蜜月旅行

1 ：2010/11/24 〜 最終レス ：2012/09/29

不定期で思いついた短編ストーリーを投下していく予定です。

2 ：

2ﾀﾞ

3 ：

【うまく行かないのは××のせい】

　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
｜ 　モナー君はここから遠く離れた村からやってきました。 　｜
　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／

　　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　　　　　　　　　　　（ ´Д｀ ）
　　　　　　　　　　　　　　（　　　　）
　　　　　　　　　　　　　　｜ ｜　|
　　　　　　　　　　　　　　（_＿）＿）
　　　　　　　　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　｜　　転校生は久しぶりですが　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　｜　　皆さん　仲良くしてあげましょう。　　 ｜
　　　　　　　　　　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
　　　　　　　　ﾋｿﾋｿ　　　　ﾋｿﾋｿ

4 ：

┌──────────────────
｜ヨソ者だ。モララー君、どうする？
└─────v─────────────

　　　　　　　∧ ∧　　　 ∧＿∧　 　 ∧ ∧　　 　∧ ∧　　　 ∧＿∧　　　 ／■＼
　　　　　 　(ﾟ∀ﾟ*)　　　（・∀・　）　　(ﾟ−ﾟ*)　　　(ﾟДﾟ,,)　　　（・ω・｀ ）　　 （´∀｀　）
　　　　 　 　 U　 |　　　 （　　　　）　　 |　 U　　　　|　 U　　 　（　　　　）　　 （　　　　）
　　　　　　　（　　|　　　 ｜ ｜　|.　 　 |　　）. 　 　 |　　）　　　｜ ｜　|　　 　 | 　| 　|
　　　　　　　 Ｕ Ｕ　　　 （＿（＿）　 　 Ｕ Ｕ　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　（＿（＿）


　　　┌──────────────────────────────
　　　｜自分もそうだったけど見知らぬ土地に来た時は心細いもんだよ。
　　　｜仲良くしてあげようぜ。
　　　└────────v──────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜やっぱりモララー君って優しいね♪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──v──────────────
　　　　　 　 ∧ ∧　　　 ∧＿∧　 　 ∧ ∧　　 　∧ ∧　　　 ∧＿∧　　　 ／■＼
　　　　　 　(*ﾟ∀ﾟ)　　　（ -∀- ）　　(ヮﾞ*,,)　　　(^Д^,,) 　　（^ω^｀ ）　　 （´∀｀　）
　　　　 　 　 U　 |　　　と　　　　つ　と　　)　 　 　|　 U　　 　（　　　　）　　 （　　　　）
　　　　　　　（　　|　　　 ｜ ｜　|.　 　 |　　）　　　 |　　）　　　｜ ｜　|　　 　 | 　| 　|
　　　　　　　 Ｕ Ｕ　　　 （＿（＿）　 　 Ｕ Ｕ　　 　 Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　（＿（＿）
　　　　　 ∧＿∧　　　　 　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　（　　´∀）　　　＜　あぁよかった、ここは優しそうな人達ばかりで。
　　　　　（　　　　）　　　　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

5 ：

　　　　　　　　　┌──────────────────────────────
　　　　　　　　　｜　前は喧嘩も多かったんだけどね。モララー君がここに来てから、
　　　　　　　　　｜　皆がまとまるようになったんだ。
　　　　　　　　　└─────────────v────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　┌──────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　｜彼は勉強もスポーツも僕達とは桁違いによくできるし、
　　　　　　　　　　　　　　　｜しかもかっこいいし心優しくて頼りになるしっかり者だよ。
　　　　　　　　　　　　　　　｜この村でモララー君を嫌いな人なんていないんじゃないかな。
　　　　　　　　　　　　　　　└──────────────v────────────
　　　　　　　∧ ∧　　　 ∧＿∧　 　 ∧ ∧　　 　∧ ∧　　　 ∧＿∧　　　 ／■＼
　　　　　 　(ﾟ∀ﾟ*)　　　（-∀-　）　　(ﾟーﾟ*)　　　(Д^ ,,) 　 　（^ω^｀ ）　　 （´∀｀　）
　　　　 　 　 U　 |　　　 （　　　　）　　 |　 U　　　　|　 U　　 　（　　　　）　　 （　　　　）
　　　　　　　（　　|　　　 ｜ ｜　|.　 　 |　　）. 　 　 |　　）　　　｜ ｜　|　　 　 | 　| 　|
　　　　　　　 Ｕ Ｕ　　　 （＿（＿）　 　 Ｕ Ｕ　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　（＿（＿）
　　　　　 ∧＿∧
　　　　　（　　´∀）
　　　　　（　　　　）
┌────ﾍ────────────────────────
｜そうなんだ。僕は頭も悪いしドジだし何のとりえもないんだけど、
｜よろしくお願いします。
└─────────────────────────────

6 ：

　　┌────────────────────────────
　　｜気にすることないよ、人は長所も得意なことも人それぞれ、
　　｜誰にでもイイところはあるものなんだから。
　　└────────v────────────────────

　　　　　　　∧ ∧　　　 ∧＿∧　 　 ∧ ∧　　 　∧ ∧　　　 ∧＿∧　　　 ／■＼
　　　　　 　 (*ﾟ∀ﾟ) 　　（・∀-　）　　(ヮﾞ* ,,)　　　(Д^ ,,) 　　（^ω^｀ ）　　 （´∀｀　）
　　　　 　 　 U　 |　　　 （　　　　）　　 |　 U　　　　|　 U　　 　（　　　　）　　 （　　　　）
　　　　　　　（　　|　　　 ｜ ｜　|.　 　 |　　）. 　 　 |　　）　　　｜ ｜　|　　 　 | 　| 　|
　　　　　　　 Ｕ Ｕ　　　 （＿（＿）　 　 Ｕ Ｕ　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　（＿（＿）
　　　　　 ∧＿∧　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　（　*´∀）　　＜　そんな風に言ってもらえたのは初めてだ。
　　　　　（　　　　）　　　|　本当にいい人だー。
　　　　　 | 　| 　|　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　（＿（＿）

7 ：

　　┌──────────────────────────
　　｜　来る前は不安だったけど、この村に来てよかったなぁ。
　　└────v─────────────────────
　　　　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧ ∧　　　 ∧＿∧　 　 ∧ ∧
　　　♪〜　（´ε｀　）　　　　　　　　　　　　　　Σ 　 (∀ﾟ*,,)　　　（・Д・　）　　(ﾟっﾟ*,)
　　　　　　　（　　　　）　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 U　 |　　　 （　　　　）　　 |　 U
　　　　　　　　Ｙ　人　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　　|　　　 ｜ ｜　|.　 　 |　　）
　　　　　　 　 （＿）｀Ｊ　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Ｕ Ｕ　　　 （＿（＿）　 　 Ｕ Ｕ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌─────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜　ちょっとモナー君！！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜　今のそれ、なんだい！？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──────v───────
　　　　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧ ∧　　　 　∧＿∧　 　 ∧ ∧
　　　　　　　（　´Д｀）　　　　　　　　　　　　　　　　 (∀ﾟ；,,)　　　 （・Д・　）　　(ﾟっﾟ*,)
　　　　　　　（　　　　）　　　　　　　　　　　　　　　　と　　つ　　　 （　　　　）　　 |　 U
　　　　　　　　Ｙ　人　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　）　　　　｜ ｜　|.　 　 |　　）
　　　　　　 　 （＿）｀Ｊ　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｕ Ｕ　　　　 （＿（＿）　 　 Ｕ Ｕ
　　┌────ﾍ─────────
　　｜今のって…口笛のこと？
　　└─────────────

8 ：

　┌────────────────────────
　｜口笛って言うのか…？いやーびっくりした！！
　└────v──────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜まるで鳥が鳴いてるのかと思ったよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──────v───────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜凄いよ、そんな音が出せるなんて！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜一体どうやって…？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──────v──────────
　　　　　　　∧ ∧　　　∧＿∧　 　 ∧ ∧　　 　∧ ∧　　　 ∧＿∧　　　 ／■＼
　　　　　 　(ﾟ∀ﾟ；)　　 （・∀・； ）　　(ﾟっﾟ；,)　　　(ﾟДﾟ；)　　 （・ω・｀；）　　 （´∀｀； ）
　　　　 　 と　　　つ　 （　　　　）　　 Ｏと ) 　 　　|　 U　　 　（　　　　）　　 （９　６　）
　　　　　　　|　　）　　　｜ ｜　|　 　 |　　）　　　　|　　）　　　｜ ｜　|　　 　 | 　| 　|
　　　　　　　Ｕ Ｕ　　　 （＿（＿）　　 Ｕ Ｕ　　 　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　（＿（＿）
　　　　　 ∧＿∧
　　　　　（　；´Д）
　　　　　（　　　　）
┌────ﾍ────────────────────────
｜えぇ〜！？この村の人は口笛を知らないのか…。
｜えっとね、僕がいた村では皆普通に吹いてたんだけど…。
└─────────────────────────────

9 ：

　　　　　┌────────────────────────────────
　　　　　｜皆が普通に！？凄すぎる！！モナー君がいた村って
　　　　　｜そんなことができるように何か凄い特別な教育をしていた村だったの！？
　　　　　└───────────v─────────────────────
　　　　　　　∧ ∧　　　∧＿∧　 　 ∧ ∧　　 　∧ ∧　　　 ∧＿∧　　　 ／■＼
　　　　　 　(ﾟ∀ﾟ；)　　 （・∀・； ）　　(ﾟ0 ﾟ；,)　　　(ﾟДﾟ；)　　 （・ω・｀；）　　 （´∀｀； ）
　　　　 　 と　　　つ　 （　　　　）　　 Ｏと ) 　 　　|　 U　　 　（　　　　）　　 （９　６　）
　　　　　　　|　　）　　　｜ ｜　|　 　 |　　）　　　　|　　）　　　｜ ｜　|　　 　 | 　| 　|
　　　　　　　Ｕ Ｕ　　　 （＿（＿）　　 Ｕ Ｕ　　 　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　（＿（＿）
　　　　　 ∧＿∧
　　　　　（　；´∀）
　　　　　（　　　　つ
┌────ﾍ───────────────────────────
｜く、口笛に特別な勉強とか関係ないよー。簡単に誰にでもできることだよ。
└────────────────────────────────

10 ：

　　　┌───────────────────────────
　　　｜…そんな綺麗な音が、簡単に誰にでも出せるワケないだろ？
　　　｜本当は毎日特訓とかが必要なんだろ？
　　　└───────v────────────────────
　　　　　　　∧ ∧　　　∧＿∧　 　 ∧ ∧　　 　∧ ∧　　　 ∧＿∧　　　 ／■＼
　　　　　 　(ﾟ∀ﾟ；)　　 （・Д・； ）　　(ﾟ−ﾟ；,) 　 　(ﾟДﾟ；)　　 （・ω・｀；）　　 （´∀｀； ）
　　　　 　 と　　　つ　 （　　　　）　　 Ｏと ) 　 　　|　 U　　 　（　　　　）　　 （９　６　）
　　　　　　　|　　）　　　｜ ｜　|　 　 |　　）　　　　|　　）　　　｜ ｜　|　　 　 | 　| 　|
　　　　　　　Ｕ Ｕ　　　 （＿（＿）　　 Ｕ Ｕ　　 　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　（＿（＿）
　　　　　 ∧＿∧
　　　　　（　　　´ 3　　〜　♪
　　　　　（　　　　つ
┌────ﾍ───────────────────────────
｜簡単だって。じゃあ今から皆もやってみる？口をこうやって息をそっと出して。
└────────────────────────────────

11 ：

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾋﾟｨ〜♪
　　　　　　ﾌｰ　　　　　　ｽｰ　　　　　ﾌｰ　　　　　ｽｰ　　　　ヽ　　　　　　　ｽｰ
　　　　　　　∧ ∧　　　∧＿∧　 　 ∧ ∧　　 　∧ ∧　　　 ∧＿∧　　　 ／■＼
　　　　　 　(ﾟεﾟ；)　　 （・ε・； ）　　(ﾟεﾟ；,) 　 　(ﾟεﾟ；)　　 （・ε・｀；）　　（´ε｀； ）
　　　　　　　|　 U　　　 （　　　　） 　 Ｏと ) 　 　　|　 U　　 　（　　　　）　　 （９　６　）
　　　　　　　|　　）　　　｜ ｜　|　 　 |　　）　　　　|　　）　　　｜ ｜　|　　 　 | 　| 　|
　　　　　　　Ｕ Ｕ　　　 （＿（＿）　　 Ｕ Ｕ　　 　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　（＿（＿）
　　　　　 ∧＿∧
　　　　　（　　´∀）
　　　　　（　　　　つ
┌────ﾍ──────────────────
｜あ！！ショボーン君、音出てるよ！！その調子！
└───────────────────────

12 ：

　┌────────────────────────
　｜えぇ〜！！ショボーンにできた！？
　｜ショボーンは何をやっても一番トロくさかったのに！
　└────v────────────────────
　　　　　　　　　　　　｜凄いわ、ショボーン君！！
　　　　　　　　　　　　└──────v───────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜そんな…言われた通りにしたら
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜たまたまできちゃっただけで…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──────v───────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜えー、全然できないよー！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└───v────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　っ
　　　　　　　∧ ∧　　　∧＿∧　 　 ∧ ∧　　 　∧ ∧　　　 ∧＿∧　　　 ／■＼　　ﾌｰ
　　　　　 　 (；ﾟ∀ﾟ)　　（ ；・Д・）　　(,,*ﾟヮﾟ) 　 　(*ﾟДﾟ)　　 （・ω・｀*）　　 （´ε｀； ）　　ｽｰ
　　　 　 　と　　　つ　 （　　　　）　　 Ｏと ) 　 　　|　 U　　 　∩∩ 　）　　 （９　６　）
　　　　　　　（　　|　　　｜ ｜　|　 　 |　　）　　　　|　　）　　　｜ ｜　|　　 　 | 　| 　|
　　　　　　 　Ｕ Ｕ　　　（＿（＿）　　 Ｕ Ｕ　　 　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　（＿（＿）
　　　　　 ∧＿∧
　　　　　（　　´∀）
　　　　　（　　　　）
┌────ﾍ───────────────────────────
｜息の出し方にコツがあるんだよ。一旦覚えちゃえばあとは楽勝なんだけど。
└────────────────────────────────

13 ：

　　　┌───────────────────────────────
　　　｜そのコツとやらを、他の皆にもできるようにわかりやすく説明してくれよ。
　　　└───────v────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾋﾟｨｰ♪　ｽｩｰ
　　　　ｽｰ　　　　　　　　　　　　　　ｽｰ
　　　　　　　∧ ∧　　　∧＿∧　 　 ∧ ∧　　 　∧ ∧　　　 ∧＿∧　　　 ／■＼　　ｲｲﾅｧ
　　　　　 　(ﾞεﾞ；)　　 （・∀・； ）　　(ﾟεﾟ；,) 　 　(*ﾟ 3ﾟ) 　　 （・ε・｀；）　　（ε｀；　）
　　　　 　 と　　　つ　 （　　　　）　　 Ｏと ) 　 　　|　 U　　 　（　　　　）　　 （９　６　）
　　　　　　　|　　）　　　｜ ｜　|　 　 |　　）　　　　|　　）　　　｜ ｜　|　　 　 | 　| 　|
　　　　　　　Ｕ Ｕ　　　 （＿（＿）　　 Ｕ Ｕ　　 　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　（＿（＿）
　　　　　 ∧＿∧
　　　　　（　；´Д）
　　　　　（　　　　）
┌────ﾍ────────────────────────
｜口笛のコツなんて、言葉でうまく説明できないと言うか…。
｜いろいろ試してみるうちになんとなくわかるモンだと思うよ。
└────────────────────────────
　　　　　┌─────────────────────ﾍ────────────────
　　　　　｜うん僕もまだ、大きい音にしようとするとダメだ。思いきり吹けばいいってもんじゃないね。
　　　　　└──────────────────────────────────────

14 ：

┌───────────────────────────
｜慣れちゃえばホラ、こんな風にメロディーもつけられるし。
└──v────────────────────────
　　　　　　　∧ ∧　　　∧＿∧　 　 ∧ ∧　　 　∧ ∧　　　 ∧＿∧　　　 ／■＼
　　　　　 　(ﾟ∀ﾟ；)　　 （・Д・； ）　　(ﾟ−ﾟ；,) 　 　(ﾟДﾟ；)　　 （・ω・｀；）　　 （´∀｀； ）
　　　　 　 と　　　つ　 （　　　　）　　 Ｏと ) 　 　　|　 U　　 　（　　　　）　　 （９　６　）
　　　　　　　|　　）　　　｜ ｜　|　 　 |　　）　　　　|　　）　　　｜ ｜　|　　 　 | 　| 　|
　　　　　　　Ｕ Ｕ　　　 （＿（＿）　　 Ｕ Ｕ　　 　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　（＿（＿）
　　　 ∧＿∧　　　　 　　　　♪　　　♪
　　　（　　´ 3）　　〜　♪　　　　　　　　　　♪
　　　（　　　　）　　　　　　　　　　　　　♪

15 ：

　┌────────────────────────
　｜マジ凄ぇ…！本当に綺麗な小鳥が歌っているようだ…！
　｜天国から流れてくるメロディーかよ…。
　└────v───────────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜　あぁ…これは…神に選ばれた者の為せる業だな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──────v─────────────────

　　　　　　　∧ ∧　　　∧＿∧　 　 ∧ ∧　　 　∧ ∧　　　 ∧＿∧　　　 ／■＼
　　　　　 　(ﾞ∀ﾞ；)　　 （・Д・； ）　　(ﾞヮﾞ*,) 　 　(-Д-；)　　（・ω・｀*）　　 （´∀｀* ）
　　　　 　　U　U|　　　 （　　　　）　　Ｏと ) 　 　　|　 U　　 　（つと 　）　　 （９　６　）
　　　　　　　|　　）　　　｜ ｜　|　 　 |　　）　　　　|　　）　　　｜ ｜　|　　 　 | 　| 　|
　　　　　　　Ｕ Ｕ　　　 （＿（＿）　　 Ｕ Ｕ　　 　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　（＿（＿）
　　　 ∧＿∧　　て
　　　（ iii；´Д）　　　て
　　　（　　　　）
┌────ﾍ────────────────────────────
｜ちょ、ただの口笛くらいでそこまで言われるなんて思ってなかったよ！！
｜俺なんて全然専門家でもないし上手くない方だし！！
｜すっごく簡単だから皆もすぐできるようになるって！！！
└────────────────────────────────

16 ：

　　〜　翌日　〜
　┌────────────────────────────
　｜いやー、まさか口笛が吹けるぐらいのことで、
　｜ここまでマンセーされる世の中があるとは思ってなかったよ。
　└────v────────────────────────

　　　　 ∧＿∧
　　　　（ ；´Д｀）
　　　　（　　　　）
　　　　 人　Ｙ
　　　　 し（＿）
　　　　　　　　　　┌──────────────────────
　　　　　　　　　　｜　お〜〜い、モナー！！ちょっと聞いてくれ！！
　　　　　　　　　　└──────v────────────────
　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　　　∧ ∧
　　　　（　´∀｀）　　　　　　　　　(ﾟ∀ﾟ*)
　　　　（　　　　）　　　　　　 　 　と　　つ
　　　　 人　Ｙ　　　　　　　　　　　 |　　）
　　　　 し（＿）　　　　　　　　　　　Ｕ ヽ）

17 ：

　　　　　　　　　　　┌────────────
　　　　　　　　　　　｜　ほら！！どうだい？
　　　　　　　　　　　└─────v───────

　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　　　∧ ∧　　〜　　♪　　　　　　　　　♪
　　　　（　　´∀）　　　　　　　　　(ﾟεﾟ*)　　　　　　　　　　♪
　　　　（　つ　つ　　　　　　 　 　と　　つ　〜　　♪　　　　　　　　♪
　　　　 | 　| 　|　　　　　　　　　 　 |　　）　　　　　　　　♪
　　　　（＿）＿）　　　　　　　　　　 Ｕ Ｕ
┌────ﾍ───────────────────
｜お〜！ツー君もメロディー吹けるようになったかー。
└───────────────────────

18 ：

　　　　　　　　┌───────────────────────
　　　　　　　　｜たった一晩でそこまでできるようになるなんて…
　　　　　　　　｜ツーおまえ、天才かよ！？
　　　　　　　　└─────────────v─────────
｜いやいや、一回やり方がわかれば後は普通に音出せるって。
｜マジ簡単だったよ。な？ショボーン。
└─────v─────────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜うん、僕も家でちょっと練習したら
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜だいぶメロディーも吹けるようになったよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──────────v──────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜嘘だろ…俺なんて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜全然音鳴らないんだけど。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└────v───────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　♪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　♪
　　　　　　　∧ ∧　　　 ∧＿∧　 　 ∧ ∧　　 　∧ ∧　　　 ∧＿∧　　 　 ／■＼
　　　　　 　 (*ﾞ∀ﾞ) 　　（・∀・； ）　　(ﾟっﾟ*,)　　　(ﾟДﾟ；)　　　（^ε^｀ ）　　 （´ε｀； ）
　　　　 　 　 U　 |　　　 （　　　　）　　 |　 U　　　　|　 U　　 　（つと 　）　　 （　　　　）
　　　　　　　（　　|　　　 ｜ ｜　|.　 　 |　　）. 　 　 |　　）　　　｜ ｜　|　　 　 | 　| 　|
　　　　　　　 Ｕ Ｕ　　　 （＿（＿）　 　 Ｕ Ｕ　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　（＿（＿）
　　 ∧＿∧
　　（　　´∀）
　　（　　　　）

19 ：

　　　　　┌───────────────────────
　　　　　｜あれ？モララー君も音が出ない？
　　　　　｜ねぇ、やっぱり口笛って相当難しいんでしょ？
　　　　　└───────────v───────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜だよな〜。モララー君ができないんなら、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜俺達が出来なくても当たり前か。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└───v──────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜そうだよー、できるお前らが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜特別な能力のある人間なんだよー。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└───────v────────
　　　　　　　　　　　　　ｽｩｰ
　　　　　　　∧ ∧　　　 ∧＿∧　 　 ∧ ∧　　 　∧ ∧　　　 ∧＿∧　　 　 ／■＼
　　　　　 　 (*ﾟ∀ﾟ) 　　（-ε-； ）　　(っﾟ*,,)　　　(Дﾟ ,,)　 　 （・ω・｀ ）　　 （∀｀；　）
　　　　 　 　 U　 |　　　 （　　　　）　　 |　 U　　　　|　 U　　 　（つと 　）　　 （　　　　）
　　　　　　　（　　|　　　 ｜ ｜　|.　 　 |　　）. 　 　 |　　）　　　｜ ｜　|　　 　 | 　| 　|
　　　　　　　 Ｕ Ｕ　　　 （＿（＿）　 　 Ｕ Ｕ　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　（＿（＿）
　　 ∧＿∧
　　（　　´Д）
　　（　　　　）
┌──ﾍ───────────────────────────
｜いや別に口笛が出来る出来ないに能力とか関係ないって。
└─────────────────────────────

20 ：

　┌──────────────────────────────
　｜じゃあ、ツー、一体どうやって特訓して出来るようになったんだ？
　└─────────v────────────────────
特訓なんてしてないよ？
何回か試してるうちに普通にぃ〜。
──────v──────────
　　　　　　　∧ ∧　　　 ∧＿∧　 　 ∧ ∧　　 　∧ ∧　　　 ∧＿∧　　 　／■＼
　　　　　 　 (*ﾟ∀ﾟ) 　　（∀-；　 ）　　(−ﾟ*,,)　　　(Дﾟ ,,)　　 （・ω・｀ ）　　（Д｀　　）
　　　　 　 　 U　 |　　　 （　　　　）　　 |　 U　　　　|　 U　　 　（つと 　）　　 （　　　　）
　　　　　　　（　　|　　　 ｜ ｜　|.　 　 |　　）. 　 　 |　　）　　　｜ ｜　|　　 　 | 　| 　|
　　　　　　　 Ｕ Ｕ　　　 （＿（＿）　 　 Ｕ Ｕ　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　（＿（＿）
　　 ∧＿∧
　　（　　´Д）
　　（　　　　）

21 ：

　┌──────────────────────────────
　｜ショボーンはいきなり音が出てたけど、
　｜普段俺達と違うどこかを鍛えたりしてたか？肺活量とか。
　└─────────v─────────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜いや…僕、なんにも鍛えたりしてないし…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ただ口をすぼめて息をそっと出したら音がでただけで…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└─────────v───────────────
　　　　　　　∧ ∧　　　 ∧＿∧　 　 ∧ ∧　　 　∧ ∧　　　 ∧＿∧　　 　／■＼
　　　　　 　 (*ﾟ∀ﾟ) 　　 （ ；・∀・）　　(*ﾟ−ﾟ)　　　(,,ﾟДﾟ)　　 （・ω・｀；）　　（Д｀　　）
　　　　 　 　 U　 |　　　 （　　　　）　　 |　 U　　　　|　 U　　 　（つと 　）　　 （　　　　）
　　　　　　　（　　|　　　 ｜ ｜　|.　 　 |　　）. 　 　 |　　）　　　｜ ｜　|　　 　 | 　| 　|
　　　　　　　 Ｕ Ｕ　　　 （＿（＿）　 　 Ｕ Ｕ　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　（＿（＿）
　　 ∧＿∧
　　（　；´∀）
　　（　　　　）
┌──ﾍ────────────────────────────────
｜そんな、特訓や努力も必要ないよー。吹ける人は普通に吹けちゃうってだけで。
└──────────────────────────────────

22 ：

　　　　┌───────────────────────
　　　　｜　じゃあ、吹けない人間は普通以下だってことか？
　　　　└───────v─────────────────
　　　　　　　∧ ∧　　　 ∧＿∧　 　 ∧ ∧　　 　∧ ∧　　　 ∧＿∧　　 　／■＼
　　　　　 　 (*ﾟ∀ﾟ) 　　（・∀・# ）　　(ﾟ−ﾟ*)　　　(ﾟДﾟ,,) 　　 （・ω・｀；）　　（´Д｀ 　）
　　　　 　 　 U　 |　　　 （　　　　）　　 |　 U　　　　|　 U　　 　（つと 　）　　 （　　　　）
　　　　　　　（　　|　　　 ｜ ｜　|.　 　 |　　）. 　 　 |　　）　　　｜ ｜　|　　 　 | 　| 　|
　　　　　　　 Ｕ Ｕ　　　 （＿（＿）　 　 Ｕ Ｕ　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　（＿（＿）
　　 ∧＿∧　　て
　　（　；´Д）　　て
　　（　　　　つ
┌──ﾍ────────────────────────────
｜そんなことないよ！！だいたい口笛なんて吹けても吹けなくても
｜どっちでもいいようなことだから！！！
└──────────────────────────────

23 ：

　　　　┌─────────────────────────────
　　　　｜　そうだよなぁ、できたところでいい学校に入れるワケでもないし、
　　　　｜　お金が稼げるようになるワケでもないし。
　　　　｜　出来たからって特別何かあるワケじゃないよな。
　　　　｜
　　　　｜　皆、口笛なんてもうどうでもいいから向こうで別の遊びをしようぜ。
　　　　└───────v─────────────────────
　　　　　　　∧ ∧　　　 ∧＿∧　 　 ∧ ∧　　 　∧ ∧　　　 ∧＿∧　　 　／■＼
　　　　　 　 (；ﾟ∀ﾟ) 　　（-∀-　）　　(ﾟ−ﾟ*)　　　(Дﾟ ,,) 　　 （・ω・｀ ）　 　（´∀｀　）
　　　　 　 　 U　 | 　 　 （　　　　つ 　 |　 U　　　　|　 U　　 　（つと 　）　　 （　　　　）
　　　　　　　（　　|　　　 ｜ ｜　|.　 　 |　　）. 　 　 |　　）　　　｜ ｜　|　　 　 | 　| 　|
　　　　　　　 Ｕ Ｕ　　　 （＿（＿）　 　 Ｕ Ｕ　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　（＿（＿）
　　 ∧＿∧
　　（　iii´Д）
　　（　　　　）

24 ：

　　　　┌───────────────────────────
　　　　｜モナー君、僕はもっと君に口笛を教わりたいな！！
　　　　｜何をやっても一番ビリで、皆が当然のようにできる逆上がりも
　　　　｜結局ひとりだけ最後までできなかったような僕が、こんな風に
　　　　｜上手にできたことって初めてなんだ！！
　　　　└───────v───────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜あー、俺も口笛面白いよ。楽器演奏って難しいけど、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜口先だけでこんなに思い通りに綺麗な音でメロディーが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜出せるのって、なんか、すっげぇ楽しい！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└───v────────────────────
　　　　　　 ∧＿∧　　　　 ∧＿∧　　　　　∧ ∧
　　　　　　（´Д｀； ）　　　（・ω・｀*）　　　　(ﾟ∀ﾟ*)
　　　　　　（　　　　）　　　と　　　　つ　　　　|　 U
　　　　　　｜ ｜　|　　　　｜ ｜　|　　　　　 |　　）
　　　　　　（_＿）＿）　　 　（＿（＿）　　 　 　Ｕ Ｕ

┌───────────────────────────────
｜そっか〜。僕、今まで口笛なんてどうでもいいことだと思ってたけど、
｜そう考えると、確かに楽しいことかも。
└─────v─────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　｜な、３人で同じ曲の違うパート覚えて
　　　　　　　　　　　　　　　　｜口笛でハモらせてみない？
　　　　　　　　　　　　　　　　└───────v──────────
　　　　　　 ∧＿∧　　　　 ∧＿∧　　　　　∧ ∧
　　　　　　（ *´∀｀）　　　（*´^ω^）　　　　(∀ﾟ*,,)
　　　　　　（　　　　）　　　と　　　　つ　　　　|　 つ
　　　　　　｜ ｜　|　　　　｜ ｜　|　　　　　 |　　）
　　　　　　（_＿）＿）　　 　（＿（＿）　　 　 　Ｕ Ｕ
　　　　┌────────ﾍ─────────────
　　　　｜　うわー♪　それ、すごくやってみたい！！！
　　　　└─────────────────────

25 ：

　　♪　　　♪　　　　　　　　　　　　　　♪　　♪
　　　　♪　　　　　　　　　♪　　　　　　　　　　　　　♪　　　♪
　　　　　　 ∧＿∧　　　　 ∧＿∧　　　　　∧ ∧
　　　　　　（ *´ 3｀）　　　 （；´・ 3・）　　　　(εﾟ*,,)
　　　　　　（　　　　）　　 　（　　　　）　　　 　|　 つ
　　　　　　｜ ｜　|　　　　｜ ｜　|　　 　 　 |　　）
　　　　　　（_＿）＿）　　 　（＿（＿）　　 　 　Ｕ Ｕ

　┌──────────────
　｜やったね！！大成功！！
　└────v──────────────────
　　　　　　　　　　　｜あ〜口笛って超楽しい〜♪
　　　　　　　　　　　└────v───────────
　　　　　　 ∧＿∧　　　　 ∧＿∧　　　　　∧ ∧
　　　　　(ヽ *´∀｀）')　 　（*´^ω^）　　　　(∀ﾞ*,,)
　　　　　　ヽ 　　　ノ　　　と　　　　つ　　　　|　 つ
　　　　　　｜ ｜　|　　　　 /　/ 〉　〉　　　　 |　　）
　　　　　　（_＿）＿）　　 （＿_）（＿_）　　　 　Ｕ Ｕ
　　　　┌──────────────ﾍ─────────────────────
　　　　｜　やっぱ口笛は音がいいよ、綺麗な鳥の歌声みたいだったよ！
　　　　｜　ちょっとした『小鳥のオーケストラ』ってとこだな。
　　　　｜　まさか楽器の素人の自分達がこんな風に音楽を楽しめるとは思わなかったよ。
　　　　└───────────────────────────────────

26 ：

　　　　　　　┌────────────────────
　　　　　　　｜　…あいつら、口笛で盛り上がってるなぁ。
　　　　　　　└──────────v──────────
まったく時間の無駄だ。
──────v─────────
　　　　　　　　∧＿∧　 　∧ ∧　　 　∧ ∧　　　／■＼　　ﾌｰ
　　　　　　　 （-∀-　）　　(*ﾟ−ﾟ)　　　(,,ﾟДﾟ) 　　（´ε｀　）　　　ｽｰ
　　　　 　　　（　　　　）　　 |　 U　　　　|　 U　　　（　　　　）
　　　　　　 　｜ ｜　|.　 　 |　　）. 　 　 |　　）　　　｜ ｜　|
　　　　　　 　（＿（＿）　 　 Ｕ Ｕ　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）

┌───────────────────────
｜　おにぎり、何で口笛の練習なんてしてんだ？
└──────v─────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜だって俺も吹けるようになりたいよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜あんな風な音が出せたら楽しいと思うよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└───────v───────────
　　　　　　　　∧＿∧　 　∧ ∧　　 　∧ ∧　　　／■＼　　ﾌｰ
　　　　　　　 （　・Д・）　　(*ﾟ−ﾟ)　　　(,,ﾟДﾟ) 　　（´ε｀　）　　　ｽｰ
　　　　 　　　（　　　　）　　 |　 U　　　　|　 U　　　（　　　　）
　　　　　　 　｜ ｜　|.　 　 |　　）. 　 　 |　　）　　　｜ ｜　|
　　　　　　 　（＿（＿）　 　 Ｕ Ｕ　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）
　　　　┌────────────ﾍ─────────────────
　　　　｜　確かに。でも素質なんてなさそうな自分が吹けるようになるかどうか。
　　　　└─────────────────────────────

27 ：

┌─────────────────────────────
｜　やめとけよ、あんなくだらないことに染まるの。
｜　別に将来音楽家になるワケでもないだろ？
｜　音が出たからって所詮素人の遊びの域、出来ても無意味だよ。
└──────v───────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜まーそうなんだけどさ、それでも面白そうじゃん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└───────v─────────────
　　　　　　　　∧＿∧　 　∧ ∧　　 　∧ ∧　　　／■＼
　　　　　　　 （　 #・Д）　(^ヮ^*,)　　　(ﾟДﾟ,,) 　　（´Д｀　）
　　　　 　　　（　　　　）　　 |　 U　　　　|　 U　　　（　　　　）
　　　　　　 　｜ ｜　|.　 　 |　　）. 　 　 |　　）　　　｜ ｜　|
　　　　　　 　（＿）＿）　 　 Ｕ Ｕ　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）
　　　　┌───────ﾍ──────────────────
　　　　｜それにあの音はやっぱり素敵よ。そうだ、モララー君、
　　　　｜ここにいる私達も皆で口笛の練習してみない？
　　　　└─────────────────────────

┌─────────────────────────
｜　しぃちゃんも、あんな低レベルなことに興味あるのか。
｜　見損なったよ。
└─────v───────────────────
　　　　　　　　　　｜モララー君、私そんなつもりじゃ…
　　　　　　　　　　└──v──────────────
　　　　　　∧＿∧　 　∧ ∧　　　　 　∧ ∧　　　／■＼
　　　　　 （-∀-# ）　 (ﾟっﾟ；,)　　　　　(ﾟДﾟ,,) 　　（´Д｀　）
　　 　 　 （　　　　）　 と　　つ　　　　　|　 U　　　（　　　　）
　　　　　　 Ｙ　人 　　　|　　）　　 　 　 |　　）　　　｜ ｜　|
　　　　　　（＿）｀Ｊ 　　 Ｕ ヽ)　　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）

28 ：

　　　　┌─────────────────────────────
　　　　｜…モララー君さ、口笛吹ける奴らに嫉妬してるように見えない？
　　　　└────────────v───────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜うーん…。でもモララー君が口笛が吹けなくても、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜頭脳明晰スポーツ万能イケメンのモララー君に
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜敵う奴なんて一人もいないだろ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜その程度のことでいつも皆に優しかった
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜モララー君が、他人に嫉妬なんてするかなぁ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└───v─────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　∧ ∧　　 　／■＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(；-Д-) 　　（´Д｀　）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　 U　　　（　　　　）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　）　　　｜ ｜　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）
　　　　┌─────────────────────────────
　　　　｜…だよねぇ？じゃ、ちょっと機嫌が悪かったのかな？
　　　　｜いつもと雰囲気違ってたから。
　　　　└────────────v───────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜そーだよ、モララー君がいざやる気を出したら、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜きっと誰よりも口笛上手くできそうじゃね？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜さー凡人の俺達は、地道にチャレンジだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└───v─────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾌｰ　　　　　ｽｰ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　∧ ∧　　 　／■＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(ﾟεﾟ ,,) 　　（´ε｀　）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　 U　　　（　　　　）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　）　　　｜ ｜　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）

29 ：

　　　　　　ｽｰ
　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　　　　（・ε・　）
　　　　　　　（　　　　）
　　　　　　　｜ ｜　|
　　　　　　　（＿（＿）

┌─────────────────────
｜くそっ…なんで出来ないんだよ…
｜あのショボーンにすら出来たというのに…。
└─────v────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　♪　　　　　　　♪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　♪
　　　　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　♪
　　　　　　　（-∀-； ）　　　　　　　　　　　　　　（＾ε＾｀ ）
　　　　　　　（　　　　）　　　　　　　　　　　　　　と　　　　つ
　　　　　　　｜ ｜　|　　　　　　　　　　　　　　　　 Ｙ　人
　　　　　　　（＿（＿）　　　　　　　　　　　　　　　 （＿）｀Ｊ

30 ：

　┌────────────────────────
　｜おい、ショボーン！！
　｜オマエ、本当はいつの間に口笛の練習したんだ！？
　｜あんなにすぐ音が出せるのってオカシイだろ？
　｜本当はこっそり皆が知らないうちに特訓してたんだろ？
　└─────v─────────────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　｜え、練習なんてしてないよ、あの時いきなりやって出来ただけで。
　　　　　　　　　　　　　　　└─────────v───────────────────
　　　　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　　　　（ #・∀・）　　　　　　　　　　　　　　（・ω・｀；）
　　　　　　　（　　　　）　　　　　　　　　　　　　　と　　　　つ
　　　　　　　｜ ｜　|　　　　　　　　　　　　　　 　（　（　（
　　　　　　　（＿（＿）　　　　　　　　　　　　　　　（＿（＿）

　┌────────────────────────────────
　｜嘘付け！！俺がやってもできないのに、何でオマエが出来るんだよ？
　└─────v──────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　｜何でって…コツがわかれば本当に簡単なことだって。
　　　　　　　　　　　　　　└─────────v──────────────
　　　　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　　　　（ #・Д・）　　　　　　　　　　　　　　（・ω・｀iii）
　　　　　　　（　　　　）　　　　　　　　　　　　　　と　　　　つ
　　　　　　　｜ ｜　|　　　　　　　　　　　　　　 　（　（　（
　　　　　　　（＿）＿）　　　　　　　　　　　　　　　（＿（＿）

31 ：

　┌────────────────────────────────
　｜簡単なら今すぐやり方を教えろ！！
　｜おまえらが言ってたように、口をすぼめてソッと息を吐いたって、
　｜出ないモンは出ないんだ！！本当のやり方を教えてみろ！！
　└─────v──────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　｜本当のやり方って言われても、それ以外言葉で
　　　　　　　　　　　　　　｜説明のしようがないよ。
　　　　　　　　　　　　　　｜何度かいろいろ試してみてとしか言えないよ…。
　　　　　　　　　　　　　　└─────────v──────────────
　　　　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　　　　（ #・Д・）　　　　　　　　　　　　　　（・ω・｀iii）
　　　　　　　（　　　　）　　　　　　　　　　　　　　と　　　　つ
　　　　　　　｜ ｜　|　　　　　　　　　　　　　　 　（　（　（
　　　　　　　（＿）＿）　　　　　　　　　　　　　　　（＿（＿）
　┌────────────────────────────────────
　｜そうやって肝心な部分ははぐらかすんだな。
　｜…ははぁ、おまえ、他のことで何やっても俺に勝てないから、
　｜口笛だけはやり方を俺に教えないで、俺に優越感を感じようとでもしてる？
　｜言っとくがな、口笛なんて出来ても他が全部ダメなおまえは人生負け組だ。
　｜こんなどうしようもないことで、汚い勝ち方したと思って調子に乗るんじゃねーぞ！
　└─────v──────────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　｜ぼ、僕、全然そんなつもりじゃ…。
　　　　　　　　　　　　　　└─────────v─────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ちょ、モララー君、酷すぎるよ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└───────v──────
　　　　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　　　　∧ ∧
　　　　　　　（ #・∀・）　　　　　　　　　　　　　　（TωT｀iii）　　　　　Σ　　　(ﾟ∀ﾟ；)
　　　　　　　（　　　　）　　　　　　　　　　　　　　　Oと　　）　　　　　　　　　　 |　 U
　　　　　　　｜ ｜　|　　　　　　　　　　　　　　 　（　（　（　　　　　　　　 　 　 |　　）
　　　　　　　（＿）＿）　　　　　　　　　　　　　　　（＿（＿）　　　　　　　　　　 (/ ヽ)

32 ：

　　　　　　　┌─────────────────────────────
　　　　　　　｜　ショボーンは何でもできるモララー君のことを、
　　　　　　　｜　物凄く慕って憧れていたんだよ？彼がモララー君に対して、
　　　　　　　｜　そんな風に考えるワケないじゃないか！
　　　　　　　└───────────────────────v─────
　　　　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　 ∧ ∧
　　　　　　　（　 #・∀）　　　　　　　　　　　　　 （TωT｀iii）　　　　　　 　(ﾟ∀ﾟ；)
　　　　　　　（　　　　）　　　　　　　　　　　　　　　Oと　　）　　　　　　　　 |　 U
　　　　　　　｜ ｜　|　　　　　　　　　　　　　　 　（　（　（　　　　　　 　 　 |　　）
　　　　　　　（＿）＿）　　　　　　　　　　　　　　　（＿（＿）　　　　　　　　 ∪∪
　┌─────ﾍ─────────────────────────
　｜ならどうして、もったいぶってやり方をきちんと説明しないんだよ？
　｜俺はショボーンやおまえらが勉強がわからないといった時は、
　｜わかるまでやり方を説明したし、運動が出来ないという時は、
　｜特訓にもつきあったよ？
　｜なのに、おまえもそうだ、ちょっとくらい口笛が出来たからって、
　｜そのやり方を秘密にして教えようともしないなんて。
　└──────────────────────────────

　　　　　　　┌─────────────────────────────
　　　　　　　｜　違うんだよ、あぁなんて言うのかな、ホント、口笛のやり方ってのは
　　　　　　　｜　自分でコツを掴むしか方法はないんだよ。
　　　　　　　｜　モララー君ももうちょっといろいろ試してみなよ、
　　　　　　　｜　一度わかっちゃえば後は本当に簡単だから。
　　　　　　　└───────────────────────v─────
　　　　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　 ∧ ∧
　　　　　　　（　 #-∀）　　　　　　　　　　　　　 （TωT｀iii）　　　　　　 　(ﾞ∀ﾞ；)
　　　　　　　（　　　　）　　　　　　　　　　　　　　　Oと　　）　　　　　　　 と　　つ
　　　　　　　｜ ｜　|　　　　　　　　　　　　　　 　（　（　（　　　　　　 　 　 |　　）
　　　　　　　（＿）＿）　　　　　　　　　　　　　　　（＿（＿）　　　　　　　　 ∪∪

　┌─────ﾍ─────────────────────────
　｜たかだか口笛が出来たくらいで、上から目線で俺にアドバイス気取りか？
　｜試す価値もないね。くだらない。
　└──────────────────────────────

33 ：

　　　　　　　┌───────────────────────
　　　　　　　｜　ごめんね…モララー君…僕のこと嫌いになった？
　　　　　　　└──────────────v─────────

　　　　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　 ∧ ∧
　　　　　　　（ #・∀・）　　　　　　　　　　　　　　（；ω；｀iii）　　　　　　 　(ﾞ∀ﾞ#)
　　　　　　　（　　　　）　　　　　　　　　　　　　　　Oと　　）　　　　　　　　 |　 U
　　　　　　　　 Ｙ　人　　　　　　　　　　　　　　 　（　（　（　　　 　 　 　 　 |　　）
　　　　　　　　（＿）｀Ｊ　　　　　　　　　　　　　　　（＿（＿）　　　　　　　　∪∪
　┌─────ﾍ───────────────────────────────
　｜今までみたいに相手にして欲しかったら、耳障りな口笛なんて今すぐやめるんだな。
　└────────────────────────────────────


　　　　　　　┌──────────────────────────
　　　　　　　｜　…そっか…あんな風に思われてたのか…。
　　　　　　　｜　あんなに凄くて何でもできちゃうモララー君が、
　　　　　　　｜　僕のことなんて本気で友達にしたいと思うわけないよね…。
　　　　　　　└──────────────v────────────

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　 ∧ ∧
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　（；ω；｀iii）　　　　　　 　(ﾟ∀ﾟ#)
　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Oと　　）　　　　　 　 　 |　 U
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　（　（　（　　　　　　　　　|　　）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　（＿（＿）　　　　　　　　∪∪
　　　　　　　┌───────────────────────ﾍ────────
　　　　　　　｜…なんだい、モララーの奴、人を何だと思ってるんだ。
　　　　　　　｜ショボーン、気にすることないぞ。あんな奴がいなくったって、
　　　　　　　｜ショボーンには俺達みたいに他の友達がいるって。
　　　　　　　｜モララーなんてほっといて俺達だけで口笛で遊ぼうよ。
　　　　　　　└────────────────────────────────

34 ：

　　　　┌───────────────────────────────
　　　　｜　気が向いた時だけやってたら、ついに昨日吹けるようになったんだ！
　　　　└───────────────v───────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜俺なんて毎日練習してるのに、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ぜんっぜん吹けるようにならないのにー！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└───v───────────────
　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧　　　　　　　 　∧ ∧　　 　／■＼　　　∧ ∧　っ
　　　　　　　　　　　　　（　´ー｀）　　　　　　 　(ﾟДﾟ*,)　　｡（´Д｀ﾟ。）　　(ーﾟ*,,)　っ
　　　　　　　　　　　　　（　　　　）　　 　 　 　　と 　 つ　 　Oと　　　）　　Oと )
　　　　　　　　　　　　　｜ ｜　|　　　　　　　　　|　　）　　　（　（　（　　 　 |　　）
　　　　　　　　　　　　　（_＿）＿）　　　　　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　Ｕ Ｕ
　　　　　　　　　　　　┌───────────────────ﾍ────────────
　　　　　　　　　　　　｜おにぎり君だけじゃないわ、私も練習しても全然吹けるようにならないのよ。
　　　　　　　　　　　　｜人によって向き不向きもあるかもしれないわね…。残念だけど…。
　　　　　　　　　　　　└───────────────────────────────

35 ：

　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌─────────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜…そっか…。皆も吹きたかったのになんか俺だけゴメンな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜でもこんなに時間がかかって出来るようになった自分だから言うけど、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜口笛は頑張れば頑張るほどできるってモンじゃなくて、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜どっちかと言えばリラックスする気持ちの時にやる方が上手くいくよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──────v──────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜そういうモンなのか…。まぁ今までみたいに
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜気張らずに、地道にやってみるよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜あの綺麗な音が自分でも出せればラッキー、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜くらいの気持ちで。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└───v───────────────

　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧　　　　　　　 　∧ ∧　　 　／■＼　　　∧ ∧
　　　　　　　　　　　　　（　´∀｀）　　　　　　 　 (；ﾟДﾟ)　　 （´Д｀　）　　(ヮ＾*,,)
　　　　　　　　　　　　　（　　　　）　　 　 　 　　と 　 つ　 　Oと　 　 ）　　Oと )
　　　　　　　　　　　　　｜ ｜　|　　　　　　　　　|　　）　　　（　（　（　　 　 |　　）
　　　　　　　　　　　　　（_＿）＿）　　　　　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　Ｕ Ｕ
　　　　　　　　　　　┌─────────────────────ﾍ──────────
　　　　　　　　　　　｜　そうよ、というかあんな素敵な音色がこの世にあると知っただけでも
　　　　　　　　　　　｜　ラッキーよ♪　ねぇ、吹けるようになった皆で一曲聞かせて欲しいな♪
　　　　　　　　　　　└───────────────────────────────

36 ：

　　　┌──────────────────────────
　　　｜そうだ、ギコ君も加わって、４人で口笛ハモらせてみよう♪
　　　｜ツー君が『小鳥のオーケストラ』って言ってたけど、
　　　｜そんな感じの演奏会をやろうよ！！
　　　└────────v─────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜えぇ？でも俺、皆に比べたら素人だし、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜それにオニギリ…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──────v─────────────
　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧　　　　　　　 　∧ ∧　　 　／■＼　　　∧ ∧
　　　　　　　　　　　　　（　´∀｀）　　　　　　 　(；ﾟДﾟ)　　　（´∀｀　）　　(^ヮ＾*)
　　　　　　　　　　　　　と　　　つ　　 　 　 　　と 　 つ　 　と　 　 つ 　　Oと )
　　　　　　　　　　　　　｜ ｜　|　　　　　　　　　|　　）　　　（　（　（　　 　 |　　）
　　　　　　　　　　　　　（_＿）＿）　　　　　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　Ｕ Ｕ
　　　　　　　　　　　　　┌───────────────ﾍ──────────
　　　　　　　　　　　　　｜　俺に気を遣わなくていいよ。聞く方も楽しいからね！！
　　　　　　　　　　　　　└──────────────────────────

37 ：

┌──────────────────────────
｜もともと全員素人だし、演奏会もちょっとしたただの遊びさ。
｜ギコ君もそんなに緊張しないで楽しもう♪
｜オニギリ君、しぃちゃん、リクエスト曲ある？
｜せっかくだから聞いてくれる君達の好きな曲でやりたいな。
└────ｖ────────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜わーい、嬉しいな♪　あ、モララー君…。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　└───────────v────────
　　　　　　　　　　　　　　よーし、頑張ってみるか
　　　　　 ∧＿∧　　　　　　　 　∧ ∧　　 　／■＼　　　∧ ∧　　　　　∧＿∧
　　　　　（　´∀｀）　　　　　　 　(ﾟДﾟ*)　　　（´∀｀* ）　　(,；ﾟヮﾟ)　　　　（∀・　　）
　　　　　と　　　つ　　 　 　 　　と 　 つ　 　と　 　 つ 　　Oと )　　　　　（　　　　）
　　　　　｜ ｜　|　　　　　　　　　|　　）　　　（　（　（　　 　 |　　）　　　　　 Ｙ　人
　　　　　（_＿）＿）　　　　　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　Ｕ Ｕ　　　　　　（＿）｀Ｊ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌──────ﾍ───
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜　何の話だい？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└─────────

38 ：

┌─────────
｜えっと…あの…
└────v─────────────────────────────
　　　　　　　　｜　口笛出来る奴らが集まって演奏会してくれることになったんだ！
　　　　　　　　｜　俺達出来ない方はお客さんってことで♪
　　　　　　　　｜　モララー君も一緒に見るだろ？
　　　　　　　　└────────────v───────────────

　　　　　 ∧＿∧　　　　　　　 　∧ ∧　　 　／■＼　　　∧ ∧　　　　　∧＿∧
　　　　　（ ；´∀｀）　　　　　　 　 (,,ﾟДﾟ)　 　（ *´∀｀）　　(；ﾞ−ﾞ)　　　　 （Д・　　）
　　　　　（　　　　）　　 　 　 　 　 | 　U　　　と　　　 つ 　　Oと )　　　　　（　　　　）
　　　　　｜ ｜　|　　　　　　　　　|　　）　　　（　（　（　　 　 |　　）　　　　　 |　 | 　|
　　　　　（_＿）＿）　　　　　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　Ｕ Ｕ　　　　　 （＿（＿）
　　　　　　　　┌───────────────────────ﾍ─────
　　　　　　　　｜　口笛…まだそんなくだらないことにこだわってたのか？君達は。
　　　　　　　　｜　演奏会なんて時間の無駄だ。それより体力とか頭を使う、
　　　　　　　　｜　もっと将来や健康に対して有意義なことしようぜ。
　　　　　　　　└────────────────────────────

39 ：

　　　　┌────────────────────────────────
　　　　｜　…人がやろうとしてることを頭ごなしにくだらないとか言うなよ。
　　　　｜　なんかこの間から、この件になるとモララー君、嫌な風に噛み付くよな？
　　　　└──────────v───────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜口笛が人生の役に立たないのは事実だろ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜…なるほど、ギコも吹けるようになったのか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜それで脚光を浴びる場を潰されたくなくて必死なんだな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└────────────v────────────
　　　　　 ∧＿∧　　　　　　　 　∧ ∧　　 　／■＼　　　∧ ∧　　　 　　∧＿∧
　　　　　（ ；´Д｀）　　　　　　 　 (#ﾟДﾟ)　 　（ ；´Д｀）　　(；ﾟ−ﾟ)　　 　　 （∀・#　）
　　　　　（　　　　）　　 　 　 　 　 | 　U　 　　（　　　　） 　　Oと )　　　　　（　　　　）
　　　　　｜ ｜　|　　　　　　　　　|　　）　　　（　（　（　　 　 |　　）　　　　　 |　 | 　|
　　　　　（_＿）＿）　　　　　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　Ｕ Ｕ　　　　　 （＿（＿）

40 ：

　　　　　┌─────────────────────────────
　　　　　｜…モララー君ってさ、本当は自分が口笛吹けないこと気にしてる？
　　　　　｜吹ける奴のことが羨ましいんじゃないの？
　　　　　└─────────v─────────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜そんなことあるワケないだろ。なんでこの全てに恵まれた俺が
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜口笛くらいでおまえらなんかを羨ましがる必要があるんだ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜何一つ他人より抜きん出たことのできない凡人の分際で、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜安っぽい価値観で俺を判断しようとするなよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└────────────v──────────────
　　　　　 ∧＿∧　　　　　　　 　∧ ∧　　 　／■＼　　　∧ ∧　　　 　　∧＿∧
　　　　　（ ；´Д｀）　　　　　　　 (#^Д^)　 　（ ；´Д｀）　　(；ﾟ−ﾟ)　　　　 （Д・#　）
　　　　　（　　　　）　　 　 　 　 　 | 　U　 　　（　　　　） 　　Oと )　　　　　（　　　　）
　　　　　｜ ｜　|　　　　　　　　　|　　）　　　（　（　（　　 　 |　　）　　　　　 |　 | 　|
　　　　　（_＿）＿）　　　　　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　Ｕ Ｕ　　　　　 （＿（＿）
　　　　　　　　┌────────────ﾍ────────────────
　　　　　　　　｜　モララー君、それは君の方が穿った物の見方をしてないか？
　　　　　　　　｜　…っていうか、モララー君変だよ。どうしちゃったの、
　　　　　　　　｜　最近の君の言動、いつも誰にでも親切だった君らしくもない…。
　　　　　　　　└────────────────────────────

41 ：

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌───────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜俺が変なんじゃない。口笛なんかにうつつを抜かすようになった
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜おまえらが変になったんだよ。しぃちゃん、もう行くぞ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──────────────ｖ─────────────
　　　　　 ∧＿∧　　　　　　　 　∧ ∧　　 　／■＼　　　∧ ∧　　　 　　∧＿∧
　　　　　（ ；´Д｀）　　　　　　 　 (#ﾟДﾟ)　 　（ ；´Д｀）　　(；ﾟ−ﾟ)　　 　　 （ #-∀-）
　　　　　（　　　　）　　 　 　 　 　 | 　U　 　　（　　　　） 　　Oと )　　　　　（　　　　）
　　　　　｜ ｜　|　　　　　　　　　|　　）　　　（　（　（　　 　 |　　）　　　　　 人　Ｙ
　　　　　（_＿）＿）　　　　　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　Ｕ Ｕ　　　　　　し（＿）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌───ﾍ─────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜　…行かない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└─────────
　　　　　　　　　　　　　　　　┌─────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　｜私もモララー君、変だと思う。ね、ちょっと頭冷やそうよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　｜口笛演奏会も一緒に聴こうよ？
　　　　　　　　　　　　　　　　｜見てるだけだって楽しいと思うよ？
　　　　　　　　　　　　　　　　└───────────v─────────────
　　　　　 ∧＿∧　　　　　　　 　∧ ∧　　 　／■＼　　　∧ ∧　　　 　　∧＿∧
　　　　　（ ；´Д｀）　　　　　　 　 (#ﾟДﾟ)　 　（ ；´Д｀）　　(,；ﾟっﾟ)　　 　　 （ #・Д・）
　　　　　（　　　　）　　 　 　 　 　 | 　U　 　　（　　　　） 　　Oと )　　　　　（　　　　）
　　　　　｜ ｜　|　　　　　　　　　|　　）　　　（　（　（　　 　 |　　）　　　　　 人　Ｙ
　　　　　（_＿）＿）　　　　　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）　　　Ｕ Ｕ　　　　　　し（＿）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌───────────────ﾍ────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜俺は冷静だ。素人の音楽なんて聴いて楽しめるワケがない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜今後、この話題は二度と俺に振るな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└───────────────────────────

42 ：

　┌──────────────────────
　｜どうする？これ以上口笛で遊ぶのは、
　｜モララー君が気を悪くするみたいだけど…。
　└─────v─────────────────────
　　　　　　　　　　　｜気にすることないよ。あんな奴ほっといて、
　　　　　　　　　　　｜こっちはこっちで楽しめばいいよ。
　　　　　　　　　　　└──v────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜何もあいつの顔色を伺いながら
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜やる必要はないだろ？向こうから興味ないって
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜言い張ってるんだからほっとけばいい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──v─────────────────
　　　　　　　∧＿∧　 　 ∧ ∧　　 　∧ ∧　　　 ∧＿∧
　　　　　　 （　；´Д）　　(ﾟ∀ﾟ*)　　　(ﾟДﾟ#)　　　（・ω・｀ ）
　　　　　　 （　　　　）　　 |　 U　　　　|　 U　　 　（　　　　）
　　　　　　 ｜ ｜　|.　 　 |　　）. 　 　 |　　）　　　｜ ｜　|
　　　　　　 （＿_）＿）　　 Ｕ Ｕ　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）
　　　　　　　　　　　　　　　　┌────────ﾍ──────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　｜実はあんなに心の狭い奴だとは思わなかったよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　｜それより、さっそく練習しようよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　└───────────────────────

43 ：

　ノ⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ⌒ヽ
（　…いいのかなぁ？僕がここに来るまでは、どう考えても彼がリーダー格だったのに…。　）
　ヽ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜'
　　　　　　　　　o
　　　　　　　　　。
　　♪　　　♪　　　　　　　　　　　　　　♪　　♪
　　　　♪　　　　　　　　　♪　　　　　　　　　　　　　♪　　　♪
　　　　　　　∧＿∧　 　 ∧ ∧　　 　∧ ∧　　　 ∧＿∧
　　　　　　 （　 ；´ 3）　　(ﾟεﾟ,,)　　　(^ε^,,)　　 （・ε・｀ ）
　　　　　　 （　　∽ ）　　 |　 U　　　　|　 U　　 　（　　　　）
　　　　　　 ｜ ｜　|.　 　 |　　）. 　 　 |　　）　　　｜ ｜　|
　　　　　　 （＿_）＿）　　 Ｕ Ｕ　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）
　　　　　　　　　　　　　　　　┌──────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　｜あぁもう、大好きな曲なのに、自分は演奏に
　　　　　　　　　　　　　　　　｜加われないとはな。トホホ。
　　　　　　　　　　　　　　　　└────────v─────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ホント、歌だったら歌えるのにね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──v────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／■＼　　　 ∧ ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　（Д｀； 　）　　(〜ﾞ*,,)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　　　　）　　と　　)

44 ：

　┌──────────────────────
　｜そうだ、口笛が吹けない二人は歌ったら！？
　└────v──────────────────────────────
　　　　　　　　　　｜そりゃーいいね！そうすれば皆でひとつの曲が楽しめるよ。
　　　　　　　　　　└────v────────────────────────
　　　　　　　∧＿∧　 　 ∧ ∧　　 　∧ ∧　　　 ∧＿∧
　　　　　　 （ *´∀｀）　　(*ﾟ∀ﾟ)　　　(,,^Д^)　　 （´^ω^｀）
　　　　　　と　　　　つ　　|　 U　　　　|　 U　　 　（　　　　）
　　　　　　 ｜ ｜　|.　　　|　　）. 　 　 |　　）　　　｜ ｜　|
　　　　　　 （＿_）＿）　　 Ｕ Ｕ　　　　Ｕ Ｕ　　 　（＿（＿）
　　　　　　　　　　　　　　　　┌──────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　｜いいの！？うわ〜こんな綺麗な音をバックに
　　　　　　　　　　　　　　　　｜歌っていいなんて、超嬉しいこと言ってくれるじゃないの！
　　　　　　　　　　　　　　　　└────────v────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜仲間に入れてくれてありがとう、皆〜♪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──v───────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／■＼　　　 ∧ ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　（∀｀* 　）　　(ヮ^* ,,)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　　　　）　　と　　)

45 ：

┌─────────────────────────────────
｜モララー君！今度の演奏会さ、口笛だけじゃなくて、
｜口笛吹けない人は歌で参加で、できるだけ大勢で楽しむ形にしようって
｜話になったんだけど、どうかな？
└───v─────────────────────────────
　　　　　　　　　　｜吹けない奴らへの同情かよ。この俺がたかだか
　　　　　　　　　　｜口笛が吹けなかったくらいのことで、おまえやツー達に
　　　　　　　　　　｜こんな風に同情されてしまうとはね。
　　　　　　　　　　｜モナー君。君はさぞかしこの状況が面白いだろうね。
　　　　　　　　　　└───────v───────────────
　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　（　´∀｀）')　　　　　　　 　（　　-∀）
　　　　（　　　　ノ　　　　　　　　　（　　　　）
　　　 　人　Ｙ　　　　　　　　　　　｜ ｜　|
　　　　 し（＿）　　　　　　　　　 　（_＿）＿）

　　　　　　　┌──────────────────────────────
　　　　　　　｜おまえがここに来るまでは…おまえがここに口笛なんて持ち込むまでは、
　　　　　　　｜俺が中心で平和にうまくいってたんだ。
　　　　　　　｜うまいこと口笛なんかで注目を引きつけて、俺を引き摺り下ろして
　　　　　　　｜いい気味だ、と思ってるんだろ？
　　　　　　　└─────────v────────────────────

　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　（　´Д｀）　　　　　　　　 　（ #・∀・）
　　　　（　　　　）　　　　　　　　 　（　　　　）
　　　　　）　）　）　　　　　　　　　　｜ ｜　|
　　　　（＿）＿）　　　　　　　　　　（_＿）＿）
┌───ﾍ──────────────────────────────
｜…思ってないよ。
｜なぁモララー君、そういう態度、凄く損してると思うよ。
｜せっかくモララー君を慕っていた周りの人の心がどんどん離れていっちゃうよ。
└──────────────────────────────────

46 ：

　　　　　　　┌──────────────────────────────
　　　　　　　｜おまえらが、人が口笛を吹けないことを馬鹿にするからだろ！！
　　　　　　　└─────────v────────────────────
　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　（　´Д｀）　　　　　　　　 　（Д・#　）
　　　　（　　　　）　　　　　　　　 　（　　　　）
　　　　　）　）　）　　　　　　　　　　｜ ｜　|
　　　　（＿）＿）　　　　　　　　　　（＿（＿）
┌───ﾍ─────────────
｜誰も馬鹿になんてしてないよ？
└──────────────ﾍ──────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　｜いーや、今のおまえの態度だってそうだ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　｜上から人を諭すような口ぶりで。
　　　　　　　　　　　　　　　　　｜どんなに奇麗事並べたってな、おまえはそうやって
　　　　　　　　　　　　　　　　　｜腹の中では口笛の出来ない奴のことを嘲笑ってるんだよ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　└─────────────────────────

47 ：

　　　┌───────────────────────────
　　　｜じゃ、口笛の出来ない俺の話だったら聞いてくれる？
　　　｜別に口笛が出来なくても気にすることないじゃん。
　　　｜人は長所も得意なことも人それぞれ、モララー君は他で
　　　｜皆よりよくできることがたくさんあるからいいじゃん。
　　　└─────v───────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　｜そうだよ！だから口笛なんてやる必要ないんだよ！
　　　　　　　　　　　　　　｜なのにあえて口笛で盛り上がろうっていうのは、
　　　　　　　　　　　　　　｜俺に対する嫌がらせだろ？皆本当はこんな風に
　　　　　　　　　　　　　　｜俺を馬鹿にする機会を作りたかったんだろ？
　　　　　　　　　　　　　　└─────v────────────────
　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　　　 :∧＿∧
　　　　（ ´Д｀ ）　　　　　　　　 　:（=Д=# ）:
　　　　（　　　　）　　　　　　　　 　:（　　　　）:
　　　　　）　）　）　　　　　　　　　　:｜ ｜　|:
　　　　（＿）＿）　　　　　　　　　　:（＿（＿）:
　　　　　　　　　　　／■＼
　　　　　　　　　　 （　　´Д）
　　　　　　　　　　 （　　　　）

48 ：

┌───────────────────────────────────
｜皆そんな嫌なこと考えてない！！綺麗な音を楽しみたいだけよ！
｜ねぇ、モララー君、どうしてあなたはそんな風に変わってしまったの？
｜前のあなたは皆にも優しくておおらかな人だったじゃない。
└───────v───────────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　｜…変わったのはおまえだよ。おまえ、俺のこと好きって
　　　　　　　　　　　　　　　｜言ってくっついてきてたよな？だけど今じゃ俺を避けて、
　　　　　　　　　　　　　　　｜口笛の吹ける奴らに媚びまくりやがって。
　　　　　　　　　　　　　　　｜どうせ、口笛の吹けない男なんて女からみたら価値ナシなんだろう？
　　　　　　　　　　　　　　　└───v─────────────────────────
　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　　　 :∧＿∧
　　　　（ ´Д｀ ）　　　　　　　　 　:（・∀・# ）:
　　　　（　　　　）　　　　　　　　 　:（　　　　）:
　　　　　）　）　）　　　　　　　　　　:｜ ｜　|:
　　　　（＿）＿）　　　　　　　　　　:（＿（＿）:
　　　　　　　　　　∧ ∧　　　　　　　　／■＼
　　　　　　　　　　(,,；ﾞっ)　　　　　　　（Д｀　　）
　　　　　　　　　　 |　 U　　　　　　　 （　　　　）

49 ：

┌──────────────────────────
｜モララー君がそんな態度だから嫌いになったの！！
｜口笛吹ける吹けないは関係ないわ！
└───────v──────────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　｜…あぁそうですか。これからはせいぜい口笛の上手い男の
　　　　　　　　　　　　　　　｜綺麗なメロディーでもにキャーキャー言ってりゃいいだろ。
　　　　　　　　　　　　　　　｜俺だって、そういう薄っぺらい女は嫌いだから問題なしだ。
　　　　　　　　　　　　　　　└─────────────v─────────────
　　　　 ∧＿∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　（　´Д｀）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　（ 　#=∀）
　　　　（　　　　）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　（　　　　）
　　　　　）　）　）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人　Ｙ
　　　　（＿）＿）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　し（＿）
　　　　　　　　　　∧ ∧　　　　　　　　／■＼
　　　　　　　　　　(,,#Tっ)　　　　　　　（　；´Д）
　　　　　　　　　　 |　 U　　　　　　　 （　　　　）

50 ：

　　　　　　　　　　┌──────────────────────────
　　　　　　　　　　｜な、なぜに…あれだけ頭脳体力容姿に恵まれていながら、
　　　　　　　　　　｜口笛のことくらいで、あんな風に…？
　　　　　　　　　　└─────────v────────────────
｜なんか劣等感のスイッチが入っちゃったみたいだよね。
└────v──────────────────────
　　　　 ∧＿∧
　　　　（　´Д｀）
　　　　（　　　　）
　　　　　）　）　）
　　　　（＿）＿）
　　　　　　　　　　∧ ∧　　　　　　　　／■＼
　　　　　　　　　　(,,*Tっ)　　　　　　 （Д｀iii 　）
　　　　　　　　　　 |　 U　　　　　　　 （　　　　）
┌───────ﾍ────────────────────────────
｜逆に言えば、あの人が今まで周りに優しかったのは、
｜「周りの人間が自分に勝ってる部分がひとつもなかった」からってことでしょ？
｜最初から周りを見下してたのよ、あの人。
｜気がつかないで好きになってて馬鹿みたいだったわ…。
└───────────────────────────────────

51 ：

その後、モララー抜きで口笛は一通り盛り上がり、そしてすっかり飽きられた頃になっても、
　モララーと皆との交流は復活しなかった。姿すら見せることがなくなったモララーは
　学校も得意だったスポーツも投げ出し、社会との交流も経ってしまったとの噂だが…

　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
｜　…昔はね、何をやってもうまくいってて周りから賞賛されて人生が楽しかった。 　|
｜　だけど、世間が口笛を持て囃しはじめてから俺が賞賛されることはなくなり、　　｜
｜　 次第に人は離れて行き、何もかもがうまくいかなくなってしまった 。 　 　 　 　 　 |
｜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜
｜　『口笛』ができないってだけで、世の中からこれほど虐げられるんだよ。　　　 　 ｜
　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
　 : : : : ::|::::::::::::::::::: : : : :
　 : : : : ::|::::::::::::::::::: : : : :
　 : : : : ::|::::::::::::::::::: : : : :
　 : : : :∧＿∧::::::: : : : :
　 : : : （　　 三）:::::: : : : :
　 : : : /　三U-､:::::: : : : :
　 : : ;（ 三三人_)￣￣￣￣￣￣￣￣
　 ／
　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
｜　俺には他に長所があるからそっちで頑張ればいいって？　　　　　　 　 　　 　 　 |
｜　気休めはいいよ、俺は現に他のいろんなことができても、口笛ができない、　　｜
｜　ただその一点で、それまでの実績や努力を全て否定されたんだ 。 　 　 　 　 　 |
｜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜
｜　もう俺と話しても無駄だって？そうやって君も俺の前から去っていくんだ。 　 　 ｜
｜　口笛ができないっていうのは、結局そういうことなんだよ。　　　　　 　 　 　 　 　.｜
｜　友達もできない。恋人もできない。そりゃ皆、口笛ができる奴の方が 　 　 　 　 ｜
｜　いいに決まってるからね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｜
　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／

52 ：

　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
｜　今となっては学校も卒業せずに仕事もしてない、社会と交流してない俺のことを　|
｜　ゴミ呼ばわりか？だけど口笛が吹けない俺のことを否定して、　　　 　 　 　 　 　 ｜
｜　居場所を奪ってしまった世間はどうなんだよ？　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |
　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
　 : : : : ::|::::::::::::::::::: : : : :
　 : : : : ::|::::::::::::::::::: : : : :
　 : : : : ::|::::::::::::::::::: : : : :
　 : : : :∧＿∧::::::: : : : :
　 : : : （　　 三）:::::: : : : :
　 : : : /　三U-､:::::: : : : :
　 : : ;（ 三三人_)￣￣￣￣￣￣￣￣
　 ／
　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
｜　　俺が昔に比べて、ダメな奴に変わってしまったのは認める。　　　　　　　　 　 　|
｜　　でも俺がどうあがいたって世の中の方が変わってしまったからダメなんだ。　 ｜
　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
　　　　　　　　　　　　口笛なんかをマンセーする世の中が悪い。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜　糸冬　〜

53 ：

しぃちゃんがかわいそう。
モララーは優秀すぎたんだね。

54 ：

乙です
相変わらずいろいろ考えさせられるストーリーだ

55 ：

他人は自分の心の鏡なんだよって話だね
モララー君は鏡に映った自分自身に追いつめられちゃったんだなぁ

56 ：

　

57 ：

【リア充爆発】
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　聞きたくなかった窓の下の会話
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　＿＿＿＿＿　　　|
　　　　　　　　　　|　 　 |
　　　　　　　　　　|　 　 |
　　　　　　　　　　|　 　 |
　　　￣￣￣￣￣　　　|　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　 　 　 　 　 |　　　｜　　結婚？ギコ君が？まぁ〜おめでとうございます〜　 　｜
　　　　　　　 　 　 　 　 |　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
　　　　　　　 　 　 　 　 |
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　明るく答える母の声。サムくて痛い社交辞令。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

58 ：

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　自分の家にはどうしようもない息子がいるのに
　　　近所の家庭の同い年の息子の幸せを祝える余裕なんてないだろう、常識で考えて。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿　　　まぁ、お相手は大学時代からの？
　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　|　　　　|　　　あら、ギコ君はどこに行っても
　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　|　　　　|　　　モテただろうに、ずっとそのお嬢さんを？
　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　|　　　　|　　　いいわね、お幸せそうで。　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　~~~~~~~ ~~~~~~
　　　　　　　∧＿∧
　　　　 　 |l（　-Д-）
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣|＿_
　　　|＼　　＼||　＿＿_|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿　　　　お宅のモララー君は最近どうしてるの？
　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　|　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―
　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　|　　　　|　　｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　|　　　　|　　　　　…うち、ですか？　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　~~~~~~~ ~~~~~~
　　　　　　　∧＿∧
　　　　 　 |l（　・Д・）
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣|＿_
　　　|＼　　＼||　＿＿_|

59 ：

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿　　　…ちょっと不景気でね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　|　　　　|　　　今はあまり調子がよくないみたいで。　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　|　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　|　　　　|　　　そうね、最近は不景気でどこも大変よね〜
　　　　　　　　　　　　　　　　　~~~~~~~ ~~~~~~　　　うちの主人の会社も、もー大変で…　　　＿＿
　　　　　　　∧＿∧
　　　　 　 |l（　=Д=）
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣|＿_
　　　|＼　　＼||　＿＿_|
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　…大学卒業後、入った三流会社がキツくて半年で辞めて…
　　　その後フリーターで転々としていたけど、この不景気でついにはロクな求人も
　　　　　　　　　見つけられなくなって、就活も止めてしまってもうすぐ１年。
　　　　　　　　　…引きこもるつもりはなかったけど、仕事もしてない成人男が
　　　　　　　　　　昼間からその辺をウロウロするのも気が引けるようになって。
　「もう仕方がない」といった風に俺を責めなくなった両親と目を合わせるのもつらくなって。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

60 ：

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　…　氏　に　た　い　。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　　　　　∧＿∧
　　　　 　 |l（　∩Д∩
　 　 ＿＿|（　 ｌｌ￣￣￣|＿_
　　　|＼　　＼||　＿＿_|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..........,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　............,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　.............,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　何ももしないでジッとしてると
　　　　　　　　こんな風な自己嫌悪と孤独に押しつぶされて今にも壊れそう。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

61 ：

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だからネットを繋ぐ。
　　　　リアルじゃ友達皆無な俺みたいな奴でも気軽に人との交流ができる空間。
　　　　　　そこには俺の孤独も、痛みも、怒りもわかってくれる奴らがいる。
　　　　　　　　　…そんな奴らと接すると、俺の考えは少し変わる。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
┌───────────────────
｜…近所に住んでる同級生が結婚するらしい。
└─────v──────────────
　　　　　　　∧＿∧
　　　　 　 |l（　・−・）
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣|＿_
　　　|＼　　＼||　＿＿_|
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
　　　　　ギコは小中学校の時から周りに人が集まる人気者で。
　　　　　∧ ∧
　　　　　(,,^Дﾟ)　　　　　　　　　　∧,,∧
　　 　 　 U　 |　　　　　　　　　　ミДﾟ ,,彡　　▲∧
　　　　　（　　|　　　 ／■＼　　と　　　ミ　　(ヮﾟ*,,)
　　　　　 Ｕ Ｕ　　　（∀｀　　）　　ﾐ　　　ﾐ　　 |　　つ
　　　　女子からも人気があって、当然イケメン。頭も良くてスポーツもできた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

62 ：

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　…俺はさ、顔も頭も運動もダメだし、存在感も薄くって。
　　　　　　　　　目立っていじめられるってことはなかったけど、
　　　　　　　　　　　安心できる対等な友人関係を作れなくて、
　　　　　　　　　いつも人の顔色を伺っていてオドオドしていた。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
┌──────────────────
｜　それでは２人１組になるように〜
└─y─────────────────
　ノ⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ヽ
（　　クラスの男子の人数は奇数。このクラスでは俺とドクオとヒッキーが　　　　　　　　　）
　）　友達のいない余り者だけど、ドクオとヒッキーが組んだら俺が孤立しちゃう…！　（
（　　どっちか、早く俺に声をかけてクレ！！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　）
　ヽ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜'
　　　　　o
　　　　　。
　　　 ∧＿∧:
　　　（=Д=iii ）:
　　　（　　　　）:　　('Д`iii)
　　　 :| 　| 　|　　　 (　　):　　 (-＿-)　　　　　　　 ∧ ∧
　　　（＿（＿）:　　　 |　|:　　　(∩∩)　　　　　　　(ﾟДﾟ,,)

63 ：

　　　　　　　　　　　　　　　　┌─────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　｜先生〜。人数余るでしょ？俺独りでもいいっすよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　└─────────v────────────────
　　　 ∧＿∧
　　　（ ；・Д・）
　　　（　　　　）　　(；'∀`)
　　 　 | 　| 　|　　　(　　)　　 (-＿-)　　　　　　　 　 ∧ ∧
　　　（＿（＿）　　　 |　|　　　(∩∩)　　　　　　　∩(ﾟДﾟ,,)
┌──────────────────
｜　おう、じゃあギコが先生と組むか。
└─y─────────────────


　　　　　　　　　　　　　　そこ、もう組出来てる？
　　　　　　　いや、まだ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　んじゃ誰か俺と組んでよ
　　　 ∧＿∧　　　　　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　（ ；・∀・）　　　　　　　　　　　　　　（ω・｀　,）
　　　（　　　　）　　(；'∀`)　　　　　　　　 （　　　　）　　　））
　　 　 | 　| 　|　　　(　　)　　 ( -＿-)　　　 Ｙ　人
　　　 （＿）＿）　　　|　|　　　(∩∩)　　　 （＿）｀Ｊ

64 ：

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　ギコみたいな奴がクラスにいてくれたから、俺はこんな時に
　　　　　　　　　　　惨めな孤立っぷりを晒さずに済んだけど、
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　1,2,3,4
　　　　　 ∧＿∧　　5,6,7,8
　　　　　（∀-　,,）
　　　　　　 (/　　ヽ
　　　(＿- )（ （　（
　　　⊂ 　 )（_（＿）
　　　￣
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　…俺がこんなに独りにされることにビビってる時に、
　　　　「普段から人気者」という裏づけがあるから独りになることを怖がらずに
　　　　　　　　こんな風に振舞えるギコが羨ましくて…　憎かったよ。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　　　 ∧＿∧
　　　　　（∀=#　）
　　　　　　 (/　　ヽ
　　　(＿- )（ （　（
　　　⊂ 　 )（_（＿）
　　　￣
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　アイツみたいな人間がいるってことが、余計に自分の小ささを見せつけられてるようで、
　　　　　　　　　　　アイツの存在そのものが俺を惨めにさせていた。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

65 ：

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　当然奴は高校、大学とも俺よりもずっと上のレベルのとこに行って、
　　　　　　　　　　　　　順調に楽しそうな人生を歩んでいる。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
┌────────────────────────────────────
｜　お、モララーおはよう！ひさしぶり！いつもこの電車？
｜俺この電車だとギリギリなんだよ〜、○○駅で乗り換え間に合わなかったら
｜遅刻なんだよ、マジやべぇｗｗｗｗｗ
└──────────v──────────────────────────
　＿＿＿＿＿＿＿＿__
　┬──┬──┬─┐　 ＿＿＿ ﾟ || ﾟ＿＿＿
.　[]＿＿ []＿＿ []＿.ﾞ||　　|　　　　 | || |　// 　 |
　◎　　　◎ 　　.◎　 .||　　|　//　 ..| || |　// /. |
　　　| |＿＿＿＿＿__ ||　　|　// /...| || |　 　 　 |
　　　|「　 　 　 　 　 　 ||　　|　　　　 | || | 　 //　|　　そっか〜、ギコの高校
　　　|.|　　//∧＿∧　||　　|＿＿__.ﾞ| || |＿＿＿|　　ちょっと遠いもんな
.　━━━━（　　　　）.||　∧ ∧　　 　∧＿∧　　　　いつもはもっと早く出てるのか〜
　　　　　　　（　　 と　..||　(；^Дﾟ)　　（∀・　　）
　--------.（ （ 　 ┏ ||　 U　 つ　　 （　　　　）
　　　　　　 　し'し' .┃ ||　（　　|　　　 ｜ ｜　|
　＿＿＿＿＿＿＿_...ﾞ||　 Ｕ Ｕ　　　 （＿（＿）
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　そして昔からアイツは俺に会うと屈託なく笑顔で話しかけてくる。
　　　　　　俺は口下手で、相手との会話が途切れて沈黙が重くなることがよくあったが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ギコが相手とだと話がよく続く。
　　　　　　アイツは人をバカにしたりしないし、盛り上げるのが上手な奴だから。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

66 ：

┌─────────────────────────────────
｜ラッキー！向こうの電車遅れてるみたいだ！乗り換え間に合いそう！
｜じゃーなモララー、また時間のある時に！！
└──────────v──────────────────────
　＿＿＿＿＿＿＿＿__
　┬──┬──┬─┐
.　[]＿＿ []＿＿ []＿.ﾞ||
　◎　　　◎ 　　.◎　 .||
　　　| |＿＿＿＿＿__ ||
　　　|「　 　 　 　 　 　 ||
　　　|.|　　//∧＿∧　||
.　━━━━（　　　　）.||　∧ ∧　　　　　 ∧＿∧
　　　　　　　（　　 と　..||('(,,^Д^)　三　('（∀・　　）
　--------.（ （ 　 ┏ ||　ヽ　 つ　 三　ヽ　　　　）
　　　　　　 　し'し' .┃ ||　　ヽ　）つ　　　｜ ｜　|
　＿＿＿＿＿＿＿_...ﾞ||　　(/　　　　　　（＿（＿）
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　＿＿＿＿＿＿＿＿__　　　　　　　　　　ﾌﾟｼｭｰ
　┬──┬──┬─┐　 ＿＿＿ ﾟ || ﾟ＿＿＿
.　[]＿＿ []＿＿ []＿.ﾞ||　　|　　　　 | || |　// 　 |
　◎　　　◎ 　　.◎　 .||　　|　//　 ..| || |　// /. |
　　　| |＿＿＿＿＿__ ||　　|　// /...| || |　 　 　 |
　　　|「　 　 　 　 　 　 ||　　|　　　　 | || | 　 //　|
　　　|.|　　//∧＿∧　||　　|＿＿__.ﾞ| || |＿＿＿|
.　━━━━（　　　　）.||.　　　　 　 　 ||　　 　∧＿∧
　　　　　　　（　　 と　..||.　　　　 　 　 ||　　　（　　　　）
　--------.（ （ 　 ┏ ||.　　　　 　 　 ||　　　（　　　　）
　　　　　　 　し'し' .┃ ||.　　　　 　 　 ||　　　｜ ｜　|
　＿＿＿＿＿＿＿_...ﾞ||　　　　　　　｡||.｡　　 （＿）＿）
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　…だからといって、アイツが俺を特別な友達だと思ってるワケではなくて、
　　　　　アイツにとっては俺なんてただの近所の元同級生ってだけの存在で。
　　　　　　　　俺が心を許せる友人は皆無だって事実は変わらない。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

67 ：

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　アイツが社交的なほど、自分が惨めになってた。
　　　今もそうだ。最悪だ。奴の結婚相手が大学時代の彼女なら俺も見たことある。
　　　　　　　　アイツは派手な女の子にもモテてたのに、つきあってたのは
　　　　　　　　　あんまり今時っぽくないおとなしくて真面目そうで清楚で、
　　　　　　　　　　　　　　　　　それでいて超可愛い女の子でさ…。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　　　∧ ∧ 　 ∧ ∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　∧＿∧
　　　　　(*‘ｰ‘)　(ﾟДﾟ,,)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Д・　　）
　　　　　 |　 U　　.|　 U　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （　　　　）
　　　　　 |　　） 　 |　　）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Ｙ　人
　　　　　 Ｕ Ｕ　　 Ｕ ヽ)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（＿）｀Ｊ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　…もし自分が女の子とつきあうとしたら、こういう感じのコがいいと
　　　　　　　　　　　　　　　想い描いていたまさにそのタイプ。
　　　　あんな女の子実在してたんだ、どこで見つけたんだとショックを受けたっけ。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

68 ：

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　アイツはヤリチンになってもおかしくないほどモテたのに、
　　　　　その可愛い子に長年一途に愛情を注いでついに結婚ってワケだ。
　　　　　　　　　　　今なんか幸せの絶頂期なんだろうな。
　　　　　　　　　　　…こっちは当然、女の子とつきあったことなんてないよ。
　　　　　　　　ないまま、ついには無職になっちゃったよ。生きるのがつらすぎる。
　　　　　神様、本当に存在するのならこの仕打ちは不公平杉じゃないか？酷いよ。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　ｶﾁｶﾁ
　　　　　　　∧＿∧
　　　　 　 |l（　T∀T）
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣|＿_
　　　|＼　　＼||　＿＿_|

　　　　　　　∧＿∧
　　　　 　 |l（　；∀；）
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣|＿_
　　　|＼　　＼||　＿＿_|
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　…ネットから言葉が返ってくる。俺の気持ちがよくわかるって。
　　　　ギコみたいな奴に苦しめられた奴は俺以外にもたくさんいるんだ。
　　　共感してくれる人間が存在するっていうのが、今唯一できる自己肯定。
　　　だよね？幸せを謳歌している奴の裏ではこんな風に傷ついてる奴がいる。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

69 ：

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　リ　ア　充　は　氏　ね
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　∧＿∧
　　　　 　 |l（::::=∀=）
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣|＿_
　　　|＼　　＼||　＿＿_|
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
誰かが吐いてたドス黒い呪い。　だけどこの叫びに応じることで氏にかけてた心が再生する。
　　「R」と言う力強い暴言が、自分が意思のある人間であったことを思い出させてくれる。
　　　　　　　　　　例え憎しみであっても、誰かに強い感情を持つことで、
　　　俺の心もまだこの世に存在しててもいいんだという力強さを持つことができる。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

70 ：

//==============================================ヾ
||　お前がその同級生を憎むのは間違ってないよ。　　　　 ||
||　奴らリア充は何気ない動作で普段から俺達の心を　　　||
||　ズタズタに傷つけてるんだ。呪われて当然なんだよ。.　 ||
ヾ==============================================//

　　　　　　　∧＿∧
　　　　 　 |l（::::　∀ ）
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣|＿_
　　　|＼　　＼||　＿＿_|
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　そうだよね。この感情は間違ってるワケじゃない。
　　　こんな風な感情を起こさせる、人を不公平に設定した神がいけないんだ…。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　┌────────────────────────────
　　　｜　あ〜、こちらですね、神の仕事にクレーム出してた方は。
　　　└────────────v────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　⊂⊃
　　　　　　　∧＿∧　　　　　　　　　∧ ∧
　　　　 　 |l（ ；・∀・）　　　　　　　　(ﾟーﾟ*)／⌒ヽ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣|＿_　　　　　|　 U ヽ)ヽ)＼)
　　　|＼　　＼||　＿＿_|　　＼　　　 |　　）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　Ｕ Ｕ

71 ：

　　　┌─────
　　　｜　何者？
　　　└──v───────────────────────────
　　　　　　　　　｜　私はエンジェルしぃ。ＡＡキャラの幸せを望む者。
　　　　　　　　　｜　まぁぶっちゃけるとＡＡ神の一人よ。
　　　　　　　　　｜　なんかこちらで神の仕事への不満があるみたいだから、
　　　　　　　　　｜　その実態を調べてみようと思って伺いました。
　　　　　　　　　└────────v──────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　⊂⊃
　　　　　　　∧＿∧　　　　　　　　　∧ ∧
　　　　 　 |l（　 ；・∀）　　　　　　　　(ーﾟ*,)／⌒ヽ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣|＿_　　　　　|　 U ヽ)ヽ)＼)
　　　|＼　　＼||　＿＿_|　　＼　　　 |　　）
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　 　 Ｕ Ｕ


　　　┌───────────────────────────
　　　｜　…ふぅん、モララー君の人生、このギコって男の存在で
　　　｜　何度も惨めな気分に遭わされた、と。
　　　｜　今でもやっぱりコイツは貴方にとって疎ましい存在なのね？
　　　└───────v────────────────────
　　　　　　　　　　　　　 ⊂⊃
　　　　　　　∧＿∧　　∧ ∧
　　　　 　 |l（ ；・∀・）　(ﾟーﾟ*)／⌒ヽ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣||　 U ヽ)ヽ)＼)
　　　|＼　　＼||　＿＿_|￣＼

72 ：

　ノ⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ヽ
（　　　…こいつ神様だろ？リア充を逆恨みする俺に呆れるか　　）
　）　　説教するかしてくるんだろうな…。だけど俺だって　　　　　（
Ｉ（　　ずっとつらかったんだ。文句だって言いたくなる。　　　　　　　）
　ヽ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜'
　　　　　　　　　o
　　　　　　　　　。
　　　　　　　　　　　　　 ⊂⊃
　　　　　　　∧＿∧　　∧ ∧
　　　　 　 |l（　 ；=Д） (−ﾟ*,,)／⌒ヽ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣||　 U ヽ)ヽ)＼)
　　　|＼　　＼||　＿＿_|￣＼
┌────ﾍ────────────────────────────────
｜　…そりゃ不愉快だよ。こっちは何をやってもうまくいかずに
｜こんなに惨めな気持ちになってるのに、
｜向こうは何もかも成功して堂々と青春も謳歌して、あんなカワイイ子と
｜ｾｸﾛｽしまくりで、収入もあるから普通に結婚なんて選択肢も選べちゃって。
｜あまりにも不公平じゃないですか。
└────────────────────────────────────

73 ：

　　　┌──────────────────────────
　　　｜…ホントだ。こりゃ貴方の方が可哀想杉だわ。
　　　｜貴方を差し置いて彼ばかりが幸せになるのは不公平ね。
　　　｜貴方の気持ちをスッキリさせるためにこうしてやりましょう。
　　　└───────v───────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　奴の様子はモニターで見えるようにしてあげる
　　　　　　　　　　　　　 ⊂⊃
　　　Σ 　　∧＿∧　　∧ ∧
　　　　 　 |l（　 ；・∀） (ﾟ−ﾟ*,)／⌒ヽ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣||　　ｂ ヽ)ヽ)＼)
　　　|＼　　＼||　＿＿_|￣＼　ﾊﾟﾁﾝ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　｜　アナタのことが嫌いになったの。別れましょう。 ｜
　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
　　　　　　　　　　　　　┌──────────
　　　　　　　　　　　　　｜　え？なんで？急に…
　　　　　　　　　　　　　└─────v─────
　　　　　　　　　　　　∧ ∧　　　　 ∧ ∧
　　　　　　　　　　　　(*‘-‘)　　 　(ﾟДﾟ；)
　　　　　　　　　 　 　 U　 |　　　　と　　つ
　　　　　　　　　　　　（　　|　　　 　 |　　）
　　　　　　　　　　　　 Ｕ Ｕ　　　 　 Ｕ Ｕ

74 ：

　　人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_
＜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞
＜　　　触らないで！金輪際私に近寄らないで！警察呼ぶわよ！！　　＞
＜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞
　　Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
　　　　　　　　　　　 ∧ ∧　　　　 ∧ ∧
　　　　　　　　　　　(#‘っ‘)　　 　(ﾟДﾟiii)
　　　　　　　　　　　と　　つ　　 　とと )
　　　　　　　　　　　 |　　）　　　 　 |　　）
　　　　　　　　　　　 Ｕ ヽ)　　　 　 Ｕ Ｕ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

　　　┌──────────────────────
　　　｜　どうよ、見事な振られっぷりでしょ。スッキリした？
　　　└───────v───────────────
　　　　　　　　　　　　　 ⊂⊃
　　　　　　　∧＿∧　　∧ ∧
　　　　 　 |l（ ；・∀・）　(^ー^*)／⌒ヽ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣||　 U ヽ)ヽ)＼)
　　　|＼　　＼||　＿＿_|￣＼
　┌────ﾍ────────────────────
　｜…オマエ、神様じゃないのか？…俺はスッキリしても
　｜これギコにはあまりにも理不尽な仕打ちだろ？
　｜こんなことやっていいのか？
　└────────────────────────

75 ：

　　　┌───────────────────────────────────
　　　｜　む、どうだろ？誰かの幸せを築く際に誰かが不幸になるのはよくあるんだけど、
　　　｜　この場合はどちらの幸せを優先すべきかしらね？
　　　｜　ちょっと神の仕事に対するお客様の声調べてみる。
　　　└───────v────────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∠
　　　　　　　　　　　　　 ⊂⊃　　／　　ﾕﾝﾕﾝ
　　　　　　　∧＿∧　　∧ ∧
　　　　 　 |l（　；・Д） 　(*ﾟーﾟ)／⌒ヽ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣||　 U ヽ)ヽ)＼)
　　　|＼　　＼||　＿＿_|￣＼

　　　┌────────────────────────────────
　　　｜…大丈夫！ギコやギコ周辺からのクレームは来てないわ！
　　　｜あんなことになっても、神や周りのせいにするつもりはなく、
　　　｜自分で勝手に反省してるようだわｗｗｗ
　　　｜ならば直接神へ不満を訴えてる貴方の意向優先でいいわよ♪
　　　└───────v────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　 ⊂⊃
　　　　　　　∧＿∧　　∧ ∧
　　　　 　 |l（　；・Д）　(ヮ^*,,)／⌒ヽ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣||　 U ヽ)ヽ)＼)
　　　|＼　　＼||　＿＿_|￣＼

76 ：

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
┌─────────────────────────────────
｜俺を振った彼女を悪く言うのはやめてくれ。
｜彼女はそんな人じゃないんだ。
｜
｜…彼女はいろいろと俺の嫌なところを我慢してくれてたのかもしれない。
｜きっとそれに気づかなかった自分勝手な俺がいけないんだ。
└───v─────────────────────────────

　　　　 ∧ ∧　　　　∧,,∧
　　　　(-Д-,,)　　 彡ﾟ−ﾟ*ミ
　　　　 日と )　　　ミO日とミ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
　┌────────────────────────
　｜…ホントだ…ギコの奴、勝手に反省してる上に、
　｜こっぴどく自分を振った女のことかばってやがる…。
　└─────v──────────────────
　　　　　　　　　　　　｜　もともとそういう性格だからねー。
　　　　　　　　　　　　└───y─────────────
　　　　　　　　　　　　　 ⊂⊃
　　　　　　　∧＿∧　　∧ ∧
　　　　 　 |l（ ；・Д・）　(ﾟーﾟ*)／⌒ヽ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣||　 U ヽ)ヽ)＼)
　　　|＼　　＼||　＿＿_|￣＼

77 ：

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
　┌──────────────────────
　｜相変わらず優しいね。そんな貴方のこと…
　｜……本当は私、ずっと好きだったわ。
　｜今まで彼女がいたから遠慮してたけど…
　└────────v────────────

　　　　 ∧ ∧　　　　∧,,∧
　　　　 (,,ﾟДﾟ)　　 彡ーﾞ*,,ミ
　　　　 日と )　　　ミO日とミ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
　┌────────────────────────────
　｜…一人に振られたところで、もう次の女が寄ってくるだと…！？
　｜もうヤだ、アイツは生まれながらに俺なんかとは違うんだ。
　｜どうしたって幸せになる星の下にいるんだろ、
　｜自然に振舞ってるだけでアイツにだけ人望が集まるんだ！
　└─────v───────────────────────
　　　　　　　　　　　　｜あっモララー君、泣かないで！！
　　　　　　　　　　　　└──y─────────────
　　　　　　　　　　　　　 ⊂⊃
　　　　　　　∧＿∧　　∧ ∧
　　　　 　 |l（　；Д；）　(っﾟ； ,,)／⌒ヽ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣||　 U ヽ)ヽ)＼)
　　　|＼　　＼||　＿＿_|￣＼

78 ：

　　　┌─────────────────────────────
　　　｜じゃあギコの振る舞いを人望を失くす方向に持ってってみましょうね。
　　　└───────v──────────────────────
　　　　　　　　　　　　　 ⊂⊃
　　　　　　　∧＿∧　　∧ ∧
　　　　 　 |l（　；Д；）　(,*ﾟワﾟ)／⌒ヽ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣||　　ｂ ヽ)ヽ)＼)
　　　|＼　　＼||　＿＿_|￣＼　ﾊﾟﾁﾝ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

　┌───────────────────────────
　｜おまえみたいな非Rの糞ビッチに用はないね。
　｜今夜はエロゲの「ようかんマン」にでてくるランドセル美少女
　｜チビつータンで抜くんだ。ﾊｧﾊｧチビつータン萌え〜〜〜♪
　└──v─────────────────────────
　　　　　*　 *
　　　*　　　　　　*　　　　　　||||||
　　　　 ∧ ∧　　　　∧,,∧　　||||
　　　　 (*ﾞДﾞ)　　 彡っﾟiii ,,ミ
　　　　 日と )　　　ミO日とミ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

79 ：

　　　┌────────────────────────────
　　　｜女、呆れて帰って、ギコ自分が口走ったことに呆然としてるｗｗｗｗ
　　　｜どう？ギコがこんな風にR扱いされて振られるのｗｗｗ
　　　└───────v─────────────────────
　　　　　　　　　ｸｽｯ　　 ⊂⊃　ｷﾞｬﾊﾊﾊ
　　　　　　　∧＿∧　　∧ ∧
　　　　 　 |l（ ；^〜^）　(^ヮ^*)／⌒ヽ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣|つと)ヽ)ヽ)＼)
　　　|＼　　＼||　＿＿_|￣＼
　┌───ﾍ───────────
　｜…これはちょっと痛すぎ…ｗ
　└──────────────

　　　┌───────────────────
　　　｜あ、モララー君はじめて笑ってくれたね？
　　　└───────v───────────
　　　　　　　　　　　　　 ⊂⊃
　　　　　　　∧＿∧　　∧ ∧
　　　　 　 |l（　・∀・）　(ーﾟ*,,)／⌒ヽ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣|つと)ヽ)ヽ)＼)
　　　|＼　　＼||　＿＿_|￣＼

80 ：

┌───────────
｜…あぁ。悪いか？
└───v─────────────────────────
　　　　　　　｜　ウフフ、いいのよ、貴方を幸せにできるのなら、
　　　　　　　｜　私も神として本望だわ♪
　　　　　　　└─────v─────────────────
　　　　　　　　　　　　　 ⊂⊃
　　　　　　　∧＿∧　　∧ ∧
　　　　 　 |l（///Д/）　(ヮ-*,)／⌒ヽ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣|つと)ヽ)ヽ)＼)
　　　|＼　　＼||　＿＿_|￣＼

┌──────────────────────────
｜…幸せ…？それでもまだギコはｲｹﾒﾝで一流企業に勤めてて、
｜俺なんかよりよっぽど社会に必要とされてるんだぜ…？
｜これくらいじゃ俺の惨めな気持ちは変わらないよ…。
└────v─────────────────────
　　　　　　　　　　　　　 ⊂⊃
　　　　　　　∧＿∧　　∧ ∧
　　　　 　 |l（　 Д　）　(−ﾟ*,,)／⌒ヽ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣|つと)ヽ)ヽ)＼)
　　　|＼　　＼||　＿＿_|￣＼

81 ：

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
　　∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
＜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞
＜　　　ギコ！！貴様はクビだ〜〜〜！！　　　＞
＜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞
　　∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
　　　　　　 ∧ ∧
　　　　　　(ﾟДﾟiii)
　　　　　　 |　 U
　　　　　　 |　　）
　　　　　　 Ｕ Ｕ

　　　　　　　∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
　　　　　＜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞
　　　　　＜　　　あっ泥棒！！俺の全財産返せーー！！　　＞
　　　　　＜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞
　　　　　　　∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
　　　　　　　　　　　　　　∧ ∧　　　　　　　　　　　 ∧＿∧
　　　　　　　　　　　　　　(,,iiﾟД)　　　　　　三　　　（　´皿｀）
　　　　　　　　　　　　.　　/　つ　　　　　　三　　 　（　つ□Ｏ
　　　　　　　　　　　　　 （　　|　　　　　　　　　　　　人　Ｙ
　　　　　　　　　　　　　(/　Ｕ　　　　　　　　　　　　し（＿）

82 ：

　　　　　　　　　　　　　　　　| | | | |　　　　　　　　　∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
　　　　　　　　　　　　　　　　| | | | |　　　　　　　＜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞
　　　　　　　　　　　　　　　　| | | | |　　　　　　　＜　　　鉄骨が！あぶなーーい！！　　＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞
　　　　　　　　　　　|三三三三三三三三|　　　 　　∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨

　　　　　　　　　　　　　　∧ ∧　　　　　／￣￣
　　　　　　　　　　　　　　(；ﾟДﾟ)　　　＜　え？
　　　　　　　　　　　　.　　/　つ　　　　　＼＿＿
　　　　　　　　　　　　　 （　　|
　　　　　　　　　　　　　(/　Ｕ


　　　　　　　　 ∧ ∧
　　　　　　　　(ﾟ'Д#;;)
　　　　　　　　 |　ﾒU
　　　　　　　　 |#;;;@）
　　　　　　　　 Ｕ ￥　　　　　　　ﾋｿﾋｿ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　//===============================ヾ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　||　　…事故で片足失ったらしいわ。　　　||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾ===============================//
　　　　　　　　　　　//=================================================ヾ
　　　　　　　　　　　||　足だけじゃなくて、顔もね…。あんなにイケメンだったのに、　||
　　　　　　　　　　　||　見る影もないくらい悲惨なことに…あれじゃあもう…　　 　 　 .||
　　　　　　　　　　　ヾ==================================================//
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

83 ：

┌────────────────
｜　これはちょっとやりすぎじゃ…
└─────v───────────────────────────
　　　　　　　　　　　｜ん？でも、まだギコ側からは神にクレームは来てないわよ。
　　　　　　　　　　　└──v──────────────────────
　　　　　　　　　　　　　 ⊂⊃
　　　　　　　∧＿∧　 　∧ ∧
　　　　 　 |l（　 ；・∀）　(−ﾟ*,,)／⌒ヽ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣|つと)ヽ)ヽ)＼)
　　　|＼　　＼||　＿＿_|￣＼

┌────────────────────────────
｜　そ、それにこんな風に人を呪ったら、普通ならこの後、
｜　呪った側の俺が痛いしっぺ返しを食らうんだろ？
└─────v────────────────────────
　　　　　　　　　　　｜ないわよ、そんなの。モララー君に幸せになって
　　　　　　　　　　　｜貰おうと頑張ってるのに、なんでモララー君を
　　　　　　　　　　　｜不幸にするしっぺ返ししなきゃなんないの。
　　　　　　　　　　　└──v───────────────────
　　　　　　　　　　　　　 ⊂⊃
　　　　　　　∧＿∧　　∧ ∧
　　　　 　 |l（ iii；=Д）　(ﾟдﾟ*)／⌒ヽ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣|つと)ヽ)ヽ)＼)
　　　|＼　　＼||　＿＿_|￣＼

84 ：

┌──────────────────────
｜　けど、これは人道的に喜んでいいものじゃ
｜　ないような気がする…
└─────v────────────────
　　　　　　　　　　　　　 ⊂⊃
　　　　　　　∧＿∧　　∧ ∧
　　　　 　 |l（ ；-∀-）　(−ﾟ*,,)／⌒ヽ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣|つと)ヽ)ヽ)＼)
　　　|＼　　＼||　＿＿_|￣＼

┌────────────────────────────────
｜じゃあモララー君に共感してくれてたネットのお友達にも聞いてみましょう。
｜…「例の結婚間近だったイケメン同級生が婚約者に振られて、
｜会社をクビになって、事故にあって、ボロボロの身障者になりました」…と。
└─────────v───────────────────────
　　　　　　　　　　　　 ⊂⊃
　　　　　　　∧＿∧　∧ ∧
　　　　 　 |l（ ；・Д・）(ﾟヮﾟ*,)／⌒ヽ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣|と　) ヽ)ヽ)＼)
　　　|＼　　＼||　＿＿_|￣＼

85 ：

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//================ヾ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　||　メシウマ状態！！　||
　　　　　　　　　　　　　　⊂⊃　　　ヾ=================//=====ヾ
　　　　　　　∧＿∧　　∧ ∧　 　　　　　　　　||　ひさびさにワロタ　||
　　　　Σ |l（ ；・∀・）　(ﾟヮﾟ*)／⌒ヽ 　　　　　ヾ================//=========ヾ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣|　　つ )ヽ)＼)　 　　　　　　||　ご冥福をお祈りします（笑）　||
　　　|＼　　＼||　＿＿_|￣＼ 　　　　　　　　　　　　ヾ=======================//
　　　　　　　　　　　　┌──ﾍ───
　　　　　　　　　　　　｜　おおぅ♪
　　　　　　　　　　　　└──────
　//==================================================ヾ
　||　やっぱり神様っているんだな。リア充ばかりが優遇されてる　||
　||　世の中なんて許されないからそういう調整は必要だな。.　　　||
　ヾ==================================================//

　　　　　　　　　　　　　 ⊂⊃
　　　　　　　∧＿∧　　∧ ∧　　　　　　　 　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　 　 |l（　・∀・）　ｎﾞヮﾞ*)／⌒ヽ　　　＜　やーん、私の存在バレてるぅー
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣|　 と)ヽ)ヽ)＼)　　　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　|＼　　＼||　＿＿_|￣＼

86 ：

　　　┌────────────────────────────────
　　　｜とにかく、ギコが不幸になったことをモララー君が悔やむことなんてないわ。
　　　｜これだけリア充のギコを痛めつけてやったんですもん、
　　　｜どう？モララー君、これで少しは幸せになれた？
　　　｜ギコがあんな状態ですもん、今までとは違って今年は
　　　｜素敵なクリスマスになりそうね！
　　　└───────v─────────────────────────
　　　　　　　　　　　　　 ⊂⊃
　　　　　　　∧＿∧　　∧ ∧
　　　　 　 |l（　・∀・）　(^ー^*)／⌒ヽ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣||　 U ヽ)ヽ)＼)
　　　|＼　　＼||　＿＿_|￣＼

　　　　　　　　　　　　　 ⊂⊃
　　　　　　　∧＿∧　　∧ ∧
　　　　 　 |l（　・∀・）　(^ー^*)／⌒ヽ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣||　 U ヽ)ヽ)＼)
　　　|＼　　＼||　＿＿_|￣＼

87 ：

||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
||||||||||||||||||||||||||||
　　　　　　　　　　　　┌──────
　　　　　　　　　　　　｜　えぇ！？
　　　　　　　　　　　　└─―v───
　　ｼｸｼｸ　　　　　　　　 ⊂⊃　て
　　　　　　　∧＿∧　　∧ ∧　　て
　　　　 　 |l（　；∀；）　(дﾟ；,,)／⌒ヽ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣||　 U ヽ)ヽ)＼)
　　　|＼　　＼||　＿＿_|￣＼

　ノ⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ｰ'⌒ヽ
（　　…まだまだ、幸せになれるワケなんてないだろ…。　）
　）　世の中にはギコ以外のリア充もたくさんいるんだ、（
（　　そいつらがいる限り、俺が幸せになることなんて　　）
　）　あるわけないんだ…。　　　　　　　　　　　　　　　　　（
　ヽ〜〜〜〜v〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜'
　　　　　　　　　　　　　 ⊂⊃
　　　　　　　∧＿∧　　∧ ∧
　　　　 　 |l（　；∀∩　(ﾟдﾟ*)／⌒ヽ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣||　 U ヽ)ヽ)＼)
　　　|＼　　＼||　＿＿_|￣＼

88 ：

　　┌─────────────────────────────────
　　｜　む。これはちょっと全力を尽くさなきゃいけない大仕事になりそうね。
　　└───────────────v──────────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊﾞｻｯ　　　⊂⊃
　　　　　　　∧＿∧　　　　　　　　　　　 ∧ ∧
　　　　 　 |l（　　；∀）　　　　　　 ／⌒ヽ(*ﾟ−ﾟ)／⌒ヽ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣|＿_　　　(／(/(と　　つヽ)ヽ)＼)
　　　|＼　　＼||　＿＿_|　　＼　　　　　（　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｕ Ｕ

89 ：

　　　　　　　┌─────────────────────────
　　　　　　　｜　モララー君待っててね。必ず貴方の望む世界にして
　　　　　　　｜　貴方を幸せにしてあげるからね。
　　　　　　　└───────────v─────────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　⊂⊃
　　　　　　　∧＿∧　　　　　　　　　　　 ∧ ∧
　　　　 　 |l（　　；∀）　　　　　　 ／⌒ヽ(ﾟーﾟ*)／⌒ヽ
　 　 ＿＿|（つｌｌ￣￣￣|＿_　　　(／(/(と　　つヽ)ヽ)＼)
　　　|＼　　＼||　＿＿_|　　＼　　　　　（　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｕ Ｕ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　私の名前はエンジェルしぃ。ＡＡキャラの幸せを望む者。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｡:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::☆ :::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｡ ::::::::::::::::::::::::::
┌─────────────────────
｜　ねぇねぇ、クリスマスプレゼント何が欲しい？
└─────v───────────────
　　　　　　　　　　｜ガナーこそ何が欲しい？
　　　　　　　　　　└──v──────────
　　　　　　 ∧＿∧　 λ＿λ
　　　　　　（ *‘∀‘）（｀ー´　）
　　　　　　と　　　つと　　　つ
　　　　　 　人　Ｙ　　人　Ｙ
　　　　　　し（＿）　 し（＿）

90 ：

┌─────────────────────
｜ネーノ君と一緒に過ごせる時間かなぁ…☆
└─────v──────────────────────
　　　　　　　　　　｜そんなのいつだってそばにいるじゃないか☆
　　　　　　　　　　└──v─────────────────
　　　　　　　　　＊　　　＊
　　　　　＊　　　　　　　　　　　＊
　　　　　　 ∧＿∧　 λ＿λ
　　＊ 　　（ *‘∀‘）（｀ー´* ）　　　＊
　　　　　　と　　　つと　　　つ
　　　　　 　人　Ｙ　　人　Ｙ
　　　　　　し（＿）　 し（＿）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　　　 ∧＿∧　　　＼ 　　从　　ii
　　　Σ　 （ iii‘∀‘）　　　　(⌒;; 　从　　／　　ちゅどーん！
　　　　　　と　　　つ　―　( ;;　(　　;;;) ;;))
　　　　　　　）　）　）　　　　((⌒;;　　;;⌒)； て
　　　　　　（＿）＿）　　／　从 ゝ　ヾソ　　―
　┌────ﾍ──────
　｜ネーノ君！！！？？？
　└───────────

91 ：

　　　∧∧∧∧∧∧
　　＜　キャッ！！　＞
　　　∨∨∨∨∨∨
　　　　　　　　　　　　　 /
　　　ちゅどーん　　　/
　　　＼ 　　从　　ii
　　　　　(⌒;; 　从　　／　　　　　　　（　（　（　　ﾌﾟｽﾌﾟｽ
　　―　( ;;　(　　;;;) ;;))　　　　　　　　　）　）　）
　　　　((⌒;;　　;;⌒)； て　　　　　　　　　　　　,,,＿λ
　　　／　从 ゝ　ヾソ　　―　　と⌒と_＠つ,,,,（#｡Д´;;）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..........,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　............,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　.............,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

92 ：

　　　　┌─────────────
　　　　｜ごめん、待たせちゃったね。
　　　　└───v─────────────────
　　　　　　　　　　　　　　｜ううん、私も今来たところ♪
　　　　　　　　　　　　　　└──v──────────

　　　　　　　　 ∧＿∧　　　　　　 ∧ ∧
　　　　　　　　（ ；´Д｀）　　　　 　(Ａ^*,,)
　　　　　　　　と　　　つ　 　 　 　 |　 つ
　　　　　　　　 人　Ｙ　　　　　　　 |　　）
　　　　　　　　し（＿）　　　　　　　 Ｕ Ｕ


　　　　　　ちゅどーん　　　　　　　　ちゅどーん
　　　　 ＼ 　　从　　ii　　　　　　＼ 　　从　　ii
　　　　　　 (⌒;; 　从　　／　　　　　 (⌒;; 　从　　／
　　　 ―　( ;;　(　　;;;) ;;))　　　 ―　( ;;　(　　;;;) ;;))
　　　　　 ((⌒;;　　;;⌒)； て　　　　 ((⌒;;　　;;⌒)； て
　　　 ／　从 ゝ　ヾソ　　―　　／　从 ゝ　ヾソ　　―

93 ：

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　クリスマス直前のこの空の下、幸せそうな人達を探しています。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/)/)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　⊂⊃ ﾌﾌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧ ∧ﾌ　／￣￣二フ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (ﾟーﾟ*,)／　　フフフ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 U U　ヽヽ)ヽ)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 と＿ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (/

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　ｷｬｯｷｬｳﾌﾌ　／
　　　　　　　　　+　　　┌――┬┐　。　　　+　　　　　　　　　　　o　+ |￣￣ |￣|
　　　　　　　r-|￣|　o　|lｺ lｺ lｺ|　|―l　　l　o　　r､､。　*　|￣|￣l　　　|lll lll lll| ll |
　　　　　　　| _|　 |+　l"|lｺ lｺ lｺ|　|　l⌒l⌒l　l￣￣l￣l　lニニニlニl　　|lll lll lll| ll |
　　　　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

94 ：

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/)/)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　⊂⊃ ﾌﾌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧ ∧ﾌ　／￣￣二フ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 (*ﾟ−ﾟ)／　　フフフ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　と　　ｄヽヽ)ヽ)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　）　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(/"ヽ)　　　＼　　ﾋﾟｯ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　＼

　　　　　　　　　+　　　┌――┬┐　。　　　+　　　　　　　　　　　o　+ |￣￣ |￣|
　　　　　　　r-|￣|　o　|lｺ lｺ lｺ|　|―l　　l　o　　r､､。　*　|￣|￣l　　　|lll lll lll| ll |
　　　　　　　| _|　 |+　l"|lｺ lｺ lｺ|　|　l⌒l⌒l　l￣￣l￣l　lニニニlニl　　|lll lll lll| ll |
　　　　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

95 ：

　　　　　　　　　　　　　　　┌──────
　　　　　　　　　　　　　　　｜よし、次♪
　　　　　　　　　　　　　　　└───v───
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/)/)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　⊂⊃ ﾌﾌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧ ∧ﾌ　／￣￣二フ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 (*^ーﾟ)／　　フフフ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　と　と)ヽヽ)ヽ)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(/"ヽ)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾁｭﾄﾞｰﾝ　|　ｷｬｰ＿
　　　　　　　　+　　　┌――┬┐　。　　　+　　　　　　　从从从.　　.|￣￣ |￣|
　　　　　　r-|￣|　o　|lｺ lｺ lｺ|　|―l　　l　o　　r､､。　　从;;　　从, 　 |lll lll lll| ll |
　　　　　　| _|　 |+　l"|lｺ lｺ lｺ|　|　l⌒l⌒l　l￣￣l￣l　从;;　;;　ゞ从,　|lll lll lll| ll |
　　　　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　そう、もちろん爆発させるため。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

96 ：

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　だってそうしないとモララー君が幸せになれないんですもの。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（(´＼　　　　　　　　 　 ∧
　　　　　　　　　　　　 　 　 　,..へ、　 ＼　)）　 　 　　　 ,<^《_ｌ!》^>、
　　　　　　　　 　　　　　　　/::/　 ヽ_　 　　　/^i　　 　 ⌒Yﾍ＾ﾉ'Y⌒　　　iヽ、
　　　　　　　　　　　　　　／: :゛　 .:.:.:.＼ ＿ (＼ゝ､_＿＿_ヾ（ｿ）ﾝ＿＿___ﾉ／)
　　　　　　　　 　 　 　　/: : : : :　 .:.:: : : :.:.:.:/(_ゝ<＠=====〔l萸l〕=====＠>'ソ
　　　　　　　　　　 　 　 |:: : :　　　　 　 　.ﾚ'　　　　：： 　　　｀}|{´　　　 　：：
　　　　　　　　　　　　　,　 : : : : .　　､_.　/　 　 　｡ﾟ　 ﾟ｡.　　　|I|　 　　　｡ﾟ　ﾟ｡
　　　　　　　　 　　_／::::.　 ＼: : :..＿ ∠　　　 ｡ﾟ　ﾊ ﾊ ﾟ｡. 　 |I|　 　　｡ﾟﾊ__ﾊ.ﾟ｡.
　　　　　　　　　／::::::::::::::　 ｀ 　 　 　 .＼ 　_｡ﾟ＿(＿_)__,ﾟ｡.　|I| 　 _｡ﾟ_(＿___)_,ﾟ｡
　　　 　 　 　 ./:::::::::::::::::::.　 　 　　 　 : : : 　 ヽ莖莖莖莖.ﾉ　|Ｉ|　　ヽ莖莖莖莖ﾉ
　　　　 　 　 ,ﾉ::::::::::::::::::::::::::: 　　　 　 : : : 　 　｀￣￣￣´ .__|I|__　　｀￣￣￣´
　　　　　　 〈::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　　　: :／￣7７'＾ヽ_r'F臾ｦ`!._
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　爆発される他のＡＡキャラのことを考えてみろって？
　だってリア充の彼らは、今までまるで物語の主人公のように人生を楽しく謳歌してきたのよ。
　　　　今度は今までひっそり脇役のように不幸な人生を送っていたモララー君が
　　　　　　　　　　　　幸せになったっていいじゃない。その方が平等でしょ？
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

97 ：

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　私の名前はエンジェルしぃ。ＡＡキャラの幸せを望む者。
　　　　今回のターゲットはモララー君。　彼の幸せのためならなんだってするわ。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　　　　　　　　　　　　　　　　⊂⊃
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧ ∧ 　/⌒￣￣フ
　　　　　　　　　　　　　　　　　(^ー^*) /　　ニフ
　　　　　　　　　　　　　　　　　と　　　つヽ)ヽ)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　　）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽヽ)
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　それにモララー君と同じ想いの人は他にもたくさんいるようだしね。
　　　　　　そうした皆が幸せなクリスマスを迎えるために私が叶えてあげるわ。
　　　　　　　　サンタクロースなんかよりよっぽどイイ仕事してア・ゲ・ル♪
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

98 ：

　　　　　　　　， 　　，:‘. 　　　　　　　　　　。　　　　　　　　　　　　　　+　　 ，..
　　　　　’‘ 　　　　　+　　 ，.. 　　　　　　. ..; '， 　　　，:‘　　　　　　　　　:::::::’’　　 。...::::’’
　　　　:::::　　:　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　+　　:::
　　　　::
　　　　:　　　☆　　さ　　あ　　、　　リ　　ア　　充　　共　、　　爆　　発　　し　　ろ　　☆
　　　　.::....　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..;....
　　　　，:‘. 　　　..::..　　　　　　　　　　　。　　　　　　　　　　　　　　　　　　...　　　　　　　　　.....
　　　　　　　　　　　　　　　+　, .. . 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　+　　　　　　　　　　’。　　.......
　　　　　，:‘. 。　　　.. . . :::　　　 '　，:‘. 　　　, .. . 　　　　+　　。　　,　 .. . 　　　　+　　.　:　:...
　　　　　　　　， 　　，:‘. 　　..　　　　　　　　　　　.　　　.　....　..　　 ..; '， . . :::　 '　，:‘.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 γ　⌒　⌒ ｀ヘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 イ　"" 　⌒　　ヾ　ヾ　　　　ﾄﾞｶﾞｧｧｧｧｧｧｧｧﾝ.....
　　　　　　　　　　　　　　　　 /　(　　　⌒　　　　ヽ　　）ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 (　　　　　　､　,　　　　　ヾ　）
　　　　　　　　　 ...................　.......ゞ　(.　　　　.　　ﾉ.　.ﾉ　.ノ...........　........
　　　　　　　　　 :::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ､､ゝ.....| 　|..., ,　ノソ::::::::::::::.......::::::
　　　　　　　　　　 _ _i=n_ ._ [l_ .._....,,. .-ｰ;''!　 i;;;〜−ヽ_ii_i=n_ [l h__
　　　　　　　　　　 /==H=ﾛﾛ-.γ　,〜ー'''l !　|'''ーヾ　 ヾ　「!=FH=ﾛﾛ
　　　　　　　　　　 ¶:::-幵-冂::（　（　　　　|l　 |　　　　)　 ）=HﾛΠ=_Π
　　　　　　　　　　 Π=_Π「�Uヾ､　⌒〜"""''''''⌒〜'"´ ノ;;'':::日lTΠl:::....
　　　　　　　　　 Д日lTl,,..:''''" 　 ""'''ｰ-┬ーr--〜''""　　　:::Д日lT::::
　　　　　　　　　 FH=n.:::::'　 　 　 　 　 　 | 　 | 　　ｷｬｰ　　　:::FL日l」:::::
　　　　　　　　　 ﾛΠ=:::::.:.　　　　　　　　ﾉ 从 ゝ　　　　　 　 .::田:/==Д::
　　　　　　　　　 口=Π田:::.　　ぐわー　　　　　　　　 　　 　.::::Γ| ‡∩:::::
　　　　　　　　　 Γ| ‡∩Π::....　　　　　　　　　　　 　　　 ...:::Eﾖ::日lTlﾛ::::
　　　　　　　　　 Д日lTlﾛ_Π::::.......　　　　　　 　　 　 ...::::::::田:凵Π_=H:::
　　　　　　　　　 =Hﾛ凵Π=_Πﾛ=HﾛΠ:::.................:::::::::::口ﾛロH「ｌ.FFｌ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　あらやだ、クリスマスを楽しもうとしてた人達は全員爆発させちゃったわ。
　　　　　　みなさーん、そういうわけで今年のクリスマスは中止なりましたぁー♪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ってことでHAPPY END☆
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜　糸冬　　〜

99 ：

皆が幸せになるという道はないのか…

100read 1read

1read 100read
TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼 ▲

■ (*ﾟーﾟ) 山奥のしぃ先生　資料集 (ﾟーﾟ*) ■ (242)
新章スターオーシャンモナー2011 (428)
AA達でサバイバルゲーム (412)
俺のコピペ置き場 (283)
毒チャーハン (237)
白いノート (208)
--log9.info------------------
江東区のゲーセン事情　パート7 (338)
【横須賀】アッシュール横須賀スレ【大変かも？】 (370)
【りょうこ】松戸の音ｹﾞｰ ５発目【TB_K1】 (539)
【ﾇﾒｼﾞ】沖縄過疎化してるんだが【ｼｯｼｮｰ】 (426)
広島の音ゲースレ18 (763)
【立てた後に】兵庫で音ゲーしてる人９【埋めろ】 (690)
沖縄の音ゲー事情 7 (477)
福島の音ゲーマー Part2 (386)
熊本の音ゲー事情32 (289)
熊本のUFOキャッチャー、プライズゲーム事情 (675)
【関西】天王寺阿倍野周辺のゲーセン【大阪】 (745)
【京都】ニューマンモス【八幡】 (700)
【静岡県袋井市】GAMEまりん【レゲーが熱い】 (500)
【打倒】　ゲームシティ　南古谷店　【ベネクス】 (500)
五反田★アムネット (319)
【DQN注意】旭川市のゲーセン事情6【ｹﾞｵﾊﾟｰｸ】 (765)
--log55.com------------------
質問キチガイ注意喚起スレ 7
元祖旨辛系タンメン 荒木屋20
元祖旨辛系タンメン 荒木屋21
【本スレ】蒙古タンメン中本66杯目
元祖旨辛系タンメン 荒木屋22
蒲田のラーメンスレ 1
【21歳をﾗﾌﾞﾎへ誘う】ｸﾝﾊﾟ中本出禁217
【21歳をﾗﾌﾞﾎへ誘う】ｸﾝﾊﾟ中本出禁199