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為替少女まどか☆マギカ 第21話


1 :12/05/27 〜 最終レス :12/06/10

                     __
                  , -'=ニ-ヾlヘ 、
                 /,  '´    ヽ ー、
               , '  ,         \\
              / / ,' /   /  ,    !', ', ヽ
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             |/,//;   ,',イヤー|-/l ,' _!_|     l
             く<ソヤ|  ソ/--ー|/ i /  |.i|` | | !
           _γ`i从i´|  |/笊斥i |'  ,ー|t|. ,i ,'.l.|
         i´ヽヽ`戈彡,ヽ !、弋ソ    笊ム|/iノ/リ
         \- 、ヾ\彡ゝ、!_     , ヒソノ| λ_           このスレは
           ヽ ヽ. `メ),ri\   、_   イ,j/ /(           「為替少女まどか☆マギカ」第20話の
       /` ヽ、_ ` ̄\ヽ| \ 丶 _  - ´/ _ニ,'           続きスレです
       ヽ  \ヽ_ ̄_゙´-'ヽ、 \ !、l ゝ、/_/ =´ー='ニi_
        ` \ ヽ ゝ´ ・’: ヽ  ヽ ,l ', `; ー.、/´- ,-'゙        前スレをご覧になっていない方は
        _____,>,r'    `  ヽ、 ',|  i .i,;i-,ー ´          是非、下のリンクからお楽しみください
         `ー ´ ',     ヽ  ヽ  |  l。,\',ヾー--
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             |',     ヽ.    } |     } i            続きをどうぞ
             | ',      ',:..  .:i l:..   .,' i
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前スレ : 為替少女まどか☆マギカ 第20話
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/livemarket2/1338089015/

2 :

  □
 ┌──┐
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 └──────────────────────────────────────┘

3 :

                ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                         場面転換  ???
                  時間を巻き戻す前のキュゥべぇの独り言
               ______________________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|     .        |                |            |_______________|
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            |     .        |                |                                |
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    | |         |__|                   □       | ̄|
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         .    ・       ロ    .   ・      。       .  ロ

4 :

                                 _
               「 \   __  /⌒ァ ) `丶
               ヽ    ´    `  /  /    ヽ
                \          く /     )
                ∨ ●    ●  Y      ノ            それにしても今回ばかりは大変だったよ
                  _|{    、_, 、_,    八     ,′
                   / 八         イ 丶.   /              時間遡行者を相手にした交渉が
             ⌒\/ ,   / ーァ    T´ {   \/\          これほど困難なものだとはね…
           ( (⌒>く./  / . : /      ',: :ヽ    〈) )
              \{/ : : :/ : : /        ヽ-ヘ . : : //、             暁美ほむらと契約を結んだ
         /\\_∧: : ,′|  i  i  | ∨∧// : : :\__        前の時間軸の僕が今この場にいたら
           (_゚: :。 ーァ‐' : ;  |  |  |  |  ー‐く: : : : :。: ゚ : _ノ      文句の一つでも言ってやりたいところさ
          / . : : 。人: : :.:|   |  |  |  |   }   \: 。 : : : :)
          (_/{:_:/  \: iヽ 丶ソ 丶ソ  ノ     \_ノ ̄
                      ̄⌒  ⌒ ̄
      ', ';:.:.:.:.:.\                         /.:.:.:.:.:;' ,'
      ', ';:.:.:.:. /                        \ .:.:.:.:;' ,'
,   ´ ̄∨.:.:/                        \:.:.∨ ̄`   、
     / .:                            :. \            まどかに真相を知られた時点で
   . ; '  /                            ':   丶: .         僕の契約の可能性は無くなるからね
 . : /   ;     , .::;;;;::. 、              , .::;;;;::. 、     ;   ヽ: .
.:.:.:/   i:   イ .;'⌒しハ             イ .;'⌒しハ   .:i    ':.:.:.       その時点で、僕の勝ち目は無くなるのさ
:.:/    :|:.   人:ヽ...ノ.:ノ                人:ヽ...ノ.:ノ   .:|:     ':.:
/    :.|:.     `''ー ´              `''ー ´    :|.:     '       ただ、暁美ほむらの妨害をすることによって
     .:.:.|;:                                 .:;|.:.:.           引き分けに持ち込むことだけしか出来なくなる
    .:.:.:.ll:.                                  .:ll.:.:.:.
   .:.:.:.:八: .                               . :八:.:.:.:.          ポーカーフェイスだから分からないだろうけど
   .:.:.:./.:.:..\: .         'ー‐'^'ー‐'          . :/.:.:.ヽ:.:.:.:.         結構、ギリギリの状況だったんだ
  .:.:.:/.:.:.:.:.:.:. \ : : . .                      . . : : / .:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.


5 :

          ,.r '  ̄ ヽ、                         ,r '  ̄ ヽ
         ,/  ,. ;;;;;;;;i´`i ゙、                       /  ,,;;;;;;;;;;;i´`i゙、
         |  l;;;;;;;;;;;;;;i'´ |                       |  l;;;;;;;;;;;;;;i'´ |
          、  ヽ;;;;;;;ノ  /                        、  ヽ;;;;;;;ノ  /        だけど、これで全ての条件は整った
          ヽ、    ノ                         ヽ、    ノ
             ̄ ̄                              ̄ ̄          あとは、暁美ほむらが
                                                           この千日手の状況をどう評価するかだが
                                                            彼女ほど聡明な少女なら
                                                            単純な説得だけではループから脱出できないと
                                                            悟っていることだろう
                       ヽ____,--、__ノ

6 :

                  ト、‐- 、              , - ―.ォ
                       |: \  \         / /: : :.|
                      l: : : ヽ  `   ̄ ̄  ´  /: : : : /
                  ': : /              \: : /
                     У ,               `く
                     / /                 ヘ ヽ
                 / /  γ::o,      γ::o,  ハ  ヽ                  僕の計算どおりにいけば、これからどんな過程を通ろうとも
              ,、  /  i   ヽ::ノ        ヽ::ノ  .i  ヘ‐- 、__                   最終的には、ほむらは自分一人だけの力で
              ヽ\,    、      、 _  ,      /   ヘイ/,> ,             事態を解決しようとするはずだ
                 ヾ_」   /\.      `´` ´     /ヘ   /イ     >、
              / ヾ,.、 λ  `ー‐ァ----  r一 '   入/"   i\       \         もし、そこで本当に彼女一人で解決できれば、ほむらの勝ちだ
         __ /    `>く}ヘ    /     ヘ   /厶へ     \__   ヽ
     , -‐" =      /  `´    i       | /      \        =二ァ       逆に、どうやっても一人の力ではループを脱出できないと
      ̄フ二__二, _・ /           j       l'        `ー-`、_三――"   ’     彼女を諦めさせることが出来れば、僕の勝ちだ
          /  ̄          /   |  /   ヽ、            ̄     /
  , -、     /             / 、|  | ,    ├‐- 、                 |
  ({      ./                |  ヘ |.i  /  |   `              丿
  ヾー--‐' ´           ,> ' ̄ ̄|  ハ l.| {  .j                /
   `ー-  ___ > '       ヽ  i | |  ノ   人                /

7 :

                                 _
               「 \   __  /⌒ァ ) `丶
               ヽ    ´    `  /  /    ヽ
                \          く /     )
                ∨ ●    ●  Y      ノ
                  _|{    、_, 、_,    八     ,′           でもね、この勝負は僕の方に
                   / 八         イ 丶.   /            有利に働くと考えているのさ
             ⌒\/ ,   / ーァ    T´ {   \/\
           ( (⌒>く./  / . : /      ',: :ヽ    〈) )              今までのループで暁美ほむらは
              \{/ : : :/ : : /        ヽ-ヘ . : : //、           精神的に、かなり消耗しているはずだ
         /\\_∧: : ,′|  i  i  | ∨∧// : : :\__
           (_゚: :。 ーァ‐' : ;  |  |  |  |  ー‐く: : : : :。: ゚ : _ノ        彼女を精神的に屈服させるのは
          / . : : 。人: : :.:|   |  |  |  |   }   \: 。 : : : :)           難しいことにはならないはずだ
          (_/{:_:/  \: iヽ 丶ソ 丶ソ  ノ     \_ノ ̄
                      ̄⌒  ⌒ ̄
      ', ';:.:.:.:.:.\                         /.:.:.:.:.:;' ,'
      ', ';:.:.:.:. /                        \ .:.:.:.:;' ,'
,   ´ ̄∨.:.:/                        \:.:.∨ ̄`   、
     / .:                            :. \
   . ; '  /                            ':   丶: .
 . : /   ;     , .::;;;;::. 、              , .::;;;;::. 、     ;   ヽ: .
.:.:.:/   i:   イ .;'⌒しハ             イ .;'⌒しハ   .:i    ':.:.:.        これまで彼女が驚異的な精神力で
:.:/    :|:.   人:ヽ...ノ.:ノ                人:ヽ...ノ.:ノ   .:|:     ':.:        何周ものループに耐えられたのは
/    :.|:.     `''ー ´              `''ー ´    :|.:     '        彼女が鉄のメンタルを持っていたからだけじゃない
     .:.:.|;:                                 .:;|.:.:.
    .:.:.:.ll:.                                  .:ll.:.:.:.            周囲の精神的な支えも大きかったはずだ
   .:.:.:.:八: .                               . :八:.:.:.:.
   .:.:.:./.:.:..\: .         'ー‐'^'ー‐'          . :/.:.:.ヽ:.:.:.:.
  .:.:.:/.:.:.:.:.:.:. \ : : . .                      . . : : / .:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.


8 :

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
              ∧
           ,, -、 .‖|レ1 ,....-‐‐-. . .、__
        ,.'´: : : : ‖、ル:':´: : : : : : : : : : : : : `:丶、/i|
     ,. ',..: : : : :-‐||: /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ハ,i|  _,..=7
 -=ニ¨´‐''フ: : : : : : : : ::|レ/: : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :゙i,''-゙-´‖
     /: : : : : : : : : : :'゙,!: : :/: : : : : : :λ: : : : : ::ハ: : : : : : ::゙i,: : :‖゙i,
    /: : ,: : : : : /: : : :|,!: :/: : ,: : : : :/ l,: : : :i: : : :i,: : :ハ:: : ::゙i,::‖: ::゙i,
    ,!: :/|: : : : :/: : : : ,i!::f゙: : :/: :_/  i,: : : |: : : :i,: : : :i: : : : ∨: : ト、゙i,
   ,!:/ ,!: : : :/: ,!: : :,!: ::|  ,'"´: / `` i,: : :|i: _,,_ |: : : ,!: :i: :i:、゙i,: : ゙i,.ヾ、
   |'  |: : :/: ::,!: : r|: : :|/ .|/     .゙i,: :,!´、 `ヽ、,!: :,|: ::i,: ヾ、: :゙i,  `
      i: :/: ::/i: : λi: : ::|  ,。===、   ゙i,/  ゙i, ,!゙i,: ,! : ;i\:i,: : ::|゙i,: i,
      |/,!::/ |; :/ ゙i,: ::| , 、 ,       ゛ =ミx! i,,7、::i: : i、i,: : :}. ゙i,i
       i/  .i:/  .i,: |    ´` '   ,     ヾ, .!':,!〉,!: ::|,ハ : :,!  ゙i
          !'   ゙i,|\   ┌  .,_  ´`' ' 、,/::,!゙:|i,: :,!  |: ,!
               ゛  `_,、  、 _ ノ     /i: ∧,! i,::,!  .|/          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           _ _,,,.ィ7´ヾ、`  ,,. ,,. 、-‐ ''´ .|/   .゙i,!               精神的に最も大きな支えとなった鹿目まどか
         /     |:| ゙i,  ``x,。┴''フ>,,、_  ゛                  ________________________
        /     _|」_ヽ_ .‖ /  |:|  ` i
       /      ヤ    --丶rf¨¨``<|」   .i
     .r:'゙       , ゙,      l_,!、     `7  ゙i,
     .i >、    .i  i     ,.イ|゙i, `ヽ   ./   ゙i,
     ゙i,   `` x、,! .{   _,.ィ/=┷.|゙i,   /i    _\
     r‐゙-‐'''¨  /   ''¨´ /.,!   i,.i,\/ ト-‐'''¨ ./
    ./   ̄  ,イ       / ,!    i, i,   ノ 、 \'゙
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

9 :

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                          ___
                       '"         '
                    '"                    \
                 /              _     ヽ
                 /     /    /           |      ,
.                ,     /   '          |        '
                ′    /   /   / / ,イ   |        ,
.                ,   / /   /   // /__/ |   ,/  |       '
               '   / '   /   /   / ;  |  /i   |        i
             i/  //'7   |/| ム≠ミ, |  | ' | ‐ミ!     | i
             /// { |     | /ん__/ ` i  |/ 八 / | /    |、;
            /|  人_|    ,/|' 辷 ソ       x=ミ. | /     ' \
              |  .::::::::|   ,  , , , ,          ん' ノイ /|  /
.             八 .::/ ::::|:   ′              〈 ソ  ,'| / '|. /             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.               ∨ハ|:::|:.  |\        '   , , , , /ノ' / j/              そして、友人の美樹さやか
             ,x‐ミ、八|::  |\  、  ` ‐-       ノ  /             ________________
           /    Y、 |  `ー-≧zx──;‐r‐≦ .::::/
          /     、  .Yヘ|\    || //|/ |:::::::::://
          /        |  {i ̄ ̄ ̄\  || `ーrr=ニ|:::::::/
      /´、       |  |i       `ー‐< ̄ ̄ムイ
       |   \      |  |i              | ∧
       |    \   ,八 {i       _,__,   ノ/ ∧
      |     `ー-  } `ー‐rr<//___ \  |イ   〉
.        |         /       ̄// ̄ ̄¨ミ|l辷i |/ /
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

10 :

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
       ,..。ャ≦至至至≧z::.,,__   r=ミ、   __ノ
      ,ィ劣圭圭圭圭圭圭圭圭≧z{{ r=゙ト、ィ'"/-‐-....__
      弋圭圭圭≫=====弍((⌒`ヾ{{ミi},ik"⌒`ヾ<⌒`
       `寸''"´             ̄`ヽ、ヾ〃jj    )) ミ=‐-
         /!             \   \ニニ=-≪   /`>、
       / :::! ゙:、`ヽ、        `、     \、.._ .)) ,イ,ィ`>、 `>、
     /     ::! 弋ミ、 \  \   `、   ∧ヾ、 ,イ /⌒ヽ `>、  >
     //    /乂  \`ヽ \  ヽ    ゙、   ∧ ,イ 弋  ))//
    //!    i  \  ヽ \ _ ハ   ゙;  ハ .},イ r、_ゞ'" /
   j!j i  i i    \ ハ ~\ ト`ト、   !  },イ ∠∠ィァ /
   !j! i !  i i/`゙   ヽ} zニz;;jノi ヽ i i'⌒//,..-‐、//
   ii .i ゙、   i ,;≦ミ      " ir笊ミiヽ j!j //))⌒ソ/ ̄}
   ii  V   Yi゙ ir琺       込仞  .ノリノ└く//   ̄{
    !   ゝト、.\弋紗        / .//ノ}`'"/,..-‐''" ̄
       r-‐ヽミ=-  ''   , ノ ィ/ (///      __...._           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       j ニ 乂_     ` ''"={ト〃::::フ / /`ー-‐ィ'" __...,,ノ                姉と慕った巴マミ
      └--―- ミ ーrー-r_ノ圭多 /):)`ー‐--//  __..ノ          ________________
       ┌-..、_ノヽ}r┐_彪a;:' ,ゞ=彳  ヽ { // ̄
         辷 ミ \彡'-| {// /::;:' / 〃     ∧`{{ゝ、..__
    ,..-‐-、  ヽ/-‐'''"7/ 〈::ノ / ー! ノ      ∧ \...     ̄ `ヽ
  /     `ー/ }_,,彡//,.--、 { /j/        \  ̄`ヾ、   ハ
  / / _ r''"~,..ィ"/// (__))/Y !T~           /    ヾ    }
 {/ /   i/γ'":,ィ// ※ア ノノ V         /      Y   /
 / /    γ /: : /// ※/彡''´   〉"  ̄~ト、  /          リ  /
 {!/    { └〜//※ /     7´ ̄~ヾ、厂        ノ /
 `{     弋   /`ヾミ/        /     /"         -=彡"
       ヽ_ノ((_ノノ}__,,.-‐- ζ=ミx、/
       ノ,,..斗ァ彡'ニニニjミト/     ))
       〈ヘ〈 //:::::i i:::::::::::::::j j::/    /
      /∧∨ニ{にニ}}コ:::::jノ⌒`::...  ノ
       // /} }::::::::| |:::>''" ⌒ヾ::...  /
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

11 :

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
                / : : i: : :!::::/: : : : : : : : : ,、: :,-ミ丶-ミミ .、
               /: :/":i: : :! ': : : : : : : : : :/: `:/: : : `ヽ--ミ ヾヽ、
              r/ : /:::::::::ヽ: :V: : : ,-- ' : Y: : : : : :〉、: : : : ヽ: : \ ヾ、
            //: :/::::::::::::::::入 ヽ: :/: : : : : :| : : : : / \: : : : :} : : : \
          /: /: , ': ヽ::::::::::ノ: : ヾ V: : : : : : ,V: : :,イ   \: : :!: : : :∧ヽ、_彡
         /: /' /: : : :|:::::/:|: : : : ヾ : : : : : ハ : /!i      ,.イ、 : : :ハ
        ./ : /: /:/:: : : : レ": : :!: : : : !, \ : : i  V:i j}     / ,,V: : :}: !
       .,.' : :/ : i:/: : : : : : :!: ハ:八: : : :j:!: : :`: 卞 ̄ ̄ `    `xK"!.Y: /} i        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      /: : / : : !': : : : : : ∧:!:ヾ: :ヽ : 八: : : : {ヽ,xr-r‐ 、   弋リ  !:ノ !}             戦友だった佐倉杏子
     ,.': : ,.' : : : !: : : : : : : : ヾ: :ヽ: :ト、: rヽ、 人.ヾ !::::`!      、'''' ,イ           ________________
     /: ,イ: : : : : : : : : : : : : : : : : ヾ:Vヽ:{ {`.ゝ、:ヽ. `‐‐'     _ ,  /
    ./: /./ : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヾ:ヽ ≧x _っ`ヾ、''''  r= ニ ノ /            \
   .,: :/./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :`ヾヽ: : : : :>-  _  `  ̄ /               i .、
   i :/./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \: : : :(廴_   丁二"ヽ、 __,  -──-- 、   }: i
    !:/ i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : } ` . -≧ミx! iト、`., < ̄ヽ、        ヽ ノ: !
   .|:i |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,∠三ミミx、_ヾi!: У    ゝ- '         Xノ
   .!i .! : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : Y    ヽ ` ̄ ̄}}'                 ハ
   .!} .!: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 八 ,X ̄`Y⌒ヽ、 !i                  i
     .! : ト、: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .{    ヽ   .Y .{                  .}
    八: :! .、: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ    .ヽ   .ト .!                  .!
      !: i ヾ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\  ,..-|  .Y..i                  .!
      ∧ V .\: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ.i::::::!   {-.V                  ,
      ヾム  .`ヽ、: : : : : : : : : :ヽ 、: : : : : : : : : ヾ!:::::!    .ヽ                ./
       ヾ 、   ` < : : : : : : : :ハ`ヽ : : : : : : : : {:::∧     \              /
         ヽ、     ` <: : : : :∧  \: : : : : : V::::ゝ、      ヽ           , -‐ ̄ ̄ヽ
                   `.ヽ : ム   ヽ: : : : :人::::::::ヽ、   \ __` _ >-─‐ '     /
                      ヽ: ヽ   \: : : : !\_:::ヽ\    \\   \--── "
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

12 :

                                 _
               「 \   __  /⌒ァ ) `丶
               ヽ    ´    `  /  /    ヽ
                \          く /     )
                ∨ ●    ●  Y      ノ
                  _|{    、_, 、_,    八     ,′
                   / 八         イ 丶.   /         暁美ほむらの周囲には
             ⌒\/ ,   / ーァ    T´ {   \/\         支えてくれる友人がいたからこそ
           ( (⌒>く./  / . : /      ',: :ヽ    〈) )           彼女は何周ものループに耐えることが出来たんだ
              \{/ : : :/ : : /        ヽ-ヘ . : : //、
         /\\_∧: : ,′|  i  i  | ∨∧// : : :\__
           (_゚: :。 ーァ‐' : ;  |  |  |  |  ー‐く: : : : :。: ゚ : _ノ
          / . : : 。人: : :.:|   |  |  |  |   }   \: 。 : : : :)
          (_/{:_:/  \: iヽ 丶ソ 丶ソ  ノ     \_ノ ̄
                      ̄⌒  ⌒ ̄
      ', ';:.:.:.:.:.\                         /.:.:.:.:.:;' ,'
      ', ';:.:.:.:. /                        \ .:.:.:.:;' ,'
,   ´ ̄∨.:.:/                        \:.:.∨ ̄`   、
     / .:                            :. \
   . ; '  /                            ':   丶: .
 . : /   ;     , .::;;;;::. 、              , .::;;;;::. 、     ;   ヽ: .         だけど、一人で問題を解決することを選択した以上
.:.:.:/   i:   イ .;'⌒しハ             イ .;'⌒しハ   .:i    ':.:.:.         彼女は独りぼっちだ
:.:/    :|:.   人:ヽ...ノ.:ノ                人:ヽ...ノ.:ノ   .:|:     ':.:
/    :.|:.     `''ー ´              `''ー ´    :|.:     '         相場師なら、当然とも言えることではあるが
     .:.:.|;:                                 .:;|.:.:.              この状況は、今の彼女には精神的に堪えるはずだ
    .:.:.:.ll:.                                  .:ll.:.:.:.
   .:.:.:.:八: .                               . :八:.:.:.:.             独りだったころの経験を知っている彼女ならね
   .:.:.:./.:.:..\: .         'ー‐'^'ー‐'          . :/.:.:.ヽ:.:.:.:.
  .:.:.:/.:.:.:.:.:.:. \ : : . .                      . . : : / .:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.


13 :

          ,.r '  ̄ ヽ、                         ,r '  ̄ ヽ
         ,/  ,. ;;;;;;;;i´`i ゙、                       /  ,,;;;;;;;;;;;i´`i゙、
         |  l;;;;;;;;;;;;;;i'´ |                       |  l;;;;;;;;;;;;;;i'´ |
          、  ヽ;;;;;;;ノ  /                        、  ヽ;;;;;;;ノ  /      おそらく、暁美ほむらの精神は
          ヽ、    ノ                         ヽ、    ノ       ほどなく消耗し枯れるはずだ
             ̄ ̄                              ̄ ̄
                                                       そこが次の僕にとって
                                                       契約のチャンスとなるだろう
                       ヽ____,--、__ノ


14 :

                  ト、‐- 、              , - ―.ォ
                       |: \  \         / /: : :.|
                      l: : : ヽ  `   ̄ ̄  ´  /: : : : /
                  ': : /              \: : /
                     У ,               `く
                     / /                 ヘ ヽ                    暁美ほむらさえ排除してしまえば
                 / /  γ::o,      γ::o,  ハ  ヽ                   鹿目まどかとの契約を遮る存在は無くなる
              ,、  /  i   ヽ::ノ        ヽ::ノ  .i  ヘ‐- 、__
              ヽ\,    、      、 _  ,      /   ヘイ/,> ,              市場を荒らすワルプルギスは
                 ヾ_」   /\.      `´` ´     /ヘ   /イ     >、          為替少女になったまどかに
              / ヾ,.、 λ  `ー‐ァ----  r一 '   入/"   i\       \          始末してもらえば良い
         __ /    `>く}ヘ    /     ヘ   /厶へ     \__   ヽ
     , -‐" =      /  `´    i       | /      \        =二ァ
      ̄フ二__二, _・ /           j       l'        `ー-`、_三――"   ’      ふっ
          /  ̄          /   |  /   ヽ、            ̄     /         待っていてくれよ まどか
  , -、     /             / 、|  | ,    ├‐- 、                 |          僕がキミを最強の為替少女にしてあげるからね
  ({      ./                |  ヘ |.i  /  |   `              丿
  ヾー--‐' ´           ,> ' ̄ ̄|  ハ l.| {  .j                /        それとも、最悪の魔女の方がお好みかな?
   `ー-  ___ > '       ヽ  i | |  ノ   人                /
                ┌───────────────┐
                │   第10話 番外編   後編   終  │
                └───────────────┘

15 :

  □
 ┌──┐
 └──┘
 ┌──────┐
 └──────┘
 ┌───────────────────┐
 │                                      │
 └───────────────────┘
 ┌──────────────────────────────────────┐
 │                                                                            │
 │                                                                            │
 └──────────────────────────────────────┘

16 :

                     , ― -- ‐‐ 、
                       F==┐ ┌==== 、
                  ____|  l::l l::l   〈
               /  , -  ̄ ̄ `´  ̄`、ヽ__
              /  /       /     丶   \
             {  /     // ` 、   ',    \
              ヽl     /l/   ー-ヽ   ',     ヽ
                    l   / _     _ ソ    }     }        …というわけで、以上で
              ∧  {    ̄      ̄ }   /     /        番外編が全て終わりました
            / ̄ ̄ ̄ヽ   ___   / ̄ 丶   /
            / ̄ ̄ヽ ' 丶  V_丿 丶 ,--、 〉 /          こんな長いスレの、しかも本編外まで見ていただき
            ヒニヽ ソ   `ー−―― 〈  , ´ ソ  /               ありがとうございます
             〈 ,-‐'           `r'‐´  /
             ヽl  `ー―― − 、__人    /
                    }::l l⊂======⊃:l `ー‐.1
                    /://::::::::::l l::::::::::::l l::::::::::',
                /://::⊂======⊃::ヽヽ:::::::::ヽ

17 :

             , ― -- ‐‐ 、
               F==┐ ┌==== 、
          ____|  l::l l::l   〈
       /  , -  ̄ ̄ `´  ̄`、ヽ__
      /  /       /     丶   \
     {  /     // ` 、   ',    \
      ヽl     /l/   ー-ヽ   ',     ヽ         さて、脱線はここまでにして
       l   / _     _ ソ    }     }         次回からは本編の11話に戻ります
      ∧  {  ( (    ( ( }  /     /
    / ̄ ̄ ̄ヽ  ) )___ ) )/ ̄ 丶    /           あまりに間が開きすぎて
    / ̄ ̄ヽ ' 丶( V_丿( ( ,--、 〉  /              覚えている方がいるか不安ですが
    ヒニヽ ソ   `ー−―― 〈  , ´ ソ  /              杏子が魔女化した美樹さんと
     〈 ,-‐'           `r'‐´  /             相打ちになったところの続きですね
     ヽl  `ー―― − 、__人    /
            }::l l⊂======⊃:l `ー‐.1
            /://::::::::::l l::::::::::::l l::::::::::',
        /://::⊂======⊃::ヽヽ:::::::::ヽ

18 :

                         ___
                   r-, r-‐"´::::::::::::::::`‐-、              ―‐
                    V、|::::, -──-、_:::::::ヽ、        ─┬─
                ,, --=ニヽf´ // i  ヽ, `ヽ::::/         /
                  (,_  /" ./ ,イ ト,  !、  ヾ           イ
/\             イ.  ̄!  ' // / ヽ___!',    !           ┌─┐
   \‐-、          i' し|  !'´ ̄   ´ `.i i  |.         |  |
     \ ヽ,           ム'  レ, 、 'ィ=ミ   ィ=、レ . ,イ_        └─┘
 ̄`ー--、 \ ヽ       ノ,イ  ヽヽ!""   ,  "", ノ//`i       .
      `ヾ、 'i      ´"//"‐--、.  、-‐ァ  '´r´//´‐‐,    __          それでは、また次回まで…と言いたいですが
         `ヾ,     /  /´i7 ̄ ̄`ー-='、_ `"‐'/二´ニコ        /           最後に、キュゥべぇにティロ・フィナーレしておきます
           \    i   ,イ .| |         '--、'='∠,-,フ.     /
            ヽ   V   ヽヾ、__        `ヽ | |       イ          なんか、スレを作っていて
             ヽ  ヽ、__, -‐´ ー二ヽ   -ニ三/く_ノ        l           キュゥべぇが諸悪の根源のように見えてきたので…
              ヽ /         -=ヽ二  r-'、__:::/      ─┼─
               ヽ',.      ー=二三ヽ三/ヽ,_),'       /           でも、アニメ本編でも黒幕はキュゥべぇでしたね
             X  i:\ ',          // |=/:_,-‐‐、/        |            ふふっ
              i' !'::::::ヾ、   -=二三r---'、ヽ-イ´.         |
             = |::::::::::::::ゝ,-、___ シ -=_ゝ--ァ'‐´             l
   ,ィ三ミ、        ' .||:::::::::::://::::::://:://ゝ--"´            |
  (::◯:::)       i  | i:::::::://:::=||=://∠、ニ=、ヽ,           |/
   `''ー‐´       ./  .! |:::://::::::://:://|´r、´ヾヾ._/            |
           ,‐"   /:://:::=|.|=:i'.i'|::i'-‐'-'‐'ニ'            |
           ヽ,_ノ   /:://::::::::://::::|./::::::ゞ-‐"´             ・

19 :
おつおつ、今回はマミさんが輝いてたな

20 :
乙 面白かった。実際のまどマギには出てないけど、
確かに、ほむほむの苦悩と歩んできた軌跡は凄まじいものなんだろうね。

21 :
力作乙。なるほどこうして本編に繋がるわけか

22 :
杏子とマミさんの絡みは本編ではほとんどなかったから新鮮だなぁ
魔法少女たちの美しき友情に感動しました
でもここまでやってたのに本編でマミさんが殺されてもスルーなのかー

23 :
>>17
いつも思うんだけど、これはどういうポーズなんだろう。
頭に両手を載せているのかなあ

24 :

                _ -──‐- 、,.-  _
              _-''´   _,..   ´ 、   `ヽ、
              /   ,r ,r'´      }      ヽ
           , '  , //       λ   ヽ   ヽ
           /  / /       / ノ ∨  '.   ハ
          ,  ' /       / .,イ/    ∨     '. .'.
         ,'  l l    / //.'/     !ヽ  '.   .i !
         ,j.._!_ !  _∠-t,-//    --、!ム ヽl  ,-!、|-ァ、
       r彳ニ=i ハ| ´/ | ./ !'        リ ヽ !,ノ i f三ヾ、
       ノ!{、≧!イ/ ヽ ,' |/  l           Y|  ,ノ l{ゞ}))},             >>19
       f、=ニi|ノ  ノイ  __-        -__   '/、 ゝ(ゝ=くノ!             私は本編だと、すぐに退場しちゃうから
       ヽニ=イ{__ノ、|i ,‐'" ̄"      " ゙̄ヽ,_',イ>ァ<にニ-'|゙                 番外編でハリキリすぎちゃったかも
      l ̄`"´`ヾ、ヤ ハ/ハ/    、   ハ/ハ/ .!-イ´  " ̄\
      /_      ヽト、              丿' /  _ - ァ'
     ≦ニ≧-_、  ヽ` .. _   ` ´   _..-''´l/,/  /─'´_.. -ォ            >>20
    j ̄ ̄`ー-≦、\ヽ)  、_ i≧=--.=≦lrァr //  ,.' !_,r‐'´ _ -{           きっと何周も繰り返して
    (ニ-_    ヽヽ/ノ _,.})>!l l l l l l l l l!{,イ、 ヽ、// _// -''_...-,>          その都度、キュゥべぇに妨害されて
    ゝ─-≧-、,_ヽ!_,´-''  l )l ヽl l l l l l /l.ノ/j ` ‐ニニi__  _ -{ ̄´_         それでも諦めずに繰り返していたのでしょうね
   , -ァ-、__/∨ ∨      '.f_l lヽl._l._l,:l'.lノ,.'/      |´ ヽ { _ゝ''´ ヽ ヽ
.  /   ,-≦ ̄/  !      '. ィ_l (:>ァ<)l,r)'./        ヘ──-、\l ハ
  l |  f ̄ ̄´/   .|     ヽ ノ! lゞ!ヾ'!)゙/      j    ヽ    ヽj  |       >>21
  ヾヽ ヽ  /    |、     ヽヽァ,-、rf//      //    \    }. /       時系列的には、数あるループの中の一つ
   `ー-=-{. .   ヽ:ノ      \ヽf l/'      ヽ: !    .-/ -='-‐'        と言う感じかしらね
       \`: .、 ,'         >y、        ヽ  .-: :ノ
         >_: :!: . .     _,..-´ ノヽ ヾ:、       . !-': : : _ヽ             私の脳内妄想がソースだけど
        ヽ _ゝ: : : : : :<='" ,イ:!ζ!ヽ `7. . . . : : :' : : ァ  ノ                こんなループもあったと思ってくれるなら嬉しいわ
         | \: :ヽ: : : : : :ゝ'´/ i },ハヽ:`ー’: : : : : :,.': /    l
         l    l: : !: ‐─‐ ,' jrァハ ヽ: _: : - '{: :     !
        ハ    : : |  ̄  /  |ノ ヽ !  }  -   :! :      {

25 :

                          __
                   ,,,v-'''" ̄`    ̄` ''ー、,、
              __,, -ー´               r'´ `\
          ,x=ニ二--⌒           )       \
           ´    /            /        ヽ
             /       /         / |     :      ',
            /  ,   /  /   /   |    i      i
               l  i:   / /ー/ /     | :   :i      :i
           {  i:  ///  //     -ト、i   :i    x- 、}
           |:  i:  / ノ   /       l j\  :i   __ 〃⌒}}
           リ ハ/ ,x-zニミ、          リ'  ∨:i 〃ヽ{r-y´-、
            ∨ i } イ´う仗i       マミミzx、 i リ {{ r´  )  }}           >>22
        ,x==ミ≧x、| i  込ン       ん炒ィヾl:/  廴〉  〈__〃           鹿目さんや私と距離を置いて
         リ       ヘノ '' ''         込ふン ノ /〃/_人_,ィ,´         ループからの脱出を試みることも
        /       圦       '        ,, ,, ∠/j {{__〃{{__〃         何回も繰り返していると思うの
       ,r' <ニ~ ̄`ヽ、〈\    __       __.. /´  ノ/
     r''゙ `ヾ `ヽ,-==-' ̄\   ヽ __フ     ィ≧=- ̄ ̄\             だから、もしかして暁美さんは
     \~>、ヾ 〉!    / >、     ,, -i/       ヽ            かなり参っているのかもしれないわね
    x´⌒`\≧_j/ ! __/_ |\ }`Tf千  /{_x-=≡=zx、 ミ}
   i ィー-、彡 /  ! |:: :: :: :: \ヽ `r---ー´ ,〈  _,z=>x、彡´            ただ、詳細は次のお話に譲ることにするわ
   乂    〈    i } :: :: :: :: :: \_j_,,x--=ニ二/      ヽ`i
            | / | :: :: :: :: ニイ /一.:: :: :: :: :: ::| ,-=≡x, ノ/ |
          |/  |__:;_:;_:;_:;_x┴i`ヽ :: :: :: :: :: / >ー=ーx'´/ |
         _,.メ ̄_;;_ーヽ    /: :\:: :: :: :: :: /,'  `゙゙y  i   |            >>23
        / .:::/     \ /: : :/ \ :: :: //  _,iノ彡゙  ノ            切られた首を両手で抱えている構図らしいわ
      / .::::/        /.:.:.:./--ー=ニー´    |    /                 私がお菓子の魔女に殺られたときの
      \:ハ          /: : :/              }ー´,.´               ネタAAらしいわね
         \      }:.:.:.:|、             ノ  i
          ___/ヽ, ,_    }:.:.:.:|人            /_,,- 〉
       /: : : : : :/ 、    ヽ___|  ヽ ,     , イ  /|
    ___/,;.,;.,;.,;.,;.,|  ヽ         ` ゙゙    ヽ, '  |                最後に、ちょっとageておくわね
   |: : : : : : : :,;.,;.,;|    ヽ __     _-    /|   |
   {: : :_,;.-'"゛: : : :|        -ー  ̄      / : |  |
  __ゞ´: : : : : : : :,;.,;|       -、          /: : : :| |_
 /: : : : : : : : : : :/.: :.ヘ   /: : \       /.:| : : : : :|,ノ|
 ', : : : : : : : .:/: : : : ∧_/: : : : : :i:\___,,/ : : : | : : : : ヽ_,|
  ヽ : : : : :/: : : : : : i : : :| : : : : : :| : : : .:| : : : : : :| : : : : : :ヽ
    ヽ.;/: : : : : : : :/ : : :| : : : : : :| : : : : :| : : : : : :| : : : : : : :ヽ
    /: : : : : : : : ;イ : : : :| : : : : : :| : : : : .:| : : : : : :| : : : : : : : ノ
   ヽ; : : : : : : ://.: : : .:|: : : : .: .:|: : : : : .:| : : : : : .:| : : : : ;イ
     \: : : .:/:/: : : : .:|: : : : .: .:| : : : : : :| : : : : : : |、;.///|
      `ヽ/イ: : : : : .:| : : : : : .:| : : : : : .:| : : : ;.;///////|
           └--;_:_:,j_;_:_;_:_;_:_j、;_:_;_:.,:.,;ト-ー'V/////////|

26 :
ここのスレ主は、なんとすさまじいパワーの持ち主!

27 :
乙乙!
FXしながらネトゲでほむほむの名前つかって遊んでる私のためにあるスレだw

28 :
ほしゅ。

29 :
FXしながらネトゲでQべえの名前つかって(以下略

30 :
ここはまさに市況2の奇跡のスレ。

31 :
次も楽しみにしてます

32 :
いつも楽しみにしています。
過去の話を読むためのまとめサイトはないのかな?

33 :
>>32
これをどうぞ。パスワードは mami です。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3064695.zip.html
mami

34 :
為替少女で検索したら、まとめサイトもあるみたい。
でもこうした2chのログのまとめサイトってもうできなくなるのかな。

35 :
アフィ関係なかったり、きちんとまとめていれば問題ないみたいよ。

36 :
>>33
これでまた最初から読めます。
ありがとうございます!

37 :
いまさらだが、2chの過去ログが検索できるサイト
http://logsoku.com/
『タイトルを検索する』 から、スレ名で検索すれば出てくるよ。
落ちたスレを読みたいときは、ここから検索するのが便利。

38 :
2chの専用ブラウザ使って自分のPCでいつでも見れるようにログを保存しておけば便利。

39 :
>>33
thx

40 :

               . -―― - ..
            . -ァ ´     ィ   }   `ヽ
        / ´ /〃  //  人ヽ    ハ
         〃   {/   /_ イ //_ '. ト、    :.
        {{  /  /´ {/ { l {   `}メ } }
           { { l { iン Y _,=ヘ  !' } |
              Y ト、〉   '  Vニ` }/ ノ、 ! 、            おはよう
        {    人{人     。 { Y  ! イン ト ヽ ノ}
        ー ´イ } >      `}  |´   |、`¨¨          なんだか眠れなくて
         ´ ノ ノ ノノ イ}`¨¨/|  |ヽ、 人\              こんな早朝に目が覚めてしまったわ
         イ/ //´ /´j/、  {У!  ! ハ {   ヽ ヽ
        { { {ハ 〈 ´  /} {/   八|  イ } ヽ  \}
      } } ヽ} '.   /´ {  /  }.|/ .{・ノ!   〉   ノ          >>26-39
       ソ/ハ }  {   ヽ{/  Y  /・|/ / /´              まとめサイトまであるのかしら?
        / / } '  i!   ・〉    }    }' /  ヽ、
       '. 〈     /|    {、`ヽ ト     }/    ミ 、           ありがたい事だけど
      _У イ  / .|   ・〉\   、   ノ   ノ} ト }           何だか緊張するわね
     { // ノ /  |    {      ーイ ノ} ∠ ノ ソ
     Y {  く /   .|   ・〉      八{ ムイ
      ヽヽ、 }/   .|    {      ヽ                >>33
          ムイ _./∠} ―く `V´}   \                  お話ごとにリンクが貼ってあって
         / 〈  イ /{ ハ`ヽ人      ヽ             とても便利ね
.        /  /`/ { /lj ∨ lj`}ハ ヽ     :.
       / _{ イ{ W      l ト ハ}____〉             私もありがたく使わせてもらうわ
      _ .ィ⌒ヽ { 八}¨  、 ,  ¨ムイ/んんんんん〉               ふふっ
   //  ´   {' ∨ >=<_∨          ハ
 / ./  /     _rく {{ }ィー'         ノ ム へ rー 、
 Y         rf´~~~~Уx≦三三三三三三≧x  `ヽ \
  、           ノ人_ x≦三三三三三三三三三三三≧=‐┴x
   ー―   ̄ `¨x≦三三三三三三三三三三三三三三三三三≧x
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三≧x
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三

41 :

  rー――一ニ===-___..,, ´     ー- .、       ``ヽ、: :ヽ: :!
  ヽ: : : : :" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:/             、     ゛ヽリ: : ゞ: :i
  }: : : : : : : : : : : : : :/      .  i     \     ゙、: : : : :.     〇
  ヽ: : : : : : : : : : : ;'        !ヽ | }      ;      ヘ.: : : : :` .ノ O
  〈:: : : : : : : : : : ..'.   /    /  \/|        ヽ.   `ニ=´   °
   ゝ: : : : : : : : : :'::   ! 〃ィ/,__.L_l/_|_ヘ       \ ::ヽ  `ヽ
    ゙ヽ: : : : : : : '::  i .| / /‖   丿 / レ !  メヽ:::.    ゝ::::::::::::. ゙.     _.ノ
     ヽ: : : : : :i:::  :i |ノ/ /  '"_,,===x / :::γニゞ::::::::::...____ ゛ー-‐ "/
.       ヽ : : : :':::!:  ノi - /    "ヾ_.. -つ /ζ り::::: "~´      `    ゛、             さて、朝もまだ早いけれど
.   __`!: : '::::|::.  |〃ヘ      ´ハ〃//  , "´    ______.\ー―‐- ,_        せっかく起きたんだし
. ̄ ̄:: : : : ::|: //:_!:::.、 ゙.弋ソ      "   ´   〃    . :": : : : : : : : : : : : : : :`:、 _...           これから第11話の投下を始めるわね
: :゙ー-: : __: | ノ: : : : `>ヽC゚〃 '    __   ,´/     /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ : :
: : : : : : : : : l : : : : : : : : \~>   ャ"  )  /: /  /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\:
.: : : : : :/: :r‐- 、: ::\: : : ̄:゙`ヽ uー   /: ! /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :        途中で投下が止まったら
.: : ::/: : : :.`ー...__',: : : : ヽ: : : : : :ト、...__/: : :! /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :           連投規制にかかったか
.:/:.: : : : : : .'、...._`、: : : : : : : : : :V⌒ヽ: :〉:リ/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :         単に寝オチになったと思ってください
: : : : : : : /: : : :゙z-t: : : : : : : : : 〃   ヽ:/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
.: : : : :/: : : : : : :`_: : : : i: : : :f   _...-‐‖: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :           それでは始めます
: : : /: : : : : : : : : : : }: : : {: : : : { 〃  /リ: : : : : : : : : : : : ソ: : : : : : : : : : : : :
.: /: : : : : : : : : : : : !: : i: : : : {"  / /: : : : : : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : :
/: : : : : : : : : .ノ: : : : : :トーレ " ;.,〃 /: : : : : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : /: : : : : : !   /   /: : : : : : : : : : : /: : : : : : : : :
: : : : : : / : : : :/: : : :リノ    /: : : : : : : : : : : /: : : : : : : :

42 :

  □
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 ┌──────────────────────────────────────┐
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 └──────────────────────────────────────┘

43 :

                     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                         サヤカ
                         魔女の結界内部
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___________________________________________
:::::::::::::: l二二|l::::::::::::::::::::::::::::::::::l二二|l::::::::::::::::::::::::::::::::::|二二|l:::::::::::::::::::: ┌ ────────‐ ┐:::::::::::::::::::::
:::::::::::::: Τ ::Τ ::::::::::::::::::::::::::::::::Τ ::Τ::::::::::::::::::::::::::::::::::Τ ::Τ :::::::::::::::::: |l l l l l l l l l l l l l l l l l l l | ::::::::::::::::::::::
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┴┬ . .::'  人  ':.. ┴┬┴┬::| .:::|::::┴┬┴┬┴┬::| .:::| ┴┬┴┬┤ミ|. . .:::::::::::::::::::::::::::|ミ├┴┬┴┬
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┬┴┬\_ヽ_|_,/_/';:. ┬┴┬::| .:::|::::┬┴┬┴┬┴::| .:::| ┬┴┬┴┤ミ|. . .:::::::::::::::::::::::::::|ミ├┬┴┬┴
┴┬┴  ;(  )ι. ┬┴┬┴::| .:::|::::┴┬┴┬┴┬::| .:::| ┴┬┴┬┤ミ|. . .:::::::::::::::::::::::::::|ミ├┴┬┴┬
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┬┴.\_ヽ__|__,/_/; ┴┬::| .:::|::::┬┴┬┴┬┴::| .:::| ┬┴┬┴┤ミ|. . .:::::::::::::::::::::::::::|ミ├┬┴┬┴
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 ̄ ̄ ̄. 。  } {  ゚。.  ̄ ̄ ̄ l二二リ. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::|二二リ.: ̄ ̄ ̄ └・┘. . .:::::::::::::::::::::::::::└・┘ ̄ ̄ ̄ ̄
lニニlニニ/  \ニlニニlニニlニニlニニlニニlニニlニニlニニlニニlニl!               llニlニニlニ
       .{ .| | | }
l⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒!
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44 :

      /:/  /: : : : ::::|:l: : ::::::::l: |   ヽ: i: : : : :::::i、: :i、:::::::::l: : : :::::::::i:::l:、:::::::::、ヽ::ヽ
     ./:/   l: : : :::::::::l:l: : :::::::ハ:.|     i:ト: : : :::::ハ: :| ヽ:::::l: : :::::::::::l: l:::ヽ::::::::i ヽ:::!
     l::/   .!: : : :::::::::|:ヽ: ::::::l |:.|     l:| l: : : :::l  |:!,.,イ::::l: : :::::::::::l/i:::::ヽ:::::::| ヽ:!
    .!:/   .|: : : ::::::::::ハ::i: : :::| l|      | l: : ::ノr'´|:,!  ヽ::l: : ::::::::::レ:|:i::::::|、:::::|  .!:|
    |:l    |:i: : ::::::::V .l::i、: ::| リ     七i:'´/  ,_|!,r―, V: ::::::/::/::l:::i::::::|ヽ:::|  l:|
    |l    .|::i: : :::::::T' 'TTヽTニー     イ/,r,i<!//i / l: ::::/:::/=ヽ::i::::::| |::|   |
    |    |i::iヽ: : :::::l t-|-r-==、       /  iイ、ソ |  /: :::/:,イヽ ! | :i: :| |::|
    |     |::i::| ゝ: : :ヽヽ  ri/Yi ::##:::     ヽー ' /::::/ /ち//i: : :l: | |::|
         |:i ヽ |:\: :ヽ  弋ニソ        / / / /:, r '´ r''´ノ::l : : l: | |:l
         |:i  ヽ|: :{ ゝ、ヽ / / l  ,          '   ,ヘイ: : : : l: : : l:| |:l
         l::|   l: :.| ヽ            ┳      /: : l:|: : : : i: l: : l:| |/              カッコつけた手前
         l::!   !:::|   ヽ、       ___   ┃   ,. イiヽ : : l:l: : : ::l: :l: :X                  みっともねえ取引は出来ねぇな
         l:.!    !::|   i`ゝ、      `   ,. '´ |: : :l: :`: :l:i: : : :l: :l : : :ヽ
             .!:|    ヽ: : |` T ,.-,r-_'´_,.r-'ニニ}: l: : : : :l: : : : :l: :ヽ: : ヽ             人間に戻すのが無理なら
              !|     ヽ:.|  |:.iヽ| ,r,. r:.'´:::::::::::,:::!-i__: : : :|: : : : |: : ヽ: : :ヽ                せめて、魔女として悪事を犯す前に
                    ヾ|__,.L:::| !/::::::_:_:,.ノr―/ / ̄ ̄ ` ヽ: :.l: : : ヽ: : ヽ                止めてやるよ さやか
                 , r ' ア/:\ヾ _,.=ニ-':::::::::::/ /       ヽ:l: : : : ヽ: : ヽ
                 /  //,.-,'ァ-、;ヽ、ヽ、:::::::::::::::| |        ヽ:i: : : ヽ: : :ヽ
                 | //:::( (, !じ'/,r-ソノ:::::::::::::::| |           ヽ: : : : ヽ: : :ヽ
                 | /::_::,.,ノ `,´:'´:::::::::::::::::::::::::::l |  _       ヽ : : : :ヽヽ: :ヽ
                レ::::::レ,.!.∧ヽソ::::::::::::::::::::::::::::i, | '´ -、     __`: : : : : :ヽヽ: :ヽ
               /:::::::::::::/ ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/lll ヽ   ,A  ,r '´  ヽ: : : : : ヽ ヽ: ヽ
               i:::::::::::::::o::::::::::::::::::::::::::::::::::::::////ヽヽ,/:i: :Y,  ,.r'  ̄ ヽ: : : : : :ヽ ヽ: :ヽ
               {::::::::::::::::::::::::::_:_:_:::::::::::::::////////ゝ,ノ:ヽi: :V´     ヽ: : ヽ: : :ヽ \: :\
                !::::::::::0:::::::::::: ヾ////////////////: : : l l: : ヽ     ヽ: : :ヽ: : ヽ  \: :\
               '、:::::::::::::::::::::::::: ヾ//////////////i: : : : l ヽ: :ヽ     ヽ: : :ヽ: : :ヽ  \:::\
                |::::::::0::::::::::::::::::::::ヾ///////////: :|: : : : |:.:|: : :ヽ      ヽ: : ヽ: : ヽ   \:.:ヽ

45 :

                       ヽヽ〉〈〈 〉〈 /、                   //
                       、≦、∨、||,,///`〉ゝ-‐-              //
                         ゝ‐==‐-、ゝ-、// / ┼┼┼`ヽ         ≦≧-'、
                   /┼┼┼┼ ヽ人/ ┼┼┼┼┼}        γ⌒〉ヾ゙
   r-、fヽ        ゝ---- { ┼┼┼┼┼}i|i|{,´ ┼┼┼┼┤}‐‐-.....     〉{-ヲ' /
  ー≧` `¨ヽ   .< :::::::::::::::: ',┼┼┼┼γ'二ヽ`┼┼┼┼ヲ:::::::::::::::::`ヽ、_人ゝ}/⌒ヽ
  `¨¨¨{ /、' ∧  /:::;;:::::::::::::::::::::::::ヽ ┼┼┼ {6{{0}}∂、:.┼┼/─--‐ イ´:::;;;;;;;;ノノ、,,/::;;;;;;;:::≧、
     i.j ∨ ヽ'::::::::ゝ=‐‐-、:::::::::: \ ┼┼{::`j}ェ{!´ ::} ┼/:::::::::::::/‐---==、'/  /:::::;;;;;;;;;;;;;::::`}
        ∨  ヽゞ=--‐ ´` <::::::::>...、 ',__`¨´ゝ、'_/::::> ´ ノ ゚  、 。 イ  ノ:::::::::::;;:::::;イ::::i
          ヽ   λ  ,  ゚  ヽ `¨¨¨´、 {  >< _} ¨´ ゝ三彡ゝ--‐=、¨  }¨´:::ゝ-、::::::::} ¨ij
     ノi、  i;;;;;ゝ-{ `¨ノ=‐-‐´;;;ゝ=、'  、ヽi¨ i¨ゝ、`ヽ'   /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::} ノ:::::〈
     〉;;;;`¨;;;;;;;;;;;;;;`¨¨;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;∧   フ /三三} }  人;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::厂  、::::::ノ
    /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.\ヽ_ノ´   'j_ノ,イ;;;;',;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::¨´`¨', ∨'
、__ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::":::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',> . i!  イ} ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::;:;;;;;;;;;;;:::;:::::::::::ノ        ピタッ
ヽ彡,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:'::::::::::::::;;;;;;;';;;;;;::::;;;:::::::}∨i∧¨¨∧∧{;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::;::;;;;;;;;;;;;;;::::::}

46 :

.           //::::::::::::::___::::::::::::::::::::::::::::::::.....    \
           / ::::;  '"´ /      ̄¨ 丶、::::::::::::::::::::.... \\
.            // /         | l   \::::::::::::::::::::::::....\ヽ
           /\ /\   ,、    ノ_    | \::::::::    ∧\、
.        /   /     \/ \_,, ィ´ \ l ヽ∧::: \   ∧ \
        //         ∧          ∨  l ::}:       ,
.       //    /   / / ハ     !     ’  | ::|     |::.  ‘
.       〃  | | ハ!  / /   } |V  |   :.    , ! ::| !:.   ト、::.   l
      l |  l十‐|─{/‐  、| | ∨ ,ハ ト、:::.   l  | ::| |:::: |::. |ハ:::. |
      |ハ|  | | 八 {     ノ゙ ̄} 7ナi‐;-}:::::  | l .::::::リ |:::: |::: |  }:::. ,
      | i  | {`メミx };;;;{     .ノ'   }/ !:::::: | | :::::/ |::: j!::| |::::;'
.       八  |  トイリ ;;;i!    イテマサメ;|::::: ノリ⌒;::  |:::ノ|::::|  :/          ふふっ
         ヾヘ. ゞ-'       トイ リ ノ !:::://`ヽ }::: l/ |::,’ /
            |.  ┳  ’     `¨ ゚  ノノ )Уノ:::  |  j/              まだ時間停止の影響を
          \ ┃.  、   , ::##::: ´ /¨´::|:::::::: |                受けていやがる
            |丶    ̄      . <|::|:::::::::|:::::::: |
            | ::::::>、 _ .. -‐≦|ト、:::::|::|:::::::::|:::::::: |                最後まで、ほむらには
.           ' .:::/、  ``ー 、 ,メ爪=ー- 、:::::::::::::::. !                  世話になっちまったな
.          /_,,メミx、\    || ノノ \  ',:::::::::::::::. ,
         /⌒    Y ゙==〉X"   ∧   :::::::::::::::. ',
.        /       ||   / {ハ \   ∧ |::::::::::::::::.
.      /,        ||   \ 弋!/   ∧ |:::::::::::::::::::. \
    / /         ノ'      、ノ}\ノ   ∧!:::::::::::::::::::::.. \

47 :

                       __                  /-‐── 、`ヽ
                  ,. -__"´      ̄ > 、           /´       ヽ ヽ
               ,. -''´ ̄  `         丶、        /          }   l
                 /     /      \ \    丶                 '  |
           / /   / へ  _,. -、  \ '.     ヽ、             ノ   l
          / / ,'   ,.' ./  `´   ゙´ヽ__  '.丶、   丶、      _ ,. ''   ノ
         ,.' /,' ,// /  /   ,イ    !  .|  ヽ  '. 丶     `ー‐-=<___  -‐´"´
          /,.' / ./,'.  l. 从  / |.   |  !   , l.  ヽ
       /!'  ,' ./! !.  ! /、| !. ,イ  '、  l.  |   ,'     ト、
       /  | ,' | | !、 |'  |lン、|  ヽ  !  /!  /|. | '   !ヽ、
          リ l l.| ヽィァ、!|l' ′  ',.-!-/、l / ,'  ! l   '  丶、
            ',|l  代芯ォ、    ヽ|/ λヽ/  .| .!   |.丶、 `_‐- __   ヽ
   \       /ノ〉  ト、ヾ-''     シァュ、_ヽ'/   ! |丶    
    ヽ、___,//ノ'ヽ |ヾヽ      ヾヒソ_'   /! | ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
    ,  ;y' ゙̄"´/_,.{ ヽl ト、   ′     //  , ' .|、 |  ヽ  |   さぁ、受けてみな さやか                    |
   /   !  ,. '   ゙.  ヽ.! \ ` ー   / _,/ ノ ヽ!   \ |   これがアタシが全資金を振り絞った最期の一撃だ     |
  l |  |/     、  |  |ヽ`、-,-─‐/ィ彡'_,.-<_ ヽ |     ヽ________________________/
,r‐'  ヽ/       `、,r_‐ y-、 ヽ__ _,ノ イシ"´ `ヾ、 \
|   /        ,r ー 、ヽヾィヘvー─,ノ.//     ヾ   丶、
| , '          /'"_丶、ゝ`゙ 〉、ニニ-''"{ |      ,'
| /            ,'´,.-,、ヽ   ';0)ヽ    リ    _,.,'
r'           lミ  l. `゙   i'チヤ'    {ー─ '" /
           λ ヽ.     |ヽ       '    /
            | ヽ-{ヾ__,. ノ'"| __     '    /ヽ、
               i   i      !`ヽ`ヽ、,'    ,'、`` \
            ゝ、_λ   ノヽ.__  /    /ヽ'.   丶
             丶  `ヽ ̄    `ヽ、   / } } .    ヽ
              ヽ_/ 〉、         ,.' / / '.      \
                  | l!.、      / , ' , '   |
                  j l! l` ‐- _ノ / /    ヽ
                _/ 八 ヽ       /      丶
          _.. -‐‐/K<  ヽ 丶
\     , -''/、__   _ノ| | ヽ !  \ \
、_ ,.><´ ,. -'  ヽ ̄ / ∧! 〉^、 ,r' ヽ _K
     `´      \' ./ V/!ヽV    >! \
             ヽ'  ` .| ヽヽ//ヽ \
              ヽ_   !|  ヽ/ \ \__\
              } `ヽ!.|____, -<__, -ヽ、`ヽ、_
              /   !       丶    ヽ,、_-<` ──
               /   /´        ヽ.    |     ̄
             ヽ_ ,. '            ゙.     }ヽ
                           iヽ_  ノ .|
                           ヽ `ili ノ}
                             }、_ヽ!' !

48 :

           /Y: : l: : : : : : ヽ:::::ヽ: : : : `ヽ、:::::ヽ: :\::::::::::::::::、
          /: /: : {: : : : : : ヽ:ヽ::::::ヽ: : : : : :\::::ヽ: : \:::::::::::::、
         /: :/: : : :i{: :ヽ: : : : : :\: ヽ、: : :――,: :ヽ: : : :\: :::::::.:、
        /: : : l: : iヽ{ ヽ、:ヽ: : : : : :\、:ヽ:、: : : : : : : ヽ: : : : : ヽ::::::::ヽ
       l: : : :|: : :l:.i、ヽ>: ヽ: : : : : 、: ヾ、: ヽ:\: : : : : ヽ : : : : :.ヽ::.:::::\
       |:/ .|:/i: : : l「´,ゝ、 _,>:ヽ: : : ヽ、Y´_ヽヽ: : : : : :ヽ: : : : : : : : :.:.:.:.:`ヽ、
       レ i/ l:i: : ヾ rTリ ' ヾ、ヽ: :ヽ>{, ヽ: : : : : : : :ヽ: : : : : : : : : :.:.:.:::::::`::ヽ..、
         '  ヽi、: :iヽ |;.}   ヽ:ヽ: :.l }'ヽ ノ: : : : : : : : :ヽ: : : : : : ::::::::::ヽ`ヽ、:::::::::::`::ー..-..、         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
            ヽヽノ  '     ヽ:.i: :| -,'イ: : : : : : : : : : : ヽ::::::::::::::::::::::::::::ヾ/` ゙ ー--::::::::::::::      |   心配すんなよ            |
             ヽ     ー―.、 !:|、:| |  l: ヽ: : : : : : : : : : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ヽ.、    ̄ ̄     |   アンタ一人で死なせやしない   |
              ヽ    _,      ! /    ヽ: ヽ: : : : :\: : : ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::゙ ー-..、_     |                           |
     __r-.、,-、     `ヽ ´          ノソー-―- 、: :ヽ: : :ノ :::::::::::::;;;;;:;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::    |   アタシも一緒にいてやるよ     |
   ,r‐〈 .| Y |r-、     ヽ   __ - ' ヽ//:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ: : /::::::::::::::: ;     ;:: : : ::::::::::::::::::::,'     ヽ______________/
 ,r〈ヽ ヽ| ,!r‐' ,)ヽ       ̄     / /         , ':::::::::::::::::::::::;    ,':::::::::::::::::::::::::::,'
 ,>、ヽヽJ` ー'ヽ ./            //         l :::::::::::::::::::::,:'     ,'.:::::::::::::::::::::::;
 { ヾ'       .!            / ___  -_-      , ` --       (::::::::::::::::::::::, '
  ヽノ       ,ノ ,、__          /r,. - '´ ´       l           ゙ ゙ ::::::::::::::,:'

49 :

           /: :,. --,: : /:/:.:.:.:.:ヽ : : : : : : : : : \ : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
          /:/ ,. /:/: /:.:.:.:.:./ ヽ:.: : : : : : : : : : : \: : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
         /'´   フ,.-i: :/:.:i:.l:/,.-  ヽ:. :. : : : : : : : : : : :\ : : : : : : 、: : : : : : : : :ヽ
             // |: .:./i:.i:|´    ゙、:.:.:.:ヽ: : : : : : i : ヽ: :\: : : : :ヽ : : : : : : : : |
              |   l:.:/ ヾ|     ゙、:i、:.:.:ヽ: : : : :lヽ: ヽ:.ヽ:ヽ: : : : :ヽ: : : : : : :.l
                 V  .|ヽ ヽ、   ゙、:.| \:.:.:ヽ: : :l: ヽ:ヽ:.:.:lヽヽ: : : : ヽ: : : : : :|
               _   ソ  ゝ、 `ヽ、 l:|  ヽ:.:.:. : :|:.:.:.ヽ:ヽ:.!:.:\、: : : : : : : : : :|
               .! .ト‐' ´  -ミ.、_    ;|   ヽ:.:.:.:.V:.:.:.:ヽヽ:.:!: : ヽ: : : : : : i.、. : :
              _.U{|       `゙ー=  |    ヽ: : :l: :.:.:.:.:.:ヾ:.!:.: : :ヽ: : : : :l:.ヽ:
              ,! ,ヘ|                l: : :--、: ::.:.:.:.:.:!: : : : : : : : :l.:.:.:.、
             ,/ ノl|:::ヽ     、          |:ノ,,.へ.!、: : : : :! : : : /i : : :l:.:.:.:.:        一人ぼっちは…寂しいもんな
        , --- '´ ヽヽ|:::::ト、     ヽ        / ノ`  |: :、 : : : :! : :/:.:l:. : :l.:.:.:.:.:
        {   l  _,ノi ゝィ/|       ゙、       /_,.  /: : :ヽ: : : :!.:/:.:.:.! : :.l:.:.:.:.:.
         Y-ニ二―`--{o}.!        ゙ヽ     __ ,/: : : : : ヽ: .:.:':.:.:.:.:.:ヽ l:.:.:.:.:.:
       ,ノ    l     |  ` ー- ___       '  T: : : : : : : :: : : \ : : : : : :.!:.:.:.:.:.:
       ヽ  --―――<        ̄ヽ       |:i、: : : : : : : : : : : :`:.ヽ、: : : : : :
         {        }          |      |:| ヽ: : : : : : : : : : : : : : :`: ゙: ー

50 :

  □
 ┌──┐
 └──┘
 ┌──────┐
 └──────┘
 ┌───────────────────┐
 │                                      │
 └───────────────────┘
 ┌──────────────────────────────────────┐
 │                                                                            │
 │                                                                            │
 └──────────────────────────────────────┘

51 :

                   ──────────────
                      場面転換 ほむらの家
                   ──────────────
         __
 _    rェェニi_iェェェェェェェェェェェェェェェェ                 ∧            lニl__lニl
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 ;';';';';';';'\ XX\XXXXXXXXXXXXXX\::::::::::::::::::::::::::i:::\ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:\  /:::∠_____/:::::
 ニニニニニニコXXX\XXXXXXXXXXXXXX\===========ェ  _ ,---------/___ロ__ロ__ロ__l./:::::::::
 i1|i1|i1|i1| XXXXX\XXXXXXXXXXXXXX\ i._H__H_|_H_| ./:::/::::::::::::::::::::::::::::|;;;;|[i .[i .[i∠;;;;;;;;;;;;;;; .
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  H |i---|__l」__l」__l」_|====================.!.H__H_|_H_|::|l├┬┬┬┬┬┬|iiii|-------| {i {i {i
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  -壬i: ̄|__l」__l」__l」_|====================.!:ヽ∧∧∧!/!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: !\
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   |::::::::::::::i|:::::||::::::|::::::||::::::|::::::||::::::|::::::||::::::|::lli 三三illi三三 i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: lli三三i lli三三
  lli三三i lli三三i lli三三illi三三i lli三三i||----| ||----|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::||----| ||----|
  ||----| ||----| ||----| ||----|||----|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::lli 三三illi三
                                                     ||----| ||--

52 :

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|     .        |                |            |_______________|
            |     .        |                |                          |
            |     .        |                |                                |
            |          |________|                  □            |_______
            |                                                     | ̄|
            |                                            ̄
______|              ┌─┐        | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
.                         │  │        |            |            | ̄ ̄ ̄ ̄|
.                         └─┘        |            |            |        |
          □      | ̄ ̄ ̄ ̄|            |            |            |        |
                  |        |            |______|      /|..  |____|
                  |        |                                   ! .|
 | ̄ ̄|         .   |____|                             |/
 |__|                             | ̄ ̄|_         □           .        | ̄ ̄|
             ┌┐                     |__|  |                       _|__|
             └┘                ロ      |    |               ┌┐       |_|
    |\         | ̄ ̄|                ̄ ̄               └┘□
    | |         |__|                   □       | ̄|
     \|                                       .  ̄             ロ
                              □         /|
                    □                |/              □    /|
 ロ        □                   ロ             ロ  .       |/
                 ロ      ロ              □
      ・                           ロ        ロ            □
         .    ・       ロ    .   ・      。       .  ロ

53 :

              /:::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::ヽ:::丶
                /::::::::://  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`\:::::::::ヘ::::::..
.                ′::::://:: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:::\.}!:::::::::::i:::::::.
                ,::::::::::/´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::‘,::::::::|:::::::|
              ,::::/::::{:::::::::::::/::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}:::::::::|:::::::|
                i::::i::::::|::::::::::/!:::| ::::::::::::::|、:::、 ::::::::::|::::::i::|:::::::|
                |::::|::::::|:::i:::/ }八 :::::::::i::| \{\:::::::|::::::|::|:::::::|
                |::::|::::::|:::|/ -─'´\:::::|/ `ー‐-\:|:::::.|::ト、 ::|
                |::::|::::::|:::|,ィf巧気.  ヽ{   fテ丐苳!:::::j:::!)} ::|
               :::::|::::::W とV::ソ,        V::ソっ|:::/::::|ノ::::{          杏子…
            ヽ|:i::::::::ハ    ´    :    `    ノイ::i ::|::::::::、
           , ‐≦八::::::::::ヘ        ′      ,./::::j::::!‐-x:ヘ
            /     |:ヽ::::::|::\    =っ    .イ/::::/:::::|   `ヽ
         ′    |::::::\{:.:.:.:.> . ____ . <:.::/::::/::::::::!    ‘.
          /       |:::::::| ヽ:.:.:.:.:.//`_´ヘ∨:.:.:ムィ:::i:::::::|      ‘.
.        /      |:::::::|  ,/´ ̄`〔___〕´ ̄`\. ! :l:::::::|        .
.       {二二 ヽ    |:::::::|. 〈   '´/:.:\^ .   〉| ::!:::::::!       ヘ
      ,./   \\. |:::::::|  ヽ___// ∨ { \__/ .| ::|:::::::|  ,. ' 二二二〉
     //     \\!:::::/    / /. ∧ ∨∧   | ::|:::::::|//     ∨

54 :

                              r 、        /|
                           ', `ヽ. --- '  |
                           }           リ、
                          _.._/:i        i ハ _
                     _r_‐〃ァ' ィヘ.       ハ  X'
                    ,゙=-___..ゞ≦ノ `7   ┌ ´ ム" ` ー- 、
                         ̄        ノ゙ハ  |    \ 、. マ′
                             ,.ィ::廴ノリ  |        ヽ)  ̄
        . < ̄ ̄>。.              / ゞ==彳 / |
    /          > .        .イ '     .イ |
   /                >。.. _ ..。<  /|:l   rく:jヘ !
   ,'                       /八} ,ノ   `¨
  :!                       /   { ト、
  :!   . ャ==‐- ..__         _. イ     ゝ- '         テクテク
   ', /: :i       ̄¨¨¨¨¨¨ ̄
   \八_
      ̄

55 :

                                 _
               「 \   __  /⌒ァ ) `丶
               ヽ    ´    `  /  /    ヽ
                \          く /     )
                ∨ ●    ●  Y      ノ
                  _|{    、_, 、_,    八     ,′
                   / 八         イ 丶.   /
             ⌒\/ ,   / ーァ    T´ {   \/\              ほむら
           ( (⌒>く./  / . : /      ',: :ヽ    〈) )          今、いいかな?
              \{/ : : :/ : : /        ヽ-ヘ . : : //、
         /\\_∧: : ,′|  i  i  | ∨∧// : : :\__         ちょっと話したいことがあるんだ
           (_゚: :。 ーァ‐' : ;  |  |  |  |  ー‐く: : : : :。: ゚ : _ノ
          / . : : 。人: : :.:|   |  |  |  |   }   \: 。 : : : :)
          (_/{:_:/  \: iヽ 丶ソ 丶ソ  ノ     \_ノ ̄
                      ̄⌒  ⌒ ̄

56 :

       /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
     /:::::::::,///////////ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
    /:::::::::/'::::::/::::::/:::::::::::`ヾ、ヽ:,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..
    /::::::::イ:::::/::/l:::::イ:::::::::::l:::::l:::::ヾ、l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
   ,::::::::/::::::/\ l::::/ l::::::::イ:::::|::::::::::`!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
   l::::::イ::l::/、.  \{ |:::::::リ l::::!::::::::::::|:::::::::::l:::::::::l:::::::::::::::::::::.
   |:::::::|::lイ {`ヽ、 \!:::::/ |:::ト、::::::::::|:::::::::::|:::::::::|::::::::::::::::::::l
   |:::::::|::|  ト、_ハ`   |::/  l::/ 、:::::: |:::::::::::|:::::::::|::::::::::::::::::::!
   |:,:::::|レ  乂(ソ   l/  l/''―-,_:: |:::::::::::|:::::::::|:::::::::::::::::::,
    ,::ト、:|           ん`ヽ、l/|:::::::::::|:::::::::|:::::::::::::::::/
    l:::::レ:!           トヘじ_,∨,`::::::::,:::::::::::!::::::::::::::::{           話したいこと?
    |::::::八           `<(ソ ,::::::::::,__::::::::,::::::::::::::::イ           貴方が?
    |::::::::l 、              /:::::::::/-∧:::l:::::::::::::::,::!
    |::::::::|  、  `ヽ          /:::::::::/ __,ノ:::,:::::::::::::::::::|           いったい何かしら?
   、:::::::!   ヽ、_           /:::::::::/´イ::::::::,:::::::::::::::::::::!
    ゙、::::|       ̄ ;ニニ二/::::::::/:/::::::::::::,::::::::::::::::::::::|
     、::!     _ 「     /::::::,イ /::::::::::::/l::::::::::::::::::::::|
     、! _,.< ´  `ヽ、   /:::/ ./::::::::::::/-|::::::::::::::::::::::!        クルッ
     /        ヽ ./:イ  /::::::::::::/  |::::::::::::::::::::::|
    /            /    /::::::::::::/  l:::::::::::::::::::::::|

57 :

                                 _
               「 \   __  /⌒ァ ) `丶
               ヽ    ´    `  /  /    ヽ
                \          く /     )
                ∨ ●    ●  Y      ノ
                  _|{    、_, 、_,    八     ,′
                   / 八         イ 丶.   /              君の正体と目的についてさ
             ⌒\/ ,   / ーァ    T´ {   \/\
           ( (⌒>く./  / . : /      ',: :ヽ    〈) )               もう、君は気付いているだろうが
              \{/ : : :/ : : /        ヽ-ヘ . : : //、             これまで僕は、君の行動を
         /\\_∧: : ,′|  i  i  | ∨∧// : : :\__        いろいろと監視していたんだけど…
           (_゚: :。 ーァ‐' : ;  |  |  |  |  ー‐く: : : : :。: ゚ : _ノ
          / . : : 。人: : :.:|   |  |  |  |   }   \: 。 : : : :)
          (_/{:_:/  \: iヽ 丶ソ 丶ソ  ノ     \_ノ ̄
                      ̄⌒  ⌒ ̄

58 :

      ', ';:.:.:.:.:.\                         /.:.:.:.:.:;' ,'
      ', ';:.:.:.:. /                        \ .:.:.:.:;' ,'
,   ´ ̄∨.:.:/                        \:.:.∨ ̄`   、
     / .:                            :. \
   . ; '  /                            ':   丶: .
 . : /   ;     , .::;;;;::. 、              , .::;;;;::. 、     ;   ヽ: .
.:.:.:/   i:   イ .;'⌒しハ             イ .;'⌒しハ   .:i    ':.:.:.
:.:/    :|:.   人:ヽ...ノ.:ノ                人:ヽ...ノ.:ノ   .:|:     ':.:
/    :.|:.     `''ー ´              `''ー ´    :|.:     '         もしかして、君は時間遡行の力をもつ
     .:.:.|;:                                 .:;|.:.:.             魔法少女なんじゃないかな?
    .:.:.:.ll:.                                  .:ll.:.:.:.
   .:.:.:.:八: .                               . :八:.:.:.:.
   .:.:.:./.:.:..\: .         'ー‐'^'ー‐'          . :/.:.:.ヽ:.:.:.:.
  .:.:.:/.:.:.:.:.:.:. \ : : . .                      . . : : / .:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.

59 :

      /://-――――-、/∧:::::::::::::::::::::::::::::::::.
     ,::/ /...:/::::::::::::l:::::::l::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::l
     ,::/::::l:::::イl:::l:::::::::ト,:::::l::::::l::::|:::::::::::::::l:::::::::::::::::|
    ,:::l::::イ::::, l:::ト,:::::::! ,::::l 、::l::::l:::::::::::::::|:::::::::::::::::l
    l:::l::/`ト:l、 l,::| ヽ:::|__、::!__リ、::l:::::::::::::::!::::::::::::::::l
    |:::レ! ___ リ  ヾj ヽ! ゙l ヽ::::::::::::::l:_::::::::::::::l
    |::::::l´ ト_ハ      ィイテ心 l:::::::::::::::l´l:::::::::::::|
    |:::::::. 弋(ソ       込(ソ│::::::::::::, ノ!::::::::::::!
    |::::::::,     ,         |:::::::::::::lソ::::::::::::::|
    |:::: 八              ,:::::::::::::,::::::::::::::::::::l        貴方に、それを答える必要が
    |::::::::::::> 、  - 、    /:::::::::::/::::::::::::::::::::::.          あるのかしら?
      ,::::::::::::::|  l`:::...._,.. - <:::::::::::/:::::::::::::::::::::::::.
     ゙、::::::::::::, ,::::::::::l=' y==/::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::.
      、::::::::::l ̄/二´__|||_,/::::::::::/`ー,r-、_::::::::::::::::
      ヽ:::::::,//////{//l/:::::://`ヽ、   ̄ `ヽ::.
      / \:.,//////ー/:::////////      ヽ:.
     /  {/.\/// l/´ヽ///////        ,:.
   /   ヽ,-- '///-―-l/l \////  l /       \
    、    /  ///.     l/l  ` ´   l'         ヽ
r'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'ヽ
   これまで私は徹底的に自分の情報を隠して
   キュゥべぇに察知されないよう行動してきた
   それなのに、私の能力を的中させるあたり
   やはりコイツの調査力はあなどれない
丶〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'´

60 :

                                 _
               「 \   __  /⌒ァ ) `丶
               ヽ    ´    `  /  /    ヽ
                \          く /     )
                ∨ ●    ●  Y      ノ
                  _|{    、_, 、_,    八     ,′
                   / 八         イ 丶.   /
             ⌒\/ ,   / ーァ    T´ {   \/\          もちろん素直に答えてくれるなんて
           ( (⌒>く./  / . : /      ',: :ヽ    〈) )            思っちゃいないさ
              \{/ : : :/ : : /        ヽ-ヘ . : : //、
         /\\_∧: : ,′|  i  i  | ∨∧// : : :\__      だけど、僕には、もう分かっているよ
           (_゚: :。 ーァ‐' : ;  |  |  |  |  ー‐く: : : : :。: ゚ : _ノ
          / . : : 。人: : :.:|   |  |  |  |   }   \: 。 : : : :)
          (_/{:_:/  \: iヽ 丶ソ 丶ソ  ノ     \_ノ ̄
                      ̄⌒  ⌒ ̄

61 :

              /://-――――-、/∧:::::::::::::::::::::::::::::::::.
             ,::/ /...:/::::::::::::l:::::::l::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::l
             ,::/::::l:::::イl:::l:::::::::ト,:::::l::::::l::::|:::::::::::::::l:::::::::::::::::|
            ,:::l::::イ::::, l:::ト,:::::::! ,::::l 、::l::::l:::::::::::::::|:::::::::::::::::l
            l:::l::/`ト:l、 l,::| ヽ:::|__、::!__リ、::l:::::::::::::::!::::::::::::::::l
            |:::レ! ___ リ  ヾj ヽ! ゙l ヽ::::::::::::::l:_::::::::::::::l
            |::::::l´ ト_ハ      ィイテ心 l:::::::::::::::l´l:::::::::::::|
            |:::::::. 弋(ソ       込(ソ│::::::::::::, ノ!::::::::::::!
            |::::::::,     ,         |:::::::::::::lソ::::::::::::::|        / ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
            |:::: 八              ,:::::::::::::,::::::::::::::::::::l          |   ……。  |
            |::::::::::::> 、  - 、    /:::::::::::/::::::::::::::::::::::.           ヽ____/
              ,::::::::::::::|  l`:::...._,.. - <:::::::::::/:::::::::::::::::::::::::.
             ゙、::::::::::::, ,::::::::::l=' y==/::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::.
              、::::::::::l ̄/二´__|||_,/::::::::::/`ー,r-、_::::::::::::::::
              ヽ:::::::,//////{//l/:::::://`ヽ、   ̄ `ヽ::.
              / \:.,//////ー/:::////////      ヽ:.
             /  {/.\/// l/´ヽ///////        ,:.
           /   ヽ,-- '///-―-l/l \////  l /       \
            、    /  ///.     l/l  ` ´   l'         ヽ
r'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'ヽ
  もっとも、今回のループでは、私にもミスがあった
  まどかやマミさんと距離を置いて行動してきたけれど
  キュゥべぇの前で、時間を操作する能力を二度も使ってしまったために
  それを手がかりにして、私が時間遡行者であると推測してきたのだろう…
丶〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'´

62 :

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
::::::::::::::::/:::: ::::::::::|:::>''"´::::',:::::: {::::::::::::::::::::::::>':::::::/:::::::}:::::/::::::::::ハ──'"ヽ ̄ヽ  /:::::::)/'"
:::::::::::::::{::::: ::::>'" .::::::::::::::::::',:::::ヽ:::::::::::::::::/::::::::./:::\:/ /::::::::::::/:::::}     }  } ヽ:::/-、⊃
__:::::,,:::>-''"´::::::::::::::::::::/:::::入::::ヽ::::::::/:::::::>'ィ'"´::::/、::::::::::/::::::::|     |,,-┴'" ̄
``ヽ-=:::::_::/:::::::::::/:::::/  ``ヘ:::::ィ'──‐<:::´´:::::::::::``::::::::::::::::ニ=─''"
::::::::::::::|::::::/::::イ´ /:::::::/      丶::丶     \:::ヽ:::---+─''"´} /
:::::::::::::::/:/::::::|、/::::::/         丶::丶        \:ヽ ::::::|:..::::::::/
:::::::::::/::/ ::::::::::|/:::::/\        \::\      ハ::',:::: |::::::::/
::::::::/イ:/:,'::::::::::::{:::イ/>-`ミヾ-    ____,,>ィヽ´ ̄ ̄ .{::::::ヘ::::l-、/
::::::::::::::{::,::::::::::::::ハ:::{::"モリ:::ハ`     ヾ イ,彡マテ==ャ、 .|::::::::::::::', }
::::::::::::::::,:::::::::::::::| ヽハ::::__:ソ          {::"モリ:::l| `{::::::::::::::::',ノ      ,,、--‐''"´/      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
::::::::::::::,'::::::::::::::::|  `""´             ヽ::::__:ソ  |:::::::::::::::::',   ,ィ'"::::::::::::::::/           最初は、さやかのソウルジェムが陸橋から投げられて
 ̄7'".,' :::::::::::::: | /// l     ,,      ``""´   |:::::::::::::::::::',,/:::::::::::::::::::::/             それを取り戻したとき…
/--、::::::::::::::::::::\             /// l /.  ,|:::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::/         ______________________________
>-、,':::::::::::::::::::::ヽ..>     <ゝ----、        ノ ',::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::/
   (:::::::::::::::::::::::::\. . .>   ` ─‐'     < |  .∧::::::::::::::::::::::::::::::/
.    ヽ::::::::::::::::::::::::::\. . . . ..>  __   <. . . . . ヘ / .ヽ::::::::::::::::::::::::/       ハァ
    ヽ::::::::::::::::::::::::::::\. . . . . . ||. . . . . . . . . . . . . .///.>、::::::::::::::/        ハァ
  /´. . . \:::::::::::::::::::::::::::`ヽ. ......!!. . . . . ><___////  ) )``"´
 /. . . . /__>>──--------、. . . . . . ..  //<ィ∨_<( (
./. . ../イ/イ           Y.//>'"./ィ'"/  、   ) Y
. . / /      ────-、 .ヘ----、/. ノ/ {   ヽ\ハノ
../ /         ``ヽ、     Y  ノ/ /  .}    .ヽ 丿
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

63 :

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
                         ,,,,、                 ,,,,,、
                         ,! .,i´:iー匸l  ┬-、        /` ,l゙
                        │.l_ ゙‐'゚″  .|,,,ノ  .,,,ο    | ,i´
                        ,l゙ /i、`,!      _,,-'彡'"`    .|丿
                        / / `"   ,―''''゙ン'"`      _レ゙
                       l゙丿     `'-‐"           ,i´丿
                       ``                 `"`
                             _/ ∧__ノ
                           ┌´  ` ヽ、`ヽ、_
                          ┌7:::ゝ く   (':::)   \   {::7
                       〈ー' /::::{  }        ヽ、 ゞL__ノ\===、 、
                          ∨ゝ::::>´ ,、ノ  ,....-..、   } \ // \ } }
                  r、、 _-‐ニ } }  _`´   /::::/⌒ヽ /   /∧     V/        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                  {{//へYノ /::::/`ヽ  ゞ:::ゝ_ノ /   { { ヽ    ヽ           二度目は、まどかが契約するのを防ぐために
                  〈ヘl  ハ    \{::::::ゝ__ノ    ̄ /     { {  l   /┘            キュゥべぇを射殺したとき…
        __      ノ ヽ  >    `==/  r:::::::y´       ー==}  (         ___________________________
      /    `ヽ/⌒く o o∨}}       /  /:::/⌒             / O  ゝ
    /           しヘ  ,ーー/`´     /   ゞ::ゝ_ノ         /     /
   /               ゝ、∧ }      /.::::ュ、   ̄   !       / _/{  /
  /               ゝへ    / /::::/  }      !           ヽ/
 /                      〉、 く  ゞ:ゝ_ノ     l  l
/  ´ ̄ ̄ ̄`ヽ、            {:〈   ヽ  ̄ l  /::/⌒'′
              \        イ:〈   ノ   l  {::::ゝ
              \      / ヾー‐ ´ l  ,...┴..、 ` ー''7
                ヽ     {      ヽ ,:::::::/⌒i  /\
、              ヽ   ヽ        ヽ、:::::>′ /   \
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

64 :

              /://-――――-、/∧:::::::::::::::::::::::::::::::::.
             ,::/ /...:/::::::::::::l:::::::l::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::l
             ,::/::::l:::::イl:::l:::::::::ト,:::::l::::::l::::|:::::::::::::::l:::::::::::::::::|
            ,:::l::::イ::::, l:::ト,:::::::! ,::::l 、::l::::l:::::::::::::::|:::::::::::::::::l
            l:::l::/`ト:l、 l,::| ヽ:::|__、::!__リ、::l:::::::::::::::!::::::::::::::::l
            |:::レ! ___ リ  ヾj ヽ! ゙l ヽ::::::::::::::l:_::::::::::::::l
            |::::::l´ ト_ハ      ィイテ心 l:::::::::::::::l´l:::::::::::::|
            |:::::::. 弋(ソ       込(ソ│::::::::::::, ノ!::::::::::::!
            |::::::::,     ,         |:::::::::::::lソ::::::::::::::|         / ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
            |:::: 八              ,:::::::::::::,::::::::::::::::::::l           |   ……。  |
            |::::::::::::> 、  - 、    /:::::::::::/::::::::::::::::::::::.        ヽ____/
              ,::::::::::::::|  l`:::...._,.. - <:::::::::::/:::::::::::::::::::::::::.
             ゙、::::::::::::, ,::::::::::l=' y==/::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::.
              、::::::::::l ̄/二´__|||_,/::::::::::/`ー,r-、_::::::::::::::::
              ヽ:::::::,//////{//l/:::::://`ヽ、   ̄ `ヽ::.
              / \:.,//////ー/:::////////      ヽ:.
             /  {/.\/// l/´ヽ///////        ,:.
           /   ヽ,-- '///-―-l/l \////  l /       \
            、    /  ///.     l/l  ` ´   l'         ヽ
r'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'ヽ
  どちらも、あの時点では止むを得ない行動だった
  だが、キュゥべぇは、どんな些細な手がかりであっても決して見逃さずに
  マークした私の情報を収集してくる
   ・ ・
  次回のループでは、さらに慎重に行動しないと
  私が時間遡行者であることを見抜かれてしまうだろう…
丶〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'⌒'〜'´

65 :

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
     \///////        ∨////         ∨/////
      \////          ∨//             ∨//
.         \/       ,. -―‐∨‐- . _          ∨
                 _,.-‐^爿 >-―--v__ 〉
                 ア 〈X´           ' ,
             ケ ./    /  人    ',
                 {  i   / __{__ ノソ }_}__  ',
             从ム .i|ノ斗、     ャ-、Y }ー、
.              ァ{ A {!〈 ◯     ◯ 〉} /‐、 }            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                { ∧ b辷ゝ ¨´  !  `¨ ム´厄ノ ハ               次回のループ…
               ∧ `ーァ-ゝ、  冖  _. ィ´‐〈ン ノ }
.             {/`¨ー/ {|.  ヾ≧≦ノ  |}  Y´_,イ}                  そう、私は今回のループを巻き戻すことを
              !  < ー ゙y´  `∨´  ∨ ノ >彡′              もう心に決めていた…
                   丶__/  ⊂本つ  ∨ /            __________________________
                 厂{.   /┼\   .}フi
                   }  ト、    木     人 ',
               /∧.| `i¨´ 王 `¨ i´ ∧ ',
  ∧               {//∧/ \_王__/\//∧}         /\
//∧           .////∧   / |   ////∧       ////\
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

66 :

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
        ヽ∠ゝ、___,|||、___ノニ/
           l_l }:l::⊂|||⊃:::l:{ l_l
           l´  l l:l:::::::|||::::::::l:l |  `l
           |   V/::⊂|||⊃:::';V   |
         ./   //:::::::::|||::::::::::';ヽ  ',
         {  / ヽ::::⊂|||⊃::::/\  }
        レ'    >‐--‐<   \l
       /    / l    l  \    \
        'ヾ、、  /  |   |    ヽ  ‖
           ゙ゞ=ソミミ彡|   |彡三ミ三彡
         ',     ミ三三彡   ,'
          }     l   l     {          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           .|_____|:  |_____l                      シ ャ ル ロ ッ テ
           .';::::::::::::::::l   l:::::::::::::::;'               マミさんが、お菓子の魔女に殺されたときから…
          ',:::::::::::::::l:  l:::::::::::::;          ___________________________
            ';::::::::::::::}  {::::::::::::;
              }:::::::::::::l:  l:::::::::::{
            ,':::::::::::::;'   ';:::::::::',
            /ヽ:::::::/ l  lヽ:::/',
            [l//∧//.|  |/∨./∧
          {///////  ∨/////}
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           .l/////l      l ////l
          l.////l      l ////l
          ll∨¨ ',l     } ̄∨ l
            l    l    /    /
          ',     ',   {    /
            ヽ    }   `ー´
            ゝ - '
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

67 :

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
                       _  __         _,-/¨>、
                  ,-、_/7// /;/〉/7-/.7、_ム/ /:.  /ミ-、
             ノ ̄/ '´  // /:////:::/ /:/ / /`7ァェ_/ ,/ 7
            ./⌒,,.-==-ヽV /:////::./ /:/ / /`/ /、/ / 〉/-,
           ヽ//      ヽ匸`゙'‐'- '、〈./_/_/`/ /、/ /、// /〉/ヽ__
             }'´       ヽ)::::::::::::::::::::::::::::`゙-/__/_/`// /// /::/〉__
             ヽ l        l ノ_/ニ/_/ニ/_>‐;;:::::::::::ヽ//_/// /::// / 〉-、
            ヽl        ヽヽ::::::::::::::::::`'-/、/〉::::::::::::::`ヽ/::// / / //ァ、
               l        ',:ノ:::::::::::::::::::::__::::::::゙〈/〉、::::::::::>、../ / /// /〉
       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           ただ、どうしても一つだけ確認したいことがあって
           今まで時を巻き戻すのを遅らせていたに過ぎない
                      それは…
      ___________________________
    く     ヽ l         \:....   l ll{/'´             /
     \  \ l_ヘ         へ ::::mnv'、          ,.イ
      ` -( `ヾ ∧            〉}メ{{:::::::........ _ . -=''"´
         ̄、  \       /,}刈l´  ̄ ̄ ´       _
          `丶、 丶_    _ム}},'}{ l            /´   ̄ヽ
              `ー- ニ二{゙==={―――-----‐=--―    }
                   __〕 ,-‐'==‐- ....,,__〃 ̄ヾ}ー--=/
                     / -=、ヽ           `  ̄´ヘニ _ノ´
               _.。ャぁリゝ、__...イ
             O ̄ ̄ ̄ ̄\ ∧
                        ヽ∧
                          `O
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

68 :

          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
          |   ほむら…!   |
          ヽ_______/
                      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
                      |   暁美ほむら!    |
                      ヽ_________/



69 :

           ,.....::::::: ̄ ̄::::::.....、
           ,..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...
       ,.:::::::::::::::,//7//7//7、:::::::::::::::.
      /:::::::::::/::´::::::::::::::::::::::::::::`ヽ,::::::::::.
      ,::::::::::::/:::::::/:::::::::::::::::::::::::::、::::':,::::::::::.
     ,::::::::::::/::::::イ::l::::::::l:::::::::ト、::::::l:::::l:::::::::::l
      i::::::::::::l:::::/ !:::l,:::::::!::::::::| ヽ::l:::::|:::::|::::l
      |::::::::::::l"7ーl--、:::| 、:七''´ ヽ:::::! :::|::::|
      |::::i:::::下云ニtォ ヽ! ,ィニ云アl::l:::::|::::|
      |::::l:::::::| 弋zソ      弋zソ /イ::::::|::::!
      |::::|:::::::|:,               ,':|:::::::|::::|
     ,::::::|:::::::|:::.、     '    , イ::|:::::::|::::|
     /::::::::,::::::',::::::>_ . ´` . _<::::::,:::::::,'::::::.
.   /:::::::::::',::::::',:::::{//ハ `¨´ ハ//}:::/::::::/::::::::::.       / ̄ ̄ ̄ヽ
   /::::::::::::::::',::::::l/ ////Y ////`/::::::/:::::::::::::::.        |   ハッ   |
.  /:::::::::::::::/l::::::l//////,.| l/////::::イ//`ヽ_:::::::.      ヽ___/
 /:::::::::://///',:::::l//// /|∧、 ヽl////////r-,:::::..

70 :

                                 _
               「 \   __  /⌒ァ ) `丶
               ヽ    ´    `  /  /    ヽ
                \          く /     )
                ∨ ●    ●  Y      ノ
                  _|{    、_, 、_,    八     ,′
                   / 八         イ 丶.   /                どうしたんだい?
             ⌒\/ ,   / ーァ    T´ {   \/\           君らしくもなく呆けたりして
           ( (⌒>く./  / . : /      ',: :ヽ    〈) )
              \{/ : : :/ : : /        ヽ-ヘ . : : //、             ちゃんと僕の話を
         /\\_∧: : ,′|  i  i  | ∨∧// : : :\__       聞いてくれていたかい?
           (_゚: :。 ーァ‐' : ;  |  |  |  |  ー‐く: : : : :。: ゚ : _ノ
          / . : : 。人: : :.:|   |  |  |  |   }   \: 。 : : : :)
          (_/{:_:/  \: iヽ 丶ソ 丶ソ  ノ     \_ノ ̄
                      ̄⌒  ⌒ ̄

71 :

        /://-――――-、/∧:::::::::::::::::::::::::::::::::.
       ,::/ /...:/::::::::::::l:::::::l::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::l
       ,::/::::l:::::イl:::l:::::::::ト,:::::l::::::l::::|:::::::::::::::l:::::::::::::::::|
      ,:::l::::イ::::, l:::ト,:::::::! ,::::l 、::l::::l:::::::::::::::|:::::::::::::::::l
      l:::l::/`ト:l、 l,::| ヽ:::|__、::!__リ、::l:::::::::::::::!::::::::::::::::l
      |:::レ! ___ リ  ヾj ヽ! ゙l ヽ::::::::::::::l:_::::::::::::::l
      |::::::l´ ト_ハ      ィイテ心 l:::::::::::::::l´l:::::::::::::|
      |:::::::. 弋(ソ       込(ソ│::::::::::::, ノ!::::::::::::!         聞いていたわよ
      |::::::::,     ,         |:::::::::::::lソ::::::::::::::|
      |:::: 八              ,:::::::::::::,::::::::::::::::::::l             貴方が私の正体を
      |::::::::::::> 、  - 、    /:::::::::::/::::::::::::::::::::::.         時間遡行者だと推測したことをね
        ,::::::::::::::|  l`:::...._,.. - <:::::::::::/:::::::::::::::::::::::::.
       ゙、::::::::::::, ,::::::::::l=' y==/::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::.         それで、私の正体を言い当てて
        、::::::::::l ̄/二´__|||_,/::::::::::/`ー,r-、_::::::::::::::::         それを自慢しに来たのかしら?
        ヽ:::::::,//////{//l/:::::://`ヽ、   ̄ `ヽ::.
        / \:.,//////ー/:::////////      ヽ:.
       /  {/.\/// l/´ヽ///////        ,:.
     /   ヽ,-- '///-―-l/l \////  l /       \
      、    /  ///.     l/l  ` ´   l'         ヽ

72 :

                                 _
               「 \   __  /⌒ァ ) `丶
               ヽ    ´    `  /  /    ヽ
                \          く /     )
                ∨ ●    ●  Y      ノ
                  _|{    、_, 、_,    八     ,′
                   / 八         イ 丶.   /            そんな下らない自慢のために
             ⌒\/ ,   / ーァ    T´ {   \/\           僕が、わざわざ来るわけないじゃないか
           ( (⌒>く./  / . : /      ',: :ヽ    〈) )
              \{/ : : :/ : : /        ヽ-ヘ . : : //、           そもそも、僕の推測を君にバラすのは
         /\\_∧: : ,′|  i  i  | ∨∧// : : :\__       僕にとって好ましいコトじゃないんだ
           (_゚: :。 ーァ‐' : ;  |  |  |  |  ー‐く: : : : :。: ゚ : _ノ
          / . : : 。人: : :.:|   |  |  |  |   }   \: 。 : : : :)
          (_/{:_:/  \: iヽ 丶ソ 丶ソ  ノ     \_ノ ̄
                      ̄⌒  ⌒ ̄

73 :

      ', ';:.:.:.:.:.\                         /.:.:.:.:.:;' ,'
      ', ';:.:.:.:. /                        \ .:.:.:.:;' ,'
,   ´ ̄∨.:.:/                        \:.:.∨ ̄`   、
     / .:                            :. \
   . ; '  /                            ':   丶: .
 . : /   ;     , .::;;;;::. 、              , .::;;;;::. 、     ;   ヽ: .
.:.:.:/   i:   イ .;'⌒しハ             イ .;'⌒しハ   .:i    ':.:.:.          それにも関わらず、僕がココへ来たのは
:.:/    :|:.   人:ヽ...ノ.:ノ                人:ヽ...ノ.:ノ   .:|:     ':.:          まどかについて質問したいコトがあったからさ
/    :.|:.     `''ー ´              `''ー ´    :|.:     '
     .:.:.|;:                                 .:;|.:.:.              今のまどかについてじゃないよ
    .:.:.:.ll:.                                  .:ll.:.:.:.
   .:.:.:.:八: .                               . :八:.:.:.:.             君が時のループの中で繰り返してきた
   .:.:.:./.:.:..\: .         'ー‐'^'ー‐'          . :/.:.:.ヽ:.:.:.:.            過去のまどかについてだ
  .:.:.:/.:.:.:.:.:.:. \ : : . .                      . . : : / .:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.

74 :

          ,.r '  ̄ ヽ、                         ,r '  ̄ ヽ
         ,/  ,. ;;;;;;;;i´`i ゙、                       /  ,,;;;;;;;;;;;i´`i゙、
         |  l;;;;;;;;;;;;;;i'´ |                       |  l;;;;;;;;;;;;;;i'´ |
          、  ヽ;;;;;;;ノ  /                        、  ヽ;;;;;;;ノ  /
          ヽ、    ノ                         ヽ、    ノ
             ̄ ̄                              ̄ ̄
                                                   ねぇ ほむら?
                                                   ひょっとして、まどかは君が同じ時間を繰り返す毎に
                                                   強力な為替少女になっていったんじゃないのかい?
                       ヽ____,--、__ノ

75 :

::::{::::::!:::::::{:::::/{::::::::/       ∨::::::|_,   |::!  ____  ∨::|:::::|::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::
::::{::::::|:::::::{::/ {:::::/       -‐弋:::::| ア ,.斗匕////し、`ヽ ヾ!:::::|::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::
::::{:::::::!::::::{::{_{_:_{__,        \| /  {:::://///|::::}   |::::::!::::::::::::::::::::::::!_::::::::::::::
::::|:::::::l::::::W  ∨{                 {:::i////J:::ノ    |::::::|::::::::::::::::::::::::| \:::::::
::::|::::::::';::::|  _,.斗圷               _l斗-‐…¬    |::::::|::::::::::::::::::::::::|⌒ Y::
:::::!::::: ∧:l / {:://し                            |::::::|::::::::::::::::::::::::|  } }:::::
::::::';:::::l     {::i//J:}                        |::::::|::::::::::::::::::::::::|_,ノ./:::::::
::::::::\l    弋,.>'′                           l::::::|::::::::::::::::::::::::|  /::::::::::       そういえば、まどかは…
::::::::::::::}            ’                      l::::::!::::::::::::::::::::::::|/:::::::::::::
!:::::::::::::}                                 |:::::|::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::
|:::::::::::::|                 _                 l:::::|::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::
.! ::::::::八              ´  `               l:::::!:::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::
.|:::::::::::::::\                             / |::::|:::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::

76 :

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
                         /
                  /    /.r、  _ −─ ー、
               {!  ,-、/´::::-ヽ´- ´ /!_ノ!__,, - '
               iヽ j ::::ヽ´ ∠`ー'' ̄ ̄ 丿   /
            |  ヽ Y :::∧´__    , '/  /
         __ /_ ,'ー’  ̄ {,ノ!::::::}.、>−─./ ー─'´
      /  / /  ノ// / {:,勹::::::ヽ、 / /ー- 、__`_ヽ
.     {ヽγ/ /_∠._/  人::::::::::::::::i´ _ノ=-.ノ:!__ ヽ
    /ヽり |/シ_ _>、ー<´ ー` - -/!_ ,..-::::´:::::::|     ̄`
   ヽ:tァヽツー- _`ヽ }  `、ー─匕<;:::::::::::::/:::::.!
    ヽ匕>、 __, ヽ!シノ    ヽ\`、ー=ニjノ三シ´ ̄
 `ヽ、_ノヾ< ̄  /i ,,イ爪ヒ  jリ 、ニ _ /j_ -'' ̄
    /リ人丶=─   イ 廴歹   勺ノ クサ _             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.   '/  !ヾ/ ,,_.           'ヽ、,_| / /ヽ、ノ|_            一番最初の為替少女だった頃のまどかは
   |ヽ、.,|:..iヽイホハ,           , -''`ヽ、,へ//ノ!_           ワルプルギスには全く歯が立たなかった…
   ' , /'、ゝ{ヽ、 ' .   _    ,.   >-、 r'氷ー=≦-''´       _________________________
    ヽーヽ、≧=t.'´  '´   , '::  ∠--'¬´ヽ-、` ホ<ゝ
     `   `ヾ>- _   / `ヽ´        \ソ´`:ュ、
                 ´   | '      |   \,.::::\ヽ
                   | ',        |     ヽ::::`:ヽ、
                   ', /      |      ノ:::::::::::::::..
                    \       ! '  /´'ー,、:::::::::::ヽ
                     ヽ、_   ,' ノ//T´//):::::::::::::..
                       !{    ソ//i ノ-ノ \:::::::::::::::::..             ,..-::' <
                       { ヽ-、七`7  丿./    \::::::::::::::\        ,....:::'::::::::::::::::::
                       ', : : :\(_,ニニ/         .::::::::::::::ヽ     ,:'::::::::::::::::::::::::::::
                        ヽ.: : : :\ソ、:::::\      ヽ;:::::::::::::ソヽ=-ノ::::,:::::-::::::´::::::::::
                         ヽ.: : : :\d,_::::\     ヽ::::ム、__::::ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::
                           `ヽ: : :\λ:::::::::..、    ヽ!;;;;;;;;;;;ヽ、:::::::::::::::::::::::::::::::::
                             ヽ: : : ヽヤ),:::::::ヽ'    ヽ:;;;;;;;;;;;;;;ヽ:::::::::,:::::::::::;:: -
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

77 :

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
                                                 ,、
                    rt                           //     ,ィュ
        -tぅュ、        }カ                         /l{'   ,.ィア´
          `゙ミ三ミt、     淵                     /ム{_,ィ彡´ ,ィェァ
.         _,ィミt、  `゙マミ、   淵                      F圭圭ニニ=彡'´
.           ̄`゙マ三ニ=ミ圭王圭ム、                   F圭ミ=ミ彡ニ=-
             ____,>圭圭圭ム                      F圭{ `゙ミニゝ
            `゙ー==‐´>圭圭圭ム                   F圭{
             -=ニ彡' ̄ ̄`マニム                      F圭{
                     マニム、                    {ニ圭{
            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               だけど、何周か重ねた後のまどかが為替少女になったとき
               ワルプルギスすら一撃で倒してみせていたわ
               最悪の魔女となることと引き換えに…
           _______________________________
                              F圭圭ム           Fニ圭圭ム
                              Fニ圭圭ム             F圭圭圭ム
                             F圭圭圭ム         Fニ圭圭圭ム
                            Fニ圭圭圭ム           F圭圭圭圭ム
                           F圭圭圭圭ム           Fニニ圭圭圭ム
                          Fニ圭圭圭圭ム         Fニ圭圭圭圭ム
                         Fニ圭圭圭圭ム       F圭圭圭圭圭ム
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

78 :

::::{::::::!:::::::{:::::/{::::::::/       ∨::::::|_,   |::!  ____  ∨::|:::::|::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::
::::{::::::|:::::::{::/ {:::::/       -‐弋:::::| ア ,.斗匕////し、`ヽ ヾ!:::::|::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::
::::{:::::::!::::::{::{_{_:_{__,        \| /  {:::://///|::::}   |::::::!::::::::::::::::::::::::!_::::::::::::::
::::|:::::::l::::::W  ∨{                 {:::i////J:::ノ    |::::::|::::::::::::::::::::::::| \:::::::
::::|::::::::';::::|  _,.斗圷               _l斗-‐…¬    |::::::|::::::::::::::::::::::::|⌒ Y::
:::::!::::: ∧:l / {:://し                            |::::::|::::::::::::::::::::::::|  } }:::::
::::::';:::::l     {::i//J:}                        |::::::|::::::::::::::::::::::::|_,ノ./:::::::        / ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
::::::::\l    弋,.>'′                           l::::::|::::::::::::::::::::::::|  /::::::::::          |   ……。  |
::::::::::::::}            ’                      l::::::!::::::::::::::::::::::::|/:::::::::::::         ヽ____/
!:::::::::::::}                                 |:::::|::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::
|:::::::::::::|                 _                 l:::::|::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::
.! ::::::::八              ´  `               l:::::!:::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::
.|:::::::::::::::\                             / |::::|:::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::

79 :

                                 _
               「 \   __  /⌒ァ ) `丶
               ヽ    ´    `  /  /    ヽ
                \          く /     )
                ∨ ●    ●  Y      ノ
                  _|{    、_, 、_,    八     ,′          やっぱりね
                   / 八         イ 丶.   /
             ⌒\/ ,   / ーァ    T´ {   \/\           どうやら、鹿目まどかについて
           ( (⌒>く./  / . : /      ',: :ヽ    〈) )             一つ仮説を立てることが出来そうだよ
              \{/ : : :/ : : /        ヽ-ヘ . : : //、
         /\\_∧: : ,′|  i  i  | ∨∧// : : :\__       どうして彼女が為替少女として
           (_゚: :。 ーァ‐' : ;  |  |  |  |  ー‐く: : : : :。: ゚ : _ノ         あれほど破格の素質を備えているのか…ね
          / . : : 。人: : :.:|   |  |  |  |   }   \: 。 : : : :)
          (_/{:_:/  \: iヽ 丶ソ 丶ソ  ノ     \_ノ ̄
                      ̄⌒  ⌒ ̄

80 :

       ,....::::::::::::: ̄ ̄:::::::::::...、
      ,...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、
    /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
   /::::::::::::::::::::::::/-―////// ー- 、_::::::::::::..
  ,:::::::::::::::::::::::::/::: ̄::::::::::::::,::: ̄`::::.、/\::::::.
  ,:::::::::::,:::::::::::::/:::::::/l:::::/:::/l::::::::::::l:::::::`ヾ、l::::.
. l::::::::::,::::::::::::イ:/:::,\|::イ:::/. !::::::/:リl:::::::::::::::|:::::l
 l::::::::::l::::::::::::::|/l/_ !`l:/  |::::/:/ l::::::イ::::: !:::::l
 |::::::,イ!:::::::::::::| ん_心` /  !::/l/ _|::::/|:::::::|:::::|
 |::::::{、|:::::::::::::|弋z(ソ    l/ /_|:/`,::/:イ:::::l
  ,::::::: l:::::::::::::|   `      ん心 >lイ:::イ::::/
  ゙、::::::l:::::::::::::|       、  `<ソ /:イ::!::/        …と言うと?
   }::::::,::::::::::::l               /:::::::/::,
   l::::::::,:::::::::::l\     `       /:::::::/:::,
   |::::::::',:::::::::::,--> 、_ , ....::::<:::::::::,:::::,
   |::::::::::',:::::::::::、///// l/∧////l:::l::::,:::::l
  ,::::::::::::::,::::::::::::、//// l/r-、´_,.-'!:イ:::l:::/:.
  ,:::::::::::::/、 、:::::::::\_, -,-,´l\\/!/::,:::ハ::.
. /::::::::::::/:.:.:.:.\::::::::::',//ト、 |//\\l:::/:.:.:.l:::.
/::::::::::::::l:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ::::::l//!:.l |`:.:.:,_ヽ/イ:.:.:.:.:l::::::、

81 :

                                 _
               「 \   __  /⌒ァ ) `丶
               ヽ    ´    `  /  /    ヽ
                \          く /     )
                ∨ ●    ●  Y      ノ
                  _|{    、_, 、_,    八     ,′
                   / 八         イ 丶.   /           為替少女としての潜在力はね
             ⌒\/ ,   / ーァ    T´ {   \/\           相場師としての才能やセンスで決まってくる
           ( (⌒>く./  / . : /      ',: :ヽ    〈) )
              \{/ : : :/ : : /        ヽ-ヘ . : : //、          もちろん才能を開花させる環境も
         /\\_∧: : ,′|  i  i  | ∨∧// : : :\__       必要ではあるけどね
           (_゚: :。 ーァ‐' : ;  |  |  |  |  ー‐く: : : : :。: ゚ : _ノ
          / . : : 。人: : :.:|   |  |  |  |   }   \: 。 : : : :)
          (_/{:_:/  \: iヽ 丶ソ 丶ソ  ノ     \_ノ ̄
                      ̄⌒  ⌒ ̄

82 :

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
     ,.─ 、 ヾヽ |: : i .__
.   ,. <: : : : :ヽ !: !.| : レ: : 二=-          _  ,.1 ─ ---ァ、 __,
-.<: : : : : : : : : :`|: レ: : : :∠、          ヽ /- V.,........───.....、=-
─ァ : : : : : : : ;...-...vv..,. . .─`───. . ._,.v-.、, 」.!! ノ;  ── - .__、::::`>...、
. /: : : : : : : :/::::::::,. .' : : / ̄: :/` : ; -、 ,. 、ヽ: ヽ /           <::::::::ヽ
..i: : : : : : /:::::::::/ : : : / : : : /: : / : : ; : 、 ヽヽ/              ヽ__..イ
.|: : : :<、:::::::::/: : : : : :/: : : : : : :/: : : : , 、: : ヽi   /  / ./∨  .∨  .ハ   ヽ
..!: : : : : :`.</: : : : : : i: : : : : : : , : : : : i  ヾヽ ,ヘ ,. /  イ, '   i    |   ∧ .∧
. i: : : : : : : : :i : : : : : : |: : : : : : : i : : ;イ:|   ヽ,ヘ: ! ム / |/ - 、!i   .|    i  ハ
 !: : : : : : : : !: : : : : : :|: : : :十‐十‐/-!j     i:ノ/! ./      ` ト .∨    |   .i
 |: : : : : : : : :、: : : : : :i: : : : :|: ハ: : !     /_.xァ!,!x!ヘ    ,x=x、 !  /    !__  .|
 i: :/: : : : : : :∨: : : : _∨ : : !x┬‐rァミ    辷 .ノl !.7    .! うx ./   ,...V:└.i !         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
. ノ.ハ: : : : : : : ∨: : :i ,^`.、:∧.弋zと         i. ,       .辷〃/    .>::::::::::ノ,             父親が相場師だった巴マミや
. 彡 ∨: : : : : : ゝ :八  <ヾ: ヽ '''       '  .!          /    .ゝィ._ノ-─┐          証券会社の社長だった佐倉杏子が
    .∨: : : : : : : > ` ┐ ヾヽ、     ,  /.ゝ ャ-.,  -=彡    ,/<    .├‐ァ         強力な為替少女だったのは、そのためさ
     i: : : : : : : : : : : :>ヽ  `      ' ,/ !.Y∨ヽ     /  ,彡'/    > ̄ /     _______________________
     |: : : : : : : : : : : : : __|__  ≧ ェ-.' ,1{ l.∨ `─ コ-─ '_ ./    / __ ノ__
     !: : : : : : : : : : : : : :!//////> !、┐ i | .i ヽヽ  「r=ニ---- /    ./    < i___
.    ,: : : : : : : : : : : : : :,!── 、__ヽ !i.、 .|/ r L .!.|  ,ヽ !_ --- ヽ- 、 ./ , /    > .|
    .∧ : : : : : : : : : : : / _ ̄ ` ---┐〉、.! .レ' .},'.|__r, ` > , ─ 、 | V< /    ./  _|
   .ノ: : : : : : : : : : : : :/'    ヽ////∧ }、,  '‐「/,!V /     .\   /   /   ヽ !
  /:ノ: : : : : : : : : : : !i      ヽ//ゞ  ゝ! '   / ,.イ /        .ト  {, .、/ ┌─ '.7 |
./ イ: : : : : : : : : : : : :|ハ      ∨//,` Y    / / , -.'         .! i   L ' ̄ i   i |
  /: : : : : : : : : : : : : .i.!ヽ      ∨///,,{    { i'           .|.ハ      |   / i
. / : : : : : : : : : : : : : : ハヽヽ     ∨///,i    .} ,ゝ、          ! .)     ,   / ノ
/: : : : : : : : : : : :,イ : : !: :ト,ヽ-、, -==∨///!    l' / `,- n、      ヽ '     /   /'
: : : : : : : : : : : : ハ: : :i : !.ヽ/,ハ '    ∨//ノ    ./ ./    >^ ,--, イ  ./  / ./
: : : : : : : : : : : /: :ヽ: :l: :l .ヽ/,ヘ     ∨,.八 __,___. ゝ、    .///-イ   ゝ-.' ./
: : : : : : : : : : / : : : ヽ V  ハ//ヽ    .∨///!-.‖-==/  ─ ,─!丿  !ヽ  .` ̄
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

83 :

      ', ';:.:.:.:.:.\                         /.:.:.:.:.:;' ,'
      ', ';:.:.:.:. /                        \ .:.:.:.:;' ,'
,   ´ ̄∨.:.:/                        \:.:.∨ ̄`   、
     / .:                            :. \
   . ; '  /                            ':   丶: .
 . : /   ;     , .::;;;;::. 、              , .::;;;;::. 、     ;   ヽ: .
.:.:.:/   i:   イ .;'⌒しハ             イ .;'⌒しハ   .:i    ':.:.:.       稀代の相場師の娘とか
:.:/    :|:.   人:ヽ...ノ.:ノ                人:ヽ...ノ.:ノ   .:|:     ':.:       金融当局の要人の親戚なら分かる
/    :.|:.     `''ー ´              `''ー ´    :|.:     '
     .:.:.|;:                                 .:;|.:.:.            だけど、ごく平凡な家庭に育ったまどかに
    .:.:.:.ll:.                                  .:ll.:.:.:.           どうしてあれほど膨大な才能が
   .:.:.:.:八: .                               . :八:.:.:.:.            集中してしまったのか不可解だった
   .:.:.:./.:.:..\: .         'ー‐'^'ー‐'          . :/.:.:.ヽ:.:.:.:.
  .:.:.:/.:.:.:.:.:.:. \ : : . .                      . . : : / .:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.

84 :

          ,.r '  ̄ ヽ、                         ,r '  ̄ ヽ
         ,/  ,. ;;;;;;;;i´`i ゙、                       /  ,,;;;;;;;;;;;i´`i゙、
         |  l;;;;;;;;;;;;;;i'´ |                       |  l;;;;;;;;;;;;;;i'´ |
          、  ヽ;;;;;;;ノ  /                        、  ヽ;;;;;;;ノ  /
          ヽ、    ノ                         ヽ、    ノ
             ̄ ̄                              ̄ ̄
                                                     だけどね ほむら
                                                      全ての原因は君にあったんだ
                                                     正しくは、君の魔法の副作用――と言うべきかな
                       ヽ____,--、__ノ

85 :

       ,....::::::::::::: ̄ ̄:::::::::::...、
      ,...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、
    /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
   /::::::::::::::::::::::::/-―////// ー- 、_::::::::::::..
  ,:::::::::::::::::::::::::/::: ̄::::::::::::::,::: ̄`::::.、/\::::::.
  ,:::::::::::,:::::::::::::/:::::::/l:::::/:::/l::::::::::::l:::::::`ヾ、l::::.
. l::::::::::,::::::::::::イ:/:::,\|::イ:::/. !::::::/:リl:::::::::::::::|:::::l
 l::::::::::l::::::::::::::|/l/_ !`l:/  |::::/:/ l::::::イ::::: !:::::l
 |::::::,イ!:::::::::::::| ん_心` /  !::/l/ _|::::/|:::::::|:::::|
 |::::::{、|:::::::::::::|弋z(ソ    l/ /_|:/`,::/:イ:::::l
  ,::::::: l:::::::::::::|   `      ん心 >lイ:::イ::::/
  ゙、::::::l:::::::::::::|       、  `<ソ /:イ::!::/
   }::::::,::::::::::::l               /:::::::/::,          どういうことよ?
   l::::::::,:::::::::::l\     `       /:::::::/:::,
   |::::::::',:::::::::::,--> 、_ , ....::::<:::::::::,:::::,
   |::::::::::',:::::::::::、///// l/∧////l:::l::::,:::::l
  ,::::::::::::::,::::::::::::、//// l/r-、´_,.-'!:イ:::l:::/:.
  ,:::::::::::::/、 、:::::::::\_, -,-,´l\\/!/::,:::ハ::.
. /::::::::::::/:.:.:.:.\::::::::::',//ト、 |//\\l:::/:.:.:.l:::.
/::::::::::::::l:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ::::::l//!:.l |`:.:.:,_ヽ/イ:.:.:.:.:l::::::、

86 :

                                 _
               「 \   __  /⌒ァ ) `丶
               ヽ    ´    `  /  /    ヽ
                \          く /     )
                ∨ ●    ●  Y      ノ
                  _|{    、_, 、_,    八     ,′        これからの僕の発言は、あくまで単なる仮説だ
                   / 八         イ 丶.   /
             ⌒\/ ,   / ーァ    T´ {   \/\         それに、どういう原理でこんな現象が起きているのか
           ( (⌒>く./  / . : /      ',: :ヽ    〈) )          僕にも全く分からない
              \{/ : : :/ : : /        ヽ-ヘ . : : //、
         /\\_∧: : ,′|  i  i  | ∨∧// : : :\__     そのことを頭に入れた上で聞いて欲しいんだけど…
           (_゚: :。 ーァ‐' : ;  |  |  |  |  ー‐く: : : : :。: ゚ : _ノ
          / . : : 。人: : :.:|   |  |  |  |   }   \: 。 : : : :)
          (_/{:_:/  \: iヽ 丶ソ 丶ソ  ノ     \_ノ ̄
                      ̄⌒  ⌒ ̄

87 :

      ', ';:.:.:.:.:.\                         /.:.:.:.:.:;' ,'
      ', ';:.:.:.:. /                        \ .:.:.:.:;' ,'
,   ´ ̄∨.:.:/                        \:.:.∨ ̄`   、
     / .:                            :. \
   . ; '  /                            ':   丶: .            君が時間を巻き戻してきた理由はただ一つ
 . : /   ;     , .::;;;;::. 、              , .::;;;;::. 、     ;   ヽ: .         鹿目まどかを魔女にさせないことだ
.:.:.:/   i:   イ .;'⌒しハ             イ .;'⌒しハ   .:i    ':.:.:.        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
:.:/    :|:.   人:ヽ...ノ.:ノ                人:ヽ...ノ.:ノ   .:|:     ':.:
/    :.|:.     `''ー ´              `''ー ´    :|.:     '        同じ理由と目的で、何度も時間を遡るうちに
     .:.:.|;:                                 .:;|.:.:.            君は幾つもの並行世界を
    .:.:.:.ll:.                                  .:ll.:.:.:.           螺旋状に束ねてしまったんだろう
   .:.:.:.:八: .                               . :八:.:.:.:.
   .:.:.:./.:.:..\: .         'ー‐'^'ー‐'          . :/.:.:.ヽ:.:.:.:.          鹿目まどかの存在を中心軸にしてね
  .:.:.:/.:.:.:.:.:.:. \ : : . .                      . . : : / .:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.

88 :

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
                                 , -'"ヽ
                 ,へ    _,...r‐‐-‐'' ̄`゙''‐、_r'_,::r└--、
              _,..!─-≧'",r‐─ ` ´___    \:::::::::::::::::/-、
          ヽ、r=-}::::::/:://   /  l ヽ、` 、.    \=___{ヽ \
           ,'/ /K:/:::::/     /  / '、  \ \   ヽ:::::::} ヽ. l\
           l! / ./ |::::/   | /   l!   !   ヽ ヽ    l_::::!、 ゙! ヽ ヽ
           l / /Yイ   !. !|  从   lλ  ヾ. !   |::|`、ヽ ! ト、j
           l ,イ ///:|     ! |!  / !ト、  トヽ-、  L |  l |::!:::ト/ l l ヽ
           从|ゝ!'::::l!     Y!  ,'ニl!、ヾ、 l ,ゞ丶 .!ヽ! l/jノ::!::::ゝ | ノ  \
           | i|l \/|    l人 .L,,|!=、 λl ィテ=Yーァ! !`j|::ヽ'  !!'
             ヽ | !l! r'| ヽ弋乂ソ!` iヽ! !ゞソィリ| |从i'´l!| l|
              ヽ|从 ヽ!  トヽ"´           l l.| |"|!   | ノ!
               l   |!  トヽ       '      jノノ! l l!  ノ' ´
                     |ヽ l ヽ> _  ^   , イ _|_| ! ノ
                   ヽ\!λ ̄ヽ}`゙ ー '’ |r‐'":ノ |
                 ,イ`''─''>-、::ノニー‐'ニゝ、_::ゝー─-、
                   ,' ,    //   `X´    ヾ!| /   ヽ
                { {   l ∨l'     〔_〕     l !,'    l
               ノ \  ヽ| l_r、__,、. Y   ,.、 l |ノ    }
               /    \ \--LLニェニ<ニr、ニY   ,ノ ヽ
              { ,r 、_  ヽ  ヽ    |゚.|    /  ,r''´    l
               ヽl    ̄`''ヽ、/     l l,'    {,r‐─''" ̄`ヽノ
                \ _,....---->-,   |゚| _,r-、〉ニ‐‐-、_   ノ
                r=ソ-‐''i">、,勹 ノ| !、_L_ ,r'´'TT≧{''´
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    その結果、決して絡まるはずのなかった平行世界における まどかの才能が
    全て今の時間軸のまどかに連結されてしまったとしたら
    彼女の、あの途方もない相場の才能にも納得がいく
______________________________________
              }::::,r--ヽ、::|l    i.   |゚|.  ,     ,'|´:::::}:::::::::{
              7::::>:::;r-∧    l ー{.{-‐,    ∧{ァ-;r' ̄`>
              /:::ニニノ \∧    |,-‐}.}´,'   ∧_,>' ヽニ二\
           , -''´ ̄       ゙.   .ト、〈゚fY    /´        ̄` 、
        , -''´   _, -''´       、r、rヾ,1.r、|'´r'、/        \‐- _ヽ、
      ,∠,-─,'"フ´      /  ヾY   Yl.| ’ ' Y   丶、     \ \ ̄ヾー-、
    ∠ィ´ //      ,イ    ヽ    .|.!   /     ヽ` - _ xヽ  ヽ \
    /  ,ィ. / x  _,.r‐く !     >-‐-{ },-─く      lへ    `"ー.  ヽ、. \
       / | ´ ̄ ̄´    ヽl +,ィ'´l | k )'、l ! iヽ、_   X !  ヽ   !   l   ヽ._
      ,' ∧     ヽ、_    ヽ,.r'ヘヽ {. ヽKヽ<! j ん/ i `ー--’    ヽ  |   ノ    λtー'L
      / イ ヽ       ,`ー───ゞ'¨>'’>'-'くー'ー'ー-- 、ー──'''  ノ /    ヽ ヽヽ ̄ゝ、
    . /  l  ヽ   /、     // /´  ヽ ヾ、      ヽ  ー''´        i、   ヽーヽ
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

89 :

      ', ';:.:.:.:.:.\                         /.:.:.:.:.:;' ,'
      ', ';:.:.:.:. /                        \ .:.:.:.:;' ,'
,   ´ ̄∨.:.:/                        \:.:.∨ ̄`   、
     / .:                            :. \
   . ; '  /                            ':   丶: .
 . : /   ;     , .::;;;;::. 、              , .::;;;;::. 、     ;   ヽ: .
.:.:.:/   i:   イ .;'⌒しハ             イ .;'⌒しハ   .:i    ':.:.:.        君が繰り返してきた時間――
:.:/    :|:.   人:ヽ...ノ.:ノ                人:ヽ...ノ.:ノ   .:|:     ':.:
/    :.|:.     `''ー ´              `''ー ´    :|.:     '        その中で循環したまどかの才能の全てが
     .:.:.|;:                                 .:;|.:.:.            巡り巡って、今のまどかに繋がってしまったんだ
    .:.:.:.ll:.                                  .:ll.:.:.:.
   .:.:.:.:八: .                               . :八:.:.:.:.           あらゆる出来事の元凶としてね
   .:.:.:./.:.:..\: .         'ー‐'^'ー‐'          . :/.:.:.ヽ:.:.:.:.
  .:.:.:/.:.:.:.:.:.:. \ : : . .                      . . : : / .:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.

90 :

           ,.....::::::: ̄ ̄::::::.....、
           ,..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...
       ,.:::::::::::::::,//7//7//7、:::::::::::::::.
      /:::::::::::/::´::::::::::::::::::::::::::::`ヽ,::::::::::.
      ,::::::::::::/:::::::/:::::::::::::::::::::::::::、::::':,::::::::::.
     ,::::::::::::/::::::イ::l::::::::l:::::::::ト、::::::l:::::l:::::::::::l
      i::::::::::::l:::::/ !:::l,:::::::!::::::::| ヽ::l:::::|:::::|::::l
      |::::::::::::l"7ーl--、:::| 、:七''´ ヽ:::::! :::|::::|
      |::::i:::::下云ニtォ ヽ! ,ィニ云アl::l:::::|::::|
      |::::l:::::::| 弋zソ      弋zソ /イ::::::|::::!
      |::::|:::::::|:,               ,':|:::::::|::::|
     ,::::::|:::::::|:::.、     '    , イ::|:::::::|::::|
     /::::::::,::::::',::::::>_ . ´` . _<::::::,:::::::,'::::::.
.   /:::::::::::',::::::',:::::{//ハ `¨´ ハ//}:::/::::::/::::::::::.      / ̄ ̄ ̄ヽ
   /::::::::::::::::',::::::l/ ////Y ////`/::::::/:::::::::::::::.       |  ピクッ  |
.  /:::::::::::::::/l::::::l//////,.| l/////::::イ//`ヽ_:::::::.    ヽ___/
 /:::::::::://///',:::::l//// /|∧、 ヽl////////r-,:::::..

91 :

                                 _
               「 \   __  /⌒ァ ) `丶
               ヽ    ´    `  /  /    ヽ
                \          く /     )
                ∨ ●    ●  Y      ノ
                  _|{    、_, 、_,    八     ,′
                   / 八         イ 丶.   /           お手柄だよ、ほむら
             ⌒\/ ,   / ーァ    T´ {   \/\
           ( (⌒>く./  / . : /      ',: :ヽ    〈) )             君が、まどかを最強の為替少女に
              \{/ : : :/ : : /        ヽ-ヘ . : : //、          育ててくれたんだ
         /\\_∧: : ,′|  i  i  | ∨∧// : : :\__
           (_゚: :。 ーァ‐' : ;  |  |  |  |  ー‐く: : : : :。: ゚ : _ノ
          / . : : 。人: : :.:|   |  |  |  |   }   \: 。 : : : :)
          (_/{:_:/  \: iヽ 丶ソ 丶ソ  ノ     \_ノ ̄
                      ̄⌒  ⌒ ̄

92 :

      /://-――――-、/∧:::::::::::::::::::::::::::::::::.
     ,::/ /...:/::::::::::::l:::::::l::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::l
     ,::/::::l:::::イl:::l:::::::::ト,:::::l::::::l::::|:::::::::::::::l:::::::::::::::::|
    ,:::l::::イ::::, l:::ト,:::::::! ,::::l 、::l::::l:::::::::::::::|:::::::::::::::::l
    l:::l::/`ト:l、 l,::| ヽ:::|__、::!__リ、::l:::::::::::::::!::::::::::::::::l
    |:::レ! ___ リ  ヾj ヽ! ゙l ヽ::::::::::::::l:_::::::::::::::l
    |::::::l´ ト_ハ      ィイテ心 l:::::::::::::::l´l:::::::::::::|
    |:::::::. 弋(ソ       込(ソ│::::::::::::, ノ!::::::::::::!
    |::::::::,     ,         |:::::::::::::lソ::::::::::::::|           仮説としてなら面白いわね
    |:::: 八              ,:::::::::::::,::::::::::::::::::::l           でも、所詮は推測の域を出ないわ
    |::::::::::::> 、  - 、    /:::::::::::/::::::::::::::::::::::.
      ,::::::::::::::|  l`:::...._,.. - <:::::::::::/:::::::::::::::::::::::::.          その仮説を裏付ける証拠は無いもの
     ゙、::::::::::::, ,::::::::::l=' y==/::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::.
      、::::::::::l ̄/二´__|||_,/::::::::::/`ー,r-、_::::::::::::::::          それに、私の目的は
      ヽ:::::::,//////{//l/:::::://`ヽ、   ̄ `ヽ::.            まどかを為替少女にさせないことよ
      / \:.,//////ー/:::////////      ヽ:.
     /  {/.\/// l/´ヽ///////        ,:.
   /   ヽ,-- '///-―-l/l \////  l /       \
    、    /  ///.     l/l  ` ´   l'         ヽ

93 :

       ,....::::::::::::: ̄ ̄:::::::::::...、
      ,...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、
    /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
   /::::::::::::::::::::::::/-―////// ー- 、_::::::::::::..
  ,:::::::::::::::::::::::::/::: ̄::::::::::::::,::: ̄`::::.、/\::::::.
  ,:::::::::::,:::::::::::::/:::::::/l:::::/:::/l::::::::::::l:::::::`ヾ、l::::.
. l::::::::::,::::::::::::イ:/:::,\|::イ:::/. !::::::/:リl:::::::::::::::|:::::l
 l::::::::::l::::::::::::::|/l/_ !`l:/  |::::/:/ l::::::イ::::: !:::::l
 |::::::,イ!:::::::::::::| ん_心` /  !::/l/ _|::::/|:::::::|:::::|
 |::::::{、|:::::::::::::|弋z(ソ    l/ /_|:/`,::/:イ:::::l
  ,::::::: l:::::::::::::|   `      ん心 >lイ:::イ::::/
  ゙、::::::l:::::::::::::|       、  `<ソ /:イ::!::/        いくら相場師としての才能を溜め込もうとも
   }::::::,::::::::::::l               /:::::::/::,         為替少女にならないのなら意味は無いわ
   l::::::::,:::::::::::l\     `       /:::::::/:::,
   |::::::::',:::::::::::,--> 、_ , ....::::<:::::::::,:::::,            正確には、魔女にならないのなら意味が無い…と
   |::::::::::',:::::::::::、///// l/∧////l:::l::::,:::::l            言うべきだけど
  ,::::::::::::::,::::::::::::、//// l/r-、´_,.-'!:イ:::l:::/:.
  ,:::::::::::::/、 、:::::::::\_, -,-,´l\\/!/::,:::ハ::.
. /::::::::::::/:.:.:.:.\::::::::::',//ト、 |//\\l:::/:.:.:.l:::.
/::::::::::::::l:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ::::::l//!:.l |`:.:.:,_ヽ/イ:.:.:.:.:l::::::、

94 :

                                 _
               「 \   __  /⌒ァ ) `丶
               ヽ    ´    `  /  /    ヽ
                \          く /     )
                ∨ ●    ●  Y      ノ
                  _|{    、_, 、_,    八     ,′
                   / 八         イ 丶.   /            ところが、そうでもないのさ
             ⌒\/ ,   / ーァ    T´ {   \/\
           ( (⌒>く./  / . : /      ',: :ヽ    〈) )            これも推測に過ぎないが、僕が見るかぎり
              \{/ : : :/ : : /        ヽ-ヘ . : : //、           鹿目まどかは相場師の才能を溜め込みすぎた
         /\\_∧: : ,′|  i  i  | ∨∧// : : :\__
           (_゚: :。 ーァ‐' : ;  |  |  |  |  ー‐く: : : : :。: ゚ : _ノ        強欲で、計算高く、腹黒い相場師の負の側面が
          / . : : 。人: : :.:|   |  |  |  |   }   \: 。 : : : :)           今の彼女の性格にも影響を及ぼしてきている
          (_/{:_:/  \: iヽ 丶ソ 丶ソ  ノ     \_ノ ̄
                      ̄⌒  ⌒ ̄

95 :

:::::::|::::|:::::::,<  |  |:::::::/   !  |:::::/       |::::|::::::::::l:::::::::|::::|::::
:::::::|::::|:::::/ `¬‐-弌∠_ | j:::/      }::::!\:::::!::::::::|::::|::::
:::::::|::::|/ ,__   _   `   }/    __ム/_斗匕:::::|::::|::::
:::::::|::::|  ´ ̄〕ラヮ‐-=ニミ     ′   ̄    /    ヽ| \|::::|::::
:::::::|::::|   、弋人//ノノヾ        彡ニニ≠┬=弍、  〉/:::::
:::::::|::::|    `ー=-‐                { 八//ノノ   //:::::::         馬鹿馬鹿しい
:::::::|::::|                          ー≧ー='"   /イ:::::::::
:::::::|::人                             ヒノ::::::::::         優しくて、無垢で、純真なまどかのドコが
:::::::|:::::::::::....           ’               /:::|:::::::::::         強欲で腹黒いと言うのよ?
:::::::|::::::::::::::::::::::....        __             /::::::!::::::::::
:::::::l::::::::::::::::::::K  l 、   ´    ̄`         x<::::::::::::|:::::::::::         あの子は、人を疑うことを知らない
::::::::l:::::::::::::::::::| \|   >  _  ...  -=≦イ::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::         とても良い子なの
:::::::::l::::::::/ ̄ {   ‐-  _   _   -‐ '  ト、::::::::::::::::::::/::::::::::::::
::::::::::l:〈/   \     ー、 Y ,一   ´/ ノ  ヽ‐-―/::::::::::::::::         不当な侮辱は許さないわよ
:::::::::::∨     \      } l {     / ´    |::::|i /:::::::::::::::::::
:::::::::::::ヽr‐  ̄ ̄ ̄` - r――┐ ‐ ´ ̄ ̄ ‐ - |::::|/::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::|     __ {     }  __    `ヽ/:::::::::::::::::::::::::

96 :

                                 _
               「 \   __  /⌒ァ ) `丶
               ヽ    ´    `  /  /    ヽ
                \          く /     )
                ∨ ●    ●  Y      ノ
                  _|{    、_, 、_,    八     ,′
                   / 八         イ 丶.   /
             ⌒\/ ,   / ーァ    T´ {   \/\               そうだね
           ( (⌒>く./  / . : /      ',: :ヽ    〈) )           普段のまどかは、とても良い子さ
              \{/ : : :/ : : /        ヽ-ヘ . : : //、               僕や君とは正反対だ
         /\\_∧: : ,′|  i  i  | ∨∧// : : :\__
           (_゚: :。 ーァ‐' : ;  |  |  |  |  ー‐く: : : : :。: ゚ : _ノ         だけどね…
          / . : : 。人: : :.:|   |  |  |  |   }   \: 。 : : : :)
          (_/{:_:/  \: iヽ 丶ソ 丶ソ  ノ     \_ノ ̄
                      ̄⌒  ⌒ ̄

97 :

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               僕の見るところ、相場師の負の側面は
               まどかに相当の影響を及ぼしているよ
               時々、まどかが見せる計算高さや腹黒さに
               ほむらは気付いていないのかい?
            ______________________
: : : : : : : |: : : : : ,!,|: : : : : : : : : :゙i,゙i,: : : : : : : : :i,: : i: : : : :|: : : : : :|/ /,!: : : : : : : : |: : : : : i
: : : : : : : ,!: : : : ,!:|:i,: : : : : : : : : |゙i,゙i,: : : : : : : : |、: i,: : : : :|: : : : : :!:/:,!!: : : : : : : : :|: : : : : i,
,: : : : : ::/:|: : : :,!:::|、: : : : : : : : : |:::゙i,゙i,: : : : : : : :|.i,::i,、: : : |: : : : : :| /: |: : : : : : : ::|: : : : : :i
:i,: : : : :,!::::|: : ::,!:::::i !゙i,: : : : : : : ,!::::゙i,゙i,: : : : : : : |::゙i,i:゙i,: : :!: : : : : |: /: : |: : : : : : : :|: : : : : :|
::i,: : : :,!:::::::i,: :,!::::::::|!::゙i,: : : : : : ,!:::::::゙i,゙i,: : : : : : |:::::|!::゙i,: :|: : : : : :!/: : : |: : : : : : : : : : : : : :|
,:::i,: : :,!:::::::::i,::,!:::::::::゙i,::::゙i,: : : : :,!:::::::::::゙i,!゙i,: : : : :|::::::::::::゙i,:|: : : : : |: : : : ::i,: : : : : : : : : : : : : |
、!::i,: : !::::::::::i,:,!::::::::::::l,::::::゙i,: : ::,!:::::::::::::::ヽ:゙i,: : ::,!:::,:.ヽ;:゙i!: : : : :,!}: : : : : i,: : : : : : : : : : : : :!
,:::::::i,::|:::::::::::::i,!:::::::::::::::::::n゙i,: :,!_::::::::::::::::::::::::゙i,::,!'゙.   ,!:/: : : : :,!リ: : : : :∧: : : : : : : : : : : :|
i:::::::::゙i!::::::::::::::::::::::::::::::::::,! ヽN `` ー‐'''¨´ヽ!゙    ,!:/,!: : : ::,!': : : : :/ .i,: : : : : : : : : : : !
:!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i               ,!/',!: : : ::,!,: : : : ,!   ゙i,: : : : : : : : : ,!
:ゝ、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::リ              ./-',!: : : :/ ゙i,: : : ,!    i,: : : : : : : : ,!
: | i,`> .:::::::::::::::::::::::::‐〉-          ,.. '゙  ,!: : : /  .゙i,: :,!     i,: : : : : : ::,!
: :| ゙i,: : ,! ..≧、..;::::::::::::〕  _,,,,......,..  ,'"     .,!: : :/   ∨    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
、::i, ゙i,::| ,.斗ヘ \\≧=---‐ニ≠´/ /、x,,_,.x-、 .,!: ::/         |    私を挑発しているの?               |
..ヽ!斗   '゙    `丶.;r‐ 彡ィ''"´    ゙  勹||`7: /----- =、.      |    それとも、冷たい女だって非難してるの?   |
'" .||||    \     | .|       /   .i|| //      ゙i,     ヽ____________________/
  .|||  _,,,,,,,ヽ_   | |     /_    ,i|!゙         .゙i,
  ,斗''"      ``ーr‐=、斗-'' ¨ ´  ` ・ 女           .゙i,
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

98 :

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
     //: : : |: :|:,!:i,: :i:::\: :゙i,::::゙': 、: :i,: : : : ::|彡/ i,: : : : : : : |: : : ::|゙i,:゙i
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   あの眼光に射抜かれたときは
   感情の無い僕ですら背筋が凍ったよ
   まだ一般人に過ぎないのに、あれほどの片鱗を見せてくれるなら
   為替少女になったら、どれだけの力を発揮することか…
_________________________________
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

99 :

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:.:/    :|:.   人:ヽ...ノ.:ノ                人:ヽ...ノ.:ノ   .:|:     ':.:        ねぇ ほむら?
/    :.|:.     `''ー ´              `''ー ´    :|.:     '        本当に心当たりがないのかい?
     .:.:.|;:                                 .:;|.:.:.
    .:.:.:.ll:.                                  .:ll.:.:.:.           まどかが時折見せるあの黒さこそ
   .:.:.:.:八: .                               . :八:.:.:.:.           君が育ててしまったまどかの裏側なんだよ?
   .:.:.:./.:.:..\: .         'ー‐'^'ー‐'          . :/.:.:.ヽ:.:.:.:.
  .:.:.:/.:.:.:.:.:.:. \ : : . .                      . . : : / .:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.

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