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2012年4月文学26: デリダとドゥルーズV 文学との関係を中心に (332)
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田中和生 (635)
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デリダとドゥルーズV 文学との関係を中心に
- 1 :12/03/26 〜 最終レス :12/04/14
- 前スレ「デリダとドゥルーズU 文学との関係を中心に」
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1328458102/
そしてこの2人を&で接続してみるとどうなるだろう…
哲学的著作だけでなく、批評的な著作はもちろん、
フーコー、ド・マン、ナンシー、ラクー=ラバルト、
ブランショ、ベケット、ジャベスなどの周辺も視野に入れつつ
- 2 :
- >>1
Obrigadoゴザイマス! メルシーボクー ダンケシェーン グラーツィエ グラシアス!
最近出たらしい本
「終わりなきパッション: デリダ、ブランショ、ドゥルーズ」
http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624011857
守中高明の本はまだ1冊も読んでなかったなあ。
- 3 :
- 540 :ムー大陸 ◆DMnIjpZYd2 :2012/03/18(日) 00:24:28.57
吉本とかどうでもいいよな。(読んでないけど)
- 4 :
- 983 :吾輩は名無しである:2012/03/26(月) 18:43:54.68
ジャネットはもしや↓からぱくった?
月形与三郎
http://hametuha.com/etude/1211/
984 :v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo :2012/03/26(月) 18:44:29.62
それは私はモノが見えてますってアピール?
985 :レディー・ジャネット ◆zHjuTueIApoc :2012/03/26(月) 18:45:51.09
月形は私。
- 5 :
- 前スレにも書いたけど、私の破滅派でのHNがその月形なの。
- 6 :
- まあ、藤谷治さん(HN 偽高橋源一郎)のように小学館にでも応募すれば良いと思いますが。
- 7 :
- あいにくそういう気は全然ないんですよ。ひやかしでするぐらいならいいけれど。
- 8 :
- 前スレの終盤でジャネットさんがDeleuzeよりもHeideggerが正しいと書いてたけど、正しい
というより、個体の捉え方としてリアルだと思う。現実の人間は何にでも変身できるわけではな
いし、細い道を通っていくしかない。そういう人間の姿が浮かんでくるしね。無意識とかフィクシ
ョンみたいに茶化したりしてるけど、インタビュー読むと精神分析学派の勢いが凄くて云々とか
言ってたのでその反動というなら理解はできるけど。Heideggerはバタ臭いけどリアリティー
だけはあるからね。そこがDeleuzeは文学だからこのスレは文学なのよ、ということかもしれな
いが。Heideggerの本で個体や自分を捉えることはできるけど、Deleuzeの本では無理でしょう
ね。
- 9 :
- ドゥルーズは変な根拠のない全能感をあたえてくれるよ
- 10 :
- 私がハイデガーの「正しさ」だと思うのは、たとえば次のようなところ。
現代では、かつて哲学のになった役には、サイバネティクスがとってかわった。
自分が「これまでとは違う思惟」(哲学とは違う、という含意あり)が求めるが、
それは哲学に代わるようなものではない。(しかし私は、ほとんど「思惟」というよりは、
もはや詠嘆なんじゃないかと思う)
以上は「シュピーゲル」のインタビュー記事の一部の要約。
なお、ハイデガーの云うサイバネティクスというのは、
いわば広義のものととったほうが良いと思う)
私としては、哲学批判(批評)も、せいぜい言えるのはここまで、だろうと思うのですよ。
さらに先を言おうとすれば、たぶんあまり出来のよくないSFになるだろう、と。
そして、そういう「SF哲学」は、「現実」を改変するツールであるかのような錯覚(名無しさんがおっしゃるところの「全能感」でもよい)
を起こさせるが、詠嘆のほうはそうではないだろう。ただの「気分」ですから。
とはいえ「気分」とは、もう一方では、意欲でもあろう、と。
- 11 :
- レジャネは逆言の癖があるから注意しろ。
善いものを悪いと言い、深いものを浅いと言う。
よく逆言している。悪意から罪を犯す時は名無しに戻る。
- 12 :
- つまんね
- 13 :
- >>10
ハイデガー別に擁護するつもりはないが、あんまり反論できないのは、現象学らしく自分で自分の考えうるところ、
考えられないところをきちんとまず区別してから思考を始めるところなんだよな。
フッサールとハイデガーって思想の志向的には逆だと思うんだが、共通点はこういうところなんだな。
つか現象学派に対する反論のしにくさって大体ここだ。
エポケーやらで万能感に惑わされるのを戒められてるのかね。
- 14 :
- ただし思考が詠嘆になるなら、「SF哲学」だと思っているのを「詩」だと考えてもいいんじゃね、とかは思うな。
- 15 :
- >>8
リアルというか、ハイデガーを形而上学とかって表現するのは違うなって思うわ
思考の必然として形而上学的なところを論じているだけで
で人間の思考は大体そうなるってわけでもなく、ドゥルーズみたいに目の前のある物から細道に入っていってもよい
マクロコスモス的かミクロコスモス的かの違いじゃねえの
ジャネットの言う「全能感」はドゥルーズじゃなくてドゥルージアンたちの空気だと思うがな
- 16 :
- まあそうだね。
私はそもそも、ドゥルーズ主義を批判しているんであって、
「可能性の中心」的なドゥルーズ哲学ではないから。
- 17 :
- ジャネット×ミニハンで電波倍増やん
- 18 :
- ゆんゆんです
- 19 :
- 付言すれば、フーコー晩年の「生存の美学」なんてのも、
私が上で言った「気分」に似たようなものだね。
これをカント的に「趣味判断」といってしまうと、
従来的な美学主義=主観性の哲学に戻るから、多分そこを言わなかったんでしょう。
「浅い」というのは、まあそのとおりなんですよ。「深さ」というのは、単に虚を指しているだけなんで。
- 20 :
- フーコーもなんか生理的にだめだな
頭にナイフで切り込みいれてペニスーってやりてえ
- 21 :
- 社会学のある分野も言葉の意味がわかるがなぜそういう理屈になるのかが理解できないことが多くてなあ
ある社会学派の人から「君は根っから社会ってものがわからないんだ」とか言われて
「ああそうか、俺には見えない何かが社会学の人たちには見えてそれを論じているんだな」
と悟ってそれ以来社会学とはあまり関係しないというよい関係を築けている
フーコーも俺が見えない何かが見えていて、それを論じてる気がするわ
- 22 :
- >>19
精神分析の「浅い」「深い」って、一般的な意味と逆転している場合があるんだよな
たとえばフロイトはジョークや言い間違いに無意識が表れるとしたが、それらを「浅い言述」とする一般的感覚ってないか?
- 23 :
- >>21
そりゃなんでもそうジャマイカ?
ある分野のイディオムや文法、要はものの見方を身につけてないと、その分野の人達が見えるものが見えないって。
特にその分野や関心が自分にとってあまりアクチュアリティのないものだと。
- 24 :
- 言い換えれば、その無意識が「あらわれる」とされる「浅さ」というのは、いわば言語の差異でしょう。
ウィトによれば、哲学の問題は、それしかないんだから。
ウィトは、「浅い」わけさ。ハイデガーも、晩年は「詩学」ばっかりなんだから、おなじく「浅い」んですよ。
- 25 :
- >>23
うんー、結局主観なんだなーと
- 26 :
- 概念の意味とかは今はネットもあるし説明してくれればわかることが多いやん
そうじゃなくて文法というか文脈? 理屈の流れがわからん
「理論」じゃなくて「ものの見方」なんだよな、>>23の言う通り
- 27 :
- 今心霊番組やってるけど、人文科学って幽霊を科学してるようなもんな気がするわ
- 28 :
- 簡単に言っちゃえば「意味」っつー「見えないもの」が対象だからね。
対象はそれで別にいいんだが、方法論が下手すると言葉遊びのレベルだったりするのがどうにもこうにも。
- 29 :
- 辞書的なところだけじゃない「意味」ってもう心理の領域だと思うんだけどな
言語学意味論も今は心理学とすごい親近してるし
- 30 :
- 低脳盗作屋駄弁乙(笑)
- 31 :
- 俺元々そういった辞書的な意味以外の行間みたいなの読めない方なのかもしれないがさ
精神分析やるようになってわざと言葉を字義通りにしか解釈しなくなったのね
っていうのは精神分析って基本的に自由連想ってのが、精神分析が研究対象にしている心の実験環境だからなのさ
その場においては純粋にその人だけの連想でなければ観察対象になりえない
自分の連想も社会常識などと言った連想もノイズになりうる
だからわざと言葉を字義通りにしか解釈してないってところはあるな
- 32 :
- たとえばそれこそ>>22とか「言説の浅い深い」って意味が違ってるわけだろ
その人の「浅い深い」という意味はどういうことかを考えてからじゃないと議論は始まらないと思うんだよな
でさー、会社とかでもこういった論法、「○○という言葉をあなたはこう考えていて、あなたはこう考えているわけですね」
とかって整理をするとなぜかそう言う俺に怒りが向いてきちゃうんだよなー
人間っておもろいわ
議論の進行係って整理係じゃなくて、「○○はこういう意味ですよ」って意味を統一する係な気がする
まあそれも言い方によるんだろうが
俺はそういう意味では進行係できないわ
でさー、意味が共通になっているのはなぜか、とかって話になる哲学的にはイデアとかになるじゃん
イデアをないものとして話を進めるから怒りが俺に向くのかなとか最近思っている
- 33 :
- >議論の進行係って整理係じゃなくて、「○○はこういう意味ですよ」って意味を統一する係な気がする
その統一に理屈はいらないんだよな
同じ意味の下で話をすることが目的なのだから、「なぜその意味に統一するのか」という問いは不要だ
俺の論法はそういった意味でよくないわな
「話が通じていない」って意味になるのか、それは言い合いしている脇から小娘にそんなこと言われたら怒るわな
- 34 :
- >「なぜその意味に統一するのか」という問いは不要だ
ここらへんを考えてドツボにはまったのがドゥルーズという認識だw
- 35 :
- 酔った勢いでラカン的にばっさりやっちゃうと、ドゥルーズは倒錯、ハイデガーは神経症(強迫症)だな
酔った勢いなので反論自由、特に反論しません
- 36 :
- ここはDerridaのことも言うスレなんで言うと、やっぱりDerridaも、あれはHeideggerに
影響受けてとか、方法を受け継いで、とか言われてるけども、Heideggerの根幹、個体の不自由
さ、覆蔵される歴史、とか、それが呼び掛ける場が現有なわけだけど、初期の「差延」とか一生懸命
というと変だけど、Heideggerのいう、その有 sein の概念を打ち消そう打ち消そうと
頑張ってるみたいで、というのは無意識とかは事後的なものよと言っちゃうわけですね。そっくり
同じことをその後、日本の批評家がそっくり言ってた記憶がありますが。また、かつて現前
したことはなく、これからも現前することはない。それが無意識だと言っている。或いは個体の動
力はそうだと。これはHeidegger思想の骨抜きにしかならないと思います。無意識とは
Heideggerの場合は言わないが、それでも骨抜きになると思う。これもまた、個体というのが
身軽になり、自由自在であることを理論上は可能になる、トリックだと思います。だからDerrida
というのはHeideggerから影響を受けて云々と言われてるけど、しかし骨抜きにもした張本人
だと思う。だから私はDerridaの思想は嫌いだし、実は根本的にはHeideggerとは無関係だと
思います。
- 37 :
- なるほど
- 38 :
- (このスレの住人には筋の説明は不要だろう)「アンティゴネ」にしても、
謀反人の兄を埋葬するか、ほっておくか、この二つに一つしか選べなかった。
(これを、ヘーゲルからバトラーまでいろんな切り口で論じているが、ここでは脇へ置く)
そういうなかで、禁令を破って兄を埋葬した(とはいえ遺体に土を一掴みかけただけ)。
これをして、ハイデガーは「彼女は運命をおのずから選び取った」といっている。
そうして、死刑を宣告され、自害する。
こういうときに「逃げる」ということが果たしてできるか?
逃走線というものが延びるか?
私としては、はなはだ疑問といわねばならない。
- 39 :
- アンティゴネのそれが「意味」だとは思わんがな俺は
- 40 :
- >>36
デリダは脱構造主義なんだよな、構造主義者名乗ってるとなんかデリダ持ってこられるのでめんどいんだが
二項対立批判とかされても構造主義では二項対立が解析道具、っつか解析メソッドなわけで
実験道具に文句付けられたら研究者はお手上げだろう
研究者の方が文句付ける奴よかよっぽど実験道具に詳しいもんだが
- 41 :
- アインティゴネとか日本的感覚で考えた方がいいと思うんだけどなー
「葬る、葬らない」という価値観に対する空だと
- 42 :
- つまりアンティゴネのその行為こそが「埋葬の代わり」などではなく「意味からの逃走」なんじゃねえの、と
あの行為が「意味」や「倫理」に対するどうのこうのならあんなカタルシスにはならんだろ
- 43 :
- つまり「(私の親近者がたくさん)死んだ、世の中とはそういうものである」という、女からのファルスへの風刺だと
- 44 :
- それはそうですよ。
だから、いろんな切り口はあったが、わきへ置く、とした。
なお、「空」をだすまでもなく、お芝居だろ
(ついでに私なら、あの女優いい体してんじゃん。ボディーズ・ザット・マター!)で万事解決になってしまうぞ。
- 45 :
- というようなことが「女は存在しない」とするラカン派では述べられてます
僕よく知らないのでどうでもいいですが、アンティゴネが男だったら別に>>38の解釈でもいいと思います
カタルシス、厳密に言っておきましょうか、「享楽の意志」はあんまり生じないでしょうけどね
>>44
あ、わかって嫌味で言ってたって感じ?
ならいいよwww
まあぶっちゃけデリダ(の脱構築)に足りないのは「空亦復空」だな
- 46 :
- フッサールは数学者つまり実験道具主義(物理からすれば数学も実験道具)だから、デリダの論は対照項になるが、
ハイデガーとデリダの対象は違う気がするなー
ちょっとそれは感情論はいってないか? と思う
>>36で言うならデリダが骨抜きにしているのはフッサール
ハイデガーは実験道具をただの実験道具として使っているだけなので脱構築は意味をなさない
- 47 :
- デリダ考えるならフッサールと脳内議論させた方がおもしろくない? 少なくとも俺はそうwww
って話にすぎません
- 48 :
- なんだろーなー
俺も一時期デリディアンみたいなところはあったんだが、それは自然科学が実験道具がはじきだすデータを真理として
考えていると思っている愚民どもに対する反論として、「実験道具なんて信頼できるもんじゃねえよwww」って意味で
使ってた気がするんだよな、今思うと
だけど実験道具取り上げられちゃー物理学者はなんもできんは
物理学者とかそりゃ自分の実験道具とかよくわかってるもんだぜ、東大の基礎科学校舎の地下には旋盤機器とか
置いてある
自分で旋盤してジグを作ったりする
まあ当然業者にも発注するが、業者の営業も東大卒だ、つまり話が通じる奴と話して実験機材を作ってもらう
- 49 :
- むしろアンティゴネが男だった方が燃えなくねwww
少年ジャンプ的っつか
「強敵(友と呼ぶwww)」の死体に上司の命令に背いてまで土をかけて「埋葬の代わりにする」とかすげーカッケーじゃん!
「意味」から逃走できない男たちってカッケーもんよ、見せ方によっては
BL脳としてですがwww
ジャネットが言ってた「西部劇」ってのもそういうカッコよさなんじゃねえの
女からすればくっだんねー見栄のために命張って戦うとかさ
「くっだんねー」とかいいつつそういうのがカッコいいわけだよ、女からつっか俺から見れば
これがペニス羨望ですか?
実験道具のことをよくわかってるからこそ実験道具が信用ならないとわかっているのが科学者なんだよ
そこらへんの視点がフッサールにもハイデガーにもないから、文系の奴らが勝手に「理系と文系との接点だ」と言ってるだけで
あんまそうは思わない
- 50 :
- あんまり「文系対理系」っていう使い古された対立軸には持ち込みたくないが
自然科学の場合、結果が出ちまうんだよな、大きく言えば。
そりゃ帰納によっては真理に到達し得ないとか、自然科学も時代のエピステーメーから自由ではありえないとか
いくらでも言えるが、現実に理論から引き出される結果(ロケットでも食料生産でも何でもいいが)が出ちまえば
少なくともその理論は現実に明確に関わってることが実感としてわかってしまう。
ところが人文科学の場合は結果が出にくい。つーか、普通は出ない。出ないもんだから「深い」とか「わかってる」とか
内輪でのー評価で盛り上がりやすい。文学的領域に隣接するものは特に。
こんなーから抜け出る回路はないもんかね?
それともーでいいじゃんで開き直るしかないのかね?
- 51 :
- そのアンテイゴネーの喩えでいえば、仮に死んだ兄を埋葬したとしても、それが情愛のせいなの
か、憎しみのせいなのか、夢現でやったのか、或いはその場での何らかの関係性から土を掛けたか
は決定できない。何故なら行為や発語には内的要因の無限や外的要因の無限、つまりは計り知れ
ない諸要因が合わさって為されるのであって、仮に死んだ兄に妹が土を掛けたからといって、動
機とか探しても無駄なことである。また、ある無意識とかを探すのは精神分析帝国主義である。
彼女は死んだ兄に土を掛けた。それだけのことである。従って、この先彼女が同じように家族の死
と立ち会ったとしても、同じように土をかけるなどと、絶対言えない。今回たまたま彼女は土を
掛けた。理由は決して分からない。兄を思ってのことだろう、とかいうのも解釈の一つだが。本当
のところは彼女自身にも分からないところにあるものだろう。それは行為者の自覚をも越えてい
る。人間とはこのように諸関係の総体なのだ。
のような感じでひたすらずらしていくのが現代思想的ずらしだったと思うんですが。
- 52 :
- 結局現代思想って、人が気持ちよくーしてるところにやってきて、「それ気持よくないから」って教えてあげる商売?
人のーに水差すことが自分のーになってるようなもん?
- 53 :
- >>50
>それともーでいいじゃんで開き直るしかないのかね?
その通りです
- 54 :
- >>52
Exactly
- 55 :
- >>51
アンティゴネが男だったら北斗の拳的な「友情」みたいな解答が与えられてもいいと思うけどな
あれが女だからそんな風にずれていくわけだよ
ずれていくことが「空」でもある
「空」とは本質のなさなのだから
- 56 :
- >>54
だったらば他人のーがなきゃ自分のーができないーよりも
自分でー開発するほうが楽しくね?
- 57 :
- >>56
君がそうしたければそうすればいいと思うがwww
君の思う現代思想もそういうーを開発したってことでもあるわけだ
いやはやーとは奥深いもの
- 58 :
- >>57
なるほど。
でも一見隙のない精密なー見せないと
そんなーじゃ抜けねーとか言っちゃうのが現代思想なんでしょ?
ちょっとワガママじゃね?
- 59 :
- ミニハンとミニハンの会話?
- 60 :
- >>58
ーに「ワガママだ」とか言いはじめたらキリなくねwww
君の思う「現代思想」はそうなわけか
君もそういう「現代思想の人」という他人のーに「ワガママじゃね」と口を出しているわけだ
ーなんだから個人の好きなようにやればいいと思うんだがな
「他人のーがなきゃ」っていうより「何をズリネタにしているか」って話じゃねえの
君も何を「ズリネタ」にしてもいい
「新しいー開発」が「新しいズリネタを発見する」という意味ならば大いにやればよろしい
「ズリネタ」という概念を考慮して考えてみてごらん
君の脳内「現代思想の人」と君の「ズリネタ」が違っているだけwww
「ズリネタなしでするー」とかおもしろいかもなwww
アンティゴネに対する「ひたすらずれていく解釈」も、アンティゴネのその行為は「ズリネタなしでするー」
だとすればわかりやすいかも
「アンティゴネは何をズリネタにしたのか」って議論が「ひたすらずれていく」わけだ
それが「ズリネタなしでするー」であるならばそうなるだろうよ
と言うよりそういった「ひたすらずれていく」ことが、あの作品のカタルシスが「享楽の意志」的なものだと、>>51の思う
「現代思想」たる観客たちは受け取っている結果だ、って話だな
逆にアンティゴネのそれを「ズリネタなしでするー」として解釈したがっている観客もいると
そういった観客たちの解釈は「ひたすらずれていく」だろう
なのでジャネットに対し>>42という反論をしたわけだ
いやまあわかってて嫌味として言ってるだけならいいけど
もちろんそうではなくたとえばアンティゴネを脳内で男化してトキが兄弟を弔うシーンみたいな感じで「強敵(友と呼ぶ)」
的「ズリネタ」とするのもありである
ヘーゲルの解釈なんかはどっちかってとそっちだろう、ヘーゲルはアンティゴネをそういう「ズリネタ」にしたってわけ
そういう「ズリネタ」もBL脳的にわからなくもないのでそれでもいいと思うけど
観客一人一人が好きなようにーすればいんだよwww
- 61 :
- そういった意味ではヘーゲル的な意味での「倫理」とは「統一化されたズリネタ」ってことでもあるわな
- 62 :
- 一応芸術論的にお化粧しておくと、>>60の「享楽の意志」的解釈の方は、
アンティゴネのその行為を「(ヘーゲル的)倫理の維持」と解釈するのではなく、
「倫理に対する異化効果」に重きを置いて見る解釈の仕方だ、ってことだな
わっかりやすい異化効果ではないけど、あざとい異化効果は異化作用すらなくすしな
- 63 :
- >>60
うーん、嫌味とかじゃなくって
ズリネタがあって他人がー(解釈)する。その他人のーをズラしていくことが
現代思想のー(解釈)ってことじゃないの?
それとも一気に「空」とかに飛んじゃうわけ?
- 64 :
- >>63
なんかこう君の脳内現代思想がよくわからんのでなんとも言えん。
君の考える「現代思想のー」をもうちょっと説明してけろ。
「現代思想」と一口に言ってもいろいろあるし、もちと具体的に。
どの人のどういう論説を
>ズリネタがあって他人がー(解釈)する。その他人のーをズラしていくことが
>現代思想のー(解釈)
と思ったのか、等々。
「現代思想」は置いておいて、アンティゴネとかの「解釈がひたすらずれていく」ことを考えてみよう。
それは、「他人のーをズラす」のが「ズリネタ」なのではなく、そいつの脳内アンティゴネの
「ズリネタのないー」が「ズリネタ」になってるからなんじゃないのか。
「享楽の意志」「意味からの逃走」「異化効果」などという「ズリネタ」を主張していると。
「ヘーゲルの解釈などは別の「ズリネタ」であってーできん」みたいな。
それを君は>>52
「人が気持ちよくーしてるところにやってきて、「それ気持よくないから」って教えてあげる商売?」
と受け取ったわけだ。
どっちでもーするならすればいいししないならしなくていいと思うけど。
そもそも「解釈がずれる」のは芸術鑑賞では普通にあることだろ、「現代思想」に限らず。
同じ作品を見ても観客一人一人の解釈は別々でありうる。
- 65 :
- あと「空」は現代思想ちゃうぞwww
- 66 :
- >>64
いや、単純に>>51-52に対して>>54でその通り、って言われたから
そういうものとして「現代思想」って言葉を使ったの。
> 「現代思想」は置いておいて、アンティゴネとかの「解釈がひたすらずれていく」ことを考えてみよう。
> それは、「他人のーをズラす」のが「ズリネタ」なのではなく、そいつの脳内アンティゴネの
> 「ズリネタのないー」が「ズリネタ」になってるからなんじゃないのか。
> 「享楽の意志」「意味からの逃走」「異化効果」などという「ズリネタ」を主張していると。
> 「ヘーゲルの解釈などは別の「ズリネタ」であってーできん」みたいな。
ズリネタっていうのは、ひとまず解釈以前(それが可能かどうかは置いといて)の素材でしょ?
で、それに対して誰かさん(例えばヘーゲル)がある確定的な解釈を施すわけでしょ?
で、ヘーゲルさんでも何とかさんでも「現代思想」でなければその解釈を単なる主観的な解釈ではなく
客観的な解釈として提示するわけでしょ?少なくとも本人は?
で、その解釈(ー)を今度は素材(ズリネタ)として「現代思想」はその客観性を剥ぎとってくってことでしょ?
そういうことじゃなくって?
- 67 :
- >>65
うん。仏教系のこと言ったんでしょ?
だからなんで「現代思想」がズラしなしに一気に「空」に飛んじゃうのかって思ったわけ。
- 68 :
- >>66
んじゃ君の脳内「現代思想」とは「解釈がずれていくこと」と考えていいわけね。
であるなら>>64の「解釈がずれていくこと」を考慮した理屈は成立するな。
>で、ヘーゲルさんでも何とかさんでも「現代思想」でなければその解釈を単なる主観的な解釈ではなく
>客観的な解釈として提示するわけでしょ?少なくとも本人は?
ちょっと意味わからん。
>で、その解釈(ー)を今度は素材(ズリネタ)として「現代思想」はその客観性を剥ぎとってくってことでしょ?
君はどうしても「自分のー」を「現代思想のズリネタ」にしたがっているわけか。
- 69 :
- >>68
うーん、>>52の説明が元になってるわけ。
で、例えば精神分析的にある解釈を提示した際は、それは単なる主観的な解釈として提示したのではなく
客観性をもった解釈として提示してるわけでしょ?
> 君はどうしても「自分のー」を「現代思想のズリネタ」にしたがっているわけか。
そうじゃなくって単に現代思想の位置づけを確認したいだけ。
もちろんいろいろあるっていうのは分かった上で大まかな位置づけを。
- 70 :
- あ、ごめん。>>52の説明が元じゃなくて>>51の説明が元、ね。
- 71 :
- >>67
>だからなんで「現代思想」がズラしなしに一気に「空」に飛んじゃうのかって思ったわけ。
ここでの(君の脳内)「現代思想」とは>>68で書いているように「解釈がずれること」って意味じゃないの?
なんで「ズラしなし」になんの?
>>69
>客観性をもった解釈として提示してるわけでしょ?
その解釈した人によるんじゃね?
主観的な解釈として提示している人もいるんじゃねえの。
君の言う通りに提示している人もいようが。
ここにいない人の話されてもわからん。
>そうじゃなくって単に現代思想の位置づけを確認したいだけ。
「現代の思想」なんじゃねえのw
まあその「現代」にどこまで含むか知らないが。
その「現代思想が位置づけされる君の脳内マップ」みたいなものがわからんので俺にはどうしようもない。
その「位置づけ」は君自身にしかできない。
>>70
うむ、わたしも君の>>51から「君の考える現代思想とは解釈がずれていくことだ」と推論したわけだが。
- 72 :
- 君の脳内マップ上の位置づけとして、
「現代思想とは自分がーしてるところにやってきて、「それ気持よくないから」って教えてあげる商売?」
って位置づけてるんじゃねえの、最初から。
仮の位置づけかもしれんが。
あと「現代思想と空がズラしなしに」というのがわからん。
君の脳内では現代思想と空はズレてないのか?
- 73 :
- >>71
> >だからなんで「現代思想」がズラしなしに一気に「空」に飛んじゃうのかって思ったわけ。
> ここでの(君の脳内)「現代思想」とは>>68で書いているように「解釈がずれること」って意味じゃないの?
> なんで「ズラしなし」になんの?
とりあえず今言ってる「現代思想」はまず客観的なものとして提示された解釈っていうのが前提にあって
それをズラしていくことでその客観性を無効にするものであるのに対し仏教的空は実体の無さを直観するものだと
思ってたから。
> その解釈した人によるんじゃね?
> 主観的な解釈として提示している人もいるんじゃねえの。
> 君の言う通りに提示している人もいようが。
> ここにいない人の話されてもわからん。
あ、たぶんこの辺で話がずれちゃったんだと思う。俺が「現代思想」による解釈の素材ってみなしてたのは
ここにいる人やいない人の諸々の主観的な解釈とかではなくて
言わば一種の理論として提示される解釈のことだと思ってたわけ。プラトン哲学とかヘーゲル哲学とか精神分析とか。
>>72
> 君の脳内マップ上の位置づけとして、
> 「現代思想とは自分がーしてるところにやってきて、「それ気持よくないから」って教えてあげる商売?」
> って位置づけてるんじゃねえの、最初から。
> 仮の位置づけかもしれんが。
そうだよ。だって「その通り」って言われたから。それ前提に話ししてるわけだから。
- 74 :
- ごめん。して寝るね。相手してくれてありがとう。
- 75 :
- >>73
>今言ってる「現代思想」はまず客観的なものとして提示された解釈っていうのが前提にあって
>それをズラしていくことでその客観性を無効にするものであるのに
なるほど、君はそう位置づけているわけだな。
>ここにいる人やいない人の諸々の主観的な解釈とかではなくて
>言わば一種の理論として提示される解釈のことだと思ってたわけ。
という事は「プラトン哲学とかヘーゲル哲学とか精神分析とか」は「客観」だと君は思っていたわけだな。
>そうだよ。だって「その通り」って言われたから。それ前提に話ししてるわけだから。
であるならばすでに君の脳内で位置づけられているのになぜ「現代思想の位置づけを確認したい」となるのだ?
>>74
最後の質問には答えてくれると俺はおもしろいwww
- 76 :
- 「空」とか下らないよな
- 77 :
- >>75
> という事は「プラトン哲学とかヘーゲル哲学とか精神分析とか」は「客観」だと君は思っていたわけだな。
違うよ。客観的理論として提示されたものと思ってるだけ。
> であるならばすでに君の脳内で位置づけられているのになぜ「現代思想の位置づけを確認したい」となるのだ?
まさに確認だよ。それに俺の位置づけが大ざっぱだからもうちょっと詰めたいと思ったの。
じゃ、もうも終わったから本当に寝るね。
- 78 :
- >>76
然りwww
>>77
何に対して確認してるの?
それに対して確認すれば「大ざっぱではなくつめられる」わけだよね。
- 79 :
- 君の「現代思想とは自分がーしてるところにやってきて、「それ気持よくないから」って教えてあげる商売?」という「位置づけ」とは別の、
確認すれば「大ざっぱではなく詰められる」それは何?
- 80 :
- 空大陸
- 81 :
- 空対陸とかって軍事オタ用語を連想した
- 82 :
- 空食うQOO
- 83 :
- 子供だってうまいんだもん
- 84 :
- 自問自答というか、変わった流れですね。
- 85 :
- ハナレメ笑
- 86 :
- たまに来てみると不毛な流れだな
哲学を腐すのは楽しいかも知らんが
知的営為として論理を丁寧に辿っていくのも悪くない
デリダでもドゥルーズでもいから
先人の考察を踏み台にして人類のために考えよう!
で、お題は「原発の可能性」
- 87 :
- 君にとっては不毛な話
君にとって大事な話は「原発の可能性」
だということはわかった
- 88 :
- ミニハン 笑
- 89 :
- ミニハンがくるとどこでも不毛になるよな
- 90 :
- 空ですなあ
- 91 :
- まあ「俺の話は議論を不毛にする」ってのは>>32に書いたことと同様のことかなー、と
議論している人たちが「意味の統一がなくなった」とかで「不毛」と感じるだけかと
そこは俺がどうこうできることじゃない
- 92 :
- ミニハンは自分の無能さと無知に気付いたほうがよい
- 93 :
- いつも変わりばえしないミニハン印の金太郎飴
- 94 :
- >>92
んー、知ってるものは知ってるし知らないものは知らない
できることもあるしできないこともある
またそれらは時と場合による
じゃだめ?
ただ物事を楽しむには自分が無能無知である方が楽しくなるとは思ってるな。
芝居とかある文学畑が自分でページをめくれないこととかで「暴力的」と言っていたが
芝居は文学と比べて暴力的だから(相対的に自分は無能化されるから)おもしろい、ってことにもなる。
無知になって見るってのは難しいけどなー。
>>93
そうそう、俺って意外と一貫性あると思うんだよ、自分の論じていることについては。
でも観念連合の弛緩とか言われるしなー。
困ったもんだ。
- 95 :
- ヨーロッパ人ならもっと奴隷制度の本質を掴んでなきゃ
いけないんだが、誰も分ってないねw
- 96 :
- 僕日本人です
- 97 :
- 大川隆法に交霊してもらおうぜ
- 98 :
- 裸性 (イタリア現代思想 1)
ジョルジョ・アガンベン=著
岡田温司 栗原俊英=訳
定価:2730 円(本体:2600 円) 四六判 218頁 2012.04
ISBN978-4-582-70342-9 C0010 NDC分類番号 137
身体、人格、言語とイメージ、可能態と現実態、救済と終末といったお得意の
問題圏をかすめながら、「人間にとって裸であるとは?」という本質的な主題
に切り込んだ深遠広大な、だが実に軽快な書物。
- 99 :
- アガンベンは邦訳がどんどん進むなあ。
原書は三年前だったはず。
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