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2012年6月孤独な男性398: 孤独な小説家志望 (447)
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孤独な小説家志望
- 1 :10/11/02 〜 最終レス :12/06/10
- 孤独に書いている人、語りませんか。
- 2 :
- まともな人間関係がない孤男に心を揺さぶる小説などかけるわけない
- 3 :
- 小説家は孤男にとって
夢の職業
- 4 :
-
水嶋ヒロに弟子入りしれば
- 5 :
- 手塚治虫『人間関係が希薄な人は漫画は描けない。漫画とは読者との会話だからだ』
宮崎駿『ロクに人生経験も無いオタクを雇うつもりはない。火を表現するには火に触れないと駄目だ』
庵野秀明『アニメ・漫画に依存するのは止めて外に出て欲しい。あれはただの絵だ』
富野由悠季『オタクは日常会話が出来ない。アニメ作るならアニメ見るな』
藤子・F・不二雄『よく「漫画家になりたいなら漫画以外の遊びや恋愛に興じろ」だとか
「人並の人生経験に乏しい人は物書きには向いていない」だとか言われますが、
私の持っている漫画観は全く逆です。
人はゼロからストーリーを作ろうとする時に「思い出の冷蔵庫」を開けてしまう。
自分が人生で経験して、「冷蔵保存」しているものを漫画として消化しようとするのです。
それを由(よし)とする人もいますが、私はそれを創造行為の終着駅だと考えています。
家の冷蔵庫を開けてご覧なさい。ロブスターがありますか?多種多様なハーブ類がありますか?
近所のスーパーで買ってきた肉、野菜、チーズ、牛・・・
どの家の冷蔵庫も然して変わりません。
多くの『人並に人生を送った漫画家達』は
「でも、折角あるんだし勿体無い・・・」とそれらの食材で賄おうします。
思い出を引っ張り出して出来上がった料理は大抵がありふれた学校生活を舞台にした料理です。
しかし、退屈で鬱積した人生を送ってきた漫画家は違う。
人生経験自体が希薄で記憶を掘り出してもネタが無い。思い出の冷蔵庫に何も入ってない。
必然的に他所から食材を仕入れてくる羽目になる。
漫画制作でいうなら「資料収集/取材」ですね。
全てはそこから始まる。
その気になればロブスターどころじゃなく、世界各国を回って食材を仕入れる事も出来る。
つまり、漫画を体験ではなく緻密な取材に基づいて描こうとする。
ここから可能性は無限に広がるのです。私はそういう人が描いた漫画を支持したい。
卒なくこなす「人間優等生」よりも、殻に閉じこもってる落ちこぼれの漫画を読みたい。』
- 6 :
- 藤子・F・不二雄は神
- 7 :
- 小説家など生温い軟弱もののなりたがる仕事だ。
甘え、としか言いようがない。
小説を読んで空きっ腹が満たされるか?
俺たちの時代は中学、高校を出たら集団就職して、辛く苦しくとも
石の上にも三年で仕事を覚え、実家に仕送りしたものだ。
今の若者は「キツイ、汚い、危険」は嫌だ。就職しても少し嫌なことがあると
すぐに辞めて逃げ出す。その繰り返しで年齢を重ね、「就職できません」だと?
ふざけるな!!!
こういう甘ったれを許容する風潮が元凶だ。
仕事など、選ばなければいくらでもある。特別な能力、才能がないのならば
相応の仕事をやれ!低賃金?キツイ?それがどうした!!
俺たちは、そうやって日本を高度成長させてきた。
外国人労働者と競って仕事を奪い合うくらいの気合を見せてみろ。
肉体労働だろうが工場だろうが介護だろうが、やってみろ!
逃亡者の市橋某ですら働けていたのだ!
甘えて、逃げて、その結果、親が悪い社会が悪い時代が悪い政治が悪い・・・
悪いのは、お前自身だ馬鹿野郎!!
- 8 :
- 孤板って年齢層が幅広いのね
- 9 :
- 下は中学生、上は50歳までだね☆30代〜40代が一番多そう。私くらいは案外少ないのかもしれないね
,r〜v‐、
┌‐r‐y': :__人/\ __
__}/ ̄,. -──-- 、 /,r'⌒ヽ、
> ' ´: : : : : : : : : : : : : /⌒y'____: \
/: : : : : : : : : : : :ヽ: : : : く 《_: : : : :ヽ:. :',
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{ てノ / .} 〃 `ー─----'/〈 i
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}〔 `¨¨¨¨¨´ { `ー ) ',
〈/\ ヽ 入 ハ
\ \ \_, //ヽ / ',
,へ_ / _x<_彡ヘ ',
- 10 :
- 藤子先生!ありがとうございます!
- 11 :
- 三十代孤男が孤独死を求めて大冒険! という短編小説書いたら某大手小説賞の一次通った。
二次で落ちたけど。
編集さんから「もっと長い話にしてみたら」というアドバイス(手紙)が来た。
- 12 :
- 11スゲーナ
実体験を元に書いたの?
登場人物は一人?
- 13 :
- 小説書こうと思ってるんだけど作文のちゃんとした書き方とか表現方法どうやって身に付けてる?
あと作家とか漫画家ってマニアックな知識とか専門的なことってどこから得てるの?
- 14 :
- 小学校の作文指導は間違っていると思う
子供は、客観的で簡潔な文章を書いているにもかかわらず
教師は、不必要な説明を付け加えさせたり、無駄に文章を飾ることを教えたりする
- 15 :
- >>12
実体験ではないですw
将来、自分の孤独死はほぼ確定だろうけど、いまそれを積極的に求めて活動しているわけじゃないです。
完全なフィクションで、登場人物はリア充もいるし、同じような孤男もいます。
>>13
個人的にはやっぱり読書が大事かと思います。フィクション、ノンフィクションに関係なく。
いい料理を作ろうと思うなら、いいもの食って舌を肥えさせる必要があるのではないでしょうか。
そうしないと、自分の作った料理が旨いのか不味いのかもわからないですから。たぶん。
- 16 :
- 後資料は一通りそろえんといかんよね
リアル鬼ごっこみたいなの書くならいらないがw
- 17 :
- 山田は文才は無いけど商才はあると思う
- 18 :
- >>15-16
よかったら小説書く手順教えてもらえませんか
なんか本たくさん読むといろいろパクリ作品みたいなものしか書けなくなりそうよんだ本の情報が頭を駆け巡って
- 19 :
- パクリだけで書けるならそれはそれでひとつの才能だろう
影響受けるから嫌だとか言って他の作品を読まない奴の書いた小説は
大概ケータイ小説以下の糞になりがち
- 20 :
- >>18
俺はライノベのサイトを参考にしてみたが、途中で設定とかぐちゃぐちゃになって無理だった
ある程度だけど話しのあらすじを考えてから書いた方がいいよ
あとは一度いいから携帯サイトの1ページ目だけみたら自信がつくぜ
お互いに頑張ろう
- 21 :
- 脚本だと、あらかじめ全体の設計図みたいなのを作って
どの場面で誰に台詞を喋らせるとか、どういう芝居をさせるとか
細かく決めてから、書くらしいけど
- 22 :
- まあ、自分の一番のやり方を見つけるしかないということだよね
- 23 :
- 作家は読者の成れの果てといってだな
- 24 :
- みんな、書いてる?
- 25 :
- ラノベ書ける作家さんて、正直スゴイなって思います。
これ嫌味じゃなくて。。。
作品にもよるんだろうけど、オレにはあの平易な文章で
読者に設定場面とか伝える力量がないどす。
それに、
単純に肌に合わないだけかもしれないけど、
限りなく読者思考に合わせていけるのってオレにはとてもできんと思う。
そのへんはやっぱ才能なんかな。
みんなラノベ作家をバカにしてたりするけど、
スゴイと思うんはオレだけやろか?
- 26 :
- ラノベ見てると、小説書くのもやっぱり技術なんかな、とは思う
詰屈極まる文体を駆使しつつ、作家本人か研究者にしか理解不能な内容を書くことが許されるのは、文豪って呼ばれる人達だけだな
- 27 :
- だが、小説家はあまり社会的に尊敬されるべき職業ではない。
作り話を書いて人々を笑わせる芸人であり、士農工商の下にくる賎民だ。
ところで、どんな文体でどんな内容の小説を書きたい?
- 28 :
- 昔は、三文文士という呼び名に表れているごとく、小説家はもうからなかったし、さして尊敬もされなかった
歴史的には、教養のない人間が小説家になり、小説を書いてきたそうだ
まあ、優秀な人間は学者になるしかないから、小説家はおちこぼれってことかな
- 29 :
- >>27
でもそれを笑う人ほど文が上手く書けないものだよな
- 30 :
- 文学者ってのはドロップアウト組だからね
ただ相当高い知的社会に属していた人たちだから教養はずば抜けている
帝大出ばっかりだし
- 31 :
- 純文学だのメタだのセカイケイだのがよく分からないんですけど詳しく教えてください
あとみなさんは小説書くとき社会情勢などを反映させるようにしていますか?
- 32 :
- >>27
私はすこし違うとおもいます。、
本当に優れた書き手の作品は、世代や時代を超えて読みつがれます。
そしてそれは、家柄や身分など足元にも及ばない価値を社会に残します。
たしかに、ラノベでそれは果たせないとおもいますが。
- 33 :
- >>32
もの書きは批判精神を失ってはならず、そのためには自分自身が偉くなってしまっては駄目だ
- 34 :
- 作家は短命に限る
- 35 :
- 元孤男でデビューした作家ってだれがいる?
古今東西問わず。
- 36 :
- >>31
社会情勢を反映させると、古びやすいように思う
内容が無く、すぐに読み捨てられるような娯楽小説は特に古びやすい
- 37 :
- はたしてそうかな?
- 38 :
- >>31
この社会に生きている以上、否が応でも現代社会の要素が作品に反映される。
わざわざ意図して書く必要はないと思うよ。
- 39 :
- ある時代と社会に支配的なイデオロギーだとか価値規範というものがあり
こうした事柄について反省しようとしない者は、いずれ時代の変化とともに滅びる
- 40 :
- うむ、享受ばかりで疑問を持たない者はそうなるな。
- 41 :
- 三部構成で「青春小説→推理小説→冒険(サイバイバル)小説」という感じの構想を持ってる
- 42 :
- >>16
まさに「資料収集」がネックなんだよね
- 43 :
- それで、完成したらどうするにか?
・どこかの賞に投稿する
・ネットで公開して誰かが読んでくれることを祈る
・部屋の奥にしまっておき、数年後に発見してベッドで足をばたばたさせる
- 44 :
- 迷わず一番上
- 45 :
- 今ちょっと書いてる話で
少女が一人の男にだんだん恋心を抱いていくというくだりがあるんだが
なかなか納得のいく描写ができん
恋愛経験が乏しいのが原因なんだろか?
だとしたら孤男は不利だな
- 46 :
- 私も男女関係が全く書けません。
男女の気持ちの機微ってどう表現すればいいの?
- 47 :
- 何でそういうの扱うのか逆に聞きたい。
孤なんだからそれっぽい小説とか読んで補うしかない。
- 48 :
- 別に恋愛がメインってわけじゃないんだけど
ちょっとした潤いにね・・・
- 49 :
- 小説が人間を描くものである以上、男と女の両方が出てくるのは半ば必然。
男と女が出てくれば男女関係が始まっても不自然はない。
逆にいえば、虚構の世界を不自然さ無しに作り上げるには、男女関係の挿入が多少なりとも必要だと思う。
アニメでたとえて恐縮だが、ラピュタはシータが男であってもストーリー展開に影響はないはずなのに、でもやっぱり女じゃないとどこか居心地わるさというか気持ちわるさが出てしまうだろう?
- 50 :
- だが最近のはむしろ挿入しすぎて逆に不自然になってるように思う。
女が戦場に出まくって戦ってる半数が女というのはどうか。
男ばかりで女は設定としてはいるが、重要ではなく自宅にいるだけというほうが現実感はある。
ラピュタはシータが男だとバズーの存在が不要になるからだいぶかわる。
男シータが主人公で全部自分で解決して終わり。バズーは出てもチョイ役。
ムスカも嫁にするつもりがなくなるから全力で殺しにくる。
- 51 :
- ラピュタage
- 52 :
- 書き手が女好きだったら、女しか出て来ない小説を書くだろうし
逆に女嫌いだったら、女の出て来ない小説を書くだろう
どうせ作り話なのだし、自分の好きなようにしたらいい
男女関係を描くものが小説だ、という一見もっともらしい意見には強く反対したい
そんなものは、駅のキオスクで売っているポルノ本まがいの小説にしか妥当しない
- 53 :
- 「こうせねばならない」みたいな固定観念を破壊(もしくは相対化)して別の見方を提示してみせるのが
(小説も含めて)芸術の役割だよね
受け手の想像力を超えない芸術なんて価値は無いでしょ
- 54 :
- もちろんこれは同じ人間がある場面においては「表現者」であり、ある場面では「受け手」(もしくは「批評家」)である
ということが前提の話なんだけどね
- 55 :
- 具体的にあえて極論を言えば、「男と女」みたいな概念を脱構築するのが芸術なんです
- 56 :
- 受け手の想像力を超え過ぎるとエンターテイメントとして成り立たないので、匙加減が難しい
- 57 :
- 「みんながわかっていないこと」を「わかるようにする」のが
表現や批評の役割
- 58 :
- だがちょっとまって欲しい。
それはべつに、理屈で語ってもいいのではないか?なぜ小説という手段を使う?
- 59 :
- 「よりわかりやすくするため」かな
ストーリーの興味深さってのは受け手へのサービスだと思う
- 60 :
- 全ての小説はエンタメであるべきだと思う
- 61 :
- >>59のような書き方をすると
抽象的な観念の絵解きみたいなことになりがちじゃないか?
やはり、ストーリーへの興味を中心に据えるべきだと思う
もともと小説というものはエンタメなんだから、面白くなければいけない
- 62 :
- 「ストーリーを軽視しても良い」とは言ってないよ
「何故評論ではなく小説という手段で表現することを選択したのか」ということを考えるべきだということ
- 63 :
- さらに言えば「なぜ映像ではなく文章で物語を紡ぐ事を選択したのか」
ということも考えるべき
- 64 :
- 歴史的には
ドン・キホーテのような小説は騎士道小説のパロディであるから
小説はもともと批評的な性格を持っていたと思う
- 65 :
- ミハイル・バフチンの『小説の言葉』を買った
- 66 :
- 変なの沸いているからNGするか……
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw
- 67 :
- >>64
「表現」という物自体には根本的に批評性が伴うものであるというのは自明であるけれども
ここでは便宜上、「批評(性)」と表現の形式としての「評論(文)」は区別したい
- 68 :
- そもそも「言語」というもの自体が
ある物事を客観視した上でそれを外部に向けて発するものだしね
- 69 :
- 人間には本来、物語への志向性があって、それはなぜかと問うに
物語とは世界に意味を付与するものだからであるが、神話や伝説はその例である
- 70 :
- 社会不適合者だから小説でも書くぜ
- 71 :
- 過去の作家のうちの何割かは社会不適合者だったんだろうな
- 72 :
- ぶっちゃけここにいるような要領の悪い奴は何をやっても駄目
- 73 :
- 漫画家、作家、芸能人全部リア充じゃなきゃなれねーよ。精神疾患があったら仕事できねーだろ。
- 74 :
- 小説家は孤男でも一人でカキカキしてればできる職だが、
「社会不適合者だから小説でも書こうか」という軽い志では燃料の少ない飛行機のようにすぐ落下死するだろう。
常識的に考えて
- 75 :
- その通り。
消極的選択の結果は失敗あるのみ。
成功は常に強固な意志と共にある。
- 76 :
- 『文豪はみんな、うつ』(岩波 明、幻冬舎新書)
http://www.amazon.co.jp/%E6%96%87%E8%B1%AA%E3%81%AF%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E3%80%81%E3%81%86%E3%81%A4-%E5%B9%BB%E5%86%AC%E8%88%8E%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%B2%A9%E6%B3%A2-%E6%98%8E/dp/4344981774/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1290335433&sr=1-1
- 77 :
- 小説を書くにあたって、孤独ならではの利点とは?
時間のやりくりが比較的カンタンっていえのはあるだろうが。
- 78 :
- お前らどんな小説書いてんの?
三行で教えて
- 79 :
- 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
- 80 :
- しかし人生は素晴らしい
- 81 :
- 小説家になるっていうのは、長い間ひきこもり・ニートをしていた人が考えがちな事。
私も最近になって小説家になろうという意志がうっすらと湧いてきて、小説の書き方系の
本を読みだしている。まだ何も書いてないけどね。
- 82 :
- 初期 中期 後期 末期
毎日夏休みだ ν速は面白い 何をやってたんだ 小説家になるんだ
ヽ( 'A`)ノ ヽ( 'A`)人( 'A`)ノ 全てが手遅れだ ( 'A`)
(O ) (へ ) (O ) :::::( 'A`):::::::: _φ___⊂)_
U > U :::::::::(∩∩ ):::::::: /旦/三/ /
- 83 :
- バトルロワイヤルの作者はなにしてるんだろうか
- 84 :
- 仮に小説家になったとして
生活のために下らない雑文を書き散らすようになるのは嫌だな
傑作なんて、一生に一冊書ければいいほうだし
- 85 :
- 宝くじで大金を当てる確率と、小説を書いてベストセラーになる確率は、
どっちが高いのだろうか。
後者は実力が関係してくるから人によって違うだろうけど。
- 86 :
- 日本には50万冊の本が流通してるから、ベストセラーになる確率は〜1/50万
宝くじが当たる確率は、例えばロト6であれば1/600万
- 87 :
- どうでもいいから早く作品を見せるニダ。
- 88 :
- 私は小説家になりたいと思わないが、せっかく小説家志望が集まってるのだからなにか教わりたい。
というわけで、短文を一つ晒すからウリの文章がもっとよくなるにはどうすればいいか教えるニダ。
『ウサギとカメ』
昔、あるウサギがカメに言った。
「あの山の頂上まで競走しよう」
どう考えてもカメに勝ち目はないが、カメはこの勝負を受けた。
競走が始まると、ウサギは圧倒的な速さで走って行ったが、
相手があまりに遅いのでバカにして、昼寝した後でもまだ間に合うだろうと寝てしまった。
ウサギが寝ていると、カメがのそのそとやって来てウサギが寝ていることに気付いた。
すると、それを見てカメは言った。
「なにを眠っているんだ。起きろ!」
ウサギは目覚めると、カメに追いつかれたことに気付き、走り出した。
競走はウサギの勝利に終わった。
カメは競走に負けたが、ウサギはこう思った。
「あいつは足は遅いが誠実で信用できる奴だ」
そうして、ウサギは困ったときは信用できるカメを頼るようになった。
また、その噂が広まり、カメは信用できる者として評判となり、競走に勝つよりもっと多くのものを得た。
さて、最近ではオリンピックなどで不正をしてまで勝とうとする者達が多いが、
信用よりも競走に勝つことを選んでいるわけだ。
人の利害得失についての理解はカメに劣っているのだろうか。
- 89 :
- >>88
ショートショート?
何を思って書いたの?
以前に書いて保存してたのを持ってきたの?
- 90 :
- いや、さっき5分くらいで考えて書いたものにだ。深い意味はない。
- 91 :
- 小説を読ませるのは「文章」ではないよ
書き手の「存在」が「文章」として表出され、そうすることによって初めて読み手が反応する
- 92 :
- 書き手の思考が、煩悶が、躍動が文章として表出され
その文章の束が物語を構成する
小説ってのは正しさを志向する物ではないんだね
- 93 :
- 逆に批評は正しさが求められるんだけど
- 94 :
- 書き手の存在?もっと詳しく。
|−`)ノ kwsk
- 95 :
- 「実存」とでも言えばいいのかな
- 96 :
- 構ってちゃんオーラ全開で書けばいいんだよ
遠慮なんかすんな
- 97 :
- よくわからないな。
とりあえずその「実存」から表出した文章の見本を見せてくれないか?
|−`)ノ 実例カマン
- 98 :
- 私は考える。
「アイスでも食べようかな」と―
- 99 :
- 例えば小栗虫太郎なんてのは文章はお世辞にも上手いとは言えないけれど
その人間の書いたものを読めばどういうことを考えてて、どういうものが好きなのかがハッキリと分かるじゃん
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