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2012年07月懐メロ洋楽189: ブラッド・スエット&ティアーズって知ってるけ? (637) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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ブラッド・スエット&ティアーズって知ってるけ?


1 :2006/02/01 〜 最終レス :2012/10/06
語ってくれ

2 :
BS&Tの各データは以下にも満載だよ♪
http://www.rdrop.com/users/rickert/bst.html
当板ではバンド創設者のアル・クーパースレ
http://bubble4.2ch.net/test/read.cgi/natsumeloe/1114888190/l50
が参考かな。
1971年春の初来日はその後の外タレ来日ラッシュの先駆けだったね。
あの時の日本公演の音源もどこかで出回ってはいるらしいが入手したいね


3 :
これですか?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000261CC

4 :
>>3
マジレスすると(釣りなら今後は勘弁ね)全然の別物。
beersではなくtearsね。
あとBlood, Sweat & No TearsというバンドもBS&Tとは
まったくの別物。

5 :
You've Made Me So Very Happy が大好きだったよ
直ぐにも聞きたいね どっかで聞けるかなぁ

6 :
一連の再発もんで、これはってのはある?
ライド・キャプテン・ライドをちょっと聴いてみたいけど……

7 :
>>6
ベストものではないけどライブだから実質ベストもの。
http://www.rdrop.com/users/rickert/live.html
70年代半ばのこの時期バンド創設時メンバーはボビー・コロンビー(drm)のみ
だが、楽器テクはやはり凄いぞ。
メンバーは今をときめくマイク・スターン(g)などなど。
なおジャコ(b)が参加する少し前の音源。

8 :
>>7
なるほど、良さそうですね♪

9 :
http://bubble4.2ch.net/test/read.cgi/natsumeloe/1080405233/246
からの続です。
>244
>BSTのジャコバストリアス在籍時の音源も聴いたことがないねえ。
ジャコはロン・マクルーアが抜けた後の約二ヶ月間、地方でくすぶっていた自分を
発掘しデビューアルバムのプロデュサーでもあるボビー・コロンビー(drm)が取り仕切る
当時のBS&Tのベーシスト としてツアーに参加した。ブートでも何でも 手にはいれば
いいのだが...
>’76年来日公演のギターはマイクスターンだったんだろうか?。
>当時あまり有名じゃなかったしスティーブカッツと違うタイプの
>ギターだというくらいの認識しかなかったけど。
間違いなくマイク・スターンでした。広島公演を見たけどテレキャスを
かき鳴らしていてテクは印象に今でも残っているね。カッツとは根本から
違うギタリスト。
ちなみにBS&Tにバークリー音楽院での弟子スターンを紹介したのはジャコの
友人でもあったパット・メセニー。
パットはずいぶん若かったけどバークリーの先生だったんだよね。
マイルスが70年代後期の復帰作で「現代のジミヘンみたいなギタリストを!」
と所望しスターンに白羽の矢が立ちマイルスバンドに参加しジャズ界にも
知られた存在になったんだね。


10 :
>244
>昨年ダックハリガンがピアノトリオでアルバム出したらしいね。
Dick Halliganのピアノトリオ、入手可能なのかな?
3thのHe's A Runnerでの洗練されたピアノトリオみたいだといいね♪
ぜひ入手したいです。

11 :
個人的にはあのジムフィルダーとボビーコロンビーが
作り出す絶妙なリズムセクションはロック史上に輝く
素晴らしいコンボであり、いつか1度でいいので
再現してくれないかと願っている。

12 :
ジム・フィルダーいいよね。
何とかボビーと一緒にやっていけなかったのかなあ。
あとこれはオレだけかもしれないけど、
フレッド・リプシウスのアレンジってすごいよね。
グラミーをもらったのはディック・ハリガンだけど、
「ハイ・デ・ホー」の後半のブラス、
「ゴー・ダウン・ギャンブリン」のラストのアンサンブル、
「バレンタイン・デイ」のやっぱり後半のブラス、どれもユニークだ。
ところでオレは「BS&T4」は初回プレスのアナログしか持っていないのだが、
「バレンタイン・デイ」のトランペットソロは
チャック・ウィンフィールドなのかな。
ルー・ソロフにしてはあまり鋭くないから。
そのかわりバックで吹いているのがルーなのかな。
知っている人がいたら教えてください。

13 :
ダックハリガンとフレッドリプシャウスのアレンジの
凄さは双璧と思うぞ。
よくも同じグループに二人いたと思ったよ。

14 :
>>11
コロンビーとフィルダーのドラムとベースの絶妙なコンビネイション
については>>2のリンクから行けるフィルダーへのインタビュー画面
http://www.rdrop.com/users/rickert/fielder.htmlの画面中ほどの
[1969]
>Q: How would you describe the BS&T rhythm section?
以下に本人が言及。ほんの3行です。誰か翻訳のうまい人、和訳キボンヌ
>>12
私もバックがルー・ソロフだと思う。ちなみにチャックは「基礎がよくできた
トランペッター」とBS&T3の日本盤オリジナルアナログLPのライナーに
あったとも記憶。

15 :
>14
>私もバックがルー・ソロフだと思う。
同感。スピニングホイール、マックエビル変奏曲、マンハッタンジャズクインテットでの
ソロを聴くとバレンタインデーのペットソロのフロントがフーソロフじゃなさそうだと
思ってたよ。
ちなみにバレンタインデー、ハイオンザマウンテン、リサリッスントゥミーなど
スティーブカッツが作った曲。ブラスがウリのBSTにあっても歌心が随所に出てて
暖かいねえ。

16 :
>>15
リサリッスントゥミーは確認済みだが作曲はスティーブカッツではなく
ディック・ハリガン(アレンジも)。作詞はD・Cトーマス。
1970年ののバーブラ・ストライサンド主演の映画「フクロウと仔猫ちゃん」
の音楽担当はディック・ハリガンだが。もしかしてリサリッスントゥミー
はその映画で使われた曲なのかもしれない。(違っていたらスマソ)


17 :
>>16
>リサリッスントゥミーは確認済みだが作曲はスティーブカッツではなく
>ディック・ハリガン(アレンジも)。作詞はD・Cトーマス。
おお、レスサンクス。イントロのギターの印象が強くて思い違いをしたようだ。
ちなみにバレンタインデイはゴーダウンギャンブリンかリサリッスントゥミーの
どちらかのシングル版のB面だったけどどっちだっけ?。
ちなみに5thからメンバーだったラリーウィリスは80年代後半斑尾ジャズフェスティバルに
どこかのピアニストで来日してたなあ。当時テレビで見てビックリこいたよ。

18 :
初来日、武道館に見に行ったなぁ。
あの頃は呼び屋はロック関係はキョードーだったな。
まだ、ウドーが打ち立てた腐ったチケット販売システムのない良き時代だったな。

19 :
>>17
ゴーダウンギャンブリンのB面だったような気がする。ただ、A面のほうも
途中からの器楽ソロの部分をカットしてたよね。おいしい部分をカットした
ソニー担当者の気がしれない。
ちなみにサンタナの「哀愁のヨーロッパ」も最後部のギターソロのクライマックス
部分をシングル盤では削っていたな。これ聴いたときすぐにゴーダウンガンブリンの
シングルを思い出した記憶あり。多分、同じ担当者だね。B4の「ヘイ・ジュード」の
シングルがカットゼロに比べたらえらい違いだ。

20 :
>ラリーウィリスは...
そもそもジャッキー・マクリーンのカルテットなどで活躍していた
実力派だからなあ。すぐにBS&Tを脱退したジョー・ヘンダーソンとのコラボレイション
聴きたかったのに..
元BS&Tのジャズミュージシャンたちはストレートアヘッドジャズに
戻っているのが目立つね。ヘンダーソン然り、ルー・ソロフ然り、ロン・マクルーア
然りなどなど
ただBS&T在籍のジャコを聴きたかったのは漏れだけか...

21 :
サンタナの「哀愁のヨーロッパ」のシングルカット盤について言及したが、
最後部のカットは漏れの勘違いで実際はラジオ放送での終盤カットだったのかも
しれない。ソニーの元担当者さん、ごめんなさい。
ゴーダウンギャンブリンについては記憶どおりとの自信はある。

22 :
>20
90年代初頭にニューヨークのスタジオミュージシャンが
演奏したストレートアヘッドなジャズのアルバムがあるけど
ジョージワデニウスとかロンマクレアなど元BSTのメンバー
テンコ盛り。

23 :
ルーソロフのソロアルバムで
アイラブユーモアザンユールエバーノウのカバーがあったねえ。
マンハッタンジャズクインテットで黒い炎を演奏するのは
ちょっとカンベンと思ったけど。

24 :
ルーソロフはソロアルバムではマイク・スターンを大幅に
フューチャーした作品を持っている。
あとルーはラリー・ウィルスやルー・マリーノ(5theからメンバー)
とも組んだ自己名義アルバムがある。
ちなみにルー・マリーノはBS&Tを去った後は2thでちょい参加のトランペッターのアラン・ルービン
とともにブルース・ブラザーズの正式メンバー。

25 :
みんな知ってるようなことを書いて悪いが、
J.ガイルズバンドの「フリーズ・フレイム」でフィーチャーされているホーンはすごいぞ。
ランディ・ブレッカー、ルー・マリ二、トム・マローンにアラン・ルービン、
おまけにルー・ソロフとMJQで組んだジョージ・ヤングというスゴ腕揃い。
(あとひとり、ロニー・キューバーという人だけど、ごめん、オレこの人知らない)
そういえばJGBは、マイケル・ブレッカーにソロを吹いてもらったり、
BS&Tファミリーとは縁が深いな。
トムは、ザ・バンドの「ラスト・ワルツ」にも参加して、
アレンジまでしている。しかもいろんな楽器をこなすし。
ドナルド・ダック・ダンやスティーヴ・クロッパーとも共演したはずだし、
ほんとにアメリカン・ロックを代表するプレイヤーと言っていいと思う。
知名度が低いのは、控えめな性格の人ってことなのかな。

26 :
>>25
ほう、それは知らなかった。ありがとん。
ラストワルツの件も持っているだけに新鮮な喜び。英文のライナー
なんて読まない(読めない^^;)しな。
トムはジャズ界ではかなり知られているんじゃない?例えばジャズの名盤で
「プレイズ ジミヘンドリクス」というギルエバンス楽団(ジミが亡くなるころの
録音でジミ本人も生前これを楽しみにしていたという)名義の作品があるが
これでアレンジを主に担当したのは御大ギルではなくトム・マローン。(今度
ない英語力でライナー確認してみるが確かそう)
だからNO SWEATからのBS&T参加の時点でジョーヘンダースンほどでは
もちろんないが、トムに関しては「すわっ、大物入団か」みたいな感じだったの
だと思うよ。
トムは種々の管楽器だけではなくエレキ・ベースもやるね。73年あたりのストックホルム
での正規音源ライブでも曲によってはジム・フィルダーと一緒にベースを弾いている箇所も
ある。


27 :
>26
>トムはジャズ界ではかなり知られているんじゃない?
残念だけどあまりメジャーじゃなくて一人のスタジオミュージシャンって感じ。
>トムは種々の管楽器だけではなくエレキ・ベースもやるね。
ノースウェットのB面の1曲目で弾いている。なかなかのものだよ。

28 :
>>21関連
>ゴーダウンギャンブリンについては記憶どおりとの自信はある。
その通りだった。当時のシングルカットされた同曲は2分45秒。
一方、LPでの同曲は4分15秒。
つまり、シングル盤ではかなりの部分がカットされている。
>>27
>ノースウェットのB面の1曲目で弾いている。なかなかのものだよ。
一方、ジム・フィルダーはギターも弾いているね。ベースのような職人芸
はないけどね。

29 :
「バレンタイン・デイ」のトランペット・ソロはルー・ソロフです。
バックのピッコロ・トランペットはルーがオーバー・ダブしたもの。
チャック・ウィンフイールドは所謂リード・トランペット・パートなので
基本的にソロは吹かない。
昔LPで出ていた「ビッグ・サー・フェスティバル」に「マック・エヴィル」1曲だけ
収録されていたが、クレイトン=トーマスとルーの凄さ、ジムとボビーのコンビネーションの
素晴らしさが際立った名演奏だった。残りの音源とあわせてCD化してくれないかな。
「ゴー・ダウン・ギャンブリン」のシングル盤は、イントロとバージェロンの
チューバのソロ等が大幅にカットされたバージョンで、LP時代のベスト盤に
「スピニング・ホイール」短縮版とあわせて収録されていたが
同じジャケのCDは、ロング・バージョンに差し替えられていてがっかり。
この時代のブートLPを持ってるけど、楽器のソロが延々と続く、ある意味素晴らしいバンドの姿が記録されている。
これを聴くとクレイトン=トーマスの脱退のホントの理由が良くわかるね。

30 :
訃報、ドン・アライアス(per,drm)
ドンは>>9で言及した76年日本公演の時のドラマー。創立メンバーの
ボビー・コロンビーに代わり一時的にBS&Tのドラマーだった人。
同公演でのドラムはよく覚えている。チック・コリアの「スペイン」のテーマ
リフの際のバチ合わせは特にかっこよかったね。
アンコールではドンが一人でボンゴソロをやった。ちょうどそのころジャコのデビューアルバム
(ボビー・コロンビーがプロデュース)で彼がやった「ドナ・リー」でのコンガの
ラインのような感じだったね。
いずれにせよ名ドラマー、パーカッショニストの訃報に合掌。

31 :
>>29
「スピニング・ホイール」短縮版
同曲のソロパート友情ははルーのトランペットソロだよね。
ただ、そこがスティーブ・カッツのギターソロになっているのを昔
ラジオで聴いた記憶があります。
もしかして71年ごろ出た来日記念版「栄光のBS&T」あたりではその
バージョンの「スピニング・ホイール」がはいってるのかな。

32 :
誤打訂正。sorry
同曲のソロパート友情はは

同曲のソロパートは通常は

33 :
>31
>もしかして71年ごろ出た来日記念版「栄光のBS&T」あたりではその
>バージョンの「スピニング・ホイール」がはいってるのかな。
LP版のGreatest Hits (1972)輸入盤だったと思う。
今段ボール箱の中なので確認出来ないけど多分これ。
短縮&差し替えはCBSの意向で行われたようだが
ルーはこの差し替えの件についてインタビューでかなり怒ってた。
バージェロンはどうだったんだろうね。
ケーブルTVで「ノー・スウェット」時代のミュージック・ラーデン出演映像が放映された。
演奏は「ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド」「スノウ・クイーン(後半カット)」「インナー・クライシス」で
ウィリスのソロにあわせてインタープレイを繰り広げるジムとボビーはホントに凄い。
トム"ボーンズ"マローンのトランペット・ソロも聴けたがあんまり上手くなかった。
やっぱりトロンボーンの人なんだね。ちなみにLDで出ていたスウェーデンのライブ(冬の野外!)で
「バック・アップ・アゲインスト...」でエレクトリック・ベースを弾く姿が観られる。
ケーブルでは他の番組で「オールモスト・ソーリー」も放映されたようだが観逃した。
ミュージック・ラーデンの映像はLDでランディ・ニューマン作の「セイル・アウェイ」が出た事が有ったので
全部まとめてDVDにならないかと密かに期待してるのだが。

34 :
>>33
情報ありがとう。ただルーは後にジャズ界で人気を博しだしたMJQの初期
ごろSJ誌インタビューでBS&Tのセカンドアルバムでの自分の使われ方
や録音方法に批判めいたことは言ってたね。というか言外に「所詮はロック・ポップの
アルバムだから」というふうな言い回しだったと記憶。
ミュージック・ラーデンの映像に限らず、いろんな音源・映像の販売が待たれるね。
スウェーデンのライブ(冬の野外!)はLDで持ってるけど映像の中でジム・フィルダー
のクレジット言及がありません。どうしてだろ?コロンビーとジムは不仲?
ちなみに80年代80年代半ば過ぎごろジムはニール・セダカのバンドに入り来日ライブ
もやりました。後で知ったのだが広島ではホテルでのディナーショーだったらしい。
ジムの絶妙のベースライン見たかった!

35 :
誤打訂正。
80年代80年代半ば過ぎごろ

80年代半ば過ぎごろ

36 :
>「所詮はロック・ポップのアルバムだから」というふうな言い回しだったと記憶。
 他のインタビューでは、ルーはあの時代についてそんなに悪い言い方はしてなかった。
収入は以前の10倍位になってリムジンで送り迎えをしてもらっていたらしいし、
編曲なんかにもアイデア出したり、ライブの時もソロ・スペースがタップリ与えられて
割と好きにやっていたようだ。ただツアーに出て毎回同じヒット曲をやらなきゃならないのが
苦痛になって来て辞めたと言っていた。その後はファースト・コールとしてスタジオの仕事に
引っ張りだこになり、その一方でユニオンで決められた最低限のギャラしかもらえないにもかかわらず
ギルのバンドに参加、クリエイティブな音楽を演奏する欲求を満たしていたという事だ。。
ソロ・アルバムでもロック的な曲もよく取り上げている位だからジャンル的なこだわりは無いんじゃないかな。
>映像の中でジム・フィルダーのクレジット言及がありません。どうしてだろ?コロンビーとジムは不仲?
 単に制作放映したTV曲のミスだと思う。
アル・クーパーの話だと、ボビーはリーダー/プロデューサーという立場で
他のメンバーよりかなり高額のギャラとロイヤリティを取っていたらしいから険悪になった
時期も有ったらしいけど、別に喧嘩した訳でもないようだしおかしな関係ではなさそうだ。
シカゴとガルシオの関係ほどひどくはないと思うよ。
ボビーはプロデューサー業で成功してドラムはもう叩いていないので、住む世界が違ってしまい
以前のような交流が無くなっただけだと思う。
アルのジョークだと思うけどボビーの車のナンバーは「元ドラマー」だそうだ。
ボビーはアルのソロ・アルバムにも参加してるしその後も付き合いが有るようで、
他のメンバーとも所謂芸能ゴシップ的な関係ではなさそうだね。

37 :
ルーは確かに自己のソロアルバムにロック奏法色の強いマイク・スターンを
大胆に使いエルビン・ジョーンズなど純粋ジャズと共演させていてピアノレス
の絶妙のブレンドをかもし出した4ビートアルバムを発表しているから確かに
おっしゃるとおりジャンル的なこだわりは薄かったのかもしれないね。
そのあたりはさすがルーはギル・エバンズ一家の番頭格だね。
ジムは近年アルのライブにも参加しているし多分、現役バリバリ。コロンビーの
ドラムの腕が落ちていないのならもう一度あの黄金コンビのリズムラインを聴きたいね♪


38 :
昔、BSで放映されたアル・クーパーのボトム・ライン・ライブで、
Child is Father to The Man Bandのメンバー紹介の時に、
他のメンバーよりもカッツやリプシャスを紹介する時アルは少し嬉しそうだった。
音楽的な事は別にして今でも親密な感じがうかがえる素敵なシーンで、
カッツが照れくさそうに観客の拍手に応えながら次の曲の準備をしていたのが微笑ましかった。
クレイトン=トーマスとアルは交流が無いみたいだけど、ルーやリプシャスは最近もそれぞれと
仕事をしてるようだし、元気なうちに再会ライブみたいのをやって欲しいね。

39 :
とこかでBland New Dayと、同時期に出た
クレイトン=トーマスのソロ・アルバムの2枚を
CD化してくれないかな。
出るとしたらWonderland Birdあたりだろうけど。

40 :
>>39
>出るとしたらWonderland Birdあたりだろうけど。
正しくはWounded Bird Recordsですね。


41 :
ありゃま、こりゃ失礼。なんで間違えたのか???
寝ぼけてたのかな・・・
クレイトン=トーマスのソロはサイドメンが豪華なので
売れると思うのだが。

42 :
クレイトン=トーマスのライブ・アルバムが出る。
B,S&T時代のヒット曲を沢山やっててちょっと楽しみ。

43 :
ソロフとかマローンってセッションワーク多いよね。
BONNIE TYLERのヒーローに参加しているのを見たときビクーリしたw

44 :
>ソロフとかマローンってセッションワーク多いよね。
彼らはN.Y.ファースト・コールのトップにいたからね。
あらゆる音楽の現場でセッション・メンバーを選ぶ時に最初に名前があがるメンツなのよ。
演奏力、読譜力、あらゆるスタイルの音楽に精通していて、おまけにジャズのアドリブも上手い、
ほとんど1テイクで済むのでスタジオ経費の節約にもなる。みんなギャラは高いけど
トータルでは彼らを雇った方が安上がりなのね。マローンにいたっては、
ポップスで使用されるほとんどの楽器を演奏出来るので、CMの仕事等はひとりでやっていたそうだ。

45 :
ご教示サンクスコ!
興味深いでつ

46 :
残るブランド・ニュー・デイCD化キボンヌ
確か当時レーベルメイトだったシャカ・カーンが参加してた。

47 :
「ブランド・ニュー・テイ」は、すべてのアレンジをトニー・クラトカがやってて
アルバムとしての統一感は有るし、1曲1曲丁寧に作られてはいるけど
上質のポップスになっちゃってて B,S&Tのアルバムというよりクレイトン=トーマスの
ソロ・アルバムみたいな感じ...ボブ・ジェームスがプロデュースした
「モア・ザン・エヴァー」よりはマシだけど。
同時期に出たクレイトン=トーマスのソロ・アルバム「クレイトン」の方が
ゲストも豪華でアレンジのアイデアや楽器のソロ等、こっちの方がB,S&Tっぽい。
スターンとサンボーンのソロ交換なんか結構燃える。

48 :
新宿のタワレコでBSTのライブDVD買った。
80年の新ラインナップでのもの。
画像も音もよくないしクレジットもメチャクチャでちょっとガッカリ。
この映像って昔LDで出てたのと同じなのかな?
あのLD見たさだけにプレイヤー買おうかと悩んだあの頃が懐かしい。

49 :
「ニュークリア・ブルース」の時のライブのようだけど
カナダのナイト・クラブでのライブだったLDやVHSとも違うみたいだね。
たしかLDとVHSも1曲だけ違ってたな。VHSはHi-Fiになる前で音が悪かった。
アルバムとはメンバーも違っていて、タワー・オブ・パワーの
ミック・ジレットがラッパ吹いてた(たぶんトラ)。
CDになってから出たライブと同じ頃ならラッパはブルース・キャシディ(ハゲ)
なはずだけど。とりあえず買ってみようかなぁ。

50 :
49
トンクス!
メンツはニュークリア・ブルースと同じで、トランペットはブルース・キャシディ(ハゲw)ですた。ハイ・デ・ホーでロング・ノートかましてますた。
ミック・ジレットがBSTにいたとは驚き!今はビル・チャンプリンのサンズのメンバーですね。
サンズはBSTの゙SAVED・・・゙をカバーしてますが、不思議な縁を感じるなぁ。

51 :
みんな存命?

52 :
後期メンバーではドン・アライアスが最近天に召されますた。

53 :
ドン・アライアスをメンバーと呼ぶには少し無理が有る。
コロンビーに代わってツアーに出てただけで、ドンがメンバーに入るなら
ジャコも、ということになる。
何度かアルバムにゲスト参加しているアーニー・ローレンスだって
正式メンバーとは言えないもんね。
ミック・ジレットもキャシディが抜けたんで急遽穴埋めでのツアー参加だろうし。
ちなみに同時にギターとベースのピルッチ兄弟とキーボードも抜けたようだから、
ニュークリア・ブルースの時のLDとVHSは臨時のメンバーでの収録だね。ヒドイなあ。
ベースのピルッチ弟はのちにホリー・コールのバンドに参加、録音も有ったと記憶。

54 :
久しぶりに75年頃のTVスペシャル(ジャニス・イアンとの共演)見た。
この頃の演奏もいいねえ。プレイヤーも皆達者だし。
バージェロンのチューバ・ソロに萌えw

55 :
>75年頃のTVスペシャル
それはTV放映されたものですか?

56 :
いや、昔入手したブーでつ

57 :
やっぱアル・クーパーよ

58 :
TV雑誌によると、8月5日(土)夜11時から黄金の洋楽ライブのワクで放映が有るようだ。
素材は何なんだろうね?


59 :
NHKサイトの番組表によると、
当時の熱気を伝える1970年のスウェーデンとオランダでのライブを紹介する。
とある。70年が正しければクレイトン=トーマス時代だが、
スウェーデンとオランダというあたりは、LDで出たジェリー・フィッシャー時代臭いな。
どっちにしても楽しみ。

60 :
収録は、スウェーデン(1970年9月)&オランダ(1970年10月)と
NHKの番宣に書いてある。
モノクロだけど1970年スウェーデン(ストックホルム)のライブは
VTRであるけどオランダ産は初出?

61 :
めずらしいクレイトン=トーマス時代が見られる訳ね。
素材はブートなのかな、それとも正規ルート?
いよいよコロンビーが素材放出で
近いうちに正規盤DVDが出るんだったら嬉しいのだが。

62 :
昨日の衛星放送、番組欄で偶然BS&Tライヴ見つけました。
「Go Down Gamblin'」が聴きたかったけど演奏内容は満足。
解説の雪之丞さんが気持ち悪かった。

63 :
現在のvoは3DNのチャック・ネグロンなんだね。ようつべに動画あったよ。何だかなぁ

64 :
BSで放送されたBS&Tのスウェーデンライブは、
新宿西口で昔出回っていたブートと同じ内容だったけど
恐ろしく音が良くなっていて、それはそれで二重丸。
オランダライブは初めて見たので、
リプシャス指揮のブラス遊びに感動。
しかし、番組後半シカゴなどのPVを延々見せるなら
オランダライブをもっと見せろ!!2曲じゃ。。。

65 :
>>63
どういう意味?今のBS&TのVOがネグロン。
BS&TはついこのあいだまでD・Cトーマスがバンド名使用料払って、最近
から同バンド名称抜きでやりはじめたと認識だが、ネグロンが新たにBS&Tの名で
Vしてるのですか?
「ようつべ」って?ネットで見られる動画?

66 :
訂正
今のBS&TのVOがネグロン。

今のBS&TのVOがネグロン?

67 :
>63,65
前から気にはなっていたんだけど
http://hemsidor.torget.se/users/j/jorge/bst_news.htm
の中で、
October 7. 2005 のニュースでネグロンの件に言及して、
ネグロンがシンガーとなって
BS&Tと3DNのレパートリーをやるバンドで、BS&Tじゃない・・・。
みたいな事が載っている。
誰か!スッキリさせてくれ。

68 :
転んビーがネグロンにライセンスしてるみたいね。

69 :
バンド名の権利はコロンビーとマネージメントのフレッド・ヘラーの会社が持っているはず。
楽曲の権利はバラバラだから良くわからんけど、クレイトン=トーマスは自作については
自分で権利を持っているしBS&Tとしてのバンド名もまだ押さえてるはず。カナダ限定かもしれないが。
編曲には著作権が認められていないから楽曲使用権さえクリア出来れば
誰でもBS&Tスタイルで録音・発売も出来る。売れるかどうかは別だけどね。
ネグロンの件は、プロモーションにBS&Tの名前を許可とって使っただけで
BS&T名義のバンドという訳ではないと思うよ。コロンビーは商売上手なユダヤ系で
未使用音源やライブ映像を出し渋ってるぐらいだから名義に関しても安売りは絶対しない。

70 :
ブートで出ていたのは知っていたが、実際に見てみると当時のバンドの凄さを再確認。
「悪魔を憐れむ歌」のような難曲ををライブでやるってのは凄いな。
クレイトン=トーマスとルー・ソロフのソロが無意味に長い「マック・エビル変奏曲」も別の意味で凄いが。
東京12チャンネルで放映した初来日ライブ、未放映分もあわせて出してくれないかな。
高くても買うぞ。
>「Go Down Gamblin'」が聴きたかったけど演奏内容は満足。
初来日の時にリハーサルでやってたらしいから、その後のライブ映像が解禁されれば
クレイトン=トーマスがギターを弾く姿が見られるかもね。
> リプシャス指揮のブラス遊びに感動。
指揮している姿は「エド・サリバン・ショー」でも見られたけどあんな遊びは無かったね。
かわりにクレイトン=トーマスが銅鑼のフェイントをやってたが。

71 :
>68,69
サンクス!
それにしてもBS&Tのネームバリュー(パワー)って
今でもあるんだね。







72 :
来日公演の映像、激しく希望します。
はるか以前「ナウ・エクスプロージョン」という番組で少しだけ見て感動しました。
「B、S&T;4」録音直後(直前?)だったから最高に充実していましたね。

73 :
HNK-BS見逃した。
無念。

74 :
NHKだったゴメン

75 :
>来日公演の映像、激しく希望します。
東京12チャンネル(当時)で土曜か日曜の昼に1時間番組として放映したんだよね。
凄いインパクトがあってその時は4曲入りのミニ・アルバムしか持ってなかったが
レコード店に走りアルバムをそろえた。その頃家庭用ビデオがあったなら、
テープがすり切れるまで繰り返し見ただろう。
その後、同じ時間帯でシカゴやチェイス(前後編2時間!)の来日公演もやってた。
業界関係者なら、その辺りの素材のコピーを密かに持ってる人がいるんだろうね。

76 :
>>75
レス感謝です。
その番組全部ご覧になったのですね。うらやましい限りです。
BSジャパンあたりで放送してくれないものかな。

77 :
8/5何気にBSテレビつけたらビックリしたよ。
知ってたらはじめから見るんだったけど。
一瞬白黒の画面みてトムジョーンズかと思い、声聞くまでトーマスとはわからなかったよ。
ダックハリガンやフレッドリプシャウスやスティーブカッツ、懐かしかったねえ。
1回目、2回目の来日公演テレビでやってくれないかなあ

78 :
でも、この間のBSのライブで「スピニング・ホイールズ」やらなかったね。残念。

79 :
プロモーション・ビデオってやつでしょうか。
http://www.youtube.com/watch?v=6LzqRXjBx_E

80 :
>新宿のタワレコでBSTのライブDVD買った。
>80年の新ラインナップでのもの。
注文しておいたのがやっと到着、ブートだよねコレ。
画質も音質もアレだけど、この第1期カナディアンB、S&Tも
なかなかタイトで良いバンドだった事がわかる。
ピルッチ兄のアコギや若さ丸出しのプレイが微笑ましいピルッチ弟のフレットレス、
キャシディが珍しいトランペッター用のスタイナー・ホーンを吹いている等、
結構見所はあったのでファンだったら価格も含めてお買い得かもね。
ラストのマニック・ディプレッションがキャシディのソロのところで
フェイドアウトされたのが何とも残念だけど。
「ニュークリア・ブルース」ライブ盤CDが今の所、実質的なラスト・アルバム
になるけど、このメンツでスタジオ録音をもう一枚聴いてみたかったな。

81 :
71年か72年頃ごろ兄が「BS&T5」というタイトルの海賊盤を買ってきたよ。まったく白地
なジャケットで小さくイノシシのロゴマークが貼ってある。
何か下記の情報以外のあればキボンヌ。もしかしてこれがハリガンやリプシャウスが
の最後の演奏の例の大晦日でのハワイかどこかでのコンサートなのかな?
むろん、クレジットも何も無く盤地は青いレコード。ただし音質は悪い。
素人録音のようだ。曲目「救い」「微笑みの研究」「モアアンドモア」「GOD BLESS THE CHILD」
「ママは上機嫌」アンコールは「And When I dieは大幅に器楽ソロが導入されていて、とりわけ長尺のリプシャスとコロンビーのバトル
は壮絶。
或いは「微笑み..」でのリプシャスに代わる、カッツの長いギターソロでこのとき生まれて
初めて漏れはオクターブ奏法なるものを聴いた。

82 :
誤打訂正
アンコールは「And When I dieは大幅に器楽ソロが

アンコールは「And When I die」。どの曲も大幅に器楽ソロが

83 :
ブルース・パートU

84 :
>81
同じLPを持ってる。
MDに落として今でも時々聴いてるけど、詳しいデータは未だにわかんないな。
ただこれが巷に出回ったのはもっと後だったと記憶している。
これを初めて聴いた時に、どの曲でも延々と器楽ソロが続きバンドの顔だったはずの
クレイトン=トーマスの存在感があまりに希薄なのに驚いた。
脱退当時、スター気取りだとか自作曲の印税を独占したいからだとか叩き上げの彼は
インテリばかりのメンバーとなじめなかっただとか色々言われたけど、
この海賊盤を聴いて脱退の本当の理由がわかったような気がした。おそらく、
ブリッジ的役割だったはずの器楽ソロがライブを重ねるたびにどんどん長くなり、
ほとんどジャズ・バンドと化した中で歌手のクレイトン=トーマスだけ浮いてしまったのが
ホントの原因なんじゃないかな。器楽ソロの間は彼は何もする事が無いから、
同じステージにいる意味が無い。初期の頃はパーカッションを担当していたりしたが
このライブの頃は器楽ソロの間は楽屋に引っ込んでたんじゃないかと想像出来る。
事実、復帰後のライブは器楽曲と歌モノはきっちり分けられていて、歌モノに挿入される
ソロもアルバムと同じ程度の長さに短縮され、器楽曲の演奏の間は
クレイトン=トーマスはステージにいないという構成になってる。
縦横無尽なバンド・サウンドとクレイトン=トーマスのパワフルなボーカルの
絶妙なバランスが売りだった第2期B,S&Tは、この海賊盤の頃にすでに崩壊していて、
彼が復帰後もボーカルがメインになったフォーマットに変わってしまったため、
第2期B,S&Tの興奮は戻って来なかったように思う。

85 :
>>84
レス、サンクス。
確かにおっしゃる当時のライブパフォーマンスがジャズ色が濃いいのに相反して
正規スタジオ盤の「BS&T4」がまるでトーマスのソロアルバムみたいに
トーマスメインだったね。
それから71年の来日時のML誌上でのカッツへのインタビューによるとカッツは
「私は一人だけオフステージでは意識してあるメンバーを避けている。欲望のままに
いきる人間は嫌いだ」と暗にトーマスとの不和をほのめかしているね。
それからコロンビーがジェリー・ハイマンを解雇しバージェロンを入れたのは
シカゴへの対抗意識じゃない?日本でもJ・パンコウは人気があったし
シカゴのサウンドのアレンジ面などの要でもあった。だけど、コロンビー
の思惑は音楽的にはともかく、畢竟は失敗だったんじゃないか?
トロンボーンは脇役でよかったんだよ。ソロフやリプシャス二人で器楽ソロの
フロントは十分ふだった。これにカッツやバージェロンが加われれば
そりゃ器楽ソロは長くもなるよ。

86 :
ま、私は当時からけっこうジャズ好きだから器楽ソロは長い
ほうがいいのだが...
そのぶんJ・ヘンダーソンの加入の音源があればうれしいね。
それからジャコのは...
これを期待するのはコルトレーンのバンドに短期間在籍していた
ウエスが活躍のを探すのと同じぐらい不可能だにゃ。

87 :
>それから71年の来日時のML誌上でのカッツへのインタビューによると
これもウチにあります・・・ダンボールの中ですが。たしか
公式のインタビューではなく親しい友人のライターへうっかりこぼしたグチみたいな感じで
もう少し柔らかい言い回しだったと記憶してますが、当時は
9人もメンバーがいれば1人位あわないヤツがいてももおかしくないなと思ったものです。
>それからコロンビーがジェリー・ハイマンを解雇しバージェロンを入れたのは
これは初耳。ハイマンは家庭の事情で、忙しくハードなツアー生活より
スタジオの仕事を選んだという話でしたが・・・
ホーンセクションが有るというだけで同列で語られる事が多かったシカゴですが、
彼らはギターのテリー・キャス以外は楽器のテクニシャンとは言えないし
ジャズの即興演奏は出来ないに等しかったので、B,S&Tのメンバー達は
シカゴをまったく別次元のバンドととらえていたので
特別なライバル意識は無かったのでは?
バージェロンの参加でバンド・サウンドに厚みが増したのに、
トータル・サウンドを狙った「4」では、ソロ・プレイ以外はあまり生かされていない。
様々な音楽的アイデアを詰め込み万華鏡のようだった「3」の路線こそが
彼らの魅力だったはずなのに、コロンビーとカッツは別路線を選択してしまった。
初来日前に録音した「ゴー・ダウン・ギャンブリン」とその後に録音したらしい他の曲の
ニュアンスが少しばかり違うのはその辺りに原因がありそうだ。
彼らの迷走はその頃から始まっていたようだね。
結果的にバンドの頭脳の半分=リブシャスと顔=トーマス、さらに頭脳の残り=ハリガンを
失う事になり、別のスタイルのバンドへの変身を余儀なくされる。
>そのぶんJ・ヘンダーソンの加入の音源があればうれしいね。
>それからジャコのは...
「ニュー・ブラッド」にボビー・ドイルのピアノが収録されている事から考えると
リハーサルには参加していたヘンダーソンの録音も有ると考えていいんじゃないかな。
ジャコに関しては、ジャコの「アーリー・イヤーズ」に収録が噂されていたし、
多数の未発表のスタジオ録音やライブ音源をコロンビーが管理しているのでいつかは
発表されるのではないかと秘かに期待している・・・長生きしないとね。


88 :
>>87
レス感謝。
BS&Tに関して凄い博学ですね。もしかして数年前ジャズ板(まだクラシック
板と合同だったころかな)でブレッカー兄弟のドリームス等についてお相手して
くださったお方かな?「今はもっぱらバッハ、モーツァルト等クラシックを好んで
聴かれている」ともおっしゃってたね。あっ、人違いならスマソでつ。
>「3」の路線こそが 彼らの魅力だったはずなのに、
セカンドがあまりに売れて内容も濃いかったぶん「3」は売り上げ面で
焦りがあったのかもしれない。だから日本盤「4」のライナーにあるよう
「4」はLisa,listen to meをA1に持ってくるコマーシャル路線だったんだね。
ところが、曲順だけじゃなく大幅に修正して発売になったということでライナー氏
は「コマーシャルにあらず」と解説してるね。事実、プロデューサーにジャズ批評家
でありリード奏者でもあるドン・ヘックマンをロイ・ハリーに加えて3人でコロンビー
は制作しています。チェイス出現後もダウンビート誌でBS&Tは圧倒的人気でしたし
POP界でも別格だったと思うね。ただ、いかんせん、例の3人の脱退が
痛い。これがうまくいかなかった原因のすべてですね。
カッツのへのインタビューはその通りです。カッツの奥さんはその日本人ライター
のローマ居住時代の知己。
ジェリー・ハイマンの解雇云々は私の想像でした。そういういきさつがあるとは
知らなかった。彼は今、西海岸で整体師として成功しているようですね。
>ジャコの「アーリー・イヤーズ」に収録が噂されていたし、
了解。アンテナ張っておきましょう♪


89 :
補足訂正です
だから日本盤「4」のライナーにあるよう
「4」はLisa,listen to meをA1に持ってくるコマーシャル路線だったんだね。

だから日本盤「4」のライナーにあるよう
「4」は当初の予定ではLisa,listen to meをA1に持ってくるコマーシャル路線だったんだね。


90 :
5th「ニューブラッド」の解説紙上座談会によると、リプシャウスはだんだん活躍の場が
制限されてきたいきさつがあったらしいね。そこに出ていた当時の某タレント評論家で
BS&Tのファン(とりわけ自称リプシャウスのファン)のK氏によるとそれは「愚かなる
民主主義」。
ディック・ハリガンは後の二人と違い、すぐに脱退したわけではない。
ジョー・ヘンダーソン等新メンバーを加え、今となっては幻の新生BS%Tとして
の写真は当時、雑誌で見た記憶あり。その中のハリガンは髭を長めに
蓄えたりして貫禄十分だったな。でも、その後、なぜ辞めてしまったのだろうか?
それからトーマスに変わる盲人ボーカリスト兼ピアノのボビー・ドイルの脱退については
当時の雑誌報道の中でのBS&T見解は「彼は基本的にブルースをやりたがっていた。それは我々の
方針とは違う」(趣意)だったと記憶。

91 :
>BS&Tに関して凄い博学ですね。
いえいえ、こちらのスレで教えてもらう事も多いです。
ちなみにご指摘の方とは別人です。
彼らのような折衷主義的な音楽をやるバンドについては
当時語れる人が少なかったので、ジャズ系の批評家からは「ロック」として、
ロック系の批評家からは「ジャズ」として切り捨てられる事が多く、
クロスオーバー/フュージョンの先駆的バンドにも関わらず
「ノー・スウェット」あたりからは極端に情報が少なくなってしまいました。
新譜が出ても短いレヴューが載るくらいで、ボブ・ジェームスが
プロデュースしたある意味話題作の「モア・ザン・エヴァー」は国内盤の発売が
見送られる等散々な扱いを受けるまでに至ります。情報が少なくなった分
貪欲に収集した結果、マニアックな人間が出来上がった次第。
最後に雑誌(SJ誌だったと思う)で見たのは、ビル・ティルマンに代わって
加入したグレゴリー・ハバードがイギリス・ツアー中にヘロインの過剰摂取で
亡くなり、メンバーはやる気を無くして解散必至みたいな記事でした。
すっかり解散したものと思っていたら突然の「ニュークリア・ブルース」の発売、
ウッドストック・リユニオンへの出演、そのバンドでの来日(ライブ・リポートが雑誌に載った)と
それぞれあまり話題になりませんでした。CD時代になっての再発には、新しいライナー・ノーツに
期待したのですが、昔の情報(LPのライナー)を元に論理を展開するようなものばかりでがっかりでした。
ネット時代になっても、特別驚くような事実が出て来た訳でもないですけどね。
>5th「ニューブラッド」の解説紙上座談会によると、
リプシャスは脱退後4,5年は音楽活動をしていなかったようで、
脱退の理由は音楽的な方向性の違いといった問題だけでは無いようです。
今野氏の発言も「4」を聴いた感想からの推測の域を出ていないのであまりアテになら無いと思いますよ。
当時の彼らは新婚さんばかりです。アメリカでは、子供が生まれたりすると
長期ツアーに出るのを嫌ってバンド活動を止める人も結構いますから、
案外そんな理由かも知れません・・・世界ツアーで半年以上も家を空ける訳に生きませんからね。
ヘンダーソン加入のアナウンスはハリガン脱退の後だったような・・・。
メンバー・チェンジの経緯は公式発表を元に作られた年表のような物が正しいと思います。
BS&T見解は初めて聞きました。
ボビー・ドイルはブルースというよりはR&B歌手なので、クレイトン=トーマスの後任としては
最適だと思って期待したのですが、他のメンバーもファンと同じような期待をした為に
比較されるのを嫌ったのではないかと推測してます。実際ジェリー・フィッシャーで
完成したアルバムは、フィッシャーの歌唱スタイルに編曲や録音・ミックスがマッチしていなくて
中途半端な感じでした。おそらくドイル用に用意された編曲をそのまま使ったのでしょう。
当初は2枚組というアナウンスがありましたが、後に発表された「タイム・リメンバード」を聴くと、
ギル・エヴァンスのような同曲や「R航海」のサウンドでの器楽演奏をあと1枚分ぐらい
録音していたのではないかと思います・・・今野氏も指摘していましたね。
色々バタバタした状態で発表された「5」ですが、編曲や録音・ミックスの問題もそうですが
曲順が最悪と思います。AB面のトップが「堤防決壊」「オーバー・ザ・ヒル」じゃあ
前作までのファンはすんなり入り込めないのでは・・・個人的にはA面「ソー・ロング・ディキシー」、
B面「アイ・キャント・ムーブ・ノー・マウンテン」で始めたいですね。
アルバム随一の名曲「ベルベット」のようなカッツのボーカル曲をB面にも欲しい。


92 :
「ニュー・ブラッド」は結構好きだった。
もちろんクオリティでは「4」が最高傑作。
「4」が日本で発売された時スイング・ジャーナル誌が満点の五つ星
を与えて絶賛していたのがうれしくて今でも憶えている。ちなみに評者は岩浪洋三だった。

93 :
>アルバム随一の名曲「ベルベット」のようなカッツのボーカル曲
同感です。
変にこねくり回さない編曲と演奏をバックにカッツ節が聴けるバラードで
ハリガンとは違った職人芸的なマリーニのflもいいですね・・・。
もう1曲同系の曲があったら「ニューブラッド」は数倍良かったでしょうね。
ちなみにフィッシャー時代の3枚は、ある意味ミュージシャンの見本市のようで
DCT復帰後よりも何か潔くて好きです。

94 :
>ヘンダーソン加入のアナウンスはハリガン脱退の後だったような・・・。
そうだったかもしれませんね。ただ、アルトとテナーの違いはあれリプシャス
の後任がヘンダーソンだから...ま、記憶は玉虫色ですが少なくともハリガンは
ある時期まではバンドに残るつもりであった証左が言及した幻の新生BS&T
の写真(ML誌)であったと思いますよ。
>BS&T見解は初めて聞きました。
>ボビー・ドイルはブルースというよりはR&B歌手なので
この記憶は間違いないと思います。当時私は中学生でしたが文言にある
「ブルース」とBS&Tサウンドの齟齬が気になった覚えがあります。
これもML誌ですが、翻訳編集者が「リズム&ブルース」を「ブルース」として
紹介したのであればなんとなく納得です。コロンビーはジャズ愛好一家に生まれ
実兄もセロニアウス・モンクのマネージャーですね。5以降のバンドの展開
から行っても彼はR&Bよりジャズ志向であると思います。

95 :
>>92
>ちなみに評者は岩浪洋三だった。
BS&Tの作品をSJ誌が評する時代があったのですね。
ちなみに岩波氏は日本で2thが発売のころ以後ある次期までML誌でも
常連で、例えば同誌の読者によるロックアルバム批評コンクールでも審査委員長を務めたり
していましたね。
同氏はその後はウェザー・リポートに肩入れした批評でも有名でしたが
BS&Tもかなり肩入れしていたと思います。W・Rのファーストのライナーでも
「ティアーズ」という曲目紹介で、実質何の脈絡もなくBS&Tに言及している箇所がありますね。
ま、このあたりは彼の愛すべき筆致ではありますが(笑)


96 :
第1期BS&Tの「子供は人類の父である」も好きだった。
アル・クーパー色が濃厚すぎるけど。
「アイ・キャント・クイット・ハー」がかっこよくてしびれました。

97 :
それにしてもデビューの「子供は人類の父である」でのデック・ハリガンの
存在感は薄いね。セカンドの縦横無尽の活躍ぶりとはえらい違いだ。
69年ごろにのML誌によるとBS&Tの第一期は例のリズムセクション4人プラス
リプシャスとブレッカーの6人。
第二期が「子供は人類の父である」の8人となっているね。
ハリガンはオリジナルメンバーにあらず?当然、否だよね?

98 :
ディック・ハリガンのサイト、知ってるけ?
http://www.richardhalligan.com/
洒落たピアノは健在♪なおかつ自身のジャズヴォーカルもなかなかの
もんだよ。
今はイタリアのジャズ界で「リチャード・ハリガン」として活躍だが
いつの日か、ブルーノートあたりでの来日ライブが望まれるね♪

99 :
>97
「子供は人類の父である」の時のハリガンはホーン・セクションの1員というだけだから、
存在感はトランペットのウェイスと変わらないよね。「2」「3」の成功は
リプシャスとハリガンの功績が大きいけど、メンバーの音楽性が奇跡的なバランスで
一致していたミラクルなアルバムで、誰が欠けても完成しえなかった
アメリカ・ポップ音楽史上の金字塔だと思いますね。
> 69年ごろにのML誌によるとBS&Tの第一期は例のリズムセクション4人プラス
当時は洋楽情報が少なかったり遅れたりしていたから、ライターのほとんどが
ダウンビートやローリングストーン誌の記事を翻訳してそのまんま書いていた。
元ネタが間違ってるとそのまんま載っちゃうからね。BS&Tなんて
アルバム出るまで誰も知らなかったんだし・・・当初は6人だったと言うレベルじゃないですかね。
後に収録されたデモ・バージョンはこの6人でやった可能性はあるけどね。
それにこの辺にこだわりだすと、アラン・ルービンはどうなるんだとか、
「ミラー・イメージ」に大量投入されているパーカッション奏者達はメンバーなのか?
アーニー・ローレンスは?デヴィッド・ブロンバーグは?というような話になる。
以下は沢山ある未解決の個人的疑問の一部。
「フクロウと子猫ちゃん」サントラがハリガン単独で作編曲されたのは何故なんだろう?
「ミラー・イメージ」のみ参加のジェリー・ラクロア、フィッシャーとは全く噛み合ない彼を
ボーカル/サックス奏者として起用したのは何故か?
「ブラン・ニュー・ディ」のライナーに有るコロンビーの謝辞に、
ラクロアとフィッシャーの名前が無いのは何故?

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