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【HSV】ヘルペス再発22回目(><;)


1 :12/03/26 〜 最終レス :12/06/30
【性器ヘルペス】
http://herpes.jp/gh/index.html
【ヘルペスとは】
◆単純ヘルペスウイルス(Herpes simplex virus)1型(HSV-1)または2型(HSV-2)の感染により、皮膚や粘膜に有痛性の水疱・潰瘍病変を生じるウイルス感染症です
http://www.derm-hokudai.jp/textbook/pdf/23-01.pdf
http://www.ycn-hiv.jp/std/herpes.html
◆HSV(単純ヘルペスウイルス)にはHSV-1、HSV-2の2つの型が存在し、
これらは2つとも口唇・性器のどちらにも感染し、口唇ヘルペス・性器ヘルペスの原因となります
(表)単純疱疹の発生部位とウイルスの型 http://valtrex.jp/hsv/about/02.html
◆ヘルペスには「無症候性ウイルス排泄」という現象があり、全く症状が無い時期でも感染者の口周辺(口唇ヘルペスの場合)や性器周辺(性器ヘルペスの場合)からウイルスが排泄されていることがあるため、他者への感染のリスクがあります
http://valtrex.jp/management/06_09.html
http://valtrex.jp/result/index.html
◆昔は、ほとんどの人が思春期頃までに家族や周囲の人との接触でHSVに感染して抗体を有していましたが、最近では核家族化や衛生状態の改善により初感染年齢が高くなり、成人に達しても抗体保有率は45%程度です
http://shinagawaseasideclinic.com/skin/atoz/ta/tanjunherpes.html
◆このため、坑HSV抗体を持たない成人の性器ヘルペス初感染例が増加しており、初発が重症化する傾向があるので注意が必要です
http://www.jp-health.com/std/hg.htm
◆水疱瘡(みずぼうそう)と帯状疱疹(帯状ヘルペス)の病因となるのはHSV(単純ヘルペスウイルス)ではなく、
VZV(水痘・帯状疱疹ウイルス)というヘルペスウイルス科に属する別種のウイルスです
http://www.pariet.jp/helpful/vol54/no561/sp06.html

2 :
◆ヘルペスとは、本来は単純疱疹(単純ヘルペス)と帯状疱疹(帯状ヘルペス)の両者を含めた名称ですが、このスレではもっぱら単純疱疹の呼び名として使われています
http://cureherpes.seesaa.net/category/4752320-1.html
◆HSV(単純ヘルペスウイルス)は体のどこでも感染します
従って部位別に、ヘルペス性歯肉口内炎、口唇ヘルペス、顔面ヘルペス、角膜ヘルペス、性器ヘルペス、ヘルペス性ひょう疸(手指に感染したもの)、臀部ヘルペス、ヘルペス性脳炎などと呼ばれています
http://www.dermatol.or.jp/qa/qa5/q03.html
◆HSVに一度感染すると、ウイルスは神経節中に潜伏し、DNAの形で神経細胞の核内に一生涯存在し続けます
◆潜伏したウイルスDNAは、何らかのきっかけで再び活性化してウイルス粒子を形成し、皮膚・粘膜に水疱を発症させます(再発)
(図)性器ヘルペスの感染・再発のメカニズム http://valtrex.jp/therapy/th01.html
◆潜伏中のウイルスDNAを排除する事が不可能であるため、現在の医学ではヘルペスを完治する事ができません
■注意■
このスレは主に性器ヘルペスの話題が中心です
   口唇ヘルペス、帯状疱疹、カポジ水痘様発疹症については各々専用のスレが存在します
【口唇ヘルペス】http://uni.2ch.net/test/read.cgi/body/1327647206/
【帯状疱疹】http://uni.2ch.net/test/read.cgi/body/1319359772/
【カポジ水痘様発疹症】http://uni.2ch.net/test/read.cgi/atopi/1030930656/

3 :
【性器ヘルペス(陰部ヘルペス) Genital Herpes】
◆性器ヘルペスは単純ヘルペスウイルス(Herpes simplex virus,HSV)1型(HSV-1)または2型(HSV-2)の感染によって性器に浅い潰瘍性または水疱性病変を形成する代表的なウイルス性性感染症である
○【日本性感染症学会 性感染症 診断・治療ガイドライン2008年度版 性器ヘルペス】
http://jssti.umin.jp/pdf/guideline2008/02-4.pdf
○【日本産科婦人科学会 研修コーナー E.婦人科疾患の診断・治療・管理 7.婦人科感染症  5)性感染症】
http://www.jsog.or.jp/PDF/61/6105-127.pdf
◆日本での1年間の症例数は男22,000人、女52,000人の計74,000人と推定されている。その内、初発例はほぼ30%である
http://valtrex.jp/management/01_02.html
◆潜伏期は2〜21日(平均3〜5日)だが、感染時には発症しなかった人が数年〜数十年後に何らかのきっかけで発症する場合もある。この場合は一般的には軽症になる
◆初感染初発症(急性型) 初感染で発症した場合、重症になる事が多く急性型とも呼ばれる
◆非初感染初発症(誘発型) 感染時には発症せず無症候のまま感染していた人が後に発症する場合、軽症になる事が多く誘発型とも呼ばれる
◆再発では症状が軽く、皮疹も小さく、その数も減少する
◆再発は、腰仙骨神経節の支配領域のどこにでも起こりうる。臀部、肛門周囲、大腿部、腰部などに再発を繰り返す事もある

4 :
【無症候性ウイルス排泄】
◆ヘルペスには「無症候性ウイルス排泄」という現象があり、感染者は全く症状が無い時期でも、時々口周辺(口唇ヘルペスの場合)や性器周辺(性器ヘルペスの場合)からウイルスを排泄している
http://herpes.jp/lh/symptom/where.html
http://valtrex.jp/result/index.html
◆無症候性ウイルス排泄は再発直前や直後に多く見られる
http://valtrex.jp/management/06_09.html
◆初感染後の3ヶ月以内が最も高頻度に無症候性ウイルス排泄が見られる
http://valtrex.jp/result/pdf/result_co03.pdf
◆再発性の口唇HSV-1感染者は全く症状のない時期の5%の期間において唾液中にウイルスを排泄しており、
感染の最初の年において、性器HSV-2感染者は症状の無い時期の6-10%の期間において生器周辺からウイルスを排泄しているが、通常年数が経つにつれてウイルス排泄は減少する
http://valtrex.jp/management/06_09.html
http://www.herpes.com/hsv1-2.html
◆口唇HSV-2感染および性器HSV-1感染の場合でも無症候性ウイルス排泄は存在する
http://rijinkai.com/2006/08/post_95.html
◆ある調査によると、性器ヘルペス感染の69%は感染源となった相手に症状の自覚がないときに起こっていた
http://valtrex.jp/therapy/th01.html
◆ある研究によると、過去に一度も発症した事のない感染者にも、発症した人と同程度の頻度で無症候性ウイルス排泄が見られた
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/10727588
◆ある研究によると、HSV-2陽性の約500人の被験者で、症状のある410人では全日数の20%にウイルスが検出されたのに対し、症状のない人でウイルスが検出されたのは全日数の10%であった
 しかし、排出の認められた日の両群の排出量に差はなく、主な相違点はウイルス排泄の期間であった
http://www.healthdayjapan.com/index.php?option=com_content&task=view&id=3034&Itemid=9

5 :
【性器ヘルペスの臨床症状】
◆初発(女性編)http://valtrex.jp/management/02_01.html
◆初発(男性編)http://valtrex.jp/management/02_04.html
◆再発(女性編)http://valtrex.jp/management/02_02.html
◆再発(男性編)http://valtrex.jp/management/02_05.html
◆【日本産科婦人科学会 研修コーナー E.婦人科疾患の診断・治療・管理 7.婦人科感染症  5)性感染症】より
http://www.jsog.or.jp/PDF/61/6105-127.pdf
◆臨床的には性器ヘルペスは初めて発症する初発と繰り返し発症する再発に分類されている
初発は,さらに初感染初発と非初感染初発に分けられる
前者は初めての感染によって,後者は既に無症候で感染していたHSV の再活性化によって初めて発症する場合をいう
◆1)初発
◆a)初感染初発
感染の機会があってから2-21日(平均3-5日)の潜伏期の後に発症することが多い
女性では比較的突然に外陰部に浅い潰瘍や水疱が出現する
病変の数は数個から無数のものまである
両側の鼠径部のリンパ節の腫脹圧痛はほぼ必発である
約 6〜7割に発熱,全身倦怠感などの全身症状を伴う
オーラルが一般的に行われるようになったため口腔咽頭の感染もみられる一方で,口唇ヘルペスが感染源となることもしばしばみられている
髄膜刺激症状のため頭痛や項部硬直,時に羞明感を訴える
また,Elsberg 症候群として知られている仙骨神経根神経障害を併発し,排尿排便困難となり,時に尿閉に至ることもある
髄膜刺激症状や Elsberg 症候群は1型感染例より2型感染例に多く,性器における2型の向神経性が窺われる
初感染初発では発症時にHSV 抗体が陰性で IgM 抗体が2〜3週後に陽転する
無治療でも約2〜3週間で自然治癒するが,抗HSV 薬を投与すると約1週間でかなり軽快する

6 :
◆b)非初感染初発
発症は初めてであるが,既に無症候のうちに知覚神経節に潜伏感染していた HSV が再活性化され発症したものである
したがって,発症時に HSV 抗体(IgG 抗体)が陽性である
症状は前述の初感染と同様であるが,病変の数はより少なく鼠径リンパ節の腫脹の頻度も少ない
発熱などの全身所見は見られず治癒までの期間も短く全体としてより軽症であることが多い
◆2)再発
以前に発症したことのある例が再び発症した場合を再発としている
知覚神経節に潜伏感染している HSV の再活性化によって発症する
大体同じ部位に再発することが多いが,時に別の部位や臀部に発症することもある
病変は小さい水疱や潰瘍性病変が1〜数個出現する
発熱することもなく鼠径リンパ節が腫脹することは少ない
多くは1週間以内に自然治癒する
再発する前に大腿後面に神経痛様の疼痛があったり,再発する局所に違和感を感じるなどの前兆が約30〜50%の患者にみられる
再発の頻度は2型感染例の方が1型感染例よりも遙かに多い
再発の契機となるのは,心身の疲労,風邪などの発熱,女性では月経などが多く,これらのことが全身や局所の免疫能の低下をもたらすからではないかと考えている
再発を繰り返す患者にとっては,肉体的ばかりでなく精神的にも大きなストレスとなりQOL(Quality of Life)を著しく損ねることになる
このような観点から,抗HSV薬を持続的に服用し再発を抑制する「再発抑制療法」が開発され,本療法は本邦でも保険で可能になった
【単純ヘルペスウイルスの人体への侵入】
◆HSV(単純ヘルペスウイルス)は、粘膜、あるいは皮膚の傷から侵入し、粘膜や皮膚の細胞に感染する
◆健康で傷のない皮膚表面にHSVが付着しても感染しない
◆しかし粘膜は、皮膚のような角質層を持たず防御力が弱いため、粘膜表面に付着したウイルスは容易に感染する
◆HSVは環境中では不安定で、宿主の体から離れてからは長時間生存できない
◆体外に排泄されたHSVウイルスは数時間で感染力を失う
◆従って、HSVは粘膜への直接・間接的な接触以外での、日常の家庭生活ではほとんど感染することはない
http://www.ycn-hiv.jp/std/herpes.html

7 :
【病変部からの単純ヘルペスウイルスの排泄】
◆HSVのウイルス粒子は粘膜・皮膚の病変部、特に水疱内容物に大量に含まれており、これが他者の(場合によっては自分自身の)粘膜や傷のある皮膚表面に付着する事で感染する
http://activir.jp/pc/qa/herpes.html
◆ウイルスの排泄は、再発型の場合、前駆症状の頃から始まり、瘡蓋になってからも一週間はウイルスが排泄されている
http://www.seibyouka.com/caherpes.html
http://valtrex.jp/hsv/about/05.html
【ウイルスの感染性と消毒法】
◆ある実験によると、HSVウイルス溶液を付着させたガラス・プラスチック表面では3時間後、タオルでは1時間後までウイルスの感染性が認められた
http://activir.jp/pc/qa/herpes.html
◆HSVは消毒薬・紫外線・熱・乾燥には弱く、エンベロープを持つウイルスなので消毒用エタノールやポピドンヨード(イソジン)による消毒が有効である
http://www.yoshida-pharm.com/information/dispatch/dispatch42.html
◆ポピドンヨードの100倍希釈液は、ウイルス(単純ヘルペスウイルスなど)に対しては15秒以内に、殺ウイルス作用を現す(感染価を測定限度下に低下させる)
http://hobab.fc2web.com/sub6-sterilization.htm
◆HSVは、熱に弱く40℃以上で死滅する上に浴槽中では大量のお湯で希釈されるため、温泉や銭湯あるいは家庭の湯船で感染することはないと思われる
http://valtrex.jp/qa/05.html
◆トイレの便座、風呂椅子などにHSVウイルスが付着した場合、そこから感染する可能性はある
http://herpes.jp/gh/faq/infection.html#q04
◆HSVには塩素消毒が有効である上に、大量の水によって希釈されるため、水泳用プールの水から感染する事はないと思われる
http://www.pref.fukushima.jp/eisei/kanei/seiei/pool/pool_07.html
http://q.hatena.ne.jp/1089848400
◆感染予防には手洗い・手指消毒が重要である
http://home.hiroshima-u.ac.jp/katachan/bisei6.pdf

8 :
【単純ヘルペス感染と性的接触との関連】
◆HSVは基本的に感染力の強いウイルスですが、感染するかどうか、あるいは感染しても発症するかどうかという部分で非常に大きな個人差があります
 感染者と長年接触していても全く感染しない人もいる一方で、感染者とのたった一回の接触で感染する人もいます
◆初感染で発症し重症となる人もいる一方、感染しても発症せず無症状でウイルスを排出している場合も多く(70-80%)、本人も疾患に気づかないまま次の相手に移していることがあります
◆HSVに感染後、数ヵ月〜数年たってから発症することもあり、初めての発症が必ずしも初感染とは限りません
http://blog.m3.com/mission_no_std/20060627/1
◆ヘルペスが発症しても、必ずしも患者やそのパートナーが不誠実であったためではありません
http://valtrex.jp/management/06_06.html
◆ヘルペスが発症しても、必ずしも発症した時点でのパートナーから感染したとは限りません
http://valtrex.jp/management/06_07.html
◆パートナー間の感染は、必ずしも直ちに起こるものではありません。ずっと以前から一方は感染しており、もう一方は感染していなかったという場合もあります
http://valtrex.jp/management/06_06.html
◆感染源となったパートナーが無症候かあるいは症状が弱く感染に気づかなかったため、無自覚のまま相手に感染させてしまったケースが全体の70%近くを占めます
http://valtrex.jp/therapy/th01.html
◆パートナーが口唇ヘルペス感染者の場合、HSVが唾液中に排泄されるため、口腔と性器の接触によって性器ヘルペスに感染する場合があります
http://valtrex.jp/management/06_05.html
◆パートナーが性器ヘルペス感染者の場合、HSVが性器周辺に排泄されるため、口腔と性器の接触によって口唇ヘルペスに感染する場合があります
◆固定したカップル間でどちらかが性器ヘルペスであった場合、相手に感染する確率は1年間で約10%(コンドームを使わない時)というデータがあります
http://valtrex.jp/management/06_06.html
◆親の口唇ヘルペスが、オムツやトイレの世話をしているときに手指などを介して赤ちゃんの性器に感染することがあります
http://herpes.jp/gh/faq/gestation.html#q04

9 :
【性的接触による感染に対する防御】
◆子宮頸部・膣といった粘膜面はウイルスに対する防御力が弱く、このため、非感染者が感染パートナーから感染するリスクは男性では5%なのに対して、女性では10-30%というデータがあります
http://valtrex.jp/management/06_08.html
◆子宮頸部・膣にはHSVが感染しても疱疹・潰瘍ができない事が多いため、外陰部に病変がない場合、診断がつきにくく、子宮頸管炎・膣炎による大量の帯下(おりもの)、掻痒感などの症状からカンジダなどと誤診される事もあります
◆また、ヘルペスと同時にカンジダ、クラミジア、その他の性行為感染症(STD)に感染することもあります
◆膣分泌液中にはウイルスが排泄されます
◆男性の尿道粘膜からもウイルスが排泄されます
◆コンドームによってカバーされない外陰部・陰嚢・臀部などからのウイルス排泄も存在するため、コンドームを使用しても感染防御効果は100%ではありません
◆しかし、無症候性ウイルス排泄は、男性では陰茎・肛門、女性では子宮頸部に多いため、コンドームは感染のリスクを減少させます
◆パートナーへの感染予防のためには、時のコンドーム使用が強く推奨されます
◆性器にヘルペス病変が存在する時には、大量のウイルスが排泄されているので性的接触で相手にヘルペスを感染させるリスクが非常に高くなります
◆性器にヘルペス病変が存在する時には、他のあらゆる性行為感染症(STD)に感染するリスクが高くなります
◆性器のヘルペス病変は、非常に小さく自覚症状が弱い場合もあり、本人が気付かない事もあります
◆HSVは性器に病変がない時でも、その免疫逃避機構によって、HIV(エイズウイルス)感染の危険性を増加させるという研究結果があります
◆HSV感染者では、HIV感染のリスクは4-5倍になるというデータがあります
◆従ってHSV感染者には、HIVを含めたSTD感染リスクの低減のため、再発の有無にかかわらずコンドームの使用が強く推奨されます
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8106731
http://valtrex.jp/qa/05.html#q2
http://valtrex.jp/management/06_08.html
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20592277
http://www.aidsmap.com/page/1426935/

10 :
◆再発抑制療法によってパートナーへの感染率を75%低減させる事ができるというデータがあります
http://valtrex.jp/therapy/th02.html
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/14702423
【ヘルペスと妊娠】
◆ヘルペスは遺伝しません
◆ヘルペスが明らかな不妊の原因になるという報告はありません
◆ヘルペスの経胎盤感染はきわめて稀で、ほとんどが分娩時の経産道感染です。時に出生後の感染によるものもあります
http://valtrex.jp/management/05_01.html
http://www.eonet.ne.jp/~herpes/lecture.htm
◆性器ヘルペス合併妊婦の管理
http://www.jsog.or.jp/PDF/51/5104-095.pdf
【新生児ヘルペス】
◆HSVによる周産期感染症です
◆新生児は免疫機構が未発達なため、HSVに感染すると重症の全身感染症を発症する事があります
◆大部分は性器ヘルペスに罹患した母親からの経産道感染によって起り、一部は分娩末期の子宮内感染、出生後感染により生じます
◆出生後の水平感染の場合、母親のみでなく父親、祖父母、訪問客、医療従事者などの口唇ヘルペスやヘルペスひょう疽が感染源となる事があります
◆房部にヘルペス病変がある場合、授中の感染にも注意が必要です
◆日本では、頻度は出生1万人に0.7人、HSV-1:HSV-2比は、2:1です
◆病態と臨床経過により以下の3型に分けられます
 1. 全身型:HSVが血行性に全身に播種される。最も重篤で致命率が高く、しばしば劇症肝炎様に発症する
 2. 中枢神経型:新生児単純ヘルペス脳炎。生命予後は良いが高率に神経学的後遺症を残す
 3. 表在型:皮膚・目・口に病変が限局。総じて予後は良い
◆母親の性器ヘルペスは無症候性である事が多いので、新生児の発症時に母親にヘルペス病変が認められるとは限りません
◆母親の性器ヘルペスの既往は25%程度です
◆母親が出産前からHSVに感染していて免疫がある場合には、胎盤経由で胎児に抗体が移行するため感染しても新生児の症状はそれほど重症化しません
http://valtrex.jp/management/06_12.html
http://www.amazon.co.jp/ヘルペス脳炎―診療ガイドラインに基づく診断基準と治療指針-日本神経感染症学会/dp/4521678211

11 :
【診断・検査法】
◆検査法
http://valtrex.jp/management/03_01.html
◆病変がない時にはヘルペスの確定診断はできません。また、症状がない場合は検診扱いになるので保険がききません
◆仮に専門家であっても、検査も診察もせずにインターネット上で診断をつける事は不可能です
 ヘルペスかどうか不安な場合、まずは病院に行きましょう
◆特に、症状が典型的でない場合には診断が相当難しくなります。経験ある医師の診断を求めるべきです
【抗体検査・免疫】
◆初感染時には抗HSV(単純ヘルペスウイルス)血清抗体価は陰性である
◆感染後、抗体が産生されるまでタイムラグがあり、IgMは2〜3週間、 IgGは約6週間で陽性になる
◆したがって、抗体検査で陽性という結果は過去のウイルス感染を示し、現在の症状がHSV感染によるという事を必ずしも意味しない
◆保険適応のある補体結合反応:CF法、による血清抗体価の測定はHSV-1とHSV-2の判別ができない
◆HSV-1、HSV-2の型の判別をつけるには、血清中の型特異的なIgGを測定する(中和反応:NT法)が、この検査は健康保険の適応外なので検査費用が高くなる
◆CF法、NT法とも、およそ30%ほどのHSV感染者に偽陰性が見られる
◆このため、血清抗体検査が陰性の場合でも感染を否定することはできない
◆HSV(単純ヘルペスウイルス)に対する抗体価は、高くても低くても再発頻度や重症度とは関連がみられない
◆抗体価が高くても再発頻度が高い場合もあるし、抗体価は低くても再発頻度が低い場合もある
◆これは、ヘルペスの再発頻度や病変の治癒に関与しているのは、抗体などの液性免疫ではなく、主に細胞性免疫であるからである
◆このため細胞性免疫が低下しているアトピー性皮膚炎患者の場合、ヘルペス感染によって重い症状を示す事がある(カポジ水痘様発疹症)

12 :
◆HSVに一度感染して免疫が成立しても、その免疫力は不完全で二度目の感染を完全に防御することはできない
◆このため、口唇HSV-1感染を持つ人が、性器にも同じHSV-1の感染を受ける事もあるし、性器HSV-1感染を持つ人が口唇にもHSV-1の感染を受けることもある
 HSV-2の場合も同様である(再感染)
◆ただし、HSV感染者には不完全ながらも部分的な免疫力があるので、二度目にHSVに感染する可能性は未感染者よりも低くなり、感染しても発症しなかったり発症しても症状が軽くなったりする可能性は高くなる
◆したがって、ヘルペスの病変部を触った手で自分の体の他の粘膜を触るなどして、自分で自分の感染部位を拡大させてしまうケースは、まだHSVに対する免疫が成立していない初感染時に最も多い
http://valtrex.jp/management/03_06.html
http://herpes.jp/lh/symptom/where.html
【ウイルス型による違い】
◆日本では性器ヘルペスの初発例の約50%がHSV-1による
◆単純ヘルペスウイルス(HSV)にはHSV-1、HSV-2の2つの型が存在し、2つとも口唇・性器のどちらにも感染し、ヘルペスを発症させる
◆典型的にはHSV-1は三叉神経節に潜伏し、口周辺に再発を起こす
◆典型的にはHSV-2は腰・仙髄後根神経節に潜伏し、性器周辺に再発を起こす
http://valtrex.jp/hsv/about/02.html
◆一人の人間が口唇ヘルペスと性器ヘルペスの両方を発症する事もある
◆一人の人間がHSV-1とHSV-2の両方に感染する事もある
◆稀であるが、一人の人間の一つの部位に両方のウイルスが感染することもある
◆症状のみからHSV-1とHSV-2を見分けることはできない
◆HSV-1による性器ヘルペスはHSV-2によるものよりも再発頻度は低い傾向にある
◆HSV-2による口唇ヘルペスはほとんど再発しないので、再発性の口唇ヘルペス症例はほぼ全例がHSV-1によるものと言える
http://www.herpes.com/hsv1-2.html

13 :
◆再発頻度が高い順序
1. HSV-2による性器ヘルペス
2. HSV-1による口唇ヘルペス
3. HSV-1による性器ヘルペス
4. HSV-2による口唇ヘルペス
◆HSV-1に感染しているとHSV-2に感染する可能性は減少する
◆HSV-2に感染しているとHSV-1に感染する可能性は減少する
◆すでに片方のウイルスに感染している場合、2つ目の型に新たに感染してもその症状が軽症になる傾向があり、全く発症しないという可能性も増加する
http://www.herpes.com/hsv1-2.html
◆HSV-1に罹患していても、HSV-2に感染するが、この場合無症状のことが多い
http://www.dermatol.or.jp/qa/qa5/q05.html
◆一般に HSV-2の方がHSV-1よりも再発頻度が高いが、同じHSV-2に感染していても月に数回再発する人と数年に1回しか再発しない人がいる
潜伏しているウイルス量によるとされているが、その他に免疫能力やウイルスの株の差によるとの考えもある
HSV型別再発頻度(回/年)
HSV-1:女性2.1:男性2.2
HSV-2:女性7.2:男性12.3
http://www.dermatol.or.jp/qa/qa5/q06.html
◆皮膚・粘膜のHSV感染症の臨床病型とウイルス型(1982-2002年3月)n=1690
臨床病型:HSV-1:HSV-2
歯肉口内炎:22:0、Kaposi水痘様発疹症:194:3、口唇ヘルペス:446:0、顔面のヘルペス:220:4
耳・頭部のヘルペス:10:0、ヘルペス性ひょう疽:36:19、体幹・上肢のヘルペス:27:9
急性型性器ヘルペス:67:33、再発型性器ヘルペス:17:266、恥丘・肛囲のヘルペス:4:17
陰嚢のヘルペス:0:4、臀部のヘルペス:6:117、下肢のヘルペス:1:31
http://www.dermatol.or.jp/qa/qa5/q04.html

14 :
【血清抗体保有率】
◆以前は、HSV-1は思春期までにほとんどが感染し、抗体を保有するとされていましたが、最近では初感染年齢が高くなり、成人に達してもHSVの抗体保有率は45%程度です
http://www.dermatol.or.jp/qa/qa5/q05.html
◆日本での成人の血清抗体保有率は、HSV-1は50-70%、HSV-2は5-10%です
http://valtrex.jp/management/01_03.html
◆健常人100名(平均年齢32歳、SRL社員)における血清中のウイルス抗体価分布を図に示しました
坑HSV、CF抗体価
4未満:49%、4:0%、8:4%、16:19%、32:24%、64:4%
坑HSV、EIA(IgG)価
4未満:46%、~8:3%、~16:2% 、~32:7% 、~64:8% 、~128:28% 、~256:6%
http://www.srl.info/srlinfo/infection/ratio/ratio.html
◆ ある調査では、血清バンクの血清、合計614例を用いELISA法でHSV型特異抗体を測定し、以下の結果が得られた
1973年 抗HSV-1抗体保有率は、男性75.3%、女性80.6%、抗HSV-2抗体は同10.2%、9.9%
1993年 抗HSV-1抗体保有率は、男性54.4%、女性59.6%、抗HSV-2抗体は同1.8%、1.2%
http://www.nih.go.jp/niid/reports/repo_99_3.html

15 :
◆ ある医療短期大学学生の各種ウイルス抗体保有状況を調べたところ、1型、2型を合わせたHSV抗体保有率は30%となり、他のヘルペス科ウイルスに比べて極めて低かったが、これまでに報告されている同年代の陽性率とほとんど差はみられなかった。(1991年)
http://reposit.lib.kumamoto-u.ac.jp/bitstream/2298/18253/1/MT0001_065-068.pdf
◆ 坑HSV抗体保有率(1996年)日本皮膚科学会
年齢ー陽性率
10代ー16.7%、20代ー46.5%、30代ー47.0%、40代ー71.4%
50代ー73.3%、60代ー89.4%、70代ー95.8%
http://www.dermatol.or.jp/qa/qa5/q05.html
◆抗HSV‐2抗体保有率は、性行動の活発さに比例しており、日本では一般妊婦等では10%前後だが、 コマーシャルワーカーにおいては80%というデータがある(1999年)
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k02_g2/k02_51/k02_51.html
◆ ある看護短期大学での調査では、看護学生(19-20歳)の抗HSV抗体保有率は35.8%であった(2005年)
抗トキソプラズマ抗体保有率:4.6%、坑CMV抗体保有率:63.4%、坑HSV抗体保有率:35.8%
これら3つの病原体に対する抗体保有率は約20年前と比較して明らかに低下傾向にあり、これらの病原体に妊娠中に初感染する症例が将来増加することが懸念される
http://ci.nii.ac.jp/naid/10016462748

16 :

【治療】
◆【日本性感染症学会 性感染症 診断・治療 ガイドライン2008年度版 性器ヘルペス】より
http://jssti.umin.jp/pdf/guideline2008/02-4.pdf
a) 初発
初発例には、アシクロビル錠200mgを1回1錠1日5回、または、バラシクロビル錠500mgを1回1錠1日2回 5〜10日間経口投与する
重症例では、注射用アシクロビル5mg/kg/回を1日3回、8時間ごとに1時間以上かけて、7日間点滴静注する
症状に応じて、経口、静注ともに投与期間を10日間まで延長する
脳炎や髄膜炎を合併したものではアシクロビル5〜10mg/kg/回を1日3回8時間ごとに1時間以上かけて、7日間点滴静注する
b) 再発
アシクロビル200mg錠を1日5回、またはバラシクロビル錠500mgを1日2回、5日間経口投与する
発症してから1日以内に服用を開始しないと有意な効果が得られない
また、再発の前駆症状である局所の違和感や神経様の疼痛があるときに本剤を服用すると、病変の出現を予防できることがある
したがって、あらかじめ薬をわたしておいて、早めに服用させるが、6時間以降では抑制率が20%に低下する
また、軽症例に対しては3%ビダラビン軟膏または5%アシクロビル軟膏を1日数回、5〜10日間塗布する
ただし、これらの抗ヘルペスウイルス薬含有の軟膏は、病変局所しか働かず、ウイルス排泄を完全に抑制できず、局所保護程度の効果しかなく、病期を有意に短縮することはないといわれている

17 :
◆治療には抗ヘルペスウイルス薬の早期服用が重要です
http://valtrex.jp/hsv/about/03.html
◆抗ウイルス薬を服用しても、新しい皮疹の形成停止まで約2日、完全痂皮化まで約5日と、すぐには治らない事が分かります
http://valtrex.jp/hsv/about/05.html
◆初感染時の抗ウイルス薬による早期治療はその後の再発頻度を減少させる可能性があります
http://valtrex.jp/hsv/about/03.html
◆ある研究によると、初感染時の神経節内HSV数が再活性化率を決定することが報告され、初感染時に充分に治療して潜伏するHSV数を減少させれば、再発を減少できる可能性が示されました
http://www.jstor.org/pss/30137649
◆また、より積極的な治療を希望する患者に対しては、現在の保険上は自費負担となりますが、
患者の手元に常に治療薬があることで安心感を与えるpatient-initiated therapyや
抗ウイルス薬の予防的投与であるsuppressive therapyなど、患者の要望に応じた情報提供を行ってください
http://valtrex.jp/management/06_02.html

18 :
【潰瘍、疼痛、排尿困難、髄膜炎、等に対する対処】
◆既に出てしまった水疱は、抗ウイルス薬を飲んでも早く治ることはありません
◆水疱が潰れて潰瘍になった場合、細菌感染を起こすと治癒が遅れ、跡が残る原因にもなるので、清潔を保ち、消毒薬・抗生物質など適宜使用するといいでしょう
◆水疱内容物にはウイルスが大量に含まれていて、これは自分の目や口や肛門などの粘膜および皮膚の傷口などに感染する可能性があります
◆既に出てしまった水疱は、「水疱をつぶしてアルコール消毒するのが一番早く治ります」と、ある専門家が答えています
http://www.eonet.ne.jp/~herpes/news.htm
◆しかし性器には消毒用アルコールでは刺激が強すぎるという場合、代わりに100倍に希釈したポピドンヨード(イソジン)で消毒するのがいいでしょう
http://hobab.fc2web.com/sub6-sterilization.htm
◆特に女性の初感染では排尿時の痛みが激しい場合が多く、トイレに行く回数を減らすため水分摂取を控えた結果、脱水を起こしたり膀胱炎を併発したりする事があります
◆排尿痛対策として、湯船や洗面器にお湯を浅くはり、その中で済ませると痛みが和らぎます
◆対症療法として、局所の痛みに対して消炎鎮痛薬の投与、局所麻酔剤の塗布も行われます
http://www.city.sapporo.jp/hokenjo/f1kansen/f13herupesu.html
◆また、初感染の10%程度にElsberg 症候群による排尿排便困難が見られます
 尿閉を起こした場合には導尿などの処置が必要になります
 出そうと思っても尿が出なくなった場合、放置すると危険ですので直ちに病院を受診し治療を受けて下さい
◆初感染では高熱や髄膜刺激症状を伴う強い頭痛・悪心・嘔吐などを示すことがあり、単純ヘルペス髄膜炎を発症する事があります
 このような場合には、速やかに病院を受診し入院して治療を受けて下さい
 単純ヘルペス髄膜炎は一般に全身状態は良く予後は良好です
◆意識障害や精神症状、痙攣は脳実質内病変を示唆する徴候と考え、脳炎としての対処が必要です
http://www.amazon.co.jp/ヘルペス脳炎―診療ガイドラインに基づく診断基 準と治療指針-日本神経感染症学会/dp/4521678211

19 :
◆ステロイド軟膏について
ステロイドについては過去スレでも常に賛否両論でしたが、論理的には経口抗ウイルス薬の投与下であれば、治療上有益であると思われます
皮膚・粘膜に水疱が生じるのは、そこで増殖したウイルスに対する免疫反応なので、抗ウイルス薬でウイルスの増殖を抑えつつ、ステロイド軟膏で局所の免疫・炎症反応を抑制すれば、水疱・潰瘍の数やサイズを抑えられ、治癒も早くなるという理屈です
また、経験的にも有効であると思えばこそ、実際に多くの医師がヘルペスに対してステロイド軟膏を処方しているのでしょう
> ▲▼口唇ヘルペスについてPart11▼▲
> 665 :病弱名無しさん:2010/05/25(火) 20:20:08 ID:z4u7EG0RP
> 俺は帯状疱疹で病院に行った時に医者からバルトレックスとアラセナ軟膏と
> デルモゾールG軟膏(ステロイド)の3種類の薬を処方された。
> 口唇ヘルペス持ちの俺は時々口唇ヘルペスでステロイド剤を処方する医者があることは知ってたので、
> その医者にステロイド剤を出す意味を尋ねてみたら、次のような答えだった。
> ヘルペスウイルス自体を退治するのは免疫には頼らず抗ウイルス剤に任せる。
> 疱疹ができている患部周辺は、ウイルスに感染した体細胞だけにとどまらず、
> 健康な体細胞までも免疫細胞が暴走気味に破壊しまくっているので疱疹や炎症が拡大する。
> ウイルスはバルトレックスなど退治しているので、患部の免疫作用はステロイド軟膏などで
> 局部的に抑制して疱疹や炎症の拡大を止めることで治りが早くなる。
> ただし、ステロイド剤は塗布剤などで局部的な使用にとどめなくてはいけない。
◆ただし、カポジ水痘様発疹症を発症したアトピー性皮膚炎患者の場合など、ステロイドが禁忌とされるケースがあります
 処方されたステロイド外用剤を使用して明らかに症状が悪化した場合などは、使用を中止し処方した医師に相談するなど適切な処置をとって下さい

20 :
【再発】
◆再発について
http://valtrex.jp/hsv/about/02.html
◆口唇ヘルペス再発頻度
http://herpes.jp/lh/survey/001.html
◆性器ヘルペス再発頻度
http://herpes.jp/gh/life/survey/001.html
◆HSVのウイルスDNAを潜伏先の神経細胞から取り除く事はできませんが、これが潜伏先で増殖せずにおとなしくしていてくれる限り、感染者は精神的、身体的苦痛を感じる事なく日常生活を送る事ができます
◆ウイルスDNAを活性化させ、再発の誘因となるものとして、疲労、発熱、外傷、紫外線、月経、妊娠、感染症、飲酒、喫煙などの身体的ストレスや精神的ストレスなど、全身の代謝・内分泌・免疫系を撹乱すものが知られています
http://herpes.jp/gh/symptom/relapse.html
◆また再発部位への物理的刺激、辛過ぎたり熱過ぎたりする食品や歯科治療(口唇ヘルペスの場合)、やマスターベーション(性器ヘルペスの場合)などは、
その刺激がウイルスの潜伏している細胞(知覚神経細胞)に伝わる事で潜伏しているウイルスDNAの活性化を引き起こすものと考えられます
◆免疫力の低下などで、活性化したウイルスの増殖が抑制できない場合、再発に至ります
◆免疫抑制剤、抗ガン剤などの使用中は、当然ですが再発しやすくなります
◆ウイルスの活性化および再発は、通常初感染から年月が経過するに従って減少していきます
◆このため、初めてヘルペスを発症したときには頻繁だった再発も、多くの場合は数年〜数十年後にはほとんど再発しないレベルにまで低下しますが、ゼロにはなりません
◆まれに、年数が経過するほど再発頻度が高くなるケースがあります
◆高齢、癌、糖尿病などで免疫力が低下した場合、再び再発が頻繁になる事があります
◆ウイルス活性化を抑制する機序は現在解明されていません。それを言ったらウイルスを活性化させる機序も、ですが

21 :
◆神経節の知覚神経細胞核内でのウイルスDNAの活性化、DNA複製、ウイルス粒子の形成
   ↓
 ウイルスが神経線維内部を伝って下降、皮膚・粘膜に至る
   ↓
 皮膚・粘膜での微小病変の形成、および無症候性ウイルス排泄(局所の免疫力が強ければこの段階で微小病変は排除される)
   ↓
 皮膚・粘膜でのウイルス増殖(前駆症状)、ウイルス排泄増加
   ↓
 臨床的な皮膚・粘膜病変の形成(再発)、大量のウイルス排泄
http://journal.chemotherapy.or.jp/full/05403/054030217.pdf
◆したがって前駆症状の段階で治療を行っても無症候性ウイルス排泄による他者への感染は防御できません
◆ストレスを避けたり紫外線を避けることで無症候性ウイルス排泄を減少させる手法については効果の検証が困難であるため、
 無症候性ウイルス排泄を減少させる手段として確実に有効性が証明されているのは、再発抑制療法のみであると思われます
【再発抑制療法】
◆1980年代から抗ウイルス薬の継続投与によって性器ヘルペスの再発を抑制する治療法が確立されている
◆潜伏神経細胞内でウイルスDNAが再活性化した時点でウイルス増殖を阻害できるため、高い再発抑制効果を示す
◆また、無症候性ウイルス排泄を大幅に減少させる事ができる

22 :
○GH再発抑制療法について
http://valtrex.jp/therapy/th01.html
○日本性感染症学会 診断・治療ガ イドライン2008年度版
http://jssti.umin.jp/pdf/guideline2008/02-4.pdf
○性器ヘルペス再発抑制療法の現状と問題点 ―基礎の立場から―
http://journal.chemotherapy.or.jp/full/05403/054030217.pdf
○新薬の承認審査に関する情報(バルトレックスの性器ヘルペス再発抑制療法の承認に当たっての審査報告書)
http://www.info.pmda.go.jp/shinyaku/r06/0801/34027800_21200AMY00148_A100_1.pdf
○異性パートナーへの性器ヘルペス感染抑制試験 (N Engl J Med 2004; 350: 11-20)
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/hotnews/archives/284256.html
◆アシクロビルでは、6年間にわたり長期服用しても副作用はほとんどないとされている
◆抑制療法により60〜70%の患者では再発を抑制できるが、年10回以上も再発する患者では服用中に再発することもある
◆抑制療法により耐性HSVが0.2%に出現するとの報告がある
◆バラシクロビルの投与方法の違いによるによる再発抑制効果は
500mg1日2回 > 1000mg1日1回 = 250mg1日2回 > 500mg1日1回 >> 250mg1日1回
http://www.info.pmda.go.jp/shinyaku/r06/0801/34027800_21200AMY00148_A100_1.pdf

23 :
【アシクロビル】(ACV) 商品名 : ゾビラックス
◆1974年バローズ・ウェルカム研究所(現グラクソ・スミスクライン社)にてガートルード・エリオン(1918-1999年)によって開発された史上初の抗ウイルス薬である
 この功績によりエリオンはノーベル医学・生理学賞を受賞した
http://www.nikkei-science.com/beyond-discovery/leukemia/09.html
◆ACVはHSV-1およびHSV-2(単純疱疹ウイルス1型、2型)に対して最も強い抗ウイルス活性を示し、VZV(水痘・帯状疱疹ウイルス)にはHSVの1/10程度の活性しか示さない
CMV(サイトメガロウイルス)に対する活性はさらに低い
◆ACVはグアノシンの類似体で、リン酸化されたアシクロビル三リン酸(ACV-TP)は、DNA合成の正常基質であるデオキシグアノシン三リン酸(dGTP)と競合し、ウイルスDNAポリメラーゼを阻害する代謝拮抗薬である
◆ウイルスのチミジンキナーゼはACVをリン酸化するが宿主のチミジンキナーゼはACVをリン酸化しない
◆ウイルスのDNAポリメラーゼはACV-TPをdGTPと誤認してウイルスDNA鎖に取り込む
◆ACV-TPが取り込まれたDNA鎖は伸張を停止するのでウイルスの複製は阻害される
◆ACVの正常細胞への取り込みは、感染細胞に比べてかなり少ない
◆宿主のチミジンキナーゼはACVをリン酸化しないため、正常細胞内ではACVはリン酸化されずDNA合成阻害作用を示さない
◆宿主のDNAポリメラーゼはACV-TPに対してほとんど親和性がないため、宿主DNAの合成は阻害されない
◆このためウイルスに感染していない細胞に対してのACVの細胞毒性は極めて低く、長期服用しても副作用はほとんどないとされている
◆増殖中のウイルスに対してのみ効果を発揮するため、神経細胞中に潜伏しているウイルスDNAを排除する事はできない
http://kusuri-jouhou.com/medicine/acv.html
http://glaxosmithkline.co.jp/medical/excl/zovirax/08_02.html
【副作用】
http://glaxosmithkline.co.jp/medical/excl/zovirax/06_40200400.html
◆約75%が腎臓から排泄されるため、腎機能低下時には用量の調節が必要である
◆重大な副作用としては、脱水・腎機能低下などにより血中濃度が高くなりすぎた場合に、尿細管内でACVの結晶が生じる事による腎障害、ACVの血中高濃度状態の遷延による精神神経症状などが知られている
http://www.treatneuro.com/archives/638

24 :
【耐性ウイルス】
◆ACV耐性ウイルスの発生は報告されているが免疫機能が正常な患者の場合、非耐性ウイルスと同様に治癒するため、通常問題にはならない
◆ACV耐性ウイルスが蔓延したという報告はない
◆これは、耐性を獲得したウイルスは増殖に必要な他の遺伝子にも異常があり、非耐性ウイルスよりも増殖能力が低いことが多いためと考えられる
◆すなわち、耐性ウイルスは非耐性ウイルスよりも増殖能力が低いため、免疫抑制状態の患者以外の感染者は、ACV無しでも自前の免疫力だけで耐性ウイルスに対処できるため問題にならないと考えられる
http://jssti.umin.jp/pdf/guideline2008/02-4.pdf
【生物学的利用能】
◆軟膏による病変部への局所投与では神経節で増殖しているウイルスには効果がないため、全身投与(静脈注射・経口投与)が推奨される
◆しかし、ACVは消化管からの吸収率が約20%と低く、経口投与では血中濃度を十分に高める事が困難である
◆一度に摂取する薬剤量が増加すると吸収率はさらに低下する
◆このため少量の薬剤を頻繁に摂取する必要がある(200mgを1日5回など)
◆ACVは、一旦吸収されれば血中から組織への移行性が良く、高い効果を期待できるため、いかにして経口での吸収率を上げるかが課題であった
◆これを解決したのがバラシクロビルである
http://www.nanzando.com/books/77441.php
【バラシクロビル】(VACV) 商品名 : バルトレックス
◆経口摂取後に肝臓で代謝されてアシクロビルに変換されるプロドラッグである
◆経口摂取による吸収率が約80%と大幅に改善し、血中濃度はACV経口薬服用時の3〜5倍になる
◆このため経口投与でも容易に高い血中濃度を得られ、一日の投与回数も減らす事ができるようになった(500mgを1日2回など)
◆効果を発揮するには肝臓による代謝が必要なため、注射薬や軟膏は存在しない
http://www.nanzando.com/books/77441.php
http://glaxosmithkline.co.jp/medical/medicine/item/valtrex_tab500/valtrex_tab500.pdf
http://glaxosmithkline.co.jp/medical/excl/valtrex/valtrex_detail.pdf

25 :
【ビダラビン】(Ara-A) 商品名:アラセナ-A
◆Ara-Aは、HSV、VZVおよび保険適応はないがCMV(サイトメガロウイルス)に対して抗ウイルス活性を示す
◆注射薬と軟膏がある
◆Ara-Aはアデノシンの類似体で、リン酸化されたビダラビン三リン酸(Ara-A-TP)は、DNA合成の正常基質であるデオキシアデノシン三リン酸(dATP)と競合し、ウイルスDNAポリメラーゼを阻害する代謝拮抗薬である
◆Ara-Aは、宿主のチミジンキナーゼによってリン酸化される
◆このためチミジンキナーゼに変異を持つACV耐性ウイルスにも有効である
◆しかし、ACV耐性ではないウイルスに対してはAra-AよりもACVの方が高い効果を示す
◆従って、ACV、Ara-Aのいずれも使用できる状況下でAra-Aが優先的に使用される例は少ない
◆また、Ara-A-TPはウイルスのリボヌクレオチドレダクターゼを阻害し、DNA合成基質である4種類のヌクレオチドの生成を抑制する
◆Ara-A-TPは宿主のリボヌクレオチドレダクターゼへの親和性は低く正常細胞ではほとんどDNA合成阻害作用を示さない
◆また、Ara-AはSアデノシル−L−ホモシステイン水解酵素を阻害しウイルス増殖に必要なタンパク質の合成を抑制する
◆副作用は軽微なものが多いが頻度はACVよりも高い
◆重大な副作用としては、骨髄抑制や精神神経障害などが知られている
◆約50%が腎臓から排泄されるため、腎機能低下時には用量の調節が必要である
http://www.nanzando.com/books/77441.php
http://www.sato-seiyaku.co.jp/arasenas/product/antivirus.html

26 :
【ヘルペスウイルス科】
◆「ヘルペスウイルス科」のウイルスのうち、人間を宿主とするウイルスは現在までに8つの種が発見されている
 HHV-1 単純ヘルペスウイルス1型  (HSV-1) 口唇ヘルペス、性器ヘルペス、その他の単純疱疹(単純ヘルペス )
 HHV-2 単純ヘルペスウイルス2型  (HSV-2) 口唇ヘルペス、性器ヘルペス、その他の単純疱疹(単純ヘルペス )
 HHV-3 水痘・帯状疱疹ウイルス   (VZV)  水疱瘡(水ぼうそう)、帯状疱疹 (帯状ヘルペス)
 HHV-4 Epstein-Barrウイルス    (EBV)  伝染性単核球症、バーキットリンパ腫
 HHV-5 サイトメガロウイルス    (CMV)  伝染性単核球症
 HHV-6 ヒトヘルペスウイルス6型   (HHV-6) 突発性発疹
 HHV-7 ヒトヘルペスウイルス7型   (HHV-7) 突発性発疹
 HHV-8 Kaposi肉腫関連ヘルペスウイルス(KSHV) カポジ肉腫
http://www.yoshida-pharm.com/information/dispatch/dispatch42.html
◆エンベロープを持つ二本鎖DNAウイルスである
◆HSV-2、HHV-8を除けばいずれも極めて普遍的なウイルスで、人類に広く感染している
◆ヘルペスウイルス科のウイルスは、初感染後も宿主体内にから消失することなく潜伏感染し、宿主免疫能が低下した際に再活性化し再帰発症(再発)するという、共通した生物学的特徴を持つ
◆ウイルス種によっては、初感染時に高い頻度で不顕性感染をきたし、宿主が感染に気付かずにいることが多い
http://ja.wikipedia.org/wiki/ウイルスの分類
http://ja.wikipedia.org/wiki/ヘルペスウイルス科
◆人間に感染するヒト以外の動物由来のヘルペスウイルスには、サル水痘ウイルスとBウイルス(両方とも猿に由来する)が知られている
◆ウイルスは宿主特異性が強く、他種への感染は、起こるとしても大抵は宿主に近縁な種への感染に限られる
◆鯉や馬や猫など人間に近縁ではない動物を宿主とするヘルペスウイルスは、人間に対しての感染性を持たない

27 :
■注意■
ヘルペスは症状にかなり個人差がある病気なので、このスレッド に書かれている事例があなたにもそもまま当てはまるとは限りません
ネット上にもまだまだ多くある不正確な情報に振り回されず、可能な限り正しい知識を学んで下さい
不明な点は自分の主治医に直接確認すること
■感染したばかりで不安な方へ■
性器ヘルペスはごくありふれた病気です
歴史も非常に古く、ギリシア時代の文献にも残っています
またアメリカ国内では4人に1人が感染しているといわれており、
海外はもちろん、昨今の日本国内でも誰でもかかる可能性のある病気です
日本でも一年間の患者数が7万人を超えています
感染したての時期にはショックが大きく辛い思いをするでしょうが、
死ぬような病気でもないので神経質になりすぎず、免疫力をつけ自分で体調管理をしていく事が大切です
うまくつきあっていける様に心がけましょう
現在は良く効く薬があるので上手に使いましょう
性的関係を持つ前に、相手にヘルペスの事を伝えておくのは人間として最低限の礼儀です
ヘルペスに感染しても人生終わりではありません
過去スレにも複数実例が出ている様に、性器ヘルペスに感染した後で、新たな恋愛関係をスタートさせ、結婚し、子供を持って、幸せな家庭を築いている人達は大勢います
誠実で正直な、上っ面でなく本質から魅力的な人間になって、ヘルペスに打ち勝ちましょう

28 :
前スレを消費してから使用しましょう
過去ログ
ヘルペス【HSV】 再発11回目 (><;)
http://life9.2ch.net/test/read.cgi/body/1188948279/
ヘルペス【HSV】 再発12回目 (><;)
http://life9.2ch.net/test/read.cgi/body/1200239254/
ヘルペス【HSV】 再発13回目 (><;)
http://life9.2ch.net/test/read.cgi/body/1206022818/
ヘルペス【HSV】 再発14回目 (><;)
http://life9.2ch.net/test/read.cgi/body/1213981225/
ヘルペス【HSV】 再発15回目 (><;)
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/body/1226836612/
ヘルペス【HSV】 再発16回目 (><;)
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/body/1241071053/
ヘルペス【HSV】 再発17回目 (><;)
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/body/1251902831/
ヘルペス【HSV】 再発18回目 (><;)
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/body/1266610470/
【HSV】ヘルペス再発19回目(><;)
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/body/1283698892/
【HSV】ヘルペス再発20回目(><;)
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/body/1303213326/
【HSV】ヘルペス再発21回目(><;)
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/body/1317664089/
皆の健闘を祈ります

29 :
>>1乙(^^)/

30 :
バルト5日間服用し化膿がほぼ治った二日後夜中にズキンとして目が覚め、米粒大のしこりができていました。 薬を塗りイソジンで消毒はしています。たまにズキンと痛むのが三週間続いていて不安です。触れても何故か痛みがありません。

31 :
>>30
治るのが遅いと不安になるね。
私もちょうどそんな再発をしたことがあります。
初期症状の時にバルト飲まないと意味がないって言われるけど(再発初期にも飲んだけど)、あまりに治らなくてもう一度バルトもらって飲みました。
それが効いたのかどうかわからないけどしばらくしてしこりは消えました。
ストレスを溜めても逆効果なので「いずれ治るさ!」くらいでいたほうが良いかも知れませんね。
ゆっくり休んでくださいね。

32 :
>>31 深夜にレスありがとうございます。 初発症が化膿だけで軽く済んだと甘くみていました。 表面は良くも悪くもならないまま、内部でウィルスが増えている
気がして。大陰唇内側です。あまり深刻にならず様子をみることにします。

33 :
再発。
付き合って3ヵ月のパートナーにカミングアウトしました
移りたくないから、症状が出ている時はちゃんと伝えてねと言われました
リスクを負わせて申し訳ない
この病気がこんなに悲しいなんて思わなかった

34 :
>>33
女性ですか?

35 :
うつりたくないからとか言うってことは子作りしたくないってことかな?
本当に好きなら気にしないんだよね?
ここでプラス思考な人は口を揃えて二言目にはそういってるけど

36 :
>>34
はい

37 :
>>35
いい年なのですが、
お互いの経済面が安定していないので子供は難しいかもしれません
まだ3ヵ月なので結婚の話もないですが願望はあります

38 :
>>37
男のヘルペスなんてたかが知れてる
嫁に移されるなら本望
何歳ですか?
俺は移すのは絶対イヤだけど、
一生こいつだけ!って女に移されるなら本望だけどな
でも早死にせんといてくれとは思うが

39 :
って言うかさ、移すかも?なんて思って
するくらいならしないほうがマシなんだけど
しんどい

40 :
好きな子がヘルペスだったら
喜び狂うだろうな

41 :
>>38
やっぱりそうなんだよね?本当に好きならさ
>>37
いや、あなたの最初のレスからして彼はヘルペス移されるのはいやと結構露骨に言ったみたいだからさ
症状がないときでも生したらうつる可能性あるんだよ。だからうつりたくないって相手なら症状ないときでもゴム必須なんだよね
だから経済うんぬんより彼がヘルペスうつりたくないなら子作りは人工受精かなんかしないと無理かな…と

42 :
>>41
常に生ではしませんよ
人工受精とか今は全く考えられないかな
結婚のけの字も出てないので
確かにはっきりと移されたくないと言われたのはショックでした
上のレスのような事を言われたら心底嬉しいだろうなー
けど、リスクを負っても私と居てくれる人の一生の問題になる事ですし
ウイルスを持ってるのにそんな希望は厚かましいと思ってしまいます

43 :
毎週末の様に再発しまくっているけど、私のように月に何度も出る人っていますかね?

44 :
>>43
週末疲れがたまるから再発しやすいよね
でも毎週は珍しいかも

45 :
もう既に自分がヘルペスになってるから「自分がヘルペスじゃなく、好きな人がヘルペスだったら移ってもいい」って思えるけどね
ぶっちゃけ、自分がヘルペスじゃなかったらやっぱり移りたくないな。
気をつけてても好きな人から移ってしまったらそれはしょうがないけど、防げるものなら防ぎたいと考えるのは普通だと思う。

46 :
>>45
じゃあ子作りはできないじゃん
私ならたとえ自分が感染してなくても好きな人からなら受け入れるかな

47 :
いくら自分のことでもヘルペスに感染してしまう前の思考なんて、感染してしまった今ではわからないと思うけどな
その立場(状況)になることはもう絶対無理なんだし、感染してしまってるから言えるだけだよ

48 :
子作りできないって極端だなおい

49 :
イク瞬間まで手でしごいて
パッと入れてパッと出せば大丈夫じゃね

50 :
GSKが開発してたワクチンのHerpevacの3相の結果でたけど
結局あれって発売はされなくなったの??
1型には効くみたいだけど。
性器でも1型のひとってけっこういるから有用だと思うんが。

51 :
あーそういえば俺、2年くらい前に新薬の治験うけたよ
バルトと効果的には同じで安価になるらしい

52 :
皆さん独り身ですか?
もう限界だわ
せっかく男前に生まれて
何一つ不満のない人生だったのに
もう一生一人と思うと生きてたくないわ
誰か結婚しようよ

53 :
私も自分で言うのもあれだが不細工ではないし
この病気なかったらと思うともう絶望とまらない
自由に気がねなくして自由に結婚して子供欲しいよ
ヘルペスだなんて言えないから無理

54 :
>>53
結婚しません?
冗談抜きで

55 :
結婚したいですよね…本当は
上の方にあるSNS参加したいけどなんか怪しくてできないなぁ

56 :
自分で自分の容姿をプラスにいう人で不細工じゃない人を見たことがないw
ヘルペスになって絶望的になってるのはわかるけどさ、ヘルペスだろうがヘルペスじゃなかろうが独りのやつは独りだよ

57 :
たぶんただの悪口に捉えられるだろうけど、ヘルペスになったからって人生終わりじゃないから
あまり悲観的にならないでよ
私はヘルペスだけどヘルペスよりも別のことで人生終わってるからさw

58 :
ヘルペスなんてなりたくなかったし再発も酷いけど、
私はヘルペスの事以外では今の方が毎日楽しいよ
恋愛や結婚だけが全てじゃないし、
いつか打ち明ける事ができて受け入れてくれる人に出会うかもしれないんだから、
皆もっと前向きに生きようよ

59 :
今回は凄く痛い(>_<)
再発してから5日位経つのに痛みが全く引かないよ〜
もうイヤ。。

60 :
sns危なくないよ
皆同じ病気抱えてるんだから、何が怖いの?
入ろうよ。

61 :
>>60
私も入りたい。。

62 :
>>61
入りましょうよ
失うものは無いけど、得るものは多いですよ。
一人じゃないってのは本当に気持ち的に楽です。

63 :
ヘルペス持ちの可愛い子居ないかな
見つからなかったらもう普通の子と結婚する
したくないけど

64 :
口へるをカミングアウトしてみた
ひかれるかなやっぱり…

65 :
バルシビル1000mg
EPA 400mg
DHA 200mg
Lactoferrin 250mg
GABA 750mg
これを3ヶ月毎日飲んでるけど、まだ口唇ヘルペス出っぱなし
俺のヘルペスってもしかしたらサイトメガロとかなのかなあ、
小さい水疱が1〜2個できるんだけど、ACVきいてないきがする

66 :
>>65
めかぶも追加してみたら如何でしょうか?

67 :
性器ヘルペスの人って本当に普通に居るのかな?
なんかエイズにかかった気分だよ

68 :
ってかさー
性器ヘルペスってエイズとほぼ同じじゃない?
女の人って隠してるの?
ヤリマンしかかからないの?
俺の相手気づいてなかったけど、気づかないなんてあり得なくないか?
だまされたんだろうな
一般人で性器ヘルペスの女の人、なんでなったか教えてほしい、
恋愛とか結婚出来ないじゃん

69 :
>>67
死なないエイズだよね
でも感染源の人は症状なくてというか免疫力強かったら発症しないから気づいてなかったはありえるよ。
苦しいのはわかるけど、連投ageはやめれ

70 :
俺は病気持ってないとかぬかしたクソ風俗嬢に移されたわ
だから数百万の金使ってその女に復讐しようかと考えてる
まだ出勤してやがるんだよ。
頭腐ってる

71 :
風俗は同情しないな
自業自得じゃね?軽率すぎるよ。あんなビッチ共が病気もちじゃないわけない

72 :
一週間くらい前に腰に痛痒い湿疹が出来て病院行ったら
多分単純ヘルペスだと思う、って言われてバルトレックス四日分飲んだ。
そしてさっき肩に痒みが…と思ったらボッコリ赤くなってる。
こんなに短いスパンで再発繰り返すもんなの?

73 :
私は自分が感染に気付かないままだったのか、未だに分からない
結婚、妊娠してしばらくしてから激痛のあまり産科にみてもらったところ
外陰性ヘルペスの再発(再発にしては痛そうだがとも言われた)でしょう、とのこと
カンジダが悪化したのかと思っていたので、頭殴られたくらいショックだった
それまでそんな症状出たことないし、身に覚えもない…それまで関係した人はゴムつきだったし
夫は俺は罹ってないと言い張るので、検査をして貰うことも出来なかったよ

74 :
>>73
医者の言うこと百ぱ信用しない方がいいかもよ
激痛だったなら再発やなくて最初の発症だったかもしれない。それならあなたは結婚してるから旦那様から感染した可能性が強くなるけど
あと旦那は無発症で潜伏中だからかかってないとおもいこんでるだけでちゃんと検査してもらったらヘルペス持ちて可能性あるよね
ちゃんと調べてもらった方が今後の夫婦生活の為だと思う
あとヘルペスは症状出てるときならゴムつけても感染を防げないこともあるよ
だからあなたはずっとゴムはしていたと言うけど完全武装ではなかったかも。知らず知らずのうちに感染てこともあるから

75 :
別だけど、確かに医者に言われたこと信じることないかも
私が初めてヘルペスになったときかなりの激痛でからまで全部がブツブツだらけで膣とかから汁も出てて酷い状態だったのに
「これは再発じゃないのかな…」とかなんとか言われたわw

76 :
>>73
感染源がわからないのはもやもやしますね。
その後、旦那さまとの関係はいかがですか??
再発中は子どもと一緒にお風呂に入れないのが悲しいです。
私の旦那さまは血液検査して陰性だったので、再発中は旦那さまがお風呂担当してくれています。
73さんも、旦那さまが理解を示してくれるといいですね。

77 :
自分の旦那にさまつけるとかバカっぽい

78 :
再発して2ヶ月くらいずっと治らなかった。
やっと治ってからこの1ヶ月はピリピリ感もなく、本当に幸せ。

79 :
再発かどうかなんて、やっぱり診察じゃ分からないよね
旦那にも本当は検査受けて欲しいけど
その時は一方的に責められて、離婚と言われ…
本当にあの時のこと思い出すと悪夢のよう
発熱と激痛と悪阻でフラフラだった
旦那が思い直して離婚はせず、出産したけどヘルペス持ちだから帝王切開
今は二人の間ではヘルペスのことはタブーになってます
納得いかないよ〜…私だけが悪いのか?ってずっとぐるぐるしてる
>>76
もし再発したら、また旦那に責められるのかと思うと憂鬱すぎます
今はタブーにしてるので、まあまあ仲良くしていますが

80 :
>>79
発熱したりひどかったんですね。それあなたが不貞してないなら確実に旦那さんからですよ。だってもろ急性の初発です
検査もせずしらを切りとおして離婚だとか騒いだんですか?
白だと確信してるなら検査を拒否する理由などないはずですよね。
言い方きついかもしれないけどちょっとその旦那さん卑怯ですね
仮に白じゃなくても自分が感染したことしらないことは十分ありえるんだから自分がせめられることもないのに。

81 :
>>79
どう考えても旦那さんが怪しいと思うんだけど。
心当たりがあるからそんなに切れるんじゃない?
キチンと検索受けさせるべし。

82 :
口唇ヘルペス持ちならそっから性器に…の可能性もあるよ。
自分がそうだったから
自分で口元触っててそのまま性器にクリームとかぬって
性器ヘルペスなったもん…;
だから渉だけが感染源ではないから違う原因もあるかも

83 :
>>79
私は初めて症状出た時、医者に「最近感染したんでしょうね」と言われました。から3日後に症状出始めたので彼氏を疑いました。でも彼は血液検査で陰性でした。
上の人のように口唇ヘルペスから、っていうのもあるし、旦那さんの口唇ヘルペスがオーラルで感染したのも知れないし、はたまた私のように感染源が不明のこともあるし…。
旦那さん離婚だ!って言ったのはあなたの浮気を疑ったからかも知れないですよね?
私は感染源を追って良いことはなかったです。
もちろん府に落ちないけどね。

84 :
83の続き
お子さんも生まれたことですし、あなたが離婚を考えないのであれば、感染源を追うよりも今後どうするかに気持ちを切り替えほうが良いかと思います。
結婚を続けたいのなら、感染源は追わず、再発した時に旦那さんに少しずつ理解してもらえるように、努力してみるのはいかがですか?
感染源がわからない嫌な気持ちは私もよくわかります。陰ながら応援しています。

85 :
男でヘルペスなんて女誘えないんですけど
移したら恐怖だし、
言って引かれたら怖いし
もうムリじゃね?
一般女性の性器ヘルペス持ちいませんかー(風俗除く)

86 :
実際もうムリかな
生きてたくないわ
移した女、恨みながら死んでやる
お前は知らないフリしてたが
真実を知ってるな

87 :
http://www.dynamiclear.jp/dynamiclear-efficacy.htm
これって試したことある方いますか?

88 :
>>80
>>81
>>82
旦那は私が結婚前に関係した人(普通に彼氏としてです)から
移されたんだろう、どんな生活してたんだ…という感じで
性病があるなん女なんてとんでもない、という怒り方でした
私はもちろん、結婚後も不貞はしてないです
妊娠初期で精神的に不安定なところを責められて、
理論立てて言い返すことが出来なかったのが今も悔しい
ただ、落ち着いてからは旦那もヘルペスのことを自分なりに
調べたらしくて「かなりの人が罹患してるらしいな〜」と
呑気に言ってきましたが;
口唇ヘルペスからの感染は考えたことなかった…
>>83-84
確かに、感染源を追ってもどうしようもないというか
それで良い方向に向かうことはないのかもしれないですね
旦那も後で、責めて追い込み過ぎた、と謝ってくれたので
離婚しようとは思っていないです
子どもも可愛がってくれるし、今は私も自分が辛いことを
訴えることができると思います
自覚のある発症は妊娠中の一度だけで今のところ再発はないですが
次に発症したら、きちんと話して理解してもらおうと思います
ありがとうございます
長々とすみませんでした
ずっともやもやしていたので、状況の似た方や経験者の方々に
レスしてもらえて予想外に救われました
本当にありがとうございました

89 :
>>88
少し落ち着かれたようで良かったです!
再発したらなんと言っても早めに飲み薬です!確か、授中でもバルトは飲んでも大丈夫とネットで見たような…。
早めのバルトが一番効きます。
お体に気をつけてくださいね☆

90 :
性器に再発した方、どうやって気づきましたか?
痛みでオヤ?と思ったとか、お風呂で触った時に水泡発見とか。

91 :
んなもん、すぐ分かる

92 :
ものすごく眠くなって、かゆくなる

93 :
頻尿、下半身の違和感
経験するとすぐ分かるようになる
睡眠を多くとる事により治りは早まる

94 :
なるほど〜ありがとうございます。眠くなったりするんですね。
初感染のときは激痛で寝られませんでした。
男性は初感染でも痛みが少ないみたいですね。
再発はマシと言われますが、いつ来るかとおびえています。

95 :
再発が怖いんじゃないんだよ
この病気は
「ウイルス持ち」になった事が後々の人生に多大な重圧がかかってくるのだよ
周りに言えないし
パートナーが居ない人間がかなりその後の人生は厳しい
再発予防は何とかなる。人間の身体は適応力があるから長い年月
の中で気にならん程度には治っていく

96 :
俺性器ヘルペス持ってるんだ。それでも良いかな?
なんて言って受け入れて女なんて居るわけねー
黙ってやってる男がほとんどだろうが、
そんな鬼みたいなこと俺には出来ない
つまりさよならだ!!

97 :
>>96
激しく同意
言えやしないけど黙ってやるとかしきらん
よって死ぬしかない
できない苦しみははかり知れない
健常者にはわからないね

98 :
完全なる障害者だ
片目見えなくなるクラスの障害だ
移した女お前まっとうな死に方出来ると思うなよ
因果応報お前の家族親族に一生の怨念が行き続けると覚悟しろ

99 :
2型に感染すると1型に絶対に感染しなくなる、とかいてる記事があったんだけど
だったらそれを応用して1型を予防する事ができるんじゃないの?

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