないで売店にむかった。
売店に言っては見たものの、しょせん病院の売店。
たいしたものは売ってないし。特にほしいものもない。
嫁「なんかほしいものあるー?」
ダ「特にほしいものもないんだけど。。。」
嫁「じゃぁ、だんなちゃんの好きなベビスターでも買ってったら?」
ダ「そだね、ちょうどなくなってたし買ってくわ」

79 :
そういってベビスター一袋だけ買って帰ったのだ。
だんなちゃんは、ベビスターがすきだ。むちゃくちゃ好きか?って聞かれるとそうでもないらしい。
家の中に1つ2つあるとなんか安心するらしい。
家の中にあればいいわけで、それをすぐ食べるのか?っていわれるとそうでもない。
一週間でも、二週間でもそのまま放置してある。
あたしはそれを知らなくて、ずーっと置いてあって食べる気配もないから勝手に食べちゃう
すると、また買っておいてある→ずっとそのまま放置→食べないと思ってあたしがたべる
の無限ループ状態。
つい最近、かあちゃんはオレのかってきたベビスターをいつも食べるから、
オレが食べたい時にはいつもない。なんでたべちゃうの?
っていわれた。

80 :
嫁「だっていつまでもたべないじゃん」
ダ「あれは、あるとちょっと安心するから買ってあるわけで、食べても食べなくてもいいの。
ちょっとだけおいてあるのがいいの。結婚して10年以上たつけど
いままできがつかなかったの?」
嫁「そんな気がつくわけないじゃん。言われるまできがつかなかった・・・」
ダ「きがつこうよ。。。」

81 :
嫁「だっていつまでもたべないじゃん」
ダ「あれは、あるとちょっと安心するから買ってあるわけで、食べても食べなくてもいいの。
ちょっとだけおいてあるのがいいの。結婚して10年以上たつけど
いままできがつかなかったの?」
嫁「そんな気がつくわけないじゃん。言われるまできがつかなかった・・・」
ダ「きがつこうよ。。。」

82 :
その話を聞いて依頼、だんなちゃんのベビスターには手を付けなくなった。
そんな思い出のあるベビスターを買ってノタノタあるくだんなちゃんの手を引いて
病室に向かった。エレベーター近くの時計を見ると。5時半をまわっていた。
嫁「そろそろばんごはんだね」
ダ「えーっもうそんな時間なの?」
嫁「うん。もう5時半だよ」
ダ「早いなぁ。ベビスターばんごはん食べ終わってから食べよう。」
嫁「そのほうがいいかもね」
そんな話をしながらだなちゃんとエレベーターにのった

83 :
病室に入るとばんごはんがテーブルにのっていた。
だんなちゃんは、そのばんごはんにてをつけることなく、
ダ「疲れたからちょっと横になるよ。」
嫁「今日はがんばって売店までいったからねーっ。でも、ばんごはんはちゃんとたべなよ。
ゆっくりでいいからさ。」
ダ「うんわかってる。おきたら食べるよ」
そういって横になった。

84 :
少したって、あたしは寝てるだんなちゃんの横でテレビをつけた。
嫁「きょうさぁ、11月22日だからどっかのニュース番組のコーナーで
絶対いい夫婦ってやってると思わない?」
ダ「うん。やってると思うよぉ。みてみよか」
だんなちゃんも体を起こしてごはんを食べようとしてた。
2人でテレビを見ながら、なかなかやってないねーって話をしながら見てた。

85 :
書き込み途中でごめんなさい。
なんだかちょっとねむくなってきた。
きょう、役所に行って、年金機構に行って、だんなちゃんの亡くなった病院にも行ってきて
ちょっとつかれた。
こんな状況でも明日、会社に顔を出さないといけない。
ちょっとつらい。まだぼーっとしてたいのに。
そんなわけでまた明日の夜来ます。しつれいします。

86 :
語ることによって癒されるだろうし、
がんばって書きたいだけ書いてくれ。

87 :
かんばって。

88 :
俺の親は離婚してて、俺は絶対結婚しないと思ってたけど、このスレ見て結婚っていいものかもしれないと思う様になった。ありがとう。

89 :
うちの祖父もガンで亡くなった。2年前。胃がんでした
仕事忙しくて、入院してから、全然お見舞い行けなくて、何週間後に暇できた時行った
他に転移はしてたけど、まだ意識はっきりしてた時だった
だけど、変わり果てた祖父の姿見て、愕然としたなぁ・・・
見てられなくて、病室で号泣して、それ見た母も号泣して大変だったよww
祖父は、歳も歳だったけど、>>1の旦那さんは若いよなぁ・・・
最後まで読むから頑張って下さい

90 :
最初から全部よんだ。俺のばーちゃんが先週死んじゃって、死に目にも会えなかったし、急死だったから心構えを持って接する事もできてなかった…嫁さんと娘さんとだんなちゃんの触れ合いは正直とても羨ましいよ。続き頑張って。全部読む。いいスレだ

91 :
私は母を胃ガンで亡くしました。母は40歳でした。私も両親は離婚していたので結婚なんてしないと思っていたけど、なんかこんな夫婦もいいなと思った。
続き待ってます。

92 :
全部読んだよ。涙が止まらねーよ。

93 :
ただいまです。
>86>87 のんびりですが、書きたいだけ書いていきます。ありがとうございます。
>88 結婚は一生のもの。最低でも25年。
何があってもこいつとなら一緒にいられると思う相手が現れたら結婚していいと思う。
あと、年をとった姿が想像出来る相手がいい。おじいちゃん、おばあちゃんになって
どっちかが介護しなければならなくなった時、こいつなら大丈夫と思える相手。
あと、ごはんはんは絶対においしく作れる人と結婚しろ。
これはだんなちゃんがよくいってたことだけど、
「家のごはんがおいしいと、外で食事してもおいしく感じない。だから俺は家に帰って食べる」って
重要らしい。

94 :
>89 変わり果てただんなちゃんの姿を見て、だんなちゃんのお母さんは泣いてた。
泣きながら「苦労かけてごめんね」といわれた。
あたしは元々、苦労とか努力とか忍耐とかそんなものは持ち合わせていないので
なぜそんな事いうのかわからなかった。
「苦労するくらいならとっくに分かれてます。安心してください。
あの姿がいまのだんなちゃんなんだから泣くのはおかしいよ?
あたしたちは、ただ、仲良く手をつなぎながらのんびり階段昇ってただけなのに。」
そう言ったのを覚えてる。
あたしはまったく気にしていないのに、まわりがどんどん嫁が苦労しているって感じに移っていくのがとてもいやだった。
ガンになって変わり果てた姿見ても、きちんと見てあげてほしい。
まだ生きてるんだから。泣かないでいてあげてほしい。本人が一番泣きたいとおもうから。
まわりが泣いてしまうと、本人が申し訳なく感じてしまう。だから泣かないで。

95 :
>90 ありがとう。ほんとうにいいだんなだった。
思いつく限り家族のこと書いていきます。

96 :
>91 うちのだんなちゃんと年も近いですね。
お互いにちょこっとだけ気を使い合ってた。家族とはいえちょっとは気を使う

97 :
>92 泣いてくれてありがとう。
でも、ガン患者との生活は思ったよりたのしかったぞ。

98 :
みんな応援してくれてありがとう。
昨日の続きですが。
テレビのチャンネルカチャカチャ変えてたら。
だんなちゃんが急にベットに倒れこんだ。
倒れこんだままぐったりしてる。
様子がおかしい。
そう思ったあたしはすぐに看護婦さんを呼びに言った。
重度の看護が必要なだんなちゃんはナースステーションの真横の個室にいたから。
下手にナースコールして看護婦さんが来るの遅くなるよりは、扉あけて呼んだほうがはやい。
すぐに看護婦さんがきてくれた。
ぐったりしていただんなちゃんも意識が少し戻ってきた。
だんなちゃんに
「オムツかえるからちょっと外に出て。」っていわれた。

99 :
あたしがデイルームで待っていると看護婦さんが呼びに来た。
「だんなちゃん、意識もあるし大丈夫ですよ。ただ、ちょっと横になって様子見てもらってます」
そういわれた。
あたしは、ちょっとほっとして病室にもどった。

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