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2013年06月メンヘルサロン234: クラシック・ジャズが好きなメンヘラー (104) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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クラシック・ジャズが好きなメンヘラー


1 :2013/01/27 〜 最終レス :2013/06/09
キース・ジャレットのソロを聴くもよし
フォーレのレクイエムを聴くもよし

2 :
>>1
ミシェル・ペトルチアーニ、ジャック・ルーシェ、
ヨーヨー・マ、ジョン・エリオット・ガーディナーをよく聴く俺が通りますよ。

3 :
言われたから来てみたよ

4 :
手土産に・・・
落ち込んでるけど元気だしたいときに
キース・ジャレット「God Bless the Child」
http://www.youtube.com/watch?v=KFG0a6v2DGI
しっとり落ち着きたい人に・・・
Charlie Haden and Kenny Barron 「Twilight Song」
http://www.youtube.com/watch?v=DJmJSE9RQOc

5 :
>>2
ペトルチアーニいいですね。ルッキングアップ大好きです。
>>3
クラ・ジャズ板はそこそこ過疎だったり他住人に理解が無かったりするので、
試しに立ててみました。仕切る気は全然ないので音楽に関係ないグチや不満を語ってください。
テンションあげたい人に
キース・ジャレット「Solara March」
http://www.youtube.com/watch?v=z0nL7o4SGHk
もう何も聴く気がせん人に
スティーブ・ライヒ:マレット楽器、声とオルガンのための音楽
http://www.youtube.com/watch?v=XW9Xy9nrf8U

6 :
キース・ジャレットはウィーン・コンサートが落ち着いてて好き。
あと、Youtubeにあげられてた1985年くらいのスタンダーズ・トリオの「プリズム」がよかったなあ
Kieth Jarret Prismで多分見れる。
ピーコックのソロが素敵だし、それに後半に向かって盛り上がっていく様子が何とも…

7 :
キースジャレットくんだよな。確か。俺の壁紙キースだそういや。

しかし、朝になると鬱になるのはどういうメカニズムなんだろう。
寝る前は人生論の本とか読んで、気を取り直してるのに、朝になると不安のかたまり・・・

8 :
>>6
見た。スゲーよかった。
今後数週間は楽しめそうだ。ありがとう!

9 :
こんばんは。メンヘル板から誘導されて来ました。ジャズはそれほど
聴かないのですが、クラシックが好きなので楽しみにして遊びに来たいと
思います。
>>5
ライヒ、難しいことを考えないで聴ける現代音楽という感じですね。
>>6
キース・ジャレットのプリズム、観てみました。素敵な曲の紹介
有り難うございます。
キースの私のお気に入りを張ります。
Keith Jarrett - Over the Rainbow
http://www.youtube.com/watch?v=vWf8NUUQvWs
ところで、今クラシックで色々聴きこんでみたいのは
アルチュール・オネゲルです。オネゲルファンはいないですかね。

10 :
オネゲルってあの6人組の?何かで聴いたことがあるかも知れない。
Youtubeにあるかな。

11 :
連投ごめん
聴いたことがあったのは「夏の牧歌」でした。
いいね。まさに牧歌的で。流動感があって色彩豊かだった。
フランスの夏の田園風景ってこんな感じかなあ
交響曲第3番を第1楽章まで聴いたけどこれは打って変わって激しいのなんの…
「夏の牧歌」路線の方が今の自分の精神状態からは受け入れやすいかなあ。

12 :
>>10
そうです、6人組のオネゲルです。YouTubeに
色々ありますが、今私がピアノを練習している曲を
貼ってみます。>>10さんのクラシックのお薦めも
教えて頂けると有り難いです(集中力の限界があるので、
今のところ7分〜10分ぐらいがいいです)。
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第一楽章
http://www.youtube.com/watch?v=taaP8ECpYeg
ピアノはせいぜい中級程度なので、難しいです。
上記の曲は鬱がひどい時に聴きます。救われない
暗い感じがいいのです。
鬱の時に聴くといえば、2分ぐらいの歌曲ですが、
この曲もいいです。ボードレールの詩につけた曲で、
物悲しい感じがいいです。
ピエール・キャプドヴィエイユ "Je n´ai pas oublie"
http://www.youtube.com/watch?v=_XQjYY_5v4I

13 :
>>11
あ、レスのすれ違いでしたね。夏の牧歌ですか、聴いてみますね。
オネゲルの交響曲は重いですよね。なんでもワグネリアンだったそうで、
音を盛りたいんだなと思えてしまいます。
クリスマス・カンタータはクリスマスシーズンにいいですよ。歌の内容が
分からないと楽しめませんが、字幕付きのN響の動画があります。
私は独身で彼もいないクリスマス、この曲を聴いて楽しみます。

14 :
夏の牧歌、今聴いています。オネゲルの曲でも音がすかすか(?)
なもの、あるのですね。美しいです。>>11さん有り難うございます。

15 :
>>14さん
オネゲルのピアノとヴァイオリンのためのソナタ、二回聴いてみましたが確かに救われませんね(笑)
沈鬱だけど甘美という…とても気に入りました。
じゃあ僕のお気に入りを。
シャルル・ケクランのヴァイオリン・ソナタ。
Koechlin violin sonataで検索するとMovement1が聴けます。
恍惚とした感じが素晴らしいけど鬱の時には向かないかも知れません(笑)

16 :
フェデリコ・モンポウとかどうでしょう?
ぼんやり聴くのに向いている気がします。

17 :
>>16さん
大好きです。
例のショパンの変奏曲の最後に音をぎりぎりまで削ったテーマが聴かれますが、
いつも聴いていてうっとりとしてしまいます。モンポウの美学の結晶なんでしょうか。
今、El Pontを聴いていますがこちらも静謐とした感じがたまりません。

18 :
この流れだとベートーヴェンが好きな俺は異端か?
後期3大ピアノ・ソナタとか大好きなんだが。
あと、ブラームスの後期ピアノ曲も大好物。

19 :
>>15
昨日はあれからケクランナイトになりました。お薦めの
ヴァイオリンソナタは特に第三楽章がよかったです。
調性が曖昧な作品は大好きですが、ほかの曲も聴いて
みると、調性が曖昧というだけでなく無調だったりも
するのですね。
オネゲル、聴いて頂いて有り難うございます。ほかにも美しい
曲があるので、また改めてリンクを貼りたいです。
>>18
差し支えなければ、ブラームスのこの演奏を聴け!!!
というようなお薦め、YouTubeにありましたらご紹
介宜しくお願いします。

20 :
>>19
間奏曲 作品117-1
http://www.youtube.com/watch?v=YD8i0jUmbF8
とか
同じく作品118-2
http://www.youtube.com/watch?v=5JwKDzPlYQs
あたりはどうでしょう。
演奏はいずれもグレン・グールド。坂本龍一氏が愛聴盤として挙げてます。
(個人的にはグールドはベストじゃないんだけど、ようつべに上がってる中では
音質含めてまともなので)
作品117、118、119の小品集はいずれも鬱の人向けの佳品揃いだと思う。
以前、かなり落ちてるときでも聴けた。

21 :
>>20
有り難うございます!作品117-1は私も親しんだ曲です。
もう長らく聴いていませんでした。懐かしいです。鼻歌で
口ずさんでしまう曲です。
118-2もいいですし、119はリヒテルの演奏を聴きました。
グールドもリヒテルも好きです。フランスがキラキラだと
するとドイツはマットな渋さで美しい・・・。和声進行の
優しい感じが、ミルクティーを飲んでいるような気分に
させてくれます。
音楽療法だと、鬱のどん底ではまず鬱な心に同調するような
暗い曲を聴いて、心と音楽が同調したら音楽の方を
だんだん明るくして行って、心も持ち上げると聞きました。
私の場合はですが、鬱のどん底ではまず救いようのない暗い
曲を聴いて、次にだんだん希望が見えて来る音楽として、
>>20さんお薦めのブラームスを聴くと良いのではと
思えました。
私が鬱のどん底で聴く曲
メシアン「イエスの不滅なることへの頌歌」
http://www.youtube.com/watch?v=fXchqOO8xYY
ラヴェル「絞首台」
http://www.youtube.com/watch?v=vRQF490yyAY

22 :
>>21
「絞首台」だけ単独で聴くという発想は無かったですw
あれは3曲続けて聴くものだとw
今度落ち込んだとき試してみたいと思います。
メシアンは管弦楽曲よりも器楽・室内楽の方が親しみやすい曲が多いですね。
「世の終わりの〜」もそうですし、「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」は、
調子が良かった頃よく聴いてました。今夜あたり、久々に聴いてみようかな。

23 :
>>22
いやあ、絞首台だけ単独で聴くのですよ^^; 昔、精神病院
に入院して、病室の向かいのビルのガラス窓に焼け付くような
夕日が反射されていて。赤々とした光の反射と絞首台がもう
絶妙にマッチしていました。救いがたい。
メシアンは、一度オペラを正面から聴いてみたいと思うのですが、
音圧に圧倒されて最後まで聴けません。
ところで>>22さん、シューマン後期のピアノ曲、お薦めはない
でしょうか。昔知人から色々教えてもらったのですが、曲名が
分からなくなってしまいました。ミケランジェリがシューマンは
発狂などしていない!と怒っていたそうですが、後期のピアノ曲
は豊穣な暗闇の中で光が点滅しているような静かな美しさでした。

24 :
>>23
シューマンの作品番号3桁は、作品111の「幻想小曲集」と、
133の「暁の歌」くらいしか聴いたことないですねえ。
111を作曲中のシューマンは交霊術に傾倒していたとか…
どっちもようつべで聴けますが、静かな美しさ、と言われるとちょっと違うかな。
http://www.youtube.com/watch?v=YAgHiO3P58s
http://www.youtube.com/watch?v=-mU0fT_tVbM
シューマンは完全なピアノ曲全集録音が出てないんですよね。
この間出たル・サージュ盤も上記の両曲を欠いているし。

25 :
>>19さん
ケクランナイト(笑)
気に入って頂けたのならなによりです。
ケクランはモーダルな書法をよくする人だったので、調性はぼやけて聴こえるのかも知れませんね。
たまに思い出したように前衛性を爆発させて「あっち側の人」になってしまうのがあれですが(笑)
個人的にはヴァイオリン・ソナタと並んでヴィオラ・ソナタを愛聴していますよ。
彷徨うような憂愁を帯びた曲調で、実を持って救われない。そこがいいのです。
僕は鬱の時にしょっちゅう聴きます。

26 :
やはり全然救われる気配のない、鬱路線のジャズのアルバムを一枚紹介します。30分を超しますが。
ビル・エヴァンスの「ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング」です
ニコニコ動画でYou must believe in springで検索するとフルアルバムが聴けます。
エヴァンスの死後発表されたアルバムで、1曲目は地下鉄で投身自殺した元内縁の奥さんに捧げた曲、
4曲目は自身のお兄さんに捧げた曲(そのお兄さんは間もなく猟銃で頭を撃ち抜いて自殺)、
そして最後の曲のサブタイトルがSuicide is painlessときては、多くを語る必要はありますまい。
エヴァンスは録音の3年後に自殺同然の死を遂げています。
believe in springのspringとはかけ離れた、うら寂しいジャケットにはyearningという題が付けられているそうです。
何についての「憧れ」だったのかとかは言うだけ野暮というものです。
ベースのエディ・ゴメスは歌心全開で大健闘、エヴァンスもひたすら耽美的です。
ジャズでこれほどまで諦観とか憂鬱とかを表現出来たのかと、初めて聴いた時は驚いたものです。
>>19さんも>>22さんもおすすめがあったら是非紹介して下さいね。

27 :
おっと、sage忘れてしまった。申し訳ありません。
今日卒論の最終諮問があったのでちょっとどうかしてるんですかね。

28 :
良スレの予感

29 :
へえ、ビルエバンスってそんな感じに結構波乱な人生だったんだ。
メガネと七三のルックスから、勝手に優等生的な人をぼんやり想像してたw
そのアルバム聴いたことないから聴いてみよう。
マイルスと演った「ブルー・イン・グリーン」のせつないピアノは大好き。

30 :
「帝王」マイルスにモードの可能性を示唆したひとりですからね。
もっともマイルスは以前からモードの可能性に気付いていたようですが。
Kind of blueでのエヴァンスは鬼気迫るものがあります。
特にSo Whatでのコルトレーンのソロにぶつけるきわどい伴奏には痺れます。
後年、エヴァンスの旧友の作家ジーン・リースは、エヴァンスの死を受けて「史上最も時間をかけて行われた自殺だ」と言ったとかなんとか。ヘロインとコカインにまみれた人生でしたからね。
大学二回生の頃、ネイティブの教授が課した英作文のレポートに、エヴァンスの死についてA suicide that took the longest time in the modern jazz historyと書いたところ、単にそれはA slow suicideでしょう、と添削されて唖然としたのは
良い思い出です。
とにかく彼のピアノは美しいです。それと共に、破壊衝動と若干の狂気があります。

31 :
>>24
お薦め有り難うございます。ドラマチックな曲なのですね。特に
2曲めが気に入りました。色彩豊かなだけでなく、ドイツロマン派の
優しい感じが出ていると思います。私が聴いたシューマンはソナタとか
組曲の中の、テンポが緩やかで静かな曲だったのかな。
あと、降霊術に傾倒していたんですか汗 スクリャービンも同じこと
をしそうです。スクリャービンもすごく好きです。
完全なピアノ全曲集が出ていないのは驚きです。
難攻不落のシューマン・・・!一つ知識が増えました。
有り難うございます。
>>26
聴きました。静かで物悲しくて、高い透明感がありますね。
b minor waltzが特に美しいなと思いました。ジャズはあまり
分からないのですが、キース・ジャレットに加えてビル・エヴァンス
も気になるピアニストになりました。
引き続きケクランのヴァイオリンソナタも聴いています。CD
を探したのですが、アマゾンで上手く見つけられませんでした。
私もお薦めを貼ります。フランス人のおじさんが、エレピに
向かってメシアンのハラウイを弾き語り(本来は女声の
ための曲です)。歌えないところは口笛で。楽しそう。
現代音楽をこんなに気軽に楽しんでしまえるとは、いやはやすごいです。
6分ぐらいの動画です、お時間ある方どうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=0xqmFgUdNFs

32 :
ケンプが弾くモーツァルトのソナタ&幻想曲集に癒されてます。

33 :
Bill Evansはいつ聴いてもいいですね。

34 :
>>31さん
とても面白い動画をどうもありがとうございます。
一瞬、長年のメシアン恐怖症が治るかと思ってしまいました。
僕はHMVの回し者なのでこっそり教えますが、ケクランのヴァイオリン/ヴィオラソナタは
HMV mobileで見てみたところまだ扱っているようです。同じものを持っていますが演奏良好です。
>>33さん
ですよね。
エヴァンスは例の自殺した奥さんにもう一曲、
「ハイ・リリー・ハイ・ロー」という曲を捧げています。
何でもその奥さんの大好きな曲だったとか。彼女は神経症・ドラッグ中毒・不妊症に悩まされていたとされています。
これはそんなに暗くないですよ。曲調は初夏の草原に咲く小さな花のような可憐さで、
エヴァンスも一音一音を慈しむかのように弾いています。
ですが思うところが沢山あったのでしょう、段々と感情が昂ぶって来るのが聴いていても分かり、
4分55秒あたりで小規模ではありますが感情を爆発させています。
人によってはここはミスタッチに聴こえるかも知れませんが、このささやかなカタルシスは忘れがたいです。
ベースのエディ・ゴメスは始終穏やかにサポート、余計なことはしていません。
YoutubeでHi Lily Hi Lo Bill Evansと検索すると多分出てきます。

35 :
>>34
ケクランのCD、無事に注文出来ました。HMVを紹介して
下さって有り難うございます。
メシアン恐怖症であるとのこと、これまた失礼致しました。
メシアンの特に歌曲は、聴いていると気が狂いそうだと思うこと
が私もあります汗
今Hi Lily Hi Loを聴いています。曲を誰かに捧げる
時、心境はどういう感じなのかなと思います。私も
バンド活動をして曲も作りますが、誰かに捧げる曲は
作ったことがないので・・・。この曲はb minor waltz
よりは軽やかで明るいですね。>>34さんの仰る感情的な
高揚まで聞き取れるようになると、もっと曲の深みは
増すのだろうなと思います。私個人はb minor waltzの
ような、何か生々しい感じのする音楽にまず惹かれます。
今日は私の好きなジャズを貼ろうと思います。6分ぐらいです。
チェット・ベイカー、歌、トランペット
(記憶が正しければ)ハービー・ハンコック、ピアノ
Fair Weather
http://www.youtube.com/watch?v=4cAh7Dw6dN4
>>32
昨日>>32さんの書き込みを読んで、ケンプ演奏のモーツァルト、
それからレクイエムを聴いてみました。素敵でした。有り難うございます。

36 :
レクイエムといえば、>>1にもあるけど、フォーレを久々に聴いてみるかな。
一時期聴き過ぎて飽きてしまったけど、たまにはいいかも。

37 :
スレチを重々承知でこっそり投下
http://www.youtube.com/watch?v=EY4NxOZNbJ8
Thanatos,-if Ican't be yours-Jazz ver
ヴォーカル入ってるバージョンが原曲だけど個人的にお気に入りの一曲

38 :
>>36
フォーレのレクイエムは、ミシェル・コルボ盤にハマりました。
たまにはいいですよね。

フォーレを貼ります。調性の崩壊寸前、イヴの歌、Paradis。
最初は印象薄いかなと思ったのですが、何回も聴いたら良さが分かりました。
http://www.youtube.com/watch?v=xwtW8jCkONE

39 :
>>34さん
ああ、買ってしまわれましたね。HMVの手先としては嬉しい限りです。
あと、メシアン恐怖症はSSRIが奏功したせいか治癒しつつあります。これからも貼って下さい。
チェット・ベイカーは今まで何となく縁がなかったのですが、Let's Get Lost
というドキュメンタリーがあるようで、観てみたいです。どこのツタヤに行けば置いてあるのやら。
この人も色々とあったんですねえ・・・。かなり歳がいってからの録音みたいですが、
「渋い」というのとはちょっと違って聴こえました。もっとこう、危なっかしいというか。
>>34さんが書いていなかったらピアノを弾いているのが誰か僕にはまず分からなかったと思います。
>>37さん
タイトルを見て、あの曲だろうな、と思ったらやっぱりあの曲でした。
テーマをフェイクするだけじゃなくて途中からテンポを速くしてみたり、
とても面白かったです。個人的に、寡黙だったベースが5分1秒あたりに一瞬弾くフレーズが
気に入って繰り返して聴きました。先々月の今頃Qを一人で(笑)観に行きましたが、
あの日の渋谷はひどく冷えたのを思い出します。

40 :
>>38さん
イヴの歌をまず聴いてみましたが、綺麗ではありますが、なぜか僕には何となく
全体に流れる不穏感のようなものを感じました。繰り返し聴くとより深みがあるように
聴こえるようになるかも知れません。興味がわきました。
ビル・エヴァンスを紹介します。彼のキャリアの割と初期の頃の録音で、
「ピース・ピース」といいます。
この曲の面白いところは、調が変化しないままだという点です。
左手の繰り返されるリフレインを聴くと分かりますが、ずっとCのままです。
それまでのジャズのように、コードを変化させていってストーリーを進めるというのではなく、
延々と繰り返される左手の伴奏(ちなみに彼は左利きです)に
沿って、右手で自由にメロディを紡ぎます。モーダルかといわれるとちょっと返答に窮しますが。
演奏が進むにつれてエヴァンスの「きわどい」面があらわになります。
時に高貴、時にグロテスク。「マッド・サイエンティスト」と一部の人から呼ばれたのも納得です。
YouTubeで、Bill Evans Peace Pieceと検索すると出てきますよ。
危ない感性と耽美的な雰囲気がお好きならどうぞ。

41 :
スレ立て人ですが、なかなか面白いな〜ただでいい曲を知って聴けるいい時代だ。
どんどん書き込んでください。

42 :
>>41さん
とても素敵なスレを立てて下さってありがとうございます。
活発な交流の場になるといいですね。>>41さんもお気に入りの曲をどうぞ貼って下さい。
たった今思い出したのですが、どことなくPeace Pieceに似た曲があります。
ナイン・インチ・ネイルズのla merですね。ドビュッシーとの関連性は聴いた限りまずありません。
この曲もPeace Pieceと同じく、左手が同じリフレインを延々と繰り返すんですよ。調は多分変化していません。
出だしは淡々と。ですがそこにドラムス、ウッドベース、ベース、砂嵐のような過剰なシンセサイザー、ストリングスが加わって
最終的にはケイオスというか、破壊的・破滅的な感じに向かっていきます。
もちろんこれはクラシックでもジャズでもないので、スレの趣旨には反しているためかなり躊躇しますが。
ノイズ系のロックが耐え難い方は是非無視して下さい。
あくまでも「こういう発展のさせ方もある(かも知れない)よ」、ということで。
YouTubeでla mer ninと検索すると出て来ると思います。
途中で吐き気を催したら是非ブラウザを閉じて下さい。

43 :
age

44 :
ラジオ聞けないので、もっぱら海外サイトを愛用。
英語解説なんかが混じるけど、国際的に良い演奏を聞かせてくれる。
WCNY→http://www.wcny.org/radio/listen-now/classicfm

45 :
>>44はクラシック版。
これはWCNYのジャズ版→http://www.wcny.org/radio/listen-now/jazz-hd3
全て無料視聴。

46 :
>>39
Fair Weather、危なっかしいですよね汗 最初チェット・ベイカー
が歌っているとは思わず、安定しないけどいい感じに物憂げ
な声を持つ若い男性をイメージしていました。友人が
貸してくれた、ジャズ映画ラウンド・ミッドナイトの
サントラに収録されていた曲です。
>>40
イヴの歌のparadis、不穏な感じと言われてみると、確かに
そんな気がしてきます。和音の進行が落ち着く事なしにどんどん
転調して行くのでそう感じられるのかなと思いました。
ピース・ピース、聴いてみました。コードCで展開させる曲、
私も試みたことがあります。でもジャズの才能もなく、
なにしろ指が動きませんから、荒削りなだけの演奏になりました。
目指したミニマルっぽさも、ある程度はという次元で終わりました。
ピース・ピースでここまで洗練された音を出せるのは、やはり
深い次元で音楽とピアノを知っているエヴァンスならではなの
でしょうね。
ナイン・インチ・ネイルズも聴いてみました。ウィキペディア
に行ったら随分ボリュームのある記事で、ファン層が厚い
んだなと分かりました。プリペアドっぽいピアノ(?)も
いいですね。ノイジーではあるかもですが、随分聴きやすいな
と思いました。ナイン・インチ・ネイルズを通過して前衛の
世界に行く人も、案外いるかも知れないですね。
>>41
このスレで色々お薦めを紹介してもらえるので、勉強になります。
立てて下さって有り難うございます。書き込みをする時には長文に
ならないようにと思うのですが、無理なようです。すみません。
今日貼る音楽はノイジー繋がりにしてみます。
オネゲルはパシフィック231で蒸気機関車を表現
しましたが、ペーター・ブロッツマン・オクテットは
音楽でマシンガンを表現しています。CDが手元にないので
不確かですが、マイルス・デイヴィスが「アメリカの
フリージャズに対するヨーロッパからの返答」との
言葉を寄せていた記憶があります。
カオスな演奏ではあるので、体調を鑑みつつどうぞです。
私はさわりを聴くだけでもお腹いっぱいになります。
The Peter Brotzmann Octet - Machine Gun (Full Album)
http://www.youtube.com/watch?v=0wgA9L5TN5M
音楽で落ち着きたい方へ。フランスとドイツが出ています
ので、イタリア現代音楽なまったりをどうぞ。7分です。
ジャチント・シェルシ Un Adieu
http://www.youtube.com/watch?v=JFRDgDivLZU
>>44
クラシックの方、今聴いています。お気に入りに入れました。
早速、アシュケナージやラヴェック姉妹の演奏が紹介されて
いました。また今まで知らなかったクラシックと出会えると
喜んでおります。有り難うございます。

47 :
>>44さん
とてもいいサイトを紹介して頂いてありがとうございます。
勉強している時の格好のBGMになりそうです。
>>46さん
まずマシン・ガンから聴きました。僕はヨーロッパの体温の低い
フリーなジャズ(といっていいのかな)が好きなので抵抗なく聴けましたよ。
ただ1時間の長尺に耐えた自分をほめてあげたいです(笑)
1968年の録音ということで、ヴェトナム戦争が泥沼状態になっていた頃ですね。
同じ年にテト攻勢が起きたと記憶しています。それと何か関係があるんですかね?
そういえばジミ・ヘンドリックスも同名の演奏を残していますが、こちらはラウドなロックです。
ジャチント・シェルシのアン・アデュー、聴いていてあまりの素晴らしさに言葉を失う思いです。
これほどまでに瞑想的、思索的な曲を今まで放っておいた自分が恨めしいです。
実にクールで美しい。CDを手に入れたい気持ちでいっぱいですが、僕は今月2万円で
生活しないといけないので(笑)残念ながらパスですね。でもこういう曲が聴きたかったんですよ。
同じ傾向の作品があったら是非紹介して下さい。

48 :
キース・ジャレットの「ハートランド」を紹介します。
なかなかに心を揺さぶる曲ですよ。オリジナルがYouTubeにあがっていないので、
カヴァー・ヴァージョンを。
keith jarrett heartlandで検索すると出て来るはずです。
もうひとつ、コリン・ウィルコットの「クラウド・ダンス」を。
何とシタールでジャズをやってみました、という男気のある人です。
果たして出て来たのは楽園的な開放感にあふれたジャズ。1976年以降のウェザー・リポートに通じるものがあります。
ジョン・アーバンクロンビーの色彩感豊かなギター、デイヴ・ホランドの深く闊達なベース、
加えてジャック・デジョネット(彼はキース・ジャレットの相棒のひとりで、『プリズム』でもドラムスを叩いています)
の要を得た演奏。正直、シタールでここまで即興演奏が出来るとは思いませんでした。
ジョージ・ハリソンに聴かせたらさだめし真っ青になったことでしょう。
collin walcott cloud danceで検索すると出て来ると思います。ECMらしい透明感のある録音が好ましいです。
ジャケットのセンスもECMならではのものです。
>>46さん、ジャチント・シェルシを紹介して下さって本当に
感謝しています。CDを手に入れられないのが実に惜しいです。

49 :
連投ごめんなさい。
長文を書き込むと「本文が長すぎます」と出るもので。
Round Midnightはデクスター・ゴードンの演技が光っていましたね。
ミルト。ジャクソンの役者っぷりも見事でした。
主人公のディル・ターナーは何でもパリにいた頃のバド・パウエルをモデルにしていたとか。
バドは統合失調症に苦しめられていたそうです。
デクスター&バドの共演はブルーノートのOur man in parisで聴けます。
デクスターはひたすら豪放で、バドもいい仕事をしていると思います。
村上春樹はRound Midnightについて「ある種の痛みを持って観ざるを得ない」とか何とか、そんな感じの
コメントをしていました。何でもビ・バップ時代のデクスターには「硝煙の香り」があったのが
60年代の彼にはそれが欠けているとかいうだそうで。
村上春樹は中学生の頃に全て読破しましたが、この意見には承服しかねますねえ。
デクスターはいつだって同じクオリティの演奏を届けてくれた・・・はずです。

50 :
ヤンガルバレクとタブラのザキール・フセイン静かで熱くて温かいです。
キースの「ハートランド」も大好きですが・・・
http://www.youtube.com/watch?v=bfpgKLORWk0

51 :
今>>さんのおすすめを聴いています。ジョン・マクラフリンはこんな叙情的な演奏も
するのですね。今までOn The Cornerのイメージ通りの過激なギタリストを連想していましたから。

52 :
>>47
ペーター・ブロッツマンの1時間、耐えて下さったのですね汗
有り難うございます。私はよほど気力がみなぎっている状態で
聴き通すぞ!と思わないと全部聴けないです。前衛も色々聴いて
みたいのですが、どうも限界があるようです。
ベトナム戦争との関連ですが、ネットだとこれといった資料が
ないようなので、知っているかもしれないバンド仲間に問い合わせて
みました。何かありましたらお伝えしますので、今暫くお待ちくださいね。
歴史や社会情勢に疎くて申し訳ありません。
シェルシのアデューは、不協和音と美しい
メロディーの組み合わせが一つの極みのような気がします。
シェルシの作品の中でも親しみやすい曲だと思います。
2つのバージョンを聴き比べましたが、ご紹介した
高橋アキの演奏の方が、不協和音の響きを押さえ気味にして
まとまる感じです。
同じ傾向の作品はなかなか思い浮かばないのですが、瞑想的と
いうキーワードで、シェルシを高く評価したジョン・ケージの
曲を。10分ぐらいです。
John Cage: "In A Landscape"
http://www.youtube.com/watch?v=XF1DoVdHM9M
あと、思い出したので忘れないうちにイギリスを。ウィリアム
ウォルトン、レイフ・ヴォーン・ウィリアムスやディーリアス
など思い浮かぶのですが、ここではイギリスのオーケストラの
演奏を。1分半ぐらいです。
曲そのものはシュトラウスのツァラトゥストラかく語りきです。
ですが、このオーケストラの団員になるには、厳しい条件を
満たす必要があったそうです。諸説あるようですが、
楽譜が読めない人、オーケストラで担当したい楽器を一度も
奏でたことがない素人であること等々あるようです。
この演奏を聴くと私は思わずにやけてしまいますが、イギリス
では長らく、クラシック音楽が好きだったり(クラシックの)
楽器を習っていたりするだけで、ある一定以上の階級に
属することを意味したそうです。前衛音楽が台頭し、その
作曲家や音楽家たちが、音楽の遺産を限られた人のものでは
なく全ての人のものにしようと活動する中で生まれた
オーケストラだそうです。
ブライアン・イーノがこのオーケストラの演奏を自分の
ソロアルバムの中で使っています。ブリティッシュ・
ロックが好きな人も親しめるかも知れません。
Portsmouth Sinfonia : "Also sprach Zarathustra"
http://www.youtube.com/watch?v=hpJ6anurfuw

53 :
連投失礼します。
>>48
ハートランド、ピアノカヴァーと弦楽四重奏を聴きました。
私はジャズはあまり知らないのですが、例えばポールブレイだと
音が鋭角的に聞こえるのですが、キース・ジャレットの音ははまろやか
に聞こえます。原曲でも聴いてみたいですね。久しぶりに
ケルン・コンサートも聴きたくなりましたが、CDが手元に
ありません。
クラウド・ダンス、びっくりしました。かっこいいですね!
右側に表示されていたGold Sunも聴いてみました。確かに
ジョージ・ハリソンは真っ青になりそうです。ジャケも美しいですね。
ECMも、やはりあまり良くは知らないのですが、ラルフ・タウナー
のダイアリーが好きでした。
シェルシ、>>47さんにも>>48さんにも気に入って頂けて
ほっとしました。有り難うございます。
>>49
Our man in paris、聴きました。各メンバー、ノリノリで
レコーディングしたんだろうなと思いました。ゴードンが
1番手前、パウエルが次に、ドラムが一番遠い位置に聞こえます。
サックスって人によってはものすごい音量が出るんだなという
ライブを体験したことがあって、デクスター・ゴードンも
そんな感じで音は強く大きかったのかな、なんて思ってみました。
でも強くても音はなめらかですよね。
>>50
ザキール・フセイン、今聴いているところです。落ち着いて
楽しめる音楽ですね。曲の紹介のところに、ジョン・マクラフリンの
名前がありました。ジャズロックのマクラフリンでしょうか。
最近マハヴィシュヌオーケストラを紹介してもらって聴きました。
マハヴィシュヌもかっこ良かったです。

54 :
ジャズロックのマクラフリンです。
ザキールフセインとはシャクティというバンドで組んでます。メンバーです。
ヤン・ガルバレクはキース・ジャレットとのヨーロピアンカルテットのメンバー>>5でも
キースのアルバムでサックス吹いてます。

55 :
ガルバレクといえば、ECMに入れた「オフィチウム」が印象に残っています。
http://www.youtube.com/watch?v=ZOmPOfaOx1U
合唱のヒリヤード・アンサンブルとの共演。

56 :
>>52さん
ケージの作品も僕の好みにばっちり合っていました。とてもよかったです。更に鎮静的なものを・・・!というのは勝手な言い草でしょうか。
キース・ジャレットのタッチは独特で、おっしゃる通りまろやかです。離鍵のタイミングを若干遅れさせているのが
その理由なのかなあ、と個人的に思っています。ところで>>47から>>49までは僕のレスです。
例の「ツァラトゥストラ」を聴きましたが、笑いました。こういうのも実にいいです。
ROTFL&LOLに近い状態になりました。面白かったです。こういう試みを続けていけばきっとクラシックは再び市民権を得ますね。
何とニーチェ本人も一時期ワグネリアンだっただけあって音楽には通じていたそうで、少なからず作品を遺しています。
機会があったら紹介します。
デクスターのテナーは音量がすごいですよね(笑)豪放磊落なところがデクスターの強みです。僕はコルトレーンより好きだったりします。
フル・アルバムを聴いて下さった>>53さんの几帳面さに敬意を表します。
バドはもっと狂気すれすれの演奏を多数残していますがいずれ紹介します。
>>55さん
とても素晴らしい演奏をありがとうございます。ささやくようなサックスが心地いいです。
ECMはこんな録音をするので大のお気に入りです。

57 :
キース・ジャレットの演奏を。「ペイント・マイ・ハート・レッド」です。
「ハートランド」に劣らずよい曲だと個人的に思っています。
YouTubeでkeith jarrett paint my heart redで検索すると出て来ると思います。素敵なタイトルですね。
多分ですが、redといっても彼は左側の思想には触れていなかったと思います。
何でも阪神淡路大震災の時のチャリティー・コンサートで弾いた曲だったとか。当時僕は小学校にすら通っていませんでした。
この曲を聴くとどうしても日本在住の人間としては3・11を思い出しますねえ・・・。あれは僕の生涯で一番のトラウマです。
あと、コリン・ウィルコットの曲を。アルバム「クラウド・ダンス」収録の曲です。
Collin Walcott margueritteで検索すると出て来るはず・・・です。
おおむね「クラウド・ダンス」と同じですがウィルコットのシタール・ソロがより焦点を当てられています。
全体的にやはり楽園的ですね。
テト攻勢では南ヴェトナム軍の人間がベトコンを、裁判の手続きを踏むことなしに・問答無用で、路上で射殺した映像が世界中のTVに流れたんですよ。
そこで人々は気づいた訳です、「この戦争はいかれている」と。
ヴェトナムでは馬鹿みたいにマシン・ガンが投入されましたが、ブロッツマンはそのことに言及したかったんじゃないかなあ・・・なんて。
あと、音楽好きな友人として忠告しておきますが、いくらninのla merが聴きやすかったからといって、
同じくノイジーな傾向のmiles davisのratedXをYoutubeで検索してはいけませんよ。
某菊池成孔が「一瞬仮死状態を体験できる」とコメントしていたというのはあてにしてはいけません。

58 :
>>57
マイルスのレイテッドXすげーいいじゃん。
お前何いってるんたよ

59 :
>>54
教えて下さって有り難うございます。マクラフリンは
色んな顔を持つギタリストなのですね。
>>55
聴きました。美しいですね。ジャズとクラシックの
境界線は、こうしてみると結構曖昧なのですね。
>>56
鎮静的な曲、今のところほかに思い当たりません。また
何か思い出したら貼りたいと思います。
ニーチェは歌曲を以前聴きました。洗練されていない
感じでしたが、ワグナーが大好きなんだなと思いました。
ルーサロメの詩に曲をつけていて、幸せだった時代の曲
かなと思いながら聴いていました。ニーチェの音楽作品は
歌曲以外にもあるのでしょうか。
アルバン・ベルグのNachtという歌曲があって、この
曲を聴くと何故かニーチェを思い出します。辛い人生でした
から、この美しい歌曲に載せてニーチェの魂が解き放たれる喜び、
なんて思ってしまいます。
4分です。Lucia Popp " Nacht" Alban Berg
http://www.youtube.com/watch?v=RuoGTPTaW6o
カール・ハウプトマン詩 「夜」
暮れなずむ雲は夜と谷間の上
霧がただよい、流れは穏やかにざわめく
今こそみなヴェールを脱ぐのだ 一斉に
おお、心せよ! 心せよ!
広大な奇跡の地が開けてくる
銀色に山々はそびえ立つ 夢のように巨大に
静かな小道が銀色に輝きながら伸びている
隠された山の懐より
そしてこの秘められた世界は夢のように純粋だ
一本の沈黙したブナの木が道端に立っている
黒い影となって、遠くの林からのそよ風は
ひっそりと静かに通り過ぎる
そして深い地上の暗闇の中から
灯りが沈黙の夜にまたたく
魂を飲み込め、孤独を飲み込め
おお、心せよ、心せよ!

60 :
>>57
Paint my heart red。キース・ジャレットは、先日貼った
Fair Weatherのハービー・ハンコックとは違い、あまりに
複雑なコードは使わずシンプルなピアノを弾く人という
印象があり、この曲でもそのような感じがします。
ピアノがよく鳴っています。美しいです。
私は岩手県内陸に住んでいます。311では内陸も結構
揺れて、その後停電しました。私は>>57さんよりかなり
年上です。
ブロッツマンのマシンガンについて、バンド仲間から
返事が来ました。難しく、しかも長い文章でした涙
直接ベトナム戦争に対するメッセージとして作られた
のではないそうですが、1968年というのはそれだけで
一つの時代と言えるほどに色々あった年で、社会情勢が
音楽にも影響を及ぼす限り、ベトナム戦争とも全く関係が
ないかといえばそうでもない、といった内容でした
(私の読み方で間違いがなければ)。あとはどんなこと
があったのかの詳細で、私の頭では纏められませんTT
Rated X、かっこいいですね!こういった曲はどのよう
にして出来上がって行くのだろうと思いました。楽譜が
ある感じもしません。いや、五線譜はないかも知れませんが、
構成を決めるある種の楽譜があるのかな。謎です。
>>58
検索せずにはいられなくする言い方なのだろうと踏んでいます。
今日は失恋に良さそうな曲を貼ります。ベタですが、
ロミオとジュリエットが迎える最後。8分半です。
Igor Roma: Prokofiev Romeo and Juliet (X. Romeo bids Juliet farewell)
http://www.youtube.com/watch?v=ZSM5LHI9-jg
レスが少しでも短くなるよう端折りましたが、やはり
長いですね。すみません。
バイトから帰ってぷはーと一息、お薦め音楽を
聴きながらレスを書きました。お腹が空きました。
みなさんは、今日の夕ご飯は何を食べますか。私は
タイカレーもどきを作ろうと思うのですが、外食
出来るならラーメンが食べたいです。

61 :
アルヴォ・ペルトの音楽はこのスレ的にはどうでしょう。
クラシック通や現代音楽通からは色モノ的にみられがちだったりしますが、
ぼーっとして聴くにはもってこいな音楽だと思うのですが。
代表作の1つ「フラトレス」のオリジナル・ヴァージョンです。
http://www.youtube.com/watch?v=Em66qzGfC1I
こちらも代表作の1つ「タブラ・ラサ」。
http://www.youtube.com/watch?v=f-J8LNcZgTA

62 :
>>61さん
僕は全く色モノとは思いませんでしたよ。「フラトレス」は穏やかな曲でした。
「タブラ・ラサ」も同じく、決して色モノではないと確信しました。
またおすすめがあったら貼って下さい。
>>59さん
ニーチェはとてもしんどい人生を送った人ですね。「永劫回帰」を唱えた人に幸福な人生が
待っているとは思えません。「永劫回帰」を唱えた人に待っているのは喝采ではなくもっと「怖いもの」です。ちなみにニーチェはワーグナーに愛憎半ばする感情を抱いていましたね。
ニーチェは少し調べてみたところピアノ独奏曲を遺しているのだそうです。明日早いので(起床6時半)、もう少し余裕が出来たら調べてみます。
あと、歌曲ですね。「私の人生が最早幸福を残していないとするならば、それでもよい。私はまだ人生の苦しみを残し持っている・・・」とか何とか。生の肯定ですね。例えそれが無限に繰り返されるものであっても。
そんな歌詞を持つ楽曲を遺していたと記憶しています。もっとも僕は去年の8月に両親から(条件付きの)勘当をされて一人暮らしをするはめになり、
うっかり実家にニーチェの事実上最後の書物、「この人を見よ」を置いたままにしてしまったので手元には現在なく、詳細を調べることが出来ないのですが・・・。

彼はアンチ・キリストと見なされていますが、私見では彼の思想のベースは神学で、イエスを心から信仰していたのではないか、と
億弾しています(ご批判がある方は是非歓迎いたします)。God have been deadとか言っていますが、多分それは彼の信仰の裏返しではないかと。

63 :
ロミオとジュリエットは大好きですが、決して失恋モノではないと思いますよ。独断ですが。
ふたりは結ばれていますし。
しかしシェイクスピアの才能には驚かされます。美しい言葉を紡ぐ才能ですね。僕は英文科所属で、大学一回生の時の夏休みに教授から
「シェイクスピアをすべて読め、さもなくば単位は出さないから覚悟しろ」という非情な(笑)命令が下され、必死になってレポートを書いた覚えがあります。
単位はSが来ました。いやはや。R&Jが好きとか言っておきながら一番のお気に入りはMacbethだったりするんですがね。あの破滅的な、運命に抗えない人間の姿が個人的にぐっと来るのです。
>>60さんが貼って下さった演奏も胸に来ます。
僕のR&Jの大好きなセリフを。
J:誰の手引きでここに?
R:恋の手引きで。まず探せと唆したのも恋、恋が助言をしてくれ、僕が目を貸した。僕は舵取りではないけれど
これほどの宝を得るためなら、たとえ君がさいはての海に洗われる岸辺にいても冒険に乗り出す。

64 :
ヴェトナム戦争については卒論でだいぶ書いたのでちょっと詳しくなっています。
1968にはテト攻勢、ソンミの虐殺、ジョンソン大統領のヴェトナムからの撤退宣言、パリでの和平交渉などが起きています。
でも戦争は終わらなかったんですけどね・・・。反戦歌が量産されたのもこの頃です。激動の時代ですね。まさにひとつの時代です。
カウンター・カルチャーが叫び続けた時代でもありました。まあ結局「あのアメリカが戦争に負けた」ということになっているようですが。
当時は多くのミュージシャンが社会情勢の影響を受けた時代でもありましたね。
RatedXについては楽譜があった可能性はほぼない(笑)というのが定説です。当時マイルスが延々と際限なくセッションを繰り返し、
それをプロデューサーのテオ・マセロ(彼自身音楽家です)が「何とか曲になりそうな部分」を抜き出して、編集に編集を繰り返し、どうにか
聴ける形にしていった、というのが実際のようです。マイルスはこの曲でトランペットではなくオルガンを弾いていますが、これは明らかにオーヴァー・ダヴィングですね。
それもテオ・マセロが別のセッションからマイルスのオルガンのフレーズを持ち出して重ねた、という可能性があります。
ベースちパーカッションが同じことを延々と演っていることはお気づきでしょうか?これもまたテオの手によって、テープ編集によって
「同じ短いフレーズをずっと編集によってリピートさせた」のだという可能性が否定出来ません。
テオ・マセロは今でも黙秘権を行使(笑)していますので、真相は闇の中です。一体どうやってこの曲が出来上がったのか。答えはGod only knowsといったところでしょうか。
ただ、楽譜はある程度はあったかも知れません。同じフレーズとリズム・パターンを演らないと即刻クビにするぞという「楽譜」が(笑)

65 :
ヴェトナム戦争については卒論でだいぶ書いたのでちょっと詳しくなっています。
1968にはテト攻勢、ソンミの虐殺、ジョンソン大統領のヴェトナムからの撤退宣言、パリでの和平交渉などが起きています。
でも戦争は終わらなかったんですけどね・・・。反戦歌が量産されたのもこの頃です。激動の時代ですね。まさにひとつの時代です。
カウンター・カルチャーが叫び続けた時代でもありました。まあ結局「あのアメリカが戦争に負けた」ということになっているようですが。
当時は多くのミュージシャンが社会情勢の影響を受けた時代でもありましたね。
RatedXについては楽譜があった可能性はほぼない(笑)というのが定説です。当時マイルスが延々と際限なくセッションを繰り返し、
それをプロデューサーのテオ・マセロ(彼自身音楽家です)が「何とか曲になりそうな部分」を抜き出して、編集に編集を繰り返し、どうにか
聴ける形にしていった、というのが実際のようです。マイルスはこの曲でトランペットではなくオルガンを弾いていますが、これは明らかにオーヴァー・ダヴィングですね。
それもテオ・マセロが別のセッションからマイルスのオルガンのフレーズを持ち出して重ねた、という可能性があります。
ベースちパーカッションが同じことを延々と演っていることはお気づきでしょうか?これもまたテオの手によって、テープ編集によって
「同じ短いフレーズをずっと編集によってリピートさせた」のだという可能性が否定出来ません。
テオ・マセロは今でも黙秘権を行使(笑)していますので、真相は闇の中です。一体どうやってこの曲が出来上がったのか。答えはGod only knowsといったところでしょうか。
ただ、楽譜はある程度はあったかも知れません。同じフレーズとリズム・パターンを演らないと即刻クビにするぞという「楽譜」が(笑)

66 :
おっと、二重カキコ。どうぞお見逃し下さい。
RatedXは意訳すると「成人以外は閲覧禁止」となるようです。もっとも、普通はX Ratedとなるでしょうが。
僕に万が一子供が出来たとしても、子供にはまず聴かせないだろうと思います。ええ、これは割とまじで。
では、今度はmiles davisの「オン・ザ・コーナー」を紹介します。
収録曲のほとんどがめちゃくちゃなリズム。マイルスはトランペットを加工して電気的な音色にしています(ヘンドリックスの影響が大きいとされています)。
「オン・ザ・コーナー」はテオ・マセロの編集によってようやく成り立ったような代物なので、ひたすら実験的です。
ひどい、ひどすぎるリズムの実験の嵐。既存のジャズ的なあり方の破壊。
ですがその中で比較的聴きやすい曲を。Black Satainですね。miles on the corner black satinで検索してはくれぐれもなりません。
効果的なハンド・クラップとか、繰り返されるテーマに魅せられてはいけませんよ。あのネロディーを口笛で吹くなどもってのほかです。
一応Yoputubeにはフル・アルバムがあげられていますが、くれぐれも手を出したりしないようにお願いいたします。もっと過激ですから。

67 :
連投失礼致します。
今日は実習先の世田谷区は用賀まで行って来ました。睡眠時間が足りなかったせいか
ミスを連発。そして帰り道が徒歩5分のところが2時間も迷子になり続けました。
道行く人に用賀駅の場所を尋ねるのですが、皆ことごとく異なった証言をするのです。
一瞬芥川龍之介を思い出しました。
ほうほうの態で中華料理屋にたどり着き、炒飯を食べて、用賀駅までの道順をどうにか聞き出しましたが、それでどうにか
たどり着くことが出来ました。ですが降りるべき駅を間違えて10分ほどロスしました。
そうです。東京は夜は明るいですがその闇は果てしなく深いのです。
件の中華料理屋の店主に「君はもしかして受験生ですか?」と尋ねられました。僕が
「いくつに見えますか?」と言ったところ「18歳とか19歳」と。
僕はとっくに20代ですよ、と言ったら店主は苦笑していました。きっとひげが濃くないせいですね。
やれやれ。
今年の7月には都の試験を受けます。これから8時には起床。まあ、何とかなるでしょう。

68 :
いくら何でも長文に過ぎるだろ
自分のブログでも立ち上げろよ

69 :
>>61
アルヴォ・ペルト、持っていますよ。まったり聴ける
音楽ですよね。
>>62,63,64,65,66,67
この後の会話は、もし良かったらメールで話しませんか。
joshua0615  @  intert7.jp
個人的にメールをするほどではないという場合も大丈夫
です。
マイルス、聴きましたよ。かっこいいですね!
>>68
失礼しました。
アルヴォ・ペルトから、なんとなくマイケル・ナイマン
を思い出しました。元々パウル・ツェランのファンだったので、
この歌曲と出会った時は嬉しかったです。
Ute Lemper sings Michael Nyman -- Corona (Paul Celan)
http://www.youtube.com/watch?v=HD3HSnqelSs
「光冠(コロナ)」  パウル・ツェラン 
僕の手のひらから秋はむさぼる、秋の木の葉を――僕らはともだち。
僕らは胡桃から時を剥きだし、それに教える――歩み去ることを。
時は殻の中へ舞い戻る。
鏡の中は日曜日。
夢の中でねむる眠り。
口は真実を語る。
僕の目は愛する人の性器に下る――
僕らは見つめあう。
僕らは暗いことを言いあう。
僕らは愛しあう、罌粟と記憶のように。
僕らは眠る、貝の中の葡萄酒のように。
月の血を浴びた海のように。
僕らは抱きあったまま窓の中に立っている、みんなは通りから見まもる――
知る時!
石がやおら咲きほころぶ時、
心がそぞろ高鳴る時。
時となる時。
その時。

70 :
スレのみなさん
長文の連投、スレの日記的な使用、誠に申し訳ありません。
知らない音楽にただで触れられる喜びのせいで興奮し、
あのような書き込みをしてしまい非常に恥ずかしい思いです。
これからは長文・連投を控えるよう努めます。
>>69さん
「貝の中の葡萄酒」
「月の血を浴びた海」
が特に印象に残る表現でした。
優れた詩の持つ意味は、作者にすら分からないのだと
ヴァン・ダイク・パークスが言っていました。
ジャズのルーツのひとつであるラグ・タイムからひとつ紹介します。
スコット・ジョプリンの「ジ・エンタテイナー」です。
映画「スティング」のテーマとして、もろにニューオリンズ・ジャズの
味付けをされて演奏されています。
YoutubeでEL GOLPE. THE STINGと検索してみて下さい。

71 :
まあ、あまり固くならず、これでも見てマターリしてください
http://www.youtube.com/watch?v=iXoqeAHbU2k
スレチだけどね

72 :
調子に乗ってまたアルヴォ・ペルトを。
「鏡の中の鏡」
http://www.youtube.com/watch?v=B8qg_0P9L6c
超シンプルな楽曲。ペルト入門にもってこい。
「テ・デウム」
http://www.youtube.com/watch?v=mD3tRr2CkDo
http://www.youtube.com/watch?v=WtzF5De9rbc
http://www.youtube.com/watch?v=Jwc065aGVWA
ペルトの真価は合唱曲で分かるともいえます。
中でも個人的に最高傑作と思うのがこれ。全曲で30分かかります。
そんなに聴いてられん、という方は3番目だけをどうぞ。

73 :
少しは「普通の」クラシックも挙げてみたり。
モーツァルトのピアノ協奏曲第20番から第2楽章。
http://www.youtube.com/watch?v=p_33zTtiWPA
映画「アマデウス」のラストシーン、精神病院の中をサリエリが車椅子で
押されていく場面で効果的に使われていました。
あの映画、見所はたくさんありますが、音楽と台詞と相まって、
あのラストシーンが忘れられません。
YouTubeの映像はフリードリッヒ・グルダのもの。
酔っぱらいのおじさんのように見えますが、演奏は至ってシリアス。

74 :
age

75 :
はじめまして
クラシックはよく分かりませんが唯一聴くのがブルックナーです
ブルックナーは全部好きです

76 :
住人が神隠しにあったようなスレだな

77 :
うまいことをいう。

78 :
あげ

79 :
落ち込んでるときは音楽聴く気にもなれん。
だけど、ウェインショーターのアレグリアはいいな。

80 :

ポイントください
メールください♪
此れも見てください http://m.youtube.com/watch?client=mv-google&hl=ja&gl=JP&v=kbihnwutMjY

81 :
将来が怖い。仕事が恐ろしい、親の体調が悪い。
Oregonの「Witchi-Tai-To」・・・後半の盛り上がりに感動!
http://www.youtube.com/watch?v=4k7R-kwGImU

82 :
静かに始まり、盛り上がって終わる曲がいいな。
別に何かが変わるわけじゃないけどな。寝る前に聴くと気がはれるって言うかな。
現実が何だよ・・・

83 :
あのプリズムとかか?

84 :
後半の盛り上がりといえば
http://www.youtube.com/watch?v=u0VanJ3n3Qg

85 :
プリズムは今でも見てるがあれはすげえな

86 :
あげ

87 :
>>68の殺傷力が凄くてワロタ
一瞬でスレを止めたなw

88 :
スレは死んでないぞw
スレ違いかもしれないけど、ダニエル・コビアルカとか鬱の時はいい。
ブックオフで250〜500円で買えるのもいい。
あと、ポール・ウィンターとかね。

89 :
アコーディオンのアイリッシュミュージックだけど、、、元気出したいときに陽性の曲
http://www.youtube.com/watch?v=KBZVZ53CMso

90 :
キース・ジャレットを聴き始めたきっかけ。
自分と同じ誕生日の有名人の一覧にあったから。
それから聴き続けている。

91 :
キース来るな。最後のスタンダーズらしいけど。

92 :
お、こんなスレがありましたか。
僕は、現代音楽をよく聴きます。
癒される現代音楽といえば、W.リームとか、シュトックハウゼンとかですかね!
シュニトケなんかも、もう鬱を通り越した絶望で、逆に落ち着きます。

93 :
グラズノフが好きです(´ー`)ノ

94 :
グラズノフとはマニアックな・・・
Vn協はいいと思う。交響曲は、有名な8番でもちょっと退屈に思えてしまいました。

95 :
グラズノフはバレエになりますが、「ライモンダ」がすきなんです〜。

96 :
ヒナステラ

97 :
サン=サーンス 『死の舞踏』
純粋に好きです。

98 :
Heren Merill / You'd Be So Nice to Come Home to
永遠の名曲ですね。

99 :
地元の商店街のbgmがDIXI 笑

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