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2012年3月三国志・戦国65: 三国志で一行リレー小説 第8話 (647)
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三国志で一行リレー小説 第8話 (647)
三国志で一行リレー小説 第8話
- 1 :
- 【ルール】
・1レスにつき1行
・過度な下ネタ禁止(下ネタスレでどうぞ)
・三国志以外の歴史上の人物は出さない(184〜280)
・前スレの設定は一切引き継がない。次スレからはリセット
・後は自由にやれ
前スレ
三国志で一行リレー小説 第7話
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1310744068/
兄弟スレ
三国志で一行リレー小説 下ネタ投下用スレ U
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1298813272/
- 2 :
- 日は昇りまた沈む。同じ一日を繰り返すようだが、やはり同じ一日は存在しない。後漢王朝もかつて存在した国家と同じく朽ち果てようとするのか?
ある村にむしろを売り糊口をしのぐ母と息子がいた。
- 3 :
- 母と息子はお互いの稼ぎの少なさを口を極めて罵り合った。
- 4 :
- 息子の名は雷銅。ブロンズセイントである。
- 5 :
- 母の名は小喬。義理の息子の雷銅よりも、まだ20歳以上は若かった。
- 6 :
- 孫ほども年の離れた妻を父でさえ娶れたのだ。自分とていつかは功を成し位を極め、権力や美妃を手中に…と密かに夢見る雷銅だった。
- 7 :
- そんなある日、雷銅の元に義兄弟の呉蘭が現れ、こんな話しをした。
- 8 :
- クリスマスを一人で過ごすのは寂しいから、今日一日ここにいてもいいか?
- 9 :
- 雷銅と呉蘭は劉協を義弟に迎え入れる計画を練り始めた
- 10 :
- 小喬「あんたらが誰と杯を交わそうが知ったこっちゃないが…、何者さね?その劉協って馬の骨は」
- 11 :
- 雷銅は得意の家庭内暴力でこれを黙らせ、呉蘭、劉協と義兄弟の契りを結んだ。
- 12 :
- 明くる日、宮廷では臣下一同が劉協の元を訪れ、理を説き、義兄弟を解消するように諌める。
- 13 :
- 劉協「確かに雷銅、呉蘭が義兄弟では格好がつかんのぉ」
- 14 :
- 雷銅「なんでですのん!うちの何があきませんのん!」
- 15 :
- 前例がありませぬ。慣例に無い事は許されませぬ。と名も知れぬ一文官が雷銅に言う。
- 16 :
- 陳寿「どうでもいいけど、下ネタスレのURL間違えたから訂正しとくね。 http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1298813272/ では↑の続きを↓の方どうぞ」
- 17 :
- 「名も知れぬ一文官のくせに俺様に偉そうやな!」 …むしろこちらこそ名の知れぬムシロ売りが吠える。
- 18 :
- 雷銅はムシロ売りで大儲けする為、地方の経済学者である司馬懿を訪ねた
- 19 :
- 司馬懿「貴殿は運がいいぞ。ちょうど今、寝ずに考案した『ねずに講』というプランがあるんじゃ」
- 20 :
- 雷銅が次に訪れたのは、マクロ経済学と老荘思想に精通している事で名高い、江南の賢者・張昭であった。
- 21 :
- 張昭「この程度のムシロなら劉備玄徳の方が安くで売っておるわい」
- 22 :
- 雷銅は乾いた砂地が水を吸うが如く、先人の叡智を吸収し続ける。
- 23 :
- 雷銅「そうだ!大量生産しよっと」
- 24 :
- 司馬懿「ふほほ。寝れないほど楽しい『ねずにーランド』なんてのもあっ……、あれ?おらぬわ」
- 25 :
- そんな平和な日々も束の間、帝の勅命を持って村を攻め滅ぼしに来る官軍たち。
- 26 :
- 呉蘭「なぜ官軍がこのような真似を・・・もはや漢の命運も尽きたか」
- 27 :
- 劉協の詔書「余、雷銅らと来同の契りは雷同たるを悟る。よって反故とし痕跡を消滅せしめん」
- 28 :
- 雷銅「配下が少なくて武官を欲する君主の所へ逃れるしかないな……陶謙、孔宙、劉表辺りなら就職できるだろうか」
- 29 :
- ムシロ売りに配下がいる事実に驚いた呉蘭だがそんなこと言ってる場合でなく、ほうほうの体で二人は官軍から逃亡する。
- 30 :
- 陶謙「すまぬが他をあたってくれるか」孔?「逆賊に貸す力はない」劉表「お引取り願おう」孔融「!」
- 31 :
- 雷銅「氷河期だな・・・しかし、無職でいるわけにはいかん。多少怪しげな所でも良いから、どこかに仕官せねば」
- 32 :
- 呉蘭「いっそ農民達を扇動してはどうだろう?陳勝・呉広の乱を真似て市民活動をやるのだ。」
- 33 :
- 雷銅「よし!農民達を率いて人質作戦だお。」
- 34 :
- 農民たちは豫州を中心として、各県令を武力で追い出し、城を不法占拠して居座った。
- 35 :
- 呉蘭「先般はツッコまれなかったが今は本当に、雷銅にも俺にも配下が大勢いるんだぜぇぇ!」意気揚がる二人
- 36 :
- やがて宮廷でも豫州の乱を捨て置けず、討伐の軍が起こされる事となる。
- 37 :
- 帝「朝廷に弓引く賊徒どもを誅滅せしむる国士よ…我こそはと名乗りいでよ!誰ぞ」
- 38 :
- 呉蘭はしていた。
- 39 :
- その力は半端ではなかった。
- 40 :
- 皇甫嵩「陛下、私が立候補いたしたく思いますが……是非とも、朝廷に奉じる機会を与えて頂けますまいか」
- 41 :
- 帝「おぉ皇甫嵩よくぞ申した!大義なり。さて国柱たるを自負する者は他におるや?おらざるや」
- 42 :
- 呂布はしたRをチョウセンに挿入した。
- 43 :
- 董卓「私めも皇甫嵩将軍に続いて、賊徒を殲滅したい所存でございます」
- 44 :
- 帝「おぉよくぞ申した!しかし、無理はするな。お主はまだ持病の痔が治っておらんのだからな」
- 45 :
- ならば先鋒は皇甫嵩、董卓は後詰が良いだろうと、訳知り顔の文官たちが口々に言い、帝も然りと述べました。
- 46 :
- 董卓はニヤニヤしながら皇甫嵩に叫んだ↓
- 47 :
- そこへ断固として異議を唱える、硬骨なのか空気が読めないのかよく分からない文官が一人。
- 48 :
- 王修「董卓はお引き取りください。」
- 49 :
- 王修はしていた。
- 50 :
- 皇甫嵩「では私一人で討伐に行くとしよう。痔持ちの董卓殿は長安で静養していて下され」
- 51 :
- 董卓はニヤニヤしながら長安へ帰還した。
- 52 :
- 皇甫嵩は王修を参謀に加え、2人の兵を率いてで攻め込んだ
- 53 :
- 皇甫嵩もしていた。
- 54 :
- いやだから実際節用集読めばいいじゃんー
- 55 :
- 雷同はインポだった
- 56 :
- 直言居士:孔融「主上。そも…こたびの乱は御子の軽挙と後の盲動が導因。慰撫に劉協を遣わすが筋じゃ有馬温泉?」
- 57 :
- その後、ああ言えば孔融が楽浪郡太守に左遷されたとの噂が流れたが、その真偽を知る者はいなかった。
- 58 :
- 数日後、皇甫嵩と王修が賊軍に捕らえられたとの知らせが朝廷に届いた。
- 59 :
- 文官たちは鎮圧失敗を無かった事にした。「今日も帝のご威光で、天下は泰平なり」・・・と嘯いて。
- 60 :
- 一人ほくそ笑む董卓。その邪悪な笑顔に気付いた者は、皆無であった。
- 61 :
- 一方、捕らわれの皇甫嵩と王修は、どことも知れぬ山の中で農民から槍を突きつけられている。
- 62 :
- 農民「何か言う事はあるか?」 皇甫嵩&王修「新年好!恭賀新禧!新年快楽!恭喜發財!」
- 63 :
- 王修はしていた。
- 64 :
- 皇甫嵩「さっそく初ですな」 巧みな話術で農民の笑いをとる皇甫嵩将軍。
- 65 :
- 農民たちの間に久しく無かった笑顔が生まれ、その渦は次第に広がって行く。そして一しきり笑った農民たちは各々の顔を見合わせた。
- 66 :
- 農民「皇甫嵩将軍は何故武人になられたのです?お笑い芸人の方がむいてますよ。」
- 67 :
- 皇甫嵩「おのれ下郎めが侮辱するか!!!」皇甫嵩の顔は引き攣り、こめかみには青筋が立ち、凄まじい形相へと変貌し、和やかな空気は瞬時に暗転してしまった。
- 68 :
- 「…という芸風の人間が既にいたため、芸の道を捨てた皇甫嵩だった」 ナレーション:王修
- 69 :
- 農民が「こいつ、自分の立場が分かったねえようズラ」と言うや、槍の穂先で皇甫嵩の顎を上げさせる。
- 70 :
- 皇甫嵩はシャクレた顎を必死に守りたい一心で「アゴだけはヤメテ〜」と叫んだ
- 71 :
- すると、またも農民達から爆笑の渦。皇甫嵩はだんだん笑いをとることが快感になってきた。
- 72 :
- 皇甫嵩はした股間を指さしつつ、
- 73 :
- そんなの関係ねぇ!オッパッピーと叫んだ
- 74 :
- 農民は「こんな芸人、すのはもったいねえ…こいつは生かしておこう」と言い、次に視線を皇甫嵩から王修に移す。
- 75 :
- 王修(ど、どうしよう…そろそろ芸も飽きられてそうだし…)考えがまとまらないまま王修は、
- 76 :
- 隣を見る。 「あっちの世界でアニさんだった頃の神のリアクション芸を今こそ!」ささやく皇甫嵩
- 77 :
- 王修「聞いてないよ〜!」
- 78 :
- 「フォー!!」 王修は腰を激しく前後させながら何度も叫んだ。しかし、農民達は冷ややかにその様子を見ているだけだった。
- 79 :
- 王修の行為は朝廷の権威を著しく下げ、後に巻き起こる戦乱の一因となるのであった。
- 80 :
- 芸の内容はともかくも…交流を得た両者。緊張の解けた農民らが言う「お二方、我らの仲間にならぬか?」
- 81 :
- 王修「おうしゅうをよろしゅう」
- 82 :
- 皇甫嵩(王修には笑いのセンスはない。これ以上、寒いギャグを言われると俺の命も危なくなる・・・) 農民の冷ややかな目を見て皇甫嵩は王修の存在を疎ましく思った。
- 83 :
- 王修「漢王朝を滅ぼすには 私が察するに、パンチの押収こそ兵法の極意でございます。」
- 84 :
- 霊帝「いかん傷口が広がっておる!誰か、王修のフォローに入れるものはおらぬのか!」
- 85 :
- 「王修殿…」柱の陰から現れた首魁の雷銅と呉蘭「言説拝聴、我ら小物には解り得ぬ異次元さ。燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや!乞う大将軍に。漢王朝打倒の旗頭とならなん!」
- 86 :
- と、妄想し一人でニヤける王修。教養のない武将達や無知蒙昧な農民どもを指導できるのは自分をおいて他にないと思ったのだ。
- 87 :
- 官軍王修のお花畑ぶりと…虚にして用を為さぬ言動が四方へ伝わり、漢朝を見限る波は国原を覆いはじめる。
- 88 :
- と、そこへ現れた、大道芸人・張角。
- 89 :
- 農民「ぅおお! 張角と組ませたら、だだスベりしてた王修のギャグが嘘のようにキレる、キレるぞっ!」
- 90 :
- 張角「ワシは漢王朝の忠臣である。おまいらも平伏せい!」
- 91 :
- という事で討伐する意味がなくなり都へ引き返した二人は
- 92 :
- した。
- 93 :
- 雷銅、呉蘭「おお、張角殿こそ天下に泰平をもたらすべきお方。どうか我らを配下に加えて下され。」
- 94 :
- 張角「ならば条件は1つ。ワシを笑わせてみよ!」
- 95 :
- 張角「あ!やめっ!ぎゃはははっ…♪」 背後から張角を羽交い締めする呉蘭、腋の下をコチョコチョする雷銅
- 96 :
- 張角「イっちゃったじゃねえか」
- 97 :
- 笑いすぎて白目を向いて泡を吹いてるのは、張角にそっくりな弟・張宝。雷銅・呉蘭はくすぐる相手を間違えていたのだ。
- 98 :
- 張角「張宝を失神させるとはなかなかの強者、だがワシのギャグに耐えられるかな?」
- 99 :
- 張角は、おもむろに片足立ちをすると軸足の腿に足の裏をつけ、両腕を45度に真っ直ぐ伸ばして「命」と叫んだ。
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