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2012年07月五七五・短歌98: いんちき五言絶句 (346)
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災害五七五 (407)
いんちき五言絶句
- 1 :2001/01/12 〜 最終レス :2012/08/04
- 板違いだったらごめんなさい。
いんちき五言絶句はいかがでしょうか?
適当に漢字を並べて中国人もびっくりの絶句を作ってみましょう!
本日引落日 本日引き落とし日
我貯金無金 我が貯金に金無し
給料日程遠 給料日ほど遠く
請友冷反応 友に頼むが冷たい反応
韻も踏めたらいいんだけどー。。。
- 2 :
- なるほど、、、こっこん絶句とはこのようなものでありましたか。
少し思い出しました。どれ、、、
本日金曜日 本日金曜日
我台所無物 我が台所に物無し
行買超商店 スーパーへ買い物に行くが
外寒兮身凍 外寒く、身凍える
超てきとー(;´Д`)
- 3 :
- 夜也身体熱 夜だからだが熱いぜ
我欲妻結合 おい、おまえやろうよ
妻言我生理 だめ私生理なの
茲欲情如何 この欲情どうしてくれよう
これも超てきとー!!
- 4 :
- 浅木夢見氏 あさきゆめみしを
遂全部読終 遂に読み終えました
我好光源氏 私は光源氏が好きです
可哀想紫死 紫の上の死は可哀想だと思いました
- 5 :
- やってみて 恥ずかしくなり 取り消した、、、
すごい字を 持ってきそうで 怖くなり、、、。
- 6 :
- >>5
すごい字を 持ってきてみて 期待age
- 7 :
- 此板我超難関 然無頭捻阿呆哉 #見て字の如しです(´Д`;)
- 8 :
- 我聞人詠歌 歌を詠む人と聞いてきたが
実彼再作詩 じつは漢詩も作るという
驚天動地才 なんと魂消るその才能
我遁走巻舌 舌を巻いて逃げ出そうワイ
- 9 :
- 超混雑渋谷 めちゃめちゃ混んでるんスよ〜渋谷
夜尚溢若人 夜になったら更にひどくって
特売期間中? セール中だからかな〜?
怒髪天我也 も〜超ムカツクけど自分も行ってたし、ってか
- 10 :
- 此第二番組 ここ2ちゃんねるには
色々板存在 色々な板があります
五七五質素 五七五板は地味です
逆其処味噌 でもそこがミソなんです
>>9 参った。(笑)
- 11 :
- 生徒女子高 女子高生に
其女強請我 おねだりされて
例買与口紅 なんでも買って
言成全部貢 貢ぐ我
- 12 :
- #↑「苦売る@都々逸」って書こうと思ってたのに送信しちまった。
漢詩と訳の間は全角スペース2個が見やすいかも。
- 13 :
- 苦瓜奴蒼色 あんあやつなどどうでもいいが
漂流数多板 なぜかこんやもこんばんは
狂也都都逸 くうるといいつつ
笑許我寛大 おかしいな
- 14 :
- 韻律似芳香 韻律は芳香に似て
言辞如色相 言辞は色相の如し
昧爽遊詩魂 昧爽に詩魂を遊ばせ
深更学歌道 深更に歌道を学ぶ
#中国語がわからないので、日本語の音読みで韻を踏んでみました。
- 15 :
- #韻を踏むのは1、2、4句目か。1、3、4だと思ってた。(馬鹿)
我無学馬鹿 私は無学で馬鹿
韻不踏短足 足が短くて韻が踏めない
一二四正句 一二四句目に踏むのが正しいのに
一三四句目 一三四句目でした
#全部踏んでやる。
- 16 :
- 我踏異物体 おっとしまった
我滑板激痛 すべってコロリン
我冷静観察 よくみてみたら
之非雲古也 じゃなくって
之馬奈奈也 ラッキーでした
- 17 :
- #七言律詩もどきなら最近作りました
莫嘆板於多荒事 嘆く莫れ板荒るる事多しと
素皆好語乱世耳 素より皆乱世を好み語る耳(のみ)ぞ
分事久即磨汰利 「分かれる事久しければ即ちマターリ」
君知演義冒頭辞 君よ知るや演義冒頭の辞
- 18 :
- 山川草木転荒涼 山川草木(さんせんそうもく)、転(うた)た荒涼
十里風腥大教大 十里、風腥(なまぐさ)し、大教大
柩車不前人哭泣 柩車前(すす)まず、人哭泣(こくきゅう)す
幼子八柱立墓標 幼子八柱(やつはしら)、墓標を立つ。
山川草木転荒涼 山川草木、転た荒涼
十里風腥新戦場 十里風腥し、新戦場
征馬不前人不語 征馬前まず、人語らず
金州城外立斜陽 金州城外、斜陽に立つ 乃木希典「金州城の賦」
- 19 :
- 狂気惨劇犯学舎 狂気、惨劇、学舎(まなびや)を犯す
凶刃狼藉屍作山 凶刃、狼藉、屍(しかばね)山を作(な)す
無恥何顔見父老 恥づることすら無し、何の顔(かんばせ)あってか父老に見(まみ)えん
取調無用宜逝焉 取調べなど無用、逝ってよし。
王師百万征驕虜 王師百万、驕虜(きょうりょ)を征す
攻城野戦屍作山 攻城、野戦、屍山を作す
愧我何顔見父老 愧(は)づ、我、何の顔あってか父老に見えん
凱歌今日幾人還 凱歌の今日(こんにち)、幾人(いくたり)か還(かへ)る。 乃木希典
- 20 :
- 爾霊山中冀安眠 爾(なんじ)らが霊、山中にて、冀(こいねが)ふ、安らかに眠れ
幼子天界爛漫遊 幼子、天界にて爛漫に遊ぶならん
鮮血覆地改容色 鮮血、地を覆(おほ)ひて、容色改まる
万人斉仰爾霊山 万人(ばんにん)、斉(ひと)しく仰ぐ、爾らが霊の山を。
爾霊山険豈難攀 爾霊山(にれいざん)の険(けん)、豈(あ)に攀(よ)づるに難(かた)からんや
男子功名期克艱 男子の功名、艱(かた)きに克(か)つを期す
鉄血覆山山形改 鉄血、山を覆(おほ)ひて、山形改まる
万人斉仰爾霊山 万人、斉しく仰ぐ、爾霊山(にれいざん)。 乃木希典「爾霊山の賦」
#眼曇りて開きあへず。原詩の細部はうろ覚えにて御免。合掌。
- 21 :
- >20 改容色を、容色改に訂正いたします。変わり果てての意。
- 22 :
- >>18-20
凄いです〜。地下に置いておくのが勿体無いですね。
ぜひ上の階でも復活を。
- 23 :
- >19 原詩・狂詩ともに、見父老を看父老に訂正します。
>22 おやつさんどうも有り難う。見つかるまでこのままにしておきましょう。
- 24 :
- 地上でお会いしましょう。
- 25 :
- んーーむ(絶句)!!
日の目をみないものにこそ価値あり、ですか。
- 26 :
- >20 険 を 嶮 に訂正いたします。
- 27 :
- >26 険 のこざとへんの部分を「山」に訂正したいだけなのですが。
私のPCの知識が足りないのか、所詮機械・電気のやることには限界ありなのか。
#乃木大将は南山の戦いで長男勝典(かつすけ)、203高地攻撃戦のさなかに次男保典(やすすけ)と、
二人きりの子供を共に亡くしているのですが、そのことへの思いがやはり、
原詩のなかに脈々と流れているのでしょうね。狂詩を作っている間は、そのことを
失念していたのですが。原詩のもつ詩情が、私に命じて作らせたものと感じています。
- 28 :
- ちんととさん、おやつさん、まちだまちよさん、をとめさん、
巡礼感謝いたします。御名をともに経塚の銘に刻み、地下に手向けましょう。
- 29 :
- #では気分一新して、爽やかな詩を一篇ご紹介。季節はちとずれまするが。
服部南郭(はっとりなんかく)の作です。
夜下墨水 夜 墨水(ぼくすい)を下(くだ)る *隅田川の川下り
金龍山畔江月浮 金龍山畔(きんりゅうざんぱん) 江月(こうげつ)浮かぶ
江揺月湧金龍流 江(こう)揺らぎ月湧(わ)いて金龍流(なが)る
扁舟不住天如水 扁舟(へんしゅう)住(とど)まらず 天 水の如し
両岸秋風下二州 両岸の秋風(しゅうふう)、二州(にしゅう)を下(くだ)る
『江戸詩人選集第三巻 服部南郭 祇園南海』 岩波書店刊行 52頁
- 30 :
- #服部南郭は、平仄(ひょうそく)などの音律を守らずに作詩していたそうです。
よっていんちき漢詩スレに収録。ただ『江戸名所図会』にも採録された有名な詩です。
詩情ストレートにてわかりよし。
金龍山待山聖天(まつちやましょうてん)のほとり、
隅田川は月光を浮かべ、流れ行く。
水面(みなも)さざめけば光湧きたち、黄金龍のように
川はあなたへと続いてゆく。
わが小舟は下りて停まらず、
空は清らにて、水面と分かちがたし
秋の風涼やかに、
武州総州の境を下る。
- 31 :
- 自笑
蝸牛廃屋長独語
佐藤深層短密談
五七忽変大魔人
小人狼狽只平頭
#五絶は難しい。七絶も許してね。
- 32 :
- 腹筋三百回
腕立三百回
逆立三十分
筋肉痛後悔
#スレを汚してすいません。書いてみたかったもので。
- 33 :
- >>32 #やった〜〜〜お仲間だ〜〜〜超ウレシー〜〜〜〜〜♪♪
眉毛道さん、絶対また来てねん(はぁと
伊能忠敬讃頌
五十知命初入門
刻苦勉励誉出藍
老骨不厭遍行脚
遺業踰年真価顕 *踰はこえる。
#ようやく1、2、4句に脚韻もどきを踏んでみました。でも、
まだ真の脚韻ではない。いんちき漢詩人の珍道中は続く。
- 34 :
- 東武百貨店
西武百貨店
池袋駅周辺
皆十時開店
#>>33 かたつむりさん恐縮です。
こんなのしか書けない馬鹿ですが、よろしくお願いします。
- 35 :
- 我真欲詩才
冗談此板災
我下手横好
只開直此際
#しがない(詩がない)ものしか書けず、
駄洒落はスレを汚すだけなので恐縮なのですが
下手の横好きを自覚しつつ
この際開き直ってしまおうかな、と思います。
- 36 :
- >>32 >>34 >>35 すごい!全部1,2,4句目に脚韻を踏んでいる。私には
出来ない芸当だ。先生!今後ともよろしくお願いします。
>>35 唱和眉毛道氏御製
我皆無詩才
冗談過招災
寄思雨中花
追放牢窓際
#和韻のルールはご存じですか。五絶は2,4句、七絶は1,2、4句目の
韻字を踏んで返します。五絶ですが(才、災、際)を踏んでみました。
よければボチボチやってみませんか。マターリとね♪(出来たときだけ、ということで。)
- 37 :
- >>34
西口東武店
東口西武店
巨大写真機
唄宣伝於店 フシギナ フシギナ イケブクロ〜♪
- 38 :
- 仄情 *仄 ほのかな
蝸牛慕紫花
踏外即落下
牢中無光陰
只識清雅香
- 39 :
- では、そのまんま日本語七絶
某製薬会社社長
総売上五十億超
目標達成万々歳
税務申告漏追徴
- 40 :
- すみません、和韻を誤解してました。
改めて>>38
七夕雲無夜 雲無き七夕の夜
我独泣月下 月下で独り泣く
其光不乾涙 月明かりでは涙も乾かず
只酔月桂香 ただ月桂の香に酔うばかり
ってなもんですか。超テキトー。
私には難しすぎます。。。。
- 41 :
- >>40 いえいえ。あくまでいんちき漢詩ですから。あまり考え過ぎずお喜楽にいきましょ。
>>32や>>34のようなさりげなく可笑しい作品好きです。また聞かせて下さい。
>>39 これはムズかった。今後はたまたま出来た時だけ唱和することにしましょう。
売上好調発増長 *発はおこす、おこる
社長悶着十件超
世評顰蹙流言頻
信用失墜凋落徴 *徴(きざす) 徴は動詞によみました。
#こんな事にならなきゃいいですね。
- 42 :
- 米軍乗勝狼藉頻 米軍 勝ちに乗じ 狼藉頻(ひん)なり
沖民忍従五十年 沖(縄)民(ちゅうみん) 忍従すること五十年
傲岸増長失人道 傲岸 増長 人道を失(しっ)す
不知虫有五分魂 知らざるか 虫にも有り 五分の魂
#この作も、結局いんちき脚韻か。なかなか難しいナ。
>>40 けっこういいカンジです。ありがとう。
- 43 :
- .
- 44 :
- 蝸牛逢孤影 蝸牛 孤影に逢う
彼欠而此盈 かしこに欠け そして ここに盈(み)つ
紫陽花作陰 紫陽花 陰(かげ)を作(な)せば
其下合歓営 其の下で ・・・・・を営む
#どうだ!ちゃんと脚韻も踏んだゾ。
- 45 :
- 今期夏如火
冷装置無備
苦肉開放窓
効果俄冷微
- 46 :
- >>44
米邪亜一郎
活躍如月盈
巨人禁脱漏
松井為経営
#2と4の韻をもらいつつ1と3の語感を合わせてみましたが、
ちと無理あり。反省
>>45
猛暑如隔岸観火 猛暑も対岸の火事の如き
社内冷暖房完備 冷房完備の社内にて
我全開放社会窓 我、社会の窓を全開するも
金冷法効果軽微 金冷法の効果は軽微なり
#五絶に七絶で返すという反則ですが、許してください。
- 47 :
- 白桃
薄皮循指離 薄皮 指に循(したが)いて離るれば
芳香鼻腔裡 芳香は鼻腔の裡(うち)に
水蜜流満掌 水蜜流れて掌(てのひら)に満つ
誉高甲州里 誉(ほまれ)高し 甲州の里に
- 48 :
- 地下室隔離
待望暗暗裡
今宵我高唱
如渡辺美里
#お久しぶりです。
- 49 :
- >>48 いよう!相棒。待ってたホイ。
西 瓜
為君選殊重 君がため、ことに重きを選べり
割分甘露汁 割(さ)き分かてば、甘露の汁
我戯噴黒粒 われ戯れて、黒粒を噴(ふ)かば
君抵面苦渋 君、面(おもて)に抵(あた)りて苦渋せり。(アタリマエ)
#で、残念ながら私は、明日から長野へ出かけてしまいます。
週末には戻りますので、ひとつまた楽しみましょう。
- 50 :
- #あら〜〜上がっちまいましたね〜〜 サーバーの都合か何かで、
下げカキコも書き込み順に並べ替えられちゃったようです。
週末には少しは下がってるかな。それじゃ。
- 51 :
- 雷鳴満天轟 いかずち満天に轟き
降雨如永劫 降る雨は永劫の如し
夫子来夜半 夫子夜半に来たれば
賃乗車秋毫 賃乗車は秋毫ならん
#よく分からないので適当に作ってみました。
大雨の深夜はタクシー待ちが大変だったなぁ
とゆーことを言いたかっただけです。
- 52 :
- 茲未不消滅....ここまだあったんだ
我非常嬉々....とってもうれしいな
皆様請以後....皆様どうぞこれからも
更沢山書込....がんがん沢山書いてって
#久しぶりに来て見たら、まだ細々と続いていて
ちょっとうれしいです(涙。
相変わらず韻を踏めないばかな1でした。
- 53 :
- 夏天非常熱
毎天非常鬱
冷麺非常辣
味道非常好
♯中国語できるのに漢語はできない(恥)
- 54 :
- 毎日禁酒中 毎日禁酒中
今日又禁酒 今日もまた禁酒す
無金而実行 金無くして実行す
冀来飲酒日 酒を飲む日の来るを冀う
#中国語も漢語も知らぬニセ学生。
- 55 :
- 堕落堕落果 堕落し堕落の果て
底抜底無沼 底抜け底無し沼
我腰抜人間 我腰抜け人間なれば
被取足沈没 足を取られて沈没す
- 56 :
- 夢終夢終也 夢は終に夢に終わるなり
汝不可見夢 汝夢を見るべからず
厳現実世界 現実世界は厳し
不可不知其 其れを知らざるべからず
- 57 :
- 毎日楽朝寝 毎日朝寝を楽しみ
毎晩愉夜長 毎晩夜長を愉しむ
何我不幸也 何ぞ我不幸ならんや
極上身分也 極上の身分なり
- 58 :
- 食事制限腹幅減 食事制限すれば腹幅減ず
運動実施脂肪減 運動実施すれば脂肪減ず
大変生飽食之世 大変なり飽食の世を生きるは
少誤膨張無制限 少し誤れば膨張すること無制限
時々部屋中掃除 時々部屋中掃除す
通常雑然時来頭 通常雑然とするも時に頭に来る
一旦実施徹底的 一旦実施すれば徹底的なるも
効果持続三日間 効果持続すること三日間
朝起洗顔食朝飯 朝起き顔を洗い朝飯を食う
其後見新聞飲茶 其の後新聞を見、茶を飲む
毎日毎日同繰返 毎日毎日同じ繰り返し
目新事変事皆無 目新しいこと変わったこと皆無なり
- 59 :
- 毎日独飲酒 毎日独り飲酒す
飲而独落涙 飲みて独り落涙す
故郷日々遠 故郷日々遠し
悲無帰手段 帰る手段無きを悲しむ
- 60 :
- 無山無海唯在川 山無く海無くただ川のみ在り
熱平原不堪徒歩 熱平原歩くに堪えず
尽孤独而遂仙人 孤独を尽くして遂に仙人
長年求海未発見 長年海を求むるも未だ発見せず
- 61 :
- 山梨県多山 山梨県山多し
甲府者盆地 甲府は盆地なり
好武田信玄 武田信玄を好めば
訪問二十回 訪問すること二十回
- 62 :
- 昔日一両人 昔日は一両人
近日衆多士 近日は衆多(あまた)の士
我喜歓相倶 我 喜歓(きかん)す、相倶(あいとも)に
創作偽漢詩 創作せん、偽(にせ)の漢詩
あなうれし! メンバー増えて にぎやかに
- 63 :
- 和韻(わいん)をば やってみましょう 以下ルール
#五言絶句は(1)・2・4句目、七言絶句は1・2・4句目の
末尾の文字(韻字)を生かして、お返しの詩をつくります。
>>61
我帰還自山 われ、山より帰還す
彼風爽涼地 彼(か)は、風爽涼(そうりょう)の地
草木土壌香 草木と土壌の香り
訪問又次回 訪問せん、また次回も
- 64 :
- 過日蝸牛独歩道 過日蝸牛の独歩道
近日諸人牛歩板 近日諸人の牛歩板
創作韻置奇漢詩 いんちき漢詩を創作し
解消日常的不満 日常の不満を解消せん
- 65 :
- >>63
我好御嶽山 われ、御嶽山を好む
登至別天地 登りて別天地に至る
脱下界離人 下界を脱し人を離れ
安堵息百回 安堵の息百回
#こんな感じですか。
- 66 :
- >>65 ナイスです!64のお返しは、しばしお待ちを。
- 67 :
- >>64 *唱和:和韻によって詩を贈ること。
唱和贈答倶同道 唱和(しょうわ)贈答、ともに同道(どうどう)し、
歓楽共有於此板 歓楽を共有せん、この板において
日常生活辛苦多 日常生活は、辛苦多し
笑而払拭共円満 笑いとばせば、ともに円満
- 68 :
- 異目的地暫同道 目的地は異なるも暫く同道せむ
流流到着於同板 流れ流れて同じ板に到着す
辛苦必終安楽来 辛苦は必ず終わり安楽来たる
毎日潮引而潮満 毎日潮引きまた潮満ちる
- 69 :
- >>68 #連携タイムなので下げて書きます。
異郷分里然同道 郷を異にし、里を分かつも、しかれども同道す
雖不相見在同板 相(あい)見ずといへども、同じ板にあり
詩歌交情触琴線 詩歌にて交情、琴線に触るるあらば
心裡蓄積如潮満 心のうちに蓄積せん、潮の満つるごとくに
- 70 :
- >>59 原詩 → 唱和飲酒賦 飲酒の賦に唱和す
(山と空さん)
毎日独飲酒 来日倶飲酒 いつか来る日、ともに飲もう
飲而独落涙 笑回顧落涙 笑って回顧、涙の日
故郷日々遠 邂逅日々新 は日々これ新しく
悲無帰手段 恰如昇階段 あたかも階段昇るよに
- 71 :
- 望郷里深酒 郷里を望みて深酒すれば
全記憶変涙 全ての記憶涙に変ず
思為悪事多 思へば悪事為すこと多し
深反省普段 普段を深く反省
#蝸牛さんとは、いろいろなところで一緒ですね。私は単なる物好きです(が、いんちき漢詩はかなりまじめに作っています)。
- 72 :
- 下車於南木曾駅 南木曾駅にて下車し
登東方南木曾岳 東方、南木曾岳に登る
名山傾斜緩而長 名山傾斜緩かるも長し
至山頂日既傾西 山頂に至れば日既に西に傾く
- 73 :
- 独泊於寧比曾岳 寧比曾岳に独り泊す
日没後光豊田街 日没後豊田の街光る
霧流後満天之星 霧流れし後満天の星
静也静黙殺全物 静かなり、静は全てのものを黙るも
朝日流込悉復活 朝日流れ込めば悉く復活
- 74 :
- >>72 今宵また 連携のため 下げて書く
小田急線開成駅 小田急線の開成駅にて
毎春拝礼富士岳 毎春 初富士を拝む
名山白銀神気憑 名山は白銀 神気すら憑(ただよ)い
使我低頭対於西 我をして、頭(こうべ)を低くして西のかたに対(むか)はしむ
>>71 袖触れ合うも他生の縁。まじめかつお喜楽に、続けていきましょう。
- 75 :
- >>73
暫時離脱雑踏街 しばらく 雑踏の街を離れ、
寓居山林如孤星 寓居す 山林に 孤星のごとく
緑影円環郭公遊 緑影 ぐるりとりまき カッコウ遊ぶ
爽風生気再復活 爽風に われリフレッシュせり
- 76 :
- >>74
蝸牛夜半独至駅 蝸牛夜半独り駅に至り
偶会我共赴御岳 我とたまたま会い共に山岳に赴く
夜行電車進行遅 夜行電車進行遅かるも
明方到白馬之西 明方白馬の西に到る
>>75
在山中見遠方街 山中に在りて遠方の街を見る
数多電灯輝如星 数多の電灯星のごとく輝く
想町思家而懐人 町を想ひ家を思ひ人を懐かしむ
独楽閑寂的生活 閑寂の生活を独り楽しむ
#かたつむりさん、いんちき漢詩の和韻は結構おもしろいですね。
- 77 :
- 誤字訂正
>>76
偶会我共赴御岳→偶会我共赴山岳
御岳(みたけ)と白馬は別の山・・・。
- 78 :
- 夜更独飲酒 夜更け独り酒を飲む
其名前白鶴 その名前白鶴
思長日長夜 思ふに日長く夜長し
数不知終焉 数ふるも終はりを知らず
- 79 :
- 我単酔人也 我単なる酔ひ人なり
非常好於酒 非常に酒を好む
酒飲被呑酒 酒飲み酒に呑まれ
沈無故人地 故人無き地に沈む
- 80 :
- 夏御嶽山最良也 夏の御嶽山最も良きなり
東方在木曾山脈 東方木曽山脈あり
日出成影日沈輝 日出づれば影をなし日沈めば輝く
於人界最美場所 人界において最も美しき場所なり
- 81 :
- >>76の作品1 #遅レスでスマソです。結構楽しいでしょ。
早朝到着白馬駅 朝まだき 白馬の駅に 到着す
乗合乗車往山岳 バスに乗り換え いざ山岳へ
我不知到山頂道 我実は 山への道すじ 知らざれば
依頼貴君発向西 君を頼って 西へと発たん
- 82 :
- >>78
或夜又飲酒 ある晩やはり飲んでたら
眼前一白鶴 目の前一羽の白鶴が
為君我酌酒 「さあ君 お注ぎいたしましょう」
抓頬痛苦焉 ほほをつねれば痛かった・・・
#さあてその後の顛末は?
- 83 :
- 鶴其後飲酒 鶴その後飲酒し
白鶴遂赤鶴 白鶴ついに赤鶴
目覚既日高 目覚めれば既に日高し
思酔見夢焉 思ふに酔ひて見し夢
#こんな顛末でした。かたつむりさん、お久しぶりです。
- 84 :
- >>83 赤鶴にはワラタ。メーリヤシタ。
逍遙帯瓶酒 酒瓶下げてブラブラと
邂逅舞彼鶴 昨夜の鶴に行き逢へり
謝汝歓待我 あなたきのうは有難う
辞而飛翔焉 辞して彼方へ去りにけり
- 85 :
- 深酒呼深酒 深酒は深酒を呼び
白鶴呼真鶴 白鶴はまことの鶴を呼ぶ
詩又呼詩也 詩もまた詩を呼ぶなり
世全呼応焉 世は全て呼応す
#どうも、かたつむりさん。次は何か新しいお題を・・・唱和しますので。
- 86 :
- #では新作です。通りかかりに見る光景。
都立中央図書館愛犬会
書館前庭芝生園 広尾なる 図書館の庭 芝の園
諸人帯犬為団円 人ら犬つれ 環をなし集う
大小交雑相追尾 大小犬 交わり互いの 尾を慕う
飼主被牽喋延延 人も引かれて ながなが語る
- 87 :
- 過日行広尾庭園 過日広尾庭園に行き
自転車破裂千円 自転車パンクし千円
嗚呼憎金属破片 ああ憎きかな金属破片
押行修理屋延延 修理屋に押していくこと延々
#どうも、かたつむりさん。昔広尾駅周辺に住んでいたので、懐かしいですねえ。その後4回も転居しているので記憶は薄れつつはあるのですが、でも懐かしいです。
- 88 :
- 月落烏啼往石鹸 月落ち からすないて ソープにいく
店頭女人写真対 お店で嬢の写真を見る
岐阜城下金津園 岐阜城下の金津園
夜半鐘撞到百回 夜半の鐘つき 百回に到る
- 89 :
- >>88 熱烈歓迎!ようこそいんちきワールドへ包継さん!
泡沫攪拌泡石鹸 泡沫を 立てたバスへと かの男女
男女入湯好一対 入りて睦言 しっとり語る
室中深閑鳴何鳥 静かなる 部屋に響くは 何の鳥?
男客満足通幾回 美声ゆかしく いくたび通う
#和韻のルール。五言絶句は(1)・2・4句、七言絶句は1・2・4句の
末尾の文字をそのまま使用して、お返しの詩を作ります。やってみましょう。
- 90 :
- >>88
「かたつむり」さん、はじめまして。
つかない替え歌にお返しをいただき、有難うございます。
おっしゃるように、挑戦してみます。でもむつかしいですね。
面白い詩が浮かびましたら、また書きます。
- 91 :
- >>90よろしくね。待ってマース!
- 92 :
- 気随悒悒好石鹸 ああシャボン 浮かぶがままに
心事事相成一対 映し出す
縁飾練冠有情偽 偽りを 身に纏いつつ
蓄鋭蒼蒼幾百回 期す明日
適当です、はじめましてー(WW よろしくお願いしまーす。
- 93 :
- 性道極欲幾星霜 読んで字のまま
石鹸健康通知数 ソープ・通いは数知れず
未覚援交行夢 読んで字のまま
経年陰茎已半立 読んで字のまま
なんでこんなに品のない詩ばかりなんだろう。名前のせいかな?
- 94 :
- そうかも でも いいかも
- 95 :
- >>92 #ウワー、ヤバイ。真打ち登場で、一気に敷居高くなりにけり。
真情匿在泡石鹸 ホントの本音は泡にて隠し
一時偽笑倶相対 ウソの笑いで 俄(にわ)か鴛鴦(おしどり)
男女同床描異夢 体は許せど心はやらぬ
固知認真須避回 マジになるのは やめとくれ
#固:もとより。もちろん。 認真:現代中国語で「本気にする」
- 96 :
- いえいえ漢文はvンカンプンですから。
超適当で。
よろしくお願いします!
- 97 :
- このところ
毎日覗くが
楽しみで
#勤務中にてコッソリ。。。ト
- 98 :
- #山と空さんへ。私もおよそ一年前まで広尾近在に住んでました。奇遇ですね。
また、あの界隈の光景を詩に作ってみようと思います。
#@オ茶ケさん。今までご挨拶申し上げず失礼いたしました。いんちき電波人間の
かたつむりです。どうぞよろしく。よければ一作いかが。お待ちしています。
>>87 一輪車
破裂修復征公園 パンク直して公園ゆけば
少年遊興作環円 今日も友らと輪をなし興ず
前進後退操自在 前進後退思うがままに
歓声殷殷響延延 さざめく歓声いつまでも
#この板に 来てから今日で 三ヶ月。
- 99 :
- 経国済民已失時 国を治め人民を救う時期をすでに失ったのだろうか
日本離職到五分 失業率は5%になろうとしている
宰相小泉成救世 きっと小泉さんが乱れた世の中を良くしてくれる
輝来明日願万民 輝ける明日が来ることは、万民の願い
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